1: 2017/10/14(土) 00:03:20.716 ID:iYUrmjUo0.net
♂「おいてめぇ!なに独りで喋ってるんだよ気持ち悪いな!」ドカッ
♀「きゃっ!やめて!」
♂「うるせぇブスが!」ドカッ
♀「酷いよ!私の気持ちも知らないくせに!」タタタタタタ
♂2「うわぁ、見ろよアイツ、またカッコつけて暴れてるぞ」
♂3「気持ち悪いなぁ」
♂「なに見てるんだてめぇら!」
♂2「うわっ、話しかけてきた、行こうぜ」
♂3「行こう行こう、馬鹿が移るわ」スタスタスタ
♀「きゃっ!やめて!」
♂「うるせぇブスが!」ドカッ
♀「酷いよ!私の気持ちも知らないくせに!」タタタタタタ
♂2「うわぁ、見ろよアイツ、またカッコつけて暴れてるぞ」
♂3「気持ち悪いなぁ」
♂「なに見てるんだてめぇら!」
♂2「うわっ、話しかけてきた、行こうぜ」
♂3「行こう行こう、馬鹿が移るわ」スタスタスタ
5: 2017/10/14(土) 00:07:34.882 ID:iYUrmjUo0.net
♂「見つけたぜ♀!」
♀「やめてよ!私に恨みでもあるの!?」
♂「ねーよ」
♀「じゃあなんで!」
♂「お前とこうやって遊ぶのが楽しいからだよ」
♀「え…楽しいって…」
♂「ハハハハ!酷いだろ!俺は酷い奴なんだ!オラァっ!」ドカッ
♀(…嘘だ、本当は私しか相手にする人がいないから…でも…)
♀「♂くんがそのつもりなら!私もういい!学校来なくなるから!」
♂「えっ!?」
♀(やっぱり動揺してる!よし!これを逆手にとってやる!)
♂「なんでだよ!俺の楽しみがなくなるじゃねーか!」
♀「じゃあ暴力するのやめてくれる?」
♂「やめるかぁっ!!」ブンッ
ヒョイッ
♀「もう♂くんのパンチは受け飽きたよ」
♂「!?…避けやがった!!」
♀「やめてよ!私に恨みでもあるの!?」
♂「ねーよ」
♀「じゃあなんで!」
♂「お前とこうやって遊ぶのが楽しいからだよ」
♀「え…楽しいって…」
♂「ハハハハ!酷いだろ!俺は酷い奴なんだ!オラァっ!」ドカッ
♀(…嘘だ、本当は私しか相手にする人がいないから…でも…)
♀「♂くんがそのつもりなら!私もういい!学校来なくなるから!」
♂「えっ!?」
♀(やっぱり動揺してる!よし!これを逆手にとってやる!)
♂「なんでだよ!俺の楽しみがなくなるじゃねーか!」
♀「じゃあ暴力するのやめてくれる?」
♂「やめるかぁっ!!」ブンッ
ヒョイッ
♀「もう♂くんのパンチは受け飽きたよ」
♂「!?…避けやがった!!」
6: 2017/10/14(土) 00:11:01.167 ID:iYUrmjUo0.net
♀「じゃあ私明日から学校来なくなるから」
♂「で、でも、そんなことしたらお前成績とか」
♀「いいんだよ、どうせ私は頭悪いし、それに学校来ても♂くんに暴力されるだけでなんにも面白くないから」
♂「そ、そんな…でもお前が急に来なくなったらみんなが」
♀「みんな?私のこと気にかけてくれる人なんか一人も居ないじゃん」
♂「そんなこと…言うなよ」
♀「とにかく、私は明日から学校に来ないわ」
♂「…分かったよ、勝手にしろ!」スタスタ
♂(マジかよ…)
♂「で、でも、そんなことしたらお前成績とか」
♀「いいんだよ、どうせ私は頭悪いし、それに学校来ても♂くんに暴力されるだけでなんにも面白くないから」
♂「そ、そんな…でもお前が急に来なくなったらみんなが」
♀「みんな?私のこと気にかけてくれる人なんか一人も居ないじゃん」
♂「そんなこと…言うなよ」
♀「とにかく、私は明日から学校に来ないわ」
♂「…分かったよ、勝手にしろ!」スタスタ
♂(マジかよ…)
7: 2017/10/14(土) 00:14:25.778 ID:iYUrmjUo0.net
次の日
♂(あいつマジで来てねぇ!)
