63: 2010/06/05(土) 10:36:22.06 ID:B6JDpWko
上条「急がないとタイムセールが終わる! 貴重な蛋白源がああ!」タッタッタ
黒子「急がなくてはいけませんのに調子が………空間移動できないなら走るしかありませんわね!」タッタッタ
上条「」タッタッタ
黒子「」タッタッタ
上条「おわ!?」
黒子「あっ!?」
ドン!
黒子「す、すみませんでしたぁ! 上条さんの前方不注意で女の子にお怪我を!」ドゲーザ
上条「あいたたた………まあ前方不注意はお互い様ですわ。大した怪我もありませんから顔をおあげになって………あら?」
黒子「ん?」
二人「はい?」
黒子「急がなくてはいけませんのに調子が………空間移動できないなら走るしかありませんわね!」タッタッタ
上条「」タッタッタ
黒子「」タッタッタ
上条「おわ!?」
黒子「あっ!?」
ドン!
黒子「す、すみませんでしたぁ! 上条さんの前方不注意で女の子にお怪我を!」ドゲーザ
上条「あいたたた………まあ前方不注意はお互い様ですわ。大した怪我もありませんから顔をおあげになって………あら?」
黒子「ん?」
二人「はい?」
64: 2010/06/05(土) 10:37:35.20 ID:B6JDpWko
上条(中身は黒子)「どういう理屈かはわかりませんが、心と体が入れ替わってしまったようですの」
黒子(中身は上条)「どうなってんだか。幻想頃しがあるのにこんな事が起きるなんてなあ」
上条「超能力による現象とは違うようですわね」
黒子「というかその喋り方やめてくれ気持ち悪い」
上条「あなたこそ、そんな粗野な言葉を使わないで欲しいですの!」
黒子「だからその喋り方………もういいや。兎に角元に戻る方法を探そう」
上条「そうですわね。しかし何をどうすればいいんですの?」
黒子「うーん、とりあえず医者かな?」
黒子(中身は上条)「どうなってんだか。幻想頃しがあるのにこんな事が起きるなんてなあ」
上条「超能力による現象とは違うようですわね」
黒子「というかその喋り方やめてくれ気持ち悪い」
上条「あなたこそ、そんな粗野な言葉を使わないで欲しいですの!」
黒子「だからその喋り方………もういいや。兎に角元に戻る方法を探そう」
上条「そうですわね。しかし何をどうすればいいんですの?」
黒子「うーん、とりあえず医者かな?」
65: 2010/06/05(土) 10:38:11.67 ID:B6JDpWko
カエル医師「なるほど、わかった。なんとかしよう」
上条「元に戻れるんですの!?」
カエル医師「僕を誰だと思ってるね? 患者に必要な物ならなんでも用意しよう」
カエル医師「でも専用の装置を一から作ることになる。明日の朝まで我慢してくれ」
黒子「明日かぁ………」
上条「明日!? 今日1日このまま過ごせと!?」
カエル医師「残念だけどそこは我慢してもらうしかないね?」
黒子「まあ家で大人しくしてよう。1日くらいならなんとかなる」
上条「家でって! 私は寮に住んでいてお姉さまと相部屋なんです!」
黒子「知ってるよ。まあバレないようにするさ」
上条「そういう問題では御座いませんわ! 年頃の男女が同じ部屋でなんて!」
黒子「あー、でも今と大して変わんないし。大丈夫大丈夫」
カエル医師「悪いけど満室だからここには入院はできないね? 別の病院にあたってみるかい?」
上条「いえ。私はこれから風紀委員の仕事が」
黒子「俺もインデックス放っておく訳にもいかないな」
上条「そういえば能力はどうなってるんですの?」
黒子「お、もしかして今の俺って空間移動能力者?」
上条「空間移動の演算は難しいですの。無闇に力を行使するのは―――」
黒子「」シュン パサ
上条「言ったそばから消えましたの!?」
カエル「服だけ残ってるね?」
上条「…………ん? という事は」
上条「元に戻れるんですの!?」
カエル医師「僕を誰だと思ってるね? 患者に必要な物ならなんでも用意しよう」
カエル医師「でも専用の装置を一から作ることになる。明日の朝まで我慢してくれ」
黒子「明日かぁ………」
上条「明日!? 今日1日このまま過ごせと!?」
カエル医師「残念だけどそこは我慢してもらうしかないね?」
