1: 2009/06/07(日) 10:14:42.72 ID:G7vqQT/U0
金糸雀「ふっふっふ・・・192回目の挑戦にしてようやく桜田家の庭に侵入できたかしら」

金糸雀「ここまでくれば後はチョチョイのチョイ!簡単かしらー」

金糸雀「さて、ターゲットは何をやってるのかしら・・・?」

じ~・・・

翠星石「うむむ・・・難しいです」

雛苺「何が?」

JUM「クロスワードか。難しいよな」


【その① クロスワードと金糸雀】
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
4: 2009/06/07(日) 10:17:55.65 ID:G7vqQT/U0
金糸雀「・・・クロスワードね。全く翠星石も雛苺も幼稚ね」

金糸雀「今なら不意打ちが可能。・・・行くべきかしら?」

翠星石「うー・・・JUMも一緒に考えて欲しいです」

JUM「分かる問題ならな」

翠星石「えーと・・・じゃあ『ヨーロッパの大半を制服したフランスの皇帝』」

JUM「皇帝?」

翠星石「えーと・・・ど忘れしちゃったですぅ・・・」

5: 2009/06/07(日) 10:20:37.25 ID:G7vqQT/U0
金糸雀(・・・ヨーロッパの大半を制服したフランスの皇帝といえば)

金糸雀(ナポレオン。常識かしら)

雛苺「うー・・・あ!ナポリタンみたいなのじゃあなかった?」

金糸雀(は!?)

JUM「そりゃ料理だろ・・・」

翠星石「あ、でもそういうのも居たような・・・」

>>3
昨日立てるって言ったじゃん

7: 2009/06/07(日) 10:23:08.85 ID:G7vqQT/U0
JUM「マリー・アントワネットとか?」

翠星石「女じゃないですよ、多分」

雛苺「あれ、予言の人?」

JUM「ノストラダムスか?」

金糸雀(コイツら・・・馬鹿じゃないかしら)

JUM「皇帝・・・あ!ナポレオンだ!」

翠星石「え?おお、文字数ピッタリです!」

金糸雀「ホッ・・・」

8: 2009/06/07(日) 10:26:26.87 ID:G7vqQT/U0
短いのを飽きるまでポンポン書いてくよ!

金糸雀(ハッ!?なに安心してるかしら!!)

金糸雀(今は奇襲の事だけを考えて・・・)

翠星石「じゃあ次です。『イギリスの代表的な劇作家。代表作にリア王、真夏の夜の夢』・・・です」

雛苺「げき??」

JUM「劇なんか知らないぞ・・・」

翠星石「これ難しすぎるですぅ」

金糸雀「・・・」イライラ

9: 2009/06/07(日) 10:29:21.85 ID:G7vqQT/U0
JUM「ハムレットとか?」

雛苺「リア王ってリア王が書いたんじゃないの?」

翠星石「ハムレットは登場人物だった気がするです」

JUM「いや、聞いたことはあるんだけどなー」

雛苺「何文字なの?」

翠星石「いち、にぃ・・・七文字ですね」

金糸雀(シェークスピア。シェークスピア、シェークスピア!!)

金糸雀(このくらい常識かしら!ああもう!!)

13: 2009/06/07(日) 10:32:14.62 ID:G7vqQT/U0
雛苺「あ!分かったのー!」

金糸雀(お?)

雛苺「モンテスキューなの!!」

金糸雀(    )

翠星石「おお!またまた文字数ピッタリです!」

JUM「やるなぁ」

雛苺「えへへ、ヒナってば物知り?」

金糸雀(違う・・・モンテスキューじゃないかしら・・・!)プルプル

17: 2009/06/07(日) 10:36:03.21 ID:G7vqQT/U0
翠星石「じゃあ次です。『日本に初めてキリスト教を伝えたスペインの宣教師』」

JUM「宣教師ぃ?」

雛苺「せんきょうしって何?」

翠星石「えー?神父的な・・・なんでしょうかね」

JUM「スペインって何処だっけ?」

翠星石「てかキリスト教を伝えたのってキリストじゃないんですか?」

雛苺「宗教はよく分からないの・・・」


金糸雀(・・・!ザ・・・ザビエル!フ・・・フ・・・フランシスコ・・・ザ・・・ビエ・・・ル・・・!)

20: 2009/06/07(日) 10:38:04.67 ID:G7vqQT/U0
JUM「何文字だ?」

翠星石「ちょっと長いですよ、10文字」

雛苺「名前の長い人?」

翠星石「キリスト教に関係ある人?ユダ?」

JUM「モルモンって居たっけ?」

雛苺「えーと・・・うーんと・・・」

金糸雀「・・・」プルプル

21: 2009/06/07(日) 10:39:59.03 ID:G7vqQT/U0
JUM「スペイン人なんか知るわけないだろ!」

雛苺「あ、名前の長い人分かったの!」

翠星石「マジですか!?」

雛苺「ベンジャミン・フランクリン」

翠星石「そんな名前初めて聞いたです」

金糸雀(・・・)プルプル

24: 2009/06/07(日) 10:41:44.54 ID:G7vqQT/U0
JUM「ヒント少なすぎだよな、コレ」

雛苺「ちょっとむつかしいの・・・」

翠星石「ポルトガルって国の名前ですよね?」

JUM「ポルトガルはねーよ・・・」

雛苺「ガッデムとか?」



金糸雀「     」ブチッ

26: 2009/06/07(日) 10:44:14.33 ID:G7vqQT/U0
金糸雀「追撃のカノン!!」

ガシャアァァーーーーン!

JUM「うわっ!?」

翠星石「おめーは・・・金糸雀!」

雛苺「何しにきたの・・・!?」

金糸雀「ザビエル!」

翠星石「え!?」

金糸雀「 フ ラ ン シ ス コ ・ ザ ビ エ ル ! 」くわっ!

雛苺「ヒィィ!!」

おしまい

27: 2009/06/07(日) 10:45:26.89 ID:G7vqQT/U0
大体10レス前後で一話。しかもこんな感じの話ばっかだけど気にしないでね!

31: 2009/06/07(日) 10:47:45.48 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「・・・おはよう」

雪華綺晶「お早うございます、お姉様」

水銀燈「今何時?」

雪華綺晶「もうすぐ11時・・・寝すぎです」

水銀燈「日曜は昼過ぎまで寝てなさいってのがお父様の遺言なのよ」

雪華綺晶「氏んでません・・・」


【その② 水銀燈と雪華綺晶と日曜日】

32: 2009/06/07(日) 10:50:43.82 ID:G7vqQT/U0
雪華綺晶「何か作りましょうか?」

水銀燈「そうね・・・お願いするわ」

雪華綺晶「じゃあケチャップであえたヤドクガエルに」

水銀燈「猛毒じゃない!」

雪華綺晶「あ・・・ケチャップ切らしてました。トーストと卵で良いですか?」

水銀燈「それでいいわ」

雪華綺晶「卵はどうしますか?」

水銀燈「もちろん、ハードボイルド(固ゆで)よ」

33: 2009/06/07(日) 10:53:44.48 ID:G7vqQT/U0
――――・・・

雪華綺晶「どうぞ・・・」コト

水銀燈「ありがとう・・・あら?」

雪華綺晶「何か?」

水銀燈「トーストって言ったのに焼いてないじゃない」

雪華綺晶「あ、焼くのを忘れてました・・・」

水銀燈「・・・ふふっ、トーストとラクダはある点で良く似てるの。知ってる?」

雪華綺晶「まあ、何がでしょうか?」

水銀燈「どちらもツノがない」

雪華綺晶「・・・」

34: 2009/06/07(日) 10:57:11.52 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「それじゃあゆで卵をいただこうかしら」コンコン

ベチャッ!

水銀燈「・・・この卵、生じゃない」

雪華綺晶「ごめんなさい、茹でるのを忘れてました・・・」

水銀燈「謝るのなら鶏に謝りなさい・・・コーヒーでも淹れてくれないかしら?」

雪華綺晶「何がお好み?」

水銀燈「ブルー・マウンテン。苦いのをお願い。人生の様に、苦いのをね・・・」

雪華綺晶「ふふっ、分かりました」

36: 2009/06/07(日) 11:00:21.84 ID:G7vqQT/U0
――――・・・

雪華綺晶「ごめんなさい、湯のみしか見当たらなかったので・・・」

水銀燈「・・・まぁどんなカップで飲もうとブルー・マウンテンの深い味わいは変わらないわ」

水銀燈「戴きます・・・」ズズズ

雪華綺晶「それが・・・ココアしかなかったんです・・・」

水銀燈(あ、甘い・・・)

水銀燈「た、たまには甘いのもいいわね・・・」ズズズ

40: 2009/06/07(日) 11:06:56.16 ID:G7vqQT/U0
ガチャガチャ・・・

水銀燈「!?」

雪華綺晶「誰か来ました!」

水銀燈「ここも安住の地じゃなかったわね・・・逃げるわよ!」

雪華綺晶「はい!」

ガチャ

真紅「騒がしいわね・・・」

43: 2009/06/07(日) 11:09:36.28 ID:G7vqQT/U0
真紅「・・・ああ!また貴女達勝手に人の家に上がりこんで」

バリィィーーーン!!

真紅「窓から逃げられた!コラァ、窓を直してきなさい!二人共!!」



水銀燈「やっぱり一戸建てはいいわね・・・」

水銀燈「一戸建てと木の枝に引っかかった風船は良く似てるわ・・・」

雪華綺晶「?」


水銀燈「どちらも手が届かない!」

おしまい

44: 2009/06/07(日) 11:11:17.25 ID:G7vqQT/U0
まだまだ続くよ!お楽しみに!!

