146: 2018/03/23(金) 01:58:21 ID:IgxZQ4oY
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#01 「ひのひの村」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#02 「おきつねこんこん教」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#03 「にゃんにゃん島」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#04 「吉祥寺」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#05 「京都」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#06 「神宮」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#07 「こわこわ神社」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#08 「神使」
神様「神様だっ!!」神使「神力ゼロですが・・・・・・」#09 「のんびり村」
神様「神様だっ!!」神使「神力ゼロですが・・・・・・」#10 「巫女カフェ」
神様「神様だっ!!」神使「神力ゼロですが・・・・・・」#11 「もももも神社」
神様「神様だっ!!」神使「神力ゼロですが・・・・・・」#12 「あにあに神社」
神様「神様だっ!!」神使「神力ゼロですが・・・・・・」#13 「いつでも一緒」
神様「神様だっ!!」神使「神力ゼロですが・・・・・・」#0
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#14 「キセキ野教会」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#15 「神苑温泉」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#16 「お花を摘みに」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#17 「こんこん稲荷神社」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#18 「我☆偽神」
神様「神様だっ!」神使「神力ゼロですが・・・」#19 「神宮美食クラブ」
147: 2018/03/23(金) 02:00:19 ID:IgxZQ4oY
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
ボー
ザバーン ザバーン
神使「いや~ 風が気持ち良いですね」
神様「・・・・・・」バリボリ
神使「神様? そのえびせんはウミネコの餌用に買った物なんですが・・・」
神様「神使さんよ~ 一体何なんだよ。 いい加減にしてくれませんか?」
神使「あと15分くらいで島の港に着くと思います」
神様「知ってるよ! これ、ねこねこアイランド行きのフェリーだろ」
神使「次の立ち寄り先はにゃんにゃん島です」
神様「だ・か・ら! 何でまた行くんだよ!」 バリボリ
148: 2018/03/23(金) 02:00:59 ID:IgxZQ4oY
~あらすじ~
神様「かわゆい神ちゃん」
神使「狛犬の神使です」
149: 2018/03/23(金) 02:02:14 ID:IgxZQ4oY
【#19】
─── にゃんにゃん島
神使「神様、タラップと桟橋の間に───」
神様「段差があるんだろ? 言われなくても分かっ」ガクッ
神使「・・・・・・」
神様「前回より段差が3センチくらいズレてるな。 うん、これは分からないわ」
ニャー
神様「?」
ニャー ニャー
神使「猫さんですね」
ニャー ニャー
ニャー ニャー
神様「相変わらず猫だらけだな。 どんな生態系してるんだよこの島は」
150: 2018/03/23(金) 02:03:04 ID:IgxZQ4oY
─── 山道
テクテク
神様「で? 何でまた、ねこねこアイランドなんだよ」
神使「猫神さまがしばらく留守にするそうなんです」
神様「で?」
神使「その間、神社の方を預かってくれないかと相談がございまして」
神様「初耳でございます事よ?」
神使「先日、電話がありました」
神様「何で私にかけてこないの?」
神使「・・・・・・」
151: 2018/03/23(金) 02:04:00 ID:IgxZQ4oY
神様「どいつもこいつも私を無視して勝手に話進めやがって」
神使「神様にお話しをすると絶対に仕事を引き受けないじゃないですか」
神様「当たり前だろ。 そこに娯楽が無い限り、私が仕事を受ける事はあり得ない」
神使「そうですか」
神様「それに、一度立ち寄ったところは特別な理由が無い限り行かない事にしてるんだよ。 お前だって知ってるだろ」
神使「そうですね」
神様「・・・・・・」ジー
神使「・・・・・・」プイッ
152: 2018/03/23(金) 02:06:12 ID:IgxZQ4oY
神様「おい、クソ犬。 お前何か隠してるだろ」
神使「・・・・・・。 あっ、そろそろ“もふもふ神社”ですね」
神様「おい」
神使「・・・・・・」
神様「正直に言ってみそ?」
神使「日給3万です」
神様「それは特別な理由に値するな。 よし、早く行くぞ~」♪
153: 2018/03/23(金) 02:07:42 ID:IgxZQ4oY
─── 神社境内
神様「あの・・・ 神使くん?」
神使「はい・・・」
神様「猫神んとこの社務所兼喫茶店って、私の記憶だと結構小さかったと思うんだけど」
神使「そうですね」
神様「私の目の前あるのは3階建ての格好いいビルなんですが」
神使「デザイナーズビルでしょうか・・・ オシャレですね」
神様「道間違えた?」
神使「隣に神社もありますし、入り口には“Cafe NekoMata”という看板も・・・」
154: 2018/03/23(金) 02:08:39 ID:IgxZQ4oY
ウイーン
カランコロン
猫娘「ニャニャ! 神ちゃんさまと神使先生だニャ! ニャ」
神使「猫娘さん、お久しぶりです」
神様「おい猫、コレ何?」
猫娘「ニャ? ニャ」
神様「なんで“喫茶ねこまた”がこんな事になってんだよ!」
猫娘「Cafe NekoMataですニャ。ニャ」
神様「同じだろ!」
猫娘「立ち話も何ですニャ。 どうぞお入り下さいニャ。 ニャ」
神様「ニャーニャーうっせーよ! 猫かよ」
神使「猫さんです」
155: 2018/03/23(金) 02:09:20 ID:IgxZQ4oY
─── 店内
猫娘「何か飲みますかニャ? ニャ」
神使「私はホットコーヒーを」
神様「コーラ、2リットル」
猫娘「はいニャ。 ニャ」スタスタ
神使「どんな頼み方ですか・・・ ガソリンじゃないんですから」
神様「同じ様なもんだよ」
156: 2018/03/23(金) 02:10:08 ID:IgxZQ4oY
神使「所で・・・」
猫娘「何ですかニャ? ニャ」
神使「床に誰か倒れているようですが・・・」
神様「あれ、B夫だよな」
