1: 2014/05/06(火) 14:22:14 ID:dMO5dteA

2: 2014/05/06(火) 14:26:38 ID:dMO5dteA
ここで主題歌紹介(27話~39話)

OP:こちら亀座の女(こち亀OP)
ED:BEAUTIFUL SKY(インフィニット・ストラトス第2期ED)

3: 2014/05/06(火) 14:28:05 ID:dMO5dteA
第27話「バカ共への鎮魂歌(レクイエム)。」

4: 2014/05/06(火) 14:35:09 ID:dMO5dteA
喫茶店

ワイワイガヤガヤ

瑞希「ふぅ・・・。ここに来るのも久しぶりですね・・・。」

紫亜「瑞希さんはこの喫茶店に行った事があるのですか?」

瑞希「ええ。前の学校で同級生たちと行った事があります。」

ナナ「その同級生ってどのような人たちなの?」

瑞希「そうですね・・・。それぞれが個性的な人なんですが、成績は悪いようです。」

モモ「つまりおバカさんという事ですね。」

瑞希「簡単に言えばそうですが、前の学校である文月学園では試験召喚システムと言うのがあるんです。」

ララ達「試験召喚システム?」

ヤミ「その試験召喚システムというのは?」

明久「お答えしよう。」ガラン

瑞希「あっ、明久君!」
テレホンカード テレカ こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 両津勘吉 秋本治 ⑱ 50度数
5: 2014/05/06(火) 14:45:30 ID:dMO5dteA
明久「試験召喚システムというのは、文月学園の革新的な学力低下対策だ。」

雄二「進学校であるため、クラス発表は個人個人に渡されており、同時に最新技術の「実験場」としても扱われている。」

サキ「最新技術と言えばISも同じね。」

康太「多くのスポンサーが付いているため、生徒の学費は極めて安く抑えられている。IS学園も同じだろ?」

ララ「確かにそうだね。」

美波「だけど、生徒を大量に取られたことから近隣の高校からは目の敵にされており、また試験校のため経営が世論に左右されやすく、イメージの低下を避けるため不祥事は大っぴらにできないという問題点があるの。」

くるみ「大変そうですね・・・。」

秀吉「まっ、それでも充実した学園生活を送っているからな。ワシ等の場合は別じゃけどな。」

くるみ「どういう事ですか?」

6: 2014/05/06(火) 14:50:20 ID:dMO5dteA
瑞希「明久君達はFクラスと言う成績が悪いクラスに所属しているんです。」

瑞希「そのクラスと言ったら机はちゃぶ台、窓は壊れている、しかも床は畳、あと・・・。」

ナナ「要するに設備がボロボロだという事だね。」

明久「そう言う事さ。」
明久たちは席に座った後、飲み物などを注文して受け取った。

7: 2014/05/06(火) 14:57:45 ID:dMO5dteA
明久「で、IS学園での学校生活はどうだ?」

瑞希「はい。ISの操作も慣れましたし、充実した学園生活を送っています!」

明久「そうか。こっちは大変だったよ。吸血鬼が大量発生したり、召喚獣があのゴリラ男になってしまった。」

雄二「おかげで学園は大パニック。元に戻すのに3日もかかったぜ。」

ララ「それは大変だったね。」

瑞希「それでIS学園に向かったら私と偶然会いましたね。」

明久「ああ。僕達は姫路さんの案内でアマゾンに行ったが、結局見つからず、ピラニアに襲われて大けがを負ってしまった。」

くるみ「それで地元の病院に入院したのですね。」

明久「そこでだ。両津校長にこれを渡して欲しい。」
明久は懐から手紙を取り出し、瑞希に渡した。

8: 2014/05/06(火) 15:00:34 ID:dMO5dteA
瑞希「これって、果たし状じゃないですか!まさか両津校長に復讐を!?」

明久「そうだ。あのゴリラ男を懲らしめないと気が済まない。」

康太「それが俺達の目標だ。」

瑞希「そんな・・・。」

雄二「おっと。今から作戦会議の時間だ。移動するぞ。」

明久「ああ。じゃあな。」
明久達は会計を済ませた後、店を後にした。

くるみ「大変な事になりましたね。」

瑞希「ええ・・・。」

9: 2014/05/06(火) 15:04:32 ID:dMO5dteA
次の日

両津「何!?文月学園の生徒達から果たし状だと!?」

瑞希「はい。どうやら両津校長を相当恨んでるようです。」

鈴「アマゾンに飛ばしたのがまずかったのかもね・・・。」

両津「ほーう。わしに挑戦を売るとはいい度胸だ。」ゴゴゴゴゴ

箒「で、どうしますか?」

両津「決まってるだろ。あいつ等を成敗するしか方法はない。すぐに緊急会議を開くぞ!」

箒「はい!」ダッ

10: 2014/05/06(火) 15:15:16 ID:dMO5dteA
ワイワイガヤガヤ

両津「これより緊急会議を始める。では、姫路。説明を。」

瑞希「はい!」コツコツ

セシリア「いったい何があったんですの?」

シャル「さあ?」

瑞希「昨日、文月学園の生徒から果たし状が送られました。どうやら両津校長を狙っているそうです!」

ザワザワザワザワ

シャル「姫路先輩!勘吉が狙われているって、どういう事ですか!?」

瑞希「両津校長がクロスマシンを使って、『ストライク・ザ・ブラッド』と『バカとテストと召喚獣』をクロスしたのが原因です。」

ラウラ「あれは両津のせいだろ・・・。」

千冬「自業自得だな。」

11: 2014/05/06(火) 15:24:54 ID:dMO5dteA
両津「ともかく!これはIS学園へ対しての宣戦布告だ!これを黙って見過ごすわけにはいかないだろ!」

生徒達「そうだ!そうだ!」

両津「それにそっちがその気なら、わしに作戦がある?」

ラウラ「作戦?」

両津「実はな・・・。」

カクカクシカジカ

生徒達「ええっ!?」

ラウラ「本当にそれを実行するつもりか!?」

両津「当たり前だ。あいつ等にはひどい目に遭わせないといけないからな・・・。」クククク

セシリア「あの目、悪い事を考えている様ですわ・・・。」

楯無「いいじゃないの。面白そうだし。」

簪「お姉ちゃん・・・。」

12: 2014/05/06(火) 15:34:15 ID:dMO5dteA
次の日

ラウラ「トラップは既に設置した。私達はISで奇襲をすればいいのだな。」

両津「そう言う事だ。すぐに配置に着け!」

ギュイーンギュイーン

ワスプ「正義のヒーローが一般の高校生を攻撃していいのかしら?」

両津「あいつ等はわしを懲らしめるつもりだ。そっちがその気ならこっちも黙ってる訳にはいかないからな。」

ビービー

両津「おっ、通信だ。」

山田『両津校長、文月学園の生徒達が校舎を出ました!』

両津「分かった。すぐに配置に着け!」

ドドドドドド

13: 2014/05/06(火) 15:37:47 ID:dMO5dteA
ザッザッ

明久「IS学園までの距離はどのくらいだ?」

秀吉「あと10分ぐらいはかかるようじゃ。」

明久「そうか。くれぐれも用心して行けよ。」

カサカサ

セシリア「こちらチームブルー。文月学園の生徒達が第1トラップに近づきましたわ。」

両津『よし!第1トラップを起動させろ!』

セシリア「了解!」ポチッ

16: 2014/05/06(火) 21:19:44 ID:dMO5dteA
ドゴーン ヒューン

明久「おい!上だ!」

雄二「な!?」

ドッゴーン

生徒達「ギャアアアアアアア!!」

セシリア「作戦成功ですわ!」

両津『よくやった。残りはどのくらいだ?』

セシリア「はい。4分の1が脱落しました。」

両津『分かった。すぐにISチームのいる場所に合流してくれ。』

セシリア「はっ!」ビュン

17: 2014/05/06(火) 21:25:48 ID:dMO5dteA
ピピピピピ

両津「おう。わしだ。」

リナリー『こちらチームブラック。彼等が第2トラップに近づいたわ。』

両津「よし。すぐに起動させろ!」

リナリー『了解!』ポチッ

アイアンマン「いったい何を仕掛けた?」

両津「今に分かる。」クククク

18: 2014/05/06(火) 21:28:02 ID:dMO5dteA
ズボッ

明久「へ?」

ヒュルルルルルル

生徒達「うわあああああああ!!」

ドシーン

リナリー「まさか巨大な落とし穴で引っかかるとはね・・・。」

ガシッ

リナリー「ん?」

明久「まだだ・・・。まだあきらめないぞ・・・。」

雄二「なんとしてでも勝利を掴むんだ・・・。」

リナリー「どうやら半数が脱落した様ね。すぐに連絡しないと。」ピポパ

19: 2014/05/06(火) 21:32:24 ID:dMO5dteA
両津「リナリーが連絡があった。残り人数は4分の1となったようだ。」

鈴「となると、あとは直接戦うしかないわね。」

両津「そう言う事だ。すぐに戦闘態勢を取れ!」

ガシャンガシャン

未来「敵の姿が見えました!こちらに向かっています!」

両津「よし!戦闘開始だ!」

ドドドドド

21: 2014/05/06(火) 21:45:09 ID:dMO5dteA
セシリア「ハイパーレーザー起動!」ギュイーン

鈴「煉獄火炎弾!」ゴオオオオオ

シャル「旋風竜巻弾!」ギュオオオオオ

ラウラ「アサルトコンバットX!」ズガガガガガ

ドゴーン バゴーン

明久「くそっ!攻撃される度に仲間が次々とやられていく!」

康太「だが俺達はこんなところであきらめる訳にはいかない。」

雄二「俺達は両津を倒さなくてはならないからな!」

明久「その通りだ!美波たちもこんなところで――――。あら?」
明久が美波達に呼びかけようとするが、彼女達の姿はいなかった。

22: 2014/05/06(火) 21:48:29 ID:dMO5dteA
両津「あいつ等なら向こうだぞ。」

明久「へ?」
両津達が指差す方を向くと、美波達はカービィと遊んでいた。

美波「はい。よしよし。」ナデナデ

カービィ「ぽーよ。」

秀吉「うむ。なかなかかわいいな。」

ルイズ「カービィは私のパートナーだからね。」

明久「・・・。」

23: 2014/05/06(火) 21:51:19 ID:dMO5dteA
両津「これで残るはお前等だな。これで終わらせてやる!」ダッ

明久・雄二・康太「ひいいいいいい!!」

ドカバキボカスカ

明久「ず、ずびばべん(す、すいません)・・・。」

雄二「俺達が悪かったです・・・。」

康太「もう二度としないので勘弁してください・・・。」

両津「よろしい。」

箒「いくら何でも暴力はやり過ぎですね・・・。」ヒソヒソ

ワスプ「そ、そうね・・・。」ヒソヒソ

24: 2014/05/06(火) 22:05:51 ID:dMO5dteA
翌日

箒「で、彼等はその後、どうなりましたか?」

瑞希「クラス対抗召喚戦争に向けて頑張っています。ですが、トラウマを克服できるかどうかが心配ですね。」

鈴「ああ。両津が3人をボコボコにした事ですね。」

ラウラ「彼等が両津とまた会った時は、すぐに固まるかも知れませんね。」

瑞希「確かにそうですね・・・。」ニガワライ

箒セラ鈴「ハァ・・・。」

25: 2014/05/06(火) 22:15:31 ID:dMO5dteA
校長室

シャル「勘吉、それは?」

両津「明久達がくれた腕輪だ。これを装着すれば召喚獣を呼び出す事ができる。」

シャル「どんな召喚獣なのか見せてくれない?」

両津「では、行くぞ。サモン!」カッ

ボンッ
両津が召喚した召喚獣は、本人そっくりの召喚獣だった。

シャル「へぇ。勘吉そっくりだね。」

両津「召喚獣は召喚者をデフォルメした姿の分身だからな。」

シャル「じゃあ、僕達も腕輪があれば使えるのかな?」

両津「こうなると思って、文月学園から送られてきたからな。」
両津は大量の腕輪が入っている箱を持ってきた。

26: 2014/05/06(火) 22:20:48 ID:dMO5dteA
シャル「これ、全部生徒達に配るの?」

両津「ああ。この機能をISに取りつけるからな。すぐに職員室に持ってくぞ。」

シャル「はーい!」

テクテクテクテク

両津(明久。お前等がくれた腕輪、大切に使ってもらうぜ。)

27: 2014/05/08(木) 19:40:19 ID:QdajjXOg
一方、文月学園では・・・。

宗一「あの3人、帰って来てからテストの点数が大幅に上がりましたが・・・。」

学園長「ああ。あれはIS学園の両津校長が彼等をボコボコにしたからだよ。」

学園長「そのおかげで3人はトラウマを植え付けられたけどね。」

宗一「そうですか・・・。」

学園長「まっ、両津校長の制裁がなかったら、彼等は暴走していたのかもしれないね。」

学園長「そのお礼に腕輪も送ったし。」

宗一(IS学園に大量の腕輪を送ったのは、そういう事だったのか・・・。)

28: 2014/05/08(木) 19:52:44 ID:QdajjXOg
Fクラス

明久「リョウツコワイ・・・。リョウツコワイ・・・。」ガタガタ

雄二「これから俺達は真面目に生きます・・・。」ガタガタ

康太「もう二度と悪い事はしません・・・。」ガタガタ

秀吉「こうなってしまうと、彼等のトラウマは当分消えないな。」

美波「でも、そのおかげでFクラスは勝利を重ねているし、このままでいいんじゃない?」

秀吉「そうじゃのう・・・。」

優子「アンタ達、本当に悪魔ね・・・。」

29: 2014/05/08(木) 21:21:15 ID:QdajjXOg
おまけ 両さんの昔話

箒「いや、何ですかこの企画は?」

両津「今回から始まった新企画だ。1回目のお話は金太郎だ。」

鈴「聞いたことがあるわ。確かクマと相撲を取っていたわね。」

両津「その通りだ。では、昔話の始まり始まり~。」

カーンカンカンカンカンカンカンカンカン、カカン

30: 2014/05/08(木) 21:35:54 ID:QdajjXOg
両津「昔々、足柄山に金太郎という少年が住んでいました。」

両津「金太郎は体が小さいけれど力自慢。いつも山の動物たちと相撲をしていました。」

ミカサ「なんで私が金太郎なの?」

両津「そこ、文句を言うな!」

ミカサ「はーい・・・。」

両津「もちろん金太郎に勝てる動物はいません。そして今日はクマとの勝負です。」

アニ「なんで私がこんな役を・・・。」

両津「我慢しろ。力自慢の金太郎が負けるはずがありません。」

サシャ「でも、この組み合わせはまずいのでは・・・。」

シャル「なんか嫌な予感がするね・・・。」

31: 2014/05/08(木) 21:53:38 ID:QdajjXOg
ミカサ「エレンは私の物。あなたに渡す訳にはいかない。」ゴゴゴゴゴ

アニ「言ってくれるね。だったらここで決着を着けさせてもらうよ。」バキボキ

両津「さあ、勝負だ。見合って見合って、はっけよーい・・・、のこった!」

ドカバキボカスカ

両津「おーっと!お互い殴り合ったー!!これはもう相撲ではない。意地と意地のぶつかり合いとなったー!!」

アニ「そこだ!」ビュン

ミカサ「甘い!」ドガッ

両津「おーっと!金太郎の鉄拳が炸裂!クマが一瞬グラついたー!」

アニ「くっ・・・。」

両津「ここで金太郎が助走をつけ、そのままクマにぶちかましたー!」

アニ「まずい!」ビュン

両津「だがアニはうまく体をかわしたー!!」

バシャーン

32: 2014/05/08(木) 21:57:38 ID:QdajjXOg
両津「金太郎の負けー!」

バシャバシャ

両津「泥だらけになった金太郎。それでもクマに勝負を挑んだ。」

アニ「泥だらけになってもまだやる気かい?」

ミカサ「当然。」バキボキ

両津「さあ、クマに勝負を―――――。」

ゴチーン

両津「うげっ!」

鈴「いい加減に止めなさい!これ以上は見ていられないわ!」

両津「わ、分かった・・・。」

鈴「まったく・・・。」

ミカサ・アニ「・・・。」

33: 2014/05/08(木) 22:13:37 ID:QdajjXOg
両津「日本一の金太郎も、クマには敵いませんでしたとさ。」

両津「めでたしめでたし。」

千冬「面白くないだろ、こんな話!」

ケロロ「いやいや、楽しいお話でありましたぞ。」パチパチ

両津「そうか。そう言ってくれると照れるな。」

ソニック「もっと他にあるのか?」

両津「もちろんあるぞ。次回の昔話も楽しみにしてくれよな!」

鈴「まだ続くのね・・・。」

34: 2014/05/08(木) 22:25:52 ID:QdajjXOg
次回予告

両津「クルル、なんだそれは?」

クルル「こいつはスーパーレントゲン。これを着けるといろんな物が見えるのさ。」

ケロロ「うわ・・・。内臓とかいろいろ見えますな。」

麗子「しかも裸まで見えるわよ。まさかこれを使っていたずらをするんじゃないでしょうね?」

両津「んな訳あるか!わしはこれを使っていたずらをするような男ではない!」

千冬「だがそれを狙おうとする外敵が多くいる。あいつ等に渡したらとんでもない事になるからな。」

葛城「もちろんそのつもりだ。セクハラをするのはアタイだけで十分だからな!」

ゲッコウガ「自信を持って言うセリフじゃないでござるよ・・・。」

両津「次回、『スーパーレントゲン争奪大乱戦!』。よろしくな!」

36: 2014/05/09(金) 18:47:30 ID:iSEt.w/k
28話「スーパーレントゲン争奪大乱戦!」

37: 2014/05/09(金) 20:07:50 ID:iSEt.w/k
研究室

両津「クルル、なんだそれは?」

クルル「こいつは新しく開発したスーパーレントゲン。これを着けるといろんな物が見えるのさ。」

ケロロ「どれどれ。」カチャ

ウィーン

タママ「軍曹さん、どうですか?」

ケロロ「おお!内臓が丸見えですな。しかもその丈夫さは人間じゃない。」

両津「わしの体を勝手に見るな!」

ギロロ「次は俺に見せてくれ。」

ドロロ「拙者もみたいでござる。」

両津「順番に並ぶな!わしは見世物じゃないぞ!」

38: 2014/05/09(金) 20:39:11 ID:iSEt.w/k
それから30分後

ガサガサ

康太『こちらムッツリーニ。スーパーレントゲンの位置を確認した。』

才人「分かった。こちらもすぐに向かう。行くぞ!」

バカ共「おう!!」ダッ

39: 2014/05/09(金) 20:43:02 ID:iSEt.w/k
康太は連絡した後、研究室の中に入った。
康太「うーむ。なかなか暗くて見つからないな。」

コツコツ

康太「確かここの辺りに・・・、あった。」
康太はスーパーレントゲンを着けた後、右のレバーを引きながら確認し始めた。

康太「どうやら本物に間違いない。すぐに実験開始だ!」ダッ

40: 2014/05/09(金) 20:46:56 ID:iSEt.w/k
中庭

ミラジェーン「うーん!こんないい天気は太陽の光を浴びるのが一番ね。」

リサーナ「そうだね。次の授業でも寝ない様にしっかりと浴びとかないと。」

ルーシィ「太陽の光は眠気を吹きとばす効果があるからね。せっかくだからストレッチでもしない?」

レビィ「いいね!丁度体を動かしたいところだし!」

ジーッ

康太「なかなか悪くないな・・・。」

42: 2014/05/09(金) 20:53:20 ID:iSEt.w/k
第3アリーナ

箒「ふう・・・。今日はこのくらいだな。」

セシリア「データの結果が出ましたわ。前よりかなり上がっていますわね。」

箒「ああ。だが両津さんは私達よりもはるかに強い。少しでも近づけるように頑張らないと。」

鈴「そうね。次は私が行くわ。」

セシリア「では、データ測定開始!」ポチッ

ジーッ

康太「意外と大きいな・・・。」

43: 2014/05/09(金) 21:02:05 ID:iSEt.w/k
運動場

シルフィード「きゅいきゅい!リザードン様、待つのねー!」ギュイーン

リザードン「頼むからいい加減にしてくれー!」ギュイーン

ルカリオ「この学園に転校しても、2人は相変わらずだな。」

タバサ「確かに。」コクリ

カービィ「ぽよ・・・。」ネムタゲ

ルイズ「よしよし。眠たいのね。じゃあ、今から子守唄歌ってあげるから。」

ジーッ

康太「カービィが邪魔だな・・・。」

44: 2014/05/09(金) 21:13:51 ID:iSEt.w/k
その後、めだかとリナリー、ミカサ達、恋姫達など、女子が知らない内に被害者が増えていくのであった。
康太「よし。あとは才人たちと合流するだけだ・・・。」

