1:◆KBQRk2HV1Y 2015/06/20(土) 21:47:40.75 ID:p4Lu5mlM0
【艦これ】くちく☆百合【安価】

艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録 参


2: 2015/06/20(土) 21:48:59.20 ID:p4Lu5mlM0
【case.1 時津風×天津風】

コンコン

時津風「ねーえ、天津風。ねーえ……!ねーってば!あまーつかーぜー!!」

ガチャ

天津風「ああもう、五月蝿いわね!聞こえてるわよ!何よもう、こっちは夜戦明けで眠いのよ!」

時津風「あれー、部屋真っ暗ー。島風いないのー?ひとりー?」

天津風「居ない。あいつは今ランニング中よ。毎日毎日あの距離を……まったく、よくやるわ」

時津風「へー、どんぐらい走るのー?」

天津風「まぁだいたい20㎞ね。時々付き合ってあげてるんだけど、今日は流石に断ったわ」

時津風「わぁお、ハーフマラソンだぁ」

天津風「何、意外と知ってんじゃない?今度一緒に来る?」

時津風「えー、やだよーしんどぃー」

天津風「……あいつ、短距離だけじゃなく持久走でも最速になりたいんだって。
    まったく、スピード馬鹿なのか努力家なのか……」クスッ

時津風「ムスッ ねー、遊びに来たんだけどー、入っていいのー?」

天津風「だーめ、これから私はもう一眠りするの。島風にはしばらく寝かせてって言ってあるし、一人でゆっくりしたいのよ」

時津風「んー?よーくーないなー、天津風ー。最近島風とばっかいっしょじゃーん!」

天津風「仕方ないでしょ、同室なんだから」

4: 2015/06/20(土) 21:50:38.88 ID:p4Lu5mlM0
時津風「いーや、仕方なくもなーい!天津風は妹にもっと構うべき!……というわけでお部屋にせんにゅー」パタパタ

天津風「ちょっ……時津風!?はぁ、まったく……」

時津風「布団にだーいぶ!」ウェヒヒヒ

天津風「ちょっと、埃が舞うでしょ!」

時津風「カビと天津風のにほいがするー」スンスン

天津風「あーもう、嗅がないで!っていうか人の体臭カビと並べないでよ、もう!」

時津風「いーや、このカビの臭みが天津風のあまーいにほいを引き立ててるからねっ!さながらこいつは塩だいふくー!むにむにー……」スヤァ…

6: 2015/06/20(土) 21:54:36.05 ID:p4Lu5mlM0
天津風「あーもう!まったく、この子もまた自由なんだから!世話の焼ける……」

時津風「あっ、島風の布団出して来てるー!何ーいたずらしちゃう?しちゃうのー?」

天津風「寝るのよ、こいつでね。誰かさんが私の布団で遊ぶものだから、仕方なくだけれど」

時津風「……」ムッスー

時津風「ねー天津風、こっち来てよー」

天津風「嫌よ。何されようと私は寝るの。そう決めたの」

時津風「うー、いじわる」ジト-

天津風「なんとでもおっしゃい。じゃあ、電気消すわよ。もう帰りなさ……って、わぁ!」ドサッ

時津風「えへへー、時津風アターック……だよ?」

天津風「何、もう、っていうか引っ付きすぎよ!遊んでほしいなら雪風とかいくらでも……」

ギュッ

時津風「時津風はー、今からわたしの抱き枕なんだよー♪」エヘヘ

天津風「…………もう、このバカ……」

次登場艦娘>>下2と3

8: 2015/06/20(土) 21:55:22.54 ID:4T3eeO2WO
五月雨

9: 2015/06/20(土) 21:55:28.41 ID:ji744M7zO
春雨

16: 2015/06/20(土) 22:53:59.46 ID:p4Lu5mlM0
——駆逐寮——

五月雨「今日は天気もいいし、絶好のお洗濯日和ですね!」

春雨「はい……お天道様が気持ちいいです」

五月雨「では、皆の洗濯物とシーツ、持ってきましょうか!」

春雨「はい!」

* * * * * * * * *

五月雨「うんしょ……よいしょ……」

春雨「あ、あの」

五月雨「ん、んー……なんですか?」

春雨「前、見えなくて危なくないですか?……何回かに分ければ……」

五月雨「うーん、これくらい、へっちゃらです!それに、早く干さないと。量が量ですから」

春雨「で、でも……その、私も頑張るので、無理はしないでください」

五月雨「はい、ありがとうございます!」

春雨「いえ」ニコッ

五月雨「……」ドキッ

五月雨「あっ」コケッ

春雨「危ない!」ギュッ

17: 2015/06/20(土) 22:55:29.80 ID:p4Lu5mlM0
ドサッ

五月雨「あいたたた……転んじゃいました」

五月雨「って……わあ!?春雨さん!?///」バッ

春雨「いたた……すみません、受け止めきれなくって」

五月雨「いいんですよそんなの!こちらこそドジしちゃって……すみません」シュン

春雨「そんなことより怪我……してませんか?」マジマジ
五月雨(あわわわ、顔近いです……///)

春雨「良かった。擦り傷も無いし、打撲などもしていなさそうですね」

五月雨「わっ、私、よく転びますから、体が慣れちゃってるのかもー!」アセアセ

春雨「なんですかそれ……ふふ、次からは気をつけてください」

五月雨「はっ、はいぃ……」

春雨「それはそうと」

グチャア

五月雨「……洗い直しですね」シュン

春雨「やっぱり分業しましょうか。そうだ、私が洗ってきますから、五月雨さんは引き続き干す作業を続けてください」

五月雨「そ、そんなの悪いです!私が洗ってきます!」アセッ

春雨「いえいえ……構いませんから」

五月雨「うー……」ナミダメ

春雨「……わかりました。お願いします」クスクス

19: 2015/06/20(土) 22:57:40.05 ID:p4Lu5mlM0
——数十分後——

五月雨「終わりましたー!」

春雨「ですね!お疲れさまです!」

五月雨「あうー……でも疲れました。もう、このまま寝ちゃいたい気分……」フワァ

春雨「ふふっ、じゃあ……私の膝に横になりますか?」

五月雨「……ええっ!?///」

春雨「え、と……嫌でした?」

五月雨「とんでもない!とんでもないです!!光栄ですっ!」


* * * * * * * * *

春雨「いかがですか?」

五月雨「あ、えっ!?と、とってもいいお加減です!!」

春雨「それは光栄です」クスクス

五月雨(やっぱり可愛い人だなあ……春雨さん)

春雨「……私の顔に何かついてますか?」

五月雨「い、いえ……とってもお奇麗で!」

春雨「えっ!?そ、それは……ありがとうございます」

春雨「…………」

五月雨「白いシーツに、入道雲……夏ですねえ……」

春雨「ええ……」

五月雨「春雨さんは夏はお好きですかー?」

春雨「はい……♪」

五月雨「…………あっ、あの、春雨さん!」ガバッ

春雨「えっと……何でしょう?」

五月雨「つっ、次は私が膝枕しま……しょうか?」

春雨「ふふっ、機会があれば……よろしくお願いします」

【case.2 五月雨×春雨】
おわり

次安価下2と3
※駆逐艦限定

21: 2015/06/20(土) 22:58:38.38 ID:XskNleh6O
秋月

22: 2015/06/20(土) 22:58:45.85 ID:Fkevnlw2O
朝潮

24: 2015/06/20(土) 23:37:54.11 ID:p4Lu5mlM0
——入渠所——

朝潮「失礼いたします!」ガラッ

秋月「あれ?朝潮さん……?どうも、奇遇ですね」

朝潮「ああ、これは秋月さん!秋月さんも入渠ですか!」チャポン

秋月「ええ。ちょっと疲労抜きに……朝潮さんはどうかしたんですか?」

朝潮「くっ……この朝潮、恥ずかしながら鎮守府近海で敵の攻撃を受け……」

秋月「小破ですか……ドンマイです!」

朝潮「小さな損傷でも命取りになる場合がありますからね。司令官からも念のためとのお達しで……」

秋月「……そうですか。なんだか疲労抜きだけの私が恥ずかしくなってきちゃいますね」フフッ

朝潮「い、いえ!そんなつもりで言ったのでは!!」

秋月「分かっていますよ。でも……お互いに、被弾には気をつけましょうね」

朝潮「……はいっ!」

朝潮(それにしても……秋月さんは成長してらっしゃる。私なんか)

朝潮「……」チンマリ

朝潮(なのに……)

秋月「ん、と……どうかしましたか?」

朝潮「そ、その……質問よろしいでしょうか?」

秋月「秋月にですか」

朝潮「はい」

秋月「構いませんよ。何なりと」ニコッ

朝潮「その……どうやったらその、そんなに大きく……なるんですか?」

秋月「え”っ!?」(胸の事を言われたと思っている)

朝潮「……」(背の事を言っている)

秋月「えっと……それは……よくある悩みですよね……」

25: 2015/06/20(土) 23:39:49.96 ID:p4Lu5mlM0
朝潮「はい!」

秋月「うう……」

朝潮「秋月さんのことですから、何か日課のようなものを行ってそこまで大きくなったのではないかと!!」

秋月「いや……そんな……秋月は……別に……」ブクブクブク

朝潮「……」キタイノメ

秋月「そ、そうですね……秋月は特に変わった事をしていませんが、大きくする方法なら……この前、耳にしました」

朝潮「是非、ご教授を!!」

秋月「あの……食堂で龍驤さんがおっしゃっていた方法でよろしければ……」

朝潮(……龍驤さん?ああ、確かにあの人も背が小さいけれど……悩んでいたのでしょうか?)

