〜数日後〜

コンコン

提督「どうぞ」

長門「失礼する」ｶﾞﾁｬ

提督「ああ、長門さんか、どうかした？今日は非番の筈だけど……」

長門「いや、その、提督にこれをわたそうと思ってな」つ［meiji］

提督「うん？おお、明治のチョコレート……あ、そういえば今日は……」

長門「うむ、バレンタインデーだからな。手作りでなくて悪いが、許してほしい」

提督「いやいや、こういうのは気持ちが嬉しいのですよ、ありがとうございます。それに、

チョコレートも随分と久しぶりだ」

扶桑「提督、バレンタインってなんですか？」

山城「聞いたことありせんね？」

提督「ああ、バレンタインってのは深海棲艦が出現する前まであったイベントだよ、親しい

友人や知人に感謝や親愛の念を込めてチョコレートを送るイベントだ」


長門「私もつい先日雑誌をみて知ったのだが、深海棲艦に海上輸送網を寸断されて普通のチ

ョコレートもなかなか手に入らなくなり、戦局の悪化とともにイベントそのものがなくなっ

てしまったらしい。艦娘の出現で戦線を押し返したお陰で物流が回復して、バレンタインデ

ーが復活したのもつい最近だそうだ」

扶桑「なるほど、そんなイベントがあったのですね」

山城「ということは、このチョコレートは私達が頑張った一つの結果なのね」

提督「いやはや、そう思うと、このチョコレート一枚でも感慨深いものですねぇ……うん、

うまい」ｶﾞｻｶｻﾞﾊﾟｷﾝ

長門「私の話はそれだけだ、これからもよろしく頼む提督」

提督「こちらこそよろしく頼みますよ長門さん、頼りにしています」

長門「ふ、このビッグセブンにまかせておけ」ﾄﾞﾝｯ

バタン

提督「……いやはや、深海棲艦の出現からこっち、女性からチョコを貰えるなんていろんな

意味で都市伝説だとおもってたよ、頑張って戦ってきた甲斐があったというもんだ」ﾆｺﾆｺ

扶桑「あらあら、おめでとうございます提督」ﾆｺﾆｺ

山城「あー、バレンタインなんて知らなかったから何も用意してなかったわ……ごめんなさ

い」

提督「私は二人が居てくれればそれだけで幸せだよ、気にしないでくれ」ﾆｺﾆｺ

＊提督と扶桑姉妹はケッコン済み




コンコン

提督「お？どうぞ」

鈴谷「ちーっす」ｶﾞﾁｬ

提督「うん？鈴谷さんどうしたの？」

鈴谷「提督、今日バレンタインデーだからね、最上型の皆で作ったチョコあげるね！」ﾄﾞｻﾄﾞ

ｻ

提督「おおっ！有難う鈴谷さん！最上さん達にもお礼を言っておいてくれ」 ﾆｺﾆｺ

鈴谷「あいよー、そんじゃこれからもよろしく、いつもありがとねー！」ﾊﾞﾀﾝ

提督「いやあ、新鮮だ、同級生からプレゼントをもらったような気分だ……うん？」

コンコンガチャ！！

金剛「ヘーイ！提督！私達金剛型四姉妹のChocolate受け取って欲しいでーす！」ドサドサ

提督「おおっと、有難う金剛さん、妹さん達にもよろしくね」ﾆｺﾆｺ

バタン＜ｵﾔ、ﾌﾞｯｷｰｺﾝﾆﾜﾃﾞｰｽ!!
　　　　ｺﾝﾆﾁﾜｰ!

