817: 2010/06/02(水) 22:53:50.38 ID:60CKdjUo
上条「ぬぉぉ……取れない……!」
上条「やっぱりこの自販機に関わるべきじゃなかった……」
黒子「……そんなに這い蹲って何をしているんですの」
上条「この姿を見て察してくれ白井……自販機の下に小銭をぶちまけてしまってだな……」
黒子「百円くらい諦めてはいかが?」
上条「違う、五百円玉が4枚ほどだ」
黒子「一体どうすればそこまで溢せるんですの?」
上条「もう聞かないでくれ!どうせ手を滑らせた俺が悪かったんだ!」
黒子「……はぁ」
上条「助けてくれ白井!この通り!」ガバッ
黒子「その体勢から土下座に移行されても、あまり誠意を感じられませんの……」
上条「そこをなんとか!」
黒子「プライドも何もあったものではありませんわね。分かりました。少々退いて頂けます?」
上条「お、おぉ」
黒子「わたくしの方が腕が細いでしょうし、何とかなるかもしれません」
黒子「あ、周りに人が来ないか見ていてくださいな。さすがにあの格好は抵抗がありますの」
上条「やっぱりこの自販機に関わるべきじゃなかった……」
黒子「……そんなに這い蹲って何をしているんですの」
上条「この姿を見て察してくれ白井……自販機の下に小銭をぶちまけてしまってだな……」
黒子「百円くらい諦めてはいかが?」
上条「違う、五百円玉が4枚ほどだ」
黒子「一体どうすればそこまで溢せるんですの?」
上条「もう聞かないでくれ!どうせ手を滑らせた俺が悪かったんだ!」
黒子「……はぁ」
上条「助けてくれ白井!この通り!」ガバッ
黒子「その体勢から土下座に移行されても、あまり誠意を感じられませんの……」
上条「そこをなんとか!」
黒子「プライドも何もあったものではありませんわね。分かりました。少々退いて頂けます?」
上条「お、おぉ」
黒子「わたくしの方が腕が細いでしょうし、何とかなるかもしれません」
黒子「あ、周りに人が来ないか見ていてくださいな。さすがにあの格好は抵抗がありますの」
818: 2010/06/02(水) 22:54:42.13 ID:60CKdjUo
上条「空間移動は使わねえのか?」
黒子「残念なことにわたくし、ここまでの重量を持つ物質はまだ飛ばせませんの」
黒子「ですから仕方なく、このようなはしたない真似をしなければならないんですのよ」
上条「う、悪い……」
黒子「謝らないでくださいな。風紀委員は困っている人の為にあります」
黒子「最初に貴方が仰った4枚ですの」
上条「サンキュー白井」
黒子「ええ。謝罪よりお礼の方が、人は喜ぶものですのよ」
上条「じゃ、お礼にジュース奢るよ」
黒子「……別に飲み物目的だったわけではありませんのに」
上条「ん、今から間違えて2つ買っちまうから、1つ飲んでくれ」チャリン
上条「……?」ポチポチガチャガチャ
自販機「しーん」
上条「……不幸だ」
黒子「ぷっ……」
上条「笑うな白井ぃ!」
黒子「本当に貴方という人は……」クスクス
黒子「残念なことにわたくし、ここまでの重量を持つ物質はまだ飛ばせませんの」
黒子「ですから仕方なく、このようなはしたない真似をしなければならないんですのよ」
上条「う、悪い……」
黒子「謝らないでくださいな。風紀委員は困っている人の為にあります」
黒子「最初に貴方が仰った4枚ですの」
上条「サンキュー白井」
黒子「ええ。謝罪よりお礼の方が、人は喜ぶものですのよ」
上条「じゃ、お礼にジュース奢るよ」
黒子「……別に飲み物目的だったわけではありませんのに」
上条「ん、今から間違えて2つ買っちまうから、1つ飲んでくれ」チャリン
上条「……?」ポチポチガチャガチャ
自販機「しーん」
上条「……不幸だ」
黒子「ぷっ……」
上条「笑うな白井ぃ!」
黒子「本当に貴方という人は……」クスクス
819: 2010/06/02(水) 22:55:40.02 ID:60CKdjUo
黒子「さ、支部に行きましょうか?」
上条「はて、上条さん何かしました?」
黒子「貴方の腕の手当てですの。あんな狭い所に無理矢理手を入れるから。まさか血が出ていることに気付いていないんですの?」
上条「いやいや気付いてた。けどそこまでしてもらうのは悪いんじゃねーかなと」
黒子「ただ道端で転んだならまだしも、今回は自販機の下。場所が場所だけに少々恐ろしいものがありますの」
上条「お気になさらず、というのは?」
黒子「通用致しません。なんなら無実の罪にこじつけて連行、でも構いませんが」
上条「はぁ、分かったよ」
黒子「物分りの良い人は嫌いではありませんの」
上条「そうなのか?いや、ありがとう」
黒子「な……何真に受けているんですの!?」
一七七支部
黒子「一つ、お聞きしても?」コレデオワリデスノ
上条「なんだ?」サンキューシライ
黒子「お姉様とはどういったご関係ですの?」
上条「どう、って言われてもな……腐れ縁?付き合いは短いんだけどな」
上条「アイツから一方的に絡んでくるだけで、そんな大層なものじゃねーよ」
黒子「まったく脈無しですのね……」
上条「何がだ?」
黒子「何でもございません」
美琴「おいーす……あ」
上条「はて、上条さん何かしました?」
黒子「貴方の腕の手当てですの。あんな狭い所に無理矢理手を入れるから。まさか血が出ていることに気付いていないんですの?」
上条「いやいや気付いてた。けどそこまでしてもらうのは悪いんじゃねーかなと」
黒子「ただ道端で転んだならまだしも、今回は自販機の下。場所が場所だけに少々恐ろしいものがありますの」
上条「お気になさらず、というのは?」
黒子「通用致しません。なんなら無実の罪にこじつけて連行、でも構いませんが」
上条「はぁ、分かったよ」
黒子「物分りの良い人は嫌いではありませんの」
上条「そうなのか?いや、ありがとう」
黒子「な……何真に受けているんですの!?」
一七七支部
黒子「一つ、お聞きしても?」コレデオワリデスノ
上条「なんだ?」サンキューシライ
黒子「お姉様とはどういったご関係ですの?」
上条「どう、って言われてもな……腐れ縁?付き合いは短いんだけどな」
上条「アイツから一方的に絡んでくるだけで、そんな大層なものじゃねーよ」
黒子「まったく脈無しですのね……」
上条「何がだ?」
黒子「何でもございません」
美琴「おいーす……あ」
820: 2010/06/02(水) 22:56:42.13 ID:60CKdjUo
美琴「あ、あ、アンタ達、こんなところで二人っきりで一体何を……!」
黒子「いやですわお姉様。わたくしに限ってそのようなことはありませんわよ」
美琴「そ、そうなの?」
黒子「ええもちろん。上条さん、今日はお帰りになってくださいな。宜しければまたここに遊びに来てください」
美琴「ちょ、ちょっと黒子!?」
黒子「その時を楽しみにしていますわよ?」
上条「おう」
美琴「何ナチュラルに返事してんのよアンタも!ねぇ何この置いてきぼりな感じは!?」
黒子「さて、わたくしも帰ってシャワーを浴びたいのですが……」
美琴「うぉぉぉい!!!」
上条「じゃーな白井。御坂も白井を見習って、もうちょっとお嬢様っぽく頑張れよ」
美琴「く~ろ~こ~?」バチバチ
黒子「あの……お姉様?」
美琴「……さぁ、あった事を話してもらいましょうか……?」バチバチ
美琴「何私の居ない所でアイツと仲良くなってんのよぉぉぉ!!!」
サァカクゴォォォ!!
デースーノー
上条「……アイツらやっぱ仲良いな」
おしまい
黒子「いやですわお姉様。わたくしに限ってそのようなことはありませんわよ」
美琴「そ、そうなの?」
黒子「ええもちろん。上条さん、今日はお帰りになってくださいな。宜しければまたここに遊びに来てください」
美琴「ちょ、ちょっと黒子!?」
黒子「その時を楽しみにしていますわよ?」
上条「おう」
美琴「何ナチュラルに返事してんのよアンタも!ねぇ何この置いてきぼりな感じは!?」
黒子「さて、わたくしも帰ってシャワーを浴びたいのですが……」
美琴「うぉぉぉい!!!」
上条「じゃーな白井。御坂も白井を見習って、もうちょっとお嬢様っぽく頑張れよ」
美琴「く~ろ~こ~?」バチバチ
黒子「あの……お姉様?」
美琴「……さぁ、あった事を話してもらいましょうか……?」バチバチ
美琴「何私の居ない所でアイツと仲良くなってんのよぉぉぉ!!!」
サァカクゴォォォ!!
デースーノー
上条「……アイツらやっぱ仲良いな」
おしまい
821: 2010/06/02(水) 22:57:30.77 ID:60CKdjUo
方向性は明確じゃないけど、とりあえず上条さんと黒子の絡みが大好きです
らぶらぶじゃなくても絡んでいれば
ありがとうございました
らぶらぶじゃなくても絡んでいれば
ありがとうございました
822: 2010/06/02(水) 22:57:58.30 ID:7rMsuCwo
ああ、やっぱ黒子かわいい。
インデックスさんに傾きかけたけどやっぱ黒子かわいい。
インデックスさんに傾きかけたけどやっぱ黒子かわいい。
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