1: 2012/04/03(火) 00:15:11.42 ID:C+SOFFdp0
女「いいじゃない名前くらい教えてよ」
男「俺に名前などない」
女「でも胸元のネームプレートには男って書いてあるよ?難しい漢字だね、何てよむの?」
男「・・・おとこ」
女「へえ!変わった名前だね。よろしくね!」
男「・・・よろしく、だと?貴様、初対面のくせに馴れ馴れしい奴だな」
女「まあまあそう言わずに。あ、私の名前は女!一応同じクラスなんだけど・・・」
男「お前のことなど知らん」
女「そっかー・・・(噂どおり、気難しい人なんだね)」
6: 2012/04/03(火) 00:18:17.86 ID:C+SOFFdp0
男「ところで貴様、何故俺に話しかけてきた」
女「うん、えっと言いにくいんだけど・・・うふふ」
男「なんだ、言うならはっきり言え」
女「その、男くんの背中に"馬鹿です"って書いてある張り紙が・・・」
男「!??・・・しまった、いつのまに背後を取られたか・・・」
女「一体誰がこんなことしたんだろうね、それにしても・・・」
男「・・・なんだ」
女「男くんって、以外とおっちょこちょいなんだね!あははっ」
男「わ、笑うでないのだ!!!」
女「うん、えっと言いにくいんだけど・・・うふふ」
男「なんだ、言うならはっきり言え」
女「その、男くんの背中に"馬鹿です"って書いてある張り紙が・・・」
男「!??・・・しまった、いつのまに背後を取られたか・・・」
女「一体誰がこんなことしたんだろうね、それにしても・・・」
男「・・・なんだ」
女「男くんって、以外とおっちょこちょいなんだね!あははっ」
男「わ、笑うでないのだ!!!」
8: 2012/04/03(火) 00:20:42.35 ID:C+SOFFdp0
(昼休み)
ビXチ1「ねえー女ちゃん!なんであんなキモイ男と話してたの??」
女「んー、なんか雰囲気独特で、魅力的じゃない?」
ビXチ2「えー!女ってマジ変わってるよねー」
ビXチ3「うんうん。女ってマジかわいいし頭もいいんだからさー、あんな男勿体無いよ!」
女「あははー、そうかな?そんなことないよ~」
地味女「あの、女さん」
女「ん?何?」ニッコリ
地味女「この間借りた本返そうと思って・・・。おもしろかったです、ありがとうございました!」
女「いえいえ!また興味ある本とかあったら言ってね?」
地味女「はい!」
男「(ふむ・・・あの女とかいう雌豚。どうやらそこそこ人気があるようだな)」
男「(だが俺には関係ない・・・。)」
ビXチ1「ねえー女ちゃん!なんであんなキモイ男と話してたの??」
女「んー、なんか雰囲気独特で、魅力的じゃない?」
ビXチ2「えー!女ってマジ変わってるよねー」
ビXチ3「うんうん。女ってマジかわいいし頭もいいんだからさー、あんな男勿体無いよ!」
女「あははー、そうかな?そんなことないよ~」
地味女「あの、女さん」
女「ん?何?」ニッコリ
地味女「この間借りた本返そうと思って・・・。おもしろかったです、ありがとうございました!」
女「いえいえ!また興味ある本とかあったら言ってね?」
地味女「はい!」
男「(ふむ・・・あの女とかいう雌豚。どうやらそこそこ人気があるようだな)」
男「(だが俺には関係ない・・・。)」
10: 2012/04/03(火) 00:25:13.12 ID:C+SOFFdp0
放課後
女「男くん!」
男「・・・またお前か。何のようだ」
女「一緒に帰らない?」
男「何・・・?」
女「あっ、えっと・・・ごめん、嫌だった?」
男「何故一緒に帰る必要などある」
女「えっとね、私、君に興味があるんだ」
男「興味、だと・・・?」
女「うん!だから、男くんのこともっと知りたいと思って!迷惑かな・・・?」
男「・・・・・・よかろう、ただし一つだけ忠告しておく」
女「・・・何?」ゴクリ
女「男くん!」
男「・・・またお前か。何のようだ」
女「一緒に帰らない?」
男「何・・・?」
女「あっ、えっと・・・ごめん、嫌だった?」
男「何故一緒に帰る必要などある」
女「えっとね、私、君に興味があるんだ」
男「興味、だと・・・?」
女「うん!だから、男くんのこともっと知りたいと思って!迷惑かな・・・?」
男「・・・・・・よかろう、ただし一つだけ忠告しておく」
女「・・・何?」ゴクリ
11: 2012/04/03(火) 00:29:20.83 ID:C+SOFFdp0
男「俺の館は闇に染められた場所にある・・・。人など周りには誰もいない。」
女「え?」
男「誰もいない、は言いすぎたか。せいぜいいるのは野良猫くらいだろう・・・クククッ」
女「」ゾッ
男「それでも来たいのなら、好きにしろ」
30分後
男「ついたぞ」
女「ここは・・・(確かに暗い場所ね・・・でも・・・)」
女「(高架下・・・)」
女「お、男くんの家はどこ?」
男「これだ」
女「え?」
男「誰もいない、は言いすぎたか。せいぜいいるのは野良猫くらいだろう・・・クククッ」
女「」ゾッ
男「それでも来たいのなら、好きにしろ」
30分後
男「ついたぞ」
女「ここは・・・(確かに暗い場所ね・・・でも・・・)」
女「(高架下・・・)」
女「お、男くんの家はどこ?」
男「これだ」
14: 2012/04/03(火) 00:34:31.04 ID:C+SOFFdp0
女「(段ボールハウス・・・)」
男「(この女、急に静かになったな・・・。まあ、俺の館をみたら恐怖のあまり言葉を失うのは仕方がない、ククク・・・)」
女「男くん」
男「なんだ」
女「家に、住まない?」
男「」ピクッ
男「貴様の家に・・・だと?」
女「うん、無理にとは言わないけど」
男「ふざけるな。高貴な俺がお前のような下賤の輩の家に住むだと?」
女「・・・(高貴・・・)」
男「まあいい。冗談くらいは許してやろう。さあ、さっさと帰るんだな」
女「わ、わかった。えっと・・・また明日ね」
男「失せろ」
15: 2012/04/03(火) 00:37:28.31 ID:C+SOFFdp0
(帰宅後)
女「男くんの家、すごかったなー・・・まさか段ボールハウスとは・・・」
女「お風呂とか、ご飯とか・・・何よりお金はどうしてるんだろう?家族の人は?」
女「気になる・・・。気になるけど、もしかしたら男くんにとっては地雷かもしれないし、安易に聞いちゃいけないことだよね」
女「・・・ますます気に入った!よーし、明日からもっと男くんと仲良くなれるように頑張ろう!」
母「女ー!ご飯できたわよー!」
女「はーい!」
17: 2012/04/03(火) 00:40:41.45 ID:C+SOFFdp0
(次の日)
女「男くんおはよう!」
男「・・・なんだ」
女「男くん、おはようって言われたら、おはようって言い返すんだよ?」
男「何故だ」
女「それが挨拶だからだよ!ほら、言ってごらん!挨拶ってとっても気持ちいんだよ!」ニッコリ
男「黙れ、何故俺がそんなこと・・・」
女「いいからいいから!騙されたと思ってさ。じゃあ仕切りなおしに・・・。男くん、おはよう!」
男「・・・悪覇夜迂(おはよう)」
女「男くんおはよう!」
男「・・・なんだ」
女「男くん、おはようって言われたら、おはようって言い返すんだよ?」
男「何故だ」
女「それが挨拶だからだよ!ほら、言ってごらん!挨拶ってとっても気持ちいんだよ!」ニッコリ
男「黙れ、何故俺がそんなこと・・・」
女「いいからいいから!騙されたと思ってさ。じゃあ仕切りなおしに・・・。男くん、おはよう!」
男「・・・悪覇夜迂(おはよう)」
20: 2012/04/03(火) 00:45:53.65 ID:C+SOFFdp0
女「(悪覇夜迂・・・)う、うん!いい感じ!」
男「(挨拶、か・・・確かに気持ちが良いな・・・)」
男「(ハッ、いかんいかん!俺は選ばれし者なのだ・・・雌豚なんぞに惑わされてはいけない)」
女「あ、先生きたし席につくね!ばいばい!」
男「失せろ」
女「ばいばいって、挨拶だよ!ほら、男くんも言ってごらん!」
男「Bye-Bye」
男「(挨拶、か・・・確かに気持ちが良いな・・・)」
男「(ハッ、いかんいかん!俺は選ばれし者なのだ・・・雌豚なんぞに惑わされてはいけない)」
女「あ、先生きたし席につくね!ばいばい!」
男「失せろ」
女「ばいばいって、挨拶だよ!ほら、男くんも言ってごらん!」
男「Bye-Bye」
23: 2012/04/03(火) 00:49:22.39 ID:C+SOFFdp0
(昼休み)
女「ねえねえ男くん!一緒にお昼食べようよ!」
男「一緒に食事・・・?」
女「うん!あ、お昼はお弁当?それとも購買?」
男「俺は高貴な生き物。食事等という穢れた行為はほとんどしない」グルルルルル
女「でも2限目から思ってたんだけど男くんお腹の音すごいよ?一緒に食べない?おごるし!」
男「庶民の食事など出来れば口にしたくないのだがそこまで言うのなら食べてやろう購買のカツ丼を頼む」
女「(一息で言った・・・よっぽどお腹空いてるのかな)」
女「ねえねえ男くん!一緒にお昼食べようよ!」
男「一緒に食事・・・?」
女「うん!あ、お昼はお弁当?それとも購買?」
男「俺は高貴な生き物。食事等という穢れた行為はほとんどしない」グルルルルル
女「でも2限目から思ってたんだけど男くんお腹の音すごいよ?一緒に食べない?おごるし!」
男「庶民の食事など出来れば口にしたくないのだがそこまで言うのなら食べてやろう購買のカツ丼を頼む」
女「(一息で言った・・・よっぽどお腹空いてるのかな)」
25: 2012/04/03(火) 00:53:31.88 ID:C+SOFFdp0
(屋上)
女「いただきまーす!」
男「・・・」
女「あ、まって男くん!食べる前は頂きますだよ!」
男「・・・†頂マス†」ガツガツガツ
女「ふふ、お腹すいてたんだね・・・。ねえ、聞きたいことがあるんだけど」
男「なんだ」
女「その、お金とか、どうしてるの?」
男「金?そんなものは必要ない」
女「え?じゃあどうやって生活してるの?」
女「いただきまーす!」
男「・・・」
女「あ、まって男くん!食べる前は頂きますだよ!」
男「・・・†頂マス†」ガツガツガツ
女「ふふ、お腹すいてたんだね・・・。ねえ、聞きたいことがあるんだけど」
男「なんだ」
女「その、お金とか、どうしてるの?」
男「金?そんなものは必要ない」
女「え?じゃあどうやって生活してるの?」
27: 2012/04/03(火) 00:56:39.58 ID:C+SOFFdp0
男「貴様、まさか俺が生活に困っているとでも思っているのか?」
女「え、あ!そんなんじゃ・・・!ごめんなさい!」
男「衣類は清めの湖(川)で清めている。時たま自然の恵みを体に吸収することもある(木の実やたんぽぽの葉などを食べている)」
女「そ、そうなんだ(よくわかんないや・・・)
男「俺は何一つ不自由などしていない。むしろ、この広大な自然を存分に味わって生活している。これは俺が選ばれしものだからこそ得た権利」
女「・・・」
男「そして俺はこの鋼のような肉体を手に入れた。体は至って健康、その証拠にまるで管直人のような緑がかった柔らかい糞しか出ない」
女「(鋼のような肉体にはとても見えないけど・・・)」
女「(でも・・・男くん、なんだか楽しそう!)」
女「え、あ!そんなんじゃ・・・!ごめんなさい!」
男「衣類は清めの湖(川)で清めている。時たま自然の恵みを体に吸収することもある(木の実やたんぽぽの葉などを食べている)」
女「そ、そうなんだ(よくわかんないや・・・)
男「俺は何一つ不自由などしていない。むしろ、この広大な自然を存分に味わって生活している。これは俺が選ばれしものだからこそ得た権利」
女「・・・」
男「そして俺はこの鋼のような肉体を手に入れた。体は至って健康、その証拠にまるで管直人のような緑がかった柔らかい糞しか出ない」
女「(鋼のような肉体にはとても見えないけど・・・)」
女「(でも・・・男くん、なんだか楽しそう!)」
30: 2012/04/03(火) 01:04:14.78 ID:C+SOFFdp0
女「(家族のことも気になるけど、今はやめておこう)」
女「(いつか、いつか男くんが私に心を開くときがくれば。その時になら、聞いてもいいかな?男くん・・・)」
女「あ、男くん、そろそろお昼休み終わっちゃうよ!教室戻ろう?」
男「OK」
女「そうだ、男くん」
男「なんだ」
女「その・・・これから毎日、一緒に食べない?勿論、私がおごるし!」
男「毎日、だと・・・?いいのか・・・?」
女「あ、もちろん条件つきだよ!っていっても、簡単なものだけど」
男「ふむ・・・聞いてみよう。」
女「(いつか、いつか男くんが私に心を開くときがくれば。その時になら、聞いてもいいかな?男くん・・・)」
女「あ、男くん、そろそろお昼休み終わっちゃうよ!教室戻ろう?」
男「OK」
女「そうだ、男くん」
男「なんだ」
女「その・・・これから毎日、一緒に食べない?勿論、私がおごるし!」
男「毎日、だと・・・?いいのか・・・?」
女「あ、もちろん条件つきだよ!っていっても、簡単なものだけど」
男「ふむ・・・聞いてみよう。」
38: 2012/04/03(火) 01:22:21.88 ID:C+SOFFdp0
女「もしよかったら家に住み込みで働かない?」
男「・・・女の家で?」
女「うん。前までうちで働いてた家政婦さんがやめちゃって。勿論、毎日家事しろってわけじゃないよ!