黒子「まあ家で大人しくしてよう。1日くらいならなんとかなる」
上条「家でって! 私は寮に住んでいてお姉さまと相部屋なんです!」
黒子「知ってるよ。まあバレないようにするさ」
上条「そういう問題では御座いませんわ! 年頃の男女が同じ部屋でなんて!」
黒子「あー、でも今と大して変わんないし。大丈夫大丈夫」
カエル医師「悪いけど満室だからここには入院はできないね? 別の病院にあたってみるかい?」
上条「いえ。私はこれから風紀委員の仕事が」
黒子「俺もインデックス放っておく訳にもいかないな」
上条「そういえば能力はどうなってるんですの?」
黒子「お、もしかして今の俺って空間移動能力者?」
上条「空間移動の演算は難しいですの。無闇に力を行使するのは―――」
黒子「」シュン パサ
上条「言ったそばから消えましたの!?」
カエル「服だけ残ってるね?」
上条「…………ん? という事は」
66: 2010/06/05(土) 10:39:16.33 ID:B6JDpWko
病院の外
黒子「おおっ、適当にやってみたらできた! 空間移動初体験! 感動だ!」
野次馬「」ヒソヒソ
野次馬「AVの撮影?」
野次馬「おおっ!? かわいいなあの子!」
野次馬「写メ撮ろうぜ写メ」
黒子「ん? 妙に騒がしい………ってなんじゃこりゃあ!?」
ドドドド…………
上条「その現実をぶち頃す!!」バキッ
黒子「はうっ!?」
上条「あ、あ、あああアナタは! 人の体でなんて事をぉぉぉ!?」ギリギリ
黒子「悪かっ………苦しい、つーかせめて服着てから………」
野次馬「おい、ガラの悪い男が裸の女の子襲ってるぞ!」
野次馬「暴漢か!? 性犯罪者か!?」
野次馬「風紀委員呼べ! 警備員も!」
上条「ああもう! 一旦病院の中に逃げますわよ!」
黒子「ま、待って………」
上条「早くなさい! いつまで人の裸を公衆の面前に晒すおつもりですの!?」
黒子「おおっ、適当にやってみたらできた! 空間移動初体験! 感動だ!」
野次馬「」ヒソヒソ
野次馬「AVの撮影?」
野次馬「おおっ!? かわいいなあの子!」
野次馬「写メ撮ろうぜ写メ」
黒子「ん? 妙に騒がしい………ってなんじゃこりゃあ!?」
ドドドド…………
上条「その現実をぶち頃す!!」バキッ
黒子「はうっ!?」
上条「あ、あ、あああアナタは! 人の体でなんて事をぉぉぉ!?」ギリギリ
黒子「悪かっ………苦しい、つーかせめて服着てから………」
野次馬「おい、ガラの悪い男が裸の女の子襲ってるぞ!」
野次馬「暴漢か!? 性犯罪者か!?」
野次馬「風紀委員呼べ! 警備員も!」
上条「ああもう! 一旦病院の中に逃げますわよ!」
黒子「ま、待って………」
上条「早くなさい! いつまで人の裸を公衆の面前に晒すおつもりですの!?」
67: 2010/06/05(土) 10:39:44.11 ID:B6JDpWko
黒子「不幸だ………変O性犯罪者扱いされてしまう………」
上条「不幸ですの………わたくしの裸体をあんな大勢に………」
二人「はあ………」
カエル医師「で、どうするね?」
上条「わたくしは家に帰りましょう。あなたは風紀委員の支部へ」
黒子「行っても仕事できるかな?」
上条「顔だけ出したら調子が悪いとでも言って帰らせて貰いなさい。くれぐれも力は行使しない事!」
黒子「はい。二度としません誓いますごめんなさい」
上条「あとお姉さまに妙な事をしたら、ただじゃおきませんことよ?」
黒子「それは大丈夫。ああそうだ、帰ったらインデックスに何か食わせてやってくれ」
上条「ああ、以前会ったあの子ですの………同衾しているんですの?」
黒子「ま、まあそうなる。が! 誓ってやましい事は何もないぞ!」
上条「はあ。ま、いいですわ。了解しましたの」
上条「不幸ですの………わたくしの裸体をあんな大勢に………」
二人「はあ………」
カエル医師「で、どうするね?」
上条「わたくしは家に帰りましょう。あなたは風紀委員の支部へ」
黒子「行っても仕事できるかな?」
上条「顔だけ出したら調子が悪いとでも言って帰らせて貰いなさい。くれぐれも力は行使しない事!」
黒子「はい。二度としません誓いますごめんなさい」