神使「そう言えば、B夫さんは神宮からドナドナされてこちらに来たんですよね」
猫娘「アレは気にしなくても良いニャ。 ニャ」
神様「って言うか、生きてんの?」
B夫「・・・・・・」ムクッ
神使「あ、起きましたね」
157: 2018/03/23(金) 02:11:43 ID:IgxZQ4oY
神様「お前、床に転がって何してんだよ」
B夫「あっ、神ちゃん。 久しぶり」
猫娘「もう起きたんですかニャ? 手加減なしでひっぱたいたのにニャ。 ニャ」
神様「お前、猫娘に叩かれて気を失ってたのか・・・」
B夫「ケーキ食べただけなんだけど。 ちなみに平手じゃなくグーで左右2往復殴られた」
猫娘「売り物ですニャ! お金払って下さいニャ! ニャ」
神使「B夫さん、売り物を食べるのはダメだと思うのですが・・・」
猫娘「そうニャ! そうニャ! ニャ」
158: 2018/03/23(金) 02:12:28 ID:IgxZQ4oY
神様「それより猫娘さぁ。 ニャの後に何でさらにニャを付けてんの? ニャーニャー鬱陶しいんだけど」
B夫「いやいや神ちゃん。 語尾にニャを付けるのが癖になっても昔の名残を残し、アイデンティティーと化したこのニャニャはグッとくるから良し!」
神様「相変わらず、気持ち悪いなB夫は」
猫娘「本当、気持ち悪いですニャ。 ニャ」
B夫「そんな事言っても猫さんは俺に首ったけ」
猫娘「全然そんな事ありませんから。 不快なのでそういう冗談は止めてもらっても良いですか?」
一同「・・・・・・」
163: 2018/03/24(土) 23:15:33 ID:zVkDyOjk
神使「そ、それより・・・ この喫茶店の変わり様は一体・・・」キョロキョロ
猫娘「寄付が沢山あったので建て替えたんですニャ。 ニャ」
神様「寄付?」
B夫「俺が寄付した、というか奪われたんだけど」
神様「B夫ってそんなに金持ちだったの?」
B夫「ピットコインで5億もうけた」
神様・神使「5億!?」
猫娘「使い道のない穀潰しニートもたまには役に立つニャ。 ニャ」
B夫「ニートではない。 ちゃんとNekoMata通販のシステム管理してるし。 CIAも真っ青の鉄壁なセキュリティー」
猫娘「1日3件の注文もない通販にそこまでのセキュリティーは必要ないニャ! ニャ」
164: 2018/03/24(土) 23:17:18 ID:zVkDyOjk
神様「ねぇ、B夫先生?」スリスリ
B夫「なに?」
神様「その~ ピットコインとやらについて詳しく教えてほちぃなぁ~」クネクネ
B夫「神ちゃんじゃ無理」
神使「神様には向いていないと思いますよ?」
猫娘「あんなもの暇を持て余すニート以外無理ですニャ。 ニャ」
神様「何だよ皆して! 私にだってニートの素質位あるわ!」
神使「そういう事を言っているのではありません」
B夫「そうそう。 俺位のトップアスニートになると毎日が戦争。 止めた方が良い」
猫娘「やっぱりニートにゃ。 ニャ」
B夫「ニートではない」
猫娘「ちょと何を言っているのか分からないんですけど。 日本語理解できてます?」
一同「・・・・・・」
165: 2018/03/24(土) 23:18:31 ID:zVkDyOjk
神使「ま、まぁ、B夫さんが昔と変わらないようで安心しました」
猫娘「安心されても困るニャ。 ニャ」
B夫「そんな事より神ちゃんにはもっと良い話が」コソッ
神様「ほぅ」
B夫「後で」ボソッ
神使「・・・・・・」
166: 2018/03/24(土) 23:19:40 ID:zVkDyOjk
猫娘「お待たせしましたニャ。 ニャ」コトッ
神使「ありがとうございます。 これは良い香りのコーヒーですね」
猫娘「とっても希少なコーヒー豆なんですニャ。 ニャ」
神様「私もそれ飲みたい」
B夫「止めた方が良い。 それ猫のうん───」
猫娘「」ダッ
ガシッ
B夫「・・・・・・。あの・・・ 猫さんの鋭利な爪が喉に刺さりそうなんですが・・・」ブルブル
猫娘「ニートはニートらしく遠慮して生きるべきDEATHニャ。 ニャ」
一同「・・・・・・」
167: 2018/03/24(土) 23:21:12 ID:zVkDyOjk
猫娘「はい、神様にはコーラですニャ。 ニャ」ドンッ
神様「あ、ありがとう。 猫娘ちゃん性格変わった? なんか、猫神に似てきたんだけど・・・」
猫娘「そんニャ~ 猫神様に似てるだなんて照れちゃうニャ~。 ニャ」ポッ
神様「褒めてないよ? あと、コーラがバケツに入ってるんだけど・・・」
神使「そ、そう言えば猫神様はどちらにお出かけなのですか?」
猫娘「神宮の方に用事があると言っていましたニャ。 ニャ」
神様「神宮?」
猫娘「詳しい事は聞いていないですニャ。 ニャ」
神様「ま、しばらくはのんびり過ごしますか。 こんなクソ田舎でやる事なんか無いし」
猫娘「それが・・・ 明日、団体客の宿泊が入っているんですニャ。 ニャ」
神使「宿泊?」
168: 2018/03/24(土) 23:22:50 ID:zVkDyOjk
神様「旅館業にまで手を広げたのかよ」
猫娘「ペンションですニャ。 ニャ」
神様「同じだよ! っていうか、猫神がいないのに宿泊の予約なんか取るなよ」
猫娘「猫神様がいない期間は予約受付ストップしたはずなんですけどニャ~。 ニャ」ギロッ
B夫「俺の完璧なシステムに問題は無い」
猫娘「さっきパソコン見たら予約が入っていたニャ。 ニャ」
神使「何人来るんですか?」
猫娘「5人ですニャ。 ニャ」
B夫「ふ~ん」カタカタ カタカタ
神様「何々? ハッキングでもされた?」
猫娘「あんなにサーバー使ってるのに使えないシステムだニャ。 ニャ」ハァ
B夫「・・・・・・」
170: 2018/03/27(火) 02:14:54 ID:Ae9cy6RI
─── 夜・喫茶
神様「ふぃ~ 良いお湯だった」ホクホク
B夫「神ちゃん、お風呂長過ぎ」
神様「いや~ 風呂の中で爆睡しちゃってさぁ。 指フニャフニャになっちゃったよ」ホラ
B夫「ふやけたんじゃなくて老化じゃない?」
神様「・・・・・・。 表出る?」
B夫「うそうそ」
神様「ったく。 あれ、B夫だけ?」キョロキョロ
B夫「神使さんは泊まる部屋の掃除、猫さんは帰った」
神様「猫娘は相変わらずここに住んでないの?」
B夫「夜は仲間と一緒にいたいんだって」
神様「猫娘も神使扱いとはいえ、一応は神なんだから人の姿で過ごすべきなのになぁ~」
B夫「猫神様がいるうちは良いんじゃない? 今しか出来ないんだから好きなようにさせてあげるべき」
171: 2018/03/27(火) 02:16:29 ID:Ae9cy6RI
神様「ほぉ~ 随分と大人な意見じゃん。 ちょっと見直したわ」
B夫「前に猫神様が言ってただけ」
神様「さいですか」
B夫「神ちゃんも飲む?」カランッ
神様「ウイスキーなんて大人だね~」
B夫「アイスティーだけど」
神様「その分量、どう見てもウイスキーのロックだよね?」
B夫「雰囲気」
神様「へいへい。私はコーラで」
B夫「オッケ」
172: 2018/03/27(火) 02:17:20 ID:Ae9cy6RI
神様「で? 風呂上がりの乙女を待ち伏せして何の用? あっ、ちなみに私には心に決めた人がいるから」
B夫「大丈夫。 神ちゃんには1ミリも興味ない」
神様「そんな事言って~ 湯上がりの乙女の香りにクラックラでしょ」
B夫「年齢不詳の女の臭いに興味無し」