コンコン＜提督おられますかー！

提督「どうぞー」

がちゃん

吹雪「司令官さん！いつも有難うございます！特型の皆で作りました！もらってください！

」ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻ

提督「う、うん、ありがとう、吹雪（一人一人の量は普通だけど、人数があるから多いね）

」ﾆｺ

そして……

不知火「指令、陽炎型の皆から……」

朝潮「朝潮型の皆で……」

大和「大和型の特性チョコレートで……」



赤城「正規空母の皆さんからです、沢山食べてくださいね」ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞ

ｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄ

ﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻ

提督「お、おう……あ、ありがとう赤城さん」ﾋｷﾂﾘ

〜チョコレート集計中〜

〈数百個のチョコレートの山〉

提督「……（白目）」

扶桑「……て、提督？よ、良かったですね、艦隊の皆さんから大変好かれてますよ」

山城「うわぁ……チョコの山だわ……流石にこの量はみてるだけで胸焼けしそう」

提督「チョコレート多すぎい！！百五十人近い艦娘全員からっていくらなんでも多すぎい！

！あと正規空母組は私にどんだけチョコを食わせる気だ！？」

扶桑「……どうなさるのですか？」

山城「提督、まさかとは思いますが……これお一人で……？」

提督「食べるよ！せっかく皆が用意してくれたんだ！！他の人に配ったりするのは義に反す

る！！」

扶桑「……（無駄に男らしいわね、山城）」ｺｿｺｿ

山城「……（不器用な人ですね、姉様）」ｺｿｺｿ

提督「でも……流石に小分けにして食べないと氏ぬ、ちょっと明石さんとこにいって保存用

の業務用冷蔵庫買ってくるわ……」ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

扶桑「山城、提督は本気で食べきるつもりのようね」

山城「姉様、私、提督の血糖値が心配だわ」

〜そんなこんなで〜

提督「これは、壮観だな」

[業務用冷蔵庫]＜チョコでパンパンだぜ！

扶桑「いつから鎮守府の執務室はお菓子問屋になったのかしら……」

山城「一体、何十万キロカ口リー分なの？」

提督「よし、これでかなり持つはずだ、多少味がおちるかもしれないけど、一夏くらいは持

つだろう」

提督「私はチョコレートなんかにまけない！」キリっ

〜一ヶ月後〜

提督「チョコレートには勝てなかったよ……」（レOプ目）

扶桑「提督、しっかりしてください、まだ五分の一も食べきってませんよ」

提督「いや、扶桑さん、無理ですよ、私元々チョコレートが氏ぬほど好きってわけでもない
一般ピーポーですよ？なのに毎日毎日お菓子にチョコレートを食べ続けるってなかなか
ハードというか、チョコレートの油分で胃が持たれてキツイというか……あ、鼻血が……」ﾂｰ

扶桑「チョコレートで鼻血って科学的には根拠がない筈なんですが……」ﾊﾅｼﾞﾌｷﾌｷ

山城「カカオは元々興奮作用がありますし、頭に血が登っているんじゃないかしら、姉様」ｳ

ﾁﾜﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

コンコン＜明石屋でーす！

提督「あ、どうぞ入ってください」

明石「どうも提督、ご注文の品をお持ちしました！」ｶﾞﾁｬ

妖精「もってきましたー」
妖精「大量ですよー」
妖精「何するです？」
妖精「提督さんお菓子問屋でも始めるですかー？」

ドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサ
ドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサドサ

扶桑「て、提督……？」

山城「なによこの段ボールの山……」

提督「……ホワイトデーのお返し用だ」

明石「では、ご注文のマーガリン10000グラム、砂糖6000グラム、卵黄200個、小麦粉15000
グラム、業務用オーブンレンジ1つ、プレゼント包装用紙300枚、確かに納入しました！
毎度ありがとう御座います!」ﾊﾞﾀﾝ