バッ

康太「何だ!?」

智樹「俺の名は桜井智樹。平和を愛する中学生さ。」

康太「中学生にはこれはまだ早い。引っ込んでろ。」

智樹「そうはいかないね。何としてでも手に入れてみせる!」バッ

バシュッ

康太「しまった!」

智樹「いただいたぜ。ウヒョヒョヒョヒョ!」ドドドドド

康太「待てーーー!」ドドドドド

45: 2014/05/09(金) 21:20:36 ID:iSEt.w/k
研究室

ケロロ「ゲロッ!?研究室が荒らされておりますぞ!」

ドロロ「しかもスーパーレントゲンもなくなってるでござる!」

両津「どうした?何の騒ぎだ?」

ケロロ「これは両津校長。実はスーパーレントゲンがなくなってしまったのであります!」

両津「となると、何者かが侵入して奪ったに違いないな。」

ワスプ「このまま放って置いたらとんでもない事になるわね。すぐに捕まえましょう!」

両津「よし!出動だ!」

47: 2014/05/09(金) 21:24:05 ID:iSEt.w/k
ドドドドド

智樹「ウヒョヒョヒョヒョ!これで楽園に一歩近づくぞ!」

才人「そうはさせるか!」ドガッ

智樹「うげっ!」
智樹が飛ばされた衝撃で、スーパーレントゲンは才人の手に渡ってしまった。

才人「康太から連絡があった。スーパーレントゲンはもらっておくぜ。」

智樹「くそっ・・・。仲間がいたのか・・・。」

48: 2014/05/09(金) 21:32:04 ID:iSEt.w/k
才人「では、早速・・・。」

鍵「そうはさせるか!」ドゴン

才人「うげっ!」

ヒュルルルルル

才人・智樹・鍵「し、しまった!」

ポトン

兎角「ん?これはいったい?」

晴「いったい何でしょうかね?」

春紀「とりあえずつけてみたらどうだ?」

兎角「あ、ああ・・・。」カチャ

49: 2014/05/09(金) 21:36:02 ID:iSEt.w/k
ジーッ

晴「どうでしたか?」

兎角「あ、ああ・・・。なんか見た事のない物が・・・。」クラッ

バターン

鳰「げっ!気絶したッス!」

晴「しっかりしてください!」ユサユサ

鍵「今がチャンスだ!」ダッ

ヒュン

鍵「な、何者だ!?」

明久「才人、スーパーレントゲンは奪還したぜ。すぐに逃げるぞ!」

才人「おう!」ダッ

智樹「逃がすか!」ドガッ

才人「うげっ!」

ポトッ

50: 2014/05/09(金) 21:39:16 ID:iSEt.w/k
ほむら「あら?何かしら?」ヒョイ

ジーッ

ほむら「とりあえず着けてみるわね。」カチャ

まどか「あっ、ほむらちゃん!」

クルッ

ほむら「あ・・・。」

ブブーッ、バターン

まどか「ちょ!!ほむらちゃん!!一体どうしたの!?」

ほむら「じ・・・・・・持病よ・・・・・・。」

まどか「持病!?」

杏子「どうしたんだい?」

まどか「あ、杏子ちゃん!!ほむらちゃんが急に鼻血を出して倒れて・・・・。」

杏子「おわ!!何かえらい事に・・・・・・ん?何?この眼鏡?」ヒョイ

51: 2014/05/09(金) 21:41:36 ID:iSEt.w/k
杏子「何だ、眼鏡か。どんな眼鏡だ?」

さやか「お、何やってんの~?」

杏子「あ、さやか―――」

ブブーッ、バターン

まどか「エエェェェェェェェェェェ!?杏子ちゃん!?何で!?何で杏子ちゃんも!?」

ユミル「どうしたんだよ?」

まどか「あっ、ユミルさん!!」

ユミル「何だコリャ!?」

52: 2014/05/09(金) 21:46:20 ID:iSEt.w/k
まどかが事情説明した後、ユミルはスーパーレントゲンを取った。
ユミル「なるほど。この眼鏡をかけたらそう言う事になってたのか。」

まどか「はい。それでほむらちゃんと杏子ちゃんが倒れてしまって・・・。」

ユミル「そうか。しかしこの眼鏡はいったい・・・。」

クリスタ「何やってるの?ユミル。」

ユミル「おお、クリスタか・・・・・・・・・。」

ブブーッ、バターン

クリスタ「え!?ユミル!!?」

まどか「エェェェェェェェェェェェェェェェェ!!?何でほむらちゃんや杏子ちゃんにユミルさんも!?」

さやか「なんで皆揃って大量の鼻血を出しちゃったの!!?」
まどか達が困惑している中、才人がこっそりとスーパーレントゲンを回収した。

53: 2014/05/09(金) 21:51:15 ID:iSEt.w/k
校舎裏

康太「よし。こっちまで持ってこれたな。」

明久「才人のおかげで手に入れる事ができたぜ。」

才人「ああ、それにほむらと杏子達が何かやらかしたおかげで回収できた。」

キンジ「で、これからどうするつもりだ?」

才人「決まってるだろ。順番に交代しながら生徒達の裸を見るんだよ。」

一夏「いくら何でも犯罪になるんじゃ・・・。」

雄二「大丈夫だ、。見つからなければ問題ないからな。」

月音「いや、見つからなくても問題になると思うぞ・・・。」

才人「話は済んだか。では、行くぞ!」

バカ共「おう!」

54: 2014/05/09(金) 21:58:46 ID:iSEt.w/k
両津「そこまでだ!」

バカ共「!?」

スタッ

明久「お、お前はあの時の・・・!」

両津「どうやら貴様等がスーパーレントゲンを奪った犯人だったのか。覚悟しろ!」ダッ

才人「冗談じゃない!捕まってたまるか!」ダッ

ワスプ「そこ!」ビビッ

ドガシャーン

雄二「うおっ!」

ワスプ「いくら逃げ出そうとしても無駄よ。私の雷はサーチ機能も付いているからね。」

康太「こうなってしまうと苦戦するな。一旦安全な場所に移動しよう。」ダッ

才人「ああ。」ダッ

55: 2014/05/09(金) 22:04:39 ID:iSEt.w/k
康太たちが安全な場所に辿り着いたその時、その場所では箒達が待ち構えていた。
両津「こうなると思って全員に伝えておいたんだよ。先回りしておけってな。」

雄二「しまった!」

ソニック「それに、先ほどの2人はもう倒したからな。」
ソニックが指差す方を見ると、ボロボロになった智樹と鍵がロケットに縛られていた。

両津「これでお前達の負けは決まったな。覚悟はできているか?」バキボキ

箒「一夏。お前まで覗きを行うとは・・・、見損なったぞ。」

ラウラ「氏ぬ準備はできているだろうな?」

一夏「ご、誤解だ!俺は無理矢理連れて来られただけだぞ!」

萌香「月音。あなたまで参加していたとはね・・・。」

月音「あわわわわ・・・。」

ルイズ「あなたみたいな奴は、使い魔失格よ。覚悟しなさい!」

デルフ「相棒、最大奥義で倒そうぜ!」

カービィ「ぽよ!!」

才人「ま、待て!話せば分かる・・・。」

56: 2014/05/09(金) 22:11:51 ID:iSEt.w/k
アリア「キンジ、あんたという人は・・・。」ゴゴゴゴゴ

キンジ「た、頼むから話を聞いてくれ!」

瑞希「3人共、覚悟はできていますか?」ニコリ

明久「姫路さん!落ち着いて!」

雄二「そうだぜ!俺達は仲間だろ!?」

康太「だから今回だけは・・・。」

柳生「言い訳無用だ!それで雲雀の全裸を見るつもりか・・・絶対に許さんぞ!!」

両津「これで決定だな。一斉攻撃開始!!!」

ドカバキボカスカドゴーン

バカ共「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」

バターン

両津「わし等に敵うなんて100年早い!ガハハハハ!!」

58: 2014/05/10(土) 08:52:21 ID:K9oztaqw
その後、明久達はロケットに縛られてしまい、そのまま空の彼方に飛ばされてしまった。
両津「まったく、これは厳重に保管しないといけないな。」

葛城「ああ。それにスーパーレントゲンがなくても、身体を確かめる方法が一つだけあるからな。」

ソニック「その方法とは?」

葛城「セクハラだよ!」バッ

モミモミモミモミ

生徒達「キャアアアアアアア!!」

葛城「いっしっしっしっし。」モミモミ

アイアンマン「女同士のセクハラも犯罪と一緒なのか?」

ハルク「さあな・・・。」

59: 2014/05/10(土) 08:56:30 ID:K9oztaqw
その夜

カチャカチャ

両津「よし。スーパーレントゲンの機能を追加したデジタルカメラの完成だ。」

ケロロ「両津校長。まさかこれで写真を次々と撮るんじゃ・・・。」

両津「その通りだ。これを使って写真コンテストに送るんだよ。」

部長「ほーう。このカメラで写真を撮るという事か。」ヌッ

両津「ぶ、部長――――――!」

部長「このぶぁっかも――――――――ん!!!」ギリギリ

両津「ぎえええええええええ!!」

ケロロ「やっぱり悪い事はできませんな・・・。」

60: 2014/05/10(土) 08:59:29 ID:K9oztaqw
両さんの昔話 白雪姫

両津「昔々あるところに王妃様がいました。王妃様は鏡に向かってこう言いました。」

春花「鏡よ。この国で一番美しいのは?」

鏡「それは白雪姫です。」

春花「うぐぐ・・・。こうなったら彼女を始末するしか方法はないわ。覚悟しなさい!」

両津「そして王妃様は白雪姫を始末しようと暗殺者を送りました。」

61: 2014/05/10(土) 09:03:07 ID:K9oztaqw
雲雀「あわわ・・・。」

両津「王妃様は白雪姫が始末される瞬間を楽しみにしながら、こっそりと影から見ました。」

柳生「待て!」

両津「だが王子様がいる限り、そう簡単にはいかないようです。」

楯無「ああ。王子様は柳生ちゃんがやっているからね・・・。」

両津「王妃様は次の作戦を考えようと、その場から立ち去りました。」

62: 2014/05/10(土) 09:06:34 ID:K9oztaqw
両津「白雪姫は7人の小人たちにも助けられました。」

ルイズ「いい?怪しい人が来たら絶対に出ちゃダメよ。」

雲雀「はーい。」

10分後

コンコン

雲雀「はーい。」

ガチャッ

春花「私はリンゴ売りよ。一個いかが?」

雲雀「じゃあ、一つ頂戴。」

両津「雲雀はリンゴを受け取ってかじった瞬間・・・。」

箒達「」ゴクリ

両津「王妃様を愛してしまいました。」

ドンガラガッシャーン←箒達がずっこけた音

63: 2014/05/10(土) 09:09:54 ID:K9oztaqw
箒「ちょっと待ってください!普通はリンゴの毒で倒れるじゃないですか!」

春花「いや、だって雲雀が私を好きになってもらいたくて・・・。」

箒「そう言う問題じゃないですよ!」

鈴「こうなると柳生が黙っていられなくなるわね・・・。」チラッ

柳生「な、なんてことだ・・・。ひばりが・・・。」ガタガタ

鈴「やっぱり・・・。」

シエスタ「お、王子様のキスなら元に戻すことができますわ!」

柳生「え!?この全員の前でやるのか!?」

シエスタ「」コクリ

柳生「不本意だが、やるしかないな・・・。」

64: 2014/05/10(土) 09:17:21 ID:K9oztaqw
両津「そして王子様は白雪姫にキスをしようと、彼女を抱えました。」

柳生(うう・・・。恥ずかしくてできない・・・。ひばり・・・・。)

チュッ

オーッ

両津「すると白雪姫は元に戻り、王子様の方を向きました。」

雲雀「あなたが私を助けてくれたんですね。ありがとうございます。」

柳生「ああ・・・。私は女だが、それでもいいのか?」

雲雀「ええ。別に気にしてないですよ。」ニッコリ

セシリア(そう言う事は気にしてないですわね・・・。)

65: 2014/05/10(土) 09:25:05 ID:K9oztaqw
両津「その後、王子様と白雪姫は一緒に暮らし、王妃様は鉄の靴を履かされ、そのまま湖に飛び込んでしまいました。」

春花「納得いかないわ。なんで私が鉄の靴を履かされなきゃいけないのよ。」

日影「しょうがないやろ。これが本来のストーリーなんやから。」

春花「じゃあ、こんな結末はどうかしら?」

両津「どんな結末だ?」

春花「白雪姫が元に戻ったことを知った王妃様は、すぐに白雪姫の元に駆けこみました。」

柳生「それで白雪姫にキスをしたということか。俺は絶対に認めないぞ。」ゴゴゴゴゴ

春花「あら。よく知っているわね。あなたに雲雀は渡さないわ。」

柳生「それはこっちのセリフだ。覚悟しろ!」ダッ

ワーワーギャーギャー

両津「お前、苦労しているな・・・。」

雲雀「う、うん・・・。」

飛鳥「じ、次回もお楽しみに・・・。」

66: 2014/05/10(土) 09:39:07 ID:K9oztaqw
次回予告

箒「裏江戸城にある黄金伝説ですか?」

両津「そうだ。ところがそれを狙おうとする忍者軍団がいる事が判明された。」

ゲッコウガ「しかも彼等は道元と組んでいるでござるよ。」

焔「となると、道元も動き出したようだな。」

飛鳥「何としてでも道元の野望を止めさせないと!」

両津「もちろんそのつもりだ。だがお宝を手に入れる事も忘れるなよ?」

雪泉「どれだけお宝に執着しているんですか・・・。」

ワスプ「私に言われても・・・。」

箒「次回、『裏江戸城黄金伝説。』。よろしく頼む。」

67: 2014/05/10(土) 12:44:00 ID:K9oztaqw
第29話 裏江戸城黄金伝説

68: 2014/05/10(土) 14:08:58 ID:K9oztaqw
道元のアジト

忍A「報告します。例の物が完成しました。」

道元「そうか。下がって良い。」

忍A「ははっ。」シュン

道元「ついに完成したか。私の野望ももうすぐだ・・・!」

69: 2014/05/10(土) 15:32:58 ID:K9oztaqw
次の日

箒「宝の地図ですか?」

両津「ああ。恵比寿の像の中からこんな物が見つかった。」

鈴「どれどれ?えーと、滝の水なくなりし時、裏江戸城の鍵開かれん。」

箒「なかなか分かりませんね。」

ゲッコウガ「拙者は分かったでござるよ。」

両津「ゲッコウガ、知っているのか!?」

ゲッコウガ「これは家康が書いた手紙でござるよ。手紙の端に家康の文字が書いてあるでござる。」

瑞希「でも、これは何を意味しているのでしょうか?」

ドダイトス「もしかするとお宝が眠ってあるのかもしれないな。」

両津「お宝だと!?」クワッ

ゲッコウガ「家康は大阪夏の陣の戦いで勝利した後、その軍資金を安全なところに移動させた。」

ゲッコウガ「現代の金額で換算すれば、一兆円くらいでござろう。」

カタカタカタチーン

70: 2014/05/10(土) 15:52:40 ID:K9oztaqw
両津「こうしちゃいられん!すぐに行くぞ!」

ゲッコウガ「だが、そのお宝は忍者軍団も狙っている。新たな情報では、道元と手を組んだそうでござるよ。」

焔「その話は本当なのか!?」バタン

両津「焔、いつの間にいたのか!?」

焔「ああ。偶然通りかかったからな。」

ゲッコウガ「本当でござる。先程部下から連絡があったでござるからな。」

セシリア「さすがはゲッコウガ一族ですわね・・・。」

サーナイト「とにかく急ぎましょう。奴等にお宝を取られない内に!」

ピカチュウ「ピッカー!」

両津「そうと決まれば善は急げだ。明日、出発するぞ!」

全員「おう!」

71: 2014/05/10(土) 16:20:14 ID:K9oztaqw
翌日、恵比寿神社

恵比寿「あはははは!何ですかその格好は!!」アハハハ

両津「向こうが忍者なら、こっちは忍者部隊だからな。」

箒「ところで恵比寿さん。ここみたいに元祖がついて七福神を祭っている神社は他にもあるのですか?」

恵比寿「ええ。こちらに地図があります。」

瑞希「えーと、ここから一番近いのは、元祖弁財天神社ですね。」

両津「よし!すぐそこに行くぞ!」

???「その必要はありません。」

両津「だ、誰だ!?」

72: 2014/05/10(土) 16:30:33 ID:K9oztaqw
遥「お探しの元祖弁財天神社の一人娘、弁天遥です。よろしく!」バインボイン

鈴(うう・・・。憎い・・・。)

ルイズ(同感ね・・・。)

ラウラ「その必要はないってどういう事だ?」

遥「これを見て。」

ラウラ「これは弁財天の像!しかも底に穴が開いている!」

両津「という事は地図もあるのか!?」

遥「この中にあります。」サッ

ルイズ「む、胸の中から・・・。」

鈴「うう・・・。自信がなくなってきた・・・。」

73: 2014/05/10(土) 18:29:46 ID:K9oztaqw
両津「なになに?七福神揃いし時、裏江戸城天守閣の扉開くなり。」

ラウラ「また裏江戸城か。ともかく、残りの5つを探せば、手掛かりが見つかるだろう。」

遥「そうと決まれば次に行きましょう!」

両津「お前が仕切るのかよ・・・。」

ゲッコウガ(おかしい・・・。弁天神社にあんな子はいないはず・・・。少し様子を見た方がいいでござるな。)

74: 2014/05/10(土) 18:42:52 ID:K9oztaqw
元祖毘沙門天神

斑鳩「そうですか。3日前に盗まれたのですね。」

未来「もしかするとあの忍者軍団の仕業ね。」

神主「それだけではなく布袋、寿老人、福禄寿も盗まれてしまったのです。」

夜桜「となると、残るは大黒天だけですね。」

両津「よし。大黒天神社に向かうぞ!」

75: 2014/05/10(土) 18:54:59 ID:K9oztaqw
ギュイーン

ラウラ「おい・・・。ここは神社のはずなのに、高級住宅ばかりだぞ。」

箒「いったいどうなっているんだ?」

遥「あれよ!」ユビサシ

セシリア「あれって・・・。神社ではありませんわ!」

楯無「いったいどういう事!?」

遥「元祖大黒天神社の神主は、商売繁盛の大黒様を祭ってるだけあって、めっちゃ商売人でね。」

遥「株屋土地売買で大儲けして、5年前に神社を廃業しちゃったのよ。」

箒「こうなってしまうとなかなか手に入らないな。」

両津「ここは侵入作戦でいこう。全員配置に着け!」

ダッ

76: 2014/05/10(土) 18:57:55 ID:K9oztaqw
その夜

両津「さーて、どうやって中に入るか・・・。」

ドゴーン

両津「あれは忍者軍団!?」

ルカリオ「どうやら奴等もここに来たようだな。こうしてはおれん!」ダッ

リザードン「お、おい!ルカリオ!!」ダッ
両津達が城の中に入ると、そこには忍者の姿はいなかった。

警備員「いたぞ!侵入者だ!」

両津「ち、違う!わし等は・・・。」

バウバウバウバウ

両津達「ひえええええええ!!」ドドドドド

77: 2014/05/10(土) 19:01:37 ID:K9oztaqw
ハァハァ

両津「まったく、おかげでひどい目に遭ったぞ。」

ルカリオ「す、すまない・・・。」

遥「皆、大丈夫!?」

簪「だ、大丈夫じゃありませんよ・・・。どこに行ってたんですか・・・。」

遥「城の中に入ってこれを貰って来たの。」サッ

シャル「それって、大黒天の像!」

両津「でかしたぞ!それを手掛かりにして、お宝を手に入れるぞ!」

忍B「そうはいかん!」

ゲッコウガ「来たか!」

ガキン

78: 2014/05/10(土) 19:07:16 ID:K9oztaqw
忍B「貴様、ゲッコウガ一族の!?」

ゲッコウガ「まさかこんなところで出会えるとは・・・、まだ拙者に恨みがあるでござるか?」

忍B「ああ。アンタによって俺の仲間達が次々とやられたからな。今度こそ始末してやる!」

ザッ

ゲッコウガ「どうやら久々に刀を抜く事ができるでござるな。」スッ

リザードン「まさかあの刀を!?」

ゲッコウガ「その通り!」バッ

ゴオオオオオオオオ

ゲッコウガ「これぞ我がゲッコウガ一族の剣、『月光牙』でござる!」

79: 2014/05/10(土) 19:41:53 ID:K9oztaqw
忍B「ええい!こうなったら奴を始末しろー!!」

忍達「おう!」ダッ

ゲッコウガ「好都合。」スッ

シュパッ

ゲッコウガ「水神斬!!」

ドサドサドサドサッ

両津「やるじゃねえか!」

箒「では、私も行くぞ!」チャキ

バシュッ

箒「烈火の太刀。」

忍達「ぐはっ!」

80: 2014/05/10(土) 19:49:30 ID:K9oztaqw
忍B「く・・・。このままだとまずいな。退却だ!」

タタタタタ

ゲッコウガ「どうやら逃げたでござるな。」

両津「だが、残りの地図が奴等の手に渡っている。こうなると直接あいつ等を追わないとといけないな。」

簪「それなら私に任せてください。」サッ

ポウッ

瑞希「この光は!?」

簪「残りの地図の破片よ。この場に集まりたまえ!」カッ

ボワン

両津「おお!残りの地図の破片だ!でかしたぞ簪!」

簪「ありがとうございます!」ペコリ

楯無「なかなかやるわね。これで宝の地図の場所が分かったわ。」

両津「どこにあるんだ?」

楯無「中禅寺湖の底よ。」

81: 2014/05/11(日) 09:56:55 ID:MR2WY.g2
中禅寺湖

楯無「この奥底にある栓を抜けば、お宝が出てくるはずね。」

瑞希「ここは私に任せてください!」サッ

<モードチェンジ、マーメイド>

カッ
姫路の姿は人魚になり、そのまま湖の中に入った。

82: 2014/05/11(日) 09:59:56 ID:MR2WY.g2
瑞希(えーと、栓は・・・。)ブクブク

瑞希「ありました!えいっ!」スポッ

ゴオオオオオオ

瑞希「退散~!!」ギュオーン

バシャーン パシッ

両津「でかしたぞ姫路!」

瑞希「えへへ。」

83: 2014/05/11(日) 10:44:15 ID:MR2WY.g2
両津達が水が無くなった湖に降りた瞬間、お宝の姿は何処にもなかった。
箒「お宝が何処にも見当たりません!」