神様「よし、表行こう。 この一体をピンポイントで海に沈める」
B夫「冗談だって。 はい、コーラ」コトッ
神様「だからもっと入れろよ! こんなん一口じゃん!」
B夫「雰囲気を楽しむべき」
神様「ったく、で何の用だよ」
B夫「明日の客の件」
神様「あ~ B夫のミスで予約受け付けたやつ?」
B夫「俺がミスするわけ無いじゃん」
神様「あ?」
173: 2018/03/27(火) 02:18:11 ID:Ae9cy6RI
B夫「システム上はネット予約受付が出来ないようになってる。 ただし、ある特定の場所からだけは予約可能」
神様「どういう意味?」
B夫「猫神さまが留守にするこのタイミングで、ここに来たいと思うのって誰だと思う?」
神様「?」
B夫「“神への冒涜計画”」
神様「・・・おい」
B夫「フェーズ2に移った」
神様「!?」
174: 2018/03/27(火) 02:19:15 ID:Ae9cy6RI
B夫「これ、明日来る予定の人達のリスト。 予約してきた端末から割り出した」ペラッ
神様「これは・・・ 中枢メンバー・・・ 本当なのか?」
B夫「何のためにオレがここまでのシステムを入れて調べてきたと思う?」
神様「・・・・・・」
B夫「どうする? 神ちゃん」
神様「決ってる」グビッ
B夫「そう言うと思った」フッ
神様「・・・・・・。 これ、コーラじゃなくてウイスキー・・・」ヒック
カランッ
177: 2018/04/02(月) 03:32:07 ID:Vup/HULg
=====
神使「神様、私達の旅を全部読んで下さったそうですよ?」
神様「へ~ お礼に神使くんがさっき買ってきた偽コーラ上げる」
神使「流石にいらないと思いますよ? それ変な味しますし」
神様「知ってんならちゃんとしたコーラ買えよ!」ゲシゲシ
=====
178: 2018/04/02(月) 03:33:23 ID:Vup/HULg
─── 翌日
神様「おはよ~」トテトテ
猫娘「おはようございますニャ。 ニャ」
神使「もうお昼ですよ?」
神様「いや~ 昨日久しぶりに・・・ って、B夫はなんでまた床に倒れてるの?」
神使「それが・・・」
猫娘「昨日の夜、勝手にお店のお酒を開けて飲んだんですニャ。 ニャ」
神様「・・・・・・。 へ、へ~ それは大変だね」
B夫「」ムクッ
179: 2018/04/02(月) 03:34:59 ID:Vup/HULg
猫娘「もう起きたニャ。 ニャ」
神使「大丈夫ですか? B夫さん」
B夫「俺なんで殴られたの? 起きてここに来たらいきなりパンチされたんだけど」
神様「深い事は気にするな。 人間、過去を振り返ってはいけない」ポンッ
猫娘「B夫は邪魔だから早く自分の部屋に戻って欲しいですニャ。 ニャ」
B夫「朝ごはん食べてないんだけど」
神様「気にするな。 私も食べてないし、時間はすでに昼を回っている」
神使「猫娘さん、お泊まりのお客さんはいつ頃来られるのですか?」
猫娘「2便のフェリーなのでそろそろ来ると思いますニャ。 ニャ」
180: 2018/04/02(月) 03:36:01 ID:Vup/HULg
神使「神様、失礼の無いように接客して下さいね」
神様「分かった。 ドアが開いたらチップ先払いで荷物持ってあげる」
神使「そういうのを止めて下さいと言っているんです」
B夫「来客センサーに反応。 後5メートル」
神様「よっしゃ! 5人だから1人1000円で5000円ゲット!!」タッタッタッ
神使「ちょ、神様!」
ウィーン
カランコロン
神様「いらっしゃ・・・ い・・・ ま・・・」
181: 2018/04/02(月) 03:37:39 ID:Vup/HULg
黒ずくめ達「・・・・・・」ゾロゾロ
神様・B夫「黒いっ!」
猫娘「あニョ・・・」
神様「強盗?」
男「失礼だな。 予約している者だ」
猫娘「CCCさま・・・ ご一行ですかニャ? ニャ」
神使「CCC?」
B夫「カルチャーコンピニエンスクラブ?」
神様「ツダヤか! Tポイントくれ!」ゴソゴソ
神使「絶対違うと思います・・・」
B夫「CCCというか黒いKKK」
182: 2018/04/02(月) 03:38:59 ID:Vup/HULg
男「部屋へ案内を」
猫娘「あっ、はいニャ。 その前にチェックインのサインをお願いしますニャ。 ニャ」
黒ずくめ女「私が書きます」サラサラ
猫娘「字がとっても上手ですニャ。 ニャ」
女「当然なのです」
神使「・・・・・・」
猫娘「ニャニャ? AAAさま・・・ ですかニャ? ニャ」
神様「CCCちゃうんかい」
黒女「わ、私達は謎の黒い集団。 名前も偽装なのです」
猫娘「それは、困るんですニャ・・・。 ニャ」
183: 2018/04/02(月) 03:40:07 ID:Vup/HULg
神使「・・・・・・」ジー
女「わ、私の顔に何か付いていますか? それともあまりの可愛さに心を奪われましたか?」
神使「いえ、覆面なので顔は分かりませんが・・・」
神様「ねぇ、その衣装は既製品? それとも作ったの? その顔を覆ってる三角頭巾すごい格好いいんだけど」
女「これはもちろん私が手───」
男「ゴホン!」
女「・・・・・・」
男「取りあえず部屋に案内を」
B夫「俺が案内する。 こっち」テクテク
男「助かる」
ゾロゾロ
184: 2018/04/02(月) 03:43:00 ID:Vup/HULg
神使「神様、あの───」
神様「さぁ~て、良い天気だし、私は少し寝ようかな」
猫娘「ニャニャ。さっき起きたばっかりだニャ。 ニャ」
神使「あの怪しさを絵に書いたような方達は放っておくんですか?」
神様「お客さんにちょっかい出すなんて事、私はしない。 しない、絶対」
神使「あんな奇抜な格好で面白そうな雰囲気の方達を、神様が無視するなんて珍しいですね」
神様「私だって成長するのだよ。 いつまでも子供じゃないんだ」フッ
神使「そうなんですか?」
神様「それでは、私は機を織って参ります」ペコリ
神使「はい?」
神様「機を織っている間は、決して部屋を覗かないで下さい」
猫娘「猫の恩返し・・・ニャ。 ニャ」
神様「鶴だよ! 爆睡するから部屋に入るなよ! ニャニャ!」トテトテ
神使「神様・・・」ハァ
186: 2018/04/07(土) 02:12:19 ID:wDz9h3v.
─── 数分後
猫娘「ニャニャ!? ニャ」
神使「どうされたんですか、猫娘さん」
猫娘「お客様にお出しするお茶が切れてますニャ。 ニャ」
神使「予備はないんですか?」
猫娘「うにゃ~ん・・・ おかしいですニャ。 予備も空っぽですニャ。 ニャ」
B夫「そう言えば歯ブラシセットとかもなかった気がする」
猫娘「ニャ!? 先週B夫に買って来るように言ったニャ! ニャ」
B夫「そうだっけ?」
187: 2018/04/07(土) 02:13:07 ID:wDz9h3v.
神使「私が買ってきましょうか?」
猫娘「本土まで行かないと買えないんですニャ。 ニャ」
神使「この島には売ってないんですか?」
B夫「この島をナメてもらっちゃ困る。 島内で買えるんだったらオレが買ってる」
猫娘「覚えてるじゃないかニャ! 今すぐフェリーに乗って買ってくるニャ。 ニャ」
B夫「オレ欲しいものがいっぱいあるから今日は戻らないよ? 秋葉も行きたいし」
猫娘「は? B夫何言ってんの?」
B夫「・・・・・・」
188: 2018/04/07(土) 02:13:58 ID:wDz9h3v.
