1: 2013/09/18(水) 19:17:39 ID:0hlhccrM
ヒュウウウゥゥウゥ…
ミカサ「起きて、起きてエレン」
エレン「はっ!」ガバッ
ミカサ「やっと起きてくれた…」
エレン「あらミカサ。ご機嫌よう」ゴシゴシ
ミカサ「ご機嫌よう…」
ミカサ「起きて、起きてエレン」
エレン「はっ!」ガバッ
ミカサ「やっと起きてくれた…」
エレン「あらミカサ。ご機嫌よう」ゴシゴシ
ミカサ「ご機嫌よう…」
3: 2013/09/18(水) 20:29:11 ID:0hlhccrM
ミカサ「エレン…随分長く寝ていたみたい」
エレン「きゃあ!わたくしのスカートが汚れてますわ!」
ミカサ「…」
エレン「折角お父様に買っていただいたスカートなのに!!」
ミカサ「木に寄りかかって寝てたから…」
エレン「ムキーーッ!!この土汚れ落ちませんわ!」パッバッ
ミカサ「エレン、どうして泣いてるの?」
エレン「スカートが汚れたからよ!!」
ミカサ「…」
エレン「きゃあ!わたくしのスカートが汚れてますわ!」
ミカサ「…」
エレン「折角お父様に買っていただいたスカートなのに!!」
ミカサ「木に寄りかかって寝てたから…」
エレン「ムキーーッ!!この土汚れ落ちませんわ!」パッバッ
ミカサ「エレン、どうして泣いてるの?」
エレン「スカートが汚れたからよ!!」
ミカサ「…」
4: 2013/09/18(水) 20:35:23 ID:0hlhccrM
…………
……
エレン「うっ…薪が重いですわ…」ヨロヨロ
ミカサ「…」スタスタ
エレン「ミカサ!わたくしの薪を持ちなさい!」
ミカサ「エレン、人に頼ってばかりでは
エレン「わたくしの言う事が聞けないって言うの!?」
エレン「あなた、わたくしの為なら何でもするって約束したわよねぇ?」
ミカサ「…」
……
エレン「うっ…薪が重いですわ…」ヨロヨロ
ミカサ「…」スタスタ
エレン「ミカサ!わたくしの薪を持ちなさい!」
ミカサ「エレン、人に頼ってばかりでは
エレン「わたくしの言う事が聞けないって言うの!?」
エレン「あなた、わたくしの為なら何でもするって約束したわよねぇ?」
ミカサ「…」
6: 2013/09/19(木) 19:16:14 ID:Uj58ML/g
エレン「帰りましたわお父様!お母様!」ガチャ
ミカサ「ただいま…」
カルラ「あら、お帰りなさい」
グリシャ「あら、お帰りなさい」
エレン「お父さま~、折角お父様が買ってくださったスカートが汚れてしまいましたわ」
グリシャ「まぁエレンったら、いつも大切に扱いなさいって言ってるザマスよねぇ」
エレン「申し訳ありません!お父様!」
ミカサ「ただいま…」
カルラ「あら、お帰りなさい」
グリシャ「あら、お帰りなさい」
エレン「お父さま~、折角お父様が買ってくださったスカートが汚れてしまいましたわ」
グリシャ「まぁエレンったら、いつも大切に扱いなさいって言ってるザマスよねぇ」
エレン「申し訳ありません!お父様!」
10: 2013/09/20(金) 11:56:51 ID:pRX2PD/U
ミカサ「…」カランカラン
カルラ「ミカサ?またエレンに薪を持たされたの?」
ミカサ「ち……違う、私から持つって…
カルラ「こらエレン!またミカサに薪を持たせたわね!」
エレン「ちっ!?違いますわよ!ミカサから持つって言ったきましたの!」
エレン「そうよねミカサ!?」
ミカサ「う……うん…」
カルラ「ミカサ?またエレンに薪を持たされたの?」
ミカサ「ち……違う、私から持つって…
カルラ「こらエレン!またミカサに薪を持たせたわね!」
エレン「ちっ!?違いますわよ!ミカサから持つって言ったきましたの!」
エレン「そうよねミカサ!?」
