1: 2011/01/20(木) 19:00:06.13 ID:c06TOqoN0
簡単な説明
レベル5の御坂美琴が朝起きたら、レベル0の『御坂美琴』になってました。
この世界では黒子がPC得意なレベル1、佐天がレベル5の超電磁砲、初春がレベル4の空間移動能力者となってます。
簡単に言うと、『御坂美琴』は原作の佐天ポジションです。
そんな並行世界の『御坂美琴』になってしまった美琴(レベル5)が色々と苦労したりする話です。
が、なぜか元の世界に戻ってきてしまいました。
美琴は黒子佐天初春、そしていきなり乱入してきた上条さんと一緒に木山晴生の元へ向かいますが・・・
「御坂先輩、朝ですの」
黒子「御坂先輩、7月17日ですの」
美琴「7月18日か……」
黒子「御坂先輩、7月19日ですの」
※ちなみに今の書き手は最初に書いていた方とは違います ご了承くださいm(_ _)m
※忙しくて書けない時もあるかもですが1ヶ月以内には帰ってきます(たぶん)
※めんどくさいんでコテハン作りました
レベル5の御坂美琴が朝起きたら、レベル0の『御坂美琴』になってました。
この世界では黒子がPC得意なレベル1、佐天がレベル5の超電磁砲、初春がレベル4の空間移動能力者となってます。
簡単に言うと、『御坂美琴』は原作の佐天ポジションです。
そんな並行世界の『御坂美琴』になってしまった美琴(レベル5)が色々と苦労したりする話です。
が、なぜか元の世界に戻ってきてしまいました。
美琴は黒子佐天初春、そしていきなり乱入してきた上条さんと一緒に木山晴生の元へ向かいますが・・・
「御坂先輩、朝ですの」
黒子「御坂先輩、7月17日ですの」
美琴「7月18日か……」
黒子「御坂先輩、7月19日ですの」
※ちなみに今の書き手は最初に書いていた方とは違います ご了承くださいm(_ _)m
※忙しくて書けない時もあるかもですが1ヶ月以内には帰ってきます(たぶん)
※めんどくさいんでコテハン作りました
588: 2010/11/04(木) 22:30:48.90 ID:8r/6qtk0
・・・・御坂美琴の部屋・・・・
御坂
「それで、行く前に聞いておきたいんだけど、こっちの『御坂美琴』は昔は努力家だったのよね?じゃあどうしてこんなにダメ人間になっちゃったのよ?」
黒子
「それは・・・アナタ様には関係ないことですの・・・」
御坂
「もしかしたら私今日氏んじゃうかもしれないでしょ?だから悔いの残らないように聞いておきたいの、お願い」
黒子
「・・・・・・・・・・・・・・・解りました、そこまで言うのならお話しますの」
御坂
「それで、行く前に聞いておきたいんだけど、こっちの『御坂美琴』は昔は努力家だったのよね?じゃあどうしてこんなにダメ人間になっちゃったのよ?」
黒子
「それは・・・アナタ様には関係ないことですの・・・」
御坂
「もしかしたら私今日氏んじゃうかもしれないでしょ?だから悔いの残らないように聞いておきたいの、お願い」
黒子
「・・・・・・・・・・・・・・・解りました、そこまで言うのならお話しますの」
589: 2010/11/04(木) 22:34:43.76 ID:8r/6qtk0
・・・・数ヶ月前 第7学区の郵便局・・・・
黒子
(学校の下見に行ったはいいものの、帰りの電車賃が無くなってしまいましたの・・・下ろさないといけませんわね~)
黒子
(この春からわたくしも柵川中学への進学ですの。はぁ、能力レベルが高ければ常盤台中学に進学することができたのに・・・)
黒子
(前の方、柵川中学の生徒ですわね。セーラー服・・・おへそが見えて嫌ですの・・・)
パン!
強盗A
「お、おかしな真似すんなよ? お客も、あんま騒がないでくれよな」
黒子
(学校の下見に行ったはいいものの、帰りの電車賃が無くなってしまいましたの・・・下ろさないといけませんわね~)
黒子
(この春からわたくしも柵川中学への進学ですの。はぁ、能力レベルが高ければ常盤台中学に進学することができたのに・・・)
黒子
(前の方、柵川中学の生徒ですわね。セーラー服・・・おへそが見えて嫌ですの・・・)
パン!
強盗A
「お、おかしな真似すんなよ? お客も、あんま騒がないでくれよな」
590: 2010/11/04(木) 22:37:31.45 ID:8r/6qtk0
強盗A
「お、おかしな真似すんなよ? お客も、あんま騒がないでくれよな」
黒子
(・・・!? 強盗!?)
御坂美琴
(強盗!?・・・私で止められるかな・・・相手は能力者かもしれない・・・でもそんなこと関係ないっ!!)ダッ
黒子
(あ、あの柵川中学の方・・・ 1人で立ち向かうつもりですの!?いくらなんでも無謀な・・・!)
御坂美琴
(入った! 相手は気づいてない!)
ガンッ
強盗A
「ぎっ!? っんだテメェは!!?」
御坂美琴
「そこまでよ!!」
ガシャン
強盗A
「ぐわっ! このガキ、ぶぶぶぶっこ・・・」
ゴッ
強盗A
「がっ! あ・・・ぁ・・・・・」
黒子
(ふ、踏んづけましたの・・・)
御坂美琴
「何だ、簡単じゃないの・・・ フンッ、無能力者の女子中学生にやられるなんて、アンタも相当の注意不足ね・・・」
ガシッ
黒子
「!?誰かに掴れて・・・!?」
強盗B
「なーにガキに伸されてんだよクソがっ」
「お、おかしな真似すんなよ? お客も、あんま騒がないでくれよな」
黒子
(・・・!? 強盗!?)
御坂美琴
(強盗!?・・・私で止められるかな・・・相手は能力者かもしれない・・・でもそんなこと関係ないっ!!)ダッ
黒子
(あ、あの柵川中学の方・・・ 1人で立ち向かうつもりですの!?いくらなんでも無謀な・・・!)
御坂美琴
(入った! 相手は気づいてない!)
ガンッ
強盗A
「ぎっ!? っんだテメェは!!?」
御坂美琴
「そこまでよ!!」
ガシャン
強盗A
「ぐわっ! このガキ、ぶぶぶぶっこ・・・」
ゴッ
強盗A
「がっ! あ・・・ぁ・・・・・」
黒子
(ふ、踏んづけましたの・・・)
御坂美琴
「何だ、簡単じゃないの・・・ フンッ、無能力者の女子中学生にやられるなんて、アンタも相当の注意不足ね・・・」
ガシッ
黒子
「!?誰かに掴れて・・・!?」
強盗B
「なーにガキに伸されてんだよクソがっ」
591: 2010/11/04(木) 22:40:36.49 ID:8r/6qtk0
黒子
「―――!!」
御坂美琴
「その子を離しなさい!!」
強盗B
「フン・・・ その中に工具が入ってる、おいガキ、お前が壊して中の金を取り出せ」
御坂美琴
「お断りよ! とにかくその子を離しなさい!」
強盗B
「なんだと? こいつが殺されても良いって言うのか?」
御坂美琴
「チッ・・・ ならっ―――」ダッ
強盗B
「あぁ?」
ドカッ
御坂美琴
「が・・・ あっ!?」
強盗B
「さっきのアホみたいにやれると思うなよ」ガッ
「―――!!」
御坂美琴
「その子を離しなさい!!」
強盗B
「フン・・・ その中に工具が入ってる、おいガキ、お前が壊して中の金を取り出せ」
御坂美琴
「お断りよ! とにかくその子を離しなさい!」
強盗B
「なんだと? こいつが殺されても良いって言うのか?」
御坂美琴
「チッ・・・ ならっ―――」ダッ
強盗B
「あぁ?」
ドカッ
御坂美琴
「が・・・ あっ!?」
強盗B
「さっきのアホみたいにやれると思うなよ」ガッ
593: 2010/11/04(木) 22:50:29.81 ID:8r/6qtk0
御坂美琴
「ぐっ!!」
強盗B
「テメェ無能力者だったな?」
御坂美琴
「・・・・・」
強盗B
「フンッ、無能力者の癖に無茶しやがってな・・・ 努力もせずに才能の所為にしやがって、ホントに馬鹿みたいだよな」ドスッ
御坂美琴
「ぐっ、あああああ!!! あ、足・・・があ・・・!!」グギグギ
強盗B
「まあ、俺は能力者なんでな」ヒュッ
ガシャアアアアン
強盗B
「ほら、逃げるなら今のうちだぜ?」
御坂美琴
(うっ・・・でも・・・・・・・・・・)
御坂美琴
(あの子が・・・ でもこのままじゃ私も・・・)
御坂美琴
(でも・・・でも・・・! 今の・・・今の私には・・・!!)
御坂美琴
「うああああああああああああああああ!!!!」ダッ
強盗B
「フン、逃げたか。じゃあそこの局員、ATM開けろ」
中年局員
「わ、わ、わ、わかった」
御坂美琴
(卑怯だわ――― あの子を置いて、私だけ、私だけ逃げるなんて―――――!!)
「ぐっ!!」
強盗B
「テメェ無能力者だったな?」
御坂美琴
「・・・・・」
強盗B
「フンッ、無能力者の癖に無茶しやがってな・・・ 努力もせずに才能の所為にしやがって、ホントに馬鹿みたいだよな」ドスッ
御坂美琴
「ぐっ、あああああ!!! あ、足・・・があ・・・!!」グギグギ
強盗B
「まあ、俺は能力者なんでな」ヒュッ
ガシャアアアアン
強盗B
「ほら、逃げるなら今のうちだぜ?」
御坂美琴
(うっ・・・でも・・・・・・・・・・)
御坂美琴
(あの子が・・・ でもこのままじゃ私も・・・)
御坂美琴
(でも・・・でも・・・! 今の・・・今の私には・・・!!)
御坂美琴
「うああああああああああああああああ!!!!」ダッ
強盗B
「フン、逃げたか。じゃあそこの局員、ATM開けろ」
中年局員
「わ、わ、わ、わかった」
御坂美琴
(卑怯だわ――― あの子を置いて、私だけ、私だけ逃げるなんて―――――!!)