神使「わ、私が行ってきますよ。 こんな事くらいしかお手伝いできませんし」
B夫「俺より安心。 猫さんも一緒に行ったら? その方が早い」
神使「そうですね。 お茶の銘柄もあるでしょうし、猫娘さんも一緒に付いてきて頂けますか?」
猫娘「分かりましたニャ。 本当にB夫は使えないニャ! ニャ」
B夫「あっ、紅茶も昨日飲んだので最後だったから一緒に買ってきて」
猫娘「!? あの紅茶は、喫茶の商品用だニャーー!!」ダダッ
B夫「うわ! 猫さんタンマタンマ!!」
猫娘「一生寝てろニャ!!!!」ボコッ
B夫「うっ!」
バタリ
猫娘「ニャ」
神使「・・・・・・」
189: 2018/04/07(土) 02:14:39 ID:wDz9h3v.
猫娘「それじゃ神使先生、行きましょうかニャ。 ニャ」ニコッ
神使「は、はい」
B夫「」
神使「B夫さんが動かないですが・・・ 大丈夫でしょうか?」
猫娘「急がないと、そろそろフェリーが来る時間ですニャ。 ニャ」
神使「で、では行きましょうか。 お留守番よろしく願いしますB夫さん」
B夫「」
190: 2018/04/07(土) 02:15:27 ID:wDz9h3v.
─── フェリー乗り場
神使「あの猫娘さん、実はお話ししたい事がありまして・・・」
猫娘「神ちゃんさまと産廃ニートが何か企んでいる事ですかニャ? ニャ」
神使「気付いていたのですか!?」
猫娘「当然ですニャ。 ニャ」
神使「何を画策しているかお分かりになります?」
猫娘「そこまでは分からないですニャ、でも、あの黒ずくめの客に関係あると思いますニャ。 ニャ」
神使「KKK・・・ いや、AAAさん達でしたっけ?」
猫娘「CCCですニャ。 ニャ」
神使「まぁ、偽名でしょうが」
191: 2018/04/07(土) 02:16:08 ID:wDz9h3v.
猫娘「ゴミニートの作ったシステムが間違えて予約を受け付ける事なんてあり得ないですニャ。 ニャ」
神使「そうなんですか?」
猫娘「クズニートは、性格は破綻してますけどパソコンの事に関しては絶対に手を抜かないですニャ。 ニャ」
神使「さっきから散々な言われようですが、信頼はしているんですね」
猫娘「人としては信頼してないですニャ。 ニャ」
神使「・・・・・・」
猫娘「神使先生も気付いていたのなら話は早いですニャ。 ニャ」
神使「と言いますと?」
192: 2018/04/07(土) 02:17:07 ID:wDz9h3v.
猫娘「ニャ~ン ニャ~ン」
神使「?」
猫達「ニャー ニャー」タッタッ
神使「猫さん?」
猫娘「猫美に猫太ですニャ。 ちゃんと神使先生にご挨拶をするですニャ。 ニャ」
猫達「ニャー」
神使「可愛いですね。 この猫さん達が何か?」
猫娘「猫美と猫太、お仕事ですニャ。 ニャ」
猫達「ニャ?」
194: 2018/04/11(水) 06:18:57 ID:NY71VWjw
─── 数分後・神様寝室
B夫「・・・・・・」トントン
神様「機を織っておりますので決して覗かないで下さい」
B夫「百枚織るまで覗かない」
ガチャッ
神様「早いな。 ・・・っていうか、お前その顔どうしたの? めっちゃ腫れてるけど」
B夫「猫さんと戯れてた」
神様「そう・・・ 程々にしておけよ? で、犬ころと猫娘は?」キョロキョロ
B夫「島を出た」
神様「よし。 それじゃ、早速準備に取りかかるか」
B夫「オッケ」
195: 2018/04/11(水) 06:20:18 ID:NY71VWjw
─── 1F・喫茶ねこまた
神様「でも、何で2人が島を出たって分かるの? カメラでも付けたの?」
B夫「二人にGPS発信器を仕掛けた。 どこにいるかはこの画面上のMAPに表示される」
神様「おいおい、海の上じゃん。 あいつら金無くて泳いでいったのか? まさか、海の上を歩いて!?」
B夫「普通に考えてフェリーでしょ。 結構なスピードで動いてるし」
神様「んだよ、もう少し乗っかって来いよ」
B夫「これで夕方までは神使さんと猫さんは帰ってこない」
神様「まぁ、さすがにあの二人には知られたくないしな」
B夫「神宮の闇を見せるわけにもいかないしね」
神様「神宮の闇・・・ か」
196: 2018/04/11(水) 06:21:29 ID:NY71VWjw
─── 3F・黒ずくめ達の部屋(レセプションルーム)
神様「」トントン
女「は、機を織っておりますので決して覗かないで下さい」
神様「百枚織るまで覗かない」
ガチャッ
女「・・・・・・」
神様「こんにちは」トテトテ
B夫「失礼します」テクテク
黒ずくめ達「・・・・・・」
197: 2018/04/11(水) 06:23:10 ID:NY71VWjw
神様「今宵は遠路遙々ご苦労」
男「まだ昼だが?」
神様「雰囲気。 そんな格好してるんだからせめて雰囲気だけでも夜を演出しようと・・・」
男「何か用事ですかな?」
神様「そっちが私達に用事があるんじゃないの?」
男「・・・・・・」
神様「そんなに警戒しなくて良いって。 私とB夫しかいないから」
男「私達の目的は承知していると?」
神様「無論。 “神宮の闇”の皆さん」ニヤッ
198: 2018/04/11(水) 06:24:49 ID:NY71VWjw
─── 山道
猫娘「あのクソニート、私達に発信器を付けるなんて良い根性してるニャ。 ニャ」
神使「あんな小さな発信器が付けられているなんてよく分かりましたね」
猫娘「生ゴミニートのやる事なんて全部お見通しですニャ。 ニャ」
神使「しかし、あの猫さん達は大丈夫でしょうか?」
猫娘「大丈夫ですニャ。 ちゃんと本土でウロウロした後に最終のフェリーに乗って帰ってきますニャ。 ニャ」
神使「フェリーを使う猫さん達って凄いですね・・・」
猫娘「きっとB夫は、私達がフェリーに乗ったと思い込んでるはずニャ。 ニャ」
199: 2018/04/11(水) 06:25:48 ID:NY71VWjw
─── 喫茶ねこまた・入り口
神使「神様もB夫さんも1階にはいないようですね」キョロキョロ
猫娘「ニャニャ! 神使先生、3階みて下さいニャ。 ニャ」
神使「カーテン越しに人影が・・・」
猫娘「レセプションルームですニャ。 ニャ」
神使「きっと神様達もあそこでしょうね。 取りあえず建物の中に入りましょうか」
猫娘「ダメですニャ。 ニャ」
神使「何故です?」