♂2「うわ、見ろよ、あいつ机に伏せてるぜ」
♂3「いつもは♀に対してオラついてるくせに今日はオラつける相手が居ないもんなぁ」
♂2「ちょっとちょっかい出そうぜ」
♂3「出そうぜ!」
♂(うわぁあ!マジかよ!俺もついに虐められるのかよ)
♂(あいつマジで来てねぇ!)
♂2「うわ、見ろよ、あいつ机に伏せてるぜ」
♂3「いつもは♀に対してオラついてるくせに今日はオラつける相手が居ないもんなぁ」
♂2「ちょっとちょっかい出そうぜ」
♂3「出そうぜ!」
♂(うわぁあ!マジかよ!俺もついに虐められるのかよ)
8: 2017/10/14(土) 00:17:29.396 ID:iYUrmjUo0.net
♂(虐められるなんて、まるで♀みたいじゃないか)
────過去
♀「やめてよ!酷いこと言わないで!」
♀2「“酷いこと”だってー!馬鹿じゃないのー?」
♀3「チクチク言葉ー!キャハハハハ!」
♂2「やるなお前ら!でも相変わらず♀はモゾモゾしてて気持ち悪いな!」
♂3「モゾモゾとか笑えるわ!」
♀「…」モゾモゾ
♂(♀…)チラッ
────過去
♀「やめてよ!酷いこと言わないで!」
♀2「“酷いこと”だってー!馬鹿じゃないのー?」
♀3「チクチク言葉ー!キャハハハハ!」
♂2「やるなお前ら!でも相変わらず♀はモゾモゾしてて気持ち悪いな!」
♂3「モゾモゾとか笑えるわ!」
♀「…」モゾモゾ
♂(♀…)チラッ
9: 2017/10/14(土) 00:21:51.542 ID:iYUrmjUo0.net
♂「おい!♀!見てるとイライラするから俺がぶっ飛ばしてやるぜ!」
♂2「おいなんか来たぞ!」
♂3「避けろお前ら!」
♀2・3「きゃっ!」スッ
♂「オラァっ!」ブンッ
バコッ!!
♀「いたっ!!」
♂2「!?…お前、なにしてんの?」
♂「♀を見てるとイラつくんだよ、だから俺こいつのことボコボコにするわ」
♂3「は?だからってなんでいきなり来るんだよ」
♀2「ちょっと、もういいよなんだかめんどくさいし、関わらないようにしよう、こいつ頭おかしそうだし」
♀3「こんなに頭おかしそうっていうか頭おかしいでしょ、いきなりバコッだよ?頭おかしいよ」
♂2「そうだな、行こうぜ」スタスタ
♂「…」
♀「…」
♂2「おいなんか来たぞ!」
♂3「避けろお前ら!」
♀2・3「きゃっ!」スッ
♂「オラァっ!」ブンッ
バコッ!!
