123: 2011/04/25(月) 09:22:35.09 ID:sZ9PPn5xO
杏子「お兄さん達、パンをくれたら何をしてもいいよ」【前編】
男(杏子が見滝原に行って数日・・・)
男(あっちは魔女がしょっちゅう湧いて大変らしい)
男(ケータイがあるとはいえさしみしいな、やっぱ)
男(魔法少女は他にもいるって言ってたのに、なんであいつはあんなに頑張ってんだろ
男(まあ、何か考えがあるんだろう。いつか話してくれるさ・・・)
124: 2011/04/25(月) 09:35:38.13 ID:sZ9PPn5xO
<メザメタコーコロハー ウゴキダシター
男(おっと杏子からか)
男「おっす」
杏子『・・・・・・』
男「もしもーし」
杏子『・・・・・・』
男「・・・何があった、杏子」
男(おっと杏子からか)
男「おっす」
杏子『・・・・・・』
男「もしもーし」
杏子『・・・・・・』
男「・・・何があった、杏子」
125: 2011/04/25(月) 09:39:53.96 ID:sZ9PPn5xO
杏子『アタシ、ゾンビなんだってさ・・・あははは』
男「ゾンビってどういうことだ?」
杏子『魔法少女になった人間はさ・・・もう氏んでるんだとよ』
男「おいおい、何言ってんだ。それなら俺は今誰と話してるんだ」
杏子『簡単に説明してやるよ・・・・』
男「ゾンビってどういうことだ?」
杏子『魔法少女になった人間はさ・・・もう氏んでるんだとよ』
男「おいおい、何言ってんだ。それなら俺は今誰と話してるんだ」
杏子『簡単に説明してやるよ・・・・』
127: 2011/04/25(月) 09:48:34.80 ID:sZ9PPn5xO
杏子『分かったかい、これが魔法少女ってヤツの正体さ』
男「・・・・・・」
杏子『男もバカだよな、氏体にご飯なんかあげちゃってさ』
男「いや、杏子のハムスター顔が見れたから元はとれたな」
杏子『・・・・・・』
杏子『ヤらなくて正解まったな。男までゾンビになったりしたかも』
男「ゾンビなんかじゃない。杏子は杏子だ」
杏子『・・・』
男「今からそっち向かうから待ってろ」
男「・・・・・・」
杏子『男もバカだよな、氏体にご飯なんかあげちゃってさ』
男「いや、杏子のハムスター顔が見れたから元はとれたな」
杏子『・・・・・・』
杏子『ヤらなくて正解まったな。男までゾンビになったりしたかも』
男「ゾンビなんかじゃない。杏子は杏子だ」
杏子『・・・』
男「今からそっち向かうから待ってろ」
128: 2011/04/25(月) 09:53:26.59 ID:sZ9PPn5xO
男(まさか魔法少女ってのがそんな存在だったとは・・・)
男(だが関係ない。杏子が泣いてるなら俺何とかする、それだけよ)
男(あ、研究室のレポートあさってまでだった)
男(・・・・・・)
男(今回はご縁がなかったってことで)
男(だが関係ない。杏子が泣いてるなら俺何とかする、それだけよ)
男(あ、研究室のレポートあさってまでだった)
男(・・・・・・)
男(今回はご縁がなかったってことで)
130: 2011/04/25(月) 09:58:31.23 ID:sZ9PPn5xO
杏子(・・・・・・)
杏子(アタシが男を守らねーといけないのに)
杏子(なんでアタシが男に守られてんだよ)
杏子(情けねぇ・・・)
杏子(・・・! また魔女か。そんな気分じゃねえのに)
杏子(けどグリーフシードをもっと集めねぇと、男を守れねぇ)
杏子(アタシが男を守らねーといけないのに)
杏子(なんでアタシが男に守られてんだよ)
杏子(情けねぇ・・・)
杏子(・・・! また魔女か。そんな気分じゃねえのに)
杏子(けどグリーフシードをもっと集めねぇと、男を守れねぇ)
133: 2011/04/25(月) 10:09:50.96 ID:sZ9PPn5xO
男(見滝原ってのは随分遠いんだな、新幹線で3時間ちょいとは)
男(特急料金マジ高い。帰りは夜行バス一択だな)
男(なんて言って励ませばいいんだろ。ボキャブラリ不足&コミュ障な俺には難易度高いぜ)
男(けど絶対なんとかしてる。杏子・・・待ってろよ)
男(特急料金マジ高い。帰りは夜行バス一択だな)
男(なんて言って励ませばいいんだろ。ボキャブラリ不足&コミュ障な俺には難易度高いぜ)
男(けど絶対なんとかしてる。杏子・・・待ってろよ)
135: 2011/04/25(月) 10:12:49.20 ID:sZ9PPn5xO
「次は見滝原、見滝原」
男(ついたか・・・今は朝の8時。あまり寝れなかったから朝日がまぶしいな)ゴシゴシ
男(よし、行くか)
男(・・・・・・)
男(杏子ってどこに住んでるんだ?)
男(ついたか・・・今は朝の8時。あまり寝れなかったから朝日がまぶしいな)ゴシゴシ
男(よし、行くか)
男(・・・・・・)
男(杏子ってどこに住んでるんだ?)
138: 2011/04/25(月) 10:19:07.60 ID:sZ9PPn5xO
男「電話するか・・・」
Trrrr
男「・・・でないな、寝てるのか? あんな事があったからさすがに疲れたか」
男「しかしどうしたもんかね、うーむ・・・」
男(杏子のこと考えすぎてムラムラしてきた。ちょっとそこの路地裏で野外オ・・・)
ほむら「あなた、もしかして男さん?」
男「ナニーでもするか!」ポロン
ほむら「いやあああああ!」バシッ
Trrrr
男「・・・でないな、寝てるのか? あんな事があったからさすがに疲れたか」
男「しかしどうしたもんかね、うーむ・・・」
男(杏子のこと考えすぎてムラムラしてきた。ちょっとそこの路地裏で野外オ・・・)
ほむら「あなた、もしかして男さん?」
男「ナニーでもするか!」ポロン
ほむら「いやあああああ!」バシッ
142: 2011/04/25(月) 10:27:35.52 ID:sZ9PPn5xO
男「反省しています。警察だけは勘弁してください」
ほむら「警察に突き出すつもりはないけれど・・・少しガッカリしたわ」
ほむら「佐倉杏子の想い人がどんな人物かと思ったら・・・とんだ変Oじゃない」
男「杏子を知ってるのか!? アイツは今どこにいるんだ、教えてくれ!」
ほむら「少し落ち着きなさい。私は彼女と同じ魔法少女」
男「・・・!」
ほむら「彼女はそこのホテルに泊まってる筈」
男「分かった、ありがとう。じゃあな!」ダッ
ほむら「警察に突き出すつもりはないけれど・・・少しガッカリしたわ」
ほむら「佐倉杏子の想い人がどんな人物かと思ったら・・・とんだ変Oじゃない」
男「杏子を知ってるのか!? アイツは今どこにいるんだ、教えてくれ!」
ほむら「少し落ち着きなさい。私は彼女と同じ魔法少女」
男「・・・!」
ほむら「彼女はそこのホテルに泊まってる筈」
男「分かった、ありがとう。じゃあな!」ダッ
143: 2011/04/25(月) 10:39:09.14 ID:sZ9PPn5xO
――フロント
男「だから俺は・・・」
ほむら「何も考えてないの、呆れた」
男「返す言葉もねぇ」
ほむら「私の手を握って」
男「はい?」
ほむら「いいから早く」
男「お、おう」ガシッ
ほむら「絶対に離さないで」
男(ぷにぷに)
男「だから俺は・・・」
ほむら「何も考えてないの、呆れた」
男「返す言葉もねぇ」
ほむら「私の手を握って」
男「はい?」
ほむら「いいから早く」
男「お、おう」ガシッ
ほむら「絶対に離さないで」
男(ぷにぷに)
144: 2011/04/25(月) 10:43:34.23 ID:sZ9PPn5xO
男「ん? なんかおかしいぞ・・・フロントの人もあのお客さんも動いてない」
ほむら「手を離すとあなたの動きも止まるから」
男「すげぇな・・・」
ほむら「手を離すとあなたの動きも止まるから」
男「すげぇな・・・」
145: 2011/04/25(月) 11:09:04.19 ID:sZ9PPn5xO
男「部屋の前まできたはいいけどカギかかってるぞ」
ほむら「問題ないわ、蹴り飛ばすだけ」バキッ
男(魔法少女ってのはみんな怪力なのか? 魔法少女ってより筋肉少女だろ、これ)
ほむら「時間再生」
男「ドアがすごい勢いで部屋の中にふっとんでく・・・」
「いってぇな・・・何しやがんだテメェ!」
ほむら「問題ないわ、蹴り飛ばすだけ」バキッ
男(魔法少女ってのはみんな怪力なのか? 魔法少女ってより筋肉少女だろ、これ)
ほむら「時間再生」
男「ドアがすごい勢いで部屋の中にふっとんでく・・・」
「いってぇな・・・何しやがんだテメェ!」
151: 2011/04/25(月) 13:00:49.69 ID:sZ9PPn5xO
ほむら「ノックしても反応なかったから、ごめんなさい」
男(ノックしてねーよ!してたとしても時止まってたら意味ねぇ!)
杏子「そっか、悪い悪い」
男「騙されてやがる!」
杏子「お、男!? ホントにきやがったのか・・・」
男「当たり前だろ」
男(ノックしてねーよ!してたとしても時止まってたら意味ねぇ!)