47: 2009/06/07(日) 11:13:39.50 ID:G7vqQT/U0
雛苺「ほええ・・・ご本がいっぱいなの」

のり「パパがよく本を読んでたから・・・読み終わったのは物置に、って感じね」

JUM「お、よく見てみたらいろんな本があるな」

真紅「ホントね。今度からここの本を読んでみようかしら」

翠星石「翠星石も読書を始めてみるですかね~」


【その③ 雛苺と小説】

48: 2009/06/07(日) 11:16:14.32 ID:G7vqQT/U0
蒼か・・・しかたねぇな、この次書いてやんよ!

JUM「お、こんな本もあるのか」

真紅「それは?」

JUM「蟹工船。1回読んでみたかったんだよなー」

雛苺「かにこうせん?」

――――・・・

カニ「喰らえ雛苺!カニ光線!!」

ビィィィーーーーム!!

雛苺「うっぎゃあああ!!」

――――・・・

雛苺「・・・」ブルブル

50: 2009/06/07(日) 11:19:07.42 ID:G7vqQT/U0
翠星石「何ビクビクしてるんですか?」

雛苺「ほえ!?いや、何でもないの・・・」

真紅「車輪の下もあるわね。これ結構面白いのよ・・・」

JUM「へー」

雛苺「しゃりんのした・・・」

――――・・・

真紅「オーーッホッホッホ!どう雛苺、苦しい?苦しいわよね?」

雛苺「いや・・・やめてなの・・・!」

真紅「ほぉーーら、車輪グリグリ」

――――・・・

雛苺「ヒィィ!」ビクッ

翠星石「??」

52: 2009/06/07(日) 11:25:59.55 ID:G7vqQT/U0
翠星石「変なチビチビです・・・お」

雛苺「今度は何なの・・・?」

翠星石「デカメロンです。聞いたことはあるんですけど読んだことは・・・」

雛苺「おっきなメロン!?ヒィィィ!!」

真紅「地獄変は読んだこと無いわね」

雛苺「地獄変!?何が変なのー!?」

JUM「怒りの葡萄も読んでみたいなー」

雛苺「ぶどうが怒ってるの!?」

バァァァーーーン!

翠星石「あ、チビチビ!?何処に行くんですか!?」

雛苺「ぶわぁぁぁぁん!!ご本怖いのーーー!!」

おしまい

54: 2009/06/07(日) 11:28:29.61 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「うぅ・・・」ゴシゴシ

JUM「おい、あんまり目をかくもんじゃないぞ」

蒼星石「だって目がしぱしぱするんだもん」

JUM「そうか・・・それじゃあこれを使ってみたらどうだ?」

蒼星石「これは?」

JUM「目薬だよ」


【その④ 蒼星石と目薬】

55: 2009/06/07(日) 11:31:00.78 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「ありがとう。でもどうやって使うの?」

JUM「え?こうやって・・・目にちょぴっと垂らすだけ」

蒼星石「ふむふむ。効果があるのかは分からないけれど・・・使ってみるよ」

JUM「ああ」

蒼星石「それじゃあ早速・・・」

グッ・・・!

蒼星石「・・・」プルプル

JUM「力が入ってないから薬が出てきてないじゃないか」

蒼星石「だって・・・怖いもん」

56: 2009/06/07(日) 11:34:00.05 ID:G7vqQT/U0
JUM「もっとグッと出すんだ」

蒼星石「分かったよ・・・えいっ!」

チョピーーーン・・・

JUM「おい」

蒼星石「え?」

JUM「目薬を躱してどうするんだよ!」

蒼星石「い、いつもの癖で・・・習性というのは怖いね」

JUM「いいからハイ、もう一回!」

58: 2009/06/07(日) 11:38:01.81 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「よし・・・えいっ!」

ポタッ

蒼星石「あ、あれ・・・瞼に乗っちゃった」

JUM「はぁ、やり直し・・・」

蒼星石「いや、このまま下を向けば薬が目に入るかも!」

スルッ

蒼星石「あ・・・ズレた」ウロウロ

JUM「ウロチョロするな」

蒼星石「く・・・上手く目に入ってくれない・・・!」

60: 2009/06/07(日) 11:39:59.06 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「く・・・」

JUM「・・・」

蒼星石「ていっ」

JUM「・・・」

蒼星石「ソイヤッ!」

JUM「お、おい・・・」

蒼星石「・・・ああ!収拾つかない!」

JUM「そりゃそうだ・・・見てて疲れる」

62: 2009/06/07(日) 11:42:00.70 ID:G7vqQT/U0
蒼星石(落ち着け・・・落ち着くんだ蒼星石!)

JUM「お?やり直すのか?」

蒼星石「たかが薬にここまで手こずる必要はない!」

蒼星石「これが僕に最後に与えられたチャンスかもしれない!」

JUM「自分を追い込む作戦か・・・」

蒼星石「やっぱり違うかもしれない!」

JUM「・・・」

63: 2009/06/07(日) 11:44:58.18 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「いくぞ・・・」

グッ・・・!

JUM「・・・!」

ドックン・・・ドックン・・・ドックン・・・

蒼星石(今までの思い出が走馬灯の様に・・・!)

蒼星石(あと3cm・・・2cm・・・1cm・・・!)

ガチャ!

翠星石「JUM!一緒にゲームやるですぅ!」

バァァァン!!

蒼星石「ぐわあぁぁぁ!!」

JUM「あ」

65: 2009/06/07(日) 11:49:19.95 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「ぐっふうぅぅ・・・」ピクピク

翠星石「え?きゃああ!なんでそんなところに立ってるんですか!!」

JUM「思いっきり開けすぎだろ・・・」

蒼星石「ふ、ふふふ・・・成程ね・・・」

翠星石「大丈夫ですか、蒼星石!?」

蒼星石「一つのことに気をとられると他のことに目がいかなくなる・・・目薬に教えられたよ」


蒼星石「目薬は幼児の届かないところに保管しよう!」ド-ン!

翠星石(やっべ、打ちどころが悪かったですかね・・・?)

おしまい

66: 2009/06/07(日) 11:50:33.17 ID:G7vqQT/U0
ちょっとカーチャンを買い物に連れていく。
少し待ってて!ネタまだあるんだよ!

81: 2009/06/07(日) 13:09:15.57 ID:G7vqQT/U0
翠星石「たまにはこうやって散歩するのもいいですねー」

蒼星石「そうだね」

翠星石「あ、あそこのベンチに座りましょう。少し休みたいです」

蒼星石「いいよ。休憩しよう」

翠星石「うっし、善は急げです!」


【その⑤ 翠星石と蒼星石とたこ焼き】

84: 2009/06/07(日) 13:12:18.63 ID:G7vqQT/U0
翠星石「平穏そのものですね」

蒼星石「そうだね・・・」

翠星石「今まで幾度となく危機を乗り越えられたのは蒼星石のおかげです・・・ありがとうです」

蒼星石「え?いきなりどうしたのさ」

翠星石「・・・」

蒼星石「何?僕の顔に何か付いてる?」

翠星石「ええ、ムカデが」

蒼星石「ぎゃああぁぁ!!」

85: 2009/06/07(日) 13:14:19.81 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「ぜぇ、ぜぇ・・・」

翠星石「ふふっ・・・」

蒼星石「・・・ねぇ、二人が初めて出会ったときの事、覚えてる?」

翠星石「忘れたです」

蒼星石「僕もだよ・・・」


翠星石「・・・たこ焼きでも食べますか?」

蒼星石「幸せな姉妹を演出しようというのかい?」

88: 2009/06/07(日) 13:17:00.56 ID:G7vqQT/U0
翠星石「たこ焼きが幸せの象徴ですか。なんと安っぽい幸せなんですかねぇ・・・」

蒼星石「・・・」

翠星石「いいですか?ホントの幸せって言うのは・・・」

蒼星石「すいませーん、たこ焼き1パック」

たこ焼き屋「あいよ、500だね!」



翠星石「・・・話くらい聞きやがれですぅ」

89: 2009/06/07(日) 13:19:11.51 ID:G7vqQT/U0
――――・・・

蒼星石「もぐもぐ・・・」

翠星石「たこ焼きとウミガメの卵はよく似てるですよね」

蒼星石「ん?何がだい?」

翠星石「どちらもツノが無い」

蒼星石「・・・」

翠星石「もぐもぐ・・・美味しいです」

蒼星石「そうだね・・・ん?」

91: 2009/06/07(日) 13:21:12.00 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「翠星石、何個食べた?」

翠星石「4つですね」

蒼星石「僕も4つだよ・・・」

翠星石「あ、一個余ったですね」

翠・蒼「食べていい(ですか)?」

翠・蒼「・・・」

93: 2009/06/07(日) 13:23:15.00 ID:G7vqQT/U0
蒼星石「最初から8個入っていれば・・・」

翠星石「詮無きことです」

蒼星石「そうだね、所詮僕等はこういう運命・・・!」

翠星石「・・・」

蒼星石「・・・3回勝負だよ」

翠星石「いいでしょう」


じゃんけん・・・ぽん!

96: 2009/06/07(日) 13:25:45.12 ID:G7vqQT/U0
翠星石「あいこでしょっ!」

蒼星石「しょっ!」

翠星石「・・・はっ!」

蒼星石「ふふ、僕の勝ちだね」

翠星石「くっ・・・」

蒼星石「いくよ!」


翠星石「ちっけった!」


蒼星石「・・・あ、負けた」

翠星石「ふふ、一勝一敗・・・!」

97: 2009/06/07(日) 13:31:11.27 ID:G7vqQT/U0
翠星石「・・・」

蒼星石(よし・・・グーを出すと見せかけてその実チョキで翠星石のパーを迎え撃つか?・・・いや、もし翠星石がその裏をかいてきたら?
いかにもグーをだすと見せかけて本当にグーを出すような感じでパーを出すみたいなフリをして実際チョキのようなグーのようないや待て待て待て!)

