1: 2013/09/14(土) 17:54:18 ID:okLp7aT.
ギャハハハハハ……
コニー「あぁーこういうのもいいよなー」
マルコ「だね。たまには訓練のことも忘れて、食べたりするのもいいもんだね」
ジャン「だよな…こうやって宴会するのも悪くねえ」
エレン「…だから脳内快適なんだよお前は」
ジャン「エレン…挑発に乗ると思ったか?」
エレン「あ?」
ジャン「今日はそんなことする気分じゃねえんだよ」
ジャン「寂しかったらアルミンにでも話聞いてもらいな」
エレン「なんだと…」
ジャン「というか、脳内快適とか言いながら、お前もこの場にいるんじゃねえか。馬鹿か?」
エレン「は?俺はアルミンとミカサに誘われたから来たんだよ」
ジャン「なんだそれ?結局来てんじゃねえか。嫌なら断ればよかったのによ」
ジャン「それとも、お前も脳内快適だから、つい来ちまったのか?」
エレン「あぁ?」
コニー「あぁーこういうのもいいよなー」
マルコ「だね。たまには訓練のことも忘れて、食べたりするのもいいもんだね」
ジャン「だよな…こうやって宴会するのも悪くねえ」
エレン「…だから脳内快適なんだよお前は」
ジャン「エレン…挑発に乗ると思ったか?」
エレン「あ?」
ジャン「今日はそんなことする気分じゃねえんだよ」
ジャン「寂しかったらアルミンにでも話聞いてもらいな」
エレン「なんだと…」
ジャン「というか、脳内快適とか言いながら、お前もこの場にいるんじゃねえか。馬鹿か?」
エレン「は?俺はアルミンとミカサに誘われたから来たんだよ」
ジャン「なんだそれ?結局来てんじゃねえか。嫌なら断ればよかったのによ」
ジャン「それとも、お前も脳内快適だから、つい来ちまったのか?」
エレン「あぁ?」
3: 2013/09/14(土) 18:54:24 ID:okLp7aT.
アルミン「まぁまぁ…」
ジャン「よかったなエレン。怪我する前に保護者が来たぞ」
エレン「っ!」
ミカサ「待ってエレン」ガシッ
エレン「ミカサ!」
ミカサ「喧嘩は駄目。…今日は」
エレン「…」ズルズル
アルミン(今日じゃなかったらいいんだ)
ジャン「よかったなエレン。怪我する前に保護者が来たぞ」
エレン「っ!」
ミカサ「待ってエレン」ガシッ
エレン「ミカサ!」
ミカサ「喧嘩は駄目。…今日は」
エレン「…」ズルズル
アルミン(今日じゃなかったらいいんだ)
4: 2013/09/14(土) 18:56:49 ID:okLp7aT.
マルコ「ジャンも大概にしときなよ」
ジャン「マルコ」
マルコ「僕達はもうすぐ卒業だ。喧嘩して憲兵団行きを逃すことになっても知らないよ?」
ジャン「それもそうだが…あいつは気にいらねえんだよな」
マルコ「エレンのこと?」
ジャン「ああ。くそっ…あの氏に急ぎ野郎が…」
ジャン「マルコ」
マルコ「僕達はもうすぐ卒業だ。喧嘩して憲兵団行きを逃すことになっても知らないよ?」
ジャン「それもそうだが…あいつは気にいらねえんだよな」
マルコ「エレンのこと?」
ジャン「ああ。くそっ…あの氏に急ぎ野郎が…」
5: 2013/09/14(土) 18:57:38 ID:okLp7aT.
ジャン「…」モグモグ
マルコ「…ねぇジャン」
ジャン「なんだ?」
マルコ「思い切って言えば?」
ジャン「何がだ?」ゴクゴク
マルコ「ミカサにだよ」
ジャン「んぐっ!?」
マルコ「…ねぇジャン」
ジャン「なんだ?」
マルコ「思い切って言えば?」
ジャン「何がだ?」ゴクゴク
マルコ「ミカサにだよ」
ジャン「んぐっ!?」
6: 2013/09/14(土) 18:58:25 ID:okLp7aT.
ジャン「ゴホッゴホッ」
マルコ「気づいてないとでも思った?」
ジャン「いや…お前なら気づいてると思っていたが…こう直球だとな」
マルコ「僕だけじゃないよ。大半の人は気づいてる」
ジャン「…マジか!?」
マルコ「気づいてないとでも思った?」
ジャン「いや…お前なら気づいてると思っていたが…こう直球だとな」
マルコ「僕だけじゃないよ。大半の人は気づいてる」
ジャン「…マジか!?」
9: 2013/09/14(土) 19:17:11 ID:okLp7aT.
マルコ「マジだよ」
ジャン「…マジかよ…」
マルコ「気づいていない人のほうが圧倒的に少ないよ」
ジャン「そうか……じゃあ、反対に誰が気づいてねえんだ?」
マルコ「それは……大体わかるだろ?」
ジャン「え?いや、わかんねえんだが」
マルコ「本当に?すんごい身近にいるよ?」
ジャン「訓練兵の誰かなんだろ?そりゃ身近にいるんだろうがよ」
マルコ「なんというか…」
ジャン「一体誰のこと言ってんだよ?」
マルコ「それは、君の嫌いな…」
ジャン「…エレンか!」
マルコ「その通り」
ジャン「…マジかよ…」
マルコ「気づいていない人のほうが圧倒的に少ないよ」
ジャン「そうか……じゃあ、反対に誰が気づいてねえんだ?」
マルコ「それは……大体わかるだろ?」
ジャン「え?いや、わかんねえんだが」
マルコ「本当に?すんごい身近にいるよ?」
ジャン「訓練兵の誰かなんだろ?そりゃ身近にいるんだろうがよ」
マルコ「なんというか…」
ジャン「一体誰のこと言ってんだよ?」
マルコ「それは、君の嫌いな…」
ジャン「…エレンか!」
マルコ「その通り」
10: 2013/09/14(土) 19:18:38 ID:okLp7aT.
