4: 2010/08/18(水) 13:39:07.71 ID:EB34odCr0
キョン「普通、腕枕は頭だろうに……何で太ももをのせるかね?」

朝倉「くぅくぅ」

キョン「スカートの中、……ぎりぎりで見えないか」

キョン「……」

キョン「太もも柔らけえな」

朝倉「んー」

 もぞもぞ

キョン「あ……見えた。縞パン? ……意外だな」

キョン「朝倉は白というイメージがあったんだが」

キョン「淡いブルーと白のストライプも悪くない、な」

8: 2010/08/18(水) 13:48:19.89 ID:EB34odCr0
キョン「しかし、俺が朝倉のパンツを拝めるということは」

キョン「朝倉の顔の位置に俺の股間があるわけで」

キョン「腕の痺れも限界に近いが、それよりも」

キョン「この体勢はそれなりにやばいと思ったり」

朝倉「んむー」

 むぎゅっ

キョン「……朝倉が俺の股間に顔を埋めました」

キョン「そろそろやばい」

キョン「犯さ、もとい、起こさなければ」

キョン「朝倉ーそろそろ起きろー」

朝倉「……んん、やだ」

 ぐいぐい

キョン「おうっ……顔を埋めたままイヤイヤされた」


12: 2010/08/18(水) 13:58:08.51 ID:EB34odCr0
朝倉「んん……キョン君、好きぃ」

 ちゅっ

キョン「涼子、そこ顔やない、股間や」

キョン「この体勢は本当にまずい」

キョン「いわば69の形」

キョン「少しづつずらしていけば……」

 がしっ

キョン「なんてこった」

キョン「太ももで顔をホールドされた」

キョン「柔らけえとかいってる場合じゃなく」

キョン「女の子の大事な部分が俺の目の前9センチに、一枚の布越しで存在するわけだ」

 むくむく

朝倉「……んー、かたぁい……」

キョン「生理現象だから仕方が無い。というかそろそろ起きて?」

17: 2010/08/18(水) 14:07:00.06 ID:EB34odCr0
朝倉「……おはよー」

キョン「おはようついでにホールドといて?」

朝倉「まだ眠いー」

 もふっ

キョン「だから股間に顔を埋めないでくれるか?」

朝倉「……なんか、固いのある」

キョン「そりゃあ、あるさ」

朝倉「すりすり」

キョン「ちょっ、頬擦りとかやめて! 危ないから!」

朝倉「くー」

キョン「寝たの? また寝たの?」

 ぐいぐい、もふんっ

キョン「太ももが動いて、俺の顔が朝倉の大事な部分に……」

朝倉「すーすー」

キョン「もはや動く事もままならないこの状況」

35: 2010/08/18(水) 17:01:02.45 ID:EB34odCr0
キョン「このままだと埒があかん」

キョン「俺は決めたぞ」

キョン「朝倉の太ももを『舐める』!」

キョン「この弾力のある、はつらつとした『太もも』!」

キョン「『舐めず』にはいられない!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

キョン「……視線?」

 ドドドドドドドドドドド

朝倉「……」

キョン「こいつ! 『気づいて』いる! 俺が『太もも』を舐める事をっ!」

キョン「しかし! 『舐める』と思った時の『覚悟』は、そんなもんじゃくずされないぜ」

 ねろりぃ

朝倉「……ひゃん!」

キョン「俺が朝倉の『太もも』を『舐める』と決めた時……既に勝負は始まっていたんだ……」

 ねろんねろん

37: 2010/08/18(水) 17:09:47.90 ID:EB34odCr0
朝倉「ふう……ふう……」

キョン「堪能した」

キョン「なぁ朝倉。起きてるならそろそろ離れないか?」

朝倉「ぃやーよ」

 ぎゅむ

キョン「朝倉っ、お前!」

キョン「俺の腹にくるこの『感触』!」

キョン「『胸』が! 『当たって』いるぞ!」

朝倉「当ててるんだけど」

キョン「……そうですか」

朝倉「股間の固いのがおっきくなってる」

 ぐいぐい

キョン「『顔』を! 『顔』を押し付けるのはやめるんだ!」

キョン「どうなっても知らんぞー!」

44: 2010/08/18(水) 17:58:16.43 ID:EB34odCr0
キョン「……朝倉っていい匂いするよな」

朝倉「こ、この状態で変な事言わないでよ」

キョン「むしろこの状態だからこそ、より匂いを感じるのだが」

朝倉「……女の子の匂いをどうのって、いい趣味じゃないと思うわよ」

キョン「いい匂いをいい匂いと言って何か悪いか?」