秋月「人に、その……揉んでもらえば、大きくなると」

朝潮「ふむふむ……どこをですか!」

秋月「それを秋月に言わせるんですか!?」

朝潮「言ってくださらないと分かりません!」

26: 2015/06/20(土) 23:41:27.98 ID:p4Lu5mlM0
秋月「っ…………む、胸です」

朝潮「え?」

秋月「む、胸です!おっOいです!バストです!これでいいですか!?分かりました!?」ゼエゼエ

朝潮(胸?何故……まさか女性ホルモンの活性化は、成長ホルモンの分泌をも促すというのですか!?)

朝潮「なるほど!では秋月さん。謹んでお頼みしたいことがあるんですが!!」

秋月「お断りします!わたっ、私にそんな趣味はありませんから!///」

朝潮「趣味も何も無いでしょう!折角方法を教えてくださったのに、してくださないなんていけずです!」

秋月「嫌ですー!///」

【case.3 朝潮×秋月】
おわり

27: 2015/06/20(土) 23:44:28.93 ID:p4Lu5mlM0
次カップリング 安価下3と4

時津風
天津風
五月雨
春雨
秋月
朝潮

今日ははここまで

33: 2015/06/20(土) 23:52:02.44 ID:p4Lu5mlM0
【case.4】如月×弥生
了解しました。

43: 2015/06/21(日) 01:39:02.97 ID:1f7CifIC0
——駆逐寮——

如月「怒ってる〜?」ムニー

弥生「怒ってません」

如月「怒ってる〜?」グニー

弥生「怒ってません」

如月「もう、反応が単調ね!一体どうやったら弥生は怒るの!?」

弥生「意味がわかりません……」

弥生「……私を怒らせたいんですか?」

如月「そうよ!」ニコッ

弥生「また卯月が何かけしかけたんですね?」

如月「ご明察!弥生は賢いわね〜」ナデリナデリ

弥生「で、そのカメラは何なんですか?」ヤメテクダサイ

如月「これ?青葉さんに借りたの」

弥生「あの人、カメラすごく大切にしてるじゃないですか。どうやって?」

如月「弥生の喜怒哀楽を収めてくるって言ったら二つ返事だったわ」

44: 2015/06/21(日) 01:40:19.30 ID:1f7CifIC0
弥生「はあ……どうして皆さん私をこんなおもちゃのように扱うんでしょう」

如月「決まってるじゃない」

弥生「何でですか?」

如月「弥生が可愛いからよ♪」

弥生「///」カアッ

パシャ

如月「『照れ』撮ったり〜♪」

弥生「やめてください」

如月「どうして?」

弥生「どうしてもです」グイッ

如月「やんっ」サッ

弥生「……いじわる」

如月「あらあら……」

弥生「…………」グスッ

ダキッ

弥生「……?」

如月「ごめんね、そんなに嫌がるとは思わなくて」

45: 2015/06/21(日) 01:40:56.57 ID:1f7CifIC0
弥生「別に……もうどうでもいいです」プイ

如月「ほーら、そんな拗ねないの」

弥生「みんな、私の事嫌いなんでしょうか」

如月「違うわ。大好きだからこそ色んな顔が見てみたいのよ」

如月「弥生、弥生には好きな人はいる?」

弥生「……」コクリ

如月「その人の顔を思い浮かべてみて……」

弥生「……?」

如月「笑った顔しか無い?だったら弥生はまだ本当にその人を見れてないわ」

弥生「……え」

如月「笑ったり、怒ったり、呆れたりするその全部を好きになれて初めて、好きなのよ」

弥生「……難しいです」

如月「つまりね、弥生。みんな弥生の事をもっと好きになりたいからこそ、色んな顔が見てみたいって思ってるの」

弥生「……困るのは、嫌です」

如月「それについては悪かったわ。でもね、そうやって『どこまでこの子は許してくれるんだろう』って探りたくなるのも好きの一部なのよ」

弥生「……如月は私の事が好きなんですか」

如月「ええ、もちろん大好きよ♪」

弥生「では……」

トサッ……

弥生「しても別に構いませんよね」グイ

如月「え、ちょ、まっ……///」

弥生「問答無用です……んっ」

【case.4 如月×弥生】
おわり

46: 2015/06/21(日) 01:43:41.78 ID:1f7CifIC0
ここら辺で締めておきます。
安価協力ありがとうございました。
HTML依頼してきます。

47: 2015/06/21(日) 01:56:42.96 ID:bpXUNa7qo
おつ

引用: 【艦これ】くちく☆百合【安価】