594: 2010/11/04(木) 23:02:08.70 ID:8r/6qtk0
黒子
「私が柵川中学に入学した時、たまたま御坂先輩の隣の部屋になりましたの。でも、その時にはすでにあの時の御坂先輩の面影はなく、ただただ無気力な方になってしまっていて・・・」
美琴
「そんなことがあったの・・・」
黒子
「きっと御坂先輩は能力が無い所為でわたくしを守れなかったという気負いがあるのでしょう・・・
それで、御坂先輩は能力開発に絶望を感じた・・・ ということでしょう」
黒子
「わたくしの不注意という失態もあります・・・ だから、わたくしは御坂先輩のサポートをすることに致しましたの。」
美琴
「・・・・・解ったわ。もう行くわ」
黒子
「御坂先輩・・・ご健闘を」
美琴
「何言ってんのよ、私は元祖『常盤台の超電磁砲』よ?そう簡単に負けるわけにはいかないわ」
バタンッ
黒子
「あの日以前の御坂先輩は、こんな感じだったのでしょうか・・・」
「私が柵川中学に入学した時、たまたま御坂先輩の隣の部屋になりましたの。でも、その時にはすでにあの時の御坂先輩の面影はなく、ただただ無気力な方になってしまっていて・・・」
美琴
「そんなことがあったの・・・」
黒子
「きっと御坂先輩は能力が無い所為でわたくしを守れなかったという気負いがあるのでしょう・・・
それで、御坂先輩は能力開発に絶望を感じた・・・ ということでしょう」
黒子
「わたくしの不注意という失態もあります・・・ だから、わたくしは御坂先輩のサポートをすることに致しましたの。」
美琴
「・・・・・解ったわ。もう行くわ」
黒子
「御坂先輩・・・ご健闘を」
美琴
「何言ってんのよ、私は元祖『常盤台の超電磁砲』よ?そう簡単に負けるわけにはいかないわ」
バタンッ
黒子
「あの日以前の御坂先輩は、こんな感じだったのでしょうか・・・」
601: 2010/11/05(金) 20:49:49.37 ID:C0wwbs60
・・・・ゲームセンター「PLAYLAND GAU」の前・・・・
美琴
「約束の時間まであと30分ね・・・」テクテク
美琴
「あっやっぱりこのゲーセンこっちにもあるんだ~ まあ当たり前か・・・」
美琴
(・・・・・・・・・・!)
美琴
「・・・よしっ」
美琴
「約束の時間まであと30分ね・・・」テクテク
美琴
「あっやっぱりこのゲーセンこっちにもあるんだ~ まあ当たり前か・・・」
美琴
(・・・・・・・・・・!)
美琴
「・・・よしっ」
602: 2010/11/05(金) 20:51:17.54 ID:C0wwbs60
・・・・インタールード1 操車場 ~美琴VS佐天~・・・・
美琴
「12時5分・・・佐天さんは・・・」
佐天
「御坂さーん!ちょっと遅れちゃってー」
木山
「遅れてすまないな。この子が寝坊したもので」
佐天
「もー本当の事言わないでくださいよ~」
美琴
「ふっ、強者の余裕って奴かしら?」
佐天
「いやいや、今日は私が本当に寝坊したもんで」
美琴
「・・・・・」
木山
「それと今回の決闘についてだが、私は一切手を出さない。超電磁砲の希望でな。」
木山
(レベル3の電撃使いと最強の『超電磁砲』が戦ったらどうなるかなど、火を見るより明らかだ・・・心配はない)
佐天
「2対1っていうのはやっぱり卑怯じゃないですかー。だから、私1人と戦うってことで」
美琴
「そう、解ったわ」
美琴
(レベル3の私くらい1人で十分ってことね・・・ まあ、その通りだけど)
佐天
「じゃあ行きますよ!!」
美琴
「望むところよ!!」
美琴
「12時5分・・・佐天さんは・・・」
佐天
「御坂さーん!ちょっと遅れちゃってー」
木山
「遅れてすまないな。この子が寝坊したもので」
佐天
「もー本当の事言わないでくださいよ~」
美琴
「ふっ、強者の余裕って奴かしら?」
佐天
「いやいや、今日は私が本当に寝坊したもんで」
美琴
「・・・・・」
木山
「それと今回の決闘についてだが、私は一切手を出さない。超電磁砲の希望でな。」
木山
(レベル3の電撃使いと最強の『超電磁砲』が戦ったらどうなるかなど、火を見るより明らかだ・・・心配はない)
佐天
「2対1っていうのはやっぱり卑怯じゃないですかー。だから、私1人と戦うってことで」
美琴
「そう、解ったわ」
美琴
(レベル3の私くらい1人で十分ってことね・・・ まあ、その通りだけど)
佐天
「じゃあ行きますよ!!」
美琴
「望むところよ!!」
603: 2010/11/05(金) 20:55:58.34 ID:C0wwbs60
佐天
「そちらからどうぞ、御坂さん」
美琴
「そっちがお望みなら―――!」ビリッ
佐天
「あらよっと」ヒョイッ
バシイン!
美琴
(クッ・・・頭が痛い・・・)
佐天
「じゃあ、こっちも行きますよー!」ビリビリッッ
美琴
「やばっ」ダッ
ズガアアアン!!
美琴
(能力の差は歴然ね・・・・・・・・!!)
美琴
(この体はこっちの世界の空力使いの御坂美琴のもの・・・)
美琴
(たぶん電撃を使う事での体での異常事態による負荷・・・この先使い続ければどうなるか解らない・・・ とりあえず逃げながら策を練りましょう)ダッ
佐天
「おっ御坂さん鬼ごっこですかー? いいですよ、やりましょうー」ビリビリッッ
木山
(今電撃を放った時に御坂美琴は少し苦しそうな顔をした―――)
木山
(おそらく『超電磁砲』御坂美琴の『自分だけの現実』によって電撃が使えるが体は空力使いの体・・・
きっと体が慣れない電撃に拒否反応を起こしてるな)
「そちらからどうぞ、御坂さん」
美琴
「そっちがお望みなら―――!」ビリッ
佐天
「あらよっと」ヒョイッ
バシイン!
美琴
(クッ・・・頭が痛い・・・)
佐天
「じゃあ、こっちも行きますよー!」ビリビリッッ
美琴
「やばっ」ダッ
ズガアアアン!!
美琴
(能力の差は歴然ね・・・・・・・・!!)
美琴
(この体はこっちの世界の空力使いの御坂美琴のもの・・・)
美琴
(たぶん電撃を使う事での体での異常事態による負荷・・・この先使い続ければどうなるか解らない・・・ とりあえず逃げながら策を練りましょう)ダッ
佐天
「おっ御坂さん鬼ごっこですかー? いいですよ、やりましょうー」ビリビリッッ
木山
(今電撃を放った時に御坂美琴は少し苦しそうな顔をした―――)
木山
(おそらく『超電磁砲』御坂美琴の『自分だけの現実』によって電撃が使えるが体は空力使いの体・・・
きっと体が慣れない電撃に拒否反応を起こしてるな)
604: 2010/11/05(金) 20:57:39.50 ID:C0wwbs60
同時刻 学園都市・第十七学区 ~ステイルVS上条~・・・・
ステイル
「炎よ 巨人に苦痛の贈り物を!!」ボォッ
ブォン!!
禁書
「危ないんだよ!!」
上条
「うおっ!!」パシィン!!
禁書
「あっ、貨物線があるんだよ、これを辿っていけば行き止まりにはならないと思うし、周りにあまり迷惑かけないで済むと思う」
上条
「あ、ああ、そうだな」
上条
(とにかくこの魔術師とやらから逃げなきゃ・・・ 飛んだ事になっちまったな・・・でも後悔はしてねぇ・・・
俺は決めたんだ―――! この子について行く!地獄の底とやらまでな―――!!)
ステイル
「炎よ 巨人に苦痛の贈り物を!!」ボォッ
ブォン!!
禁書
「危ないんだよ!!」
上条
「うおっ!!」パシィン!!
禁書
「あっ、貨物線があるんだよ、これを辿っていけば行き止まりにはならないと思うし、周りにあまり迷惑かけないで済むと思う」
上条
「あ、ああ、そうだな」
上条
(とにかくこの魔術師とやらから逃げなきゃ・・・ 飛んだ事になっちまったな・・・でも後悔はしてねぇ・・・
俺は決めたんだ―――! この子について行く!地獄の底とやらまでな―――!!)
605: 2010/11/05(金) 21:00:53.16 ID:C0wwbs60
・・・・12時30分 同十七学区・操車場・・・・
佐天
「もう諦めたらどうですか?今なら許してあげますよー!」ビリビリッッ
美琴
「くっ!!」サッ
美琴
(ハァ・・・ ハァ・・・ 体力がほとんど残っていない・・・
対抗策も全く出ないし・・・ もう限界か・・・)
美琴
(そういえば・・・)
『佐天さん、ウザっ』
『何が常盤台のエースよ。何やってもいいって思ってるなら、そこらの能力馬鹿と変わらないじゃない』
『めんどくさいから私が焼いといた』
『何も知らないくせに上から目線で説教なんて余計なお世話!!』
『力に依存するアンタの弱さに腹が立つ』
『能力を鼻にかけた嫌味っぷりが酷いってもんじゃないわ』
『まあ、そうなのですか。アナタ様も同じような感じかとわたくしは想像してましたの』
『自分じゃあそこまでひどくないつもりだけど、持たざる者側から見たら似たような物かもしれないわね』
美琴
(言われてみれば、私も似たような物だったわね・・・ 同族嫌悪ってヤツ?)
佐天
「もう諦めたらどうですか?今なら許してあげますよー!」ビリビリッッ
美琴
「くっ!!」サッ
美琴
(ハァ・・・ ハァ・・・ 体力がほとんど残っていない・・・
対抗策も全く出ないし・・・ もう限界か・・・)
美琴
(そういえば・・・)
『佐天さん、ウザっ』
『何が常盤台のエースよ。何やってもいいって思ってるなら、そこらの能力馬鹿と変わらないじゃない』
『めんどくさいから私が焼いといた』
『何も知らないくせに上から目線で説教なんて余計なお世話!!』
『力に依存するアンタの弱さに腹が立つ』
『能力を鼻にかけた嫌味っぷりが酷いってもんじゃないわ』
『まあ、そうなのですか。アナタ様も同じような感じかとわたくしは想像してましたの』
『自分じゃあそこまでひどくないつもりだけど、持たざる者側から見たら似たような物かもしれないわね』
美琴
(言われてみれば、私も似たような物だったわね・・・ 同族嫌悪ってヤツ?)