杏子「そっか、悪い悪い」
男「騙されてやがる!」
杏子「お、男!? ホントにきやがったのか・・・」
男「当たり前だろ」
152: 2011/04/25(月) 13:07:56.09 ID:sZ9PPn5xO
男「会いたかったぞ」カバッ
杏子「い、いきなり抱き着くな! ほむらもいるんだぞ!」
杏子「ってあれ・・・いない」
男「気を利かせてくれたんだろ」
杏子「余計なことしやがって」
杏子「い、いきなり抱き着くな! ほむらもいるんだぞ!」
杏子「ってあれ・・・いない」
男「気を利かせてくれたんだろ」
杏子「余計なことしやがって」
153: 2011/04/25(月) 13:11:54.10 ID:sZ9PPn5xO
杏子「てかいつまで抱きついてんだバカ野郎!」
男「杏子が大丈夫になるまで」
杏子「・・・バカ」
男「杏子が大丈夫になるまで」
杏子「・・・バカ」
156: 2011/04/25(月) 13:24:58.79 ID:sZ9PPn5xO
杏子「・・・・・・」
杏子「・・・」
杏子「もう大丈夫さ」
男「そうか」
杏子「そろそろほむらと作戦会議行ってくるぜ」
男「・・・俺も参加していいか?」
杏子「アタシは構わないが、そろそろ戻らないと明日も大学いけなくなるぜ?」
男「初回の講義なんガイダンスみたいなもんだ。問題ない」
杏子「不良学生め」
杏子「・・・」
杏子「もう大丈夫さ」
男「そうか」
杏子「そろそろほむらと作戦会議行ってくるぜ」
男「・・・俺も参加していいか?」
杏子「アタシは構わないが、そろそろ戻らないと明日も大学いけなくなるぜ?」
男「初回の講義なんガイダンスみたいなもんだ。問題ない」
杏子「不良学生め」
164: 2011/04/25(月) 16:47:58.34 ID:sZ9PPn5xO
男「いやーしかし杏子の抱き心地は最高だな」
男「温かくてむにむにしてて・・・ああ、10時間も抱いてたのにまだ足りないぐらいだ」
杏子「・・・・・・」
杏子「さんきゅ、な」
男「温かくてむにむにしてて・・・ああ、10時間も抱いてたのにまだ足りないぐらいだ」
杏子「・・・・・・」
杏子「さんきゅ、な」
3: 2011/04/25(月) 21:15:29.06 ID:wvWGdL3I0
ほむら「のろけるのはあなた達の自由だけれど、公共の場ではあまり関心しないわね」
杏子「い、いつからいやがった!」
男「盗み聴きとはいい趣味してるな。えっと・・・名前なんだっけ」
ほむら「暁美ほむらよ」
男「そうか、よろしくなほむほむ」
ほむら「変なあだ名つけないでもらえるかしら。・・・まぁ立ち話もなんだし、私の家に行きましょう」
杏子「そうだな。腹も減ったしよ」
男「ほむホーム期待」
杏子「い、いつからいやがった!」
男「盗み聴きとはいい趣味してるな。えっと・・・名前なんだっけ」
ほむら「暁美ほむらよ」
男「そうか、よろしくなほむほむ」
ほむら「変なあだ名つけないでもらえるかしら。・・・まぁ立ち話もなんだし、私の家に行きましょう」
杏子「そうだな。腹も減ったしよ」
男「ほむホーム期待」
4: 2011/04/25(月) 21:20:45.48 ID:wvWGdL3I0
――ほむら家
男(杏子とほむらに魔法少女について詳しい話を聞いた)
男(魔女は完全にいなくなったりしないこと。魔法少女は魔女を倒さねば生きて行けないこと。魔女を生むには人間の犠牲が必要だということ)
男(杏子はあまり話したくなかったようだが、ほむらがここまで関わってしまったのなら教えておくべきと強く言い、それを承諾した)
杏子「幻滅するだろ? 今までアタシは何人、何十人も人間を見頃しにしてきたんだぜ」
男「ばーか」デコピンッ
杏子「あ痛っ!」
男(杏子とほむらに魔法少女について詳しい話を聞いた)
男(魔女は完全にいなくなったりしないこと。魔法少女は魔女を倒さねば生きて行けないこと。魔女を生むには人間の犠牲が必要だということ)
男(杏子はあまり話したくなかったようだが、ほむらがここまで関わってしまったのなら教えておくべきと強く言い、それを承諾した)
杏子「幻滅するだろ? 今までアタシは何人、何十人も人間を見頃しにしてきたんだぜ」
男「ばーか」デコピンッ
杏子「あ痛っ!」
5: 2011/04/25(月) 21:25:44.26 ID:wvWGdL3I0
男「お前がいなければ魔女が多くの人を頃してるだろ。お前が魔女を倒したことで救われた命もあるんだよ」
男「魔法少女は魔女を倒してグリーフシードを手に入れないといずれ氏んじまう。んで、魔法少女が氏んだら魔女はどんどん増えていく」
男「そんでもっともっと人を頃していって、いずれは人類全滅するかもしれねぇ」
男「杏子たちがいるから人類は滅ばずに居られるんだよ。うん、間違いない」
ほむら(魔法少女が氏んだら魔女はどんどん増えていく・・・その通りなのよね、微妙にズれてるけど)
杏子「男・・・」
男「だから杏子は自分に胸を張っていいんだよ」
杏子「・・・さんきゅ」
ほむら(何だか居辛い雰囲気ね、自分の家なのに)
男「魔法少女は魔女を倒してグリーフシードを手に入れないといずれ氏んじまう。んで、魔法少女が氏んだら魔女はどんどん増えていく」
男「そんでもっともっと人を頃していって、いずれは人類全滅するかもしれねぇ」
男「杏子たちがいるから人類は滅ばずに居られるんだよ。うん、間違いない」
ほむら(魔法少女が氏んだら魔女はどんどん増えていく・・・その通りなのよね、微妙にズれてるけど)
杏子「男・・・」
男「だから杏子は自分に胸を張っていいんだよ」
杏子「・・・さんきゅ」
ほむら(何だか居辛い雰囲気ね、自分の家なのに)
6: 2011/04/25(月) 21:30:55.68 ID:wvWGdL3I0
ほむら「二人の世界に浸っている所、申し訳ないのだけれど話を戻していいかしら?」
杏子「そ、そんなんじゃねーよ!」
男「現状でやばいのはそのさやかって子だったか」
杏子(クールぶってんじゃねぇよ!)
ほむら「えぇ、美樹さやか。魔法少女の真実を知ってしまい自暴自棄になっているわ」
ほむら(・・・真実からはまだ少し遠いけど)
ほむら「彼女がどんな行動に出るか分からない。だから今は彼女の動向を見守るしか無い」
杏子「あぁ。やばそうだったらアタシたちが止める」
杏子「アイツも頼れる相手がいればよかったんだけどな・・・」
男「・・・だな」
杏子「そ、そんなんじゃねーよ!」
男「現状でやばいのはそのさやかって子だったか」
杏子(クールぶってんじゃねぇよ!)
ほむら「えぇ、美樹さやか。魔法少女の真実を知ってしまい自暴自棄になっているわ」
ほむら(・・・真実からはまだ少し遠いけど)
ほむら「彼女がどんな行動に出るか分からない。だから今は彼女の動向を見守るしか無い」
杏子「あぁ。やばそうだったらアタシたちが止める」
杏子「アイツも頼れる相手がいればよかったんだけどな・・・」
男「・・・だな」
7: 2011/04/25(月) 21:35:25.70 ID:wvWGdL3I0
ほむら「それに数日後にはワルプルギスの夜が現れる」
杏子「聞くところによると、かなりおっかねー魔女らしいな」
ほむら「えぇ、私一人での勝率は限りなくゼロに近いわ。でもあなたが居れば少しは勝ち目がある」
杏子「アタシがいて少し・・・かよ。言うじゃねぇか」
男「そのワルプルギスの夜ってのは、前に俺を襲った魔女より強いのか?」
杏子「比べものにならないと思うぜ、正直」
男「前みたいに俺が手伝えば少しは勝率上がるか?」
ほむら「・・・手伝う?」
杏子「あー、恥ずかしくて言ってなかったんだけどよ、男の街に魔女が現れたとき氏にそうになったのさアタシ」
男「そこに俺がさっそうと現れて愛の力で魔女を粉砕したわけさ」
杏子「あ、愛とか言うなバカ!」
男「顔真っ赤だぞ」
ほむら(ど、どういうことなの・・・?)
杏子「聞くところによると、かなりおっかねー魔女らしいな」
ほむら「えぇ、私一人での勝率は限りなくゼロに近いわ。でもあなたが居れば少しは勝ち目がある」
杏子「アタシがいて少し・・・かよ。言うじゃねぇか」
男「そのワルプルギスの夜ってのは、前に俺を襲った魔女より強いのか?」
杏子「比べものにならないと思うぜ、正直」
男「前みたいに俺が手伝えば少しは勝率上がるか?」
ほむら「・・・手伝う?」
杏子「あー、恥ずかしくて言ってなかったんだけどよ、男の街に魔女が現れたとき氏にそうになったのさアタシ」
男「そこに俺がさっそうと現れて愛の力で魔女を粉砕したわけさ」
杏子「あ、愛とか言うなバカ!」
男「顔真っ赤だぞ」
ほむら(ど、どういうことなの・・・?)
8: 2011/04/25(月) 21:39:48.25 ID:wvWGdL3I0
ほむら「その話、詳しく聞かせてもらえるかしら」
杏子「え・・・//」
男「おk。杏子が地面に落下する寸前で俺が韋駄天のごとく・・・」
ほむら「そのあたりはいいから、その・・・愛の力とやらについて説明して」
男「せっかちだなほむほむは。確か杏子が宝石、ソウルジェムに触れて『アタシ達は絶対に負けないって強く願うんだ』って言ったんだ」
男「そうしたらソウルジェムがピカーって光ってさ、気付いたときには杏子が魔女倒してた」
ほむら(ソウルジェムは正の感情にも影響するということ?)
ほむら(魔法少女やソウルジェムについて全てが分かったわけじゃない。有り得る話ね)
ほむら(これをうまく利用すれば・・・ワルプルギスの夜に勝てる! すぐにでも計画を立てないと)
ほむら「ありがとう。とても参考になったわ」
男「どういたしまして。はにかむとより可愛いな、ほむほむ」
杏子「浮気か?」ボコッ
男「ごへぇ!」
杏子「え・・・//」
男「おk。杏子が地面に落下する寸前で俺が韋駄天のごとく・・・」
ほむら「そのあたりはいいから、その・・・愛の力とやらについて説明して」
男「せっかちだなほむほむは。確か杏子が宝石、ソウルジェムに触れて『アタシ達は絶対に負けないって強く願うんだ』って言ったんだ」
男「そうしたらソウルジェムがピカーって光ってさ、気付いたときには杏子が魔女倒してた」
ほむら(ソウルジェムは正の感情にも影響するということ?)