猫娘「B夫の侵入対策システムが動いているはずですニャ。 入ったら速攻バレますニャ。 ニャ」
神使「それは厄介ですね」
200: 2018/04/11(水) 06:27:02 ID:NY71VWjw
猫娘「神社の本殿に行きますニャ。 ニャ」
神使「本殿?」
猫娘「これでも神の端くれ、本殿の神体経由で中の様子を伺う事が出来ますニャ。 ニャ」
神使「しかし、こんな事で神力を使うまでもないような気が・・・」
猫娘「万が一、神ちゃんさまに何かあったらと思うと心配ですニャ・・・ ニャ」
神使「猫娘さん・・・」
猫娘「それに、猫神様からカスニートが不審な動きを見せたら神力行使の許可ももらっていますニャ。 ニャ」
神使「なるほど・・・ では、本殿に行きましょうか」
猫娘「ニャ。 ニャ」
203: 2018/04/17(火) 04:10:55 ID:MXJ4fQdQ
─── 本殿
ギィー
ニャ~ン
神使「おや、猫さんがいますね」
猫娘「猫助ニャ! 本殿に勝手に入ったらダメって言ったはずニャ! ニャ」
ニャ~ン
猫娘「全く、猫助は言う事聞かない子ニャ。 ニャ」
神使「まぁまぁ、きっと本殿は居心地が良いのではないんですか?」
猫娘「猫を甘やかすと付け上がるだけですニャ。 ニャ」
神使「それを猫娘さんが言うのもどうかと思うのですが・・・」
猫娘「ほら、邪魔だから隅の方で大人しく丸くなってるニャ。 ニャ」
ニャ~ン テクテク
204: 2018/04/17(火) 04:12:01 ID:MXJ4fQdQ
猫娘「さてと、ご神体の神力もたっぷりありますニャ。 ニャ」
神使「ご立派なご神体ですね」
猫娘「神使先生、私の肩に手を置いて下さいニャ。 ニャ」
神使「これでよろしいですか?」ソッ
猫娘「私、神としての力は弱いので声しか聞くことが出来ないのですが許して下さいニャ。 ニャ」
神使「十分です」
猫娘「ニャ。 それでは中の様子を覗きますニャ。 ニャ」
~~~~
~~~
~~
205: 2018/04/17(火) 04:12:57 ID:MXJ4fQdQ
─── レセプションルーム内
男「これを見てもらいたい」カサッ
神様「白い粉? 片栗粉?」
B夫「いや、粒子が大きくてサラサラしてる。 塩?」
男「これはとある工場で試作させた物」
神様「なめても大丈夫?」
男「少量でも効果があるのでほんの少しで」
神様「どれどれ」ペロッ
B夫「オレも」ペロッ
神様「あっ! これって」
206: 2018/04/17(火) 04:14:50 ID:MXJ4fQdQ
男「作るのに苦労したよ。 純度を高くする精製が面倒でね。 そして、これを見てもらいたい」ペラッ
神様「白い紙切れじゃん」
B夫「和紙っぽいけど・・・ まさか!」クンクン
男「気付いたかな?」
B夫「これ、もしかしてさっきの粉を紙に練り込んだ?」
男「そう、しかも水溶性だ」
神様「粉を紙に練り込んでどうすんの?」
男「完成品を見た方が早いだろう」スッ
207: 2018/04/17(火) 04:16:57 ID:MXJ4fQdQ
神様「これ、神社で配ってる紙製のお札(ふだ)・・・ って、まさか!」
男「一見すると普通の札だけど、水に溶かすとさっきの粉が溶け出して・・・」チャポン
シュワシュワ
神様「溶けた!」
B夫「これは面白い」
男「どうかな? 新しい“くすり”の出来は」
~~
~~~
~~~~
208: 2018/04/17(火) 04:18:02 ID:MXJ4fQdQ
─── 本殿
猫娘「ふぃ~ 限界ニャ。 ニャ」フー
神使「・・・・・・」
猫娘「神使先生、会話の内容聞きましたかニャ!? ニャ」
神使「え、えぇ・・・」
猫娘「これは犯罪ニャ! 犯罪ニャ! ニャ」
神使「お、落ち着いて下さい猫娘さん」
猫娘「落ち着いてなんかいられないですニャ! ニャ」
神使「まぁ、まだ犯罪と決ったわけではありませんし」
猫娘「くすりの取引は犯罪ですニャ! どうして神使先生はそんなに落ち着いているんですかニャ? ニャ」
209: 2018/04/17(火) 04:19:08 ID:MXJ4fQdQ
神使「まぁ・・・ しかし、あの黒ずくめさん達の目的が分からないですね・・・」
猫娘「現場を押さえて聞き出せば良いですニャ! 突入ニャ! ニャ」
神使「しかし、建物に踏み込むと逃げられるのでは?」
猫娘「良い手があるニャ。 ニャ」
神使「?」
猫娘「猫助、黙って本殿に入った罰としてお前にも仕事ニャ。 ニャ」
ニャ~ン
211: 2018/04/19(木) 03:31:47 ID:QIGipBzw
───レセプションルーム内
ウー ウー ウー
一同「!?」
神様「何だこの警報は!?」
B夫「客・・・ いや侵入者」
神様「猫娘達が帰ってきたとか!?」
B夫「いや、二人はまだフェリーの中」
神様「まさか客?」
B夫「神ちゃん、そこの監視カメラの電源入れて」
神様「これ?」ポチッ
パッ
212: 2018/04/19(木) 03:33:13 ID:QIGipBzw
神様「猫だ。 野良猫が写ってる」
B夫「何だよ、脅かすなって」
一同「」ホッ
B夫「あの猫、いつもオレのご飯を盗み食いする奴だ」
神様「何か咥えてるぞ?」
B夫「あー! 俺のホタテの貝柱!」
神様「あ~ あれは美味いよね。 私も好き」
B夫「畜生・・・ 隠しておいたのに・・・」
神様「猫なんか放っておけ。 それより、うるさいから警報切れよ」
B夫「このフロア以外は切る。 ここまで上がってきたら弁償させてやる」ポチッ
213: 2018/04/19(木) 03:33:53 ID:QIGipBzw
─── 本殿
猫娘「警報が切れたニャ。 中に入りますニャ。 ニャ」ダダッ
神使「あっ、猫娘さん!」
猫娘「急いで下さいニャ。 30秒後に上のフロアの侵入装置が再起動しますニャ。 ニャ」
神使「30秒!?」
猫娘「一気に3階へ行って侵入装置を切るニャー! ニャ」タッタッタッ
神使「早いっ!」タッタッ
214: 2018/04/19(木) 03:34:52 ID:QIGipBzw
─── レセプションルーム前・廊下
ポチッ
猫娘「うにゃ~ 間に合ったニャ~。 ニャ」
神使「猫娘さん、凄く早いですね」ハァハァ
猫娘「私よりも猫神様の方が全然早いですニャ。 ニャ」
神使「神様が猫神さまから逃げられない理由が分かりました」
そして、これがパンドラの箱!
