230: 2010/05/28(金) 12:10:23.31 ID:bTxan2DO
今やってるSSの息抜きに4レスくらい上琴書いてみた。ただいちゃいちゃしてるだけです

設定としては上条(19)で社会人、美琴(17)で高校生って設定

231: 2010/05/28(金) 12:12:15.75 ID:bTxan2DO
Prrrr、Prrrr

上条「ふぁい」

美琴「おはよう、当麻」

上条「……んぁ、その声は美琴かー」

美琴「あ、ごめんもしかして寝てた?」

上条「夜勤明けだけからなぁ。それよりどうしたんだ美琴?」

美琴「当麻、今日仕事休みって言ってたし、私も久しぶり暇だから当麻と遊ぼうかなって」

上条「おーいいぜ。ふぁ……待ち合わせはいつもの場所でいいか? ふぁ」

美琴「やっぱり眠いよね。私が当麻の家行くからそれまで寝てていいよ?」

上条「ん、そうか悪いな。それじゃあお言葉に甘えさせてもらいますよ」

美琴「じゃ、また後でね当麻」

上条「あいよ」
『魔女狩りの王(イノケンティウス)』
232: 2010/05/28(金) 12:14:21.40 ID:bTxan2DO
ピンポーン、、、ピンポーン

美琴「(やっぱり寝てるよね。では、せっかく貰った合い鍵を活用させてもらいますか)」ガチャ

美琴「当麻上がるわよー?」

上条「……」スースー

美琴「当麻?」

上条「……」スー

美琴「夜勤明けのところごめんね? どうしても会いたくなっちゃってさ。うん、疲れてるよね、もう少し寝てても大丈夫だよ」

上条「……みーこと♪」ダキッ

美琴「っきゃあ!? え、な、ちょ、当麻起きてたの!?」

上条「もちのろんですよ」

美琴「い、いつから!?」

上条「電話かかって来たときから?」

美琴「うっ、寝たふりしてたって訳ね……」

上条「声を聞いたら上条さんもどうしても会いたくなってしまいまして目が覚めちゃったんですよ」

233: 2010/05/28(金) 12:16:28.13 ID:bTxan2DO
美琴「もう!」

上条「みことー!」ギュー

美琴「ちょっと苦しいよ当麻ぁ」

上条「おっと悪い悪い。美琴成分を補給するのについ力が入っちまった。大丈夫か?」

美琴「……うん。私も補給してたからいいけど。それより、さ」

上条「どうした美琴?」

美琴「さっからお腹に『堅いもの』が当たってるんだけど」

上条「こ、これは朝の生理現象と言いますか、この状態に反応してしまったと言うか」

美琴「当麻……」

上条「なぁ、美琴。しても、いいか?」

美琴「当麻、仕事から帰ってきてシャワー浴びた?」

上条「へ? あ、そういえば忘れてた」

234: 2010/05/28(金) 12:18:44.62 ID:bTxan2DO
美琴「ほら、汗臭いからとっととシャワー浴びてくる!」

上条「えー」

美琴「えー、じゃありません。朝ご飯作っておいてあげるから早く浴びて来なさいよ」

上条「はいはい分かりましたよ美琴センセ」

美琴「分かればよろしい」

上条「なぁシャワーから上がったら、してもいいか?」

美琴「ご飯食べてからならお好きにどうぞ……って変なこと言わせんな!」

上条「ははは可愛いなぁ美琴は。それじゃあ浴びて来るわ」

美琴「早く行け! うぅ、当麻ばっかり主導権握って私をからかうんだから……。あ、いけないご飯作らなきゃ」


おわり

236: 2010/05/28(金) 12:29:07.97 ID:IDB6NCoo
ワッフルワッフル

245: 2010/05/28(金) 15:35:59.51 ID:bTxan2DO
上条「ふぃー、さっぱりした。お、いい匂いだな」

美琴「当麻、自炊するならちゃんとしなさい。ほとんど痛みかけてたわよ」

上条「いやぁ特売があるとつい沢山買っちゃってさ」

美琴「一人暮らしなんだから量を考えないと」

上条「う、以前の習性なのか上条さんは食料が沢山ないと落ち着かないんですよ」

美琴「いい加減慣れなさいよ」

上条「面目ない。それで、なに作ってるんだ?」

美琴「大丈夫なものを適当に炒めて卵かけた、親子丼もどきみたいなのかな」

上条「へぇ美味しそうだな」

美琴「ま、伊達にお嬢様学校通ってないしね。それにしても」

上条「どうした?」

美琴「ツンツンしてない当麻の髪ってなんかおかしい」

上条「なんとー!」

246: 2010/05/28(金) 15:38:24.92 ID:bTxan2DO
上条「ご馳走さん。美味しかったよ」

美琴「お粗末様でした」

上条「美琴は良いお嫁さんになれるな」

美琴「良い悪いは当麻次第じゃない?」

上条「なんでだよ?」

美琴「そのフラグ体質治してもらわないとその内ステーキが雑巾になるかもよ?」

上条「電撃の方がまだマシな気がしてきた……。けどな、安心しろ美琴。俺はなにがあってもお前が一番大切だよ」

美琴「と、当麻ぁ、きゅ、急には、恥ずかしいこと言わないでよ。……わ、私食器洗ってくるね!」

上条「ああ、それなら俺がやるよ。美琴ばっかりにさせる訳にはいかないからな」

美琴「え? あぁ、うん。あ、ありがとう」

上条「なんで美琴が礼を言うんだよ。家主として当然だろ?」

247: 2010/05/28(金) 15:39:41.12 ID:bTxan2DO
美琴「(当麻は平気であんなこと言うんだから。……あー当麻の後ろ姿格好いいなぁ。あれじゃあフラグ体質じゃなくても皆惚れちゃうよね)」

上条「……」シャーシャー

美琴「(そ、そう言えばこの後当麻とするのかな? 一応それらしい格好はしてきたんだけど……)」ソワソワ

上条「よし、終わった。ん、美琴どうした? 虫でもいたのか?」

美琴「う、ううん! いないよ、大丈夫」

上条「? に、しても本当にいい天気だな。そうだ、今日はどこに行く? 食べ物切らしてるからスーパーは確定な!」

美琴「そ、そうねぇ……そろそろ夏服チェックしておきたい、かな」

上条「分かった。それじゃあまずは定番のセブンズミストに行って、その後のことはそこで考えようぜ」

美琴「う、うん」

上条「どうした美琴、歯切れ悪いな」ニヤリ

248: 2010/05/28(金) 15:41:22.35 ID:bTxan2DO
美琴「えと、その、今から行くの?」

上条「そのつもりだけど、昼からにからにするか? でも昼飯ないからどちらにしろ外には出ないと駄目だぞ」

美琴「そっか、そうだよね……。なら今かっきゃあ!?」ダキッ

上条「……なぁ美琴」

美琴「な、なに?」ドキドキ

上条「やっぱり昼から出掛けようぜ」

美琴「でも昼ご飯んんっ……」
上条「……期待、してたんだろ?」

美琴「ち、違うわよ、ばか」

上条「こんなドキドキさせてるのにか? はは、相変わらず素直じゃないな美琴は」

美琴「うぅ、誰のせいよ誰の」

上条「好きだぞ美琴」

美琴「んっ……私も好きだよ当麻ぁ」


おわり

250: 2010/05/28(金) 15:43:13.29 ID:PSd07Foo
満足した

引用: ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ≪4冊目≫」【超電磁砲】