1: 2010/12/20(月) 20:42:48.66 ID:/qXBqoDO
もしかしたら知ってる方いるかもしれないですけど、とあるSSの続編になります

承太郎「…俺がボーカル?」
承太郎「…俺はボーカル」
唯紬「承太郎君が!」澪律梓「ボーカル!」

です
続編というかパラレルです

それでは、少し説明をば
けいおん!highschool (まんがタイムKRコミックス)
3: 2010/12/20(月) 20:48:08.32 ID:/qXBqoDO
前作を読んでくださった方

読んでいただいてありがとうございました

主な時期は澪の事件以降です

来年度の予定だったんですが、規制で暇になって書き溜めたら
保存メールいっぱいになったので投下させてもらいます

すみませんでした

今回もお付き合いいただければ嬉しいです

7: 2010/12/20(月) 21:04:31.73 ID:/qXBqoDO
今までのまとめ
・スタープラチナ(軽音部で飼っているヒトデ)
・梓夢オチ回の一等:エジプト旅行
・唯達はDIOっぽい人を見たことあり
・演芸会でエンヤ婆っぽい人を目撃

他に何かあったら追々追加します

ちなみに、唯達の顔は京アニではなく、荒木先生バージョンです

それでは、次から投下します

8: 2010/12/20(月) 21:06:48.27 ID:/qXBqoDO
3年時の夏休み明け!

花京院「お、みんな。おはよう!」

唯「花京院君!おはよー♪」

澪律紬和「おはよう」

承太郎「どうした?やけに嬉しそうじゃあないか」

花京院「わかるかい?」ニヤニヤ

律「顔にめっちゃ出てるぞ」

花京院「顔に出したくもなるさ」

9: 2010/12/20(月) 21:07:28.24 ID:/qXBqoDO
和「一体どうしたのよ?」

花京院「この前、商店街でくじ引きがあっただろう?」

澪「そういえばあったな」

花京院「実は、そのくじ引きで僕の母親が一等を当てたんだ」

唯澪律紬和「一等!?」

承太郎「お前の母親はよっぽど強運らしいな」
「それで、その一等の中身はなんだ?」

花京院「エジプト旅行さ!」

唯澪律紬和承「!」

10: 2010/12/20(月) 21:08:10.25 ID:/qXBqoDO
澪「す、すごいじゃないか!」

律「いつ出発するんだ!?」

花京院「出発は…確か12月ぐらいだったかな」

律「12月かぁ」
「結構遅いんだな」

花京院「旅行会社もいろいろ準備があるんじゃないかな」

唯「花京院君お土産よろしくね!」

花京院「いわれないでも買ってくるさ」フフッ

11: 2010/12/20(月) 21:09:47.94 ID:/qXBqoDO
音楽室!

梓「へぇ~、花京院先輩がエジプトに」

承太郎「ああ」

唯「いいよね~」
「私にもくじ運があればなぁ」

梓「確かに一度は外国に行ってみたいですね」

澪「ムギって何ヵ国ぐらい旅行に行ったことあるんだ?」

紬「ん~…」
「ヨーロッパはある程度行ったし…」
「ごめんなさい、わからないわ」

唯澪律梓「うらやましい…」

12: 2010/12/20(月) 21:10:19.33 ID:/qXBqoDO
承太郎「なぜそんなに外国に行きたいんだ?」

唯「料理が私を呼んでるからだよ!」

澪「相変わらず食べ物のことばっかりだな…」

梓「承太郎先輩は外国に行ってみたくないんですか?」

承太郎「外国の海を見てみたいぐらいだな」
「それ以外行きたいとも思わないぜ」

澪「こっちは海ばっかりだ…」

13: 2010/12/20(月) 21:10:48.36 ID:/qXBqoDO
律「でも何かわかるかも」

紬「何が?」

律「何かさ、外国の人ってフレンドリーなイメージあるからさ」
「ジョジョそんな感じのやかましい奴嫌いじゃん」

紬「確かにその分日本の方が良さそうね」

承太郎「日本にも目の前にやかましい奴が5人ほどいるがな」

律「美女5人をやかましいの一言で一掃するとは!」

唯「もったいないね~」ニヤッ

承太郎「言ってろ…」

14: 2010/12/20(月) 21:11:46.76 ID:/qXBqoDO
時は流れて12月のある日!

承太郎「いよいよ明日か」

花京院「ああ」
「すごく楽しみだ」

律「今日は寝れないんじゃないか?」

花京院「そうかもね」フフッ

澪「エジプトのどこに行くんだ?」

花京院「ピラミッドとかスフィンクスなんかを見に行くらしい」
「まあ、どこそこじゃあないかな」

15: 2010/12/20(月) 21:12:16.81 ID:/qXBqoDO
唯「花京院君!」キラキラ

花京院「わかってるさ」
「お土産だろう?」フフッ

唯「ありがと~♪」

和「気をつけるのよ?」
「旅先じゃ何が起こるかわからないし」

花京院「心配はいらないさ」
「おや、もうこんな時間か」
「僕は帰るよ。準備をしなくちゃあならない」
「それじゃあまた」スタスタ

紬「バイバ~イ♪」

16: 2010/12/20(月) 21:12:48.68 ID:/qXBqoDO
数日後の空条家!

承太郎(…暇だな)
(花京院もいないしな…)
(…何もやる事がねーぜ)

ピリリリ

承太郎(…平沢か)ポチッ
「何だ?」

唯『じょ、承太郎君ッ!』
『憂が!憂がぁぁあああああ!』

承太郎「どうしたッ!」
「落ち着くんだ平沢ッ!」

唯『憂が倒れちゃったんだよぉぉぉおおおお!』

承太郎「何ッ!?」
「待ってろ!すぐに行くッ!」

17: 2010/12/20(月) 21:13:22.76 ID:/qXBqoDO
平沢家!

承太郎「平沢ッ!」ガチャッ!

和「承太郎君!上よ!」

承太郎「ああ!」タタタタ

ガチャッ!

承太郎「ハァ…ハァ…」

憂「はぁはぁ…」

唯「承太郎君…」グスッ
「う…憂がぁ……」ポタポタ

承太郎「大丈夫だ…落ち着くんだ…」

唯「うっ…うんっ…」ポタポタ

18: 2010/12/20(月) 21:14:07.95 ID:/qXBqoDO
バタバタバタバタ

梓「憂っ!」ハァハァ

律「憂ちゃんは大丈夫なのか!?」

承太郎「…全員来たのか」

和「とりあえず意識はあるわ」
「承太郎君が来る少し前から…熱を計ってるんだけど…」

澪「だけど…?」

和「体温計が…鳴らないの…」

澪「え…?」

19: 2010/12/20(月) 21:15:16.84 ID:/qXBqoDO
和「体温計が『計り終わりました』って合図をしないのよッ…」

梓「それは…憂はかなり高熱ってことじゃあ…」

ピピピピッピピピピッ

和「…憂…少しごめんね」スッ
「ッ!」ポロッ

コトッ

紬「どうしたの!?」

和「…すごく…熱いわ」
「こんなに熱く…憂…」
「あっ!体温計は…」

承太郎「体温計ならここに落ちてるぜ」ヒョイッ
「なにッ…こいつは…」

20: 2010/12/20(月) 21:15:50.66 ID:/qXBqoDO
承太郎「おいッ!救急車を呼べッ!」

澪「え…そんなに…」

承太郎「いいから早くしろォォオオオーーーーーッ!!」

紬「承太郎君!ちゃんと説明して!」

承太郎「平沢の体温が42度あるッ!」
「早く救急車だッ!」

紬「42度!?」
「救急車は少し待って!」ポチポチ

プルルルル

紬「早く…早く出てッ…」

斎藤『はい。いかがなさいましたか、紬お嬢様』

紬「斎藤ッ!今日私を送った家に何か乗り物を寄越しなさい!」
「それと病院の手配をッ!」
「一刻を争うの!すぐに来てッ!」

斎藤『かしこまりましたッ!』

21: 2010/12/20(月) 21:16:37.78 ID:/qXBqoDO
唯「ねぇ…」

澪「…どうした?」

唯「何で…みんなこんなに騒いでるの…?」

澪「唯…落ち着いて聞いてくれるか…?」

唯「うん…」

澪「今…憂ちゃんは」
「…かなり危険な状態だ」

唯「え…」

澪「…率直に言う」
「憂ちゃんは…氏んでしまう危険があるんだ」

唯「そ…んな…」
「だって…さっきまで…元気…だったよ?」ワナワナ

澪「…それでもだ」
「危険なんだ…42度は…」
「いくら元気だったとしても…」

22: 2010/12/20(月) 21:17:19.73 ID:/qXBqoDO
唯「や…だ……」ガクガク
「嫌だよ…」
「憂…?」

憂「はぁはぁ…」

唯「ねえ憂ってば…」ユサユサ

承太郎「平沢ッ!そこから離れろッ!」

唯「憂っ…」ユサユサ
「返事してよ憂っ!」ユサユサ

澪「唯ッ!」ガシッ

唯「やだっ!離してよ澪ちゃん!」
「憂の…憂の近くにいさせてよぉぉおーーー!」

23: 2010/12/20(月) 21:17:55.43 ID:/qXBqoDO
律「唯ッ!こっち向け!」

唯「嫌だよ!離してよ!」

律「いいからこっち向け!」グイッ

唯「っ!」

律「いいか…お前が憂ちゃんを呼んで…揺さぶって…」
「どれだけ憂ちゃんに負担がかかったと思ってるッ!」

唯「あ…」

律「離れたくない気持ちもわかる…」
「けど…本当に憂ちゃんのことを思うんなら…」
「そこでじっとしてるんだ…」

24: 2010/12/20(月) 21:18:29.45 ID:/qXBqoDO
唯「……」ストン
「う…い…」

憂「おね……ちゃん…?」ハァハァ

唯澪律紬梓和承「!」

憂「わた…し……だい…じょぶ…だ…から……」ハァハァ

唯「憂ぃ…」ウルウル

バタバタ

斎藤「紬お嬢様ッ!」

紬「斎藤!」
「あのベッドに寝てる子を病院へっ!」

斎藤「かしこまりました!」ガシッ

紬「みんなも行きましょう!」

25: 2010/12/20(月) 21:18:59.84 ID:/qXBqoDO
病院!