神使「この声は・・・」コソッ
猫娘「B夫ニャ。 ニャ」コソッ
215: 2018/04/19(木) 03:36:50 ID:QIGipBzw
─── レセプションルーム内
男「それが今回の目玉という訳か」
B夫「そう、これは“神への冒涜”」
一同「!?」
男「穏やかじゃないね」
B夫「名前だけじゃない。 その力は、まさに神への冒涜級」
男「神を目の前にして随分と挑戦的だな」
神様「これも、私のアイデアが元になっている」
一同「!?」
B夫「最悪の思想を元に、最悪の天才が形にした最悪のマシーンとでも言うのかな」
男「それは随分と悪意のある物のようだ」ニヤッ
B夫「神が作りし神の断りを捨てたシステム! その威力をその目で刮目せよ!!」
216: 2018/04/19(木) 03:37:44 ID:QIGipBzw
バチバチ
猫娘「ニャニャ!? 凄い静電気ニャ! ニャ」
神使「何かまずい雰囲気ですね」
猫娘「踏み込むニャ! ニャ」
バン
一同「!?」クルッ
217: 2018/04/19(木) 03:39:52 ID:QIGipBzw
猫娘「そこまでニャ! 一歩でも動いたら引っ掻きますニャ! ニャ」
チーン
神使「何の音です?」キョロキョロ
猫娘「電子レンジの音ニャ。 ニャ」キョロキョロ
神様「チッ! 逃げろ」
B夫「窓から飛び降りて。 2階の屋根から非常階段で脱出できる」
神様「よっしゃ! お前らどけ! 私から逃げさせろ!」タッタッタッ
ガラガラ
神様「んが!?」
218: 2018/04/19(木) 03:40:50 ID:QIGipBzw
猫神「残念でした~ 窓の外には私が浮かんでま~す」フワフワ
神様「ギャー!! 鬼だ! 鬼がいるー!!」
猫娘「猫神さまですニャ! ニャ」
猫神「だれが鬼だって~?」
神様「・・・・・・。 見間違いでした、天女様のようです」
猫神「ふふっ」ニコッ
B夫「終わりだ・・・ 世界が終わった」ガクッ
220: 2018/04/22(日) 00:48:26 ID:V7VBdt5.
─── 数分後
黒ずくめ達「・・・・・・」
神様「なんで猫神がここにいるんだよ! 神宮に行ったんじゃないのかよ!」
猫神「神ちゃ~ん? うるさい」ニコッ
神様「はい、すんません」
猫娘「確か猫神様の戻りは来週のはずだったニャ。 ニャ」
猫神「B夫くん達の計画を潰す為に一芝居打ったの~」
B夫「気付かれてか」チッ
猫神「B夫く~ん? 誰が喋って良いって言った~?」ニコッ
B夫「・・・・・・」
221: 2018/04/22(日) 00:49:35 ID:V7VBdt5.
猫神「神使くんもお疲れ様~ 良い芝居だったよ~」
神様「あ!? お前もグルだったのかよ!!」
猫神「・・・」ギロッ
神様「お口チャックですね。 承知いたしました」
猫娘「神使先生は知ってたんですかニャ? ニャ」
神使「私も詳しい事までは。 神宮上層部の闇の組織の暗躍活動と聞いていた位で」
猫娘「状況が分からないですニャ。 ニャ」キョロキョロ
猫神「そ~だね~ まずは正体を暴いていきましょうか。 黒ずくめさん達~」
一同「!?」
222: 2018/04/22(日) 00:50:48 ID:V7VBdt5.
猫神「はい、一人目~」スポッ
神様機構長官「・・・・・・」
神使「やはり、神様機構の長官さんですか」
長官「や、やぁ。 久しぶり」
猫神「二人目~」スポッ
A子「・・・・・・」
猫娘「ニャニャ! A子さんニャ! ニャ」
A子「B子なのです」
猫娘「嘘ニャ! ニャ」
223: 2018/04/22(日) 00:52:57 ID:V7VBdt5.
猫神「他の人達も~」スポッ スポッ スポッ
神使「祭儀神様・・・ 名誉宮司・・・ 神使長長官まで・・・」
猫娘「A子さん以外、凄いメンツニャ。 ニャ」
A子「ちょっと待って。 神宮のミス巫女である私をディスってるの?」
神使(そのミスはミステイクの方のミスなのですが、黙っていてあげましょう)
猫神「神ちゃ~ん、この集団は何~?」
神様「神宮仲良しクラブじゃないですかね」
猫神「B夫くんは知ってる~?」
B夫「神宮の愉快な仲間達」
猫神「ふ~ん」ギロッ
B夫「!? 神宮の闇組織“神宮美食クラブ”!」
神様「あー! こいつ裏切りやがった!!」
B夫「神ちゃん、もう隠せないって。 諦めよう」
神様「終わった・・・ 世界が終わった」ガクッ
225: 2018/04/25(水) 08:56:00 ID:EBF9Uxig
猫娘「神宮美食クラブ・・・ ですかニャ? ニャ」
神使「そういえば聞いた事ありますね、そのヘンテコな名前」
神様「ヘンテコ言うな! 超格好良いじゃないかよ!」
長官「確かに私達は神宮美食クラブだが、名前の通り美味しいものを食べるだけのグルメ集団だ」
祭儀神「そうそう。 今日は美味いものを持ち寄って皆で食べるためだけに来たんだよ」
神使長「久しぶりに美味しい料理が食べられると聞いてウキウキでね」
猫神「全身黒ずくめで~?」
一同「・・・・・・」
猫神「やましい事があるから素性がバレないようにして来たんじゃないの~?」
猫娘「そうニャ! 新しいくすりが出来たって言ってたニャ! ニャ」
一同「!?」
226: 2018/04/25(水) 08:56:44 ID:EBF9Uxig
長官「な、なななんでその事を!?」ササッ
猫神「長官くん、後ろに隠した物を見せて~?」
長官「いや、コレは・・・」
猫神「」ニコッ
長官「・・・どうぞ」スッ
猫神「お札~?」
猫娘「くすりニャ! くすりを紙に練り込んだお札ニャ! ニャ」
長官「その言い方には語弊がある! くすりはくすりだけど!」
猫娘「犯罪ニャ! ニャ」
227: 2018/04/25(水) 08:57:51 ID:EBF9Uxig
長官「ちょっと待った! お札の方のくすりだから!」
猫娘「ニャ? ニャ」
神使「お札の事を神社ではくすり、神宮のお札のことは神宮くすりって言います。 というか、猫娘さんも以前は大きな神社にいらしていたんですよね?」
猫娘「うニャ~ そういえばそんな風に言ってたニャ。 結構前だから忘れてたニャ。 ニャ」
猫神「まぁ~ うちの神社ではお札とかは扱っていないからねぇ~」
長官「せめて神宮くすりは取り扱って欲しいところなんだが・・・」
猫神「え~ 嫌だよ~」
長官「・・・・・・。 まぁ、それはそれとして・・・ 誤解が解けたならそれを返してくれるかな?」
228: 2018/04/25(水) 08:58:30 ID:EBF9Uxig
神使「あの、一つよろしいでしょうか?」
長官「何かね?」
神使「そのお札を水の中に入れてみても良いでしょうか?」
長官「ダメだ」
神使「どこかにお水はございますか?」
長官「ない」
猫娘「どうぞニャ。 ニャ」
長官「ちょっと待って! その札は水に入れるとまずい!」
神使「そうですか」サッ
長官「あー!!」
229: 2018/04/25(水) 08:59:15 ID:EBF9Uxig
シュワシュワ
猫娘「お札が水に溶けたニャ。 ニャ」
神使「飲んでも大丈夫ですか?」
長官「止めた方が良いな。 大いなる災いが汝にふりかかるであろう」
猫神「大丈夫だよ~ 私がすぐに祓ってあげるから~」
神使「では、失礼して一口」ゴクッ
長官「おーい!」
猫娘「どうですかニャ? ニャ」
神使「これは・・・ 出し汁のような? 不思議な味ですね」
猫神「長官く~ん、これは何~?」
230: 2018/04/25(水) 09:00:52 ID:EBF9Uxig
長官「出し汁じゃないですかね?」