朝倉「ぅむん……そっちがそうなら私もキョン君の匂いを嗅いでやる!」

 すんすんすんすん

キョン「ちょっ、お前! 股間の匂いは!」

朝倉「……」

キョン「……どうだった?」

朝倉「何だかよく分からない匂いだったわ。少し生臭かったかしら」

キョン「……こういう状況では男は生臭くなるんだよ」

朝倉「ふぅん」

 すんすんすんすん

キョン「まだ嗅ぐの?」

48: 2010/08/18(水) 19:14:56.36 ID:EB34odCr0
もうちょっと続ける


朝倉「……すっぱい」

キョン「やめて!」

キョン「というかお前もすっぱい匂いだぞ?」

朝倉「嘘?」

キョン「甘酸っぱい」

朝倉「うう……」

キョン「ずっと嗅いでいたい」

朝倉「え?」

キョン「ちょっ、太ももに力込めるな」

朝倉「緊張してきちゃった」

キョン「今更かよ!」

朝倉「ところでさ」

朝倉「これ、どういう状況?」

51: 2010/08/18(水) 19:20:14.05 ID:EB34odCr0
キョン「最初、お前が腕枕してほしいって言ってきて」

朝倉「その時は普通に腕に頭を乗せてたのよね」

キョン「で、お前が寝ちゃってから、俺も眠くなって」

朝倉「起きたら逆さになってたわけね」

キョン「どんだけ寝相悪いんだよ」

朝倉「え? キョン君が動いたんでしょ?」

キョン「俺は腕を動かしてませんー」

 ぎゅむぎゅむ

キョン「顔を太ももで挟まないで! 凄い顔になってきた」

朝倉「ほんとだ。人には見せられない顔ね」

キョン「……なあ」

朝倉「何?」

キョン「何で縞パンなんだ?」

朝倉「嫌い?」

キョン「大好物ですがそれが何か?」

53: 2010/08/18(水) 19:24:18.40 ID:EB34odCr0
俺は時々すっぱい言われる。ピザじゃないのに


朝倉「良かった。今日縞パンはいてきて」

キョン「俺のためにか?」

朝倉「自意識過剰ね」

キョン「へこむ」

朝倉「キョン君のためだけど」

キョン「おっきした」

朝倉「ちょっ、顔に当たる! 顔に」

キョン「すまん」

朝倉「こっち見ないで!」

キョン「豚顔になってる」

朝倉「うええええん」

キョン「顔を押し付けるのをやめればいいのに」

朝倉「それは嫌よ」

56: 2010/08/18(水) 19:28:25.82 ID:EB34odCr0
朝倉「眠くなってきたわ」

キョン「その前に体勢を元に戻そうぜ」

朝倉「賛成の反対なのだ」

キョン「そういうのどこで覚えてくるの」

朝倉「色々と。主に思念体から」

キョン「思念体パネェな」

 もぞもぞ

キョン「……一旦、離れたほうがよくないか?」

朝倉「嫌よ。くっついていたいもの」

キョン「か、顔に馬乗りになるのはやめろ!」

朝倉「仕方ないでしょ!」

キョン「縞パンが! 縞パンが!」

朝倉「息がかかる! 興奮しないで!」

58: 2010/08/18(水) 19:32:37.80 ID:EB34odCr0
キョン「……色々あったが、これで普通の腕枕だな」

朝倉「腕も、疲れただろうからもう片方に替えたしね」

キョン「……」

朝倉「?」

キョン「お前って可愛いよな」

朝倉「うん」

キョン「即答かよ! そんな事無いって言えよ! ……何で目を逸らす?」

朝倉「んーん」

キョン「顔を隠すな」

朝倉「んー!」

キョン「真っ赤じゃねぇか」

朝倉「バカじゃないの? バカじゃないの?」

キョン「……照れてたんだ」

朝倉「至近距離で言われるとこうなるわよ! ……バカ」

61: 2010/08/18(水) 19:37:19.38 ID:EB34odCr0
パンツ汚れるかららしい。すでに汚いのにな

キョン「こっち向かないのか?」

朝倉「もうちょっと待ってて」

キョン「顔の赤みが無くなるまで?」

朝倉「……うん」

キョン「朝倉は髪の毛も綺麗だな」

朝倉「えええっ!」

キョン「サラサラしててシャンプーの匂いがする」

朝倉「ううう……」

キョン「頭、撫でていいか?」

朝倉「……うー」

キョン「肯定と受け取った」

 なでなで

朝倉「ふにゃあ……」

63: 2010/08/18(水) 19:41:54.84 ID:EB34odCr0
朝倉「キョン君ばっかりずるい!」

キョン「いきなり振り向くなよ! びっくりしたじゃないか」

朝倉「私もキョン君を撫でるわよ?」

キョン「オーケィだ」

 なでなで

キョン「なんで頬っぺた?」