扶桑「」

山城「」

＊クッキー一人分（十枚）、マーガリン35g砂糖20g卵黄1個分小麦粉50g（クックハ◯ッド調

べ）を余裕を持って約300人分程度用意してあります

提督「さあ……今夜は徹夜だ……（レOプ目）」

扶桑「……お手伝いします」

山城「……私も」

提督「いや、これは私がやらねばならないことだ、二人には私のかわりに提督代行として執

務を頼む、あともうしわけないが有給をもらうぞ」

扶桑「本当貴方という人は……」ﾊｧ

山城「有給とるなら休みなさいよ……」



提督「さぁて、クッキーなら簡単な筈だ、大丈夫だ、私ならやれるはず……」

〜ホワイトデー後〜

提督「……当分クッキーは見とうない……」ｸﾞｯﾀﾘ

扶桑「クッキーの評判は上々でしたよ、ただ、提督があからさまに疲労困憊で目に隈まで作ってましたから、大丈夫なのかと心配する声が鎮守府中で聞こえます」ｱﾀﾏﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

山城「姉様の膝枕は気持ち良いですか提督、はい、あ～ん」つお粥

提督「あ〜ん……（ああ〜^^癒やされるんじゃ〜やっぱり扶桑型は最高なんじゃ〜）」

コンコン

提督「あ、どうぞ」ﾑｸﾘ

山城（ケッコンカッコカリして気づいたけど、提督って私達以外には基本的に弱みを見せないのよね）ｺｿｺｿ

扶桑（提督は普段は意地をはってだれにも甘えられない人ですもの）ｺｿｺｿ

ガチャ

雷「提督、調子悪いってきいたけど、大丈夫！？」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

提督「ああ、大丈夫だ、少しつかれてるだけだから、心配してくれてありがとう雷」

雷「そういう時は私に頼ってくれていいいのよ！」

提督「うんうん、今度はたよらせてもらうよ」ﾆｺﾆｺ

雷「絶対よ？あそういえば、皆で提督の為にお見舞いを用意しようって話になったの！」

提督「うんうん、ありがとう」ﾆｺﾆｺ

雷「でね、疲れた時は甘いものが良いって聞いて、甘い何にしようかって話になってね、明石さんが提督は業務用の冷蔵庫を用意するくらいのチョコ好きだっていってね」

提督「うんうん…………うん？」

扶桑・山城「「あ……（察し）」」

雷「ジャジャーン！！皆で用意した特性チョコレートホンデュセットよ！！」

響「ハラショー、こいつは甘そうだ」

電「司令官さんの為にチョコもフルーツもたくさん用意したのです！」

暁「おかわりも用意してあるわ！」

［チョコレートの大鍋］＜やあ

扶桑（ワゴンにのせられた大鍋に並々とホットチョコレートが……）ﾁﾗｯ

山城（普通なら美味しそうだけど……今の提督には……）ﾁﾗｯ

提督「おお〜、こいつはおいしそうだ、ありがとうみんな、これでわたしはあしたもがんばれるよ（白目）」

扶桑・山城((白目向いてるー！？))ｶﾞﾋﾞｰﾝ

扶桑（大変よ山城、提督がぶっ壊れる寸前だわ！）

山城（それでも食べる気よ扶桑姉様！ノーといえる日本人になってよ提督！）

雷「チョコレートをたっぷりつけてっと、はい、どうぞ提督、あ～ん」ｷﾗｷﾗ

扶桑（あ、駄目だわ、あのキラキラした上目遣いジツは断われないわ、山城）

山城（アイエエ！？おおブッダよ、寝ているのですか！？）

ていとく「あ～ん……うん、おいしいよいかづち、ありがとう、そうだ、みつびしといしやまにもたべさせてあげよう、こっちにきなさい」

三菱？（みつびしって誰……って名前欄が！？え、『三菱ふそう』ってこと！？）

石山？（石山は山城のとなりぃ！微妙にズレてるわよ！？石山本願寺は大阪、山城は京都よ！？完全に間違ってるじゃない！？ていうか提督本当に大丈夫！？）

雷「扶桑さんも山城さんも遠慮せず食べてね！あ、提督ももっともーっと、たくさん食べてね！はい、あーん！」ｽﾞｲ

暁「あ、あーん」ｽﾞｲ

響「ハラショー、こいつは楽しい」ｽﾞｲ

電「ど、どうぞなのです」ｽﾞｲ


てitoku「じゅんばんにもらおう」


〜提督はその後、鍋に残ったチョコレートまでしっかり飲み干しました〜

提督「」ﾁｰﾝ

扶桑「提督、大丈夫ですか？ほら、胃薬と白湯です」つ旦ｿｯ

山城「フゥ、ここまで我慢せずに途中で断ればいいのに」ｳﾁﾜﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