ほむら(魔法少女やソウルジェムについて全てが分かったわけじゃない。有り得る話ね)
ほむら(これをうまく利用すれば・・・ワルプルギスの夜に勝てる! すぐにでも計画を立てないと)
ほむら「ありがとう。とても参考になったわ」
男「どういたしまして。はにかむとより可愛いな、ほむほむ」
杏子「浮気か?」ボコッ
男「ごへぇ!」
10: 2011/04/25(月) 21:45:38.29 ID:wvWGdL3I0
杏子「・・・! 来たね」
ほむら「えぇ、行きましょう」
杏子「男はここで留守番でもしててくれ」
男「分かった。付いて行っても足手まといにしかならんしな」
ほむら(まどかもこれぐらい聞き分けがいいといいのだけれど・・・)
ほむら「部屋を漁ったりしたら身体に風穴があくから・・・覚悟しておいて頂戴」
男「無理だろ。とりあえずタンス漁って下着チェックするぜ」(もちろんさ、俺は紳士だからな)
ほむら「永遠の眠りにつきたいの?」
男「冗談、冗談だって」
杏子「おい、いい加減に行くぞほむら」
ほむら「・・・分かったわ」
男「がんばれよ、ふたりとも」
杏子「おう、軽く蹴散らしてくらぁ!」
ほむら「あなたに言われるまでもないわ」
男(無事に帰ってきてくれよ、ふたりとも)
ほむら「えぇ、行きましょう」
杏子「男はここで留守番でもしててくれ」
男「分かった。付いて行っても足手まといにしかならんしな」
ほむら(まどかもこれぐらい聞き分けがいいといいのだけれど・・・)
ほむら「部屋を漁ったりしたら身体に風穴があくから・・・覚悟しておいて頂戴」
男「無理だろ。とりあえずタンス漁って下着チェックするぜ」(もちろんさ、俺は紳士だからな)
ほむら「永遠の眠りにつきたいの?」
男「冗談、冗談だって」
杏子「おい、いい加減に行くぞほむら」
ほむら「・・・分かったわ」
男「がんばれよ、ふたりとも」
杏子「おう、軽く蹴散らしてくらぁ!」
ほむら「あなたに言われるまでもないわ」
男(無事に帰ってきてくれよ、ふたりとも)
12: 2011/04/25(月) 21:51:05.38 ID:wvWGdL3I0
男「Zzz・・・」
男「いかんいかん、ふたりが帰ってくるまでほむホームは俺が守らねば」
男「それにしても遅いな・・・何かあったんだろうか」
ガチャ
男「おかえり、心配し・・・え?」
男(俺の目の前には体中傷だらけになった杏子。それとほむら)
男(杏子は青い髪の少女を両腕で抱きかかえている。その少女の顔からは生気が感じられない)
男(きっと彼女が美樹さやかなんだろう。しかしこれはどういうことだ? いったい何が起きたんだ)
ほむら「男、説明は後でするわ。とりあえずそこから布団を出して」
男「わ、分かった!」
男「いかんいかん、ふたりが帰ってくるまでほむホームは俺が守らねば」
男「それにしても遅いな・・・何かあったんだろうか」
ガチャ
男「おかえり、心配し・・・え?」
男(俺の目の前には体中傷だらけになった杏子。それとほむら)
男(杏子は青い髪の少女を両腕で抱きかかえている。その少女の顔からは生気が感じられない)
男(きっと彼女が美樹さやかなんだろう。しかしこれはどういうことだ? いったい何が起きたんだ)
ほむら「男、説明は後でするわ。とりあえずそこから布団を出して」
男「わ、分かった!」
13: 2011/04/25(月) 21:55:35.63 ID:wvWGdL3I0
男(杏子が美樹の身体を布団にそっと寝かした。その後、杏子は壁の端で下を向きながら体操座りをしている)
男(微動だにしない・・・今はそっとしておくしかないか)
男「魔法少女が魔女に・・・だって?」
ほむら「そうよ。ソウルジェムが完全に濁った魔法少女は魔女となる」
男「嘘だと言ってくれよ・・・」
ほむら「事実よ、受け入れなさい」
杏子「・・・・・・」
男「ほむらはずいぶんと冷静なんだな」
ほむら「動転すれば現実が変わるわけじゃない」
男「そりゃそうだけどよ・・・まるで、前から知ってたみたいだ」
ほむら「・・・面白いことを言うのね」
男(微動だにしない・・・今はそっとしておくしかないか)
男「魔法少女が魔女に・・・だって?」
ほむら「そうよ。ソウルジェムが完全に濁った魔法少女は魔女となる」
男「嘘だと言ってくれよ・・・」
ほむら「事実よ、受け入れなさい」
杏子「・・・・・・」
男「ほむらはずいぶんと冷静なんだな」
ほむら「動転すれば現実が変わるわけじゃない」
男「そりゃそうだけどよ・・・まるで、前から知ってたみたいだ」
ほむら「・・・面白いことを言うのね」
14: 2011/04/25(月) 21:58:51.68 ID:wvWGdL3I0
男「んでどうするんだ、魔女となっちまった美樹を」
ほむら「手ごわいでしょうけど、私一人で倒せるわ。明日にでも蹴りをつけてくる」
杏子「待てよ!」
ほむら「何かしら?」
杏子「さやかを頃すだと・・・? ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!」
ほむら「私はふざけた事など一言も言っていない」
杏子「さやかを頃すって言っただろ・・・これのどこがふざけてねぇんだよ!」
杏子「何でそんな簡単に・・・自分とつながりのあった人間を頃すなんて言えるんだよお前は!」
ほむら「誰であろうと私の邪魔をするなら容赦はしない・・・以前あなたが言った言葉よ、佐倉杏子」
杏子「うるせぇ。お前がさやかを頃すってんなら、その前にアタシがお前を頃す」
ほむら(・・・ここで佐倉杏子と争っても仕方ない)
ほむら「手ごわいでしょうけど、私一人で倒せるわ。明日にでも蹴りをつけてくる」
杏子「待てよ!」
ほむら「何かしら?」
杏子「さやかを頃すだと・・・? ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!」
ほむら「私はふざけた事など一言も言っていない」
杏子「さやかを頃すって言っただろ・・・これのどこがふざけてねぇんだよ!」
杏子「何でそんな簡単に・・・自分とつながりのあった人間を頃すなんて言えるんだよお前は!」
ほむら「誰であろうと私の邪魔をするなら容赦はしない・・・以前あなたが言った言葉よ、佐倉杏子」
杏子「うるせぇ。お前がさやかを頃すってんなら、その前にアタシがお前を頃す」
ほむら(・・・ここで佐倉杏子と争っても仕方ない)
16: 2011/04/25(月) 22:04:18.55 ID:wvWGdL3I0
ほむら「分かったわ、明日一日待つ。明日中になんとかできなければ私が仕留める。これでいいかしら」
杏子「な・・・」
ほむら「一日だけじゃ何も出来ないかしら?」
杏子「上等じゃねぇか、やってやるよ! 絶対にさやかを助けてやる」
ほむら「そうなることを祈ってるわ」
杏子「心にもないことをよく言うじゃねーか」
ほむら「いいえ、これは本心よ」
ほむら(美樹さやかが万が一にも助けられたら戦力は上がるし、まどかの状態もかなり安定する・・・願ったり叶ったりだわ)
ほむら(まぁ・・・無理なのだけれど)
杏子「な・・・」
ほむら「一日だけじゃ何も出来ないかしら?」
杏子「上等じゃねぇか、やってやるよ! 絶対にさやかを助けてやる」
ほむら「そうなることを祈ってるわ」
杏子「心にもないことをよく言うじゃねーか」
ほむら「いいえ、これは本心よ」
ほむら(美樹さやかが万が一にも助けられたら戦力は上がるし、まどかの状態もかなり安定する・・・願ったり叶ったりだわ)
ほむら(まぁ・・・無理なのだけれど)
17: 2011/04/25(月) 22:09:07.02 ID:wvWGdL3I0
ほむら「もう遅いし、今日は泊まっていくといいわ」
男「あぁ・・・お言葉に甘えさせてもらうよ」
杏子「誰がこんな奴の家で・・・」
男「杏子」
杏子「・・・・・・」
杏子「分かった、分かったからガン見すんな」
ほむら「美樹さやかの身体はどうするつもり?」
杏子「魔力で状態を維持するさ」
ほむら「結構な魔力を使うわよ、それ」
杏子「グリーフシードならたんまりある。こんな時に使わなくていつ使うんだよ」
ほむら(甘いわね・・・そんな考え方ではワルプルギスの夜には勝てないわよ、佐倉杏子)
男「あぁ・・・お言葉に甘えさせてもらうよ」
杏子「誰がこんな奴の家で・・・」
男「杏子」
杏子「・・・・・・」
杏子「分かった、分かったからガン見すんな」
ほむら「美樹さやかの身体はどうするつもり?」
杏子「魔力で状態を維持するさ」
ほむら「結構な魔力を使うわよ、それ」
杏子「グリーフシードならたんまりある。こんな時に使わなくていつ使うんだよ」
ほむら(甘いわね・・・そんな考え方ではワルプルギスの夜には勝てないわよ、佐倉杏子)
18: 2011/04/25(月) 22:15:56.91 ID:wvWGdL3I0
男「杏子、なにか考えはあるのか?」
杏子「ベタだけどさ、こういう時はやっぱ仲の良い奴に説得させるのがいいかなぁって」
男「美樹と仲の良い奴っていうと・・・鹿目まどかちゃんか?」
杏子「そ。まぁアイツが協力してくれるかが問題なんだけどよ。かなりキツイ場面に出くわしちまったわけだし」
男「俺に考えがある」
杏子「ほほう。どんな考えだい?」
男「ゴニョゴニョ」
杏子「いや、無理だろそれ」
男「そうか? 結構いけると思うんだが」
杏子「ま、いいアイデアでてこないし・・・それで行くか」
男「おk。作戦に備えてさっさと寝るか」
杏子「そうだな・・・おやすみ」
杏子「ベタだけどさ、こういう時はやっぱ仲の良い奴に説得させるのがいいかなぁって」
男「美樹と仲の良い奴っていうと・・・鹿目まどかちゃんか?」
杏子「そ。まぁアイツが協力してくれるかが問題なんだけどよ。かなりキツイ場面に出くわしちまったわけだし」
男「俺に考えがある」
杏子「ほほう。どんな考えだい?」
男「ゴニョゴニョ」
杏子「いや、無理だろそれ」
男「そうか? 結構いけると思うんだが」
杏子「ま、いいアイデアでてこないし・・・それで行くか」
男「おk。作戦に備えてさっさと寝るか」
杏子「そうだな・・・おやすみ」
19: 2011/04/25(月) 22:21:02.37 ID:wvWGdL3I0
杏子「・・・しっかしまぁ、どっからどうみても見事に変質者だねぇ」
男「ホメるなよ、照れるぞ」
杏子「ほめてねーから」
男「じゃ作戦開始だ。検討を祈る」
杏子「まかせときな」
男「ホメるなよ、照れるぞ」
杏子「ほめてねーから」
男「じゃ作戦開始だ。検討を祈る」
杏子「まかせときな」
20: 2011/04/25(月) 22:27:14.22 ID:wvWGdL3I0
まどか(さやかちゃんが魔女に・・・どうすればいいんだろ、わたし)
???「ちょっと待ちな、そこの可愛らしいお嬢ちゃん」
まどか「え・・・わ、わたしですか?」
???「そうとも。オジサンといいことしないかい?」
まどか「や、やめてください・・・だ、誰か」
杏子「やめな、そこの変質者!
