524: 2013/08/21(水) 21:16:36.46 ID:X7grB9gBO
黒子の声優は今となっては新井さん以外は有り得ませんね


黒子「もう類人猿なんて言いませんの」【前編】

525: 2013/08/21(水) 21:18:25.58 ID:X7grB9gBO
数分後


浜面「」ボロボロ

番外個体「あっひゃひゃひゃ」

黒夜「ヒド過ぎだよ、アンタ」

番外個体「心配すんな自覚はある」

黒子「え? 貴方が第一位ですの?」

一方「まァな」
とある魔術の禁書目録 外典書庫(3) (電撃文庫)
522: 2013/08/21(水) 21:04:00.43 ID:X7grB9gBO
こんばんわですの

もう少ししたら投下しに行きますの

526: 2013/08/21(水) 21:21:18.87 ID:X7grB9gBO
黒子「学園都市の最強がこんなヒョロっとした殿方とは信じられませんわね」

一方「外見だけで判断すンじゃねェよ。世の中それが全てとは言えねェし、少なくともババァ声な中学生に言われたくありませン」

黒子「なっ!? ?失礼な殿方ですわね! ババァ声ってわたくしがコンプレックスを抱いてる所なんですのよ!」

上条「(コンプレックスだったのか...)」

一方「しかしまァ、最近の中学生は変人ばっかりだなァ」

黒子「なんですって!?」

上条「(いや、お前も変人だよ)」

527: 2013/08/21(水) 21:23:58.32 ID:X7grB9gBO
黒子「ふんっ! ムカつく第一位様ですの。当麻さん、行きますわよ」

上条「じゃあ、上条さんは黒子とデートの続きするんで失礼するよ」

打ち止め「またねーとミサカはミサカはヒーローさんとその彼女さんに元気良く手を振ってみる」フリフリ

黒子「またですの(小さなお姉様がわたくしに笑顔で手を振ってますの! なんとも可愛いらしい)」

黒夜「おーい浜ちゃん? 生きてるかー?」ツンツン 浜面の頬を突く

浜面「」チーン

528: 2013/08/21(水) 21:26:21.31 ID:X7grB9gBO
ーーーーーー
ーーー



黒子「(ウフフ、わたくしは今大好きな殿方とデート中)」

黒子「(恋人同士になったからには手を繋ぐのが当たり前ですわね。あー当麻さんの手は大きくてなんだが頼りがありますの)」

黒子「(当麻さんの隣はわたくしだけの特等席。誰にも渡すつもりはありませんわ)」

黒子「」チラッ

上条「ん? どうした?」

黒子「いいえ。なんでもありませんわ」

黒子「当麻さん、前にお茶した喫茶店に行きませんか?」

上条「黒子行きつけのあの店か、いいぞ。そこでお茶すっか」

529: 2013/08/21(水) 21:28:52.13 ID:X7grB9gBO
【とある喫茶店】


上条「前はフルーツタルトに注文したから今回は...このニューヨークチーズケーキにしてみっか」

黒子「わたくしは濃厚チョコレートケーキに致しましょう。それと、当麻さんは飲み物は頼まないで下さいまし」

上条「はぁ? なんでさ?」

黒子「その内わかりますわよ。すみせんオーダーをお願いしますの」

店員「ご注文お決まりでしょうか?」

黒子「ニューヨークチーズケーキと濃厚チョコレートに後、アイスティーを一つ、これをストローを二つお付け下さいな」

店員「ストローを二つ...あっ! そういう事ですね。かしこまりました」

530: 2013/08/21(水) 21:30:56.04 ID:X7grB9gBO
上条「何故にストロー二ついるんでせうか?」

黒子「まだ気付かないんですの? はぁ...鈍感にも程がありますわよ。貴方」

上条「?」クビカシゲ

店員「お待たせしました。アイスティーになります」

黒子「どうもですの」

黒子「さぁ、飲みますわよ。当麻さん」

上条「えーと黒子さん? 一つのコップにストロー二つってまさか...上条さんも一緒に飲めって事?」

黒子「やっと理解してくれましたの」

531: 2013/08/21(水) 21:33:29.99 ID:X7grB9gBO
上条「こ、これはかなり恥ずかしいですよ。黒子///」

黒子「黒子は全然恥ずかしもなんともないですわ。むしろ、わたくしと当麻さんのラブラブっぷりを周辺の皆様に見せ付けてやるですの!」

上条「えらくぶっちゃっけやがったぞ! この中学生は」

黒子「飲みますわよ」

上条「恥ずかしい///」

黒子「恥ずかしいと思うから恥ずかしいのですの! 殿方ならアクティブにいかねばなりませんわよ」

上条「(...えーい! もうどうにでもなれ!)」チュー

黒子「(そうそう。それでこそわたくしの彼氏ですの)」チュー

532: 2013/08/21(水) 21:34:59.31 ID:X7grB9gBO
上条「///」

黒子「(ウフフ、赤面してる当麻さんは超萌えーですの)」








絹旗「クシュン」

絹旗「なんだか私のアイデンティティが超奪われたような気がします」

534: 2013/08/21(水) 21:37:19.10 ID:X7grB9gBO
上条「黒子、この後の予定なんだけどさ」

黒子「何でしょうか?」

上条「一旦、担任の先生の部屋に課題を取りに行かなきゃならない
んだが...」

黒子「課題?」

上条「上条さんはトラブル関連で何日か学校欠席してたもんでな、その分の課題をやらないと進級が危ういのですよ」

黒子「どんだけ休んでたのですの? いくら当麻さんがトラブルに巻き込まれやすい体質だからって...」

上条「仕方がないんだよ。これだけはどうにもならないんでな...」

黒子「(わたくしはこの先どれだけの苦労するでしょう。しかし、どんな困難にも負けてはなりませんわね。
でないと当麻さんの彼女としてはやって行けませんし)」

黒子「分かりましたの。わたくしもついて来ていいですわよね?」

上条「構わないよ」

535: 2013/08/21(水) 21:39:37.87 ID:X7grB9gBO
ーーーーーー
ーーー



【小萌のアパート】


上条「此処だよ」

黒子「(随分と年季がある所に住んでいらっしゃるのですわね)」

上条「小萌先生。上条ですけど、課題を取りに来ました」トントン

結標「あら、上条じゃない。小萌ならコンビニに行った...って白井さん!?」

黒子「む、結標淡希!? 何故、貴女が此処に?」

上条「あれ? 知り合いだったのでせうか?」

536: 2013/08/21(水) 21:41:37.58 ID:X7grB9gBO
黒子「まさか...当麻さんの担任が貴女な訳じゃ...」

結標「違うわよ! 私はその上条の担任の先生の部屋に居候してんのよ」

黒子「居候って貴女...霧ヶ丘の寮があるのではありません事?」

結標「そ、それは......ちょっとした事情を抱えて戻れないのよ。それよりも! 小萌に用があるのよね?」

上条「ああ。課題を取りに来たんで」

結標「だったら部屋にあがって待ってようよ。お茶ぐらい出してあげるから」

上条「そうさせてもらうよ。黒子もいいよな?」

黒子「まぁ構いませんが...」

537: 2013/08/21(水) 21:43:51.19 ID:X7grB9gBO
ーーーーーー
ーーー



結標「にしても、白井さんと上条が知り合いだったとはね...しかも名前で呼んでるって事はもしかして...」

上条「ああ。黒子は上条さんの恋人なんですよ」

結標「マジ!?」

黒子「」コク

結標「中1に先越されるとは複雑だわ......てゆーか白井さんは御坂美琴の事を溺愛してたんじゃなかったの?」

黒子「まぁなんと言いましょうか...気が付いたら当麻さんの魅力に取り込まれてしまいましたの」

結標「上条はフラグメイカーだからね。小萌から聞いた話だと」

538: 2013/08/21(水) 21:47:33.43 ID:X7grB9gBO
結標「でも...上条も口リコンだったとはねぇ...どうして私の周りの男は口リコンばっかりなのかしら?」

上条「シOタコンの結標さんに言われてもな...」

結標「はぁー!? 私がシOタコンですって? 人聞きの悪い事言わないでよ!」

黒子「うわぁ...貴女ってそんな趣味ありましたのね。さすがのわたくしもこれは引きますの...」ササッ

結標「違うわよ!! 上条がデタラメに言ってるだけで」

上条「だったらこのPSPゲームのカセットのタイトルはなんなんでしょうか?」

結標「え? ...あー!! それは」

539: 2013/08/21(水) 21:51:17.40 ID:X7grB9gBO
黒子「どれどれ...『シOタきゅーぶ』......うわぁ」

結標「ちょっと!! 返しなさいよ!」ヒュン 座標移動で奪い取る

上条「確かコレ、友人から聞いた話だと小学生からバスケやってた女子高生がある知人の頼みで小学校の男子バスケ部のコーチを就任し男子バスケを育成するゲームだったな」

結標「うっ......」

黒子「言い逃れ出来ませんわね。貴女の能力を基準としてる軍事用ライトがスモールライトじゃなかったのが幸いでしたわ」

上条「でもこのゲームって法に引かかって入荷直後すぐに中止になったはずなんだけど...」

黒子「どうせ結標淡希お得意の裏ルートかなんかで手に入れたのでは?」

540: 2013/08/21(水) 21:53:54.96 ID:X7grB9gBO
結標「違うのよ......私は12歳以下の男の子がタイプなの」

黒子「それをシOタコンて言うんですの! これはすぐにでもジャッジメントする必要がありますわね」

結標「だったら上条にジャッジメントしなさいよ。後、白モヤシにシスコンサングラス野郎にストーカーとか」

黒子「当麻さんはわたくしの恋人ですから無問題ですの」

結標「何よそれ?」


ギャーギャー
ワーワー
デスノデスノ


上条「(なんかヒートアップしてきました)」

541: 2013/08/21(水) 21:56:48.83 ID:X7grB9gBO
結標「大体さ、あの時に丸見えだから言わせてもらうけど、中学生の分際で色気づいた下着とかバッカじゃないの? 10年早いのよ」

黒子「少なくともO房丸出ししてた貴女に言われたくありませんわね」

結標「あれは貴女が負わせるから仕方なくサラシで止血したのよ!!」

黒子「結標さんがそんな格好してのがいけないのでは? 趣味でこの様な格好しても丸っ切り痴女ですわね」

結標「痴女言うな! これは能力の演算上でこういう格好してんのっ!」

黒子「それは可哀想です事」

542: 2013/08/21(水) 21:59:21.96 ID:X7grB9gBO
結標「喧嘩売ってんの? いいわよ。あの時の再戦と行こうじゃない」

黒子「いいでしょう、受けた立ちますの。もうあの頃のわたくしだと思わない方が身のためですわ!」

結標「フン! どんなに白井さんが強くなろうが私が弱くなった訳じゃないのよ! 貴女もあの時の私だと思わない方がいいわよ」

上条「はいはいストップ。他人の部屋をメチャクチャにする気か?」

黒子「...そうでしたわね」

結標「...そうね。前に部屋が半壊したって小萌から聞いたし」

555: 2013/08/23(金) 22:07:10.00 ID:vishraP9O
結標「白井さん」

黒子「何ですの?」

結標「そ、その...レムナントの件は悪かったわ」

黒子「今更謝罪を言われても......まぁいいですの。貴女の目はあの頃みたいに何かしらの企みがあるとは思えませんから許してあげましょう」

結標「じゃあ、握手しましょう?」スッ 手を差し出す

黒子「ええ」握手する

556: 2013/08/23(金) 22:09:19.35 ID:vishraP9O
小萌「ただいまなのですよー」ガチャ

結標「お帰り、小萌」

上条「小萌先生、課題を取りに来ました」

小萌「あっ! 上条ちゃん、ちょっと待って下さいね。今出しますから」

黒子「......どなたですの? この幼女は?」

小萌「ちょっと貴女! こう見えても立派な大人なのですよー」プンスカ

黒子「あらあら、嘘はいけませんわよ。こんな幼女が大人な訳があるもんですか」

557: 2013/08/23(金) 22:11:56.49 ID:vishraP9O
小萌「嘘じゃないです!! ホラ、この免許証が立派な証明なのです」つ 免許証を出す

黒子「あらあら、これはまたクオリティが高い偽物ですわね。」

小萌「ちょ!?」

結標「白井さん、小萌が言ってる事は全部本当よ」

黒子「え?」

上条「ちなみに言うとこの人が上条さんの担任の先生です」

黒子「そ、そうなんですの?」

結標「まぁ疑いたくもなるのは分かるけどね」

黒子「......あのー申し訳ありませんでしたわ」

小萌「いえ、分かってくれればいいのですよー。先生はこういう事には馴れてますから」

黒子「(はぁ、第一位様の仰る通り、見た目だけで判断するもんではありませんわね。まだまだ風紀委員として未熟者ですの。わたくしは)」

558: 2013/08/23(金) 22:14:37.26 ID:vishraP9O
小萌「自己紹介しときましょうか。先生は上条ちゃんの担任の月詠小萌です。貴女のお名前は? 見た所によると常盤台の生徒のようですね」

黒子「ええ。わたくし、常盤台中学一年の白井黒子と申します」

小萌「白井......もしかしてテレポーターの白井ちゃんですか!?」

黒子「ええ。わたくしの能力はそちらの結標さんと同じLevel4の空間移動能力者でありますので」

小萌「やっぱりでしたか。貴女の噂は黄泉川先生から聞いてるのです」

黒子「え? 黄泉川って...あの警備員の黄泉川さんの事ですの?」

小萌「はい。黄泉川先生は警備員でありながら高校の体育教師でもある二足の草鞋を履く生活をしてる方なんですよ」

上条「(そう言えば黄泉川先生は警備員もやってたけ)」

559: 2013/08/23(金) 22:17:17.67 ID:vishraP9O
小萌「所で、その白井ちゃんは何故先生の部屋に?」

結標「白井さんは今上条とお付き合いしてるそうよ」

小萌「えーー!? 本当なのですか? 上条ちゃん!」

上条「はい。わたくし上条当麻は白井黒子と言う可愛い彼女が出来た事を小萌先生に報告します」

黒子「あら、可愛いだなんて照れますの///」ポッ

小萌「良かったですねー上条ちゃん。教え子から恋人が出来るなんて先生も嬉しい限りですよー」

上条「ありがとうございます」

560: 2013/08/23(金) 22:20:14.13 ID:vishraP9O
小萌「ですが上条ちゃん、彼女さんが出来たからにはしっかりと勉強しないとなりませんよ。でないと補習でデートが出来なくなりますからね」

上条「そうですね...」

黒子「月詠さん、勉強に関しては心配御無用ですわ。わたくしが責任持って当麻さんの勉強を見てあげますの」

小萌「本当ですか!? いやー本当に助かりますよ白井ちゃん」

上条「いや待て。中学生の黒子が高校の勉強分かる訳ないだろう」

小萌「忘れましたか? 常盤台は大学レベルの授業を受けてるんですよー」

上条「あっ...」

561: 2013/08/23(金) 22:22:50.90 ID:vishraP9O
黒子「月詠さんの仰る通りここは当麻さんの彼女、わたくしが引き受けますわ」

上条「中学生に勉強見てもらうなんて上条さんのプライドが...」

小萌「上条ちゃん。この際プライドがどうこうって問題じゃありませんよ。そもそも普段から努力を怠る上条ちゃんが悪いんですからね」

上条「うっ...」

結標「全くもってその通りね」

小萌「せめて平均点に届くぐらいに成長してもらわないと困りますよ」

562: 2013/08/23(金) 22:25:28.63 ID:vishraP9O
結標「それに、家庭教師が彼女の白井さんだったらやる気出るんじゃない? 一緒に居れられるんだし」

黒子「あら、結標さんにしては良い事言いますわね」

上条「そうだな。黒子が居れば上条さんは頑張れそうだ」

小萌「頼もしい彼女さんで良かったですよー」


ーーーーーー
ーーー



上条「予想以上に時間喰っちまったな」

黒子「もう陽が下がっていますの」

上条「黒子、この後スーパーに寄っていいかな? 夕食の買い出ししないとならないのですよ」

黒子「いいですわよ。それと、夕食でしたらわたくしが作って差し上げましょうか?」

上条「え? 黒子が料理してくれるのか?」

563: 2013/08/23(金) 22:28:33.23 ID:vishraP9O
黒子「はい」

上条「それはつまり、上条さんの部屋に上がって行く訳でせうか?」

黒子「はい。ぶっちゃけ言いますとそれが黒子の本音ですの」

上条「そうかい。まぁでも、女の子に料理作ってもらうなんて非常にありがてぇな。お願いするぜ」


【上条の部屋】


上条「ただいま」ガチャ

黒子「お邪魔しますの」

上条「インデックスは......居ないな。どっか外出してんのか?」

黒子「おや? テーブルに手紙らしき物がありますわよ」つ

564: 2013/08/23(金) 22:31:09.52 ID:vishraP9O
上条「どれどれ、えーと『今日はあいさの部屋にカレーパーティーしてそのまま一泊してくるんだよ』ですか。なんだ泊まりに行ったのか」