提督「彼女達の厚意を無碍にはできないよ」

扶桑「ものには限度があります」

山城「提督は我慢しすぎよ、まったく」

提督「うーむ……」

扶桑「……そういえば提督、そろそろ人間ドックの時期では？」

山城「最近チョコレートばっかりで、すこし太ったような気がするし、ちょっとばかりやばいんじゃない？」

提督「うっ……まあ、大丈夫だろ」

〜一週間後〜

提督「大丈夫じゃなかったよ（白目）」

医者『完全に運動不足でカ口リーが消費しきれてませんね、生活習慣を改善しないとやばいよあんた、ぶっちやけMK5(マジでくたばる5年前)だよ』

提督「アイエエ……痩せなきゃ……(切迫感)」

提督「しかし執務が忙しい……どうしようか……あ！そうだ、いい事おもいついたぞ！明石さん！明石さんはいますか！」

〜数日後〜


提督「ぜえ……はぁ……ぜえ……はぁ……扶桑、次の書類を頼む」ｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬ

扶桑「はい、こちらです」

提督「ぜえ……はぁ……え、遠征班は適宜入れ替えながら……ぜえ……はぁ……駆逐艦隊のレベルの底上げをするように……ぜえ……はぁ……」ｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬ

扶桑「はい、改造に至った駆逐艦と未改造の駆逐艦を入れ替えていきます」

提督「ぜえ……はぁ……山城……ぜえ……はぁ……どう、した……?ぜえ……はぁ」ｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬ

山城「ｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬうるさーい！！どうしたはこっちのセリフよ！！なんでトレーニング器具のあの自転車みたいな奴に乗りながら執務してるのよ！？」

提督（onエアロバイク）「これは……エアロバイク……というものだ……人間ドックにいったら医者から急激に数値が悪化していると警告を受けてな……ぜえ……はぁ……とにかく運動してカ口リーを消費せねばと……ぜえ……はぁ……思ってな……」ｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬｶﾞｯｼｬ

扶桑（ツッコミ待ちかと思ってスルーしてたけど、大真面目だったのね……）

山城（何気に理由が切実……）

提督「煩いとは……思うが……出来ればスルーしてほしい……ぜえ……はぁ……」

〜一ヶ月後〜

提督「まぁ、こうなるか」ﾑｯｷﾑｷ

扶桑「やだ……提督逞しい……ムッキムキだわ山城……/////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

山城「毎日チョコレートでカ口リーを過度に摂取しつつ、それを消費しきる程に運動してたら……まぁ、ねぇ？アスリートかって突っ込みそうだったわ」

提督「この前久しぶりに大本営にいったら友人知人から誰テメエってビビられたよ」(´・ω・`)ｼｮﾝﾎﾞﾘ

山城「友人がいきなりバーボンハウスのマスターから壁殴り代行みたいになったら誰だってそう言うわよ」

回想

提督「よ、久しぶり」ﾑｷｯ

T督「お、その声は同期の提督、ひさしぶ……うわあぁ！！！？？？」（椅子から転げ落ちる）

丁字「どおしt……うおおお！？誰だお前！？戸愚呂か！？」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ　ﾀﾞﾚｱｲﾂ　ｻﾞﾜｻﾞﾜ　ｵｰｶﾞ？

伊勢「ファッ！？日向、日向、あの人もしかしてT督の同期のあの提督！？」

日向「……うん？」

提督「……お？」

日向「…………」

提督「…………」

日向「………………フン！」ﾑｷｯ!