606: 2010/11/05(金) 21:06:04.74 ID:C0wwbs60
美琴
(あれだけ非難しておいて、結局佐天さんと同じじゃないの・・・)
美琴
(・・・・・・・・・・。)
佐天
「御坂さーん、もう終わりにしましょうよー」
美琴
「ええ・・・もう鬼ごっこは終わらせてもらうわ!」
佐天
「ふ~ん、やっとやる気になったんですか。どうぞ。」
美琴
「今の私にどれだけの力が出せるかはわからない。でも、私は気づいたの。」ゴソゴソ
スッ
木山
「あれは・・・コイン?」
佐天
「御坂さんもレールガン使うんですか。じゃあ私はこっから動かずに避けちゃいます」
御坂
「きっと避けられると思う。反撃されるとも思う。でも、私は決めたの―――――」バチバチ
御坂
「――――――――――もう、無能力者を見下したりしない――――――――――!!!
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!
木山
「・・・・・・・・!?」
佐天
「えっ・・・・・・!?」
美琴
「・・・・・・・・・・!!?」
(あれだけ非難しておいて、結局佐天さんと同じじゃないの・・・)
美琴
(・・・・・・・・・・。)
佐天
「御坂さーん、もう終わりにしましょうよー」
美琴
「ええ・・・もう鬼ごっこは終わらせてもらうわ!」
佐天
「ふ~ん、やっとやる気になったんですか。どうぞ。」
美琴
「今の私にどれだけの力が出せるかはわからない。でも、私は気づいたの。」ゴソゴソ
スッ
木山
「あれは・・・コイン?」
佐天
「御坂さんもレールガン使うんですか。じゃあ私はこっから動かずに避けちゃいます」
御坂
「きっと避けられると思う。反撃されるとも思う。でも、私は決めたの―――――」バチバチ
御坂
「――――――――――もう、無能力者を見下したりしない――――――――――!!!
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!
木山
「・・・・・・・・!?」
佐天
「えっ・・・・・・!?」
美琴
「・・・・・・・・・・!!?」
612: 2010/11/06(土) 23:12:57.57 ID:Hn1RPfo0
美琴
「超電磁砲・・・!?レベル5クラスの・・・!?まさか、能力が元に戻った・・・!?」
佐天
「・・・・・・・・・・」ポカーン
木山
「コンテナが粉々に・・・そんな馬鹿な―――!」
佐天
「あ、あはっ、あははははははははははははははははは」
佐天
「面白いじゃないですか御坂さん。こんなの流石の私でも初めてですよ!!!」
御坂
「さあ、同じ超電磁砲なんだから、手加減は無用よ!!」
佐天
「もっちろんそのつもりで!!」
美琴・佐天
「おりゃああああああああああああ!!」バチバチバチバチィ
「超電磁砲・・・!?レベル5クラスの・・・!?まさか、能力が元に戻った・・・!?」
佐天
「・・・・・・・・・・」ポカーン
木山
「コンテナが粉々に・・・そんな馬鹿な―――!」
佐天
「あ、あはっ、あははははははははははははははははは」
佐天
「面白いじゃないですか御坂さん。こんなの流石の私でも初めてですよ!!!」
御坂
「さあ、同じ超電磁砲なんだから、手加減は無用よ!!」
佐天
「もっちろんそのつもりで!!」
美琴・佐天
「おりゃああああああああああああ!!」バチバチバチバチィ
613: 2010/11/06(土) 23:14:01.25 ID:Hn1RPfo0
上条
「チッ・・・!」パシィン!!
ステイル
「ちょこまかと逃げ回る・・・!」
禁書
「ん・・・?操車場に誰かいるんだよ?」
上条
「ん・・・?ビリビリと・・・御坂さん・・・? だとしたら、巻き込むわけには行かない・・・!」
ザッ
ステイル
(止まった・・・?)
上条
「いいぜ・・・テメェが何でも思い通りにできるって言うのなら、まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!!」
「チッ・・・!」パシィン!!
ステイル
「ちょこまかと逃げ回る・・・!」
禁書
「ん・・・?操車場に誰かいるんだよ?」
上条
「ん・・・?ビリビリと・・・御坂さん・・・? だとしたら、巻き込むわけには行かない・・・!」
ザッ
ステイル
(止まった・・・?)
上条
「いいぜ・・・テメェが何でも思い通りにできるって言うのなら、まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!!」
614: 2010/11/06(土) 23:19:19.00 ID:Hn1RPfo0
美琴
「アイツは・・・何でこんなところに・・・」ドカン!
佐天
(待ってた・・・!こんな戦いが来る時を!本気でぶつかり合える相手を―――!!)
美琴
(流石は超電磁砲・・・ まさか私がこんなに梃子摺る相手だったとはね・・・)
美琴
(体がもう限界・・・そろそろ終わらせないと・・・)
佐天
「確かに御坂さんの言ってることは間違ってない!でも!この町じゃ何が正しくて何が間違ってるなんかなんてわからないじゃないですか!!」
美琴
「でも・・・!」
佐天
「だから、私が思ったことをする!!それの何が悪いって言うんですか!!!」
美琴
(・・・)
美琴
「解ったわ」ザザッ
美琴
「佐天さんがその考えを曲げないって言うのなら・・・まずは――――その幻想をぶち壊すわ!」スッ
コピーン
「アイツは・・・何でこんなところに・・・」ドカン!
佐天
(待ってた・・・!こんな戦いが来る時を!本気でぶつかり合える相手を―――!!)
美琴
(流石は超電磁砲・・・ まさか私がこんなに梃子摺る相手だったとはね・・・)
美琴
(体がもう限界・・・そろそろ終わらせないと・・・)
佐天
「確かに御坂さんの言ってることは間違ってない!でも!この町じゃ何が正しくて何が間違ってるなんかなんてわからないじゃないですか!!」
美琴
「でも・・・!」
佐天
「だから、私が思ったことをする!!それの何が悪いって言うんですか!!!」
美琴
(・・・)
美琴
「解ったわ」ザザッ
美琴
「佐天さんがその考えを曲げないって言うのなら・・・まずは――――その幻想をぶち壊すわ!」スッ
コピーン
615: 2010/11/06(土) 23:22:49.72 ID:Hn1RPfo0
佐天
「じゃあ私も・・・!そげぶさせて貰いますよ・・・!」スッ
コピーン
ドオオオオオオオン!!
佐天
「うううっ・・・!!」
美琴
「くっ・・こ、これが・・・」
美琴
「これが私の全力、だああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!
上条
「うおっ・・・・!?危ない・・・!!」パシィン
ステイル
「何だ!?うわああああああああ!!」
木山
「これが・・・二人の超電磁砲の力・・・!うわぁっ!!」
美琴
「か・・・勝ったの・・・あれ、何・・・?意識が・・・遠のいていく・・・」バタッ
「じゃあ私も・・・!そげぶさせて貰いますよ・・・!」スッ
コピーン
ドオオオオオオオン!!
佐天
「うううっ・・・!!」
美琴
「くっ・・こ、これが・・・」
美琴
「これが私の全力、だああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!
上条
「うおっ・・・・!?危ない・・・!!」パシィン
ステイル
「何だ!?うわああああああああ!!」
木山
「これが・・・二人の超電磁砲の力・・・!うわぁっ!!」
美琴
「か・・・勝ったの・・・あれ、何・・・?意識が・・・遠のいていく・・・」バタッ
621: 2010/11/15(月) 19:49:41.81 ID:aahWTy20
美琴
「うう・・・・・・ ここは・・・・・・? 操車場・・・・・・? 私、気を失ってたのね・・・・・・」
美琴
「誰もいない・・・・・・ どういうことなの・・・・・・? 時間は・・・・・・7月21日14時17分・・・・・・」
美琴
「まあいいわ、よく分かんないけどとりあえず第7学区に戻ろう・・・・・・」
「うう・・・・・・ ここは・・・・・・? 操車場・・・・・・? 私、気を失ってたのね・・・・・・」
美琴
「誰もいない・・・・・・ どういうことなの・・・・・・? 時間は・・・・・・7月21日14時17分・・・・・・」
美琴
「まあいいわ、よく分かんないけどとりあえず第7学区に戻ろう・・・・・・」
622: 2010/11/15(月) 19:56:43.30 ID:aahWTy20
―――第7学区―――
佐天
(よかった 白井さん無事だった イヤだな・・・・・・ この気持ち あたしと同じ中学生で あたしと同じ年齢で
あたしと同じ女の子なのに あたしとは違う世界に住んでいる人がいる 能力者と無能力者では何もかもが違う・・・・・・)
アケミ
「ルイコー おひさ!」
佐天
「アケミ! むーちゃん、マコチンも」
佐天
(よかった 白井さん無事だった イヤだな・・・・・・ この気持ち あたしと同じ中学生で あたしと同じ年齢で
あたしと同じ女の子なのに あたしとは違う世界に住んでいる人がいる 能力者と無能力者では何もかもが違う・・・・・・)
アケミ
「ルイコー おひさ!」
佐天
「アケミ! むーちゃん、マコチンも」
623: 2010/11/15(月) 20:10:13.49 ID:aahWTy20
―――同時刻、同じく第7学区―――
美琴
「とりあえず黒子に電話してみよう・・・・・・」カチャ
prrrrrrrrrrrrr
黒子
『はい、もしもし、お姉さま? どうしましたの?』
美琴
「あ、黒k・・・・・・って、アンタ今お姉さまって呼んだ?」
黒子
『はいそうですの・・・・・・ってお姉さまどうなさいましたの?』
美琴
「・・・・・・黒子、私は誰?」
黒子
『私は誰?って・・・・・・ 御坂美琴お姉さま、常盤台中学が誇る≪超電磁砲≫、最強無敵の電撃姫ですが・・・・・・
本当にどうなさいましたの? 頭など打たれたのでは・・・』
ピッ
美琴
「『超電磁砲』・・・・・・元の世界に戻ってる・・・・・・ って私今常盤台の制服着てんじゃん!!