憂「……」スースー

澪「とりあえず…落ち着いたみたいだな…」

梓「そうですね…」

律「一体…何なんだろうな…」

和「何もなければいいけど…」

コンコン ガラッ

唯承「……」スタスタ

梓「唯先輩に承太郎先輩…憂のことは…」

承太郎「…全員部屋から出てくれ」

澪「何で…」

承太郎「…いいから出てくれ」

26: 2010/12/20(月) 21:19:34.38 ID:/qXBqoDO
待合室!

律「それで…どうだったんだ…?」

紬「それが…原因がわからないらしいの…」

澪律梓和「え…」

承太郎「…今は点滴である程度はマシな状態らしい」
「…だが…この後がどうなるか分からないとのことだ」

梓「そう…ですか…」

和「…唯は病室に一人で大丈夫なの?」

27: 2010/12/20(月) 21:20:01.31 ID:/qXBqoDO
承太郎「…俺が様子を見てくる」
「もう遅い。お前らは帰った方がいい」

澪「ううん…私も行くよ」

律「…私も行く」

梓「…私も行きます」

和「…私も行くわ」

紬「…みんな行くのね」
「それじゃあ、お見舞いしたらみんなを斎藤に送らせるわ」

承太郎「…そうか」
「…行くぜ」

28: 2010/12/20(月) 21:20:32.79 ID:/qXBqoDO
憂の病室!

コンコン ガラッ

憂「……」スースー

唯「……」

律「唯…」

唯「……」クルッ
「あ…みんな…」

29: 2010/12/20(月) 21:21:16.97 ID:/qXBqoDO
梓「憂の調子はどうですか…?」

唯「うん…よく寝てるよ」

梓「そうで…」
「ッ!」
「承太郎…先輩…」ガクガク

承太郎「…何だ」

梓「ここにいるの…何人ですかね…?」ガクガク

承太郎「…平沢、お前、平沢、秋山、田井中、琴吹、真鍋、俺」
「…8人だが」

30: 2010/12/20(月) 21:22:49.35 ID:/qXBqoDO
梓「う…憂のベッドより手前…入り口側に8人いますよね…?」ガクガク

承太郎「ああ」
「…どうした?何か様子がおかしいぜ?」

梓「憂のベッドの奥の左側に…鏡…ありますよね…?」ガクガク

承太郎「ああ」チラッ
「ッ!」
「こ…こいつはッ…」

?「……」ドドドドドドドドドドドド

承太郎が目にしたもの…それは…
何か人のようなものであったッ!

31: 2010/12/20(月) 21:23:35.36 ID:/qXBqoDO
承太郎「な…何だ…あれはッ…」ハァ…ハァ…
(ベッドの奥に座ってやがったから気づかなかったッ…)

梓「わかんないです…」ガクガク
「ムギ先輩…この病院…幽霊が出るって噂…ありますか…?」ガクガク

紬「いいえ…そんな噂聞いたことないわ」

律「幽霊…?」

澪「ヒッ…」

和「見間違いじゃ…」

承太郎「いや…確かにいる」
「全員そこの鏡を見てみな…」

律「うわっ!」ビクゥ!

紬「きゃっ!」ビクゥ!

澪「あ…」パクパク

和「あっ!」ビクゥ!

唯「ほんとだ…」

32: 2010/12/20(月) 21:24:17.55 ID:/qXBqoDO
梓「憂は…これが原因なんじゃあ…」

唯「それは違うと思う…」

梓「え…?」

唯「何かわかるんだ」
「あの人…すごく優しい感じがする」

承太郎「確かにな」
「…見たところ危害も加えなさそうだ」

律「本当に大丈夫なのか…?」

承太郎「恐らくな」
「そいつは人間じゃあない」
「何かこっちからしない限り無害だろう」

澪「それじゃあ…今日は帰るか」

紬「みんな送っていくわ」
「唯ちゃんはどうする?」
「私の家に泊まってもいいけど…」

唯「ううん…大丈夫」
「ありがとね、ムギちゃん」

斎藤「皆様、お迎えにあがりました」

33: 2010/12/20(月) 21:24:50.96 ID:/qXBqoDO
帰り道!

ブロロロロ

紬「あとは承太郎君だけね」

承太郎「ああ」

紬「憂ちゃんの隣にいた人…何者かしら…?」

承太郎「…見当がつかない」
「今は幽霊としか言いようがないな」

紬「そうね…」
「明日から調べてみるわ」

承太郎「そうか、頼む」

34: 2010/12/20(月) 21:25:30.99 ID:/qXBqoDO
キィッ

承太郎「着いたか」
「わざわざ悪かったな」ガチャッ

紬「ううん、いいの」
「それじゃあ、また明日学校で」

斎藤「お体に気をつけてください」

承太郎「ああ」
「じゃあな」

バタン

35: 2010/12/20(月) 21:26:06.15 ID:/qXBqoDO
斎藤「…紬お嬢様」

紬「何?」

斎藤「先ほど空条様とお話されていました『幽霊』とは?」

紬「あなたは憂ちゃんの病室の鏡を見たかしら?」

斎藤「はい」
「皆様が注目されていたので」

紬「鏡に映ってなかった?」

斎藤「何がでしょうか?」

紬「ベッドの横に人のようなものが座ってたでしょ?」

36: 2010/12/20(月) 21:27:16.00 ID:/qXBqoDO
斎藤「いえ…そのようなものは決して…」
「鏡には壁とベッドしか映っておりませんでした」

紬「何も…見えなかったの?」

斎藤「はい」

紬「あの病院…幽霊が出るって噂…あるかしら?」

斎藤「あの病院は琴吹グループのものですが」
「そのような噂は誰からも聞いておりません」

紬「そんなはずは…」
「みんな確かに見たって…」

斎藤「…皆様お疲れだったのでしょう」
「紬お嬢様も今日はゆっくりお休みください」

紬「…ええ」
(…どういうこと…?)

この日…ニューヨークから一人の老人が日本へ旅立った…

To Be Continued…

44: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:14:57.95 ID:RPr31gDO
ちょっとテスト

氏ね
頃す

45: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:15:33.13 ID:RPr31gDO
投下

46: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:17:13.23 ID:RPr31gDO
翌日の教室!

律「唯は休みか…」

澪「まあ…昨日あんなことがあったしな…」

紬「…みんなに話があるの」

和「何かしら?」

紬「昨日…みんな憂ちゃんの病室で幽霊…見たわよね?」

澪「ヒッ…」ガクガク

律「ああ…見た」

47: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:18:23.41 ID:RPr31gDO
紬「私…斎藤に聞いてみたわ」
「斎藤も幽霊を見たの?って」

承太郎「…大体予想がつくんだが」

紬「それじゃあ率直に言うわ」
「斎藤だけじゃなく、病院の関係者全員…」
「幽霊なんかあの病院で見たことないらしいの」

澪「そ…それって…」

承太郎「俺達に…霊視に近い能力が身についたってことか…」

律「そんな漫画みたいなこと…」

和「でも…今はそうとしか考えられないわね」

48: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:19:36.74 ID:RPr31gDO
紬「それで、一つ提案があるの」

澪「何だ…?」

紬「今日…また確かめに行きましょう」
「憂ちゃんの病室へ」

澪「でも迷惑じゃないか…?」

律「いや…行こう」
「私達にしか見えないなら尚更行った方がいい」
「あいつが憂ちゃんに何かしたら、止めれるのは私達しかいないんだ」

和「そうね…」
「行きましょう、憂の病室へ」

承太郎「中野も連れていった方がいいだろう」
「呼んでくるぜ」

49: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:21:28.30 ID:RPr31gDO
憂の病室!

コンコン

唯「誰だろ…」スタスタ
「どうぞ」ガラッ

律「よっ」

唯「あ…みんな…」

澪「憂ちゃんは…」

唯「昨日よりは熱も下がったみたい」

澪「そっか…」ホッ

50: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:22:28.69 ID:RPr31gDO
承太郎「平沢…少し中に入れてくれ」

唯「あ、それもそうだね」
「みんな入って」

承太郎達は部屋に入る…
ベッドの横には…まだ幽霊が座っていた

澪律紬梓和承「ッ!」

承太郎「まだ…いたのか…」

唯「まだって、あの座ってる人のこと?」

紬「ええ…」
「どうやら見間違いじゃなかったようね…」

51: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:23:35.04 ID:RPr31gDO
梓「唯先輩…あの人…ずっといたんですか?」

唯「うん…私が来た時からずっと…」
「看護婦さんに聞いたんだ、あの人誰ですか?って」
「そしたら、『誰もいないけど…』って言われちゃった」

和「どうやら…斎藤さんは気を遣ってくれたってわけじゃあないみたいね」

52: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:24:15.48 ID:RPr31gDO
唯「でも、その人何もしてこないんだ」
「ううん…一回も動いたところを見たことがない…」

律「何なんだ?そいつの目的は…」

梓「とりあえず…本当に何もしてこないんですね?」

唯「うん…」

紬「ひとまず…安心ってことかしら」

和「あんまり長居しても悪いから帰りましょう?」

承太郎「…ああ」
「お前はまだいるのか?」

唯「うん…もう少しだけ」

律「唯…気持ちはわかるけど…学校には来いよ?」

唯「…うん」

53: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:25:04.05 ID:RPr31gDO
帰り道!

