1: 2013/09/16(月) 05:27:00 ID:I7c.kll.
ライナー「お前は俺をお兄ちゃんと呼んでくれるのか?」
アルミン「ごめん、もう一回言ってくれる?」
ライナー「俺をお兄ちゃんと呼んでくれるのか?」
アルミン「どうしてそうなった」
エレン「ライナー…頭でも打ったのか?」
ベルトルト「兄弟にするなら誰がいいかって話をしてたんだよ。」
アルミン「ベルトルト…」
エレン「ああ、なるほどな。」
アルミン「ごめん、もう一回言ってくれる?」
ライナー「俺をお兄ちゃんと呼んでくれるのか?」
アルミン「どうしてそうなった」
エレン「ライナー…頭でも打ったのか?」
ベルトルト「兄弟にするなら誰がいいかって話をしてたんだよ。」
アルミン「ベルトルト…」
エレン「ああ、なるほどな。」
2: 2013/09/16(月) 05:37:51 ID:I7c.kll.
ライナー「で、どうなんだ?」
アルミン「そもそも、なんで僕なの?」
ライナー「同期の中に兄にしたい奴はいなかったからな。弟なら、アルミンかエレンがいいなと思ってな。」
エレン「俺?」
ライナー「エレン、お兄ちゃん!って呼んでいいんだぞ?」
エレン「…遠慮する…」
アルミン「あはは…でも、なんで僕たち?」
ライナー「可愛い弟が欲しかった。」
アルミン「か、可愛いって…」
エレン「…アルミンはともかく…俺が可愛く見えるか?」
ライナー「外見じゃないんだ。大事なのは中身だからな。」
エレン「……よくわかんねぇよ…」
ベルトルト「まあ、なんとなく分かるけどね。」
アルミン「そもそも、なんで僕なの?」
ライナー「同期の中に兄にしたい奴はいなかったからな。弟なら、アルミンかエレンがいいなと思ってな。」
エレン「俺?」
ライナー「エレン、お兄ちゃん!って呼んでいいんだぞ?」
エレン「…遠慮する…」
アルミン「あはは…でも、なんで僕たち?」
ライナー「可愛い弟が欲しかった。」
アルミン「か、可愛いって…」
エレン「…アルミンはともかく…俺が可愛く見えるか?」
ライナー「外見じゃないんだ。大事なのは中身だからな。」
エレン「……よくわかんねぇよ…」
ベルトルト「まあ、なんとなく分かるけどね。」
4: 2013/09/16(月) 05:50:41 ID:I7c.kll.
アルミン「ちなみに、ベルトルトは?」
ベルトルト「え?」
アルミン「兄弟にするなら誰がいいの?」
ベルトルト「……う~ん…。…兄にするなら……ライナー…かな?」
ライナー「お、俺か!?」
エレン「あ~、俺もよく考えたら兄貴にするならライナーだなー。」
ライナー「お前ら……お兄ちゃんって呼んでいいんだぞ?」
エレ・ベル「それはいい」
アルミン「じゃあ、弟にするなら?」
ベルトルト「…コニーとか?」
エレン「馬鹿な弟の面倒を見る優しい兄貴か…」
コニー「誰が馬鹿だって?」
ベルトルト「え?」
アルミン「兄弟にするなら誰がいいの?」
ベルトルト「……う~ん…。…兄にするなら……ライナー…かな?」
ライナー「お、俺か!?」
エレン「あ~、俺もよく考えたら兄貴にするならライナーだなー。」
ライナー「お前ら……お兄ちゃんって呼んでいいんだぞ?」
エレ・ベル「それはいい」
アルミン「じゃあ、弟にするなら?」
ベルトルト「…コニーとか?」
エレン「馬鹿な弟の面倒を見る優しい兄貴か…」
コニー「誰が馬鹿だって?」
6: 2013/09/16(月) 06:03:18 ID:I7c.kll.
エレン「うぉっ!?」
アルミン「あ、コニー」
コニー「よっ!アルミン!ちなみに俺も兄にするならライナーだな!」
ライナー「コニーお前もか。」
アルミン「……で、ベルトルト、なんでコニー?」
ベルトルト「えっと、弟は元気な子がいいかな…って。」
コニー「おう!俺はいつでも元気だぜ!」
エレン「馬鹿だけどな。」
コニー「誰が馬鹿だ!俺は天才だっていつも言ってるだろ!」
エレン「自分で天才って言っちゃうところがもう馬鹿丸出しだろ。」
コニー「………」プルプル
アルミン「あ、コニー」
コニー「よっ!アルミン!ちなみに俺も兄にするならライナーだな!」
ライナー「コニーお前もか。」
アルミン「……で、ベルトルト、なんでコニー?」
ベルトルト「えっと、弟は元気な子がいいかな…って。」
コニー「おう!俺はいつでも元気だぜ!」
エレン「馬鹿だけどな。」
コニー「誰が馬鹿だ!俺は天才だっていつも言ってるだろ!」
エレン「自分で天才って言っちゃうところがもう馬鹿丸出しだろ。」
コニー「………」プルプル
7: 2013/09/16(月) 06:12:14 ID:I7c.kll.
アルミン「もう、やめなよエレン」
エレン「まぁ、コニーと一緒に馬鹿やるのが俺は好きだけどな。」
コニー「っ!………へっ!今更褒めても遅いっての!」
ライナー(褒めてるのか?)
エレン「だから、弟にするならコニーがいいってのは俺も分かるぞ」
ベルトルト「よかった。…アルミンはどうなんだい?」
アルミン「僕?僕は……兄に選ぶなら…エレンかな…」
ベルトルト「へぇ…」
ライナー「まぁ、予想はしてたが。」
コニー「二人が兄弟か…違和感ねぇな!」
エレン「そうか?俺はアルミンが弟ってのはなぁ…」
エレン「まぁ、コニーと一緒に馬鹿やるのが俺は好きだけどな。」
コニー「っ!………へっ!今更褒めても遅いっての!」
ライナー(褒めてるのか?)
エレン「だから、弟にするならコニーがいいってのは俺も分かるぞ」
ベルトルト「よかった。…アルミンはどうなんだい?」
アルミン「僕?僕は……兄に選ぶなら…エレンかな…」
ベルトルト「へぇ…」
ライナー「まぁ、予想はしてたが。」
コニー「二人が兄弟か…違和感ねぇな!」
エレン「そうか?俺はアルミンが弟ってのはなぁ…」
8: 2013/09/16(月) 06:26:31 ID:I7c.kll.
アルミン「あはは…嫌だったかな?」
ライナー「おいエレン、お前なに贅沢言って…」
エレン「いや、嫌ってわけじゃなくてさ。アルミンは親友の方がいいかなって。」
アルミン「?」
エレン「弟にするより、アルミンには親友でいてほしいんだよ俺は。…兄弟だったら、今みたいに仲良くなれたかわかんねぇしな。」
アルミン「……エレン…」
エレン(兄より頭のいい弟ってのも、なんか嫌だしな)
コニー「別に兄弟でも仲良いと思うけどな。」
ライナー「おいエレン、お前なに贅沢言って…」
エレン「いや、嫌ってわけじゃなくてさ。アルミンは親友の方がいいかなって。」
アルミン「?」
エレン「弟にするより、アルミンには親友でいてほしいんだよ俺は。…兄弟だったら、今みたいに仲良くなれたかわかんねぇしな。」
アルミン「……エレン…」
エレン(兄より頭のいい弟ってのも、なんか嫌だしな)
コニー「別に兄弟でも仲良いと思うけどな。」
9: 2013/09/16(月) 06:35:32 ID:I7c.kll.
ライナー「すぐ熱くなる兄を必氏に宥める弟…」
ベルトルト「エレンを止めるのか……苦労するんだろうなぁ…」
エレン「言うな。想像できちまうだろ……ってか実際そうなんだよ。兄弟じゃないってだけで…」
アルミン「……ありがとう、エレン。」
エレン「?…なにが?」
アルミン「僕と友達になってくれて。」
エレン「おお!こっちこそ、親友でいてくれてありがとな!」
ベルトルト「いいなぁ…」
ライナー「俺たちも親友だぞ、ベルトルト。」
ベルトルト「…もちろん知ってるよ、ライナー。」
ベルトルト「エレンを止めるのか……苦労するんだろうなぁ…」
エレン「言うな。想像できちまうだろ……ってか実際そうなんだよ。兄弟じゃないってだけで…」
アルミン「……ありがとう、エレン。」
エレン「?…なにが?」
アルミン「僕と友達になってくれて。」
エレン「おお!こっちこそ、親友でいてくれてありがとな!」
ベルトルト「いいなぁ…」
ライナー「俺たちも親友だぞ、ベルトルト。」
ベルトルト「…もちろん知ってるよ、ライナー。」
10: 2013/09/16(月) 06:44:55 ID:I7c.kll.
コニー「親友とかいねぇ…」
エレン「なに言ってんだコニー」
コニー「?」
エレン「俺たちは親友じゃないのか?」
コニー「………お、お前がどうしてもって言うなら…し、親友になってやるよ。」
エレン「じゃあ、どうしてもだ。」
コニー「し、しょうがねぇなぁ!!」
ベルトルト(わかりやすい…)
エレン「なに言ってんだコニー」
コニー「?」
エレン「俺たちは親友じゃないのか?」
コニー「………お、お前がどうしてもって言うなら…し、親友になってやるよ。」
エレン「じゃあ、どうしてもだ。」
コニー「し、しょうがねぇなぁ!!」
ベルトルト(わかりやすい…)
11: 2013/09/16(月) 06:46:07 ID:I7c.kll.
ジャン「…お前らなにやってんだ?」
エレン「ジャンは兄弟にしたくないな。」
ライナー「同感だな。」
ベルトルト「…ノーコメントで…」
コニー「…どうしてもって言うなら……いややっぱいらねぇ…」
ジャン「ふざけんなよてめぇら!!!」
アルミン「…あ…あはは…」
終わり
20: 2013/09/16(月) 14:00:52 ID:I7c.kll.
アルミン「…でも、ジャンがお兄さんっていうのもいいと思うんだよね。」
エレン「はぁ!?」
コニー「アルミン…同情なんてしなくていいんだぞ?」
ジャン「ぶっ飛ばすぞコニー!!」
ライナー「まぁ落ち着け、ジャン。」
ベルトルト「アルミン、どうしてそう思うの?」
アルミン「えっと、他人ならジャンって確かにちょっと怖いし………その…」
エレン「うざいよな」
コニー「うざいな」
ライナー「うんうん」
ベルトルト「……ノーコメントで…」
ジャン「………」プルプル
アルミン「で、でもね!ジャンがお兄さんだと、なんだかんだ弟の面倒を見てくれる気がするんだよ!」
エレン「はぁ!?」
コニー「アルミン…同情なんてしなくていいんだぞ?」
ジャン「ぶっ飛ばすぞコニー!!」
ライナー「まぁ落ち着け、ジャン。」
ベルトルト「アルミン、どうしてそう思うの?」
アルミン「えっと、他人ならジャンって確かにちょっと怖いし………その…」
エレン「うざいよな」
コニー「うざいな」
ライナー「うんうん」
ベルトルト「……ノーコメントで…」
ジャン「………」プルプル
アルミン「で、でもね!ジャンがお兄さんだと、なんだかんだ弟の面倒を見てくれる気がするんだよ!」
21: 2013/09/16(月) 14:07:10 ID:I7c.kll.
エレン「……例えば?」
アルミン「え?」
エレン「だから例えば?」
アルミン「…た、例えば…」
………………
ジャン「おいアルミン、また本呼んでんのか?」
アルミン「あ、兄さん。」
ジャン「しかも、また壁の外のことが書いてある本かよ」
アルミン「え?」
エレン「だから例えば?」
アルミン「…た、例えば…」
………………
ジャン「おいアルミン、また本呼んでんのか?」
アルミン「あ、兄さん。」
ジャン「しかも、また壁の外のことが書いてある本かよ」
22: 2013/09/16(月) 14:17:53 ID:I7c.kll.
アルミン「……うん…」
ジャン「……たまには家の外に出ろよな。」
アルミン「……もう言ってきた…」
ジャン「………また虐められたわけか。」
アルミン「……」
ジャン「……外の世界に行きたいなんて…お前も馬鹿なこと考えてるよな。」
アルミン「……」
ジャン「外は巨人だらけなんだぞ?行ったってすぐ氏んじ…」
アルミン「でも、そうだとしても…僕は外の世界に行きたい。」
ジャン「………」
アルミン「外に出て、こんな狭い壁の中じゃ見られない物を……僕は見に行きたいんだ。」
ジャン「……たまには家の外に出ろよな。」
アルミン「……もう言ってきた…」
ジャン「………また虐められたわけか。」
アルミン「……」
ジャン「……外の世界に行きたいなんて…お前も馬鹿なこと考えてるよな。」
アルミン「……」
ジャン「外は巨人だらけなんだぞ?行ったってすぐ氏んじ…」
アルミン「でも、そうだとしても…僕は外の世界に行きたい。」
ジャン「………」
アルミン「外に出て、こんな狭い壁の中じゃ見られない物を……僕は見に行きたいんだ。」
23: 2013/09/16(月) 14:28:34 ID:I7c.kll.
ジャン「…そっか、なら好きにしろ。俺はごめんだけどな。」
アルミン「だよね…ははっ…」
ジャン「………」
ーーー
ーー
ー
ガチャ…
アルミン「おじいちゃ…」
ジャン「痛ぇっつってんだろうがじじぃ!!」
「うるさい!お前が喧嘩なんかして怪我するから悪いんじゃろ!ちゃんと消毒せんと…」
アルミン(…兄さんが怪我?それに喧嘩って…)
ジャン「俺の弟を虐めたあいつらが悪いんだよ!」
アルミン「…ぇ?」
「まったく、普段はアルミンのことなんぞなんとも思ってないように振る舞ってるくせに…」
アルミン「だよね…ははっ…」
ジャン「………」
ーーー
ーー
ー
ガチャ…
アルミン「おじいちゃ…」
ジャン「痛ぇっつってんだろうがじじぃ!!」
「うるさい!お前が喧嘩なんかして怪我するから悪いんじゃろ!ちゃんと消毒せんと…」
アルミン(…兄さんが怪我?それに喧嘩って…)
ジャン「俺の弟を虐めたあいつらが悪いんだよ!」
アルミン「…ぇ?」
「まったく、普段はアルミンのことなんぞなんとも思ってないように振る舞ってるくせに…」
24: 2013/09/16(月) 14:36:53 ID:I7c.kll.
ジャン「……たった一人の弟だぞ。…大事に決まってんだろうが…。」
「………」
ジャン「それに…」
「…?それに?」
ジャン「あいつ…あんな奴らにも勝てないようじゃ…外の世界に行ったってすぐ氏んじまう」
アルミン「………」
ジャン「だから、俺が守ってやらないとダメなんだよ。」
アルミン「…っ……」
「守ってやらないとって…ジャン、お前…外の世界には行きたくないんじゃなかったのか?」
ジャン「もちろん壁の外なんか行きたくねぇよ。巨人ばっかだし…嫌に決まってんじゃねぇか。」
「なら…」
ジャン「でも、あいつが俺の知らないところで氏ぬのはもっと嫌だ。」
アルミン「………」
「………」
ジャン「それに…」
「…?それに?」
ジャン「あいつ…あんな奴らにも勝てないようじゃ…外の世界に行ったってすぐ氏んじまう」
アルミン「………」
ジャン「だから、俺が守ってやらないとダメなんだよ。」
アルミン「…っ……」
「守ってやらないとって…ジャン、お前…外の世界には行きたくないんじゃなかったのか?」
ジャン「もちろん壁の外なんか行きたくねぇよ。巨人ばっかだし…嫌に決まってんじゃねぇか。」
「なら…」
ジャン「でも、あいつが俺の知らないところで氏ぬのはもっと嫌だ。」
アルミン「………」
25: 2013/09/16(月) 14:52:30 ID:I7c.kll.
ジャン「巨人は怖いし…氏ぬのだって怖い。…でも大切な奴が…大事な弟が、自分の知らないところで氏んじまうことのほうがもっと怖いだろうが。」
「………ほれ、終わったぞ。」
ジャン「お、サンキューじじぃ。……でもまぁ、あいつだって本当は強い奴だし。そのうち喧嘩だって勝てるようになるだろ。」
「…そうじゃな。アルミンも本当は強い子じゃからな。」
ジャン「今はまだ弱いけどな!」
アルミン「……あはは…」
「………ほれ、終わったぞ。」
ジャン「お、サンキューじじぃ。……でもまぁ、あいつだって本当は強い奴だし。そのうち喧嘩だって勝てるようになるだろ。」
「…そうじゃな。アルミンも本当は強い子じゃからな。」
ジャン「今はまだ弱いけどな!」
アルミン「……あはは…」
26: 2013/09/16(月) 14:55:47 ID:I7c.kll.
ジャン「あいつが強くなる頃には俺ももう引き返せねぇだろうし。しょうがねぇからそのまま、二人で外の世界を冒険してくるか…」
「行ってこい行ってこい。それで…満足したら、二人でちゃんと帰ってこい。」
ジャン「おう!」
アルミン「………」
ーーーーー
アルミン「みたいな?」
エレン「ジャンがジャンじゃねぇじゃん」
コニー「兄貴じゃん」
ライナー「優しいじゃん」
ベルトルト「………いや、言わないよ?……じゃん。」
「行ってこい行ってこい。それで…満足したら、二人でちゃんと帰ってこい。」
ジャン「おう!」
アルミン「………」
ーーーーー
アルミン「みたいな?」
エレン「ジャンがジャンじゃねぇじゃん」
コニー「兄貴じゃん」
ライナー「優しいじゃん」
ベルトルト「………いや、言わないよ?……じゃん。」
27: 2013/09/16(月) 15:05:20 ID:I7c.kll.
ジャン「ジャンじゃんうるせぇよ!!」
エレン「でもそうだな…弟がいたら、ジャンはこんなくそ野郎にならなかったかもな。」
ジャン「誰がくそ野郎だ!!?」
マルコ「落ち着きなよジャン。」
ベルトルト「他人だと鬱陶しく感じても、兄弟なら違うのかもね。」
エレン「…兄弟になってみないと、どうなるかわからないってことか…」
マルコ以外「ッ!?」
マルコ「やぁみんな。」
エレン「でもそうだな…弟がいたら、ジャンはこんなくそ野郎にならなかったかもな。」
ジャン「誰がくそ野郎だ!!?」
マルコ「落ち着きなよジャン。」
ベルトルト「他人だと鬱陶しく感じても、兄弟なら違うのかもね。」
エレン「…兄弟になってみないと、どうなるかわからないってことか…」
マルコ以外「ッ!?」
マルコ「やぁみんな。」
28: 2013/09/16(月) 15:12:51 ID:I7c.kll.
ジャン「マルコお前…いつからいたんだよ?」
マルコ「例えば俺がお前の兄だとして…って辺りからなかな?」
ライナー(最初からだとっ…!?)
エレン「全然気づかなかった…」
コニー「お、俺は気づいてたけどな。」
ジャン「嘘つけ…」
マルコ「で、ここまでの話をまとめて結果を出すと…」
エレン「おい…なんかまとめに入ってるぞ?」ボソッ
ベルトルト「ずっと話に混ざりたかったんじゃないかな?」ボソッ
アルミン「結果を出すと?」
マルコ「みんな兄弟になってみればいいんじゃないかな!」
マルコ「例えば俺がお前の兄だとして…って辺りからなかな?」
ライナー(最初からだとっ…!?)
エレン「全然気づかなかった…」
コニー「お、俺は気づいてたけどな。」
ジャン「嘘つけ…」
マルコ「で、ここまでの話をまとめて結果を出すと…」
エレン「おい…なんかまとめに入ってるぞ?」ボソッ
ベルトルト「ずっと話に混ざりたかったんじゃないかな?」ボソッ
アルミン「結果を出すと?」
マルコ「みんな兄弟になってみればいいんじゃないかな!」
29: 2013/09/16(月) 15:18:03 ID:I7c.kll.
みんな「………なるほど」
マルコ「ただし、組み合わせと、どちらが兄でどちらが弟かはくじで決めよう。」
アルミン「うん、そのほうが色々楽しめて面白いだろうしね。」
エレン「じゃあ、早速やってみるか。」
ライナー「みんな、俺のことはお兄ちゃんって呼んでいいからな。」
ベルトルト「まだ言ってるよ。」
コニー「ジャンを弟にしてこきつかってやる!」
ジャン「俺が兄になったら覚えとけよコニー。」
マルコ「さぁ!準備できたし、始めるよ~!」
ーーー
ーー
ー
マルコ「ただし、組み合わせと、どちらが兄でどちらが弟かはくじで決めよう。」
アルミン「うん、そのほうが色々楽しめて面白いだろうしね。」
エレン「じゃあ、早速やってみるか。」
ライナー「みんな、俺のことはお兄ちゃんって呼んでいいからな。」
ベルトルト「まだ言ってるよ。」
コニー「ジャンを弟にしてこきつかってやる!」
ジャン「俺が兄になったら覚えとけよコニー。」
マルコ「さぁ!準備できたし、始めるよ~!」
ーーー
ーー
ー
30: 2013/09/16(月) 15:29:24 ID:I7c.kll.
ーーーーー
翌日の朝
ー食堂ー
ミカサ「エレン、アルミン、おはよう。」
エレン「お~…」
アルミン「おはようミカサ。」
ミカサ「あ…エレン、寝癖がついている。」
エレン「え?…どこだ…?」
ミカサ「えっと、こ…」
アルミン「ここだよ兄さん。」
ミカサ「!?」
エレン「おー、さんきゅーアルミン。」
アルミン「うん。」
翌日の朝
ー食堂ー
ミカサ「エレン、アルミン、おはよう。」
エレン「お~…」
アルミン「おはようミカサ。」
ミカサ「あ…エレン、寝癖がついている。」
エレン「え?…どこだ…?」
ミカサ「えっと、こ…」
アルミン「ここだよ兄さん。」
ミカサ「!?」
エレン「おー、さんきゅーアルミン。」
アルミン「うん。」
31: 2013/09/16(月) 15:33:58 ID:I7c.kll.
ミカサ「………アルミン…今…なんて…?」
アルミン「え?」
ミカサ「今…エレンのことを兄さんって…」
エレン「アルミンは俺の弟だからな」
ミカサ「………意味がわからない」
エレン「そのまんまだろ」
アルミン「あはは…」
コニー「………」モグモグ
ベルトルト「…兄さん今日は静かだね。」
コニー「お、おお…」
コニー(…母ちゃん。俺…すっげえでけぇ弟ができたぞ。)
アルミン「え?」
ミカサ「今…エレンのことを兄さんって…」
エレン「アルミンは俺の弟だからな」
ミカサ「………意味がわからない」
エレン「そのまんまだろ」
アルミン「あはは…」
コニー「………」モグモグ
ベルトルト「…兄さん今日は静かだね。」
コニー「お、おお…」
コニー(…母ちゃん。俺…すっげえでけぇ弟ができたぞ。)
32: 2013/09/16(月) 15:39:13 ID:I7c.kll.
サシャ「コニーとベルトルトって兄弟だったんですか?」
クリスタ「違うと思うけど…」
ユミル「またなんか馬鹿やってんだろ。ほっとけ…」
ライナー「ジャン兄さん」
ジャン「やめろ」
ライナー「ジャン兄ー」
ジャン「やめろ」
ライナー「……ジャンお兄ちゃ…」
ジャン「やめろっつってんだろうがぁぁ!!」
マルコ「ダメだよジャン。ルールでちゃんと決めたろ?兄は兄として、弟は弟として扱うって。」
ジャン「なんでよりによってライナーが弟なんだよ!?」
ライナー「くじで決まったんだからしょうがないだろうジャンお兄ちゃん。」
マルコ「そうだよジャン!ちゃんと僕のこともお兄ちゃんって呼んでくれよ!」
ジャン「……最悪だ…」
クリスタ「違うと思うけど…」
ユミル「またなんか馬鹿やってんだろ。ほっとけ…」
ライナー「ジャン兄さん」
ジャン「やめろ」
ライナー「ジャン兄ー」
ジャン「やめろ」
ライナー「……ジャンお兄ちゃ…」
ジャン「やめろっつってんだろうがぁぁ!!」
マルコ「ダメだよジャン。ルールでちゃんと決めたろ?兄は兄として、弟は弟として扱うって。」
ジャン「なんでよりによってライナーが弟なんだよ!?」
ライナー「くじで決まったんだからしょうがないだろうジャンお兄ちゃん。」
マルコ「そうだよジャン!ちゃんと僕のこともお兄ちゃんって呼んでくれよ!」
ジャン「……最悪だ…」
34: 2013/09/16(月) 15:45:56 ID:I7c.kll.
アニ「馬鹿ばっかりだね」
ミーナ「ライナーはちょっと気持ち悪いかな…あはは…」
ミカサ「……エレン、私のこともお姉ちゃんって呼んで…」
エレン「嫌に決まってんだろ。」
ミカサ「………」
アルミン「やめなよ兄さん。」
ミカサ「……ぅ…」
エレン「だって嫌なもんは嫌だろ?」
アルミン「それにしても言い方ってのがあるで…」
ミカサ「うわぁぁぁん!!」ダッ
エレ・アル「!?」
エレン「ミ、ミカサ!?」
アルミン「兄さん早く追いかけよう!」
エレン「お、おう!」
ミーナ「ライナーはちょっと気持ち悪いかな…あはは…」
ミカサ「……エレン、私のこともお姉ちゃんって呼んで…」
エレン「嫌に決まってんだろ。」
ミカサ「………」
アルミン「やめなよ兄さん。」
ミカサ「……ぅ…」
エレン「だって嫌なもんは嫌だろ?」
アルミン「それにしても言い方ってのがあるで…」
ミカサ「うわぁぁぁん!!」ダッ
エレ・アル「!?」
エレン「ミ、ミカサ!?」
アルミン「兄さん早く追いかけよう!」
エレン「お、おう!」
38: 2013/09/16(月) 15:56:00 ID:I7c.kll.
ベルトルト「あ、兄さん口元が汚れてるよ」フキフキ
コニー「あ、ああ。さんきゅー…」
サシャ「…どっちが兄かわかりませんね。」
クリスタ「でもちょっと…」
ユミル「……楽しそう…」
サシャ「え?」
ユミル「な、なんも言ってねぇよ!」
クリスタ「ふふっ」
ライナー「ジャンお兄ちゃん」
ジャン「………」
マルコ「返事してあげなよジャン。」
ジャン「マルコおまっ…!」
マルコ「お兄ちゃんだろ?」
コニー「あ、ああ。さんきゅー…」
サシャ「…どっちが兄かわかりませんね。」
クリスタ「でもちょっと…」
ユミル「……楽しそう…」
サシャ「え?」
ユミル「な、なんも言ってねぇよ!」
クリスタ「ふふっ」
ライナー「ジャンお兄ちゃん」
ジャン「………」
マルコ「返事してあげなよジャン。」
ジャン「マルコおまっ…!」
マルコ「お兄ちゃんだろ?」
40: 2013/09/16(月) 16:00:48 ID:I7c.kll.
ジャン「………」
マルコ「………」
ジャン「………お、お兄…ちゃん…」
ライナー「ブフゥッ!!!」
ベルトルト「うわぁぁぁ!!?」
コニー「おいライナー!俺の弟になにしてくれてんだ!!」
ミーナ「ぷっ……ふふっ…あははははっ」
アニ「………くすっ…」
エレン「おいミカサ!待てって!!」
ミカサ「なんでお姉ちゃんって呼んでくれないの!!?うわぁぁぁん!!」
アルミン「ダメだ兄さん!あれはミカサであってミカサじゃない!」
マルコ「………」
ジャン「………お、お兄…ちゃん…」
ライナー「ブフゥッ!!!」
ベルトルト「うわぁぁぁ!!?」
コニー「おいライナー!俺の弟になにしてくれてんだ!!」
ミーナ「ぷっ……ふふっ…あははははっ」
アニ「………くすっ…」
エレン「おいミカサ!待てって!!」
ミカサ「なんでお姉ちゃんって呼んでくれないの!!?うわぁぁぁん!!」
アルミン「ダメだ兄さん!あれはミカサであってミカサじゃない!」
41: 2013/09/16(月) 16:02:46 ID:I7c.kll.
エレン「一体どうすりゃいいんだよ!?」
アルミン「お姉ちゃんって呼んであげればいいんだ!」
ミカサ「…」ピタッ
エレン「…それは嫌だ」
ミカサ「ぅ…うわぁぁぁん!!」ダッ
アルミン「ミカサァァァ!!!!」
とりあえず終わり。
アルミン「お姉ちゃんって呼んであげればいいんだ!」
ミカサ「…」ピタッ
エレン「…それは嫌だ」
ミカサ「ぅ…うわぁぁぁん!!」ダッ
アルミン「ミカサァァァ!!!!」
とりあえず終わり。
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