猫神「正直に言うか、想像を絶する苦痛を味わうか選ばせてあげる~」
長官「新開発した“うま味成分”を紙に練り込んだ新開発のお札です」ハァ
猫神「うま味成分~?」
長官「“味な素”を超えるうま味成分を複数濃縮、どんなに下手な料理も美味しく変えてしまう魔法の粉だ」
猫娘「便利ニャ。 ニャ」
神使「確かに凄い物ですが・・・」
猫神「こんな物作ってどうするつもりだったの~?」
長官「新しく“食”の神社とか作って、そのお札を売ろうかと思いました」
神使「お札にどうしてこんなギミックが必要なのですか?」
長官「お札を溶かして食事の時に一緒に飲むと美味しい料理は更に美味しく、そうでない料理もそれなりに美味しくなるという御利益的な───」
猫神「誰のアイデア~?」
神様「!?」ビクッ
231: 2018/04/25(水) 09:01:35 ID:EBF9Uxig
一同「・・・・・・」ジー
神様「な、何だよ。 そんなに見つめられると照れちゃうだろーがよ!」
猫神「神ちゃ~ん」
神様「いや・・・ ホラ、私達美食クラブもこの国のために良い事が出来ないかなぁと思いまして・・・」
猫神「・・・・・・」ジー
神様「神宮美食クラブの活動費捻出です。 こんなん噂になって絶対に売れまくると思いますし」
猫神「そっか~ うん、このくすりは没収~」
長官「えっ、そんな・・・ 結構な開発費がかかっていて・・・」
猫神「」ニコッ
長官「どうぞお納め下さい」ペコリ
235: 2018/05/02(水) 20:27:55 ID:.yvToSrA
A子「・・・・・・」ササッ
神使「A子ちゃん? いま何を隠したんですか?」
A子「隠してません」
ゴロッ
A子「あっ」
神使「随分と立派なお野菜ですね。 これは?」
A子「神宮菜・・・ 普通のお野菜を皆で食べようかと思って持ってきました」
猫娘「言い直したニャ。 ニャ」
神使「神宮菜園のお野菜ですね。 確かまだ収穫前だと思いますが?」
A子「・・・少し早めに収穫しただけなのです」
猫娘「盗んできたんですニャ。 ニャ」
A子「・・・・・・」
236: 2018/05/02(水) 20:29:13 ID:.yvToSrA
猫神「祭儀神くん達は~」
祭儀神「おそな───」
神使長「あー 普通の肉と魚ですよ」
祭儀神「そうそう、普通の肉と魚」
猫神「普通じゃない肉と魚ってあるの~?」
祭儀神・神使長「・・・・・・」
神使「神宮のお供え物ですね。 寄進って書いた熨斗が貼ったままです」
祭儀神「まぁ・・・ 百歩譲ってお供え物だったとしても、寄進された俺が食べるなら良いんじゃないか?」
猫神「神法改正で神宮へのお供え物は外部持ち出し禁止になったよね~」
祭儀神「・・・・・・」
237: 2018/05/02(水) 20:30:05 ID:.yvToSrA
神様「まぁ、壮大な悪巧みじゃないし今日の所はみんな反省するという事で」
長官「そ、そうだな。 反省しよう」
祭儀神「俺も反省する」
名誉宮司「そうですね」
A子「私もパクっ・・・ 早取りの神宮菜園の野菜は境内だけで食べる」
神様「じゃ、そう言う事で」
B夫「今日は解散だね」
神使「あの、その電子レンジみたいな物は何ですか?」
神様・B夫「・・・・・・」
238: 2018/05/02(水) 20:31:38 ID:.yvToSrA
猫娘「さっき“チーン”って音がしたニャ。 ニャ」
B夫「電子レンジはチーンと音がする。 なんの不思議もない」
神使「もの凄い太いケーブルが何本も繋がっていますが?」
B夫「最近のレンジは電気を沢山使いますしお寿司」
猫神「」ニコッ
B夫「NoV遺伝子無効化装置です」
一同「・・・はい?」
B夫「ある特定遺伝子を活性化してNoVを破壊する」
239: 2018/05/02(水) 20:34:08 ID:.yvToSrA
神使「つまり、遺伝子を操作する装置という事ですか?」
B夫「そんな大層なもんじゃないけど大体あってる」
神使「それって・・・ 結構マズくないですか?」
B夫「神への冒涜」ニヤッ
猫娘「気に入らないニャ。 破壊するニャ。 ニャ」
神様「ま、待って! これは私の念願の機械なの!」
猫娘「ニャニャ? 神ちゃんさまの機械ですかニャ? ニャ」
神使「まさか、これも神様がアイデアを出して作ったんですか?」
B夫「ザッツ ライト」
神使「先ほどこの機械が動いていたようですが、中には何が?」
B夫「クラッソストレア」
猫娘「さっきからB夫の言い方がムカつくニャ。 開ければ分かるニャ。 ニャ」テクテク
240: 2018/05/02(水) 20:35:23 ID:.yvToSrA
パカッ
猫娘「ニャニャ?」
神使「見るまでもなく牡蠣ですね。 神様の必氏さで何となく分かっていましたが」
B夫「その牡蠣は遺伝子操作で人体への有害ウィルスが除去されたもの」
神使「つまり、ノロウィルスが除去された牡蠣という事ですか?」
B夫「その通り」
神使「何というか・・・ よくこんな装置を作り出しましたね・・・」
B夫「ノーベル賞級の発明だと思う」ウンウン
神様「そうそう! これで牡蠣から危険なノロウィルスが除去できて皆幸せになれるんだよ!」
241: 2018/05/02(水) 20:36:02 ID:.yvToSrA
猫神「神使く~ん、これって大丈夫な物~?」
神使「この繋がっているコードの先が少し気になりますが」
B夫「電源」
神使「1本は電源のようですが、こちらのフニャフニャしたホースの先はどちらに?」
B夫「・・・・・・送風用のホース」
神使「そうですか。 このホースが繋がっている先の箱を開けても良いですか?」
B夫「ダメ」
神使「分かりました」
B夫「賢明」
242: 2018/05/02(水) 20:37:05 ID:.yvToSrA
パカッ
B夫「ちょ! 開けちゃダメだって!」
神使「石? が入っていますね。 これは何です?」
B夫「・・・空気を生み出す魔法の石?」
神使「猫神様、この石から何か感じますか?」
猫神「そうだね~ 弱いけど神力が出ているねぇ~」
神様・B夫「・・・・・・」
243: 2018/05/02(水) 20:38:26 ID:.yvToSrA
神使「非常に危険な装置です。 猫神様、没収お願いします」
猫神「オッケ~」
神様「あ~! まって!! これがあればノロウィルスなしの牡蠣が大量生産できるんだよ~!!」
神使「神力を使った装置だなんて認められません」
神様「製造工程は内緒にする予定だったし! これを独占できれば御利益牡蠣で一財産築けるんだよ!!」
神使「それが本音ですか」
神様「ぁ・・・ ぃぇ・・・」
神使「猫神様、没収後に粉砕でお願いします」
猫神「はいよ~」
神様「ちくしょう・・・」ガクッ
244: 2018/05/02(水) 20:39:58 ID:.yvToSrA
神使「反省の色が見えないようですね」
神様「だって・・・ どれだけの年月を掛けたと思ってんだよ・・・」
神使「猫神様、神様の反省が足りないようです」
神様「ぇ?」
猫神「よ~し、久々に本気だそうかな~」
神様「ちょ! 反省してるって!」
猫神「謎の組織の皆さ~ん、今日は寝かせないからね~」
一同「・・・・・・」
猫神「それじゃ~、神使君と猫娘ちゃんは部屋から出てくれる?」ニコッ
猫娘「はいニャ。 ニャ」テクテク
神使「よろしくお願いします」テクテク
ギー バタン
245: 2018/05/02(水) 20:40:43 ID:.yvToSrA
猫娘「猫神様、マジギレしてたニャ。 ニャ」
神使「たっぷりお灸を据えてもらいましょう」
助けてー!! 神使君! 助けてー!!!