何で気づかなかったんだろう・・・・・・ 慣れって怖いわ・・・・・・」
黒子
「お姉さま・・・・・・何がありましたの・・・って痛っ!! 先程蹴られた肋骨が・・・・・・」
美琴
「とりあえず黒子に電話してみよう・・・・・・」カチャ
prrrrrrrrrrrrr
黒子
『はい、もしもし、お姉さま? どうしましたの?』
美琴
「あ、黒k・・・・・・って、アンタ今お姉さまって呼んだ?」
黒子
『はいそうですの・・・・・・ってお姉さまどうなさいましたの?』
美琴
「・・・・・・黒子、私は誰?」
黒子
『私は誰?って・・・・・・ 御坂美琴お姉さま、常盤台中学が誇る≪超電磁砲≫、最強無敵の電撃姫ですが・・・・・・
本当にどうなさいましたの? 頭など打たれたのでは・・・』
ピッ
美琴
「『超電磁砲』・・・・・・元の世界に戻ってる・・・・・・ って私今常盤台の制服着てんじゃん!!
何で気づかなかったんだろう・・・・・・ 慣れって怖いわ・・・・・・」
黒子
「お姉さま・・・・・・何がありましたの・・・って痛っ!! 先程蹴られた肋骨が・・・・・・」
624: 2010/11/15(月) 20:31:12.03 ID:aahWTy20
アケミ
「知ってる?幻想御手っての」
マコちん
「なあにソレ?」
むーちゃん
「知ってるー 能力が上がるとかいうのでしょ」
アケミ
「どっかのサイトからDLできたらしいんだけど風紀委員がサイトを封鎖しちゃったんだって ネットじゃ今高値で取引されてるらしいよ?」
美琴
「ん・・・・・・? 幻想御手の話・・・・・・ 佐天さん・・・・・・!?」
むーちゃん
「金なんてねーよー・・・・・・」
佐天
「あ、あの・・・・・・ あたしそれ・・・・・・ 持ってるんだけど・・・・・・」
3人
「えっ!?」
美琴
「・・・・・・!! 佐天さん、ダメぇっ!!!」ダッ
佐天
「それで、・・・・・・みんなで、どう?」
美琴
「佐天さ・・・・・・ ってあれ」スカッ
美琴
「・・・・・・ ダメって・・・・・・ダメって言ってんでしょうが無視すんなやゴルァァァァァ!!!」ガッ
佐天
「ごふっ」バタッ
「知ってる?幻想御手っての」
マコちん
「なあにソレ?」
むーちゃん
「知ってるー 能力が上がるとかいうのでしょ」
アケミ
「どっかのサイトからDLできたらしいんだけど風紀委員がサイトを封鎖しちゃったんだって ネットじゃ今高値で取引されてるらしいよ?」
美琴
「ん・・・・・・? 幻想御手の話・・・・・・ 佐天さん・・・・・・!?」
むーちゃん
「金なんてねーよー・・・・・・」
佐天
「あ、あの・・・・・・ あたしそれ・・・・・・ 持ってるんだけど・・・・・・」
3人
「えっ!?」
美琴
「・・・・・・!! 佐天さん、ダメぇっ!!!」ダッ
佐天
「それで、・・・・・・みんなで、どう?」
美琴
「佐天さ・・・・・・ ってあれ」スカッ
美琴
「・・・・・・ ダメって・・・・・・ダメって言ってんでしょうが無視すんなやゴルァァァァァ!!!」ガッ
佐天
「ごふっ」バタッ
631: 2010/12/04(土) 20:28:12.50 ID:0szb4EI0
佐天
「御坂さん・・・・・・?」
美琴
「あの、えーっと、これ……」
佐天
「あの、これは……その……」
上条
「何やってんだ? お前……弱いものいじめでもやってんのか?」
美琴
(またアンタか!!)
「御坂さん・・・・・・?」
美琴
「あの、えーっと、これ……」
佐天
「あの、これは……その……」
上条
「何やってんだ? お前……弱いものいじめでもやってんのか?」
美琴
(またアンタか!!)
632: 2010/12/04(土) 21:31:02.14 ID:0szb4EI0
アケミ
「そ、そうですよ!! いきなりこの常盤台…常盤台!?」
むーちゃん
「そ、そう! いきなりこいつが涙子に飛びかかって来て・・・」
上条
「…… おい、何やってるんだよビリビリ」
美琴
「私はビリビリじゃない、御坂みk…って何マジな顔してんのよ!?」
上条
「確かにお前は俺によく突っかかって電撃を飛ばしてくる、だけどそれは俺だから許されるんだ! 俺が幻想頃しを持っているから大丈夫なんだ!
お前はそのLEVEL5の電撃を、こんなか弱い女の子に使うつもりだったのかよ! お前はそんな人間だったのかよ!!」
美琴
「え、ちょっと!! 私は電撃を使おうとはしてないわよ!! しかもいじめとかそういうのじゃないってば!!」
アケミ
「でもいきなり全力で飛びかかって来たりしてたら……ねえ?」
上条
「いいぜ……てめえが能力に自惚れて自分以下の相手を賤しめるっていうのなら……まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!!」
美琴
「え、ちょっと、待って!? アンタ女の子でも平気で殴っちゃうの!? え、き、きゃあああああああああああああ!!!」
「そ、そうですよ!! いきなりこの常盤台…常盤台!?」
むーちゃん
「そ、そう! いきなりこいつが涙子に飛びかかって来て・・・」
上条
「…… おい、何やってるんだよビリビリ」
美琴
「私はビリビリじゃない、御坂みk…って何マジな顔してんのよ!?」
上条
「確かにお前は俺によく突っかかって電撃を飛ばしてくる、だけどそれは俺だから許されるんだ! 俺が幻想頃しを持っているから大丈夫なんだ!
お前はそのLEVEL5の電撃を、こんなか弱い女の子に使うつもりだったのかよ! お前はそんな人間だったのかよ!!」
美琴
「え、ちょっと!! 私は電撃を使おうとはしてないわよ!! しかもいじめとかそういうのじゃないってば!!」
アケミ
「でもいきなり全力で飛びかかって来たりしてたら……ねえ?」
上条
「いいぜ……てめえが能力に自惚れて自分以下の相手を賤しめるっていうのなら……まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!!」
美琴
「え、ちょっと、待って!? アンタ女の子でも平気で殴っちゃうの!? え、き、きゃあああああああああああああ!!!」
638: 2010/12/12(日) 22:12:47.48 ID:foFISsw0
・・・・30分後 とあるファミレスにて・・・・
美琴
「アンタね、あの時佐天さんが止めてなかったら私は何も悪いことしてないのにぶん殴られてたかも知れないのよ!?」
上条
「あー…… すまん」
佐天
「すまんじゃありませんよ! 女の子の顔を殴ろうとするなんて!」
上条
「体が勝手に動いちまったんだよ…… で、話は大体聞かせてもらったぞ…… 今でもパラレルワールドなんて信じられないけどな」
佐天
「あの木山先生が犯人だったなんて……」
上条
(インデックス置き去りにしちまった…… 飲み物買ってくるって言ったのに……)
美琴
「アンタね、あの時佐天さんが止めてなかったら私は何も悪いことしてないのにぶん殴られてたかも知れないのよ!?」
上条
「あー…… すまん」
佐天
「すまんじゃありませんよ! 女の子の顔を殴ろうとするなんて!」
上条
「体が勝手に動いちまったんだよ…… で、話は大体聞かせてもらったぞ…… 今でもパラレルワールドなんて信じられないけどな」
佐天
「あの木山先生が犯人だったなんて……」
上条
(インデックス置き去りにしちまった…… 飲み物買ってくるって言ったのに……)
639: 2010/12/12(日) 22:24:35.87 ID:foFISsw0
・・・・さらに一時間後 風紀委員第一七七支部・・・・
美琴
「おーっす」
上条
「お邪魔します……」
佐天
「って白井さん大丈夫ですか!?」
黒子
「これ位大丈夫ですのー ってとっ、殿方が来るなんて聞いてませんわよ!?」
上条
「わ、す、すいませんでしたー!!」
初春
「白井さんに包帯巻いてたんですよー」
黒子
「まあいいですの……」 (これもお姉さまとの時のためのちょっとした練習……ヒッヒッヒフッフッフ!!)
上条
「おいビリビリ、なんかこの子怖いぞ……」ボソッ
美琴
「ああ、いつものことよ……」
美琴
「おーっす」
上条
「お邪魔します……」
佐天
「って白井さん大丈夫ですか!?」
黒子
「これ位大丈夫ですのー ってとっ、殿方が来るなんて聞いてませんわよ!?」
上条
「わ、す、すいませんでしたー!!」
初春
「白井さんに包帯巻いてたんですよー」
黒子
「まあいいですの……」 (これもお姉さまとの時のためのちょっとした練習……ヒッヒッヒフッフッフ!!)
上条
「おいビリビリ、なんかこの子怖いぞ……」ボソッ
美琴
「ああ、いつものことよ……」
640: 2010/12/12(日) 22:38:27.63 ID:foFISsw0
黒子
「信じられませんの、平行世界だなんて現実離れしたこと……」
初春
「まるでSFみたいです」
上条
(俺は現に昨日体験したわけだが)
美琴
「佐天さんの気持ちが痛いほど分かったわ…… ごめん」
佐天
「別にそんなこといいですよ、会ったばかりですし、これからですよ」
美琴
「ありがとう……」グスン
黒子
(涙ぐんでるお姉さまもこれはこれで…ハァハァ)
上条
(やっぱりこの子怖いな……)
初春
「とりあえず木山先生に連絡がつきました、新しい情報が出たから報告したい、とでも言っておきましたー これで怪しまれません!」
上条
(なんか頭はお花畑だけど考えてること黒すぎるぞこの子……)
美琴
「とりあえず木山先生の所まで行くわよ 黒子は? 怪我してるけど大丈夫?」
黒子
「処置もしましたし、もう大丈夫ですの」
上条
「じゃあ行くか―――」
美琴・黒子・佐天・初春
「ええ」
「信じられませんの、平行世界だなんて現実離れしたこと……」
初春
「まるでSFみたいです」
上条
(俺は現に昨日体験したわけだが)
美琴
「佐天さんの気持ちが痛いほど分かったわ…… ごめん」
佐天
「別にそんなこといいですよ、会ったばかりですし、これからですよ」
美琴
「ありがとう……」グスン
黒子
(涙ぐんでるお姉さまもこれはこれで…ハァハァ)
上条
(やっぱりこの子怖いな……)
初春
「とりあえず木山先生に連絡がつきました、新しい情報が出たから報告したい、とでも言っておきましたー これで怪しまれません!」
上条
(なんか頭はお花畑だけど考えてること黒すぎるぞこの子……)
美琴
「とりあえず木山先生の所まで行くわよ 黒子は? 怪我してるけど大丈夫?」
黒子
「処置もしましたし、もう大丈夫ですの」
上条
「じゃあ行くか―――」
美琴・黒子・佐天・初春
「ええ」
657: 2010/12/21(火) 00:39:32.19 ID:RlTTkYw0
では、とりあえず落とします
658: 2010/12/21(火) 00:40:07.96 ID:RlTTkYw0
・・・・木山晴生の研究室・・・・
木山
「どうしたんだ君たち、重要な用件というのは何だ?」
黒子
「その件についてですが……」
木山
「ん? そちらの少年は……」
上条
「あ、俺は上条当麻です」
木山
「そうか…… よろしく。 コーヒーでも淹れてこよう、少し待っててくれ」ガチャ
木山
「どうしたんだ君たち、重要な用件というのは何だ?」
黒子
「その件についてですが……」
木山
「ん? そちらの少年は……」
上条
「あ、俺は上条当麻です」
木山
「そうか…… よろしく。 コーヒーでも淹れてこよう、少し待っててくれ」ガチャ
659: 2010/12/21(火) 00:40:56.30 ID:RlTTkYw0
上条
「つーかビリビリ、お前本当にパラレルワールドなんて行ってたのか? しかも7月24日から飛ばされただなんて……」
美琴
「だから本当よ! もっとも、元の世界じゃアンタがこの事件に関わるなんて状況にはならなかったけど……」
黒子
「第一、あなたはお姉さまの何なんですの!? お知り合いですの!?」
初春
「白井さん、論点がずれちゃってますよ……」
木山
「待たせたな」ガチャ
「つーかビリビリ、お前本当にパラレルワールドなんて行ってたのか? しかも7月24日から飛ばされただなんて……」
美琴
「だから本当よ! もっとも、元の世界じゃアンタがこの事件に関わるなんて状況にはならなかったけど……」
黒子
「第一、あなたはお姉さまの何なんですの!? お知り合いですの!?」
初春
「白井さん、論点がずれちゃってますよ……」
木山
「待たせたな」ガチャ
660: 2010/12/21(火) 00:47:18.79 ID:RlTTkYw0
黒子
「(ゴクゴクゴク) それで木山先生、レベルアッパーの件についてですが……」
美琴
「あなたが犯人、ですよね?」
佐天
(み、御坂さん、いきなり単刀直入すぎですよ! もうちょっと他に言い方が……)
黒子
(そうですのお姉さま!)
木山
「ほう、面白いな。 根拠を聞かせてもらおうか」
美琴
「昏睡者の脳波があなたの脳波と酷似していました…… おそらくこれは共感覚性を利用し、同じ脳波のネットワークを構築し、それに取り込まれることによって能力の幅と演算能力を一時的に上げているんだと思います……」
黒子
「そして脳が完全にネットワークに取り込まれることによって自由を奪われる……」
木山
「何を行っているんだね君たちは…… 」
美琴
「動機も知っています…… これには深い事情があるので一から説明しますね」
・・・・パラレルワールドのことについて細かく説明中・・・・
「(ゴクゴクゴク) それで木山先生、レベルアッパーの件についてですが……」
美琴
「あなたが犯人、ですよね?」
佐天
(み、御坂さん、いきなり単刀直入すぎですよ! もうちょっと他に言い方が……)
黒子
(そうですのお姉さま!)
木山
「ほう、面白いな。 根拠を聞かせてもらおうか」
美琴
「昏睡者の脳波があなたの脳波と酷似していました…… おそらくこれは共感覚性を利用し、同じ脳波のネットワークを構築し、それに取り込まれることによって能力の幅と演算能力を一時的に上げているんだと思います……」
黒子
「そして脳が完全にネットワークに取り込まれることによって自由を奪われる……」
木山
「何を行っているんだね君たちは…… 」
美琴
「動機も知っています…… これには深い事情があるので一から説明しますね」
・・・・パラレルワールドのことについて細かく説明中・・・・
661: 2010/12/21(火) 00:54:11.85 ID:RlTTkYw0
・・・・15分後・・・・
木山
「信じられない話だな…… それが私の動機とどう関係あるんだ?」
美琴
「私はそのパラレルワールドで知りました…… ある実験で犠牲になった子供たちを助けるために、「樹形図の設計者」の使用申請を23回も出したこと…… それが全て却下されたこと……」
木山
「…………仕方なかったんだ。 こうする他に方法がなかった……」
黒子・佐天・初春
「…………」
美琴
「でも」
上条
「仕方なかった、だ?」
木山
「信じられない話だな…… それが私の動機とどう関係あるんだ?」
美琴
「私はそのパラレルワールドで知りました…… ある実験で犠牲になった子供たちを助けるために、「樹形図の設計者」の使用申請を23回も出したこと…… それが全て却下されたこと……」
木山
「…………仕方なかったんだ。 こうする他に方法がなかった……」
黒子・佐天・初春
「…………」
美琴
「でも」
上条
「仕方なかった、だ?」
662: 2010/12/21(火) 01:06:45.92 ID:RlTTkYw0
上条
「じゃあ、テメェは仕方なく人の弱みに付け込んで、たくさんの人を巻き込んで、昏睡状態にしたって言うのか? そんな方法で、子供たちが喜ぶとでも思ってんのかよ!?」
木山
「でも、それは――――!」
上条
「もっと平和的なやり方は無かったのかよ! 誰もが笑って、誰もが望む最高のハッピーエンドってやつがあったはずだろうが!!」
木山
「それが……できていれば…………………… う、うわああああああああああああああああああ!!!!」
黒子
「の、能力!? 水流操作系ですの!? そんな、彼女は能力開発を受けていないはず―――!」
美琴
「チッ…!」
上条
「いいぜ、まだテメェが抵抗するって言うんなら―――――」パシュッ
黒子
「そ、そんな!? 能力が消えて……!?」
上条
「まずはそのふざけた幻想を残らずぶっ壊してやる!!」ドガァッ
「じゃあ、テメェは仕方なく人の弱みに付け込んで、たくさんの人を巻き込んで、昏睡状態にしたって言うのか? そんな方法で、子供たちが喜ぶとでも思ってんのかよ!?」
木山
「でも、それは――――!」
上条
「もっと平和的なやり方は無かったのかよ! 誰もが笑って、誰もが望む最高のハッピーエンドってやつがあったはずだろうが!!」
木山
「それが……できていれば…………………… う、うわああああああああああああああああああ!!!!」
黒子
「の、能力!? 水流操作系ですの!? そんな、彼女は能力開発を受けていないはず―――!」
美琴
「チッ…!」
上条
「いいぜ、まだテメェが抵抗するって言うんなら―――――」パシュッ
黒子
「そ、そんな!? 能力が消えて……!?」
上条
「まずはそのふざけた幻想を残らずぶっ壊してやる!!」ドガァッ
664: 2010/12/21(火) 01:11:13.76 ID:RlTTkYw0
木山
「うっ…… ゲホッ」
初春
「すごい、拳一つで……」
木山
「私は、間違ってたのかもしれないな……」
黒子
「では、アンチスキルに連絡を……」
木山
「待ってくれ」
木山
「まだ方法が1つ残っている」
「うっ…… ゲホッ」
初春
「すごい、拳一つで……」
木山
「私は、間違ってたのかもしれないな……」
黒子
「では、アンチスキルに連絡を……」
木山
「待ってくれ」
木山
「まだ方法が1つ残っている」
665: 2010/12/21(火) 01:13:46.03 ID:RlTTkYw0
黒子
「今更何を……」
美琴
「(……?)その、方法って言うのは?」
木山
「『ミサカネットワーク』だよ」
「今更何を……」
美琴
「(……?)その、方法って言うのは?」
木山
「『ミサカネットワーク』だよ」
2: 2011/01/20(木) 19:06:18.63 ID:c06TOqoN0
美琴
「!」
木山
「なんだ、知っているのか……?」
美琴
「ええ、だいたいは……」(パラレルワールドのほうで……)
黒子
「それはいったいどのような物ですの?」
美琴
「それは……」
木山
「私が説明しよう……」
「!」
木山
「なんだ、知っているのか……?」
美琴
「ええ、だいたいは……」(パラレルワールドのほうで……)
黒子
「それはいったいどのような物ですの?」
美琴
「それは……」
木山
「私が説明しよう……」
3: 2011/01/20(木) 19:16:17.55 ID:c06TOqoN0
・・・・説明中・・・・
佐天
「そ、そんな・・・」
初春
「信じられません・・・」
上条
「で、その一方通行とやらを止めればいいんだな?」
黒子
「簡単に言わないで下さいの…… 相手は学園都市最強の能力者ですのよ……」
木山
「実験のデータは私が集める、だから通報は一時待ってくれないか」
初春
「じゃあとりあえず……」
美琴
「待って」
佐天
「そ、そんな・・・」
初春
「信じられません・・・」
上条
「で、その一方通行とやらを止めればいいんだな?」
黒子
「簡単に言わないで下さいの…… 相手は学園都市最強の能力者ですのよ……」
木山
「実験のデータは私が集める、だから通報は一時待ってくれないか」
初春
「じゃあとりあえず……」
美琴
「待って」
4: 2011/01/20(木) 19:19:33.16 ID:c06TOqoN0
あれ、トリップが?
