両津「さぁて、コンビニでコーヒーでも買って……。」


♪ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


両津「んあぁ！？ここは何だぁ！？」

磯風「ん？客の来店か？」


両津「んあぁ！？」


両津（あの娘は磯風？本人か？いや、コスプレ喫茶の可能性も。）


比叡「いらっしゃいませー！」


両津（むむぅ！？あの娘は比叡！？）


両津「磯風？さん？ここはどちらでしょうか？」


磯風「ここか？ここは横須賀鎮守府第88支部だ。」


両津（どうやらわしは艦これの世界に入りこんでしまったのか？）


両津「すまんがここは艦娘が集まる鎮守府なのか？」


比叡「ですが？」（何言ってるのという顔）

両津（ふっふっふ。つまりわしは二次元の世界によくわからんが来ることが出来たわけだな！？）


両津「がはは！これは入り口を確保すれば大儲け出来るぞ！」


両津「そうと決まれば元の世界に戻って…..。」


両津（いや、元に戻ったと同時に入り口が閉まってしまうと金にならん。）


両津（それよりこの世界の物を持ち出したり写真をとったりして持ち帰った方が金になりそうだぞ。）


両津「そうと決まれば鎮守府内を….。」


磯風「勝手に歩きまわってくれるなよ？」ｶﾞｼｯ


両津「んなぁあぁぁ！？（なんて力だ。わしが押さえつけられるだとぉ！？）」


磯風「ここはレストランだ。注文をする気がないのなら退店願おうか。」


両津（せっかく大儲けできそうな感じなのに！？いや。注文しろといったぞ。）


両津（何かを注文しておいてその料理している間に隙をみて探索してやる！）


両津（この料理を作っている間にこの鎮守府内をうろついて色々持ち出してやれ！）


両津「そうか、それなら　安価　↓　2を貰おうか。」

牛丼

両津「牛丼を貰おうか。」


磯風「牛丼だな。分かった。」


両津（牛丼は簡単だが奥深いからな、難癖をつけやすいのだ。）


両津（そして作り直さしている間にここから抜け出し鎮守府内を探索してやる。）


両津（そうだ！妖精とかいうのがいたな、あれを捕まえて中川に売れば....。）ｸﾞﾌﾌ


両津「おい、わしの牛丼は頭の大盛、とろだくだからな。間違えるんじゃないぞ！」



厨房


比叡「牛丼ですね。」


磯風「あぁ、丼もの料理の基本でシンプルな物だ。


　　　今まで多くのお客の要望をこなして来た我等にとって簡単な料理だな。」


比叡「それで、お客様の言う頭の大盛、とろだくってなんでしょうか？」


磯風「うーん。恐らく牛丼屋チェーンで頼む特殊な呪文？みたいなものだろう。」


比叡「牛丼屋さんで常連の方が店員の方に頼む時の頼み方ということですか。」


磯風「そうだな。うーん、牛丼屋で広報活動経験のある娘に聞いてくるか。」


磯風「誰に聞こうか？」


安価　↓　2　　（艦娘の名前をお願いします。）

赤城

比叡「赤城さんはどうでしょう！？」


磯風「赤城か。確かにあのあくなき食への探究心はありとあらゆるメニュー、注文方法を試していそうだな。」


磯風「ちょっと赤城を呼んでくるとしよう。」




両津（ん？磯風が何処かへ行こうとしている。）


両津（成程、あそこからこの部屋の外へ出ることが可能なんだな。）


両津（　！　わし、今重要な事に気がついたぞ。）


両津（磯風と比叡は艦これキャラの中で最凶最悪のメシまずじゃないか。）


両津（2chのメシまずスレみたいに　


　　【俺達みんな】　比叡のめしがまずい　20皿目　【マーライオン】になってしまう。）


両津（いや、ここは敢えて食べた後に体調不良のふりしてここから移動できた方がいいのか？）



磯風「戻ったぞ。」


赤城「お邪魔しますね。」


比叡「あっ、赤城さん。お世話になります。ちょっとお伺いしたいことが。」



両津（あ奴は資材イーター赤城！？初心者鎮守府を破産に導く赤い悪魔！）


両津（なまじ報酬で貰える正規空母だけにいろいろな所で使ってしまい資源枯渇。）


両津（それにより資源運用の重要性を身を持って教えてくれる食母じゃないか。）


両津（それゆえにコアなファンが多く古くからの強キャラだから知名度も抜群。）


両津（赤城の制服、胸当てとか持って帰れたら高く売れそうだな。）ﾆﾔﾘ



比叡「頭の大盛、とろだくって意味分かられますか？」


赤城「ええ、それはですね....。安価　↓1　」


コンマで赤城が知っているか決まります！それによって珍牛丼になるかも知れません....。


偶数：知っている　　牛肉を沢山載せる事を頭の大盛、とろだくは脂身の多い肉を多く入れる事
　　　　　　　　　　ですから、脂身の多い肉を沢山載せた牛丼と言うことですね！