男「な、何奴!」
???「ちょっと待ちな、そこの可愛らしいお嬢ちゃん」
まどか「え・・・わ、わたしですか?」
???「そうとも。オジサンといいことしないかい?」
まどか「や、やめてください・・・だ、誰か」
杏子「やめな、そこの変質者!
男「な、何奴!」
21: 2011/04/25(月) 22:34:52.28 ID:wvWGdL3I0
杏子「とうっ!」バキッ
男「ごぶぁああっ!」ペキッ
男(杏子の奴マジの飛び蹴りかましやがったぞ・・いてええええええ!)
杏子「やべ、やりすぎ・・・っと危ねぇ危ねぇ」
まどか「杏子・・・ちゃん?」
杏子「大丈夫かい、まどか」
まどか「わたしは大丈夫だけど・・・そのオジサン、顔青ざめてるよ」
杏子「やっべやりすぎた! おいしっかりしろ、男!」
男「バカッ・・・!」
杏子「あちゃー」
まどか「これは・・・どういうことなのかな。杏子ちゃん」
男「ごぶぁああっ!」ペキッ
男(杏子の奴マジの飛び蹴りかましやがったぞ・・いてええええええ!)
杏子「やべ、やりすぎ・・・っと危ねぇ危ねぇ」
まどか「杏子・・・ちゃん?」
杏子「大丈夫かい、まどか」
まどか「わたしは大丈夫だけど・・・そのオジサン、顔青ざめてるよ」
杏子「やっべやりすぎた! おいしっかりしろ、男!」
男「バカッ・・・!」
杏子「あちゃー」
まどか「これは・・・どういうことなのかな。杏子ちゃん」
23: 2011/04/25(月) 22:39:18.52 ID:wvWGdL3I0
まどか「わたしにさやかちゃんを説得してもらうために芝居を打った・・・ってこと?」
男「すまんかった、鹿目さん。おびえさせちまって」
杏子「アタシ口下手だからさ、なんて言えばいいのか思いつかなくて。ごめん」
まどか「いえ、いいんです・・・二人ともさやかちゃんのことそんなに考えてくれてて、うれしいよ」
まどか「わたし、さやかちゃんとお話ししてみる」
杏子「本当かい、ありがてぇ・・・。すぐにでも行きたいんだが、大丈夫か?」
まどか「うん、だいじょうぶ。行こう」
杏子「・・・悪いけど男はほむらの家に戻っててくれるか? たぶん一般人を二人もかばいきれねぇ」
男「わかってるさ。いってこい」
杏子「おう」
杏子(待ってろよ、さやか)
まどか(待っててね、さやかちゃん・・・)
男「すまんかった、鹿目さん。おびえさせちまって」
杏子「アタシ口下手だからさ、なんて言えばいいのか思いつかなくて。ごめん」
まどか「いえ、いいんです・・・二人ともさやかちゃんのことそんなに考えてくれてて、うれしいよ」
まどか「わたし、さやかちゃんとお話ししてみる」
杏子「本当かい、ありがてぇ・・・。すぐにでも行きたいんだが、大丈夫か?」
まどか「うん、だいじょうぶ。行こう」
杏子「・・・悪いけど男はほむらの家に戻っててくれるか? たぶん一般人を二人もかばいきれねぇ」
男「わかってるさ。いってこい」
杏子「おう」
杏子(待ってろよ、さやか)
まどか(待っててね、さやかちゃん・・・)
24: 2011/04/25(月) 22:45:58.87 ID:wvWGdL3I0
男(行ったか・・・俺ってこういう時は本当無力だよな)
男(何も出来ない自分がもどかしい)
男(いや、杏子たちが帰ってきたときに出迎えてやるぐらいなら俺にもできる)
男(かっこよくもなんともない地味な役目だけどさ)
男(何も出来ない自分がもどかしい)
男(いや、杏子たちが帰ってきたときに出迎えてやるぐらいなら俺にもできる)
男(かっこよくもなんともない地味な役目だけどさ)
25: 2011/04/25(月) 22:46:18.20 ID:wvWGdL3I0
男「Zzz・・・」
男「いかんいかん、みんあnが帰ってくるまでほむホームは俺が守らねば」
男「それにしても遅いな・・・何かあったんだろうか」
男(美樹が魔女になった夜もこんな感じだった。まさか今回も・・・)
男(馬鹿野郎、俺が杏子たちを信じられなくてどうするんだ)
男(杏子たちならきっと・・・いや、絶対に大丈夫だ)
ガチャ
男「!!」
男「いかんいかん、みんあnが帰ってくるまでほむホームは俺が守らねば」
男「それにしても遅いな・・・何かあったんだろうか」
男(美樹が魔女になった夜もこんな感じだった。まさか今回も・・・)
男(馬鹿野郎、俺が杏子たちを信じられなくてどうするんだ)
男(杏子たちならきっと・・・いや、絶対に大丈夫だ)
ガチャ
男「!!」
26: 2011/04/25(月) 22:52:47.68 ID:wvWGdL3I0
男「なんだ、ほむらか・・・」
ほむら「なんだとは心外ね」
男「すまん」
ほむら「彼女たちもいるのだけれど?」
男「え?」
杏子「遅くなっちまったな、悪い悪い。結構てこずってよ」
まどか「お、おじゃましまーす」
男「杏子に、鹿目・・・」
男「美樹は、どうなったんだ?」
杏子「無事さ」
男「青い色のソウルジェム・・・」
杏子「まどかの呼びかけにさやかが答えてさ、魔女が消えてこいつが出てきたんだ」
まどか「あきらめないで、本当によかったよぉ・・・」
男「あぁ・・・そうだね」
ほむら「なんだとは心外ね」
男「すまん」
ほむら「彼女たちもいるのだけれど?」
男「え?」
杏子「遅くなっちまったな、悪い悪い。結構てこずってよ」
まどか「お、おじゃましまーす」
男「杏子に、鹿目・・・」
男「美樹は、どうなったんだ?」
杏子「無事さ」
男「青い色のソウルジェム・・・」
杏子「まどかの呼びかけにさやかが答えてさ、魔女が消えてこいつが出てきたんだ」
まどか「あきらめないで、本当によかったよぉ・・・」
男「あぁ・・・そうだね」
28: 2011/04/25(月) 22:58:21.51 ID:wvWGdL3I0
男「そういやさ、ほむらはなんで一緒にいるんだ?」
ほむら「佐倉杏子が愚かにも自爆しようとしたのよ。ここで彼女に氏なれるわけにはいかないの」
男「そうか・・・ありがとうな、ほむら」
ほむら「私は私の目的のために動いただけ。礼を言われるようなことはしてないわ」
男「それでも、ありがとう」
ほむら「な・・・訳がわからないわね」
まどか「ほむらちゃん、顔赤いよぉ」
ほむら「な、何を言っているのよ鹿目まどか。気のせいよ」
杏子「ほむらって意外と照れ屋なんだな」
男「真っ赤なほむほむもキュートだぜ」
ほむら「・・・気分が悪いわ。外の風に当たってくる」
「待って」
ほむら「佐倉杏子が愚かにも自爆しようとしたのよ。ここで彼女に氏なれるわけにはいかないの」
男「そうか・・・ありがとうな、ほむら」
ほむら「私は私の目的のために動いただけ。礼を言われるようなことはしてないわ」
男「それでも、ありがとう」
ほむら「な・・・訳がわからないわね」
まどか「ほむらちゃん、顔赤いよぉ」
ほむら「な、何を言っているのよ鹿目まどか。気のせいよ」
杏子「ほむらって意外と照れ屋なんだな」
男「真っ赤なほむほむもキュートだぜ」
ほむら「・・・気分が悪いわ。外の風に当たってくる」
「待って」
30: 2011/04/25(月) 23:01:57.42 ID:wvWGdL3I0
男(聞いたことのない声。この声は・・・)
まどか「さやかちゃん!」
杏子「さやか!」
ほむら「・・・美樹さやか」
さやか「なんていうか・・・ただいま?」
まどか「さやかちゃーん!」ガバッ
さやか「ちょ、まどか! 痛いってば!」
杏子(大胆だなー、まどか)
ほむら(あんなに嬉しそうなまどかの顔、久しぶりに見たわ。よかった)
男(まどさや・・・ありだな)
まどか「さやかちゃん!」
杏子「さやか!」
ほむら「・・・美樹さやか」
さやか「なんていうか・・・ただいま?」
まどか「さやかちゃーん!」ガバッ
さやか「ちょ、まどか! 痛いってば!」
杏子(大胆だなー、まどか)
ほむら(あんなに嬉しそうなまどかの顔、久しぶりに見たわ。よかった)
男(まどさや・・・ありだな)
32: 2011/04/25(月) 23:05:31.53 ID:wvWGdL3I0
さやか「なんか視線浴びまくりで恥ずかしいんだけど」
杏子「そりゃ、今はさやかが主役だからな」
さやか「杏子・・・ありがとう。転校生・・・ううん。ほむらも、ありがと」
ほむら「私は」
男「私は私の目的のために動いただけ。礼を言われるようなことはしてないわ」キリッ
杏子「ぷっ! そっくりじゃねーか! あははははは!」
ほむら「・・・ちょっとお仕置きが必要かしら」
男「うぎゃお!」バキッ
さやか「うわぁ、痛そー。ほむら結構容赦無いなぁ」
杏子「まぁあいつは不氏身だから大丈夫だ」
男「不氏身じゃねーよ!」
ほむら「少しは懲りたかしら?」
男「はい・・・」
男(何で俺の周りにはこう物騒な女ばかりなんだろう、マジで)
杏子「そりゃ、今はさやかが主役だからな」
さやか「杏子・・・ありがとう。転校生・・・ううん。ほむらも、ありがと」
ほむら「私は」
男「私は私の目的のために動いただけ。礼を言われるようなことはしてないわ」キリッ
杏子「ぷっ! そっくりじゃねーか! あははははは!」
ほむら「・・・ちょっとお仕置きが必要かしら」
男「うぎゃお!」バキッ
さやか「うわぁ、痛そー。ほむら結構容赦無いなぁ」
杏子「まぁあいつは不氏身だから大丈夫だ」
男「不氏身じゃねーよ!」