ミカサ「う……うん…」
11: 2013/09/20(金) 11:57:34 ID:pRX2PD/U
グリシャ「だめザマスよエレン、人に頼ってばかりでは立派な男の子になれないザマス」
ミカサ「もういいよおじさん、おばさん…私が持つって言ったの!本当!」
エレン「見てください!ミカサもこう言ってますわ!信じて下さい!」
カルラ「…」
グリシャ「……はぁ」
エレン「…」ニヤリ
カルラ「!!」
ミカサ「もういいよおじさん、おばさん…私が持つって言ったの!本当!」
エレン「見てください!ミカサもこう言ってますわ!信じて下さい!」
カルラ「…」
グリシャ「……はぁ」
エレン「…」ニヤリ
カルラ「!!」
12: 2013/09/20(金) 11:58:23 ID:pRX2PD/U
カルラ「エレン!今の不適な笑みはなに!?」
エレン「!?い……いぇ別に…」
カルラ「貴方、嘘付いてるでしょ?」
エレン「嘘なんか付いておりません!」
ミカサ「…」
カルラ「正直に言いなさい!」
エレン「もうお母様なんて大嫌い!」ダッ
カルラ「!!!」
ガチャ
バタン
エレン「!?い……いぇ別に…」
カルラ「貴方、嘘付いてるでしょ?」
エレン「嘘なんか付いておりません!」
ミカサ「…」
カルラ「正直に言いなさい!」
エレン「もうお母様なんて大嫌い!」ダッ
カルラ「!!!」
ガチャ
バタン
13: 2013/09/20(金) 11:59:09 ID:pRX2PD/U
ミカサ「待ってエレン!」タタタタ
ガチャ
バタン
カルラ「…」
グリシャ「…」
カルラ「はぁ…あの子はもう……」
グリシャ「大丈夫ザマスよカルラ、あの子もいつか自分の愚かさに気付いてくれるザマス」
カルラ「…」
グリシャ「では、わたくしはそろそろ出かけるザマス」ガタッ
カルラ「いい加減その喋り方やめてよ」
ガチャ
バタン
カルラ「…」
グリシャ「…」
カルラ「はぁ…あの子はもう……」
グリシャ「大丈夫ザマスよカルラ、あの子もいつか自分の愚かさに気付いてくれるザマス」
カルラ「…」
グリシャ「では、わたくしはそろそろ出かけるザマス」ガタッ
カルラ「いい加減その喋り方やめてよ」
14: 2013/09/20(金) 11:59:53 ID:pRX2PD/U
その頃
悪ガキA「どうした異端者、悔しかったら殴り返してみろよ!」
アルミン「それじゃお前らと(略」
悪ガキA「なんだと!?」
アルミン「僕が言ったことを(略」
悪ガキA「くっ…」
アルミン「それは僕に降参したってことじゃないか!」
悪ガキA「うるせーぞこの屁理屈野郎!」
エレン「お待ちなさい!」
ガキ共「!!?」
悪ガキA「どうした異端者、悔しかったら殴り返してみろよ!」
アルミン「それじゃお前らと(略」
悪ガキA「なんだと!?」
アルミン「僕が言ったことを(略」
悪ガキA「くっ…」
アルミン「それは僕に降参したってことじゃないか!」
悪ガキA「うるせーぞこの屁理屈野郎!」
エレン「お待ちなさい!」
ガキ共「!!?」
15: 2013/09/20(金) 12:00:29 ID:pRX2PD/U
エレン「アルミンを離しなさい!」
悪ガキA「おい、エレンじゃねーか!」
悪ガキB「男なのにスカートなんか穿いてるオカマ野郎だ!」
悪ガキC「一人で氏にに来たのか!?」
エレン「ミカサ!やっておしまい!!」
ミカサ「御意」シュンッ!!
ガキ共「うわああああああああああああ!!!!!!!」ダダダダダ
悪ガキA「おい、エレンじゃねーか!」
悪ガキB「男なのにスカートなんか穿いてるオカマ野郎だ!」
悪ガキC「一人で氏にに来たのか!?」
エレン「ミカサ!やっておしまい!!」
ミカサ「御意」シュンッ!!
ガキ共「うわああああああああああああ!!!!!!!」ダダダダダ
19: 2013/09/20(金) 21:30:33 ID:9GlXX1hU
エレン「オーッホッホッホ!!薄汚いネズミ共は皆逃げてしまいましたわ!」
ミカサ「アルミン、怪我はない?
アルミン「大丈夫だよ、ありがとう…」
エレン「あら?わたくしにお礼は?」
アルミン「うん…ありがとう…」
エレン「よろしい…何か困った事があったらわたくしをお呼びなさい、何時でもミカサが助けに参りますわ」
ミカサ「…」
アルミン「…」
ミカサ「アルミン、怪我はない?
アルミン「大丈夫だよ、ありがとう…」
エレン「あら?わたくしにお礼は?」
アルミン「うん…ありがとう…」
エレン「よろしい…何か困った事があったらわたくしをお呼びなさい、何時でもミカサが助けに参りますわ」
ミカサ「…」
アルミン「…」
20: 2013/09/21(土) 09:31:13 ID:jDVe5YH.
ドォン!!
3人「!!?」
エレン「何の音ですの!?」
キャーキャー
アルミン「エレン!あれ!」
ズゴゴゴゴ…
エレン「あれは…」
エレン「巨人ですわ!?」
3人「!!?」
エレン「何の音ですの!?」
キャーキャー
アルミン「エレン!あれ!」
ズゴゴゴゴ…
エレン「あれは…」
エレン「巨人ですわ!?」
21: 2013/09/21(土) 09:31:44 ID:jDVe5YH.
アルミン「バカな…あの壁は50mだぞ!」
ズドオオオオン!!!!
ヒュルルルルル…
エレン「危ないですわ!!」
ドッカーン!!
アルミン「うわああああああ!破片が飛んできた!」
エレン「…」
エレン「お母様…」
ダッ
ズドオオオオン!!!!
ヒュルルルルル…
エレン「危ないですわ!!」
ドッカーン!!
アルミン「うわああああああ!破片が飛んできた!」
エレン「…」
エレン「お母様…」
ダッ
22: 2013/09/21(土) 09:32:41 ID:jDVe5YH.
エレン「ミカサ!行きますわよ!」
ミカサ「エレン!」ダッ
エレン(お母様…どうか無事でいてください!)タッタッタ
ミカサ「待ってエレン、女の子走りじゃスピードが出ない、もっと腕を振って」
エレン「あら?誰に向かって大口を叩いてなさるの?」
ミカサ「」
ミカサ「エレン!」ダッ
エレン(お母様…どうか無事でいてください!)タッタッタ
ミカサ「待ってエレン、女の子走りじゃスピードが出ない、もっと腕を振って」
エレン「あら?誰に向かって大口を叩いてなさるの?」
ミカサ「」
23: 2013/09/21(土) 16:47:12 ID:jDVe5YH.
エレン(あの角を曲がれば…いつもの家がある筈ですわ)タッタッタ
ザッ
エレン「そんな!家が!」
エレン「お母さま~~~!!!」タッタッタ
ミカサ「おばさん!」ダダダダ
カルラ「エレン……ミカサ……!?」
ザッ
エレン「そんな!家が!」
エレン「お母さま~~~!!!」タッタッタ
ミカサ「おばさん!」ダダダダ
カルラ「エレン……ミカサ……!?」
24: 2013/09/21(土) 16:48:00 ID:jDVe5YH.
エレン「ミカサ!早く助けますわよ!」
ミカサ「うん!」
エレン「んぐおおおお…ぐぎぎ……」グググ
ミカサ「…」グググ
カルラ「無理よ…母さんは家の下敷きになって助かっても足が動かないから…」
カルラ「貴方達だけで逃げなさい!」
ミカサ「うん!」
エレン「んぐおおおお…ぐぎぎ……」グググ
ミカサ「…」グググ
カルラ「無理よ…母さんは家の下敷きになって助かっても足が動かないから…」
カルラ「貴方達だけで逃げなさい!」
25: 2013/09/21(土) 16:48:44 ID:jDVe5YH.
エレン「何を言ってなさるのお母様!ミカサが担いで逃げますから!」
ミカサ「」
エレン「よっこいしょおおおお!!」グググ
ミカサ「…」グググ
カルラ「無理よ!早く逃げなさい!巨人が来る!」
エレン「お母様を置いて行けません!!」
巨人「」ズシン
ミカサ「」
エレン「よっこいしょおおおお!!」グググ
ミカサ「…」グググ
カルラ「無理よ!早く逃げなさい!巨人が来る!」
エレン「お母様を置いて行けません!!」
巨人「」ズシン
26: 2013/09/21(土) 16:49:25 ID:jDVe5YH.
ハンネス「…」キュイイィィィ
スタッ
カルラ「ハンネス!2人を連れて逃げて!」
ハンネス「ちょっと馬鹿にしないでよ、あたしだってやるときはやるわよ」シャキン
ハンネス「3人共助けてあげるから心配しないで」ダッ
カルラ「待って!戦ってはダメ!」
スタッ
カルラ「ハンネス!2人を連れて逃げて!」
ハンネス「ちょっと馬鹿にしないでよ、あたしだってやるときはやるわよ」シャキン
ハンネス「3人共助けてあげるから心配しないで」ダッ
カルラ「待って!戦ってはダメ!」
31: 2013/09/21(土) 22:36:34 ID:/p.W6Xso
ハンネス「確かに2人だけなら助ける事は出来るけど…」タッタッタ
ハンネス「あたしは、あたしなりの恩返しを通す!」タッタッタ
ザザーッ
巨人「」ニヤッ
ハンネス「…」
ハンネス「やっぱり2人だけ助けるわ!」クルッ
ハンネス「あたしは、あたしなりの恩返しを通す!」タッタッタ
ザザーッ
巨人「」ニヤッ
ハンネス「…」
ハンネス「やっぱり2人だけ助けるわ!」クルッ
32: 2013/09/21(土) 22:37:16 ID:/p.W6Xso
ガシッ
エレン「!?」
ミカサ「え!?」
カルラ「ありがとう…ハンネス……」
エレン「コラ!離しなさいハンネス!お母様を置いて行けない!」
ハンネス「…」タッタッタ
エレン「降ろしなさい!!わたくしの命令に逆らうって言うの!?」
エレン「!?」
ミカサ「え!?」
カルラ「ありがとう…ハンネス……」
エレン「コラ!離しなさいハンネス!お母様を置いて行けない!」
ハンネス「…」タッタッタ
エレン「降ろしなさい!!わたくしの命令に逆らうって言うの!?」
33: 2013/09/21(土) 22:38:20 ID:/p.W6Xso
カルラ「エレン…ミカサ……生き延びるのよ……」
エレン「この飲んだくれオカマ急ぎ野郎!!離せって言ってんだろうがッ!!!」ドカッ!!
巨人「」ズシン
ミカサ「だめ……」
エレン「あ………あぁ…」
エレン「お母さまああああああああああああああ!!!!」
エレン「この飲んだくれオカマ急ぎ野郎!!離せって言ってんだろうがッ!!!」ドカッ!!
巨人「」ズシン
ミカサ「だめ……」
エレン「あ………あぁ…」
エレン「お母さまああああああああああああああ!!!!」
35: 2013/09/22(日) 00:05:53 ID:EnQsO2Lw
避難船
エレン「お母様…お母様…」グスッ
ミカサ「…」グスッ
アルミン「2人共…」
エレン「弱い人は…泣くしか無いのか……」
アルミン「エレン…」
エレン「巨人共…絶対に許しませんわ…」ムクッ
エレン「お母様…お母様…」グスッ
ミカサ「…」グスッ
アルミン「2人共…」
エレン「弱い人は…泣くしか無いのか……」
アルミン「エレン…」
エレン「巨人共…絶対に許しませんわ…」ムクッ
36: 2013/09/22(日) 00:06:34 ID:EnQsO2Lw
エレン「今度はわたくしが…」ザッザッ
アルミン「エレン、危な
ピシャッ!!
アルミン「」
エレン「駆逐してやりますわ…」
エレン「この世から…一匹残らずッ!!!」
終わり
アルミン「エレン、危な
ピシャッ!!
アルミン「」
エレン「駆逐してやりますわ…」
エレン「この世から…一匹残らずッ!!!」
終わり
引用: エレン「巨人を駆逐するですわ!」
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