奇数：知らない　　　頭の大盛っていう位ですから頭部の肉を使った大盛牛丼ですよー。
　　　　　　　　　　とろだく？とろっていうくらいですから餡かけみたいなとろっとした物が乗っかってるんですよ
　　　　　　　　　　だくっていいますし、頭の部位の肉に大量の餡かけがされた牛丼ですね！間違いない！

奇数：知らない


赤城「頭の大盛.....。あぁっ、それはですね、頭（かしら）肉を利用した牛丼ですね。」


比叡「頭肉？」


赤城「えぇ、こめかみや頬肉のことをいいます。」


赤城「ラーメンの出汁に使われたりするちょっと通好みの味わいがありますね。」


磯風「とろだくとは？」


赤城「とろりとしたものがだくだく。つまり、餡かけの餡が大量に乗っかっている状態です。」ﾄﾞﾔｧ


磯風「なるほど。」


両津（黙って聞いておったらなにかもの凄くおかしな料理を作ろうとしておるぞ！？）


赤城「私はここに座って調理するのを見ていますから出来たら教えてくださいね！」


赤城「私はそれまで漫画を読んで待っています！」


両津「お前も食べるのか！」ｽﾞｯｺｹ


赤城「あら、見覚えが？どこかでお会いしませんでした？」


両津「ん、あぁ、いや。さてな。」


両津（それにしてもまともに食べられる物が出て来るのか？）


両津（すでに路線を間違っておるぞ！？）



磯風「では調理に入るとするか。」


比叡「頭肉がよく都合よくあったもんだな。」


磯風「そこは御都合主義というので.....。ね？」


磯風「ふむ。とっ、ご飯がないな。ちょっと炊いて準備をしてくる。」


比叡「では、此方で材料を切りそろえておきますね。」



最初の判定入ります！


タマネギを切り刻むのに正しいきり方ってどうするんでしたっけ？


偶数：成功　くし切り　　牛丼に入れるたまねぎと言えばくし切りです！


奇数：失敗　みじん切りでよかったですよね！カレーの玉葱もみじん切りを入れますし！
　　　　　　だから牛丼もみじん切りです！


安価　↓　1

ぽい

奇数：失敗！


比叡「みじん切りで問題はないはず！」


比叡「玉葱はみじん切りです！」


ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ


両津「おぉぉい！玉葱はそうじゃないだろ！？」


比叡「ひえっ！？」


赤城「あっ！あなたもしかして両津勘吉さんですか！？」


両津「んん？？」


赤城「いえ、異世界から人が来ることがあるとは比叡さん達から聞いていましたが


　　　漫画の世界から人が来るとは思ってもいませんでした。」


両津（なんと！わしの名前が知れ渡っているとな。と、漫画の世界？）


両津「うむ。しかし、どうしてわしの名前を？」


赤城「あっ、この漫画の主人公がですね。あなたなんですよ。」


つ　こち亀


両津「なんだとぉ！？」


ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ　←　漫画を読んでいます。



両津（むぅ。どうやら本当のようだぞ？わしは漫画の主人公だったのか。）


赤城「国民的漫画と言ってもいいくらいに知名度が高いんですよ！」ﾑﾌｰ


両津「そっ、そうか？わし、有名人なのか？」ﾃﾚﾃﾚ


赤城「それはもう！」


赤城「あの、この単行本にサインください！」

両津（　！　サインと引き換えにこの世界の物と交換するのはどうだ？）


両津「サインしてやってもいいが何かと交換してくれ。」


赤城「流石、がめつい事に定評のある方ですね。」


赤城「では、特別にこのキュートでチャーミングな赤城さんと写真をとってくださっていいですよ。」


両津「自分でキュートとか言う奴があるか！」


両津「だが、うん。まぁいい。赤城のブロマイドか。悪くはないな。」


赤城「そうでしょ？」


両津「せっかくだ。ちょっとポースをとってくれ。」


赤城「こうですか？」ｼﾅ


両津「もう少し、こう、ギリギリは無理か？」ｹｰﾀｲｶﾒﾗｶﾏｴ


両津がどういう人物かを知っていた赤城と両津が簡単な写真撮影会を始めている頃




比叡「みじん切りをした玉葱を煮込んでいきましょう！」


磯風「材料だけみればまるでカレーのようだな。」


比叡「調味料とかが違いますけど使用材料は基本的に同じですからね。」


磯風「さてと、調味料だが.....。」



早速の2回目判定！


1回目の判定は失敗の為　-7　がすでに入っています。


ここで失敗すると更なる謎料理になる....、かも知れません。


偶数：成功！　　水、甘口醤油、酒、みりん、砂糖！いい塩梅に混ざっているだろ！どうだ！


奇数：失敗！　　ターメリック、カルダモン、ナツメグ、胡椒、ふっふっふ。色々なスパイスの粉末を突っ込む！
　　　　　　　　香辛料の香を放って突撃！これだ！


安価　↓　1

ごー

奇数：失敗　コンマ1桁　-5が引かれます


比叡「........。　なんというか全体的に黄色い？」


磯風「あっ、これカレー粉って小さく書いてある。」


ＧＡ○ＡＮ　業務用カレーパウダー


比叡「結構大文字のようですが？」



磯風「かっカレー風牛丼。」


比叡「カレーは煮込めばどんな物でもおいしくなりますしね。」


比叡「このまま続行しましょう！」





両津「ん？なんだかカレーみたいな香がするぞ？」


赤城「あら、本当。いい香ですね。」


両津「そうだ。赤城、他の娘の写真とかと撮ったり出来んのか？」


赤城「そうは言われても一応ここは軍事施設内ですしねぇ。」


※日本の自衛隊が優しいだけで普通はどこの国でも軍事施設の撮影は一発逮捕ものです。


赤城「何か戴ければ考えなくもないですが？」


両津（こいつ、かなりしっかりした奴だな。食っちゃ寝キャラかと思っていたが存外したたかかもしれん。）

赤城「どうされました？」


両津「いや....。そうだな。今わしが持っているものだが。」


ｺﾞｿｺﾞｿ


両津（むぅ、碌な物がないな。）


両津（持ち物はコンビニに行って直ぐ帰るつもりだったからこの程度しかない。）


両津「こんなのはどうだ？」


両津が他の娘の写真撮影をさせて貰うために差し出したものは？



1、Ｄ○Ｍカード　3000円分


2、セブン○レブンの当たりくじ（カップ麺と交換可）


3、ロー○ンのクーポン券　スイーツが20円引きで買えます


4、警察手帳


安価　↓　2

4

両津「警察手帳でどうだ？」


両津（まぁ、紛失したことにしておけばいいだろ）


赤城「えっ、そんな大事な物をいただけるんですか！？首にならないんですか？」


両津「わしは今まで手帳の紛失以上にまずい事を色々やってきている。今更首になどなるわけないだろ。」ﾌﾌﾝ


赤城「それもそうですね。」




比叡「カレー？の様な牛丼の具がだいぶ煮えて来ましたね。」


磯風「以外に煮汁も少なくなってきて、うん、一見、ドライカレーの様に見えなくもない。」




赤城「比叡さん！両津さんを提督にちょっと紹介にいってきますね！」


比叡「あっ！もう料理が出来ますので料理を食べていただいた後でいいですか？」


赤城「了解です！」


両津（　！　飯の後で鎮守府内を自由に動けるのか！？）



比叡「とろだくですからね餡かけの餡を載せないと。」


磯風「餡かけの餡だが。」



最後の判定です！


偶数：成功！　　餡かけといえば片栗粉を煮汁などでといたとろみえをつけたもの、葛を利用する場合もあるぞ。


奇数：失敗！　　餡というくらいだから餡なんだろう。餡でとろみ。水あめを水で薄めてかけてみたぞ。


安価　↓　1　

あ

奇数：失敗！　また、3連続失敗の為　　マイナスにボーナスがつきます　-1×3で-3のマイナスボーナス


比叡「なにやら物凄く酷い見た目。」


磯風「流石にこれは食欲が減退しそうだな。」


比叡「どうしましょう。」


磯風「このまま提供するか考え物だな。」


どうする？


偶数：コンマ一桁がマイナス　　　そのまま提供　お客様の注文である頭の大盛にとろだく、間違いない


奇数：コンマ一桁がプラス　　　　さすがに水あめはまずい気がする、のけた残りの部分を提供しよう


安価　↓　1

あ

偶数：コンマ神は両さんにまず飯を食えとおっしゃっているようです。　-2


比叡「仕方ありません。このままお出ししましょう。」


磯風「これでは御代をいただく訳にはいかないな。」


比叡「そうですね。」


赤城「あっ、私の分は不要ですよ。」


両津「うっ、わしにこれを食べろというのか。」


実食！


最後のポイント判定です！


両さんが一口食べての判定は？


安価　↓　1

あ

－（マイナス）、0～50　不味い　これはちょっと口に合わないかな…　


51～80　　　普通　　特に特筆するべき味でもない