上条「あとお姉さまに妙な事をしたら、ただじゃおきませんことよ?」
黒子「それは大丈夫。ああそうだ、帰ったらインデックスに何か食わせてやってくれ」
上条「ああ、以前会ったあの子ですの………同衾しているんですの?」
黒子「ま、まあそうなる。が! 誓ってやましい事は何もないぞ!」
上条「はあ。ま、いいですわ。了解しましたの」
68: 2010/06/05(土) 10:40:21.62 ID:B6JDpWko
黒子「こ、こんにちわー………」
初春「白井さん。遅いですよ!」
黒子「ああ悪い、じゃなくて、ごめんなさいあそばせでございますですの」
初春「はい?」
黒子「今日はちょっと調子が悪―――」
初春「さっき近くのコンビニで強盗が出たって通報があったんです! すぐに向かいますよ!」
黒子「ええっ!? くそ、仕方ねえ! 行くぞ!」
初春「なんで男みたいな喋り方? それに走るより空間移動した方が」
黒子「えーと、だから調子が悪くて空間移動が出来ないんでございますですの!」
初春「………まあいいです。行きましょう」
黒子(ほっ………)
初春「白井さん。遅いですよ!」
黒子「ああ悪い、じゃなくて、ごめんなさいあそばせでございますですの」
初春「はい?」
黒子「今日はちょっと調子が悪―――」
初春「さっき近くのコンビニで強盗が出たって通報があったんです! すぐに向かいますよ!」
黒子「ええっ!? くそ、仕方ねえ! 行くぞ!」
初春「なんで男みたいな喋り方? それに走るより空間移動した方が」
黒子「えーと、だから調子が悪くて空間移動が出来ないんでございますですの!」
初春「………まあいいです。行きましょう」
黒子(ほっ………)
69: 2010/06/05(土) 10:40:57.29 ID:B6JDpWko
上条「あの殿方、変な真似をしていなければいいのですが………」
美琴「ちょっとアンタ」
上条「あら、お姉さま!」
美琴「お、お姉さまぁ!?」ゾワ
上条「あ、じゃなくて。よ、よおビリビリぃ。今日も可愛いな」
美琴「可愛ぃ………?」カァ
上条(はっ!? これは、この状況を利用してお姉さまとあの殿方の仲を引き裂くチャンス………!?)
美琴「も、もしかして精神攻撃のつもりかしらぁ? 男が搦手なんてみっともないわよ!」ドキドキ
上条「ビリビリ。一つ言っておきたい事がある」
美琴「何よ?」
上条「もう俺に付き纏わないでくれ。正直言って迷惑だ」
美琴「えっ………」
上条「そもそもお前のやっている事はなんだ? 天下のレベル5様がレベル0相手に全力で喧嘩? 犯罪じゃねーか」
美琴「で、でもアンタにはその右手が」
上条「そんな言い訳が通用するほど世の中甘くねえよ。訴えないだけ有り難いと思え」
美琴「……………うぅ」
上条(流石にちょと心が痛みますの………しかしこれもお姉さまのため!)
上条「そういう訳だ。もう顔見せんなよ。糞女に付き纏われてたらナンパもできやしねえ」
美琴「………ぅ……うああああぁぁ!」バチチッ
上条「はぶわ!!」ビリリ
美琴「私だって、ア、アンタの顔なんかっ、二度と………二度と見たくないわよぉーーー!!!」タッタッタ
上条「氏………氏ぬかと思いましたの…………」
美琴「ちょっとアンタ」
上条「あら、お姉さま!」
美琴「お、お姉さまぁ!?」ゾワ
上条「あ、じゃなくて。よ、よおビリビリぃ。今日も可愛いな」
美琴「可愛ぃ………?」カァ
上条(はっ!? これは、この状況を利用してお姉さまとあの殿方の仲を引き裂くチャンス………!?)
美琴「も、もしかして精神攻撃のつもりかしらぁ? 男が搦手なんてみっともないわよ!」ドキドキ
上条「ビリビリ。一つ言っておきたい事がある」
美琴「何よ?」
上条「もう俺に付き纏わないでくれ。正直言って迷惑だ」
美琴「えっ………」
上条「そもそもお前のやっている事はなんだ? 天下のレベル5様がレベル0相手に全力で喧嘩? 犯罪じゃねーか」
美琴「で、でもアンタにはその右手が」
上条「そんな言い訳が通用するほど世の中甘くねえよ。訴えないだけ有り難いと思え」
美琴「……………うぅ」
上条(流石にちょと心が痛みますの………しかしこれもお姉さまのため!)