ジャン「エレンの野郎、俺がミカサを好きなこと気づいてなかったのか」
マルコ「そうだよ。とは言っても、僕の見立てだけど」
ジャン「…なんで唐突にこの話題を?」
マルコ「なんとなく…」
ジャン「なんとなくかよ…」
マルコ「そうだよ。とは言っても、僕の見立てだけど」
ジャン「…なんで唐突にこの話題を?」
マルコ「なんとなく…」
ジャン「なんとなくかよ…」
12: 2013/09/14(土) 19:19:44 ID:okLp7aT.
マルコ「…で、どうすんの?」
ジャン「なにがだ?」
マルコ「ミカサに言わないの?早くしないと片思いのまま終わるよ」
マルコ「もう少しで卒業だし、こういう機会はこの先殆ど無いと思うよ」
ジャン「…悩まずに言えたらいいんだがな」
マルコ「ジャンって結構臆病というか、奥手だよね」
ジャン「うるせぇ。…そういうお前はいねえのか?」
マルコ「僕はいないな。…今のところは」
ジャン「そうか…」
ジャン「なにがだ?」
マルコ「ミカサに言わないの?早くしないと片思いのまま終わるよ」
マルコ「もう少しで卒業だし、こういう機会はこの先殆ど無いと思うよ」
ジャン「…悩まずに言えたらいいんだがな」
マルコ「ジャンって結構臆病というか、奥手だよね」
ジャン「うるせぇ。…そういうお前はいねえのか?」
マルコ「僕はいないな。…今のところは」
ジャン「そうか…」
13: 2013/09/14(土) 19:22:34 ID:okLp7aT.
ジャン「くそっ」ゴクゴク
コニー「いい飲みっぷりだなジャン」
ジャン「コニー…」
コニー「…ここだけの話なんだけどよ…いいもんがあるんだ」
ジャン「なんだ?媚薬でもあんのか?」
マルコ「ジャン……」
コニー「そんなもんはねえよ」
ジャン「なんだよがっかりだ」
コニー「…酒があるんだぜ」
ジャン「酒?」
コニー「いい飲みっぷりだなジャン」
ジャン「コニー…」
コニー「…ここだけの話なんだけどよ…いいもんがあるんだ」
ジャン「なんだ?媚薬でもあんのか?」
マルコ「ジャン……」
コニー「そんなもんはねえよ」
ジャン「なんだよがっかりだ」
コニー「…酒があるんだぜ」
ジャン「酒?」
14: 2013/09/14(土) 19:27:25 ID:okLp7aT.
コニー「ああ。元々、この宴会は禁酒なんだけど…俺たちがそんな約束守るはずねえよな」
ジャン「はっ…馬鹿野郎が…」
コニー「どうだ?一杯飲まねえか?」
ジャン「…どうすっかな…もしバレたりでもしたら…」
コニー「チキンジャン。お前はチキンだったのか?」
ジャン「んなわけねえだろ。つかなんだチキンジャンって」
コニー「まぁ、とにかく飲めよ」
ジャン「……コニーって…馬鹿だよな…」
コニー「はぁ?」
ジャン「そこがお前のいいところなんだろうけどな…」
ジャン「その馬鹿っぽいところが」
コニー「…おう、そうか。馬鹿なのがいいところなのか俺は…」
コニー「マルコ…ジャンどうしたんだ?」ボソッ
マルコ「ちょっと…まあ…色々と」ボソッ
ジャン「はっ…馬鹿野郎が…」
コニー「どうだ?一杯飲まねえか?」
ジャン「…どうすっかな…もしバレたりでもしたら…」
コニー「チキンジャン。お前はチキンだったのか?」
ジャン「んなわけねえだろ。つかなんだチキンジャンって」
コニー「まぁ、とにかく飲めよ」
ジャン「……コニーって…馬鹿だよな…」
コニー「はぁ?」
ジャン「そこがお前のいいところなんだろうけどな…」
ジャン「その馬鹿っぽいところが」
コニー「…おう、そうか。馬鹿なのがいいところなのか俺は…」
コニー「マルコ…ジャンどうしたんだ?」ボソッ
マルコ「ちょっと…まあ…色々と」ボソッ
15: 2013/09/14(土) 19:31:40 ID:okLp7aT.
ジャン「憎めない馬鹿ってのもいいもんだぞ?俺は少なくとも嫌いじゃねえ」
コニー「っていっても結局俺は馬鹿なんじゃねえか」
ジャン「そうだが…いい馬鹿だってことだ」
コニー「馬鹿に良し悪しがあるのか?」
ジャン「あるだろ…多分」
コニー「…そうか」
コニー「っていっても結局俺は馬鹿なんじゃねえか」
ジャン「そうだが…いい馬鹿だってことだ」
コニー「馬鹿に良し悪しがあるのか?」
ジャン「あるだろ…多分」
コニー「…そうか」
16: 2013/09/14(土) 19:35:45 ID:okLp7aT.
コニー「…とりあえず酒でも飲めよ」
ジャン「結局飲む方向になるのか…」
マルコ「ははは…仕方ないね。今日ぐらいはいいんじゃないかな?」
ジャン「おりこうさんマルコはどこいったんだ?」
マルコ「今日ぐらい羽目を外したいんだよ」
ジャン「…たまには抜くのも必要か」
コニー「そうだぜ。飲め飲め」ドポドポ
ジャン「…ま、いいか」ゴクッ
コニー「お、いい飲みっぷりなこった」
マルコ「僕にも注いでくれないかな」
コニー「わかった」ドポドポ
ジャン「結局飲む方向になるのか…」
マルコ「ははは…仕方ないね。今日ぐらいはいいんじゃないかな?」
ジャン「おりこうさんマルコはどこいったんだ?」
マルコ「今日ぐらい羽目を外したいんだよ」
ジャン「…たまには抜くのも必要か」
コニー「そうだぜ。飲め飲め」ドポドポ
ジャン「…ま、いいか」ゴクッ
コニー「お、いい飲みっぷりなこった」
マルコ「僕にも注いでくれないかな」
コニー「わかった」ドポドポ
17: 2013/09/14(土) 19:37:09 ID:okLp7aT.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エレン「…」ムスッ
ミカサ「エレン」
エレン「…」
ミカサ「ちゃんと聞いて。喧嘩はよくない」
エレン「んなことわかってんだけどよ…」
ミカサ「…」
エレン「…」
ミカサ「エレン」
エレン「…ああ。わかってるよ」
エレン「…」ムスッ
ミカサ「エレン」
エレン「…」
ミカサ「ちゃんと聞いて。喧嘩はよくない」
エレン「んなことわかってんだけどよ…」
ミカサ「…」
エレン「…」
ミカサ「エレン」
エレン「…ああ。わかってるよ」
18: 2013/09/14(土) 19:38:33 ID:okLp7aT.