黒子「(と言う事はわたくしと当麻さんと二人っきり!! イエーイ!)」

黒子「(これはわたくし達の愛をさらに深めるチャンス! グヘヘ)」ジュルリ

上条「黒子」

黒子「え? あ、はい」

565: 2013/08/23(金) 22:33:00.39 ID:vishraP9O
上条「早速だけど、夕食頼むぜ」

黒子「分かりましたわ。愛する当麻さんのために腕によりをかけた料理を作って差し上げますの」

上条「おう。楽しみに待ってるぜ」


ーーーーーー
ーーー



黒子「お待たせしましたわ」

上条「おっ! ビーフシチューとはこの寒い時期にはピッタシのメニューですな」

黒子「後、ボロネーゼのパスタにバケット、シーザーサラダも作りましたの」

上条「どれも美味そうじゃないか」

黒子「さぁさぁ、召しあがって下さいな」

566: 2013/08/23(金) 22:34:54.83 ID:vishraP9O
上条「いただきます」パク

上条「うん! うめー! 美味いぜ! 黒子」

黒子「本当ですの?」

上条「おうよ。このビーフシチューなんかはまろやかでさ、お肉も柔らかくてシチューの味が染み込んでるからメッチャ美味いよ」

黒子「当麻さんがそこまで喜んでもらえるなんて黒子は、黒子はとても嬉しいですの///」

上条「黒子は間違いなく良い嫁さんになれるな」

黒子「もう、当麻さんったら、何を言っておりますの? わたくしは貴方のお嫁さんになる予定ですのよ?///」

上条「(...そう言えば結婚を前提にお付き合いしてるんだっけな)」

黒子「ビーフシチューもいいですけど、パスタも食べて下さいまし。こちらも黒子の自信作ですのよ」

567: 2013/08/23(金) 22:37:18.91 ID:vishraP9O
夕食後


上条「ご馳走様でした。いやーこんなにいっぱい喰ったのもいつの日以来だったけな」

黒子「お粗末様ですの。当麻さんも結構食べる方ですわね」

上条「そりゃあ上条さんも育ち盛かりの男子高校生だから。普段はインデックスで持っていかれてるから満腹になる日が滅多にないのさ」

黒子「あの小さい体でよく入りますわね。インデックスさんは」

上条「少しは自重して欲しいもんだ」

黒子「あのシスターさんは遠慮と言う辞書がないと思いますの」

上条「うん。ある訳がねーな」



禁書「くしゅん」

姫神「どうしたの? 風邪?」

禁書「いや、誰かに馬鹿にされたような気がしたかも」

568: 2013/08/23(金) 22:39:03.33 ID:vishraP9O
上条「黒子、そろそろ門限が近づいて来てるから帰る準備した方がいいぞ」

黒子「......」

上条「黒子? 聞いてるか?」

黒子「嫌ですの。帰りたくありませんの」プイッ

上条「帰りたくないって、お前な」

黒子「もっと当麻さんと一緒に居たいですの!」

上条「その言葉、とっても嬉しいけどさ。早く帰えらないとマズイだろう? 寮監からのお仕置きとか」

569: 2013/08/23(金) 22:41:17.81 ID:vishraP9O
黒子「今日は泊まっていきますの」

上条「はぁー!? 泊まるってお前...正気かよ?」

黒子「正気ですわよ! 明日は休日ですし、インデックスさんも今日はご友人宅に外泊なさってますから良いではありませんの」

上条「だからと言って男子寮で女子中学生を泊める訳には...」

黒子「インデックスさんとは一緒に住んでいらっしゃるのに」

上条「うっ...そ、それは...」

570: 2013/08/23(金) 22:43:42.49 ID:vishraP9O
黒子「どうしてインデックスさんが良くて、わたくしがダメなんですの? わたくしは貴方の恋人ですのよ」

上条「別に黒子がダメな理由はないけど...」

黒子「でしたら、泊まっても構いませんわね?」

上条「でもなぁ...」

黒子「どうかわたくしを貴方の部屋に泊めて下さいですの」ウルウル 上目遣い

上条「(そんな顔されたら断るに断れないじゃないかよ...)」

上条「はぁ、分かったよ。泊まってけよ」

黒子「ありがとうございますわ。やはり当麻さんは優しい殿方、大好きですの」ダキッ

上条「(隣の土御門には聞こえなようにしないと)」

571: 2013/08/23(金) 22:46:51.79 ID:vishraP9O
ーーーーーー
ーーー



上条「泊まるんだから寮に電話しとかないと駄目だぞ」

黒子「今、お姉様にお掛けしますわ」ピッピ

美琴『もしもし黒子!? ?アンタ、今何時だと思ってんの? 門限過ぎちゃってるわよ。何処で油売ってるの?』

黒子「お姉様、申し訳ありませんが。突然、わたくしのご両親が学園都市に訪れまして、そのままご両親とホテルで外泊しますので寮監様に伝言しといて下さいまし」

美琴『え? そうなの? 黒子の両親と居るのか...別に何かトラブルがあった訳ではないわね。分かったわ、寮監に伝えとく』

黒子「宜しくお願いしますの」

美琴『うん。じゃあね』ガチャ

上条「男の寮に泊まるなんて言えないよな」

黒子「嘘も方便って事ですの」

黒子「(それにお姉様になんか絶対に言える訳がないですの。しかし、いずれは報告しなければいけませんわね)」

572: 2013/08/23(金) 22:48:35.41 ID:vishraP9O
上条「黒子、風呂湧いたから先に入っちゃえよ」

黒子「良いんですの? わたくしが先にお風呂頂いても」

上条「こういうのはレディーファーストと言うもんだろう? 一応客なんだしさ」

黒子「ではお言葉に甘えて」

上条「バスタオルと着替えは用意してあるからな。着替えはインデックスのパジャマを使ってくれ」

黒子「分かりましたわ」スタスタ

573: 2013/08/23(金) 22:50:21.85 ID:vishraP9O
上条「......」

上条「いやーまさか黒子と付き合う事になるとはなー」

上条「相手はまだ中1、去年までランドセル背負ってた子だぞ」

上条「まぁ上条さんは愛さえあれば年齢差とか関係ありませんからいいけど」

上条「俺は未だに誰かと付き合ってる事が信じられないと言うか実感が湧いて来ないな」

上条「俺は元々不幸な人間......そんな人が女の子と付き合って幸せになってもいいんだろうか?」

『何もかみじょうとうまと言う人間の全てが不幸で埋まってる訳ではないんだよ』


上条「いや、良いに来まってる! 不幸だから幸せになってはいけない掟などない」

574: 2013/08/23(金) 22:52:55.51 ID:vishraP9O
上条「俺は幸せになっても良いんだ! 上条当麻」

上条「ようやく上条さんに春が来たんだ。大事にしないとな」

上条「それに、黒子と付き合って気付いた事がある」

上条「わたくし上条当麻は白井黒子の事が好きだって事をな」

上条「これからは黒子との関係を大事に大事にしていかないとならんな」


数十分後


黒子「お風呂有難うございましたわ」

上条「おう、上がったか。お湯は丁度よ......って、く、くくくか黒子さん!? アンタ、なんちゅう格好してんのでせうか!?///」

黒子「あらあら、当麻さんったら下着姿ぐらいで動揺なさって、お顔の方も苺の様に赤くなってますわ」

575: 2013/08/23(金) 22:55:03.61 ID:vishraP9O
上条「女の子が下着だけの格好で慌てない男なんかそうそう居ねーよ! 服を着なさい。服を///」

黒子「いかがです? わたくしのセクシーな下着の方は? 当麻さんをこういうのがお好きでしょう?」

黒子「両サイドは紐仕様で露出は至って普通ですが色は黒でわたくしの名前が黒子で掛けましたの。なんちゃってですの♪」テヘッ

上条「(な、なんという破壊力なんだ! 中学生のくせに色気づいた下着を着けやがって! だが、それが似合うからさすがは黒子だな。イカん! 鼻血が出そうだ)」

上条「似合うのは分かったから早くパジャマを着なさい! はしたないぞ」

576: 2013/08/23(金) 22:58:49.33 ID:vishraP9O
黒子「鼻血垂らしてちゃ説得力ありませんわね」

上条「うっせー」

黒子「(フフフ、当麻さんには効果てきめんです事。これでわたくしに夢中になってくれれば尚更嬉しいですの)」

上条「んじゃあ、上条さんは入ってくるぞ。冷蔵庫に入ってる飲み物は飲んで構わないからな」

黒子「はいですの」


数十分後


上条「はぁ?、風呂は最高だわ」

黒子「しっかりと温まりましたですの?」

上条「そりゃあ勿論」

黒子「ならいいのですが。貴方は以前、高熱で倒れた事があるんですから気を付けて下さいな」

上条「へいへい、分かってますよ」

577: 2013/08/23(金) 23:00:58.82 ID:vishraP9O
黒子「宜しい。まだ髪が乾いてないみたいですからドライヤー掛けてあげますわ」

上条「自分で掛けるからいいって。ガキじゃないんだから」

黒子「いいえ。当麻さんは雑にやりそうですからわたくしがやりますの」

上条「雑な上条さんで悪かったな」

黒子「ホラじっとしてて下さいな」ブオーン

上条「あいよ」

黒子「......」ブオーン

上条「あーなんか気持ちいいな」

黒子「そうですの?」ブオーン

上条「何でかな? 人に掛けてもらって所が良いのか」

黒子「ふーん。当麻さんがそう思うのでしたら、いくらでもドライヤー掛けてあげますわよ?」ブオーン

上条「なら、またやってもらおうかな」

黒子「了解しましたの」

578: 2013/08/23(金) 23:03:33.38 ID:vishraP9O
黒子「はい。終わりましたわ」

上条「サンキューな」

黒子「いえいえ、好きでやっておりますから」

上条「んじゃあ、今度は上条さんが黒子たんにサービスしてあげなくてな」

黒子「あら、わたくしには何をして下さるのですの? と言うか黒子たんはやめて下さいまし///」

上条「耳かきなんかはどうかな? こう見えても上条さんは耳かきは得意中の得意なんですよ」

黒子「耳かきですの!? それは即ち! 膝枕でしてくれると言う訳ですのね?」

上条「嫌か?」

黒子「嫌な訳がありませんわ! むしろバッチコーイですの!!」

上条「そ、そう...」

579: 2013/08/23(金) 23:05:59.33 ID:vishraP9O
黒子「お願いしますわね。当麻さん」ピョーン 上条の膝にダイブ

上条「お、おう///」

黒子「(あぁん! まさか当麻さんが耳かきしてくれるとは思いませんでしたわ! 黒子はこの時間がとても幸せですの)」スリスリ

上条「コラ、動いちゃ駄目だって。じっとしてなさい」

黒子「はい...」

上条「では、失礼して」カキカキ

黒子「あふんっ!」

上条「え?」

黒子「......い、今のは聞かなかった事にして下さいまし?///」

上条「...そういう事にしとく(可愛いな)」

580: 2013/08/23(金) 23:08:12.52 ID:vishraP9O
上条「では、気を取り直して」カキカキ

黒子「(うひょぉぉぉ!! 何ですの? この感じは? 気持ちが良いってレベルではありませんの!)」

上条「(おっ! 結構大きいのが取れたぞ)」カキカキ

黒子「(マズイですわ。わたくし、耳かきだけでイッてしまいそうですの)」

上条「次、反対側やるから姿勢変えて」

黒子「はいですの」クルッ

上条「行くよ」カキカキ

黒子「(にょおおおお!! 当麻さんってこんなにもテクニシャンだったのですの!?)」

上条「(うむ。反対側も溜まっとりますな)」カキカキ

黒子「(あーお母様にお父様。わたくしは今、最高に幸福ですわ)」

581: 2013/08/23(金) 23:11:06.96 ID:vishraP9O
数分後


上条「はい。終了」

黒子「ミィー」ウットリ

上条「黒子の耳って意外にも溜まってたな。ちゃんと耳掃除しなきゃ駄目だぜ」

黒子「ミィー」

上条「黒子? 聞いてる?」

黒子「ミィー」

上条「(何ですか? ミィーって...なんか青ピから借りたアニメのDVDにそんな鳴き声するペットがいたような...)」

上条「おーい黒子たん?」トントン

黒子「ミィウ」

上条「変O淑女」ツンツン 黒子の頬を突く

黒子「ミィー」

上条「フー」黒子の耳に息を吹きかける

黒子「あひゃん!! な、なな何するんですの!?」

582: 2013/08/23(金) 23:14:42.04 ID:vishraP9O
中途半端ですけど
ここで投下終了


次回は来週の水曜辺りに行きます


ではまたですの

600: 2013/08/28(水) 15:01:01.86 ID:xApRq12hO
上条「気が付いたか」

黒子「あれ? 確か、わたくしは当麻さんに耳かきをしてもらったはずでは...」

上条「したぞ。ただ、黒子が別の世界に旅立ってたからな」

黒子「あら? そうでしたの? 余程気持ち良かったのですのね、わたくし」

上条「そろそろ寝るとしますか。黒子はそこのベッドで寝ていいからな」

黒子「それですと...当麻さんは何処でお休みになられますの?」

601: 2013/08/28(水) 15:02:46.50 ID:xApRq12hO
上条「上条さんにはお風呂場と言う名の寝室があるんで」

黒子「...はい? お風呂ですの?」

黒子「......」

黒子「いやいやいや、貴方何を仰ってますの?」

上条「インデックスが居候してからはずっとそこで寝てたんだよ。と言う訳でお休み」スタスタ

黒子「と言う訳じゃあありませんの!」シュン

上条「うおっ! テレポートで目の前に現れるなよ! 心臓に悪いだろうが!」

602: 2013/08/28(水) 15:05:01.98 ID:xApRq12hO
黒子「何故、お風呂場で寝てるのかは存じませんが、恋人がお泊りに来てるのにそれはないわーですの!」

上条「いや、上条さんは女の子と一緒の部屋で寝る度胸力はなくてですね...」

黒子「ヘタレ! 当麻さんのヘタレ!」

上条「どうせ上条さんはヘタレです事よ...」

黒子「わたくしがお泊りにしてるからにはそうは行きませんわ。一緒のベッドで寝てもらいますの」

上条「一緒のベッドだと...」

黒子「そうですの☆」

黒子「わたくしとあつーい夜を過ごしますの」

603: 2013/08/28(水) 15:06:46.85 ID:xApRq12hO
就寝前


黒子「ぐへへへ」上条に抱きついてる

上条「あのー黒子さん? 上条さんの理性が崩壊しないようにお願いしますよ?」

黒子「理性なんか保つ必要ありますの? わたくしはとっくに心の準備は出来てますからいつでも良くてよ」

上条「黒子が良くても上条さんが駄目なの。確かに黒子は可愛いし、美人だし」

上条「さっきの下着姿なんかはスゲー工口かったよ」

黒子「あらやだ。工口いだなんて...わたくしはただ、淑女として相応しい下着を着けるだけあって...でも、当麻さんに言われるととても喜ばしいですの///」イヤンイヤン

604: 2013/08/28(水) 15:08:20.27 ID:xApRq12hO
上条「でも、上条さんの中では中学生と言う部分がためらってしまう。だから責任が取れないんだ。今の所は」

黒子「......」

上条「いいか黒子、これはお前の事が大事だから上条さんは言ってるんだぞ? 分かってるくれるか?」

黒子「......分かりましたわ。貴方が責任を取ってくれる日が来るまでお待ちしておりますわ」

黒子「そして、その時が来た時は優しくして下さいですの」

上条「ああ」

黒子「今はこれで我慢しときますわ」チュ

上条「ふぇ///」頬を抑える

黒子「お休みなさいですの」

上条「(今日は寝られそうにないな)」

605: 2013/08/28(水) 15:10:20.70 ID:xApRq12hO
番外編


ー上条が入浴してる時の出来事ー


黒子「......」ゴクゴク

黒子「やっぱお風呂上がりの牛乳は美味しいですの」

黒子「しかも、固法先輩が愛飲してるムサシノ牛乳。当麻さんもお好きなのでしょうか?」

黒子「さて、当麻さんは現在入浴中」

黒子「やることは一つ」

黒子「突撃ですの!」

606: 2013/08/28(水) 15:12:58.47 ID:xApRq12hO
【バスルーム)


当麻『フンフンフン♪』

黒子「このドアを突破すれば当麻さんの...当麻さんの生まれたままの姿が拝めますの!」

黒子「グヘヘ」

黒子「おっと、突入する前に」

黒子「」ガサコソ

黒子「フッフッフ、ありました、ありましたわ。当麻さんの脱ぎたてのし・た・ぎ」ピラーン

黒子「白と青の縦縞のトランクス、ちょっと地味ですわね。当麻さんならもっと良いのお召しになって欲しい所ですの」

607: 2013/08/28(水) 15:14:54.10 ID:xApRq12hO
黒子「今度、わたくしがネットで当麻さんの下着を買って差し上げましょう。勿論、わたくし好みのとびっきりセクシーのを」

黒子「楽しみですわ」

黒子「それでは、失礼して」

黒子「」クンカクンカ

黒子「にょほほほほ。これはこれはまた、当麻さんならではの独特の匂い。黒子、こういった匂いはだーい好きですの」クンカクンカ

黒子「あー何時間でも嗅ぎ続けたい所ですが、そろそろ行きますわ」

608: 2013/08/28(水) 15:16:48.68 ID:xApRq12hO
黒子「さぁ当麻さん。貴方のエデンを黒子にさらけ出させてもらいますわよ」ジュルリ

黒子「いざ」


Prrrr


黒子「え? 誰からですの!? こんな良い時に」パカ

黒子「初春!?」

上条『ん? 黒子? そこに居るのか?』

黒子「ええ。ちょっと忘れ物を取りに」

上条『そっか。なんか携帯鳴ってるみたいだけど?』

黒子「今出ますわ」

黒子「(初春め......次の風紀委員がある日には覚えやがれですの!)」


番外編終了

609: 2013/08/28(水) 15:18:15.63 ID:xApRq12hO
数日後


【第七学区 駅前】


上条「そろそろ黒子が来ると」パカッ 携帯を閉じる

上条「あーにしても寒みぃ」

上条「今日は一段と冷えこむからなー」

???「」ソローリ

上条「マフラーでも買おうかね」

610: 2013/08/28(水) 15:20:56.15 ID:xApRq12hO
???「」スッ?