上条「そういう訳だ。もう顔見せんなよ。糞女に付き纏われてたらナンパもできやしねえ」
美琴「………ぅ……うああああぁぁ!」バチチッ
上条「はぶわ!!」ビリリ
美琴「私だって、ア、アンタの顔なんかっ、二度と………二度と見たくないわよぉーーー!!!」タッタッタ
上条「氏………氏ぬかと思いましたの…………」
70: 2010/06/05(土) 10:41:32.93 ID:B6JDpWko
黒子「いいぜ。お前が遊ぶ金欲しさに人を傷つけるってんなら………」
初春「白井さん? 何言ってるんですか?」
黒子「その幻想をぶち頃す!」ベシ
スキルアウト「女の細腕で殴っても大した事ねえなあ」
黒子「しまった、いつもの癖で!」
初春「危ない!」
黒子「くそう、一か八か!」シュン
黒子「………よし、服は着てるな。あの男はどこだ?」
ぉぉぉぉ
初春「白井さん! 上! 上!」
ぉぉぉぉおお
黒子「え?」
スキルアウト「ぉぉぉおおおおおおおおおおおお!?」
黒子「ぐえ!?」グシャ
初春「大丈夫ですか? 本当に調子悪いんですね。疑ってました」
黒子「あ、あはははは…………」
初春「白井さん? 何言ってるんですか?」
黒子「その幻想をぶち頃す!」ベシ
スキルアウト「女の細腕で殴っても大した事ねえなあ」
黒子「しまった、いつもの癖で!」
初春「危ない!」
黒子「くそう、一か八か!」シュン
黒子「………よし、服は着てるな。あの男はどこだ?」
ぉぉぉぉ
初春「白井さん! 上! 上!」
ぉぉぉぉおお
黒子「え?」
スキルアウト「ぉぉぉおおおおおおおおおおおお!?」
黒子「ぐえ!?」グシャ
初春「大丈夫ですか? 本当に調子悪いんですね。疑ってました」
黒子「あ、あはははは…………」
71: 2010/06/05(土) 10:42:13.64 ID:B6JDpWko
黒子「なんとか帰らせて貰えた」
黒子「家って女子寮だよなあ」
黒子「………落ち着け俺。大丈夫。俺は女の子、女の子なんだ」
黒子「ただいまーですの」
美琴「…………………」
黒子「あ、ビリビ……お姉さま。もうお帰りでございますでしたか」
美琴「…………………」
黒子「あの、お姉さま?」
美琴「…………………ふええぇーーーん! 黒子ぉーーー!」ダキッ
黒子「ちょ………お姉さま!?」
1時間経過。
黒子「要するに、俺………じゃなくてあの殿方に酷い事を言われたと」
美琴「うん………」
黒子(はあ~。何やってるんだあいつ。戻ったらフォローしないと)
黒子「嫌な事があった日は一風呂浴びて直ぐに寝てしまうのが最良でございますですわ!」
黒子「グズグズ考えて解決する事でも無し、一晩経てば良い事があるかも知れませんですことよ!」
美琴「うん、そうする。なんだか今日の黒子は優しいね」
黒子「えっ!?」
美琴「いつもだったら、ここぞとばかりに抱きついてきたり服脱いだりするのに」
黒子(なにそれ? 変O?)
黒子「家って女子寮だよなあ」
黒子「………落ち着け俺。大丈夫。俺は女の子、女の子なんだ」
黒子「ただいまーですの」
美琴「…………………」
黒子「あ、ビリビ……お姉さま。もうお帰りでございますでしたか」
美琴「…………………」
黒子「あの、お姉さま?」
美琴「…………………ふええぇーーーん! 黒子ぉーーー!」ダキッ
黒子「ちょ………お姉さま!?」
1時間経過。
黒子「要するに、俺………じゃなくてあの殿方に酷い事を言われたと」
美琴「うん………」
黒子(はあ~。何やってるんだあいつ。戻ったらフォローしないと)
黒子「嫌な事があった日は一風呂浴びて直ぐに寝てしまうのが最良でございますですわ!」
黒子「グズグズ考えて解決する事でも無し、一晩経てば良い事があるかも知れませんですことよ!」
美琴「うん、そうする。なんだか今日の黒子は優しいね」
黒子「えっ!?」
美琴「いつもだったら、ここぞとばかりに抱きついてきたり服脱いだりするのに」
黒子(なにそれ? 変O?)
