1: 2018/08/28(火) 13:59:34.941 ID:zzQyXZUXa.net
チノちゃん「こっちおいで…怖くないですよ。おいで…」

野良俺「くるる…?」ジロジロ

野良俺「……あー!にぁぁ♡」トコトコ

チノちゃん「(よしよし、その調子です。もう少し…あと一歩…!)」

野良俺「あう!」ニッコォォ

チノちゃん「オラァッ!!!」ゲシィィッッ!!!!!!!

野良俺「きゃわぁんッ!??!」ドンガラガッシャ-ン

4: 2018/08/28(火) 14:01:10.576 ID:zzQyXZUXa.net
野良俺「おっ…?? うぉん!?」ピクピク

チノちゃん「ゴミ捨て場に蹴り込まれるとも知らず、のこのこ歩いてくる俺さんの間抜け顔最高でしたよ(笑) それでは」スタスタ

野良俺「ぴぎッ…!?ふぐ…あおおおおおん…!!!」シクシク

6: 2018/08/28(火) 14:01:31.561 ID:zzQyXZUXa.net
数日後

チノちゃん「また俺さんがいないか探していたら遅くなってしまいました。はやく帰らないと…」

お前ら「や、君可愛いね~?こんな時間に一人でうろついて平気なのかなぁ?」ニヤニヤ

お前ら2「よかったら僕たちが送ってあげようか~?」ニタァ

チノちゃん「ひっ…!」

物陰から様子を伺う俺「……」

9: 2018/08/28(火) 14:04:42.534 ID:zzQyXZUXa.net
チノちゃん「お、お気持ちはありがたいですが家はすぐそこなので…一人でも大丈夫です」

お前ら「おいおい、そんな冷たいこと言うなよ~!」グイッ

お前ら2「そうだよ。人の親切はありがたく受け取っておけって~(笑)」

チノちゃん「や、やめてください!どこに連れて行くつもりですか…!?離してっ」

野良俺「きゃうん!!」シュバッ

お前ら「うわっ!?なんだこいつ!すげぇブサイクな面してんな!」

お前ら2「化け物かよ!萎えたわ。行こうぜ!」

スタスタ

チノちゃん「はぁはぁ…俺さん!?どうして…?」

野良俺「……」

14: 2018/08/28(火) 14:09:02.121 ID:zzQyXZUXa.net
チノちゃん「もしかして…私のこと助けてくれたんですか…?」

野良俺「……」

チノちゃん「私は、俺さんにあんなに酷いことしたのに…?」

野良俺「あう!」ニコォォッ

チノちゃん「う…うう、俺さん!ごめんなさい!今までのこと謝ります!許してください!」ドゲザ

野良俺「わっ!?うあう…」トコトコ

野良俺「あーあー!にっ♪」

チノちゃん「オラァッ!!!!」ドゴォッ

野良俺「ぎゃいんッッ!??!」メキメキョォッ

チノちゃん「お前みたいな害獣駆除しただけで罪悪感に苛まれるわけないでしょ(笑)バカなんですか?氏んでください」

野良俺「うあああ…???」ズキズキズキ

18: 2018/08/28(火) 14:11:51.486 ID:zzQyXZUXa.net
チノちゃん「あーあーさっきの2人けっこうイケメンだったのになぁ。俺さんが邪魔したせいでどこかへ行っちゃったじゃないですか!どう責任とってくれるんですか!!」ゲシゲシ

野良俺「きゃっ…ういあッ」ビクゥンッ

チノちゃん「はぁはぁ…ペッ、今日はこのくらいにしてあげます。罰として明日も私に殴られに来てくださいね?」

チノちゃん「そうでもしないと俺さんが女の子に触れられる機会なんてないでしょうから、俺さんも嬉しいですよね(笑)?それじゃあ」スタスタ

野良俺「うぅ…」ピクピク

数分後

お前ら「わっ、さっきの娘どうしてるか見に来たら…」

お前ら2「ゴミが一匹落ちてるだけじゃん。やっぱもう帰っちゃったかな~」

野良俺「……」

22: 2018/08/28(火) 14:19:38.821 ID:zzQyXZUXa.net
数日後

野良俺「……きゃうう?」ムクッ

お前ら「あ、起きたかよ。心配したんだぜ?」

お前ら2「ゴミ捨て場でボロボロになって倒れてたからよぉ。手当してやったんだぞ。ほら、餌だ食え!」

野良俺「きゃっ、きゃ…あうう…」ヨロヨロ

ガツガツ…ムシャゴクッバクッ

お前ら「食べてる姿もブサイクだなぁ~(笑)」

お前ら2「いっぱい食べてはやく怪我治すんだぞ」

こうして俺は優しい2人のお兄さんに飼われて、生涯幸せに暮らしましたとさ


HAPPY END!

23: 2018/08/28(火) 14:20:33.170 ID:DoQZwr3T0.net
( ;∀;) イイハナシダナー

5: 2018/08/28(火) 14:01:25.346 ID:4t1ue7I8d.net
チノちゃんに動物がなつかない理由がこれ

引用: チノちゃん「あ、野良俺がいます」野良俺「くぅぅん…」