土日だけ、両親も仕事だし私もアルバイトだから、妹と犬のお世話をして欲しいの!」
男「何・・・それだけでいいのか」
女「もちろんだよ!それだけですごく助かるし」
男「それに、住み込みだと?高貴な俺ですら頭があがらなくなるではないか」
女「もう、そんなの気にしなくていいから!とにかく授業はじまっちゃうから急ごう!」
男「・・・女の家で?」
女「うん。前までうちで働いてた家政婦さんがやめちゃって。勿論、毎日家事しろってわけじゃないよ!
土日だけ、両親も仕事だし私もアルバイトだから、妹と犬のお世話をして欲しいの!」
男「何・・・それだけでいいのか」
女「もちろんだよ!それだけですごく助かるし」
男「それに、住み込みだと?高貴な俺ですら頭があがらなくなるではないか」
女「もう、そんなの気にしなくていいから!とにかく授業はじまっちゃうから急ごう!」
41: 2012/04/03(火) 01:27:10.35 ID:C+SOFFdp0
放課後
女「男くん、一緒に帰ろうか」
男「今日もか」
女「嫌だったかな?」
男「嫌ではないのだ」
女「よかった。それに、お昼の話の続きもしたかったし」
男「ふむ・・・そのことだが」
女「何?」
男「やはり・・・断らせてもらう」
女「・・・どうして?」
女「男くん、一緒に帰ろうか」
男「今日もか」
女「嫌だったかな?」
男「嫌ではないのだ」
女「よかった。それに、お昼の話の続きもしたかったし」
男「ふむ・・・そのことだが」
女「何?」
男「やはり・・・断らせてもらう」
女「・・・どうして?」
42: 2012/04/03(火) 01:30:10.41 ID:C+SOFFdp0
男「勘違いしないでもらおう。頭が上がらないのではない、
ただ"そんなことしてもらうなんて悪いよぉ"という感情が俺を邪魔するのだ」
女「それ、頭が上がらないであってるよ。うーん、そうかあ・・・」
女「(でも、あんな生活じゃいつ体壊してもおかしくない、どうしよう・・・)」
女「あ、いいこと思いついた!」
男「いいこと?」
女「うん!男くん、今日家に面接しにくるってのはどう?」
男「面接・・・?」
女「うん!お母さんとお父さんには今から電話で伝えとくし。どう?」
ただ"そんなことしてもらうなんて悪いよぉ"という感情が俺を邪魔するのだ」
女「それ、頭が上がらないであってるよ。うーん、そうかあ・・・」
女「(でも、あんな生活じゃいつ体壊してもおかしくない、どうしよう・・・)」
女「あ、いいこと思いついた!」
男「いいこと?」
女「うん!男くん、今日家に面接しにくるってのはどう?」
男「面接・・・?」
女「うん!お母さんとお父さんには今から電話で伝えとくし。どう?」
43: 2012/04/03(火) 01:32:59.05 ID:C+SOFFdp0
男「しかし、面接などしたことがない・・・一体どうしたらいいのだ」
女「うんと、単純に質問に答えればいいんだよ!」
男「なるほど。それならできそうだ。」
女「そう!あ、でも、面接だからいつもみたいな話し方じゃダメだよ?ちゃんと敬語を使わなきゃ」
男「敬語?なんだそれは・・・」
女「男くん敬語しらないの!?ええっと・・・と、とにかく、語尾にデスをつければいいんだよ!」
男「Death・・・気に入った。いいだろう」
女「じゃあ、決まりね!お母さんに電話してくるね」
女「うんと、単純に質問に答えればいいんだよ!」
男「なるほど。それならできそうだ。」
女「そう!あ、でも、面接だからいつもみたいな話し方じゃダメだよ?ちゃんと敬語を使わなきゃ」
男「敬語?なんだそれは・・・」
女「男くん敬語しらないの!?ええっと・・・と、とにかく、語尾にデスをつければいいんだよ!」
男「Death・・・気に入った。いいだろう」
女「じゃあ、決まりね!お母さんに電話してくるね」
44: 2012/04/03(火) 01:36:55.38 ID:C+SOFFdp0
女「男くん!面接オッケーだって!」
男「そうか・・・鼓動が高鳴る・・・口が心臓から出そうだ」
女「逆だよ男くん。・・・とにかく、面接がんばろうね!」
男「ククク・・・完膚なきまでに叩き潰してやろう・・・」ガクガク
女「(足震えてる・・・)」
ごめん飯食ってきていい?
男「そうか・・・鼓動が高鳴る・・・口が心臓から出そうだ」
女「逆だよ男くん。・・・とにかく、面接がんばろうね!」
男「ククク・・・完膚なきまでに叩き潰してやろう・・・」ガクガク
女「(足震えてる・・・)」
ごめん飯食ってきていい?
61: 2012/04/03(火) 02:21:50.88 ID:C+SOFFdp0
(面接会場・女宅リビング)
女父「では、今から面接をはじめます。」
女母「よろしくね、男くん」
男「ああ、よろしく頼む」
女「(男くん、敬語!)」ヒソヒソ
男「(しまった・・・忘れていた・・・)Death」
女父「男くん、家事の経験は?」
男「料理は学校の調理実習程度・・・掃除は学校の掃除程度・・・Death・・・」
女「(お、男くん大丈夫かな・・・)」
女母「うん、それくらいで十分ね!」
女「(よ、よかった・・・)ホッ・・・」
女父「では、今から面接をはじめます。」
女母「よろしくね、男くん」
男「ああ、よろしく頼む」
女「(男くん、敬語!)」ヒソヒソ
男「(しまった・・・忘れていた・・・)Death」
女父「男くん、家事の経験は?」
男「料理は学校の調理実習程度・・・掃除は学校の掃除程度・・・Death・・・」
女「(お、男くん大丈夫かな・・・)」
女母「うん、それくらいで十分ね!」
女「(よ、よかった・・・)ホッ・・・」
62: 2012/04/03(火) 02:23:24.88 ID:C+SOFFdp0
女母「男くんには、私達がいない間の妹と犬のお世話を頼みたいんだけど、犬アレルギーとかある?」
男「いいや、無いDeath」
女父「なら問題ないな!採用!」
女母「これからよろしくね男くん!」
男「ああ、よろしく頼む」
女「お、男くん、一応敬語使ったほうが・・・」
男「何?敬語とは面接専門の言語なのではないのか」
女「ち、違うよ!目上の人に使う言葉だよ!」
女父「ははは、まったくおもしろいな君は」
女母「敬語なんて使わなくて良いからね、これからあなたは家族になるんだから」
男「家族・・・?」
男「いいや、無いDeath」
女父「なら問題ないな!採用!」
女母「これからよろしくね男くん!」
男「ああ、よろしく頼む」
女「お、男くん、一応敬語使ったほうが・・・」
男「何?敬語とは面接専門の言語なのではないのか」
女「ち、違うよ!目上の人に使う言葉だよ!」
女父「ははは、まったくおもしろいな君は」
女母「敬語なんて使わなくて良いからね、これからあなたは家族になるんだから」
男「家族・・・?」
63: 2012/04/03(火) 02:26:19.68 ID:C+SOFFdp0
女母「そうよ?男くんはこれから家に住むんだから!だから変な遠慮しなくていいのよ?」
男「変な遠慮などしてない」
女母「男くんトイレ行ったときわざわざ持参した葉っぱでお尻拭いたでしょ?
家のもの使うの遠慮してくれてるの嬉しいけど、お尻切れちゃうかもしれないしいいのよ?」
女父「トイレも詰まるしな」
女母「そんなわけだから、ここがあなたの家だと思って使って頂戴!」
男「・・・ッ!?胸がっ・・・苦しい・・・!!」
女「男くん!?どうしたの!?」
男「変な遠慮などしてない」
女母「男くんトイレ行ったときわざわざ持参した葉っぱでお尻拭いたでしょ?
家のもの使うの遠慮してくれてるの嬉しいけど、お尻切れちゃうかもしれないしいいのよ?」
女父「トイレも詰まるしな」
女母「そんなわけだから、ここがあなたの家だと思って使って頂戴!」
男「・・・ッ!?胸がっ・・・苦しい・・・!!」
女「男くん!?どうしたの!?」
65: 2012/04/03(火) 02:29:09.97 ID:C+SOFFdp0
男「なんなんだこの感情は・・・この沸きあがる感情・・・胸が苦しい・・・」
女「男くん・・・」
女母「・・・男くん、ご飯食べたら貴方の荷物を段ボールハウスまで取りにいきましょうか。」
男「おのれ、段ボールハウスと言うな」
女母「ごめんなさい。あなたの館まで車で送るし、必要なものを取りに行きましょう」
男「ああ」
女父「決まりだな。よし、じゃあご飯にしようじゃないか」
女「お母さん、晩御飯は何?」
女母「カツ丼よ」
男「カツ丼、だと・・・」
女「男くんカツ丼好きなんだね」
女「男くん・・・」
女母「・・・男くん、ご飯食べたら貴方の荷物を段ボールハウスまで取りにいきましょうか。」
男「おのれ、段ボールハウスと言うな」
女母「ごめんなさい。あなたの館まで車で送るし、必要なものを取りに行きましょう」
男「ああ」
女父「決まりだな。よし、じゃあご飯にしようじゃないか」
女「お母さん、晩御飯は何?」
女母「カツ丼よ」
男「カツ丼、だと・・・」
女「男くんカツ丼好きなんだね」
66: 2012/04/03(火) 02:33:24.60 ID:C+SOFFdp0
女父「ごちそうさまでした」
女「ごちそうさまでした」
男「ごちそうさまでした」
女母「お粗末さまでした」
男「なんて美味なんだ・・・。カツ丼・・・甘美な響きだ」
女父「さあ男くん、荷物を取りに行こうか」
男「ああ、すまない。よろしく頼む。」
女母「私もいくから、女は男くんの部屋の準備お願いね」
女「わかった」
女父「では、行ってきます」
女母「行ってきます」
男「逝って来ます」
68: 2012/04/03(火) 02:46:12.22 ID:C+SOFFdp0
(車の中)
男「そこを左に曲がったところに俺の館がある」
女父「おっけー・・・(こんな暗いところに・・・?)」
男「そこだ、その下にある」
女母「・・・あの段ボールハウスね」
男「おのれ、段ボールハウスと言うなと言っているであろう無礼者」
女母「ごめんなさい。さて、荷物をはこびましょうか」
女父「(男くん・・・今までこんな寒いところに一人で住んでたのか・・・
一体いつから?両親は?どうしてこんな暗くて寂しいところに一人で?)」
女母「(こんなに心優しい子がかわいそうに・・・きっと沢山傷ついたはず。
血が繋がっていなくても、息子として、この子を母親の愛で癒してあげられれば・・・)」
男「2人ともなにをぼーっとしているのだ。ここは暗いし変なやつもいる。危険だから早くするのだ」
女父「ああ、ごめんごめん。急ごうか」
70: 2012/04/03(火) 02:48:43.15 ID:C+SOFFdp0
女母「(私はこれを運ぼうかしら・・・)よいしょ」
男「待つのだ」
女母「どうしたの?」
男「女母殿が重いものを運ぶ必要はない。ライトで照らしていてくれ。
先ほどもいったが変な奴が多いから俺か女父殿から離れないようにするのだ」
女母・女父「「男くん・・・」」ジーン
男「さて、荷物を運ばなくては・・・って女父殿、何をぼーっとしてるのだ。貴様は運ぶのだ」
女父「ごめんごめん」
男「待つのだ」
女母「どうしたの?」
男「女母殿が重いものを運ぶ必要はない。ライトで照らしていてくれ。
先ほどもいったが変な奴が多いから俺か女父殿から離れないようにするのだ」
女母・女父「「男くん・・・」」ジーン
男「さて、荷物を運ばなくては・・・って女父殿、何をぼーっとしてるのだ。貴様は運ぶのだ」
女父「ごめんごめん」
73: 2012/04/03(火) 02:56:46.64 ID:C+SOFFdp0
(女宅)
女母「ただいまー」
女父「ただいまー」
男「只今」
女「三人とも、お帰りなさい。お風呂沸かしてあるから順番に入ってね」
女母「ありがとう。あ、男くんを部屋に案内してあげて」
女「わかった。男くん、荷物運ぼうか。部屋まで案内するからついてきてね」
男「よかろう」
女「ふーっ、荷物多かったね。お疲れ様」
男「なに、あんな軽いもの朝飯前よ」
女「ふふっそう?ならよかった。あ、そうだ男くん。これから君がお世話する妹の部屋へいこうか」
男「ああ、顔を見てやろう」
女母「ただいまー」
女父「ただいまー」
男「只今」
女「三人とも、お帰りなさい。お風呂沸かしてあるから順番に入ってね」
女母「ありがとう。あ、男くんを部屋に案内してあげて」
女「わかった。男くん、荷物運ぼうか。部屋まで案内するからついてきてね」
男「よかろう」
女「ふーっ、荷物多かったね。お疲れ様」
男「なに、あんな軽いもの朝飯前よ」
女「ふふっそう?ならよかった。あ、そうだ男くん。これから君がお世話する妹の部屋へいこうか」
男「ああ、顔を見てやろう」
74: 2012/04/03(火) 03:02:06.52 ID:C+SOFFdp0
女「ここが妹の部屋だよ」ガチャ
男「お邪魔する」
女「男くん、こっちこっち。この子が私の妹よ。まだ1歳半なの。かわいいでしょ?」
男「・・・小さいな。とても・・・」
女「でしょ?ほら妹、男くんに挨拶は?」
妹「ばあぶばぶばぶうばぶばあーwwwwwwwww」
男「・・・なんだこいつは。俺を馬鹿にしているようにしか見えんぞ」
女「そ、そんなことないよ!珍しいお客さんだから喜んでるんだって」
男「まあよかろう。俺も挨拶をしてやる。