♀「いたっ!!」
♂2「!?…お前、なにしてんの?」
♂「♀を見てるとイラつくんだよ、だから俺こいつのことボコボコにするわ」
♂3「は?だからってなんでいきなり来るんだよ」
♀2「ちょっと、もういいよなんだかめんどくさいし、関わらないようにしよう、こいつ頭おかしそうだし」
♀3「こんなに頭おかしそうっていうか頭おかしいでしょ、いきなりバコッだよ?頭おかしいよ」
♂2「そうだな、行こうぜ」スタスタ
♂「…」
♀「…」
10: 2017/10/14(土) 00:26:43.968 ID:iYUrmjUo0.net
────回想終わり
♂(救うつもりだったのに、結局♀を傷つけちゃったな)
♂2「おいっ!聞こえてないんですかー?イキり野郎」
♂3「いつもの見せてくれよ、おいてめぇ!ってやつ」
♀2「ちょっとなにやってるの?やめなよ」
♂2「いいんだよこいついつも♀のこと殴ってるじゃん、そろそろ罰が当たってもいい頃だ」
♀2「めんどうな事が起きるの嫌でしょ?」
♀3「いや、いいよ♀2、好きにさせよう、私も♂のこと好きじゃないし」
♂3「決まりだな、おい、そういうことだよ、聞いてんのか雑魚」ポイッ
コツン
♂(うわ最悪だよ、消ゴム投げてきやがった)
♂(救うつもりだったのに、結局♀を傷つけちゃったな)
♂2「おいっ!聞こえてないんですかー?イキり野郎」
♂3「いつもの見せてくれよ、おいてめぇ!ってやつ」
♀2「ちょっとなにやってるの?やめなよ」
♂2「いいんだよこいついつも♀のこと殴ってるじゃん、そろそろ罰が当たってもいい頃だ」
♀2「めんどうな事が起きるの嫌でしょ?」
♀3「いや、いいよ♀2、好きにさせよう、私も♂のこと好きじゃないし」
♂3「決まりだな、おい、そういうことだよ、聞いてんのか雑魚」ポイッ
コツン
♂(うわ最悪だよ、消ゴム投げてきやがった)
11: 2017/10/14(土) 00:29:53.752 ID:iYUrmjUo0.net
♂2「いつまでシカトこいてんだよ」
♂3「消ゴムバルカンやろうぜ」
♂2「おっけい!いくぜ!」スッ
♀2「もう!私知らないから!」スタスタス
♀3「あっ!♀2!待ってよ」タタタタ
♂3「いいよいいよ、勝手に行かせとけ、いくぞ♂2!」
♂2「おう!」
♂2・3「消ゴムバルカン!!」ピンピンピンピンッ
コツンコツンコツンコツン
♂(くそぉ!屈辱的だ!こうなったら!)
♂3「消ゴムバルカンやろうぜ」
♂2「おっけい!いくぜ!」スッ
♀2「もう!私知らないから!」スタスタス
♀3「あっ!♀2!待ってよ」タタタタ
♂3「いいよいいよ、勝手に行かせとけ、いくぞ♂2!」
♂2「おう!」
♂2・3「消ゴムバルカン!!」ピンピンピンピンッ
コツンコツンコツンコツン
♂(くそぉ!屈辱的だ!こうなったら!)
12: 2017/10/14(土) 00:31:44.295 ID:iYUrmjUo0.net
♂「てめぇらぁ、覚えとけよぉ…」スッ
♂2「おっ!やっと立ち上がったな!」
♂3「おせーんだよ!」
♂「…」
♂(ちきしょー!)タッタッタッタッ
♂2「うわっ!逃げたぞ!だっせぇえええ!!」
♂3「これはネタになるわ!最高だ!」
♂2「ワハハハハ!」
♂(くそぉ!くそぉ!!)タタタタ
♂2「おっ!やっと立ち上がったな!」
♂3「おせーんだよ!」
♂「…」
♂(ちきしょー!)タッタッタッタッ
♂2「うわっ!逃げたぞ!だっせぇえええ!!」
♂3「これはネタになるわ!最高だ!」
♂2「ワハハハハ!」
♂(くそぉ!くそぉ!!)タタタタ
13: 2017/10/14(土) 00:33:55.798 ID:iYUrmjUo0.net
♂(学校を抜け出しちまった…どうしよう)
♂(とりあえず♀を…)
♂(って、え?なんで今♀のことなんか)
♂(そう言えばさっきも♀と出会ったときのこと考えちまった)
♂(くそぉ、なんだよこの感じは)
♂(とにかく学校には居られねーな)
♂(とりあえず♀を…)
♂(って、え?なんで今♀のことなんか)
♂(そう言えばさっきも♀と出会ったときのこと考えちまった)
♂(くそぉ、なんだよこの感じは)
♂(とにかく学校には居られねーな)
14: 2017/10/14(土) 00:36:00.592 ID:iYUrmjUo0.net
次の日
母「こら!学校行きなさい!昨日は途中で帰ってきちゃうし!なんて子なの!」
♂「熱なんだよ熱!本当に無理なの!」
母「嘘つかないで!36.4℃でしょ!」
♂「ちきしょー!」
♂(どうせ行ったってどうなるか分かってるんだ!♀だって来ないし!)