澪「唯…目が真っ赤だったな…」

承太郎「…寝れなかったんだろうな」

和「ええ…」
「あの子…すごく優しい子だから」

律「まあな…特に憂ちゃんのこととなると…」

澪「律止まれ!」
「信号まだ赤だぞ!」

律「うぉっ!」
「危ねー…」

54: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:25:46.11 ID:RPr31gDO
紬「あ…」

梓「どうしました?」

紬「私の家の方向から煙が上がってるから…」

承太郎「…火事か」

澪「かもな…冬場は多くなるし」
「ムギの家は大丈夫なのかな…」

紬「何も連絡はないから大丈夫だと思う…」

澪「そっか…」

55: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:27:32.51 ID:RPr31gDO
律「ここの信号待ち時間長いな~」

梓「そうですね」
「特に交通量が多いわけでもなさそうですけど」

澪「あ、青に変わった」
「行くか」スタスタ

律「こういう話してたら変わるんだよな~」

澪は先頭を歩きだす…
何かが迫っていることにも気づかずに…

56: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:30:48.60 ID:RPr31gDO
ブォォオオオオオ!

迫ってきていたのはトラックだったッ
スピードを緩める気配はなく!
真っ直ぐに澪に突っ込んできたッ!

律「って澪!」
「トラックが突っ込んできてるぞォォオーーーーーッ!」


澪「え…」

梓「澪先輩逃げてェェェーーーッ!」

紬「澪ちゃん!早く走ってぇえええッ!」

和「ドライバーは何やってんのよッ!」
「澪ッ!早く逃げてッ!」

澪「い…」
「いやああああああああああああああああああああああああっ!」

57: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:31:49.16 ID:RPr31gDO
承太郎「秋山ァァアアアアア!」ズギュ―z_ン!

澪のもとに駆け出す承太郎ッ
しかしッ!承太郎と共に駆け出す者がもう一人いたッ!

律「あ…あれはッ…」

紬「こんなこと…嘘ッ…」

梓「今承太郎先輩の背後に現われたのはッ…」

和「まさかッ!」

律紬梓和「幽霊ッ!?」

58: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:33:01.18 ID:RPr31gDO
承太郎「止まりやがれッ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

その幽霊は、澪を助けたいという気持ちから現れたのか…
承太郎の気持ちに応えるかのようにトラックに拳を繰りだしたッ!

梓「やった!トラックが横転する!」

和「いいえ!まだよッ!」
「トラックは澪に向かって滑ってる!」

澪「あああああああああああああああああああああっ!」ズギュ―z_ン!

59: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:34:25.33 ID:RPr31gDO
紬「あれはッ!」

律「まさか…まさかッ!」
「澪にも幽霊が!」

梓「お願い!澪先輩を守ってェエエーーーーー!」

ドゴォ!

澪とトラックが接触しそうになるその瞬間ッ!
澪の幽霊がトラックに触れたッ!

承太郎「秋山ッ!」

澪「ジョ…ジョ…」グスッ
「ジョジョォォオオオ!」ポタポタ

律紬梓和「え…?」

60: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:35:11.67 ID:RPr31gDO
律達が視界に捕えたものッ!
それは泣きながら承太郎にすがりつく澪であった!
澪が助かったという喜びももちろんあったが…
彼女達には一つの疑問が浮かび上がった…

和「トラック…は…?」

律「わかんねえ…」
「澪の幽霊がトラックを殴ったと思ったら…消えてた…」

紬「みんな!あれ!」

紬が指をさした方向…20m程前方にはあのトラックがあったッ

61: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:35:43.03 ID:RPr31gDO
梓「似てるトラックじゃあ…」

紬「いいえ…見間違えるはずないわ…」
「トラックの側面を見て」

和「あれは…承太郎君の幽霊が殴った跡…」

律「あの幽霊…味方…なのか?」

梓「…悪霊ってわけじゃあなさそうですね」

和「とりあえず…澪のところに行きましょう」

62: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:36:36.17 ID:RPr31gDO
タタタタ

紬「澪ちゃん…大丈夫…?」

澪「う…んっ…」グスッ
「でも…すごく…怖かったッ…」ギューッ

承太郎「もう大丈夫だ…安心しろ」

梓「澪先輩に承太郎先輩…その…」
「二人の背中に…」

律「梓ッ!」
「…澪には…言うな」ボソッ

梓「そうですね…」
「すみません…やっぱり何もないです」

紬「この状態だと無理ね…」
「…今日は帰りましょう」

63: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:37:13.83 ID:RPr31gDO
その後の琴吹家!

紬「斎藤…憂ちゃんは特に変わった様子はない?」

斎藤「はい」
「お嬢様…幽霊の件ですが、病院の者に一人一人聞いて回りました」

紬「それで…」

斎藤「…やはり、何も知らないと全員が答えました」

紬「そう…わざわざありがとう」

斎藤「いえ…お嬢様の為ですので」

紬「ありがとう」フフッ

64: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:37:52.01 ID:RPr31gDO
紬「そういえば、今日家の近くで火事がなかった?」

斎藤「近くというほどではありませんが…」
「何でもニューヨークからの飛行機が墜落したとかで…」

紬「大変じゃない!」

斎藤「規模は小さいものでした」
「SPW財団の小型機らしく…」
「氏者も出ておりません」

紬「そう…」
「でもSPW財団だなんて、どうかしたのかしら」

斎藤「ニューヨークの不動産王を送り届ける最中だったようです」

紬「そう…大変だったみたいね」

65: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:38:38.83 ID:RPr31gDO
ピリリリ

紬「斎藤、少しごめんね」

斎藤「それでは私は失礼します」

ガチャッ バタン

紬(承太郎君…今日のことかしら)ピッ
「もしもし」

承太郎『悪いな、忙しかったか?』

66: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:39:06.74 ID:RPr31gDO
紬「ううん、ちょっと斎藤とお話をしてただけ」

承太郎『そうか』
『それじゃあ喋り疲れさせちまうと悪いから手短に言うぜ』

紬「ええ…」

承太郎『今日…俺のじじいが俺の家に来た』
『…幽霊の話を聞きにな』

紬「えっ!?」
「それってどういう…」

67: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:39:37.87 ID:RPr31gDO
承太郎『…じじいは幽霊の正体を知っている』
『それで、俺達が幽霊を見た話をしたら、俺達全員に会いたいと言った…』
『そんなわけで、明日の放課後…俺の家に来てくれると嬉しいんだが』

紬「ええ…わかったわ」
「明日わかるのね…やっと…」

承太郎『ああ…』
『それじゃあ失礼するぜ』
『他のヤツらにも電話しないといけないからな』

紬「手伝おうか?」

承太郎『いや、大丈夫だ』
『またな』

紬「ええ、また明日」ピッ

68: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:40:17.67 ID:RPr31gDO
翌日の放課後の空条家!

梓「着きましたね」

律「相変わらずでかいなぁ~」

和「唯…大丈夫?」

唯「うん」
「憂も頑張ってるのに、私だけメソメソしてちゃあダメだし」

和「そう」フフッ

69: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:40:49.09 ID:RPr31gDO
承太郎「…入るぞ」

ガラッ

唯澪律紬梓和「おじゃまします」

承太郎「こっちだ」スタスタ

唯「聖子さんは?」スタスタ

承太郎「買い物じゃあないか?」スタスタ

唯「会いたかったのにな~」スタスタ

スタスタ

承太郎「ここだ」
「おい、連れてきたぜ」ガラッ

70: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:41:27.67 ID:RPr31gDO
唯「おじいちゃんこんにちは!」

梓「お久しぶりです」ペコリ

澪律紬和「こんにちは」ペコリ

ジョセフ「ああ、こんにちは」
「わざわざ来てもらってすまなかった」
「とりあえず入ってくれ」

ゾロゾロ

ジョセフ「承太郎、これで全員か?」

承太郎「ああ」
「あと一人、そいつの妹が入院してるがな」

ジョセフ「そうか…」
「気の毒だったな…」

唯「うん…」

71: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:42:13.01 ID:RPr31gDO
ジョセフ「そういえば…」

和「あ、私は真鍋和です」

ジョセフ「そうか」
「よろしく頼むよ」

和「はい」

ジョセフ「そして、わしはジョセフ・ジョースターじゃ」

72: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:43:48.59 ID:RPr31gDO
紬「まさか…昨日墜落した飛行機に乗ってた不動産王って…!」

ジョセフ「わしじゃ」
「君は確か琴吹グループのお嬢さんだったかな」
「SPW財団とはいい関係だしよく知っとるよ」

紬「ありがとうございます」ペコリ

律(話の次元が違う…)

紬「そうだ…ジョースターと言えば…」
「承太郎君は…ジョースター家の末裔…ですよね?」

ジョセフ「それも含めて話があるんじゃ」
「君達にはこれが見えるかな?」ズギュ―z_ン!