セシリア「骨折り損のくたびれもうけですわね・・・。」

両津「くそー!」

ピピピピピ

両津「はい。両津だが。」

雪泉『両津校長、大変です!湖から城が出現しました!』

両津「何!?どのような城だ!?」

雪泉『確か江戸城と同じ姿です!』

両津「分かった。すぐに出動態勢を取ってくれ!」

雪泉『はっ!』

ピッ

84: 2014/05/11(日) 11:19:04 ID:MR2WY.g2
両津「雪泉から連絡があった。別の湖から裏江戸城が出現したそうだ。」

飛鳥「その湖の居場所は?」

両津「確か・・・。」ピポパ

両津「げっ!フジテレビの地下からじゃねえか!」

飛鳥「まさかあんなところに隠されていたなんて・・・。」

斑鳩「じゃあ、栓を引き抜いた結果、フジテレビの本社は崩れてしまったかも知れませんね。」

ラウラ「こうなってしまうと請求書が来るだろうな。」

両津「そんな事は後回しだ!すぐに裏江戸城に向かうぞ!」

全員「おう!!」

85: 2014/05/11(日) 11:25:47 ID:MR2WY.g2
一方、上空

バリバリバリバリ

忍A「報告があります。裏江戸城が出現しました!」

道元「よし!すぐにあそこへ向かうぞ!」

忍A「はっ!」
両津達、道元率いる忍者軍団が裏江戸城に集結するとき、最大の戦いが今、始まろうとする。
果たして勝つのはどちらだろうか!?それは戦ってみないと分からない。

86: 2014/05/11(日) 11:52:58 ID:MR2WY.g2
次回予告

リザードン「いよいよ裏江戸城に突入か。」

ゲッコウガ「ここからは忍者軍団も本気を出すでござろう。油断は禁物でござるよ。」

焔「分かってる。それに道元もあそこに向かっているからな。」

詠「私達の戦いも終止符を迎えるのですね!」

ゲッコウガ「あと忍者軍団の頭領の正体も分かった。拙者達の中にいる事が判明されたでござるよ。」

瑞希「そ、その人は!?」

両津「それは次回をお楽しみに!」

箒達「あら――――!」ドドーッ

瑞希「次回、『最大決戦!両津軍団VS道元・忍者連合軍。』。お楽しみに!」

87: 2014/05/11(日) 11:53:37 ID:MR2WY.g2
30話 最大決戦!両津軍団VS道元・忍者連合軍。

88: 2014/05/11(日) 11:59:46 ID:MR2WY.g2
お台場

雪泉「両津校長がまもなくこちらに向かいます。戦闘準備の方はどうでしょうか?」

ワスプ「全員準備完了よ。あとは両津校長の指示に従いましょう。」

雪泉「はい。」

ザワザワザワザワ

部長「これはいったいどうした事だ!?」

マリア「地下からこんな城が出て来るなんて・・・。」

バリバリバリバリ

麗子「ん?」

89: 2014/05/11(日) 12:04:33 ID:MR2WY.g2
道元「よし!忍達よ、すぐに城に突入せよ!」

忍達「はっ!」バッ

部長「な、何だあいつ等は!?」

バリバリバリバリ

雪泉「来ましたね。」

ウィーン

両津「全軍出動だ!裏江戸城に突入するぞ!」

アイアンマン「分かった。行くぞ!」

全員「おう!」ギュイーン

飛鳥「雪泉ちゃん達が出動しました!」

両津「よし。わし等も行くぞ!」

瑞希達「了解!」バッ

マリア「両様!」

部長「どういう事だ!?あいつ等はいったい何をやっている!?」

麗子「実は・・・。」

90: 2014/05/11(日) 12:07:27 ID:MR2WY.g2
両津「遥はわしに捕まってくれ。」

遥「OK!」

シャル「いいなあ・・・。」

鈴「あんたはISがあるから移動できるじゃないの。」

ワスプ「とにかく急ぎましょう!奴等にお宝を奪われない内に!」

両津「もちろんだ!行くぞ!!」

ギュイーン

ルカリオ「誰か来る・・・。」

カービィ「ぽよ?」

ザッパーン

ルイズ「な、何!?」

91: 2014/05/11(日) 12:15:05 ID:MR2WY.g2
タバサ「でかいカエル・・・。」

両津「いったい誰がこのような事を!?」

ボワン

霧隠「我こそは霧隠才蔵の子孫、霧隠独楽太蔵(きりがくれこまったぞう)也!」

ソニック「まさかこんなところで真田十勇士の子孫に出会うとは・・・。」

霧隠「ほっほっほっほっほ。よーく知っておったのう。」

霧隠「我等の悲願である、家康が豊臣家から奪った財宝を奪い返すまでは、これより先へは一歩も進ません!」

両津「年寄りが大口をたたくなー!」

霧隠「ふふふ・・・。甘いな。忍法津波の術!」

バシャバシャ

キャプテン・アメリカ「ただの漣じゃないか。」

ザザーッ

ハルク「でかくなった!」

バシャーン

両津達「うわああああああ!!」

92: 2014/05/11(日) 12:17:41 ID:MR2WY.g2
ゲッコウガ「くっ、これは強敵でござるな・・・。」

リザードン「先に気付いて正解だったぜ・・・。」ホッ

ソニック「フェイトが助けてくれなかったら、俺は水に落っこちていたかもな。」

フェイト「ソニックは泳げないからね・・・。」

なのは・エミー「」ギリギリギリギリ

バシャーン

両津「潜水艦!?まさか!」

カパッ

93: 2014/05/11(日) 12:20:03 ID:MR2WY.g2
ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!お茶目なヤシの木カットは伊達じゃない!海を愛し、正義を守る。」

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!誰が呼んだかポセイドン、タンスに入れるはタンスにゴン。」

ドルフィン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、ドルフィン刑事、只今見参!」ビシッ

両津「ドルフィン刑事!」

ドルフィン刑事「ここは私に任せろ!」ポッポー

バシャーン

雲雀「あっ、イルカだ!」

94: 2014/05/11(日) 12:23:43 ID:MR2WY.g2
霧隠「忍法イルカ叩き!」

ザパーッ

日影「あれって、ピコハン?」

ソー「という事は・・・。」

カンカンカンカン

ドルフィン刑事「おお!これはいかん!退却だ―!!」

ブクブクブクブクブク

両津「何しに来たんだー!!」

ソニック「ここは俺に任せな。」

フェイト「ソニック!?泳げないはずじゃ・・・。」

ソニック「水上の上を走るんだよ!」ダッ

ギュイーン

95: 2014/05/11(日) 12:27:51 ID:MR2WY.g2
霧隠「ふん!いくら水上の上を走っても、効果があるまい!」

ソニック「それはどうかな?」

霧隠「何!?」

ソニック「はっ!」チャキッ

バシュッ ザシュッ

ソニック「勝負ありだな。」

プシュウウウウウ

霧隠「うわああああああ!!」

ザパーン

96: 2014/05/11(日) 12:29:01 ID:MR2WY.g2
両津「でかしたぞソニック!」

フェイト「やるじゃない!」

エミー「かっこいいわ~!」

なのは「お見事!」

ソニック「へへん、楽勝だぜ。ともかくさっさと中に入ろうぜ!」

両津「よし!行くぞ!」

ギュイーン

97: 2014/05/11(日) 12:31:33 ID:MR2WY.g2
お台場

部長「いったい何が起きとるんだ?」

麗子「さあ?」

マリア「あの両様に抱えられている女は誰ですのー!?」ギリギリ

98: 2014/05/11(日) 12:36:55 ID:MR2WY.g2
裏江戸城内

キュルケ「どうやら中は江戸城とあまり変わらないわね。」

遥「確か天守閣の方にお宝があるわ。」

ゲッコウガ「分かった。ここからは二手に別れるでござる。」

両津「ゲッコウガ、どういうつもりだ!?」

ゲッコウガ「城の上では道元が待ち構えている。あいつを早く倒さねば、とんでもない事が起こるでござるからな。」

葛城「だったらアタイ達も助太刀するぜ。」

焔「道元は私達の標的。この戦いに終止符を打つことが私達の役目だからな。」

ゲッコウガ「助かるでござるよ。行動開始!」

ビュン

瑞希「私達はお宝の方に向かいましょう!」

両津「よし!行くぞ!」ダッ

99: 2014/05/11(日) 12:47:07 ID:MR2WY.g2
ビュンビュンビュンビュン

両津達「うわっ!」

カカカカカッ

ソー「何者だ!?」

猿飛「我こそは猿飛佐助の子孫、猿飛佐助平也!」

スパイダーマン「そう簡単には通させないみたいだね。」

猿飛「そう言う事だ。覚悟!」ダッ

箒「ここは私に任せてください!」ダッ

両津「頼んだぞ箒!」

ドガガガガ

猿飛「うわっ!?」

箒「この銃弾は、まさか!?」

100: 2014/05/11(日) 12:59:54 ID:MR2WY.g2
BGM:月光刑事のテーマ

両津「おお!月光刑事、ビーナス刑事!」

月光刑事「ここは我々に任せてくれたまえ。」

ビーナス刑事「覚悟しろ!」

猿飛「そっちがその気なら!」バッ

瑞希「あっ、大凧です!」

バシュバシュ

ドッカーン

月光刑事「まさか我々がやられてしまうとは・・・。」

ビーナス刑事「不覚・・・。」

鈴「何しに来たのよー!!#」

101: 2014/05/11(日) 13:17:42 ID:MR2WY.g2
瑞希「ん?」

両津「どうした姫路?」

瑞希「糸のような物がありますが・・・。」

猿飛「し、しまった!」

両津「切ってしまえ。」

瑞希「えい。」ブチッ

ヒュウウウウウ

猿飛「うわあああああああ!!」クルクル

瑞希「なんか呆気なかったですね・・・。」

両津「ああ。次に行くぞ。」

102: 2014/05/11(日) 13:22:16 ID:MR2WY.g2
天守閣 屋根の上

道元「まさかここで出会えるとは思わなかったな。」

焔「それはこっちのセリフだ。今度こそお前を頃す。」

道元「やれるものならやってみろ。」

焔「行くぞ!」ダッ

バシュッ

焔「やったか!?」

道元「ふん。残像だ。」

ゲッコウガ「催眠幻覚でござるか。ならば、忍法大津波!」

ドッパーン

道元「しまった!催眠幻覚が!」

ゲッコウガ「覚悟!」

ドスッ

道元「そ、そんな、バカな・・・・。」グラッ

ドシーン

103: 2014/05/11(日) 13:24:32 ID:MR2WY.g2
ゲッコウガ「焔殿。」

焔「ああ。」

バシュッ

春花「道元の首・・・。終わったのね。」

焔「ああ。私達の戦いはこれで終わったな。」

ゲッコウガ「で、これからどうするつもりでござるか?」

焔「これからはIS学園で普通の学校生活を送るよ。もちろん忍としての自覚も忘れずにね。」

飛鳥「そうだね。」

104: 2014/05/11(日) 13:26:04 ID:MR2WY.g2
ギュイーン

ゲッコウガ「ん?あれは・・・。」

マリア「両様――――!!」

雲雀「あれって、マリアさん!?」

未来「どうやら大変な事になったわね。」

詠「すぐに両津校長の元へ向かいましょう!」

ゲッコウガ「言われなくてもそのつもりでござる!」ダッ

105: 2014/05/11(日) 13:30:14 ID:MR2WY.g2
城の中

両津「もう少しで屋上だ!急ぐぞ!」

ズシーン

両津「今度は誰だ!?」

清海入道「わしの名は三好清海入道の子孫、三好不清海入道じゃ!」

ハルク「パワー系か。だったら俺が・・・。」

海パン刑事「待て!」

両津「この声は!?」

106: 2014/05/11(日) 13:37:59 ID:MR2WY.g2
海パン刑事「股間のモッコリ伊達じゃない!陸に事件が起きた時、海パン一つで全て解決!」

海パン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、海パン刑事只今参――――。」

ドガッ

バターン

リナリー「何しに来たのよ・・・。」

ゲッコウガ「両津校長、大変でござる!」シュタッ

両津「ゲッコウガ、いったい何があった!?」

ゲッコウガ「マリア殿がこっちに向かってくるでござる!どうやら狙いは両津校長でござるよ!」

両津「なんだと!?」

107: 2014/05/11(日) 13:43:17 ID:MR2WY.g2
ガシャーン

めだか「あっ!」

マリア「両様――――――――!!」

ドガーン

清海入道「うごっ!」ドガッ

リナリー「あら。一撃で倒しちゃった・・・。」

マリア「両様、そちらの女は誰ですの!?」ブンブン

両津「ち、違う!誤解だ!」

ホァン「落ち着いてくださいマリアさん!実は・・・。」

事情説明中

108: 2014/05/11(日) 13:46:02 ID:MR2WY.g2
ホァン「と言う訳です。」

マリア「そうでしたの。私、早とちりをしてしまいましたわ。」

カリーナ「気にしないでください。それよりも早く急ぎましょう!」

両津「そうだな。残りはあと何階だ?」

イワン「確かあと2階でござるよ。」

両津「よし!ここからが本番だ!準備はいいか!?」

虎徹「もちろんだ。行くぜ!」

全員「おう!!」

109: 2014/05/11(日) 13:49:46 ID:MR2WY.g2
ワイルドタイガー「そこだ!」ドガッ

スカイハイ「甘い!」バキッ

ゲッコウガ・折紙サイクロン「合体忍法、風来の太刀!」ザシュッ

ドラゴンキッド「サンダーレイジ!!」ドゴーン

ピカチュウ「ヂュ――――――――ッ!!」バリバリバリバリ

カービィ(心の声)・デルフ『ソードビーム!』バシュッ

両津「喰らいやがれー!!」ドガーン

ドガーンボガーン

バーナビー「これで全部ですね。」

ロックバイソン「よし!先に進むか!」

110: 2014/05/11(日) 13:53:02 ID:MR2WY.g2
天守閣内

ギギギギギ

ファイヤーエンブレム「見て!あそこにお宝があるわ!」

両津「よっしゃ!ついに見つけたぜ!」ダッ

チャキ

遥「な!?」

ブルーローズ「ど、どうしたのゲッコウガ!?」

ゲッコウガ「この娘の正体が分かったでござるよ。」

ブルーローズ「ええっ!?どういう事!?」

ゲッコウガ「弁天遥というのは変装した名前。その正体は真田幸村の子孫、真田遥でござる!」

全員「ええっ!?」

111: 2014/05/11(日) 13:55:58 ID:MR2WY.g2
遥「さすがはゲッコウガ一族。で、どうするつもりなの?」

ゲッコウガ「貴様を捕まえるのみでござるよ。」

遥「分かったわ。では、私も本気を出すとしましょう。」バッ

折紙サイクロン「おお!」

遥「真田遥、参上!」

ゲッコウガ「いざ、尋常に勝負!」

折紙サイクロン「援護するでござるよ!」

ゲッコウガ「助かるでござる!」

112: 2014/05/11(日) 14:01:04 ID:MR2WY.g2
カキンカキンカキンカキン

ゲッコウガ「なかなかやるでござるな。だが・・・・。」

めだか「だが?」

ゲッコウガ「その剣筋では拙者には勝てぬ!」ガキン

遥「な!?」

ザシュシュッ

ゲッコウガ「これで勝負ありでござるな。」チャキ

パーン

男性陣「おお!」

遥「キャアアアアアアア!!」

両津「でかしたぞゲッコウガ!」

ゲッコウガ「なーに。たいした事ではないでござるよ。」

折紙サイクロン「で、お宝は?」

両津「今、開けるぞ。」カパッ
両津が宝箱を開くと、中には昔のおもちゃが入っていたのだ。

113: 2014/05/11(日) 14:07:31 ID:MR2WY.g2
両津「む、昔のおもちゃじゃねえか!お宝じゃないぞ!」

リナリー「どうなっているのかしら?」

雪泉「あら。巻物があります。」

両津「なんて書いてあるんだ?」

雪泉「簡潔に言えば、この裏江戸城は子供の頃に出来なかった子供の遊びをするためだけに、豊臣秀吉から接収した財宝を使って作った建物だそうです。」

雪泉「よって埋蔵金は城を作るための資金として全部使われてしまったそうですね。」

両津「そ、そんな・・・。」

遥「わ、私達の苦労はいったい・・・。」

シャル「ご愁傷様・・・。」

114: 2014/05/11(日) 14:11:02 ID:MR2WY.g2
お台場

楯無「さてと、フジテレビを修理しますか!」パチン

ボワン

両津「ふう・・・。楯無が壊れた建物を、一発で修復する能力を持っていて助かったぜ。」

楯無「でも、財宝を手に入れなくて残念だったね。」

両津「まっ、道元を倒しただけでもいいとしようじゃないか。犯人達も捕まえたし。」

楯無「それもそうね。」

ワスプ「そう言えばあのおもちゃは?」

両津「ああ。あれならカービィ達が遊んでいるぞ。」
両津の指差す方を見ると、カービィ達が昔のおもちゃで遊んでいた。

115: 2014/05/11(日) 14:25:11 ID:MR2WY.g2
ワスプ「まっ、あれはカービィ達のおもちゃという事にしましょう。」

両津「そうだな。よし!全員帰還するぞ!」

全員「はい!」

ギュイーン

なのは「道元を倒したのはいいけど、まだスカリエッティとアダブラ・カダブラが残っているわ。」

フェイト「戦いはまだまだ続きそうね。」

両津「ああ。平和は当分先延ばしだな。」

116: 2014/05/11(日) 14:32:57 ID:MR2WY.g2
両さんの昔話

両津「今回は前回の分と合わせて2本立てでお送りする。」

両津「まず1つ目のお話は『赤ずきん』。昔々ある小さな家に、赤ずきんが住んでいました。」

両津「しかもその赤ずきんは貧Oで・・・。」

ボガッ

ヴィータ「誰が貧Oだ!?##」

両津「わざわざ叩かなくてもいいだろ!?」

ヴィータ「今のは禁句を言ったからそうなったんだ!」

両津「いたた・・・。そこにお母さんがある物を持って来ました。」

シャマル「赤ずきん、これを御婆さんに届けなさい。」

ヴィータ「お、おい・・・。これって・・・。」

両津「赤ずきんが恐る恐る包みを見てみると、紫色のクッキーが中に入っていました。」

117: 2014/05/11(日) 14:41:03 ID:MR2WY.g2
ヴィータ「おい!紫色のクッキーはやり過ぎだろ!」

銀時「そんなダークマターを御婆さんの家に持ってきたら、一発であの世行きだぞ!」

シャマル「誰のクッキーがダークマターですって?」ゴゴゴゴゴ

銀時「すんませんでした!」ドゲザ

両津「赤ずきんは渋々と受け取った後、そのまま御婆さんの家に向かいました。」

ネプテューヌ「あれを食ったら一発で氏ぬよね・・・。」ヒソヒソ

ネプギア「そうかもね・・・。」ヒソヒソ

118: 2014/05/11(日) 14:46:08 ID:MR2WY.g2
両津「赤ずきんが森を歩いている最中、狼に出くわしました。」

部長「うう・・・。なぜわしがこんな役を・・・。」

両津「すると狼が赤ずきんの持っているクッキーに気付きました。」

部長「ちょっと君。このクッキーは毒が入っているのではないかね?」

ヴィータ「そ、そうだけど・・・。」

ガシャン

ヴィータ「へ?」

部長「毒物所持の容疑で逮捕する!」

ピーポーピーポー

両津「こうして赤ずきんは狼に捕まってしまい、警察へ連れていかれました。」

ヴィータ「なんでアタシが警察に連れていかなければならないんだよー!!」

シグナム「毒物を所持したら捕まるのは当然だ。」

119: 2014/05/11(日) 15:09:21 ID:MR2WY.g2
両津「めでたしめでたし。」

ヴィータ「いい加減にしろー!!!#####」

ドカバキボカスカ

両津「ぎええええええええ!!」

なのは「あーあ。駄目だこりゃ。」

フェイト「あれだと次のお話の語りは無理ね。」

銀時「だったら俺が引き受けよう。」

新八「真面目に語ってくださいよ。」

銀時「わーってるって。」

120: 2014/05/11(日) 22:41:56 ID:MR2WY.g2
銀時「では次のお話だ。『マッチ売りの少女』。」

銀時「とある町で一人の少女がマッチを売っていました。」

ブラン「マッチはいかがですか・・・。」

銀時「しかしマッチはなかなか売れません。いったいなぜでしょうか?」

鈴「声が小さいから。」

ブーッ

中川「じゃあ、正解は?」

銀時「正解は体が小さく、胸も小さいだ。」

ガン!

ブラン「次言ったら殴るぞ。」

銀時「もう殴ってるだろ!」

121: 2014/05/11(日) 22:48:33 ID:MR2WY.g2
銀時「それから1時間後、少女は座り、残ったマッチの火をともしました。」

銀時「すると巨Oの女の幻影がでてきました。」

ブラン「」ギリギリギリギリ

中川「うわ・・・。すごく怒っている・・・。」

神楽「次の幻影はいったい何が出るアルか?」

銀時「少女はイライラしながら次のマッチに火をともすと、また巨Oの女の幻影がでてきました。」

新八「また巨Oの女かよ!他のはないのか!?」

122: 2014/05/11(日) 22:51:37 ID:MR2WY.g2
銀時「うるせーな。さらに次のマッチに火をともすと、少女の恥ずかしい思い出がでてきました。」

ブラン「な、なぜ私の恥ずかしい思い出が・・・!?」

銀時「しょうがないだろ。こういう物語なんだから。」

新八「マッチ売りの少女はそんな物語じゃねーだろ!」

銀時「そして最後のマッチに火をともした瞬間、空からダイナマイトが降ってきました。」

全員「えええええええええ!?」

ドッカーン

123: 2014/05/12(月) 20:01:48 ID:6h2qu27s
銀時「町は焼け野原になってしまい、多くの氏者が出ました。」

銀時「しかし少女は無事に生き残り、その場を立ち去りました。」

銀時「その後、少女の姿を見た者は一人もいませんでした。」

チョイチョイ

銀時「ん?」

ブラン「よくも好き勝手してくれたな・・・。」ゴゴゴゴゴ

銀時「ちょっ!何怒ってんの!?俺の語りがそんなにまずかった!?」

ブラン「覚悟しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!####」

ドカバキボカスカ

銀時「あああああああああああ!!」

新八「やっぱりこうなっちゃいましたね・・・。」

神楽「そうアルな。」

ロム「次回もお楽しみに・・・。」

124: 2014/05/12(月) 21:30:30 ID:6h2qu27s
次回予告

そら「IS学園は修学旅行に突入!」

箒「今回の場所は京都に決定したようだな。」

そら「金閣寺、清水寺、映画村。どれにするか迷うな~。」

春花「あと、道元が使おうとしていた例の物の正体も、この京都で正体が明かされるわ。」

両津「で、その例の物と言うのは?」

春花「確か剣だったような・・・。」

ゲッコウガ「その剣、もしや闇の破神剣では?」

焔「ゲッコウガ、その剣を知っているのか!?」

ゲッコウガ「うむ。教えるでござるよ。この剣の隠された秘密を・・・。」

ゲッコウガ「次回、『京都での修学旅行。闇の破神剣の隠された秘密。』。よろしくでござる。」

125: 2014/05/12(月) 21:35:35 ID:6h2qu27s
第31話 京都での修学旅行。闇の破神剣の隠された秘密。

126: 2014/05/12(月) 21:47:24 ID:6h2qu27s
研究室

クルル「で、道元が使おうとした例の物は判明できたのかい?」

春花「ええ。剣だという事は分かったけど、その正体がまだ分からないわ。」

クルル「そうかい。あとは誰かが知ってればいいけどな。クックック。」

春花「そうね・・・。」

ウィーン

春花「あら、ゲッコウガちゃん。」

ゲッコウガ「道元が使おうとしていた物の正体は分かったでござるか?」

春花「剣だという事は分かったけど、それ以外は何も・・・。」

ゲッコウガ「そうでござるか。どれどれ・・・、ん?」

127: 2014/05/12(月) 22:05:20 ID:6h2qu27s
春花「どうしたの?」

ゲッコウガ「この剣の正体が分かった。かつて封印されていた闇の破神剣でござるよ。」

春花「ええっ!?」

クルル「で、その剣をなんでお前が知ってんだ?」

ゲッコウガ「修学旅行先の京都で明らかになる。その場所に着いたら説明するでござるよ。」

クルル「分かった。楽しみにしてるぜ。」

ゲッコウガ「ああ。」

128: 2014/05/13(火) 20:21:06 ID:q/sTTJM6
修学旅行当日 

ワイワイガヤガヤ

セシリア「いよいよ修学旅行が始まりますわね!」

ジャネット「でも、私たちまで参加していていいのかしら?」

千冬「たまにはこういう休日も必要だ。この4日間はゆっくりと観光を楽しもう。」

ジャネット「そうね。」

両津「おっ、そろそろ新幹線が来る頃だな。」

キキッ

両津「よし!早く乗るぞ!」

129: 2014/05/13(火) 20:27:54 ID:q/sTTJM6
両津達は新幹線に乗った後、京都駅に辿り着いた。
カリーナ「うわあ・・・。ここが京都ね。」

イワン「おお!見事でござる!」

両津「まっ、京都は外国人観光客も多いからな。」

部長「では、まずはホテルに行って宿泊チェックを行う。すぐに行くぞ。」

両津(最初から宿泊チェックかよ・・・。)

イワン(先が思いやられますね・・・。)

部長「何か言ったか?」

両津・イワン「いえ、別に。」

130: 2014/05/13(火) 21:11:07 ID:q/sTTJM6
そして宿泊チェックが行われ、自由行動が始まった。
両津「よし。まずはどこに行こうか?」

シャル「清水寺に行こうよ。あそこには音羽の滝が有名なんだって。」

両津「あそこか。しかし驚いたな。まさかシャルロットと2人きりで行く事になるとは。」

シャル「なんだかデートみたいだね。」

両津「この事をマリアが知ったら怒るだろうな・・・。」

シャル「そ、そうだね・・・。とりあえずは行こうか・・・。」

両津「ああ・・・。」

131: 2014/05/13(火) 21:33:23 ID:q/sTTJM6
その頃、スコール達は・・・。
スコール「では、作戦の内容を説明するわね。」

スコール「私とマドカ、オータムは藍越学園の生徒達を襲撃。ターミネーチャンは両津を始末して頂戴。」

オータム「けど、彼女に任せて大丈夫なのか?」

マドカ「心配無用。彼女は変幻自在の能力を持っている。それに彼女は両津を始末しておけと、社長から命じられたからな。」

オータム「分かった。お互い頑張ろうぜ。」

ターミネーチャン「」コクリ

132: 2014/05/13(火) 21:55:20 ID:q/sTTJM6
清水寺

シャル「いい眺めだね。屋上から見る景色は最高!」

両津「まっ、これが清水寺の醍醐味と言う物さ。」

シャル「堪能したら音羽の滝に行ってみようよ。」

両津「おう!」

キラン

ターミネーチャン「両津勘吉発見。覚悟!」バッ

シャル「勘吉、後ろ!」

両津「げっ!」

ガキン

両津「へ?」
よく見ると、一匹のネズミがターミネーチャンの攻撃をガードしていた。

133: 2014/05/13(火) 22:21:19 ID:q/sTTJM6
ターミネーチャン「何者だ!?」

バク丸「オレは爆烈丸!エトレンジャーの戦士だ!」

両津「エトレンジャーって、もしかしてあの十二戦支なのか!?」

バク丸「その通り!俺達はそいつを倒すためにここに来たのさ!」

ターミネーチャン「おのれ、エトレンジャー・・・!」

ビュン

シャル「あっ、消えちゃった!」

両津「で、どうする気だ?」

バク丸「あいつは両さんを狙うつもりだ。オレ達がしっかりボディーガードをしてやるぜ!」

シャル「まだ仲間がいたの?」

バク丸「ああ。今から紹介するぜ!」パチン
バク丸が指を鳴らした途端、11人の戦士達が姿を現した。

134: 2014/05/13(火) 22:32:25 ID:q/sTTJM6
ホルス「ボクはホルス。よろしくでウッシー。」

ガオウ「オレはガオウ。よろしくな。」

クリーム「私はクリームよ。」

ドラゴ「私はドラゴ。よろしくお願いします。」

ニョ口リ「僕はニョ口リ。よろしくニョ口リ。」

パカラッチ「僕はパカラッチ。よろしくな!」

スフレ「わたくしはスフレですわ。」

モンク「オレはモンク。よろしくな!」

タルト「アタイはタルト。よろしくな!」

ポチ郎「拙者はポチ郎。よろしくでござるよ。」

ウリィ「僕はウリィ。よろしくね!」

両津「おう!お前等、よろしくな!」

135: 2014/05/13(火) 22:44:07 ID:q/sTTJM6
一方、ゲッコウガ達は・・・。
ルイズ「本当にこの道で合っているの?」

ゲッコウガ「間違いないでござるよ。この先に闇の破神剣の秘密が隠されているでござるからな。」

美野里「いったいどのような秘密なんだろう?」

四季「今に分かるっしょ。」

ゲッコウガ「着いたでござるよ。」
ルイズ達は着いた場所をよく見ると、目の前に神社があった。

136: 2014/05/13(火) 22:53:38 ID:q/sTTJM6
キュルケ「ここが闇の破神剣が封印されていた神社なの?」

ゲッコウガ「うむ。闇の破神剣が盗まれたおかげで、今では人はいないでござるよ。」

ティファニア「じゃあ、その剣で人は消されたという事なの?」

ゲッコウガ「確かにそうかも知れない。この剣は驚異的な威力を持っているでござるからな。」

タバサ「でも、なぜこの剣はこの神社に封印されたの?」

ゲッコウガ「今から説明するでござるよ。あれは源平合戦の頃でござった・・・。」

137: 2014/05/13(火) 23:04:41 ID:q/sTTJM6
ゲッコウガ「当時、その剣はまだ普通の剣として使われていた。」

ゲッコウガ「ところが、大量の妖気がその剣に取りつかれ、闇の破神剣と姿を変えた。」

ルイズ「じゃあ、その剣を使った結果、多くの氏者が出たという事ね。」

キュルケ「そして闇の破神剣はこの神社に封印されたが、道元によって奪われてしまったのね。」

ゲッコウガ「そう言う事でござるよ。二度と悲劇を起こさない様に、さっそく中に入れるでござる。」ガコン

タバサ「その方がいい。」

138: 2014/05/14(水) 22:41:33 ID:9Y41voCY
ゲッコウガが剣を封印しようとしたその時、剣が光り始めた。
夜桜「剣が光り出した!?」

ドダイトス「しかも闇の光だぞ!」

詠「いったいどういう事でしょうか!?」

シュウウウウウ

美野里「あっ、止まった。」

「やれやれ。また封印されるのかよ・・・。」

デルフ「今、誰か喋らなかったか?」

ドロロ「いえ、拙者は何も・・・。」

「よく見ろ。喋っているのはこの俺、闇の破神剣だぞ。」

ゲッコウガ達「えええええええええ!!!」
闇の破神剣が喋った事に、ルイズ達は驚きを隠せなかった。

139: 2014/05/14(水) 22:57:57 ID:9Y41voCY
ルイズ「あ、あんたも喋れるの!?」

「まあな。俺の名は百鬼丸。闇の破神剣の本名さ。」

ゲッコウガ「百鬼丸でござるか。拙者の名はゲッコウガ。」

百鬼丸「ほう。ゲッコウガというのか・・・。ん?」

ゲッコウガ「どうしたでござるか?」

百鬼丸「驚いたぜ。まさかお前が使い手だったとはな。」

ゲッコウガ「使い手・・・。そう言えば、カービィ殿の時もそうだったでござるな。」

デルフ「ああ。あの時は相棒を見た時、少し驚いたからな。」

カービィ「ぽよ。」

ゲッコウガ「そう言う事なら、この剣も使うでござるよ。」

ティファニア「ええっ!?闇の剣なのに大丈夫なの!?」

ゲッコウガ「心配無用。闇の力もコントロールできるでござるからな。」

百鬼丸「なら決定だな。これからよろしくな、相棒!」

ゲッコウガ「うむ。」

140: 2014/05/15(木) 21:56:27 ID:ap13bvW.
両津達は清水寺を後にし、箒達と合流した。
鈴「ええっ!?ターミネーチャンに狙われているの!?」

両津「ああ。何故だか知らんが、わしを倒すことに執着しているそうだ。」

箒「ひょっとして彼女に何かしたんじゃないですか?」

両津「んな訳あるか!わしが彼女に会ったのは初めてだぞ!」

ラウラ「じゃあ、いったいどういう事だ?」

ギュイーン

クリーム「あら?何かしら?」

両津「あっ!あいつ等、亡国機業の連中じゃねえか!」

スフレ「どのような方ですの?」

両津「「IS」世界における「裏の世界」で暗躍する秘密結社だ。しかもそこの社長は極悪犯罪人だぞ!」

タルト「だったら黙っちゃいられないね。アタイ達も協力するよ!」

両津「よし!すぐにあいつ等の企みを止めるぞ!」

全員「おう!!!」

141: 2014/05/15(木) 22:07:43 ID:ap13bvW.
ギュイーン

スコール「もう少しで藍越学園のいる場所に辿り着くわよ。」

オータム「ああ。早く織斑一夏って言う奴を探して、すぐに頃しておかないとな。」

マドカ「もちろんそのつもりだ。私が私であるために、彼には氏んでもらわないとな。」

箒「そうはさせるか!」

マドカ「何!?」
マドカ達は声のした方を振り向くと、両津達が上空に浮かんでいた。

142: 2014/05/15(木) 22:17:51 ID:ap13bvW.
両津「お前等が上空を飛んでいたのを見て後を着けてみたら、やっぱり悪い事をしていたようだな。」

スコール「こうなってしまっては仕方がないわね。本来ならターミネーチャンに任せようと思っていたけど、私達が楽にしてあげるわ。」

両津「冗談じゃない!倒されるのはごめんだ!」

マドカ「ならば強行でやらせてもらう!」ドギューン

箒「そうはさせるか!」グッ

バシン

マドカ「うぐ・・・。」

箒「私達がいる事を忘れてもらっては困る。」

オータム「だったら援軍を呼んでやるぜ!」パチン
オータムが指を鳴らしたと同時に、無人機が次々と姿を現した。

143: 2014/05/15(木) 22:25:33 ID:ap13bvW.
ウリィ「あわわ・・・。全部で200体いるよ・・・。」

両津「こうなったら撃ち落とすのみだ。行くぞ!」

ギュイーン

両津「ん?あれは・・・。」

ゲッコウガ「両津校長、こちらも援護するでござるよ!」

両津「おお!お前達も来てくれたのか!」

ソニック「織斑先生から連絡があったからな。さっさとやっつけようぜ!」

両津「よし!全軍攻撃開始!かかれー!!」

全員「イェッサー!!」ギュイーン

144: 2014/05/16(金) 20:16:11 ID:BamTvx/c
ドガーンボガーンドガーン

両津「いくら倒してもまだ出てきやがる・・・。」

簪「このままだとキリがありませんね・・・。」

ゲッコウガ「どうやらこの刀を使う時が来たでござるな・・・。」チャキ

雅非「まさか百鬼丸を使うのか!?」

ゲッコウガ「当然でござる。これ以上手を掛けさせる訳にはいかぬ!」ダッ

両津「お、おい!ゲッコウガ!」

ゲッコウガ「はああああああああ!」

ザシュッ、バシュッ

ゲッコウガ「双剣演武、風切の太刀。」

ドッカ―――――――ン

箒「多くの無人機を倒してしまうとは・・・。」

ラウラ「見事としか言いようがないな。」

145: 2014/05/16(金) 20:29:21 ID:BamTvx/c
ポチ郎「なかなかやるでござるな。拙者も行くでござる!」ダッ

ドッゴーン

折紙サイクロン「では、僕も!」

ドッカーン

スコール「くっ・・・。これは油断したわね・・・。」

オータム「仕方がない。退却するしかないようだな。」

デルフ「逃げるつもりか!?」

マドカ「ああ。だが一つだけ言っておくことがある。」

パカラッチ「言っておくこと?」

マドカ「ターミネーチャンが両津を頃す目的は、彼の体にある抗体を手に入れさせない様にするためだ。」

両津「抗体って、両津GPXの事なのか!?」

箒「両津GPX?」

麗子「両ちゃんの体に入っているどんな病原体もやっつける最強の抗体よ。」

中川「だが、これは最悪な環境でしか生きられず、環境が良く なると弱ってしまうのが難点なんだ。」

箒「なるほど・・・。」

146: 2014/05/16(金) 20:37:20 ID:BamTvx/c
部長「あと、これを常人に接種することは、子供がウォッカを一気飲みすることと同じくらいに危険らしい。」

鈴「うわ・・・。できれば受けたくないわね。」

両津「どういう意味だ!」

ガオウ「だが、科学が進歩しているおかげで、その抗体もうまく利用できれば、多くの人を救えることができるだろう。」

モンク「つまりターミネーチャンはそれを阻止するため、未来から来たという事か。」

マドカ「そう言う事だ。また会おう。」

ビュン

ドラゴ「逃げてしまいましたね。」

千冬「だが、一夏たちが襲われずに済んだだけでも良しとしよう。」

両津「そうだな。とりあえずは自由行動を再開しよう。解散!」

ビュン

千冬「こういう事になると、行動がものすごく速いな・・・。」

147: 2014/05/16(金) 20:44:10 ID:BamTvx/c
街道

カダブラ『そうか。エトレンジャーが来て、暗殺の邪魔をしたという事か。』

ターミネーチャン「はい。ですが、必ず両津勘吉を始末し、私自身の目的を達成させるためにも退く訳には行きません。」

カダブラ『そうか。健闘を祈る。』

ピッ

ターミネーチャン(両津勘吉、必ず頃す・・・。)

148: 2014/05/16(金) 21:20:16 ID:BamTvx/c
温泉

シャル「まさか混浴だったとは驚いたね。」ゴシゴシ

両津「ああ。幸いマリアがいなくて助かったぜ。」

ルイズ「いたらボコボコにされていたのかもね。」ゴシゴシ

カービィ「ぽおよ。」

両津「お前な・・・!」

バク丸「だが、ターミネーチャンがこの辺にいる限り、油断はできないぜ。」

ウリィ「そうだよ。温泉から上がったらすぐに作戦会議を開かないと。」

両津「言われなくてもそのつもりだ。あとのぼせ過ぎには注意しろよ。」

バク丸「うう・・・。分かってるよ・・・。」

全員「あはははは!」

149: 2014/05/16(金) 21:49:54 ID:BamTvx/c
一方、旅館部屋

ゲッコウガ「今は満月。そろそろターミネーチャンが動こうとしているでござるな。」

ガオウ「ああ。なんとしてでも奴を始末しておかなくてはならないな。」

百鬼丸「その通りだ。だが、ターミネーチャンはそう簡単に倒す事はできない。奴は変幻自在だからな。」

ポチ郎「こうなってしまうと苦戦は免れないでござるな・・・。」

千冬「確かにそうかも知れない。だが、これを乗り越えなければ私達の未来に明日はないからな。」

ゲッコウガ「確かにその通りでござるな。何としてでも両津校長を守らなければ・・・。」

ヒュウウウウウウ

満月の夜に風が吹き始めた。果たして両津達はターミネーチャンを撃破することができるのか!?