上条「うぉっ! なんだ!? 急に上条さんの視界が」

???「だーれでーすの?」

上条「いやいや、口調でモロバレですよ? 黒子たん」

黒子「あちゃー迂闊でしたわ...」テヘッ

上条「ウッカリさんですなー」

黒子「えーこれから第一位様のご自宅に向かうのですわね?」

上条「正確にはソイツが居候してる黄泉川先生の家にな」

黒子「そこが鍋パーティーの開催場所ですのね」

611: 2013/08/28(水) 15:22:49.87 ID:xApRq12hO
今から数日前


【Joseph's】


一方「鍋パーティーだァ?」

浜面「ああ。フレメアと御宅の打ち止めちゃんがやりたいやりたいって言うからさ」

上条「前にバーベキューやったばかりじゃなかったっけ?」

浜面「いやーあの後にさ『次は鍋パーティーをやるのだぁ! にゃあ』とフレメアと打ち止めちゃんが騒ぎ出しんだよ」

612: 2013/08/28(水) 15:24:13.92 ID:xApRq12hO
上条「キモイからフレメアの真似すんな」

浜面「そこはスルーしてくれよ!」

一方「あンのクソガキィ...迷惑掛け過ぎなンだよ全く...」

浜面「まぁまぁ子供なんだから仕方ないさ」

上条「んで、やんのか? 鍋パーティー」

浜面「時季的にも丁度いいし、フレメアが喜ぶんなら開催するよ。お前らはどうだ?」

上条「上条さんは賛成です事よ。黒子も連れて来ていいか?」

613: 2013/08/28(水) 15:26:12.71 ID:xApRq12hO
浜面「おう、連れて来な。鍋は皆でやると楽しいからな。一方通行は?」

一方「まァ、クソガキを黙らせるンならやっても良い」

浜面「黙らせるんじゃなくて喜ばせたいんだろう? 相変わらず素直じゃねーな」

一方「おっと手が滑ってチョーカーにスイッチがァ」カチッ

浜面「謝る! 謝るするからスイッチ切ってくれ!!」

上条「やるのはいいとしても何処でやるんだ?」

一方「黄泉川の所でいいだろォ。あそこなら大人数でも入れるからよォ」

浜面「んじゃあ、そこで鍋パーティー開催決定だ」

614: 2013/08/28(水) 15:28:00.39 ID:xApRq12hO
現在に戻る


【黄泉川の自宅前】


上条「ここだな」

黒子「(立派なマンションに住んでいらっしゃいますわね)」

上条「押すか」


ピンポーン


番外個体「やっほーヒーローさんにその彼女さん」ガチャ

黒子「(大きいお姉様!)」

上条「よぉ番外個体か」

615: 2013/08/28(水) 15:29:42.14 ID:xApRq12hO
番外個体「早速上がりなよ。今丁度面白い事やってるからさ」ニヤニヤ

上条「面白い事?」

番外個体「見れば分かるぜ」ニヤニヤ

上条「そう。んじゃあ、お邪魔しまーす」スタスタ

黒子「お邪魔しますの」スタスタ

番外個体「」ニヤニヤ

上条「面白い事って何だろうな? 黒子」

黒子「分かりませんわね」

616: 2013/08/28(水) 15:32:23.41 ID:xApRq12hO
番外個体「このドア開けてみぃ」

上条「おう」


ガチャ





一方「へーンしン! ヴェイッ!!」シャキーン

浜面「ようやく現れたようだなベクトルマン! あの時の借りを返させてもらうぜ!」

一方「ふン! ハマーン星人よォ、オマエも懲りねェ野郎だなァ。いいだろォ、オマエ相手に30分...いや、10分もいらねェ。62秒でケリつけてやンよォ!」

上条「」

黒子「」

一浜「「え?」」

上条「...黒子、一旦出直そうか?」テクテク

黒子「ですわね」テクテク

一浜「「ちょっと待てぇぇぇ!!(ェェェ!!)」」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃひゃ」

635: 2013/09/01(日) 09:25:13.41 ID:MUH0N8v/O
数分後


一方「」ズーン

浜面「」ズーン


上条「さっきのなんだ? 劇でもやんのか? お二人さん」

フレメア「大体、打ち止めがヒーローごっこがしたいて言うから仕方なく付きあってあげてるのだぁ!」

636: 2013/09/01(日) 09:27:21.59 ID:MUH0N8v/O
打ち止め「それはフレメアもでしょ? この後浜面の兄ちゃんが主役の『ハマヅライダー』をやるとミサカはミサカはフレメアの希望をヒーローさんに洩らしてみる」

フレメア「にゃああああ!! 貴様、それは言うなとあれほど約束したじゃないか!」


ミサカハミサカハ
ダイタイダイタイ


滝壺「また始まっちゃったよ...」

番外個体「やれやれ」

黒子「止めなくていいんですの?」

浜面「まぁ喧嘩する程仲が良いって言うし、そのうち仲直りするよ」

637: 2013/09/01(日) 09:29:35.06 ID:MUH0N8v/O
黄泉川「おっ! 上条じゃん」

上条「こんにちは黄泉川先生、お邪魔してます」

黒子「お久しぶりですの。黄泉川さん」

黄泉川「そういうお前は白井じゃん。あーそうか、月詠先生から聞いた上条の彼女って白井だったのか」

上条「ええ」

芳川「あら、この子が噂のヒーローさん?」

一方「やっと起きたな。芳川」

上条「えっと、この方は?」

芳川「芳川桔梗よ。宜しくね、ヒーローさん」

上条「こちらこそ宜しくお願いします」

芳川「(この子が実験を凍結させ、一方通行の人生を大きく変えたのね。成る程、見るからにお人好しそうな子ね)」

638: 2013/09/01(日) 09:32:07.25 ID:MUH0N8v/O
一方「そンじゃあ、面子も揃ったからやるとしますかァ」


ーーーーーー
ーーー



番外個体「ねぇ、黄泉川。まさか炊飯器で鍋パーティーするつもりじゃないでしょうね?」

黄泉川「さすがにそれは無理だから普通に鍋でやるじゃん」

一方「つゥか炊飯器もそこまで万能じゃねェよォ」

打ち止め「てゆーかそろそろ炊飯器以外なのを調理してよとミサカはミサカは黄泉川に文句を言ってみたり」

黄泉川「気が向いたらやるじゃん」

芳川「いや、そこはやりましょう」

639: 2013/09/01(日) 09:34:06.92 ID:MUH0N8v/O
黄泉川「だったら桔梗がやればいいじゃんよ」

芳川「嫌よ。私は基本仕事以外は働きたくないのよ」

黄泉川「はぁ、やっとニート脱出したと思ってたのに...そんなじゃあいつまで経っても彼氏は出来ないじゃん」

芳川「それは愛穂だって同じじゃない! こんな立派な胸があるのに男一人捕まえられないなんて情けないと思わないわ」

黄泉川「なっ!? 女の魅力は胸だけが全てじゃないじゃん! 私はこれからじゃん」

浜面「(黄泉川は半蔵に興味持ってくれればすぐにGET出来るんだけどな...)」

芳川「ならどっちが先に彼氏出来るか競争しましょう?」

黄泉川「望む所じゃん。まぁ勝負したって私が圧勝するじゃん」

640: 2013/09/01(日) 09:38:11.31 ID:MUH0N8v/O
芳川「へぇーこの知的美人な私に圧勝すると? 随分と見上げたものね」

番外個体「(いや、アンタは残念美人の間違いだよ)」

黄泉川「前までは『だりぃー』とか『外出たくない』とか口癖してた人間がよく偉そうな事が言えるじゃん」

芳川「私は家事はやらない女だから全部男に任せる事にしてるの。ねぇ、確か上条君と言ったわね?」

上条「そうですけど...」

芳川「上条君って家事出来る?」

641: 2013/09/01(日) 09:40:38.88 ID:MUH0N8v/O
上条「まぁそれなりには出来ますよ」

芳川「じゃあ、私と結婚しない?」

上条「えーー!?」

黒子「はぁー!?」

黄泉川「桔梗! お前、何を考えてるじゃんよ!?」

芳川「私はこれでも大学の臨時講師でね、働けばそれなりの給料は入るし、将来は安定した生活が望めるわ」

642: 2013/09/01(日) 09:43:53.41 ID:MUH0N8v/O
芳川「だから上条君は専業主夫として家事さえやってくれれば私はそれで満足するわ。どう? お買得だと思わない?」

黒子「ちょっと貴女! 当麻さんはわたくしの彼氏なんですのよ!! 渡しませんわよ!」

芳川「ちぇ...じゃあ、浜面君で」

浜面「オイ!」

滝壺「駄目。はまづらは私と付き合ってるから無理だよ」

フレメア「にゃあ。大体、浜面は私の婿なのだ!」

滝壺「...オイ、今のは聞き捨てならないな。ガキ」

芳川「しょうがないから一方通行でいいわよ」

一方「売れ残りみたいな言い方すンじゃねェ! オマエのようなババァは最初からお断りだァ」

643: 2013/09/01(日) 09:45:54.47 ID:MUH0N8v/O
番外個体「第一位は筋金入りの口リコンだからね。ぎゃは☆」

一方「ミンチにすンぞォ」

番外個体「きゃあー第一位に犯されるぅ」ボウヨミ

黒子「そこの第一位様! 大きいお姉様に変な事したらわたくしが許しませんわよ」

一方「ババァ声の中坊はすっこンでろォ」

黒子「なっ!? また言いやがったですわね貴様!」

644: 2013/09/01(日) 09:47:49.39 ID:MUH0N8v/O
上条「一方通行、テメェ黒子の悪口を言ったら上条さんの最弱の拳が火を吹くぞ?」

黒子「当麻さん///」ポッ

一方「...ちっ、悪かったよォ」

黒子「ベーですの」上条の後ろに隠れてあっかんべー

一方「(こンの野郎...)」ピキピキ

浜面「あのーそろそろ鍋パーティしません?」

645: 2013/09/01(日) 09:50:26.11 ID:MUH0N8v/O
数分後


黄泉川「よし! 鍋も出来あがった事だから乾杯の音頭やってもらうじゃん。一方通行」

一方「はァ? 何で俺なンですかァ?」

黄泉川「いいじゃんか、乾杯の音頭ぐらい」

一方「仕方ねェな」

打ち止め「貴方、頑張って」

番外個体「滑ろーwww」

一方「うしィ! オマエら、今日は無礼講だァ! 遠慮なくとことン騒げよォ! かんぱァい!」

一同「かんぱーい!」

646: 2013/09/01(日) 09:52:44.24 ID:MUH0N8v/O
打ち止め「まいうーとミサカはミサカはある有名人の台詞をパクってみる」

一方「やっぱ肉は松坂牛に限る」

浜面「また松坂牛!? どんだけ松坂牛好きなんだよ...」

一方「あァ? 文句あるンなら食うンじゃねェよォ。誰のおかげで最高ランクの牛が食えるとでも思ってるンだァ?」

浜面「一方通行様です。すみませんでした!」土下座

一方「宜しい」

黄泉川「鍋の時に飲む酒は格別じゃん!」

芳川「愛穂、飲むペースが早くない? もう5杯目よ」

フレメア「そこに入ってる鯖は頂きなのだ!」

647: 2013/09/01(日) 09:54:24.36 ID:MUH0N8v/O
打ち止め「ホラ貴女も食べなよ番外個体。温かいよ」

番外個体「食べるには食べるけどさ...」チラッ

黒子「はい当麻さん、アーンして下さいですの」

上条「アーン」パク

黒子「どうですの?」

上条「美味すぎるぜ」グッジョブ

黒子「わたくしにもして下さいな」

上条「ほれアーン」

黒子「アーン」パク

番外個体「(温かい所か暑すぎるんですけど...)」

648: 2013/09/01(日) 09:57:13.00 ID:MUH0N8v/O
フレメア「にゃあ。浜面、大体、私にもアレやって欲しい」

浜面「しょうがねーな。ホラ口を開けろ」

フレメア「アーン」

滝壺「アーン」パク

フレメア「にゃあ?」

浜面「え? た、滝壺さん?」

フレメア「にゃあああ!! 何するんだ? 滝壺!」

滝壺「これは彼女の私だけの特権。ガキは引っ込んでて」

フレメア「なんだと!? 万年ジャージしか着ないファッション性の欠片のない地味女のくせに生意気だぞ!」

滝壺「よし、ちょっと表出ようか。躾のないガキは教育してやらないと」カチーン

650: 2013/09/01(日) 10:00:12.55 ID:MUH0N8v/O
浜面「待て待て! 滝壺は年上なんだから落ち着こうぜ。フレメアもあんまり人の彼女をからかってはいけません」

滝壺「はまづらはちょっとふれめあに甘い」

黒子「まるで父親みたいですわね。浜面さんは」

上条「よっ! お父さん」

浜面「誰がお父さんかっ!」

滝壺「勿論、お母さんは私」

番外個体「親御さんは大変ですなー。貴方もそう思うでしょ? 第一位」

一方「なンで俺に振るンだよ?」

番外個体「なんでってそりゃあ、そこのおチビを子守してるセ口リさんにとってはねー」

一方「黙れェ」

666: 2013/09/04(水) 21:57:19.17 ID:f/WpRljWO
こんばんはですの

もう少ししたら投下しに行きますの

670: 2013/09/04(水) 22:36:25.97 ID:f/WpRljWO
ーーーーーー
ーーー



打ち止め「あー美味しかったとミサカはミサカはお腹をさすりながら満足してみる」

黒子「少し食べ過ぎましたの」

一方「もう食えねェ...」倒れる

浜面「いや、アンタは全然食ってねーだろ」

番外個体「体型がモヤシだからねwwww」

671: 2013/09/04(水) 22:38:40.53 ID:f/WpRljWO
黄泉川「」zzz

芳川「」zzz

上条「そちらのお二人は酔い潰れて寝ちゃってるし」

滝壺「ほとんどお酒ばっかりだったからね。鍋にはあまり手を付けてなかったみたい」

フレメア「どうする? 大体、起こしとくか?」

一方「やめとけェ、こういうのは放置するのがベスト。ヘタに起こすと余計に面倒だからなァ」

フレメア「了解なのだ」

一方「(オリジナルの母親で学習させてもらったからなァ。人間あァはなりたくねェわ)」

672: 2013/09/04(水) 22:40:28.88 ID:f/WpRljWO
番外個体「ねぇねぇ、これから王様ゲームしない?」

一方「あァ? 王様ゲームだとォ?」

番外個体「人数的にも丁度いいし、どうかな?」

浜面「王様ゲームか...良いんじゃねーか? 皆で楽しめるし」

フレメア「にゃあ。私も構わないぞ」

滝壺「私も」

上条「上条さんは別にいいけど...黒子はどうする?」

黒子「わたくしも良いですわよ」

打ち止め「ミサカも賛成なのだ」

673: 2013/09/04(水) 22:42:08.81 ID:f/WpRljWO
一方「俺はパス。オマエらで楽しンでろ」

番外個体「あれれー? 逃げちゃうの? 第一位様はいつからヘタレになったのかね」

一方「」イラッ

番外個体「まぁ無理はしないさ。学園都市の最強は王様ゲームすら出来ないヘタレ『やってやるよォ!』はい?」

一方「俺も王様ゲームとやらをやってやンよ! 良いンだなァ? 後悔しても知らねェぞォ!!」

番外個体「そうこなくちゃ」

674: 2013/09/04(水) 22:44:09.92 ID:f/WpRljWO
ーーーーーー
ーーー



番外個体「黄泉川と芳川はあーゆう状態なんで、8人で王様ゲーム始めるぜ」

番外個体「せーの」

一同「王様だーれだ」

打ち止め「おっ! ミサカが王様だってミサカはミサカは一発目で当たったのを驚いてみる」

黒子「それでは、小さいお姉様。ご命令をどうぞ」

675: 2013/09/04(水) 22:46:43.40 ID:f/WpRljWO
打ち止め「5番と7番でこのシュークリームを食べてもらうってミサカはミサカはそのシュークリームを差し出してみる」