妹よ、俺がこれからお前の世話をする男だ。光栄に思うんだな。よろしく頼むぞ。」
妹「ばあぶばぶwwwっあばぶぅwwww」
男「やっぱりむかつくな」
79: 2012/04/03(火) 03:14:27.31 ID:C+SOFFdp0
書き溜めしてないけどストーリは大体決まってるから書きたい
けどハローキティくるキャラ雑貨店やってたら睡魔が・・・
けどハローキティくるキャラ雑貨店やってたら睡魔が・・・
121: 2012/04/03(火) 06:52:47.16 ID:C+SOFFdp0
女「じゃあ男くん、もう遅いし私寝るね」
男「わかった。俺も寝よう」
女「うん、明日は学校休みだしゆっくり休んでね。
明日私がバイト行く前に妹と犬の世話について説明するから」
男「わかったのだ」
女「じゃあ、おやすみなさい」
男「ああ、御夜栖美・・・」
ガチャン
女「ふぅ・・・」
女「私が言い出したとはいえ、ほんとに男くんが私の家に住むことになるなんて・・・」
女「・・・ふふっ、おやすみなさい・・・」
123: 2012/04/03(火) 06:57:58.78 ID:C+SOFFdp0
(次の日)
男「亜覇夜迂」
女母「あら男くん、朝早いわね・・・って、くますごいわよ?もう少し寝たら?」
男「いや、気にしないでくれ。それよりも俺に手助けすることはあるか」
女母「まさかお手伝いするために早く起きてくれたの?」
男「勘違いするな、たまたま目が覚めてしまっただけだ」
女母「あら、そうなの?(さっきから鳴ってた目覚まし、男くんだったのね)」
女母「じゃあ男くん、そこの食器棚からお皿とコップを3つずつ出してくれる?」
男「御意」
男「亜覇夜迂」
女母「あら男くん、朝早いわね・・・って、くますごいわよ?もう少し寝たら?」
男「いや、気にしないでくれ。それよりも俺に手助けすることはあるか」
女母「まさかお手伝いするために早く起きてくれたの?」
男「勘違いするな、たまたま目が覚めてしまっただけだ」
女母「あら、そうなの?(さっきから鳴ってた目覚まし、男くんだったのね)」
女母「じゃあ男くん、そこの食器棚からお皿とコップを3つずつ出してくれる?」
男「御意」
125: 2012/04/03(火) 07:08:12.35 ID:C+SOFFdp0
女父「おはようー。あれ、男くん早いね~」
男「今何時だと思っている。貴様が寝すぎなのだ」
女父「いやーまいったまいったww男くんは早起きなんだね」
男「そんなことはない」
女母「よーし、ご飯できた。男くん、女を起こしてきてくれる?」
男「御意」
(女の部屋)
コンコン
男「失礼するぞ」
ガチャ
女「・・・zZZ」
男「なんだこいつは。いつまで寝ているつもりだ」
男「おい女、起きろ」
女「うぅん・・・あと52分」
男「何を言っているのだこいつは。おい、飯が出来たそうだ。早く起きろ!」
女「ぅーん・・・うるさいよお母さん・・・」
男「今何時だと思っている。貴様が寝すぎなのだ」
女父「いやーまいったまいったww男くんは早起きなんだね」
男「そんなことはない」
女母「よーし、ご飯できた。男くん、女を起こしてきてくれる?」
男「御意」
(女の部屋)
コンコン
男「失礼するぞ」
ガチャ
女「・・・zZZ」
男「なんだこいつは。いつまで寝ているつもりだ」
男「おい女、起きろ」
女「うぅん・・・あと52分」
男「何を言っているのだこいつは。おい、飯が出来たそうだ。早く起きろ!」
女「ぅーん・・・うるさいよお母さん・・・」
126: 2012/04/03(火) 07:09:52.09 ID:C+SOFFdp0
男「お母さんではないのだ、起きろ」
女「ぅー・・・・・・って、男くん!?」
男「なんだ」
女「なんで私の部屋に!?」
男「貴様がいくらまってもおきてこないから起こしにきたのだ。
飯はとっくにできている、はやくリビングにこい」
女「わ、わかったよ、ありがとう・・・。あ、男くん」
男「なんだ」
女「おはよう」ニッコリ
男「・・・ああ、亜覇夜迂」
女「ぅー・・・・・・って、男くん!?」
男「なんだ」
女「なんで私の部屋に!?」
男「貴様がいくらまってもおきてこないから起こしにきたのだ。
飯はとっくにできている、はやくリビングにこい」
女「わ、わかったよ、ありがとう・・・。あ、男くん」
男「なんだ」
女「おはよう」ニッコリ
男「・・・ああ、亜覇夜迂」
127: 2012/04/03(火) 07:16:18.53 ID:C+SOFFdp0
女母・女父「「いってきまーす」」
女「いってらっしゃい!」
男「・・・いってらっしゃい」
ガチャン
女「さて、俺くん。私もあと少しでバイトだからやること説明するね。」
男「ああ、よろしく頼む」
女「まず、12時になったら妹にご飯をあげてほしいの。これね。
それで、私が帰ってくるまで犬と妹の相手をしてあげて?
で、私が帰ってきたら私ご飯の準備とかするからその間に犬の散歩に言ってきて欲しいんだ。
男くんにして欲しいことは大体こんな感じかな」
男「それだけでいいのか」
女「うん、これだけで十分助かるから!」
130: 2012/04/03(火) 07:22:39.87 ID:C+SOFFdp0
男「・・・頭が上がらないというわけではないが、"それだけでいいの?なんか悪ぃ(>_<)"という感情に苛まれるな」
女「もう、変な気遣いはいらないんだからね?男くんはゆっくりしててね」
男「わかった」
女「じゃあ、私もうバイトいくね!男くん頑張ってね」ニッコリ
男「ああ、俺に任せろ」
女「うん、頼もしいや。じゃあ、いってきます!」
男「・・・いってらっしゃい」
バタン
男「さて・・・久々に早起きして眠いな。12時まで寝るか・・・」
132: 2012/04/03(火) 07:29:56.88 ID:C+SOFFdp0
ピピピ・・・ピピピ・・・
男「ん・・・。もう12時か。まったく、時というものは流れるのが早いな。せっかちな奴だ・・・ククク」
男「さて、妹殿に食べ物を与えなくては」
男「・・・これを与えればいいんだな。ククク・・・朝飯前だ」
コンコン
男「妹殿、入るぞ」
妹「あんぎぃやぁあああああああ!!!!!wwwうぎゃああああ!!!!wwwwww」
男「くっ、うるさいぞ・・・!この俺をひるませるとはなんたる力・・・」
男「くそ、静まれ!静まらんとお前に飯はない!」
妹「ぎゃあああああいいいあああ!!!!!wwww」
男「くっ、駄目だ。こいつには流石の俺も勝てる気が起こらん。
悪かった、飯をやるから少し静かにしてくれ」
妹「ばあぶびあぶあぶあばああwwwww」
男「ん・・・。もう12時か。まったく、時というものは流れるのが早いな。せっかちな奴だ・・・ククク」
男「さて、妹殿に食べ物を与えなくては」
男「・・・これを与えればいいんだな。ククク・・・朝飯前だ」
コンコン
男「妹殿、入るぞ」
妹「あんぎぃやぁあああああああ!!!!!wwwうぎゃああああ!!!!wwwwww」
男「くっ、うるさいぞ・・・!この俺をひるませるとはなんたる力・・・」
男「くそ、静まれ!静まらんとお前に飯はない!」
妹「ぎゃあああああいいいあああ!!!!!wwww」
男「くっ、駄目だ。こいつには流石の俺も勝てる気が起こらん。
悪かった、飯をやるから少し静かにしてくれ」
妹「ばあぶびあぶあぶあばああwwwww」
134: 2012/04/03(火) 07:35:28.30 ID:C+SOFFdp0
男「ふう・・・なんとか飯を与えることができた・・・。
それにしてもやけに疲れたぞ・・・妹殿に今まで飯を与えていた家政婦とやらはさぞかし強いのだろうな」
男「さて、暇だ。掃除でもしておくか。・・・ククク、俺が清掃の時間で見につけた業、とくとご覧頂こうか・・・」
(掃除終了)
男「ふぅ・・・完璧だな。美しすぎる」
犬「わんわんお!」
男「ん?どうした、犬」
犬「わんわんっ、わんわんっ」
男「犬は妹殿と違って大人しいな。お前といると何故だかひどく落ち着く」
136: 2012/04/03(火) 07:40:11.91 ID:C+SOFFdp0
男「さて、もうすることはないだろう。ソファーにすわってテレビとやらを見てみるか」
ピッ ザーーーーーー
男「ふむ・・・これが庶民の娯楽が。何も楽しくないな。というよりうるさいぞ」
ザーーーザーーー
男「画面も黒と白のわけのわからん模様しか映し出されていないではないか。つまらん」
犬「わんわんお!」
男「・・・お前はかわいいな。」モフモフ
男「しかし・・・このテレビの音といい、犬といい、ソファーといい・・・
心地よくて寝てしまいそうだ・・・・・・・・・zZZ・・・」
犬「・・・zZZ・・・・」
139: 2012/04/03(火) 07:47:15.42 ID:C+SOFFdp0
女「ただいまー」
女「あれ?テレビつけっぱなし・・・しかも受信できないチャンネルだよ?男くん?」
男「zZZ・・・」
犬「zZZ・・・」
女「寝てる・・・こんなところで寝たら風邪ひくよ~?」
女「あ・・・」
女「(普段前髪が長すぎてほとんど顔みえないけど・・・)」
女「(学校ではキモイとか言われてるけど・・・本当はすごく、綺麗な顔してるんだ・・・
鼻きれいだし、睫ながいし、色白いし・・・///)」
女「はっ!いけないいけない・・・。男くんには散歩に言ってもらわなきゃ。男くん起きて!」
男「・・・ん」
140: 2012/04/03(火) 07:52:10.45 ID:C+SOFFdp0
男「はっ・・・しまった。寝てしまっていた」
女「おはよう、男くん。ただいま」
男「・・・お帰り」
女「男くん、目がさめたら犬の散歩言ってきてもらって良い?」
男「勿論だ。」
犬「わんわんお!」
女「あらあら、犬ってばすっかり男くんに懐いちゃったのね」
男「ところで女。妹殿のあの泣き声はなんとかならんのか。鼓膜が破れてしまいそうだ」
女「ふふっ、頑張ってくれたんだね。ありがとう。これからもお願いね」
男「・・・ああ」
女「おはよう、男くん。ただいま」
男「・・・お帰り」
女「男くん、目がさめたら犬の散歩言ってきてもらって良い?」
男「勿論だ。」
犬「わんわんお!」
女「あらあら、犬ってばすっかり男くんに懐いちゃったのね」
男「ところで女。妹殿のあの泣き声はなんとかならんのか。鼓膜が破れてしまいそうだ」
女「ふふっ、頑張ってくれたんだね。ありがとう。これからもお願いね」
男「・・・ああ」
146: 2012/04/03(火) 07:57:19.29 ID:C+SOFFdp0
身長は想像にお任せするお
男「さて、では散歩にいってくる」
女「わかった!気をつけてね」
男「ああ。行ってくる」
女「言ってらっしゃい!気をつけてね」
犬「わんわんお!」
ガチャ
男「よし、では行くぞ犬」
犬「わんわんお~♪」
ビXチ1「ねえ、ちょっと」
ビXチ2「何?」
ビXチ1「あれ男じゃね?」
ビXチ2「あ・・・ほんとだ。あそこって女の家だよね・・・。まさか・・・。」
男「さて、では散歩にいってくる」
女「わかった!気をつけてね」
男「ああ。行ってくる」
女「言ってらっしゃい!気をつけてね」
犬「わんわんお!」
ガチャ
男「よし、では行くぞ犬」
犬「わんわんお~♪」
ビXチ1「ねえ、ちょっと」
ビXチ2「何?」
ビXチ1「あれ男じゃね?」
ビXチ2「あ・・・ほんとだ。あそこって女の家だよね・・・。まさか・・・。」
151: 2012/04/03(火) 08:09:24.89 ID:C+SOFFdp0
男「只今帰った」
犬「わんわん!」
女「お帰りなさい!お疲れ様。
あとちょっとでお父さんとお母さん帰ってくるから、私ご飯作ってるしお風呂沸かしておいてもらってもいいかな?」
男「わかった。」
女「(男くん、家には慣れてきたかな?最近、表情も明るくなった気がする。
きっと最初話したころより、仲良くなれたよね?)」
男「沸かしたぞ」
女「わっ!びっくりしたあ~」
男「何をこれしきで驚いているのだ。」
女「ごめんごめん、考え事してて。さて、ご飯できた!そろそろお母さん達帰ってくるし、机にご飯運ぶの手伝って?」
男「御意」
155: 2012/04/03(火) 08:29:04.53 ID:C+SOFFdp0
いい忘れてたけど9時にちょっくら出かける
(かくかく云々で月曜日)
女父「2人とも、いってらっしゃい」
女母「気をつけるのよ?」
女「はい、いってきます」
男「・・・いってきます」
バタン
女「いい天気だねー!」
男「ああ、そうだな」
女「こんなに天気がいいと、ピクニックとか行きたくなるな~」
男「ピクニック?なんだそれは」
女「え?ピクニックしらないの?
えーっとね、公園とかにお弁当をもっていって、すぽーつしたりのんびりしたり・・・かな」
男「ほう・・・。俺も館ができるまでは公園を転々としていたが、あれがピクニックなのか」
女「えっと、ちょっと違うけど・・・まあそんな感じかな・・・。」
(かくかく云々で月曜日)
女父「2人とも、いってらっしゃい」
女母「気をつけるのよ?」
女「はい、いってきます」
男「・・・いってきます」
バタン
女「いい天気だねー!」
男「ああ、そうだな」
女「こんなに天気がいいと、ピクニックとか行きたくなるな~」
男「ピクニック?なんだそれは」
女「え?ピクニックしらないの?