エレン「つーか、今更喧嘩のこと言われてもな…」
ミカサ「…今更ではない…今まで、5回に3回は私が仲裁してる」
エレン「…そんなにか?」
ミカサ「うん」
エレン「…喧嘩しなければいいんだろ?」
ミカサ「わかってくれたならいい」
エレン「…」ゴクゴク
ミカサ「…今更ではない…今まで、5回に3回は私が仲裁してる」
エレン「…そんなにか?」
ミカサ「うん」
エレン「…喧嘩しなければいいんだろ?」
ミカサ「わかってくれたならいい」
エレン「…」ゴクゴク
19: 2013/09/14(土) 19:40:22 ID:okLp7aT.
アルミン「でも確かに、喧嘩はよくないよ」
エレン「もういいだろ…そのことは」
アルミン「…ジャンと仲良くしたらどう?」
エレン「はぁ?俺があいつと?」
アルミン「うん」
アルミン「エレンの言うとおり、卒業までもうあと少しだ。そろそろ仲良くしてもいいと思うんだけど…」
エレン「…」
アルミン「…そんなに難しいことじゃないよ」
エレン「とはいってもな…なんかムカツクし、向こうから突っかかってくるんだよな」
アルミン「うん……」
エレン「本当になんなんだあいつは」
アルミン「…気づかない?」
エレン「え?」
エレン「もういいだろ…そのことは」
アルミン「…ジャンと仲良くしたらどう?」
エレン「はぁ?俺があいつと?」
アルミン「うん」
アルミン「エレンの言うとおり、卒業までもうあと少しだ。そろそろ仲良くしてもいいと思うんだけど…」
エレン「…」
アルミン「…そんなに難しいことじゃないよ」
エレン「とはいってもな…なんかムカツクし、向こうから突っかかってくるんだよな」
アルミン「うん……」
エレン「本当になんなんだあいつは」
アルミン「…気づかない?」
エレン「え?」
22: 2013/09/14(土) 20:04:32 ID:okLp7aT.
アルミン(ジャンが君に突っかかってくるのは…もしかしたら嫌いっていうのもあるのかもしれないけど)
アルミン(羨ましいだけなんじゃないかな…君とミカサの関係が)
アルミン(それで、お互い不器用だから、言い争いから暴力に繋がるだけだと思う…)
『向こうから突っかかってくるんだよな』
アルミン(……というかエレンも相当突っかかってると思うんだけど…)
アルミン(エレンの脳内では、ジャンがよく突っかかってくるってことになってるのかな?)
エレン「アルミン?」
アルミン「!」
エレン「とりあえず、できるだけ仲良くすりゃいいんだろ?」
アルミン「…本当にできる?」
エレン「ああ」
アルミン(羨ましいだけなんじゃないかな…君とミカサの関係が)
アルミン(それで、お互い不器用だから、言い争いから暴力に繋がるだけだと思う…)
『向こうから突っかかってくるんだよな』
アルミン(……というかエレンも相当突っかかってると思うんだけど…)
アルミン(エレンの脳内では、ジャンがよく突っかかってくるってことになってるのかな?)
エレン「アルミン?」
アルミン「!」
エレン「とりあえず、できるだけ仲良くすりゃいいんだろ?」
アルミン「…本当にできる?」
エレン「ああ」
23: 2013/09/14(土) 23:10:44 ID:okLp7aT.
エレン「…つってもどうすりゃいいんだ?」
アルミン「…共通点でも探せばいいんじゃないかな」
エレン「俺はあんな馬面じゃねえよ…刈り上げてもねえし…皆無じゃねえか」
アルミン「いや、そういうところじゃなくて…」
アルミン「うーん…性格とか、内面のほうで…」
エレン「そっちのほうも全然ないような気がするけどな…」
アルミン「…共通点でも探せばいいんじゃないかな」
エレン「俺はあんな馬面じゃねえよ…刈り上げてもねえし…皆無じゃねえか」
アルミン「いや、そういうところじゃなくて…」
アルミン「うーん…性格とか、内面のほうで…」
エレン「そっちのほうも全然ないような気がするけどな…」
24: 2013/09/14(土) 23:14:35 ID:okLp7aT.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
マルコ「で、どうすんのさ」ゴクゴク
ジャン「どうもしねえよ…」
マルコ「どうもしないの?どうすんの?」ゴクゴク
ジャン「飲む速度が速くなってんなマルコ…」
マルコ「じれったいからね」ゴクゴク
マルコ「僕としては言うのか、言わないのか、はっきりしてほしいな」
ジャン「…つってもな…言おうと思っても中々言えねえんだよ。というか何でマルコがそこまで?」
マルコ「人の恋路が何とやらってね」
ジャン「…そりゃ違うだろ…」
ジャン「…俺だって告白してえよ…でもなぁ…いざとなると…ブツブツ」
マルコ「…」
マルコ「…コニー」ボソッ
コニー「んぁ?///」
・・・・・・・・
マルコ「で、どうすんのさ」ゴクゴク
ジャン「どうもしねえよ…」
マルコ「どうもしないの?どうすんの?」ゴクゴク
ジャン「飲む速度が速くなってんなマルコ…」
マルコ「じれったいからね」ゴクゴク
マルコ「僕としては言うのか、言わないのか、はっきりしてほしいな」
ジャン「…つってもな…言おうと思っても中々言えねえんだよ。というか何でマルコがそこまで?」
マルコ「人の恋路が何とやらってね」
ジャン「…そりゃ違うだろ…」
ジャン「…俺だって告白してえよ…でもなぁ…いざとなると…ブツブツ」
マルコ「…」
マルコ「…コニー」ボソッ
コニー「んぁ?///」
25: 2013/09/14(土) 23:17:12 ID:okLp7aT.