73: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:44:37.12 ID:RPr31gDO
澪「これはッ…」

律「ジョセフさんの腕に茨みたいなのが…」

ジョセフ「…どうやら見えるってのは本当らしいな」
「君達が今見たものは『スタンド』と呼ばれるものだ」

唯澪律紬梓和「スタンド…」

ジョセフ「ああ」
「昨日、君達は承太郎や澪ちゃんから幽霊のようなものが出たのを見たらしいが…」
「それも『スタンド』と呼ばれるものじゃ」

律「幽霊なんかじゃあないってことですか…?」

74: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:45:59.83 ID:RPr31gDO
ジョセフ「ああ」
「『スタンド』は生命エネルギーが作り出すパワーあるヴィジョン…」
「超能力を具現化したようなもの…と言えばわかりやすいか」

梓「超能力…」

唯「憂の病室にいる幽霊もスタンドなの…?」

ジョセフ「恐らくそうだろう」
「そして、そのスタンドの持ち主は憂ちゃんじゃ」

唯「憂の…」

75: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:46:57.69 ID:RPr31gDO
紬「お医者さん達…みんなスタンドは見えないらしいんです…」

ジョセフ「それは、彼らが『スタンド使い』じゃあないからさ」
「『スタンド』は『スタンド使い』にしか見えない」

紬「ということは…」

律「まさか…」

和「私達もスタンド使いなんですかッ!?」

76: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:48:10.77 ID:RPr31gDO
ジョセフ「…そうなる」
「そして、ここからが本題じゃ」
「これは本来、ジョースター家の問題なんだが…」
「君達にもスタンドが現れたのなら話は別だ…」
「一応…話しておいた方がいいだろう」

唯澪律紬梓和承「……」

ジョセフ「まずはこの写真を見てくれ」パサッ

ジョセフが取り出した写真には、鉄の箱が写っていた…

77: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:49:44.97 ID:RPr31gDO
承太郎「…これは…棺桶か?」

ジョセフ「そうだ」
「その棺桶は今から4年前に大西洋から引き上げられた」
「…今はSPW財団で保管してあるんだが…」
「それはお前の5代前の祖父…」
「ジョナサン・ジョースターが氏亡した客船に積んであったそうだ」

和「それで…この棺桶はどういう…」

ジョセフ「…棺桶は空っぽだった」
「わしはその中に入っていたヤツを捜している!」

78: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:50:20.42 ID:RPr31gDO
律「おい…これ…名前書いてないか…?」

澪「本当だ…」
「『DIO』…」

ジョセフ「そう!われわれジョースター家は…」
「その長い眠りから覚めた男!DIOと闘う宿命にあるのじゃ!」

梓「そんなッ!それじゃあ承太郎先輩はッ!?」

ジョセフ「…わしと一緒に来てもらうことになる」

79: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:51:00.77 ID:RPr31gDO
紬「ジョースターさん…お言葉ですが…」
「あまりにも勝手すぎると思います」

承太郎「まあ待て」
「そのDIOってやつに何か手がかりはあるのか?」
「どうも突然すぎて信じられない」

ジョセフ「…実はわしは一年ほど前にスタンド能力が突然発現した」

紬「さっきの…」

ジョセフ「そうじゃ」
「そして…なぜDIOという存在に行き着いたのか…証拠を見せよう」スッ

80: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:52:04.02 ID:RPr31gDO
そう言って…
ジョセフはカバンからポラロイドカメラを取り出した

澪「カメラ…?」

ジョセフ「うおおおおおおおおおお!」ズギュ―z_ン!
「ハーミットパープルッ!」ガシャアン!

ジョセフは『ハーミットパープル』と呼ばれたスタンドでカメラを叩き壊したッ!
しかしッ!誰もが壊れたと思ったポラロイドカメラから写真が出てきたのだッ!

81: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:53:51.81 ID:RPr31gDO
紬「これはッ…これがスタンド能力ッ!?」

ジョセフ「そうじゃ…」
「わしの能力は『念写』…」
「そして承太郎…」
「これからこのフィルムに浮き出てくるものがお前の運命を決定づけるッ!」

承太郎「…一体どういうことだ」

ジョセフ「承太郎…自分の首のうしろを見てみろ」

82: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:54:29.57 ID:RPr31gDO
承太郎「これは…」

唯「星型の…アザ…?」

ジョセフ「それはわしにもあるし、ホリィにもある」
「そして…わしの父にもあった」
「ジョースター家はみんなこのアザがあるらしい…」

承太郎「もったいぶらないで早く言えッ!」

83: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:55:06.26 ID:RPr31gDO
ジョセフ「これを見ろォォオーーッ!」パサッ

承太郎「何ッ!?」
「こ、こいつはッ!」

承太郎が見た写真!それには金髪の男が写っていた…
だが…それだけではない…
その男の首のうしろ!そこには承太郎達と同じ星型のアザがあったッ!

ジョセフ「わしの念写にはいつもDIOだけが写る…」
「そしてこいつの首のうしろにあるのは!」
「このくそったれ野郎の首から下はッ」
「わしの祖父ジョナサン・ジョースターの肉体をのっとったものなのじゃあああーーーーーッ!」

84: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:56:04.72 ID:RPr31gDO
律「一体何が…」ピラッ
「こ、これは…」

澪「この人はッ…!」

唯「3年の初めに…私達が楽器屋に行ったとき…」

紬「私達より先に店内にいて…」

梓「ギターを売っていた男じゃあないですかッーー!」

85: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:56:43.25 ID:RPr31gDO
ジョセフ「君達はこの男を知っているのかッ!?」

紬「はい!」
「私達がギターを売りに楽器屋に行ったら」
「その男がさきにギターを売っていたんです!」

和「でも何でわざわざ売りに行くような真似を…」

ジョセフ「恐らく…やつはまだ肉体が完全には馴染んでいない」
「騒ぎを免れるため、留守の家からギターをかっぱらって売ったんじゃろう」

86: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:57:23.21 ID:RPr31gDO
澪「何でお金なんか…」

ジョセフ「あいつはスタンド使いを仲間にするべく世界中を回っているはず」
「そのための金が無くなったんだろう」

和「なぜ仲間を…?」

ジョセフ「わし達ジョースター家とDIOの間には因縁がある…」
「確実にジョースター家を抹消するためにスタンド使いを集めているんだろう…」

承太郎「…一つ疑問があるんだが」

ジョセフ「言ってみろ」

承太郎「俺がスタンド使いになったのはわかる…」
「一応ジョースター家の末裔だからな」
「…だが…なぜそいつらにもスタンドが発現しているんだ?」

87: 2010/12/24(クリスマスイブ) 17:58:30.68 ID:RPr31gDO
澪「確かに…」

ジョセフ「…みんなに近しい…」
「親しいヤツにスタンドの才能があり…その影響をうけたんだろう…」
「…どういうことかわかるな」

律「私達は…ジョジョの影響を受けてってこと?」

ジョセフ「そうじゃ」

和「憂は…」

ジョセフ「…彼女には才能がなかったってことだろう」
「スタンドに対する『抵抗力』…それがなかった」

88: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:00:44.17 ID:RPr31gDO
紬「ジョースターさん…それが…」

ジョセフ「何じゃ?」

紬「憂ちゃん…徐々に…本当に徐々にだけど…」
「回復していってるらしいんです」

唯「どういうこと…?」

ジョセフ「…言いにくいが…それは気のせいじゃ」
「単に解熱剤が効いているだけだろう…」
「解熱剤の効果が切れたら、再び高熱になる…」

89: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:01:38.92 ID:RPr31gDO
唯「憂は…治らないの…?」

ジョセフ「…おそらく治ることはない」
「DIOを見つけだし…倒さないことにはな…」

唯「なんで…」

ジョセフ「承太郎にスタンドが発現したのは、おそらくDIOが原因…」
「そして…君達は承太郎の影響を受けた…」

澪「私達も…間接的にDIOの影響を受けてる…」

ジョセフ「そうじゃ」
「だから諸悪の根源…DIOを叩かねばならんッ!」

90: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:02:33.46 ID:RPr31gDO
梓「あの…私にも一つ疑問が…」

ジョセフ「何じゃ?」

梓「承太郎先輩に澪先輩、憂のスタンドは見ました」
「それ以外の人達…スタンドが出る気配すらないんですけど…」

ジョセフ「…梓ちゃん達のスタンドのことだが…」
「スタンドには出し方というのがあってな…」

承太郎「待てッ!」

ジョセフ「…どうした」

91: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:03:18.39 ID:RPr31gDO
承太郎「それは…そいつらには教えるな」
「そいつらは知らないでいい」

ジョセフ「…そうじゃな」

律「おいおい…何二人で勝手に納得してんだよ」
「私達はそのスタンドの出し方ってのを知りたいんだけど」

承太郎「…だからお前らは知らなくていい」

唯「何で!?教えてよ!」

承太郎「何回も言わせるなッ!お前達は知らなくていいと言ってるだろうッ!」

唯澪律紬梓和「!」ビクゥ!

92: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:03:51.25 ID:RPr31gDO
ジョセフ「落ち着け…承太郎…」
「今度はわしから君達に質問だ」
「君達は…なぜそんなにスタンドを出したいんじゃ?」

紬「それは…少しでも承太郎君達の役に立ちたいから…」

承太郎「……」

93: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:04:37.85 ID:RPr31gDO
ジョセフ「…具体的には?」

和「私達も承太郎君達に着いて行って…」

ジョセフ「…闘うのか?」

唯澪律紬梓和「……」コクリ

承太郎「お前ら…DIOの写真は見たな?」

澪「ああ…」

承太郎「…あいつの首から下は何だ?」

梓「ジョセフさんのおじいちゃんの…」
「あッ…」

94: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:05:12.21 ID:RPr31gDO
唯「どうしたの、あずにゃん…?」

梓「わかりませんか…?今のDIOの肉体がジョナサンさんってことは…」

和「DIOと闘って負けたら最悪…いいえ…確実に殺されるってことね」

ジョセフ「…そういうことじゃ」
「これは生氏に関わる問題なんだ」

95: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:06:03.97 ID:RPr31gDO
律「…それくらいわかってるよ」
「でもさ…そんなに危険な状態だからこそ仲間が必要なんじゃあないの?」

ジョセフ「…それはこれから見つけるつもりじゃ」

和「…スタンド使いはそんなにすぐ見つかるものなんですか?」

ジョセフ「それは…」

96: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:06:47.16 ID:RPr31gDO
唯「それなら…私達を連れて行ってよ!」

澪「…ジョジョはいつも私達を守ってくれてる」
「いつもいつも…一人で」

承太郎「……」

澪「もう…守られてばかりは嫌だッ…」

承太郎「…俺は近々いなくなる」
「それからは自分で守るしかないが」

澪「そういうことを言いたいんじゃあないッ!」

97: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:07:48.71 ID:RPr31gDO
澪「私達にも…ジョジョを守らせてくれよ…」
「たまにはさ…そのでっかい身体を私達に預けてくれよ!」
「私達はそんなに頼りないのかよッ!」
「今まで…3年間…一緒に過ごしてきたろ…?」ポタッ
「何だったんだよ…この3年間はぁ…」ポタポタ

律「澪…」

承太郎「…帰れ」

唯澪律紬梓和「え…」

承太郎「帰れ、と言ったんだ」

98: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:08:30.44 ID:RPr31gDO
律「…何だよ」
「何なんだよてめぇぇえええ!」ガシッ

承太郎「……」

唯「りっちゃん!?」

紬「りっちゃん!承太郎君から手を離して!」

律「うるせぇぇえええ!お前らは黙ってろ!」

唯紬梓和「!」ビクッ

承太郎「……」

99: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:09:33.25 ID:RPr31gDO
律「何だよ『帰れ』って!」
「澪はッ!澪なりにお前に一生懸命思いを伝えただろッ!」
「お前は私達の3年間を…私達と一緒に過ごしてきた3年間をッ…!」
「『帰れ』の一言で終わらせんのかよ!」
「私達はその程度の存在なのかよッ!?」

紬「りっちゃん抑えて!」

梓「律先輩!落ち着いてください!」

承太郎「……」

100: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:11:30.58 ID:RPr31gDO
律「私もさ…澪と同じ気持ちだ…」
「そりゃあ私はみんなに比べて頼りなかったかもしんない…」
「でもさ…頼ってくれよ…私は部長だぞ…?」
「何もかも自分で背負おうとすんなよ…」

承太郎「……」

律「何か…言ってくれよ…」ポタッ
「私達の関係ってこんなもんだったのかよ…」ポタポタ
「ジョジョ…」ドンッ
「おい…ジョジョぉ…」ドンドン

律は…大粒の涙を流しながら承太郎の胸を叩いた…
どうにかして承太郎に自分達の気持ちを伝えるために…
…その一撃一撃はあまりにも弱々しく…切ないものだった…

101: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:12:02.51 ID:RPr31gDO
承太郎「……」グイッ
「…じじい」

ジョセフ「…何じゃ」

承太郎「…俺は部屋に戻る」
「…そいつらを頼むぜ」スタスタ

ジョセフ「…ああ」

梓「そんなッ…ちょっと待ってくださいよ!」

スタスタ

102: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:12:39.67 ID:RPr31gDO
ジョセフ「…梓ちゃん」

梓「…はい」

ジョセフ「…承太郎を責めないでやってくれ」
「…全てはわしの責任だ」

梓「そんなこと…考えてませんから…」

ジョセフ「そうか…」
「みんなもだ…」
「すまなかった」ペコリ

紬「そんな…頭を上げてください」

ジョセフ「…すまない」

103: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:13:17.71 ID:RPr31gDO
和「今日は…帰りましょうか」

唯「…そうだね」

スタスタ

唯澪律紬梓和「…おじゃましました」

ジョセフ「…すまなかった」

ガラッ ピシャッ

唯澪律紬梓和「……」スタスタ

和「…澪、律…大丈夫?」

澪律「うん…」

104: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:13:57.14 ID:RPr31gDO
唯「私…さ…」

紬「どうしたの?」

唯「諦めないよ」

梓「何をですか…?」

唯「承太郎君達について行くこと」
「きっと…スタンドを出せたら二人とも納得してくれると思うんだ」

紬「でも…どうやって出すか…」

律「澪…本当にどうやって出したか覚えてない?」

澪「…ごめん」

和「…それぞれ考えましょうか」

105: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:17:14.16 ID:RPr31gDO
梓「そういえば、花京院先輩今日帰国したんでしたっけ」

和「ええ」
「明日から学校に来るって言ってたわ」

彼女達は…気づかなかった…
空条家を出てから…彼女達の姿が見えなくなるまで…
承太郎が彼女達を見守っていたことを…
そして…律との会話のあとに…承太郎が学生帽を目深に被った理由を…


To Be Continued…

106: 2010/12/24(クリスマスイブ) 18:34:31.55 ID:RPr31gDO
補足
・今回は投下中に大幅に書き換えたので、誤字脱字があるかもしれないです。その時は脳内変換よろしくお願いします
・何か暗くなりました。明るくなんないですね
トラックの運転手は居眠り運転
・警察が怖いDIOかわいい
・何か質問あれば答えます
・次回は元旦で

以下、クリスマスに関して
・「Oh My ギー太!」の歌詞のギー太を承太郎に変えてニヤニヤ、そんなクリスマス
・「青春Vibration」で心を結ぶ相手が承太郎、そんなことを考えるクリスマス
・「夕空ア・ラ・カルト」言わずもがな、そんなクリスマス
・「野生の情熱」大胆な夢想しちゃう紬ちゃん、そんなクリスマス
・「Over The Starlight」言わずもがな、そんなクリスマス
・上の読みたい人います?そんなことを聞いてみるクリスマス
・黙々と投下する、そんなクリスマス
・今年はけいおんキャラに囲まれてのクリスマス、だから寂しくないッ!

111: 2011/01/01(正月) 01:40:16.87 ID:cChfAMDO
あけましておめでとうございます

>>110
あけおメルシーボークー
新年のあいさつ、恐縮のいたり

112: 2011/01/01(正月) 01:41:10.73 ID:cChfAMDO
翌日の朝!

承太郎「…行ってくる」

ホリィ「承太郎!行ってきますのキスを忘れてるわ!」

承太郎「…忘れるも何もそんな日課はない」

ホリィ「もう!いけずね♪」

承太郎「…アホか」

113: 2011/01/01(正月) 01:42:15.55 ID:cChfAMDO
スタスタ

承太郎「……」スタスタ

唯「あっ!」
「承太ろ…」タタタタ
「あ…」

承太郎「…何の用だ?」ピタッ

唯「あ…その…」


114: 2011/01/01(正月) 01:42:46.23 ID:cChfAMDO
承太郎「…何もないなら呼び止めるな」スタスタ

唯「あ…」
「ごめんなさい…」

承太郎「……」ピタッ
「……」

唯「……」

承太郎「……」スタスタ

唯「……」
(何で…こんなことになっちゃったんだろ…)

115: 2011/01/01(正月) 01:43:23.67 ID:cChfAMDO
3年2組!

花京院「やあ、みんな」

律「ああ…」

澪「おはよう…」

花京院「みんな元気がないようだが…」

和「…いろいろあったのよ」

花京院「…そうか」

116: 2011/01/01(正月) 01:44:18.20 ID:cChfAMDO
ガチャッ

承太郎「……」スタスタ

紬「あ…」
「お、おはよう…承太郎君…」

承太郎「……」チラッ
「…ああ」

姫子「ちょっと…承太郎君と何かあったの?」

律「…何もないよ」

姫子「でも…みんな様子が…」

律「本当…何でもない」

姫子「そう…」

117: 2011/01/01(正月) 01:46:55.94 ID:cChfAMDO
花京院は思った

これは好都合だ…
承太郎の取り巻きがいなくなれば僕の任務は楽に進む
正直…軽音部をどうやって承太郎から引き剥がすかが難関だったからな…
あとは承太郎を一人にするだけだ…

なぜ…このように思ったか…
今の花京院の考えは…
誰にもわかるはずがなかった

118: 2011/01/01(正月) 01:47:26.37 ID:cChfAMDO
承太郎「……」

エリ「軽音部…どうしちゃったんだろ…」

風子「わからない…」

しずか「本当に何が…」

承太郎「チッ…」ガタッ

花京院「承太郎…どこに行くんだ」

承太郎「…お前には関係ないだろう」

花京院「関係あるさ」
「仮にも僕は学級委員だ」
「君の居場所を先生に伝えなくちゃあならない」

119: 2011/01/01(正月) 01:48:27.69 ID:cChfAMDO
承太郎「…保健室だ」

花京院「そうか」
(これは…)
(風は明らかにこの花京院典明に吹いているッ!)
「僕もついていくよ」

承太郎「いや、いい」スタスタ

花京院(…そう言うと思ったさ)
(別に今始末しないといけないわけじゃあない)
(僕はこのあとこっそり保健室に向かえばいい
(…先生のいない昼休みにでもな)

120: 2011/01/01(正月) 01:48:57.50 ID:cChfAMDO
ガチャッ

唯「……」トボトボ

澪「唯…」

唯「みんな…おはよう…」

花京院「平沢さん、登校したばかりで悪いが質問がある」

唯「何…?」

花京院「承太郎は…保健室に向かっていたかな?」
「見かけたと思うんだが…」

121: 2011/01/01(正月) 01:49:42.06 ID:cChfAMDO
唯「保健室…?」
「保健室とは違う方向に向かってたけど…」

花京院「…どっちだい?」

唯「向こうの方に…」

花京院「そうか、ありがとう」
「真鍋さん、僕は少し抜けると先生に伝えてくれ」

和「…わかったわ」

花京院「ありがとう」スタスタ
(保健室でゆっくり始末しようと思ったが…)
(…このまま帰られても困る)
(捜すしかないか)

122: 2011/01/01(正月) 01:50:35.80 ID:cChfAMDO
ガチャッ バタン

花京院「ハイ工口ファントグリーン!」ズギュ―z_ン!
「承太郎を捜せッ!まだ近くにいるはずだ!」

花京院が叫ぶと何か光ったものが現れたッ
ハイ工口ファントグリーンと呼ばれたそれは…
緑色で筋があり、光ったメロンを連想させるような外観だった!

花京院「しかし承太郎…どこに行くんだ?」

123: 2011/01/01(正月) 01:51:40.70 ID:cChfAMDO
3年2組!