えーっとね、公園とかにお弁当をもっていって、すぽーつしたりのんびりしたり・・・かな」
男「ほう・・・。俺も館ができるまでは公園を転々としていたが、あれがピクニックなのか」
女「えっと、ちょっと違うけど・・・まあそんな感じかな・・・。」
158: 2012/04/03(火) 08:35:52.75 ID:C+SOFFdp0
(教室到着)
女「あ、普通女ちゃんおはよう」
普通女「お、おはよう・・・」
女「・・・?(どうしたんだろ?)」
女「あ、ビXチちゃん達、おはよう」
ビXチ1「チッ」
ビXチ2「キモッ、話かけてくんなよ・・・」ボソッ
女「え・・・?」
男「(・・・?女よ、一体どうしたのだ)」
女「あ、普通女ちゃんおはよう」
普通女「お、おはよう・・・」
女「・・・?(どうしたんだろ?)」
女「あ、ビXチちゃん達、おはよう」
ビXチ1「チッ」
ビXチ2「キモッ、話かけてくんなよ・・・」ボソッ
女「え・・・?」
男「(・・・?女よ、一体どうしたのだ)」
161: 2012/04/03(火) 08:43:41.44 ID:C+SOFFdp0
女「(え、どうして?皆なんで怒ってるの?)」
地味女「あの、女さん大丈夫ですか・・・?」
女「えっ、あ、うん、平気だよ!ごめんね、気にしなくて大丈夫だよ」
地味女「はい・・・でも、あの、何か悩んでることがあったら何でもいってくださいね!
力になれないかもしれないけど、お話を聞くことくらいはできますから・・・」
女「ありがとう・・・地味女さん・・・」
男「(何があったのだ?仲違か?)」
DQN1「おい、男」
男「・・・なんだ貴様。なれなれしく俺の名を呼ぶな」
DQN1「うるせえ、ちょっとこいよ。話がある。」
地味女「あの、女さん大丈夫ですか・・・?」
女「えっ、あ、うん、平気だよ!ごめんね、気にしなくて大丈夫だよ」
地味女「はい・・・でも、あの、何か悩んでることがあったら何でもいってくださいね!
力になれないかもしれないけど、お話を聞くことくらいはできますから・・・」
女「ありがとう・・・地味女さん・・・」
男「(何があったのだ?仲違か?)」
DQN1「おい、男」
男「・・・なんだ貴様。なれなれしく俺の名を呼ぶな」
DQN1「うるせえ、ちょっとこいよ。話がある。」
163: 2012/04/03(火) 08:49:31.34 ID:C+SOFFdp0
DQN1「ここでいいか」
男「何の用だ」
DQN2「単刀直入に聞く。お前、女さんと一緒に暮らしてるだろ。」
男「・・・・・・それがどうした」
DQN3「それがどうした、ってことは一緒に暮らしてるってことだよな?」
男「ふん。何を言っているんだ貴様ら。俺が女と暮らすのは当たり前だろう。」
DQN1「・・・んだと?」
男「俺と女は"家族"だ。家族が一緒に住んで何が悪いのだ?」
DQN2「・・・テメェぶっ頃すぞ。」
DQN1「やめろDQN2。いいか男、俺は女さんがすきなんだよ。だからな、てめーが邪魔なんだ。」
男「邪魔・・・?」
男「何の用だ」
DQN2「単刀直入に聞く。お前、女さんと一緒に暮らしてるだろ。」
男「・・・・・・それがどうした」
DQN3「それがどうした、ってことは一緒に暮らしてるってことだよな?」
男「ふん。何を言っているんだ貴様ら。俺が女と暮らすのは当たり前だろう。」
DQN1「・・・んだと?」
男「俺と女は"家族"だ。家族が一緒に住んで何が悪いのだ?」
DQN2「・・・テメェぶっ頃すぞ。」
DQN1「やめろDQN2。いいか男、俺は女さんがすきなんだよ。だからな、てめーが邪魔なんだ。」
男「邪魔・・・?」
164: 2012/04/03(火) 08:53:10.62 ID:C+SOFFdp0
DQN1「ああ、邪魔だな。お前がもし女さんにその気がないのなら、女さんから離れろ。」
男「断る」
DQN1「チッ・・・理由を聞かせてもらおうか」
男「さっきも言ったとおり、俺と女は家族だ。離れる理由が見つからないな」
DQN3「あんまりつけあがってんじゃねーぞ。テメーが段ボールハウスに住んでたことだって噂で大体聞いてんだよ」
DQN2「どうせ、女に情でも売って泊まらせてもらってんだろ?この乞食が」
DQN1「お前はな、女さんにとっても、女さんの家族にとっても、邪魔な存在なんだよ」
男「断る」
DQN1「チッ・・・理由を聞かせてもらおうか」
男「さっきも言ったとおり、俺と女は家族だ。離れる理由が見つからないな」
DQN3「あんまりつけあがってんじゃねーぞ。テメーが段ボールハウスに住んでたことだって噂で大体聞いてんだよ」
DQN2「どうせ、女に情でも売って泊まらせてもらってんだろ?この乞食が」
DQN1「お前はな、女さんにとっても、女さんの家族にとっても、邪魔な存在なんだよ」
167: 2012/04/03(火) 09:00:22.95 ID:C+SOFFdp0
ビXチ1「」ヒソヒソ
ビXチ2「」ヒソヒソ
ビXチ3「」ヒソヒソ
女「ねえ、三人とも」
ビXチ1「・・・なんだよ」
女「今朝からどうしたの?どうして怒ってるの?」
ビXチ2「アンタ、男と一緒に住んでるでしょ」
女「どうしてそれを・・・」
ビXチ1「あたし達、みたんだよね。あんたの家から男が出るところ」
ビXチ2「アンタ達まだ高校生だよね?それに付き合ってるなんてきいてないし・・・。」
ビXチ3「展開はやくね?ちょーキモいんだけどマジ引くわ」
ビXチ1「普段清楚ぶってるくせに、キモいんだよ」
171: 2012/04/03(火) 09:10:03.85 ID:C+SOFFdp0
女「ちがうの、皆。あれには事情があって」
ビXチ1「事情?ただの言い訳でしょ」
女「ちがうの、ちゃんと理由があるから聞いて!実は男くん・・・あ・・・」
女「(男くんが段ボールハウスに住んでたなんて・・・軽々しく言っちゃ駄目だよね)」
ビXチ2「おい、理由ってなんだよ。はやく言えよ」
女「・・・・・・。」
女「なんでも・・・ない・・・。ごめんなさい・・・。」
ビXチ2「・・・」
ビXチ3「・・・」
ビXチ1「チッ・・・。二度とあたし達に近づくんじゃねーよ」
172: 2012/04/03(火) 09:15:13.48 ID:C+SOFFdp0
(放課後)
女「男くん・・・帰ろうか・・・。」
男「・・・ああ。」
ビXチ「」ヒソヒソ
DQN「チッ・・・」
女「あ、あのね男くん」
男「なんだ」
女「そのっ、ごめんなさい!私のせいで、男くんに迷惑かけちゃった・・・」
男「いや、お前は悪くない」
女「ううん、私が悪いよ・・・」
男「・・・」
女「・・・で、でも!あんなの気にすることないって!きっと時間が経てば皆どうでもよくなって忘れると思うし!」
男「ああ、そうだな・・・」
女「うん」
女「男くん・・・帰ろうか・・・。」
男「・・・ああ。」
ビXチ「」ヒソヒソ
DQN「チッ・・・」
女「あ、あのね男くん」
男「なんだ」
女「そのっ、ごめんなさい!私のせいで、男くんに迷惑かけちゃった・・・」
男「いや、お前は悪くない」
女「ううん、私が悪いよ・・・」
男「・・・」
女「・・・で、でも!あんなの気にすることないって!きっと時間が経てば皆どうでもよくなって忘れると思うし!」
男「ああ、そうだな・・・」
女「うん」
174: 2012/04/03(火) 09:19:23.27 ID:C+SOFFdp0
女「ただいまー」
男「・・・ただいま」
女母「2人とも、お帰りなさい。ごはんできてるわよ!」
女「お腹すいたねー、男くん」
男「ああ。女母殿、今日のmenuは?」
女母「今日はカツ丼よ!」
男「カツ丼か・・・胸が高鳴るぜ・・・」
女「ほんと男くんはカツ丼すきだねー、あははっ」
女「(よかった。男くん、平気そうで)」
女「(はやく、皆とギクシャクしたのなおるといいな・・・。)」
男「・・・ただいま」
女母「2人とも、お帰りなさい。ごはんできてるわよ!」
女「お腹すいたねー、男くん」
男「ああ。女母殿、今日のmenuは?」
女母「今日はカツ丼よ!」
男「カツ丼か・・・胸が高鳴るぜ・・・」
女「ほんと男くんはカツ丼すきだねー、あははっ」
女「(よかった。男くん、平気そうで)」
女「(はやく、皆とギクシャクしたのなおるといいな・・・。)」
175: 2012/04/03(火) 09:25:18.52 ID:C+SOFFdp0
女「お風呂も入ったし、歯も磨いたし寝よう。お父さん、お母さん、男くん、おやすみなさい」
女母・女父「「おやすみ」」
男「御夜栖美」
妹「ばうばぶあうあうあーwwwwwww」
女「ふぅ・・・今日はやけに疲れたなあ・・・。」
女「・・・明日も頑張ろう!」
(翌日)
女「おはようー」
女母・女父「「おはよう」」
女「あー、今日雨降ってる~。湿気で髪の毛ぐちゃぐちゃだよー」
女母「そんなことより、男くんが起きてこないの。起こしてきてくれない?」
女「わかったよ」
235: 2012/04/03(火) 13:46:58.99 ID:C+SOFFdp0
コンコン
女「男くーん、起きてる?」
コンコン
女「おーい、男くん?」
コンコン
女「寝てるのかな?入るよー」
ガチャ
女「男くん、もう朝だよーって・・・・」
女「・・・男くんが・・・・・いない」
女「男くーん、起きてる?」
コンコン
女「おーい、男くん?」
コンコン
女「寝てるのかな?入るよー」
ガチャ
女「男くん、もう朝だよーって・・・・」
女「・・・男くんが・・・・・いない」
237: 2012/04/03(火) 13:54:14.15 ID:C+SOFFdp0
女「お父さん!お母さん!」
女父「どうしたんだ、そんなあわてて」
女「男くんがいないの!」
女母「・・・・え?」
女父「いないって・・・一体・・・」
女「男くんが部屋にいなくて・・・!あのね、実は昨日学校で私と男くんのことが噂になってたの。
私の家から男くんが出ているのを見たって、それで・・・それで!」ポロポロ
女父「わかったよ、女。よく頑張ったね。」
女「私・・・男くんを探しに行く!」
女父「まちなさい、女。女は今日は家にいるか、学校に行きなさい」
女「どうして・・・?」
女父「(今の女は気が動転していて、外に出すのは危険だ・・・)」
女父「男くんが家に戻ってくるかもしれないし、学校に来てるかもしれないだろ?」
女「・・・わかった。私、今日学校行くね」
女父「どうしたんだ、そんなあわてて」
女「男くんがいないの!」
女母「・・・・え?」
女父「いないって・・・一体・・・」
女「男くんが部屋にいなくて・・・!あのね、実は昨日学校で私と男くんのことが噂になってたの。
私の家から男くんが出ているのを見たって、それで・・・それで!」ポロポロ
女父「わかったよ、女。よく頑張ったね。」
女「私・・・男くんを探しに行く!」
女父「まちなさい、女。女は今日は家にいるか、学校に行きなさい」
女「どうして・・・?」
女父「(今の女は気が動転していて、外に出すのは危険だ・・・)」
女父「男くんが家に戻ってくるかもしれないし、学校に来てるかもしれないだろ?」
女「・・・わかった。私、今日学校行くね」
242: 2012/04/03(火) 14:02:49.16 ID:C+SOFFdp0
(学校)
ビXチ1「おいwwwキモ女が来たぞwww」
ビXチ2「今日は男と一緒じゃないんだなwwww」
女「・・・・・・」
ビXチ3「まじうけるwwwほんとキモいよねwww」
地味女「あ、あの!!」
ビXチ1「あん・・・?」
女「地味女さん・・・?」
地味女「あんまり、女さんのこと悪く言うのは・・・良くないですよ・・・前まであなた達仲良かったじゃないですか・・・」ブルブル
ビXチ1「おいwwwキモ女が来たぞwww」
ビXチ2「今日は男と一緒じゃないんだなwwww」
女「・・・・・・」
ビXチ3「まじうけるwwwほんとキモいよねwww」
地味女「あ、あの!!」
ビXチ1「あん・・・?」
女「地味女さん・・・?」
地味女「あんまり、女さんのこと悪く言うのは・・・良くないですよ・・・前まであなた達仲良かったじゃないですか・・・」ブルブル
243: 2012/04/03(火) 14:04:30.76 ID:C+SOFFdp0
ビXチ2「・・・あ?」
ビXチ3「てめー・・・調子のってんじゃねえぞ」
地味女「!」ビクッ
女「ちょっと!地味女さんは悪くないよね?彼女を責めるのはやめて」
女「地味女ちゃん、ありがとう。私あなたみたいな素敵な友達がいてすごく嬉しい。
もう、大丈夫だよ?本当にありがとう」
地味女「女さん・・・。」
ビXチ1「チッ・・・。」
ビXチ3「てめー・・・調子のってんじゃねえぞ」
地味女「!」ビクッ
女「ちょっと!地味女さんは悪くないよね?彼女を責めるのはやめて」
女「地味女ちゃん、ありがとう。私あなたみたいな素敵な友達がいてすごく嬉しい。
もう、大丈夫だよ?本当にありがとう」
地味女「女さん・・・。」
ビXチ1「チッ・・・。」
245: 2012/04/03(火) 14:14:06.77 ID:C+SOFFdp0
(放課後)
女「(結局・・・男くん学校こなかった・・・)」
女「(お父さんもお母さんも、男くんが見つからないって・・・こんなに雨降ってるのに、一体どこにいるの・・・?)」
女「・・・探しに行かなきゃ・・・」
DQN1「女さん」
女「・・・なに?」
DQN1「話があるんだけど」
女「ごめんなさい、私ちょっと用事があって」
DQN1「少しだけだから。聞いて欲しい話があるんだ」
女「・・・わかった」
女「(結局・・・男くん学校こなかった・・・)」
女「(お父さんもお母さんも、男くんが見つからないって・・・こんなに雨降ってるのに、一体どこにいるの・・・?)」
女「・・・探しに行かなきゃ・・・」
DQN1「女さん」
女「・・・なに?」
DQN1「話があるんだけど」
女「ごめんなさい、私ちょっと用事があって」
DQN1「少しだけだから。聞いて欲しい話があるんだ」
女「・・・わかった」
249: 2012/04/03(火) 14:23:52.92 ID:C+SOFFdp0
>>246
なんでバラすの!!!馬鹿!!!!
