1: 2012/08/13(月) 01:11:41.82 ID:Esf1JPSJ0
中学時代 放課後

怜「セーラ?」

セーラ「ん?どうした?怜?」

怜「…なんでもない」

セーラ「ふふ。なんでもないのに今、呼んだん?」

怜「うん、なんとなく。ふふ」

セーラ「なんや、怜ぃ?まぁ、ええけど。体調どうや?」ニコニコ

怜「うん。今日は良いかも。」

セーラ「そうか。最近調子悪い日多いし、何かあったらすぐ言うんやで?」

怜「うん」

セーラ「うん」ナデナデ
咲-Saki- 25巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

3: 2012/08/13(月) 01:13:08.75 ID:Esf1JPSJ0
竜華「怜ー?セーラ?ウチも混ぜてー。何話してるん?」ニコニコ

セーラ「お!竜華おかえり!最近、怜の体調があんまr」

怜「大丈夫。なんでもないで。」

セーラ「う、うん」

竜華「そう?なら、ええけど?」(怜?)

怜「じゃぁ3人で帰ろー竜華もきたし」

竜華「う、うん」ニコニコ

セーラ「そやなー!腹減ったしー!」ニコニコ

怜「ふふ。それ帰りにいっつもそう言うてるやん」

竜華「ふふ。いっつも言うてる」

セーラ「ふふ。確かに」

ワイワイガヤガヤ ハラヘッター ワイワイガヤガヤ

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5: 2012/08/13(月) 01:15:05.30 ID:Esf1JPSJ0
次の日 

竜華「合宿中の麻雀部の写真出来たんや。一緒に見よう怜ー?」

怜「うん、見よう。竜華」

竜華「ほら、これとか懐かしい。」

怜「ふふ。セーラ、これどういう体勢で寝てるん」ニコニコ

竜華「あ、ほんまや。セーラおかしい。ふふ。」ニコニコ

セーラ「なにー?誰か呼んだー?」テクテク

竜華「ほら、この写真の体勢、見て!」

セーラ「あーこんなん、背景みたいなもんやん見切れてるし。
       端の方やのに、よく見つけたな。」

怜「ふふ。あかんわ。ツボった。ふふ。」

竜華「ふふ。怜がツボてるやん、セーラ。」

セーラ「ん?…まぁ、おもろかったら、それでええけど?」

怜「ふふ。…プッ。ふふふ。あかんわ。」

竜華「ふふ。怜、ツボりすぎ。ふふ。」

6: 2012/08/13(月) 01:16:16.54 ID:Esf1JPSJ0
セーラ「もうええちゅに!!
もっとオレが真ん中の写真とか、あるはずや!それを探せば、」

怜「あぁこれとか、セーラ真ん中やん」

セーラ「おお!ほんまや!これとか良いやん!どうや?怜?」

怜「うん。まぁ、普通かな。それは。ふふ」

竜華「あ!ほら、怜もここにいるで!」

怜「あっ。ほんまや。」

セーラ「竜華もここおんで?」ニコニコ

竜華「あ!ほんまや!」ニコニコ

怜「セーラもこの端っこにおるで?」ニコニコ

セーラ「あ!ほんまや!ってその写真もうええちゅーに!!」

ワイワイガヤガヤ ア!ホンマヤ! ワイワイガヤガヤ

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8: 2012/08/13(月) 01:18:29.71 ID:Esf1JPSJ0
次の日

怜「セーラ?なぁ?」

セーラ「ん?どないしたん?怜?」

怜「あのな…セーラぁー…スキー…焼き食べたいなぁ」

セーラ「うゎっ!な、なんやそれ!紛らわしいなぁ!」アセアセ

怜「ふふ。何焦ってるん?」ニコニコ

セーラ「い、イヤイヤ焦ってへんから!ほんま、怜は」

怜「ふふ。セーラ、面白い」ニコニコ

10: 2012/08/13(月) 01:19:39.11 ID:Esf1JPSJ0
竜華「セーラ?」

セーラ「ん?何?竜華?」

竜華「ふふ。セーラ…スキー…焼き食べたいなぁ」

セーラ「うわっ!な、何?それ、はやってるん?」アセアセ

竜華「うん!ふふ。セーラ照れてんで怜ぃ?セーラ、好きー…焼き食べたいなぁ?」

怜「うん。ふふ。セーラぁ、好きー…焼き食べたいなぁ?」

セーラ「もうええちゅーに!!この話終わりや!すき焼き絶対食べへん!」

怜「ふふ。えー。」ニコニコ

竜華「ふふ。えー楽しいのにー!」ニコニコ

ワイワイガヤガヤ スキヤキ ワイワイガヤガヤ

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12: 2012/08/13(月) 01:21:14.30 ID:Esf1JPSJ0
次の日 放課後