翠星石「いいですか?」

蒼星石(落ち着け・・・確率は3/9だ!・・・いや、約分したら1/3だ!僕は落ち着いてる!落ち着いてるぞ!!)

蒼星石(何としてでも勝たなければ!負けたら勝てないんだ!)

蒼星石(勝つためには負けたら駄目なんだ!これが勝負の掟!)

蒼星石「いくよ!」

翠星石「じゃーん・・・けーん・・」


水銀燈「もぐもぐ」

翠・蒼「!?」

100: 2009/06/07(日) 13:34:17.43 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「・・・あ!やばっ!!」

バサバサバサッ・・・

蒼星石「逃げられた・・・」

翠星石「これで良かったのかもしれないですね」

蒼星石「・・・そうかもね」


翠星石「水銀燈はもしかしたらこう言いたかったのかもしれないですね」

蒼星石「何て?」

翠星石「『ヤクルトの方がいい』・・・と!」

おしまい

102: 2009/06/07(日) 13:36:22.62 ID:G7vqQT/U0
JUM「あっついなぁ・・・」

巴「そうね。もうすぐ夏だもの」

JUM「お、カップ自販機がある」

巴「何か飲むの?」

JUM「ああ。アイスコーヒーを飲むよ」

JUM「暑いからな!!」


【その⑥ JUMと巴とアイスコーヒー】

103: 2009/06/07(日) 13:39:25.59 ID:G7vqQT/U0
JUM「柏葉は?」

巴「私は・・・いいわ」

JUM「そうか」ピッ

ジャラジャラジャラ・・・←氷の音

JUM「よし」

ガタン

JUM「あ・・・あれ?」

JUM(氷しか入ってない!!)

『抽出中・・・』ジョボジョボ


JUM( し ま っ た 取 る の が 早 か っ た ! )

104: 2009/06/07(日) 13:41:13.37 ID:G7vqQT/U0
何てことだ!僕は自販機に負けたのか!?

くそ・・・80円が!

僕としたことが・・!

最近の自販機は勝手に開くのに・・・!

さらば、流れゆくコーヒーよ・・・


巴「・・・桜田君?」

JUM「!?」

105: 2009/06/07(日) 13:45:00.16 ID:G7vqQT/U0
巴「そんな怖い顔してどうしたの?早く飲んだら?」

JUM「そ、そうだな」

JUM(こんなくだらんミスがバレた日にゃあ・・・マズイな)

JUM(飲むふりをするしかない!!)

JUM「ん・・・暑い日にはよく冷えたコーヒーが合うなぁ」

巴「そうね、氷が沢山入ってるもの・・・」

JUM「!?」

108: 2009/06/07(日) 13:49:49.62 ID:G7vqQT/U0
JUM(まさか・・・氷しか入ってないのがバレた!?それとも最初から気づいてたのか!?)

JUM(落ち着け・・・落ち着いて振舞うんだ・・・!)

JUM「本当に良く冷えてる・・・」

巴「・・・」じ~

JUM(まだ疑ってるのか?僕の演技は完璧なはず・・・)

JUM(ん?待てよ・・・そういうことか)

110: 2009/06/07(日) 13:54:06.24 ID:G7vqQT/U0
JUM(これだろう!?喉の動き!!)ゴクッゴクッ

JUM「プハーッ!柏葉は要らないのか?」

巴「うん・・・でも・・・暑いときに急に冷たいものを飲むと汗が出るから・・・」

JUM(・・・し、しまった・・・汗だと・・・!?)

JUM「あ」キョロキョロ

巴「え?」キョロキョロ

JUM(今だ!この氷を顔面に振り掛ける!!)

巴「??・・・あ、桜田君。汗・・・」

111: 2009/06/07(日) 13:57:46.88 ID:G7vqQT/U0
JUM「確かに冷たいものを飲むと汗が吹き出るな・・・」

巴「・・・」じ~

JUM「・・・」

巴「・・・」じ~

JUM(うう・・・これ以上何が必要なんだいお嬢さん・・・)

JUM(そうか!腰に手か!?)


巴「桜田君、一口ちょうだい?」

JUM「それだけはダメだ!絶対に!!」

112: 2009/06/07(日) 14:02:46.72 ID:G7vqQT/U0
巴「ちぇ・・・いいもん。自分で買うわよ」

チャリンチャリン・・・

巴「ゴクッ、ゴクッ・・・」

JUM「・・・なぁ、ものは相談だが・・・一口だけ飲ませてくれ」

巴「ダメよ。桜田君は自分のを飲んだでしょう?」

JUM「・・・そうだな」


JUM(試合には負けたが勝負には勝った!!)

巴「おいしい♪」

おしまい

116: 2009/06/07(日) 14:11:40.13 ID:G7vqQT/U0
真紅「一体何ものなのかしら・・・あの子」

翠星石「きっと7体目です。今まで謎に包まれていた・・・」

蒼星石「アイツは異質だよ。一瞬背筋が凍ったもん」

金糸雀「正体不明だから危険かしら・・・」

水銀燈「あのジャンク・・・こんど出会ったらコテンパンにしてやるわ」

雛苺「不気味な妹・・・怖いの・・・」


【その⑦ ローゼンメイデンと第七ドール】

117: 2009/06/07(日) 14:14:11.23 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「で、最後にあのジャンクを目撃したのは?」

雛苺「ヒナなの・・・不気味だったの・・・」

翠星石「手がかりなしですか・・・」

蒼星石「どうしようか・・・対策を・・・」

金糸雀「ここは守りに徹して・・・」

やいのやいのざわざわ・・・


JUM「あ、あのー・・・」

真紅「何かしら?」

118: 2009/06/07(日) 14:17:46.11 ID:G7vqQT/U0
JUM「お前らが焦るのはよく分かる。今まで謎に包まれていた第七ドールがポッと出てきたんだからな」

JUM「だから、こういうときこそ落ち着いて問題を解決していかなければならないんじゃないのか?」

真紅「・・・そうね。その通りだわ」

翠星石「そうですね・・・焦っても何も始まらないです」

水銀燈「ふん。仕方がないわねぇ・・・何か意見は?」

金糸雀「はい」

水銀燈「何?言ってみなさい」

119: 2009/06/07(日) 14:21:20.79 ID:G7vqQT/U0
金糸雀「その・・・7番めの名前、誰か知らないの?」

一同「・・・」フルフル

水銀燈「成程・・・まずは呼称を統一しようってわけねぇ」

金糸雀「そうかしら」

水銀燈「いいわよ。誰か意見は?」

蒼星石「そうだね・・・外見的にはあの薔薇水晶に通じるものがあった」

蒼星石「真・薔薇水晶というのはどうだい?」

真紅「・・・長くないかしら?」

120: 2009/06/07(日) 14:25:44.18 ID:G7vqQT/U0
翠星石「最初に発見した真紅にちなんで・・・真紅2とか」

水銀燈「真紅石・・・とか」

雛苺「3文字の方が語呂がいいの」

金糸雀「真紅ザウルス」

蒼星石「いや、ザウルスよりドンがいいね。真紅ドン」

真紅「はいそうですかって言うわけないでしょう・・・!」

122: 2009/06/07(日) 14:29:22.83 ID:G7vqQT/U0
JUM「nのフィールドで見つけたんだ。nのフィールド1号とかでいいだろ」

金糸雀「台風と一緒にしちゃダメかしら」

真紅「なんでもかんでも昔の人の言う通りに・・・これだからゆとりは」

水銀燈「もっと建設的な意見は無いの?私たちのセンスが問われるのよ!?」

雛苺「じゃあスーパーとかウルトラとかを頭につけてみれば?」

金糸雀「例えば?」

雛苺「スーパーカチドキとか・・・」

JUM「馬の名前っぽいぞ・・・」

124: 2009/06/07(日) 14:31:29.10 ID:G7vqQT/U0
金糸雀「ジャイアント・白薔薇とか」

蒼星石「だから真・薔薇水晶だって」

翠星石「まだ言うんですか?」

雛苺「ジャイアント・ドンは?水銀燈!」

水銀燈「ダメダメ、弱そうじゃない!!」

金糸雀「じゃあ水銀燈は何が良いのかしら?」

水銀燈「え?」

127: 2009/06/07(日) 14:35:00.26 ID:G7vqQT/U0
真紅「ほら、早く言ってみなさい」

水銀燈「・・・ええい!じゃあズドバン!これでいいわよ!!」

JUM「はぁ!?」

水銀燈「だって強そうじゃない!」

翠星石「じゃあズンズンとかどうです!」

雛苺「いやいや、フレハリモンドベがいいの!」

真紅「グロバリガンガーの方が強そうよ!!」

蒼星石「だから真・薔薇水晶だって・・・!」

水銀燈「ハイハイハーイ!スドバンに決定!」

一同「はぁぁぁーーーー!?」

やいのやいのがやがや・・・!


雪華綺晶「・・・」

おしまい

131: 2009/06/07(日) 14:40:18.14 ID:G7vqQT/U0
真紅「・・・」

ザッパァァーーーン・・・

水銀燈「海は・・・広いわね・・・」

真紅「ええ、大きいわ」

水銀燈「月が登るし・・・陽が沈む・・・」

真紅「・・・何を考えてるの?」

水銀燈「昔の事よ。遠い、昔の事・・・」


【その⑧ 水銀燈と真紅と波止場】

135: 2009/06/07(日) 14:42:58.94 ID:G7vqQT/U0
真紅「そう。私も昔の事を・・・思い出してたわ」

水銀燈「・・・私の方が昔よ」

真紅「どうかしら?私の昔は半端じゃないわよ?」

真紅「・・・」

――――・・・

真紅「お父様から貰った・・・ブローチ・・・!」

真紅「この・・・ジャンク!」

水銀燈「・・・何ですってぇ!?」

――――・・・

真紅「・・・」

138: 2009/06/07(日) 14:45:12.04 ID:G7vqQT/U0
>>133
自分でもビックリしてる

水銀燈「・・・」

――――・・・

T-REX「ギャアアアァァァァーーーース!!」

ドゴォォォ・・・ン!!

バキバキバキィ・・・

ギャアァァァァーーーース・・・

――――・・・

水銀燈「ふふ・・・」

真紅「?」

144: 2009/06/07(日) 14:49:33.26 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「~♪」

真紅「口笛・・・?なんて曲かしら?」

水銀燈「レッド・ツェッペリンのハートブレイカー」

真紅「え?それはこうでしょう?~♪」

水銀燈「違うわよ。こうよこう・・・~♪」

真紅「・・・~♪」

水銀燈「・・・!~♪」

ピュ~ピュ~♪

151: 2009/06/07(日) 14:54:34.35 ID:G7vqQT/U0
真紅「波止場は口笛が似合うわね」

水銀燈「・・・そろそろ始めましょうか」

真紅「・・・ええ」

コツ、コツ、コツ・・・

真紅「・・・」

水銀燈「・・・」



銀・紅「っ!!」

ザクザクザクッ!!

155: 2009/06/07(日) 14:57:38.67 ID:G7vqQT/U0
ヒュゥゥゥゥ・・・

水銀燈「・・・」

真紅「・・・」

水銀燈「・・・っ!」

ドサッ!

真紅「・・・」コツコツ

水銀燈「く・・・はぁっ、はぁっ・・・」

真紅「私の勝ちのようね」

157: 2009/06/07(日) 15:00:31.72 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「はぁ、はぁ・・・」

真紅「・・・」

水銀燈「ねぇ・・・ヤクルト、持ってない?」

真紅「・・・ふふっ」スッ

水銀燈「あ、ありがと・・・」

真紅「あいにく乳酸禁中なのよ。アメちゃんしかないわ」

水銀燈「・・・」

160: 2009/06/07(日) 15:03:11.47 ID:G7vqQT/U0
水銀燈「・・・」ペチャコロ

真紅「どう?」

水銀燈「最期に・・・あったかい味噌汁が飲みたかったわぁ」

真紅「・・・」

水銀燈「あ、あと・・・ハンバーグと・・・グラタンと・・・」

真紅「え?」

水銀燈「エ・・・エビ・・・」ガクッ

真紅「・・・」


真紅(食えない子・・・!)

おしまい

161: 2009/06/07(日) 15:08:05.78 ID:G7vqQT/U0
ネタが尽きた・・・
あと一話で打ち止めです

166: 2009/06/07(日) 15:12:06.83 ID:G7vqQT/U0
店員「ただいま店内混み合っておりまして・・・御相席でよろしいでしょうか?」

真紅「・・・ええ。構わないわ」

店員「有難うございます。こちらにどうぞ」

真紅(困ったわね・・・JUM、早く来ないかしら)

店員「お席がこちらになります。」


真紅「あ・・・どうも」ペコ

梓「・・・どうも」ペコ


【その⑨ 真紅と相席】

※これはローゼンでやる必要ないと思うからそこんとこよろしく

168: 2009/06/07(日) 15:15:46.54 ID:G7vqQT/U0
梓「・・・」ズズ

真紅(女子高生・・・可愛いものね)

真紅(私にもこういう時代があったわ・・・いや、無いわね)

梓(子供がどうして一人で喫茶店に・・・?)

真紅(ここは淑女として何か一声かけるべきかしら?)

真紅(黙り込むのも芸が無いし・・・ここは薔薇乙女としての余裕を見せつけなければ)

真紅「あ、あの・・・」

唯「ごめーんあずにゃん!遅れちゃった・・・」

梓「先輩!」

真紅(・・・不発)

169: 2009/06/07(日) 15:19:16.31 ID:G7vqQT/U0
真紅(ま、良いわ。紅茶を飲んだらさっさと店を出て・・・JUMと別の場所で合流を・・・)

真紅「!?」ガタッ

唯・梓「!?」ビクッ

真紅「あ・・・スミマセン」

真紅(あそこに座ってるの・・・もしかして水銀燈!?)

真紅(これは・・・今見つかるとアリスゲームを仕掛けてくるに違いないわ!やり過ごさないと・・・)

唯「変な女の子だねー」

梓「せ、先輩!聞こえますよ・・・」

真紅(聞こえてるわよ!)

170: 2009/06/07(日) 15:22:28.52 ID:G7vqQT/U0
真紅(店から出るには水銀燈の前を通るしかない。となると・・・水銀燈が店から出るのを待つしかないわね)

唯「すっごいんだよ!夢で見たのがげんじつ!に・・・」

梓「先輩、もっと静かに・・・」

真紅(こら先輩!もっと静かにしなさい!!)

水銀燈「・・・」

真紅(気づかれてないみたいね・・・)

173: 2009/06/07(日) 15:26:10.92 ID:G7vqQT/U0
真紅(早く出ていかないかしら・・・)

「ちょっと!梓ちゃん!!」

梓「え?・・・!!」

唯「憂!」

憂「今日はお姉ちゃんと二人っきりで遊ぶつもりだったのに・・・私のお姉ちゃんを奪うなんて・・・」

梓「ち、ちがうよ。そういうつもりじゃ・・・」

憂「はぁ!?」ドスッ

真紅(隣に座られた・・・この子怖い)

177: 2009/06/07(日) 15:29:27.99 ID:G7vqQT/U0

梓「ね、ここは冷静に話し合おう、ね?」

唯「そうだよ。あずにゃんの言う通り!」

憂「・・・」

真紅(そう。今の若者には落ち着きが足りないわ。よく気がついたわね、あずにゃん)

真紅(若者も捨てたもんじゃないわね。これこそが次世代を担う・・・)

「あーら、皆様方おそろいで・・・楽しい?」

真紅(え?)

180: 2009/06/07(日) 15:32:37.13 ID:G7vqQT/U0
律「今日という今日は勘弁ならないぜぇ?いっつもいっつも練習すっぽかしやがって・・・」

梓「り・・・律先輩」

唯「りりりりりりっちゃん!あのー、そのー・・・」

憂「今私との話し合い中なんです。待っててください」

律「ダメダメ!ガツンと言ってやるんだからな!」

真紅(・・・前言撤回。若者はすぐカッとなるわね)

181: 2009/06/07(日) 15:37:25.47 ID:G7vqQT/U0
律「いいから表に出やがれ!説教してやる!!」

唯「ちょっと冷静に・・・」

真紅(尻の青いガキどもが!懸案となってる事項が交錯してることに気がつかないのかしら?問題を整理しなさい!!)

甲・・・唯先輩とあずにゃんの夢の話の詳しい内容は何なのか
乙・・・憂の遊び相手を奪ったあずにゃんにどういった仕打ちを与えるか
丙・・・部活をサボった唯先輩とあずにゃんにどう説教を行うか

真紅(この3点を分けない限り話は泥沼に陥るばかりだわ!)

183: 2009/06/07(日) 15:41:28.50 ID:G7vqQT/U0
梓「待ってください。物には順序と言う物が・・・」

真紅(その通り。いい子ね、あずにゃん)

唯「とりあえず、コーヒーを頼んだらどうかな?」

真紅(こら!何言ってんの唯先輩!!)

真紅(ん?いや・・・コーヒーを飲めば心も落ち着くってわけね。フフ・・・若者に教えられたわね)

律「えー・・・じゃあ私ジャンボパフェで」

真紅(そんなんで落ち着くわけないじゃない!)

澪「あ、見つけたぞ!みんなとりあえず店から出るんだ!!」

真紅「・・・」イライラ

186: 2009/06/07(日) 15:44:27.37 ID:G7vqQT/U0
あーだこーだ
あずにゃんがどーだ
おねえちゃんがこーだ
れんしゅうのどーだこーだ
みせからでるだのなんやかんや・・・

真紅「・・・」ブチッ

唯「ん?」

真紅「 ・ ・ ・ い い 加 減 に し な さ い ! ! 」バァァァン!!

一同「      」

シィィィーーーーン・・・

真紅(・・・はっ!ししししししまった!!水銀燈に・・・見つかっちゃう!)

187: 2009/06/07(日) 15:46:52.17 ID:G7vqQT/U0
真紅(・・・ん?)

女の子「何あの子・・・こわい」

真紅(あの女の子が持ってるの・・・水銀燈・・・に良く似た人形ね)

真紅「ふ・・・ふふふ・・・そういう事ね・・・!」

憂「な・・・何?この子・・・」

真紅「もうブチ切れたのだわ!!ローーーーズテイル!!!」

ぎゃあああああああ!!

188: 2009/06/07(日) 15:48:24.17 ID:G7vqQT/U0
――――・・・

JUM「はぁ、はぁ・・・着いた。真紅怒ってるだろうな・・・」

真紅「・・・JUM」

JUM「あ、あれ?何で中で待ってなかったんだ?」

真紅「・・・」

JUM「し、真紅?」

真紅「・・・いいもん!」

JUM「はぁ?」

おしまい

189: 2009/06/07(日) 15:52:40.59 ID:G7vqQT/U0
短編集、これにてお終い
即興でネタが9個・・・割といけるもんだと思いました。
最後のはちょっと無理やりだけど・・・。ああいう真紅が書きたかっただけ。そんだけ。
最近ローゼンSS少ないからもっとほかの人書いてくれよ!

それじゃあ読んでくれた方乙っした!
あしたは月曜日!

191: 2009/06/07(日) 15:55:49.56 ID:F9aRc+RtO
よくこんなポンポン書けるよな…すげぇ

引用: ローゼンSS短編集