81～120　 まぁまぁ　　人を選らぶお味


合計88　　まぁまぁ　人を選ぶお味



カレーの様な味なのに飴による不自然な甘味


玉葱がみじん切りなせいか食感としてあまり楽しめない。


むぅ、まずい。


両津「これは食えない訳ではないが、いや。」


両津「まず.....。」


比叡　ｼﾞｰｯ


磯風　ｼﾞｰｯ


両津（うっ、流石にそういう目で見つめられるとまずいと言えんではないか。）


両津「もっ、もう少し食べてみるかな。」


ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ


食べるほどに何か不思議な感覚になってくるぞ？


なにやら空へ上っていっているような。


これはスパイスの所為か？うむ、あの顔は天国のあいつじゃねーか。


神様「うん？！」


神様「げぇえええぇ！？貴様は！！こっちに来るな！」


神様「貴様の寿命は尽きてないじゃろが！帰れ帰れ！！」






磯風「どうやら、意識を失っているようだな。」


比叡「どうしましょう？」


赤城「そうですね。私達の写真を欲しがっていたみたいですし。」


赤城「青葉さんに頂いた写真を何枚か持たせて元いた世界にお帰りしてもらいましょう。」


よっこらせ。


赤城「後は、そうですね。深海の娘達の写真もポケットに入れておいてあげましょうか。」


ごそごそ。

磯風「では、両津とやらまたな。」


こうして両さんの異世界訪問は意識を失っているうちに帰ってくることとなったのだった。


両津「ポケットの中に入っていた写真をコピーしてメ○カリに出したらかなりいい値段で売れたな。」


両津「駆逐イ級の写真はハリウッドの連中が新しい宇宙人のアイデアにするとか言ってたし。」


両津「いい小遣い稼ぎになったわい。」


両津「どっかに旅行にでもいくか。」


数日後


九七式中戦車　ｷｬﾗｷｬﾗｷｬﾗ


ﾄﾞｺﾞｰﾝ！


大原「両津の馬鹿はどこいったぁ！！」


中川「部長！どうされたんですか？！」


大原「あいつめ、警察手帳を紛失したあげくばれない様にそっくりな贋物まで用意していやがった！」


大原「あいつを頃す！あの馬鹿はどこだ！」


麗子「両ちゃんならリンガ泊地沖にダンケしに行くとか言ってたわ。」


警察手帳紛失も無事ばれたようである。


比叡「そういえば、私達の名前を知っている人が来たのは初めてでしたね。」


磯風「近い世界線から来たのかもしれないな。」


赤城「サインをいただけましたし、私は大満足です。」


磯風「その象形文字の様なものがか。」


赤城「えぇ、漫画の主人公に自分の漫画にサインいただけるってすごいことですよ！」


赤城「後、警察手帳もいただけましたし。」


磯風「そうか。赤城が満足しているなら、良しとしておこう。」


比叡「今回の失敗作も私達で食べてしまいましょうか。」


磯風「そうだな。生産者責任というやつだな。」


赤城「じゃぁ、私はこれで。」


比叡「手伝ってくれますよね。」ｸﾞｯ


この後、バケツ（高速修復材）がちょっぴり減った。

本日はこれにて終了

もう少し点数の幅を見直した方がよさそうですね

次回までに見直します

両さんはどこの世界にいっても生きていけそうですよね

でも、最凶料理人の前には勝てなかった、主人公補正は主人公をやっている世界だから発生するですね！うん。

今日、暇があったのでイベＥ6の輸送をなんとか終わらせましたが、気分的にイベ終了モード入るくらいだるかったです

これからの方はどうぞ、覚悟されて取り掛かられてください。

では、最後に次回の訪問者と空腹度をいただいておわらさせていただきたく思います。


次回の訪問者　安価　↓　2


空腹度　　安価　↓　3


それではみなさまよい夜を。おやすみなさい。

くもじい&くもみ

フェイトからセイバーオルタ
（アルトリア・ペンドラゴン）

安価ありがとうございます


次回訪問者　くもじい&くもみ　TV東京の空から日本をみて見ようのキャラクター（でいいのかしら？）


空腹度　32　ほとんどお腹すいていない（というか雲？が食べるのでしょうか？）


くもじい&くもみ の認識がこれでよろしければこれで次回は進めさせていただきます。


安価、ありがとうございました。

乙乙
やっぱ異世界と聞いたら人間以外も呼び寄せたいよね

比叡磯風「「比叡と！磯風の！異世界食堂！」」第七夜