女「何?話って」
DQN1「女さんと男ってどういう関係?」
女「どういうって・・・」
DQN1「まさか・・・付き合ってるわけじゃないよな・・・」
女「うん、付き合ってないよ・・・男くんは私のことそんな目で見てないと思うし」
DQN1「そっか・・・わけあって一緒に住んでる、ってだけだよな?」
女「うん、そんなかんじ」
DQN1「そうか・・・ならよかった。女さん、ずっと前からいいたいことがあった」
DQN1「女さん・・・。俺、女さんが好きだ。付き合って欲しい」
女「・・・DQN1くん」
DQN1「・・・」
女「・・・・・・ごめんなさい」
なんでバラすの!!!馬鹿!!!!
女「何?話って」
DQN1「女さんと男ってどういう関係?」
女「どういうって・・・」
DQN1「まさか・・・付き合ってるわけじゃないよな・・・」
女「うん、付き合ってないよ・・・男くんは私のことそんな目で見てないと思うし」
DQN1「そっか・・・わけあって一緒に住んでる、ってだけだよな?」
女「うん、そんなかんじ」
DQN1「そうか・・・ならよかった。女さん、ずっと前からいいたいことがあった」
DQN1「女さん・・・。俺、女さんが好きだ。付き合って欲しい」
女「・・・DQN1くん」
DQN1「・・・」
女「・・・・・・ごめんなさい」
255: 2012/04/03(火) 14:37:01.75 ID:C+SOFFdp0
DQN1「チッ・・・やっぱり男か・・・」
女「・・・」
DQN1「せっかく邪魔な奴がいなくなったと思ったのに・・・」
女「・・・もしかしてDQN1くん達、男くんに何か言ったの」
DQN1「別に、本当のことを教えてやっただけだ」
女「何それ・・・男くんに何て言ったのよ!」
DQN1「お前は女にとっても女の家族にとっても邪魔だって教えてやったんだよ。間違ってないだろ?」
女「ふざけないでよ!!」
パンッ!!
DQN1「・・・いってえな」ギロ
女「男くんは邪魔なんかじゃない。だって家族だもん・・・。
私も、私の両親も、不器用だけどすごく優しくて素直な男くんが大好きなの。
だから、私の家族を傷つけるようなことをしたら・・・許さないから」
259: 2012/04/03(火) 14:47:52.49 ID:C+SOFFdp0
女「男くん、見つかったかな・・・お父さんに電話してみよう」
プルルルル
女父『もしもし、女?』
女「もしもし、男くんは見つかった?」
女父『いや、みつからないんだ・・・家にも帰ってきてないみたいだ。
女、男くんのことはお父さんに任せて今日はまっすぐ家に帰ってきなさい』
女「・・・お父さん・・・。できないよ・・・・。私、男くんを探してくる!」
ピッ
女「(男くんが一人で辛い思いをしてるのに、家でのんびり待つなんてできない・・・!」
プルルルル
女父『もしもし、女?』
女「もしもし、男くんは見つかった?」
女父『いや、みつからないんだ・・・家にも帰ってきてないみたいだ。
女、男くんのことはお父さんに任せて今日はまっすぐ家に帰ってきなさい』
女「・・・お父さん・・・。できないよ・・・・。私、男くんを探してくる!」
ピッ
女「(男くんが一人で辛い思いをしてるのに、家でのんびり待つなんてできない・・・!」
265: 2012/04/03(火) 14:59:28.21 ID:C+SOFFdp0
女「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
女「(男くん・・・もう夜の8時だよ?ご飯の時間だって過ぎてるのに・・・)」
女「(学校にはこない、近くの公園にもいない、スーパーにも、あの高架下にも、どこにもいない・・・)」
女「(一体どこに・・・)・・・・・・あ」
女「まさか・・・そんなわけないと思うけど、一応行くだけいってみよう」
(カツ丼屋)
女「うーん、やっぱりいないか・・・帰ろうかな・・・」
女「・・・ん?」
女「あれは・・・段ボールハウス・・・」
女「(男くん・・・もう夜の8時だよ?ご飯の時間だって過ぎてるのに・・・)」
女「(学校にはこない、近くの公園にもいない、スーパーにも、あの高架下にも、どこにもいない・・・)」
女「(一体どこに・・・)・・・・・・あ」
女「まさか・・・そんなわけないと思うけど、一応行くだけいってみよう」
(カツ丼屋)
女「うーん、やっぱりいないか・・・帰ろうかな・・・」
女「・・・ん?」
女「あれは・・・段ボールハウス・・・」
268: 2012/04/03(火) 15:03:35.69 ID:C+SOFFdp0
女「(雨に濡れてしなしなになってる・・・)」
女「男くん・・・?いるの?」
段ボールハウス「」ピクッ
女「男くん、出ておいでよ。そんなしなしなの段ボールハウスじゃ気持ち悪いでしょ?」
段ボールハウス「俺は男ではない、去れ(裏声)」
女「裏声出してもだめ。出ておいでよ男くん」
男「・・・俺に構わないでくれ」
女「男くん・・・?」
女「男くん・・・?いるの?」
段ボールハウス「」ピクッ
女「男くん、出ておいでよ。そんなしなしなの段ボールハウスじゃ気持ち悪いでしょ?」
段ボールハウス「俺は男ではない、去れ(裏声)」
女「裏声出してもだめ。出ておいでよ男くん」
男「・・・俺に構わないでくれ」
女「男くん・・・?」
272: 2012/04/03(火) 15:12:48.23 ID:C+SOFFdp0
男「お前達家族には本当に悪いことをした・・・特に女、お前には本当に悪かったと思っている・・・」
女「男くん」
男「女が学校で友達だった者に悪く言われたのは、俺のせいだ・・・俺がお前達に甘えすぎてしまった・・・」
女「お、男くんは悪くないよ・・・そんなの気にしなくて良いから早く帰っておいでよ!」
男「お前にはわからない!!」
女「!」
男「すまない・・・でも女に俺の気持ちなどわかるはずがない。
お前と俺は育ってきた環境がまるで違うんだ。お前にはわからない・・・」
女「・・・」
男「もう、帰ってくれ。俺にもう、関わらないでくれ」
女「・・・・・・」
女「男くん」
男「女が学校で友達だった者に悪く言われたのは、俺のせいだ・・・俺がお前達に甘えすぎてしまった・・・」
女「お、男くんは悪くないよ・・・そんなの気にしなくて良いから早く帰っておいでよ!」
男「お前にはわからない!!」
女「!」
男「すまない・・・でも女に俺の気持ちなどわかるはずがない。
お前と俺は育ってきた環境がまるで違うんだ。お前にはわからない・・・」
女「・・・」
男「もう、帰ってくれ。俺にもう、関わらないでくれ」
女「・・・・・・」
274: 2012/04/03(火) 15:18:03.32 ID:C+SOFFdp0
女「失礼しますよっと」
男「!?」
女「あ、ちゃんと靴脱いだから大丈夫!」
男「そ、そういう問題ではない!俺の館に勝手に入るなど・・・!」
女「家族、でしょ?」ニコ
男「・・・ああ、そうだな」
女「それにしても・・・段ボールハウスって結構居心地良いんだね」
男「貴様、段ボールハウスと呼ぶなといっているだろ」
女「うふふ・・・ごめんなさい」
男「まったく貴様というやつは・・・・」
女「・・・・」
男「・・・・」
女「ねえ、男くん」
男「!?」
女「あ、ちゃんと靴脱いだから大丈夫!」
男「そ、そういう問題ではない!俺の館に勝手に入るなど・・・!」
女「家族、でしょ?」ニコ
男「・・・ああ、そうだな」
女「それにしても・・・段ボールハウスって結構居心地良いんだね」
男「貴様、段ボールハウスと呼ぶなといっているだろ」
女「うふふ・・・ごめんなさい」
男「まったく貴様というやつは・・・・」
女「・・・・」
男「・・・・」
女「ねえ、男くん」
279: 2012/04/03(火) 15:31:48.55 ID:C+SOFFdp0
男「なんだ」
女「男くんの言うように、確かに私にはわからないのかもしれない。
他にも沢山わからないことがあるよ、あなたの本当の家族のことや、生い立ちとか・・・」
男「・・・」
女「でも・・・こんな私にだって、わかることはあるんだよ。
周りが何と言おうと、それは変わらない事」
男「・・・」
女「私達は家族。互いが互いに大切な存在で、だから、一人でも欠けると・・・・・・すごく、悲しいの」
男「・・・!」
男「・・・・・・お前達は、悲しかったのか・・・?」
女「・・・ええ、とっても」
男「・・・・・・すまない」
女「いいの。それにね、男くんにも一つ大事なことを知ってもらえた気がする。
それは、貴方がどれほど私達にとって大事な存在かってこと」
女「男くんの言うように、確かに私にはわからないのかもしれない。
他にも沢山わからないことがあるよ、あなたの本当の家族のことや、生い立ちとか・・・」
男「・・・」
女「でも・・・こんな私にだって、わかることはあるんだよ。
周りが何と言おうと、それは変わらない事」
男「・・・」
女「私達は家族。互いが互いに大切な存在で、だから、一人でも欠けると・・・・・・すごく、悲しいの」
男「・・・!」
男「・・・・・・お前達は、悲しかったのか・・・?」
女「・・・ええ、とっても」
男「・・・・・・すまない」
女「いいの。それにね、男くんにも一つ大事なことを知ってもらえた気がする。
それは、貴方がどれほど私達にとって大事な存在かってこと」
280: 2012/04/03(火) 15:36:31.35 ID:C+SOFFdp0
男「・・・俺は・・・邪魔ではないのか・・・」
女「当たり前じゃない、いなきゃ困るんだよ?」ニッコリ
男「・・・・・・」
男「・・・・・・・」ポロポロ
男「・・・ふはははは、そうだな!貴様らは俺がいなきゃ困るであろう!」ポロポロ
女「・・・ぷ、あははっ!男くんったら変なとこで素直じゃないんだから。」
男「わ、笑うで、ないのだ!グスッ」ポロポロ
女「ふふ、ごめんなさい。ほら、涙拭いて」
男「くそっ!女!俺は腹が減った!」
女「うん、カツ丼食べたいんでしょ?まったく、しょうがないんだから」
男「ふん・・・グスッ・・・・。・・・・おい、女」
女「何?」
男「・・・・・・ありがとう」
女「!」
女「・・・・・・こちらこそ」ニッコリ
女「当たり前じゃない、いなきゃ困るんだよ?」ニッコリ
男「・・・・・・」
男「・・・・・・・」ポロポロ
男「・・・ふはははは、そうだな!貴様らは俺がいなきゃ困るであろう!」ポロポロ
女「・・・ぷ、あははっ!男くんったら変なとこで素直じゃないんだから。」
男「わ、笑うで、ないのだ!グスッ」ポロポロ
女「ふふ、ごめんなさい。ほら、涙拭いて」
男「くそっ!女!俺は腹が減った!」
女「うん、カツ丼食べたいんでしょ?まったく、しょうがないんだから」
男「ふん・・・グスッ・・・・。・・・・おい、女」
女「何?」
男「・・・・・・ありがとう」
女「!」
女「・・・・・・こちらこそ」ニッコリ
281: 2012/04/03(火) 15:39:25.49 ID:C+SOFFdp0
プルルルルル
女父「女から電話・・・」
ピッ
女父「もしもし」
女『あ、もしもしお父さん?