母「こら!学校行きなさい!昨日は途中で帰ってきちゃうし!なんて子なの!」
♂「熱なんだよ熱!本当に無理なの!」
母「嘘つかないで!36.4℃でしょ!」
♂「ちきしょー!」
♂(どうせ行ったってどうなるか分かってるんだ!♀だって来ないし!)
15: 2017/10/14(土) 00:40:36.863 ID:iYUrmjUo0.net
学校
♂(!?…♀が…学校に来てる!なんでだ…あいつ学校に来ないって…)
♀(…)チラッ
♀(やっぱり♂くんは私のこと気にしてるのかな…)
♂2「おお、よく来れたな学校!」
♂3「母ちゃんにでも叱られたか?ワハハハハ!」
♂「う、うるせーよお前ら!ぶぶぶぶぶっ飛ばすぞ!」
♂3「震えてんじゃねーかよ」
♂「な、なんだと!」
♂2「俺らはなにも手出しはしないから安心しろよ、お前からやってこない限りな」
♂「…」
♂3「あれれー?さっきまでの勢いはどうしたのかなー?」
♀(♂くん…昨日なにかあったのかな…)
♂(!?…♀が…学校に来てる!なんでだ…あいつ学校に来ないって…)
♀(…)チラッ
♀(やっぱり♂くんは私のこと気にしてるのかな…)
♂2「おお、よく来れたな学校!」
♂3「母ちゃんにでも叱られたか?ワハハハハ!」
♂「う、うるせーよお前ら!ぶぶぶぶぶっ飛ばすぞ!」
♂3「震えてんじゃねーかよ」
♂「な、なんだと!」
♂2「俺らはなにも手出しはしないから安心しろよ、お前からやってこない限りな」
♂「…」
♂3「あれれー?さっきまでの勢いはどうしたのかなー?」
♀(♂くん…昨日なにかあったのかな…)
16: 2017/10/14(土) 00:43:55.548 ID:iYUrmjUo0.net
♂(く、くそぉ、なめやがってぇぇ)ジリジリ
♂2「おぉー?来るか?来るか?」
♂「ああああ!オラァァ」スッ
♀「やめてぇっ!!」
♂「!?」ピタッ
♂2・3「え?」
♀「…やめなよ!暴力はダメだよ!」
♂「な、なんだお前!また殴られたいのか!」
♀2「…なんでそんなこと言えるんだよ♂!」
♂2「♀2?お前居たのかよ」
♀2「♂2たちは黙ってて」
♂2「!?」
♂2「おぉー?来るか?来るか?」
♂「ああああ!オラァァ」スッ
♀「やめてぇっ!!」
♂「!?」ピタッ
♂2・3「え?」
♀「…やめなよ!暴力はダメだよ!」
♂「な、なんだお前!また殴られたいのか!」
♀2「…なんでそんなこと言えるんだよ♂!」
♂2「♀2?お前居たのかよ」
♀2「♂2たちは黙ってて」
♂2「!?」
17: 2017/10/14(土) 00:49:41.764 ID:iYUrmjUo0.net
♀2「あんたさ、今まで♀がどれだけ辛い想いしたか知ってる?それなのに今こうやってあんたを庇ってんだよ!」
♂「うるせーよ!元はと言えばお前だってそいつらと一緒になって虐めてただろーがよ!」
♀2「だからこそ今止めに入ってるんでしょ!こんなことやっちゃいけないって気づいたんだよ!」
♂2「♀2…お前いつからそんな真面目ちゃんになったんだよ」
♀3「♀2だけじゃないわ、私も、エスカレートしていくのはよくないと思う」
♂3「おい待てよ、俺たちが虐めてたなんて、そんなわけないだろ、最初から最後まで俺たちは全員で楽しんでたんだよな?そうだよな?なあ?」
♀3「もういいよ、面白くないから、それより今のあんたを見てる方がよっぽど面白いわ」
♂「お前…」
♀3「いいのいいの、つまらない男だったわ、あんたもね」
♂「なんだとこの豚」
♀3「誰が豚だ!!」
