292: 2014/05/30(金) 19:49:33 ID:IlATY//o

293: 2014/05/30(金) 20:17:05 ID:IlATY//o
IS学園

ドラえもん「ゴルフ大会?」

両津「そうだ。スカリエッティとの戦いに勝利した記念として、このイベントを開こうと思ってな。」

ドラえもん「それはいい考えだけど、コースとかは予約してあるの?」

両津「心配するな。既に準備してある。しかも都内でゴルフができるぞ。」

王ドラ「ほ、本当に都内でできるのですか!?」

両津「まっ、大会当日になればすぐに分かる。」

マタドーラ「大丈夫かな・・・。」

ドラニコフ「ウガ。」
テレホンカード テレカ こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 両津勘吉 秋本治 ⑱ 50度数
294: 2014/05/30(金) 20:54:08 ID:IlATY//o
大会当日

両津「着いたぞ。ここが会場だ。」

カナ「ここって、街角じゃないか。まさかこんなところでゴルフをするのか!?」

両津「その通りだ。これより両津杯街角ゴルフ大会を開催する!」

全員「ええっ!?」

はやて「街角でゴルフするなんて驚いた発想やな。」

両津「だが今までのゴルフコースとはそう簡単ではないぞ。」

キッド「どういう事だ?」

両津「ボールをロストしたらその場で失格だ。あとトラップもあるので覚悟するように。」

セシリア「かなり厳しいルールですわね。」

両津「なお、優勝したら賞金100万円が手に入るので、頑張るように。」

銀時「おっしゃー!100万円手に入れるぞー!!」

新八「銀さん、賞金の事になると本気になるんだから・・・。」

シャオリン「呆れて物も言えませんね・・・。」

295: 2014/05/30(金) 21:04:15 ID:IlATY//o
両津「では、開始!」ピーッ

第1コース

ノワール「ここは落ち着いて打てば大丈夫ね。」

コキン

ユニ「おっ、いいところにいったわね。」

ヒュルルルルルル ポトン

ノワール「えーと、ホールまであと200ヤードね。」

ベール「次は私ですわね。」

コキン ヒュルルルルル ズボッ

ベール「あら、民家に入ってしまいましたわ。」

コキン

ルーアン「あら、向こうからも!」

296: 2014/05/30(金) 21:06:55 ID:IlATY//o
ヒュルルルル ボスッ

キリュウ「トラックの荷台の上に落ちた。」

ブロロロロロ

ニョ口リ「はい。みくるさん、失格だニョ口リ。」

みくる「ふええ・・・。やられました・・・。」

ハルヒ「大丈夫よみくるちゃん。後は私達に任せて!」

みくる「お願いします・・・。」

長門「次、ハルヒ。」

ハルヒ「おっしゃ!行くわよ!」

コキン ヒュルルルルルル ポトン

長門「ホールまであと100ヤード。」

ハルヒ「だいぶいいところにいったわね。」

ヒュルルルル ポトン

ソニック「よし。後50ヤードだな。」

ハルヒ「なかなかうまいわね・・・。油断しないで気を引き締めないと。」

297: 2014/05/30(金) 21:09:31 ID:IlATY//o
ソニック「よし。ここを狙えばバーディだ。」

コン コロコロコロコロ カラン

ウリィ「バーディ!」

ソニック「Yes!」グッ

ハルヒ「先にバーディを決められたわね。こっちも行くわよ!」

コキン コロコロコロコロ カラン

ハルヒ「よっしゃ!バーディ!」

ソニック「やれやれ。悪運が強い奴だな・・・。」

フェイト「そのくらい彼女も本気を出してるからね。」

298: 2014/05/30(金) 21:14:53 ID:IlATY//o
第2コース

麗子「えーと、私のボールは?」

両津「あそこのお立ち台の上にあるぞ。」ユビサシ

麗子「えーっ!?こんなところに登らなきゃいけないの!?」

両津「その通りだ。」

麗子「仕方がないわね。」

ドドドドド

箒「あっ、男性陣が・・・。」

パシャパシャパシャパシャ

麗子「いやん!ちょっと撮らないでよ!」

シャオリン「お立ち台じゃなくて良かったです・・・。」

ルーアン「同感ね。」

299: 2014/05/30(金) 21:18:31 ID:IlATY//o
コキン ヒュルルルル ボスッ

イカ娘「あっ、またトラックの上に落ちたでゲソ。」

ブロロロロロ

長門「中川先生、失格。」

中川「ハァ・・・。」ガクッ

ルッキーニ「うわ・・・。次々と失格者が続出してるね。」

イカ娘「このゴルフ大会、かなりハードじゃなイカ・・・。」

坂本「だが気を引き締めて行くしかない。これも戦いの一つだからな。」

イカ娘「いや、ゴルフは戦いじゃなくてスポーツでゲソ。」

300: 2014/05/30(金) 21:21:06 ID:IlATY//o
ヒュルルルル ガシャン

両津「おっ、民家に入ったぞ。」

つぼみ「謝りに行きましょう。」タッ

ガチャッ

ヤクザA「誰だ!?こんな物を投げつけたのは!?」

つぼみ「や、ヤクザ!?」

ルッキーニ「これは簡単に取れないね。」

つぼみ「ど、どうすればいいんでしょうか・・・?」アタフタ

両津「心配するな。わしにいい考えがある。」

ルッキーニ「うじゅ?」

301: 2014/05/30(金) 21:23:36 ID:IlATY//o
ヤクザA「ゴルフボールだぞ。」

ドンドコドコドコドンドコドコドコ

ヤクザB「な、何だ!?」

つぼみ「うおおおおおおお!!」ドドドドド

ヤクザC「うわっ!痴女だ!!」

つぼみ「きええええええ!!」コキン

ヒュルルルルル ポトン

つぼみ「うおおおおおおお!!」ドドドドド

ヤクザD「いったい何なんだ?」

ヤクザE「さあ・・・。」

302: 2014/05/30(金) 21:30:03 ID:IlATY//o
両津「な?成功しただろ?」

つぼみ「こ、怖かったです~。」ヒイイイ

えりか「よほどヤクザが怖かったのね・・・。」

一方、ドラえもん達は――――。

ドラえもん「まさかのび太君の町もコースになっていたとは・・・。」

モンク「しかも空き地ではジャイアンコンサートが始まろうとしているぞ。」

バク丸「いったいどうすればいいんだ?」

ドラえもん「よし。この時限バカ弾でなんとかするしかない。」

コツコツ

ドラえもん「おっ、ジャイアンだ。それっ!」ビュッ

ピタッ

ドラえもん「あとはタイミングと同時に打つしか方法はない。行くぞ。」ダッ

303: 2014/05/30(金) 21:37:28 ID:IlATY//o
ジャイアン「では、ジャイアンリサイタル。張り切って行くぞ―――――!!」

のび太達「おーっ・・・。」

ドラえもん「3、2、1。」

チュドーン

ジャイアン「あ、ずいずいずっころばったほんだらだっただんだん。」

ジャイアン「ほいほいほいほい、ずんだらだったほいほい!」

のび太「アハハハハ!腹が痛い!」バンバン

スネ夫「これは傑作だ!アハハハハ!!」ヒーヒー

ギャハハハハハ

モンク「今がチャンス!」

コキン、コキン、コキン、コキン

ドラえもん「よし。ホールまであと40ヤードだ。すぐに急ごう!」

クリーム「ええ!」ダッ

305: 2014/05/30(金) 21:45:25 ID:IlATY//o
ホール近く

コン コロコロコロコロ カラン

クリーム「パーファイブね。」

コン コロコロコロコロ カラン

モンク「ちぇっ、ボギーかよ。」

コン コロコロコロコロ カラン

ドラえもん「僕とバク丸君はバーディだね。」

ギャアアアアアアア

ドラメッド「おっ。あれはのび太君達の悲鳴でござるな。」

バク丸「彼等には悪い事をしたが、こっちだって命が大事だからな。」

ドラえもん「さっさと次のコースに行こう。」

ドドドドド

306: 2014/05/30(金) 22:10:51 ID:IlATY//o
そしてさまざまなコースを終え、ついに最終コースに突入した。

両津「最終コースはサファリゾーンだ!これで勝負が決まるぞ!まずはドラえもんからだ!」

ドラえもん「よーし!」

コキン ヒュルルルルル ゴチーン

ドラえもん「あっ、クマの頭に・・・。」

クマ「ガオオオオオオ!!」ドドドドド

ドラえもん「ギャアアアアア!!」ドドドドド

エーコ「よし!時限バカ弾でクマの動きを止めておくわ!」ビュッ

ピタッ

ティファニア「あっ、ドラえもんの顔に・・・・。」

チュドーン

307: 2014/05/30(金) 22:13:33 ID:IlATY//o
ドラえもん「ぽんぽこぽんのしっぽんぽん。」ポンポン

エーコ「げっ!間違えちゃった・・・。」

ユニ「後悔している場合じゃないわよ!」

アイエフ「早く救出しないと!」

ワーワーギャーギャー

両津「次、セシリア。」

セシリア「私のボールは・・・、あっ!」
セシリアが自分のボールがある場所を見ると、ボールはライオンの頭の上に乗っていた。

308: 2014/05/30(金) 22:16:15 ID:IlATY//o
セシリア「うう・・・。まさかライオンの頭の上にあるなんて・・・。」

両津「文句を言うな!さっさと打て!」

セシリア「はい・・・。」サッ

セシリア「せーの・・・。」

ビュン

ライオン「ガオオオオオオ!!」

セシリア「キャアアアアアアア!!」ドドドドド

めだか「やっぱりそうなるな。」

309: 2014/05/30(金) 22:21:00 ID:IlATY//o
鈴「次は私ね。えーっと、私のボールは・・・。」

そら「あのワニの上だよ。」ユビサシ

鈴「げっ!ワニの上にあるなんて・・・。」

ヒトミ「仕方がないわよ。文句を言っても無駄だし。」

鈴「そ、そうね・・・。せーの!」

ガン

鈴「あ・・・。」

ワニ「シャアアアアアア!!」

鈴「キャアアアアアアア!!」

千冬「大変だ!鈴がピンチになっている!」

両津「あのバカ!」ダッ

310: 2014/05/30(金) 22:27:39 ID:IlATY//o
両津「まったく。落ち着いて打たないからそう言う事になるんだぞ。」

鈴「と、とても落ち着いて打てない・・・。」

両津「はい。次!」

カービィ「ぽよ!」

コキン ヒュルルルルル カラーン

ルイズ「あっ!ホールインワン!」

デルフ「という事は・・・。」

両津「優勝はカービィだ――――!!」

カービィ「ぽーよー!」ピョン

311: 2014/05/30(金) 22:51:19 ID:IlATY//o
銀時「ちくしょー!賞金がこんな奴に奪われるなんてー!!」

ラム「どうやら運はカービィにあったようね・・・。」

ロム「おめでとう、カービィ。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「でも、その賞金はいったい何に使うのかしら?」

シエスタ「さあ・・・。」

ワスプ「まっ、彼がどう使うかによるわね。」

ハルク「ああ。暫くは様子を見ておくとしよう。」

312: 2014/05/31(土) 09:00:03 ID:1n11U7qk
数日後

両津「で、あの金は通帳に貯金する事にしたのか。」

ルイズ「カービィはまだ子供だし、お金の管理は私がしっかりしないとね。」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「それにしても時限バカ弾の威力、すごかったですね。」

ドラえもん「ああ。あれは非常事態の時にしか使わないからね。」

両津「ちょっとその時限バカ弾を貸してくれないか?」

ドラえもん「別にいいけど。」サッ

両津「すまんな。ちょっと行って来る。」ガチャ

ジャネット「何をしに行ったのかしら?」

ドラえもん「ま、まさか・・・。」

313: 2014/05/31(土) 09:03:35 ID:1n11U7qk
両津(よーし。部長と織斑には恨みがあるからな。この時限バカ弾で恥ずかし写真を撮ってやる・・・。)

コツコツ

両津(今がチャンス!)ビュッ

ピタッ

両津(よし。後はカメラで撮るだけだな。)

カチカチカチカチ

両津(3、2、1。)

チュドーン

ピーヒャラピーヒャラピーヒャララ

両津「今がチャンス!」

パシャパシャ

両津「これでよし。後は新聞に載せるとするか。」ダッ

314: 2014/05/31(土) 09:08:33 ID:1n11U7qk
次の日

ワイワイガヤガヤ

部長「いったい何の騒ぎだ?」

シャル「あっ、織斑先生、大原先生・・・。ぷぷっ・・・。」

千冬「なぜ笑っている?」

簪「あれです・・・。クククク・・・。」ユビサシ
簪が指差した方を見ると、部長と千冬の恥ずかしい写真が載せられていたのだ。

部長「な、なぜわし等の恥ずかしい写真が!?」

ドラえもん「その事ですが、両津さんがやったことです。」

千冬「両津が私達に何をしたのだ!?」

ドラえもん「実は・・・。」

315: 2014/05/31(土) 09:11:31 ID:1n11U7qk
校長室

バーン

部長「両津のバカは何処だ!###」

千冬「両津、出て来い!###」

寺井「南極へ逃亡しました!」

316: 2014/05/31(土) 09:16:25 ID:1n11U7qk
両さんの昔話 逃げ出したパンケーキ

ルイズ「これはIS学園で実際に起こった物語よ。」

両津「本当にそのような事があったのか?」

ルイズ「ええ。両津校長は知らなかったわね。あれは2カ月前だったわ・・・。」

回想

ルイズ「よし。パンケーキが完成したわ!」

シエスタ「あとはカービィさんが帰るのを待つのみですね。」

ルイズ「さてと、まずはお皿に・・・。」

ピョーン

ルイズ「ぱ、パンケーキが飛んだ!?」

パンケーキ「食われるくらいなら逃げた方がマシだーい!」

ルイズ「あっ、待ちなさい!」ダッ

317: 2014/05/31(土) 09:19:35 ID:1n11U7qk
コロコロコロコロ

ルイズ「待ちなさーい!」

シエスタ「待ってくださいミス・ヴァリエール~!」

キュルケ「ん?ルイズとシエスタじゃない。どうしたの?」

ルイズ「あっ、キュルケ!実はカービィにパンケーキを食べさせようと思ったけど、そのパンケーキが逃げてしまったのよ!」

キュルケ「分かったわ。ここはタバサと共に先回りして捕えておくわ。行きましょうタバサ!」

タバサ「分かった。」

ルイズ「ありがとうキュルケ、タバサ!」

318: 2014/05/31(土) 09:22:44 ID:1n11U7qk
コロコロコロコロ

タバサ「来た。」

キュルケ「よし。この罠にかかれば大丈夫ね。」

タバサ「あとは紐を引っ張るタイミングが重要。」

キュルケ「分かってるわよ。せーの!」

グイッ

パンケーキ「甘い!」ギュイーン

キュルケ「Uターンした!?」

タバサ「あのパンケーキ、できる・・・。」

ルイズ「感心している場合じゃないでしょ!」

シエスタ「あっ、パンケーキが別の方向に行きました!」

コロコロコロコロ

319: 2014/05/31(土) 09:35:07 ID:1n11U7qk
カービィ「ZZZ・・・。」

コロコロコロコロ

カービィ「ぽよ?」

コロコロコロコロ

カービィ「ぽよ♪」

パンケーキ「ん?」

スウウウウウウウ

パンケーキ「お、おい!吸い込みなんて反則だぞ!!」

スウウウウウウ

パンケーキ「うわあああああああ!!」

ゴクン

カービィ「ぽーよ♪」スリスリ

320: 2014/05/31(土) 09:36:33 ID:1n11U7qk
ルイズ「カービィ、パンケーキは?」

カービィ「ぽよぽよ♪」

シエスタ「カービィさんが食べましたね。しかも美味しかったそうです。」

ルイズ「良かった~。」ホッ

タバサ「あのパンケーキ、私も食べたい。」

ルイズ「じゃあ、今度皆で作りましょう。」

キュルケ「いいわね!」

321: 2014/05/31(土) 09:40:19 ID:1n11U7qk
回想終了

両津「その様な事があったのか。」

ルイズ「カービィの吸い込みがなかったら、あのパンケーキは何者かに食べられていたかもね。」

両津「まっ、目的を達成しただけでも良かったじゃないか。」

ルイズ「それもそうね。では、次回もお楽しみに!」

322: 2014/05/31(土) 09:54:38 ID:1n11U7qk
次回予告

イストワール「緊急事態発生!亡国機業の連中が藍越学園に向かっています!」

千冬「どうやら奴等の狙いは一夏だ。何としてでも守ってくれ!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!」

一夏「いや、この戦いは俺達だけで立ち向かう。」

千冬「どういう事だ!?」

一夏「自分たちが何もできずに誰かに守られるのは嫌なんだ。」

両津「けど奴等はISを使っているんだぞ!お前等が戦ってもやられるだけだ!」

一夏「大丈夫だ。俺達は必ず学園を守りきる。」

一夏「たとえこの身が滅びようとも!」

千冬「一夏――――――!!」

一夏「次回、『藍越学園の最期』。さよなら、皆・・・。」

323: 2014/05/31(土) 10:04:10 ID:1n11U7qk
亡国機業のアジト

カダブラ「例のISは完成したのかね?」

スコール「はい。こちらが新しく開発したISです。」

オータム「M専用の黒騎士、そして最凶のISと言われるブラッド・ファントムです。」

カダブラ「なるほど。しかしこのISは誰が乗るのかね?」

マドカ「その人物は既に呼んでいます。こちらです。」

コツコツ

カダブラ「おお。なかなかスタイルがいいな。で、この方は?」

スコール「ハルケギニアにある東方(ロバ・アル・カリイエ)からの魔術師、シェフィールドです!」

324: 2014/05/31(土) 10:04:44 ID:1n11U7qk
第37話 藍越学園の最期

325: 2014/05/31(土) 10:09:17 ID:1n11U7qk
IS学園

両津「よーし!この勝負はわしの勝ちだな。」

箒「はあ・・・。また負けてしまったか・・・。」

セシリア「5人相手でも敵いませんわね・・・。」

両津「試合(ゲーム)でワシに勝つなんて1億年早い!ガハハハハ!!」

鈴「うぐぐ・・・。次は絶対に勝つんだから!」

ラウラ「何度やっても同じだがな・・・。」

シャル「じゃあ、次は僕の番だね。」

両津「おっ、次はシャルロットか。かかってこい!」

シャル「行くよ!」
試合が始まろうとしたその時、ルイズが駆け込んで来た。

326: 2014/05/31(土) 10:14:43 ID:1n11U7qk
楯無「ルイズ!いったい何があったの?」

ルイズ「緊急事態よ!亡国機業が新しいISを開発したの!」

両津「何だと!?そのISの正体は分かるのか!?」

ルイズ「ええ。スパイカメラで確認した結果、M専用の黒騎士、そして最凶のISと言われるブラッド・ファントムと判明されたわ。」

簪「亡国機業が最凶のISを開発するなんて・・・。」

ルイズ「それだけじゃないわ!私達が倒したはずのシェフィールドが生き返り、亡国機業にスカウトされたのよ!」

両津「そのシェフィールドという奴はどんな女だ?」

ルイズ「今から説明するわね。」
ルイズはモニターを開き、シェフィールドのデータを見せた。

327: 2014/05/31(土) 12:46:06 ID:1n11U7qk
ルイズ「シェフィールドはガリア王のジョゼフの使い魔であり、あらゆる魔道具(マジック・アイテム)を操る「神の頭脳・ミョズニトニルン」と言われていた。」

ルイズ「虚無の力を求めるジョゼフの命を受け暗躍し、私達の前にも幾度となく立ちふさがったの。」

ルイズ「けど、カービィの前に敗北を喫した際、私とカービィの間に強い絆が存在するのに対し、自分とジョゼフの間には絆がないということに気付いたわ。」

タバサ「そして私の双剣で深手を負ったジョゼフと共に「火石」を爆発させ、彼と心中した。」

キュルケ「その人が生き返ったという事は、また戦わなくてはならないわね・・・。」

両津「なるほど。要するにルイズ達の敵という事だな。だがお前達はISと魔術を駆使している。」

両津「その力を使って、全力でシェフィールドを倒してこい!」

ルイズ「言われなくてもそのつもりよ。私にはカービィがついているんだから!」

カービィ「ぽよ!」

328: 2014/05/31(土) 19:00:32 ID:1n11U7qk
ビービー

イストワール『緊急警報!亡国機業の4人が藍越学園に向かっています!』

ルイズ「ついに動き出したようね。すぐに行きましょう!」

両津「おう!セシリア、全員出動の合図を!」

セシリア「はい!」

シーン

鈴「警報が止んだ?」

両津「どういう事だ?」

部長『先程藍越学園から連絡があった。『この戦いは俺達だけで立ち向かうので、邪魔をしないでくれ。』と。」

両津「ぶ、部長!どういう事ですか!?」

329: 2014/05/31(土) 19:48:34 ID:1n11U7qk
部長『『自分達が何もできずに守られていくのは嫌だ。』と生徒達が言ったそうだ。』

両津「ですが、奴等はISを使っています!彼等が戦ってもやられるだけですよ!」

シャル「勘吉の言う通りです!いくら何でもハンデが多すぎますよ!」

部長『確かにそうかも知れん。だが彼等はたとえこの身が滅びようとも、学園を守りきろうとしている。』

箒「それって自己犠牲じゃないですか!」

部長『わしもそう思うが、彼ら自身で決めた事だ。今更止めても無駄かも知れないな。』

鈴「そんな・・・。」

部長『すまない・・・。』

330: 2014/05/31(土) 20:04:02 ID:1n11U7qk
藍越学園

弾「本当にこれで良かったのか?」

一夏「ああ。千冬姉には迷惑を掛ける訳にはいかないし、それにあのMと言う奴は俺を狙っている。」

一夏「彼女との決着は俺自身で蹴りを着けたいんだ。」

弾「そうか。なら止めるのも無理だな。」

蘭「だったら私も協力しますよ!」

一夏「すまないな・・・。」

ガチャッ

才人「亡国機業の連中が来たぞ!」

一夏「分かりました。すぐに行きます!」

331: 2014/05/31(土) 20:19:01 ID:1n11U7qk
藍越学園 中庭

シェフィールド「ここが藍越学園ね。あなたが狙っている人がここにいるの?」

マドカ「ああ。織斑一夏と言う少年だ。私自身のためにもあいつを倒さなければならないからな。」

シェフィールド「そうなの。まあ、せいぜい頑張る事ね。」

ピコーンピコーン

オータム「生徒達が校舎から出て学園を守ろうとしている。すぐに戦闘態勢を取りましょう!」

スコール「もちろんそのつもりよ。攻撃開始!」

ギュイーン

一夏「亡国機業の4人が襲い掛かってきました!」

キンジ「よし!弓矢を放て!」

ヒュンヒュン

332: 2014/05/31(土) 20:35:30 ID:1n11U7qk
スコール「弓矢で攻撃してきたわ。迂闊に近づくのは危ないわね。」

シェフィールド「ここは私が行くわ。」サッ

ポウッ

シェフィールド「ブラッド・スレイブ。」

ギュインギュインギュイン

キンジ「かわせ!」

ズガガガガガガ

才人「くっ、何人かがやられてしまったか。」

シェフィールド「今がチャンスよ!覚悟しなさい!」

333: 2014/05/31(土) 20:46:08 ID:1n11U7qk
ズドーンボゴーンズドーン

一夏「砲弾の音が響くたび、次々と犠牲者が続出していく!」

弾「このままだとやられてしまうぞ!」

数馬「何とか方法はないのか!?」

一夏「こうなったら最後の手段だ。地上に降りたと同時に襲い掛かるぞ!」

蘭「かなり危険ですけど、そうするしか方法はありませんね。」

才人「ああ。この方法に賭けるしかないようだな。すぐに配置に着け!」

ダッ

スコール「そっちがそのつもりなら・・・、シェフィールド。」

シェフィールド「分かってるわ。」

334: 2014/05/31(土) 20:56:57 ID:1n11U7qk
シェフィールドは最大呪文を唱えた後、最大奥義の態勢に入った。

IS学園

ルイズ「あれは・・・、最大呪文!?」

シエスタ「あの呪文を喰らってしまったら学園の崩壊はもちろん、当たった人達が氏ぬ事もあります!」

両津「ええい!これ以上は見ていられん!すぐに出動を!!」

部長「言われなくても分かっている。全員出動だ!」

両津達「おう!!」ダッ

335: 2014/05/31(土) 21:04:08 ID:1n11U7qk
藍越学園

ギュイーン

才人「奴等が地上に降りたぞ!すぐに襲い掛かれ!!」

一夏達「おう!!」ダッ

シェフィールド「かかったわね!ジ・エンド。」

カッ、ドッゴ――――ン

ルイズ「あの爆発の音・・・、まさか!?」

両津「藍越学園の方からだ。急ぐぞ!」ギュイーン
両津達が藍越学園に着いた途端、崩壊した学園の上にスコール達が立っていた。

336: 2014/05/31(土) 21:12:20 ID:1n11U7qk
スコール「遅かったわね。学園は既に崩壊したわ。」

ラウラ「生徒達もこの爆発で氏んでしまったのか?」

マドカ「その通りだ。まっ、私は織斑一夏が氏ぬのなら、どの様な方法でも構わないからな。」

箒「お前と言う奴は・・・。」ワナワナ

千冬「ふざけるなあああああああ!!」ズギューン

箒「お、織斑先生!?」

両津「織斑!いきなり襲い掛かるな!!」

マドカ「グラビティ・ハンマー。」

ドガッ

千冬「くっ!」ビュン

セシリア「間一髪でしたわね。」

鈴「喰らってしまったら病院直行かもしれないわね・・・。」

337: 2014/05/31(土) 21:27:12 ID:1n11U7qk
千冬「私はお前達を許さない。一夏を頃した罪は重いぞ!!」ダッ

スコール「かかったわね。ネイル・キャノン!!」

ドガガガガ

千冬「うあああああああ!!」

両津「織斑!!」

スコール「あなた達との決着はいつの日かつけるわ。また会いましょう。」

ギュイン

ルイズ「くっ、逃げられたわね・・・。」

小咲「万里花ちゃん、生徒達の様子は!?」

万里花「残念ながら、全員が氏亡しました・・・。」

鈴「そんな・・・。」

千冬「一夏・・・、一夏―――――――――!!」
千冬の涙の叫び声は、崩壊した藍越学園中に響き渡った。

338: 2014/05/31(土) 21:52:15 ID:1n11U7qk
それから数日後、両津達は亀有公園に来ていた。
箒「一夏の氏は残念だが、あの亡国機業の連中は許されないな。」

両津「で、これからどうするつもりだ?」

千冬「私は一夏の仇を討ち、亡国機業の連中を捕まえる!それが私の新たな決意だ!」

両津「よく言った!すぐ学園に戻って訓練を開始するぞ!!」

千冬「もちろんそのつもりだ。お前達も行くぞ!!」

箒セシャラ鈴「はい!」
両津達はISを装着した後、そのままIS学園に戻った。

339: 2014/05/31(土) 21:59:11 ID:1n11U7qk
亡国機業のアジト

カダブラ「そうか。藍越学園は壊滅し、生徒たち全員が亡くなったという事か。」

シェフィールド「はい。これで残るはIS学園だけですね。」

カダブラ「そう言う事だ。待ってろよ両津。今度こそお前を倒してみせる!!」
カダブラの叫び声は部屋中に響き渡った。

340: 2014/05/31(土) 23:05:03 ID:1n11U7qk
両さんの昔話 王様の耳はロバの耳

両津「昔々ある国に、いつも帽子を被っている王様がいました。」

両津「そんなある日、床屋がやってきて王様の髪を切ろうとしました。」

両津「すると王様の頭からロバの耳が生えていました。」

部長「いいか。この事は決して誰にも言わないでくれ。」

千冬「分かりました。」

両津「それから数日後、床屋は教会に駆け込みました。」

中川「なるほど。そのような事があったのですか。」

千冬「どうすれば心が楽になれるのだ?」

中川「それなら穴の中に、持っている秘密を言えば大丈夫です。」

両津「床屋は穴を掘った後、持っている秘密を叫びました。」

千冬「王様の耳はロバの耳―!!」

両津「そして床屋は穴に土をかぶせた後、そのまま家に帰りました。」

341: 2014/05/31(土) 23:12:40 ID:1n11U7qk
両津「それからしばらくすると、床屋が秘密を埋めたところからアシが生えてきました。」

両津「そこへヒツジ飼いがやって来て、そのアシで笛(ふえ)を作りました。」

両津「よーし。ちょっと吹いてみるか。」

♪王様の耳はロバの耳♪、♪王様の耳はロバの耳♪

両津「くくく・・・。これは面白い。国中に広めちゃえ!」

♪王様の耳はロバの耳♪、♪王様の耳はロバの耳♪

部長・千冬「両津―――――――!!」

両津「わっ、来やがったか!逃げろ!!」ビュン

千冬「貴様―――!!よくも秘密をばらしてくれたな!!」

部長「今日と言う今日は絶対に許さん!!」

両津「わしは笛を吹いただけなのに~!!」

香子「その追いかけっこは真夜中になっても続いたのでしたとさ。」

両津「誰か助けてくれ~!!」

奈々「自業自得ね。」

千波「では、次回もお楽しみに~。」

342: 2014/05/31(土) 23:51:07 ID:1n11U7qk
次回予告

両津「何!?下着を盗まれただと!?」

箒「はい。昨日盗まれてしまいました・・・。」

セシリア「私もですわ・・・。」

千棘「私も・・・。」

両津「そう言えば最近IS学園で下着が盗まれる事件が起きているな。」

部長「その犯人については分かっている。確かふんどし仮面と言ってたな。」

シャル「ふんどし仮面?」

部長「モテない男達に盗んだ下着をプレゼントする泥棒だ。」

簪「要するに鼠小僧のパンツバージョンですね・・・。」

両津「これ以上被害を防ぐためにも、あいつを絶対に捕まえるぞ!」

千冬「言われなくてもそのつもりだ!」

セシリア「次回、『ふんどし仮面との決戦!』。ご期待くださいまし。」

345: 2014/06/01(日) 13:33:58 ID:/.f8yO/Q
38話 ふんどし仮面との決戦!