マルコ「いい具合に酔ってるね」
コニー「誰がだ?///」
マルコ「ジャンだよ」(コニーもだけど)
コニー「ジャンか。確かにあいつハイペースで飲んでたもんな///」
マルコ「…ところでコニー、協力してほしいことがあるんだ」
コニー「なんだ?天才に任せろ///」
マルコ「心強いよ」
コニー「誰がだ?///」
マルコ「ジャンだよ」(コニーもだけど)
コニー「ジャンか。確かにあいつハイペースで飲んでたもんな///」
マルコ「…ところでコニー、協力してほしいことがあるんだ」
コニー「なんだ?天才に任せろ///」
マルコ「心強いよ」
26: 2013/09/14(土) 23:19:09 ID:okLp7aT.
コニー「何をすればいいんだ?」
マルコ「簡単だよ。ジャンをある場所へ連れて行くだけなんだ」
コニー「おお!…簡単じゃねえか!」
マルコ「そうだよ。ジャン相手には強引なぐらいがいいと思うんだ。だから…」
コニー「おっしゃぁ!わかったぜ!」
マルコ「引き受けてくれるかい?」
コニー「っしゃあ!っしゃ!」
マルコ(よし、これで連れ出すことはできるはずだ。二人がかりなら何とか…ね)
コニー「っしゃっしゃっしゃあ!///」
マルコ「コニーうるさい」
マルコ「簡単だよ。ジャンをある場所へ連れて行くだけなんだ」
コニー「おお!…簡単じゃねえか!」
マルコ「そうだよ。ジャン相手には強引なぐらいがいいと思うんだ。だから…」
コニー「おっしゃぁ!わかったぜ!」
マルコ「引き受けてくれるかい?」
コニー「っしゃあ!っしゃ!」
マルコ(よし、これで連れ出すことはできるはずだ。二人がかりなら何とか…ね)
コニー「っしゃっしゃっしゃあ!///」
マルコ「コニーうるさい」
27: 2013/09/14(土) 23:21:33 ID:okLp7aT.
マルコ「ジャン」
ジャン「うん?なんだぁ?」
マルコ「すっかり酔いが回ってるね」
ジャン「そうかぁ?大して飲んでねえけどな///」
マルコ「…いい話があるんだ」
ジャン「またか?いい話は酒だけで十分だ」グビグビ
マルコ「ここじゃ話せない。ちょっとこっち来てよ」
ジャン「うるせぇ…もう眠たいんだ…ほっといてくれ…」
マルコ「…ミカサのことなんだ」
ジャン「……ミカサ?」
マルコ「うん。ミカサの話」
ジャン「……」
ジャン「告白しろって話か?」
マルコ「うん」
ジャン「…」
ジャン「うん?なんだぁ?」
マルコ「すっかり酔いが回ってるね」
ジャン「そうかぁ?大して飲んでねえけどな///」
マルコ「…いい話があるんだ」
ジャン「またか?いい話は酒だけで十分だ」グビグビ
マルコ「ここじゃ話せない。ちょっとこっち来てよ」
ジャン「うるせぇ…もう眠たいんだ…ほっといてくれ…」
マルコ「…ミカサのことなんだ」
ジャン「……ミカサ?」
マルコ「うん。ミカサの話」
ジャン「……」
ジャン「告白しろって話か?」
マルコ「うん」
ジャン「…」
28: 2013/09/14(土) 23:22:57 ID:okLp7aT.
ジャン「おせっかいマルコ…」
マルコ「…」
マルコ「とりあえず、来てよ」
ジャン「嫌だ」
マルコ「いいから」
ジャン「嫌だね」
マルコ「コニー、出番だ」
コニー「おっしゃぁ!」ガシッ
ジャン「!?」
マルコ「…」
マルコ「とりあえず、来てよ」
ジャン「嫌だ」
マルコ「いいから」
ジャン「嫌だね」
マルコ「コニー、出番だ」
コニー「おっしゃぁ!」ガシッ
ジャン「!?」
29: 2013/09/14(土) 23:27:23 ID:okLp7aT.
ジャン「んなっなんだ!?」
マルコ「こうなったら実力行使だ!」
コニー「おっしゃぁ!告白だ!」
マルコ「さぁジャン!告白しに行こう!」ガシッ
ジャン「ちょっお前ら離せって!」
コニー「告白だ!っしゃあぁ!」
マルコ「行くよジャン!」
コニー「っしゃぁ!」
ジャン「あああああうるせぇコニー!」
マルコ「こうなったら実力行使だ!」
コニー「おっしゃぁ!告白だ!」
マルコ「さぁジャン!告白しに行こう!」ガシッ
ジャン「ちょっお前ら離せって!」
コニー「告白だ!っしゃあぁ!」
マルコ「行くよジャン!」
コニー「っしゃぁ!」
ジャン「あああああうるせぇコニー!」
30: 2013/09/14(土) 23:32:30 ID:okLp7aT.
マルコ「…コニー」
コニー「ん?」
マルコ「僕はちょっと用があるから、このままジャンを中庭へ連れて行ってくれ」
コニー「中庭?」
マルコ「うん。一人じゃちょっと厳しいかもしれないけど…」
コニー「大丈夫だ。俺って天才だからな」
マルコ「じゃあ任せたよ」
コニー「ん?」
マルコ「僕はちょっと用があるから、このままジャンを中庭へ連れて行ってくれ」
コニー「中庭?」
マルコ「うん。一人じゃちょっと厳しいかもしれないけど…」
コニー「大丈夫だ。俺って天才だからな」
マルコ「じゃあ任せたよ」
31: 2013/09/14(土) 23:35:11 ID:okLp7aT.