セーラ「じゃぁオレ行ってくるから、二人で待っててなー」

怜「うん」

セーラ「最近、怜、体調悪いみたいやから竜華見ててな?怜をよろしくーほな!」

竜華「え?怜、体調悪いん!?大丈夫っ!?」

怜「セーラが大げさなだけ。なんともないよ」

竜華「う、うん。なら、ええけど」

13: 2012/08/13(月) 01:22:07.71 ID:Esf1JPSJ0
怜「セーラは元気過ぎるから、そう思うだけやと思う。ふふ」

竜華「確かにセーラは体力有り余ってるから。ふふ」

怜「ふふ。そやねん。いっつも元気で、この間もセーラと一緒に帰ってた時な?」

竜華「ン。うん」ニコニコ

怜「オレは腕力があるって証明するってウチの荷物、
   家までずっと持ってて。面白かった。セーラ。ふふ」

竜華「ほんまセーラ、そういうとこあるねん。」ニコニコ

怜「うん。ふふ。セーラといると笑い疲れるわ。ふぅー」

竜華「ふふ。ほんまやな」

怜「うん」ニコニコ

15: 2012/08/13(月) 01:24:36.19 ID:Esf1JPSJ0
竜華「怜?」

怜「ン?なに?」

竜華「セーラの話笑い疲れるから別の話しよっ!」

怜「う、うん。ええけど」

竜華「…うん。」

怜「んー…何の話があるかなー…」

竜華「あ!そや!好きなものの話しよ!」

怜「え?うん。麻雀とか?」

竜華「ん。それも、置いといて、」

怜「ふふ。何?ええよ。竜華のしたい話しても」

竜華「ふふ。おおきに。今度は怜の話したい!」

怜「ぇ?ウチの話?」

17: 2012/08/13(月) 01:27:03.95 ID:Esf1JPSJ0
竜華「そそ!例えば、怜の好きな人のタイプとか!」

怜「ウチの好きな人のタイプ?んー…」

竜華「うん!」

怜「んー…好きな人が思いつかへんのやけど…」

竜華「うん。」

怜「んー…」

19: 2012/08/13(月) 01:28:13.65 ID:Esf1JPSJ0
竜華「あっ!じゃぁ、例えば、セーラのどういうとこが好き?」

怜「…ふふ。セーラの話に戻ってるけど。」

竜華「ウン…セーラのどこが好き?」

怜「元気なとこ?」

竜華「他には?」

怜「明るいとことかー…頼りなるとことか?」

竜華「やったー!!ほんま?嬉しい!」

怜「う、うん。ほんまやで」

竜華「元気で明るくて、頼りになる人、セーラ以外にもう1人いるで?」ニコニコ

怜「ん。う、うん」

竜華「怜の好きなタイプに当てはまる人、もう1人誰やと思う?」

22: 2012/08/13(月) 01:30:19.55 ID:Esf1JPSJ0

怜「竜華でしょ?」

竜華「わゎ。えっ!?今、なんて!?」

怜「ふふ。だから、ウチの好きな人に当てはまるもう一人は、りゅーかでしょ?」ニコニコ

竜華「~~っ/////」

怜「え?ちゃうの?…ウチ、間違えた?」

竜華「イ、イヤ!ちゃうねん!あってるあってる!!…不意を付かれて…」

怜「え?なに?最後の方、聞こえへんねんけど?」

竜華「い、イヤイヤ!気にする事あらへんで!」ニコ

怜「ふふ。何、焦ってるん?」ニコニコ

竜華「い、イヤイヤ、ちっとも焦ってへんから!」

25: 2012/08/13(月) 01:32:12.41 ID:Esf1JPSJ0
怜「ふーん…ふふ。りゅーか、面白い」ニコニコ

竜華「ふふ。そう?それなら良かったけど」ニコニコ

セーラ「ただいまー!帰ろうー!」

竜華「あ、セーラ!おかえりぃ!帰ろう」

セーラ「何の話ししてたん?」

怜「ふふ。りゅうかがな?」

ワイワイガヤガヤ ウチノスキナヒト ワイワイガヤガヤ

27: 2012/08/13(月) 01:33:23.90 ID:Esf1JPSJ0
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《現在》
高校3年
放課後の部室


セーラ「はー。よく覚えてるなぁーそんな事まで。」

竜華「せやから!!」

竜華「中学時代は怜はセーラ好きやったやん。」

セーラ「怜、普通やったけど?なぁ、怜?」

怜「う、うん。」

28: 2012/08/13(月) 01:35:33.94 ID:Esf1JPSJ0
竜華「イヤイヤ、いっつもセーラって言うてた。」

怜「ん。今だって、セーラの事は呼んでるよ。」

竜華「今はウチの方が好きやん?」ニコニコ

怜「ン。…二人共、同じくらいやと思うけど。」

竜華「…今はウチの方が好きやん!?」ニコ

怜「…ん。…セーラぁ。」

セーラ「あかん、目がマジや。好きって言うてあげな収まらんで。怜。」ニコニコ

怜「んー…。」

竜華「ね?怜?」

怜「…ふふ。うん、そやなぁ。りゅーか。」

30: 2012/08/13(月) 01:36:40.16 ID:Esf1JPSJ0
怜「竜華好きやで。…セーラも好き。」ニコニコ

セーラ「わっ、オレは今その話しに関係ないからっ」アセアセ

竜華「ふふ。セーラ照れてんで、怜ぃ?セーラ、好きやでー?」

怜「ふふ。セーラぁ、好きやでー?」

セーラ「ん。もうええちゅーに!!この話終わるでー。」

怜「ふふ。えー。」

竜華「ふふ。えー楽しいのにー!」


ワイワイガヤガヤ スキヤデー ワイワイガヤガヤ




終わり。

31: 2012/08/13(月) 01:38:12.50 ID:m5Jyjq5l0

引用: 竜華「中学時代は怜はセーラ好きやったやん。」