346: 2014/06/01(日) 13:46:10 ID:/.f8yO/Q
両津達の部屋

鈴「あ――――――っ!!」

両津「鈴、何があった!?」

鈴「私達のパンツがなくなっている!」

箒セシャラそめリ「ええ―――――っ!!??」

箒「私のお気に入りのパンツが・・・。」

鈴「まさかあんたが盗んだんじゃないでしょうね?」

両津「わしはお前等の下着を盗んだりしない!」

ワーワーギャーギャー

ラウラ「外が騒がしいぞ。」

シャル「いったい何があったのかな?」

347: 2014/06/01(日) 13:50:00 ID:/.f8yO/Q
やよい「落ち着いてくださいお妙さん!」

はやて「せや!こんなところで騒ぎを起こしたらアカン!」

お妙「ふんどし仮面、また私のパンツを盗みやがってえええええ!!」

お妙「あああああああっ!今思い出してもムカつくううううううう!!!」

シグナム「完全に怒っているな・・・。」

両津「おい。いったい何があった?」

ザフィーラ「両津か。実は・・・。」

348: 2014/06/01(日) 13:56:25 ID:/.f8yO/Q
昼休みの食堂

両津「なるほど。お前達も下着を盗まれたのか。」

なのは「そうなの。これで盗まれた被害は73件となったわ。」

両津「で、お前等はパンツを盗まれたという事だな。」

シグナム「私はブラまで盗まれたけど・・・。」

銀時「昔の人はよォ、着物の下は皆ノーパンだったらしいぜ。お姫様も。」

シャル「へえ・・・。昔の人ってパンツを履いていなかったんだ・・・。」

銀時「お姫様なのに着物の下はもう暴れん坊将軍だよ。お前。そのギャップがいいんだよ。おしとやかな顔して暴れん坊将軍かい!みたいな。」

ボガッ

セシリア「顔面にクリーンヒットしましたわね・・・。」

お妙「テメーのノーパン談義はどーでもいいんだよ。こちとらお気に入りの勝負パンツ盗られたんだぞコラ。」

銀時「勝負パンツってお姉さん、だれかと決闘でもするのかィ?」

お妙「あたぼうよ。時と場合によっちゃ無制限一本勝負だコラ。なめんなよ。」

349: 2014/06/01(日) 14:03:10 ID:/.f8yO/Q
銀時「それで何がしたいんだ?パンツが戻ってこればそれでいいのか?」

お妙「パンツを取り戻したうえでパンツを盗んだ奴を血祭りにしたい。」

新八「姉上・・・。」

銀時「もう発言が文明人の発言じゃねーよ。裸で槍持って野を駆け回る人の発言だよ。」

神楽「下着泥棒なんて許せないアル。姉御、私も協力するアルよ。」

なお「もちろん私達も協力します!」

お妙「よし、よく言った。ついて来い。兄弟の杯を交わすぞ。」

神楽「ウッス!」

新八「待て待て!氏人が出るよ!君達が組んだらダメだってば!!」

ザフィーラ「こりゃ100%氏人が出るかもしれないな。」

銀時「放って置けよ。もう犯人の目星はついているから。」

中川「いったい誰が?」
銀時が指差す方を向くと、テーブルの下に近藤がいたのだ。

350: 2014/06/01(日) 14:12:02 ID:/.f8yO/Q
近藤「あれ?ばれた?まさか・・・。やっぱりばれた?」

両津「何やってんだ近藤?」

近藤「なんだああああ!まさか俺を訴えてるのか貴様等あああああ!!」

近藤「侍が下着泥棒なんて卑劣な真似する訳ねえだろおおおお!!」

ソニック「侍がストーカーをするのもよくないと思うぞ。」

近藤「ストーカーなんてしても、下着泥棒はするか!訴えるぞ!」

シャドウ「訴えられるのは貴様だ。」

両津「これで真選組も解体だな。」

近藤「待ってくれ!これを見ろ!!」
近藤が両津達にとある記事を見せた。

351: 2014/06/01(日) 14:33:36 ID:/.f8yO/Q
両津「なになに?またも出没。怪盗ふんどし仮面だと?」

近藤「最近、巷を騒がしているコソ泥だ。赤い褌を巻き、ブリーフ一丁で行動している。」

シャドウ「とんでもない変Oだな。」

テイルス「そう言えば聞いたことがある。μ'sの皆も下着泥棒の被害にあったって。」

ソニック「あいつ、アイドルの下着まで盗み始めたな・・・。」

近藤「その盗んだ下着はモテない男達に配られる。簡単に言えば鼠小僧の下着バージョンだな。」

銀時「へー。このパンツにはそんな意味があったのか。俺はてっきりサンタさんからのプレゼントだと思っていたな。」

新八「アンタもらっていたのかい!しかもまだクリスマスじゃないだろ!」

銀時「うるせーな!かぶき町のサンタさんは年中無休なんだよ!」

近藤「ははははは!どうやらモテない男とみなされた証拠だな。」

ナックルズ「お前の懐もモテない男の勲章がこぼれ出てるぞ。」

近藤「おっと!」サッ

352: 2014/06/01(日) 14:39:25 ID:/.f8yO/Q
銀時「んで、女子達の下着をかっぱらったのも、その変O鼠小僧の仕業だという事だな。」

近藤「そう言う事だ。今や、多くの女性達が被害に遭っている。」

近藤「だが民衆やモテない男に人気があるため、捕まえるのになかなか苦労しているそうだ。」

銀時「ケッ、ただの変Oのくせに義賊取りか・・・。気にくわねー。気にくわねーぜ。」グイッ

銀時「なんで俺がモテねーの知ってんだァァァァァァァァァァァァ!!!!」ビリィィィィ

男性陣「ああああああああ!パンツぅぅぅぅ!!」

353: 2014/06/01(日) 15:03:11 ID:/.f8yO/Q
IS学園 体育館

両津「これより、ふんどし仮面捕獲会議を始める!」

両津「山田君、これまでの被害状況を。」

山田「はい。生徒達だけでなく、アイドル達の下着まで盗まれる被害が続出しています。」

山田「このまま放って置けば、他の場所でも下着が盗まれてしまいます!」

両津「そう言う事だ。そいつを捕まえるのはわし等の役目だ。何としてでも捕まえるぞ!!」

生徒達「お――――――――っ!!!!」

箒「ん?μ'sの皆も来ていたのか?」

穂乃果「うん。私達もあの下着泥棒を捕まえたいの。」

にこ「やられっぱなしじゃ絶対に嫌だからね。」

ことり「倍返しで叩きのめさないとね!」

鈴「よほど恨みが大きいのね・・・。」

354: 2014/06/01(日) 15:09:23 ID:/.f8yO/Q
両津「では、お妙。本日の獲物を。」

お妙「勝負パンツを提供するわ。強さでいったら破壊神の鉄拳くらいよ。」

近藤「鉄拳・・・。」ゴホッ

バターン

両津「一般の人には分かりづらいぞ。」

お妙「そうかしら?」

両津「まあいい。奴が下着を狙うのは夜だ。それまで各自訓練をして、言われた通りの配置に着け。以上だ!」

千冬「では、解散!」

ダッ

千冬「本当にこれで大丈夫なのか?」

両津「心配すんな。こっちだって作戦を練っているからな。あとは天才両津校長に任せとけっつーの。」

355: 2014/06/01(日) 21:07:14 ID:/.f8yO/Q
その夜

兎角『こちらリドルチーム、配置に着きました。』

両津「よろしい。ユー、ふんどし仮面が来たらほら貝を鳴らしてくれ。」

ユー『分かった。』

ハルナ「それにしても本当に奴が来るのか?」

セラフィム「あの下着がある限り、来ることには間違いないでしょう。」

トモノリ「あとはどう動くかだね。」

ヒュイーン

ユー「あ。」

ブオオオオオオオ

土方「ついに姿を現したか!」

両津「どの方向だ!?」

ユー『南東側。』

両津「よし!リドルチーム、攻撃開始!」

兎角『了解!』

356: 2014/06/01(日) 21:14:06 ID:/.f8yO/Q
晴「ついにふんどし仮面が来たそうですね!」

春紀「これ以上被害を防ぐためにも、私達が行かなきゃ意味がないからな!」

伊介「もちろんそのつもりよ。下着を盗んだ恨みは怖いんだから!」

鳰「よし!一致団結したという事で、攻撃開始!」

兎角「お前が仕切るのかよ・・・。」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ふんどし仮面「そのような攻撃は通用しない!」ビュン

香子「かかったな。デモンスラッシュ!!」ザシュッ

凉「おお!ダメージを与える事に成功したようじゃ!!」

ふんどし仮面「く・・・。このままでは近づきにくいな・・・。」

しえな「言っておくけど僕達はアサシンだからね。」

乙哉「そう簡単に倒すと思ったら大間違いだよ。」

晴「私はアサシンじゃないんだけど・・・。」

358: 2014/06/02(月) 19:46:31 ID:E1XGbaVo
ふんどし仮面「そっちがその気なら、シーフ・ゲット!!」

ビュン

しえな「な!?パンツが!?」

鳰「いつの間にか消えたッス!」

ふんどし仮面「フハハハハ!これが私の実力だ。」

兎角「だがここにいるのは私達だけではないぞ。」

ふんどし仮面「どういう事だ!?」

浅葱「こういう事よ!」
ふんどし仮面が声のした方を振り向くと、まどかチームとストブラの女性達が立っていたのだ。

359: 2014/06/02(月) 20:04:47 ID:E1XGbaVo
両津「おお!姫柊達も来ていたのか!!」

凪沙「私達もやられてしまいましたからね。」

那月「ここは私達に任せろ!」

両津「よし!すぐに攻撃してくれ!!」

姫柊「言われなくても分かっています!」ダッ

ほむら「ふんどし仮面は東先輩のパンティーを持っています!早く奪還を!!」

浅葱「任せて!弓矢で牽制開始!」ヒュッ

ふんどし仮面「うおっ!」

さやか「今がチャンス!疾風の太刀!!」ザン

ふんどし仮面「しまった!パンティーが・・・。」

360: 2014/06/02(月) 20:12:39 ID:E1XGbaVo
凪沙「奪還成功!」

那月「さあ、早くパンティーを!」

兎角「はい!」ダッ

パシシッ

ふんどし仮面「おのれ!こうなったらお前達のを奪ってやる!」

凛「おっと!私達を忘れてもらっちゃ困るにゃ!!」ズドン

ドゴーン

絵里「ナイスヒット!」

両津「しかし驚いたな。まさかμ'sもISを使える事ができたとは・・・。」

穂乃果「基本的な運動はもちろん、ISについても勉強したからね。」

千冬「どうやらこれは強制転校が確定だな。」

にこ「言われてみればそうかもね・・・。」ニガワライ

361: 2014/06/02(月) 20:45:35 ID:E1XGbaVo
ふんどし仮面「くっ!中庭に逃げるぞ!」

両津「かかったな。IS部隊、戦闘態勢を取れ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

ふんどし仮面「な!?」

両津「こんな事もあろうかと、十分対策を練ったからな。撃て――――!!」

ドガガガガガガガガガ

ふんどし仮面「うおっ!!」

両津「そして止めの一発、ゴッドバズーカだ―――――!!」

チュドーン

ふんどし仮面「ぐあああああああああ!!」

ドドーン

362: 2014/06/02(月) 21:14:27 ID:E1XGbaVo
海未「ふんどし仮面、捕獲しました!」

希「さらに盗まれたパンティーも戻って来たで!!」

キャアアアアアアア

にこ「ついにふんどし仮面を捕まえたわね!!」

お妙「よっしゃ!引き渡したらすぐに宴を始めるぜ!!」

女性達「イヤッホオオオオオオオオオ!!!」

ソニック「ふんどし仮面を捕まえたのがそんなに嬉しいみたいだな・・・。」

両津「ああ・・・。下着を盗まれた事に相当怒っていたからな。」

363: 2014/06/02(月) 21:19:30 ID:E1XGbaVo
数日後

両津「あれから下着泥棒は滅多に起こらなくなったな。」

ゲッコウガ「ああ。あの時の戦いでショックを受けたでござるからな・・・。」

ガオウ「それにあの逆鱗に触れてしまったら、一発で戦闘不能になるからな・・・。」

ソニック「当分は怒らせない方がいいかもな・・・。」

両津達「ハァ・・・・。」

364: 2014/06/03(火) 19:37:13 ID:.9yz8aE.
両さんの昔話 ジャックと豆の木

両津「昔々ある家に、ジャックと言う少年がいました。」

両津「彼には貧Oの姉とメイドの姉がいたのでした。」

ルイズ「誰が貧Oですって?###」ゴゴゴゴゴ

両津「悪かったから杖をこっちに向けるな!」

バク丸「今のは両さんが悪いぞ。それよりもなんで俺達がこんなところでスタンバイしているんだ?」

両津「カービィが豆を受け取った時、食べてしまう恐れがあるからな。」

バク丸「それと同時に飛び出すと言う訳だな。分かった。」

両津「そんなある日、ジャックが散歩の帰り道に老人と出会いました。」

365: 2014/06/03(火) 19:41:00 ID:.9yz8aE.
勘兵衛「そこの少年、お前に渡したい物がある。」

カービィ「ぽよ?」

両津「老人はジャックに豆を手渡しました。」

勘兵衛「これを庭に埋めてみなさい。きっと何かが起こるはずじゃぞ。」

両津「老人はそう言った後、そのまま立ち去ってしまいました。」

カービィ「ぽーよ。」パクッ

ボガッ

バク丸「いきなり食べるバカがどこにいるんだよ。」

カービィ「うぎ・・・。」ポロッ

クリーム「バク丸~~~~!!」ズンズン

バク丸「わ、悪い・・・。手が勝手に・・・。」

366: 2014/06/03(火) 20:06:22 ID:.9yz8aE.
両津「ジャックは家に帰った後、2人の姉に説明をしました。」

ルイズ「なるほどね。この豆を埋めたら何かが起こるか・・・。せっかくだから埋めてみましょう。」

シエスタ「ええ。」

両津「3人は豆を庭の花壇に埋め、水を上げました。すると・・・。」

ボコッ

ルイズ「へ?」

ズドドドドドド

ルイズ「す、素早く伸びて・・・。」

シエスタ「そのまま天の彼方に行っちゃいました・・・。」

カービィ「ぽよー・・・・。」

両津「そして豆の成長は止まり、巨大な豆の木となってしまいました。」

367: 2014/06/03(火) 20:13:25 ID:.9yz8aE.
ルイズ「まさか一瞬で豆の木となるなんて・・・。」

シエスタ「で、どうしますか?」

ルイズ「決まってるわよ。豆の木に登って、雲の上の世界を見に行きましょう!」

シエスタ「はい!」

カービィ「ぽよ!」

両津「3人は豆の木に登り、雲の上の世界に着きました。」

ルイズ「ここが雲の上の世界・・・。」

シエスタ「素敵なところですね・・・。」

ワーワーキャーキャー

ルイズ「向こうが騒がしいわね。」

シエスタ「いったい何があったのでしょうか?」

カービィ「ぽよ?」

369: 2014/06/03(火) 20:29:44 ID:.9yz8aE.
両津「ジャック達が騒ぎのした場所に辿り着くと、一人の巨人が略奪をして逃走していました。」

ルイズ「こ、これはいったいどういう事なの!?」

巨人A「ああ。あいつはドゴロフという悪人で、略奪を起こすかなり悪い奴だ。」

巨人B「オラなんかせっかく捕った獲物を盗まれただ!」

巨人C「私なんか大切な宝石を取られたわよ!」

シエスタ「それは許せませんね。私達に任せてください!」

巨人D「おお!お前達がやってくれるのか!?」

ルイズ「当然よ。あの悪人にはひどい目に遭わせないとね!」

巨人E「頼りにしてるぜ!頑張れよ―――――!」

両津「ジャック達は巨人達の声援を受けながら、ドゴロフの家に向かいました。」

370: 2014/06/03(火) 20:37:43 ID:.9yz8aE.
ドゴロフの家

ドゴロフ「へっへっへ。今日も大量に盗んだぜ。」

ドゴロフ「さてと、早速鶏に卵を産ませるか。」

タルト「なんでアタイがこんな役をしなければならないんだ?」

両津「文句を言うな!真面目にやれ!」

タルト「後で覚えてろよ・・・。」

両津「ジャック達はドゴロフの家に潜入した後、卵を産んでいる鶏を発見しました。」

シエスタ「可哀そうに・・・。随分乱暴に扱われていますね。」

ルイズ「救いたいけど、今は迂闊に動けないわね・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

371: 2014/06/03(火) 20:43:43 ID:.9yz8aE.
グーガー

シエスタ「あっ、寝ちゃいました。」

ルイズ「今がチャンス!」ダッ

両津「ジャック達は鶏を救出し、お金も少し奪ってそのまま脱出しました。」

両津「そして地上に帰った後、鶏から話を聞きました。」

ルイズ「なるほどね。あなたはドゴロフに飼われた後、ずっと卵を産まされていたのね。」

タルト「ああ。その度にストレスが溜まっていたからな。助けてもらってありがとな。」

シエスタ「いえ。困っている人を放って置けるわけにはいきませんので。」

カービィ「ぽよ!」

372: 2014/06/03(火) 20:53:15 ID:.9yz8aE.
両津「そして翌日、ジャック達は再び豆の木に登り、ドゴロフの家に再び潜入しました。」

ルイズ「あっ、ドゴロフが来たわ。」

ドゴロフ「さてと、今日はこいつで和むとするか。」

シエスタ「竪琴ですね。」

両津「その音色はとても綺麗で、まさに女神の歌その物でした。」

ルイズ「いい音色ね・・・。」

シエスタ「ええ。なんだか酔いしれてしまいます・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。スウウウウウウ・・・。」

ルイズ「げっ!カービィが歌う態勢に入っちゃった!」

シエスタ「カービィさん、止めてください!!」

373: 2014/06/03(火) 20:56:46 ID:.9yz8aE.
カービィ「ボエエエエエエ。」

ルイズ「きゃああああああ!!」

ドゴロフ「ぎゃあああああああ!!何だこの歌は!!」

シエスタ「あっ、気付かれちゃいました!!」

ドゴロフ「く、苦しい・・・。」

バターン

両津「ジャックの歌でドゴロフはそのまま気絶してしまいました。」

ルイズ「カービィ、止めなさい!」

カービィ「ぽよ・・・。」シュン

シエスタ「でも、ドゴロフが倒れたのが不幸中の幸いですね。」

ルイズ「そ、そうね・・・。すぐに知らせましょう!」ダッ

374: 2014/06/03(火) 21:01:07 ID:.9yz8aE.
両津「そしてドゴロフは捕まってしまい、盗んだ品々は元の持ち主の元に戻りました。」

両津「ジャック達は雲の上の世界の救世主と称えられ、この世界で広く語り継がれたそうです。」

ルイズ「まっ、カービィの歌がなかったら、どうなるか分からなかったわね。」

ドラえもん「でも、ジャイアンの歌よりはすごく酷かったけどね・・・。」

ルイズ「言われてみればそうかも知れないけど、いざという時には役に立てるわ。」

ドラえもん「そうだね。大勢の敵に囲まれたときに利用してもらおう。」

ルイズ「頼りにしてるわよ。カービィ。」

カービィ「ぽよ!」

タルト「じゃ、次回もお楽しみに!」

375: 2014/06/03(火) 22:28:16 ID:.9yz8aE.
次回予告

鈴「もうすぐクリスマス。IS学園でもクリスマスパーティーが行われるわね。」

箒「ああ。クリスマスの時期になると、ある噂が流れ始めるからな。」

セシリア「その噂とは何ですの?」

クリーム「町の中央にある黄金の鐘をカップルが鳴らすと、そのカップルは幸せになれるって。」

シャナ「けど、その鐘の効果はたったの一組だけよ。」

シャル「こうなってしまうとそう簡単にいかないみたいだね。」

ラウラ「だが、その鐘をモテない男達が破壊しようとしている。奴等の目的はすべてのカップルの抹殺だ。」

両津「こうなってしまうと放って置く訳にはいかないな。」

シャル「そうだね。なんとしてもあの鐘を守りきらないと!」

簪「次回、『聖夜の戦い。黄金の鐘を守りきれ。』。お楽しみに!」

377: 2014/06/04(水) 07:59:10 ID:9SyMR5pI
第39話 聖夜の戦い。黄金の鐘を守りきれ。

378: 2014/06/04(水) 08:13:59 ID:9SyMR5pI
IS学園

ワイワイガヤガヤ

両津「クリスマスパーティーの準備はどうだ?」

鈴々「順調に進んでいるのだ。」

桃子「クリスマスツリーももう少しで完成です。」

ドラリーニョ「飾り付けもだよ。」

両津「そうか。この調子なら予定より早く終わるな。」

箒「両津校長、クリスマスの時期になるとある噂が流れ始めます。」

両津「その噂とはいったい何だ?」

クリーム「町の中央にある黄金の鐘をカップルが鳴らすと、そのカップルは幸せになれるって。」

両津「ほう。そのような噂があるのか。」

シャナ「けど、その鐘の効果はたったの一組だけで、クリスマスの2日間の夜にしか効果がないんだって。」

シャル「こうなってしまうとそう簡単にいかないみたいだね。」

379: 2014/06/04(水) 08:27:23 ID:9SyMR5pI
箒「ハァ・・・。一夏が生きていれば、あの鐘を鳴らすチャンスがあったかもな・・・。」

鈴「私も・・・。」

両津「今更思っても氏んだ人間は帰ってこない。あきらめて前に進むしか方法はないからな。」

箒「そうですね・・・。」

瑞希「黄金の鐘・・・。」ボーッ

ライチュウ「どうしたの?」

瑞希「い、いえ!何でもありません・・・。」

ライチュウ「?」

380: 2014/06/04(水) 08:57:12 ID:9SyMR5pI
一方、モテない男達のアジトでは

総帥「ふんどし仮面が捕まったことにより、我々の活動はさらに困難となってしまった。」

総帥「この状況を打破するにはあの鐘を破壊するしかない。」

構成員A「もしかして黄金の鐘ですか?」

総帥「そうだ。あの鐘を破壊しない限り、全てのカップルの抹殺は不可能だからな。」

構成員B「となると、クリスマスの2日間に破壊しないといけませんね。」

総帥「その通りだ。それと同時にカップルの全抹殺を行う!これは私怨ではない。聖戦だ!!」

構成員たち「そうだ!そうだ!」

381: 2014/06/04(水) 09:21:37 ID:9SyMR5pI
総帥「そこで、今回の作戦には強力な助っ人を連れて来た。」

構成員C「強力な助っ人ですか?」

総帥「そうだ。入って来い!」

コツコツ

総帥「紹介しよう。聖クロニカ学園の隣人部だ!」

オオーッ

夜空「隣人部代表の三日月夜空だ。我々も全てのカップルを恨んでいる。」

夜空「黄金の鐘を破壊し、全てのカップルを抹頃する。そしてそれが達成されたとき、新たな時代が始まるのだ!!」

構成員たち「うおおおおおおお!!」

総帥「新たな時代を始まらせるためにも、今こそ立ち上がる時だ!全軍出陣せよ!!」

全員「イェッサー!!!」ダッ

小鷹「とんでもない事になってしまった・・・。」

382: 2014/06/04(水) 09:29:38 ID:9SyMR5pI
黄金の鐘のある町

ワイワイガヤガヤ

ジョー「あれが黄金の鐘・・・。今こそ2人の愛をここに刻む時が来たんだな。」

リンダ「ええ、始めましょう。2人の愛を永遠に誓う事を!」

ヒュルルルルル ドゴーン

ジョー・リンダ「ギャアアアアアアア!!」

星奈「まずは一組。」ニヤッ

小鳩「この調子でどんどんいっちゃいましょう!!」ジャキッ

383: 2014/06/04(水) 09:35:05 ID:9SyMR5pI
IS学園

ウーウー

イストワール『緊急警報!黄金の鐘のある町でテロの犯罪が発生しました!』

イストワール『しかも彼等は黄金の鐘を破壊しようとしています!』

両津「よし!クリスマスパーティーの準備は既に終わったし、後は黄金の鐘を誰かが鳴らすだけだな!」

シャナ「だったら急ぎましょう!黄金の鐘が破壊される前に!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!」