上条「5番は上条さんか」

浜面「7番は俺だけど、ただシュークリームを食べるだけでいいのか? それだと王様ゲームの醍醐味が...」

打ち止め「チッチッチ、このシュークリームはどちらかが激辛ハバネロ味が入っているのだよワトソン君とミサカはミサカは某名探偵の台詞で説明してみる」

上浜「「なんですとーー!?」」

番外個体「ようはロシアンシュークリームってやつだね」

滝壺「よくカラオケ店のメニューに見掛けるよね」

黒子「つまり、どちらかが地獄をどちらかが天国を見るって事ですの」

676: 2013/09/04(水) 22:48:43.77 ID:f/WpRljWO
浜面「でも心配する事ではないな。何せもう1人が不幸の申し子の上条だからな」

上条「それはどうかね? もしかしたら浜面君が激辛を味わう事だって有り得るぜ?」

浜面「まぁ食べてみれば分かるさ。俺はこっちのシュークリームにするぜ」

上条「残り物には福がある事を信じて、上条さんは残りのシュークリームを」

浜面「じゃあ、いくぞ」

上条「おう」

677: 2013/09/04(水) 22:51:12.87 ID:f/WpRljWO
上条「はむ」パク

浜面「はむ」パク

上条「......」モクモグ

浜面「......」モクモグ











上条「辛ァァァァァアアアア!
!」

浜面「甘ーい」

上条「なんだこれ!? 半端ねぇ辛さだな! 辛ァ!」

黒子「当麻さん! 大丈夫ですの?」

上条「み、水を...水をくれ」

黒子「今持ってきますわ」

678: 2013/09/04(水) 22:53:37.43 ID:f/WpRljWO
番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! やっぱヒーローさんが引き当てちまったか」

一方「さすが三下。期待を裏切られェ奴だァ」

滝壺「辛そう...」

浜面「いやー食後の甘いシュークリームはうめーな。
にしても打ち止めちゃん、君は可愛い顔しながらやる事がちょっとエゲツないぜ」

打ち止め「王様ゲームはこれぐらいキツイの命令しないと面白味がないでしょとミサカはミサカはTVで得た知識を活用してみたり」

679: 2013/09/04(水) 22:55:31.63 ID:f/WpRljWO
数分後


上条「うっ......まだ舌がヒリヒリする...」

黒子「大丈夫ですの? もう少しお水を飲んだ方がいいのでは?」

上条「大丈夫。さっきよりは若干引いたからさ」

番外個体「んじゃあ、二回目行っていいかい?」

上条「ああ」

番外個体「せーの」

一同「王様だーれだ」

番外個体「イエーイ! ミサカが王様だよ」

浜面「うわぁ、番外個体かよ...」

680: 2013/09/04(水) 22:57:23.37 ID:f/WpRljWO
一方「変なの命令すンじゃねェぞォ」

番外個体「だが断る」

番外個体「じゃあね...3番が4回目終わるまでこのネコミミをつけて語尾ににゃーと喋ってもらうよ」

黒子「え? 3番はわたくしですわ...」

上条「と言う事は黒子がネコミミをつけて...」ゴクン


浜面「男に当たらなくて良かったぜ」

フレメア「大体、私のアイデンティティが盗られた気がするのだ! にゃあ」

681: 2013/09/04(水) 22:59:40.59 ID:f/WpRljWO
番外個体「はい」

黒子「ほ、本当にやらなきゃいけないんですの?」

番外個体「そりゃあ王様ゲームだからね」

黒子「...分かりましたの」

黒子「こ、こうですの?///」ソウチャク

上条「(可愛い...)」キュン

滝壺「おー! とても似合ってるよ。しらい」

打ち止め「うん! なかなか可愛いよとミサカはミサカは風紀委員のお姉ちゃんに惜しみない賞賛を送ってみる」グッジョブ

黒子「そ、そうですの?///」

682: 2013/09/04(水) 23:02:01.46 ID:f/WpRljWO
番外個体「語尾忘れてるよ」

黒子「そうですにゃー?」

番外個体「うん。それでいーよ」

一方「おィ! 三下もなンか言えよ。オマエの彼女だろォ?」

上条「......はっ! 悪い。あまりにも可愛い過ぎて上条さん、見惚れちまいました」

黒子「あら、イヤですわ当麻さん。可愛い過ぎるなんて黒子、嬉し過ぎて氏んでしまいますにゃー///」イヤンイヤン

上条「黒子、このままあの台詞を言ってくれないか?」

黒子「ジャッジメントですにゃー///」

上条「最高だぜ! 黒子」

フレメア「にゃあ。大体、無糖のコーヒーが飲みたくなった。一方通行、一本頂戴」

一方通行「ガキにはまだ早い。せめて後10年経ってからなァ」

683: 2013/09/04(水) 23:04:09.62 ID:f/WpRljWO
番外個体「3回目行くよ」

番外個体「せーの」

一同「王様だーれだ」

黒子「わたくしですにゃー」

上条「なかなか当たんねーな」

黒子「では...2番と6番で今お召しになってる衣服を交換するのをいかがですにゃー?」

滝壺「あっ、私が2番だ」

番外個体「6番はミサカか......て事は滝壺のジャージを着ればいいんだね」

684: 2013/09/04(水) 23:06:40.30 ID:f/WpRljWO
滝壺「私にアオザイは似合うかな? はまづら」

浜面「滝壺は何着たって似合うさ」

滝壺「ありがとう」

番外個体「じゃあ、着替えるか」


数分後


滝壺「どう?」アオザイ姿

浜面「おー! 良いよ滝壺」

上条「うむ。なかなか似合ってますな」

黒子「違和感がありませんわね。ジャージだけではもったないですにゃー」

685: 2013/09/04(水) 23:09:01.14 ID:f/WpRljWO
番外個体「たまにはジャージも悪くないね」ジャージ姿

打ち止め「なんか巨Oの人ってジャージでも似合っちゃうよねとミサカはミサカは自分の胸を見て落胆してみたり...」

一方通行「(打ち止めよォ、胸がデケェだけが全てではないンだぜェ。
オマエには番外個体にはねェ物をしっかり持ってるからよォ)」

701: 2013/09/09(月) 23:16:37.75 ID:94ErjKcxO
4回目


一同「王様だーれだ」

一方「俺か...」

番外個体「変なの命令しないでよね」

一方「するかボケェ!!」

上条「何を命令するんだ?」

一方「ンじゃあ、次の回が終わるまで1番が4番の膝の上に座って頂こうかァ」

フレメア「1番は私なのだ」

浜面「4番は俺か」

滝壺「......」

702: 2013/09/09(月) 23:21:38.19 ID:94ErjKcxO
フレメア「大体、浜面の膝に座ればいいんだな? にゃあ」

一方「次の回終わるまでなァ」

フレメア「にゃあ。浜面だったらいくらでも座ってもいいのだ! むしろ、ずっと座ってたい」

滝壺「」イライラ

フレメア「じゃあ、座るね。浜面」

浜面「ああ」

滝壺「」ギロッ

浜面「(滝壺の視線が怖い...)」

703: 2013/09/09(月) 23:23:34.65 ID:94ErjKcxO
フレメア「ほいっと」浜面の膝に座る

滝壺「」イライラ

フレメア「にゃあ。座り心地は最高なのだ!」

浜面「そうかい」

打ち止め「ミサカはいつも貴方のに膝に座ってるから羨ましくなんかないもんねとミサカはミサカはフレメアに自慢してみたり」

一方「オマエは俺の許可取らずに勝手に座ってンだろォがァ!」

フレメア「にゃあ。大体、これが勝ち組の姿なのだ! ざまーみろ滝壺」

浜面「(ちょっと!?)」

滝壺「よし! ブチコロシカクテイだ」カチーン

黒子「滝壺さん! 相手は小学生ですにゃー? 落ち着いて下さいまし」ガシッ

上条「(滝壺は間違いなくヤンデレの素質あるよな...)」

704: 2013/09/09(月) 23:26:00.02 ID:94ErjKcxO
番外個体「うんうん! だいぶ盛り上がった所で次行くよ」

一同「王様だーれだ」

滝壺「やったぁ。私が王様」

浜面「おっ、滝壺が当たったか」

上条「全然当たらね...」

滝壺「少しキツイのを命令するね」

フレメア「にゃあ?」

滝壺「(このガキに恥ずかしい思いをさせてやらないと)」

705: 2013/09/09(月) 23:28:10.00 ID:94ErjKcxO
滝壺「5番が下着姿になる」

番外個体「わおー、随分と過激なのを要求するね。ミサカは5番じゃないよ」

打ち止め「ミサカも違うよ」

黒子「わたくしも違いますの(危なっ! 当麻さん以外の殿方の前で下着姿を晒したないですの)」

上条「上条さんは1番だから違うな」

浜面「俺も違うぞ」

滝壺「(と言う事は...)」

フレメア「大体、私は4番なのだ」

滝壺「あれ?」

上条「じゃあ、5番は...」

一方「......俺だァ」

706: 2013/09/09(月) 23:32:03.29 ID:Wd7+MQh2O
番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! よりにもよってモヤシかよっ! マジウケるんですけど」

一方「ジャージ女ァ!」

滝壺「ごめん、あくせられーた。ふれめあを当てたかったんだけど...」

フレメア「フッフッフ。残念だったな滝壺」

番外個体「さて、下着姿だから第一位の場合はパンイチになりな」

一方「ふざけンなァ!! ンな恥ずかしい事出来るかァ!」

番外個体「王様の命令は絶対だぜ? 第一位に拒否権なんかないよ」

707: 2013/09/09(月) 23:34:02.33 ID:Wd7+MQh2O
浜面「一方通行...諦めろ」

一方「やァなこったァ。いいぜェ、オマエらが俺を下着姿にしたいンなら、まずはその幻想はぶち頃すゥ」

黒子「当麻さんの台詞をパクらないで下さいまし!」

番外個体「ぬーげ、ぬーげ」

一方「やなもンはやですゥ」

打ち止め「じゃあ、演算没収された状態で20000号にペロペロされても良いんだね?とミサカはミサカはMNWに接続し20000号を呼び出してみる」

一方「なンか急に脱ぎたくなったからやってやンよ」キリ

番外個体「(20000号パネェな...)」

708: 2013/09/09(月) 23:36:03.54 ID:Wd7+MQh2O
一方「仕方ねェからサービスしてやンよ。脱げばいいンだろォ? 脱げば」ヌギヌギ

黒子「(はぁ、正直殿方の脱衣シーンは見たくはありませんの。まぁこれが当麻さんだったら喜んでハァハァしていますが)

一方「オラァ! これで文句ねェだろォがァ!」パンイチ

浜面「細っ!」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! モヤシモヤシ言ってたけどここまで細いとは思わなかったよ」

打ち止め「貴方の体型がヒョロくても大丈夫だよとミサカはミサカはそんな貴方を応援してみる」

滝壺「らすとおーだー、それは私の台詞」

709: 2013/09/09(月) 23:37:42.63 ID:Wd7+MQh2O
黒子「(なんか頼りない体型ですわね。やっぱ殿方は当麻さんのように逞しくなければなりませんの)」

上条「細いな」

浜面「にしても一方通行、今時ブリーフとは...」

一方「別にいいだろォがァ! 誰が何を履こうが。いつもはボクサーなんですゥ。今日、ブリーフなのはたまたまだァ!」

黒子「(ブリーフでしたら当麻さんが一番ですわね。うむ、今度当麻さんにブリーフをプレゼントして差し上げましょう。そして、それをお召しになられてる姿をわたくしに見せれば黒子は黒子はもう! グヘヘヘ)」

番外個体「所で第一位、付いてなきゃない物が付いてないように見えるんだけど、まさか...」ジー

一方「あるに決まってンだろォ!! どこ見てンだオマエは!?」

番外個体「 実は女で名前が鈴科百合子でしたってオチだったらさらに笑えてくるんだけどね。にしても第一位はアソコもモヤシ...いや、シラスだったとは」

710: 2013/09/09(月) 23:39:52.80 ID:Wd7+MQh2O
フレメア「にゃあ。浜面みたいにマッチョになりたければジムに行くといいのだ!」

浜面「別に俺はマッチョって訳じゃないけど、まぁそれなりには鍛えてるよ」

一方「オラァ! いつまでもふざけてないでさっさと次行くぞォ! つゥか滝壺、いつまでパンイチになってればいいンだァ?」

滝壺「もう着ていいよ。正直、男の下着姿は見たくない。はまづらを除いては」

一方「オマエが命令したンだろォがァ!! 俺だって人前で下着姿にはなりたくはねェンだよォ!」

722: 2013/09/14(土) 23:39:02.05 ID:PGvnWyGvO
インちゃんと美琴ちゃんの「任せて」のシーン。自分としてはあの展開が来ることをずっと待ってました


良かったねインちゃん。表紙だけじゃなくて(笑)


よし! 時間ギリギリですが
投下ですの

723: 2013/09/14(土) 23:40:46.25 ID:PGvnWyGvO
上条「6回目行きますか」

一同「王様だーれだ」

上条「よっしゃああああ!! 上条さんが王様だ!」

黒子「良かったですわね(あんなに喜ぶ当麻さんもアリですの)」

番外個体「たかが王様になったぐらいでそんなに喜ぶ事なの?」

一方「まァ、不幸な三下さンからすれば嬉しいだろォ」

浜面「んで、王様になった大将は何を命令はするんだ?」

上条「うーん、どうすっかな?」

724: 2013/09/14(土) 23:42:25.56 ID:PGvnWyGvO
番外個体「ヒーローさんの事だからそげぶさせろとか言いそう」

上条「んな事すっかッ!! じゃあな、2番と7番が懺悔をする」

打ち止め「あっ、ミサカが2番だ」

浜面「うわぁ、7番だよ...」

打ち止め「えっと懺悔って自分が犯した罪悪を告白すれば良いんだよね?とミサカはミサカはヒーローさんに確認をとってみる」

上条「そう。打ち止めだって何か一つぐらい悪い事した事があるだろう? それをみんなの前で言って悔い改めるんだ」

フレメア「大体、私は良い子だから懺悔する事はないのだ」

滝壺「どの口が言うんだが」

725: 2013/09/14(土) 23:45:17.88 ID:PGvnWyGvO
上条「まずは浜面から懺悔してもらうぞ」

浜面「俺の場合はいっぱいあるからな。何を言おうか...」

上条「一つ懺悔してくれればいいさ」

浜面「一つね」

上条「さぁ、何を懺悔するんだ? 浜面の事だから滝壺と言う彼女が居ながら麦野さんと浮気しましたとか?」

浜面「してねーよ!! 何言っちゃってくれてんだアンタは!?」

滝壺「はまづら、それどう言う事?」

浜面「待て! 滝壺! 大将が言ってる事は全くもってデタラメだからね! 信じちゃダメ」

一方「いいからさっさと言え」

726: 2013/09/14(土) 23:47:08.14 ID:PGvnWyGvO
浜面「分かってるって。えっと、彼女が出来てからも工口本を読んでしまいました。ごめんなさい」