150: 2014/05/16(金) 21:56:29 ID:BamTvx/c
両さんの昔話 ヘンゼルとグレーテル

両津「昔々あるところに、ヘンゼルとグレーテルの兄妹がいました。」

両津「2人は継母の躾に耐えられなくなり、そのまま家出をしました。」

両津「そして2人は森の中に入り、宿を探し始めました。」

バク丸「森の中に宿なんてある訳ないだろ?」

クリーム「いや、これがあるのよね・・・。」

両津「そして2人はある家を発見しました。」

ウリィ「もしかしてお菓子のお家!?」

両津「その家とは・・・、可笑しなお家だったのです。」

ウリィ「あらー!」ステーン

両津「2人は気分が悪くなってそのまま立ち去りました。」

バク丸「そりゃそうだろ・・・。」

151: 2014/05/16(金) 22:20:41 ID:BamTvx/c
ガチャッ

部長「おい!これはお菓子の家じゃなくて可笑しな家だろ!間違えてどうする!」

寺井「す、すいません!呪文が分からなくて・・・。」

ガオウ「まあ、あれは仕方がないだろうな。」

パカラッチ「そ、そうだな・・・。」

カービィ「ぽよ。」サッ

ルイズ「どうしたのカービィ?杖なんか取り出して。」

カービィ「ぽーよ!」ブン

ボワン

シエスタ「あっ、お菓子の家がでました!」

全員「ええっ!?」

152: 2014/05/16(金) 22:28:05 ID:BamTvx/c
ヒューッ

ウリィ「あっ、今度は空からお菓子が降ってきた。」

両津「カービィ!余計な事をするなー!!」

カービィ「ぽーよぽよ♪」モグモグ

ルイズ「でも、皆が喜んでいるし、たまにはこんな結末もいいんじゃない?」

ウリィ「そうだよ。だからこのくらいは大目に見とかないとね。」

両津「そうだな。許してやるとするか・・・。」

ワスプ「そうね。では、次回もお楽しみに!」

153: 2014/05/16(金) 23:07:00 ID:BamTvx/c
次回予告

バク丸「ついにこの時が来たようだな。」

両津「ああ。ターミネーチャンがわし等の前に姿を現す時がな。」

キャプテン・アメリカ「だが、彼女は変幻自在でかなりの強敵だ。弱点が分かればいいのだが・・・。」

アイアンマン「その事だが、彼女は炎が弱点だ。炎攻撃をメインとして戦うといいだろう。」

セシリア「じゃあ、火炎放射器などを取り付けておいた方がいいですわね。」

ガオウ「いや、そう簡単にはいかないだろう。奴も何か手を打ってくるに違いない。」

ワスプ「そうなってしまうと油断ができないわね・・・。気を引き締めていかないと!」

鈴「次回、『ターミネーチャンとの決戦!』!お楽しみに!」

155: 2014/05/17(土) 09:14:17 ID:G1SYqK4g
前回のあらすじ

両津「京都に修学旅行に来たわし等だが、ターミネーチャンと言う異星人がわしに襲い掛かってきた!」

バク丸「その攻撃を間一髪で止めた俺だが、ターミネーチャンはまだ両さんを狙っているだろう。」

ゲッコウガ「拙者等は闇の破神剣を封印しようとしたその時、剣が光り出して喋ったことに驚いてしまった。」

ルイズ「結局はゲッコウガが持つことになっちゃったけどね・・・。」

千冬「さらに亡国機業が藍越学園の生徒達を襲おうとしていたため、両津達は奴等の企みを阻止する事に成功した。」

両津「だが、マドカからターミネーチャンの目的を教えられた。そう。目的はわしの体にある両津GPXを手に入れさせない様にするためだった!」

箒「それを阻止するため、京都の夜での戦いが幕を開けようとしている。」

シャル「勘吉は守ってみせる。必ず!」

156: 2014/05/17(土) 09:19:41 ID:G1SYqK4g
第32話 ターミネーチャンとの決戦!

157: 2014/05/17(土) 09:38:59 ID:G1SYqK4g
夜、金閣寺の湖前

両津「作戦によれば、ターミネーチャンが出たと同時に、バク丸たちが出撃するという事だな。」

千早「ええ。私達は両津校長の護衛を担当していますからね。」

ワスプ「でも、ターミネーチャンは何処から出て来るのか分からないわ。油断しないで。」

箒「もちろんそのつもりです。」

ブクブクブクブク

響「湖からだぞ!」

両津「離れろ!」

バシャーン

158: 2014/05/17(土) 09:42:27 ID:G1SYqK4g
ターミネーチャン「両津勘吉、頃す。」

両津「ついに来たか。出陣だー!!」

ブオオオオオオオーーー!

ルカリオ「あれは、ほら貝の音!?」

ドダイトス「ついにターミネーチャンが出て来たのか!」

バク丸「よし!出撃だー!!」

クリーム達「おう!!」ダッ

159: 2014/05/17(土) 09:53:51 ID:G1SYqK4g
箒「バク丸たちが出陣しました!」

両津「よし!戦闘態勢を取れ!」

ガシャンガシャン

ラウラ「弱点が判明した。奴の弱点は炎だ!」

両津「よし!火炎放射器で倒してやる!」

ドゴオオオオオ

ターミネーチャン「くっ!」ビュン

ドラゴンキッド「今だ!サンダーレイジ!!」ドッカーン

ターミネーチャン「ぐあああああ!!」

ブルーローズ「さすが!」

ターミネーチャン「くっ、調子に乗るなよ・・・。」ヒュン
ターミネーチャンは姿を変え、赤いサメとなった。

160: 2014/05/17(土) 20:01:56 ID:G1SYqK4g
春香「今度は赤いサメとなりました!」

めだか「ここは私に任せろ!」ダッ
めだかはマシンガンを構え、ターミネーチャンに発砲した。

ドガガガガガガ

ターミネーチャン「お返しだ!」ポーイ

リナリー「打ち返してやるわ。それっ!」ドガッ

ゴン、ドガーン

リナリー「やった!」

ターミネーチャン「うぐぐ・・・。」ヒュン

セシリア「今度は何に変身しましたの!?」

ウィーン

楯無「戦闘機か・・・。これは苦戦するかもね・・・。」

ドガガガガ

両津達「ぎゃああああああああ!!」

161: 2014/05/17(土) 20:15:01 ID:G1SYqK4g
簪「くっ!このままだとやられてしまう!」

美希「なにかいい方法はないの!?」

リザードン「だったらここは俺に任せろ!」ビュン

両津「おお、お前等!ようやく来てくれたのか!」

リザードン「んじゃ、行くぜ!火炎放射!」ボオオオオオ

ターミネーチャン「うわあああああ!!」

デルフ「こいつはおまけだ!」

カービィ(心の声)・デルフ『ソードビーム!』バシュッ

ドッゴーン

春香「やった!」

雪歩「あっ!戦闘機が墜落していく!」

ドゴーン

千早「これで終わったのかしら?」

両津「いや、まだだ。」ユビサシ
両津が指差す方を見ると、ターミネーチャンは新たな姿に変えようとしていた。

162: 2014/05/17(土) 20:20:12 ID:G1SYqK4g
ギュイーン

千早「な!?あれだけダメージを喰らってもまだ戦えるの!?」

貴音「ものすごい執念ですね・・・。」

ウィーン

真美「あっ、姿が変わっ・・・・、ほほう、これは見事ですな。」

亜美「しかも堂々と全裸だとは。」

両津「全裸?いったいどういう・・・、うおっ!」
両津達がターミネーチャンの変身した姿をよく見ると、巨大で全裸の千冬が立っていた。

163: 2014/05/17(土) 20:36:54 ID:G1SYqK4g
千冬「な、なぜ私に変身した!?しかも全裸で・・・。」

ターミネーチャン「両津に対抗できる戦士はお前しかいないからな。」

両津「いや、部長もそうだが・・・。」

ターミネーチャン「これで終わらせてやる。覚悟!」

両津「かわせ!」ビュン

ズシーン

ニョ口リ「あれで踏まれたらひとたまりもないニョ口リ・・・。」

千冬「それ以前に私が全裸だという事が気に食わん。もしもこれがマスコミに知られたら・・・。」

バク丸「間違いなく赤っ恥大賞を受賞だな。」

千冬「ふざけているのか?」ガッ

バク丸「す、すいません・・・。」

164: 2014/05/17(土) 21:14:39 ID:G1SYqK4g
斑鳩「あら?葛城さんの姿が見えませんが・・・。」

飛鳥「もしかしてあれじゃない?」ユビサシ
飛鳥が指差した方を見ると、葛城は巨大千冬の体をよじ登っていた。

斑鳩「葛城さん!バカなことは止めなさい!」

葛城「アタイはこういうのを見ると触りたくなるんだよ!胸や尻とか。」

千冬「ほほう。私の体をよじ登るとはいい度胸だ。覚悟しろ!」

ドドドドド

雲雀「あーあ。織斑先生も行っちゃった。」

柳生「それに釣られて、他の男性陣達もあそこに行ったそうだ。」

箒「こうなってしまうと止められないな・・・。」

女性陣「ハァ・・・。」

165: 2014/05/17(土) 21:19:31 ID:G1SYqK4g
ターミネーチャン「貴様等、私から離れろ!」

葛城「嫌だね。胸や尻を触るまでは離れるもんか!」

ボーマンダ「俺達だって触りたいぞ!」

男性陣「そうだ!そうだ!」

カチン

葛城「ん?」

千冬「貴様等、いい加減にしろ――――――!!!!######」

ドカバキボカスカ

葛城・男性陣「ぎゃあああああああああああ!!」

両津「葛城達が織斑にやられてしまったな・・・。」

ワスプ「やれやれ。男性陣の中で残っているのはソニック達だけね。」

ソニック「俺達はあんな物に興味がないからな。」

166: 2014/05/17(土) 21:24:23 ID:G1SYqK4g
ターミネーチャン「くそ・・・。やっぱりこの体はまずかったか・・・。」

千冬「当たり前だ!すぐに変身を解除しろ!!#####」

ターミネーチャン「言われなくても分かっている!」

ギュイーン

中川「今度はいったい何に変わるのでしょうか!?」

ウィーン

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「ぶ、部長さんになっちゃった・・・。」

ターミネーチャン「これでバッチリだ。覚悟しろ!」

部長「全然バッチリではない!全裸だぞ!」

両津「これで赤っ恥大賞を受賞ですな。」

部長「ばっかも――――――ん!!!そんな事を言ってる場合か!」

両津「軽いジョークですよ。ジョーク。」

167: 2014/05/17(土) 21:51:00 ID:G1SYqK4g
ズシーン ズシーン

叢「いかん!こっちに来たぞ!」

夜桜「誰かが炎の火柱を使える事ができれば・・・。」

シャル「火柱?それなら僕に任せて!」ダッ

鈴「シャルロット!行ったら踏み潰されるわよ!」

シャル「大丈夫。僕を信じて!」ビュン
シャルロットは上空に飛んだ後、最大奥義の態勢に入った。

シャル「最大奥義、紅蓮の火柱!」

ドゴオオオオオ

セシリア「地面から火柱が!?」

千冬「まさかシャルロットがこのような技を覚えたとは・・・。」

ターミネーチャン「ぐわあああああああ!!」

ゴオオオオオオオ

部長「今がチャンスだ!両津、止めを刺せ!」

両津「おう!」ダッ

168: 2014/05/17(土) 22:04:38 ID:G1SYqK4g
両津はソードを構え、力を溜め始めた。
両津「今だ!天下無双斬!!」

ズバシャアアアアアアアア

ターミネーチャン「そ、そんなバカな・・・・。このような奴等に・・・・。」

ドッゴオオオオオオオオオン

シャル「やったね勘吉!」

両津「わし等にかかればこんなもんだぜ!」

バク丸「やっぱり両さんはすげぇや!最高だぜ!」

タルト「あんたのその姿、見直したよ。」

両津「そう言われると照れるな。」

ワスプ「まっ、これでターミネーチャンも倒したし、早くホテルに戻りましょう。」

両津「よし!全員帰還するぞ!」

全員「おう!!」

169: 2014/05/17(土) 22:15:42 ID:G1SYqK4g
次の日、両津達は京都を旅立ち、奈良の東大寺に辿り着いた。
両津「昨日の戦いの疲れが残っているが、休む暇はないもんな。」

シャル「そうだね。まだ修学旅行は2日目に突入したんだし。」

ワスプ「それに京都に被害がなくて、後始末をしなくて済んだし。」

両津「言われてみればそうだな。」

箒「両津さん、シャルロット、ワスプさん!早く行きましょう!」

両津「おう!すぐに行くぞ!」ダッ
両津達は箒達の元に駆けつけ、東大寺の中に向かい始めた。

170: 2014/05/17(土) 22:23:57 ID:G1SYqK4g
両さんの昔話 かぐや姫

両津「昔々あるところに竹取の爺さんがおりました。

両津「ある日、御爺さんが竹を取ろうとしたその時、光っている竹がありました。」

両津「御爺さんは怪しいと思ってその竹を切ってみると、中から小さな女の子が出て来ました。」

春香「あっ、貴音さんがかぐや姫の役ですね。」

あずさ「なかなか似合うじゃない。」

両津「御爺さんは早速この子を持ち帰り、御婆さんと一緒に育てました。」

両津「そして3ヶ月後には、立派な女性に成長し、なよたけのかぐや姫と名付けられました。」

171: 2014/05/17(土) 22:33:47 ID:G1SYqK4g
両津「そんなある日の事、5人の求婚者がかぐや姫の前に姿を現しました。」

両津「彼等はどうしてもかぐや姫と結婚したかったのです。」

両津「そこでかぐや姫はこう言いました。」

貴音「では、石作の皇子には、仏の尊い石の鉢。庫持の皇子には、蓬莱の木の枝。」

貴音「阿部の右大臣には火鼠の皮衣、大伴の大納言は龍の珠、そして石上の中納言は燕の子安貝を取って来てください。」

両津「5人の求婚者は頷き、それを取りに向かい始めた。」

両津「だが、偽物だとばれたり、損をしたり、酷い目にあってしまい、誰も難題をクリアする事はできなかったのだ。」

両津「そこに帝が姿を現し、かぐや姫を連れてこうとするが、馬車に入った時点でかぐや姫の姿は消えてしまった。」

モンク「けど、帝はまだあきらめていないんだよな・・・。」

ポチ郎「執念深いでござるよ。」

172: 2014/05/17(土) 22:41:49 ID:G1SYqK4g
両津「そんなある日の事、かぐや姫が月を見て泣いていた。気になった御爺さんは何事かとかぐや姫に声を掛けた。」

貴音「わたくしは月の都からやって来た者であり、15日の夜に帰らなければならないのです。」

貴音「ほんの少しの間ということであの国からやって来ましたが、この様にこの国で長い年月を経てしまったのです。」

両津「その事を知った帝は大量の兵士を派遣し、かぐや姫を守りきろうとしました。」

両津「だが天からの使者が来た途端、兵士達は戦う気力を失せてしまった。それと同時に天からの使者が地上に降りて来た。」

両津「着地したと同時に、使者は懐からある物を取り出した。」

貴音「らあめんの匂い!」ビクッ

両津「その匂いを感じたかぐや姫はすぐ飛び出し、ラーメンに食いついてしまったのです。」

ズガーッ←バク丸たちがずっこけた音

真「ま、まあ、貴音だから仕方がないよね・・・。」

雪歩「う、うん・・・。」

173: 2014/05/17(土) 22:46:39 ID:G1SYqK4g
両津「そしてかぐや姫は羽衣を着た後、そのまま月に帰ってしまいました。」

貴音「そして使者から不老不氏の薬を渡された帝は、数日後にそれを日本一高い山で焼いてしまったのです。」

貴音「その由緒を謹んで受け、「士(つわもの)らを大勢連れて不氏薬を焼きに山へ登った」ことから、その山を「富士の山(士に富む山)」と名づけたそうです。」

クリーム「じゃあ、その出来事が富士山の誕生だったのですね。」

貴音「ええ。」

両津「お前、良く知っているな・・・。」

貴音「当然です。よく古典文学を読んでいますので。」

両津「すご過ぎて言葉にできないな・・・。」

鈴「そ、そうね・・・。次回もお楽しみに・・・。」

174: 2014/05/17(土) 22:56:57 ID:G1SYqK4g
次回予告

箒「私達が秘湯で疲れを癒している時、地元の人がある物を発見した。」

セシリア「その正体はなんと、2つの不発弾でしたわ。」

両津「そこでわし等は不発弾をヒーローズアジトに届ける事にしたが、周囲にばれるかどうかが問題だ。」

鈴「間違って衝撃を与えれば、最大の爆発が起きてしまうからね・・・。」

ラウラ「ともかく与えられた任務はしっかりこなさないといけない。もちろん被害を起こさない程度にだ。」

シャル「な、なんだか緊張するね・・・。」

両津「だがこれが部長にばれてしまったら・・・。」

リナリー「最悪の展開になってしまいそうね・・・。」

シャル「次回、『不発弾大騒動!』。よろしくね!」

175: 2014/05/18(日) 09:41:23 ID:kXsxUtrw
第33話 不発弾大騒動!

176: 2014/05/18(日) 09:45:01 ID:kXsxUtrw
秘湯

箒「ふーっ。まさかこんなところに秘湯があるとは思わなかったな。」

両津「前にわしが見つけた穴場だからな。」

本田「でもいいんですか?仕事をさぼってこんなところに遊びに来て?」

両津「毎日仕事をしているからな。たまにはリフレッシュも必要だ。」

鈴「私達は生徒だから大丈夫だけど、両津と本田は警察官でしょ?」

両津「大丈夫だ。パトロールだと言っておいたからな。」

セシリア「それがいつばれるのか心配ですわね・・・。」

ビービー

両津「おっ、電話だ。」ピッ

177: 2014/05/18(日) 13:13:18 ID:kXsxUtrw
両津「はい。両津だが。」

部長『両津君、パトロールご苦労。』

両津「ぶ、部長!」

部長『まさか遠くに行っているんじゃないだろうな?』

両津「い、いえ!そのような事は!」

部長『ならできるだけ早く帰って来い。箒達もな。』

ピッ

箒「やっぱりばれてしまいましたね・・・。」

両津「仕方がない。戻るとするか。」

ワイワイガヤガヤ

ラウラ「ん?向こうが騒がしいぞ。」

鈴「何があったのかしら?」

178: 2014/05/18(日) 14:04:30 ID:kXsxUtrw
ワイワイガヤガヤ

両津「いったい何があった?」

村人A「おお!お巡りさん!実はとんでもない物を発見しただ。」

シャル「いったい何を発見したの?」

村人B「地中の中から2つの不発弾だ。」

箒「ふ、不発弾!?」

セシリア「このような物は初めて見ましたわ。」

シャル「ともかくアジトに報告しないと!」

ラウラ「よし。私が連絡を取ろう。」ピッ

179: 2014/05/18(日) 21:32:08 ID:kXsxUtrw
ヒーローズアジト

ロケットラクーン「そうか。秘湯の近くで2つの不発弾を発見したという事か。」

ラウラ『で、どうすればいいんだ?』

ロケットラクーン「すぐにそちらに運んできてくれ。俺達で解明する。」

ラウラ『分かった。』

ピッ

ロケットラクーン「ラウラから連絡があった。2つの不発弾を発見したそうだ。」

トニー「それで、なんて伝えたのかね?」

ロケットラクーン「『すぐにそちらへ運んできてくれ。』って言ったけど。」

トニー「分かった。すぐに不発弾を搬送する準備を開始しよう。」

ロケットラクーン「分かった。」

180: 2014/05/18(日) 21:35:12 ID:kXsxUtrw
不発弾発見現場

両津「連絡したようだな。本田、不発弾を背負うぞ!」

本田「ええっ!?僕がですか!?」

両津「当たり前だ!箒達は女性だから、ここは男性が運ぶしか方法はないからな。」

箒「で、私達は?」

両津「不発弾がばれない様に警護してくれ。すぐに準備を始めるぞ!」

箒セシャラ鈴「はい!」

本田「なんで僕がこんな目に・・・。」シクシク

セシリア「か、可愛そうですわね・・・。」

181: 2014/05/18(日) 21:46:20 ID:kXsxUtrw
両津と本田が不発弾を背負い、箒達はその周りを囲んだ。
両津「これで準備万端だ。すぐに行くぞ。」

シャル「でも、歩く時のペースに気をつけないといけないね。」

両津「わしが指示するからその通りに動いてれば大丈夫だ。」

鈴「まあ、それなら大丈夫かもしれないわね。」

両津「よし!駅に行くぞ!」

ザッザッザッザッ

箒「なんだか歩き方が軍隊の様な気がするが・・・。」

ラウラ「そう言う事は気にしない方がいい。」

182: 2014/05/18(日) 22:01:50 ID:kXsxUtrw
電車の中

セシリア「幸い人が少ないから良かったのですが、油断はできませんので気をつけてください。」

両津「分かってる。ふとした弾みで落とすような真似は絶対に――――――。」

ズルッ

両津「げっ!」

箒セシャラ鈴「!!!」

本田「うわっ!」

パシッ

セシリア「あ、危ないところでしたわ・・・。」

鈴「しっかりしなさいよ!」

両津「わ、悪かった・・・。」

箒(今の行為でばれてなきゃいいのだが・・・。)