提督「………………ハッ！」ﾑｷﾑｷｯ!!

日向・提督「……………………(硬い握手)」ｶﾞｼｨｯ!

伊勢「なぁにこれぇ」


回想終わり

提督「むん！」ﾑｷｯ

青葉「ナイスポージング！キレてます＊！キレてますよ提督！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

＊キレてる：ボディービルダーへの褒め言葉、筋肉の筋の切れ目などがよくキレているという意味

山城「どっから現れたの青葉」

青葉「筋肉増量の秘訣は？」

提督「チョコレートと運動」

山城「話を聞け！」

提督（しかし、もっと沢山カ口リーを消費せねば……どうしようか）

提督（出来ればエアロバイクで鍛えた脚力を活かせるものが……あっ！あった！あれがあった！！）

提督「ポージングしてる場合じゃねぇ！ちょっと明石さんとこいってくる！！」

扶桑「提督！？」

山城「また余計なこと思いついたの！？」

〜数日後〜

提督(on足漕ぎボート)「よし……これだ！」

扶桑「これだ！……じゃないですよ提督」

山城「気でも狂ったんですか提督」

提督「ふっ……やってみなけりゃわからんさ！行くぞウオオオオオ！」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬｶﾞｼｬｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

扶桑「な！？すごく速い！！」

山城「30ノットはでてるわよ！？私達より速い！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

＊艦これでは大体30ノット前後から高速艦に分類される

扶桑「第一艦隊出撃！最大戦速！！提督においていかれるわよ！？」

赤城「ちょっと待って……アッ……！？敵艦隊発見！！会敵します！？」

提督「単縦陣！同航戦に入れ！！」

〜戦闘開始〜
ｼｭｼｭｼｭｼｭ
提督　　　　　　タ級
扶桑　　　　　　タ級
山城　　　　　　ヲ級
赤城　　　　　　ヲ級
加賀　　　　　　チ級
青葉　　　　　　チ級




ﾌﾞｰﾝ
［指揮官突撃フェイズ］

　　　　　　ｲﾔｰｯ!!　ｸﾞﾜｰｯ!?
＝＝＝＝＝＝提督タ［轟沈］
扶桑!?　　　　　タ級!?
山城!?　　　　　ヲ級!?
赤城!?　　　　　ヲ級!?
加賀!?　　　　　チ級!?
青葉!?　　　　　チ級!?







・　　　　　｜｜タ［轟沈］
扶桑　　　　｜｜タ［轟沈］＜ｱｲｴｴ!?
山城　　　　｜｜ヲ［轟沈］＜ﾆﾝｹﾞﾝ!?
赤城　　　　｜｜ヲ［轟沈］＜ｦ!?
加賀　　　　｜｜チ［轟沈］＜ｱﾍﾞｼ
青葉　　　　提督チ［轟沈］＜ｷﾞｴｴ!?
　　　　　　ｳｵｵｵ!





提督＜ﾔｯﾀｾﾞ 　 　［轟沈］
扶桑　　　　　　　［轟沈］
山城　　　　　　　［轟沈］
赤城　　　　　　　［轟沈］
加賀　　　　　　　［轟沈］
青葉　　　　　　　［轟沈]
　　　　　　



〜完全勝利　Ｓ〜





提督Lv150 MVP＜ｶﾛﾘｰｼｮｳﾋｾｲｺｳ!!
扶桑Lv150
山城Lv150
赤城Lv99
加賀Lv99
青葉Lv99　ｱｵﾊﾞﾐﾁｬｲﾏｼﾀ


進軍　撤退←ﾋﾟｺｰﾝ

〜艦隊が帰投します〜

提督「いける！行けるぞ！これなら戦果とカ口リー消費を同時に行える！そうと決まれば遠征だ！」

扶桑「提督が人間をやめてしまったわ山城」

山城「遠征ってなにするのかしら……」

青葉（これは大スクープですよ！こうしちゃいられません！）

～とある海域にて～

伊勢(大破)「ああ……こりゃだめかも……日向にげて……」

日向(中破)「諦めるのは早い……だが……このままでは……」

T督「くっ強い！大丈夫かみんな！？だれか……だれか助けてくれ！」

南方棲戦鬼「フフフ絶望ナサイ……誰ガ助ケニ来ラレルトイウノ？」

？？？「いるさ！ここに一人な！！」

南方棲戦鬼「ナッ！？オ前ハ！？」

T督「あの筋肉モリモリマッチョマンなシルエットは！？」

提督「助けに来たぞT督！」

T督「コブr……じゃなかった提督！！来てくれたのか！！」

提督「行くぞ！」

南方棲戦鬼「ザッケンナコラー！！ミンナカカレー！！」

提督「邪！！チェリアァァ！！」ﾌﾞｵﾝ

レ級「たわば！？」

提督「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ！！！」

タ級「アベシ！？」

提督「破ぁ！！！」

ヲ級「ヲッ！？」(光の中に消え去る)

提督「イヤーッ！！」

南方棲戦鬼「グワーッ！？サヨナラ！？」ﾊﾞｸﾊﾂｼｻﾝ

T督「ゴウランガ！なんというワザマエ！(混乱)」

日向「そうか……艦載機を放って足漕ぎボートで突撃……これだ……(錯乱)」

伊勢「提督ってなんなのさ(哲学)」

T督「しかし、あいつも変わったなあ……」

青葉「あのお、T督さん」

T督「うん……？おまえさんは提督のとこの……」

青葉「ちょおおっと、お話が……」

〜そんなこんなであっちこっち手助けしながら数ヶ月後〜

ワットちゃんねる

【大本営】大本営発表総合雑談スレ　PART　XXX【速報】

1 ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****

このスレはワットちゃんねる大本営発表総合雑談スレです！

大本営発表の検証などについては別途専門スレを参照してください！





**：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
今月の広報になんか凄い奴がいる件

https：//＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊（マッスルポーズの提督）

なんだこいつ（困惑）



** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ファッ！？なんやこの筋肉の化け物！？


** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ハイハイ大本営発表おｔ……なんやこれ……


**：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ひええええ！？おい、これまじ！？

https：//＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊（提督にぶっ飛ばされているタ級）

** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****

おい　おい



**：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****

提督ってスパルタ兵やったっけ


** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
（防衛機密は）まずいですよ

**：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
憲兵「ドーモ憲兵です」


** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
アイエエ！？

** ：T督：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ああ、こいつか、俺と同期なんだけどマジでこいつスゲー提督だから

これ戦績な

https：//＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊（提督の階級とか色々）



** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
……横須賀鎮守府所属元帥？

** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ガチ最古参の歴戦提督じゃねえか！？(|||ﾟДﾟ)

** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ちょっとまて！？昔の写真はもっと細いぞ！？


** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
ここ半年で何があったんや……

** ：AOBA：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
青葉、みちゃいました

https：//＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
なんやこの超人

** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
チョコレートってなんだよ（哲学）

** ：名無しさん：****/**/**(*)**:**:**.** ID:*****
しかし、そんなにチョコレートがすきなのかこの提督……

あ、良い事思いついた！！

～チョコレート生活開始から数か月経過～

提督「ついに……ついに……完食したぞおおおお！！！！」

[冷蔵庫]＜カラッポだぜ

扶桑「おめでとうございます提督！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

山城「お疲れ様でした提督！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

提督「カ口リー消費の為の運動でシュワルツェネッガー並の肉体になったり、単騎で敵陣に殴り込んだり、他の鎮守府の助っ人に入ったりと働き続けた結果、いつの間にか横須賀の元帥まで昇進していたが、その苦労も今日までだ！！」

扶桑「他の艦隊とすれ違う度に『チョコレート提督のとこの艦隊だ！』って指をさされる日々もおしまいですね」

山城「いつでもどこでもチョコレート食べながら指揮してたせいで『横須賀のチョコレート工場長』とか陰口を叩かれるのも今日までですね」

提督「なにそれ初耳なんだけど」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

ﾊﾞｰﾝｯ!!