・・・・・・・今、男くんとカツ丼屋でカツ丼食べてるんだけど、よかったらお母さんと一緒にこない?』
女父「!」
女父「・・・・ああ!今から母さんと一緒に行くよ!」
女『うん、待ってるね』
ピッ
女父「・・・・・・・よかった、本当によかった・・・・」
301: 2012/04/03(火) 16:08:20.61 ID:C+SOFFdp0
(リビング)
女母「女、男くんは寝た?」
女「うん、流石に疲れてたみたいでぐっすり」
女母「本当に、見つかってよかったわ・・・」
女父「ああ見えて男くんは、色々気にしてたんだな」
女「うん・・・それでね、お父さん、お母さん。学校のことなんだけど」
女父「男くんは明日、休ませよう。お父さん、男くんと行きたい場所があるんだ」
女「???そう、わかった」
女母「女はどうする?無理して行かなくていいからね?」
女「ううん、私は大丈夫だから学校行くね」
女母「そう・・・無理は絶対にしちゃ駄目だからね?」
女「うん、わかってるよ。ありがとう。じゃあ私ももう寝るね、おやすみなさい」
女母・女父「「おやすみ」」
女母「女、男くんは寝た?」
女「うん、流石に疲れてたみたいでぐっすり」
女母「本当に、見つかってよかったわ・・・」
女父「ああ見えて男くんは、色々気にしてたんだな」
女「うん・・・それでね、お父さん、お母さん。学校のことなんだけど」
女父「男くんは明日、休ませよう。お父さん、男くんと行きたい場所があるんだ」
女「???そう、わかった」
女母「女はどうする?無理して行かなくていいからね?」
女「ううん、私は大丈夫だから学校行くね」
女母「そう・・・無理は絶対にしちゃ駄目だからね?」
女「うん、わかってるよ。ありがとう。じゃあ私ももう寝るね、おやすみなさい」
女母・女父「「おやすみ」」
307: 2012/04/03(火) 16:19:17.17 ID:C+SOFFdp0
(学校)
地味女「女さん、おはよう」
女「地味女さん!おはよう」ニッコリ
ビXチ2「来た・・・」
ビXチ3「」ヒソヒソ
ビXチ1「チッ・・・」
女「ねえ、三人とも」
ビXチ1「なんだよ・・・近づくんじゃねーよ」
女「あのね、ううん。三人だけじゃない。この教室にいる皆に話があるの!」
地味女「女さん、おはよう」
女「地味女さん!おはよう」ニッコリ
ビXチ2「来た・・・」
ビXチ3「」ヒソヒソ
ビXチ1「チッ・・・」
女「ねえ、三人とも」
ビXチ1「なんだよ・・・近づくんじゃねーよ」
女「あのね、ううん。三人だけじゃない。この教室にいる皆に話があるの!」
308: 2012/04/03(火) 16:21:18.04 ID:C+SOFFdp0
DQN1「・・・」
DQN2「女さんどうしたんだ・・・?」
女「私と男くんのこと、皆色々言っているみたいだけど・・・。皆に本当のことを言うね。
男くんは、わけあって家の家族の一員になったの」
ザワザワ ガヤガヤ
女「だから、付き合ったとか、そんなんじゃないよ。私と男くんに恋愛感情はないの。
ほんと、ごく普通に住んでるだけ。みんなが兄弟に接するのと同じように。
きっと皆誤解してると思うから・・・それだけなの。ごめんなさい急に」
シーン・・・
女「(どうしよう・・・つい勢いでいっちゃったけど・・・)」
DQN2「・・・適当いってんじゃねーよ!どうせ嘘なんだろ!?」
DQN1「黙れ、DQN2。女さんが言ってることは嘘なんかじゃねーよ」
DQN2「女さんどうしたんだ・・・?」
女「私と男くんのこと、皆色々言っているみたいだけど・・・。皆に本当のことを言うね。
男くんは、わけあって家の家族の一員になったの」
ザワザワ ガヤガヤ
女「だから、付き合ったとか、そんなんじゃないよ。私と男くんに恋愛感情はないの。
ほんと、ごく普通に住んでるだけ。みんなが兄弟に接するのと同じように。
きっと皆誤解してると思うから・・・それだけなの。ごめんなさい急に」
シーン・・・
女「(どうしよう・・・つい勢いでいっちゃったけど・・・)」
DQN2「・・・適当いってんじゃねーよ!どうせ嘘なんだろ!?」
DQN1「黙れ、DQN2。女さんが言ってることは嘘なんかじゃねーよ」
311: 2012/04/03(火) 16:28:44.94 ID:C+SOFFdp0
DQN2「DQN1・・・」
DQN1「この間男も同じことを言ってた。どっちも、どうも嘘をついているような言い方でもない」
女「DQN1くん・・・」
DQN1「おいビXチ1。お前はどう思うんだよ」
ビXチ1「どうって・・・あたしは信じられないね。だってつい数週間前まで女は男くんのこと気になってたじゃない」
ビXチ2「そーよ!」
女「うん、確かにそれは間違ってないよ。あの時は、気難しいって噂の男くんに興味があった。でもね。
男くんと話すようになって、少しずつ彼のことを知って・・・。人間として、本当に好きになったの。
だから、行き場のない男くんを、家族として受け入れたいって思った」
ビXチ1「・・・・・・」
ビXチ1「・・・うん、わかった」
ビXチ2「ビXチ1!?」
ビXチ1「DQN1が言うように、確かに嘘をついてる感じがしない。・・・女ちゃん、今まで悪かったよ」
女「ビXチ1さん・・・」
DQN1「この間男も同じことを言ってた。どっちも、どうも嘘をついているような言い方でもない」
女「DQN1くん・・・」
DQN1「おいビXチ1。お前はどう思うんだよ」
ビXチ1「どうって・・・あたしは信じられないね。だってつい数週間前まで女は男くんのこと気になってたじゃない」
ビXチ2「そーよ!」
女「うん、確かにそれは間違ってないよ。あの時は、気難しいって噂の男くんに興味があった。でもね。
男くんと話すようになって、少しずつ彼のことを知って・・・。人間として、本当に好きになったの。
だから、行き場のない男くんを、家族として受け入れたいって思った」
ビXチ1「・・・・・・」
ビXチ1「・・・うん、わかった」
ビXチ2「ビXチ1!?」
ビXチ1「DQN1が言うように、確かに嘘をついてる感じがしない。・・・女ちゃん、今まで悪かったよ」
女「ビXチ1さん・・・」
313: 2012/04/03(火) 16:31:48.07 ID:C+SOFFdp0
女「みんな、ありがとう・・・信じてくれて・・・」
女「(よかった・・・。みんなの誤解がとけて・・・。これで男くんも安心して学校これるよね)」
女「(男くん・・・そういえば今日何処にいったんだろう・・・)」
(???)
女父「さあ、着いたよ!」
男「くそ!何のつもりだ!やめろ!俺に触るでないのだ!!」
女父「いいからいいから、勇気を出して」
男「やめろおおくぁwせdrftgyh!!!!!!」
女「(よかった・・・。みんなの誤解がとけて・・・。これで男くんも安心して学校これるよね)」
女「(男くん・・・そういえば今日何処にいったんだろう・・・)」
(???)
女父「さあ、着いたよ!」
男「くそ!何のつもりだ!やめろ!俺に触るでないのだ!!」
女父「いいからいいから、勇気を出して」
男「やめろおおくぁwせdrftgyh!!!!!!」
316: 2012/04/03(火) 16:35:20.20 ID:C+SOFFdp0
女「ただいまー!」
女母・女父「「おかえりなさい」」
女「ふぅー、今日も学校疲れたよ~・・・」
女母「で、どうだったの?みんなの感じは」
女「うん、ちゃんと話したらみんなわかってくれたよ。男くんも学校来て大丈夫だと思う」
女母「それはよかったわ!」
女「そんなことより、男くんは?」
女父「それがなー、さっきから部屋に引きこもったきりででてこないんだよ」
女「え???(なんでだろ・・・?)」
女父「もうそろそろご飯の時間だし、男くんを引っ張り出してきてくれるかい?」
女「わ、わかった」
女母・女父「「おかえりなさい」」
女「ふぅー、今日も学校疲れたよ~・・・」
女母「で、どうだったの?みんなの感じは」
女「うん、ちゃんと話したらみんなわかってくれたよ。男くんも学校来て大丈夫だと思う」
女母「それはよかったわ!」
女「そんなことより、男くんは?」
女父「それがなー、さっきから部屋に引きこもったきりででてこないんだよ」
女「え???(なんでだろ・・・?)」
女父「もうそろそろご飯の時間だし、男くんを引っ張り出してきてくれるかい?」
女「わ、わかった」
318: 2012/04/03(火) 16:39:57.00 ID:C+SOFFdp0
コンコン
女「男くーん?入るよー?」
男「く、来るな!」
女「だってもうご飯だもん。入るよー?」
ガチャ
男「うあああああああ!!!!」ガバッ
女「ちょっと!布団に隠れない!ご飯だよ!」
男「くそ!引っ張るな破れるだろう!!」
女「男くんがでてこないからで、しょ!!」ガバッ
男「あっ!」
女「・・・・・・え?」
男「っ・・・!!み、見るな・・・!!」
女「男・・・くん?」
322: 2012/04/03(火) 16:44:03.58 ID:C+SOFFdp0
>>319
やめて
女「髪の毛・・・切ったの・・・?
男「・・・似合わないだろ・・・」ボソッ
女「・・・すごく・・・似合ってるよ・・・!」
女「(やっぱり・・・男くんってすごく綺麗な顔してるんだ!)」
男「くそっ!視界がクリアで眩しい!!これではまともに生活できないではないか」
女「でもまともな人はそれで生活してるんだよ?男くん、もうご飯の時間だからリビング行こう」
男「嫌だ」
女「嫌だじゃないの!お父さんもお母さんも待ってるから食べよ?」
男「くっ・・・だから行きたくなかったのだ・・・」
やめて
女「髪の毛・・・切ったの・・・?
男「・・・似合わないだろ・・・」ボソッ
女「・・・すごく・・・似合ってるよ・・・!」
女「(やっぱり・・・男くんってすごく綺麗な顔してるんだ!)」
男「くそっ!視界がクリアで眩しい!!これではまともに生活できないではないか」
女「でもまともな人はそれで生活してるんだよ?男くん、もうご飯の時間だからリビング行こう」
男「嫌だ」
女「嫌だじゃないの!お父さんもお母さんも待ってるから食べよ?」
男「くっ・・・だから行きたくなかったのだ・・・」
329: 2012/04/03(火) 16:59:52.33 ID:C+SOFFdp0
女母「あ、やっと降りてきた」
男「くそっ・・・女父殿、この恨みいつか晴らす・・・」
女父「いやね、昨日男くん髪の毛濡れてて顔がちょっと見えたからさ。
せっかく綺麗なら出せばいいのにと思って。ごめんごめんww」
男「・・・くそっ」
女「ところで晩御飯なに?」
女母「今日はカツ丼よー」
男「カツ丼か・・・胸が高鳴るぜ」
男「くそっ・・・女父殿、この恨みいつか晴らす・・・」
女父「いやね、昨日男くん髪の毛濡れてて顔がちょっと見えたからさ。
せっかく綺麗なら出せばいいのにと思って。ごめんごめんww」
男「・・・くそっ」
女「ところで晩御飯なに?」
女母「今日はカツ丼よー」
男「カツ丼か・・・胸が高鳴るぜ」
414: 2012/04/03(火) 19:29:04.02 ID:C+SOFFdp0
(翌日)
女「男くーん、学校いくよー!」
男「く、くそ・・・」
女「男くん、失ったものはもう戻らないんだよ。伸びるのを待とう?」
男「・・・・・・」スッ
女「あ、こら!それお父さんのサングラスじゃない!駄目だよ男くん」
男「くっ・・・俺の顔が大衆に晒されるなんて・・・」
女「もう諦めなって、ほら学校いこう」
女父・女母「「いってらっしゃーい」」
男「くそっ・・・」
女「男くーん、学校いくよー!」
男「く、くそ・・・」
女「男くん、失ったものはもう戻らないんだよ。伸びるのを待とう?」
男「・・・・・・」スッ
女「あ、こら!それお父さんのサングラスじゃない!駄目だよ男くん」
男「くっ・・・俺の顔が大衆に晒されるなんて・・・」
女「もう諦めなって、ほら学校いこう」
女父・女母「「いってらっしゃーい」」
男「くそっ・・・」
425: 2012/04/03(火) 19:40:02.07 ID:C+SOFFdp0
(学校)
女「みんな、おはよう」
ビXチ1「女ちゃんおはよーって・・・」
ビXチ2「女、一緒にいるの誰?」
ビXチ3「え・・・まさか・・・」
男「チッ・・・」
地味女「女さん、おはようございます。・・・後ろにいるのは男くん?」
DQN2・3「まじかよ・・・」
DQN1「・・・」
女「みんな、おはよう」
ビXチ1「女ちゃんおはよーって・・・」
ビXチ2「女、一緒にいるの誰?」
ビXチ3「え・・・まさか・・・」
男「チッ・・・」
地味女「女さん、おはようございます。・・・後ろにいるのは男くん?」
DQN2・3「まじかよ・・・」
DQN1「・・・」
429: 2012/04/03(火) 19:41:49.99 ID:C+SOFFdp0
ビXチ1「やばー!男って実はちょーイケメンなんだ!?」
ビXチ2「まじタイプだしーwwwこれから仲良くしようね☆ミ」
男「くそっ・・・うるさい奴らだ・・・煩わしい・・・」
女「男くんっ」
ビXチ3「え~そんなこと言わずにwwwね?www仲良くしよwww」
男「断る。汚い目で見るな」
ビXチ1・2・3「はぁ!!??」
女「あ、こら男くん!」
先生「みんなー、HRはじめるお」
436: 2012/04/03(火) 19:47:06.00 ID:C+SOFFdp0
(昼休み)
女「男くん今日は何食べる?」
男「ふむ。たまにはカツ丼にするか」
女「おっけー!私もそうしよう」
女「おまたせー」
男「Thank you」
女「それにしてもすごかったねー。男くん一気に人気者だよ」
男「女父殿め・・・」
女「よかったじゃん!」
男「言い訳ないだろう!どいつもこいつも邪魔しおって・・・これでは女と話す時間が減ってしまう」
女「え?」
男「あ」
女「男くん今日は何食べる?」
男「ふむ。たまにはカツ丼にするか」
女「おっけー!私もそうしよう」
女「おまたせー」
男「Thank you」
女「それにしてもすごかったねー。男くん一気に人気者だよ」
男「女父殿め・・・」
女「よかったじゃん!」
男「言い訳ないだろう!どいつもこいつも邪魔しおって・・・これでは女と話す時間が減ってしまう」
女「え?」
男「あ」
450: 2012/04/03(火) 19:55:37.19 ID:C+SOFFdp0
女「えっ・・・と・・・」
男「か、勘違いするな!俺はその、早くお前からカツ丼をもらいたかっただけで・・・」
女「・・・・ふふっ」
男「何故笑う」
女「男くん、最初に話したときのこと覚えてる?」
男「・・・・・ああ、なんとなく覚えている」
女「私ね、あの時噂で男くんは気難しい人だって聞いて、仲良くなりたい!って思ったの。
あの頃は男くんそっけなかったけど、それに比べて今は大分仲良くなれたなって・・・」
男「ふん。高貴な俺に突然話しかけるなんて、お前は命知らずだったな」
女「命知らずって大げさな」
男「か、勘違いするな!俺はその、早くお前からカツ丼をもらいたかっただけで・・・」
女「・・・・ふふっ」
男「何故笑う」
女「男くん、最初に話したときのこと覚えてる?」
男「・・・・・ああ、なんとなく覚えている」
女「私ね、あの時噂で男くんは気難しい人だって聞いて、仲良くなりたい!って思ったの。
あの頃は男くんそっけなかったけど、それに比べて今は大分仲良くなれたなって・・・」
男「ふん。高貴な俺に突然話しかけるなんて、お前は命知らずだったな」
女「命知らずって大げさな」
457: 2012/04/03(火) 20:01:31.27 ID:C+SOFFdp0
こんなはちゃめちゃSS転載されないだろうけど一応
女「男くん」
男「なんだ」
女「ありがとね」
男「なんだいきなり」
女「ううん・・・。こんな私と仲良くなってくれて、ほんとありがとう・・・」
男「・・・ふん、水臭いではないか・・・臭い臭い」
女「あはは、そうだね。私もなんだか照れ臭いや。臭い臭い」
男「・・・」
女「・・・」
キーーンコーーンカーーンコーーン
女「・・・そろそろいこっか」
男「・・・ああ」
女「男くん」
男「なんだ」
女「ありがとね」
男「なんだいきなり」
女「ううん・・・。こんな私と仲良くなってくれて、ほんとありがとう・・・」
男「・・・ふん、水臭いではないか・・・臭い臭い」
女「あはは、そうだね。私もなんだか照れ臭いや。臭い臭い」
男「・・・」
女「・・・」
キーーンコーーンカーーンコーーン
女「・・・そろそろいこっか」
男「・・・ああ」
477: 2012/04/03(火) 20:30:01.98 ID:C+SOFFdp0
女「(私・・・男くんのこと好きなのかな?
最初は興味本位で気になってただけだけど、最近一緒にいると男くんの一挙一動にドキドキする)」
男「(くそ・・・なんで俺はあんなことを言ってしまったのだ・・・もしや・・・病におかされたのか・・・?)」
(放課後)
女「男くーん、帰るよー」
男「ああ、女。薬は何処にうっている」
女「え、薬?えーっと、ドラッグストア行こうか」
男「ああ、たのむ」
女「ちなみにどんな症状?」
男「よくわからん・・・とにかく何にでも効く薬をたのむ」
女「えーっと、体調不良?それとも傷?」
男「両方だ。ポーションは売ってないのか?」
女「りょ、両方って大丈夫!?ポーションなんて売ってないよ・・・。
よくわかんないからオロナインと正露丸でいいや」
最初は興味本位で気になってただけだけど、最近一緒にいると男くんの一挙一動にドキドキする)」
男「(くそ・・・なんで俺はあんなことを言ってしまったのだ・・・もしや・・・病におかされたのか・・・?)」
(放課後)
女「男くーん、帰るよー」
男「ああ、女。薬は何処にうっている」
女「え、薬?えーっと、ドラッグストア行こうか」
男「ああ、たのむ」
女「ちなみにどんな症状?」
男「よくわからん・・・とにかく何にでも効く薬をたのむ」
女「えーっと、体調不良?それとも傷?」
男「両方だ。ポーションは売ってないのか?」
女「りょ、両方って大丈夫!?ポーションなんて売ってないよ・・・。
よくわかんないからオロナインと正露丸でいいや」
479: 2012/04/03(火) 20:35:07.30 ID:C+SOFFdp0
女「ごちそうさまでした」
男「ごちそうさまでした」
女母「お粗末さまでした」
女「さーて相棒みよっと」
男「俺はもう寝る」
女「あれ?男くん毎週相棒たのしみにしてたじゃない」
男「いや・・・今日はどうやら体調がわるいようだ」
女「あ!そうだったね、大丈夫?」
男「ああ、寝れば治るだろう。では、御夜栖美」
女「おやすみなさい」
男「ごちそうさまでした」
女母「お粗末さまでした」
女「さーて相棒みよっと」
男「俺はもう寝る」
女「あれ?男くん毎週相棒たのしみにしてたじゃない」
男「いや・・・今日はどうやら体調がわるいようだ」
女「あ!そうだったね、大丈夫?」
男「ああ、寝れば治るだろう。では、御夜栖美」
女「おやすみなさい」
486: 2012/04/03(火) 20:40:37.01 ID:C+SOFFdp0
(男自室)
パタン
男「ふぅ・・・」
男「さて、さっそく薬を使おう」
男「まずはこの正露丸とやらからだな。しかし何粒服用すればいいのかわからん。
たしか年齢によって飲む数が変わると聞いた・・・。俺は今年17才になるから17粒食べるか」
男「・・・・・・苦い」
男「次にオロナインだ。これは痛む部分に塗れば良いのだな」
男「・・・・・・胸がベタベタする」
男「よし、これで明日には治っているはず。では寝よう・・・Goood night」
496: 2012/04/03(火) 20:55:30.78 ID:C+SOFFdp0
(翌日)
女「あ、おはよう!」
男「・・・・」
女「どうしたの?」
男「くそ、治らないではないか!!!!」
女「え!びっくりした!行き成り大声出さないでよ~」
女母「あ、男くんおはよう。ご飯できてるわよ」
男「ああ、良いにおいだ。頂こう」
女「あ、おはよう!」
男「・・・・」
女「どうしたの?」
男「くそ、治らないではないか!!!!」
女「え!びっくりした!行き成り大声出さないでよ~」
女母「あ、男くんおはよう。ご飯できてるわよ」
男「ああ、良いにおいだ。頂こう」
505: 2012/04/03(火) 21:14:21.95 ID:C+SOFFdp0
(昼)
女「はい、カツ丼」
男「すまない」
女「いいえ。そういえば体調どう?」
男「ああ、まったく治らない。それどころか悪化している気がする」
女「え!?大丈夫??病院行ったほうがいいんじゃ・・・」
男「ふむ・・・考えておこう・・・」
女「(男くん、大丈夫かなあ)」
女「はい、カツ丼」
男「すまない」
女「いいえ。そういえば体調どう?」
男「ああ、まったく治らない。それどころか悪化している気がする」
女「え!?大丈夫??病院行ったほうがいいんじゃ・・・」
男「ふむ・・・考えておこう・・・」
女「(男くん、大丈夫かなあ)」
509: 2012/04/03(火) 21:18:55.05 ID:C+SOFFdp0
女「昨日も聞いたけど、どんな感じなの?」
男「だからわからないと言っているだろう」
女「うーん、でもそれじゃあどんな病気かわからないよー。
正露丸とオロナインでも治らないんだし」
男「む・・・そうだな。こう、胸のあたりが・・・」
女「うんうん」ジーーーー
男「っ・・・!痛い痛い!やめろ見てくるな胸が痛くなる!!!」
女「え!?」
男「くっ・・・貴様俺に何をした・・・」
女「何もしてないよー」
512: 2012/04/03(火) 21:26:06.19 ID:C+SOFFdp0
男「とにかく、お前が見てきたり笑ったりすると胸が痛むのだ。なんとかしろ」
女「な、なんとかって・・・」
女「(私が見てきたり笑ったりすると胸が痛むって・・・まさか)・・・///」
男「おい女、顔が赤いぞ。お前も病か」
女「そ、そうかも・・・はぁ・・・///」
女「(はっ!だめだめ!私と男くんは家族なんだから!)」
男「やっぱりカツ丼は最高だな」
518: 2012/04/03(火) 21:35:34.82 ID:C+SOFFdp0
(放課後)
男「女、帰るぞ」
女「あ、うん。男くん、お父さんからメールきてたんだけど
お父さんとお母さん今晩帰りが夜中になるんだって」
男「ふむ、了解した」
女「なんか忙しそうだねー・・・。ま、とりあえず帰ろっか!」
男「ああ」
521: 2012/04/03(火) 21:40:02.85 ID:C+SOFFdp0
女「ただいまー」
男「只今」
女「じゃあ私、ご飯の支度してるしお風呂とかお願いね」
男「わかった」
(風呂場)
ジャージャー
男「ふぅ・・・今日女母殿と女父殿は帰りがおそいのか」
男「ってことは、女と二人きり・・・」
男「・・・痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」
女「男くん!?大丈夫!?」
男「うわあああびっくりさせるな貴様!!!」
女「ご、ごめんなんか叫んでたから!・・・あ、そうだお風呂掃除おわったら妹にもご飯食べさせなきゃいけないから連れてきてくれる?」
男「・・・わかった(・・・そういえばいたな・・・ちっ・・・)」
529: 2012/04/03(火) 21:44:49.36 ID:C+SOFFdp0
コンコン
男「妹よ、入るぞ」
ガチャ
妹「wwwwwwww」
男「お前は相変わらず憎たらしい奴だな。
これからご飯だそうだ。お前を連行する」
妹「wwwwwww」
男「連れてきたぞ」
女「ありがとう!じゃあご飯にしよっか」
妹「ハーイwwwwww」
男「ふむ、今日はカツ丼か。いいな」
535: 2012/04/03(火) 21:49:22.12 ID:C+SOFFdp0
男「ごちそうさまでした」
女「お粗末さまでした」
男「女は料理もできるのか、絶品だった」
女「ありがとー!」
男「洗い物は俺がしよう」
女「え!いいよ!」
男「何を言う、俺にもやらせろ」
女「・・・ふふっ、じゃあ一緒にやろうか」
女「お粗末さまでした」
男「女は料理もできるのか、絶品だった」
女「ありがとー!」
男「洗い物は俺がしよう」
女「え!いいよ!」
男「何を言う、俺にもやらせろ」
女「・・・ふふっ、じゃあ一緒にやろうか」
540: 2012/04/03(火) 21:52:26.20 ID:C+SOFFdp0
ガチャガチャ
女「(こうして並んで立つと、男くんって身長高いんだなあ・・・)」
男「(今気づいたが、女は結構小さいんだな・・・)」
ガチャガチャ
女「・・・///」
男「・・・(胸が痛い・・・)」
妹・犬「zZZ]
女「(こうして並んで立つと、男くんって身長高いんだなあ・・・)」
男「(今気づいたが、女は結構小さいんだな・・・)」
ガチャガチャ
女「・・・///」
男「・・・(胸が痛い・・・)」
妹・犬「zZZ]
547: 2012/04/03(火) 21:58:42.15 ID:C+SOFFdp0
女「さて、洗い物もおわったしソファー座ってテレビでも見ようか」
男「ああ」
ポスン
女「・・・///(ソファーで一緒にすわるなんて前からしてたのに、なんかドキドキするなあ)
」
男「・・・・・・(痛い痛い痛い・・・)」
女「はい、チャンネル好きなのにしていいよ」
男「すまない。今日は相棒やってないのか?」
女「相棒は昨日だよ」
ピッ ピッ ピッ
男「・・・ニュースばかりだな。つまらん」
ピッ ピッ
女「あ、ドラマやってるよ」
男「ふむ、おもしろそうだな。これにしよう」
556: 2012/04/03(火) 22:03:45.19 ID:C+SOFFdp0
ドラマ女『なんなのよ!ドラマ男の馬鹿!』プンプン
男「なんでこの女は怒ってるんだ」
女「さあ・・・」
~15分後~
ドラマ女『なによ!私のことなんて好きじゃないんでしょ!』
ドラマ男『はあ・・・お前ってホント馬鹿だな』 ギュッ
ドラマ女『・・・!!ちょ、ちょっと!!!何すんのよ///』
女「・・・///(き、気まずい・・・)」
男「・・・///」
559: 2012/04/03(火) 22:05:17.40 ID:C+SOFFdp0
ドラマ男『ドラマ女・・・好きだ・・・』
ドラマ女『・・・馬鹿、アンタなんか嫌いよぉ・・・』
ドラマ男『それでもいい』
チュッ
女「//////」
男「//////」
ドラマ女『・・・馬鹿、アンタなんか嫌いよぉ・・・』
ドラマ男『それでもいい』
チュッ
女「//////」
男「//////」
566: 2012/04/03(火) 22:08:59.70 ID:C+SOFFdp0
ドラマ『♪~♪~(エンディングテーマ)』
女「い、いいドラマだったね・・・///」
男「あ、ああ・・・///」
女「///」
男「///」
女「(き、気まずい・・・どうしよう)・・・あ、お、男くん、今週の土曜日さ///」
男「女」
女「な、なに?///」
女「・・・え?」
女「い、いいドラマだったね・・・///」
男「あ、ああ・・・///」
女「///」
男「///」
女「(き、気まずい・・・どうしよう)・・・あ、お、男くん、今週の土曜日さ///」
男「女」
女「な、なに?///」
女「・・・え?」
573: 2012/04/03(火) 22:13:24.70 ID:C+SOFFdp0
女「(え???!!何??!!何が起きたの????)」
女「(えっと、お、お、お、男くんのく、く、唇が、わ、私の唇にあqwせdr)」
男「ド、ド、ドラマの男が今の俺と似てる気がして、お、同じことをしてみた・・
気分を害したなら謝る、すまん・・・」
女「あ、あの、あ、う、くぁwせd」
男「だ、大丈夫か女、すまん!」
女「あう、え、う・・・・・・」
女「うぅっ・・・う~・・・」ポロポロ
女「(えっと、お、お、お、男くんのく、く、唇が、わ、私の唇にあqwせdr)」
男「ド、ド、ドラマの男が今の俺と似てる気がして、お、同じことをしてみた・・
気分を害したなら謝る、すまん・・・」
女「あ、あの、あ、う、くぁwせd」
男「だ、大丈夫か女、すまん!」
女「あう、え、う・・・・・・」
女「うぅっ・・・う~・・・」ポロポロ
575: 2012/04/03(火) 22:16:05.87 ID:C+SOFFdp0
男「だ、大丈夫か女!どこか痛いのか!?そ、それとも泣くほど嫌だったのか!」
女「ち、ちがっヒック、ちがうの・・・グスッ」ポロポロ
妹「オンギャアアアアアイアアアアア!!!!wwwww」
男「ええいうるさい!!お前は泣いていろ!!!
女、大丈夫か?」
女「うん、うん、大丈夫だよっ・・・あのね」ポロポロ
女「私、嬉しくって・・・」ポロポロ
女「ち、ちがっヒック、ちがうの・・・グスッ」ポロポロ
妹「オンギャアアアアアイアアアアア!!!!wwwww」
男「ええいうるさい!!お前は泣いていろ!!!