上条「浜面...」

黒子「うわぁ...」

番外個体「うわぁ...最低だね」

打ち止め「しょうがないよ、男はそういう生き物なんだからとミサカはミサカはエOチな人は嫌いじゃないよと打ち明けてみる」

一方「オマエは誰に向かって言ってるンだよォ?」

727: 2013/09/14(土) 23:50:14.01 ID:PGvnWyGvO
滝壺「はまづら」

浜面「はい。なんでしょうか滝壺さん?」

滝壺「どんなジャンルを読んでたの?」

浜面「バニー系です...」

滝壺「いくらはまづらがバニー好きなのは分かるけど、それは応援出来ない」

浜面「すいません...」

滝壺「次からはもっと私を見てね。でないと...」

浜面「でないと?」

滝壺「はまづらを監禁しちゃうかもしれない」

浜面「ヒィー」ブルブル

番外個体「(オイオイ...第四位のが感染しちゃってないか?)」

上条「(滝壺って恐ろしい子だな...)」

728: 2013/09/14(土) 23:53:36.75 ID:PGvnWyGvO
滝壺「分かった?」

浜面「」コクコク

滝壺「OK。許す」

打ち止め「次はミサカの番だねとミサカはミサカは少し重たい空気を変えてみる」

上条「おう、発表してくれ。良い子の打ち止めちゃんは何を犯してしまったんだ?」

打ち止め「番外個体、前に一方通行と喧嘩したの覚えてる?」

番外個体「忘れる訳がないじゃん! やってもいないのに冷蔵庫に入ってた最後の無糖の缶コーヒーをミサカが飲んだんじゃないかって第一位がしつこく疑ってくるんだから!」

一方「あれはどう考えても悪意の塊であるオマエしか考えつかねェだろォがァ! 芳川は甘いのしか飲まねェし、黄泉川なンかビールと牛乳以外飲ンでるの見た事がねェ」

729: 2013/09/14(土) 23:56:16.68 ID:PGvnWyGvO
打ち止め「ごめんなさい。アレ飲んだのミサカなの...」

番外個体「え?」

一方「あァ? 俺のコーヒー飲んだのって打ち止めだったのかァ?」

打ち止め「うん。貴方がいつもそれを飲んでる姿を見て、いつかミサカも一緒にそれを飲んで楽しく貴方とお話がしたいなってミサカはミサカは将来してみたい事の一部分を言ってみる」

一方「クソガキ...」

黒子「あらあら、なかなか可愛いらしい懺悔ではございませんか」

浜面「なんとも子供らしい罪だな」

フレメア「それでも勝手に人のコーヒーを飲んだ事には変わりはないのだ! 悪い子め」

滝壺「ガキは少し黙ってろ」

730: 2013/09/14(土) 23:58:46.46 ID:PGvnWyGvO
一方「打ち止め......オマエ、なンでそれを黙ってたンだ?」

打ち止め「貴方に怒られるのが怖かったから...」

一方「クソガキィィィィ!! 何が怒られるのが怖かっただァ? あァ? ふざけンじゃねェぞォ!!」

打ち止め「ヒィ...」ブルブル

浜面「オイ! 一方通行! 何もそこまで怒らなくても...」

一方「浜面は引っ込ンでろォ! いいか? 打ち止め、よく聞け」

打ち止め「はい...」

一方「俺はなァ、勝手に人のコーヒーを飲ンだ事に怒ってンじゃねェ! あの時に言わずに今日まで黙ってた事に怒ってンだよォ!」

一方「俺は別に人のコーヒー飲ンだぐらいで腹立てたりしねェよ。ただよォ、あの時に正直に言わなかったのが気に食わないンだ」

一方「打ち止めがあの時に言ってくれれば番外個体に誤解した事を謝れたンだ」

番外個体「全くだよ」

打ち止め「うっ......ごめんなさい」

731: 2013/09/15(日) 00:01:37.34 ID:Jy1F8Z2VO
一方「まァ、ガキは多少悪い事して育っていくもンだァ。それを学習して大人への階段を駆け上って行く。過ちは誰にだってある」

一方「これからはすぐに申し出ろよォ。それぐらいは許すからよォ」

打ち止め「はい...」

一方「それと、ガキにブラックはまだ早ェ。まずはカフェラテからにしろ」

一方「無理に背伸びしなくていい。ガキはガキらしく無邪気に振る舞えばいいからよォ」

打ち止め「うん!」

一方「そして、オマエが成長し、その時は一緒に美味ェコーヒー飲もうぜェ。楽しみに待ってからよォ」

打ち止め「うん! うん!」

上条「なんか良い話だな」

黒子「第一位様がただのモヤシ野郎ではなかったですの。見直しましたわ」

一方「最後に一つ、番外個体にも謝っとけよォ」

打ち止め「ごめんなさいとミサカはミサカは誠意を込めて番外個体に頭を下げる」

番外個体「まぁミサカは最終信号と違って大人だから許してあげる」

浜面「(外見だけがな。実年齢は一年も経ってないくせに...」

732: 2013/09/15(日) 00:03:17.67 ID:Jy1F8Z2VO
ーーーーーー
ーーー



番外個体「それでは、7回目行くぜ」

一同「王様だーれだ」

フレメア「にゃあ。私が王様なのだ!」

番外個体「おっ、フレメアが当たったか」

フレメア「いくぞ! 王様ゲームの定番と言ったら大体、ポッキーゲームと決まってる。なので、1番と2番はポッキーゲームをするのだ!」

733: 2013/09/15(日) 00:05:20.96 ID:Jy1F8Z2VO
上条「上条さんが1番だ...」

黒子「あちゃーわたくしは3番でしたわ。残念ですの...」

番外個体「2番は誰なの? ミサカは7番だよ」

打ち止め「ミサカも違う」

滝壺「私も」

浜面「俺も」

上条「て事はまさかの...」

一方「......あァ、俺だァ」

上条「......」

一方「......」

上条「ふざけんなぁぁぁあああ!! 何で同性の一方通行とポッキーゲームしなきゃなんないですか? 嫌ですわ!」

一方「うるせェ! 俺だって嫌なンだよォ!!」

734: 2013/09/15(日) 00:07:35.40 ID:Jy1F8Z2VO
上条「やり直しだ! 上条さんはやり直しを要求する! どうせやるなら上条さんは黒子とポッキゲームがしたいんです!」

番外個体「出来る訳ないじゃん。決まってしまったもんは覆せないよ。恨むならそんな命令を出した王様のフレメアを恨むんだね」

フレメア「にゃあ、悪いな上条。嫌なのは分かるけど、王様の命令は絶対なのだ! やってもらおうか」

上条「黒子ォ...」シクシク

黒子「申し訳ありませんわ。こればかりは黒子の力をもってしてでも王様には敵いませんの...」

一方「オラァ! シクシクしてねェでやンぞォ。こういうのはさっさと片付けるに限る」ポッキー装着

上条「はぁ...」ポッキー装着

番外個体「(やっべぇ! 超笑えてくるんですけど。この映像をMNWに流したらどうなるんだろうな? 10801号辺りは喜びそうだけど、どの道お祭り騒ぎだね。ぎゃは☆」

735: 2013/09/15(日) 00:09:50.93 ID:Jy1F8Z2VO
上条「」パクパク

一方「」パクパク

上条「」パクパク

一方「」パクパク

浜面「やな絵面だな...」

上一「「」」ピトッ

滝壺「止まった」

上条「(マズイな。もう少しで一方通行の唇が...)」

一方「(さっさと折っちまえよ三下ァ! オマエと接吻なんか氏ンでもしたくねェわ!)」

736: 2013/09/15(日) 00:11:41.14 ID:Jy1F8Z2VO
上条「......」

一方「......」

上条「///」

一方「///」

浜面「オイッ!」ビシッ

黒子「セイッ!」シュン

上条「ぎゃああああ!! 鉄矢がっ! 鉄矢が上条さんの手にィィィィィ!!」

黒子「貴方は殿方相手に顔を赤くしてますの? 馬鹿ですの? 氏ぬんですの!?」

一方「(オイオイ! 俺は三下相手にトキめいてンだァ!? クソがァ!)」

番外個体「あーあ。いい所に邪魔しちゃって」

浜面「まぁこれ以上の展開は望んではいないし、むしろ見たくないし」

737: 2013/09/15(日) 00:14:00.79 ID:Jy1F8Z2VO
ーーーーーー
ーーー



一方「つゥかいつまでやるンだよ? コレ」

番外個体「そうだね。うーん、10回までにすっか」

浜面「後三回か......俺はまだ王様引いてないからせめて一回ぐらいは当たりたい」

番外個体「いくよ」

一同「王様だーれだ」

打ち止め「おっ! またミサカが王様になったぞ!」

浜面「」ガーン

滝壺「どんまい、はまづら」

738: 2013/09/15(日) 00:17:25.57 ID:Jy1F8Z2VO
打ち止め「それじゃあ、4番は今穿いてる下着の色を言ってとミサカはミサカはちょっとエOチなのを命令してみたり」

黒子「あら、そんなにわたくしの下着の色を知りたいんですの? 仕方ありませんわね、小さいお姉様の命令ならば」

番外個体「いや、アンタは3番じゃん。おチビが言ってるは4番、4番は誰だい?」

滝壺「私だよ」

番外個体「おや? 滝壺だったのか。良かったじゃないか野郎共。女の子が当たってさ」

一方「別に興味ないしィ」

黒子「当麻さん。わたくし以外の女性の下着姿を想像でもしたら分かってますね」ゴゴゴゴゴ 鉄矢を構える

上条「わ、分かっておりますとも! 黒子教官」ガクブル

739: 2013/09/15(日) 00:20:59.73 ID:Jy1F8Z2VO
浜面「(なにぃー!? 滝壺だと!?それはすなわち! 滝壺の下着が知れるって事か! 打ち止めちゃんGJ)」ポタポタ

番外個体「うわぁ...発表する前から鼻血出してるし。キモッ!」

打ち止め「まるで工口犬だねとミサカはミサカは前に見た才能ゼロの魔法使いツンデレ少女がヒロインのアニメでそんな主人公が居たなーと思い出してみる」

滝壺「言うね」

滝壺「ピンク。特にこれと言って可愛い物を着けてないよ」

打ち止め「でも滝壺のお姉ちゃんはピンクが一番似合うねとミサカはミサカは断言してみる」

740: 2013/09/15(日) 00:22:47.44 ID:Jy1F8Z2VO
浜面「」ポタポタポタポタ

上条「浜面!? 鼻血がさっきより勢いが増してるぞ! 大丈夫かよ?」

浜面「我が生涯に一片の悔いなし...」バタッ

上条「浜面ァァァァァ!!」

一方「その台詞は世紀末帝王じゃなくて世紀末覇王になるンだがなァ」

番外個体「何やってんだが...」

741: 2013/09/15(日) 00:25:14.78 ID:Jy1F8Z2VO
数分後


浜面「危うく大量出血で氏ぬ所だったぜ」

滝壺「これからはバニーと下着で想像しない方がいいよ。はまづら」

番外個体「よっ! 工口面」

浜面「工口面言うな!」

上条「工口面」

一方「工口面くン(笑)」

浜面「お前らな...」

滝壺「大丈夫、私はそんなえろづらを応援してるから」

浜面「滝壺まで...」グス

フレメア「にゃあ。大体、男は工口い方が健全だから大丈夫なのだ」トントン

797: 2013/09/18(水) 21:03:18.52 ID:duByn7gPO
こんばんはですの

日付変わる前には更新します

それとたくさんのレスありがとうございます。ですが、ちゃんとsageていただきくことをお願いします。

皆さんの怒りを買うようなことはしないようにして下さいね。
これは>>1からのお願いです


ではまた後ほど

802: 2013/09/18(水) 22:15:15.97 ID:duByn7gPO
番外個体「よし。浜ちゃんが工口面になった所で9回目行くぜ」

一同「王様だーれだ」

浜面「うしっ!! やっと引き当てたぜ!」

番外個体「なんだ当たっちまったのかよ」

黒子「これで全員が王様を当てた事になりますの」

滝壺「良かったね、はまづら」

上条「んで、何を命令する気だ? バニーのコスプレしろなんて言い出したらそげぶすんぞ?」

浜面「いやいや、男も居る中でそんな命令しねーよ」

803: 2013/09/18(水) 22:17:30.60 ID:duByn7gPO
浜面「そんじゃあ、いつも俺がパシられる身を知ってもらうために8番がなんか買い出しに行ってこいやー!」

番外個体「何故に高田延彦?」

浜面「なんとなく」

一方「しかも全然似てねェし」

浜面「別に似ようとした訳じゃないが、つか今はどうだっていいだろう。8番は誰だ? 俺にパシられてしまう可哀想な奴は」

打ち止め「あちゃーミサカが8番だよ...」

浜面「あり?」

805: 2013/09/18(水) 22:20:26.65 ID:duByn7gPO
一方「浜面ァ!! ウチの打ち止めになンてもンを命令しやがるンだァ!」

上条「お前は幼女に何させようとしてんだよ? 恥ずかしくねーのか?」

浜面「いやいや、これはゲーム、ゲームだからね? 当たったのがたまたま打ち止めちゃんだけあって...」

番外個体「最低」

黒子「貴方、小さいお姉様にパシらせるなんて下衆の極みですの。恥を知りなさい! 恥を」

浜面「だから」

上条「やっぱ一回爆発してくんねーか? マジで」

一方「もげろォ!」

滝壺「さすがにそれは応援できない」

浜面「」

806: 2013/09/18(水) 22:22:58.13 ID:duByn7gPO
浜面「打ち止めちゃん、なんかごめん...」

打ち止め「うんうん、ゲームだから気にしなくていいよ。当たってしまったのは仕方ないからとミサカはミサカは浜面のお兄ちゃんを慰めてみる」

フレメア「そうそう。大体、私から言わせるとだな、このお子様ががパシられる姿は面白いからGJなのだ!」

打ち止め「貴女はちょっと黙ってて! とりあえずミサカが買い出しに行くだけでいいんだね?とミサカはミサカは外出の準備をする」

浜面「ああ」

打ち止め「何を買ってくればいいの?」

浜面「焼きそばパンと烏龍茶でいいよ。ホイ1000円」

打ち止め「了解!とミサカはミサカは1000円札を握りしめ、いってきまーす」ガチャ

浜面「気を付けてな」

807: 2013/09/18(水) 22:24:24.86 ID:duByn7gPO
上条「......」

一方「......」

黒子「......」

番外個体「......」

滝壺「......」

フレメア「にゃあ?」

浜面「(すんげー気まずい...)」

808: 2013/09/18(水) 22:27:22.43 ID:duByn7gPO
数十分後


打ち止め「ただいま。焼きそばパンと烏龍茶買ってきたよとミサカはミサカは浜面のお兄ちゃんにレジ袋を差し出してみる」

浜面「サンキューな。お釣りは取っといていいから」

打ち止め「いいの!?」

浜面「命令だったけど、一応買い出しに行ってくれたお礼だ。お駄賃だと思ってくれ」

打ち止め「やったぁ! これでうまい棒がたくさん買えるぞとミサカはミサカはテンションを上げてみる!」

フレメア「やっぱお子様だな...」

809: 2013/09/18(水) 22:29:30.90 ID:duByn7gPO
上条「......」

一方「......」

黒子「......」

番外個体「......」

滝壺「......」

浜面「お願いだから喋ってくれません?」

一方「......まァ、後で俺の愉オブと三下のそげぶかましとけばいっか」

浜面「いっかじゃない!! マジで氏んじゃうから!」

黒子「わたくしも加勢しますわ」

番外個体「ラストはミサカがタイガードライバー91でトドメ刺しとくね」

浜面「女性陣ものっちゃダメ! しかも番外個体のそれは垂直落下式のプロレス技だからな! デンジャラス過ぎるからやめて!」

滝壺「生きて私の元に帰ってくる事を信じてる。頑張れ、はまづら」

浜面「他人事のように言わないでくれよ...」

810: 2013/09/18(水) 22:31:28.20 ID:duByn7gPO
ーーーーーー
ーーー



番外個体「いよいよ王様ゲームもラスト。さぁ最後に王様を引き当てる強運者はだれかな? いくよー」

一同「王様だーれだ」

番外個体「イエーイ! またミサカが王様になったぜ」

一方「またオマエかよ...」

番外個体「さーて、ラストはどんな命令しよっかな。ぎゃは☆」

811: 2013/09/18(水) 22:33:51.74 ID:duByn7gPO
番外個体「よーし決めた。3番と6番でプロレスごっこしてもらおうか」ニヤッ

浜面「いやちょっと待てェ! フレメアが居るんだぞ?」

フレメア「にゃあ? 大体、プロレスごっこって、いつも浜面が麦野と絹旗にやられてるアレか?」

浜面「当たってはいるが、番外個体の言うプロレスごっこはちょいと子供には見せられない描写がありまして...」

打ち止め「えーそれってミサカもダメなの?」

一方「当たり前だァ!」

812: 2013/09/18(水) 22:36:26.43 ID:duByn7gPO
浜面「番外個体、さすがにその内容はフレメアと打ち止めちゃんの教育上宜しくないからせめてこの二人には見せない方向で頼めないかい?」

番外個体「じゃあ、おチビとフレメアはアイマスクしてて貰うね」

フレメア「だぁー! 大体、納得が行かない!!」

浜面「所で3番と6番は誰だ?」

上条「6番は上条さんですよ」

黒子「え? 当麻さんが6番ですの?」

813: 2013/09/18(水) 22:38:57.61 ID:duByn7gPO
上条「ああ。ホラ、コレ」

黒子「フフフフフ」

上条「なんだよ? 急に不気味な笑い方して......まさか...」

黒子「ええ、 そのまさかですの! わたくしが3番ですの!?
ヨッシャァァァァアアアア!! 大きいお姉様GJですの!!」

上条「マジ?」

黒子「最後の最後でわたくしと当麻さんなんて、あーやっぱりわたくし達は運命の赤い糸で結ばれてるのですわ」キラキラ

上条「えっと、お手柔らかに頼むな?(なんでだろう? 相手が黒子なのに素直に喜べない...)」

黒子「プロレスごっこと言う事は当麻さんの体をあっちこっち触りまくっても全然問題ないですの。グヘヘヘ」テヲワキワキ

上条「(なんか不幸だぁ...)」

814: 2013/09/18(水) 22:40:50.01 ID:duByn7gPO
ーーーーーー
ーーー



上条「」チーン

黒子「ウフフフ」ツヤツヤ

浜面「えー4分23秒、ラ・マヒストラルで白井の勝ち」

一方「情けねェな。それでもヒーローか?」

上条「...女の子相手にどうしろと?」

番外個体「逆セクハラされまっくたもんね」

上条「あれは年季が入ったセクハラだ。おかげで上条さんはお婿さんに行けない体になってしまいました」シクシク

一方「キメェ」

815: 2013/09/18(水) 22:43:33.67 ID:duByn7gPO
黒子「何を言ってますの? 当麻さんはわたくしの婿なんですのよ? それはお付き合いした時からの決定事項。お忘れで?」

滝壺「おー! 二人は既にそこまで進んでるんだ。羨ましい」

打ち止め「もうアイマスク取っていいかな?とミサカはミサカはいい加減光を浴びたいのだと文句を言ってみる」

浜面「あーごめんごめん。いいよ」

フレメア「全く、大体、上条と白井は何をしていたのだ?」

番外個体「そんなに気になるなら見るかい? 携帯のムービーで撮ってあるからさ」ニヤニヤ

一方「やめろ」アクセラチョップ

番外個体「痛ぁ! ちょっと何するのさ!?」

816: 2013/09/18(水) 22:45:29.07 ID:duByn7gPO
浜面「うし、王様ゲーム終わったから次何するか?」

番外個体「ミサカはツイスターゲームが良いぜ」

一方「ンな物はウチにありませン! スマブラで良いンじゃねェか?」

打ち止め「それ賛成!とミサカはミサカはお得意のピーチ姫でフレメアをギッタギタにしてみる」

フレメア「ふんっ! 貴様如きが私のミュウツーに敵う訳がないのだ! 返り討ちにしてやる!」

上条「上条さんはマリオでも使おうかな」

黒子「わたくしはリンクで戦いますの」

浜面「俺はガノンドルフで」

滝壺「プリンでみんなを眠らせてあげる」

一方「俺はフォックスだァ」

番外個体「じゃあ、ミサカはクッパで地獄に堕としてやるぜ。ぎゃは☆」

817: 2013/09/18(水) 22:47:27.79 ID:duByn7gPO
ーーーーーー
ーーー



上条「勝てね......何度やっても一方通行に勝てねーよ」

黒子「わたくしと二人掛かりで挑んでもその牙城を崩せませんでしたわ...」

浜面「多勢に無勢と言う言葉があるけど、コイツには一切通用しねーな」

一方「俺に勝とうなんざ百年早ェンだよォ。出直して来い、三下共」

818: 2013/09/18(水) 22:49:43.54 ID:duByn7gPO
打ち止め「もう貴方は少し手加減してとミサカはミサカは頬を膨らませながら訴えてみたり」

一方「そンなじゃあ面白くねェだろォがァ! 俺は学園都市の最強だぞ? どんなジャンルでも最強でなくてはいけねェ。それが例えゲームであってもだァ」

番外個体「子供相手に本気出すのはどうかと思うんだけど...」

一方「俺に勝ちたきゃ修行でもすンだなァ。あァ、スカッとしたぜェ」

浜面「次は何するか?」

819: 2013/09/18(水) 22:51:26.33 ID:duByn7gPO
滝壺「隠し芸大会なんかどう?」

番外個体「おっ! それいいね」

一方「何故に隠し芸なンだァ?」

滝壺「なんとなく」

浜面「なんとなくかいっ!」

上条「隠し芸大会て言ったらお正月の特番でよくやってたよな。最近はやらなくなったが」

一方「秀さンのボウリング技術はマジ凄かったなァ」

フレメア「それで、大体、誰からやるの?」

滝壺「此処は言い出しっぺの私から行こう」

820: 2013/09/18(水) 22:53:08.10 ID:duByn7gPO
番外個体「レベル5に近いとも言われてる能力追跡の滝壺は何を見せるのかなー?」

滝壺「まぁ見てれば分かる」

滝壺「......」

滝壺「」zzz

一同「寝るなぁぁぁあああ!!」

浜面「滝壺! 起きなさい!」トントン

滝壺「んー......あれ? 私寝てた?」

上条「そりゃあバッチリとな。10秒も掛かりませんでしたよ」

滝壺「なら成功だよ」

黒子「え? 何処かですの?」

821: 2013/09/18(水) 22:55:29.58 ID:duByn7gPO
滝壺「私は10秒以内に寝る事が出来る」

番外個体「それっ!? それがアンタの隠し芸?」

一方「のび太くンもビックリだわ」

打ち止め「うーん? これって凄いと言えるのかな?とミサカはミサカは少々戸惑う」

上条「すぐに夢の中に行ける時点で上条さんは凄いと思いますよ」

浜面「まぁ確かに滝壺の早寝芸は大したもんだと思う。
ドライブデートしてる時にさ、俺が運転中喋ってちょっと隣見たらもう鼻ちょうちん完成しちゃってるんだよな」

一方「オマエとの会話がつまらないからじゃねェか?」

浜面「そんな事言うんじゃねーよ!!」

上条「浜面だもんな」

浜面「おいコラ!」

822: 2013/09/18(水) 22:57:59.00 ID:duByn7gPO
番外個体「とりあえず次行かね? 浜ちゃんのトーク力なんかどうでもいいからさ」

浜面「そろそろ泣いていいかな? 俺」

打ち止め「二番手はミサカが一方通行と漫才をやるぞ!とミサカはミサカは今まで隠してたスキルを披露してみる」

一方「はァ? なンでクソガキと俺が漫才をやらなきゃなンないンだァ? 巻き込むンじゃねェ」

黒子「良いではありませんか。むしろ小さいお姉様と第一位様の漫才なんてある意味貴重ですから見て見たいもんですの」

一方「知るかァ! 俺は絶対にやらねェからなァ!」

打ち止め「えっと、20000号の電話番号はと」ピッピ

一方「是非やらせていただくぜェ!!」

打ち止め「(チョロイ、チョロイ)」ニヤ

フレメア「(うわぁ...大体、打ち止めが黒い...)」

823: 2013/09/18(水) 23:00:18.63 ID:duByn7gPO
一方「漫才やるのは良いとしてなンかネタあンのかァ?」

打ち止め「ちゃんと用意してあるぜとミサカはミサカはこれをやれば往復絶倒間違いなしだと自信満々に望んでみたり」

一方「抱腹絶倒なァ。それで、どンな内容だよ?」

打ち止め「ちょっと耳を貸して」

打ち止め「」ヒソヒソ

一方「」フムフム

打ち止め「」ヒソヒソ

一方「」フムフム

一方「いや待て。それ、メッチャ不安でしかないンだがァ...」

打ち止め「大丈夫大丈夫、貴方はミサカの言う通りにやってくれればいいよとミサカはミサカは貴方に勇気付けてみたり」

一方「...分かったよ」

824: 2013/09/18(水) 23:01:57.62 ID:duByn7gPO
打ち止め「いくよー」


打ち止め「はいはいどうも。打ち止めでーす」

一方「一方通行だァ」

打ち止め「二人合わせて通行止めと言います。どうぞ名前だけでも覚えて下さいねとミサカはミサカは深く頭を下げてみる」ペコリ

一方「よろしくゥ」

一同「」パチパチ

825: 2013/09/18(水) 23:03:30.87 ID:duByn7gPO
打ち止め「ショートコント」

一方「居酒屋」

一方「やっぱ酒と言ったらビールに限るなァ」

打ち止め「だね」

一方「うン? もうこンな時間かァ。最後の注文と行きますか」

一方「ラストオーダー」

打ち止め「なーに貴方?」

一方「オマエじゃねェよ!」ビシッ

打ち止め「はい」

一方「こっから先は」

通行止め「「通行止めだ(ァ)」」

通行止め「「どうもありがとうございました(ァ)」」

826: 2013/09/18(水) 23:05:08.03 ID:duByn7gPO
上条「......」

黒子「......」

浜面「......」

滝壺「......」

フレメア「......」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ」

打ち止め「あれ?」

827: 2013/09/18(水) 23:06:44.00 ID:duByn7gPO
一方「だから言ったじゃねェか!! 絶対に滑るってよォ」

打ち止め「でも番外個体は大ウケだよとミサカはミサカは指差してみる」

一方「あれは笑ってるンじゃなくて笑われてンだよォ!」

打ち止め「可笑しいな。このネタやればMー1優勝も夢じゃないとミサカはミサカは確信があったり」

一方「その大会はとっくに終わってるしィ、そもそもオマエはお笑いを舐めすぎだァ!」

打ち止め「えー」

828: 2013/09/18(水) 23:10:04.85 ID:duByn7gPO
上条「まぁちょっと言葉失ってしまったけど、良かったんじゃねーか?」

黒子「そうですわよ。ご自分の名前をダジャレに使ったネタに少々驚いただけですから内容は良かったですの」

一方「別に気ィ遣わなくもいいンだぜェ?」

浜面「まぁまぁこれはちょっとした余興なんだからいいじゃんか」

855: 2013/09/23(月) 22:06:44.78 ID:A0NLTPINO
黒子「お次はわたくしが行きますわ」

滝壺「ファイト、しらい」

黒子「さぁーとくとお見せしましょう。わたくし白井黒子によるマジックショーを」

番外個体「これまた定番なのを持って来たね」

黒子「えー今からわたくしの事をマジシャン・クロとお呼び下さいな」

一方「ダッセェ名前だなァ」

黒子「そこ! 静かにして下さいまし!」

856: 2013/09/23(月) 22:09:11.33 ID:A0NLTPINO
黒子「オッホン。まず、こちらに一つのスーパーボールがあります。これを左手に乗せますわ」

黒子「そして、右手で隠します。これで皆様側からは見えませわね」

黒子「行きますわよ。1...2...3」

黒子「はい!」

打ち止め「嘘!? ボールが消えてるってミサカはミサカは驚愕してみる」

黒子「ちなみに消えたボールの行方については滝壺さん、貴女が今お召しになられてるジャージのポケットを調べて下さいませ」

滝壺「どれどれ......おー! 確かにしらいが使用してたスーパーボールがポケットに入ってた」

浜面「スゲーな」

857: 2013/09/23(月) 22:10:58.42 ID:A0NLTPINO
一方「いやいや、それはコイツの能力が空間移動能力者だから可能だった訳なンだよォ」

黒子「チェ...さすがに第一位様辺りはバレてしまいますか」

一方「逆にバレねェ方が奇蹟だよ。ここは学園都市なンだぞォ」

浜面「そういや白井の能力は知らなかったな」

黒子「改めて紹介しますわ。わたくしの能力はレベル4の空間移動系の能力者。
自分自身をテレポート、又はわたくしが触れてれば物だって転移する事が出来ますの。先程のマジックみたいに」

858: 2013/09/23(月) 22:13:33.77 ID:A0NLTPINO
黒子「ちなみにこういうのだって可能ですわ。当麻さん、ちょっと来て下さいまし」

上条「はいよ」

黒子「ちょいと失礼しますわ」サッ 上条のスボンの中に手を入れる

上条「ちょ!? 黒子さん?」

黒子「この様に、例え脱がさなくても当麻さんのパンツを奪う事だって容易いのですの。
まぁ彼の場合は右手を触れないようになりませんがね。あら、今日は灰色のボクサータイプですのね」ピラーン

上条「え? ...ぎゃああああ!! お、お前何やってんの!?」お尻を抑える

859: 2013/09/23(月) 22:15:57.77 ID:A0NLTPINO
黒子「見ての通りわたくしの能力を実演していますが、何か?」クンカクンカ

上条「何か?じゃねーよ!! 能力実演に俺のパンツを奪う要素が何処にあるんでせうかね!? つーか嗅ぐな!! 返せ!!」

番外個体「うわぁ......20000号といい勝負だわ...」

打ち止め「やっぱあのお姉ちゃんは危険だねとミサカはミサカは再び警戒心を持ってみる」

一方「三下...20000号に被害を受けている俺にとってもこれは同情するぜェ...」

滝壺「凄い子にフラグ建てちゃったね。かみじょうは」

浜面「最近の中学生はある意味恐ろしいな...」

フレメア「にゃあ? 大体、下着の匂いなんか嗅いでも臭いだけじゃないのか?」

860: 2013/09/23(月) 22:16:30.10 ID:A0NLTPINO
黒子「見ての通りわたくしの能力を実演していますが、何か?」クンカクンカ

上条「何か?じゃねーよ!! 能力実演に俺のパンツを奪う要素が何処にあるんでせうかね!? つーか嗅ぐな!! 返せ!!」

番外個体「うわぁ......20000号といい勝負だわ...」

打ち止め「やっぱあのお姉ちゃんは危険だねとミサカはミサカは再び警戒心を持ってみる」

一方「三下...20000号に被害を受けている俺にとってもこれは同情するぜェ...」

滝壺「凄い子にフラグ建てちゃったね。かみじょうは」

浜面「最近の中学生はある意味恐ろしいな...」

フレメア「にゃあ? 大体、下着の匂いなんか嗅いでも臭いだけじゃないのか?」

861: 2013/09/23(月) 22:18:36.11 ID:A0NLTPINO
数分後


黒子「すいませんですの...」セイザ

上条「全く、とんだ恥をかいちまったじゃねーか。ホラ、パンツを返しなさい」

黒子「はい...」

上条「一方通行、トイレ借りていいか?」

一方「構わねェけどオマエ、人が嗅いだ物穿けンのかよォ?」

上条「彼女がやった事なら問題はねーよ。ノーパンは嫌だからな」

浜面「彼女なら良いんだ...」

862: 2013/09/23(月) 22:20:41.95 ID:A0NLTPINO
ーーーーーー
ーーー



上条「次は上条さんが行きますよ」

打ち止め「いよっ! 待ってました! ヒーローさん」

一方「三下は何を見せてくれンのかァ?」

上条「この俺上条当麻が披露する芸はズバリ、なぞかけだ!」

番外個体「なぞかけと言えばここ最近、あの芸人はテレビで見かけないな」

滝壺「じゃあ、今からかみじょうはかみっちになるんだね」

上条「かみっちか...悪くないあだ名だ」

863: 2013/09/23(月) 22:22:50.09 ID:A0NLTPINO
上条「ではお題を頂こうかな。浜面、何かお題を出してくれ」

浜面「そうだな......デートはどうかな?」

上条「了解。デートだな」

上条「...整いました」

浜面「早いな」

864: 2013/09/23(月) 22:25:17.61 ID:A0NLTPINO
上条「えーデートとかけまして犬の散歩と解きます」

黒子「その心は?」

上条「どちらも″リード″して行く事が大事です」キリ

一同「おー!」パチパチ

黒子「成る程、相手を上手く導くのリードで犬に繋げる綱のリード、さすがは当麻さんですわ」

番外個体「次は誰行く?」

一方「オマエが行けよ」

番外個体「えーミサカこれと言った芸は持ってないよ。第一位がやってよ」

865: 2013/09/23(月) 22:27:16.81 ID:A0NLTPINO
一方「打ち止めに巻き込まれる形でやったンで無理」

滝壺「別に強制参加でもないからないならないで結構だよ」

浜面「だったらこの辺にしないか? 俺も特にたいした芸がないんでな」

一方「浜面くンには爆発マジックがあるじゃねェか」

浜面「ねーよ! 誰が好き好んで爆発しなきゃなんないんだバカヤロー! それにそんなマジックないわ!」

上条「ちっ...」

866: 2013/09/23(月) 22:30:12.38 ID:A0NLTPINO
ーーーーーー
ーーー



打ち止め「貴方、またポケモンの新作出るんだよとミサカはミサカは買って買ってと貴方におねだりしてみたり」

一方「あァ? また出ンのかよォ......仕方ねェな、やるからには全クリして図鑑をコンプリートしろ。それが出来たら買ってやる」

番外個体「ちょっと第一位、最終信号だけじゃなくてミサカにもポケモン買ってよ」

一方「別に構わねェが、バージョンは打ち止めと相談して決めろ。被ンのはダメだァ」

番外個体「ミサカはYが良い」

打ち止め「ミサカはバージョンに拘ってないからXで構わないかも。重要なのは最初の3匹にあるのだとミサカはミサカは水タイプのポケモンの君に決めたとケロマツに指を差してみる」

番外個体「ミサカはケツマロなんかよりもフォッコの方が断然可愛いんだけどね」

打ち止め「ケロマツ!! その間違いはやめてよね!とミサカはミサカは番外個体にポカポカしてみる」

867: 2013/09/23(月) 22:31:51.61 ID:A0NLTPINO
黒子「当麻さん、わたくし、そろそろ門限で帰らなければなりませんわ」

上条「もうこんな時間か。んじゃあ、帰るとしますか」

一方「ン? 帰るのかァ」

黒子「今日は楽しかったですわ」

868: 2013/09/23(月) 22:33:43.86 ID:A0NLTPINO
浜面「またな」

滝壺「バイバイ、かみじょうとしらい」

番外個体「外が暗いからって襲っちゃダメだぜ」

上条「しねーよ!!」

黒子「我慢しますの」ボソッ

上条「黒子さん? 今とんでもない事を言いませんでした? 言いましたよね?」

黒子「はて? なんの事でしょうか?」

上条「...なんでもないっす。行こう」スタスタ

黒子「はいですの」スタスタ

打ち止め「またミサカと遊んでねとミサカはミサカは次の約束を取り付けてみる」

黒子「黒子でよければいつでも良いですわよ。風紀委員のオフの日でしたら」

869: 2013/09/23(月) 22:36:36.00 ID:A0NLTPINO
ーー新年

【とある高校 一年七組】


土御門「明けましておめでとうだにゃーカミやん」

青ピ「あけおめーカミやん」

上条「おう! 明けましておめでとう。二人共」

青ピ「冬休みはどうやったん? カミやんの事やから彼女とリア充な生活を送ったんちゃうか?」

上条「まぁな。クリスマスも黒子と過ごしたし、初詣だって一緒に行ったし今までの冬休みの中で一番最高だったよ」

上条「(今までと言っても記憶がなくなって最初の冬休みだったけどな)」

青ピ「ケッ...羨ましいわ。僕なんかバイトしたお金でギャルゲー・工口ゲー買ってCGをコンプリートするまでやり尽くしたぐらいやったわ」

870: 2013/09/23(月) 22:39:03.87 ID:A0NLTPINO
土御門「俺なんか舞夏と一緒に実家に行きたかったけどな、繚乱は冬休みもないから虚しく一人で帰ったぜよ。
まぁクリスマスは一緒に過ごせたから良いけどにゃー」

姫神「私なんか。久々の巫女服着て。神社でバイトしたぐらい」

上条「うおっ!? 居たのか姫神。そう言えば初詣に行った神社で会ったよな」

姫神「うん。ただ。おみくじで大凶出したのはさすがだね。上条君」

上条「ははは......彼女が出来ても上条さんの不幸は変わりはないのさ...」

871: 2013/09/23(月) 22:41:44.30 ID:A0NLTPINO
姫神「でも。彼女さんは落ち込んでる上条君に『まぁまぁ、わたくしが当麻さんの不幸を吹き飛ばすぐらい幸せにして差し上げますの』と言われて。
すぐさま上条君が『黒子ォォォォオオオオ』と彼女さんに抱きついて周りの人の視線を集めたのは面白かった」

吹寄「公衆の面前で何やってんだ貴様は...」

上条「いやー彼女からそんな言葉言われちゃったら抱きついてしまいたいのですよ」

土御門「そう言えばカミやん、隣から『あぁん♪ そこはらめぇ』とか『気持ちいいですの』と聞こえた日があったんだが。あれは何をしてたのかにゃー?」

青ピ「何やと!?」

姫神「おい」

872: 2013/09/23(月) 22:43:50.39 ID:A0NLTPINO
吹寄「貴様......まだ中学生になったばかりの子になんて事を...許さん!!」ゴゴゴゴ

上条「いやいや待て! あれは黒子にマッサージしてやっただけだ!風紀委員で疲れが溜まった黒子にご好意でな」

青ピ「マッサージしてヤッたやとッ!? それはアカンわ!」

上条「ニュアンスが違げーよ!」

姫神「疲れが溜まって動けない彼女を。あっちこっち触りまくって。そして上条君のアレが...って何言わせるの!? この。変O」

上条「知らねーよ! 姫神も何想像しやがった!?」

873: 2013/09/23(月) 22:47:07.00 ID:A0NLTPINO
吹寄「上条...遺産の分配は済んだか?」オデコピカーン

上条「吹寄さん? 新年一発目のアレを上条さんにかます気でせうか?」

吹寄「喰らえーー!!」ヘッドバット

上条「ぬおっ!? 回避ィ!」ヒラリ


バキーン


吹寄「チッ...かわされたか」

青ピ「オイオイ、机が真っ二つやで...」

土御門「吹寄のデコはダイヤモンドでも出来てるのかにゃー?」

姫神「去年よりも。さらに磨きがかかってるね」

上条「お前はチンジャオかっ!! あーあ上条さんの机が天に召されてしまいましたよ...」

874: 2013/09/23(月) 22:48:57.96 ID:A0NLTPINO
小萌「はいはーい席に着いて下さいなのですよー」

吹寄「ちっ...命拾いしたな」

上条「先生、上条さんの机が使い物にならなくなったので替えの物をプリーズ」

小萌「えーー!? 何で机が真っ二つになってるのですか!? ダメですよ上条ちゃん、物を大切に使わないと」

上条「いや、これをやったのは吹寄でありまして」

小萌「上条ちゃん、申し訳ありませんが、あいにく空いてる机がありませんから新しいのが来るまでみかん箱で我慢しやがれなのです」

上条「不幸だぁ...」

875: 2013/09/23(月) 22:51:31.69 ID:A0NLTPINO
ーーーーーー
ーーー



【第七学区 街中】


上条「はぁ、吹寄のせいで上条さんはしばらくみかん箱で勉学に励まなきゃならないじゃねーか」

上条「みかん箱で勉強なんて何処ぞのFクラスじゃないつーの。全く...」

上条「......」

上条「黒子は風紀委員の仕事入ってるし、買物して帰るか」

???「あらぁ? 此処で会うとは偶然力があったもんねぇ」

888: 2013/09/28(土) 23:29:00.41 ID:6P6COeSRO
上条「ん? あれ? 君どっかで見た事あるぞ。いつだったけな?」

???「私の事覚えてないのぉ? ヒッドイー記憶力が足りないんだゾ☆」

上条「ゴメン。マジで分からないんだ」

???「食蜂よ、食蜂操祈。御坂さんと同じ常盤台の」

上条「食蜂......あー! 思い出した。大覇星祭で御坂と一緒に居た」

食蜂「はい大正解。ちなみに上条さんが学舎の園で『明王の壇』とやらの捜索力を手伝ったのもこの私なんだゾ☆」

889: 2013/09/28(土) 23:31:44.14 ID:6P6COeSRO
上条「『明王の壇』......って事は君が第五位だったの!?」

食蜂「思い出したみたいねぇ。まぁあれは他人の学生を操ったにしかすぎないから実際に会うのは大覇星祭以来ねぇ」

上条「そっか、そっか。いやーマジであの時は助かったよ。食蜂が居なかったら上条さんは間違いなく少年院直行ルート確定だったです事よ」

食蜂「よくまぁ警備力が半端ない厳しい男子禁制のテリトリーに踏み入れたもんねぇ。上条さんって変O力が高いのかしらぁ?」

上条「いやいや、どっかのシスコンのせいで学舎の園にぶち込まれたのでありまして」

食蜂「(シスコン?)」

890: 2013/09/28(土) 23:33:53.19 ID:6P6COeSRO
上条「決して覗き目的で行った訳ではないんですよ。上条さんは硬派な紳士だからそのようなマネは絶対に」

食蜂「分かってるわぁ。ヘタレ力の貴方がそんな度胸力がある訳がないもの」

上条「それは悪かったな...」

食蜂「ねぇ、今暇かしらぁ? これから私とお茶でもしなぁい?」

上条「嬉しい逆ナンなんですけど、上条さんは売れっ子芸人並に忙しいから他をあたってくれ」

891: 2013/09/28(土) 23:35:56.61 ID:6P6COeSRO
上条「(悪いな食蜂。俺には黒子と言う最愛の彼女が居るんだ。別の女と一緒に行動する訳には行かないのだよ)」

食蜂「」ムギュ

上条「ちょ!?」

食蜂「ちょっとぉ! 折角、美少女力満載の女の子からお誘いなのに断るなんて損をしてるんだゾ☆」

上条「話聞いてたか? 上条さんは暇じゃないのッ!」

食蜂「貴方が暇じゃなくても私が暇なのよぉ」

上条「意味が分からねーよ!」

892: 2013/09/28(土) 23:38:02.19 ID:6P6COeSRO
食蜂「と言う訳でレッツラゴー☆」

上条「レッツラゴーじゃねー!!コラ! 離せ!」

黒子「何をやっておりますのぉぉぉ!!」ドロップキック

上条「ぷべらっ!?」

黒子「ふんッ!!」

食蜂「あらあらぁ、10mぐらいは飛んだわねぇ」

893: 2013/09/28(土) 23:41:09.19 ID:6P6COeSRO
黒子「当麻さん、貴方はやっているのですの?」

上条「く、黒子? いや、これには事情があってだな」

黒子「ほほーう、食蜂先輩の豊満なお胸に当てられてデレデレしてた貴方の事情とやらを聞かせてもらいますわ」

食蜂「あーあ、上条さんの恋人の登場力したら諦めるしかないわねぇ」

黒子「貴女!? 何故それをご存知なんですの!?......あっ、貴女の能力で」

894: 2013/09/28(土) 23:43:50.76 ID:6P6COeSRO
食蜂「お付き合いしてまだ月日短いみたいねぇ、よくまぁ鈍感力の上条さんをオトせたものねぇ」

黒子「貴女、当麻さんに近づいて何を企んでますの?」

食蜂「企らみも目的も何もないわぁ。ただ、知り合いの男性が居たから話かけただけよぉ」

黒子「よく言いますわね。わたくしの当麻さんをその脂肪の塊で誑かしといてお茶を誘うなど言語道断ですわ!」

食蜂「嫉妬力全開ねぇ。私のこの中学生とは思えない圧倒的な胸囲力は例え、能力を使わなくても男性のハートを掌握出来ちゃうんだゾ☆」

895: 2013/09/28(土) 23:46:51.15 ID:6P6COeSRO
黒子「だから何ですの? 貴女の胸で殿方を夢中させても、わたくしの当麻さんはわたくしのこのAAカップに夢中ですの!?
前にこんな事を言われましたわ『貧Oはステータス希少価値あり』と」

食蜂「な、何んですとぉ!? 」

上条「(いや、言った覚えねーよ)」

食蜂「か、上条さんがひ、貧O派とは驚愕力だわぁ...」

黒子「オホホホ、これからの世の中はちっぱい! ちっぱい! と叫ばれる時代。既に貧O革命が来てるって事ですの!」ペターン

食蜂「な、なんという自信力なのぉ......そのない胸で堂々張れる姿勢、見事だわぁ。さすがは上条さんの彼女ねぇ」

上条「(なんの芝居なんだ? これ?)」

896: 2013/09/28(土) 23:48:52.22 ID:6P6COeSRO
食蜂「今日の所は帰るわぁ。お幸せにぃ」スタスタ

黒子「......全く、貴方と言う人はわたくしのいない時によくまぁ別の女性とイチャイチャと、この浮気者!!」

上条「イチャイチャしてないからな! あれは食蜂から迫って来てさ」

黒子「」ギュ

上条「黒子?」

黒子「あまり黒子にヤキモチを妬かせないで下さいまし」

上条「黒子......」

897: 2013/09/28(土) 23:51:24.38 ID:6P6COeSRO
黒子「別にわたくしはわたくし以外の女性とお話するなとは言いませんわ。ですが、あんなに仲良くしてる場面を見てしまっては胸が痛むのですよ?」

上条「別に食蜂と仲良く話してた訳じゃないぞ。逆ナンされたから断ったのに食蜂が話を聞いてくれなくてさ」

黒子「断わる時はハッキリ断わらないとなりませんわよ。例えばこんな感じで」

黒子(上条)『悪いな食蜂。上条さんには黒子という将来を誓った女が居るんだ。お前のような運痴でゲスい眼球椎茸女はお断りなんだよ!)』

上条「うん。間違っても上条さんはそんな悪口言わないからな」

898: 2013/09/28(土) 23:54:34.85 ID:6P6COeSRO
食蜂「チェ...私の王子様が盗られちゃったかぁ...」

食蜂「その相手がまさかの白井さんとはねぇ、油断力どころか突然すぎる結末だったわぁ」

食蜂「」スッ リモコンを出す

食蜂「私の能力があれば簡単に相手を掌握は出来るけどぉ、上条さんの不思議な右手には全く効力がないわねぇ」

食蜂「でも、白井さんは上条さんのハートを掌握出来た。所詮、恋愛に能力は関係ないのよねぇ」

食蜂「まぁお幸せにねぇ。白井さんと私の王子様」

食蜂「さてとぉ、縦ロールちゃん達でも誘ってエクレールでも食べに行こうかしらぁ」

899: 2013/09/28(土) 23:56:26.56 ID:6P6COeSRO
黒子「次からは気を付けて下さいですの。貴方はこれでもモテる殿方なんですから」

上条「いやいや、駄フラグ代表の上条さんにモテるだなんて縁がある訳がないじゃないか」

黒子「(どの口が言うかっ!!)」

上条「俺は黒子にだけモテればそれで良いんだよ」

黒子「ぬっ! また直球を投げて来ますわね。貴方は///」

900: 2013/09/28(土) 23:58:48.50 ID:6P6COeSRO
上条「聞いてくれ。俺はこれからも黒子一筋で生きて行くからさ、許してくれないか?」

黒子「その言葉本当ですわね? でしたらわたくしに誓いのヴェーゼをして下さいな」

上条「えー! ヴェーゼって...此処でキスをしろっと仰るのですか?」

黒子「そのつもりですの」

901: 2013/09/29(日) 00:01:05.57 ID:+0RhUfQhO
上条「いやいやいや、街中でキスだなんてドラマじゃないんだから無理だって! そもそも人がたくさん居る中で抵抗ないのか? 黒子さんは」

黒子「全然、むしろわたくしと当麻さんのラブラブっぷりを見せつけてやりたいですの!」

上条「アンタ、別の意味で凄いよ...」

黒子「それがわたくし、白井黒子なんですの!」ピカシャキーン

上条「うおっ!? 眩しい! 黒子が輝いて見えるぜ」

902: 2013/09/29(日) 00:02:38.50 ID:+0RhUfQhO
黒子「さぁ、愛しい彼女に誓いのヴェーゼを」メヲトジル

上条「(マジでやんのかよ...)」

上条「」キョロキョロ

上条「(しゃーなしだな。ここは腹をくくるしかない! 上条当麻いっきまーす」ソロソロ

903: 2013/09/29(日) 00:05:09.83 ID:+0RhUfQhO
黒子「ん...」

上条「」ソローリ


Prrrr


上条「うん? 電話か?」

黒子「ちょ? またいい所で邪魔が。誰です...ってまた初春!?」

黒子「もしもし初春、なんですの?」

黒子「え? ○×地区の歩道で引ったくり発生? 分かりましたわ、すぐにそちらに向かいますわ」ピッ

上条「事件か?」

904: 2013/09/29(日) 00:07:55.58 ID:+0RhUfQhO
黒子「ええ。残念ながらキスはお預けですわね」

上条「気を付けろよ」

黒子「当麻さんもくれぐれも他所の女に引っかからないで下さいまし。浮気を認めませんわよ」シュン



上条「しないつーの。浮気なんてしたら殺されるわ」

上条「こう鉄矢で心臓をブスッとな」

上条「ヤンデレって黒子みたいな子がなると一番怖いからな...」

上条「もっと黒子の事を大事にしないとなりませんな」

905: 2013/09/29(日) 00:10:09.73 ID:+0RhUfQhO
数日後


【上条の部屋】


早朝


上条「....ふわぁー」アクビ

上条「眠いな......まだ早いし、二度寝すっかな...ん? なんか動けねーぞ」チラ

???「」zzz

906: 2013/09/29(日) 00:12:00.96 ID:+0RhUfQhO
上条「なんか居るよ......またバードウェイとレッサーが潜り込んだじゃあるまいな」バサッ

黒子「」zzz

上条「」サッ

上条「うん。上条さんはまだ夢の中に居るに違いない。
じゃなかったら俺の彼女が彼氏と一緒に寝てると言うギャルゲー的なイベントがある訳がないもの」

907: 2013/09/29(日) 00:15:39.13 ID:+0RhUfQhO
上条「...もう一回見て見るか」サッ

黒子「」zzz

上条「夢じゃなかった......幻想じゃなかった...」

黒子「うーん? うるしゃいでしゅの」メヲゴシゴシ

上条「お、おはよう、黒子」

黒子「あら、起きてましたのね。おはようございます、当麻さん」

908: 2013/09/29(日) 00:18:50.20 ID:+0RhUfQhO
上条「なんで黒子が上条さんの浴室で寝てる訳?」

黒子「勿論、よば...ゲフンゲフン、当麻さんの寝顔を拝見しに来たのですの」

上条「何かとんでもない事言いかけたような気が...」

黒子「気のせい、気のせいですの。そしたらいつの間にかわたくしも寝てしまいましたわ」

上条「寝てしまいましたのってよくお前も風呂場で寝れたよな。この寒い季節に...」

黒子「当麻さんの温もりがあったからグッスリお休みになる事が出来ましたので、当麻さんの逞しい体を抱きながら夢の中に行けるなんて最高ですの!
やはり抱き枕と言うのはリアルでなければなりませんわ」

上条「そうですか...」

909: 2013/09/29(日) 00:21:42.19 ID:+0RhUfQhO
黒子「では、おはようのキスを頂きますの」

上条「えー! ちょっと待て待て! 上条さんはまだ心の準備ってもんが」

黒子「乙女みたいな発言をしても知るかーですの。あの時(誓いのヴェーゼ)の続きを此処でさせてもらいますわよ。
と言う訳で大人しくわたくしに口唇を奪われろ!!」

上条「ちょっと黒子!」



禁書「朝からうるさいんだよ!! 今何時だと思って......る...のかな?」ガチャ

上条「......不幸だぁ」

911: 2013/09/29(日) 00:23:49.32 ID:+0RhUfQhO
黒子「あら、これはこれはインデックスさん。おはようございますの」

禁書「お、おはよう、くろこ。ってちょっととうま! なんでくろこがとうまの部屋に来て一緒に寝てるの? 一から説明して欲しいかも!」

上条「え、そ、それがですね。上条さんもよく分からないのでごんす」

禁書「よし。朝食に噛み付く前にとうまを噛み付かなきゃならないんだよ」

上条「やめろ! これ以上噛み付かれると抗がん剤の副作用の如く上条さんのツンツン頭がツルツル頭になってしまうっ!!」

禁書「問答無用なんだよぉぉぉぉおおおお!!」ガブ

上条「ぎゃああああああ!!」

920: 2013/09/30(月) 16:24:03.44 ID:ttbkeb4/O
数分後


上条「あんのシスター、日に日に噛み付く威力が増してやがるな」ボロボロ

黒子「見事に歯型がクッキリと残ってますわね」

上条「ポケモンで言うならば悪タイプの威力60...いや、80はあるな」

黒子「それでしたら頭が砕かれてますわ。それよりも当麻さん」

上条「なんだ?」

黒子「そのーわたくし...///」モジモジ

上条「ん?」

921: 2013/09/30(月) 16:26:04.09 ID:ttbkeb4/O
黒子「出来ちゃいましたの///」

上条「.........はい? 今なんと?」

黒子「だ・か・ら、出来ちゃいましたの///」

上条「(......えーー!!? 出来ちゃいましたよってあれですか? あれだな? あれなんですね?の三段活用!?
俺は黒子が上条さんの寝室(バスルーム)にやって来たのを気付かずにいつ間に上条さんから狼条さんに進化してまだ中1黒子をキズモノにし新しい命を宿してしまったのですね!?
これから黒子は奥様は中学生として、13歳の母として生きて行かなきゃならないんだ......最低だ。俺は学生都市の中で最低の男子高校生だ...)」

922: 2013/09/30(月) 16:28:04.98 ID:ttbkeb4/O
黒子「愛情込めて作りましたわよ。朝食を」

上条「そうか、狼になっても俺は愛情が込もって......ん? 朝食?」

黒子「はいですの」

上条「あのー出来ちゃいましたのって朝食の事でせうか?」

黒子「そう言ってるのではありませんの。それ以外に何を作ろうと思ってましたの?」

上条「......いえ、なんでもありません。一つ言わせていだだくと間際らしいですっ!! 貴女」

黒子「?」

923: 2013/09/30(月) 16:30:01.76 ID:ttbkeb4/O
ーーーーーー
ーーー



禁書「うおー! これ全部くろこが作ったの!?」

黒子「当然ですの」

禁書「こんな豪勢な朝食は初めてみたかも」

黒子「遠慮せずにどんどん食べて下さいな。パンとスープのおかわりもありますからお腹いっぱい食べるといいですわ」

924: 2013/09/30(月) 16:31:32.19 ID:ttbkeb4/O
黒子「......成る程、当麻さんがいつも特売を狙ってる理由がよーく分かりましたわ。にしても凄い食欲ですの」

上条「もはや凄いとは片付けられないレベルに超えてるよ...」

禁書「くろこ! パンとスープのおかわりを頼むんだよ」

上黒「「早っ!」」

黒子「今持って来ますわ」

925: 2013/09/30(月) 16:33:11.84 ID:ttbkeb4/O
数分後


禁書「美味しかったんだよ。くろこ」

黒子「お粗末様ですの」

黒子「(あれだけ多めに作った朝食の半分以上がこのシスターに持って行かれましたわ)」

上条「サンキューな黒子」

黒子「いえいえ」

禁書「それじゃあこもえのアパートに行ってくるんだよ」

上条「ん? あっそっか。小萌先生の所に遊びに行くんだっけ?」

926: 2013/09/30(月) 16:35:49.21 ID:ttbkeb4/O
禁書「あいさと一緒にすき焼きパーティーして来るんだよ」

上条「気を付けろよ」

禁書「うん」

上条「......」

禁書「......」

黒子「......」

上条「......」

禁書「......」

黒子「......」

上条「行かないのかよ?」

禁書「そ、その...」

927: 2013/09/30(月) 16:37:37.04 ID:ttbkeb4/O
上条「約束してるんだろう? だったら早く行かないと駄目だろう」

禁書「そうなんだけど...」

黒子「インデックスさん、貴女ひょっとして...こたつから出たくないとかじゃあありませんよね?」

禁書「ギックッ!」

上条「図星かよ...」

928: 2013/09/30(月) 16:40:14.61 ID:ttbkeb4/O
禁書「だって今日は寒過ぎるんだよ。こんな寒さでお外出たくない」

上条「お前な...寒いから約束すっぽかすなんて最低だからな」

禁書「分かってるんだよ。でもこたつの魔力が私の外出を阻んでいるかも」

上条「つべこべ言わずさっさとい行け。この軟弱者めっ!」

禁書「えー、じゃあ後5時間したら行くから。ねっ?」

上条「長いわっ!」

929: 2013/09/30(月) 16:42:45.50 ID:ttbkeb4/O
黒子「やれやれ、仕方ありませんわね。ここはわたくしの能力で送って差し上げますわ。
テレポートがあればすぐに目的地まで行けますし、寒い思いしなくて済みますの」

禁書「良いの!?」

黒子「ええ。それでしたら行く気になられますわね?」

禁書「勿論! お願いするんだよ。くろこ」

黒子「了解ですの。ただし、帰りはご自分の足で帰って下さいまし」

禁書「了解」

黒子「では」シュン


上条「......」

930: 2013/09/30(月) 16:45:10.05 ID:ttbkeb4/O
黒子「ただいまですの」シュン

上条「甘やかす必要なかったのに」

黒子「正直言いますと、早く当麻さんと二人っきりになりたくてやった事ですので」

上条「そうですかい」

黒子「こたつに入らせていただきますわ」コタツニイン

黒子「ふぅー暖かいですの」

上条「うん、暖かいな。でもな、わざわざ俺の隣に座る事なくね?」

黒子「こうすればもっと暖はとれまして?」ピト

上条「ま、まぁ確かにそうだけどさ...逆に熱いような気が...///」

933: 2013/09/30(月) 16:47:01.75 ID:ttbkeb4/O
黒子「わたくしもみかんを頂いても良いですの?」

上条「どーぞ」

黒子「では当麻さん、食べさせてもらいませんか?」

上条「黒子たんはアーンが好きだな」

黒子「黒子たんはやめて下さいまし!」

上条「ホラ、口開けな」

黒子「アーン」

上条「なーんてね☆」パク

黒子「え? あーー!! 騙しましたわね!」

934: 2013/09/30(月) 16:49:39.42 ID:ttbkeb4/O
上条「ハッハハハハハ! いやー一度はやって見たかったんだよな」

黒子「」ムカ

上条「あー甘くて最高、最高」

黒子「」ガシッ

上条「うん? 上条さんの両腕掴んどうsぎゃあああああ!! 痛い! 痛い!」

黒子「WARスペシャルですの!」

上条「何故に懐かしいプロレス技を!? てか痛い! 痛い! ギブ! ギブ!」バンバン

935: 2013/09/30(月) 16:51:57.86 ID:ttbkeb4/O
黒子「ちゃんと食べさせて下さいましっ!!」

上条「悪かったよ。ほれアーン」

黒子「アーン」パク

黒子「うむ。こたつに入って食べるみかんはなんでこんなに美味しいのでしょうか?」

上条「さぁな」


ーーーーーー
ーーー



上条「うーん家でまったりするのもいいけど、やる事ないし、外に行くか?」

黒子「でしたら最近オープンしたばかりの喫茶店に行ってみたいですの。わたくし」

上条「どんな喫茶店なんだ?」

936: 2013/09/30(月) 16:55:40.90 ID:ttbkeb4/O
黒子「クラスメートの話によると、店長がまだ13、14ぐらいの女子でありまして、しかも格好がまたかなり凄い露出してるそうで」

上条「それ本当に喫茶店!? なんか夜の如何わしい店で働いてるようなイメージだぞ。その店長は」

黒子「本当ですのよ。ちなみに従業員も個性的な人達ばかりで人気があり繁盛してるそうですわ」

上条「へぇー」

黒子「店名が『グレームリー』第七学区にその店がありますの」

上条「(グレームリーね......うん? グレームリ!?)」

937: 2013/09/30(月) 16:57:28.54 ID:ttbkeb4/O
黒子「当麻さん?」

上条「いや、なんでもない。とりあえずそのグレームリーと言う店に行くか」

黒子「はいですの」

上条「黒子から貰ったマフラーしてな」

黒子「あら、ちゃんと使って下さってますわね」

上条「そりゃあ彼女からのプレゼントだもの」

938: 2013/09/30(月) 17:08:07.92 ID:eRkVj51LO
昨年のクリスマス


【上条の部屋】


上黒「「メリークリスマス」」パーン

上条「なんとか恋人と一緒にクリスマスが過ごせたな」

黒子「まったく、クリスマスなのに風紀委員の仕事があるなんて堪ったものではありませんの。
まぁいつもより早く上がれたから良かったのですが」

上条「お疲れ様。仕事の疲れは甘ーいケーキで摂取しようぜ」

黒子「ですわね」

939: 2013/09/30(月) 17:09:55.40 ID:eRkVj51LO
上条「今カットすっからちょっと待ってろよ」

黒子「待ってですの」

上条「なんだよ?」

黒子「わたくしも一緒にカットさせて欲しいですの」

上条「ん? 黒子が切りたいならいいけど」

黒子「話聞いてましたの? わたくしも一緒にカットしたいですの」

上条「え? 一緒にケーキを切んの? 要らなくね?」

940: 2013/09/30(月) 17:11:33.78 ID:eRkVj51LO
黒子「要るんですの。いいですか? 恋人と一緒にケーキをカットする。それは式のための予行練習でもあり、つまりわたくしと当麻さんのハッピーロードを歩むためにあるんですの!!」

上条「予行練習って...」

黒子「当麻さんはわたくしと一緒にケーキカットするのが嫌ですの?」ウルウル

上条「い、嫌な訳がないだろう」

黒子「そうですわよね。嫌な訳がありませんの」ニヤニヤ

上条「(なんかムカつく...)」

941: 2013/09/30(月) 17:12:45.35 ID:eRkVj51LO
黒子「さぁ、一緒にやりますわよ。わたくしと当麻さんの幸せな未来に向けて」

上条「ああ」

黒子「それでは新郎新婦入刀して下さい」

上条「それ言う必要あんのか?」

黒子「少しでも本番さながらの雰囲気を出した方が良いですの」

上条「そうかい」

942: 2013/09/30(月) 17:14:31.57 ID:eRkVj51LO
黒子「では」

上条「おう」


サクッ


上条「上手く切れたじゃねーか?」

黒子「ええ」

黒子「(これでわたくしがやりたかった事がまた果たせましたわ!)」

上条「そんじゃあ食うか」

黒子「その前にプレゼント交換しません事?」

上条「うん? プレゼント交換か、そうだな、用意は出来てるから良いぜ」

943: 2013/09/30(月) 17:17:07.22 ID:eRkVj51LO
黒子「ではわたくしが先にお渡ししますわ」

上条「ありがとな。開けていいか?」

黒子「いいですわよ」

上条「上条さんに何をくれるのだろうな...おっ」ガサゴソ

上条「マフラーか?」

黒子「そうですの。しかも、そのマフラーはわたくしが編んだ世界で一つしかない品物ですわ」

上条「手編みでせうか!? ほえー上条さんは凄い物を貰っちゃいましたよ。これ作るのに結構時間掛かったろ?」

黒子「そんなには掛かりませんでしたわ。むしろ、愛する当麻さんを想いながら編めばあっという間だったぐらいでしたの」

黒子「(ただ、お姉様にバレないようコソコソやらないとなりませんが)」

944: 2013/09/30(月) 17:19:23.68 ID:eRkVj51LO
上条「そっかそっか。いやー黒子お手製のマフラーなんてマジで嬉しいよ」

黒子「大事に使って下さいな。ちなみにプレゼントはもう一つありますわ」

上条「ん? これか、何かの布っ切れ見たい......ってオイ!! コレはまさか...」ピラーン

黒子「二つ目のプレゼントはわたくしの使用済みのし・た・ぎ☆
しかもそれは洗濯してませんから黒子の溢れんばかりの香り付きですのよ! イヤーン。わたくしってば大胆」

945: 2013/09/30(月) 17:21:23.08 ID:eRkVj51LO
上条「........俺に女物の下着をあげてどうしろと?」

黒子「それは勿論、満足ゆくまでクンカクンカ嗅いで下さって結構! 黒子に会えなくて寂しい時に使って下さると尚嬉しいですわ!
なんでしたら頭に被ったり、ペロペロしたっても宜しくてよ??
あっ、なんでしょう? 当麻さんがわたくしの下着でアレコレしてる姿を想像したらなんか火照って来ましたの。
ハァハァ、これはやばい。やばいですの! すみませんがお花を摘んで来ますわ」

上条「黒子」

黒子「はい?」

上条「せいっ」カルークチョップ

黒子「あべしっ!?」

上条「お前な、男に使用済みのショーツをプレゼントってどういう神経してるんだよ? これはさすがにマズ過ぎるから返品だ。
紳士な上条さんを変Oにさせないでくれよ.....」

黒子「はいですの......」

947: 2013/09/30(月) 17:23:55.64 ID:eRkVj51LO
そして現在に戻る


上条「(いやー最高のクリスマスと最高のプレゼントだったな)」

上条「(しかし、下着の方は何故か返品したのにも関わらず俺のタンスの中に入ってたんだが......こっそりテレポートで入れやがったな。黒子の奴)」

上条「(仕方ないからインデックスにバレないように隠しとくしかないな)」

948: 2013/09/30(月) 17:27:10.30 ID:eRkVj51LO
ーーーーーー
ーーー



【第七学区 グレームリー】


黒子「ここですわ」

上条「(おいおい、入口に置いてある槍なんかかなり見覚えあるんですけど...」

黒子「さぁ、入りますわよ」


カランカラーン


オティヌス「いらっしゃーい......って幻想頃しじゃないか」

上条「......さて、どこからツッコんでいいのやら...」

マリアン「おっ! 久しぶり。トール、幻想頃しが来たよー」

トール「マジで!? おー! 上条ちゃんだ」

上条「頭が痛い...」

黒子「え? また当麻さんの知り合いですの?」



2スレ目につづく

950: 2013/09/30(月) 17:30:33.34 ID:eRkVj51LO
次スレ予告


トール「おうよ。俺と上条ちゃんはかつて拳で語りあったマブタチなんだぜ」

黒子「今思えば、過去のわたくしは何故同性の方を愛してたのでしょうか?」

初春「え? 白井さんの様子がおかしい...ですか?」


そして...


美琴「アンタみたいのを泥棒猫って言うのよっ!!」

上条「ごめん、黒子。やっぱ俺は幸せにはなってはいけない人間みたいだ...」

禁書「くろこ! 助けて! ! とうまが...とうまが氏ぬつもりなんだよっ!!」

次回

黒子「もう類人猿なんて言いませんの」上条「これからも宜しくな、黒子」

上黒と超電磁砲が交差する時、物語が始まる

955: 2013/09/30(月) 17:48:26.93 ID:eRkVj51LO
以上をもってこのスレの更新は終了


後は適当に雑談とかでレスして下さい。そんで1000まで埋めてくれると大変ありがたいです



では皆さん。ここまで読んで下りありがとうございました

ではまた


引用: 黒子「もう類人猿なんて言いませんの」