ほむら「少しは懲りたかしら?」
男「はい・・・」
男(何で俺の周りにはこう物騒な女ばかりなんだろう、マジで)
34: 2011/04/25(月) 23:13:57.90 ID:wvWGdL3I0
さやか「今更アレなんだけどさ・・・どちらさま?」
まどか「杏子ちゃんの恋人だよ」
杏子「違うっての!」
さやか「思いっきり拒否するあたりが怪しいですなぁ」
男「ははは、杏子は照れ屋だから」
杏子「男ぉおおおおお!」
まどか「杏子ちゃん顔真っ赤だよ」
ほむら「・・・クスッ」
俺(こうして楽しい一時は過ぎていった・・・)
まどか「杏子ちゃんの恋人だよ」
杏子「違うっての!」
さやか「思いっきり拒否するあたりが怪しいですなぁ」
男「ははは、杏子は照れ屋だから」
杏子「男ぉおおおおお!」
まどか「杏子ちゃん顔真っ赤だよ」
ほむら「・・・クスッ」
俺(こうして楽しい一時は過ぎていった・・・)
35: 2011/04/25(月) 23:16:48.81 ID:wvWGdL3I0
さやか「あたし、本当にみんなに迷惑かけたんだよね。ごめん」
まどか「そんな・・・いいよ。みんな無事だったし」
ほむら「いいえ、謝罪はして当然よ」
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「いいの、まどか。ほむらの言うとおりだから」
杏子「・・・だな。迷惑かけたのは間違いねぇ」
男「みんなずっと心配してたからな」
さやか「ちょっと不謹慎かもだけど・・・誰かに心配されるってうれしいな、って思っちゃった」
杏子「・・・そうだな。よく分かる」チラッ
男「?」
杏子(こいつたまに鈍感なんだよな・・・ったく)
まどか「そんな・・・いいよ。みんな無事だったし」
ほむら「いいえ、謝罪はして当然よ」
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「いいの、まどか。ほむらの言うとおりだから」
杏子「・・・だな。迷惑かけたのは間違いねぇ」
男「みんなずっと心配してたからな」
さやか「ちょっと不謹慎かもだけど・・・誰かに心配されるってうれしいな、って思っちゃった」
杏子「・・・そうだな。よく分かる」チラッ
男「?」
杏子(こいつたまに鈍感なんだよな・・・ったく)
36: 2011/04/25(月) 23:19:58.54 ID:wvWGdL3I0
ほむら「美樹さやか。あなたにお願いがある」
さやか「なに、ほむら? 今まで迷惑かけちゃったからね、何でもやるよあたし」
ほむら「ワルプルギスの夜と戦うためにあなたの力を貸して頂戴」
さやか「お安い御用!」
杏子「おいおい、ワルプルギスの夜はシャレにならないぐらいぜぇ? 安請け合いしやがって」
さやか「そいつ倒さなきゃこの街がボロボロになっちゃうかもしれないんでしょ? だったらやるしかないじゃん!」
男「そのとおりだな。俺は頑張って応援させてもらうよ」
まどか「わ、わたしもがんばって応援するね!」
ほむら(まどかの応援、チア服・・・いいわね)
ほむら(じゃなくて、今回こそワルプルギスの夜を倒す自信がある。後はアレが間に合えば・・・)
さやか「なに、ほむら? 今まで迷惑かけちゃったからね、何でもやるよあたし」
ほむら「ワルプルギスの夜と戦うためにあなたの力を貸して頂戴」
さやか「お安い御用!」
杏子「おいおい、ワルプルギスの夜はシャレにならないぐらいぜぇ? 安請け合いしやがって」
さやか「そいつ倒さなきゃこの街がボロボロになっちゃうかもしれないんでしょ? だったらやるしかないじゃん!」
男「そのとおりだな。俺は頑張って応援させてもらうよ」
まどか「わ、わたしもがんばって応援するね!」
ほむら(まどかの応援、チア服・・・いいわね)
ほむら(じゃなくて、今回こそワルプルギスの夜を倒す自信がある。後はアレが間に合えば・・・)
37: 2011/04/25(月) 23:23:00.69 ID:wvWGdL3I0
ほむら「・・・今日はもう遅いし、家に泊まっていくといいわ」
杏子「ぶっちゃけこの部屋に5人は結構きつくないか?」
男(キツいな・・・俺の息子よ今は耐えるんだ。俺の目よ、決して彼女たちの太ももを見てはならぬ)
さやか「大丈夫、男? どっか調子でも悪いの?」
男(ちょさやか急接近! おいやばい、やばいって)
さやか「ん? なんかポケット隠してるな。さやかちゃんに見せなさーい!」グイッ
男(ちょそこ握っちゃ駄目だって・・・)
男「ぎゃおおおおおおおおおん!」
男(やべ、今の衝撃でズボン脱げた! 耐えてくれよパンツ!)
「「きゃあああああああああああああああああああ!!」」
杏子「ぶっちゃけこの部屋に5人は結構きつくないか?」
男(キツいな・・・俺の息子よ今は耐えるんだ。俺の目よ、決して彼女たちの太ももを見てはならぬ)
さやか「大丈夫、男? どっか調子でも悪いの?」
男(ちょさやか急接近! おいやばい、やばいって)
さやか「ん? なんかポケット隠してるな。さやかちゃんに見せなさーい!」グイッ
男(ちょそこ握っちゃ駄目だって・・・)
男「ぎゃおおおおおおおおおん!」
男(やべ、今の衝撃でズボン脱げた! 耐えてくれよパンツ!)
「「きゃあああああああああああああああああああ!!」」
38: 2011/04/25(月) 23:27:07.40 ID:wvWGdL3I0
男「いくらなんでも殴られすぎじゃないか、俺」
さやか「ごめん、つい・・・」
ほむら「そんなものを見せるあなたが悪い」
杏子「露出狂だとは思わなかったぜ・・・」
まどか「・・・はぅ//」
男(男のパンツぐらいセーフだろ・・・海パン的に。てかまどかさんチラ見したフリしながらガン見しないでください)
さやか「ごめん、つい・・・」
ほむら「そんなものを見せるあなたが悪い」
杏子「露出狂だとは思わなかったぜ・・・」
まどか「・・・はぅ//」
男(男のパンツぐらいセーフだろ・・・海パン的に。てかまどかさんチラ見したフリしながらガン見しないでください)
39: 2011/04/25(月) 23:32:17.46 ID:wvWGdL3I0
ほむら「電気消すわよ」
まどか「いいよぉ」
さやか「なんだか眠るってのも久しぶりな気がする」
杏子「アタシは久しぶりの布団だな。最近ベッドばかりだった」
男(俺は眠れるのかな・・・無理だな)
ほむら「それじゃ、おやすみなさい」
まどか「いいよぉ」
さやか「なんだか眠るってのも久しぶりな気がする」
杏子「アタシは久しぶりの布団だな。最近ベッドばかりだった」
男(俺は眠れるのかな・・・無理だな)
ほむら「それじゃ、おやすみなさい」
42: 2011/04/25(月) 23:38:39.80 ID:wvWGdL3I0
杏子「こんな時間に呼び出してどうしたのさ?」
ほむら「あなたにお願いがあるの、佐倉杏子」
杏子「なんだい、急に改まっちゃってさ」
ほむら「あなたの持っているグリーフシード、必要最低限を残して私にくれないかしら」
杏子「おいおい・・・自分が何言ってるか分かってる?」
ほむら「えぇ、無茶は承知の上よ。ワルプルギスの夜を倒せたらあなたの言うこと、なんでも聞くわ」
杏子「・・・理由は? グリーフシードが必要な、理由」
ほむら「言えない・・・と言ったら?」
杏子「渡せない・・・って返すしかないだろ」
ほむら「ワルプルギスの夜を倒すために必要なの」
杏子「そんなことぐらいは分かるさ。もっと具体的な情報が欲しいんだよ」
ほむら「そうね、あなたには話すべきかもしれない。佐倉杏子」
ほむら「あなたにお願いがあるの、佐倉杏子」
杏子「なんだい、急に改まっちゃってさ」
ほむら「あなたの持っているグリーフシード、必要最低限を残して私にくれないかしら」
杏子「おいおい・・・自分が何言ってるか分かってる?」
ほむら「えぇ、無茶は承知の上よ。ワルプルギスの夜を倒せたらあなたの言うこと、なんでも聞くわ」
杏子「・・・理由は? グリーフシードが必要な、理由」
ほむら「言えない・・・と言ったら?」
杏子「渡せない・・・って返すしかないだろ」
ほむら「ワルプルギスの夜を倒すために必要なの」
杏子「そんなことぐらいは分かるさ。もっと具体的な情報が欲しいんだよ」
ほむら「そうね、あなたには話すべきかもしれない。佐倉杏子」
43: 2011/04/25(月) 23:43:22.63 ID:wvWGdL3I0
杏子「なん、だって・・・? そいつはまぁ・・・なんというか」
ほむら「間に合うか分からないのが問題ね・・・他言無用よ」
杏子「分かった。グリーフシードはやるよ。ただし!」
ほむら「ただし?」
杏子「ワルプルギスの夜を倒した後に、利子たっぷりつけて返してもらうぜ」
ほむら「分かったわ・・・あなたが驚くぐらい利子つけてあげる。ありがとう、杏子」
ほむら「間に合うか分からないのが問題ね・・・他言無用よ」
杏子「分かった。グリーフシードはやるよ。ただし!」
ほむら「ただし?」
杏子「ワルプルギスの夜を倒した後に、利子たっぷりつけて返してもらうぜ」
ほむら「分かったわ・・・あなたが驚くぐらい利子つけてあげる。ありがとう、杏子」
44: 2011/04/25(月) 23:50:15.04 ID:wvWGdL3I0
――数日後