72: 2010/06/05(土) 10:42:40.01 ID:B6JDpWko
美琴「じゃあお風呂入ろっと………あ、黒子」
黒子「なんでしょうか………」イヤナヨカン
美琴「一緒に入ろ? 背中流してあげる」
黒子「………ええええぇぇ!?」
黒子「いやいや、そんな大それた事、ワタクシめには出来ませんですことですのよ!?」
美琴「いつもは無理矢理入ってくる癖にー。いいじゃない。今日だけ特別」
黒子「あああの、しかしですね!?」
美琴「…………黒子も私を拒絶するの?」ウルウル
黒子「あうう………」
黒子「なんでしょうか………」イヤナヨカン
美琴「一緒に入ろ? 背中流してあげる」
黒子「………ええええぇぇ!?」
黒子「いやいや、そんな大それた事、ワタクシめには出来ませんですことですのよ!?」
美琴「いつもは無理矢理入ってくる癖にー。いいじゃない。今日だけ特別」
黒子「あああの、しかしですね!?」
美琴「…………黒子も私を拒絶するの?」ウルウル
黒子「あうう………」
73: 2010/06/05(土) 10:43:11.61 ID:B6JDpWko
上条「まさか財布に3000円しか入っていないとは。小銭しか持ち歩かない主義なんですの?」
上条「これでは大した物は作れませんが……まあ一食くらいは軽くてもいいでしょう」
上条「ここがあの殿方のアパート………? ボロすぎませんか?」
上条「ただいま」ガチャ
イン「おかえりー、お腹すいたんだよ! はやくごはん!」
上条「はいはい、今作りますから待っていて下さいですの」
イン「とうま? しゃべり方が変なんだよ?」
上条「おっと。す、少し待ってやがれや、今作ってやるからよぉ!」
イン「とうま? やっぱりしゃべり方が変なんだよ?」
上条(ああもう! あんな粗野で野蛮な喋り方は私にはできませんの!)
イン「わあー! 今夜はごちそうだね!」
上条「そうかな? 大した事ないけど(たった3000円の材料ですし)」
イン「いただきまーす」ガツガツ
上条(それにしても、なんでこの子は同衾しているんでしょう?)
上条「これでは大した物は作れませんが……まあ一食くらいは軽くてもいいでしょう」
上条「ここがあの殿方のアパート………? ボロすぎませんか?」
上条「ただいま」ガチャ
イン「おかえりー、お腹すいたんだよ! はやくごはん!」
上条「はいはい、今作りますから待っていて下さいですの」
イン「とうま? しゃべり方が変なんだよ?」
上条「おっと。す、少し待ってやがれや、今作ってやるからよぉ!」
イン「とうま? やっぱりしゃべり方が変なんだよ?」
上条(ああもう! あんな粗野で野蛮な喋り方は私にはできませんの!)
イン「わあー! 今夜はごちそうだね!」
上条「そうかな? 大した事ないけど(たった3000円の材料ですし)」
イン「いただきまーす」ガツガツ
上条(それにしても、なんでこの子は同衾しているんでしょう?)
74: 2010/06/05(土) 10:43:42.60 ID:B6JDpWko
カポーン(←風呂的な効果音)
黒子(見ちゃ駄目だ。目を閉じて洗うんだ!)ゴシゴシ
美琴「今日は随分大人しいのね」
黒子「ちょ、ちょっと調子が悪いんですの。風紀委員の仕事も早めに切り上げさせて貰って」
美琴「そうなんだ………あ、もうちょっと上お願い」
黒子(上……………)チラ
黒子「白い………」
美琴「え?」
黒子「し、白い黒子! 背中を流すのは白い黒子にお任せですの!」
美琴「『しろい』? 『しらい』でしょ?」
黒子「………ジョークですの」
美琴「ありがとうね。元気付けてくれて。あ、今度は私が流してあげる」
黒子「は、はい………」
美琴「こらこら、タオル巻いたままじゃ流せないでしょ」ヒョイ
黒子「っ!!」
美琴「なんでそんな思いっきり目閉じてるの? シャンプーする訳でもないのに」
黒子「えーっと」
黒子(下と後ろを向かなければいいんだよな………)
黒子(見ちゃ駄目だ。目を閉じて洗うんだ!)ゴシゴシ
美琴「今日は随分大人しいのね」
黒子「ちょ、ちょっと調子が悪いんですの。風紀委員の仕事も早めに切り上げさせて貰って」
美琴「そうなんだ………あ、もうちょっと上お願い」
黒子(上……………)チラ
黒子「白い………」
美琴「え?」
黒子「し、白い黒子! 背中を流すのは白い黒子にお任せですの!」
美琴「『しろい』? 『しらい』でしょ?」
黒子「………ジョークですの」
美琴「ありがとうね。元気付けてくれて。あ、今度は私が流してあげる」
黒子「は、はい………」
美琴「こらこら、タオル巻いたままじゃ流せないでしょ」ヒョイ
黒子「っ!!」
美琴「なんでそんな思いっきり目閉じてるの? シャンプーする訳でもないのに」
黒子「えーっと」
黒子(下と後ろを向かなければいいんだよな………)
75: 2010/06/05(土) 10:44:13.13 ID:B6JDpWko
美琴「黒子は肌綺麗だよね」ゴシゴシ
黒子「お姉さまほどでは………ん?」
黒子「…………おわあ!?」
美琴「きゃあっ? どうしたのいきなり!?」
黒子「かかかか鏡! 鏡に体が映ってぇぇ!」
美琴「はあ? そんなのあたり前じゃないのよもう」
黒子「いやでも………あ!」ババッ
美琴「今度はどうしたの?」
黒子「す、スイマセン。思いっきり裸見ちゃいました………」
美琴「いつも勝手に見る癖に。女同士だからいいけどさ」
美琴「それと、あんまり軽々しく謝らないの。謝ってばかりだと謝罪の言葉が安くなるから。アイツみたいに…………」
美琴「アイツ………いつもはヘコヘコしてる癖に。なんで急に………」ジワ
黒子「ちょ、泣くな! 元気出せ! いや出して下さいですの! お姉さまに涙は似合いませんの!」
美琴「黒子ぉ…………」ダキッ
黒子(おわぁ!!! 柔らかくて気持ちい………じゃなくて! 離れなければ!)