朝倉「どこを撫でるかは言ってないわ」

キョン「……まあ、いいけど」

朝倉「あ、これ……」

 ぷちん

キョン「いてえ!」

朝倉「ヒゲの剃り残し、一本長いのがあったわよ」

キョン「……そうか」

キョン「何でティッシュで包んでポケットに入れる?」

朝倉「あ、あとで捨てようと思ったのよ?」

64: 2010/08/18(水) 19:46:35.45 ID:EB34odCr0
キョン「朝倉まゆげー」

朝倉「……」

キョン「何でふくれてんの?」

朝倉「コンプレックスだもの」

キョン「この可愛い眉毛がか?」

 さわさわ

朝倉「ふ、太くて変じゃない……?」

キョン「むしろチャームポイントだろ。いい毛並みだ……」

朝倉「馬じゃないんだから」

キョン「馬と言えば」

朝倉「?」

キョン「今度、ポニーテイルにしてくれないか?」

朝倉「んー……ん」

キョン「……眉毛撫でてたら眠っちゃったよ、おい」

朝倉「……すーすー」

66: 2010/08/18(水) 20:00:26.06 ID:EB34odCr0
キョン「……朝倉の、寝顔」

キョン「こんな無防備な姿、誰にも見せられないよな」

キョン「ほっぺ柔らか……」

朝倉「すーすー」

キョン「唇……いやいや、それはな、うん。ダメだよ、うん」

朝倉「すー……キョン、くん……すー」

キョン「……」

キョン「お前は俺の理性を壊すのが上手いな」

キョン「んっ……」

キョン「腕枕してるから、難しい……」

キョン「ちょっとずつ、顔を寄せて……」

朝倉「すーすー」

キョン「この『位置』なら……」

朝倉「んん……?」

キョン「おっ、おおはよう?」

67: 2010/08/18(水) 20:05:29.95 ID:EB34odCr0
朝倉「おはよー……」

キョン「お、おう」

朝倉「むー」

キョン「え? おい?」

 むにゅ にゅ にゅにゅ ぷはぁ

キョン「……」

朝倉「えへへー……」

朝倉「……ってあれ?」

キョン「ど、どうかしたのか?」

朝倉「これ、夢じゃない……?」

キョン「ああ、うん」

朝倉「え、あ? 私、その……キス、とか」

キョン「……したけど」

朝倉「~~~~っ! qwytptyるううyうえくぇr!」

キョン「落ち着け、朝倉!」

78: 2010/08/18(水) 22:10:30.44 ID:EB34odCr0
キョン「なあ。今のは、ナシにしよう。な」

朝倉「え……? そ、そう……」

キョン「だから」

 ぐいっ

キョン「これから、本当のキスをしよう」

朝倉「キョン君……!」

朝倉「ん……」

キョン「朝倉……」



キョン「……」

朝倉「……」

朝倉「えへー……」

キョン「ん……」

朝倉「……何だか恥ずかしいわね」

キョン「そんなことは、その……ないぞ?」

97: 2010/08/18(水) 23:16:34.04 ID:EB34odCr0
キョン「……朝倉」

朝倉「ぅん?」

キョン「お前、可愛すぎ」

 ぎゅっ

朝倉「ぁぅぁぅ……キョン君」

キョン「ずっと、こうしていたい……嫌か?」

朝倉「嫌なわけ、ないじゃない……」

 ぎゅっ

キョン「暖かいな、朝倉」

朝倉「キョン君も」

キョン「ん」

朝倉「んむ……」

 ちゅっちゅっ はみはむ ねろえろ にゅるにょろ ちゅぱ ちゅぱ れろ

朝倉「ふは……キョン君……はむぅ」 

99: 2010/08/18(水) 23:25:16.65 ID:EB34odCr0
妹「キョ、キョン君! 苦しいよ!」

キョン「へ? あれ、お前……」

妹「もう! 遅刻するよ!」

キョン(自分を殺そうとした女といちゃついてしまうという、フロイト先生が苦笑しそうな夢を、俺は見ていたのか?)

キョン「……学校、行くか」


「キョン君、おはよ!」

キョン「ああ、おはよ……って朝倉!?」

朝倉「思念体から特別に許可が下りてね。再構成されたの」

朝倉「あ、力は普通の女子高生並みしか権限持たされてないから、安心してね」

キョン「お、おう……」

朝倉「それと」

キョン「?」

朝倉「夢の続き、ちゃんとしようね?」

おわり

100: 2010/08/18(水) 23:26:02.43 ID:EB34odCr0
ここまでが限界。書いてて朝倉の画像見直して可愛かった。朝倉の太もも、眉毛が大好きだ!
どうせ乗っ取りだから誰かもっとどろどろしたのを書いてくれ

引用: キョン「朝倉、そろそろ腕が痺れてきたんだが」 朝倉「zzz」