澪「ジョジョ…どこに行ったのかな?」

律「さあな…」
「はぁ…」

和「…ちょっといいかしら」

唯「どうしたの、和ちゃん…?」

和「…率直に言うわ」
「花京院君の様子…おかしくない?」

律「そうか…?」

124: 2011/01/01(正月) 01:52:14.22 ID:cChfAMDO
和「彼…承太郎君が教室を出ようとした時、承太郎君に行き先を聞いたわよね?」

紬「ええ…」

和「そして…ついさっき、唯に承太郎君の行き先を聞いたわ…」

唯「それがどうかしたの…?」

澪「学級委員だし普通じゃあ…」
「あっ!」

125: 2011/01/01(正月) 01:53:15.75 ID:cChfAMDO
律「何だ澪!?」

澪「花京院は…ジョジョがさぼるときはいつも目をつぶってた…」
「それなのに…今日初めてじゃあないか…?」
「ジョジョに行き先を聞いたのは…」

紬「でも…気まぐれかもしれないわ…」

和「それならなぜ唯に聞いたのかしら…」
「承太郎君に聞くだけで十分のはず…」

126: 2011/01/01(正月) 01:53:53.46 ID:cChfAMDO
唯「先生に怒られるからとか…」

和「怒られるのは承太郎君だけよ…」
「承太郎君は花京院君に嘘をついてどこかへ行った…」
「花京院君は騙されただけ…怒られる理由なんて何もない…」

澪「そして…花京院はジョジョを捜しに行ったよな…」
「何で捜しに行く必要があるんだ…?」

127: 2011/01/01(正月) 01:54:28.26 ID:cChfAMDO
律「さぼったジョジョを引き戻しに…」

澪「律…最初に言ったろ?」

律「あっ…」
「花京院は…いつもならジョジョを問い詰めたり追いかけたりしないッ…」

澪「そう…おかしいんだ…今日の花京院は…」
「ジョジョにまとわりつきすぎなんだッ…!」
「まるで…ジョジョを監視しているかのように!」

128: 2011/01/01(正月) 01:55:05.67 ID:cChfAMDO
唯「何でそんなこと…」

紬「…どういう理由か分からないけど」
「…承太郎君と二人っきりになりたいんじゃあないかしら」
「秘密の話があるとか…」

和「その線が可能性あるわね…」
「ただ…二人で会話するために追いかけたってのはどうかしら」
「昼休みにでもどこか人気の無いところへ呼び出せばいいわ…」
「それに、今は携帯もある」

唯「ね、ねぇ…」

澪「何だ?」

唯「私達…承太郎君の影響なんだよね…?」

澪「は…?」

129: 2011/01/01(正月) 01:57:00.44 ID:cChfAMDO
唯「私達がスタンド使いになったの…承太郎君の影響なんだよね?」

澪「そうだけど…」

唯「花京院君は…どうなのかな…」

紬「影響あるかもしれないわ…」
「花京院君は…私達よりも前に承太郎君と友達になってるし…」

唯「それだと…マズいかもしれない…」

130: 2011/01/01(正月) 01:58:16.97 ID:cChfAMDO
澪「どういう…」

唯「おじいちゃんは…」
「…DIOはスタンド使いを仲間にするために
「『世界中』を旅してるって言ったよね…」

律「ああ…確か…」

唯「そして…今は日本にはいない…」

澪「…どういう…?」

唯「私達がよく知ってる人…最近日本にいなかったよね」
「そして、その人はスタンド使いの素質があるかもしれない…」

131: 2011/01/01(正月) 01:59:23.94 ID:cChfAMDO
律「何が言いたいんだ…?」

唯「…花京院君は」
「敵スタンド使いかもしれないッ!」

澪律紬和「なっ!」

律「唯ッ!お前花京院を敵だと疑ってんのかよ!?」

和「唯…さすがにそれは聞き捨てならないわ」
「花京院君が悪に染まるはずはないって私が一番知ってる…」

132: 2011/01/01(正月) 02:00:22.36 ID:cChfAMDO
紬「…二人とも落ち着いて私の話を聞いてくれるかしら」

律和「……」

紬「…花京院君は操られているのかもしれない」

律「…どうやってだよ」

紬「…みんなはヒトラーを知ってるかしら」

澪「まあ…」

紬「それじゃあナポレオンは?」

律「知ってるけど…」

紬「…リンカーン」

和「知ってるわ」

紬「それじゃあ…この3人に共通しているのは何かしら」

133: 2011/01/01(正月) 02:01:11.55 ID:cChfAMDO
澪「…指導者、とか」

紬「そうね」
「だけど私の求めている答えとは違うわ」

和「カリスマ…」

紬「そう…」
「カリスマよ」

唯「じゃあ…DIOはそのカリスマ性で花京院君を…」

紬「…その可能性も入れていいと思うわ」

134: 2011/01/01(正月) 02:02:46.25 ID:cChfAMDO
律「探そうッ!ジョジョと花京院を!」
「『もしかしたら』があるかもしれない!」

和「でも…見つけた後どうするの…?」

澪「…観察だ」
「何も不穏な動きをしないか…」

紬「それじゃあそれぞれ別れて捜しましょう!」
「今なら先生も来てないから何事もなく教室を抜け出せるわ!」

135: 2011/01/01(正月) 02:03:28.58 ID:cChfAMDO
唯「あずにゃんはどうするの!?」

和「…連れて行った方がいいかもしれないわ」
「万が一承太郎君が襲われたら…」
「もしかしたら梓ちゃんのスタンドが承太郎君を助けるかもしれない」

澪「でもスタンドの出し方が…」

律「ぐだぐだやかましいぞ澪!」
「なんとかなる!お前だって何とかなったんだ!」

澪「そう…だな…」

律「それとムギは梓を頼む!」
「二人を探しながらさっきのことを梓に説明してくれ!」
「あくまでも一可能性としてだ!」

紬「わかった!」

唯「それじゃあ行こう!」

136: 2011/01/01(正月) 02:04:20.01 ID:cChfAMDO
音楽室!

承太郎「……」
(…あいつらの反応…予想はしていた)
(着いてくるって言いだすこととかな…)
(何せ平沢の命もかかってる…)

キーンコーンカーンコーン

承太郎(しかし…あいつらを巻き込む訳にはいかねえ…)
(あいつらが命の危険を侵してまで着いてくることじゃあない)
(……)
(…泣かせちまったな)
(…やれやれだぜ)

137: 2011/01/01(正月) 02:05:01.10 ID:cChfAMDO
ガチャッ

さわ子「あら…」
「もう授業は始まってるわよ?」

承太郎「…保健室が満員だったんでな」

さわ子「どこも悪そうには見えないけど…」
「一応体温計っときましょうか」スッ

そう言ってさわ子が取り出したものッ!
それはボールペンだったッ!

138: 2011/01/01(正月) 02:05:41.55 ID:cChfAMDO
承太郎「…お前のボールペンは体温計の機能がついてるのか?」

さわ子「…何のこと?」

承太郎「…それはボールペンだろう」

さわ子「承太郎君…まさか…これがボールペンに見えるの…?」
「…この体温計が」

承太郎「お前…とうとう頭がやられちまったのか?」
「どこからどう見てもボールペ…」

承太郎が言い掛けたその時!
さわ子が承太郎へ向けて走りだしたッ!
それと同時に承太郎はさわ子の脚に絡みつく奇妙なものを見たッ!

139: 2011/01/01(正月) 02:07:01.87 ID:cChfAMDO
さわ子「あんた!これがボールペンに見えるってなら!」ダダダダ
「もっと間近で見て確認しなさいッ!」ブォッ!

承太郎「ぐっ…」ガシィッ!

間一髪ッ!承太郎はさわ子の振り下ろした腕を受けとめる!
しかし!徐々にボールペンは承太郎の顔に突き刺さるッ!

承太郎「こっ…こいつ…並の女の腕力じゃあねえッ!」
「それにお前ッ!脚に何か絡み付いてやがるッ!」
「お前!スタンド使いかッ!」

140: 2011/01/01(正月) 02:07:36.89 ID:cChfAMDO
ガチャッ

音楽室の扉が開く…
そこには男が立っていた…
不敵な笑みを浮かべ承太郎を眺めている…
その男はッ!承太郎の親友!

承太郎「花京院ッ!」
「てめえ見てないで助けやがれッ!」

花京院「助ける?そいつは違うな、承太郎…」
「僕は見にきたんだ」
「承太郎!貴様が山中先生に殺されていくところをなッ!」

承太郎「花京院!てめぇぇぇえええ」
「敵スタンド使いかァァアーーーーーッ!」

141: 2011/01/01(正月) 02:08:03.50 ID:cChfAMDO
廊下!

唯「いないね…」

紬「そうね…」

澪「あとみんなが調べてないのは…」

梓「部室…ですね…」

律「まさか…いるわけ…」

テキスタンドツカイカァァアーーーーーッ!

突如、叫び声が彼女達の耳に入った!
その声の持ち主は、彼女達が必氏に捜していた人物…
そして!それは彼女達が
「いるわけないだろう」
と思っていた音楽室から聞こえたッ!

142: 2011/01/01(正月) 02:08:35.43 ID:cChfAMDO
和「今の声はッ」

梓「承太郎先輩!」

律「みんな急ぐぞ!」
「あいつは確かに『敵スタンド使い』って言ったッ!」

和「ええ!」
「走りましょう!」

143: 2011/01/01(正月) 02:09:13.89 ID:cChfAMDO
音楽室!

花京院「敵…か…」
「…そうなるのかもな」

承太郎「てめえッ…」

さわ子「あああああああああッ!」ググッ

承太郎「なッ…」

承太郎が目にしたものッ!
それは、さわ子の口内に潜むスタンドだった!

144: 2011/01/01(正月) 02:10:13.49 ID:cChfAMDO
承太郎「チッ!やるしかねえ!」
「うおおおおおお!」ズギュ―z_ン!

ズッキュ―z_ン!

花京院「何ィ!」

花京院が驚いたのも無理はない…
スタープラチナはさわ子に唇を重ね!
花京院のスタンドを噛んで引きずりだしたのだッ!

145: 2011/01/01(正月) 02:11:02.35 ID:cChfAMDO
承太郎「…花京院…てめえのせいでスタープラチナが悲しんでるぜ」
「…初めてがこんな形で奪われちまったってな!」

花京院「ふふ…まだ冗談を言える余裕があるみたいだ」

承太郎「ああ」
「てめーのスタンド…とりつくしか芸がなさそうなんでな」ガシィッ!

スタープラチナは花京院のスタンドの首を締め付ける!
その締め付けた箇所と同じところ!花京院の首にも跡がついたッ!

146: 2011/01/01(正月) 02:12:22.81 ID:cChfAMDO
承太郎「なるほど…」
「スタンドのダメージは花京院…お前にもいくってわけか」

花京院「……」ポタ…ポタ…

承太郎「何だ…?」
「花京院のスタンドの手から緑色の液体が出てやがる…」

花京院「…残念だったな承太郎」
「それに気づいた時点で逃げればよかったものを…」
「くらえッ!僕のハイ工口ファントグリーンの…!」
「エメラルドスプラァァーーーッシュ!」ドバァッ!

花京院が叫んだ瞬間!
ハイ工口ファントグリーンの手から緑色の固体…
エメラルドのようなものが発射されたッ!

147: 2011/01/01(正月) 02:13:42.43 ID:cChfAMDO
承太郎「ぐッ…」ドゴォ!

超至近距離でエメラルドスプラッシュを受けた承太郎ッ
なんと!音楽室の入り口付近まで吹っ飛ばされた!

花京院「承太郎…君が見た緑色のもの…」
「それは破壊のエネルギーのヴィジョン…」
「そしてスタープラチナはそれをくらった…」
「君もケガをしたはずだ…!」

承太郎「…ああ」
「…ただのかすり傷だがな」

148: 2011/01/01(正月) 02:15:28.72 ID:cChfAMDO
花京院「…強がるな」
「そうだ承太郎…」
「君は何かを守りながら闘ったことはあるかな?」

承太郎「……」

花京院「…あるはずがないな」
「君にはこれからそれをしてもらう」

承太郎「どういう…」
「ハッ!」
「やめろッ!」ダダダダ

花京院「さすが承太郎だ…勘がいい」
「エメラルドスプラッシュ!」ドバァッ!

花京院がエメラルドスプラッシュを発射した先!
そこには律のドラムと紬のキーボードがあったッ!

149: 2011/01/01(正月) 02:16:01.70 ID:cChfAMDO
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

バシュンッ!

承太郎「…やれやれ」
「さっきは油断しちまったが…」
「エメラルドスプラッシュと言ったか」
「これじゃあドラムにもキーボードにも傷一つつかないんじゃあないか?」

花京院「……」ニヤッ

150: 2011/01/01(正月) 02:16:55.77 ID:cChfAMDO
承太郎「どうした」
「絶望的な状況でいかれちまったか?」

花京院「君がエメラルドスプラッシュを弾くことは予想していた」
「後ろを見ろ!」

承太郎「なッ!」クルッ

承太郎が振り向いたその先!
そこにはハイ工口ファントグリーンが立っていたッ!

花京院「そしてくらえッ!」
「エメラルドスプラッシュをォォオッーーー!」

承太郎「クソッ!」
「オラオラオラオラオラオラァ!」

承太郎はかろうじて花京院のエメラルドスプラッシュを防ぐ!

151: 2011/01/01(正月) 02:18:11.37 ID:cChfAMDO
花京院「スタープラチナ…なかなかのスピードとパワーだ…」
「やるじゃあないか承太郎」

承太郎「…お前に誉められても嬉しくない」

花京院「そうか」フフッ
「さて…次はどうやって攻撃しようか…」

承太郎「それじゃあ俺はお前が考えてる間にてめーをぶちのめすッ!」

花京院「……」

152: 2011/01/01(正月) 02:19:56.65 ID:cChfAMDO
ガチャッ!

ふいに開かれた音楽室の扉!
その先にいたのは!

唯「承太郎君!」

律「ジョジョ!血が出てる!」

和「何やってんのよあんた達!」

承太郎「お前らッ…」
「何できやがったッ!」

澪「何でか…?」
「花京院の様子がおかしかったからだよッ」

153: 2011/01/01(正月) 02:20:32.31 ID:cChfAMDO
梓「先生!大丈夫ですか!?」

さわ子「うぅ…」

紬「…先生に何をしたの…?」

花京院「くっくっくっ…」

和「何笑ってんのよ!」

花京院「君達…承太郎を助けにきたつもりかい?」

律「…だったら何だよ」

154: 2011/01/01(正月) 02:22:22.42 ID:cChfAMDO
花京院「残念だが…君達がここに来た時点で僕の勝ちは決まったッ!」

承太郎「まさかッ…」

花京院「お前が考えているとおりだ承太郎!」
「エメラルドスプラァァアアアッシュ!」

花京院がエメラルドスプラッシュを放った方向!
そこには唯達がいたッ!

155: 2011/01/01(正月) 02:23:46.60 ID:cChfAMDO
承太郎「お前ら避けろッ!」ダダダダ

唯澪律紬梓和「え…」

承太郎(チッ!間に合わねえ…)
(…やれやれ)ダンッ

唯達の方に駆ける承太郎!
しかし人間の脚ではエメラルドスプラッシュに追いつけないと悟り…
承太郎は自分の身を投げ出したッ!

ドゴドゴドゴォ!

承太郎「ガフッ…」

承太郎は…花京院のエメラルドスプラッシュを唯達の代わりに受け…
唯達の目の前で鮮血を撒き散らしながら…
吹き飛んだッ…

156: 2011/01/01(正月) 02:25:06.84 ID:cChfAMDO
紬「みんな!承太郎君を受け止めてッ!」

唯澪律紬梓和「ッ!」ドゴッ!

唯達は何とか承太郎を受け止めた…
しかし…承太郎は立ち上がることはなく…そのまま倒れ伏したッ…

唯「承太郎君…?」

承太郎「……」

紬「承太郎君ッ…」

承太郎「……」

157: 2011/01/01(正月) 02:26:04.09 ID:cChfAMDO
律「起きろよジョジョ!」

承太郎「……」

律「起きろって言ってんだよッ!承太郎ォォオオオアアアアア!」

和「律…そっとしてあげて…」
「まだ脈がある…気を失ってるだけだわ」

花京院「…さっきのエメラルドスプラッシュが見えていたような反応…」
「…君達もスタンド使いなのか?」

梓「…うるさいッ!」

花京院「…可能性はあるな」

158: 2011/01/01(正月) 02:27:03.90 ID:cChfAMDO
澪「なあ…お前の目的はなんだ?」

花京院「おや…秋山さん…」
「真っ先に気を失うと思っていたが…」

澪「やかましいッ!」
「いいから質問に答えろッ!」

花京院「やかましい、か…」
「まるで承太郎みたいだな」フフッ
「そうだね、教えてあげよう」
「僕の目的は承太郎の抹殺さ」

唯澪律紬梓和「!」

159: 2011/01/01(正月) 02:31:01.07 ID:cChfAMDO
紬「…それは無理な注文ね」ドドドドドドドドドドドド

律「お前…アホなのか?」ドドドドドドドドドドドド

和「承太郎君をこんなにして…」ドドドドドドドドドドドド

梓「承太郎先輩を頃すって聞いて…」ドドドドドドドドドドドド

唯「私達が君を倒すって思わないはずないよね?」ドドドドドドドドドドドド

澪「ジョジョは私達が守るッ!」ドドドドドドドドドドドド

突如唯達の背後に何かが現れる!
それは…凄まじい威圧感を放っていたッ!

160: 2011/01/01(正月) 02:31:42.05 ID:cChfAMDO
花京院「…やはりスタンド使い」
「それも全員か…」
「だが僕のハイ工口ファントグリーンのエメラルドスプラッシュ!」
「君達にかわせるかッ!」ドバァッ!

紬「私のスタンド!私達を守って!」

紬がそう叫んだ瞬間!紬のスタンドは紬達を攻撃したッ!

唯澪律和「え…」

花京院「ふふっ…全然スタンドを扱えてないじゃあないか!」

紬「残念…」
「扱えてるのよそれが」

紬がそう言うと…
彼女達はゲル状になりエメラルドスプラッシュを受け止めたッ!

紬「守ってくれたわ…」
「私のスタンド…『ハミング・バード』が」
「あえて…私達をゲル状にすることで…!」

161: 2011/01/01(正月) 02:33:24.62 ID:cChfAMDO
花京院「…なかなかやるじゃあないか」

梓「そんなにあっちばかりに気をとられてていいんですか?」

花京院「な…」

花京院のすぐ目の前には梓がいたッ!

梓「オラァ!」

紬が唯達をゲル状にし、エメラルドスプラッシュを防いでいる間!
その間に梓は花京院の懐に入っていた!
そして!梓のスタンドの拳が花京院の左肩に命中したッ!

花京院「ぐはっ!」ドサッ
「こ…これは…!」
「僕の左肩に『溝』ができている!」
「抉れたわけじゃあないッ」
「これが中野さんの能力!」
「しかし…どうやって懐にッ…」

梓「入れるんですよ…『溝』に…」
「そして…移動できる…」
「これが…私のスタンド」
「『オーバー・ザ・スターライト』ッ!」

162: 2011/01/01(正月) 02:34:24.63 ID:cChfAMDO
律「おい!畳み掛けるぞ!」タタタタ

カチッ

唯澪律紬梓和「!?」

花京院「さっき…中野さんと話していた時に」
「この部屋にハイ工口ファントグリーンの結界をはっておいた…」「そして田井中さんは結界に触れた!結界は作動するッ!」
「くらえッ!エメラルドスプラッシュ!」

澪律紬梓和「……」

花京院「な…に…」

律が結界に触れ、花京院は勝ちを確信していた…
しかし…結界は発動しなかった!
そして花京院は気づく!

163: 2011/01/01(正月) 02:35:25.04 ID:cChfAMDO
花京院「平沢さん…は…」

唯「…ここだよ」

唯は花京院の背後にいたッ!

花京院「なぜそこに!」

唯「…あずにゃんのスタンドに運んでもらったんだよ」
「フローリングの溝を使って…」
「そして…今の花京院君の反応でわかった!」

花京院「何がだ!?」

唯「私の能力…」
「少しの間、現実の続きからの夢を見せる…」
「『サンデイ・シエスタ』…」

花京院「なるほど…」
「僕はいつのまにか平沢さんのスタンド攻撃を受け…」
「結界をはる夢を見ていたのか…」

164: 2011/01/01(正月) 02:36:06.66 ID:cChfAMDO
花京院「だが今はチャンスだ!」
「平沢さんは一人!さきに始末するッ!」

澪「させるかッ!」

花京院「これは…秋山さんのスタンド…遠隔操作型か…」
「構わない!一緒に吹き飛ばせッ」
「エメラルドスプラッシュ!」

澪「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

唯と澪のスタンド目がけ発射されたエメラルドスプラッシュ!
しかし…全て澪のスタンドに触れ…消えたッ…!

花京院「消えた…」

165: 2011/01/01(正月) 02:36:41.30 ID:cChfAMDO
澪「違うな…」
「そして花京院…名前を借りるよ」
「くらえッ!エメラルドスプラッシュをッ!」

花京院「なにィィィーーーッ!」ドゴドゴドゴォ!

エメラルドスプラッシュは消えたわけではないッ!
突如花京院の背後に現れ、花京院を襲ったッ!

花京院「ぐふっ…」
「ハァ…ハァ…どういう…ことだッ…」

澪「…私のスタンド能力だよ」
「『青春バイブレーション』…」
「好きなところにテレポートさせる能力…!」

166: 2011/01/01(正月) 02:37:20.19 ID:cChfAMDO
花京院「クソ…」
「うおおおおおおおおおおおおッ!」ドヒュン!

和「くッ!」ガシィッ

花京院はハイ工口ファントグリーンの触脚を伸ばし和を捕えたッ!

花京院「ハァ…いいか…僕に…何もするな…」
「入り口を…ハァ…ハァ…あけるんだ…」
「何かしたら…真鍋さんは…」
「真鍋さんはッ…」

和「…私が何?」ストッ

167: 2011/01/01(正月) 02:37:54.99 ID:cChfAMDO
花京院の視線の先には、ハイ工口ファントグリーンで縛っていたはずの和がいた!
その和は縛られてなどいなく自由な状態!
ハイ工口ファントグリーンの触脚も元に戻っていたッ!

花京院「!?」
「何…確かにハイ工口ファントグリーンで縛って…」
「平沢さんのスタンドかッ!」

和「あなた…よそ見してたわよね」
「唯達を脅すときに私から目を離したわ…」
「そのとき…私のスタンドを使わせてもらったの…」
「あなたの触脚…最初の状態…触脚が伸びていない状態に戻った」
「そうね…私のスタンド…『プロローグ』とでも名付けようかしら」

168: 2011/01/01(正月) 02:38:37.15 ID:cChfAMDO
花京院(負ける…)
(強い…強すぎる…ッ!)
(一度引かなくてはッ…)
(だがどうする…入り口は彼女達がいる…)
(!)
「ここだッ!」ダダダダ

花京院は走りだした!窓へ向けて!

169: 2011/01/01(正月) 02:39:09.27 ID:cChfAMDO
紬「逃げる気よ!」

花京院「…くっ」パリィーン!
「二階の淵に捕まれハイ工口ファントグリー…」
「え…」

花京院は確かに窓を突き破り外へ出た!
しかし!花京院の見た光景!そこは音楽室ッ!
花京院は音楽室へ戻ってきたッ!

澪「…逃がすと…思うのか?」

花京院「あ…秋山さんの…スタンド…」

170: 2011/01/01(正月) 02:39:52.34 ID:cChfAMDO
律「ジョジョは…逃げなかったよな…」
「私達を庇って…今倒れてる…」

花京院「な…にを…」

律「黙れッ!今話してんのは私だッ!」ドゴォ!

花京院「かはッ…」
(どうにか…どうにかして逃げなくてはッ…)
(あの方の命令を遂行するには…まず逃げなくてはッ!)

グッ…

花京院は…再び逃げようとした…
しかし…動くことができなかった…
その場に固定されたように…

花京院「がっ…動け…な…」

律「それが私の能力…」
「『GS3』(Girly Storm 疾走 Stick)ッ!」
「どうだ?お前一人だけ動けない気分は…」

171: 2011/01/01(正月) 02:40:39.38 ID:cChfAMDO
花京院「くっ…」

律「それにお前…さわちゃんも利用したよな?」
「許せねぇッ…!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

花京院「ゲブッ…」ドサァ

花京院は負けた…
唯達の悪を許さない気持ち…承太郎を想う気持ちの前に屈したのだッ!

172: 2011/01/01(正月) 02:41:28.82 ID:cChfAMDO
澪「倒したん…だよな…?」

唯「うん…でも…」

和「花京院君…何でッ…」

梓「…DIOの仕業です」
「じゃないと納得できませんッ…」
「花京院先輩が承太郎先輩を殺そうなんて…親友なのにッ…」

澪「…そうだな」
「…花京院がこんなにどす黒い悪になるはずがない」

173: 2011/01/01(正月) 02:42:52.31 ID:cChfAMDO
紬「ねえ…花京院君のおでこを見て…」

律「これは…クモ…じゃあないよな…」

和「ええ…動いてるけど…肉片みたいなのが…」

唯「ちょっと触ってみよっか」

澪「待て!」
「触らない方がいい…正体がわからないんだ」
「ジョースターさんのところに連れて行こう」
「何かわかるかもしれない」

174: 2011/01/01(正月) 02:43:32.15 ID:cChfAMDO
紬「そうね」
「この二人どうやって連れて行く?」
「それにさわ子先生もいるし…」

律「さわちゃんには悪いけど、さわちゃんはここに置いていこう」
「結構騒いだから直に人が駆けつけるはずだ」
「ジョジョと花京院は…澪がやる」

澪「私!?」

175: 2011/01/01(正月) 02:44:30.90 ID:cChfAMDO
律「だってテレポートだろ?便利じゃん」

澪「それはそうだけど…結構疲れるんだぞ?」

和「でも誰も背負える人いないし」
「澪のスタンドが一番適任じゃない?」

澪「あ!梓のスタンドは!?」
「溝の中を引っ張って行けばいいだろ?」
「ほら、唯をやったみたいにさ」

176: 2011/01/01(正月) 02:45:27.81 ID:cChfAMDO
梓「ばれましたか…」
「でも一人ずつでいいですか?」
「二人同時はさすがにキツいので」

澪「ああ」
「それじゃあ私がジョジョを連れて行くよ」

梓「わかりました」

紬「承太郎君と花京院君の治療もしないといけないし急ぎましょう!」


To Be Continued…

177: 2011/01/01(正月) 02:48:27.09 ID:cChfAMDO
【スタンド名】サンデイ・シエスタ
【本体】平沢唯
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】殴ったものを、数秒間現実の続きのような夢を見せる

破壊力-D スピード-B 射程距離-D
持続力-C 精密動作性-C 成長性-A

178: 2011/01/01(正月) 02:49:07.79 ID:cChfAMDO
【スタンド名】青春バイブレーション
【本体】秋山澪
【タイプ】遠距離型
【特徴】人型
【能力】触れたものを任意の場所にテレポートできる

破壊力-D スピード-B 射程距離-B
持続力-C 精密動作性-B 成長性-A

180: 2011/01/01(正月) 02:50:00.76 ID:cChfAMDO
【スタンド名】GS3(Girly Storm 疾走 Stick)
【本体】田井中律
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】GS3が触れたものをその場に固定する
    固定したものに触れたら、触れたものも固定する

破壊力-C スピード-B 射程距離-D 
持続力-A 精密動作性-E 成長性-A

181: 2011/01/01(正月) 02:50:51.59 ID:cChfAMDO
【スタンド名】ハミング・バード
【本体】琴吹紬
【タイプ】近距離型
【特徴】鳥人型
【能力】触れたものをゲル状にする
    羽で飛べ、突風を起こせる

破壊力-B スピード-D 射程距離-E
持続力-B 精密動作性-B 成長性-A

182: 2011/01/01(正月) 02:51:46.57 ID:cChfAMDO
【スタンド名】オーバー・ザ・スターライト
【本体】中野梓
【タイプ】近距離型
【特徴】
【能力】触れたものに溝を掘ることができる
    溝に入ったり、入り込ませることができる

破壊力-D スピード-B 射程距離-D 
持続力-A 精密動作性-A 成長性-A

183: 2011/01/01(正月) 02:53:00.44 ID:cChfAMDO
【スタンド名】プロローグ
【本体】真鍋和
【タイプ】近距離型
【特徴】人型
【能力】壊されたものや人をなおす

破壊力-C スピード-B 射程距離-E
持続力-B 精密動作性-A 成長性-A

184: 2011/01/01(正月) 02:54:13.51 ID:cChfAMDO
オーバー・ザ・スターライト
【特徴】人型
抜けてました

186: 2011/01/01(正月) 03:03:37.79 ID:cChfAMDO
補足
・サンデイ・シエスタの元ネタ
歌詞「いつの間にか寝てた」
・青春バイブレーションの元ネタ
歌詞「みんなを楽園へ運ぶ『Teleportation』」
・GS3の元ネタ
「stick」の意味、「固定する」
・ハミング・バードの元ネタ
「ゲル状になっちゃうの~」
・オーバー・ザ・スターライトの元ネタ
歌詞「絶妙なグルーヴ」
「groove」の意味、「溝」
・プロローグの元ネタ
まんまタイトルから

187: 2011/01/01(正月) 03:13:48.60 ID:cChfAMDO
補足2
・特徴は人型ばっかですけど、それはそれぞれ読んでくださってる方にイメージしてもらいたいからです
嘘です。イメージが湧かなかった…画力もない…
・青春バイブレーションって名前ダサくね?
・澪「ハロー・リトル・ガール」
紬「ディア・マイ・キーズ」
最初は二人のスタンドこんな感じの予定だったんですけどね
・今回は花京院にごめんなさいしないといけません
花京院は報われないですね
・なぜか和がスタンド使いに、自分でも気づかないうちに
・次回から投下予告できないと思います
書き溜めとか展開考える関係で

承太郎「平沢達との奇妙な冒険」【その2】

引用: 承太郎「平沢達との奇妙な冒険」