長門「提督！！表に提督宛の荷物がトラック一杯届いてるぞ！？なんだあれは！？」

提督「は？」

扶桑「その様な予定あったかしら……」

山城「あ、これの事かしら？」ピラ

指令書『検閲済み個人宛郵便物配達予定日』

大淀「ここが司令室ね、どうも、大本営から伝令に来ました」ｶﾞﾁｬ

提督「あ、どうも、いったいどうしたのですか？何故私宛に大量の荷物が？」

大淀「ええ、実は、大本営の広報誌であり、全国の青葉達のネットワークを駆使して発行されている『青葉見ちゃいました！』に提督の記事を乗せたら大好評を頂きまして、全国のファンの皆様からのプレゼントと、先の作戦で提督にお世話になった他艦隊の皆様からのお礼が届いています」

提督「ええ！？」

扶桑「凄いですよ提督！」

山城「怪我の功名ですね提督！」

大淀「その記事がこちらです」ピラ

提督「ええ、なになに？『筋肉モリモリマッチョマンのスーパー元帥、強さの秘訣は大好物のチョコレート！！』……は？」

扶桑・山城「あ……(察し)」

提督「……『三食必ずチョコレートを食べる程のチョコレートジャンキーである提督は、執務中、作戦中、戦闘中、トレーニング中とあらゆるときにチョコレートを食べている、その有り余るカ口リーを全て戦いのために使い、普通の提督の三倍働く彼を同僚たちは畏怖を込めてこう呼ぶ『横須賀のチョコレート提督』と』……スゥーーハァーースゥーーハァーー……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

提督「……『チョコレート提督の艦隊の青葉の密着レポートによいれば、かれは強さの秘訣を『チョコレートと運動』だと答えており、彼の強さの秘訣はやはりチョコレートで間違いないという。噂によれば彼が今まで戦ってきたのはチョコレートの海上輸送ルートを確保するためだとか、同僚の同期T督に話を聞いたところ『チョコレートが市場に流通するようになってからいきなりアイツムキムキになりやがって氏ぬほどびっくりした、後この前は助けてくれてありがとう』と語っており……』」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ　ﾌﾞﾁﾝ

提督「なんじゃあこりゃあ！？」

大淀「いやもう、提督のインパクト一杯の様相とチョコレートという分かり易いキャラ付けのお陰でワットちゃんねるを始めとしたネット掲示版で大人気になりまして」ｼﾘｮｳﾍﾟﾗﾍﾟﾗ


大淀「先月半ばに『【筋肉モリモリ】俺達のチョコレート提督にチョコレートを届けて国防に貢献するスレ【マッチョマン】』というスレッドが祭り騒ぎになって全国から提督宛にチョコレートがトラック一杯に届いております！」ﾆｺﾆｺ

提督「」

大淀「ではでは、これからも一層の活躍を祈っておりますよ、チョコレート提督殿！」ｽﾀｺﾗｰ


トラック満載のチョコ＜人気者だな！


提督「……」

提督「…………」

提督「………………」

提督 「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」

扶桑「て、提督……？」

山城「このチョコ……どうするの……？」

提督「……決まっているでしょう？」

扶桑・山城「……ああ(諦観)」

提督「あ、明石さん明石さん、ちょっと」ﾃﾏﾈｷ

明石「はい」

提督「業務要冷蔵庫……追加で三つ納入お願いします……(白目)」



艦！！！

読んでくださった方、有難うございました

失礼致しました

乙です