183: 2014/05/18(日) 22:07:30 ID:kXsxUtrw


両津「ふう・・・。やっと駅に着いた。」

箒「あとはIS学園まで一直線ですね。」

ラウラ「ここまで来たらもう一息だ。」

部長「何がもう一息だって?」
両津達が声のした方を振り向くと、部長が両津達の前に立っていた。

184: 2014/05/18(日) 22:18:56 ID:kXsxUtrw
両津「ぶ、部長!?」

部長「警官の格好をした2人組と5人の女子高生が爆弾騒ぎを起こしたと来てみれば、やっぱり貴様等だったか!」

箒「ち、違います!これにはわけが・・・!」

部長「問答無用!すぐに性根を叩き直してくれるわ!」

シャル「まずいよ!木刀で不発弾を叩いたら爆発は免れないよ!」

両津「こうなったら急いで逃げるぞ!」ダッ

部長「逃がすかー!」ダッ

194: 2014/05/20(火) 20:11:17 ID:l2noKg8E
第34話 恋愛ゲーム大騒動。

195: 2014/05/20(火) 20:50:45 ID:l2noKg8E
IS学園 中庭

ワイワイガヤガヤ

両津「えー。それでは重大発表を始める。勘兵衛、こちらへ。」

シャル「勘吉のおじいさん。新しいゲームを作ったって聞いたけど・・・。」

勘兵衛「ふっふっふ。よくぞ聞いてくれた。お前達が登場するゲームが完成したのだ!」

オオーッ

そら「で、そのゲームとは?」

勘兵衛「『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』という恋愛ゲームだ!」

箒達「れ、恋愛ゲーム!?」

勘兵衛「お前達の中から一人を選んで恋愛をするという内容だぞ。」

クリスタ「うーん・・・。嫌な男に選ばれたら複雑な感じがするんだけど・・・。」

ユミル「同感だな。」

196: 2014/05/20(火) 21:42:50 ID:l2noKg8E
勘兵衛「しかもその売り上げは絶好調じゃぞ。」

トム「多くの男性に人気があるという事だな。」

シャル「ねえ、勘吉だったら誰を選ぶの?」

両津「わしか?そうだな・・・。ワスプ、シャルロット、マリアの3人が相性がいいかな。」

テイルス「じゃあ、ソニックは?」

ソニック「俺はフェイトかエミーだな。」

なのは「ソニック?フェイトちゃんを選んだらどうなるか分かってるよね?」ゴゴゴゴゴ

ソニック「だからと言って魔王モードになるなよ!」

197: 2014/05/20(火) 22:54:13 ID:l2noKg8E
ルイズ「カービィだったら私とシエスタが有力ね。」

カービィ「ぽよ!」

ゲッコウガ「拙者は飛鳥殿、焔殿などが有力でござるな。」

飛鳥「同じ忍同士だから気が合うもんね。」

新八「じゃあ、銀さんは?」

銀時「俺は霊夢と麻理沙は幼馴染の関係だし、レミリア、フラン、こいし、ネプギア、ロムなどが有力だな。」

ネプギア「でも、お姉ちゃんが許してくれるかどうかですけどね・・・。」

ネプテューヌ「そうそう。ネプギアは簡単に渡す訳にはいかないからね。」

銀時「それだったらブランやラムだって同じだろ?」

ラム「言われてみれば確かにね・・・。」

ソー「まあ、好みは人それぞれだからな。」

198: 2014/05/21(水) 23:06:04 ID:W3EgJP2Y
次の日

両津「ニュースで見た結果、やっぱり多くの男性に人気があるようだな。」

箒「私達にとっては複雑ですけどね・・・。」

チンポンパンポーン

両津「おっ、正門前に客が来たようだな。」

瑞希「モニターで見てみましょう。」カチッ

ウィーン

鈴「ん?あれって一夏じゃない?」

ラウラ「私達の学園にいったい何の用だ?」

両津「とりあえずは彼に話を聞いてみるとするか。」

199: 2014/05/22(木) 20:54:31 ID:m9rYX2aA
正門前

両津「何!?藍越学園で大変な事が起きているだと!?」

一夏「ああ。ほとんどの生徒があのゲームにはまってしまい、自分たちの世界に入ってしまった。」

鈴「で、一夏はあのゲームをやらなかったの?」

一夏「ああ。俺には蘭がいるからな。」

箒「そう言う事か・・・。帰りの旅費はサービスするぞ!」

ドガン

一夏「だからと言って普通殴るか――!?」ヒューッ

箒「私を捨てて別の女を選んだ罪は重いからな。」

鈴「自業自得よ。」

200: 2014/05/22(木) 21:03:15 ID:m9rYX2aA
瑞希「そう言えば聞いたことがあります。文月学園でもさっきの事が起こっているって。」

めだか「さらに箱庭学園、学園都市でも同じ事が起きているな。」

両津「まさかあのゲームがこんなに影響を与えていたとは・・・。」

部長「こうなったら彼等と同じ次元に飛び込むしか方法はないな。」

鬼塚「で、誰が行くんですか?」

部長「両津、銀時の2人だ。」

銀時「お、俺達が!?」

部長「お前達がこの任務に適任だからな。必ず成功しておくように。」

両津「こうなってしまうと逆らえないな・・・。」

201: 2014/05/22(木) 21:23:32 ID:m9rYX2aA
次の日

箒「結局、両津さんはシャルロット、銀時さんはネプギアに決まったようですね。」

両津「ああ。本人リンクという機能があって助かったぜ。」

箒「本人リンク?」

銀時「選んだ彼女の本人がゲームにリンクすれば、ゲームをしなくてもラブラブ度を高める事ができるからな。」

鈴「それじゃゲームの意味がないでしょ。」

千冬「だが、こっちの方が愛情が分かりやすいからな。それに授業の邪魔にならない。」

鈴「そ、そうですか・・・。」

202: 2014/05/22(木) 21:40:50 ID:m9rYX2aA
千冬「それに奴等は1週間後にある大会に出るからな。」

シャル「何の大会ですか?」

千冬「『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』の全国大会だ。そこで彼等を倒し、そのまま現実に戻すしか方法はない。」

両津「となると、あいつ等の虚妄を打ち砕くという事だな。」

シャル「だったら僕達で本当の愛を見せてやろうよ!」

ネプギア「そしたらどんな強敵でも打ち砕くことが可能です!」

銀時「それもそうだな。大会まで頑張って行こうぜ!」

ネプギア・シャル「はい!」

両津「すごい気合が入っているな・・・。」

麗子「好きな人に選ばれた事が嬉しいのかもね。」

204: 2014/05/23(金) 08:36:22 ID:rVH.OL7A
1週間後、ラブメモリーズ全国大会会場

ワイワイガヤガヤ

シャル「人がいっぱいいるね。」

両津「どうやら参加者が多いみたいだな。それに具現化した彼女もいる。」

銀時「俺たちだけが見える彼女が具現化しているこの世界こそ、ラブメモリーズの境地だからな。」

ネプギア「それ、ただのイっちゃってる人ですよ・・・。」

銀時「ところでネプテューヌ。なんでお前は俺の背中に張り付いているんだ?」

ネプテューヌ「だってネプギアが心配だから着いてきちゃったんだもん。」

銀時「すぐに離れろ!お前がいると恋愛が成り立たないだろーが!!」グイグイ

ネプテューヌ「やだ~!」

205: 2014/05/23(金) 08:44:17 ID:rVH.OL7A
近藤「おっ、両津に万事屋じゃないか。」

銀時「ゴリラ!お前も参加していたのかって・・・、お前、お妙さんを彼女に選んだのか!?」

近藤「ああ。お妙さんを落とすことに苦労したが、今ではすっかり恋人関係になったのさ。」

お妙「近藤さん。大好きよ。」

銀時「本人が見たら只じゃ済まねーぞ・・・。」

九兵衛「おお。お前達も来ていたのか。」

銀時「九兵衛!って事はまさか・・・。」

東城「若~!!」

九兵衛「あゆた~ん!!」

銀時「やっぱりお前か―――――!!」

206: 2014/05/23(金) 08:52:22 ID:rVH.OL7A
九兵衛「も~う。どこに行ってたんでちゅか~。」

東城「だって~。若が僕の手を放すから、僕が迷子になったんだよ~。」

ネプギア「何やっているんですか・・・。」

東城「な、な、な、何をやっておられるのですか!こんなところでアンタ等――――!!」

ネプテューヌ「それはこっちのセリフだよ。」

両津「お前、九兵衛を彼女に選んだのか・・・。」

東城「違いますぞ!私が若にそんな浮上な感情を入れる訳がありません!」

九兵衛「そうだよ。僕はあゆたんの彼女じゃないよ。あゆたんのママでちゅよ。」

シャル「うわ・・・。」

東城「ああ、ちょっと!勝手に喋んないで!!」

207: 2014/05/23(金) 08:57:06 ID:rVH.OL7A
銀時「普段は九兵衛の子守しているけど、本当はこういう感じで甘えたかったんだ。」

東城「違えーって言ってんだろ!!た、たまたまプレイしてたらこういう感じの彼女に・・・。」

シャル「どのようなプレイをしているの・・・。」

ライナー「おっ、両さん達も来ていたのか。」

両津「ライナー!お前も参加するのか!?」

ライナー「ああ。俺はクリスタを選んだからな。この大会で彼女との愛を証明してみせる。」

クリスタ「一緒に頑張ろうね。」

ライナー「ああ。(結婚しよ。)」

両津(ユミルがそれを聞いたら怒るだろうな・・・。)

208: 2014/05/23(金) 09:02:44 ID:rVH.OL7A
シャル「あれ?ラブメモリーズにあんなキャラいたのかな?」

両津「あっ、さっちゃんじゃないか!確かにあいつもヒロインの中に入っていたけど・・・。」

ネプギア「誰かが彼女にしているのかな?」

銀時「いや、あんな変O女、好きになるやつなんかいないだろ。」

ライナー「いや、向こうに彼氏がいるぞ。」

さっちゃん「ピ○さん何処行ってたの~?もーう、片時もさっちゃんを放しちゃダメだぞ~。ん~、ん~。」

銀時「ピ○さんって誰だ―――――!!」ドガーッ

さっちゃん「うげー―――っ!!」

209: 2014/05/23(金) 09:12:56 ID:rVH.OL7A
銀時「何無理やりピ○子で作ってんだ!ここは彼女を自慢する大会だぞ!」

さっちゃん「う~ん。何言っているのかチンプンカンプン。私はピ○さんがゲームで作り上げた理想の彼女。それ以外の情報は与えられていないのら。」

銀時「何て言うのそのゲーム。イラッとくる女を作ろう。略してイラつく~!」

ネプギア「銀さん、落ち着いてください。」

さっちゃん「いい加減にしてくれないかな。私の彼氏はこのピ○さんなの。」

さっちゃん「今更嫉妬なんかしても遅いわよ。せいぜい私と同じ気持ちを味わうがいいわ!ネプギアに愛する者を奪われる気持ちをね!アーッハッハッハハハハハハ!!」

ネプギア「な、何しに来たんでしょうか・・・。」

シャル「幻覚の上に幻覚を絡ませているよ・・・。」

さっちゃん「あなたのネプギアと私のピ○子。どちらが勝つか見物ね!せいぜい乳Oを洗って待ってなさい!」

ネプテューヌ「そう言う大会じゃないんだけど・・・。」

210: 2014/05/23(金) 09:30:05 ID:rVH.OL7A
シャル「確かゲームの中に白水ピ○子が入っていたけど、選んだのはあやめさんだけだったね。」

沖田「おっ、旦那に近藤さんじゃないですか。」

両津「沖田!お前も参加するのか?」

沖田「もちろんでさぁ。モタモタしねえでこっちに来い。」

ザッザッ

両津「ん?」

ルイズ「ご主人様、只今来ました。」

両津・シャル・ネプギア・銀時・近藤「ル、ルイズ(ちゃん)――――――!?」

211: 2014/05/23(金) 13:17:56 ID:rVH.OL7A
両津「沖田!お前、ルイズに何をした!?」

沖田「素直になってないのでしつけたら、こんな風になっちゃいました。」

銀時「お前の躾はいくら何でも異常すぎるぞ!」

シャル「しかもキャラが崩壊してるし・・・。」

ネプギア「本人が見たらショックで気絶しちゃいますね・・・。」

沖田「まっ、お互い頑張りやしょうや。」

両津「あ、ああ・・・。」

チンポンパンポーン

司会者「えー、只今より、『オールスターヒロイン、ラブメモリーズ』の全国大会を開催いたします!」

ウオオオオオオ

両津「ついに始まったか。絶対に勝ちに行くぞ!」

シャル「彼等を現実に戻すためにも!」

212: 2014/05/23(金) 19:35:49 ID:rVH.OL7A
司会者「まずは予選から。4つのグループに分かれてもらいます。」

司会者「ヒロインたちは4つのグループに分かれておりますので、3DSで自分のヒロインが何処のグループに入っているのか見てください。」

両津「シャルロットはAか。こっちの方は?」

銀時「Dだ。」

近藤「俺達もDグループとなっているが、沖田はC、ライナーはBだな。」

司会者「それぞれグループ内で競ってもらい、勝ち残ったカップル一組だけが決勝に進出。」

司会者「代表者達が戦い、どのヒロインが一番か決定すると言う訳です。」

司会者「勝負はゲーム内のデートで彼女の魅力をより引き出せた彼氏が勝者となります。」

司会者「それでは、勝負開始!」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

両津「あんな奴等に負けるのはごめんだ!シャルロット、準備はいいか!」

シャル「OK!リンク発動!」

ウィーン

213: 2014/05/23(金) 20:12:00 ID:rVH.OL7A
司会者「まず動いたのはAグループの7番。彼女と一緒に歩いているぞー!」

シャル「な、なんだか緊張するね・・・。」

両津「ああ・・・。実際にやるとなんだか緊張するな・・・。」

シャル「でも、勘吉がいてくれたからこそ、今の僕がここにいるんだ。出会ってなかったら、どうなっていたのか分からなかったよ。」

両津「そう言えばそうだな。わしもお前と出会ってなかったら、どうなっていたのか分からないからな。」

シャル「そうだね。ねえ、勘吉。ちょっと目を閉じてくれない?」

両津「あ、ああ。構わないが・・・。」

スッ

ネプテューヌ「あれ?シャルロットちゃん、何をしているんだろう?」

シャル「勘吉、大好きだよ。」

チュッ

ネプテューヌ「おおっ!キスをした――――!!」

ギュオオオオオオン

オタク達「ぐはっ!」

バタターン

214: 2014/05/23(金) 20:38:37 ID:rVH.OL7A
司会者「おーっと!7番のキスが見事決まり、他の参加者たちをノックアウトさせた――!!」

司会者「したがって、Aグループ代表は7番に決まりました!」

オオーッ

両津「まさかキスをするとは思わなかったぞ。」

シャル「うん・・・。勘吉への思いを素直に伝えたかったからね・・・。」

両津(マリアがこれを見たら激怒するだろうな・・・。)

215: 2014/05/23(金) 20:43:28 ID:rVH.OL7A
司会者「一方、Bグループでは75番の方がディープキスを行っています。それを見た他の参加者たちは次々と倒れてしまったー!」

両津「どうやら残るはライナーだけとなったようだな。」

銀時「しっかりしてくれよ・・・!」

ライナー「クリスタ、喉乾いてないか?」

クリスタ「う、うん・・・。ちょっとね・・・。」

ライナー「丁度一本持っているんだ。せっかくだから飲みなよ。」

クリスタ「ううん。2人で一本あれば十分だから。」

ビュオオオオオ

オタク達「か、関節キッス!?」

216: 2014/05/23(金) 20:48:40 ID:rVH.OL7A
両津「濃厚なキスに対して関節キスか。なかなかやるな。」

クリスタ「まずは貴方から飲んで。」

ライナー「あ、ああ・・・。」

ゴクゴク

ライナー「ふう・・・。」

クリスタ「あっ、ちょっとそのままにして。」

ライナー「?」

チュッ

ライナー「く、クリスタ!?」

クリスタ「もう私はいらない。潤っちゃったの。えへ。」

オタク達「ぐはっ!」

バタターン

司会者「勝負あり!102番が決勝進出!」

218: 2014/05/24(土) 08:36:46 ID:blCy48rk
両津「よくやったぞライナー!まさかこのような関節キスを・・・。ん?」

ライナー「・・・。」

両津「お、おい。なんで呆然と立っているんだ?」

ライナー「あ、ああ。クリスタからもらったキスがまだ頭の中から離れなくて・・・。」

両津「もしかしてそれがファーストキスなのか?」

ライナー「まあな。」

両津「ユミルにばれたら殺されるぞ・・・。」

ライナー「言われてみればそうかもな。それよりもCグループはどうなっているんだ?」

両津「では、モニターを見るとするか。」ウィーン

219: 2014/05/24(土) 08:44:08 ID:blCy48rk
銀時「Cグループはむやみにキスをしようとしていないぞ。」

ネプギア「さっきの行為が響いたかもしれませんね。」

近藤「そう言えば総悟はどうなっているんだ?」

両津「確かあそこに・・・。げっ!」

ルイズ「は、恥ずかしいわよ・・・。」

沖田「恥ずかしいの?じゃあもっと見てもらおうか。お前のその醜い姿を。」

銀時・両津・近藤・ライナー「どんな遊び方してんの―――――!!」

220: 2014/05/24(土) 08:55:54 ID:blCy48rk
ルイズ「きゃあ!皮膚呼吸ができなくて苦しい・・・。水を・・・。水をください・・・。ご主人様・・・。」

銀時「おねだりしちゃったよ。しかもご主人様って言ってるし!」

沖田「水?これ一本しかねえけど?」

ルイズ「それがいいです・・・。2人で一緒に飲みたいな・・・、なんて・・・。」

司会者「ここでも関節キスだー!!この異常な状況下にあっても、関節キスは萌を生むのかー!?」

沖田「そうか。2匹一緒なら一本でいいよな。」ドボボボボ

銀時「誰と飲んでんだあああああああ!!」

ルイズ「ご主人様は・・・?」

沖田「いらねー。俺はもう潤った。」

銀時「何が潤ったの!?何が満たされたの!?」

221: 2014/05/24(土) 09:10:04 ID:blCy48rk
才人「おい!さっきから黙って見ていれば酷すぎるぞ!」

オタク達「そうだ!そうだ!」

シャル「やっぱりブーイングが起きちゃったね・・・。」

沖田「僕らの付き合いに口出さないでもらえますか?ルイズは喜んでいるんで。」

才人「いいや。そんな事をして喜ぶはずがない!俺のルイズの方が・・・。あら?いない・・・。」

明久「姫路さんもいなくなってる・・・。いったい・・・、げっ!」

ルイズ達「只今戻りました!ご主人様!」

沖田「これで決定だな。さあ、公開処刑の始まりだ!」ダッ

ドカバキボカスカ

明久達「ぎゃあああああああ!!」

バタターン

司会者「最後は公開処刑で、122番が決勝進出ー!!」

両津「公開処刑はやり過ぎだろ!」

222: 2014/05/24(土) 09:15:35 ID:blCy48rk
銀時「これで残るはDグループだけだな。行くぞネプギア!」

ネプギア「はい!」

司会者「では、Dグループのデート場所は、夢のお城です!」

銀時「ゆ、夢のお城!?」

ネプギア「ここってラOホテルじゃないですか!も、もしかして銀さんと・・・・。」

ネプギア「//////////」プシュウウウウウウ

銀時「ネプギアぁぁぁぁぁぁ!!」

東城「くっ、若の破廉恥な姿をこんなところで公開しろと・・・。そんなの・・・、そんなの・・・、興奮するじゃないか――――――!!」

223: 2014/05/24(土) 09:26:00 ID:blCy48rk
司会者「まず動いたのは311番。」

東城「若~。ボク、オムツの中がムズムズして気持ち悪いんだよ~。あそこで取り替えて欲しいな~。」

銀時「よし。オムツよりお頭を取り替えろ。」

ウィーン

<本人リンク発動。>

東城「へ?」

ギュイーン
東城の目の前にいる自分で作り上げた九兵衛が消えてしまい、代わりに本物の九兵衛が姿を現した。

東城「げっ!本物だ!」

九兵衛「僕に・・・、触るなああああああ!!」ブーン

東城「ギャアアアアアアア!!」

ドガシャーン

司会者「本人リンクで331番が失格になった――――!!」

224: 2014/05/24(土) 09:30:33 ID:blCy48rk
両津「どういう事だ!?本人はここにはいなかったはずだぞ!!」

ルイズ「それはこういう事よ。」

両津「お、お前等!」
両津が声のした方を振り向くと、ルイズ達が扉の向こうに立っていた。

お妙「さっきからモニターで見ていたけど、まさかこんな展開になっていたとはね・・・。」ゴゴゴゴゴ

ユミル「ライナー、クリスタとキスをしたそうだな・・・。この代償は高くつくぜ・・・。」ゴゴゴゴゴ

ルイズ「よくも私を弄んでくれたわね・・・。覚悟しなさい!」クワッ

近藤「いや、待て!これには深い訳が・・・。」

お妙「やっちまえ―――――!!」

ドカバキボカスカ

近藤達「ギャアアアアア!!」

225: 2014/05/24(土) 09:34:12 ID:blCy48rk
司会者「おーっと!本人の乱入で大会がめちゃくちゃになってしまった――!!これはどうなるか分からないぞ!」

さっちゃん「大変な事になったけど、私はこのくらいで・・・。」

銀時「いい加減に目を覚ませえええええええ!!」ボガーッ

さっちゃん「ぐはああああああああ!!」

バターン

銀時「はあ・・・。はあ・・・。これで残るは俺と両さんだけとなったようだな・・・。」

両津「だが今がチャンスだ。わし等の力であいつ等を現実に戻すぞ。」

銀時「ああ・・・。」スッ

226: 2014/05/24(土) 09:43:17 ID:blCy48rk
両津「お前等、良く聞け!女なんてゲームの様に思う通りにならないんだよ!」

銀時「どんなべっぴんでも屁を垂れることなど欠点がある。やがて醜い年増になる。」

ワスプ「それは言い過ぎよ!」

銀時「人を愛するというのはそう言う物を全部ひっくるめて背負うという事だ。」

両津「そんな現実すら霞ませる幻想、強い思い、覚悟、それが愛と言う物だ。」

銀時「冷たいプログラムに愛をささやき、人間、現実をめげる事もできぬ輩に愛を語る資格はねえ!」

両津「これで終わりだ!」ダッ

ネプギア「あっ、あの構えは!」

ネプテューヌ「ネプギア、いつの間に!?」

227: 2014/05/24(土) 09:58:30 ID:blCy48rk
両津・銀時「合体奥義、無双烈火斬!!」ザシュッ

ドッゴーン

司会者「ここで決勝を待たずに決着が着いた―――――!優勝は両津氏と坂田氏だ―――――!!」

箒「す、すごい威力でしたね・・・。」

両津「まあな。あとは彼等がこれで現実に戻ったかどうかだな。」

銀時「んじゃ、帰るとするか。」

箒達「はい!」

228: 2014/05/24(土) 10:05:56 ID:blCy48rk
次の日

セシリア「どうやら参加者の全員が現実に戻りましたわ。」

鈴「けど、あの攻撃で多くの人が入院してしまったわね・・・。」

両津「自業自得だ。自力で現実に戻れなかった奴等が悪いからな。」

ラウラ「確かに。」

マリア「両様――――――!!」ドドドドド

両津「げっ!マリア!」

マリア「両様、私より先にシャルロットさんとキスをしたというのはどういう事ですの!?」ゴゴゴゴゴ

両津「ま、マリア、これには深い訳が・・・。」

マリア「問答無用ですわ!覚悟してくださいまし!」ビュッ

両津「ひええええええ!!」ドドドドド

箒「シャルロット、あのキスはまずかったんじゃないか?」

シャル「言われてみればそうかもね・・・。ハハハ・・・。」

231: 2014/05/24(土) 19:00:55 ID:blCy48rk
両さんの昔話 さるかに

両津「昔々、一匹のサルが道を歩いていました。」

モンク「うう・・・。腹減ったな・・・。」

両津「するとサルは道端にある物を見つけました。」

モンク「なんだ柿の種か。これじゃあ腹の足しにもならないや・・・。」

両津「サルがそう言ったその時、道端におむすびが置いてありました。」

モンク「おっ!おむすびじゃねえか!でも待てよ。道端におむすびが落ちてあるという事は、身体に悪いかも知れないな・・・。」

モンク「仕方がない。柿の種を植えて育ててみるか。」

両津「サルはそう言った後、そのまま家に帰りました。」

シエスタ「あの・・・。カニの役をしている私はどうなるんでしょうか?」

両津「お前はおむすびを持って家に帰ってくれ。」

シエスタ「は、はあ・・・。」テクテク

232: 2014/05/24(土) 19:06:28 ID:blCy48rk
両津「サルは家に帰った後、柿の種を庭に埋めました。」

モンク「よーし。この栄養剤を撒けば8年経たなくてもすぐに実がなるぞ。」

シャアアアアアア

両津「サルが栄養剤を撒いたその時、埋めた場所から芽がでました。」

両津「しかもその成長はとても早く、わずか数分で巨大な柿の木となってしまったのです。」

モンク「大成功!さっそく食べるとするか!」

両津「サルは木に登り、柿を食べ始めました。するとカニがサルの家にやってきました。」

シエスタ「あの・・・。私にも柿を一つくれませんか?」

モンク「ああ。構わないぜ。」

両津「サルがカニに柿をあげたその時、サルはある事を閃きました。」

モンク「いいこと思いついた。お前にも協力してもらうぜ。」

シエスタ「へ?」

233: 2014/05/24(土) 19:18:52 ID:blCy48rk
数日後

シエスタ「採れたての美味しい柿はいかがですか?今ならお安くしておきますよ!」

両津「サルはカニと共に柿を売り始め、見事大儲けしましたとさ。」

モンク「まっ、こんなに大きい柿の木は俺の家にしかないからな。」

ポチ郎「で、その柿の木は今でもあるのでござるか?」

モンク「もちろんあるぜ。この間IS学園に埋めた柿の木を見てみろよ。」

ポチ郎「どれどれ・・・?うおっ!これは見事でござるな!」

モンク「だろ?他にもリンゴやブドウ、ナシなども植えといたからな。」

千冬「中庭を果樹園にするな――――――!!」ドカッ

モンク「うげっ!」

両津「まっ、果物が食べられるという事だけでも良しとするか。」

千冬「いい訳ないだろ!」

シエスタ「では、次回もお楽しみに。」

234: 2014/05/24(土) 20:16:31 ID:blCy48rk
次回予告

なのは「スカリエッティが自らの野望の為に動き出したわ。」

ソニック「こうなった以上は倒さないといけないみたいだな。」

イカロス「確かにその通りです。しかし、スカリエッティはミーノースと同盟を結びました。」

両津「そのミーノースというのはどの様な奴だ?」

ニンフ「性格は完全に破綻しており、私達エンジェロイドを精神的かつ肉体的に虐めることを娯楽の1つとしている酷い奴よ。」

鈴「いくら何でも酷すぎるわ!」

アストレア「それに奴等は空美町を滅ぼした後、藍越学園や文月学園、そして最後に私達のいるIS学園に向かうつもりです!」

両津「こうしちゃいられん!全軍出動だ!!」

全員「おう!!」

楯無「次回、『スカリエッティとのラストバトル』。よろしくね!」

235: 2014/05/24(土) 20:21:09 ID:blCy48rk
第35話 スカリエッティとのラストバトル

237: 2014/05/24(土) 20:59:04 ID:blCy48rk
空美町

ゴオオオオオ

ウーノ「こちらウーノ。空美町の壊滅及び、全住民の抹殺に成功しました。」

スカリエッティ『ご苦労。すぐに帰還してくれ。』

ウーノ「了解。」ピッ

トーレ「ウーノ姉、ドクターから何を言われた?」

ウーノ「すぐに帰還してくれと言われた。研究所に戻るぞ!」ダッ

ナンバーズ「おう!」ダッ

238: 2014/05/24(土) 22:05:41 ID:blCy48rk
次の日

ヒュウウウウウ

綾火「ひどい有様ね。ここの住民は全員亡くなったのかしら?」

仄「うん。データによれば全員が氏亡したそうだよ。」

霞「お兄ちゃん。焼け跡からこんな物が見つかったよ!」

仄「どれどれ?」
霞が持っている物を見ると、一枚のカードが目に映った。

仄「えーっと、次の狙いは藍越学園と文月学園、そしてIS学園・・・。」

綾火「どうやらこれはスカリエッティの仕業ね。」

霞「確か異次元からやって来た悪者一味でしたよね。」

仄「3つの学園を狙っているという事は・・・、このままだと大変な事になるぞ!」

綾火「そうね。すぐに東京レイヴンチーム、ストライク・ザ・ブラッドチームに連絡をしましょう!」

仄「分かった!」

239: 2014/05/24(土) 22:27:52 ID:blCy48rk
IS学園

両津「何!?空美町が崩壊しただと!?」

イカロス「はい。前マスターだけでなく、そはらさんや守形先輩、美香子先輩までもやられてしまいました。」

千冬「要するに、この町にいる住民全てが亡くなったという事だな。」

ソニック「ああ。ミーノースの奴、絶対に許さないぜ・・・。」

ラウラ「そのミーノースというのは?」

ニンフ「性格は完全に破綻しており、私達エンジェロイドを精神的かつ肉体的に虐めることを娯楽の1つとしている酷い奴よ。」

鈴「そんな・・・。いくら何でも酷すぎるわ!」

シャル「ニンフたちもやられていたの?」

ニンフ「うん・・・。でも、智樹たちのおかげでその呪縛から解放されたけどね。」

ソニック「その後、イカロス達は時空乱流に巻き込まれて、俺達と出会ったんだ。その時から彼女達は俺の事をマスターだと認識したそうだぜ。」

両津「なるほど。まさかそのような事があったとは驚いたな。」

240: 2014/05/24(土) 22:37:55 ID:blCy48rk
兎角「失礼します。」ガチャッ

両津「おお。兎角達か。何か有力な手掛かりが見つかったか?」

春紀「ああ。先程ウィッチクラフトワークスチームから連絡があった。」

レヴィ「で、どの様な内容だ?」

鳰「はい。次の狙いは藍越学園と文月学園、そしてIS学園って言ってたッス。」

両津「何だと!?奴等はわし等を狙っているのか!?」

伊介「はい。あと空美町を燃やした犯人が分かりました。スパイカメラで見たところ、ナンバーズの5人と判明されました!」

なのは「ナンバーズの5人って、もしかしてウーノ達なの!?」

伊介「間違いなくその通りです。」

241: 2014/05/24(土) 22:46:31 ID:blCy48rk
アストレア「まさかナンバーズの5人が空美町を燃やすなんて・・・。」

オレガノ「普通では考えられませんね。」

ナックルズ「いや、彼女達が空美町を燃やしたのは何か理由があるだろう。」

ミリア「理由って、まさか!?」

ナックルズ「ああ。先程、スカリエッティとミーノースが同盟を結んだという情報を入手した。」

リリア「同盟を結んだ!?」

ミリア「その情報は確かなの!?」

ナックルズ「間違いなく事実だ。」

ソニック「じゃあ、ナンバーズが空美町を燃やしたのは、あの同盟があったからという事なのか・・・。」

イカロス「こうなってしまうと、戦いは免れませんね。」

ソニック「ああ。何としてでも奴等の進軍を止めないと。」

244: 2014/05/25(日) 21:57:59 ID:gpUjub.E
キュウべえ「いや、それだけではない。」

両津「キュゥべえ、どういう事だ?」

キュゥべえ「美国織莉子や呉キリカもスカリエッティと手を組んだことが判明した。」

マミ「なんですって!?」

ほむら「織莉子とキリカもスカリエッティと組むなんて・・・。」

キュゥべえ「こうなってしまうと苦戦は免れないだろう。それでも戦うつもりなのかい?」

両津「当たり前だ!わし等の学園が狙われている以上、黙っているわけにはいかないからな!」

マミ「なら決定ですね。すぐに出動しましょう!」

両津「よし!トムたちは藍越学園、まどか達は文月学園を守り切ってくれ。わし等はIS学園を守りきってみせる!」

キュゥべえ「ああ。その事だけど、藍越学園と文月学園は既に防衛態勢に入っているよ。」

トム「それってどういう事だ?」

キュゥべえ「藍越学園は国立魔法大学付属第一高校、ウィッチクラフトワークスチーム。文月学園は東京レイヴンチーム、ストライク・ザ・ブラッドチームが駆けつけて来てくれたからね。」

両津「じゃあ、わし等はIS学園を守るだけで十分だな。」

245: 2014/05/25(日) 22:10:24 ID:gpUjub.E
ジェリー「いや、そう簡単にはうまくいかないだろう。」

トム「どういう事だ?」

ジェリー「スカリエッティとミーノースは最大の作戦を練っている。彼等が立ち向かっても勝ち目はないだろう。」

兎角「その作戦って、もしや!?」

ジェリー「そう。藍越学園には巨大ゴキブリの大群。文月学園にはダソヌ☆マソという刺客を送り込むつもりだ。」

ケロロ「ダソヌ☆マソって、あのアフロビームで人をアフロにする宇宙人なのでは!?」

銀時「お前、知っているのか!?」

ケロロ「ええ。我輩達は彼と一度戦った事があります。かなり苦戦しましたけど・・・。」

両津「かなり苦戦する相手となると、藍越学園と文月学園は・・・。」

ケロロ「間違いなく陥落するでしょうな。」

ヒュウウウウウウ

銀時「余計な事を言うなあああああああ!!!」ドガーッ

ケロロ「ゲロォォォォ!」

246: 2014/05/25(日) 22:32:37 ID:gpUjub.E
藍越学園

ブオーン

達也「くそっ!いくらなんでも数が多すぎるぞ!」

仄「これじゃあいくら倒してもキリがないよ!」

レオ「ああ。だが、他の女性達は・・・。」チラッ

女性達「うへへへへ・・・。ゴキブリが一匹、ゴキブリが二匹・・・。」

達也「完全に崩壊している――――――!!」ガビーン

一夏「かなり苦戦しているな。だったら俺達も協力するぜ!」

仄「でも、君達を危険な目に遭わせるわけには!」

一夏「大丈夫だ。それに俺達だけ何もできずに逃げるのは嫌だからな。」

弾「困った時はお互い様だろ?」

仄「分かった。では、ご協力お願いします。」

247: 2014/05/25(日) 22:43:21 ID:gpUjub.E
一夏「まず、高凪先輩達は戦闘不能になっている方々を安全な場所まで運んでください。」

春奈「任せて!」

一夏「俺達はゴキブリ達の数を少しでも減らします。すぐに戦闘態勢を用意してください!」

才人「言われなくても分かってるぜ!攻撃開始だ!!」

一夏達「おう!!!」ダッ

達也「生徒達が一丸となって学園を守ろうとしている・・・。俺達も負ける訳にはいかないな。」

仄「そうだね。僕達も負けずに戦おう!」ダッ

249: 2014/05/26(月) 19:38:50 ID:yGxm9Mv2
文月学園

ビビーッ

古城「くそっ!次々と生徒達がアフロになってしまったか!」

春虎「こうなってしまうと苦戦は免れないな。」

浅葱「でも、私達は負ける訳にはいかないわ。この学園を守るためにも!」

夏目「ええ。ですが、アフロにだけはなりたくないですね。」

浅葱「その言葉に同意するわね・・・。」

古城「無駄話をするな!早くあのアフロ野郎を倒しに行くぞ!」

ダソヌ☆マソ「はーい。自業自得DESU!」ビーッ

ギャアアアアアアア

250: 2014/05/26(月) 19:49:21 ID:yGxm9Mv2
IS学園

両津「何!?藍越学園と文月学園が陥落しただと!?」

アリア「はい。必氏に抵抗しましたが、相手が悪かったそうです。」

千棘「そして彼等はミーノース達と合流した後、そのままIS学園に向かうつもりです!」

両津「とうとう残るはわし等だけとなったか・・・。すぐに全員出動するぞ!」

千棘「分かりました!放送で伝えておきます!」ダッ

千冬「ところで、その巨大ゴキブリがこっちに来るという事は・・・。」

両津「ISの女性戦士達は戦意を喪失してしまうな。」

スパァン

千冬「不吉な事を言うな!山田先生、すぐにテレビを着けろ!」

山田「はい!」ピッ

252: 2014/05/26(月) 19:56:44 ID:yGxm9Mv2
アナウンサー『えー、今日は通常の番組予定を変更しまして、藍越学園で異常発生した巨大ゴキブリについて徹底討論していきたいと思います。』

アナウンサー『それにつきまして宇宙中の動物の権威であせられるハタ皇子に、色々うかがいたいと思います。』

アナウンサー『さっそくなんですが、アレは本当にゴキブリなんですか?』

ハタ皇子『ゴキブリには間違いないが地球産ではあるまい。恐らく地球に入ってきた異星の船に入っていて江戸に入り込んだんじゃろう。』

アナウンサー『宇宙ゴキブリというわけですか。』

ハタ皇子『スペースゴキブリじゃ。』

アナウンサー『いや、宇宙ゴキブリでいいでしょ。』

ハタ皇子『スペースゴキブリっつてんだろ。やんのかコラ。ちょっとカメラ止めろ。』

ザーッ

銀時「やっぱりあいつの仕業なのかよ・・・。」

千冬「お前の知り合いにはとんでもない奴ばかりだな。」

アイアンマン「無駄話はそこまでだ。すぐに出動するぞ!」

両津「言われなくても分かってる!」ダッ

254: 2014/05/26(月) 20:01:06 ID:yGxm9Mv2
一方、姫柊はIS学園に向かっていた。

タッタッタッタッ

姫柊「先輩たちがアフロ化されてしまい、残っていたのは私だけとなってしまった・・・。」

姫柊「早く何とかしなければ・・・。」

ブオオオオオオオオ

姫柊「こ、この音ってまさか!?」
姫柊は空を見上げると、巨大ゴキブリが大空を飛んでいた。

姫柊「いやあああああああああ!!」ドドドドド

255: 2014/05/26(月) 20:06:37 ID:yGxm9Mv2
IS学園 中庭

両津「来たぞ!巨大ゴキブリだ!!」

ブオオオオオオオ

女性達「キャアアアアアア!!」

鬼塚「やっぱり姿を現したか。すぐに攻撃を開始するぞ!」

フライゴン「ですが、女性達は既に戦意喪失しています!」

テイルス「どうやらゴキブリを見た途端に悲鳴を上げたのが原因みたいだね・・・。」

山田『新たな情報です!巨大ゴキブリを頃したら仲間を呼ぶ恐れがあります!絶対に殺さないでください!』

ナックルズ「マジかよ!このままだとこっちがやられるじゃねーか!!」

山田『あっ、また新たな情報が入ろうとしています!』
山田はそう言った後、テレビに視線を移した。

256: 2014/05/26(月) 20:10:17 ID:yGxm9Mv2
アナウンサー『東京にばかりゴキブーリが集中するのには何か理由があるんですか?』

ハタ皇子『東京に奴等が集まっているのは恐らくあそこに奴等の女王が居るからじゃ。』

ハタ皇子『奴等は全て一匹の雌から生まれた兄弟。まず女王が星に巣食い、そこで大量の子を産む。』
 
ハタ皇子『奴等はそうして数多の星を喰らい尽くしてきた恐ろくべき種族。女王が居る限り奴等は際限なく増え続けるぞ。このままではこの星は終わる。』

ハタ皇子『それでは我々が助かる道は女王を退治するほかはないと・・・。そういうことですかバカ。』

ハタ皇子『皇子はつけよう!せめて皇子はつけよう!!』

アナウンサー『何か女王を判別する目印みたいなものは?』

ハタ皇子『無理じゃ。奴は普通のゴキブリと大きさは変わらん。・・・ん?まてよ、一つだけあった。』

アナウンサー『一つだけ?』

257: 2014/05/26(月) 20:13:34 ID:yGxm9Mv2
ハタ皇子『背中に五郎って書いてある。』

アナウンサー『なんですか?その五郎って?』

ハタ皇子『余がつけた名前じゃ。五郎の奴あんなに可愛がってやったのに逃げ出しやがって・・・。』

アナウンサー『お前今なんつった?』

ハタ皇子『え?なんか今まずいこといった?あ・・・・。』

ソニック「背中に五郎・・・。もしかしてあれじゃないか?」

男性陣「へ?」
ソニックが指差したのをよく見ると、背中に『五郎』と書いてあるゴキブリだった。

男性陣「そいつだああああああああああ!!」

258: 2014/05/26(月) 20:17:39 ID:yGxm9Mv2
アナウンサー『背中に五郎です!背中に五郎のゴキブリを退治すれば他のゴキブリも全て氏に絶えます!』