♂「うるせーよ!元はと言えばお前だってそいつらと一緒になって虐めてただろーがよ!」
♀2「だからこそ今止めに入ってるんでしょ!こんなことやっちゃいけないって気づいたんだよ!」
♂2「♀2…お前いつからそんな真面目ちゃんになったんだよ」
♀3「♀2だけじゃないわ、私も、エスカレートしていくのはよくないと思う」
♂3「おい待てよ、俺たちが虐めてたなんて、そんなわけないだろ、最初から最後まで俺たちは全員で楽しんでたんだよな?そうだよな?なあ?」
♀3「もういいよ、面白くないから、それより今のあんたを見てる方がよっぽど面白いわ」
♂「お前…」
♀3「いいのいいの、つまらない男だったわ、あんたもね」
♂「なんだとこの豚」
♀3「誰が豚だ!!」
19: 2017/10/14(土) 00:54:02.501 ID:iYUrmjUo0.net
♂3「あー、そういうことかよ、今さらお前らは正しいことだからとかいう理由でどうちゃらこうちゃらするわけか」
♂2「まあ俺もどうでもいいんだよねお前らがどうなろうが、そんなに可愛いって言うほどでもないし」
♂3「それだよな、相手してやってたのに調子にのりやがってよー」
♀2「こっちの台詞だよ!こっちは子供の遊びに付き合ってやってたんだよ!」
♂2「言うじゃねーかクソ女!本性はキタネー奴だったんだな!」
♀3「あんたらも汚れすぎてどうしようもないね!」
♂3「うっせーぞボケが!!」
♂「…今のうちだ♀、ここを離れよう」コソコソ
♀「うん…」コソコソ
♂2「まあ俺もどうでもいいんだよねお前らがどうなろうが、そんなに可愛いって言うほどでもないし」
♂3「それだよな、相手してやってたのに調子にのりやがってよー」
♀2「こっちの台詞だよ!こっちは子供の遊びに付き合ってやってたんだよ!」
♂2「言うじゃねーかクソ女!本性はキタネー奴だったんだな!」
♀3「あんたらも汚れすぎてどうしようもないね!」
♂3「うっせーぞボケが!!」
♂「…今のうちだ♀、ここを離れよう」コソコソ
♀「うん…」コソコソ
20: 2017/10/14(土) 00:59:23.148 ID:iYUrmjUo0.net
♂「…よし、切り抜けたぞ」
♀「…」
♂「あぁ、そうだ、なんでお前学校来たんだよ」
♀「えっ…それは…やっぱり行った方がいいと思って」
♂「そっか…そうだよな、それだけの理由だよな、当たり前か!アハハハハ」
♀「なんで笑うの?」
♂「いや、だって、てっきり俺のこと心配してくれたのかと思って」
♀「え…なんで私が!?」
♂「うるせーな!殴るぞお前!」
♀「また暴力するの!!」
♂「…いや、もうしないよ、俺さ、言ってなかったけど…本当はお前を守りたかったんだ」
♂「変な方に走って俺が虐めてるみたいになっちゃったけど、それでもあいつらを近づけたくなかった」
♀「…知ってたよ、だって♂くんのパンチ避けれるレベルだもん」
♂「!?」
♀「…」
♂「あぁ、そうだ、なんでお前学校来たんだよ」
♀「えっ…それは…やっぱり行った方がいいと思って」
♂「そっか…そうだよな、それだけの理由だよな、当たり前か!アハハハハ」
♀「なんで笑うの?」
♂「いや、だって、てっきり俺のこと心配してくれたのかと思って」
♀「え…なんで私が!?」
♂「うるせーな!殴るぞお前!」
♀「また暴力するの!!」
♂「…いや、もうしないよ、俺さ、言ってなかったけど…本当はお前を守りたかったんだ」
♂「変な方に走って俺が虐めてるみたいになっちゃったけど、それでもあいつらを近づけたくなかった」