ほむら「いよいよね」
杏子「あぁ。ガラにもなく緊張してきたぜ・・・」
さやか「あれから猛特訓してきたけど・・・不安だなぁ」
ほむら(二人の士気が予想以上に低い・・・それだけワルプルギスの夜が強大な敵なのだけれど)
まどか「みんななら勝てるよ、絶対! さやかちゃんほむらちゃんとの地獄のような特訓に耐えてきたじゃない、大丈夫!」
男「そうだぜ。あんなに頑張ったんだ。ワルプルギスの夜なんてちょちょいのちょーい、さ。だろ?」
さやか(まどか・・・)
杏子(男・・・)
ほむら「いよいよね」
杏子「あぁ。ガラにもなく緊張してきたぜ・・・」
さやか「あれから猛特訓してきたけど・・・不安だなぁ」
ほむら(二人の士気が予想以上に低い・・・それだけワルプルギスの夜が強大な敵なのだけれど)
まどか「みんななら勝てるよ、絶対! さやかちゃんほむらちゃんとの地獄のような特訓に耐えてきたじゃない、大丈夫!」
男「そうだぜ。あんなに頑張ったんだ。ワルプルギスの夜なんてちょちょいのちょーい、さ。だろ?」
さやか(まどか・・・)
杏子(男・・・)
45: 2011/04/25(月) 23:57:33.63 ID:wvWGdL3I0
さやか「・・・うん、あんなに頑張ってきたんだ。ワルプルギスの夜なんてパパッと倒しちゃうって!」
杏子「そんで飯だ。もちろん男のおごりな」
男「おk、おk。今日はなんでもおごってやるよ! あ、超高級料理店は勘弁な?」
杏子「なんでもじゃねーのかよ! ったく・・・」
さやか「そんじゃ安いところで大量に食べるとしますか!」
まどか「あんまり食べ過ぎると太っちゃうよ」
さやか「うわぁそう言えば今月少し太ったんだ・・・まぁ今日は特別だからよし!」
男「毎日が特別な日ですね」
ほむら「それじゃいつまで経っても痩せられないわね」
ほむら「まぁあなたはちょっとポッチャリしてるほうが似合ってるんじゃないかしら」
さやか「後で覚えときなさいよ・・・ほむらァ」
ほむら(まどかと男の言葉ですぐに立ち直った。私にはこんなことはできないわね)
ほむら(勝って見せる。この命にかえても)
杏子「そんで飯だ。もちろん男のおごりな」
男「おk、おk。今日はなんでもおごってやるよ! あ、超高級料理店は勘弁な?」
杏子「なんでもじゃねーのかよ! ったく・・・」
さやか「そんじゃ安いところで大量に食べるとしますか!」
まどか「あんまり食べ過ぎると太っちゃうよ」
さやか「うわぁそう言えば今月少し太ったんだ・・・まぁ今日は特別だからよし!」
男「毎日が特別な日ですね」
ほむら「それじゃいつまで経っても痩せられないわね」
ほむら「まぁあなたはちょっとポッチャリしてるほうが似合ってるんじゃないかしら」
さやか「後で覚えときなさいよ・・・ほむらァ」
ほむら(まどかと男の言葉ですぐに立ち直った。私にはこんなことはできないわね)
ほむら(勝って見せる。この命にかえても)
46: 2011/04/26(火) 00:02:45.27 ID:whU2+9DE0
ほむら「作戦は分かってるわね。私が火器で攻めながら相手の攻撃を妨害するから、二人は接近して攻撃を仕掛ける」
ほむら「さやか、あなたは私が妨害しきれなかった攻撃から杏子を守って。あなたの長所はその防御能力、治癒能力にある」
さやか「分かってる、杏子はあたしが守る!」
ほむら「杏子はひたすら攻め続けて。やり方は任せるわ」
杏子「任せときな」
ほむら「行くわよ!」
さやか・杏子「おう!」
ほむら「さやか、あなたは私が妨害しきれなかった攻撃から杏子を守って。あなたの長所はその防御能力、治癒能力にある」
さやか「分かってる、杏子はあたしが守る!」
ほむら「杏子はひたすら攻め続けて。やり方は任せるわ」
杏子「任せときな」
ほむら「行くわよ!」
さやか・杏子「おう!」
48: 2011/04/26(火) 00:07:35.52 ID:whU2+9DE0
杏子「畜生、なんてヤツだ・・・」
さやか「こんなヤツにあたしたちが勝てるの・・・?」
ほむら(最初はうまくいっていた。私が大量の銃火器で攻撃しつつ二人をカバーし、さやかが杏子を確実に守り、杏子が攻める)
ほむら(でも相手の攻撃はどんどん激しくなり、さやかが防ぎきれなくなって二人がやられ、私は集中攻撃を受けた・・・)
ほむら「もう、あきらめるの?」
さやか「だって、勝てっこないじゃない! こんな化け物に!」
杏子「さやかの言うとおりさ・・・次元が違う」
ほむら「化け物? 次元が違う? それがどうしたのよ」
ほむら「そんなくだらない理由であなた達はまどかや男を見捨てるつもりなの!」
ほむら「自分を救ってくれた恩人を、見捨てていいの?」
さやか「まどか・・・」
杏子「男・・・」
さやか「こんなヤツにあたしたちが勝てるの・・・?」
ほむら(最初はうまくいっていた。私が大量の銃火器で攻撃しつつ二人をカバーし、さやかが杏子を確実に守り、杏子が攻める)
ほむら(でも相手の攻撃はどんどん激しくなり、さやかが防ぎきれなくなって二人がやられ、私は集中攻撃を受けた・・・)
ほむら「もう、あきらめるの?」
さやか「だって、勝てっこないじゃない! こんな化け物に!」
杏子「さやかの言うとおりさ・・・次元が違う」
ほむら「化け物? 次元が違う? それがどうしたのよ」
ほむら「そんなくだらない理由であなた達はまどかや男を見捨てるつもりなの!」
ほむら「自分を救ってくれた恩人を、見捨てていいの?」
さやか「まどか・・・」
杏子「男・・・」
49: 2011/04/26(火) 00:12:21.01 ID:whU2+9DE0
ほむら「それに、これは言ってなかったけれど、ワルプルギスの夜の被害はこの街にとどまらない」
ほむら「あいつはこの国・・・いいえ、この星に住む人全てを滅ぼすわ」
杏子「マジかよ・・・」
さやか「そんな相手に・・・勝てるの?」
ほむら「勝てるの、じゃない! 勝つしかないのよ私たちは! たとえそれがどんなに絶望的な相手であれ!」
さやか「あんたさっきから滅茶苦茶じゃない言ってること! あんたそんなに根性論好きな人だっけ?」
さやか「違うよね、もう勝ち目がないから・・・無茶苦茶言うしかないんだよね」
杏子「さやか・・・」
さやか「ごめん。あたしには無理だよ・・・もう」
杏子「バカ、諦めんじゃねぇ! 諦めたら救われるわけじゃねぇだろ!」
さやか「数日特訓しただけでこんな化け物に勝てるわけないよね。あはは」
さやか「あたしって、ほんとバカ」
杏子「さやかぁぁぁぁッ!」
ほむら「あいつはこの国・・・いいえ、この星に住む人全てを滅ぼすわ」
杏子「マジかよ・・・」
さやか「そんな相手に・・・勝てるの?」
ほむら「勝てるの、じゃない! 勝つしかないのよ私たちは! たとえそれがどんなに絶望的な相手であれ!」
さやか「あんたさっきから滅茶苦茶じゃない言ってること! あんたそんなに根性論好きな人だっけ?」
さやか「違うよね、もう勝ち目がないから・・・無茶苦茶言うしかないんだよね」
杏子「さやか・・・」
さやか「ごめん。あたしには無理だよ・・・もう」
杏子「バカ、諦めんじゃねぇ! 諦めたら救われるわけじゃねぇだろ!」
さやか「数日特訓しただけでこんな化け物に勝てるわけないよね。あはは」
さやか「あたしって、ほんとバカ」
杏子「さやかぁぁぁぁッ!」
50: 2011/04/26(火) 00:17:44.09 ID:whU2+9DE0
杏子「あはは・・・」
杏子「ゴメン、ほむら。アタシももう限界だ」
ほむら「あなたまで何言ってるのよ!」
杏子「だってよ、あんだけ攻撃したのにピンピンしてんだぜ・・・どうしろってんだ」
ほむら「十回攻撃して駄目なら百回。百回攻撃して駄目なら千回。それだけの話よ、そうする以外に道はないわ」
杏子「アンタってホントタフだよ・・・アタシもそれだけタフならよかったんだけどさ・・・悪ィ」
ほむら「杏子、あきらめちゃ駄目! さっきあなたがそういったばかりじゃない!」
杏子「・・・・・・」
ほむら(ワルプルギスの夜の攻撃がさやかと杏子を狙う。駄目だ、間に合わない)
「ティロ・フィナーレ!」
杏子「ゴメン、ほむら。アタシももう限界だ」
ほむら「あなたまで何言ってるのよ!」
杏子「だってよ、あんだけ攻撃したのにピンピンしてんだぜ・・・どうしろってんだ」
ほむら「十回攻撃して駄目なら百回。百回攻撃して駄目なら千回。それだけの話よ、そうする以外に道はないわ」
杏子「アンタってホントタフだよ・・・アタシもそれだけタフならよかったんだけどさ・・・悪ィ」
ほむら「杏子、あきらめちゃ駄目! さっきあなたがそういったばかりじゃない!」
杏子「・・・・・・」
ほむら(ワルプルギスの夜の攻撃がさやかと杏子を狙う。駄目だ、間に合わない)
「ティロ・フィナーレ!」
52: 2011/04/26(火) 00:23:24.40 ID:whU2+9DE0
杏子・さやか「え・・・?」
マミ「魔法少女が揃いもそろって、ちょっと情け無いんじゃないかしら」
マミ「久しぶりね、美樹さん、佐倉杏子さん、それに・・・暁美さん」
さやか「マミさん!」
杏子「巴マミ・・・!」
ほむら「・・・」
さやか(マミさん生きてたんだ・・・それにしてもカッコイイなぁマミさん。ヒロインのピンチにズバーンと現れるなんてさ!)
さやか(あたしたちがあんなに頑張っても傷つけられなかったアイツの身体が・・・ごっそり削られてる、すごい)
さやか(あたしにも、あたしにもできるかな? いいや、さっきほむらが言ってた。できるかじゃない、やるしかないんだ!)
杏子(チッ・・・相変わらず派手な砲撃だぜ。ワルプルギスの身体にでけぇ穴開けるとは驚いたけどよ)
杏子(ほむらの奴、本当はマミの為に大量のグリーフシード使ってたな? 適当な嘘つきやがって)
マミ「魔法少女が揃いもそろって、ちょっと情け無いんじゃないかしら」
マミ「久しぶりね、美樹さん、佐倉杏子さん、それに・・・暁美さん」
さやか「マミさん!」
杏子「巴マミ・・・!」
ほむら「・・・」
さやか(マミさん生きてたんだ・・・それにしてもカッコイイなぁマミさん。ヒロインのピンチにズバーンと現れるなんてさ!)
さやか(あたしたちがあんなに頑張っても傷つけられなかったアイツの身体が・・・ごっそり削られてる、すごい)
さやか(あたしにも、あたしにもできるかな? いいや、さっきほむらが言ってた。できるかじゃない、やるしかないんだ!)
杏子(チッ・・・相変わらず派手な砲撃だぜ。ワルプルギスの身体にでけぇ穴開けるとは驚いたけどよ)
杏子(ほむらの奴、本当はマミの為に大量のグリーフシード使ってたな? 適当な嘘つきやがって)
53: 2011/04/26(火) 00:32:37.66 ID:whU2+9DE0
杏子(上等じゃねぇか、巴マミにできてアタシにできないことがあると思うなよ?)
さやか「うぉあああああああああああああッ!」カァァ
杏子「うおりゃあああああああああああッ!」カァァ
ほむら(ソウルジェムが強い輝きを放ってる。本当にソウルジェムは正の感情にも影響するのね・・・男と杏子のおかげだわ)
さやか「うぉあああああああああああああッ!」カァァ
杏子「うおりゃあああああああああああッ!」カァァ
ほむら(ソウルジェムが強い輝きを放ってる。本当にソウルジェムは正の感情にも影響するのね・・・男と杏子のおかげだわ)
54: 2011/04/26(火) 00:36:39.73 ID:whU2+9DE0
ほむら(輝きにつられて、ワルプルギスの夜の一斉射撃が二人を・・・まずい! いくら強化されてもあんな量は・・・)
さやか「そんな攻撃、喰らわない! 防壁よ、あたしと杏子を守りなさい!」
ほむら(なんて強度の防壁なの・・・大量の魔力はもちろん、相当魔力の扱いに長けてないと無理だわ)
ほむら(・・・予想以上ね、これは)
さやか「杏子!」
杏子「わかってらぁ! ワルプルギス! てめぇの身体を――穿つ!」
ワルプルギス「GYAAAAAAAAAAAAA!」
ほむら(先程の巴マミの砲撃以上の穴が・・・いったい何をしたのかしら)
ほむら(チャンスね。あの穴の内部を狙えば、わたしの攻撃でも通る筈)
さやか「そんな攻撃、喰らわない! 防壁よ、あたしと杏子を守りなさい!」
ほむら(なんて強度の防壁なの・・・大量の魔力はもちろん、相当魔力の扱いに長けてないと無理だわ)
ほむら(・・・予想以上ね、これは)
さやか「杏子!」
杏子「わかってらぁ! ワルプルギス! てめぇの身体を――穿つ!」
ワルプルギス「GYAAAAAAAAAAAAA!」
ほむら(先程の巴マミの砲撃以上の穴が・・・いったい何をしたのかしら)
ほむら(チャンスね。あの穴の内部を狙えば、わたしの攻撃でも通る筈)
56: 2011/04/26(火) 00:45:01.66 ID:whU2+9DE0
ほむら「マミ、まだやれる?」
マミ「勿論よ」
ほむら「分かったわ、私の手を握って」
マミ「なるほど・・・暁美さんもなかなかエグいことをするのね」
ほむら「褒め言葉として受け取っておくわ」
ほむら(時間停止)
ほむら(杏子が穿ってワルプルギスの身体に出来た巨大な穴・・・この内部に入って一斉射撃すれば)
マミ「ティロ・フィナーレ!」
マミ(ティロ・フィナーレはもう無理。それなら・・・)
マミ「残りの魔力ありったけマスケット銃を叩き込んであげるわ」
ほむら「残ったすべての武器を使う・・・出し惜しみはしない!」
ほむら「よし、あとは爆弾をセット・・・離脱するわよ、マミ」
マミ「えぇ」
ほむら(あとは二人を回収して・・・時間再開)
マミ「勿論よ」
ほむら「分かったわ、私の手を握って」
マミ「なるほど・・・暁美さんもなかなかエグいことをするのね」
ほむら「褒め言葉として受け取っておくわ」
ほむら(時間停止)
ほむら(杏子が穿ってワルプルギスの身体に出来た巨大な穴・・・この内部に入って一斉射撃すれば)
マミ「ティロ・フィナーレ!」
マミ(ティロ・フィナーレはもう無理。それなら・・・)
マミ「残りの魔力ありったけマスケット銃を叩き込んであげるわ」
ほむら「残ったすべての武器を使う・・・出し惜しみはしない!」
ほむら「よし、あとは爆弾をセット・・・離脱するわよ、マミ」
マミ「えぇ」
ほむら(あとは二人を回収して・・・時間再開)
58: 2011/04/26(火) 00:49:46.73 ID:whU2+9DE0
ほむら(大気を切り裂くような轟音が鳴り響く)
ほむら(我ながら派手にやったわね)
ほむら(・・・終わった)
ほむら(我ながら派手にやったわね)
ほむら(・・・終わった)
59: 2011/04/26(火) 00:54:22.98 ID:whU2+9DE0
ほむら(ようやく私は、まどかを救うことができた)
ほむら(いいえ、まどかだけじゃない。マミ、杏子、さやか・・・)
ほむら(何がカギだったのかしら。今までに発生しなかったイレギュラーといえば・・・)
ほむら(あぁ、それは、どう考えても・・・彼しか居ない)
ほむら(男)
ほむら(ありがとう)
ほむら(いいえ、まどかだけじゃない。マミ、杏子、さやか・・・)
ほむら(何がカギだったのかしら。今までに発生しなかったイレギュラーといえば・・・)
ほむら(あぁ、それは、どう考えても・・・彼しか居ない)
ほむら(男)
ほむら(ありがとう)
60: 2011/04/26(火) 00:57:32.80 ID:whU2+9DE0
男「おかえり、みんな」
まどか「みんなかっこよかったよ!」
さやか「あたしにかかればあんなやつ楽勝だって!」
杏子「アタシはもう二度と相手にしたくないね・・・生きた心地がしねぇ」
マミ「鹿目さん、久しぶりね」
まどか「マミさぁーん!」ガバッ
マミ「あらあら、いつの間にか積極的になっちゃって・・・」
さやか「ちょ、まどかはあたしの嫁ですよマミさん!」
男(この金髪ボインな子もいいな・・・唯一のボインだ)
まどか「みんなかっこよかったよ!」
さやか「あたしにかかればあんなやつ楽勝だって!」
杏子「アタシはもう二度と相手にしたくないね・・・生きた心地がしねぇ」
マミ「鹿目さん、久しぶりね」
まどか「マミさぁーん!」ガバッ
マミ「あらあら、いつの間にか積極的になっちゃって・・・」
さやか「ちょ、まどかはあたしの嫁ですよマミさん!」
男(この金髪ボインな子もいいな・・・唯一のボインだ)
61: 2011/04/26(火) 00:59:58.38 ID:whU2+9DE0
杏子「男、鼻血出てる」
男「べ、別にボインを見て興奮してるわけじゃないぞ! ぐぼぉッ!」バキッ
杏子「駄目だこいつ、早く浮気性何とかしないと・・・」
マミ「彼が、噂の男さんかしら」
男「どんな噂かは存じ上げませんが、男です」
さやか「間違いなくロクでもない噂よね」
ほむら「えぇ、その通りよ」ニヤリ
男「なんか最近マジで俺の扱いひどくないっすか・・・」
まどか「マミさん、生きてたんですね。何で連絡くれなかったんですか?」
マミ「ついさっき、身体の治癒が終わったばかりなのよ。ごめんなさいね」
さやか「治癒?」
マミ「えぇ」
男「べ、別にボインを見て興奮してるわけじゃないぞ! ぐぼぉッ!」バキッ
杏子「駄目だこいつ、早く浮気性何とかしないと・・・」
マミ「彼が、噂の男さんかしら」
男「どんな噂かは存じ上げませんが、男です」
さやか「間違いなくロクでもない噂よね」
ほむら「えぇ、その通りよ」ニヤリ
男「なんか最近マジで俺の扱いひどくないっすか・・・」
まどか「マミさん、生きてたんですね。何で連絡くれなかったんですか?」
マミ「ついさっき、身体の治癒が終わったばかりなのよ。ごめんなさいね」
さやか「治癒?」
マミ「えぇ」
62: 2011/04/26(火) 01:04:43.22 ID:whU2+9DE0
マミ「私がお菓子の魔女との戦いに敗北した後、気がつけば暁美ほむらの家にいたの」
マミ「その頃の私の身体は・・・あなた達も知ってるでしょうけど、ひどい有様だったわ」
マミ「暁美さんがグリーフシードをくれて魔力を補充できなければ治癒はおろか、生きてすら居なかったでしょうね」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「私はわ・・・」
男「またモノマネしてほしいのか?」
杏子「プッ」
ほむら「・・・ビキビキ。続けてもらえるかしら、マミ」
マミ「ウフフ・・・わかったわ。美樹さんが帰ってきたころ、私の身体はほぼ完治していた」
さやか「じゃあなんで・・・」
マミ「ワルプルギスの夜を倒すためだったの」
マミ「その頃の私の身体は・・・あなた達も知ってるでしょうけど、ひどい有様だったわ」
マミ「暁美さんがグリーフシードをくれて魔力を補充できなければ治癒はおろか、生きてすら居なかったでしょうね」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「私はわ・・・」
男「またモノマネしてほしいのか?」
杏子「プッ」
ほむら「・・・ビキビキ。続けてもらえるかしら、マミ」
マミ「ウフフ・・・わかったわ。美樹さんが帰ってきたころ、私の身体はほぼ完治していた」
さやか「じゃあなんで・・・」
マミ「ワルプルギスの夜を倒すためだったの」
63: 2011/04/26(火) 01:05:17.09 ID:whU2+9DE0
マミ「強い正の感情にもソウルジェムが反応することを知った暁美さんはそれを利用してワルプルギスの夜を倒すことにした」
