2: 2013/08/31(土) 11:35:46 ID:mxk.WvH2


ミカサ「」ハァ

エレン「何考えてんのか知らねぇが……オレは別にお前のこと嫌いじゃねぇぞ」

ミカサ「そう」

ミカサ「なら」

エレン「だって家族だろ?」グイグイ

ミカサ「チッ」グググ…
進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)
3: 2013/08/31(土) 11:36:49 ID:mxk.WvH2

ミカサ「最終目標はエレンと恋仲になること」

クリスタ「嫌われてなくてよかったね」

ミカサ「エレンはアルミンと付き合い始めた様子なの」

クリスタ「じゃあまずアルミンから取り返さなきゃね」

4: 2013/08/31(土) 11:38:39 ID:mxk.WvH2


エレン「スープの中に肉が入ってる」

アルミン「わぁ、エレン、ラッキーだね。きっと日頃の行いがいいからだよ」

エレン「お前にやるよ。お前は細いんだからたくさん食べて力付けなきゃいけねぇだろ」

アルミン「ええっ、いいよ。エレンが食べなよ」

エレン「いいから口開けろってホラ、アーンしろ」

アルミン「もう……あ、あーん///」

ミカサ「………」

6: 2013/08/31(土) 11:39:50 ID:mxk.WvH2


クリスタ「どうして二人の顔をスープ皿の中に突っ込んじゃったの?」

ミカサ「どっちに腹を立てればいいのか分からなくて……」

クリスタ「そういうときは、エレンにはミカサのをアーンしてあげればいいんだよ」

ミカサ「な、なるほど。勉強になった」

クリスタ「この経験を踏まえて、がんばって」

8: 2013/08/31(土) 11:41:31 ID:mxk.WvH2


ミカサ「エレン、さっきはごめんなさい」

エレン「ん?あぁ…勘弁しろよな。洗ったのに顔中スープの臭いがしてやがる」

ミカサ「本当に?それは大変」クンクン

エレン「野菜くせぇだろ?」

ミカサ「……」

9: 2013/08/31(土) 11:44:07 ID:mxk.WvH2


ミカサ「怒られた」

クリスタ「犬みたいに舐めちゃ駄目じゃない」

ミカサ「とても美味しそうな臭いがしたから」

クリスタ「普通の女の子は、好きな人の顔を唾液まみれにしないから」

ミカサ「そんなことはない」

クリスタ「ミカサが可愛い女の子であることをアピールしてみて」

ミカサ「わかった」

10: 2013/08/31(土) 11:46:48 ID:mxk.WvH2


ミカサ「エレン、今日はピンクのワンピースを着てみた」

エレン「ん?あぁ……」

ミカサ「……」クルクル

エレン「なんだよ。目が回っちまうぞ?おいライナー! クリスタの絵が落ちてんぜ。お前のじゃねえ?」

ミカサ「……」クルクル

ミカサ「……」ギュルルルル

11: 2013/08/31(土) 11:48:39 ID:mxk.WvH2


クリスタ「体当たりしないの」メッ

ミカサ「2秒しか見てくれなかったからつい」

クリスタ「ライナーったら私の絵を持ち歩かなくても、 私はここにいるのに///」

ミカサ「あなた達のように仲睦まじくなりたい」

クリスタ「ライナーは見つめると真っ赤になって可愛いんだよ」

ミカサ「見つめてみる」

12: 2013/08/31(土) 11:50:09 ID:mxk.WvH2


エレン「ミカサ、んなとこでボーッとしてると人にぶつかっちまうぞ?」

ミカサ「ええ」ジー

エレン「な、なんだよ?オレの顔に何か付いてんのか?」

ミカサ「ええ」ジー

エレン「どこだよ。教えろよ。なぁ……近くねぇか?おいミカ……ヒィッ!」

13: 2013/08/31(土) 11:51:20 ID:mxk.WvH2


クリスタ「見つめながら乳Oをつねるなんて…高度なテクニックだね」

ミカサ「エレンの警戒心は顔が近いことに集中していたから、体を触るには絶好のチャンスだった」

クリスタ「参考にさせてもらうね」

ミカサ「次は?」

クリスタ「男の人って頭を撫でられると、慣れてないせいで照れちゃうらしいよ」

14: 2013/08/31(土) 11:54:07 ID:mxk.WvH2


エレン「よっしゃあ!今日の対人格闘訓練負けなしだったぜ!」

アルミン「日に日に強くなってるね。もうじきアニにも勝てるんじゃないかな」

ミカサ「エレンならきっと勝てる」ナデナデ

エレン「あ?」

ミカサ「すごい。えらいえらい」ナデナデ

エレン「何すんだよ。ガキじゃあるまいし止めろよな」 ワシャワシャナデナデ

ミカサ「………」

ミカサ「……///」

15: 2013/08/31(土) 11:55:17 ID:mxk.WvH2


クリスタ「髪ボサボサだよ」

ミカサ「今日はこのままでいる」

クリスタ「脈なしって訳ではなさそうだね。次はさりげなく手を繋いでみたらどうかな?」

16: 2013/08/31(土) 11:57:08 ID:mxk.WvH2


ミカサ「エレン、アルミン。一緒に食堂まで行こう」

エレン「お前わざわざ待ってたのか?先に行ってても良かったんだぜ」

ミカサ「そんなことはできない」ギュッ

エレン「いい加減できるようになれよ」

ミカサ(拒否されなかった……)

ミカサ「///」ブンブン

17: 2013/08/31(土) 11:58:56 ID:mxk.WvH2

エレン「なぁアルミン、次の休みだけどオレとさ…」

ミカサ「////」ブンブンブンブン

アルミン「僕はその日用事があるからミカサと二人で行ってきたら?」

ミカサ「//////」ブンブンブンブンブンブ

エレン 「え!?またか…っ……ミカッサッ、おまっ。手っ! ウオッ」

ミカサ「////////」ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン

エレン「」ポーン

ミカサ「」

アルミン「ハンマー投げのようだね!?」

18: 2013/08/31(土) 12:00:02 ID:mxk.WvH2


ミカサ「感情が昂ってしまった」

クリスタ「投げられたせいで、エレンは今医務室だよ?」

ミカサ「反省している」

クリスタ「献身的に看病して、いいとこ見せてあげて」

ミカサ「わかった」

20: 2013/08/31(土) 12:06:21 ID:mxk.WvH2


ミカサ「エレン、具合はどう?」

エレン「よく顔出せたな。お前のせいでさんっざんだ!」

ミカサ「ごめんなさい」

アルミン「まあまあ。ミカサも悪気があったわけじゃなかったんだから」

エレン「当たり前だろ!わざとだったら承知しねぇよ 。全身痛くて動かせねぇしよ…」

22: 2013/08/31(土) 12:08:21 ID:mxk.WvH2


アルミン「ご飯持ってきたけど、食べれるかい?」

エレン「無理だな」

ミカサ「心配ない。私が食べさせよう」

エレン「え?い、いやアルミンにングッ!!」

ミカサ「チュルはむはむチュル」

23: 2013/08/31(土) 12:10:05 ID:mxk.WvH2


クリスタ「いきなり口移しだなんてミカサったらやるね!」

ミカサ「ええ。エレンは今は安心して眠っている」

クリスタ「きっと嬉しさのあまり気絶しちゃったんだね」

ミカサ「エレンは恥ずかしがり屋だから…」

クリスタ「ライナーもあんな図体のくせして、すぐ照れちゃうんだよ///」

ミカサ「次はどうすれば?」

クリスタ「キスが済んだんだし、抱きついちゃいなよ」

24: 2013/08/31(土) 12:33:03 ID:mxk.WvH2


ミカサ「動けるようになってよかった」

エレン「くっそ、今日は厄日だった……」

ミカサ「エレン、あまり心配をかけないで」ギュッ

エレン「いつオレが心配かけたよ!?おい…!大体はお前のせいなんだぞ」

ミカサ「エレン……寒くない……?」ギュッギュッ

エレン「お前筋肉つけすぎなんだよ。かってぇ体しやがって、こんなムキムキになってどうすんだ?」

ミカサ「私もエレンとくっついてれば温かい」ギュッ

25: 2013/08/31(土) 12:34:50 ID:mxk.WvH2


エレン「離せよミカサ!歩けねえだろうが!」

ミカサ「小さいときを思い出す…」ギュッギュッ

エレン「ち、ちくしょう……オレの力じゃビクともしねぇ……!この野郎!絶対お前より強くなってやるからな!今に見てろよ」

ミカサ「エレンは私のことが好き?」

26: 2013/08/31(土) 12:35:48 ID:mxk.WvH2

エレン「嫌いじゃねぇよ」

ミカサ「そう」

ミカサ「なら」

エレン「オレ達たった二人の家族だろ」グイグイ

ミカサ「チッ…」グググ…

27: 2013/08/31(土) 12:36:55 ID:mxk.WvH2


クリスタ「惜しかったね」

ミカサ「あと10センチだったのに…」

クリスタ「ロマンチックなキスがしたいよね」

ミカサ「ええ」

クリスタ「まず想いを伝えてからの方がいいんじゃないかな?」

ミカサ「それもそうね」

28: 2013/08/31(土) 13:04:04 ID:mxk.WvH2

ミカサ「エレン、これをあげよう」

エレン「なんだこれ。気持ちわりぃな」

アルミン「桑の花だね。取ってきちゃったの?」

ミカサ「それには私の想いが詰まっている」

エレン「どうせなら実にしろよ」

ミカサ「まだ花しか咲いてなかった。それには私の想いが詰まって……」

エレン「植えたら実がなるかな?アルミンならできるんじゃねぇか?」

アルミン「無理だと思うな。ミカサ、返しておいでよ」

ミカサ「………」

29: 2013/08/31(土) 13:07:25 ID:mxk.WvH2


クリスタ「あげるならもっと可愛い花にしなよ」

ミカサ「触れないでほしい。次に進みたい」

クリスタ「ミカサがキスしたりしてるのに、エレンとアルミンはまだ別れないの?」

ミカサ「そうみたい」

クリスタ「アルミンには可哀想だけど、もっと見せつけてやりなよ。おやすみのキスしちゃえ!」

ミカサ「それは小さい頃していたことがある。簡単」

30: 2013/08/31(土) 13:09:37 ID:mxk.WvH2

エレン「じゃーな」

ミカサ「エレン、おやすみ」

エレン「聞こえてるって。耳もとで言うな」

ミカサ「チュッ」

エレン「……」

ミカサ「……なさいのキス」

31: 2013/08/31(土) 13:10:53 ID:mxk.WvH2

エレン「…………………………………………そうか!その手があったぜ!アルミン」ガシッ

アルミン「言葉だけで伝わってるから大丈夫だよ」グ イグイ

エレン「チッ」グググ…

ミカサ「…………」

32: 2013/08/31(土) 13:12:55 ID:mxk.WvH2


--深夜--


エレン「ミカサ!テメェ何のつもりだ!?むぐっ!むー むー」

ミカサ「静かにして」

クリスタ「私は何もおやすみのキスをするために、男子寮に忍び込めとは言ってないよ?」

ミカサ「エレンが逆に見せつけようとするから、悪い」

33: 2013/08/31(土) 13:14:58 ID:mxk.WvH2

クリスタ「もう私のアドバイスいらないんじゃない?」

ミカサ「そうね。もうこのまま既成事実を作る」

クリスタ「応援してるよ」

ミカサ「ありがとう。あなたこそ、何故男子寮にいるの?」

クリスタ「たまには私の方からライナーに跨がってあげたいの」

ミカサ「応援している」

クリスタ「ありがとう」

34: 2013/08/31(土) 13:17:06 ID:wowRN/QM

エレン「むーむー」

ミカサ「エレン……あなたがいけない……」

ミカサ「ンチュ……チュッ……チュル」

エレン「ん……むぐ……ふ…」

ミカサ「チュッチュッ」

エレン「やめろよ」

35: 2013/08/31(土) 13:19:02 ID:wowRN/QM


エレン「……う…ぁ…くっそ……アルミン…!」

アルミン「ミカサ、落ち着いてよ」ガシッ

ミカサ「邪魔をしないで」

アルミン「邪魔なんてするわけないでしょ?僕らはずっと待ってたんだから」

ミカサ「……?なにを?」

36: 2013/08/31(土) 13:21:06 ID:wowRN/QM


ドサッ

ミカサ「!?」

エレン「お前バカだな。男子寮まで来やがって、どういうつもりだよ?」

ミカサ「エレン……?ア、アルミン。エレンがおかしい」

アルミン「ミカサもちゃんと分かってるんだよね?こうなることを望んでいたよね?これで僕らは本当の意味で一つになれるんだよ」スリスリ

37: 2013/08/31(土) 13:27:45 ID:wowRN/QM


ミカサ「アルミン?何を言って…」

エレン「ミカサ…」ペロ

ミカサ「ま……待って、エレン。私は冗談で。最後までするつもりは、なかった」

アルミン「ふふ」スリスリ

ミカサ「本当。なの。アルミン」

アルミン「ミカサ、僕の言う通りにしてれば大丈夫だからね」チュッ

ミカサ「アルミン……」

39: 2013/08/31(土) 13:31:29 ID:wowRN/QM

エレン「嫌じゃないだろ?」

ミカサ「エレン……」

エレン「チュッ…ンチュ……」

ミカサ「や……」

アルミン「ぺろ…チュウッ……はむ」スリスリ

ミカサ「ど、どうしよう……」


ミカサ「エレン……」


ミカサ「こんなはずでは………」



………………


……………


……

40: 2013/08/31(土) 13:32:53 ID:wowRN/QM










ジャン「………」


ジャン「どうすりゃミカサはオレを好きになるんだ?」


続かない。

41: 2013/08/31(土) 13:34:21 ID:wowRN/QM
終わりです。
ヤンデレを書きたかったけど、やっぱりよく分かりませんでした。

引用: ミカサ「どうすればエレンは私を好きになるの?」