384: 2014/06/04(水) 12:44:40 ID:9SyMR5pI
黄金の鐘のある町

ドゴーンドゴーン

総帥「これで残るはあと半数か。一気に蹴りを着けるぞ!」

ズドドドド

構成員たち「うわっ!」

総帥「何者だ!?」

両津「テロの行為がこの町で起こっていたと聞いたら、やっぱり貴様等だったか。」

総帥「IS学園の戦士達!?こんな時に来るとは・・・。」

総帥「全軍目標変更!IS学園の戦士達を倒しに行け!!」

構成員たち「イェッサー!!」

385: 2014/06/04(水) 12:53:38 ID:9SyMR5pI
ラウラ「ここは私に任せろ!」

<ウィップソウル発動。>

ドギューン

箒「ISの装甲から鞭が!?」

シュルルルル、パシーン

構成員D「か、身体が・・・。」

ラウラ「スパーク最大限。発動!」

バリバリバリバリバリ

構成員たち「ぎええええええええ!!」

バターン

ラウラ「これで半数が脱落。残りを頼む。」

両津「よし!お前達は残りの構成員を倒してくれ!わし等は幹部と総帥を倒しに行くぞ!」

箒セシャラ鈴ワ「了解!」

387: 2014/06/04(水) 22:04:45 ID:9SyMR5pI
いえ、『突撃!パッパラ隊』のカップルです。

388: 2014/06/04(水) 22:09:01 ID:9SyMR5pI
夜空「邪魔をする気なら容赦はしない。覚悟!」ダッ

箒「お前にはこれで十分だ。」

スパン

箒「奥義、神風の剣。」

夜空「ぐはっ!」

バターン

星奈「よくも夜空を・・・。絶対に許さない!」ダッ

セシリア「かかりましたわね。レーザー連発!」ドゴーン

ドッカーン

星奈「きゃああああああ!!」

バターン

390: 2014/06/04(水) 22:29:13 ID:9SyMR5pI
小鷹「このままだと犠牲者が出るばかりだ!一斉に襲い掛かれ!!」

小鳩「うん!」ダッ

鈴「そうはいかないわ!双剣の神風!!」

ギュオオオオオオオ

小鷹「しまった!身動きが・・・。」

鈴「シャルロット、ワスプさん、止めを!」

ワスプ「よし。あの合体技で決めるわよ!」

シャル「はい!」サッ

ワスプ・シャル「合体奥義、サンダーブラスター!!」ズドーン

ドッカーン

小鷹・小鳩・マリア・幸村・理科「うわ(きゃ)ああああああああ!!」

391: 2014/06/04(水) 22:35:13 ID:9SyMR5pI

両津「これで残るはお前だけだ!最大奥義で終わらせてやる!」キュイーン

総帥「ま、待て!話せばわかる・・・。」

両津「やかましい!オウガブラスター!!」ズドーン

ドゴーン

総帥「ぬおおおおおおおおお!!」

バターン

万里花「総帥戦闘不能。これで全員です!」

両津「よし!こいつ等を署に送ったら、すぐに帰還するぞ!」

箒達「はい!」

392: 2014/06/04(水) 22:49:00 ID:9SyMR5pI
そして両津達はIS学園に帰った後、クリスマスパーティーを行った。

ワイワイガヤガヤ

イカ娘「こんなに美味しいロブスターを食べるなんて最高でゲソ~。」

やよい「イカちゃんはエビが好きだからね。」

ルイズ「カービィ、食べかすがついているわよ。」フキフキ

カービィ「ぃ…。」

ミーナ「よし。この思い出はしっかり写真に収めないとね!」パシャパシャ

サシャ「ミーナがいつも以上に張り切っていますね。」

アニ「そりゃカービィなどの可愛い奴等が目的だからな。」

鈴「ねえ、両津とシャルロットを見なかった?」

千冬「彼等なら屋上で会話をしているぞ。」

ワスプ「屋上・・・。もしかして黄金の鐘を鳴らしたりして。」

鈴「ええっ!?あの鐘は町にあるはずでしょ。なんで屋上にあるの!?」

ワスプ「あれは騒ぎの元凶となったからね。二度と起こらない様に持って帰ったのを覚えてる?」

鈴「そうだったんだ・・・。」

393: 2014/06/04(水) 22:58:18 ID:9SyMR5pI
屋上

両津「本当にやるのか?」

シャル「うん。騒ぎを起こしたこの鐘は、僕達が責任を取って鳴らさないといけないからね。」

両津「そうか。んじゃ、やるとするか。」

シャル「うん!」

サッ

シャル「僕達の愛が、永遠に続きますように・・・。」

カラーンカラーン

39話ED:シンデレラ・クリスマス

394: 2014/06/04(水) 23:05:50 ID:9SyMR5pI
箒「あの鐘の音・・・。まさか!?」

ワスプ「どうやら両津とシャルロットが鳴らしたようね。一本取られたわ。」

ソニック「まあ、あの鐘を鳴らさなくても、永遠の愛は心で結ばれているからな。」

フェイト「ええ。心と心がつながっている限り、永遠の愛を育むことができるからね。」

エミー「永遠の愛か・・・。私もソニックと結ばれる時が来るのかな・・・?」

なのは「でも、その前にフェイトちゃんを超えないといけないのかもね。」

エミー「そ、そのくらい分かってますよ・・・。」

千冬「これをマリアが聞いたら怒るだろうな・・・。」

セシリア「ええ・・・。確かにそうですわね・・・。」

鈴「両津とシャルロット、とうとうやったわね。」

鈴「二人の愛が永遠に続きますように。メリークリスマス・・・。」

396: 2014/06/05(木) 19:35:22 ID:1cNhyjhw
両さんの昔話 少年と狼

両津「この企画は今回で最後だ。では、始めるぞ。」

両津「昔々、ある村に一人の少年がいました。その少年はとてもいたずら好きで、人々を困らせていました。」

ポチ郎「まっ、モンクがその役をしているでござるからな。」

モンク「好きでやってる訳じゃないんだよ!」

バク丸(嘘つけ・・・。)

両津「そんなある日、少年はあるイタズラを思いつきました。」

モンク「そうだ!狼が来たと言って皆を驚かせよっと!」

両津「少年が早速イタズラを実行しようとしたその時・・・。」

ドドドドド

モンク「ん?」

両津「後ろから狼が姿を現したのです。」

モンク「ええええええええ!?」

397: 2014/06/05(木) 19:47:57 ID:1cNhyjhw
モンク「ちょっと待て!これも台本に書いてあるのか!?」

両津「その通りだ。狼の姿を見た少年はそのまま一目散に逃げ出しました。」

ワスプ「当たり前でしょ・・・。」

モンク「狼が来たぞー!!助けてくれー!!」

両津「その言葉を聞いた村人たちは武器を構え、狼に襲い掛かりました。」

両津「だが狼は村人たちを蹴り飛ばした後、再び少年の後を追いかけました。」

モンク「という事は、この追いかけっこは永遠に続くという事なのか!?」

両津「その通りだ。いつもイタズラばかりしているお前には、こういうお仕置きを受けさせないとな。」

モンク「そんな~~~~~!」

両津「これで両さんの昔話はこれにて終了。次回から新しい企画が始まるぞ!」

シャル「どんな企画なのか楽しみだね!」

両津「では、次回をお楽しみに!」

モンク「誰か助けてくれ~!!」

398: 2014/06/05(木) 21:16:13 ID:1cNhyjhw
次回予告

そに子「篠ノ之神社でふなっしーに出会った私達。彼から聞いた話によれば、IS学園でスポーツ大会が行われるそうです!」

セシリア「本当に実行するんですの!?」

両津「ああ。ゆるキャラ達と話し合って決めた事だからな。」

シャル「ゆるキャラって言ったらくまモン、ちょるる、ひこにゃんなどがいるよね。」

鈴「まさかIS学園に来るなんて夢みたい!」

両津「だがお前達もオープン参加をする事になっている。やるからにはしっかりやれよ。」

箒「言われなくても分かってますよ。」

ラウラ「やるからには正々堂々と戦うしかないからな。」

両津「よし!ゆるキャラスポーツ大会の開幕だ!」

ワスプ「次回、『決戦!ゆるキャラスポーツ大会』。お楽しみに!」

399: 2014/06/05(木) 21:16:52 ID:1cNhyjhw
第40話 決戦!ゆるキャラスポーツ大会

400: 2014/06/05(木) 21:27:59 ID:1cNhyjhw
篠ノ之神社

パンパン

千冬「どうか我々が亡国機業に勝てますように。そして一夏の仇を討てますように。」

「さーて、それはどうかな~?」

千冬「」ギクッ

千冬「い、今、神様の声がしなかったか?」

山田「た、確かに聞こえましたよね?」

部長「あ、あの、『それはどうかな~?』というのはどういう意味ですか?」

「御賽銭が少ないんだよね~。」

部長「わ、分かりました!お賽銭たくさんだしますから、願い事をかなえてください!」

両津「おっと、危ない!賽銭箱に入れないでわしに直接くれ!」スルスル

ズンガラガッシャーン←部長達がずっこけた音

401: 2014/06/05(木) 22:20:06 ID:1cNhyjhw
千冬「両津!束!貴様等の仕業か!!」

部長「このようなイタズラをして何の意味があるんだ!!」

箒「駄目じゃないですか両津さん。勝手に姿を現したら。」

シャル「そうだよ。もう少しでうまくいきそうだったのに。」

千冬「ほう。箒、セシリア、鈴、シャルロット、ラウラまで参加していたとはな・・・。」バキボキ

ラウラ「げっ!教官!」

ドカバキボカスカ

402: 2014/06/05(木) 22:25:57 ID:1cNhyjhw
千冬「で、なぜお前達がこの場所にいるんだ?」

束「神社の利益をあげようと考えたんだよ・・・。」

両津「だからと言って普通げんこつで殴るか?」

部長「自業自得だ。」

「そうだなっしー。あまりこのような事はよくないなっしー。」

簪「あれ?この声って・・・。」
簪が声のした方を振り向くと、ふなっしーが後ろに立っていたのだ。

403: 2014/06/06(金) 20:34:30 ID:h9CFHG1s
鈴「ふなっしー!あなたもこの神社に来ていたの!?」

ふなっしー「両さんがここにいると聞いて、探しに来たんだなっしー。」

両津「おお、すまないな。そう言えば今日、IS学園でスポーツ大会が開かれるんだったな。」

千冬「ああ。元旦に開かれるゆるキャラ達のスポーツ大会か。確か彼等と話し合って決めていたな。」

セシリア「しかもわたくし達はオープン参加する事になりますわね。」

両津「で、ゆるキャラ達は連れてきたのか?」

ふなっしー「もちろんだなっしー!IS学園の正門前で待っているなっしー。」

両津「よし!すぐにIS学園に戻るぞ!」

全員「おう!!」

404: 2014/06/06(金) 21:25:49 ID:h9CFHG1s
IS学園

ワイワイガヤガヤ

ハルク「すごい数だな。」

ワスプ「こんなに多くのゆるキャラ達がいるわね。」

キャプテン・アメリカ「数を調べた結果、800体以上はいるそうだ。」

アイアンマン「それに我々がどう立ち向かうかだな。」

ブーッ

ソー「おっ、放送が始まったぞ。」

両津「只今より、ゆるキャラスポーツ大会を開催する!」

ワアアアアアアア

両津「ルールは簡単。さまざまなスポーツを行い、総合得点の高かった選手が優勝だ。」

両津「精一杯頑張るように!以上だ!」

ドンドーン

405: 2014/06/06(金) 21:38:54 ID:h9CFHG1s
第1種目 スキージャンプ

岡村「さあ、始まりました。ゆるキャラスポーツ大会。実況は岡村隆史がお送りします。」

矢部「解説兼ツッコミの矢部浩之です。」

岡村「それにしてもすごい参加者ですね。しかもIS学園の戦士たちまで参加しているとは。」

矢部「両津氏が校長になってから、生徒の数が一気に増えましたからね。」

岡村「しかもあずささん達がいる765プロの方々まで参加するとは驚きましたね。」

矢部「それだけではなく、μ'sも参加していますよ。まさにオールスターって感じがしますね。」

岡村「あっ、そろそろ第1種目が始まります。」

両津「まずは沖縄県からイーサー君。」

イーサー君「ジャンプなんて無理だ~!!」ジタバタ

岡村「かなり嫌がってますね。」

矢部「南国生まれだから仕方がないやろ。ww」

406: 2014/06/06(金) 21:41:34 ID:h9CFHG1s
両津「こら!さっさと準備しろ!」

イーサー君「だって僕は南国育ちだよ!いくらなんでも雪のスポーツは無理だってば~!!」

両津「文句を言うな!やれ――――!!」

ズドーン

イーサー君「ひいいいいいいい!!」ズシャアアアアアア

ビュン

全員「おおっ!!」

ドガシャーン

岡村「不時着してしまった~!これは痛い!」

矢部「やっぱり南国育ちには無理があるでしょ。ww」

407: 2014/06/06(金) 21:49:11 ID:h9CFHG1s
両津「次、三浦あずさ!」

岡村「いよいよあずささんの出番ですね。よっ!」パチパチパチパチ

美希「何が『よっ!』なの・・・。」

あずさ「ジャンプは苦手ですが、精一杯頑張りますね。」

岡村「もちろん期待していますよ!頑張ってください!」

美希「むう・・・。なんだか複雑なの。」

両津「では、始め!」

あずさ「はい!」ザッ

ビュン ズシャアアアアア

両津「記録、35m!」

オオーッ

408: 2014/06/06(金) 21:55:00 ID:h9CFHG1s
岡村「あずささん凄く良かったですよ。ジャンプの姿、とても可愛いかったです。」

あずさ「いえ~。出来れば35mは超えたかったんですけどね。」

岡村「記録なんてどうでも良いんですよ。一生懸命走ってる姿がとても可愛いですから。」

美希「むー。スポーツに可愛いも可愛くもないって思うな。それに全然可愛くないの。この認識は人としてヤバいの。」

岡村「あずささんに対してそんな事を言うのはこの口ですか~?」グニグニ(頬を引っ張る)

美希「何ひゅるのー!ファニー以外にミフィの顔を触るのはゆるひゃないの!」ボカボカ

岡村「取り消しなさいー。今の発言を。」グニグニ

美希「その手を離ヘって言ってるのー!!」バッ!

岡村「今実況の手に手をあげたなコラァッ!」

美希「じょーとーなの!ボッコボコにしてやるの!」

ドカバキボカスカ

両津「こらー!喧嘩は止めろー!!」

ワーワーギャーギャー

409: 2014/06/06(金) 21:58:52 ID:h9CFHG1s
数分後

両津「さて、喧嘩も治まったところで、次は鹿児島県からイーサキング!」

イーサキング「ひいいいいい!わしは絶対無理だってば~!」

ビュン、ドッゴーン

岡村「はい。イーサキング失格。」

矢部「岡村さん、メガネのフレーム曲がってるけどええんですかw?」

410: 2014/06/07(土) 12:59:56 ID:8mYUA.Nc
両津「次、箒!」

箒「はい!」

ビュン ズシャアアアアア

両津「記録、43m!」

岡村「おーっと!あずささんの記録を抜いてしまったー!!」

矢部「さすがはIS学園のトップエースですね。」

両津「次は北海道からアックマ!」

ビュン ズシャアアアアア

岡村「おーっと!55m!これはすごい記録だー!!」

矢部「北国育ちはこの競技に強いですね。」

411: 2014/06/07(土) 13:03:39 ID:8mYUA.Nc
セシリア「さすがは北国育ちですわね・・・。」

ビュン

シャル「あっ、今度は青森からたか丸くんだ。」

ズシャアアアアア

鈴「49m。さすがね・・・。」

シャル「この競技は北国勢が強いよね・・・。僕なんか39mだよ・・・。」

鈴「シャルロットはまだいいわ。私なんか37mよ・・・。」

ラウラ「次は私の番だな。行って来る。」ザッ

セシリア「頑張ってくださいまし。」

412: 2014/06/07(土) 13:12:23 ID:8mYUA.Nc
両津「次、ラウラ!」

ラウラ「おう!」

ビュン ズシャアアアアア

両津「記録、59m!」

オオーッ

岡村「記録を塗り替えたー!!ラウラ選手、トップに躍り出たぞ!!」

矢部「ラウラ選手は軍人であるため、このくらいは当然でしょうね。」

ラウラ「フッ。当然だ。」ファサ

413: 2014/06/07(土) 13:22:51 ID:8mYUA.Nc
両津「第1種目はこれで終了。どうやら北国勢が上位に入っているな。」

矢部「そりゃそうでしょ。ww」

岡村「次の競技は水泳ですが、プールの中に多くの氷が浮いていますよ。」

両津「ああ。あれは寒中水泳も兼ねて行うからな。寒さに対抗するにはこの方法が一番だしな。」

矢部「いや、いくら何でもやり過ぎやろ。ww」

美野里「寒いのやだー。」

両津「我慢しろ。早く位置に着け!」

ちょるる「うう・・・。なんで僕たちまで・・・。」

両津「第1組、スタート!」

ドギュン、バシャーン

くまモン「うわっ!冷たすぎるモン!」バシャバシャ

鈴「いくら何でも鬼よ!」

両津「文句を言うな!さっさと泳げ!!」

ゆるキャラ達「勘弁して~!!」

414: 2014/06/07(土) 13:26:59 ID:8mYUA.Nc
第2種目終了

簪「結果はちょるるがトップに立ったよ。」

両津「あいつは運動神経が抜群だからな。」

ラウラ「その後を追うようにふなっしー、くまモンも追いかけている。これはどうなるか分からないな。」

鈴「ええ。次の競技はスケルトンね。これも北国勢が圧倒的に強いんじゃない?」

セシリア「言われてみればそうかもしれませんわね。」

415: 2014/06/07(土) 13:38:31 ID:8mYUA.Nc
第3種目 スケルトン

ズシャアアアアア

シエスタ「あっ!ぶつかります!」

ドガッ

両津「千葉県からきみぴょん。途中でぶつかったため失格。」

ソニック「これも北国勢が強いだろうな・・・。」

楯無「しかも他のゆるキャラ達も次々とぶつかってるわね。」

ドゴン、ドカン、ゴチーン

岡村「はい。星井、失格。」

矢部「岡村さん、顔が笑っていますよ。ww」

美希「うう・・・。頭が痛いの・・・。」

416: 2014/06/07(土) 18:30:58 ID:8mYUA.Nc
その後、さまざまな競技が行われ、残すは最終競技だけとなった。
両津「最終競技はエアライドとISを使ったレースだ。」

両津「下位の選手もまだまだ逆転のチャンスがあるので、精一杯頑張るように。」

箒「両津さん。ゆるキャラはISを使えないので、エアライドしか使えないそうです。」

セシリア「そう言えばカービィ達もそうでしたわね。」

両津「そうだったな。よし!すぐに準備を始めろ!」

ガシャンガシャンウィーン

山田「全員準備完了です!」

両津「よし!3、2、1。」

ドゴーン

417: 2014/06/07(土) 18:38:41 ID:8mYUA.Nc
岡村「さあ、最終競技が始まりました。果たして優勝するのはどのゆるキャラでしょうか!?」

矢部「これはやってみないと分かりませんからね。」

岡村「おーっと!あずささんが方向を間違えて何処かに行ってしまったぞ!」

矢部「あっ、ニコニコ寮の方に向かっています!しかも窓から入ろうと!」

両津「まずい!日暮の部屋に入るつもりだ!」

矢部「その日暮と言う方はどの様なお方ですか?」

両津「あいつはオリンピックの年に一度しか起きないんだ。もしその年がオリンピックの年じゃなかったら、超能力を使って暴れてしまうぞ!」

岡村「いくら何でもそれはまずいでしょ!止めに行かなきゃアカンで!」

両津「言われなくても分かってる!」ダッ

岡村「では僕も一緒に行きます。」ダッ

矢部「待ってください2人共!」ダッ

418: 2014/06/07(土) 18:44:54 ID:8mYUA.Nc
あずさ「あらあらー。こっちかしら?」

岡村「ちょっとあずささん!道を間違えていますよ!」

あずさ「あら、岡村さん、両津校長、矢部さん。」

矢部「しかも前は窓や!ぶつかったら大変な事になるで!」

あずさ「それは大変ね。だったらカーブで・・・。」

両津「いかん!そんなところでカーブは――――!」

ガシャーン

あずさ「あらあらー。」

両津「・・・。」

419: 2014/06/07(土) 18:47:59 ID:8mYUA.Nc
岡村「済んだことは仕方がありません。先に進みましょう。」

あずさ「はい。」

矢部「それでいいんかい!ww後で騒動が起きても知らんで。ww」

両津(笑い事じゃないと思うぞ・・・。)

ギュイーン

日暮「うるさいなー。いったい何の音だろう・・・?」

420: 2014/06/07(土) 18:52:30 ID:8mYUA.Nc
ギュイーン

ふなっしー「また抜かれたなっしー。こうなったら・・・。」サッ

箒「あの構えは!?」

ふなっしー「梨汁ブシャー!!」ブシャー

鈴「きゃっ!」

ラウラ「くっ!」

さのまる「うわっ!」

ふなっしー「お先になっしー!」ギュイーン

鈴「やってくれたわね!風来弾、発射!」ドギューン

ドゴーン

ふなっしー「うわっ!」

421: 2014/06/07(土) 19:01:42 ID:8mYUA.Nc
ぐんまちゃん「そっちがその気なら、アイテムで手に入れたミサイルで蹴散らしてやる!」

ズドーン

ふなっしー「うわあああああ!!」

ぐんまちゃん「お先-!」ズギューン

ふなっしー「待つなっしー!」ズギューン

アイアンマン「今だ!ユニビーム!」ギュイーン

ドゴーン

ふなっしー・ぐんまちゃん「うわああああああ!!」

アイアンマン「お先に失礼するよ。」ギュイーン

422: 2014/06/07(土) 19:15:15 ID:8mYUA.Nc
レースはいよいよ終盤に入り、残るはあと3kmとなった。
岡村「先頭集団が見えてきました!トップを走っているのはふなっしーです!」

矢部「その後を追っているのはくまモン、ちょるる、さのまる、しまねっこの4人ですね。」

両津「となると、5人の中で優勝が決まるという事だな。」

岡村「レースは激しく接戦となっています!果たして優勝は誰なのか!?」

ふなっしー「絶対に負けないなっしー!」

ちょるる「僕だって負けないよ!」

くまモン「ゆるキャラのエースとして負ける訳にはいかないモン!」

さのまる「僕だって!」

しまねっこ「絶対に勝つ!」

岡村「残りあと1.5km!レースはますます激しくなったー!!」

423: 2014/06/07(土) 19:20:13 ID:8mYUA.Nc
ギュイーン

岡村「残りあと300m!その距離はだんだんと縮まっていく!」

岡村「そして今、ゴールイン!」

ドゴーン

岡村「優勝は山口県のちょるるだー!!」

ウワアアアアアア

ちょるる「やったー!」ピョーン

ふなっしー「負けてしまったけど、悔いはないなっしー。」

くまモン「うん。ベストを尽くしただけでもそれでいいとするモン。」

さのまる「おめでとう、ちょるる!」

ちょるる「ありがとう!」

パチパチパチパチ

424: 2014/06/07(土) 19:22:57 ID:8mYUA.Nc
岡村「いやー。いいレースでしたね。」

両津「ああ。この大会を開いて大正解だったな。」

日暮「両さん、何の大会をしているんだい?」

両津「こ、この声は、日暮!?」
両津が声のした方を振り向くと、日暮が立っていたのだ。

両津「お前、いつの間にいたのか!?」

日暮「なんだかお祭り騒ぎをしている場所があって来てみたら、大会が行われていたんだね。」

日暮「これもオリンピックの競技かな?」

箒「違いますよ。これはゆるキャラ達のスポーツ大会です。」

箒「それに今年は2014年。オリンピックの年ではありませんよ。」

両津「箒!余計な事を言うな!日暮が暴れてしまうぞ!」

箒「へ?」

425: 2014/06/07(土) 19:25:40 ID:8mYUA.Nc
日暮「2014年だと!?」

両津「げっ!日暮が怒った!」

日暮「両津!貴様が起こしたのか!」

両津「違う!わしじゃない!やったのはあずさだ!」ユビサシ

あずさ「わ、私ですか?」

両津「当たり前だ!お前があんなところでカーブをした結果、窓ガラスを割っただろーが!」

両津「その音で日暮が目覚めたんだぞ!」

あずさ「という事は・・・。」

日暮「そうか。お前が起こしたのか・・・。」

あずさ「あわわわ・・・。」ガタガタ

日暮「ならば攻撃しても意味ないや。お休みー。」バターン

あずさ「あら?」

両津達「へ?」

426: 2014/06/07(土) 19:50:03 ID:8mYUA.Nc
矢部「寝ちゃいましたね。」

岡村「良かったですねあずささん。攻撃されなくて。」

あずさ「ええ。一時はどうなる事かと思いました。」ニコッ

両津「そう言えば日暮は女性が相手だと攻撃しないんだったな。」

部長「まっ、不幸中の幸いだな。」

千冬「じゃあ、もし男性が起こしたらどうなるのですか?」

部長「間違いなく暴れるだろうな。」

両津「今更縁起でもない事を言わないでくださいよ!」

全員「あはははは!」
その後、表彰式が行われ、ゆるキャラスポーツ大会は無事に閉幕したのだった。

427: 2014/06/07(土) 19:56:49 ID:8mYUA.Nc
ここで主題歌紹介(40話~最終話)

OP:True Blue Traveler(インフィニット・ストラトス第2期OP)
ED:“Kyun”(こち亀ED)

428: 2014/06/07(土) 20:10:14 ID:8mYUA.Nc
両さんのIS徹底解剖

両津「今回から始まった新企画!今回のテーマは・・・。」

両津「インフィニット・ストラトスのメインヒロイン、篠ノ之箒だ!」

オオーッ

両津「では、箒についてのデータを説明しよう。」

両津「彼女は故人である一夏の幼馴染であり、IS『紅椿』の使い手でもある。」

両津「わしがIS学園に入ってからは、よくわしと行動を共にしているからな。」

箒「両津さんと同じ部屋になったのがきっかけでしたからね。」

箒「あと両津さんからよくパシリをさせられています。その度に部長さんから怒られていましたよね?」

両津「余計な事を言うな!」

箒「す、すいません・・・。」

両津「では気を取り直して、篠ノ之箒の名場面ベスト5を発表する!」

箒「ええっ!?」

429: 2014/06/07(土) 20:20:13 ID:8mYUA.Nc
両津「まずは第5位!34話で一夏を殴ったシーンだ。」

箒「あの時は一夏が私を選ばなかったことに、思わず怒っちゃいましたけどね。」

両津「その後、一夏は地面に激突して怪我をしてしまったそうだぞ。」

箒「やり過ぎちゃいましたね・・・。」ハハハ・・・

両津「第4位!箒の専用機『紅椿』が誕生したシーンだ。」

箒「あの時は嬉しくて思わず涙が出そうになりましたね。」

両津「今では改良してトップクラスの機体となっているからな。」

箒「ええ。」

両津「第3位!箒と初めて出会ったシーンだな。」

箒「ええ。両さんに胸を出していると指摘されて、思わず両さんを叩いちゃいましたからね。」

両津「その後、わしのグリグリ攻撃で謝ったよな。またあのグリグリ攻撃を喰らいたいか?」

箒「勘弁してください・・・。」

430: 2014/06/07(土) 20:29:02 ID:8mYUA.Nc
両津「第2位!週刊少年ジャンプのスポーツ大会の剣道での戦いだな。」

箒「あの時は剣心さんに手も足も出ませんでしたからね・・・。」

両津「それで夏休みの間に剣心がいる道場に通っていたんだよな。」

箒「そのおかげで今の私がここにいますからね。」

両津「そして第1位!箒が剣心の最大奥義を出したシーンだ。」

箒「あの大技でダソヌ☆マソを倒すことに成功しましたからね。」

両津「だがあの大技に過信するな。その内見切られる事があるからな。」

箒「分かってますよ。初心忘れるべからずです。」

両津「と言う訳で今回はここまで。次回も楽しみにしろよな!」

431: 2014/06/07(土) 20:57:29 ID:8mYUA.Nc
次回予告

箒「中川先生の父親を探すため、同行した私達。」

セシリア「ところがいくら探しても見つかりませんわ。」

鈴「おまけに中川先生は疲れて壊れちゃったし。」

シャル「早く中川先生の父親を探さないと!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!24億がかかっているからな!」

ラウラ「やっぱりお金だな・・・。」

両津「次回、『中川の父親を探せ!』。よろしくな!」

432: 2014/06/07(土) 21:59:56 ID:8mYUA.Nc
第41話 中川の父親を探せ!