エレン「うーん…酒ってほんわかするな…」ゴクゴク
ミカサ「あまり飲みすぎては駄目」
アルミン「…」ゴクゴク
マルコ「アルミン」
アルミン「…マルコ?」
マルコ「ちょっと来てよ」
アルミン「え?」
マルコ「いいから早く」
アルミン「うん…」
ミカサ「あまり飲みすぎては駄目」
アルミン「…」ゴクゴク
マルコ「アルミン」
アルミン「…マルコ?」
マルコ「ちょっと来てよ」
アルミン「え?」
マルコ「いいから早く」
アルミン「うん…」
32: 2013/09/14(土) 23:36:26 ID:okLp7aT.
アルミン「で、何かな?」
マルコ「ジャンの告白に協力してほしい」
アルミン「ジャンのって…ミカサ?」
マルコ「うん」
アルミン「そう…か」
マルコ「嫌ならいいんだけどね」
アルミン「いや、嫌じゃないよ」
アルミン「ただ…上手くいくとは思えない。ジャンには悪いけど…」
マルコ「僕もそう思うよ」
アルミン「じゃあどうして?」
マルコ「上手くいこうがいかなかろうが、こういうのは言ってしまった方がいいと思うんだ」
アルミン「…マルコって結構男らしいよね」
マルコ「……結構って…」
アルミン「あはは…ごめん」
マルコ「ジャンの告白に協力してほしい」
アルミン「ジャンのって…ミカサ?」
マルコ「うん」
アルミン「そう…か」
マルコ「嫌ならいいんだけどね」
アルミン「いや、嫌じゃないよ」
アルミン「ただ…上手くいくとは思えない。ジャンには悪いけど…」
マルコ「僕もそう思うよ」
アルミン「じゃあどうして?」
マルコ「上手くいこうがいかなかろうが、こういうのは言ってしまった方がいいと思うんだ」
アルミン「…マルコって結構男らしいよね」
マルコ「……結構って…」
アルミン「あはは…ごめん」
33: 2013/09/14(土) 23:37:49 ID:okLp7aT.
アルミン「…でも、確かにそうかもしれない。こういうのは結果がどうなろうと、伝えてしまったほうがいいのかも」
マルコ「うん。僕達はいつ氏ぬかわからないからね。後悔しないように生きるほうがいいと思うんだ」
アルミン「…僕も協力するよ」
マルコ「ありがとう」
アルミン「でも、協力って何をすればいいのかな?」
マルコ「簡単だよ」
マルコ「うん。僕達はいつ氏ぬかわからないからね。後悔しないように生きるほうがいいと思うんだ」
アルミン「…僕も協力するよ」
マルコ「ありがとう」
アルミン「でも、協力って何をすればいいのかな?」
マルコ「簡単だよ」
34: 2013/09/14(土) 23:40:30 ID:okLp7aT.
マルコ「ミカサを中庭に連れてきてほしいんだ」
アルミン「うまくいくかな…」
マルコ「酔ったエレンを介抱するってことになれば、ミカサも自然とついてくるだろう」
マルコ「コニーが今、ジャンを中庭へ連れて行ってる」
アルミン「で、ここで僕達が合流して、僕達は全員こっそりとお暇するってことだね」
アルミン「それで、ミカサとジャンを二人きりにする…」
マルコ「うん。ベタすぎるし、本当に無理やりだけど、これぐらいしか…」
アルミン「…わかった」
アルミン「僕はミカサをここへ連れてこられるように頑張るよ」
マルコ「うん」
アルミン「うまくいくかな…」
マルコ「酔ったエレンを介抱するってことになれば、ミカサも自然とついてくるだろう」
マルコ「コニーが今、ジャンを中庭へ連れて行ってる」
アルミン「で、ここで僕達が合流して、僕達は全員こっそりとお暇するってことだね」
アルミン「それで、ミカサとジャンを二人きりにする…」
マルコ「うん。ベタすぎるし、本当に無理やりだけど、これぐらいしか…」
アルミン「…わかった」
アルミン「僕はミカサをここへ連れてこられるように頑張るよ」
マルコ「うん」
35: 2013/09/14(土) 23:44:39 ID:okLp7aT.
アルミン「じゃあ戻るね」
マルコ「うん」
マルコ「うん」
36: 2013/09/14(土) 23:46:47 ID:okLp7aT.
アルミン「…」
エレン「ん~…」
ミカサ「エレン。まだ寝ては駄目」ユサユサ
エレン「ん~…」
ミカサ「…どうすれば…」キョロキョロ
ミカサ「…アルミン」
アルミン「やぁ…」
ミカサ「アルミン。エレンが寝てしまった…」
アルミン「あはは…結構飲んでたもんね」
ミカサ「…エレン」
エレン「ん~…」
エレン「ん~…」
ミカサ「エレン。まだ寝ては駄目」ユサユサ
エレン「ん~…」
ミカサ「…どうすれば…」キョロキョロ
ミカサ「…アルミン」
アルミン「やぁ…」
ミカサ「アルミン。エレンが寝てしまった…」
アルミン「あはは…結構飲んでたもんね」
ミカサ「…エレン」
エレン「ん~…」
37: 2013/09/14(土) 23:47:41 ID:okLp7aT.
ミカサ「ここで寝てしまうと、風邪をひいてしまう」
アルミン「そうだよ。ミカサの言うとおりだ」
エレン「う~…」
アルミン「…ミカサ、そっちの肩もって」
アルミン「僕はもう片方の肩を持つよ」
ミカサ「わかった」ヒョイッ
アルミン(これでマルコの言った所に連れて行くだけば…)
アルミン「そうだよ。ミカサの言うとおりだ」
エレン「う~…」
アルミン「…ミカサ、そっちの肩もって」
アルミン「僕はもう片方の肩を持つよ」
ミカサ「わかった」ヒョイッ
アルミン(これでマルコの言った所に連れて行くだけば…)
38: 2013/09/14(土) 23:49:51 ID:okLp7aT.
アルミン「…」
ミカサ「エレン」
エレン「…Zzz」
アルミン「寝てるね…」
ミカサ「…うん」
ミカサ「…ところでアルミン」
アルミン「なに?」
ミカサ「エレンをどこへ連れて行くつもり?」
アルミン「…中庭。風が気持ちいいだろうし」
ミカサ「…そう」
スタスタ…
アルミン(…もうそろそろ中庭だ…)
ミカサ「エレン」
エレン「…Zzz」
アルミン「寝てるね…」
ミカサ「…うん」
ミカサ「…ところでアルミン」
アルミン「なに?」
ミカサ「エレンをどこへ連れて行くつもり?」
アルミン「…中庭。風が気持ちいいだろうし」
ミカサ「…そう」
スタスタ…
アルミン(…もうそろそろ中庭だ…)
49: 2013/09/22(日) 22:04:15 ID:Sb8EUhk.
ジャン「中庭…?」
コニー「そうだ」
ジャン「…ミカサがここにいるのか?」
コニー「ミカサ?知らん」
ジャン「はぁ?お前、知ってるんじゃねえのかよ」
コニー「知らん。俺はただマルコにお前を中庭に連れて行けと言われただけだ」
ジャン「…そうか」
コニー「そうだ」
ジャン「…ミカサがここにいるのか?」
コニー「ミカサ?知らん」
ジャン「はぁ?お前、知ってるんじゃねえのかよ」
コニー「知らん。俺はただマルコにお前を中庭に連れて行けと言われただけだ」
ジャン「…そうか」
50: 2013/09/22(日) 22:05:58 ID:Sb8EUhk.
アルミン「…ジャン」
ミカサ「…ジャン?」
ジャン「…ミカサとアルミン?」
アルミン「やぁ…ジャン」
ミカサ「…」
エレン「Zzz」
ジャン「…ミカサ……エレン…」
ジャン(エレンは寝てんのか…?)
ミカサ「…ジャン?」
ジャン「…ミカサとアルミン?」
アルミン「やぁ…ジャン」
ミカサ「…」
エレン「Zzz」
ジャン「…ミカサ……エレン…」
ジャン(エレンは寝てんのか…?)
51: 2013/09/22(日) 22:08:16 ID:Sb8EUhk.
アルミン「…さっそくなんだけど、ミカサ」
アルミン「ジャンが話すことあるらしいんだ」
ミカサ「え…?」
ジャン(…そういうことかよ)
アルミン「エレンは僕に任せて」
ミカサ「でも…」
アルミン「ミカサ。ジャンの話を聞いてあげてよ」
ミカサ「……わかった」
アルミン「ジャンが話すことあるらしいんだ」
ミカサ「え…?」
ジャン(…そういうことかよ)
アルミン「エレンは僕に任せて」
ミカサ「でも…」
アルミン「ミカサ。ジャンの話を聞いてあげてよ」
ミカサ「……わかった」
52: 2013/09/22(日) 22:13:13 ID:Sb8EUhk.
アルミン「さ、さあ!コニー!」
コニー「んん?」
アルミン「エレン運ぶの手伝って!」
コニー「次の任務はエレン運びか」
アルミン「……そう!」
コニー「よっしゃ!」
コニー「…ところでマルコがどっかいったんだけどよ、知らねぇ?」
アルミン「知らないけど…」
コニー「うーん…どこいったんだろうな?俺に頼んだっきり見当たらねぇ…」
アルミン「…まあ今はいいじゃない。あとで探そうよ。それより、エレンを運ぼう」
コニー「…おう。そうだな」
コニー「んん?」
アルミン「エレン運ぶの手伝って!」
コニー「次の任務はエレン運びか」
アルミン「……そう!」
コニー「よっしゃ!」
コニー「…ところでマルコがどっかいったんだけどよ、知らねぇ?」
アルミン「知らないけど…」
コニー「うーん…どこいったんだろうな?俺に頼んだっきり見当たらねぇ…」
アルミン「…まあ今はいいじゃない。あとで探そうよ。それより、エレンを運ぼう」
コニー「…おう。そうだな」
53: 2013/09/22(日) 22:17:02 ID:Sb8EUhk.
・
・
ミカサ「それで…ジャン。話って…?」
ジャン「えっ…あぁ…まぁ…なんだ…」
ジャン(何話せばいいんだよ!くそが!)
ジャン(第一、こういうのは何か考えてきて…準備をしてからだろ…)
ミカサ「…」
ジャン(…ミカサが待ってる…とにかく、なにか話さねえと)
ジャン「ミカサ…散歩しねえ?」
ミカサ「……」
ジャン(なんだ散歩って!)
ミカサ「…わかった」
ジャン(…とりあえず時間稼ぎだ…)
・
ミカサ「それで…ジャン。話って…?」
ジャン「えっ…あぁ…まぁ…なんだ…」
ジャン(何話せばいいんだよ!くそが!)
ジャン(第一、こういうのは何か考えてきて…準備をしてからだろ…)
ミカサ「…」
ジャン(…ミカサが待ってる…とにかく、なにか話さねえと)
ジャン「ミカサ…散歩しねえ?」
ミカサ「……」
ジャン(なんだ散歩って!)
ミカサ「…わかった」
ジャン(…とりあえず時間稼ぎだ…)
54: 2013/09/22(日) 22:18:59 ID:Sb8EUhk.
テクテク
ジャン「…」
ミカサ「…」
ジャン(…マジで何話したらいいんだ)
ミカサ「…」
ジャン「…ミカサ」
ミカサ「なに?」
ジャン「俺…」
ジャン(どうする…いきなり告白するのか?)
ジャン(…いや、ちょっと違う話題からだ…)
ジャン「…」
ミカサ「…」
ジャン(…マジで何話したらいいんだ)
ミカサ「…」
ジャン「…ミカサ」
ミカサ「なに?」
ジャン「俺…」
ジャン(どうする…いきなり告白するのか?)
ジャン(…いや、ちょっと違う話題からだ…)
55: 2013/09/22(日) 22:20:21 ID:Sb8EUhk.
ジャン「ミカサは…ここの生活、どう思ってる?」
ミカサ「特に…」
ジャン「…ここの飯って少ないよな」
ミカサ「うん…だけど仕方ない」
ミカサ「食糧不足だから」
ジャン「だよな…仕方ないよな」
ミカサ「うん…」
ジャン「訓練きついよな」
ミカサ「それほどでもない」
ジャン(一言で済まさないでくれ)
ミカサ「特に…」
ジャン「…ここの飯って少ないよな」
ミカサ「うん…だけど仕方ない」
ミカサ「食糧不足だから」
ジャン「だよな…仕方ないよな」
ミカサ「うん…」
ジャン「訓練きついよな」
ミカサ「それほどでもない」
ジャン(一言で済まさないでくれ)
56: 2013/09/22(日) 22:26:11 ID:Sb8EUhk.
ジャン「…皆のことどう思ってる?」
ミカサ「みんな?」
ジャン「ああ。俺ら訓練兵だ」
ミカサ「悪い人ではない…」
ジャン「んー…まぁそうだが、もっと他にだな…」
ミカサ「…それぞれ、目標があって生活してると思う」
ミカサ「目標があることは大事」
ジャン「…そういうんじゃなくてな…」
ミカサ「…辛くも楽しそう」
ジャン「…訓練は辛いけど、何かと楽しいこともあるしな」
ジャン「辛くも楽しそうか…」
ミカサ「うん…」
ミカサ「みんな?」
ジャン「ああ。俺ら訓練兵だ」
ミカサ「悪い人ではない…」
ジャン「んー…まぁそうだが、もっと他にだな…」
ミカサ「…それぞれ、目標があって生活してると思う」
ミカサ「目標があることは大事」
ジャン「…そういうんじゃなくてな…」
ミカサ「…辛くも楽しそう」
ジャン「…訓練は辛いけど、何かと楽しいこともあるしな」
ジャン「辛くも楽しそうか…」
ミカサ「うん…」
57: 2013/09/22(日) 22:28:02 ID:Sb8EUhk.
ジャン「…」
ミカサ「…」
ジャン(このままだと時間が過ぎるだけだ…)
ジャン(強引とはいえ、あいつらはこういう機会を作ってくれたわけだし…)
ジャン(何より、この機を逃すと……!)
ミカサ「…そろそろ帰らないと」
ジャン「ああ…」
ミカサ「…私はこれで」
ジャン「……待ってくれミカサ」
ミカサ「…?」
ジャン(もう……なるようになれ…だ)
ミカサ「…」
ジャン(このままだと時間が過ぎるだけだ…)
ジャン(強引とはいえ、あいつらはこういう機会を作ってくれたわけだし…)
ジャン(何より、この機を逃すと……!)
ミカサ「…そろそろ帰らないと」
ジャン「ああ…」
ミカサ「…私はこれで」
ジャン「……待ってくれミカサ」
ミカサ「…?」
ジャン(もう……なるようになれ…だ)
58: 2013/09/22(日) 22:28:58 ID:Sb8EUhk.
ジャン「…率直に言う」
ジャン「お前のことが好きだ」
ミカサ「…!」
ジャン「…好きなんだ」
ミカサ「……」
ジャン「お前のことが好きだ」
ミカサ「…!」
ジャン「…好きなんだ」
ミカサ「……」
59: 2013/09/22(日) 22:31:57 ID:Sb8EUhk.
ジャン「俺は…初めてミカサを見たとき…綺麗だと思った」
ミカサ「…」
ジャン「見慣れない顔立ちで……心を惹かれた」
ジャン「顔だけじゃなくて…その落ち着いた物腰というか、なんというかな…」
ジャン「雰囲気…?」
ジャン「まぁ…そんなところだ…」
ミカサ「…」
ミカサ「…」
ジャン「見慣れない顔立ちで……心を惹かれた」
ジャン「顔だけじゃなくて…その落ち着いた物腰というか、なんというかな…」
ジャン「雰囲気…?」
ジャン「まぁ…そんなところだ…」
ミカサ「…」
60: 2013/09/22(日) 22:34:27 ID:Sb8EUhk.
ジャン「俺は…憲兵団に入って…いい暮らしがしたいと思ってる」
ジャン「巨人なんかの脅威に脅かされない…安全で快適な暮らしを…」
ジャン「もちろん、俺だけじゃなくて……俺と一緒に……」
ミカサ「…」
ジャン「その……だから…俺と…」
ミカサ「………」
ジャン「巨人なんかの脅威に脅かされない…安全で快適な暮らしを…」
ジャン「もちろん、俺だけじゃなくて……俺と一緒に……」
ミカサ「…」
ジャン「その……だから…俺と…」
ミカサ「………」
61: 2013/09/22(日) 22:37:40 ID:Sb8EUhk.
ジャン「俺と……」
ミカサ「…」
ジャン「…付き合ってくれねえか…!」
ミカサ「…」
ミカサ「…」
ジャン「…付き合ってくれねえか…!」
ミカサ「…」
62: 2013/09/22(日) 22:39:05 ID:Sb8EUhk.
ジャン「…」
ミカサ「……」
ジャン「……俺、まだ酔ってんのかもな…」
ミカサ「…」
ジャン「…」
ミカサ「ジャン」
ジャン「…」
ミカサ「……」
ジャン「……俺、まだ酔ってんのかもな…」
ミカサ「…」
ジャン「…」
ミカサ「ジャン」
ジャン「…」
63: 2013/09/22(日) 22:41:33 ID:Sb8EUhk.
ミカサ「私を好きだと言ってくれたのは嬉しい」
ミカサ「だけど…その……」
ジャン「……」
ミカサ「……」
ジャン「ミカサ」
ミカサ「…」
ジャン「…こういうの慣れてねえよな」
ミカサ「…」
ジャン(俺もなんだが)
ミカサ「だけど…その……」
ジャン「……」
ミカサ「……」
ジャン「ミカサ」
ミカサ「…」
ジャン「…こういうの慣れてねえよな」
ミカサ「…」
ジャン(俺もなんだが)
64: 2013/09/22(日) 22:42:36 ID:Sb8EUhk.
ジャン「悪い。へんなこと言っちまった」
ミカサ「…悪いことはない」
ジャン「いいんだ」
ミカサ「…ごめんなさい」
ジャン「いいんだ…」
ミカサ「………」
ジャン「…」
ミカサ「…悪いことはない」
ジャン「いいんだ」
ミカサ「…ごめんなさい」
ジャン「いいんだ…」
ミカサ「………」
ジャン「…」
65: 2013/09/22(日) 22:44:41 ID:Sb8EUhk.
ジャン「…」
ミカサ「…」
ジャン「…帰ろうぜ」
ミカサ「……うん」
ミカサ「…」
ジャン「…帰ろうぜ」
ミカサ「……うん」
66: 2013/09/22(日) 22:47:13 ID:Sb8EUhk.
スタスタ
ジャン「…そういやお前らって仲いいよな」
ミカサ「…エレンとアルミンのこと?」
ジャン「ああ。当然ミカサも含めてだが」
ミカサ「…私とエレンは家族…アルミンとは小さな頃からずっと一緒にいる…」
ミカサ「ので、仲がいいのは当然」
ジャン「…エレンと家族…か」
ジャン「…そういやお前らって仲いいよな」
ミカサ「…エレンとアルミンのこと?」
ジャン「ああ。当然ミカサも含めてだが」
ミカサ「…私とエレンは家族…アルミンとは小さな頃からずっと一緒にいる…」
ミカサ「ので、仲がいいのは当然」
ジャン「…エレンと家族…か」
67: 2013/09/22(日) 22:53:58 ID:Sb8EUhk.
ジャン「なんでエレンと家族なんだ?」
ミカサ「昔…強盗に襲われた」
ジャン「は?…ミカサがか?」
ミカサ「その時、エレンが私を助けてくれた」
ジャン「…いやでも待て、助けてくれたところから何で家族になるんだ?」
ジャン「お前にだって親はいるだろ……」
ミカサ「…」
ジャン「……まさか…」
ミカサ「……」
ジャン「…悪い…詮索がすぎたな…」
ミカサ「…いい。事実だから」
ジャン「悪い…」
ミカサ「昔…強盗に襲われた」
ジャン「は?…ミカサがか?」
ミカサ「その時、エレンが私を助けてくれた」
ジャン「…いやでも待て、助けてくれたところから何で家族になるんだ?」
ジャン「お前にだって親はいるだろ……」
ミカサ「…」
ジャン「……まさか…」
ミカサ「……」
ジャン「…悪い…詮索がすぎたな…」
ミカサ「…いい。事実だから」
ジャン「悪い…」
68: 2013/09/22(日) 22:58:29 ID:Sb8EUhk.
スタスタ
ジャン「…ミカサ」
ミカサ「…」
ジャン「今日は悪かったな。つき合わせちまって…嫌なこと聞いちまって」
ミカサ「…謝らなくてもいい」
ジャン「…」
ミカサ「…」
ジャン「…ミカサ」
ミカサ「…」
ジャン「今日は悪かったな。つき合わせちまって…嫌なこと聞いちまって」
ミカサ「…謝らなくてもいい」
ジャン「…」
ミカサ「…」
69: 2013/09/22(日) 23:12:59 ID:Sb8EUhk.
ジャン「…なあ」
ミカサ「…?」
ジャン「エレンといると楽しいか?」
ミカサ「…エレンといると…景色が全て変わって見える」
ミカサ「エレンといると…楽しい」
ジャン「…そうか」
ミカサ「…?」
ジャン「エレンといると楽しいか?」
ミカサ「…エレンといると…景色が全て変わって見える」
ミカサ「エレンといると…楽しい」
ジャン「…そうか」
70: 2013/09/22(日) 23:36:11 ID:Sb8EUhk.
ジャン「……さっさと戻るか」
ミカサ「…うん」
こうして特に盛り上がった話題もないまま、宴会場へ戻った。
部屋に入って自分の席に向かって歩いていると、その途中でマルコと目があった。
俺は視線をすぐ外し席に向かう。そして座った。
そこに置いてあった誰のともわからないグラスと、その近くにおいてあった酒瓶を持つと、酒をグラスに注ぎ、勢いよく飲んだ。
ミカサ「…うん」
こうして特に盛り上がった話題もないまま、宴会場へ戻った。
部屋に入って自分の席に向かって歩いていると、その途中でマルコと目があった。
俺は視線をすぐ外し席に向かう。そして座った。
そこに置いてあった誰のともわからないグラスと、その近くにおいてあった酒瓶を持つと、酒をグラスに注ぎ、勢いよく飲んだ。
71: 2013/09/22(日) 23:39:45 ID:Sb8EUhk.
なんだか今は不思議な気分だ。
今日はとりあえず飲んで、酒の力を借りてこのまま眠りについちまおう。
今日はとりあえず飲んで、酒の力を借りてこのまま眠りについちまおう。
72: 2013/09/22(日) 23:42:49 ID:Sb8EUhk.
中途半端だったかもしれんし、ところどころおかしいところあると思うけど
これで終わりです。
読んでくれた人ありがとう
これで終わりです。
読んでくれた人ありがとう
73: 2013/09/23(月) 00:09:16 ID:LVX1Cyig
おつ
こういうジャンミカもいいね
こういうジャンミカもいいね
引用: ジャン「宴会で」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります