唯「それではスタートだよっ！」

憂「さて、毎回スタートって言うけど、何をしようか迷うよねー」

唯「うんうん。時間も遅いし、正直眠いよねぇ」

憂「あ、初めて視聴する方にも説明した方が良いよね？」

唯「あー、うん。このチャンネルは未成年でもご覧いただけるようになっています！」

憂「2時間の放送予定ですが、お姉ちゃんが眠くなったら終了する不定期な放送となっているのをあらかじめご了承ください」

唯「えー？憂が眠くなって終わる時もあるじゃーん」

憂「まぁたまにだけどね」

唯「えへー。それじゃあまずは夜食のコーナーからいこっか？」

憂「うん！ちょっとお腹すいたもんね」

憂「夜食のコーナーは私がお姉ちゃんにお夜食作ってあげるコーナーです！」

唯「いっしょに食べるんだよ～。みんなもこの時間に何か食べる？」

憂「えへへ。テレビの前の皆さんもいっしょにいかがですか？」

唯「それでは！ういー、ご飯作ってー♪」

憂「はーい！お姉ちゃん何が食べたい？」

唯「グラタンたべたーい！」

憂「えー！？この時間からグラタン作るのは無理だよ～」

唯「じゃあ冷凍のでもいいよ？」

憂「それじゃあ手作りとは言えないんじゃないかな？」

唯「そう？憂がチンしてくれたのなら私は冷凍食品で満足だよ～」ぎゅっ

憂「もう、お姉ちゃんったら///」

唯(おおっ！憂に抱きついたら視聴者数が一気に増えたよー)ぎゅぅ

憂「お姉ちゃん・・・？」

唯「えへ～。うーい～///」すりすり

憂「お、お姉ちゃ///恥ずかしいよぉ///」かぁぁ

唯「憂かわいいー♪」なでなで

憂「ううっ、お姉ちゃんってば///」

唯「憂のご飯楽しみだなぁ」

憂「ただの市販のグラタンだよぉ」

唯「憂といっしょに食べるのが楽しいのです！」ふんす！

憂「待っててねお姉ちゃん。今あっためるから」

カチャン ジー

唯「うーん、いい匂いがしてきたよー」くんくん

憂「あと10秒だよお姉ちゃん！」

唯「ほんと？・・・7、6、5」

憂「4、3、2、1」

唯憂「ぜろ～～！」

チンッ

憂「出来上がりでーす♪」

唯「わーい！」

憂「召し上げれーお姉ちゃん♪」

唯「うんっ！いっただーきまーす！」

憂「ふふっ♪」ニコニコ

唯「あつ、あちっ」はふはふ

憂「あ、熱かったかな？大丈夫お姉ちゃん？」

唯「うん、平気だよー。フーフーすれば大丈夫」

憂「私もいっしょに冷ましてあげるね」

唯「そうしよっか？ふー、ふー」

憂「ふー、ふ～」

唯「ちょいどいいみたいだね」

憂「うん。もう食べられるね」

唯「それじゃあ。憂、あーん？」

憂「ええっ！？///あ、あーん///」

唯「はい、どーぞ♪」かぽっ

憂「あむっ、もぐもぐ」かぷっ

唯「おいしい？」

憂「うん、とってもおいしかったよお姉ちゃん///」

唯「そっか～。今度は憂が私にあーんして？」

憂「はい、お姉ちゃんあーん？」

唯「あーん♪」かぷっ

憂「ふふっ、おいしい？」

唯「憂のご飯はいっつもおいしいよ～！」にこにこ

憂「えへへ///」

唯(あっ、いつの間にか視聴者数が8000人になってる！)

憂(フーフーしたあたりから一気に増えたね)

唯「お腹も膨れたことだし」

憂「次は・・・お風呂だね！」

唯「お風呂はもう沸かしてあるんだっけか？」

憂「うん。ちょうど良い温度になってるはずだよー」

唯(はわわ！お風呂って言った途端にすごい早さで視聴者数が伸びてるっ)

憂「お風呂のコーナーでは、カメラをガラス扉の外に置かせていただきます」

唯「このチャンネルは私全年齢番組だよっ！」

憂「音声のみの放送をご了承くださいね」

・
・
・
唯「はーい、磨りガラス越しの映像だよっ」

憂「シルエットはかろうじて見えちゃうかな？///」

唯「気にしない気にしない」

憂「えー？でもちょっと恥ずかしいよぉ///」

唯「そう？私からは憂の身体は丸見えなんだけどなー」じー

憂「お姉ちゃんっ///」かぁぁぁ

唯「えへへー。それでは一丁洗ってあげちゃいますかー！」ふんす！

憂「あ、あの、お姉ちゃん。その、ほどほどに・・・ね？///」

唯「私の辞書に手加減と言う文字は無いのでーす♪」もみっ

憂「ひゃわっ！？///」ぷるんっ

唯「ほうほう。我が妹ながら素晴らしい発育ですなあ」ふにゅんふにゅん

憂「んっ///お姉、ちゃ・・・ちゃんと、洗ってよぉ///」

唯「えへー。ごめんねういー。ついイタズラしちゃった」むにゅふにゅ

憂「もう///・・・おかえしだよっ！」

しゃわぁぁぁぁぁ

唯「ひゃあっ！///憂、シャワーでそんなとこっ///あうぅ///」っ

憂「ふふー♪お姉ちゃんが先にやってきたんだからねー？」さわさわ

唯「ふぅんっ///うい～///」ふにゃぁ

憂「ハァハァ///これ以上はのぼせちゃうね」

唯「うん、そろそろ上がろうか？」

憂「そうだね。そうしようか？」

唯「いったんお着替えタイムでーす！映像だけカットしますねー」

パチッ

唯「あー、すっかり火照っちゃったね」ピチャン、ピチャ

憂「はい、お姉ちゃん。バスタオルだよー」

唯「ありがとう憂～」ぎゅっ

憂「ひゃっ！お姉ちゃん、ちゃんと身体拭いてからにしようよー」

唯「えへへ。憂の身体は私が拭いてあげるよ！」

憂「ええっ！？///」

唯「それー！」もふっ

憂「ひゃうっ///」もふぁ

唯「憂の身体はは柔らかくてすきー♪」ふきふき

憂「恥ずかしいよぉお姉ちゃん///」かぁぁ

唯「そんなことないよー。憂は可愛いんだもん」なでなでふきふき

憂「えへへ。お姉ちゃん♪」ぎゅっ

唯「ういー♪」ぎゅー

憂「お姉ちゃんの身体も私が拭いてあげるね？」

唯「よろしく～」

憂「ふふっ///」ぱっ

唯「っ！！？///」

唯「う、憂？」

憂「お姉ちゃんの身体は、残らず『私が』拭いてあげるからね・・・///」

唯「んんっ、憂ぃ///」

憂「お姉ちゃん、お姉ちゃん///」

唯「あっ、あっ///憂、そこはっ！そんなところなめちゃぁ・・・///」

パチッ

唯「はい！！」

憂「自分の手に吸い付いてるだけでした～♪」

唯「ひっかかったかなー？」にやにや

憂「このチャンネルは全年齢番組です！ここからは再び映像と共にお届けしますよ～」

唯「お楽しみにー！」ふんす！

唯「はい、場所は変わりまして、私たちの寝室だよー」

憂「服もパジャマになりました～」

唯(ていうかすごいよぉ。お風呂から上がったら視聴者数が2万人超えてるよ)

憂(今日はたくさんの人たちが私とお姉ちゃんを見てるんだな。お姉ちゃん可愛いもんね！)フンス！

唯「それでは、寝る前トークのコーナーです！」

憂「番組もそろそろ終了、二人がベッドの中で眠りにつくまでお話するコーナーですよ！」

唯「それじゃあベッドに座ろっか？」

憂「うんっ！まだベッドには入らなくていいよね？」

憂「よいしょ、と」すとん

唯「えへへー///」ぎゅぅ

憂「あっ、どうしたのお姉ちゃん？背中から抱きついたりして///」

唯「・・・えいっ！」ぐいっ

憂「きゃっ！？」どさっ

唯「ふふー♪憂お風呂あがりで良いにおーい///」すりすりくんかくんか

憂「もう///お姉ちゃんに押し倒されちゃった///」

唯「ういのぅういのう」なでなで

憂「えへへ///」ぎゅうっ




唯「ふむっ、んむっ。憂、今日はもうおしまいにしよ？」

憂「うん・・・そうだね。もう電気消そ？番組終わりにしちゃお？」

唯「ハァハァ///『平沢姉妹のおへや』をご覧の皆さん、ありがとうございましたぁ」さわっ

憂「ほ、本日の番組は、これで終了させてっ、いただきます」

唯「また次回も、お楽しみください・・・」

憂「んぁ・・・///おねえひゃんっ、電気消してよぉ///」

唯「ああっ、ういっ、ういぃ///」がばっ



こうしてこの夜の視聴者数は6万人に達し、過去最高記録を樹立したとさ


おしまい！