アナウンサー『お願いします!地球の命運がかかっています!貴方の手に地球の命運が!!』

ソニック「だったらやるしかないだろ!エンブオー、火炎放射だ!」

エンブオー「任せろ!」ゴオオオオオ

ボオオオオオオオ、プシュウウウウウウウ

ボーマンダ「このゴキブリが氏んだという事は・・・。」

ヒュルルルルルルル、ドドーン

両津「おお!すべての巨大ゴキブリが氏んだぞ!」

エンブオー「これで第一の難関はクリアしたな。」

259: 2014/05/26(月) 20:41:11 ID:yGxm9Mv2
織莉子「まさかあの巨大ゴキブリを倒すなんてお見事ね・・・。」

ほむら「その声は・・・、織莉子!?」
ほむらが声のした方を振り向くと、織莉子とキリカ、ナンバーズの5人、ダソヌ☆マソが立っていた。

両津「ほむら、もう大丈夫なのか!?」

ほむら「ええ。あのゴキブリが消えたおかげで全員大丈夫よ。」

鈴「ゴキブリがいなくなった分、しっかり戦わないとね!」

キリカ「だが、それがいつまで持つかな?」パチン
キリカが指を鳴らすと同時に、アフロ化した明久達が姿を現した。

260: 2014/05/26(月) 20:48:18 ID:yGxm9Mv2
瑞希「そんな・・・。明久君達がアフロ化してしまうなんて・・・。」

ダソヌ☆マソ「さーて、貴方達もフィーバータイムと行きましょう!」

銀時「冗談じゃない!おいケロロ!この騒ぎを止めてくれって頼んでくれ!俺の(髪の)運命が掛かってんだ!」

ケロロ「え~!?でも我輩には銀時殿の頭なんて関係ないし~そもそも我輩侵略者じゃ~ん?このまま侵略しちゃおうかな~?」

銀時「テメーこのボケガエル!ケツの穴にジャスタウェイぶち込むぞコラァァァ!」

ケロロ「・・冗談っすよ、早く何とかしないと・・。(それにしてもボケガエルって久々に聞くであります・・。)」

トーレ「どうやら覚悟を決めたようだな。かかれー!!」

ドドドドド

両津「よし!あいつ等を倒しに行くぞ!」

姫柊「その必要はありません!」

両津「へ?」
両津は声のした方を向くと、姫柊が姿を現した。

261: 2014/05/26(月) 20:56:22 ID:yGxm9Mv2
両津「姫柊、無事だったのか!」

姫柊「はい。強力な助っ人を連れてきました!」

ボーボボ「久しぶりだな両さん。」

両津「おお!ボーボボじゃねえか!こいつさえいれば大丈夫だな!」

首領パッチ「俺達も忘れちゃ困るぜ!」

ケロロ「おお!首領パッチ達まで!!」

ダソヌ☆マソ「一人も逃がしちゃイケマセーン!奴らを毛祭り(?)にあげるのデース!」

ボーボボ「そうはさせるか!鼻毛真剣奥義、ブラック企業なんか潰れちまえ!!」ドゴーン

両津「今がチャンスだ!攻撃開始!!」

箒達「イェッサー!!」ギュイーン

ドゴーンドゴーンドッカーン

262: 2014/05/26(月) 21:33:07 ID:yGxm9Mv2
ダソヌ☆マソ「アンビリーバボー!私の兵が一瞬で!?あれ程駒は揃っていたのに・・。」

両津「よし!これで残るは8人だ!」

ダソヌ☆マソ「そうはさせません!覚悟!!」ビーッ

ギュイーン

ボーボボ「無駄だ。最初からアフロの奴に撃っても効果がないからな。」

ダソヌ☆マソ「し、しまった!」

ボーボボ「すぐに止めを!」

箒「心得た!」
箒は気を集中させ、ダソヌ☆マソに襲い掛かった。

箒「飛天御剣流奥義、天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)。」

ズシャアアアアアア

ダソヌ☆マソ「ば、バカな・・・。」

ドサッ

263: 2014/05/26(月) 21:39:13 ID:yGxm9Mv2
両津「箒!お前、あの技を取得したのか!?」

箒「はい。剣心さんから教えられましたからね。」

セシリア「まあ。夏休みに道場に通っていたのはそのためだったのですね。」

両津「まあいい。アフロ化したバカ共も元に戻るし、これで残るはお前等だけだな。」

ウーノ「けど甘く見ないでちょうだい。私達はこんなので倒れる輩じゃないのでね!」ダッ

ドゴーンドゴーン

シャル「あの大砲の音・・・。来てくれたんだね!」

みほ「両津さん、助太刀しに来ました!」

両津「おお!ガルパンチームか!すぐにわし等の援護をしてくれ!」

みほ「了解!」

264: 2014/05/26(月) 22:09:37 ID:yGxm9Mv2
ドゥーエ「増援か。けど、私達にとってはこれくらいでは引かないわ。」

ラウラ「だったら私達がナンバーズの相手をする。まどか達は織莉子とキリカ、両津達はミーノースとスカリエッティを倒してくれ。」

両津「分かった。だが、あの2人はまだここに来ていないぞ。もしかしたら研究所にまだいるんじゃないのか?」

クアットロ「それは不正解よ。もうドクターとミーノース様はそろそろここに来るはずよ。」
クアットロがそう言ったと同時に、スカリエッティとミーノースが姿を現した。

ミーノース「間に合ったようだな。ここからは私達も参戦するぞ。」

スカリエッティ「完成した新兵器『ブラッドクロー』、その眼で確かめさせてもらうぞ!」

ソニック「どうやら2人のボスが姿を現したようだな。この戦いで決着を着けてやるぜ!」

265: 2014/05/27(火) 20:45:42 ID:wyZfZSKQ
フェイト「ソニック、ここは私も援護するわ。」

ソニック「分かった。頼りにしてるぜフェイト。」

フェイト「ええ!」

イカロス「私達も助太刀します!」

ソニック「よし!攻撃開始だ!」ダッ

スカリエッティ「そっちがその気なら返り討ちにしてくれる!ブラッドキャノン!」

ドゴン

ソニック「おっと!」ヒョイ

ニンフ「間一髪だったわね。」

ソニック「ああ。だがもう一人敵がいる事を忘れるなよ。」

ニンフ「そのくらい分かってるわよ。」

266: 2014/05/27(火) 21:01:29 ID:wyZfZSKQ
ミーノース「次は私の番だ!雷鳴弾!!」ドゴン

アストレア「それなら打ち返すのみ!」ブン

カキーン

アストレア「よし!当たった!」

ドガン

ミーノース「ぐはっ!」

リリア「おお!直撃した!」

アストレア「自業自得よ!」ブンブン

ミーノース「おのれ・・・。人形の分際で・・・。」

ミーノース「私をなめるな――――――――!!!」ドゴーン
ミーノースは怒りの雄たけびを上げた後、黄金の鎧を身に纏った。

フェイト「どうやら本気になった様ね。」

ソニック「だが俺達だって負ける訳には行かない。智樹たちの仇だけでなく、エンジェロイド達の未来を勝ち取るためにも!」

フェイト「もちろんそのつもりよ!気を引き締めていきましょう!!」

イカロス・ニンフ・アストレア・ミリア・リリア・オレガノ・カオス「はい!!!」

267: 2014/05/27(火) 21:08:25 ID:wyZfZSKQ
カキーンカキーン

両津「くそっ!こいつはなかなか手ごわいぞ!」

キリカ「甘く見てもらっちゃ困るよ。私はこう見えても強いんだからね。」

美希「確かに強そうに見えるけど、隙だらけなの!」ガシッ

キリカ「な!?」

美希「奥義、スパイラルスロー!!」ブオーン

キリカ「うわっ!」ドガッ

美輝「おっ、私が教えた投げ技が見事決まったな。」

美希「へへん。ミキだってやるときはやるの。」

織莉子「だったらお返しよ。喰らいなさい!」ドガガガガ

美輝「おっと!遠距離攻撃なら、シャドウブーメラン!!」ヒュッ

ボガッ

織莉子「くっ!」

268: 2014/05/27(火) 21:21:58 ID:wyZfZSKQ
ラウラ「両津達も善戦しているな。こちらも行くぞ!」ジャキン

ウーノ「そうはいかないわ!ブラッドレイブンゼロ!」

ゴオオオオオオ

ラウラ「その溜め攻撃が命取りだ!」ドゴーン

ドッカーン

ウーノ「キャアアアアアアア!!」

ラウラ「まずは一人。」

ドゥーエ「おのれ!だったら私があいつを倒す!」

ガキン

ハルヒ「おっと。あなたの相手は私よ。」

269: 2014/05/27(火) 21:29:24 ID:wyZfZSKQ
ラウラ「ハルヒ、ドゥーエを頼む。」

ハルヒ「任せて!ここからは私のステージよ!」ビシッ

ドゥーエ「くっ!なめるな――――――!!!」ビュン

ハルヒ「好都合ね。一斉発射開始!!」

ドガガガガドゴーンチュドーン

ドゥーエ「こ、この私がこんなところで・・・。」

ズドーン

ハルヒ「2人目も終わったわ。鈴、バトンタッチよ。」パンッ

鈴「分かったわ!」

270: 2014/05/27(火) 21:37:12 ID:wyZfZSKQ
トーレ「今度は貴様か。叩き落としてくれるわ!」ダッ

鈴「かかってきなさい!」

ガキンガキンガキンガキン

セシリア「戦いは互角。このままだと長期戦になりますわね。」

千冬「いや。この戦いはすぐに決着が着く。」

簪「どういう事ですか?」

千冬「両津に鍛えられた鈴の強さはこんな物ではない。ここからが彼女の底力を発揮する時だ。」
千冬がそう言った直後、鈴の武器が光り始めた。

271: 2014/05/27(火) 21:41:52 ID:wyZfZSKQ
トーレ「武器が光った!?」

鈴「両津に頼んで武器を強化してもらったの。その威力も今までとは大違いよ!」ガキン

トーレ「うぐっ!」

鈴「今がチャンス!大回転斬り!!」ズガガガガガ

トーレ「うわあああああああ!!」

ズドーン

鈴「よし!これでナンバーズのメンバーは後2人。アリア先輩、千棘ちゃん、後はお願いします!」

千棘「任せて!」ビュン

アリア「ここからは私達のステージね!」ビュン

272: 2014/05/27(火) 21:46:25 ID:wyZfZSKQ
クアットロ「立ち向かうなら容赦はしないわよ。」ギュイーン

セッテ「相手が誰であろうとも、私は一歩も引かない!」ギュイーン

チンク「気をつけろ!クアットロ姉様はステルスの能力、セッテはブーメランブレードでの攻撃が得意だ!」

ノーヴェ「油断したら倒される事を忘れるな!」

千棘「分かっているわ。私だって負ける訳には行かないから!」ガシャン

千棘「まずはステルスを解除。ウィザードフラッシュ!」

カッ

クアットロ「しまった!ステルスが・・・。」

アリア「そしてそのまま、風穴!」ドガガガガ

クアットロ「キャアアアアアアア!!」

ズドーン

273: 2014/05/27(火) 21:53:07 ID:wyZfZSKQ
セッテ「よくもクアットロ姉様を・・・。覚悟!」シュン

小咲「そうはさせない!ハリケーンキャノン!!」ズドーン

カキン

千棘「ナイス援護!」

セッテ「は、弾かれただと!?」

小咲「早く止めを!」

アリア「分かってるわよ!双剣で決着を着けるわ!」

セッテ「そうはさせるか!もう一度行くぞ!」シュン

誠士郎「甘い!」ガキン

セッテ「また弾かれただと!?」

アリア「これで終わりよ!覚悟!!」

ズバーッ

セッテ「うぐ・・・、しまった・・・。」

ズドーン

274: 2014/05/27(火) 22:03:15 ID:wyZfZSKQ
織莉子「そんな!あのナンバーズが戦闘不能になってしまうなんて・・・。」

両津「隙あり!」ガッ

キリカ「しまった!」

両津「これで終わりにしてやる!」ギュイーン
両津は織莉子とキリカを持ち上げ、そのまま上空に向かい始めた。

箒「両津さん!まさかあの地獄落としを!?」

両津「その通りだ!悪い子にはお仕置きをしなければならないからな。」

まどか「でも、いくら何でもやり過ぎですよ!」

さやか「そうですよ!人に迷惑をかけたくらいでこのような事はやり過ぎですよ!」

両津「ギャーギャーうるさいな。こいつ等は悪い子だぞ。」

マミ「いや、確かに悪い事はしていましたが、彼女達はまだ中学生ですよ!」

両津「では、お仕置き開始!!」ギュイーン

織莉子・キリカ「ギャアアアアアアアアアア!!」

マミ「やっちゃった・・・。」

275: 2014/05/27(火) 22:11:35 ID:wyZfZSKQ
ガキンガキン

ソニック「どうやら簡単には倒れてくれないようだな。」

スカリエッティ「貴様に倒されるくらいなら氏んだほうがマシだ。」

ミーノース「それに私は、お前をイカロス達のパートナーとは絶対に認めないからな。」

ソニック「そう言う事かよ。そっちがその気なら・・・。」

ギャアアアアアアア

ソニック「ん?何の音だ?」

フェイト「あの声って、まさか・・・。」

277: 2014/05/28(水) 19:43:42 ID:6kQq/uqE
両津「さあ、ここからがフィナーレだ!これで決着を着けてやる!」

織莉子「勘弁してくださ~い!!」

キリカ「もうしませんから~!!」

ソニック「両さん!まさか彼女達を地面に落とすつもりか!?」

両津「その通りだ!ここからは最大速度で行くぞ!」ドギューン

ソニック「まずい!全員かわせ!」

ビュン

ミーノース・スカリエッティ「へ?」

ドッゴーン

278: 2014/05/28(水) 19:50:35 ID:6kQq/uqE
ソニック「うおっ!ミーノースとスカリエッティに直撃したぞ!」

イカロス「マスター、彼等はどうなりましたか?」

ソニック「あれくらいの衝撃を受けたら大ダメージは免れないからな・・・。」

ニンフ「あっ、両津が立ち上がった!」
ニンフが指差す方を見ると、両津が織莉子とキリカを持ちながら立ち上がった。

両津「ふう・・・。お仕置き完了っと。」

織莉子「」

キリカ「」

杏子「気絶している・・・。相当怖かったようだな・・・。」

カオス「あとはミーノースとスカリエッティだけだね。どうなっているのかな?」

ミーノース「うぐぐ・・・。こんなところで邪魔をされるとは・・・。」

スカリエッティ「だが、我々はこんなところで立ち止まる訳には・・・。」

ソニック「往生際が悪いぜ。だったら最大奥義で終わらせてやる!」サッ

ソニック「スーパーモード発動!」

カッ

ソニックの姿は金色のハリネズミとなり、そのままミーノースとスカリエッティに襲い掛かった。

279: 2014/05/28(水) 20:46:18 ID:6kQq/uqE
ソニック「これで終わりだ!ファイナルドライブ!!」

ドゴオオオオオオオ

ミーノース「わ、私の野望が・・・、こんなハリネズミなんかに・・・。」

スカリエッティ「こ、この私が負けてしまうとは・・・。」

ドッゴーン

フェイト「ソニック、大丈夫!?」

ソニック「ああ。この通りピンピンしてるぜ。で、あいつ等はどうなっているんだ?」

誠士郎「えーっと・・・、スカリエッティとミーノース、共に氏亡が確認された!」

両津「よっしゃ!わし等の大勝利だ――――――!!」

ウオオオオオオオオ

ソニック「これで天国にいる前マスターも喜んでいるかもな。」

カオス「きっとそうかもね!」

280: 2014/05/28(水) 20:53:53 ID:6kQq/uqE
フェイト「ソニック、貴方の活躍は本当に見事だったわ。」

ソニック「まあな。イカロス達を悲しませるわけにはいかなかったからな。」

フェイト「そうね。ソニック、目を閉じて。」

ソニック「ああ、別にいいが・・・。」

スッ

ソニック「ん?」

フェイト「大好きだよ、ソニック。」

チュッ、オオーッ

ソニック「ふ、フェイト!?お前、俺にキスをしたのか!?」

フェイト「うん。」

281: 2014/05/28(水) 21:46:08 ID:6kQq/uqE
なのは「ソニック、フェイトちゃんとキスをしたのはどういう事かな~。」ゴゴゴゴゴ

ソニック「お、おい!俺は被害者だぞ!なんで恨まれなきゃいけないんだ!?」

エミー「フェイト~。アンタと言う人は~!!」ゴゴゴゴゴ

フェイト「あ、あれはつい・・・。」

なのは・エミー「2人共、思いっきり頭を冷やそうか?」ニコッ

ソニック・フェイト「うわ(きゃ)あああああああああ!!」ドドドドド

ドゴーンドゴーン

両津「やれやれ。キスぐらいで大げさすぎるぞ。」

セシリア「両津さんだって、シャルロットさんにキスをされたんじゃないですの?」

両津「ま、まあそうだな。あの後にマリアに散々追いかけられたし。」

シャル「人前でのキスはあまりしない方がいいみたいだね・・・。」

ソニック「話してないでなんとかしてくれ~!!」ドドドドド

282: 2014/05/29(木) 19:59:43 ID:pAxd1xrA
亡国機業のアジト

スコール「スカリエッティが氏亡したおかげで、残るは我々だけとなってしまいました!」

カダブラ「おのれ両津!次々とわしの計画を邪魔しおって!」

オータム「あと新たなISの開発ですが、あと2、3ヶ月はかかるそうです。」

マドカ「しばらくは大人しくするしかないだろうな。」

カダブラ「ああ・・・。そうするしか方法はないな・・・。」

283: 2014/05/29(木) 20:30:06 ID:pAxd1xrA
次の日、ソニック達は空美町にある墓場に来ていた。

ソニック「まさかミーノースの氏と共に、空美町が元に戻るとは思わなかったな。」

イカロス「ええ。ですが、前マスターとそはらさんは生き返る事ができませんでしたね・・・。」

カオス「町が元に戻ったのはいいけど、その代償として2人が氏んでしまったんだよね・・・。」

ニンフ「ええ・・・。でも、これからはソニックと共に生きるわ。」

アストレア「だってソニックは私達のマスターだから!」

ソニック「皆・・・。そうだな。」

ソニック「それじゃ、そろそろ学園に帰るとするか!」

イカロス「ええ!」

ドギューン

284: 2014/05/29(木) 21:28:25 ID:pAxd1xrA
ヒュウウウウウ

ミリア「今の風・・・。」

リリア「どうやら彼からの贈り物かもね。」

オレガノ「ええ。」
『そらのおとしもの』の戦いは幕を閉じたが、その6年後に空美町のとなりにある花美町で新たな戦いが始まろうとしていた。
その戦いは、『大好きです!!魔法天使こすもす』で明らかになる・・・。

285: 2014/05/29(木) 21:41:17 ID:pAxd1xrA
両さんの昔話 3匹の子豚

両津「昔々あるところに3匹の子豚がいました。」

両津「一匹目は藁の家、二匹目は木の家、三匹目は煉瓦の家を建てました。」

両津「そんなある日、狼が現れて子豚を捕えようとしました。」

両津「まず最初に向かったのは藁の家です。」

千冬「さっさと開けろ!」

ミラジェーン「嫌です!」

ヒュウウウウウ

ミラジェーン「キャアアアアアア!!」ドギューン

286: 2014/05/29(木) 21:43:16 ID:pAxd1xrA
両津「次に向かったのは木の家です。」

千冬「さっさと開けろ!」

ミラジェーン「嫌です!」

ルーシィ「絶対に開けません!」

ヒュウウウウ

ルーシィ「助かった・・・。」ホッ

ヒョイ

ルーシィ・ミラジェーン「キャアアアアアアア!!」ドギューン

287: 2014/05/29(木) 21:47:30 ID:pAxd1xrA
両津「最後に向かったのは煉瓦の家です。」

千冬「さっさと開けろ!」

ミラジェーン「嫌です!」

ルーシィ「絶対に開けません!」

リサーナ「さっさと帰ってください!」

ヒュウウウウウ

ミラジェーン「突風は大丈夫ね。」

グググググ

ルーシィ「重さもバッチリ。これなら完璧ね。」

リサーナ「へへん。この家は煉瓦の家でできているからね。」

千冬「煉瓦の家か。よし、だったら上から入るぞ!」

両津「狼は服を脱いだ後、そのまま煙突の中に入ろうとしました。」

千冬「・・・。」

両津「どうした?さっさと入れ!」

288: 2014/05/29(木) 21:50:56 ID:pAxd1xrA
千冬「素っ裸で煙突の中に入る事ができるか!いくら何でも恥ずかしいぞ!」

両津「これも物語の内容だ。さっさと入れ!」

千冬「うぐぐ・・・。」

ミラジェーン「大変!煙突の中から入ろうとしてるわ!」

リサーナ「大丈夫!こんな事もあろうかと、大なべを用意しといたから!」

グツグツグツグツ

ルーシィ「中には熱湯が入っている・・・。これなら大丈夫ね!」

ツルッ

ミラジェーン「あっ、滑った。」

ドボーン

千冬「アアアアアアアアアア!!」ビョーン

289: 2014/05/29(木) 22:11:54 ID:pAxd1xrA
両津「狼はお湯に入って飛び上がった後、そのまま何処かに行ってしまいましたとさ。」

両津「めでたしめでたし。」

千冬「んな訳あるか!なんで私が狼の役をしなければならんのだ!」

両津「お前が狼の役に適任してるからだ。」

千冬「」ブチッ

箒「あ・・・。」

しばらくお待ちください

両津「ご、ごべんなざい(ごめんなさい)・・・。」

千冬「よろしい!」

箒達(めちゃ怖い・・・。)

レビィ「じ、次回もお楽しみに・・・。」

290: 2014/05/29(木) 22:26:34 ID:pAxd1xrA
次回予告

そら「街角でのゴルフ大会?」

両津「そうだ。わしが企画したイベントだからな。」

エルザ「普通のゴルフコースとは違った景色だな。」

両津「だが、今までのゴルフコースとはそう簡単ではないぞ。」

カナ「どういう事?」

両津「ボールをロストしたらその場で失格だ。あとトラップもあるので覚悟するように。」

鈴「うう・・・。なんだか不安になってきた・・・。」

エルザ「ここまでやるなら勝つしか方法はない。行くぞ!」

女性達「はーい・・・。」

千冬「次回、『街角ゴルフバトルロイヤル。』。よろしく頼む。」

引用: 両津「インフィニット・ストラトス」 パート2