6: 2011/01/20(木) 19:26:54.90 ID:c06TOqoN0
美琴
「データって…… そんなもの機密事項なんじゃ…… 内容が内容だから場合によっては消されるんじゃ……」
木山
「大丈夫だ、あの子達のためなら……」
美琴
「そんな事言ったって……!」
佐天
「……」
初春
「……じゃあ、こういうときはこれですよ」ポンッ
上条
「……足?」
「データって…… そんなもの機密事項なんじゃ…… 内容が内容だから場合によっては消されるんじゃ……」
木山
「大丈夫だ、あの子達のためなら……」
美琴
「そんな事言ったって……!」
佐天
「……」
初春
「……じゃあ、こういうときはこれですよ」ポンッ
上条
「……足?」
7: 2011/01/20(木) 19:29:46.53 ID:c06TOqoN0
うわああああああああああああ
大文字だったorz
大文字だったorz
17: 2011/03/23(水) 22:45:11.52 ID:dAYTpM580
-次の日-
上条「足で拾うなんつってもなぁ・・・」
上条「ん?あれ御坂か?」
上条「おーい御坂ー」
???「何でしょうか、とミサカは呼びかけに対して応じます」
上条「あれ?お前・・・?御坂・・・?」
???「御坂とはお姉様のことでしょうか、とミサカは問いかけます」
上条「?? ・・・!まさか・・・」
ミサカ「ミサカのシリアルナンバーは9574号です、とミサカは自己紹介します」
上条「足で拾うなんつってもなぁ・・・」
上条「ん?あれ御坂か?」
上条「おーい御坂ー」
???「何でしょうか、とミサカは呼びかけに対して応じます」
上条「あれ?お前・・・?御坂・・・?」
???「御坂とはお姉様のことでしょうか、とミサカは問いかけます」
上条「?? ・・・!まさか・・・」
ミサカ「ミサカのシリアルナンバーは9574号です、とミサカは自己紹介します」
18: 2011/03/23(水) 22:53:57.16 ID:dAYTpM580
上条「お前、まさか・・・!」
プルルルルルルル
上条「ん?電話か?」
ピッ
小萌「やっと繋がったあ! たたたたた大変です上条ちゃん!!」
上条「どうしたんですか小萌先生!」
小萌「その・・・ シスターちゃんが連れ去られたんです!!」
上条「何だって!? 誰に!?」
小萌「ポニーテールで、刀を持ってて・・・」
上条(魔術師とか言う奴らか!)
上条「分かりました、すぐ小萌先生の家に行きます!!」
プツッ プーップーップーッ
上条(すぐ行かなきゃ、でも、こいつ・・・)
ミサカ9574「非常事態なら手伝いますが、とミサカは協力を申し出ます」
上条「分かった、とりあえず付いて来てくれ!」
プルルルルルルル
上条「ん?電話か?」
ピッ
小萌「やっと繋がったあ! たたたたた大変です上条ちゃん!!」
上条「どうしたんですか小萌先生!」
小萌「その・・・ シスターちゃんが連れ去られたんです!!」
上条「何だって!? 誰に!?」
小萌「ポニーテールで、刀を持ってて・・・」
上条(魔術師とか言う奴らか!)
上条「分かりました、すぐ小萌先生の家に行きます!!」
プツッ プーップーップーッ
上条(すぐ行かなきゃ、でも、こいつ・・・)
ミサカ9574「非常事態なら手伝いますが、とミサカは協力を申し出ます」
上条「分かった、とりあえず付いて来てくれ!」
19: 2011/03/23(水) 23:02:53.33 ID:dAYTpM580
-小萌の家-
小萌「上条ちゃん!!」
上条「家中めちゃくちゃだ・・・」
小萌「いきなり窓ガラスを割ってシスターちゃんを連れて行って・・・ 先生がついていながら・・・」ウェェェェェェェェェェン
上条「泣かないで小萌先生・・・」
ミサカ9574「その人さらいはどのような格好だったのですか、とミサカは事情聴取を始めます」
小萌「えーっと・・・」
小萌「上条ちゃん!!」
上条「家中めちゃくちゃだ・・・」
小萌「いきなり窓ガラスを割ってシスターちゃんを連れて行って・・・ 先生がついていながら・・・」ウェェェェェェェェェェン
上条「泣かないで小萌先生・・・」
ミサカ9574「その人さらいはどのような格好だったのですか、とミサカは事情聴取を始めます」
小萌「えーっと・・・」
20: 2011/03/23(水) 23:09:14.40 ID:dAYTpM580
-そのころ 風紀委員177支部-
初春「お帰りなさい皆さんー」
黒子「初春ー!! 足で拾うって言い出したのは貴方ではありませんのーっ!?」
初春「私は情報収集だからいいんです」
佐天「ずるいよ初春ー」
御坂「あー疲れたー」
初春「そういえば面白いものを見つけたんですよー♪」
初春「お帰りなさい皆さんー」
黒子「初春ー!! 足で拾うって言い出したのは貴方ではありませんのーっ!?」
初春「私は情報収集だからいいんです」
佐天「ずるいよ初春ー」
御坂「あー疲れたー」
初春「そういえば面白いものを見つけたんですよー♪」
21: 2011/03/23(水) 23:18:46.72 ID:dAYTpM580
-学園都市 ビルの屋上-
ステイル「全く、学園都市に入って1週間近くも見つからないわ、探索術式と間違えて平行世界に人を飛ばす術式を使ってしまうわ・・・散々だね」
神裂「さらに混乱を避けるため飛ばしてしまった少女を戻す為に必要悪の教会に連絡して回答をもらうのに数日・・・」
ステイル「でもやっと保護できたよ」
禁書「紐でぐるぐる巻きに縛ってまで保護だなんて笑わせるんだよ」
ステイル・神裂「・・・」
ステイル「・・・神裂、夜になったら準備を始めるぞ」
神裂「・・・わかりました」
ステイル「全く、学園都市に入って1週間近くも見つからないわ、探索術式と間違えて平行世界に人を飛ばす術式を使ってしまうわ・・・散々だね」
神裂「さらに混乱を避けるため飛ばしてしまった少女を戻す為に必要悪の教会に連絡して回答をもらうのに数日・・・」
ステイル「でもやっと保護できたよ」
禁書「紐でぐるぐる巻きに縛ってまで保護だなんて笑わせるんだよ」
ステイル・神裂「・・・」
ステイル「・・・神裂、夜になったら準備を始めるぞ」
神裂「・・・わかりました」
22: 2011/03/23(水) 23:29:41.02 ID:dAYTpM580
-夜 学園都市のビル屋上-
上条「くそっここでもない!」
ミサカ9574「手がかりも無く探すのは無謀ではありませんか、とミサカは繰り返し忠告します」
上条「ん、あのビルの屋上・・・」
ミサカ9574「あれは・・・とミサカはあまりの幸運に驚きます」
ミサカ9574「これを使う時が来たのですね、と御坂は背負っているバックを下ろします」
上条「そういえばそのバック・・・ってええええええええええええええええええええええええ!?
上条「くそっここでもない!」
ミサカ9574「手がかりも無く探すのは無謀ではありませんか、とミサカは繰り返し忠告します」
上条「ん、あのビルの屋上・・・」
ミサカ9574「あれは・・・とミサカはあまりの幸運に驚きます」
ミサカ9574「これを使う時が来たのですね、と御坂は背負っているバックを下ろします」
上条「そういえばそのバック・・・ってええええええええええええええええええええええええ!?
24: 2011/03/23(水) 23:53:19.21 ID:dAYTpM580
ステイル「準備はできた、始めるぞ・・・」
ドカン!
神裂「危ない!!」
ドンッ
ミサカ9574「メタルイーターMXの銃弾を刀一つで両断した・・・?とミサカは敵の戦闘能力に驚愕します」
ステイル「何だ・・・!?」
上条(今だ!)
上条「歯ぁ食いしばれぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ステイル「何だと!?」
上条「うらぁっ!」ボコッ
ステイル「ぐはぁっ」ドスッバタッ
ドカン!
神裂「危ない!!」
ドンッ
ミサカ9574「メタルイーターMXの銃弾を刀一つで両断した・・・?とミサカは敵の戦闘能力に驚愕します」
ステイル「何だ・・・!?」
上条(今だ!)
上条「歯ぁ食いしばれぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ステイル「何だと!?」
上条「うらぁっ!」ボコッ
ステイル「ぐはぁっ」ドスッバタッ
25: 2011/03/24(木) 00:02:33.73 ID:I8ru45DX0
ステイル「何・・・が・・・!?」
神裂「ッ!! 七閃!!」
上条「・・・何だ!?」
ダダダダダ
神裂「援護射撃!? ワイヤーが切れて・・・!?」
ミサカ9574「これくらいの距離なら飛び移れそうです、とミサカは走り出します」ダッ
タッ
神裂「くっ・・・!」
上条「どうしてインデックスを執拗に追いかけ続けるんだ!!」
ミサカ9574「誘拐は立派な犯罪です、とミサカは警告します」
神裂「それには理由が・・・」
ミサカ9574「何でしょうか、とミサカは自白を始める貴方に驚きつつ静聴します」
神裂「ッ!! 七閃!!」
上条「・・・何だ!?」
ダダダダダ
神裂「援護射撃!? ワイヤーが切れて・・・!?」
ミサカ9574「これくらいの距離なら飛び移れそうです、とミサカは走り出します」ダッ
タッ
神裂「くっ・・・!」
上条「どうしてインデックスを執拗に追いかけ続けるんだ!!」
ミサカ9574「誘拐は立派な犯罪です、とミサカは警告します」
神裂「それには理由が・・・」
ミサカ9574「何でしょうか、とミサカは自白を始める貴方に驚きつつ静聴します」
26: 2011/03/24(木) 00:11:28.19 ID:I8ru45DX0
神裂「・・・というわけで1年ごとに記憶を消す必要があるのです」
上条「そうだったのか・・・」
ミサカ9574「ちょっと待ってください、それは少しおかしい気がします、とミサカは直感ながら答えます」
上条「それはどういう・・・?」
ミサカ9574「先程のちびっ子教師に聞けば何か情報が得られるかもしれません、とミサカは再び直感で答えます」
上条「そうだったのか・・・」
ミサカ9574「ちょっと待ってください、それは少しおかしい気がします、とミサカは直感ながら答えます」
上条「それはどういう・・・?」
ミサカ9574「先程のちびっ子教師に聞けば何か情報が得られるかもしれません、とミサカは再び直感で答えます」
27: 2011/03/24(木) 00:21:11.46 ID:I8ru45DX0
-同じ頃 十七学区の操車場-
ミサカ9570「くっ・・・うっ・・・」
一方「もう終わりかァ? ちっとも楽しませてくれねェなァ・・・」
美琴「お楽しみは・・・」コピーン
美琴「そこまでよっ!!」
バシュン!!