マミ「確実に勝つためには感情の変動が大きれば大きいほどいい。そこで美樹さんと佐倉さんを絶望のどんぞこに一度叩き落とし」
マミ「そこから一気に希望を持たせるという作戦を行うと決めたの。その希望を持たせるための存在が私」
マミ「だから姿を見せるわけには行かなかったの、ごめんなさい」
杏子「なるほど、ね・・・恐れ入るぜほむらには」
さやか「てかこの作戦、結構ひどいよねー。あたしと杏子的に」
ほむら「否定はしないわ。人の感情を利用した最低の作戦よ」
マミ「でも分かってあげてほしいわ、暁美さんの気持ちも」
まどか「うん、もちろんだよ。ほむらちゃんは優しいもん」
さやか「ま、勝てたからそんなに気にしてないよ」
杏子「だな、結果オーライさ」
マミ「確実に勝つためには感情の変動が大きれば大きいほどいい。そこで美樹さんと佐倉さんを絶望のどんぞこに一度叩き落とし」
マミ「そこから一気に希望を持たせるという作戦を行うと決めたの。その希望を持たせるための存在が私」
マミ「だから姿を見せるわけには行かなかったの、ごめんなさい」
杏子「なるほど、ね・・・恐れ入るぜほむらには」
さやか「てかこの作戦、結構ひどいよねー。あたしと杏子的に」
ほむら「否定はしないわ。人の感情を利用した最低の作戦よ」
マミ「でも分かってあげてほしいわ、暁美さんの気持ちも」
まどか「うん、もちろんだよ。ほむらちゃんは優しいもん」
さやか「ま、勝てたからそんなに気にしてないよ」
杏子「だな、結果オーライさ」
64: 2011/04/26(火) 01:11:01.90 ID:whU2+9DE0
男「んじゃそろそろ飯を食いに行くか!」
ほむら「残念ながら、お店はやってないわ」
一同「え!?」
ほむら「・・・考えても見なさい。街を滅ぼしかねない大事件があったのよ」
一同「あー・・・たしかに」
男「なら取るべき道は一つだな」」
男「自分たちで飯作ろうぜ! 場所はそうだなー、誰かの家でどうだ?」
ほむら「残念ながら、お店はやってないわ」
一同「え!?」
ほむら「・・・考えても見なさい。街を滅ぼしかねない大事件があったのよ」
一同「あー・・・たしかに」
男「なら取るべき道は一つだな」」
男「自分たちで飯作ろうぜ! 場所はそうだなー、誰かの家でどうだ?」
65: 2011/04/26(火) 01:13:37.97 ID:whU2+9DE0
まどか「うちなら材料もたくさんあるし、台所も広いよ」
さやか「あたしん家は・・・別にいいけどまどかん家のほうがいいと思う」
マミ「残念ながら私の家の食べ物はほとんど食べられないわね」
ほむら「私はまどかの家がいいわ」
杏子「んじゃまどかの家ってことで」
男「おk。俺の料理スキルをご披露してやるぜ!」
さやか「えぇー、男って料理ダメっぽそう」
まどか「そんなことないよぉ。男さん料理すごく上手だった」
ほむら「人は見かけによらないものね」
マミ「料理の出来る男の人って素敵だと思うわ」
杏子「マミ・・・男はあたしのモノだからな!」
男「やっと素直になったか」
杏子「う、うるせぇバカ!」
さやか「あたしん家は・・・別にいいけどまどかん家のほうがいいと思う」
マミ「残念ながら私の家の食べ物はほとんど食べられないわね」
ほむら「私はまどかの家がいいわ」
杏子「んじゃまどかの家ってことで」
男「おk。俺の料理スキルをご披露してやるぜ!」
さやか「えぇー、男って料理ダメっぽそう」
まどか「そんなことないよぉ。男さん料理すごく上手だった」
ほむら「人は見かけによらないものね」
マミ「料理の出来る男の人って素敵だと思うわ」
杏子「マミ・・・男はあたしのモノだからな!」
男「やっと素直になったか」
杏子「う、うるせぇバカ!」
66: 2011/04/26(火) 01:18:09.40 ID:whU2+9DE0
――数年後、朽ち果てた教会
神父「汝男は、この女佐倉杏子を妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、
神父「共に歩み、他の者に依らず、氏が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
男「誓います」
神父「汝佐倉杏子は、この男男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、
神父「共に歩み、他の者に依らず、氏が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
杏子「誓います」
神父「汝男は、この女佐倉杏子を妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、
神父「共に歩み、他の者に依らず、氏が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
男「誓います」
神父「汝佐倉杏子は、この男男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、
神父「共に歩み、他の者に依らず、氏が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
杏子「誓います」
67: 2011/04/26(火) 01:21:39.34 ID:whU2+9DE0
まどか「素敵だったなぁ、結婚式」
さやか「うんうん。杏子のドレス姿、よかった」
マミ「私も男さんみたいな素敵な男性と結婚したいものね」
ほむら「男が素敵・・・? 理解しかねるわ」
さやか「ほむらに同意。マミさん変な男に引っかかりそうて心配ですよ」
男「お前ら本当に言いたい放題だな・・・ったく」
杏子「ははは、もっと言ってやれ」」
まどか「ご結婚おめでとうございます、男さん、杏子ちゃん」
マミ「素敵な結婚式だったわ。羨ましいわね」
男「ん、どうも。まどかとマミは礼儀正しいのにさやかとほむらときたら・・・やれやれ。いくつになってもガキだな」
さやか「ガキっていうな!」
杏子「その反応はガキといわれてもしかたねーなぁ」
まどか「あ、写真撮るみたいですよ」
男「せっかくだし、このメンツだけで一枚お願いするかな。すいませーん」
さやか「うんうん。杏子のドレス姿、よかった」
マミ「私も男さんみたいな素敵な男性と結婚したいものね」
ほむら「男が素敵・・・? 理解しかねるわ」
さやか「ほむらに同意。マミさん変な男に引っかかりそうて心配ですよ」
男「お前ら本当に言いたい放題だな・・・ったく」
杏子「ははは、もっと言ってやれ」」
まどか「ご結婚おめでとうございます、男さん、杏子ちゃん」
マミ「素敵な結婚式だったわ。羨ましいわね」
男「ん、どうも。まどかとマミは礼儀正しいのにさやかとほむらときたら・・・やれやれ。いくつになってもガキだな」
さやか「ガキっていうな!」
杏子「その反応はガキといわれてもしかたねーなぁ」
まどか「あ、写真撮るみたいですよ」
男「せっかくだし、このメンツだけで一枚お願いするかな。すいませーん」
69: 2011/04/26(火) 01:34:12.08 ID:whU2+9DE0
杏子(ワルプルギスの夜との戦いから数年・・・私は男と暮らしながら魔法少女をやってる)
杏子(ワルプルギスを倒したからって終わるわけじゃない。この戦いが終わることはない)
杏子(まぁ最近は大物が出なくなって楽っちゃ楽かな)
杏子(男は無事就職できたし、将来安泰だぜ)
杏子(他のみんなは大学行ってるみたい。まどか以外は魔法少女続けてる)
杏子(たまに、30すぎても魔法少女はキツイよなぁなんて話をしたり。ははは、せめてコスチューム変えたいね)
杏子(魔法少女は命がけだからやめたい、でもやめたら生きていけない。因果なもんだね)
杏子(でも最近はこう考えるようになった。魔法少女は命がけっていうけど、それは魔法少女に限った話じゃないんじゃないかと)
杏子(例えば事故にあったり、階段から転げ落ちたり、突然刺されたり・・・人生ってのは何が起きて氏ぬか分からねぇ、常に命がけなんだ)
杏子(そう考えれば、魔法少女ってのはそんなに苦でもなくなる。むしろ普通の人間より氏にづらいからラッキー・・・なんてね)
杏子(唯一、子供を残せないのが本当に残念なんだけどさ。男はそれでも受け入れてくれたから、いいかな)
男「杏子、写真撮るぞー!」
杏子「すぐ行くよ」
おわり
杏子(ワルプルギスを倒したからって終わるわけじゃない。この戦いが終わることはない)
杏子(まぁ最近は大物が出なくなって楽っちゃ楽かな)
杏子(男は無事就職できたし、将来安泰だぜ)
杏子(他のみんなは大学行ってるみたい。まどか以外は魔法少女続けてる)
杏子(たまに、30すぎても魔法少女はキツイよなぁなんて話をしたり。ははは、せめてコスチューム変えたいね)
杏子(魔法少女は命がけだからやめたい、でもやめたら生きていけない。因果なもんだね)
杏子(でも最近はこう考えるようになった。魔法少女は命がけっていうけど、それは魔法少女に限った話じゃないんじゃないかと)
杏子(例えば事故にあったり、階段から転げ落ちたり、突然刺されたり・・・人生ってのは何が起きて氏ぬか分からねぇ、常に命がけなんだ)
杏子(そう考えれば、魔法少女ってのはそんなに苦でもなくなる。むしろ普通の人間より氏にづらいからラッキー・・・なんてね)
杏子(唯一、子供を残せないのが本当に残念なんだけどさ。男はそれでも受け入れてくれたから、いいかな)
男「杏子、写真撮るぞー!」
杏子「すぐ行くよ」
おわり
70: 2011/04/26(火) 01:36:55.93 ID:whU2+9DE0
前スレから書き続けてるのは全部俺
ケータイになってから別人じゃね?とか言われてたけど
まぁしかし、ケータイで書いたところをPCで見直したらなんかすごぶるひどかったぜ
ケータイになってから別人じゃね?とか言われてたけど
まぁしかし、ケータイで書いたところをPCで見直したらなんかすごぶるひどかったぜ
71: 2011/04/26(火) 01:37:13.31 ID:3D9GhOTJ0
乙
おもしろかった
おもしろかった
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります