205: 2016/02/11(木) 01:20:11.01 ID:I+HapyAJ0


最初:駆逐戦隊!ショキカンジャー!!
前回:第三話「武器がほしい!」前編

ショキカンジャー本拠地

吹雪「さて、どうしようか…」

漣「うちらにできることはあるのかな~?」

電「前回のようにはいかないのです…」

叢雲「今日みたく、監視に参加してもあんまり意味ないでしょうし…」

五月雨「…じゃあ、夜に行くのはどう?」

吹雪「夜に?」

五月雨「うん。夜にだけ資材が消えないなんて、やっぱりおかしいよ」

五月雨「こっそり夜に行って、覗いてみよう」

叢雲「確かにそうね…やってみる価値はあるわ」

電「じゃあ、決まりなのです」

206: 2016/02/11(木) 01:20:44.06 ID:I+HapyAJ0
その夜

漣「漣の~怖い話~」ピカッ

叢雲「懐中電灯で遊ぶのやめなさい」

漣「その1…夜に出歩いていると、『夜戦…夜戦…』という謎の声が…」

電「それって…」

五月雨「川内さん、だよね…」

吹雪「確かにいつもそんな声がす…」


「夜戦ー!夜戦ー!」


五人「…」

吹雪「…行こうか」
207: 2016/02/11(木) 01:21:18.38 ID:I+HapyAJ0
吹雪「…そういえば叢雲ちゃん、本当にいいの?」コソッ

叢雲「何がよ」

吹雪「あの、武器のこと…」

叢雲「いいって言ってるでしょ」

吹雪「あれ、大切なものなんでしょ?」

叢雲「…何でそう思うのよ」

吹雪「だって、いつも大事そうに持ち歩いてるじゃない」

叢雲「…」

吹雪「それに、昼間のあれ…嘘だよね」

叢雲「あれって、どれよ」

吹雪「あの武器が支給されてたってことと、意味なんてないってこと…かな」

208: 2016/02/11(木) 01:21:47.65 ID:I+HapyAJ0
叢雲「…」

叢雲「…なんでわかったのよ」

吹雪「私たちが着任した本当に初めのころは、持ってなかったよね」

吹雪「でもその少しあとから、持つようになった…」

吹雪「支給されてたんなら、最初から持ってるよね」

吹雪「そして、持つようになったのには、何か理由がある、と思ったわけだよ」

叢雲「…すごいわね、あんた」

吹雪「お姉ちゃんだからね」フンス

叢雲「あ?」

吹雪「ごめんなさい何でもないです」

209: 2016/02/11(木) 01:22:41.42 ID:I+HapyAJ0
叢雲「確かにそのとおりよ。でも、持つようになった理由は教えないわ」

吹雪「何で?」

叢雲「それは…」

叢雲「…ものすごーく、かっこ悪い理由だからよ」

吹雪「…そっか」

吹雪「じゃあ、この話は終わり。そろそろ倉庫につくよ」

叢雲「そうね…」

210: 2016/02/11(木) 01:23:07.25 ID:I+HapyAJ0
倉庫前

漣「さて、開けてみますかな…」スッ

五月雨「待って、漣ちゃん」

漣「え?何?」ピタッ

五月雨「…何か、聞こえる」


「イーッシッシ!今日も大量に奪えるイー!」


五人「…」

電「これって…」

叢雲「間違いなく、あいつらね…」

吹雪「やっぱりか…」

211: 2016/02/11(木) 01:23:35.67 ID:I+HapyAJ0
「今日、あのショキカンジャーってやつらが来てたからちょっとビビったけど、なんてことなかったロー!」

「やっぱりセンスイ様の『姿を消す能力』は最強だハー!」


漣「姿を消す能力…?」

叢雲「…なんか、謎が解けそうね」


「それにしても、やっぱり周りに別の資材があると奪いにくいニー!動かしにくいニー!」

「仕方ないだロー。資材がただ『見えなくなってる』だけなのに気づかれたらおしまいだロー」


五人「…!」

五月雨「見えなくなってるだけ…?」

電「どういうことなのです…?」

212: 2016/02/11(木) 01:24:28.91 ID:I+HapyAJ0
「手の届くところの資材を消したらすぐバレちゃうイー」

「見えなくなってる資材だけさっさと奪うハー!」

「わかってる二ー!でも、見えてる資材も奪ってしまっていいんじゃないかニー?」

「バカ。そんなことしたら、またあいつら夜の警備始めちまうイー。そうしたら奪える量も減っちまうイー」


吹雪「なんとなく、わかってきたね…」

叢雲「とりあえず、あいつらぶちのめせばいいのかしら?」スクッ

五月雨「ダメだよ!今はショキブレスも持ってないし、また援軍が来たら大変なことになるよ!」

漣「ここは前と違って鎮守府のど真ん中だしね」

叢雲「くっ…」

213: 2016/02/11(木) 01:24:59.17 ID:I+HapyAJ0
「じゃあ、そろそろずらかるイー!資材は全部運んだかイー?」

「大丈夫だロー。さっさと帰るロー」


吹雪「!これ、出口に来ちゃうんじゃない!?」

電「ま、まずいのです!今見つかったら…!」

シーン

叢雲「…来ないわね」

吹雪「あれ?」

五月雨「音もしなくなったよ」

漣「どこから帰ったんでしょうな?」

五人「…」

吹雪「…とりあえず、帰ろうか」

214: 2016/02/11(木) 01:25:25.79 ID:I+HapyAJ0
ショキカンジャー本拠地

吹雪「とりあえず、あの話を聞いた限りでの、この事件の考察をまとめてみたけど…」

何故資材が減るのか?

・昼間のうちは資材が見えなくなっているだけ。センスイ?の能力らしい

・夜になると戦闘員たちが見えなくなった資材を運び出す

何故このような手段を?

・夜に必要以上に奪ってしまうと、警備を強化されてしまうため、昼に見えなくした分しか奪わない

・夜に警備されると、十分に奪えない(今回のようにのびのびと奪えない?)

・普通では手の届かない範囲しか資材を見えなくしない(すぐに手が届くとバレる)

何故昼に資材を見えなくする必要があるのか?夜に奪うだけではだめなのか?

・夜を中心に警備されてしまうから。昼は普通に人の目があるためどのみち奪えない

・精神攻撃も兼ねていると思われる。疲弊させることに目的が?(夜の警備をさせないため?)

215: 2016/02/11(木) 01:25:57.28 ID:I+HapyAJ0
五月雨「見えなくする能力か…」

叢雲「この間の空母棲姫みたいなやつの、『操る能力』と同じね」

電「資材が消える原因はわかったのです。でも…」

漣「奴らは、どこに消えたんでしょうな?」

吹雪「それなんだけど…普通の出入り口とは違う、あの人たちが使ってる出入り口が倉庫のどこかにあるんじゃないかな」

吹雪「そこに資材を運んで行って、そこから帰る…」

電「でも、それどこにあるのです?」

叢雲「資材を運べるほど大きい出入り口なら、すぐわかると思うけど」

五月雨「それも、見えない能力のせいじゃないかな…?」

漣「?どういうことかな?」

五月雨「出入り口も資材と同じように、私たちには見えなくしてるんじゃ…」

吹雪「なるほど、それなら」

叢雲「どちらにしろ、普通の出入り口じゃないでしょうね」

216: 2016/02/11(木) 01:26:24.32 ID:I+HapyAJ0
漣「さて、どうしましょうか?」

叢雲「警備しても無駄、ということがわかったから、長門さんたちには警備を中断してもらいましょう」

電「確かに、かなりお疲れだったのです」

吹雪「待って。それだと、こちらの考えが気づかれるかもしれない」

叢雲「?どういうことよ」

吹雪「私たちがこのトリックに気が付いたことは、相手に知られちゃいけない」

吹雪「知られると、相手に警戒されて、尻尾がつかみにくくなる」

吹雪「資材が消えた先や、謎の出入り口がどこにあるかわからなくなっちゃうかも…」

叢雲「じゃあ、あのまま警備させろっていうの!?」ガタッ

叢雲「私たちのショキブレスが戻ってくるまで、あと三日あるのよ!?それまで…!」

217: 2016/02/11(木) 01:26:53.79 ID:I+HapyAJ0
吹雪「気持ちはわかるよ、よくわかる」

吹雪「私だって、無理はさせたくないよ…」

吹雪「でも…」

五月雨「吹雪ちゃんの言う通りだよ」

五月雨「油断させておいて、一気に畳みかけるのが一番だと思う」

五月雨「…本当に、長門さんたちには申し訳ないとは思うけど…」

叢雲「…そうね。その通りだわ」

漣「珍しく熱いですな、叢雲ちゃん」

叢雲「…別に」

吹雪「…」

吹雪「とにかく、今日はもう遅いし、みんな寝よう」

漣「そうだね」

叢雲「…」

叢雲(なんでかしらね…)

218: 2016/02/11(木) 01:27:27.85 ID:I+HapyAJ0
工廠

明石「ついにできました!みんなの武器!」

夕張「さ、どうぞどうぞ」ササッ

吹雪「あれ?これ、前と同じショキブレスですよね」

電「武器はどうしたのです?」

明石「まあ、とりあえず変身してください」

五月雨「は、はい」

カチッ

五人「変身!」

デデッデデー デデッデデー デデー

シュィィィィン バァァァァァァン

明石「キター!!」

夕張「変身だーー!!」

叢雲「テンション高っ!」

219: 2016/02/11(木) 01:27:55.90 ID:I+HapyAJ0
電「そ、それで、武器はどうしたらいいのですか?」

明石「ああ、ごめんなさい。もう一度変身ボタンを押して」

漣「こう?」カチッ

ヒュボッ

漣「ファッ!?」

吹雪「きゅ、急に出てきた…!」

叢雲「前回も思ったけど、この謎技術どうなってるのよ…」

夕張「ふふふ、ヒーローモノの技術に突っ込むのは無粋ですよー」

220: 2016/02/11(木) 01:28:25.92 ID:I+HapyAJ0
夕張「じゃあ、説明するね」

夕張「手に持ってる武器は、普通に使ってる分にはただの武器なんだけど…」

夕張「念じると何か出ます」

吹雪「何かって何ですか!?」

夕張「何かっていうのは、それぞれの属性のアレよアレ」

電「属性って何なのです!?」

夕張「属性は属性よ。考えるな、感じろ。OK?」

漣「OK!」ズドン

叢雲「やめなさい」

221: 2016/02/11(木) 01:29:15.87 ID:I+HapyAJ0
夕張「じゃあ吹雪ちゃん。試しに剣に意識を集中させてみて」

吹雪「は、はい」

吹雪「…」

ボッ

吹雪の剣が炎をまとった!

吹雪「うわぁ!?」

明石「ははは。すごいでしょ」

叢雲「なにこれ、魔法?」

夕張「いいえ、科学の力です」

漣「かがくのちからってすげー!」

222: 2016/02/11(木) 01:29:42.79 ID:I+HapyAJ0
夕張「こんな感じで出てくるよ。今はまだうまく使えないだろうけど、使いこなすと、もっとすごいことができると思うよ」

五月雨「へぇ…すごいです」

夕張「吹雪ちゃんの属性は炎。叢雲ちゃんは地。漣ちゃんは風。電ちゃんは雷。五月雨ちゃんは水となっています」

漣「せんせー。ブラックに地、ピンクに風とはいかがなものでしょうか」

夕張「それは本当に迷ったんだけど…武器との相性を優先しました」

夕張「それにほら、属性が闇とか愛とかだったらいやでしょ?」

叢雲「愛属性って何よ…」

夕張「ちなみにこれを使うと、ちょっと体力を奪われちゃうから気を付けてね」

吹雪「ちょ、先に言ってくださいよ!」

夕張「ははは、ごめんごめん。もう一回念じれば止まるから」

223: 2016/02/11(木) 01:30:58.03 ID:I+HapyAJ0
明石「ちなみにこの武器、しまうにはもう一度ボタンを押すか、変身を解けばいいんだけど」

明石「叢雲ちゃんの武器にやろうとしてたみたいに、元々ある武器をベースにして作ると、そのまましまわれずに残っちゃうわけ」

明石「だから、いちいち持ち運んでないといけないわけで…そういった点ではよかったかも」

叢雲「そうね…別に、気にしてないったら」

吹雪「ありがとうございました!大事に使います!」

五月雨「あ、そうだ。夕張さん、明石さん。作ってほしいものが…」

夕張「ん?何?」


夕張「それくらいならすぐできるよ」

電「本当ですか?」

明石「ちょっと待ってね」

吹雪「よし、これで…!」

叢雲「あそこに乗りこめるわね」

224: 2016/02/11(木) 01:31:30.32 ID:I+HapyAJ0
倉庫

吹雪「あのー、みなさーん」

長門「ん?どうした?」

五月雨「提督がお呼びなので出てきてくださーい」

長門「提督が?いや、しかし…」

漣「倉庫のことなら大丈夫でーす。しばらく出てもらいますがー」

長門「うーん、まあ、仕方ない…」

倉庫前

吹雪「はい、じゃあここで待っててくださいね」

長門「ん?提督に呼ばれたんじゃないのか?」

電「ごめんなさい、嘘なのです」

長門「え?」

叢雲「さーて、ぶちのめしてやるわ…」

225: 2016/02/11(木) 01:32:06.27 ID:I+HapyAJ0
「…珍しいわね、警備を放棄するなんて…」

「センスイ様、これはチャンスだと思いますイー」

「あら、いたの?」

「しばらく戻ってこないって言ってたし、昼間ならその辺の少し奪っても大丈夫ですロー」

「ふむ…まあ、いいでしょう。一応、あなたたちも見えなくしてあげるわ」

「ありがとうございますハー」

「じゃあ早速…」

バンッ

「!!」

226: 2016/02/11(木) 01:32:34.04 ID:I+HapyAJ0
「も、もう帰ってきたイー?」ヒソヒソ

「動くんじゃないニー!バレちまうニー!」ヒソヒソ

「!しかもあいつら…!」ヒソヒソ

「ショキカンジャーだロー!しかもなんかおっかないの持ってるロー!」ヒソヒソ

「だ、大丈夫だハー。俺たちは見えてないんだハー」ヒソヒソ

「そ、そうだイー。このまま身を潜めていれば…」ヒソヒソ

叢雲「…」ピタッ

(…?どうしてここで立ち止ま)

叢雲「そこかぁーーー!!!」ズブリ

イ級?「イーーーーーーーーーーーー!!!」

227: 2016/02/11(木) 01:33:05.14 ID:I+HapyAJ0
イ級?「ど、どうして…」ガクッ

ハ級?(なんで場所がわかったハー!?見えてないはずじゃ…)

吹雪「そこぉ!!」ズバッ

ハ級?「ハーーーーーーー!!」

二級?(ふ、二人もやられたニー!偶然じゃないニー!)

電「命中…させちゃいます!」ブンッ

二級?「二ーーーーーーーーーーー!!」

ロ級?(に、逃げ…)

五月雨「やー!!」ズバッ

ロ級?「ローーーーーーーー!!」

228: 2016/02/11(木) 01:33:34.13 ID:I+HapyAJ0
センスイ(な、なぜ我々の位置がわかる!?あいつらは私の能力で見えていなかったはず!)

センスイ(何者なの!?奴らは!)

漣「お、あそこかー」ギリギリ

バシュンッ

センスイ「ヒィッ!?」シュバッ

漣「ちっ、外したか」

センスイ(こ、このままじゃまずい!撤退よ、撤退!)ダダッ

バタン

叢雲「ん、そこが出入り口ね」

吹雪「やっぱり効いたね、このサーモグラフィーゴーグル」

五月雨「見えなくなってるだけだからね」

漣「かがくのちからってすげー」

229: 2016/02/11(木) 01:34:24.06 ID:I+HapyAJ0
電「じゃあ、ここから降りればいいのです?」

吹雪「そうみたいだね。降りてみよう」

カッ…カッ…カッ…

五人「…!」

五人が階段を下りた先には、倉庫以上の広さの地下空間が広がっていた!

叢雲「なんて広さ…」

五月雨「いつのまにこんな…」

漣「資材もちゃんとあるね~」

吹雪「これで資材がどこにあるかはわかったね」

電「じゃあ、あの人を早く追うのです!」

五月雨「でもどこに…」

漣「あ、あっちに抜け道があるよ」

230: 2016/02/11(木) 01:35:03.91 ID:I+HapyAJ0
抜け道をしばらく行くと、外に出た

吹雪「ここは…?」

電「どこなのです…?」

叢雲「まだ鎮守府が見えるから、そう遠くはないわね」

五月雨「あ、見て!」

センスイが戦闘員を引き連れて逃げていた!

センスイ「はぁ…はぁ…」

イ級?「だ、大丈夫ですかイー?」

センスイ「つ、疲れた…これだから行きたくなかったのよ…」

ロ級?「でもセンスイ様じゃないと透明にはできないですしロー」

センスイ「そ、そうはいっても…」

231: 2016/02/11(木) 01:35:31.30 ID:I+HapyAJ0
センスイ「とにかく、ここまで来れば…」

吹雪「待ちなさい!」

センスイ「!!」

イ級?「こ、こいつら追ってきたイー!」

ハ級?「グヌヌ…さっき別の個体を殺されてしまったハー…!」

センスイ「な、何者なの!?お前たちは!」

吹雪「お、来たよ。とうとう最初に名乗れる時が」

漣「よっしゃ、キタコレ!」

232: 2016/02/11(木) 01:35:59.00 ID:I+HapyAJ0
デデッデデー デデッデデーン

吹雪「吹雪レッド!」

叢雲「叢雲ブラック!」

漣「漣ピンク!」

電「電イ工口ー!」

五月雨「五月雨ブルー!」


吹雪「五人そろって!」

五人「駆逐戦隊!ショキカンジャー!!」

バァァァァァァン

センスイ「…そうか、お前たちがショキカンジャー…!」

233: 2016/02/11(木) 01:36:25.13 ID:I+HapyAJ0
センスイ「クウボから話は聞いているわ」

漣「倉庫の資材を奪っていった悪行…許せる!」

叢雲「許してどうするのよ」

漣「あ、間違えた。許せん!」

五月雨「ここで倒させてもらいます!」

センスイ「仕方ない…イー!ロー!ハー!ニー!やっておしまい!」

「イー!」「ロー!」「ハー!」「ニー!」

五人(そんな名前だったんだ…!)

234: 2016/02/11(木) 01:36:57.85 ID:I+HapyAJ0
イー「イー!!」

吹雪「えいっ!」ズバッ

イー「グェッ」ドサッ

吹雪「え、何かリアル」

叢雲「喰らえ!!」ズブリ

ロー「うぐぁっ!!」ドサッ

叢雲「何でさっきまでと叫び声違うのよ」

ハー「よくもこいつらを…許せる!」ブンッ

五月雨「あなたもですか…たー!!」ドカッ

ハー「ぐはぁっ!?な、なんのこれしき…」

五月雨「あ、峰打ちだった」

漣「はーい、五月雨ちゃんどいてー」ギリギリ

バシュンッ グサッ

ハー「ば…ばかな…」ガクッ

235: 2016/02/11(木) 01:37:26.83 ID:I+HapyAJ0
ニー「ひぃ…!こ、殺されるニー!」

電「あ、あの…」

ニー「く、来るな…!お前の武器が一番凶悪だニー!」

電「で、でも…」

ニー「前も油断してやられたニー…今度は油断しないニー!」ジリッ

電「ご、ごめんなさい!」ブンッ

ニー「え?意外とリーチ長…」

グチャッ

ニー「…」

電「は、はわわ…」

236: 2016/02/11(木) 01:37:55.30 ID:I+HapyAJ0
吹雪「…あの、思ったんだけど…」

吹雪「見た感じ、そこまで傷深くないよね!?」

イー「…まあね」ピクピク

ロー「こ、今回はリアルを追及してみましたロー…」ピクピク

ハー「曲がりなりにも、ハーたちは戦闘員…ちょっとやそっとじゃ氏なないハー…」ピクピク

漣「マジかよ」

ニー「…」

漣「あれ?一人氏んでね?」

ニー「…せ、セーフ…」ガクッ

叢雲「アウトよ」

237: 2016/02/11(木) 01:38:34.96 ID:I+HapyAJ0
一方そのころ 倉庫の地下では

長門「吹雪の言ったとおり、しばらくしてから来てみたが…何だこれは!?」

陸奥「こんなところに隠してあったのね…」

明石「夕張ちゃん、早くしないと戦闘見逃しちゃうよ!」ダダッ

夕張「ちょっと待ってくださいよー!足は遅いんだからー!」

長門「…何をやってるんだあいつらは」

陸奥「さあ?」

夕張「うぅ…ん?」

夕張「これって…」スッ

明石「ちょっとー!!夕張ちゃーん!?」

夕張「は、はーい!」

238: 2016/02/11(木) 01:39:22.70 ID:I+HapyAJ0
センスイ「くっ…やはりただの戦闘員程度では…!」

叢雲「残るはあんただけね。大人しくなさい」

センスイ「ぐぅ…!」

イーたち「イー!!!!」ワラワラ

五月雨「うわ、また来た!」

電「この間よりも多いのです!」

センスイ「よし、よく来た!お前たち!」

センスイ「私の能力で、ステルス攻撃よ!」バッ

イーたち「イーーー!!」シュンッ

叢雲「!!消えた…!」

吹雪「大丈夫!このゴーグルで…!」スチャッ

イーたち「イーーーーーーーーー!!」ダダダ

吹雪「そこっ!!」ズバッ

イー「イー!!?」ドサッ

239: 2016/02/11(木) 01:39:49.10 ID:I+HapyAJ0
吹雪「大丈夫、問題ないよ!」

漣「一気に攻めろー!!」バシュバシュッ

グサグサッ

イー「イーーー!!」ドサッ

叢雲「ふんっ!」ズブッ

五月雨「ヤァー!!」ズバッ

電「えーい!」ドゴォ

イーたち「イーーーーーーーーーー!!??」ドゴーン

センスイ「…なるほど、あのゴーグルが私の能力を無効にしているのね」

センスイ「だったら…!」パチン

イーたち「イー!!」ババッ

イーたちは五人のゴーグルを奪おうとし始めた!

240: 2016/02/11(木) 01:40:19.22 ID:I+HapyAJ0
吹雪「うわ!?」

叢雲「ご、ゴーグルが…!この…!」

五月雨「と、取らないでー!」グググ

イーたち「イーーーーーー!!!」バッ

吹雪「ッ!しまっ…」

イーたち「イーーーーー!!」バキッ

五人はゴーグルを奪われて、壊されてしまった!

電「ま、まずいのです…!」

漣「ありゃー、大ピンチ?」

イー「イーーー!!」ドカッ

吹雪「ぐぁっ…!」

241: 2016/02/11(木) 01:40:47.74 ID:I+HapyAJ0
吹雪「くっ…仕方ない、武器を振り回すしかない!」

五月雨「でも、ちゃんと当てないと倒せないよ!」

吹雪「大丈夫!破壊力を上げれば…!」

叢雲「!なるほど、アレをやるのね…!」

電「わかったのです!」

漣「何か出ろ~!!」

シュボォォォォ!

五人の武器が、それぞれ炎、石、風、雷、水をまとった!

イー「イーッ!?そんなの反則だイー!!」

242: 2016/02/11(木) 01:41:15.63 ID:I+HapyAJ0
センスイ「うろたえるな!お前らのほうが有利なのに変わりない!隙を見てその武器を奪うのよ!」

イーたち「了解ですイー!!」ババッ

吹雪「はぁっ!!」ズババ

イーたち「イーーーーー!!?」メラメラ

吹雪「そう簡単には…」

叢雲「いかないわよっ!!」ズブッ

イー「イッーーーーー!!??」ドサッ

五月雨「くっ…でも」ズババ

電「キリがないのです…!」ドゴォ

漣「しつこーい!!」シュババッ

センスイ「ふふふ…いいわよ、そのまま追い詰めなさい…!」

243: 2016/02/11(木) 01:41:59.29 ID:I+HapyAJ0
吹雪「くっ…あと何人いるの…?」

叢雲「このままじゃ、まずい…!」

イー「イー!!」ドカッ

漣「うぐっ」

イー「イーーーーー!!」バッ

漣「うわ、しまった!」

イーたち「イーーーーーーッ!!」ババッ

五月雨「うわぁ!?」

電「そんな!?」

吹雪「ど、どうしよう…!?」

叢雲「くっ…やはり、見えないのは…!」

全員、武器を奪われてしまった!

244: 2016/02/11(木) 01:42:28.30 ID:I+HapyAJ0
センスイ「ホーッホッホッホ!よくやったわ、お前たち!そのまま地面に押さえつけなさい!」

イーたち「イーーー!!」ドンッ

電「くぅっ!?」

叢雲「クソっ…!」

そのまま全員、地面に押さえつけられてしまった

センスイ「さーて、どうしてくれようかしら…」

センスイ「このまま頃してもいいけど…人質にさせてもらおうかしら」

吹雪「…あなたたち、いったい何者なの!?」

245: 2016/02/11(木) 01:44:34.70 ID:I+HapyAJ0
センスイ「私たち?私たちは、秘密結社『ディープマリン』」

センスイ「あなたたち艦娘を壊滅させようと目論む団体よ」

五月雨「ディープマリン…!?」

漣「やっぱり、深海棲艦と関係が…!?」

センスイ「ふふ、どうかしらね」

246: 2016/02/11(木) 01:45:00.98 ID:I+HapyAJ0
センスイ「さて、そろそろ連れて行かせてもらおうかしら」

叢雲「ぐ…」グググ

叢雲は槍に手を伸ばそうとした

センスイ「あら、まだやる気なの?どうせ奪い返せないのに…」

センスイ「仕方ない、見せしめに…あんた、それ壊しなさい」

イー「了解ですイー」グググ

バキィ

叢雲「…!」

センスイ「ホホホ。いい気味ね」

叢雲「あんたたち…!」ギリッ

247: 2016/02/11(木) 01:45:28.83 ID:I+HapyAJ0
センスイ「じゃ、そろそろ…」

「待ちなさい!」

全員「!!?」

夕張「叢雲ちゃん、受け取って!」ビュンッ

グサッ

イー「イーーーーッ!!?」ジタバタ

夕張が投げたものが、叢雲を抑えていたイーに刺さった!

叢雲「…!せいッ!」ズボッ ドカッ

イー「ぐふぁっ!?」ゴロゴロ

248: 2016/02/11(木) 01:45:54.58 ID:I+HapyAJ0
叢雲「…!これ…」

夕張が投げたのは、夕張がなくした叢雲の武器だった

夕張「消えてた資材と一緒にあったの!」

夕張「ピンチみたいだから、使って!」

叢雲「…」

叢雲「ありがとう…」グッ

249: 2016/02/11(木) 01:46:23.27 ID:I+HapyAJ0
五人が鎮守府に着任したてのころ


提督『どうして一人で出撃したりしたんだ!』

叢雲『…悪かったわね』ボロッ

叢雲『解体するならどーぞ。好きにしなさい』

提督『…するわけないだろう』

叢雲『だったら、放っておいてよ』

提督『叢雲、俺は…!』

提督『俺は心配したんだぞ…!勝手に出撃して…沈んだらと思って…!』

叢雲『…』

250: 2016/02/11(木) 01:46:50.90 ID:I+HapyAJ0
提督『…どうして、こんなことを?』

叢雲『…あんたには関係ないでしょ』

提督『あるに決まってるだろ』

提督『お前らはみんな、俺の大事な部下だ…』

提督『そんな奴が、沈む寸前だったんだからな…』

叢雲『…』

叢雲『…訓練だけじゃ、足りないのよ』

提督『え?』

251: 2016/02/11(木) 01:47:34.68 ID:I+HapyAJ0
叢雲『実戦がないと…強くなれないのよ』

叢雲『私はまだ弱い…それはわかってる』

叢雲『だから、もっと強くなりたかったの』

提督『…』

提督『…それで沈んだら、意味がないだろうが…!』

叢雲『…』

提督『叢雲。お前は一人じゃない。仲間がいるじゃないか』

提督『吹雪も、漣も、電も、五月雨も…俺もだ』

提督『だから、もっと仲間を…』

叢雲『…だから、強くなりたかったのよ…!』

叢雲『仲間を守れるくらい、強く…!』

提督『そのために仲間を悲しませてどうする!!』

叢雲『…っ!』

252: 2016/02/11(木) 01:48:03.73 ID:I+HapyAJ0
提督『…叢雲。お前は艦娘として強くなる前に、まず心を強くする必要がある』

叢雲『心…?』

提督『ああ、心だ』

提督『強い心を持てば、たとえ、力がなくても…』

提督『大切な仲間を、守ることができる』

叢雲『でも、そんなの…』

提督『…』

253: 2016/02/11(木) 01:48:45.34 ID:I+HapyAJ0
提督『叢雲。これをやろう』スッ

叢雲『…?何よ、これ…』

提督『俺が以前、ある人からもらったものだ。マストをもとにした、槍のようなものらしい』

提督『その時に、今俺がお前に言ったことを言われた…』

叢雲『…』

提督『これを握りしめていると…不思議と、勇気がわいてくる』

叢雲『勇気が…?』

提督『ああ。果敢に困難に立ち向かい、決してあきらめない、強い心を持つことができる』

提督『そして、仲間を守ることができる…』

叢雲『…』

提督『信じるか信じないかはお前次第だ。だが、持っていてほしい』

提督『いつか、俺の言ったことがわかる日が来る…』


叢雲「…」

叢雲「…司令官」

叢雲「…いま、わかったわ…!」グッ

254: 2016/02/11(木) 01:49:15.62 ID:I+HapyAJ0
叢雲「はぁぁぁぁ!!」

グサッ

イー「イーーーーーー!!??」

叢雲「次ぃ!!」グサッ

イー「イーーーーーーッ!!」

センスイ「な、何!?」

センスイ「さっきまでと、動きが全然違う…」

イー「な、何でイーたちの位置がわかるイー!?」

叢雲「あんたたち武器持ってるでしょーが!」グサッ

イー「あ、そうか」ゲフゥ

255: 2016/02/11(木) 01:49:52.99 ID:I+HapyAJ0
イー(い、イーは武器持ってないからバレないイー!後ろから近づいて…)

ザッ

叢雲「!!そこかぁ!!」ズブッ

イー「イーーーーーーっ!!?」

イー(な、なんで…!)

イー(まさか、足音で…!)

吹雪「す、すごい…」

漣「う~ん、流石切り込み隊長」

256: 2016/02/11(木) 01:50:20.42 ID:I+HapyAJ0
叢雲「…これで、終わりかしら?」

センスイ「そ、そんなバカな…」

夕張「いいわよー!叢雲ちゃん!予備のサーモグラフィーで確認したけど、敵はいないよ!

明石「持ってきてよかったねー」

センスイ「し、仕方ない…こうなったら私に…!」スッ

シュンッ

センスイの姿が消えた!

257: 2016/02/11(木) 01:50:47.32 ID:I+HapyAJ0
叢雲「ふん、馬鹿ね。足音が聞こえた時点であんたをボコボコにしてやるわ」

センスイ「それはどうかしら!?」

ガッ

吹雪「え!?」

センスイ「そして…!」スッ

シュンッ

吹雪の姿も消えた!

漣「な、吹雪ちゃんが!」

五月雨「まさか、吹雪ちゃんを連れて…!」

電「大変なのです!」

258: 2016/02/11(木) 01:51:15.08 ID:I+HapyAJ0
センスイ「フハハハハ!これで私の位置がわかっても攻撃することはできまい!」

センスイ「私に攻撃したら、お前の仲間に当たるかもしれないからな!」

五月雨「そんな…!」

吹雪「叢雲ちゃん!私に構わず!」

叢雲「くっ…」

センスイ「ホーッホッホ!このままこの子は人質にさせてもらうわ!」ダダッ

叢雲「…」

叢雲「…なんてね」

ポチッ

ピピピピッ

吹雪のショキブレスから音が鳴りだした!

259: 2016/02/11(木) 01:51:45.41 ID:I+HapyAJ0
電「これは…通信音なのです!」

センスイ「ふっ、何かと思えば…音で位置を探るつもりでしょうが、状況は変わらないわ…」

センスイ「このまま…」

ピピピピッ

センスイ「…」

ピピピピッ

センスイ「…」

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

センスイ(うるせえええええええええええ!!)

260: 2016/02/11(木) 01:52:20.20 ID:I+HapyAJ0
センスイ(なにこれ、どうやって止めるの!?うるさすぎ!)

センスイ(多分、あの腕輪から鳴ってるから、この子の腕輪をどうにかすれば…)

センスイ(…)

センスイ(しまったああああああ!!これ私にも見えねええええええ!!)

センスイ(これ本当に見えなくするから、私にも見えないのよね…)

センスイ(仕方ない、一旦この子への能力を消して…)パチン

センスイ(ええと…持ちづらいわね、一旦地面において、と)

261: 2016/02/11(木) 01:52:49.64 ID:I+HapyAJ0
センスイ(あ、この点滅してるボタンを押せばいいのかしら?)ピッ

センスイ「よし、止まった!これであとは…」

『よし、止まった!これであとは…』

センスイ「え?」

センスイが気が付くと、叢雲が目の前まで来ていた

センスイ(しまった!!まだこの子を透明にしてな…)


叢雲「吹っ飛びなさああああああああああい!!!」

ドゴォォォォォォォォォ

センスイ「ちっくしょおおおおおおおお!!覚えてなさあああああああああい!!」ヒューン

キラーン

吹雪「…多分、飛んで行った…よね?」

叢雲「バカで助かったわ」

262: 2016/02/11(木) 01:53:23.87 ID:I+HapyAJ0
吹雪「叢雲ちゃん…ありがとう」

叢雲「いいのよ。礼には及ばないわ」

漣「おーい、二人ともー!」ダダッ

電「無事なのですー!?」

五月雨「叢雲ちゃん、かっこよかったよー!!」

叢雲「よかった…全員無事みたいね」

叢雲「本当によかった…私…」

吹雪「…叢雲ちゃん?」

叢雲「…いいえ、何でもないわ」

263: 2016/02/11(木) 01:53:52.42 ID:I+HapyAJ0
夕張「いやー、よかったよかった。何とか勝てたね」

明石「武器は…今回はあんまり役に立たなかったかな?」

五月雨「いえ、今回は相手が相手でしたし…」

明石「むむむ、さらなる改装をせねば…」

夕張「でも、叢雲ちゃんのそれは大活躍だったね!」

夕張「見つかってよかったよ本当に!」

叢雲「そうね…本当、よかったわ」

264: 2016/02/11(木) 01:54:19.35 ID:I+HapyAJ0
夕張「ところで、それは当初の予定通り改造する?」

叢雲「…あとで、元に戻せる?」

夕張「え?そりゃあできるけど」

叢雲「そう…なら、この戦いが終わるまではお願いするわ」

明石「そっか。あ、あと、さっき話した通り、ずっと持ち歩くことになるけどいいかな?」

叢雲「ええ、構わないわ」

叢雲「むしろ、そっちの方がいいかもしれないから…」

夕張「…そう」

叢雲「…」

265: 2016/02/11(木) 01:54:47.89 ID:I+HapyAJ0
──────────

──────

───

執務室

提督「よう。お手柄だったそうじゃないか」

叢雲「ええ、おかげさまでね」

提督「いいや、お前の強さのおかげさ」

叢雲「…そうね」

提督「…ようやく、わかったみたいだな」

叢雲「…」

叢雲「…一つ聞いてもいいかしら?」

提督「何だ?」

叢雲「どうして…これ、私に渡してくれたの?」

叢雲「他の誰かじゃなくて…」

266: 2016/02/11(木) 01:55:23.79 ID:I+HapyAJ0
提督「うーん、そうだな…」

提督「お前ら五人は、仲間を守りたいという気持ちは皆強かった」

提督「それこそ優劣はつけられないくらい…」

提督「だが、『強くなりたい』と、一番強く願っていたのは、お前だったからな」

提督「だからお前に、『強さ』を与えた」

叢雲「…なんだかわかったような、わからなかったような…」

提督「はは。正直なところ、俺にもよーわからん」

叢雲「はぁ?なによそれ」

提督「まあ気にするな。それより、今日も活動するんじゃないのか?」

叢雲「ああ、そうね。じゃあ、失礼するわ」

提督「ああ」

267: 2016/02/11(木) 01:55:50.52 ID:I+HapyAJ0
提督「…叢雲」

叢雲「何?」

提督「…強くなったな」

叢雲「…」

バタン

268: 2016/02/11(木) 01:56:20.27 ID:I+HapyAJ0
叢雲(私は、もっと強くなる…)

叢雲(単純な力じゃない、心の強さを手にして・・・)

グッ

叢雲「…よし!」

叢雲「ショキカンジャー、ブラックの叢雲!行くわよ!」

第三話「武器がほしい!」 艦

269: 2016/02/11(木) 01:56:51.11 ID:I+HapyAJ0
次回予告

ヨッシャー!とうとう漣の出番キタコレ!
おっと失敬失敬…
ピンクと言えばお色気担当!実はショキカンジャーのお色気担当は漣なのですよ!
え、全然合わない?んなバカな!
それにしても、戦隊と言えば物語の中盤あたりで人数が増えるのも定番ですね~
でもさすがにこのショキカンジャーにはもう…え?もう一人いる?マジで?

次回、第四話「もう一人の隊員!?」
ライディングデュエル、アクセラレーション!

270: 2016/02/11(木) 01:58:00.61 ID:An+cpGFi0

今回も楽しく読ませてもらった
続きが楽しみだ

引用: 駆逐戦隊!ショキカンジャー!!