433: 2014/06/07(土) 22:09:07 ID:8mYUA.Nc
IS学園

箒「えっ?父親と会うのですか?」

中川「ああ。さっき父の秘書から電話があって、なんでも父が僕に会って大切な物を渡したいと言って来たんだ。」

麗子「あの世界で一番忙しいお父様がわざわざ?」

中川「ええ。」

セシリア「でも、その大切なものというのは何でしょうか?」

中川「さあ?」

鈴「まっ、会ってみれば分かるわね。」

部長「で、どこで会うのかね?」

中川「宇宙です。」

全員「ええっ!?」

434: 2014/06/07(土) 22:13:49 ID:8mYUA.Nc
鈴「で、宇宙のどこで?」

中川「宇宙ステーションだよ。」

シャル「宇宙ステーションでの再会か・・・。普通じゃあり得ないですね。」

中川「父はスペーストラベルを経営していますからね。そこの会社で再会する予定です。」

ラウラ「中川コンツェルンはすごい財閥だな・・・。」

ピピッ

簪「あっ、携帯。」

中川「はい。中川ですが。」

中川「そうですか。分かりました。」

ピッ

435: 2014/06/07(土) 22:16:24 ID:8mYUA.Nc
鈴「いったい何でしたか?」

中川「父に緊急の用事ができたとかで、カプセルロケットで地球に向かうそうです。」

ラウラ「となると、着水する場所で再会するという事ですね。」

中川「はい。」

ギュイーン

箒「どうやら迎えのヘリが来たそうですね。」

436: 2014/06/07(土) 22:19:33 ID:8mYUA.Nc
IS学園 中庭

中川「では、行ってまいります。」

両津「わしは写真を撮るため同行する。学園を頼んだぞ。」

千冬「分かった。」

箒「私達も同行します!」

両津「箒達も行くのか?」

シャル「うん。勘吉が行くなら僕達も行くよ。」

鈴「アンタを放りっぱなしにしたら、何をしでかすか分からないからね。」

両津「余計なお世話だ!」

437: 2014/06/07(土) 22:22:41 ID:8mYUA.Nc
ニューギニア沖

両津「どうやら間に合ったようだな。」

中川「あと12分くらいですね。」

箒「しかも空から降って来るなんてすごいですね。」

セシリア「普通じゃ考えられませんわね。」

鈴「あれって、カプセルじゃない?」

両箒セシャラ中「へ?」
鈴が指差した方を見ると、黒焦げのカプセルが落ちて来た。

438: 2014/06/07(土) 22:26:07 ID:8mYUA.Nc
箒「大気圏で時間がかかったそうですね。」

両津「これはヤバいぞ!」

中川「父さん・・・。」

セシリア「ここは私に任せてくださいまし!透視、発動。」

ポワッ

両津「どうだ?」

セシリア「中には誰もいませんわ。」

中川「なんだって!?」

鈴「いつの間にか脱出したのかも知れないわね。」

ピピッ

シャル「あっ、まただ。」

439: 2014/06/07(土) 22:30:32 ID:8mYUA.Nc
中川「はい。中川ですが・・・。」

中川「ええっ!?シャトルで地球に降りた後、マイアミの宇宙センターに着地する!?」

箒「また変更となりましたね・・・。」

両津「相変わらず忙しい人だな。」

マイアミ宇宙センター

鈴「ええっ!?忘れ物を取りに自宅に戻った!?」

係員「はい。1時間前に先ほど出ました。」

両津「なんて忙しい親父なんだ・・・。」

中川「確か一番近い自宅はフ口リダです。」

セシリア「では、そちらに行きましょう。」

440: 2014/06/07(土) 22:37:12 ID:8mYUA.Nc
その後、ニューヨークの自宅に行く事が判明され、両津達はニューヨークの自宅に向かった。
箒「この料理、美味しいですね。」

セシリア「なかなかの味ですわ。」

中川「それで、父さんは何処に?」

執事「それが、これからプライベートだとおっしゃられて、会社にも私にも行先を告げずにお出かけになったものですから。」

鈴「こうなったらとことん探し回りましょう!中川先生の父親と再会させないと!」

中川「ありがとう。父に賞金を付けるとするよ。」

両津「賞金だと!?」

中川「父は昔から一秒単位で生きている人ですから、強引に捕まえないと一生会えないかも知れません。」

両津「確かに。」

中川「見つけた人には2000万ドルの賞金を出すと新聞に全面を載せてくれ。」

両箒セシャラ鈴「2000万ドル!?」

執事「かしこまりました。」

441: 2014/06/07(土) 22:42:24 ID:8mYUA.Nc
両津「えーと、2000万ドルを日本円に換算したら、24億じゃねえか!」

両津「こうしちゃいられん!ここはわしが何とかする!」

両津「だから賞金は全部わしにくれ!」

中川「は、はい・・・。」

箒「独り占めはずるいですよ!」

シャル「ここは6等分に山分けした方がいいと思うよ。」

両津「そ、そうだな・・・。シャル、テレネキシスで何処にいるのか探してくれないか?」

シャル「任せて!」

ポワッ

シャル「サンフランシスコにいるよ!しかも移動中!」

両津「よし!早速急ぐぞ!」

箒セシャラ鈴中「はい!」

442: 2014/06/07(土) 22:45:37 ID:8mYUA.Nc
ギュイーン

両津「シャルロット、見つかったか。」

シャル「うん。見つけたよ。今、画像を表示するね。」

ウィーン

両津「どうだ?」

中川「いえ、全然違います。」

シャル「じゃあ、別の場所を見てみるね。」

ポワッ

シャル「今度はエーゲ海にいるよ!」

両津「今度はヨーロッパかよ・・・。」

箒「でも、タダでエーゲ海に行くなんてラッキーだな。」

両津「勘違いするなよ。あくまでも中川の父を探しに行くんだからな。」

箒「分かってますよ。」

443: 2014/06/07(土) 22:51:30 ID:8mYUA.Nc
エーゲ海

シャル「いたよ!あの船!」

両津「よし!確認するぞ!」

ギュイーン

鈴「あっ!顔の半分が全然違う!」

ラウラ「どうやらこれもハズレだな。」

中川「ああ。なんて事だ・・・。」ガクッ

鈴「中川先生、しっかりしてください!」

中川「移動で疲れてもう眩暈が・・・。」

ラウラ「何を言っているんですか!」

444: 2014/06/07(土) 22:55:26 ID:8mYUA.Nc
シャル「あっ!また見つかったよ!」

両津「今度は何処にいるんだ!?」

シャル「今度は12人いるよ。今、一覧を見せてあげるね。」

ウィーン

両津「今のところ、この12人を補足している。どれが本物か分かるか?」

中川「父さんがいっぱいだ。」ワハハハ

鈴「あっ!中川先生が壊れた!」

両津「ともかく12の現場に急ぐぞ!至急戦闘機を用意しろ!」

係員「はい!」

445: 2014/06/07(土) 22:57:44 ID:8mYUA.Nc
イギリス

セシリア「どうですの?」

中川「目が違う。」

鈴「はい、次!」

スイス

シャル「どう?」

中川「鼻が違う~。」

エジプト

箒「どうですか?」

中川「こんなに顎は割れていない~。」

ブラジル

ラウラ「どうだ?」

中川「ホクロがある~。」

446: 2014/06/07(土) 23:03:12 ID:8mYUA.Nc
中国

鈴「どうですか?」

中川「剥げてる~。」

中川「もう駄目~。」バターン

両津「中川、しっかりしろ!親父に会いたくないのかー!!」ブンブン

中川「父さんは、きっと星になったんだ・・・。ほら、あそこ・・・。」

キラン

鈴「何バカなことを言ってるんですか!」ブンブン

セシリア「そこであきらめたらおしまいですわよ!」

中川「あっ、父さんが!」

シャル「えっ!?何処にいるの?」

中川「こうして、目を閉じると・・・。ほら、瞼の裏に父さんがいた。」

鈴「それは瞼の母でしょ!しっかりしてください!」ブンブン

447: 2014/06/07(土) 23:05:16 ID:8mYUA.Nc
IS学園

千冬「結局見つからなかったそうだな。」

両津「くそ~。賞金はあきらめるしかないようだな・・・。」

ピピッ

麗子「お父様からメールよ!渋谷のハチ公前で待ってるそうよ。」

両津「何!?すぐに急ぐぞ!」

箒セシャラ鈴「はい!」

448: 2014/06/07(土) 23:08:21 ID:8mYUA.Nc
ハチ公前

両津「いたぞ!親父だ!」

中川「あっ!父さん!」

中川父「おお!圭一!」

中川「父さーん!」ダッ

箒「ようやく再会しましたね。」

セシリア「ええ。これで一件落着ですわね。」

中川父「早速本題に入る。お前に渡したい物がある。」

中川「はい。」

中川父「これだ!」サッ
中川の父が出したのは、おもちゃの缶詰だった。

449: 2014/06/07(土) 23:18:43 ID:8mYUA.Nc
中川父「圭一が小学校に上がる前に、未来に欲しい物はと尋ねると、これが欲しいと言ったんで、応募して当てたんだ。」

中川父「ずーっと大事に保管して、今日渡すことができたよ。」

両津「おお!82年のくるくるカンカンじゃねえか!」

シャル「これはすごいレア物だね!」

麗子「圭ちゃん、しっかり!」

中川「つ、疲れた・・・。」

鈴「再会したのは良かったけど、こんな再会の仕方ってありなの?」

ラウラ「私にもさっぱり分からない・・・。」

箒「同感だ・・・。」

箒セラ鈴「ハァ・・・。」

450: 2014/06/07(土) 23:31:42 ID:8mYUA.Nc
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマはセシリア・オルコット。まずは彼女のデータからだ。」

両津「セシリアはISのイギリス代表候補生であり、ブルー・ティアーズの使い手だ。」

両津「さらに礼儀正しく振る舞いがいい淑女だが、実は一つだけ欠点がある。」

ソニック「その欠点とは?」

両津「そう。彼女の料理は殺人的なほどにまずいという事だ。」

ナックルズ「それってシャマルやお妙と同じくらいまずいのか!?」

両津「その通りだ。彼女の料理もダークマターに等しいからな。」

セシリア「誰の料理がダークマターですって?」

両津「げっ!セシリア!」

セシリア「あら。皆さんもお揃いですわね。せっかくですからわたくしの手料理をお召し上がりください。」

ソニック「その手料理って、まさか・・・。」

セシリア「ええ。今回の料理は自信作ですわ。」サッ

両津達「明らかにダークマターじゃねーか!!」

451: 2014/06/07(土) 23:34:10 ID:8mYUA.Nc
両津「冗談じゃない!あんなのを食ったら氏んでしまうぞ!」

セシリア「では、強制的にお召し上がりという事で。」

ソニック「そいつはお断りだぜ!」ビュン

ナックルズ「俺もだ!」ビュン

バク丸「三途の川にはまだ行きたくないからな!」ビュン

両津「わし等もだ!」ドドドドド

セシリア「待ちなさーい!」ドドドドド

鈴「この追いかけっこはいつまで続くのかしら?」

箒「私に言われても分からないな。」

シャル「では、次回もお楽しみに!」

452: 2014/06/07(土) 23:39:42 ID:8mYUA.Nc
次回予告

箒「皆でスキー旅行に行ったが、突然のハプニングで遭難する羽目になってしまった!」

ルイズ「元はと言えば両津が姫様をスキーボードにするからでしょ!」

両津「確かにそうだが、アンリエッタがヘリを使ってスノーボードをやっていたのが悪いんだぞ!」

ルイズ「姫様は初心者だからそうするしかなかったのよ!」

両津「だったらヘリなんか使わず、地道にやればいいじゃないか!」

鈴「喧嘩をしている場合じゃないでしょ!今の立場が分かっているの!?」

ルイズ「分かっているけど、どこを探しても安全な場所なんてないじゃない!」

両津「どうすればいいんだ~~~~!!」

箒「次回、『スキー旅行で大遭難!』。よろしく頼む。」

453: 2014/06/08(日) 12:38:56 ID:Ky7HT0Aw
第42話 スキー旅行で大遭難!

454: 2014/06/08(日) 12:44:23 ID:Ky7HT0Aw
スキー場

ズシャアアアアア

客A「うわぁ!?何だ、あの人!?プロか何か!?」

ビュン

客B「って言うか……飛びすぎじゃね?」

客C「おい。あれってヘリコプターじゃないか?」ユビサシ

ズガガガガガ

客達「ギャアアアアア!!」

スタッ

ルイズ「ご無事でなによりです。初滑りは如何でしたか?姫様。」

アンリエッタ「ええ。ジャンプした時がとても気持ち良かったです。ぜひもう一回やってみたいですね。」

ルイズ「はい!もう一回ヘリを回してちょうだい!」

パララララ

455: 2014/06/08(日) 12:48:19 ID:Ky7HT0Aw
ギーシュ「せっかくの休日なのに、まさかスキー旅行に行くなんてね・・・。」

ルイズ「姫様がスキーに行こうと提案したからね。私も行きたいと思ったし。」

ピピッ

ルイズ「どうしたのタバサ?」

タバサ『降下地点に変な奴等がいる。』

ルイズ「で、彼女達は何をしているの?」

タバサ『でっかい雪だるまを作ってる。』

ルイズ「分かったわ。追い返してちょうだい。」ピッ

456: 2014/06/08(日) 12:52:48 ID:Ky7HT0Aw
タバサ「危ないから邪魔。雪だるまなら他の場所で作って。」

ラウラ「雪だるまじゃない。雪の大砲とその弾を作っている。」

ルイズ『あれ?この声って・・・。』

ズドーン

シエスタ「あ・・・。」

ヒュルルルルル ドゴーン

ルイズ「姫様―――――!!」

457: 2014/06/08(日) 12:57:21 ID:Ky7HT0Aw
タバサ「うおおおおおおお!!」ビュンビュン

ラウラ「うおおおおおおお!!」ドドドドド

ドゴーン

ルイズ「タバサ、聞こえてる!?応答して!」

キュルケ『ルイズ、姫様が見つかったわ!』

ルイズ「どこにいるの!?」

キュルケ『リフトに引っかかって女の人に蹴られているのを発見したわ!』

ルイズ「分かったわ!すぐに救出して!」

キュルケ『言われなくても分かってるわよ!それっ!』ビュン

ドガッ

ルイズ「キュルケ!?」

ヒュルルルルル ズシャアアアアアア

458: 2014/06/08(日) 13:02:01 ID:Ky7HT0Aw
ギーシュ「ああ!落ちてたソリで勝手に滑り始めた!」

シエスタ「しかもとんでもない状態になっています!」

ルイズ「これ以上恥をさらしてはダメ!早く止めに行かないと!」

ビュン ドサッ

マルコリヌ「あっ!分離した後、姫様が一般人に激突した!」

ルイズ「姫様は私に任せて!あなた達はキュルケを追って!」

ギーシュ「分かった!」ダッ

ルイズ「ちょっと!大丈夫!?」

両津「全然平気だ。こういうのには慣れてるからな。」

シャル「僕はボード初心者だしね。」

両津「まっ、お互い気をつけようぜ。」

ルイズ「・・・。」

ズシャアアアアア

ルイズ「ちょっと待て!それ姫様―――――!!」

459: 2014/06/08(日) 13:04:16 ID:Ky7HT0Aw
ギーシュ「くっ!何というスピードだ!いくら何でも早すぎるぞ!」

ズシャアアアアア

マルコリヌ「ギーシュ、一般客の下にいるのって・・・。」

ギーシュ「ひ、姫様!?」

ルイズ「ぬおおおおおおおおお!!」ドドドドド

ギーシュ「あっ、ルイズ!一般客が姫様の上に――――。」

ザッ

ギーシュ「ええっ!?」

ズシャアアアアアア

ギーシュ「ちょっと待て!それキュルケ―――――!!」

460: 2014/06/08(日) 13:08:06 ID:Ky7HT0Aw
ルイズ「カービィ、しっかり捕まって!」

カービィ「ぽよーい!」

ズシャアアアアア

ルイズ「止まりなさい!ゴリラ男、シャルロット!」

両津「誰がゴリラだ!」

シャル「あっ、ルイズ先輩。こんな所で何をしているんですか?」

ルイズ「そんな事言ってる場合じゃないでしょ!下を見て!ボードじゃないわよ!」

両津「うおっ!いつの間に!」

シャル「ルイズ先輩だって下がボードじゃないですよ。」

ルイズ「あっ!キュルケ!?」

両津「お前も同じじゃないか!」

ルイズ「とにかく一刻も早くそれを止めなさい!斬首じゃすまないわよ!?」

両津「止められるもんなら止めてるぞ!」

461: 2014/06/09(月) 19:07:39 ID:vMoVkN22
シャル「あっ!この先にジャンプ台が!」

両津「何!?」

ドゴーン

両津・シャル・ルイズ「うわ(きゃ)あああああああ!!」

ドシャアア

カービィ「ぽよよーい!」キャッキャッ

ルイズ「楽しんでいる場合じゃないでしょ!」

両津「思いっきりコースを外れているぞ!」

シャル「いったいどこまで続くの~!?」

462: 2014/06/09(月) 20:26:42 ID:vMoVkN22
箒「両津さん、大丈夫ですか!?」ズシャアアア

両津「おお!箒達か!早くこのボードを止めてくれ!」

セシリア「ここはわたくしに任せてください!」
セシリアは縄を取り出し、アンリエッタに向かって投げた。

スカッ

セシリア「失敗しましたわ・・・。」

両津「馬鹿野郎!失敗したじゃ済まないんだぞ!」

シエスタ「ミス・ヴァリエール、カービィさん!」ズシャアアア

カービィ「シエスタ!ティファニア!」

ルイズ「シエスタ達も来たのね!早く2つの人間ボードを止めて!」

シエスタ「言われなくてもそのつもりです!」シャキン

ドダイトス「おい!斬馬刀はまずいだろ!」

ルイズ「間違ったら一発で氏ぬわよ!」

シエスタ「すいません・・・。」シュン

ルイズ「結局何しに来たのよ~~~~!!!」

463: 2014/06/09(月) 21:06:45 ID:vMoVkN22
ゴロゴロゴロゴロ

鈴「あの雪玉って、まさか・・・。」

ラウラ「皆、無事か!?」

タバサ「私達が来たからにはもう大丈夫。」

鈴「大丈夫な訳ないでしょ!しかも雪玉で身動きが取れないじゃないの!」

シャル「という事は・・・。」

両津「まずい!ぶつかるぞ!!」

全員「うわ(きゃ)あああああああ!!」

ドッゴーン

464: 2014/06/10(火) 19:46:27 ID:/05oiA06
森の中

ビュオオオオオオ

ルイズ「うう・・・。」ムクリ

両津「おっ、ルイズが起きたようだな。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「えっと、確か私達は姫様の護衛でスキー場にやってきて・・・、それで・・・。あっ!」

シエスタ「どうしたんですか!?」

ルイズ「姫様がいない!」

箒達「ええっ!?」

ジャネット「こうなってしまうと一大事じゃない!」

リナリー「早く探しに行かないと!」

両津「とりあえずは体を温めよう。動き回っていたら余計に体力を消耗するからな。」

そら「う、うん・・・。」

465: 2014/06/10(火) 19:56:09 ID:/05oiA06
パチパチパチパチ

ルイズ「こうなった以上は斬首は免れないわ。覚悟して頂戴。」

両津「ふざけるな。善良な市民巻き込んどいてさらし首だと?わし等はここに良好で来たんだぞ?地獄旅行はお前等だけで行ってこい。」

シャル「本当だよ。僕達はただ滑りに来たんだよ?」

ルカリオ「じゃあ、それには将軍をボードにしていいって言われたのか?」

シャル「知らないよ。気付いたらあれが下になってたんだから。」

リザードン「そう言えば、姫様がよく言ってたな。上に立つ者は下の者の気持ちをしらねばならんとか……。」

ルイズ「下の者って、スノボーになってるでしょうが!」

キュルケ「そうだったのね。ルイズが私をボードにしてたのも、貴族として下の者の気持ちをしれと……そう言う事だったのね。」

ルイズ「そうよね!私の場合はそうよね!」

466: 2014/06/10(火) 20:18:36 ID:/05oiA06
両津「ここは二手に別れて探そう。見つけたら連絡をしてくれ。」

サーナイト「その後、私のテレポートを使ってホテルに戻りましょう。」

両津「よし!行動開始!」

ルイズ達「おう!」ダッ

467: 2014/06/10(火) 20:42:51 ID:/05oiA06
両津達は二手に別れてアンリエッタを探したが、なかなか見つかる事ができなかった。
めだか「駄目だ。何処を探しても見つからない。」

キュルケ「いったい何処にいるのかしら?」

ズシンズシン

ゲッコウガ「ん?この音は・・・。」

ズシンズシン

ゴルーグ「あれ?両さん達じゃないか。」

両津「お前はゴルーグ!どうしてこんなところに!?」

アンリエッタ「彼に救出してもらったのです。」

ルイズ「姫様、無事だったのですね!」

カービィ「ぽよ!ぽよ!」ピョンピョン

468: 2014/06/10(火) 20:53:30 ID:/05oiA06
ゴルーグ「僕が雪山で修業をしていたら、アンリエッタ姫が倒れているのを見つけたんだ。」

ルイズ「それで救出したと言う訳ね。」

両津「まっ、全員見つかったし、テレポートでホテルに帰るとするか!」

サーナイト「ええ!」

ビュン

こうして両津達は無事にホテルに帰った後、そのままレストランへ直行したのは言うまでも無かった。

469: 2014/06/10(火) 21:10:19 ID:/05oiA06
数日後、IS学園

麗子「そのような事があったのね。」

両津「ああ。もう二度とあのような事はしたくないけどな。」

中川「その人間ボードですが、瞬く間に流行っているそうですよ。」

両津「何!?」バサッ
両津が新聞をよく見ると、人間ボードをしている客の写真が載ってあった。

両津「わしがした事が流行ってしまうとは・・・。」

セシリア「世の中何が起こるか分かりませんわね・・・。」

470: 2014/06/10(火) 21:25:12 ID:/05oiA06
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは凰鈴音(ファン・リンイン)。まずは彼女のデータからだ。」

両津「鈴は中国代表候補生であり、甲龍の使い手である。」

両津「ツインテールの可愛らしい見た目とは裏腹に、激しい気性の持ち主だ。」

両津「しかも彼女はわし等に対してツッコミを多く入れている。」

鈴「あれはアンタ達が悪い事ばかりしてるからでしょーが!」

両津「仕方がないだろ。金儲けの為なら手段を選ばないからな。」

鈴「まったく、そのおかげでシャルやラウラもすっかりボケタイプになっちゃったじゃないの。」

両津「やってしまった事は仕方がないだろ。」

鈴「アンタね・・・・。」

471: 2014/06/10(火) 21:42:27 ID:/05oiA06
両津「さらに彼女はISの実力もトップクラスであり、わしと同じくらいの強さを誇っている。」

鈴「両津に負けた時から自主練をした甲斐があったからね。」

箒「鈴。前から気になっていたのだが、最近両津さんに好意を持っているのでは?」

鈴「な、何てこと言うのよ!別にあんなゴリラを好きになる訳ないでしょ!」

両津「誰がゴリラだ!」

セシリア「でもキスをした時から少しずつ好意が芽生えてましたわね。」

鈴「そ、それは・・・。」アタフタ

シャル「それを言うなら箒やセシリア、ラウラだって好意を持っているんじゃない?」

箒「うっ!」ギクッ

セシリア「た、確かに・・・。」

ラウラ「まあ、言われてみればそうかもな・・・。」

両津「お前等もかよ・・・。待てよ、こうなってしまうと・・・。」

マリア「両様――――――!!」ドドドドド

両津「ゲッ!マリア!」

472: 2014/06/10(火) 21:47:28 ID:/05oiA06
マリア「こっそりと聞きましたわ!まさか私の他に好きな人が多くいるとは・・・。」

両津「ち、違う!これには訳が・・・。」

マリア「両様の浮気者――――!!」ドカバキボカスカ

両津「ぎええええええ!!」

シャル「落ち着いてくださいマリアさん!」

ラウラ「こんなところで騒ぎを起こしたらまずいぞ!」

ワーワーギャーギャー

箒「両津さんの好きな人はいったい誰になるのかは・・・。」

セシリア「物語の終盤で明らかになりますわね・・・。」

鈴「そうね。次回もお楽しみに!」

473: 2014/06/10(火) 21:52:33 ID:/05oiA06
次回予告

両津「何!?新しい特殊刑事だと!?」

部長「ああ。我々はその人の指揮下に入る。」

箒「今度の特殊刑事はどの様な方ですか?」

将棋刑事「それならここにいる。」

鈴「あ、あなたは!?」

将棋刑事「私は将棋刑事、居飛車駒損ノ介だ!」

両津「また変人かよ・・・。勘弁してくれ・・・。」

シャル「また今回も騒動が起きなきゃいいんだけど・・・。」

アリア「その言葉に同意するわね・・・。」

セシリア「次回、『将棋刑事、登場!』。ご期待くださいまし。」

476: 2014/06/11(水) 22:09:00 ID:KyttOyq6
第43話 将棋刑事、登場!

477: 2014/06/11(水) 22:22:26 ID:KyttOyq6
IS学園

ドッゴーン

千冬「そこまで!勝者、両津!」

箒「5人がかりでも歯が立たないとは・・・。」

両津「まだまだ修行が足りないな。もう少しラジコンの操縦方法を学ぶように。」

鈴「またラジコン操作の補修か・・・。」

千冬「両津、そのラジコン操作がなんの役に立つんだ?」

両津「ISの操縦はラジコンと同じだ。それをマスターできればISの操縦もうまくいくからな。」

スパァン

千冬「ISをラジコンと一緒にするな!!」

両津「だからと言って叩く事ないだろ!」

バリバリバリバリ

セシリア「あれは、警視庁の大型ヘリ!?」

両津「どうやら事件があったようだな。IS学園、出動するぞ!」

生徒達「おう!!」

478: 2014/06/11(水) 22:26:38 ID:KyttOyq6
事件現場

エミー「犯人はマシンガン10丁を持って駄菓子屋に立て籠もっているわ。」

ジュビア「あと人質はなく、犯人は2名よ。」

ソニック「マシンガンか。両さんのISの武器もそうだったな。」

ルーシィ「あのおかげでひどい目に遭った事は覚えているわ・・・。」

レビィ「私も・・・。」

両津「どういう意味だ!」

479: 2014/06/11(水) 22:32:59 ID:KyttOyq6
署長「今、本庁から特殊刑事が来る!」

両津「げっ!特殊刑事だと!?」

箒「あそこにはまともな人はいませんからね・・・。」

バリバリバリバリ

ラウラ「どうやら来たようだな。」

署長「全員整列!」

ビシッ

将棋刑事「私が将棋刑事、居飛車駒損ノ介だ!」

480: 2014/06/11(水) 22:39:29 ID:KyttOyq6
両津「さいころコロ助と同じだろ!」

部長「確かに。」

中川「なんですそれ?」

両津「そうか。部長世代しかわからないワードだった。」

両津「昭和30年頃、『さいころコロ助』という漫画があってな。」

両津「サイコロ剣士の時代劇だ。」

将棋刑事「よく見破った!ベースはコロ助だ!」

将棋刑事「だから同じ体形をとる事ができる。」スポスポスポスポスポ

ルーシィ「ああ、納得・・・。」

将棋刑事「では、全員ただちに着替えろ!」

部長「え?何を?」

将棋刑事「われわれは『特殊機動将棋隊』だ!将棋隊の制服に決まってるだろう!」

両津「わし等はISチームだから着なくていいみたいだな。」

レビィ「あんな服装をしたら恥ずかしいもんね。」

481: 2014/06/11(水) 22:43:43 ID:KyttOyq6
将棋刑事「きさま、将棋は強いか?」

部長「はい。」

将棋刑事「よし。『角』だ。」

部長「おお、すごい!」

将棋刑事「お前は『飛車』だ。」

両津「ちょっと待て!中川は将棋はヘタだぞ!」

将棋刑事「顔に品がある。」

鈴「それにしてもいろいろな『駒』があるわね。」

ミラジェーン「あっ、あれは『歩』ね。」

リサーナ「確かあれは一番弱いし、何の役にも立たないからね・・・。」

482: 2014/06/12(木) 20:59:51 ID:1Logkk8o
将棋刑事「そんな事はない。『歩』にだって役に立つことがある。」

ジュビア「どういう事ですか?」

将棋刑事「ふだんは前に一歩しか進めない歩だが、敵陣に入れば駒が裏返り、自由に動けて大暴れができる!」

エルザ「分かりやすく言えば、パワーアップアイテムを使った戦士と言う訳だな。」

将棋刑事「全員頭に駒をかぶって配置に着け!」

ゾロゾロゾロゾロ

ミルフィーユ「全員が配置に着きましたね。」

野明「上空から見ると、まるで将棋みたいに整列してるね。」

両津「わし等はISだから関係ないけどな。」

483: 2014/06/12(木) 21:37:41 ID:1Logkk8o
犯人B「あいつ等、将棋の格好をしているぞ!」

犯人A「馬鹿にしてんのか――――!!」ドガガガガ

両津「どうやら犯人が撃ち始めたか!」

野明「あんな格好をしたらそりゃ怒るよ・・・。」

ミルフィーユ「将棋刑事、次の指示を!」

将棋刑事「よし!歩兵全員前進せよ!」

エレン「この状況で前進できるか!!!」

将棋刑事「この制服は防弾だ!!金属とケプラー繊維の五重構造で7.62ミリ弾も貫通しない!」

エレン「だったら手足を引っ込めれば完全防弾だ。」

アルミン「これで怖いものなしだね。」

エレン「よし!前進だ!!」

ザザザザザ

484: 2014/06/12(木) 22:16:43 ID:1Logkk8o
将棋刑事「言い忘れていたが、歩兵だけは背の部分しか防弾になってない。」

両津「何だと!?」

将棋刑事「十分注意するように!」

ジャン「それを先に言え!」ドドドドド

将棋刑事「ミルフィーユ。」

ミルフィーユ「はい!」ドガガガガ

エレン「うわっ!」

将棋刑事「『歩』は前進あるのみ。後戻りはできない!」

野明「うわ・・・。さすがに厳しいね・・・。」

485: 2014/06/13(金) 08:49:27 ID:O5DtoXtg
将棋刑事「敵陣5メートル前に進めば『と金』となり、防弾面にしていい。」

ベルトルト「そんな無茶苦茶な!」

将棋刑事「勝手に成ってはいかん!」

マルコ「行くも地獄、戻るも地獄か!」

両津「2筋を開けろ!わしにいい考えがある!」

コニー「へ?」

両津「おい中川!『飛車』の2筋は敵陣まで一直線!ここはお前の出番だ!」

中川「えーっ!?」

箒「攻撃の要は飛車!『飛車』で陣形を崩すべきです!」

将棋刑事「うむ!良い手だ!」

両津「よし!突っ込めー!!」

ドガガ

中川「ひぇっ!『飛車』にならなきゃ良かった!!」

486: 2014/06/13(金) 08:59:18 ID:O5DtoXtg
両津「『飛車』と同時に前進しろ!」

エレン達「イェッサー!!」

中川「ひいいい!!」

犯人B「今度は『飛車』が攻めて来た!」

犯人A「いい加減にしろー!!!」ズドドドド

将棋刑事「こうなってしまうとまずいな。『王将』を守れ!「金矢倉囲い」だ!!」

ゾロゾロゾロゾロ

エリー「あーっ!王将の奴、自分だけ守っている!」

両津「歩兵は最前線で命はってるんだぞ!お前も来い!」

将棋刑事「攻めより守りが将棋の定跡!!」

両津「てめ~~~~~。」

両津「もう頭に来たぞ!IS部隊、回れ右!!」

箒達「イェッサー!!」

警官A「IS部隊が逆走しています!」

将棋刑事「何だと!?」

487: 2014/06/13(金) 09:16:56 ID:O5DtoXtg
両津「自分一人だけ安全な所にいやがって!」ウオオオ

警官B「王将を守れ!」

ハルク「邪魔だ!」バッ

将棋刑事「こら!そんな動きは『禁じ手』だぞ!」

鈴「うるさい!」バッ

両津「『王将』の『入玉』だ!」

将棋刑事「こらー!やめろー!!」

両津「王様を盾に全駒突撃!!」ドドドドド

将棋刑事「や、、やめろ!こらー!」ビシビシ

犯人A「うわっ!王が攻めて来た!」ズドドドド

両津「『詰みだ』!」ドカ

犯人達「うおっ!」

488: 2014/06/13(金) 09:22:48 ID:O5DtoXtg
IS学園

鈴「犯人は捕まり、歩兵は昇進。これにて一件落着ね。」

両津「まっ、あいつ等は『歩』の迫力を見せたからな。」

警官C「両津、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラ、楯無、簪の8人はこちらへ。」

両津「ん?なんだ?」

警官D「『ふり駒』の100回、特訓始め!」

ウィィン ドスッ

鈴「きゃっ!」

両津「こら!こんな特訓何の役に立つんだ!」

将棋刑事「将棋の定跡を知らん奴はお仕置きだ。」

中川「すべてのたとえが将棋とは・・・。」

両津「くそーっ!!」

両箒セシャラ鈴楯簪「人間将棋なんて、大っ嫌いだ――――――!!!」

489: 2014/06/13(金) 09:52:59 ID:O5DtoXtg
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマはシャルロット・デュノア。まずは彼女のデータからだ。」

両津「シャルロットはフランスの代表候補生であり、ラファール・リヴァイヴ・カスタムIIの使い手だ。」
 
両津「わしに近づきデータ収集をするため、男性IS操縦者としてIS学園に入学した。」

両津「それから数日後、わしがデュノア社の経営危機を救ったため、今ではわしの事を好きになったそうだ。」

両津「今ではすっかりわしのパートナーとなっている。」

シャル「あと勘吉とはキスをした事もあるし、2人で黄金の鐘を鳴らした事もあるからね。」

エリー「へー。なかなかいいカップルじゃない。」

美紗「もしかしたら、結婚する可能性も高いんじゃないッスか?」

シャル「まあ、親からの許しがもらえるかどうかだね。」

簪「けど、最近箒、セシリア、鈴、ラウラというライバルも増えたみたいだし、油断はできないね。」

シャル「そうだね。少しでも引き離すように頑張っていかないと。」

490: 2014/06/13(金) 13:31:25 ID:O5DtoXtg
箒「そう言えば、シャルロットのISは両津さんによって改良されたって聞いたけど・・・。」

シャル「ああ。第2世代から第4世代へ移行したからね。そのおかげで今までより動きが活発になったよ。」

両津「そうか。気に入ってくれて何よりだ。」

セシリア「一つだけ気になりましたが、デュノア社はどうしていますの?」

シャル「新しいISをどんどん開発していて、今ではIS企業トップクラスの実力を持っているんだって。」

オオーッ

鈴「両津のアイデアで落ちこぼれ企業がトップ企業に返り咲くなんて・・・。」

ラウラ「さすがは両津だな。」

両津「へへん。これくらいは朝飯前よ。」

箒「あのような事ができるのは両津さんしかいないからな・・・。」

シャル「そうかもね。じゃあ、次回もお楽しみに!」

491: 2014/06/13(金) 20:32:59 ID:O5DtoXtg
次回予告

両津「何!?亡国機業から新たな刺客だと!?」

箒「はい。全身に黒い鎧を包んでいる男性ですが、その正体が全く分かりません!」

セシリア「データによれば男性IS操縦者で、専用機は『氏神』だそうです。」

両津「わしの他にも男性IS操縦者がいたとは・・・。」

ドラえもん「それだけじゃない!ジャイアンがIS学園でコンサートを開こうとしているんだ!」

バク丸「あの歌を聞いたら気分が悪くなるぜ・・・。」

両津「こうしちゃいられん!絶対に学園を守りきるぞ!」

全員「おお!!」

鈴「次回、『IS学園、最大のピンチ!』!学園は絶対に守りきる!」

492: 2014/06/13(金) 20:33:55 ID:O5DtoXtg
第43話 IS学園、最大のピンチ!

493: 2014/06/13(金) 20:44:46 ID:O5DtoXtg
亡国機業のアジト

カダブラ「スコール君。例の物は完成したかね?」

スコール「ええ。こちらが新しく開発した第4世代IS『氏神』です。」

カダブラ「ほう。これはなかなか見事だ。」

オータム「で、そのISは誰に使わせるのですか?」

カダブラ「もう既に決まってある。」

コツコツ

カダブラ「新しく入った最凶の刺客、黒騎士にな。」

494: 2014/06/13(金) 20:53:04 ID:O5DtoXtg
IS学園

ドラえもん「ん?手紙だ。」

モンク「いったい誰からだ?」

ドラえもん「読んでみるね。えーと・・・、おわっ!!」

バク丸「どうしたドラえもん!?」

ドラえもん「じゃ、ジャイアンが・・・、IS学園でコンサートを開こうとしているそうだ・・・。」

エトレンジャー「えええええええっ!?」

ポチ郎「まさかあの酷い歌をこの学園で披露するのでござるか!?」

タルト「あんな歌を聞いたら、一瞬で気が遠くなってしまうよ・・・。」

ドラえもん「とにかく両津校長に報告しよう!」ダッ

ウリィ「あっ、待ってよ~!!」ダッ

495: 2014/06/13(金) 21:08:16 ID:O5DtoXtg
校長室

両津「何!?ジャイアンがIS学園でコンサートを開くだと!?」

ドラえもん「はい!明後日に実行するそうです!」

両津「冗談じゃない!あんな歌を誰が聞くか!」

モンク「まだ俺達は氏ぬわけにはいかないんだぞ!」

ドラゴ「こうなってしまうと実力行使で追い払うしかないそうですね。」

ニョ口リ「確かにそうだニョ口リ。」

バタン

両津「おお。箒達か。いったい何の用だ?」

箒「緊急事態です!亡国機業が新たな刺客をIS学園に送り込もうとしています!」

両津「なんだと!?」

496: 2014/06/14(土) 09:59:06 ID:8lQMnmeA
ホルス「そのデータは分かっているウッシー?」

箒「はい。全身に黒い鎧を包んでいる男性ですが、その正体が全く分かりません。」

セシリア「データによれば男性IS操縦者で、専用機は『氏神』だそうです。」

両津「わしの他にも男性IS操縦者がいたとは・・・。」

鈴「あと彼が襲撃するのは今日の午後よ。」

ドラえもん「ジャイアンのコンサートも今日の午後だよ・・・。」

ガオウ「まさかダブルブッキングしてしまうとは・・・。」

両津「ええい!ダブルブッキングしようが、わし等は学園を守りきる!絶対にだ!!」

497: 2014/06/14(土) 10:07:44 ID:8lQMnmeA
そして、運命の戦いとなる午後がやってきた。

ヒュウウウウウ

イストワール「学園は警戒態勢を取っています。戦士達は言われた位置に着きました。」

両津「ご苦労。あとはジャイアンと刺客が来るのを待つのみだな。」

ギュイーン

ノヴァ「亡国機業の刺客が来たぞ!」

両津「全軍攻撃開始!かかれー!!」

ギュイーン

498: 2014/06/14(土) 10:23:04 ID:8lQMnmeA
黒騎士「来たか。蹴散らしてくれる!」ジャキ

ルカリオ「ガトリングなら私に任せろ!」

ドガガガガ

ルカリオ「その様な攻撃は効かぬ!」キンキンキンキン

ゾロアーク「今がチャンスだ!ナイトバースト!!」

ギュオオオオオ

黒騎士「全然効かないな。」

エモンガ「どうやらあくタイプのようだね。」

オコリザル「だったら俺達に任せな!」ダッ

カイリキー「あくタイプの弱点はかくとう!俺達の力でやっつけてやる!」

黒騎士「それはどうかな?サイコキャノン!!」ドゴーン

ドカーン

オコリザル達「ぐわああああああ!!」

499: 2014/06/14(土) 10:39:56 ID:8lQMnmeA
ドダイトス「あいつ、エスパータイプの兵器を持っているのか・・・。」

ニンフィア「ここは僕に任せて!ムーンフォース!!」

ギュオオオオオオ

黒騎士「くっ!!」

シャル「今がチャンス!シャイン・ブラスター!!」ドゴーン

黒騎士「うわああああああああ!!」

両津「でかしたシャルロット!このまま一気に倒すぞ!!」

黒騎士「おのれ・・・。このようなところでやられてたまるか―――――!!!」

<デストロイモード発動。>

ガシャンガシャンガシャンガシャン

スフレ「ああっ!姿が変わりましたわ!!」

黒騎士「姿だけではない!攻撃力も大幅に上がった!」

両津「こうなると黙っちゃいられないな。行くぞ!!」ギュイーン

500: 2014/06/14(土) 10:46:46 ID:8lQMnmeA
BGM:ジャイアンにボエボエ

ドラえもん「こ、この音楽は・・・。」

バク丸「ま、まさか・・・。」

ジャイアン「大変長らくお待たせしました。只今よりジャイアンコンサートを開催します!」

バク丸「げげ――――っ!!」

ジャイアン「それでは皆さん、張り切っていってみよ―――――!!」

ジャイアン「ぶっ~飛ばす!!デェェェェンジャラス!!お~れジャイアァァァァァァァン!!!

ジャイアン「一等賞!!あっドッコイショ!!ガキ大将ォォォォォ!!!」

ジャイアン「う~たのううううまさは、ボエボエブルボーーレェェェェェェェェェ!!!!!!!」

ジャイアン「あーらぶる!!ハートフル!!お~れジャイアァァァァァァァァァァァァァン!!!」

ジャイアン「急上昇!!あっハイテンショォォォォォン!!ガキ大将ォォォォォォ!!!」

ジャイアン「心ォォォォォの友へェェェェ!!ボエボエブルボーーレェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!」

ジャイアン「よ~くばる!!カーニバル!!お~れジャイアァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!」

ジャイアン「大中小!!あっ俺のでしょ!!ガキ大将ォォォォォォォォォォォォォ!!!!」

ジャイアン「せーかいデビューだ!!ボエボエブルボーーレェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!」

501: 2014/06/14(土) 10:50:13 ID:8lQMnmeA
ジャイアン「ラララララララララァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジャイアン「ラララララララララァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジャイアン「ラララララララララァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

バク丸「ぎええええええええ!!すごい歌だあああああああ!!」

ケロロ「ギィィィィヤァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

ルイズ「もう止めてええええええええええ!!」

カービィ「ぽよぽよ!」キャッキャッ

千冬「このままだと学園が崩壊するだけでなく、私たちまで倒れてしまうぞ!」

両津「誰か奴の歌を止めてくれえええええええ!!」

ドゴン

ジャイアン「へ?」

502: 2014/06/14(土) 10:53:34 ID:8lQMnmeA
黒騎士「貴様、下手な歌を歌ってタダで済むと思っているのか?」ゴゴゴゴゴ

ジャイアン「いや、俺は皆の為に・・・。」

黒騎士「ふざけるなああああああああ!!」

ドガーン

ジャイアン「ギャアアアアアアア!!」ヒュルルルル

キラーン

両津「今がチャンスだ!ブラストキャノン!!」

黒騎士「しまっ・・・。」

ドカーン

両津「やったか!?」

箒「いや、まだです!」

千冬「なかなかしぶとい奴だな。」

503: 2014/06/14(土) 11:10:14 ID:8lQMnmeA
黒騎士「ふっ。あのガキのおかげで油断してしまうとはな・・・。」

箒「この声、まさか!?」
箒が声のした方を振り向くと、黒騎士の正体は氏んだはずの織斑一夏だった。」

千冬「一夏・・・・。一夏なのか!?」

一夏「久しぶりだね。千冬姉。」

鈴「アンタは氏んだはずでしょ!なぜ生きてるの!?」

一夏「スコールさんによって生き返ったのさ。おかげでISを操作する事ができたし、闇の力も手に入れたからね。」

鈴「アンタと言う奴は・・・。」ワナワナ

一夏「だが今回はここまでだ。また会おう。」

ギュイーン

千冬「一夏が生き帰ったのは良かったが、まさか敵となってしまうとは・・・。」

両津「こうなると戦う宿命は避けられないみたいだな。」

504: 2014/06/14(土) 20:06:04 ID:8lQMnmeA
亡国機業のアジト

カダブラ「どうやらあのガキのおかげで任務は失敗となったようだな。」

スコール「ええ。ですが、新しく開発したISの効果はバッチリです。」

カダブラ「そうか。あとはこの戦いを元に、どうやって強化していくかだな。」

スコール「そうですね。」

マドカ「・・・・・。」

オータム「どうした、マドカ?」

マドカ「いや、なんでもない。」

505: 2014/06/14(土) 21:18:48 ID:8lQMnmeA
次の日

ドラえもん「ジャイアンは一夏に飛ばされた後、母ちゃんに激突したそうだ。」

バク丸「当然母ちゃんに追いかけられ、コンサートは当分行われないそうだぜ。」

両津「まっ。戦いの最中にコンサートを開いたのが原因だったな。」

ルイズ「けど、カービィだけは楽しんでいたわね・・・。」

両津「ああ。あいつの歌も結構酷いからな・・・。」

シエスタ「音痴同士気が合ったのかも知れませんね・・・。」

両津達「ハァ・・・。」

カービィ「ぽよ?」

506: 2014/06/14(土) 21:32:55 ID:8lQMnmeA
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマはラウラ・ボーデヴィッヒだ。まずは彼女のデータからだ。」

両津「彼女はドイツの代表候補生で、シュヴァルツェア・レーゲンの使い手だ。」

両津「ドイツ軍のIS配備特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ」の隊長を務め、階級は少佐となっている。」

両津「戦闘能力はとても高く、わしと同じくらいの強さを誇っているからな。」

ラウラ「うむ。確かにその通りだ。」

両津「だが、部隊の仲間から日本の文化に対する色々な(誤った)知識を吹き込まれているので、おかしな行動を取ってしまうことも多い。」

両津「まあ、わしの指導で少しずつ改善されているけどな。」

ラウラ「うう・・・。面目ない・・・。」

507: 2014/06/14(土) 21:43:19 ID:8lQMnmeA
箒「ところで一つだけ気になっていたのだが、一夏の事をまだ敵視しているのか?」

ラウラ「ああ。一夏が氏んだ事でとりあえずは良かったと思っているが、再び生き返ったおかげで敵視しなければならなくなってしまった。」

ラウラ「だが生き返った一夏は闇に染まっている。これは亡国機業に感謝しないとな。」

千冬「ほう。亡国機業に感謝するとはどういう事か説明してもらおうか。」ゴゴゴゴゴ

ラウラ「きょ、教官・・・・。」

千冬「ラウラ!その性根を叩き直してやる!!」ドドドドド

ラウラ「ひええええええええ!!」ドドドドド

両津「織斑がいる限り、闇に染まった一夏を頃すのは難しいだろうな。」

箒「ええ・・・。次回もお楽しみに・・・。」

ラウラ「誰か助けてくれ―――――!!」ドドドドド

508: 2014/06/14(土) 21:44:37 ID:8lQMnmeA
訂正
第43話 IS学園、最大のピンチ!→第44話 IS学園、最大のピンチ!

509: 2014/06/14(土) 21:53:36 ID:8lQMnmeA
次回予告

両津「ついに始まったぜ!IS世界大会!」

千冬「今回は私の他に両津、黒神が出場する事になる。」

シャル「勘吉、頑張ってね!」

両津「おう!目標は絶対に優勝だ!!」

めだか「当然私もだ。生徒代表として負ける訳にはいかない!」

千冬「私もそのつもりだ。あんな奴に負けたら赤っ恥だからな。」

両津「どういう意味だ!」

ラウラ「だが、出場するIS選手の中では多くの強豪がいます。そう簡単に優勝するのは難しいですよ。」

両津「もちろんそのつもりだ!誰が来ようともブッ飛ばしてやるだけだ!」

部長「その行為によって、被害がどのくらい出るのかが心配だけどな。」

シャル「次回、『激闘!第7回モンド・グロッソ!!』お楽しみに!」

510: 2014/06/15(日) 09:10:05 ID:cvgJqLYk
第45話 激闘!第7回モンド・グロッソ!!

511: 2014/06/15(日) 09:37:20 ID:cvgJqLYk
IS学園

両津「これより、織斑から重大発表がある。では、壇上へ。」

ワイワイガヤガヤ

千冬「諸君らも知ってのとおり、第7回モンド・グロッソが開幕する。」

千冬「出場するのは両津校長と私だが、もう一人生徒代表をここで選ぼうと思う。」

ラウラ「こ、ここでですか!?」

千冬「そうだ。では発表する。生徒代表は黒神めだかだ!」

オオーッ

めだか「私が代表ですか?」

千冬「ああ。これまでの戦闘記録を見た結果、お前が一番成績が良かった。」

千冬「代表に選ばれたからには、しっかりと責任を果たしてもらうぞ。」

めだか「はい!」ビシッ

512: 2014/06/15(日) 09:57:55 ID:cvgJqLYk
そして全体集会が終わった後、代表3人は訓練を行った。
箒「データの確認が出ました。織斑先生や両津さんはもちろん、めだかちゃんも世界レベルの実力を持っています。」

めだか「うむ。日々の訓練の成果だな。」

両津「だが、出場する選手は多くの強豪がいるからな。油断はするなよ。」

千冬「もちろんそのつもりだ。2回もモンド・グロッソに出場しているからな。」

両津「そういやラウラ。出場選手はどんな強豪がいるんだ?」

ラウラ「ドイツ、アメリカ、フランス、中国、イギリス、ロシアはもちろん、最近では韓国、アフリカ勢も含まれている。」

めだか「こうなってしまうと簡単に優勝できないが、白熱した試合が楽しめるだろうな。」

両津「そうだな。後は体調管理を整えながら、明日の大会に備えるとしよう。」

千冬「ああ。」

513: 2014/06/15(日) 10:01:59 ID:cvgJqLYk
翌日、モンド・グロッソ会場

ワイワイガヤガヤ

両津「すごい人だかりだな。それほど人気があるという事か。」

千冬「ああ。ISは世界中で有名になっているからな。」

めだか「しかも今回の大会で、男性操縦者は両さんしかいないからな・・・。」

両津「誰が来ようとも同じだ。邪魔する奴は叩きのめすだけだからな。」

ブーッ

会長「只今より、第7回モンド・グロッソを開催いたします!」

ウワアアアアア

両津「ついに始まったか。絶対に優勝するぞ!」

514: 2014/06/15(日) 10:06:12 ID:cvgJqLYk
第1回戦 両津VS韓国代表

両津「わしの対戦相手は韓国代表か。行くぞ!」

ビーッ

両津「先手必勝!喰らえ――――――!!」

ドゴーン

箒「い、いきなりバズーカを発射した・・・。」

セシリア「しかも今の衝撃でシールドエネルギーが大幅にダウンしましたわ・・・。」

両津「おっと。まだ終わらんぞ!覚悟しやがれ―――――!!」

ドカバキボカスカ

ビーッ

審判「勝負あり!勝者、両津!」

両津「顔を洗って出直して来い!ガハハハハ!!」

鈴「あーあ、対戦相手は即入院ね・・・。」

ラウラ「やり過ぎとしか言いようがないな・・・。」

515: 2014/06/15(日) 10:09:37 ID:cvgJqLYk
第1回戦 めだかVSコートジボワール代表

ビーッ

簪「アフリカの選手はスピードが高い。けど、めだかちゃんの終神モードならそれを上回るかも知れない!」

楯無「そうね。あとはそれをどうやってコントロールできるかが鍵ね。」

めだか「ここは終神モードで決着を着けておくか。」

ゴオッ

シャル「終神モードになった!」

めだか「覚悟!」ビュン

ズシャアアアアア

鈴「おお!ナイスヒット!!」

ビーッ

審判「勝負あり!勝者、黒神!」

めだか「まだまだ修行が足りないな。」

516: 2014/06/15(日) 10:19:25 ID:cvgJqLYk
その後、千冬も一回戦を突破し、3人は破竹の勢いで準決勝まで上がったのだ。
両津「準決勝はわしとめだか、織斑と・・・、ぶ、部長!?」

シャル「部長さんは確かIS学園の代表に選ばれてなかったよね!?」

千冬「何故この大会に出場しているのだ!?」

部長「警察代表として選ばれたからだ。」

両津「ぶ、部長!」

部長「先ほどの戦いを見せてもらったが、対戦相手を病院送りにしたそうだな。」

両津「い、いや、あれは向こうが・・・。」

部長「言い訳をするな―――――!!」ギリギリ

両津「ぎえええええええ!!」

千冬「まさか部長が対戦相手となるとは・・・・。」

めだか「どうやらこの大会は大波乱が起きるかも知れませんね・・・。」

517: 2014/06/15(日) 10:28:55 ID:cvgJqLYk
準決勝第1試合 両津VSめだか

めだか「前回の戦いは負けてしまったが、今度はそうはいかないぞ!」

両津「その事は分かっている。わしだって負ける訳にはいかないからな!」

ビーッ

両津「一気に倒す!」ドゴーン

めだか「させるか!ブラックキャノン!!」ズドドドド

両津「おわっ!」ヒョイ

シャル「すごい互角に戦っている!」

簪「これはどうなるか分からないね。」

両津「そっちがその気なら、レーザーで倒してやる!」ギュイーン

めだか「そうはさせるか!終神モードで倒してやる!」ゴオッ

楯無「終神モードになったわ!」

箒「あれだといくら両津さんでも・・・。」

ドゴーン

セシリア「あっ!突進してきましたわ!」

518: 2014/06/15(日) 10:32:24 ID:cvgJqLYk
両津「それを待っていたぜ!」

めだか「何!?」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

両津「こんな事もあろうかと、終神モードに対抗して最大限解放モードを付け加えたぜ!」

めだか「しまった!」

両津「今頃気づいても遅い!」

ドガガガガ

めだか「うわあああああああ!!」

ビーッ

審判「勝負あり!勝者、両津!」

両津「よっしゃ!残るは決勝のみだ!!」

めだか「くっ・・・。不覚だったか・・・。」

519: 2014/06/15(日) 10:39:28 ID:cvgJqLYk
控室

シャル「それにしても凄かったね。まさか最大限解放モードを付け加えるなんて・・・。」

両津「あのモードはすごい威力を持つからな。調べといて正解だったぜ。」

バタン

箒「もう一試合の準決勝が終わりました!」

両津「どうだった!?」

箒「織斑先生が部長さんに負けてしまいました!」

両津「げげっ!という事は、部長と戦わなければならないという事か・・・。」

セシリア「しかも決勝はどちらが勝っても、男性IS戦士で初の優勝ですからね・・・。」

箒「両津さん。こうなった以上はやるしか方法はありませんね・・・。」

両津「あ、ああ・・・。」

520: 2014/06/15(日) 21:46:01 ID:cvgJqLYk
決勝 両津VS部長

部長「まさか決勝で両津と戦うとはな・・・。」

両津「上司だからと言って手加減しませんよ!」

ビーッ

千冬「開始と同時に飛び出したようだな。」

シャル「そしてそのまま剣を使って戦い始めちゃった・・・。」

ガキンガキン

部長「両津、さっさとくたばれ!」

両津「部長こそ年なんだから無理しないでくださいよ!」

箒「うわ・・・。悪口を言い合いながら戦っている・・・。」

セシリア「これは決勝戦とは言えない戦いかもしれませんわね・・・。」

521: 2014/06/16(月) 19:37:05 ID:RzFNK48Q
スカッ

両津「今だ!」

ドガガガガ

部長「おのれ!これでも喰らえ!」ドゴーン

両津「おっと!」ヒョイ

千冬「へ?」

ドッゴーン

箒達「ぎゃああああああああ!!」

部長「しまった!箒君達に直撃してしまうとは・・・。」

千冬「頃す気ですか!!####」

部長「す、すまん・・・。」

522: 2014/06/16(月) 19:48:33 ID:RzFNK48Q
両津「隙だらけですよ!」

ズドーン

部長「しまった!シールドエネルギーが!!」

審判「勝負あり!優勝は両津勘吉!」

ワアアアア

両津「わしに勝つなんて100年早いですよ!ガハハハハ!!」

部長「おのれ~・・・。」

千冬「まさか両津が優勝してしまうとは・・・。」

束「これでISの歴史も変わっちゃうかもね。」

箒「なんか嫌な予感が・・・。」

523: 2014/06/16(月) 19:55:30 ID:RzFNK48Q
数日後

箒「結局、女尊男卑はなくなったが、まさか両津さんが神様となってしまうとは・・・。」

めだか「優勝者が言った事には逆らえないな。」

両津「そこ!もっと肩を強く揉め!」

鈴「うう・・・。あとで覚えてなさいよ・・・。」

両津「ガーハッハッハ!神様は最高だ!!」

バク丸「羨ましいな・・・。」

署長「両津、命令だ。」

両津「神様に向かって命令とは何事だ!」グルッ

両津が後ろを振り向くと、警視長官が立っていたのだ。

両津「げっ!警視長官!!」

524: 2014/06/16(月) 20:25:39 ID:RzFNK48Q
体育館

部長「皆さん、このバカみたいにならないように!」

ワハハハハ

両津「うぐぐ・・・。」

千冬「さすがの両津も警視長官には敵わなかったようだな。」

山田「ええ。これは傑作ですね。」

束「後でツイッターに載せちゃおっと!」

鈴「いい気味ね。」クククク

両津「くそ~・・・。あとで覚えてろよ・・・。」

525: 2014/06/16(月) 20:32:46 ID:RzFNK48Q
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは更識楯無だ。まずは彼女のデータから。」

両津「楯無はIS学園の生徒会長を務めており、ミステリアス・レイディの使い手だ。」

両津「さらに裏工作を実行する暗部に対する対暗部用暗部「更識家」の当主であり、17代目の楯無である。」

楯無「「楯無」とは更識家当主が代々襲名する名前であり、私の本名は更識 刀奈(さらしき かたな)なの。」

トム「それは意外だな。」

両津「明瞭快活で文武両道、料理の腕も絶品で更に抜群のプロポーションとカリスマ性を持つ完璧超人だ。」

楯無「けど、編み物は苦手だけどね・・・。」ニガワライ

526: 2014/06/16(月) 20:37:06 ID:RzFNK48Q
簪「あと常に扇子を持っているし、くすぐり攻撃が得意だよね。」

めだか「うむ。私も常に扇子を持っているぞ。」

そら「そのくすぐり攻撃で箒、ラウラ、リナリー、私などが被害に遭っているんだよね・・・。」

楯無「まあ、いいじゃん。あと国籍は日本だけど、ロシア代表操縦者を務めているの。」

楯無「日本の生まれ育ちでありながら、「更識家」の特権である自由国籍権によって国籍を変えたことでロシアの代表となったわ。」

楯無「その経緯は教えられないの。」

両津「うーむ。ミステリアスな奴だな。」

楯無「まあね。次回もお楽しみに!」

527: 2014/06/16(月) 21:05:59 ID:RzFNK48Q
次回予告

両津「何!?亡国機業が再び動き出しただと!?」

リナリー「ええ。今度の狙いは文月学園よ。」

ラウラ「敵の情報によれば、多くの無人機と一夏を出動するそうだ。」

瑞希「このままだと明久君達が危険です!」

シャル「何とかして学園を守りきらないと!」

両津「だが、一夏は強敵だ。お前達が挑んでもやられるだけだぞ。」

瑞希「大丈夫です。この戦いで、私のISの新たな力をお見せします!」

両津「新たな力か。では、見せてもらうぞ。」

瑞希「はい!」

ラウラ「次回、『文月学園攻防戦。光り輝く桃色のIS。』よろしく頼む。」

529: 2014/06/17(火) 20:39:55 ID:gw5Ml8sI
第46話 文月学園攻防戦。光り輝く桃色のIS。

530: 2014/06/17(火) 21:12:49 ID:gw5Ml8sI
街道

ワイワイガヤガヤ

箒「すっかりバレンタインの時期ですね。」

瑞希「ええ。箒さん達は誰にチョコをあげますか?」

箒「うーん・・・。両津さんにあげようと思います。」

セシリア「わたくしもですわ。」

鈴「私も。」

シャル「僕も。」

ラウラ「私も。」

瑞希「そうですか。私は明久君達にあげようと思います。」

鈴「ま、まさかあの手作りチョコレートを!?」

瑞希「そうですよ。精一杯頑張って作りますから!」

シャル「だ、大丈夫かな・・・?」

531: 2014/06/17(火) 21:18:38 ID:gw5Ml8sI
箒達はIS学園に帰った後、チョコ作りを始めた。一方、銀時たちは――――
銀時「俺、バレンタインチョコ一個しか貰えなかった、お母さんから。」

銀時「とか、『勝った。俺二個……姉ちゃんから』とか、バレンタイン当日に教室で嬉々と喋ってる奴ら、来年からお前達氏刑。毎年毎年何回同じ事言ってんだ。」

銀時「そんなネタはもう何万年も前から、カカオとお母さんが誕生した時から、使い古されてんだよ、輪廻転生してんだ。」

銀時「もうメンドくせーんだよ。そこでプチ不幸自慢大会開催すんのは。鬱陶しいんだよ、そんな会話しながら『ネタにしてるくらいだから、俺達全然気にしないよね』的な、やっすい虚栄心張り巡らせてる連中が。」

銀時「もうウンザリなんだよ!義理だの、本命だの、くだらねぇやりとりしてるバレンタインという悪習そのものが!もう皆でやめるべきだろ、こんな茶番!来年からチョコ贈った奴も、貰った奴も全員氏刑でファイナルアンサー!?」

男性陣「ファイナルアンサー!!」ウオオオオ

バク丸「明日がバレンタインなのに、あいつ等はなんでこんなバカなことをやっているんだ?」

両津「放って置け。彼等にも事情があるからな。」

ドラえもん「意味が分からないんだけど。」

532: 2014/06/17(火) 21:28:15 ID:gw5Ml8sI
その翌日、亡国機業では―――――

カダブラ「今回の任務は文月学園の生徒達を皆頃しにしろ。多くの無人機をサポートに着ける。」

一夏「分かりましたが、特に殺さなければならない人物はいるのでしょうか?」

カダブラ「明久、雄二、康太、美波、秀吉、優子、翔子、美春の8人だ。姫路はIS学園に転校しているので、そいつは殺さなくていい。」

一夏「了解しました。すぐに出撃します。」

カダブラ「では、健闘を祈る。」

一夏「ハッ!」ダッ

533: 2014/06/17(火) 21:45:40 ID:gw5Ml8sI
IS学園

瑞希「よし!自信作が完成しました!明久君達にあげに行きます!」

タルト「ちょっと待て!そのチョコ、邪悪な波動を出しているぞ!」

セシリア「大丈夫ですわ。わたくしが確かめましたから。」

鈴「あなたのチョコも邪悪な波動を出しているじゃない!」

クリーム「これで犠牲者が出なきゃいいんだけど・・・。」

ウーウー

イストワール『緊急警報!亡国機業の一夏が無人機を連れて文月学園に向かっています!』

瑞希「大変です!このままだと明久君達が危ないです!」

両津『全軍出動せよ!奴等の企みを阻止するぞ!!」

瑞希達「イェッサー!!」

534: 2014/06/17(火) 21:50:54 ID:gw5Ml8sI
文月学園

ドゴーンボガーン

明久「バレンタインなのに、なんでこんな目に遭わなきゃならないの!?」

雄二「俺に聞くな!奴等に言え!」

美波「このままだとウチ等がやられちゃうよ!」

秀吉「何とかしなければ!」

一夏「逃げても無駄だ。覚悟しろ!」

瑞希「そこまでです!」

明久「こ、この声は・・・!!」
明久達が声のした方を振り向くと、姫路を筆頭にヒーローズたちが上空に浮かんでいた。

535: 2014/06/17(火) 22:04:40 ID:gw5Ml8sI
瑞希「明久君達を攻撃するのなら、私は絶対に許しません!」

一夏「そのつもりならまずはお前からだ。覚悟しろ!」ドギュン

両津「姫路!来たぞ!」

瑞希「分かっています!ISバトル、スタート!」ドギュン

両津「姫路は一夏と戦うそうだ。わし等は無人機を叩き壊すぞ!」

アイアンマン「分かった。攻撃開始!」

536: 2014/06/17(火) 22:08:45 ID:gw5Ml8sI
そら「エンジェルブラスター!」ドゴーン

なのは「スターライトブレイカー!!」ドゴーン

ソニック「音速スピンアタック!」ギュオオオ

キャプテン・アメリカ「シールドブーメラン!!」ビュン

ハルク「ガンマウェイブ!」ドゴーン

千冬「よし!これで半数は減ったな。一気に片を付けるぞ!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!シャルロット!」

シャル「オーライ!」

ガシャンガシャン

両津・シャル「ブラストロワイアル!!」カッ

ドッゴーン

鈴「すごい・・・。残りの無人機が一発で壊れちゃった・・・。」

シャル「まっ、こんなところだね。」ヘヘン

モンク「これで残るは姫路先輩と一夏の戦いだけだな。」

パカラッチ「だが、一夏は最強の戦闘兵士だ。彼女がどう立ち向かうかだな。」

537: 2014/06/17(火) 22:17:16 ID:gw5Ml8sI
ガキンガキンガキンガキン

瑞希「くっ!なかなか手ごわいです!」

一夏「俺はその程度で倒れる訳にはいかないからな。これでも喰らえ!」ビュッ

瑞希「はっ!」ヒュン

一夏「隙ありだ。メテオキャノン!」ドガーン

瑞希「きゃあああああああ!!」

ウリィ「姫路姉ちゃん!」ダッ
ウリィが素早く駆け込み、姫路をうまくキャッチした。

瑞希「ありがとうございます。ウリィ君・・・。」

ウリィ「姫路姉ちゃん!すごい怪我しているよ!」

瑞希「大丈夫です・・・。明久君達を守るためにも・・・、私は倒れる訳にはいきません・・・。」

明久「もう止めてくれ!姫路さんがこれ以上傷つくのを僕達は見たくないんだ!」

美波「そうよ!それでもまだやる気なの!?」

瑞希「誰が何度言おうとも・・・、この命が燃え尽きるまで・・・、私は・・・、戦い続ける・・・!!」

ピカアアアアアアア

538: 2014/06/17(火) 22:26:46 ID:gw5Ml8sI
ウリィ「ひ、姫路姉ちゃんのISが光り始めた!?」

両津「これって、まさか!?」
姫路が装着していたIS『サモン・スター』が変化し、新たな桃色のISとなったのだ。

瑞希「わ、私のISが変化した・・・。」

千冬「そのISは『サモン・ウィザード』。『サモン・スター』の強化したISだ。」

瑞希「つまり第2形態ということですね。では、使って見ます!」

ギュイーン

一夏「いくら進化してもこの俺には敵わない!」ギュイーン

ヒュン

一夏「か、かわしただと!?」

瑞希「今度はこちらの攻撃です!」ギュオオオオ

ウリィ「あ、あの必殺技は!?」

瑞希「サモン・ブラスター!!」ドゴーン

一夏「うわああああああああ!!」

ドッカーン

540: 2014/06/18(水) 20:22:46 ID:8FnSNOKU
両津「やったか!?」

インデックス「いや、まだだよ!」
インデックスが指差す方を見ると、一夏はボロボロの状態になっていた。

一夏「くっ、このままだとまずいな。置き土産を残して撤退するとしよう。さらばだ!」ヒュン

両津「置き土産?まさか!?」

ギュイーン

バク丸「また無人機か!こうなったら徹底的に・・・!」

美琴「レールガン発射!」ギュイーン

ドゴーン

両津「おお!美琴達も駆けつけてくれたのか!」

美琴「文月学園がピンチになっていると聞いて駆けつけて来たの。」

黒子「ここからはわたくし達も戦いますわ!」

両津「よし!攻撃開始だ!!」

541: 2014/06/18(水) 20:36:24 ID:8FnSNOKU
ドゴーンドゴーンドッカーン

両津「残るは一機!止めを刺せ!」

穂乃果「了解!」ドゴーン

ニョ口リ「これで敵はいなくなったニョ口リ!」

両津「よっしゃ!わし等の大勝利だ―――――!!」

ワアアアアアア

明久「やっぱりヒーローズは最高だな!」

雄二「俺もあいつ等みたいになりたいぜ!」

瑞希「戦いも終わりましたし、明久君達にチョコレートをプレゼントしますね。」

明久・雄二・康太・秀吉「なっ!?」

542: 2014/06/18(水) 20:39:52 ID:8FnSNOKU
明久「ごめん・・・。気持ちだけ受け取るよ。」

雄二「俺も・・・。」

康太「俺もまだ氏にたくない。」

秀吉「気持ちは嬉しいが、そのチョコから闇の波動が出ているぞ・・・。」

瑞希「遠慮せずに。」

明久達「うわああああああ!!」ドドドドド

両津「やっぱり逃げたか。」

瑞希「むー。何がいけなかったのでしょうか?」

両津・銀時・鬼塚「そのチョコ自体が危険物だからだよ!!」
その後、両津はセシリアのチョコを食べたが、どこも体に異常はなかった。

鈴「まるでゴキブリみたいね・・・。」

543: 2014/06/18(水) 20:52:40 ID:8FnSNOKU
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは更識簪だ。まずは彼女のデータから。」

両津「簪は楯無の妹で日本の代表候補生、打鉄弐式の使い手である。」

両津「趣味はアニメ鑑賞で、特に大好きなのが勧善懲悪のヒーローものだ。」

両津「さらに原作では打鉄弐式の完成は遅れていたが、本作ではわしのおかげで早く完成したのだ。」

簪「それ以来、両津さんと共に行動をしています。」

両津「しかも演算処理能力や情報分析力、空間認識能力、整備能力等は非常に高いため、IS学園のブレインの一人でもある。」

ニョ口リ「ブレインは他にもタバサ、クルル、テイルス、僕などが含まれているニョ口リ。」

544: 2014/06/18(水) 21:17:56 ID:8FnSNOKU
キャプテン・アメリカ「あと私と組んでいる時はよくサポートをしてもらったな。」

ハルク「おかげで多くのヴィラン達を倒すことができたしな。」

簪「いえ。私は当然のことをしただけだと思います・・・。」

ワスプ「そうそう。この間競馬場に行った時も馬の順位を全て当てたよね。」

両津「カジノに行った時もルーレットの予想を全て的中させたこともあるし、そのおかげで大儲けしたからな。」

部長「だからと言って生徒をカジノに連れて行くな!」ボガッ

両津「いでっ!」

ワスプ「あーあ。自業自得ね。」

簪「では、次回をお楽しみに。」

545: 2014/06/18(水) 21:25:29 ID:8FnSNOKU
次回予告

両津「何!?モンクとポチ郎がアイスホッケーで勝負するだと!?」

瑞希「はい。どうやらモンクのイタズラが原因だそうです。」

美紗「おまけにメンバーを集めて戦うつもりッス!」

両津「よし!許可しよう!」

くるみ「ええっ!?本当にやるんですか!!」

両津「当たり前だ!IS学園をもっとPRするチャンスだからな!」

両津「しかも生中継でお送りするぞ!」

ナナ「なんだか不安になってきた・・・。」

楯無「次回、『モンクVSポチ郎、アイスホッケーの大勝負!』。よろしくね!」

546: 2014/06/18(水) 21:31:10 ID:8FnSNOKU
第47話 モンクVSポチ郎、アイスホッケーの大勝負!

547: 2014/06/18(水) 21:37:40 ID:8FnSNOKU
ここは、バク丸たちの故郷であるムゲーン。バク丸たちはオーラ姫から呼び出されていた。
ガオウ「バク丸。今日は何の呼び出しなんだ?」

バク丸「さあ・・・・。」

オーラ姫「エトレンジャーの皆さん、集まりましたね。」
オーラ姫が言ったと同時に11本の縄が姿を現した。

バク丸「こ、これは?」

オーラ姫「皆さん、一本ずつロープを持って一斉に引っ張ってください。」

オーラ姫「しかも同時でお願いします。」

バク丸「分かりました。せーの!」

グイッ、バシャーン

ポチ郎「な、何でござるかこれは!?」

548: 2014/06/18(水) 21:41:48 ID:8FnSNOKU
モンク「引っかかった、引っかかったー!!」

クリーム「モンク!」

バク丸「まさかこれお前が・・・!」

モンク『モンク様の作戦、大成功ですわー!ハハハハハ!!」

ポチ郎「じゃあ、拙者達をここへ呼び出したのも・・・。」

モンク「ピンポーン!」シュタッ

モンク『こんなにうまくいくとは思わなかったでござる。』

モンク「アハハハハハ!!」

バク丸・ガオウ・ドラゴ・パカラッチ・タルト「モンク!!!###」

ポチ郎「許さん!!!!####」

ドカバキボカスカ

モンク「何すんだよ!暴力反対――――――!!」

549: 2014/06/18(水) 21:50:27 ID:8FnSNOKU
翌日、IS学園

両津「ガハハハハ!それは災難だったな!」

ポチ郎「笑い事じゃないでござるよ!拙者達はひどい目に遭ったでござる!!」

セシリア「で、モンクさんは何故宙づりになっていますの?」

タルト「今からキツイお仕置きをするためさ。覚悟はいいか?」

モンク「悪かったから勘弁してくれよ・・・。」

タルト「おっ、どうやら反省しているみたいだな。」

パカラッチ「まあ、青春に過ちは付き物さ。このくらいで許してやったらどうだ?」

ポチ郎「甘いでござるよ!大方新しいイタズラを考えるに違いないでござる!」

スフレ「ポチ郎、言い過ぎですわ!」

ポチ郎「言い過ぎではござらん!拙者が今まで受けてきた屈辱に比べれば、まだまだ甘いでござる!」ビシッ

550: 2014/06/18(水) 21:55:28 ID:8FnSNOKU
モンク「いい加減にしろよ!黙って反省すれば勝手な事を言いやがって!」

ポチ郎「反省?新しいいたずらを考えていたのではござらぬのか?」

モンク「そうだな・・・。今度はお前のひげでも切っちゃおうかな?」

ポチ郎「何だと!?」

モンク「やる気か!?」

両津「お前等、喧嘩はそこまでにしろ!」

ポチ郎「よーし!こうなったらアイスホッケーで決着を着けてやるでござる!」

モンク「ああ、いいとも。明日までにメンバーを集めて勝負しようじゃないか。」

両津「それはいい考えだ!わしにいいアイデアがある!」

バク丸「いいアイデア?」

両津「IS学園をPRするチャンスだ。しかも生放送でお送りするぞ!」

箒達「ええええええっ!?」

551: 2014/06/18(水) 22:07:18 ID:8FnSNOKU
モンク「ハァ・・・。只の勝負がまさか生放送になっちまうとは・・・。こりゃメンバーを探さないとダメだな・・・。」

にこ「あれ?モンクじゃない。いったいどうしたの?」

モンク「あっ、μ'sの皆。実は・・・。」

穂乃果「分かったわ。ここは私達も参戦するわ。」

モンク「おっ!本当か!?」

にこ「IS学園をPRするチャンスなら、私達も黙っちゃいられないからね。」

海末「やるからには絶対勝ちましょう!」

モンク「ありがとう!これで残るはあと一人だな。」

春香「だったら私達も協力するね!」

絵里「あっ、アイドルマスターの皆さんまで!」

千早「せっかくのイベントだから参加しないとね。」

モンク「よし!これでメンバーがそろった!」

モンク「今頃ポチ郎はどうしているかな・・・。」クククク

552: 2014/06/18(水) 22:12:28 ID:8FnSNOKU
一方、ポチ郎は・・・。
ポチ郎「と言う訳でござる。」

マナ「任せてください!困った人を放って置く訳にはいきませんから!」

響「やるからには絶対に勝ちましょう!」

えりか「相手チームは強敵かも知れないけど、精一杯頑張れば絶対に勝てます!」

イカ娘「モンクのチームには絶対に勝ちに行くでゲソ!」

ポチ郎「助かるでござるよ!よーし!モンクのチームを絶対に倒すでござる!!」

プリキュア達・イカ娘・神楽「お――――――っ!!!」

両津「これでメンバーがそろったな。明日が楽しみだぜ。」クククク

箒「なんだか嫌な予感がするな・・・。」

セシリア「ええ・・・。」

簪「このまま何事も起こらなきゃいいんだけど・・・。」

553: 2014/06/19(木) 21:16:01 ID:SsMaAmlQ
翌日、スポーツアリーナ

ニャル子「いよいよ始まりました!モンクさん率いるワイルドモンキーズと、ポチ郎さん率いるシャドウドッグスのアイスホッケーバトル!」

ニャル子「実況はわたくしニャル子!」

クー子「解説のクー子。」

ハス汰「同じく解説のハス汰。」

クー音「同じく解説のクー音でお送りいたします!」

ニャル子「それにしても凄い観客ですね!」

クー子「皆がポチ郎とモンクの対決を待っていますからね。」

クー音「しかもメンバーを集めてのオールスター対決ですからね。これは面白くなりますよ。」

ハス汰「おまけに生放送ですしね。」

554: 2014/06/19(木) 21:33:03 ID:SsMaAmlQ
ニャル子「では、選抜メンバーを言います。まずはワイルドモンキーズから。」

クー子「はい。フォワードは如月千早と矢澤にこ、センターはモンク、ディフェンスは天海春香と高坂穂乃果、ゴールキーパーは小泉花陽です。」

ニャル子「なるほど。次にシャドウドッグスはどうでしょうか?」

ハス汰「はい。フォワードは神楽と緑川なお、センターはポチ郎、ディフェンスは相田マナと北条響、ゴールキーパーはイカ娘です。」

クー音「これは互角以上の戦いが楽しめますね。」

ニャル子「さあ、両チームの入場です!この歓声をお聞きください!」

ワアアアアアアア

555: 2014/06/19(木) 21:36:31 ID:SsMaAmlQ
ポチ郎「今日こそ決着を着けるでござるよ!」

モンク「それはこっちのセリフだ!」

ニャル子「両チームとも既に戦闘態勢に入っています!さあ、試合開始です!」

ブーッ

ニャル子「先にパックを取ったのはワイルドモンキーズ!矢澤選手がゴールに向かいます!」

マナ「そうはいきません!」ヒュン

にこ「くっ!」

ニャル子「いきなり奪った―――――!!そしてそのままゴールへ一直線であります!

クー子「止められるかどうかが心配ですね。」

556: 2014/06/19(木) 21:40:42 ID:SsMaAmlQ
モンク「早く止めろ!」

穂乃果「任せて!」

ヒュン

マナ「あっ!」

ニャル子「ここで高坂選手が奪い返した!」

穂乃果「にこちゃん!」ヒュン

にこ「了解!」パシッ

クー音「おっ、ここでパスを繋ぎましたね。」

にこ「そしてそのまま、ロングシュート!」ヒュン

イカ娘「そうはさせないでゲソ!」シュルル

カーン

イカ娘「私の触手を甘く見ない方がいいでゲソ。」

にこ「そんなのあり!?」

557: 2014/06/19(木) 21:47:23 ID:SsMaAmlQ
神楽「ナイスパス!そしてそのまま・・・。」ゴオオオ

ハス汰「あ、あの構えは・・・。」

神楽「ほあちゃあああああああ!!!」ドゴーン

ニャル子「これは強烈だ――――!!小泉選手、止める事ができるのか!?」

花陽「こ、怖いけど・・・、頑張る・・・。」グッ

ニャル子「さあ、パックがどんどん近づいていった――――!!」

花陽「はああああああああ!!」

ドゴーン

ニャル子「止めた―――!!見事止める事に成功しました!」

ワアアアアアア

神楽「なかなかやるアルな。」

花陽「えへへ・・・。」

558: 2014/06/20(金) 11:25:28 ID:xlQ2ZYT6
ニャル子「それからはパックを奪い合いの大乱戦!」

ニャル子「しかも殴ったり蹴ったりです!早くこの乱戦を止めてくださーい!!」

ブーッ

ニャル子「第1ピリオド終了!10分間の休憩に入ります!」

ワイワイガヤガヤ

箒「どうやら視聴率は好調ですね。」

両津「後は第2ピリオドでどう動くかだな。」

ビーッ

ニャル子「さあ、第2ピリオドのスタートです!」

559: 2014/06/20(金) 11:32:39 ID:xlQ2ZYT6
ポチ郎「ここからが本番でござる!一気に攻めろ!!」

モンク「そうはさせるか!」ヒュン

なお「おっと!」ヒョイ

ニャル子「おーっと!うまくかわした――――!!」

なお「そしてそのまま、シュート!」カン

ズバーン、ピピーッ

ニャル子「決まった―――!!先制点はシャドウドッグスです!」

花陽「ぴええ・・・。」

ポチ郎「先制点はもらったでござるよ。」

モンク「おのれ~・・・。」

ニャル子「さあ、シャドウドッグスが先制したところでどう変わるのかが注目ですね!」

クー子「ええ。これからの展開が楽しくなりますね。」

560: 2014/06/20(金) 11:36:27 ID:xlQ2ZYT6
モンク「メンバーチェンジ!小泉花陽に代わって星空凛!」

凛「了解だにゃ!」

ニャル子「ここでゴールキーパーがチェンジ!小泉選手に変わって星空選手が出ます!」

ポチ郎「こちらも交代でござるよ!相田マナに代わって白雪ひめ!」

ひめ「ええっ!?私!?」

めぐみ「大丈夫だよ!ひめならきっとできる!」

ゆうこ「私達も応援するからね。」

ひめ「う、うん・・・。」

マナ「頑張ってね!」

ニャル子「シャドウドッグスもメンバー交代!さあ、どう動くかに注目です!」

561: 2014/06/20(金) 11:39:19 ID:xlQ2ZYT6
モンク「一気に攻めろ――――!!」カッ

にこ「分かってるわよ!」パシッ

響「そうはさせるか!」ドガッ

にこ「きゃああああああ!!」

ドガシャーン

ニャル子「おーっと!北条選手のディフェンスで矢澤選手が観客席に飛ばされたー!!」

にこ「よくもやったわね!絶対に許さないんだから!!###」

響「うわ・・・。やり過ぎちゃったかな・・・。」

562: 2014/06/20(金) 11:42:52 ID:xlQ2ZYT6
ニャル子「さあ、シャドウドッグスが追加点を取りに向かい始めた!」

モンク「そうはさせるか!!」ドガッ

ひめ「きゃっ!」

ドガシャーン

ニャル子「おーっと!審判に激突!その衝撃で多くのパックが散らばってしまった――――!!」

モンク「今がチャンスだ!一気に得点を手に入れるぞ!!」

ポチ郎「早く追加点を挙げるでござる!」

カンカンカンカン

ニャル子「こうなってしまうと誰でもシュートは打てます!」

ハス汰「しかも得点はどんどんうなぎのぼりとなっていますね。」

ドカーン

クー子「あっ、得点掲示板が爆発した。」

クー音「しかも観客はすごく興奮しているね。」

563: 2014/06/20(金) 12:02:33 ID:xlQ2ZYT6
ニャル子「さあ、観客の興奮度も次第にエスカレート!おーっと!観客がリンクに向かい始めた―――!!」

両津「この瞬間を待ってたぜ!」

ニャル子「興奮している観客が次々とリンクに入り、乱闘を始めた!」

ドカバキボカスカ

ニャル子「選手たちは既に避難しており、リンク上は観客だけとなってしまいました!」

クー子「こうなってしまうと誰も止められない。」

ハス汰「しかも乱闘は徐々にヒートアップしています!」

564: 2014/06/20(金) 12:06:02 ID:xlQ2ZYT6
モンク「まさかこのような展開になってしまうとは・・・。」

ポチ郎「拙者でも信じられないでござる・・・。」

両津「お前等の行為がこのような結末を生み出したんだ。少しは反省しないとな。」

ポチ郎・モンク「はい・・・・。」

両津「じゃ、帰るとするか。」

箒「あの・・・、彼等は放って置いていいんですか?」

両津「好きなようにやらせろ。どうせ乱闘もすぐに終わるはずだ。」

セシリア「は、はあ・・・。」
その後、部長と千冬が乱闘を止め、乱闘した者達は厳しい罰を受けることになってしまった。

565: 2014/06/20(金) 12:11:21 ID:xlQ2ZYT6
次の日

バク丸「あらら・・・。乱闘した者達がグラウンドを走っている・・・。」

ガオウ「あれだけ好きに暴れたからな。自業自得だ。」

パカラッチ「皆、頑張れ!目標までもう少しだ!」

バク丸「なんでパカラッチまで走っているんだ・・・?」

千冬「本人も走りたいという希望で私が許可したからな。」

部長「自分から走ろうとする者はなかなかおらんからな。」

両津「はい。あと5周!」

千棘「うぐぐ・・・。なんで私達がこんな事を・・・。」

誠士郎「あれだけ暴れたら罰を受けるのは当然ですからね・・・。」

千棘達「こんなはずじゃなかったのに~~~~。」

566: 2014/06/20(金) 12:20:34 ID:xlQ2ZYT6
両さんのIS徹底解剖

両津「今回のテーマは織斑千冬。まずは彼女のデータからだ。」

両津「彼女はIS学園の教師で月桜の使い手である。」

両津「さらに第1回モンド・グロッソの優勝者であり、生徒から絶大な人気を誇っている。」

両津「わしにとっては関係ないけどな。」

麗子「その言い方は良くないと思うわ。」

両津「では、ここで織斑の秘蔵シーンを公開しよう。まずは第1話で織斑にラジオを当てたシーンだ。」

ワスプ「教師にラジオをぶつけるなんて・・・、これは明らかに両津が悪いわね。」

両津「あの時は興奮したからしょうがないだろ!次は第4話で織斑がガタガタ震えているシーンだ。」

ラウラ「爆竜大佐の話をしたら、まさか全員震えてしまうとは思わなかったな。」

セシリア「当り前ですわ・・・。」

両津「あと束からちーちゃんと呼ばれていた事もあったな。」

箒「人前で言われたら恥ずかしいでしょうね・・・。」

567: 2014/06/20(金) 12:25:05 ID:xlQ2ZYT6
斑鳩「あと葛城さん達が織斑先生の体に飛びついたり、時限バカ弾で織斑先生たちが馬鹿になったこともありましたわね。」

両津「ああ。これはもちろん貴重なシーンだからな。」

バク丸「で、これをどうするつもりだ?」

両津「もちろん裏で販売する。表で販売してみろ。そんな事したら・・・。」

千冬「私にみられてしまうという事か?」ゴゴゴゴゴ

両津「げっ!織斑!!」

ドカバキボカスカ

両津「ギャアアアアア!!」

箒達(やっぱり織斑先生は怖すぎる・・・。)

れいか「次回もお楽しみください。」ペコリ

568: 2014/06/20(金) 12:38:13 ID:xlQ2ZYT6
次回予告

アイアンマン「ヴィラン軍はすっかり両津の手下になったそうだな。」

ロキ「ああ。我々がいくら攻撃しても、あいつは絶対に倒れない。」

グラビトン「まるで化物だな。」

両津「化物で悪かったな!」

ワスプ「そうそう。ヴィラン軍が両津の手下になったことを記念して、アスレチック大会が開かれるわ。」

キャプテン・アメリカ「確か賞金は100万ドルだな。」

両津「つまり1億円相当という事だな。やるからには絶対に優勝するぞ!」

ワスプ「けど、そう簡単にはいかないわよ。あの5人の少年たちだけでなく、ロキの手下の5人も参戦するわ。」

両津「だったら叩き潰すまでだ!」

ワスプ「あんたね・・・。」

簪「次回、『賞金争奪アスレチックバトル!』!お楽しみに!」

569: 2014/06/20(金) 12:50:59 ID:xlQ2ZYT6
第48話 賞金争奪アスレチックバトル!

570: 2014/06/20(金) 12:55:32 ID:xlQ2ZYT6
ヒーローズアジト

両津「モードック、見えるか?」

モードック「ああ。バッチリ見えるぞ。」

両津「よし!すぐに録画機能を!」

モードック「あいよ。」カチッ

ジーッ

スクラル「おっ、犯人グループが動き出したぞ!」

両津「すぐにひっ捕らえろ!」

ヴィラン軍「おう!!」ダッ

ヒュンヒュンヒュンヒュン

犯人A「げっ!ヴィラン軍!?」

ロキ「覚悟しろ!!」

ドカバキボカスカ

犯人達「ギャアアアアア!!」

571: 2014/06/20(金) 12:58:50 ID:xlQ2ZYT6
翌日

ワスプ「『両津&ヴィラン軍団、またもや大手柄!』か。ヴィラン軍団が両津の手下になってから数日経ったわね。」

アイアンマン「あの時は両津が単独でヴィラン軍団のアジトを占拠したからな。」

キャプテン・アメリカ「敵に回すと恐ろしい奴だな。」

グラビトン「我々は捕えられた後、両津を始末しようとしたが、返り討ちに遭ってしまった。」

スクラル「まるで化物だぜ。」

両津「誰が化物だ!」

ワスプ「あんたしかいないでしょ・・・。」

573: 2014/06/20(金) 18:23:23 ID:xlQ2ZYT6
シャル「あっ、そうだ!週末にアスレチック大会が開催する事を思いついた。」

ソー「ああ。ヴィラン軍が両津の手下になったことを記念して開かれるそうだな。」

ノヴァ「しかも賞金は100万ドルだ。」

両津「日本円で換算すれば1億円だな。わしはもちろん参加するぞ。」

タイガーシャーク「両さん、賞金の事になると本気だな・・・。」

ロキ「だがそう簡単にはいかない。あの5人の少年たちだけでなく、ロキの手下の5人も参戦する。」

両津「だったら叩き潰すまでだ!」

ロキ「賞金の為ならどんな手段でも選ばない奴だな・・・。」

ハルク「敵に回すと危険すぎるからな。」

574: 2014/06/20(金) 18:30:17 ID:xlQ2ZYT6
アスレチックバトル当日

ワイワイガヤガヤ

両津「すごい数だな。こいつ等が予選に参加する選手か。」

シャル「うん。5人の少年たちはもちろん、俺妹のキャラや学園都市の人達も参加しているね。」

両津「だが、ロキの手下の5人がいないぞ。」

ロキ「ああ。彼等は大会スタッフとして参加している。」

ロキ「ティムは審判、マニーノ、ジュウベエはゲスト解説、ジョエルは音楽担当、ロゼッタは司会者のアシスタントだ。」

両津「あいつ等も大変だな。」

瑞希「明久君達も参加していますが、私達は本選からの出場ですね。」

葛城「ああ。どのような奴等が予選突破するのか楽しみだぜ。」

575: 2014/06/20(金) 19:29:40 ID:xlQ2ZYT6
ビーッ

司会者「皆様、大変長らくお待たせしました。これよりアスレチック大会を開催いたします!」

ワアアアアアア

司会者「まずは予選から。このコースを制限時間内に突破した者が本選へと出場します。」
司会者が指差したのを見ると、針の山やマグマ、サメ、電動ノコギリなどのかなり危険なコースだ。

上条「も、もしかしてこのコースを渡るんですか?」

司会者「その通り!制限時間は20分。では、スタート!」

ドギュン

576: 2014/06/20(金) 21:11:41 ID:xlQ2ZYT6
アイアイマン「あのコース、絶対に無理じゃないのか?」

両津「確かにそうかもな。しかも悲鳴が響き渡ってるぞ・・・。」

ワーワーキャーキャー

ワスプ「ざ、残酷過ぎるわ・・・。」

モードック「おい、見ろ!あの5人の少年たちがトラップにはまったぞ!!」

両津「あいつ等はここで脱落だな。いい気味だぜ。」クククク

ワスプ「人の不幸を笑っちゃダメ!!」

ミカサ「エレン達はうまく攻略して進んでいる。このまま予選突破するのも時間の問題。」

サシャ「あと美琴ちゃん達も頑張っていますね。でも・・・。」チラッ

上条「不幸だ――――――!!」ヒュルルルル

インデックス「当麻は脱落しちゃったんだよ。」

神裂「思えば哀れな人でしたね。」

577: 2014/06/20(金) 21:19:10 ID:xlQ2ZYT6
そして予選を突破したのはこのメンバーだった。

・エレン・イェーガー
・アルミン・アルトレト
・ジャン・キルシュタイン
・コニー・スプリンガー
・マルコ・ボット
・ライナー・ブラウン
・ベルトルト・フーバー
・リヴァイ
・ハンジ・ゾエ
・エルヴィン・スミス
・御坂美琴
・白井黒子
・初音飾利
・佐天涙子
・高坂桐乃
・黒猫
・新垣あやせ
・来栖加奈子

578: 2014/06/21(土) 08:45:35 ID:wvmt7dOs
司会者「では、本選を始めます。まずは寿司迷路です!」

ロゼッタ「寿司タワーの頂上にある旗を取った者が賞金を獲得できます。ただし、壁を乗り越えるのは禁止です。」

萌香「乗り越えるのは禁止か・・・。」

胡夢「こうなると苦戦するわね・・・。」

司会者「それでは、スタート!」

ドゴーン

579: 2014/06/21(土) 09:06:25 ID:wvmt7dOs
ドドドドド

コニー「しまった!行き止まりだ!」

ベルトルト「あれ?こっちだったっけ?」

ルイズ「皆、かなり苦戦しているわね。」

カービィ「ぽよ―――!」ピョイ

シエスタ「あっ、カービィさん!」

バクバクバクバク

タバサ「お米の壁を食い始めた。」

ルイズ「でも、お米の壁を食う事は禁止されていないわね。この方法でゴールまで行きましょう!」

両津「その手があったか!わしも行くぞ!」バクバク

580: 2014/06/21(土) 09:20:55 ID:wvmt7dOs
司会者「そして選手たちが寿司タワーに上り始めた!トップ集団はかなり上まで来ているぞ!!」

両津「そうはさせるか!」ゲシッ

グラグラグラグラ

ルイズ達「きゃああああああああ!!」

カービィ「うぐ・・・・。」ツカマリ

両津「くそっ!カービィの奴、しぶと過ぎるぞ!!こうなったら抜かしてやる!」ドドドドド

カービィ「ぽよ―――――!!」ピョーン

パシッ

両津「な!?」

ビーッ

ロゼッタ「カービィ選手、賞金獲得!」

ルイズ「やった!」

両津「おのれ~・・・・。」

581: 2014/06/21(土) 09:31:32 ID:wvmt7dOs
司会者「次の競技は高層ビルを渡りながら進みます。落ちたらその時点で脱落です。」

ヒュウウウウウ

スフレ「お、落ちたら怖いですわ・・・。」

ズドーン

両津「先手必勝!一気に駆け抜けるぞ!!」ヒュンヒュン

ファイアロー「俺達はひこうタイプだから問題ないぜ。」ギュイーン

アルミン「ずるいよ―――!!」

エレン「こっちは立体機動で勝負だ!」

箒「ならばISで勝負!」

ルイズ「こうなったらエアライドで行くわよ!」

カービィ「ぽよ!」

両津「もはやアスレチックの意味ないだろ!」

582: 2014/06/21(土) 11:24:40 ID:wvmt7dOs
両津「そっちがその気なら、踏み台にして進むのみだ!」ヒュン

ガン

エレン「うわああああああ!!」ヒュルルルル

アナウンス『エレン選手、脱落。』

ガンゴンガンゴン

ソー「次々と選手を踏み台にしながら進んでいる・・・。」

ロキ「しかもスピードは速くなっているぞ!」

ワスプ「卑劣な手段ね・・・・。」

ガン

サシャ「あっ、リヴァイ兵長までも踏み台にしました!」

583: 2014/06/21(土) 11:31:15 ID:wvmt7dOs
ガシッ

リヴァイ「俺を踏み台にするとはいい度胸だ。」ゴゴゴゴゴ

両津「しまった!」

ミカサ「エレンを傷つけた罪、償ってもらう。」ゴゴゴゴゴ

ドカバキボカスカ

両津「ぎえええええええ!!」

鈴「自業自得ね。」

司会者「その隙にファイアローがトップでゴールイン!!」

ファイアロー「両さんが参加者を踏み台にしたおかげでラッキーだぜ!」

584: 2014/06/21(土) 11:35:52 ID:wvmt7dOs
ワスプ「残るは最終種目ね。」

両津「今度こそ賞金を手に入れるぞ!!」

司会者「最後の種目はあつあつおでんの上を走る種目です!」

箒「巨大おでんの上を渡るというのか・・・。」

司会者「泣いても笑ってもこれが最後!それでは、スタート!」

ドゴーン

両津「絶対に賞金を手に入れてみせる!」ドドドドド

司会者「両津選手、いきなりスタートダッシュだ!これは速いぞ!!」

アイアンマン「くっ!おでんのおかげで滑ってしまう!」

ワスプ「きゃっ!」ステーン

585: 2014/06/21(土) 11:41:10 ID:wvmt7dOs
司会者「選手たちが苦戦する中、両津選手が独走状態だ!」

両津「これで賞金はわしの物だ!」ガハハハハ

社員A「まずいですよ!あの男に優勝させたらとんでもない事になります!」

社員B「社長、早くご決断を!」

ビーッ

司会者「おーっと!残念ながら時間切れだ―――!!」

両津「どういう事だ!これは制限時間はないはずだろ!?」

社長「時間切れだから仕方がないでしょ?ね?」

両津「こうなったらお前をキムチ漬けにしてやる!それっ!」ヒョイ

社長「うわっ!」ドボーン

両津「馬鹿社長のキムチ漬けだ!」グルグル

社長「ひいいいいい!辛い――――――!!!」

千冬「早く両津を止めろ―――――!!」

ワーワーギャーギャー

586: 2014/06/21(土) 11:47:46 ID:wvmt7dOs
次の日 IS学園

ワスプ「社長からお詫びの品が届いたわ。」

両津「おっ。現金の他に巨大な小包があるな。中身はなんだ?」

鈴「確かカップラーメンがたくさん入っているわ。」

ラウラ「しかも全種類の味が入っているぞ。」

両津「うおっ!塩やしょうゆだけでなく、チョコレートや南国風、イタリアン風まであるじゃねえか!!」

箒「イタリアンや南国風はともかく、チョコレートはちょっと・・・。」

ミーナ「確かにね・・・。」

クリスタ「想像しただけで気持ち悪くなってきた・・・。」ウプ

両津「さすがにチョコレートはまずかったな。」

587: 2014/06/21(土) 11:53:55 ID:wvmt7dOs
両さんのIS徹底解剖

両津「この企画は今回で最後だ。ラストは織斑一夏について説明しよう。」

両津「彼はわしの暴力で警察に捕まった後、藍越学園に入学した哀れな男だ。」

千冬「お前の暴力が原因で一夏は藍越学園に入学したという事か・・・。」ゴゴゴゴゴ

両津「ゲッ!織斑!」

ドカバキボカスカ

両津「で、では気を取り直して、彼は藍越学園で普通の学園生活を送っていたが、亡国機業の奇襲により氏んでしまった。」

両津「だがスコールが彼を生き返らせたことにより、一夏は亡国機業の戦士と化してしまったのだ。」

ハンジ「普通の生徒が闇に染まるという事はよくあるからな。」

両津「彼のISは黒騎士。残虐性の機能を持つ第4世代だ。」

山田「そのISを破壊するとなれば、かなり苦戦しますね。」

588: 2014/06/21(土) 12:00:28 ID:wvmt7dOs
千冬「だが一夏は私の弟だ。私自身の手で彼を闇から解放させたい。」

両津「そうだな。一夏の討伐はお前に任せるとしよう。」

箒「私も援護します!」

鈴「私も!」

千冬「そうか。よろしく頼むぞ。」

シャル「2人は一夏の幼馴染だからね。」

簪「ですが、亡国機業は一夏の新しいISを作っています。しかも黒騎士をはるかに越えた力を持っていることが判明しました。」

両津「そのISはいったい何と言う名だ!?」

簪「それは次回をお楽しみに。」

ドドーッ

589: 2014/06/21(土) 12:04:03 ID:wvmt7dOs
次回予告

両津「ついに亡国機業が動き出した。奴等の狙いはどこだ!?」

中川「はい。葛飾署とIS学園の2つを狙っています。」

麗子「IS学園はスコール、マドカ、オータム。葛飾署は一夏、シェフィールド、カダブラ社長が向かっているわ。」

ソー「総力戦で挑むつもりだな。」

両津「だがわし等だって負ける訳にはいかない。亡国機業の企みを阻止してみせる!」

アイアンアン「ああ。亡国機業との戦いに決着を着けるためにも!」

ワスプ「次回、『亡国機業との最終決戦、開幕!』!この戦い、絶対負ける訳にはいかない!」

590: 2014/06/21(土) 12:05:51 ID:wvmt7dOs
第49話 亡国機業との最終決戦、開幕!

591: 2014/06/21(土) 12:51:39 ID:wvmt7dOs
亡国機業

一夏「社長。黒騎士を超えたISが開発されたと聞きましたが・・・。」

カダブラ「ああ。こちらだ。」

一夏はカダブラの案内で研究室に入ると、漆黒の赤いISが目に映った。

一夏「こ、これが新しいIS・・・。」

カダブラ「その通りだ。黒騎士のデータをモチーフにし、完全強化した第4世代のIS『魔王』だ!」

593: 2014/06/21(土) 19:36:01 ID:wvmt7dOs
IS学園

両津「ふう・・・。卒業式も終わったし、明後日はわしの誕生日だ。」

鈴「そう言えば両津の誕生日って、ひな祭りと同じ日よね。」

簪「女の子のお祭りの日に産まれる男性って、なかなかいないからね。」

両津「余計なお世話だ!」

麗子「卒業生から話を聞いたんだけど、ほとんどの人はヒーローズチームに行く事になるわ。」

両津「まっ、あいつ等はアイドル活動をやっている限り、ヒーローとして働いてもらわないとな。」

ブーブー

両津「卒業式の日に何故警報が!?」

イストワール『緊急警報!亡国機業がついに動き出しました!彼等の狙いは葛飾署とIS学園です!」

両津「分かった!すぐに緊急会議を開くぞ!」

中川「はい!」

594: 2014/06/21(土) 19:41:51 ID:wvmt7dOs
第1アリーナ

両津「亡国機業がついに総力戦を行うそうだ。山田君、説明を。」

山田「はい。亡国機業は葛飾署とIS学園を狙っています。今回は二手に別れて行動するそうです。」

山田「まずIS学園はスコール、マドカ、オータム。そして葛飾署は一夏、シェフィールド、カダブラ社長が向かっています。」

イストワール「あと新しい情報ですが、IS学園に行くメンバーがまた一人増えました。名前は神維仲人です。」

くるみ・サキ・カリンカ「ええっ!?」

595: 2014/06/21(土) 19:48:36 ID:wvmt7dOs
くるみ「そんな!ご主人様が亡国機業に!?」

サキ「どういう事か説明してくれませんか。」

イストワール「はい。イカロス達によってくるみさん達がIS学園に行ってしまった直後、亡国機業が彼を誘拐したそうです。」

カリンカ「そしてそのまま闇に堕ちたという事ね。」

ララ「で、イカロス達は両さんの指示に従って行動したんだよね。」

イカロス「はい。」

くるみ「両津校長、責任を取ってくださいね・・・。」ゴゴゴゴゴ

両津「おい!武器を持ちながら近づくな!落ち着け!」

ワスプ「今はここで争っている場合じゃないわ。早く出動しないと!」

仲人「その必要はないよ。なぜならここで倒れる運命なのさ。」

くるみ「この声・・・、まさか!?」
くるみが声のした方を振り向くと、神維仲人が上空に浮かんでいた。

596: 2014/06/21(土) 20:01:38 ID:wvmt7dOs
サキ「ご主人様!どうして・・・。」

仲人「もちろん決まっているだろ・・・。お前達を頃すのみだ!!」ビュン

アイエフ「奴のISは『黒炎』。邪悪なる炎を繰り出すわ!」

両津「すぐに奴を倒すぞ!コンパたちは負傷者が出たときに手当てを頼む!」

コンパ「了解です!」ビシッ

仲人「数が多くてもこの僕には敵うまい。覚悟しろ!」ドガガガガ

両津「その様な攻撃は攻略済みだ!」ヒュンヒュン

仲人「おのれ!邪炎の太刀!」ビュン

両津「おっと!」ガキン

597: 2014/06/21(土) 20:21:17 ID:wvmt7dOs
鈴「ナイス防御!今がチャンスよ!」

ドガガガガガ

仲人「うぐ・・・。」

両津「よし!止めを刺せ!」

くるみ「止めは私が行きます!覚悟!」ダッ

ドスッ

仲人「く、くるみ・・・。裏切ったのか・・・。」

くるみ「ごめんなさい・・・。そうするしか方法はなかったんです・・・。」ナミダメ
そしてくるみが仲人から離れた瞬間、仲人のISが爆発した。

両津「ISの爆発と共に自らの体も塵になったそうだな。」

サキ「ええ・・・。ですが、こんなところで立ち止まる訳にはいきません!」

カリンカ「亡国機業の野望は絶対に終わらせないとね!」

598: 2014/06/21(土) 20:25:01 ID:wvmt7dOs
両津「よし!くるみ達はIS学園を守ってくれ。わし等は葛飾署に向かう!」

くるみ「分かりました!必ず生きて帰ってください!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!行くぞ!!」

箒達「おう!!」ドギュン
果たして両津達は亡国機業の野望を終わらせる事ができるのか!?それは戦って見ないと分からない。

599: 2014/06/21(土) 21:09:30 ID:wvmt7dOs
次回予告

バク丸「ついにスコール達が来たか!」

桃香「IS学園は必ず守りきってみせる!」

ジェリー「だがそう簡単には倒す事はできない。奴等は亡国機業の主力だからね。」

キュゥべえ「両津達がいない分、君達だけで戦わなくてはならない。それでも戦うの?」

マミ「ええ。誰が相手であろうとも、一歩も引かないわ。」

ガオウ「俺達は両さんによって鍛えられたからな。」

バク丸「その通りだ!皆、行くぞ!!」

ガオウ達「おう!!」

山田「次回、『激突!IS学園攻防戦!!』。お楽しみに!」

600: 2014/06/21(土) 22:10:40 ID:wvmt7dOs
第50話 激突!IS学園攻防戦!!

601: 2014/06/21(土) 22:15:41 ID:wvmt7dOs
上空

スコール「仲人がやられたわね。」

オータム「どうやらあいつ等は既に戦闘態勢に入っているという事か。」

マドカ「だが任務を遂行しなくてはならない。それが我々の使命だ。」

スコール「そうね。そろそろ目的地に到着するわ。すぐに準備を!!」

ヒュルルルル

オータム「な!?」

ドゴーンドゴーン

くるみ「やっぱり来ましたね。亡国機業の主力戦士達!」

オータム「貴様は何者だ!?」

くるみ「IS学園所属のくるみ!あなた方を逮捕します!」

オータム「お前に捕まるくらいなら氏んだ方がマシだ!!」ドギュン

602: 2014/06/21(土) 22:21:38 ID:wvmt7dOs
バク丸「そこ!」ドゴン

オータム「くっ!このIS・・・、バク丸か!」

バク丸「俺達もいるという事を忘れちゃ困るぜ。」

サキ「さあ、覚悟はいいですか?」

スコール「覚悟を決めるのはそっちよ!ソリッド・フレア!!」ズドーン

バク丸「おわっ!」ヒョイ

カリンカ「うわ・・・。当たってしまったら痛そう・・・。」

オータム「それだけじゃないぜ!スパイダー・キャノン!」ドーン

くるみ「しまった!蜘蛛の糸が・・・!」

オータム「覚悟!」バッ

サキ「甘い!」ビュン

ジャキン

サキ「一刀両断!」

オータム「しまった!」パーン

くるみ「サキ、ナイス攻撃!」グッ

603: 2014/06/21(土) 22:31:58 ID:wvmt7dOs
カリンカ「ここからは私のターンね。覚悟しなさい!」ドガガガガ

マドカ「それはどうかな?」

シュルルルル

カリンカ「しまった!茨が体中に・・・。」

マドカ「覚悟!」

バリバリバリバリ
カリンカ「うわああああああああ!!」

タルト「カリンカ!」

コンパ「すぐに治療します!」ヒュン

パアアアアア

カリンカ「よし!ダメージ回復完了!反撃開始!」ヒュン

ドガッ

マドカ「うぐ・・・。」

604: 2014/06/21(土) 22:37:15 ID:wvmt7dOs
ガキンガキンガキンガキン

マミ「くっ、このままだとやられてしまうわ!」

まどか「早く何とかしないと占拠されてしまいます!」

ドラゴンキッド「よし!ここは一か八かだ!」
ドラゴンキッドは力を溜め、電流を流す態勢に入った。

ドラゴンキッド「今だ!サンダーレイジ2!!」

ドンガラガッシャーン

スコール「きゃっ!」

ブルーローズ「3人に直撃したわ!」

ファイヤーエンブレム「さあ、止めを!」

605: 2014/06/21(土) 22:41:47 ID:wvmt7dOs
千棘「私は貴方達を許さない。絶対に逮捕する!」
千棘はISから無数の縄を発射し、3人の身動きを封じた。

アリア「そしてそのまま、サンダーキャノン!!」

ズドーン

スコール・オータム・マドカ「きゃ(うわ)ああああああああ!!」

ドッカーン

小咲「スコール・オータム・マドカ、戦闘不能です!」

バク丸「よし!ひっ捕らえろ!!」

ダッ

606: 2014/06/21(土) 22:52:27 ID:wvmt7dOs
くるみ「これでIS学園は無事に守り切りましたね。」

ドラリーニョ「うん。あとは葛飾署だけだね。」

マタドーラ「だがカダブラはなんで葛飾署を狙っているんだ?」

王ドラ「両津校長は葛飾署に所属していますからね。それを落とせばこっちの物だと思っているでしょう。」

ドラメッド3世「なるほど。」

バク丸「両さん、必ず帰って来いよ。待っているからな・・・。」
バク丸たちはIS学園を守りきる事に成功し、残るは葛飾署のみとなった。
そして、一夏との最終決戦が刻々と近づき始めた・・・。

607: 2014/06/21(土) 23:14:56 ID:wvmt7dOs
次回予告

両津「いよいよ最終回まで残りあと1話!」

箒「これまでいろんな事がありましたね。」

鈴「のんきに話している場合か!葛飾署は既に占拠されているわよ!」

銀時「くっ!既に遅かったか・・・。」

一夏「やっと来たか。悪いがここで氏んでもらうよ。」

千冬「お前がそのつもりなら、私がお前を倒す!行くぞ!箒、鈴!」

箒・鈴「はい!」

両津「こうなってしまうと姉弟で戦う宿命は避けられないな。」

箒「次回、『千冬VS一夏、悲しき姉弟対決!』。宜しく頼む。」

609: 2014/06/22(日) 09:07:03 ID:AwqKtIAo
第51話 千冬VS一夏、悲しき姉弟対決!

610: 2014/06/22(日) 09:25:58 ID:AwqKtIAo
上空

ギュイーン

両津「葛飾署までもう少しだ!気を抜くなよ!」

ラウラ「ああ。亡国機業の企みを阻止しなければ、大変な事になるからな。」

ビーッビーッ

兎角「大変だ!葛飾署が大ピンチになっている!」

晴「早く急がないと大変な事になっちゃいます!」

伊介「どうやら3人が先に辿り着いたという事ね。」

両津「奴等は部長と署長を人質にしようとしている。すぐに救出するぞ!」

箒達「了解!」

611: 2014/06/22(日) 10:17:15 ID:AwqKtIAo
両津達は葛飾署に辿り着いた後、作戦会議を開いた。

両津「織斑、箒、鈴は一夏の討伐。ルイズ達はシェフィールド。わし等は署長と部長を救出するぞ!」

ルイズ「ええ。必ず勝ちましょう!亡国機業の野望を終わらせるためにも!」

両津「よし!行動開始!!」

ドガガガガ

両津「うわっ!」

千冬「ついに姿を現したか。一夏!」

一夏「よく来たな。だが葛飾署は俺達が占拠した。」

シェフィールド「奪還するなら容赦はしない!」

ルイズ「もちろん奪還するわ!覚悟しなさい!」

612: 2014/06/22(日) 10:21:41 ID:AwqKtIAo
千冬「ここは私達が行く!両津達は部長と署長を救出してくれ!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!行くぞ!」

海パン刑事「我々も助太刀するぞ!」

両津「この声は!?」

海パン刑事「股間のモッコリ伊達じゃない!陸に事件が起きた時、海パン一つで全て解決!」

海パン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、海パン刑事只今参上。」

箒「うわ・・・。変Oがまた来た・・・。」

ドゴーン

セシリア「こ、この水しぶきは・・・。」

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!お茶目なヤシの木カットは伊達じゃない!海を愛し、正義を守る。」

ドルフィン刑事「タリラリラリラーン!誰が呼んだかポセイドン、タンスに入れるはタンスにゴン。」

ドルフィン刑事「特殊刑事課三羽烏の一人、ドルフィン刑事、只今見参!」ビシッ

銀時「ドルフィン刑事が出たという事は・・・。まさか!?」

613: 2014/06/22(日) 10:25:04 ID:AwqKtIAo
コツコツ

リナリー「あ。」

月光刑事「ムーンライトパワーーーー!!」

キラキラキラキラ

BGM:月光刑事のメインテーマ

鈴「また始まったわね・・・。」

月光刑事「メイクアーップ!」
月光刑事はそう言った後、服を脱ぎ始めた。そして変身が終わった。

月光刑事「華麗な変化伊達じゃない!月のエナジー背中に浴びて、正義のスティック闇を裂く!」

月光刑事「空の事件は我等にお任せ!月よりの使者月光刑事!」

ビーナス刑事「同じくビーナス刑事。」

月光・ビーナス「只今見参!」

銀時「うおええええええええ!!」ゲロゲロ

ゲーゲーゲーゲー

614: 2014/06/22(日) 10:26:57 ID:AwqKtIAo
銀時「はぁ、はぁ・・・。気持ち悪かったぜ・・・。」

月光刑事「なぜ吐く必要がある?」

銀時「当たり前だ!おっさんがセーラー服を着たら気持ち悪いわ!」

ヌクヌク「喧嘩をしている場合ではありません!早く急がないと!」

両津「そうだったな。署に乗り込むぞ!」

セシリア達「了解!」ダッ

615: 2014/06/22(日) 10:38:56 ID:AwqKtIAo
千冬「さあ、ここからは私達の戦いだ。行くぞ!」ダッ

一夏「相手がだれであろうとも容赦はしない。行くぞ!」ビュン

ガキンガキンガキンガキン

千冬(奴のISは魔王。ならば、近接攻撃で勝負だ!)

スカッ

千冬「そこ!」バシッ

一夏「くっ・・・!油断したか!」

616: 2014/06/22(日) 10:47:12 ID:AwqKtIAo
箒「援護は私達に任せてください!」

鈴「一夏、覚悟しなさい!」

一夏「ならば、デストロイモードでまとめて倒すのみだ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

一夏「これで準備万端だ。覚悟!」

ドガガガガガ

箒「うわああああああ!!」

千冬「箒!」

鈴「ならば私が行くわ!覚悟!!」

一夏「かかったな。ダークフレイム!」

ゴオオオオ

鈴「きゃああああああ!!」

一夏「これで残るはお前だけだな。」

千冬「くっ・・・。」

617: 2014/06/22(日) 10:52:42 ID:AwqKtIAo
シエスタ「箒さんと鈴音さんがダウン!残るは織斑先生のみとなりました!」

ルイズ「ボーマンダ達は織斑先生の援護に向かって!」

ボーマンダ「心得た!」

シェフィールド「油断したな。覚悟!」ドガン

ルイズ「しまっ・・・!」

ガキン

ルイズ「へ?」
ルイズが前の方を向くと、カービィがデルフを持ちながらガードをしていた。

ルイズ「カービィ!」

シェフィールド「ほう。カービィがいたとはな。まずはお前から倒してやる!」

デルフ「相棒、来たぞ!」

カービィ「ぽよ!」

618: 2014/06/22(日) 11:00:53 ID:AwqKtIAo
ガキンガキンガキンガキン

キュルケ「このままだとカービィが危ないわ!フレイムキャノン!」ズドン

キュン

シェフィールド「ちっ!傷を負ってしまったか!」

ルイズ「今よカービィ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」カッ

ズドーン

シェフィールド「そ、そんな・・・。この私が・・・・。」

ドガーン

タバサ「シェフィールドは消滅した。」

ルイズ「早く織斑先生を助けに行きましょう!」

619: 2014/06/22(日) 11:05:24 ID:AwqKtIAo
一方、両津達は―――。

バタン

両津「署長!無事ですか!?」

署長「おお!両津か!大原君はカダブラに屋上へ連れて行かれた!」

ワスプ「どうやら部長を人質に取ったようね。」

麗子「ともかく急ぎましょう!」

両津「言われなくてもそのつもりだ!」
千冬は一夏の前に苦戦しており、部長はカダブラによって人質とされてしまった!
両津達は亡国機業の野望を阻止する事できるのか!?物語はいよいよ最終回へ!

620: 2014/06/22(日) 11:08:41 ID:AwqKtIAo
おまけ 羊の数え方

両津「晴、いったい何の用だ?」

晴「最近、眠れなくて困っているんです。」

両津「もしかして悩み事でもあるのか?」

兎角「いや、悩みはないそうだ。」

両津「だったら羊を数えたらいい。今からやってみるか?」

晴「はい。お願いします。」

両津「よし。スフレたちを呼んできてくれ。リアルに羊を数えた方が眠りやすいからな。」

箒「リアルに羊を数えるか・・・。普通ではありえないな。」

621: 2014/06/22(日) 11:12:06 ID:AwqKtIAo
体育館

両津「じゃ、行くぞ。」

シャル「勘吉、僕達はなんで羊の格好をしなくちゃならないの?」

両津「ここにいる羊はスフレしかいないからな。協力してくれ。」

ラウラ「分かった。では、始めてくれ。」

両津「おう!」

晴「では、お願いします。」

両津「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が四匹、羊が五匹・・・。」

晴「なんだか眠くなってきた・・・。」

両津「羊が六匹、羊が七匹、羊が――――。」

スフレ「きゃっ!」コケッ

兎角「スフレ!羊のお前がこけてどうする!」

スフレ「ごめんなさい!」

622: 2014/06/22(日) 11:16:06 ID:AwqKtIAo
伊介「じゃあ、ここは私が数えるわ。」

両津「おう。頼むぞ。」

伊介「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹。三匹逃げた。」

鈴「逃げたらダメでしょ!」

セシリア「ちゃんと数えてください!」

伊介「分かってるわよ。」

伊介「執事が一匹。」

兎角「いい加減にしろ!」スパァン

両津「ええい!次!」

ラウラ「ここは私が行こう!」

両津「よし!やってくれ!」

623: 2014/06/22(日) 11:19:09 ID:AwqKtIAo
ラウラ「羊が一匹、羊が二匹、羊と思ったらカリフラワー。」

兎角「ふざけているのか?####」チャキ

ラウラ「冗談だ。」

ラウラ「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹、羊が四匹、羊が五匹。」

兎角「おお!これなら大丈夫だ!」

ラウラ「羊が六匹、カエルが一匹。」

兎角「へ?」

ラウラ「牛君一匹、パペットマペット。」

兎角「古いネタを出すな!!!###」スパァン

624: 2014/06/22(日) 11:23:51 ID:AwqKtIAo
晴「全然眠れません・・・。」

兎角「お願いだから真面目にやってくれ!」

鳰「そんな事言われなくても真面目にやってるッス。」

兎角「嘘をつくな!」

桂「だったらここは俺に任せろ。」

銀時「お前はヅラ!」

桂「ヅラじゃない。桂だ。」

新八「本当に大丈夫ですか?」

桂「心配ない。この事に関しては問題ないからな。」

コンパ「真面目にやってくださいよ。」

桂「では、行くぞ。」

625: 2014/06/22(日) 11:34:56 ID:AwqKtIAo
桂「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・・。」

銀時「おお!これなら大丈夫だ!」
銀時がそう言った瞬間、ラップの音楽が鳴り始めた。

新八「ん?なんだこの音楽?」

桂「羊が四匹♪羊が五匹♪羊が六匹♪羊が!羊が!羊が七匹♪チェケラ!」

桂「羊が八匹いたんだYO!俺のオカンは未年だYO!俺は迷える子羊なんだYO!」

桂「羊が!羊が!羊が八匹♪チェケラ!」
桂がそう言ったと同時に、体育館はラップ会場となってしまった。

新八「やっぱり嫌な予感は的中したあああああ!!」

銀時「神楽!お前まで踊るな!!」

兎角「しかもリドルチームまで踊り始めた!」

新八「とうとう僕達以外踊っちゃいました!」

626: 2014/06/22(日) 11:39:08 ID:AwqKtIAo
桂「YO!YO!YO!YO!羊はいつしか刈られるウール!寝るときウールは数えるルール!」

桂「寝れなきゃ今夜は朝までオール!7時にオカンのモーニングコール!It's so cool!おやつはカール!」

桂「いつかはつかむぜドラゴンボール!ネパール!ショッピングモール!」

桂「ねるねるねーるは手が疲レール!こんなことしてたら寝れなくなるチェケラ!」

銀時・新八・兎角「寝れるかああああああああ!!」ゲシッ

桂「うげっ!」

兎角「こんなラップで寝れる訳ないだろ!何を考えているんだ!!」

桂「いや、あれを見ろ。」

兎角「へ?」
桂の指差す方を見ると、晴は床で眠っていた。

兎角「嘘だろ・・・。」

桂「どうやら俺のラップが効いたようだな。しかもその寝顔は笑顔で満ち溢れているぞ。」

銀時「しかも全員寝ているゥゥゥゥゥゥゥ!!」

桂「君も眠れなくなったらぜひ俺のラップを聞いてくれ。」

銀時「宣伝するんじゃねええええええ!!」ドガッ

桂「ぐはっ!!」

627: 2014/06/22(日) 11:51:59 ID:AwqKtIAo
次回予告

両津「屋上に辿り着いたわし等。そこにはカダブラと人質になっている部長がいた!」

箒「こうなってしまうと迂闊に手が出せませんね。」

ラウラ「織斑教官は一夏にかなり苦戦している。このままだとやられてしまうぞ!」

千冬「大丈夫だ。私は絶対に倒れる訳にはいかない!生徒達を守るためにも!」

両津「よく言った!わし等も部長を救出してIS学園に帰還するぞ!」

箒「バク丸たちがあそこで待っていますからね。全員生きて帰りましょう!」

両津「よし!皆、行くぞ!」

全員「おう!!」

両津「次回、最終回!『完全決着!新たな未来へ!』。みんな一緒に!」

全員「よろしくな(です、ですわ、お願いします、頼む、ゲソ、アル)!!」

628: 2014/06/22(日) 11:53:05 ID:AwqKtIAo
最終回 完全決着!新たな未来へ!

629: 2014/06/22(日) 12:00:11 ID:AwqKtIAo
葛飾署駐車場

千冬「ハァ、ハァ・・・。」

一夏「その程度か。これでお前も終わりだな。」ジャキン

千冬「う・・・。私は絶対に倒れる訳にはいかない・・・。」グググ

一夏「まだやるつもりか?」

千冬「当たり前だ・・・。生徒達を守るためにも、私は絶対に負ける訳にはいかない!!」

ボーマンダ「その言葉、感動しました!」

千冬「お前等!シェフィールドを討伐したのか!?」

シエスタ「はい!カービィさんのおかげで倒すことに成功しました!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「ここからは私達も助太刀します!」

千冬「分かった!一夏を倒し、両津の元に合流するぞ!」

ルイズ達「はい!」

630: 2014/06/22(日) 12:12:00 ID:AwqKtIAo
一夏「たとえ数が増えようとも、俺にとっては敵でもない!」ドガガガガ

オコリザル「その瞬間を待ってたぜ!」

一夏「何!?」

オコリザル「連続パンチ!!」ドガガガガ

一夏「うぐ・・・。」

ボーマンダ「これでも喰らえ――――!!」ゴオオオオオオ

一夏「うわああああああ!!」

箒「一夏、目を覚ましてくれ!!」スパァン

一夏「ほう・・・、き・・・。」

鈴「お願い!もとの優しい一夏に戻ってよ!!」ドゴーン

一夏「り・・・、ん・・・・。」

千冬「一夏、私はお前を闇から解放する。覚悟!!」ビュン

ドスッ

一夏「ち、千冬姉・・・。」

631: 2014/06/22(日) 12:15:24 ID:AwqKtIAo

千冬「一夏・・・・、すまない・・・。こうするしかなかった・・・。」

一夏「ううん・・・。千冬姉が俺を倒してくれたおかげで・・・、俺は元の姿に戻る事ができた・・・。」

千冬「一夏・・・・。」

一夏「ありがとう・・・・、千冬・・・、姉・・・・。」

ガクッ

箒「い、一夏が・・・。」

鈴「氏んだ・・・。」

ピカアアアアアア

ルイズ「あっ、身体が光り出した!」

パアアアアアアア
一夏の体は光の粒となって大空の向こうへ飛んで行った。残っていたのは彼のISだけだった。

632: 2014/06/22(日) 12:17:30 ID:AwqKtIAo
千冬「一夏・・・。一夏――――――――!!うわああああああああ!!」

箒「織斑先生・・・。」ポロポロ

鈴「うう・・・。ひっく・・・。」ポロポロ

カービィ「ぽよ・・・。」ウルウル

ルイズ「う、うう・・・。」ポロポロ

ゲッコウガ「思えば一夏殿は哀れな男でござったな。」

百鬼丸「ああ。残るは両津達だけだな。」

リザードン「必ず無事に成功するといいのだが・・・。」

633: 2014/06/22(日) 12:23:23 ID:AwqKtIAo
一方、屋上では―――――

カダブラ「チッ!どうやら残るはわしだけとなったか。」

バタン

両津「見つけたぞカダブラ!お前を逮捕する!」

カダブラ「おっと!下手に動くとこいつが氏ぬぞ!」チャキ

兎角「くっ!部長を人質に取ったか!」

春紀「汚いぞ!」

カダブラ「卑怯もくそもない!この勝負は私の勝ちだ!」

両津「ほーう。じゃあ、部長を頃しても構わないぜ。」

セシリア「りょ、両津さん!?」

634: 2014/06/22(日) 12:28:01 ID:AwqKtIAo
両津「部長には悪いけど、たまには捕われている気持ちを知っておかないとな。」

部長「うぐぐ・・・・。」

アイアンマン「部長の怒りゲージが上昇しているぞ!」

キャプテン・アメリカ「しかも急速に!」

ワスプ「という事は・・・。」

部長「両津――――――!!!」

バーン

ラウラ「な!?」

シャル「自力で縄を破っちゃった!!」

635: 2014/06/22(日) 12:35:39 ID:AwqKtIAo
カダブラ「あ、こら!」

部長「邪魔だ!」ドガッ

部長「両津!貴様と言う奴は!!」

両津「落ち着いてください!これも作戦ですよ!」

部長「作戦だと!?」

両津「部長をわざと怒らせてカダブラを逮捕する作戦なんですよ!」

部長「へ?」
部長は向こうを振り向くと、カダブラは気絶していた。

636: 2014/06/22(日) 12:37:19 ID:AwqKtIAo
両津「御手柄ですね部長。」

部長「両津、疑って済まなかった。」

両津「分かればいいんですよ。」

パチパチパチパチ

箒「両津さん、終わりましたね!」

両津「おう!箒達も終わったのか!」

部長「ん?そう言えば織斑君は?」

鈴「それが・・・。」

637: 2014/06/22(日) 12:44:06 ID:AwqKtIAo
河川敷

千冬「ハァ・・・。」

両津「織斑、何を落ち込んでいるんだ?」ポン

千冬「りょ、両津!?」

両津「どうせ一夏が氏んだことで落ち込んでいるんだろ。氏んだ人間は帰ってこないんだぞ。」

千冬「分かっている。だけど・・・。」

両津「わし等がついている限り、お前は一人じゃない。そんなに寂しい思いをするな。」

箒「そうですよ。一夏はいなくなってしまったけど、皆がいるからさびしくありません。」

鈴「あなたの事を待っている人が多くいます。IS学園に帰りましょう!」

千冬「3人共・・・、そうだな。IS学園に帰るとするか!」

両津「よし!決定だな!」

638: 2014/06/22(日) 12:52:02 ID:AwqKtIAo
それから2日後、両津の誕生日を記念してライブが行われた。

BGM:DISCOTHEQUE(ISG48バージョン)

両津「思えばこの1年、いろいろあったな。」

千冬「ああ。両津が私の顔にラジオをぶつけたり、臨海学校で張り合った事もあったな。」

両津「で、亡国機業との戦いが終わった今、これからどうするつもりだ?」

千冬「私は教師としての仕事を続ける。一夏の分までしっかりとやるつもりだ。」

両津「なら心配は無用だな。」

山田「DISCOTHEQUEが終わりました!」

両津「よし!行くか!」

千冬「ああ!」

639: 2014/06/22(日) 12:54:54 ID:AwqKtIAo
ワーワー

両津「皆様、本日は誠にありがとうございました。」

両津「それではアンコールとして、ジュゲム~こち亀バージョン~を歌います。」

両津「皆、準備はいいか!?」

箒達「おう!!!」

最終回ED:ジュゲム~こち亀バージョン~(両津オールスターバージョン)

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

640: 2014/06/22(日) 12:58:03 ID:AwqKtIAo
両津「いつでもサンダル いつでもスキャンダル 気にしないって♪」

箒「ないってー♪」

両津「食う寝る遊ぶの エブリデイ♪」

鈴「て、て、て、てやんでィ♪」

両津「タイクツなんて 始末書にまるめて ほうり投げた♪」

シャル「よっ♪」

両津「まるだし本能 むきだし煩悩 バカになって♪」

ラウラ「なってー♪」

両津「ムボーでビンボーで いーじゃない?」

セシリア「そうでしょうか?」

両津「ワシのやり方で やりたいように やるだけさ♪」

簪「あっ、まずい!」

641: 2014/06/22(日) 13:00:49 ID:AwqKtIAo
両津「カタブツ部長のカミナリ♪アタマからケムリ♪」

両津「走って逃げたら カメアリ♪」

箒達「カメアリ!」

両津「そりゃめでたいねえ♪」

楯無「アハン?」

両津「花の大江戸に♪」

めだか「ちょいとー♪」

両津「両さんタイフーン♪」

バク丸「まいどー♪」

両津「吹、き、荒れる―――♪」

箒達「アジャラカモクレンキューライスー♪」

642: 2014/06/22(日) 13:04:15 ID:AwqKtIAo
両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーの♪」

両津達「ポンポコナーのチョウキュウメイのチョウスケ!」

両津「ベーゴマ メンコに プラモに ラジコン ムキになって♪」

ルイズ「なってー♪」

両津「デジタル サブカル アツくなる♪」

トム「アアアアアアアアア!!」ビョーン

両津「遊びの事なら 命がけだぜ 負けたことない♪」

ジェリー「嘘でしょ?」

643: 2014/06/22(日) 13:06:55 ID:AwqKtIAo
両津「義理と人情に あふれて純情 アダになって♪」

中川「なってー♪」

両津「失敗ばかりの 日常♪」

本田「上々ですね。」

両津「パトロールサボって ビールを飲んだら 公園で昼寝♪」

千冬「真面目に働け!」

644: 2014/06/22(日) 13:09:30 ID:AwqKtIAo
両津「麗子の笑顔が トビキリ! そりゃちょいと張り切り!」

両津「イキオイ余って カメアリ♪」

箒達「カメアリ!」

両津「そりゃめでたいねえ♪」

ウリィ「アハン?」

両津「花の大江戸に♪」

ケロロ「ちょいとー♪」

両津「両さんタイフーン♪」

ボルボ「まいどー♪」

両津「吹、き、荒れる――――♪」

箒達「トーヒューヒャイトロヒャイトーロー!」

645: 2014/06/22(日) 13:10:37 ID:AwqKtIAo
両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーの♪」

両津達「ポンポコナーのチョウキュウメイのチョウスケ!」
そして全員の手拍子が鳴り響き、クライマックスに突入した。

646: 2014/06/22(日) 13:15:49 ID:AwqKtIAo
両津「金持ち中川 跡取り♪ムリ言って金借り♪」

両津「忘れたフリして カメアリ♪」

箒達「カメアリ!」

両津「そりゃめでたいねえ♪」

山田「アハン?」

両津「花の大江戸に♪」

そら「ちょいとー♪」

両津「両さんタイフーン♪」

リナリー「まいどー♪」

両津「吹、き、荒れる♪」

ケロロ「ズドーーーーーーーーーーーーン!」

両津「いくぞー!」

647: 2014/06/22(日) 13:17:13 ID:AwqKtIAo
両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの♪」

両津達「ジュゲム ジュゲム ゴコウのスリキレ カイジャリスイギョ♪」

両津達「スイギョウマツ ウンギョウマツ フウライマツ クウネルトコロにスムトコロ♪」

両津達「ヤブラコウジ ブラコウジ パイポパイポパイポのシューリンガン♪」

両津達「シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーの♪」

両津達「ポンポコナーのチョウキュウメイのチョウスケ!」

両津「我等IS学園は、永遠に不滅だ―――――!!」

ワアアアアアアア

648: 2014/06/22(日) 13:19:37 ID:AwqKtIAo
そして月日が流れ―――――

ヒーローズアジト

ビービー

『緊急指令、東京上空で無人ISが暴走中!』

『両津夫妻はすぐに出動を!』

両津「よし!行くか、シャルロット。」

シャル「うん。あなた。」

ドギューン

~完~

649: 2014/06/22(日) 13:22:50 ID:AwqKtIAo
両津はシャルロットと結婚し、夫婦でIS戦士として活動する事になりました!
他の皆もそれぞれの場所で頑張っています!

以上でこの物語はこれで終わります。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました !

引用: 両津「インフィニット・ストラトス」 パート2