♀「…知ってたよ、だって♂くんのパンチ避けれるレベルだもん」
♂「!?」
21: 2017/10/14(土) 01:05:51.363 ID:iYUrmjUo0.net
♂「じゃあなんで、学校に来ないって」
♀「お陰で私が居ないと、♂くんもダメなんだってこと伝わったでしょ?」
♂「…お前頭悪くないだろ!」
♀「まっ、そういうことだからとにかく、とにかく…」
♂2・3「おらぁあああ!!」ドタバタ
♀2・3「きしゃあああああ!!」ドタバタ
♂「うるせーよ!!!」
♀「てめぇーがうるせぇえ!!」
♂・♂1・2・♀2・3「!!!!」
♀「てめぇら全員殴ってやるからな」
♂「どうしたんだよ♀」
♀「 スッ
♂「消えた!?」
♀ 後ろだよ」ボコッ
♂「ゴホッ!!」ドサァッ
♂2「なんだあいつ!速すぎる!」
♀「お陰で私が居ないと、♂くんもダメなんだってこと伝わったでしょ?」
♂「…お前頭悪くないだろ!」
♀「まっ、そういうことだからとにかく、とにかく…」
♂2・3「おらぁあああ!!」ドタバタ
♀2・3「きしゃあああああ!!」ドタバタ
♂「うるせーよ!!!」
♀「てめぇーがうるせぇえ!!」
♂・♂1・2・♀2・3「!!!!」
♀「てめぇら全員殴ってやるからな」
♂「どうしたんだよ♀」
♀「 スッ
♂「消えた!?」
♀ 後ろだよ」ボコッ
♂「ゴホッ!!」ドサァッ
♂2「なんだあいつ!速すぎる!」
22: 2017/10/14(土) 01:10:42.791 ID:iYUrmjUo0.net
♀「そういうことだったのか」スッ
ボコッ
♂2「やめてくれぇ!」ドサッ
ボコッ
♂3「うわぁあああ!」ドサァ
♀「♂くんのパンチが避けれるレベルじゃなくて、私がパンチを避けれるレベルに強くなってた訳か」スッ
♀2「冗談だよね♀、私は♀の味方だったよ?」
ブォン
♀「都合のいい話だな」ヒュン
♀2「上!?」
ボコォッ!!
♀2「そんな、嘘でしょ…」ドサッ
♀3「ご、ごめんなさい、何回でも謝るから、ごめんなさい、ごめんなさい」
♀「あなたは許す」
♀3「!?」
♀「私の恋は叶わなかったの…」
♀3「こ、恋?」
ボコッ
♂2「やめてくれぇ!」ドサッ
ボコッ
♂3「うわぁあああ!」ドサァ
♀「♂くんのパンチが避けれるレベルじゃなくて、私がパンチを避けれるレベルに強くなってた訳か」スッ
♀2「冗談だよね♀、私は♀の味方だったよ?」
ブォン
♀「都合のいい話だな」ヒュン
♀2「上!?」
ボコォッ!!
♀2「そんな、嘘でしょ…」ドサッ
♀3「ご、ごめんなさい、何回でも謝るから、ごめんなさい、ごめんなさい」
♀「あなたは許す」
♀3「!?」
♀「私の恋は叶わなかったの…」
♀3「こ、恋?」
23: 2017/10/14(土) 01:13:09.343 ID:iYUrmjUo0.net
♀「あなたに分かるわけないでしょーがぁ!!」スッ
ボコォオッ!
♀3「きゃああああ!!」ドサッ
♂「強すぎる、俺はこんな奴を…」
♀「…これは悲しい恋の物語」
♀「でもそれでいいの、だって──」
♂「ううぅ」ドサッ
♀「──いつも隣に居てくれるから」
完
ボコォオッ!
♀3「きゃああああ!!」ドサッ
♂「強すぎる、俺はこんな奴を…」
♀「…これは悲しい恋の物語」
♀「でもそれでいいの、だって──」
♂「ううぅ」ドサッ
♀「──いつも隣に居てくれるから」
完
引用: ♀「これは悲しい恋の物語…」
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