一方「あァ?」パシュッ
ドォォォォォォォォン
黒子「ジャッジメントですの! 殺人未遂の現行犯と殺人の疑いで貴方を拘束しますの!」
一方「拘束だァ? 俺が誰だか解ってて言ってンだろォなァ・・・?」
黒子「一方通行・・・ 学園都市第一位の能力者でして?」
一方「実験に部外者が入ってきた場合はどォすンだァ・・・? まあこれは正当防衛ってことでいいよなァ・・・あァ!?」
黒子「初春、今ですわよ!」
初春「はい!」
ピッ
ミサカ9570「くっ・・・うっ・・・」
一方「もう終わりかァ? ちっとも楽しませてくれねェなァ・・・」
美琴「お楽しみは・・・」コピーン
美琴「そこまでよっ!!」
バシュン!!
一方「あァ?」パシュッ
ドォォォォォォォォン
黒子「ジャッジメントですの! 殺人未遂の現行犯と殺人の疑いで貴方を拘束しますの!」
一方「拘束だァ? 俺が誰だか解ってて言ってンだろォなァ・・・?」
黒子「一方通行・・・ 学園都市第一位の能力者でして?」
一方「実験に部外者が入ってきた場合はどォすンだァ・・・? まあこれは正当防衛ってことでいいよなァ・・・あァ!?」
黒子「初春、今ですわよ!」
初春「はい!」
ピッ
28: 2011/03/24(木) 00:22:03.52 ID:I8ru45DX0
-同じ頃 十七学区の操車場-
ミサカ9570「くっ・・・うっ・・・」
一方「もう終わりかァ? ちっとも楽しませてくれねェなァ・・・」
美琴「お楽しみは・・・」コピーン
美琴「そこまでよっ!!」
バシュン!!
一方「あァ?」パシュッ
ドォォォォォォォォン
黒子「ジャッジメントですの! 殺人未遂の現行犯と殺人の疑いで貴方を拘束しますの!」
一方「拘束だァ? 俺が誰だか解ってて言ってンだろォなァ・・・?」
黒子「一方通行・・・ 学園都市第一位の能力者でして?」
一方「実験に部外者が入ってきた場合はどォすンだァ・・・? まあこれは正当防衛ってことでいいよなァ・・・あァ!?」
黒子「初春、今ですわよ!」
初春「はい!」
ピッ
ミサカ9570「くっ・・・うっ・・・」
一方「もう終わりかァ? ちっとも楽しませてくれねェなァ・・・」
美琴「お楽しみは・・・」コピーン
美琴「そこまでよっ!!」
バシュン!!
一方「あァ?」パシュッ
ドォォォォォォォォン
黒子「ジャッジメントですの! 殺人未遂の現行犯と殺人の疑いで貴方を拘束しますの!」
一方「拘束だァ? 俺が誰だか解ってて言ってンだろォなァ・・・?」
黒子「一方通行・・・ 学園都市第一位の能力者でして?」
一方「実験に部外者が入ってきた場合はどォすンだァ・・・? まあこれは正当防衛ってことでいいよなァ・・・あァ!?」
黒子「初春、今ですわよ!」
初春「はい!」
ピッ
29: 2011/03/24(木) 00:39:54.20 ID:I8ru45DX0
ステイル「記憶を消す必要は無い・・・だと」
神裂「ではどこかに『首輪』のようなものが・・・」
上条「どれ・・・ !」バシュッ
ドンッ
ペンデックス「警告、第三章第二節。首輪の破壊を確認。再生準備・・・再生不可。」
ペンデックス「聖ジョージの聖域を発動。侵入者を破壊します」
ドン!
上条「うおっ!」ガッ
上条「おい魔術師!」
ステイル「何だ?」
上条「てめぇらずっと待ってたんだろ!?インデックスの記憶を消さなくてもすむ、インデックスの敵
にまわらなくてもすむ・・・そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを。
今まで待ち焦がれてたんだろ?こんな展開を・・・何のためにここまで歯を食いしばってきた
んだ!?てめぇのその手でたった一人の女の子を助けて見せるって誓ったんじゃねえのか
よ?お前らだって主人公の方がいいだろ!?脇役なんかで満足してんじゃねえ、命を懸け
てたった一人の女の子を守りてぇんじゃないのかよ!?だったら、それは全然終わってねぇ、
始まってすらいねぇ・・・ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじ
ゃねぇよ!手を伸ばせば届くんだ!いい加減に始めようぜ、魔術師!!」
神裂「ではどこかに『首輪』のようなものが・・・」
上条「どれ・・・ !」バシュッ
ドンッ
ペンデックス「警告、第三章第二節。首輪の破壊を確認。再生準備・・・再生不可。」
ペンデックス「聖ジョージの聖域を発動。侵入者を破壊します」
ドン!
上条「うおっ!」ガッ
上条「おい魔術師!」
ステイル「何だ?」
上条「てめぇらずっと待ってたんだろ!?インデックスの記憶を消さなくてもすむ、インデックスの敵
にまわらなくてもすむ・・・そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを。
今まで待ち焦がれてたんだろ?こんな展開を・・・何のためにここまで歯を食いしばってきた
んだ!?てめぇのその手でたった一人の女の子を助けて見せるって誓ったんじゃねえのか
よ?お前らだって主人公の方がいいだろ!?脇役なんかで満足してんじゃねえ、命を懸け
てたった一人の女の子を守りてぇんじゃないのかよ!?だったら、それは全然終わってねぇ、
始まってすらいねぇ・・・ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじ
ゃねぇよ!手を伸ばせば届くんだ!いい加減に始めようぜ、魔術師!!」
30: 2011/03/24(木) 00:40:39.60 ID:I8ru45DX0
一方「あァ・・・!? 何だァこの音はァ・・・!? 演算に集中できねェ・・・!」
一方「音のベクトルを反射・・・ チッそれすらも集中できねェ・・・!」
黒子「ぐっ・・・耳栓をしたとはいえ・・・頭に・・・響きますわね・・・!」
美琴「キャパシティ・・・ダウンねぇ・・・ スキルアウトも・・・いいもの持ってるじゃない・・・!」
佐天「すごいよ初春! 実験の場所だけじゃなくこんなものまで見つけるなんて!」
初春「最大・・・出力ですからね・・・! うっ・・・!次は佐天さんの番ですよ・・・!
佐天「はいはい、じゃあ、行きますか!」
一方「音のベクトルを反射・・・ チッそれすらも集中できねェ・・・!」
黒子「ぐっ・・・耳栓をしたとはいえ・・・頭に・・・響きますわね・・・!」
美琴「キャパシティ・・・ダウンねぇ・・・ スキルアウトも・・・いいもの持ってるじゃない・・・!」
佐天「すごいよ初春! 実験の場所だけじゃなくこんなものまで見つけるなんて!」
初春「最大・・・出力ですからね・・・! うっ・・・!次は佐天さんの番ですよ・・・!
佐天「はいはい、じゃあ、行きますか!」
31: 2011/03/24(木) 00:51:30.05 ID:I8ru45DX0
神裂「Salvere000!!」ドッ
ステイル「・・・・・・ Fortis931!!」イノケンティウス!
ドォッ!!
ミサカ9574「見たこともない能力ばかりです、とミサカは驚嘆しつつ援護体制に入ります」
神裂「・・・!? あれは光の羽・・・!? おそらく竜王の殺息が上を向いたときに何かを破壊したのでしょう!あれに触れてはいけません!危険です!!」
ミサカ9574「ミサカの出番ですね、とミサカはマシンガンで羽を打ち落とします」ダダダダダ!!
上条「サンキュー御坂妹!! うらぁっ!!」
上条「いいぜ・・・ この世界が神様の作った奇跡の通りに動いてるってんなら・・・」
上条「まずは・・・」
そ の 幻 想 を ぶ ち 殺 す ! !
ステイル「・・・・・・ Fortis931!!」イノケンティウス!
ドォッ!!
ミサカ9574「見たこともない能力ばかりです、とミサカは驚嘆しつつ援護体制に入ります」
神裂「・・・!? あれは光の羽・・・!? おそらく竜王の殺息が上を向いたときに何かを破壊したのでしょう!あれに触れてはいけません!危険です!!」
ミサカ9574「ミサカの出番ですね、とミサカはマシンガンで羽を打ち落とします」ダダダダダ!!
上条「サンキュー御坂妹!! うらぁっ!!」
上条「いいぜ・・・ この世界が神様の作った奇跡の通りに動いてるってんなら・・・」
上条「まずは・・・」
そ の 幻 想 を ぶ ち 殺 す ! !
32: 2011/03/24(木) 01:00:41.23 ID:I8ru45DX0
一方「が・・・ァ・・・!!」
佐天「・・・」
一方「ンだァ・・・? まだいやがるのかァ・・・? つーか何で動けるンだァ・・・?」
佐天「アンタさあ、こんなことして反省してないの?何千人も人頃ししてさ・・・」
一方「反省・・・だァ・・・? フン、面白れェ事・・・言うじゃねえかァ・・・つーか誰が反省するってんだァ・・・?」
佐天「・・・・・・」
パシン!
一方「・・・?」
佐天「反射とやらは聞いてないみたいね・・・バットにしようかと思ったけどやめてあげたんだからね」
佐天「さ、行くわよ」
一方「あ・・・ァ・・・?」
佐天「警備員の所。まだやり直せるよ、その頭脳なら」
佐天「・・・」
一方「ンだァ・・・? まだいやがるのかァ・・・? つーか何で動けるンだァ・・・?」
佐天「アンタさあ、こんなことして反省してないの?何千人も人頃ししてさ・・・」
一方「反省・・・だァ・・・? フン、面白れェ事・・・言うじゃねえかァ・・・つーか誰が反省するってんだァ・・・?」
佐天「・・・・・・」
パシン!
一方「・・・?」
佐天「反射とやらは聞いてないみたいね・・・バットにしようかと思ったけどやめてあげたんだからね」
佐天「さ、行くわよ」
一方「あ・・・ァ・・・?」
佐天「警備員の所。まだやり直せるよ、その頭脳なら」
39: 2011/03/30(水) 00:38:59.27 ID:umJjWnTX0
禁書「首・・・輪・・・致命的な破k・・・再s・・・不可能・・・」
バタッ
上条「終わ・・・った・・・?」
ミサカ9574「・・・」スチャッ
上条「え、銃・・・? おい御坂妹何の冗d・・・」
ダン!
バタッ
上条「終わ・・・った・・・?」
ミサカ9574「・・・」スチャッ
上条「え、銃・・・? おい御坂妹何の冗d・・・」
ダン!
40: 2011/03/30(水) 00:45:46.92 ID:umJjWnTX0
-警備員の車の中-
黒子「万が一暴れだした時の為に私たちも乗せさせていただきましたの」
美琴「多分捕まったとしても揉み消しにされるわ・・・」
一方「・・・」
美琴「アンタはどうするつもりなの? アンタが自供するか否認するかで変わってくるんだけど・・・?」
一方「・・・」
佐天「どうするのよ」
一方「・・・」
初春「そろそろ着きますよー」
黒子「万が一暴れだした時の為に私たちも乗せさせていただきましたの」
美琴「多分捕まったとしても揉み消しにされるわ・・・」
一方「・・・」
美琴「アンタはどうするつもりなの? アンタが自供するか否認するかで変わってくるんだけど・・・?」
一方「・・・」
佐天「どうするのよ」
一方「・・・」
初春「そろそろ着きますよー」
41: 2011/03/30(水) 01:00:26.63 ID:umJjWnTX0
上条「・・・・・・」
ミサカ9574「羽は危険だと聞いていたので撃ち落しました、とミサカは答えつつ一刻も早く修道女を連れてそこを離れるように指示します」
上条「あ、ああ!」ヨイショ
タッタッタッ
ステイル「まさかあれを破壊するとは・・・」
神裂「驚きですね」
プルルルルル
上条「お、電話だ」
黒子『もしもしー今風紀委員支部にいますからすぐ来てくださいなー』
上条「おう・・・でもどうやって俺の携帯番号・・・?」
黒子「初春に聞いたんですのよー」
上条「待てどうやって知ったんだよ!」
黒子「いいから早く来てくださいな」プチッツーツーツー
上条「じゃあ、2人ともインデックスを頼んだ、御坂妹、お前も行くか?」
ミサカ9574「はい、とミサカはあなたについて行く事にします」
ステイル「ちょっおま・・・」
神裂「行ってしまいましたね・・・」
ミサカ9574「羽は危険だと聞いていたので撃ち落しました、とミサカは答えつつ一刻も早く修道女を連れてそこを離れるように指示します」
上条「あ、ああ!」ヨイショ
タッタッタッ
ステイル「まさかあれを破壊するとは・・・」
神裂「驚きですね」
プルルルルル
上条「お、電話だ」
黒子『もしもしー今風紀委員支部にいますからすぐ来てくださいなー』
上条「おう・・・でもどうやって俺の携帯番号・・・?」
黒子「初春に聞いたんですのよー」
上条「待てどうやって知ったんだよ!」
黒子「いいから早く来てくださいな」プチッツーツーツー
上条「じゃあ、2人ともインデックスを頼んだ、御坂妹、お前も行くか?」
ミサカ9574「はい、とミサカはあなたについて行く事にします」
ステイル「ちょっおま・・・」
神裂「行ってしまいましたね・・・」
43: 2011/03/30(水) 01:11:50.13 ID:umJjWnTX0
美琴「遅いわよ」
上条「あーすまんすまん」
黒子「お姉さまが2人も!!」ジュル
上条「あー疲れたー」
黒子「しかしこの数日レベルアッパーだの能力が使えないお姉さまだのいろいろありすぎて・・・」
美琴「zzz・・・」
黒子「あらお姉さま・・・」
佐天「ねー初春ー」
初春「zzz・・・」
佐天「あっ寝てる・・・」
上条「zzz・・・」
佐天「上条さんだっけ?まで・・・ ってもう朝近いじゃない!」
黒子「zzz・・・」
佐天「あら白井さんまで・・・ ふあ~私も眠・・・zzz」
ミサカ9574「・・・」
45: 2011/03/30(水) 01:23:04.09 ID:umJjWnTX0
「御坂先輩、御坂先輩」
御坂「・・・うん?」
黒子「よかった起きましたのね」
御坂「ここは・・・何月何日?」
黒子「7月21日ですの」
御坂「能力は・・・でない」
御坂「これから話すことをアンタは信じてくれる?」
黒子「何ですの?」
美琴「私が超電磁砲になってるっていう平行世界にいた」
御坂「・・・うん?」
黒子「よかった起きましたのね」
御坂「ここは・・・何月何日?」
黒子「7月21日ですの」
御坂「能力は・・・でない」
御坂「これから話すことをアンタは信じてくれる?」
黒子「何ですの?」
美琴「私が超電磁砲になってるっていう平行世界にいた」
46: 2011/03/30(水) 01:33:34.70 ID:umJjWnTX0
うわああああああああああああ盛大なミスorz
>>45は忘れてくだちい><
「御坂先輩、御坂先輩」
御坂「・・・うん?」
白井「よかった起きましたのね」
御坂「ここは・・・何月何日?」
白井「7月21日ですの」
御坂「ところでこれから話すことをアンタは信じてくれる?」
白井「何ですの?」
御坂「私が超電磁砲になってるっていう平行世界にいた」
>>45は忘れてくだちい><
「御坂先輩、御坂先輩」
御坂「・・・うん?」
白井「よかった起きましたのね」
御坂「ここは・・・何月何日?」
白井「7月21日ですの」
御坂「ところでこれから話すことをアンタは信じてくれる?」
白井「何ですの?」
御坂「私が超電磁砲になってるっていう平行世界にいた」
47: 2011/03/30(水) 01:39:08.17 ID:umJjWnTX0
御坂「最初は能力が使えないというか使い方が解らなかったけど、なんか慣れて使えるようになった」
白井「奇遇ですわね、レベル5を名乗る御坂先輩がこちらに来ていらっしゃいましたの」
御坂「要領がわかったし練習すれば能力使えるようになるかなーって」
白井「・・・」
御坂「あっちの白井さんなんかものすごい百合キャラだったわー」
白井「ところで・・・これからは『お姉さま』と呼ばせていただいてよろしいですか?」
御坂「あっちの白井さんがそう呼んでたわねー・・・ いいわよそれでも」
御坂「その代わり私も『黒子』って呼ばせてもらうわよ」
黒子「はいお姉さま」
美琴「わかったわね、黒子」
白井「奇遇ですわね、レベル5を名乗る御坂先輩がこちらに来ていらっしゃいましたの」
御坂「要領がわかったし練習すれば能力使えるようになるかなーって」
白井「・・・」
御坂「あっちの白井さんなんかものすごい百合キャラだったわー」
白井「ところで・・・これからは『お姉さま』と呼ばせていただいてよろしいですか?」
御坂「あっちの白井さんがそう呼んでたわねー・・・ いいわよそれでも」
御坂「その代わり私も『黒子』って呼ばせてもらうわよ」
黒子「はいお姉さま」
美琴「わかったわね、黒子」
48: 2011/03/30(水) 01:45:33.75 ID:umJjWnTX0
-十数時間過ぎて-
TV「・・・の件に関して日本政府は、学園都市に対して抗議するとともに調査団を派遣し・・・」
美琴「・・・ふあ?」
ミサカ9574「もう夕方ですよ、とミサカは眠り続けていたお姉さま達に懇切丁寧に伝えます」
初春「う~ん・・・」
美琴「おーいみんな起きろー」
佐天「ふにゃ?」
黒子「ほへ?」
上条「んあ?」
ミサカ9574「一方通行が自白して午前中に記者会見を行いました、とミサカは作者が悩みに悩んだ末こじつけた超展開ラストを語ります」
TVの中の一方「という訳だァ・・・ あと最後に・・・」
TVの中の一方「おいレベル0の女ァ、後で手紙書くから住所教えやがれってンだァ!!!」
美琴黒子佐天上条「ズコー」
初春「イイハナシダナー」
TV「・・・の件に関して日本政府は、学園都市に対して抗議するとともに調査団を派遣し・・・」
美琴「・・・ふあ?」
ミサカ9574「もう夕方ですよ、とミサカは眠り続けていたお姉さま達に懇切丁寧に伝えます」
初春「う~ん・・・」
美琴「おーいみんな起きろー」
佐天「ふにゃ?」
黒子「ほへ?」
上条「んあ?」
ミサカ9574「一方通行が自白して午前中に記者会見を行いました、とミサカは作者が悩みに悩んだ末こじつけた超展開ラストを語ります」
TVの中の一方「という訳だァ・・・ あと最後に・・・」
TVの中の一方「おいレベル0の女ァ、後で手紙書くから住所教えやがれってンだァ!!!」
美琴黒子佐天上条「ズコー」
初春「イイハナシダナー」
49: 2011/03/30(水) 01:57:01.41 ID:umJjWnTX0
初春「すごいですよ佐天さんTVで告白ですよ!」メカラベクトル
初春「上条さん! アッシャー頼みましたよ!」
上条「( ゚д゚)」
「とうまとうまー!こもえがお金持ってないからご飯が食べれないんだよー!」
上条「お? 来たみたいだな」
上条「インデックス!」
おわり
初春「上条さん! アッシャー頼みましたよ!」
上条「( ゚д゚)」
「とうまとうまー!こもえがお金持ってないからご飯が食べれないんだよー!」
上条「お? 来たみたいだな」
上条「インデックス!」
おわり
50: 2011/03/30(水) 02:00:54.53 ID:umJjWnTX0
怒濤の超展開END・・・
実 は S S 書 く の は こ れ が 初 め て な ん だ よ !
ちょっと書いてみようと思ったら間違えまくったりで恥ずかしい・・・
◆MkpSaKX3Ag先生のオリジナル作に期待しないでください!
実 は S S 書 く の は こ れ が 初 め て な ん だ よ !
ちょっと書いてみようと思ったら間違えまくったりで恥ずかしい・・・
◆MkpSaKX3Ag先生のオリジナル作に期待しないでください!
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