神使「自業自得です」
猫娘「ニャ。 ニャ」
ギャー!!!! 鬼が出たー!!!
248: 2018/05/08(火) 21:33:03 ID:QQYChXEA
─── 数時間後・サーバールーム
B夫「う~ 足痛い・・・」
B夫「それにしても、この結果はどうしたものかねぇ」カタカタ カタカタ
ガチャ
B夫「?」
猫神「ハロ~」
B夫「猫神様がここに来るなんて珍しい」
猫神「相変わらず凄い機械の量だねぇ~」
B夫「大金つぎ込んでるもんで」
猫神「良くそんなにお金あるよね~ ピットコインの取引を操作でもしたのかなぁ~?」チラッ
B夫「・・・もしかして、何か気付いてらっしゃいます?」
249: 2018/05/08(火) 21:34:05 ID:QQYChXEA
猫神「大丈夫だよ~ 必要悪なんだし」
B夫「俺、一生猫神さま派で行きます」
猫神「ふふっ。 で、どう?」
B夫「四柱結界に関してはかなり不安定といった感じ」
猫神「やっぱりそうなんだ~」
B夫「正面のモニター見て」カタカタ
パッ
猫神「これは~?」
B夫「神力漏れを起こしていると思われる場所。 早めに手を打たないと結界が破壊する可能性が高い」
猫神「第二柱か~ 凄爺に聞いた場所と一致してるね~」
B夫「凄爺?」
猫神「りんごちゃん神宮の主神で、結界維持の責任者的な神かなぁ~」
B夫「神宮は神宮でもそっちの神宮に行ってたんだ」
250: 2018/05/08(火) 21:35:22 ID:QQYChXEA
猫神「でも、結界の一つ位ならすぐ修復できそうだけど~」
B夫「そうは問屋が卸さない」
猫神「?」
B夫「神ちゃんのリンクがかなり弱くなってる。 時期に切れると思って間違いない」
猫神「あ~ やっぱり・・・ 何となくそうは思っていたけど」
B夫「あちらさんも気付いているはず」
猫神「どこまで気付いているかが問題かなぁ~」
B夫「どこまでって言うのは、これの事?」カタカタ
パッ
猫神「!」ピクッ
B夫「何で知ってるのかって顔。 これでも遊びで神宮の情報システムをハッキングしている訳じゃないよ?」
猫神「・・・・・・」
251: 2018/05/08(火) 21:36:18 ID:QQYChXEA
B夫「これは予想以上にまずいと思う」
猫神「B夫くんが知っているという事は神宮も存在に気付いているって事かな~?」
B夫「ザッツライト。 あとは、こちらの方の問題」カタカタ
パッ
猫神「まさかこの子がねぇ~・・・」
B夫「彼女については神宮は何も気付いていないはずだけど、今回の件と関わるのかは不明」
猫神「関係大ありだよ~」
B夫「え?」
252: 2018/05/08(火) 21:37:34 ID:QQYChXEA
猫神「というより、ここにいた人は全員関る事になるよ~」
B夫「猫神様はともかく俺は無関係でしょ」
猫神「逆だよ~。 私は元々ここに呼ばれてなかったし、B夫くん含め最初からいた人達が中心に関わる事になるだろうね~」
B夫「俺、巻き込まれたくない」
猫神「残念だけどそれは無理だろうね~ 私は裏方、みんなを影から助ける側だよ」
B夫「助ける?」
猫神「そう、B夫くん達を。 そして・・・ 彼女を・・・」
253: 2018/05/08(火) 21:38:56 ID:QQYChXEA
─── レセプションルーム
A子「うわーん! 足痛いよー!!」プルプル
神様「私、確実に氏んだと思ったよ・・・」
神使「自業自得です」
神様「まだ命がある事を神に感謝」アーメン
A子「え~ キリストさんっているの?」
神様「さぁ?」
神使「日本の神が他宗教の神に祈りを捧げてどうするんですか・・・」
A子「それより、祭儀神さん達は?」
神使「意識が朦朧としていたので寝室に運んでおきました」
神様「だらしないな。 あのレベルの拷問で根を上げるようじゃまだまだだな」
神使「そうですか。 猫神様~」
神様「うそうそ! てめー呼んでんじゃねーよ!」ゲシッ
254: 2018/05/08(火) 21:39:51 ID:QQYChXEA
A子「でも、猫神さまって怖いね~」
神様「良い事教えてあげようか。 鬼のモデルって実は猫神なんだよ」
神使「またそんな事を」
A子「はぁ~ 久しぶりの美食クラブで楽しみにしてたのに」
神様「ね~」
A子「神宮からここまで来る電車賃も自腹だったんだよ? もう貯金ないよ・・・」ハァ
神様「しばらく美食クラブはお預・・・ !?」
神使「神様?」
神様「・・・・・・」
255: 2018/05/08(火) 21:40:37 ID:QQYChXEA
A子「神ちゃん、どったの?」
神様「あ・・・ いや・・・」
A子「はは~ん、また新しいアイデアが浮かんだんでしょー」
神様「・・・・・・」
神使「神様、どうされたんですか? 難しい顔をして」
神様「・・・A子ちゃん」
A子「なーに?」
神様「A子ちゃんは、神宮で内宮神と会ってる?」
A子「内宮神ちゃん? 毎日会ってるけど。 もちろんお忍びで」
神様「何か変わった事はない?」
A子「う~ん、いつもと変わらない」
神様「そう」
256: 2018/05/08(火) 21:41:33 ID:QQYChXEA
A子「ように見せかけているけど、あれは何か重大な事を隠してるね」
神様「・・・・・・」
A子「あれ? 神ちゃんて内宮神ちゃんと繋がっているんじゃないの?」
神様「A子ちゃん」
A子「ん?」
神様「神使」
神使「はい?」
神様「・・・あ~ えっと~・・・」
神使「神様どうされたんです?」
神様「2人にお願いが」
A子「神ちゃんのお願い事なら何でも聞いちゃうよ。 でもお金はないから貸せないけど」
257: 2018/05/08(火) 21:42:39 ID:QQYChXEA
神様「実はさぁ、守ってもらいたい物があるんだよね」
A子「守る?」
神使「何をです?」
神様「この国を・・・ この国を守ってもらえないかなぁ~ って」
神使・A子「え?」
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
#19「神宮美食クラブ」 ―END
258: 2018/05/08(火) 21:47:07 ID:QQYChXEA
260: 2018/05/08(火) 22:37:12 ID:AgClIdtc
乙



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