美琴「ちょっとだけ胸貸して………」グスッ
黒子「……………少しだけですよ」ナデナデ
黒子(耐えろ、耐えるんだ俺………平常心平常心………)
黒子「お姉さまほどでは………ん?」
黒子「…………おわあ!?」
美琴「きゃあっ? どうしたのいきなり!?」
黒子「かかかか鏡! 鏡に体が映ってぇぇ!」
美琴「はあ? そんなのあたり前じゃないのよもう」
黒子「いやでも………あ!」ババッ
美琴「今度はどうしたの?」
黒子「す、スイマセン。思いっきり裸見ちゃいました………」
美琴「いつも勝手に見る癖に。女同士だからいいけどさ」
美琴「それと、あんまり軽々しく謝らないの。謝ってばかりだと謝罪の言葉が安くなるから。アイツみたいに…………」
美琴「アイツ………いつもはヘコヘコしてる癖に。なんで急に………」ジワ
黒子「ちょ、泣くな! 元気出せ! いや出して下さいですの! お姉さまに涙は似合いませんの!」
美琴「黒子ぉ…………」ダキッ
黒子(おわぁ!!! 柔らかくて気持ちい………じゃなくて! 離れなければ!)
美琴「ちょっとだけ胸貸して………」グスッ
黒子「……………少しだけですよ」ナデナデ
黒子(耐えろ、耐えるんだ俺………平常心平常心………)
76: 2010/06/05(土) 10:44:40.32 ID:B6JDpWko
イン「とうまー、お風呂空いたよー」
上条「ああ」
上条(なんだか汗かきましたし、不潔にしておくのも悪いですし、入らない訳には行きませんわよね)
上条「………………」ヌギヌギ
上条「………………おお」
上条「おおおおお………これが噂の」
上条「ちょっとグロテスクですわね………」
上条「触って………いや流石にそれは………でも洗わなくてはいけない訳で………」
上条「なんだかわたくし変な気分になってきましたわ」
上条「ほわぁ!? なぜ勝手に動くんですの!?」
イン「とうまー? 何ひとりで騒いでるの?」
上条「なっ、なんでもねーよインデックス! 心配するな!」
上条(心を無にしてさっさと洗って出るんですの!)
上条「ああ」
上条(なんだか汗かきましたし、不潔にしておくのも悪いですし、入らない訳には行きませんわよね)
上条「………………」ヌギヌギ
上条「………………おお」
上条「おおおおお………これが噂の」
上条「ちょっとグロテスクですわね………」
上条「触って………いや流石にそれは………でも洗わなくてはいけない訳で………」
上条「なんだかわたくし変な気分になってきましたわ」
上条「ほわぁ!? なぜ勝手に動くんですの!?」
イン「とうまー? 何ひとりで騒いでるの?」
上条「なっ、なんでもねーよインデックス! 心配するな!」
上条(心を無にしてさっさと洗って出るんですの!)
77: 2010/06/05(土) 10:45:21.59 ID:B6JDpWko
黒子(ふぅ、女の体で良かった。男だったら思いっきり反応してしまう所だ)
黒子(しかし女でもなんかこう………ジュンと来るような………)
黒子(いやいやいや、雑念を捨てろ俺!)ブルッ
美琴「どうしたの?」
黒子「う………トイレ………」
美琴「行けば良いじゃない」
黒子「そうですわね………」
in WC
黒子(どうする! どうする俺!?)
黒子(まあ耐えられる筈も無いし、覚悟を決めるしかないんだけど………)
美琴「黒子、どうしたのー?」
黒子(心配されてる? それとも順番待ち!? どちらにせよ急がねば!)
バババッ! ■■■■■■■■■■■(←効果音自主規制)
黒子「ふぅ」
ジャー………
黒子「なんかすげぇ悪いことした気分だ………」
黒子(しかし女でもなんかこう………ジュンと来るような………)
黒子(いやいやいや、雑念を捨てろ俺!)ブルッ
美琴「どうしたの?」
黒子「う………トイレ………」
美琴「行けば良いじゃない」
黒子「そうですわね………」
in WC
黒子(どうする! どうする俺!?)
黒子(まあ耐えられる筈も無いし、覚悟を決めるしかないんだけど………)
美琴「黒子、どうしたのー?」
黒子(心配されてる? それとも順番待ち!? どちらにせよ急がねば!)
バババッ! ■■■■■■■■■■■(←効果音自主規制)
黒子「ふぅ」
ジャー………
黒子「なんかすげぇ悪いことした気分だ………」
78: 2010/06/05(土) 10:45:49.64 ID:B6JDpWko
上条「さて、そろそろ寝ようか」
イン「うん!」
上条(…………ベッドが一つだけ? まさか一緒に寝るんですの!?)
イン「おやすみ。」ゴロン
上条(体を端に寄せてスペースを空けている!? という事はやっぱり!)
上条(ま、まあ彼がこの子とどんな関係であろうとわたくしには関係ありませんの)
上条「じゃあ俺も寝るとしようかな」ゴロン
イン「えっ………」
上条「?」
イン「うふふ………待ってたんだよ、とうまー………」ギュ
上条(いつもこうやって抱き合って寝てるんですわね………ふしだらな人達ですわ)
イン「とぉーまぁー……………」スリスリ
上条「よしよし」ナデナデ
イン「幸せ………」
美琴「」スヤスヤ
黒子「疲れた………さっさと寝よう」バタンキュー
イン「うん!」
上条(…………ベッドが一つだけ? まさか一緒に寝るんですの!?)
イン「おやすみ。」ゴロン
上条(体を端に寄せてスペースを空けている!? という事はやっぱり!)
上条(ま、まあ彼がこの子とどんな関係であろうとわたくしには関係ありませんの)
上条「じゃあ俺も寝るとしようかな」ゴロン
イン「えっ………」
上条「?」
イン「うふふ………待ってたんだよ、とうまー………」ギュ
上条(いつもこうやって抱き合って寝てるんですわね………ふしだらな人達ですわ)
イン「とぉーまぁー……………」スリスリ
上条「よしよし」ナデナデ
イン「幸せ………」
美琴「」スヤスヤ
黒子「疲れた………さっさと寝よう」バタンキュー
79: 2010/06/05(土) 10:46:19.55 ID:B6JDpWko
朝
美琴「黒子、休日だからっていつまで寝てるのよ」
黒子「んー………」
黒子(あれ? なんでビリビリが。あ、そうか)
美琴「今日って何か予定ある? 買い物行かない?」
黒子「ちょっと出掛けますの。えーと、風紀委員の用事がありまして」
美琴「そっかあ。私もちょっと散歩してこよっと」
黒子(さっさと元に戻してもらおう)
上条「じゃあ昼までには帰るから。いってきます」
イン「うん。私も昼ごはんまでお散歩行ってる」
上条(早く元に戻してもらいますの)
美琴「黒子、休日だからっていつまで寝てるのよ」
黒子「んー………」
黒子(あれ? なんでビリビリが。あ、そうか)
美琴「今日って何か予定ある? 買い物行かない?」
黒子「ちょっと出掛けますの。えーと、風紀委員の用事がありまして」
美琴「そっかあ。私もちょっと散歩してこよっと」
黒子(さっさと元に戻してもらおう)
上条「じゃあ昼までには帰るから。いってきます」
イン「うん。私も昼ごはんまでお散歩行ってる」
上条(早く元に戻してもらいますの)
80: 2010/06/05(土) 10:46:51.98 ID:B6JDpWko
バチバチ プシュー
上条「んっ………戻ったぁ!」
黒子「はあ、やれやれ。こんな事はもう懲り懲りですの」
上条「あ、そういや白井、お前ビリビリに何言ったんだよ!」
黒子「ギクゥ! いやアナタこそ! 女の子と毎晩抱き合って寝るなんて卑猥ですわよ!」
上条「なぁ!? 抱き合ってねえよ!」
黒子「嘘おっしゃい!」
美琴「黒子ぉ!」
イン「とうま!」
黒子「あら? お姉さま? インデックスさん?」
上条「インデックス? それにビリビリ?」
美琴「あ………」
イン「二人が病院に入っていくのが見えたから様子を見にきたんだよ」
美琴「………ふん。アンタなんてどうでもいいわ。黒子はどうしたの?」
黒子「いや、なんといいますか………ゴニョゴニョ」
上条「んっ………戻ったぁ!」
黒子「はあ、やれやれ。こんな事はもう懲り懲りですの」
上条「あ、そういや白井、お前ビリビリに何言ったんだよ!」
黒子「ギクゥ! いやアナタこそ! 女の子と毎晩抱き合って寝るなんて卑猥ですわよ!」
上条「なぁ!? 抱き合ってねえよ!」
黒子「嘘おっしゃい!」
美琴「黒子ぉ!」
イン「とうま!」
黒子「あら? お姉さま? インデックスさん?」
上条「インデックス? それにビリビリ?」
美琴「あ………」
イン「二人が病院に入っていくのが見えたから様子を見にきたんだよ」
美琴「………ふん。アンタなんてどうでもいいわ。黒子はどうしたの?」
黒子「いや、なんといいますか………ゴニョゴニョ」
81: 2010/06/05(土) 10:47:18.52 ID:B6JDpWko
美琴「まさか………できちゃったとか!?」
イン「とうま!? お父さんになるの!?」
上条「んなワケあるかあぁー!」
イン「ところでこの機械は何?」
美琴「何かしらね。見たこと無いわこんなの」
カエル医師「ああ、急拵えだからあんまり触っちゃ」
バチバチ プシュー
美琴「うわあ! なんかビリっと来たんだよ!」
イン「なんなのよこれぇ………」
上条「あちゃー………」
カエル医師「まあ、もう一回使って元に戻せば問題ないね?」
イン「とうま!? お父さんになるの!?」
上条「んなワケあるかあぁー!」
イン「ところでこの機械は何?」
美琴「何かしらね。見たこと無いわこんなの」
カエル医師「ああ、急拵えだからあんまり触っちゃ」
バチバチ プシュー
美琴「うわあ! なんかビリっと来たんだよ!」
イン「なんなのよこれぇ………」
上条「あちゃー………」
カエル医師「まあ、もう一回使って元に戻せば問題ないね?」
82: 2010/06/05(土) 10:48:01.48 ID:B6JDpWko
美琴「ふーん。体の入れ替わりねえ。という事は黒子、昨日のアレはアンタが言ったのね?」
黒子「うっ………はい。その通りですの………」
イン「昨日のとうまはとうまじゃなかったの!? 初めて優しく抱いてくれたのに………!」
上条「ぶふうぅーー!? 白井サン!? 何ヤッテるんでせうか!?」
黒子「抱いてません! 意味が違いますわ!」
美琴「昨日の黒子が妙に優しかったのもそういう事か…………あれ?」
上条「……………………」ススス
イン「とうま? なんで少しずつ遠ざかってるの?」
美琴「昨日……お風呂……裸で………抱き合って………」
黒子「なんですとぉーー!? わたくしを差し置いてなんて真似をォ!?」
イン「とうま! どういう事か説明するんだよ!」ガブリ
上条「上条さんは最大限の努力をしましたのです! 痛てえ! 噛むなぁ!!」
黒子「ああ、この体にお姉さまの温もりが残って………」
美琴「はわわわわ…………」プシュー
イン「とーまー!!」ガブガブ
カエル医師「病院なんだから静かにね?」
上条「不幸だーー!」
おわり
黒子「うっ………はい。その通りですの………」
イン「昨日のとうまはとうまじゃなかったの!? 初めて優しく抱いてくれたのに………!」
上条「ぶふうぅーー!? 白井サン!? 何ヤッテるんでせうか!?」
黒子「抱いてません! 意味が違いますわ!」
美琴「昨日の黒子が妙に優しかったのもそういう事か…………あれ?」
上条「……………………」ススス
イン「とうま? なんで少しずつ遠ざかってるの?」
美琴「昨日……お風呂……裸で………抱き合って………」
黒子「なんですとぉーー!? わたくしを差し置いてなんて真似をォ!?」
イン「とうま! どういう事か説明するんだよ!」ガブリ
上条「上条さんは最大限の努力をしましたのです! 痛てえ! 噛むなぁ!!」
黒子「ああ、この体にお姉さまの温もりが残って………」
美琴「はわわわわ…………」プシュー
イン「とーまー!!」ガブガブ
カエル医師「病院なんだから静かにね?」
上条「不幸だーー!」
おわり
83: 2010/06/05(土) 11:48:41.68 ID:7xdzYBgo
もしかして昨日どっか別のスレで入れ替わりネタ聞いてた人かな
書くの早いし面白かった!gj
自分も入れ替わりネタカコウカナ・・・
書くの早いし面白かった!gj
自分も入れ替わりネタカコウカナ・・・
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