女、大丈夫か?」
女「うん、うん、大丈夫だよっ・・・あのね」ポロポロ
女「私、嬉しくって・・・」ポロポロ
593: 2012/04/03(火) 22:23:31.64 ID:C+SOFFdp0
男「女・・・いきなりあんなことをしてすまない。
だが、なんだ・・・あの胸の痛みが、治まった気がする」
女「男くん・・・」
男「ほ、本当にすまない。だが、今までしたかったことが、出来たようなきがして・・・」
女「・・・」
男「なんだか・・・よくわからないが・・・すごく、嬉し、かった・・・」
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・男くん、私達きっと
恋をしてるんだね」
600: 2012/04/03(火) 22:30:50.03 ID:C+SOFFdp0
男「こい・・・(食べたことがある・・・)」
女「そっちじゃないからね。
そうじゃなくって、恋愛だよ恋愛!」
男「れんあい?」
女「そう、恋愛」
男「なんだそれは」
女「なんだと聞かれると困るけど・・・えーっと・・・
相手を恋しく思う気持ち、とか、愛する気持ち、とか
私もよくわかんないや、えへへ・・・」
男「なんだそれは・・・まあ、よくわからんが・・・
今、俺は生まれてきた中で最も幸福を感じr妹「オンギャアアアアアアアアwwwww」
男「・・・・・・とりあえずあいつを黙らせろ」
女「そっちじゃないからね。
そうじゃなくって、恋愛だよ恋愛!」
男「れんあい?」
女「そう、恋愛」
男「なんだそれは」
女「なんだと聞かれると困るけど・・・えーっと・・・
相手を恋しく思う気持ち、とか、愛する気持ち、とか
私もよくわかんないや、えへへ・・・」
男「なんだそれは・・・まあ、よくわからんが・・・
今、俺は生まれてきた中で最も幸福を感じr妹「オンギャアアアアアアアアwwwww」
男「・・・・・・とりあえずあいつを黙らせろ」
609: 2012/04/03(火) 22:37:17.60 ID:C+SOFFdp0
女「そうだ、男くん。今週の土曜日どこか出かけない?」
男「貴様、仕事をサボる気か」
女「違うって、今週はたまたま休みなんだ!ピクニックでもどう?」
男「ほう、ピクニックか・・・いいだろう」
女「よかった!えへへ、なんか楽しみ」
男「ああ・・・・・・女」
女「なに?」
男「もう一度、さっきのをしていいか・・・?」
女「////・・・うん」
男「」ドキドキ
女「」ドキドキ
・・・チュッ
男「・・・くそ、なんだこれは///嬉しいのだがなんだか恥ずかしいぞ」
女「男くん、今のはキスっていうんだよ。先に言っておくけど魚じゃないからね」
男「貴様、仕事をサボる気か」
女「違うって、今週はたまたま休みなんだ!ピクニックでもどう?」
男「ほう、ピクニックか・・・いいだろう」
女「よかった!えへへ、なんか楽しみ」
男「ああ・・・・・・女」
女「なに?」
男「もう一度、さっきのをしていいか・・・?」
女「////・・・うん」
男「」ドキドキ
女「」ドキドキ
・・・チュッ
男「・・・くそ、なんだこれは///嬉しいのだがなんだか恥ずかしいぞ」
女「男くん、今のはキスっていうんだよ。先に言っておくけど魚じゃないからね」
616: 2012/04/03(火) 22:39:56.25 ID:C+SOFFdp0
(土曜日)
女「お弁当おっけー!じゃあ男くん、行こうか」
男「ああ。行ってきます」
女「行ってきます!」
女父「いってらっしゃい」
女母「気をつけるのよ!」
女「うーん!いい天気!今日はピクニック日和だね!」
男「くっ・・・眩しい」
女「男くん、いい加減慣れないと駄目だよー?」
女「お弁当おっけー!じゃあ男くん、行こうか」
男「ああ。行ってきます」
女「行ってきます!」
女父「いってらっしゃい」
女母「気をつけるのよ!」
女「うーん!いい天気!今日はピクニック日和だね!」
男「くっ・・・眩しい」
女「男くん、いい加減慣れないと駄目だよー?」
632: 2012/04/03(火) 22:48:08.49 ID:C+SOFFdp0
女「公園とうちゃーく!」
男「ほう、なかなか美しいところではないか」
女「この時期はお花も沢山咲いてて綺麗だねー!」
男「・・・おいしそうなたんぽぽだな」
女「こらこらこら!そのおいしそうな雑草を見るたび食べようとする癖もなおさなきゃ!」
男「ハッ、すまん、つい」
女「もー、気をつけてね?よし、荷物はここにおいて遊ぼっか?」
男「まったく貴様は子供か。俺はあのブランコが猛烈にしたい」
女「男くんこそ純粋無垢だよね」
男「ほう、なかなか美しいところではないか」
女「この時期はお花も沢山咲いてて綺麗だねー!」
男「・・・おいしそうなたんぽぽだな」
女「こらこらこら!そのおいしそうな雑草を見るたび食べようとする癖もなおさなきゃ!」
男「ハッ、すまん、つい」
女「もー、気をつけてね?よし、荷物はここにおいて遊ぼっか?」
男「まったく貴様は子供か。俺はあのブランコが猛烈にしたい」
女「男くんこそ純粋無垢だよね」
635: 2012/04/03(火) 22:50:43.28 ID:C+SOFFdp0
女「ふー!遊んだ遊んだ!楽しかったー!」
男「おい、腹が減ったぞ」
女「だね。もう良い時間だしあの水道で手洗ってからお弁当食べよう!」
男「ああ」
女「さて、頂きますか!」
男「頂こう!」
女・男「「頂ます!」」
モグモグ
モグモグ
男「やっぱりカツ丼は最高だな」
男「おい、腹が減ったぞ」
女「だね。もう良い時間だしあの水道で手洗ってからお弁当食べよう!」
男「ああ」
女「さて、頂きますか!」
男「頂こう!」
女・男「「頂ます!」」
モグモグ
モグモグ
男「やっぱりカツ丼は最高だな」
643: 2012/04/03(火) 22:54:08.73 ID:C+SOFFdp0
女「のどかだねー」
男「そうだな」
キャッ キャッ
男「ここは人が多いな」
女「そうだねー、大きい公園だしね!」
男「いい場所だな」
女「うん」
通りすがり子「お父さん!絶対離しちゃだめだよ!」
通りすがり父「おう!後ろは任せろ!」
通りすがり母「子ー!がんばれー!」
女「あ、自転車の練習してる。懐かしいなあー」
男「そうだな、俺も昔を思い出す・・・」
女「・・・・・・(男くんの・・・昔)」
648: 2012/04/03(火) 22:57:25.12 ID:C+SOFFdp0
男「・・・懐かしいな、なかなか自転車に乗れなくて父と母に手伝ってもらったものだ」
女「・・・ねえ、男くん」
男「なんだ」
女「ずっと気になってたの。その、触れちゃいけないと思って今まで聞かなかったんだけど。
・・・男くんの家族のこと」
男「・・・」
女「もし、男くんが嫌じゃなかったら・・・教えてほしい・・・。男くんの、過去のこと・・・」
男「・・・・いいだろう、たいしたことでもないしな」
女「・・・ねえ、男くん」
男「なんだ」
女「ずっと気になってたの。その、触れちゃいけないと思って今まで聞かなかったんだけど。
・・・男くんの家族のこと」
男「・・・」
女「もし、男くんが嫌じゃなかったら・・・教えてほしい・・・。男くんの、過去のこと・・・」
男「・・・・いいだろう、たいしたことでもないしな」
653: 2012/04/03(火) 23:01:09.92 ID:C+SOFFdp0
男「お父さん!怖いよ!」
男父「アホか!お前男だろ!恐怖を捨てろ!」
男「うぅー・・・」
男母「男、がんばってね!」
男父「よっしゃあ、男、行くぞー!!」
男「うわあああああ・・・!」
男「・・・今日も乗れなかった」
男母「そんなに落ち込まなくて大丈夫よ!」
男父「そうだぞ!明日も父ちゃんが手伝ってやるからな!」
男「・・・うん!わかった!俺がんばるよ!」
655: 2012/04/03(火) 23:03:40.07 ID:C+SOFFdp0
男父「よーし、今日こそ乗れるようになるぞ!」
男父・母・男「「「おーーー!!」」」
~30分後~
トテッ
男「うわああ」
男母「おしい!あとちょっとよ!」
~1時間後~
トテッ
男「痛い・・・」
男父「男!くじけるな!」
男「・・・うん!」
658: 2012/04/03(火) 23:05:59.24 ID:C+SOFFdp0
~2時間後~
男父「よし、いくぞ!」
男「うん!」
コキコキコキ
男父「良い感じだ!よーし、男、離すぞ!」
男「う、うん!!」
ヨロヨロ
スーーー・・・
男母「・・・!!!」
男父「男!よくやった!!」
男「え!?お父さん手離してるの!?俺乗れてるの!?」
男父「おう!お前は立派に、自分の力でこげてるぞ!」
男「・・・!やったあ!!!ってうわあああ!!」ドシャー!!
男父「大丈夫かーーーー!!」
661: 2012/04/03(火) 23:09:57.67 ID:C+SOFFdp0
男父「男、今日はよく頑張ったな!!」
男「うん!!・・・でも、小学3年生でのれるようになるって遅いよね・・・」
男父「なーに、気にすることはないさ」
男母「そうよ?はやくできるようになれば良いってもんじゃないんだからね?
男には、努力する勇気がある。それは、とっても立派なことなのよ?」
男「・・・そうかなあ?」
男父「そうさ!いいかあ、男、父ちゃんみたいな立派な男になれよー?」
男「うん!!俺、お父さんみたいになる!!」
男母「うふふっ、未来が楽しみねー!」
男「うん!!・・・でも、小学3年生でのれるようになるって遅いよね・・・」
男父「なーに、気にすることはないさ」
男母「そうよ?はやくできるようになれば良いってもんじゃないんだからね?
男には、努力する勇気がある。それは、とっても立派なことなのよ?」
男「・・・そうかなあ?」
男父「そうさ!いいかあ、男、父ちゃんみたいな立派な男になれよー?」
男「うん!!俺、お父さんみたいになる!!」
男母「うふふっ、未来が楽しみねー!」
672: 2012/04/03(火) 23:18:33.30 ID:C+SOFFdp0
---1年後
男母「男!早く!急いでっ!!!!」
男「待ってよ!!お母さん一体どうしたの!?」
男母「いいから早く!!!!!」
ガラッ!!
男母「お父さん!!!!」
医師「・・・・・・男母さんですか?」
男母「ええ、そうです!あの、男父は!?」
医師「・・・・・尽力したのですが・・・残念ながら・・・」
男「・・・なに?どうしたの・・・?お母さん・・・?」
男母「うっ・・・あ・・・あぁ・・・っ!!!!」ガクッ
医師「・・・どうやら即氏だったようです。
・・・苦しまずに逝けたのが、せめてもの救いです・・・」
男母「男!早く!急いでっ!!!!」
男「待ってよ!!お母さん一体どうしたの!?」
男母「いいから早く!!!!!」
ガラッ!!
男母「お父さん!!!!」
医師「・・・・・・男母さんですか?」
男母「ええ、そうです!あの、男父は!?」
医師「・・・・・尽力したのですが・・・残念ながら・・・」
男「・・・なに?どうしたの・・・?お母さん・・・?」
男母「うっ・・・あ・・・あぁ・・・っ!!!!」ガクッ
医師「・・・どうやら即氏だったようです。
・・・苦しまずに逝けたのが、せめてもの救いです・・・」
685: 2012/04/03(火) 23:23:31.58 ID:C+SOFFdp0
男「お母さん、ただいま」
男母「・・・・・・」
男「あの、お母さん・・・」
男母「・・・・るさいのよ・・・」
男「あ、ご、ごめんなさい・・・」
男母「うるさいのよ!!あんたの声なんか聞きたくない!!」
パンッ!!
男「っ・・・!」ポロポロ
男「っ、あの、お母さん、ご飯・・・」ポロポロ
男母「知らないわよそんなもの!!自分でやりなさいよぉ!!!」ポロポロ
男「お母さん・・・」ポロポロ
男母「・・・・・・」
男「あの、お母さん・・・」
男母「・・・・るさいのよ・・・」
男「あ、ご、ごめんなさい・・・」
男母「うるさいのよ!!あんたの声なんか聞きたくない!!」
パンッ!!
男「っ・・・!」ポロポロ
男「っ、あの、お母さん、ご飯・・・」ポロポロ
男母「知らないわよそんなもの!!自分でやりなさいよぉ!!!」ポロポロ
男「お母さん・・・」ポロポロ
697: 2012/04/03(火) 23:26:10.80 ID:C+SOFFdp0
男「ただいま・・・」ボソッ
男母「・・・・・・」
男「お母さん、お弁当作ったからよかったら・・・」
男母「・・・ふふふ・・・」
男「・・・お母さん?」
男母「・・・あんたの顔ねぇ・・・お父さんにそっくりなのよ」ポロポロ
男「・・・」
男母「あなたが成長すればするほど・・・お父さんに似るの・・・」ポロポロ
男「お母さん・・・」
男母「もう・・・やめて・・・私を・・・苦しめないで・・・!」ポロポロ
男「・・・・・・」
男母「・・・・・・」
男「お母さん、お弁当作ったからよかったら・・・」
男母「・・・ふふふ・・・」
男「・・・お母さん?」
男母「・・・あんたの顔ねぇ・・・お父さんにそっくりなのよ」ポロポロ
男「・・・」
男母「あなたが成長すればするほど・・・お父さんに似るの・・・」ポロポロ
男「お母さん・・・」
男母「もう・・・やめて・・・私を・・・苦しめないで・・・!」ポロポロ
男「・・・・・・」
710: 2012/04/03(火) 23:34:34.68 ID:C+SOFFdp0
真夜中
男「持ってくものは、洋服以外ないよね・・・」コソコソ
男「・・・・・・」
男「お母さん、さようなら」ボソッ
ガチャッ パタン
男「・・・確か、お父さんが"おばあちゃんちは、ずっと西にある"って言ってた」
男「いつも車で行ってたから道わかんないや」
男「・・・・・・頑張れば、自転車でだって行けるよね・・・お父さん・・・」
男父『いいかあ、男、父ちゃんみたいな立派な男になれよー?』
男「・・・グスッ」ポロポロ
男「はっ、駄目だ!男なんだから、泣かないぞ!
・・・よし、行ってきます!!」
718: 2012/04/03(火) 23:38:54.97 ID:C+SOFFdp0
ピンポーン
男祖母「あら、こんな早くにお客さん?はーい」
ガラガラガラ
男祖母「・・・あら!男ちゃんじゃない!どうしたの!?」
男「おばあちゃん・・・」
男「・・・っおばあちゃん・・・!」ポロポロ
ギュッ
男祖母「よしよし、よくがんばったね。
男はお父ちゃんみたいに立派な子だ、おばあちゃんは嬉しいよ」
723: 2012/04/03(火) 23:45:24.21 ID:C+SOFFdp0
なかなか話進まなくてごめんな
文章書くの慣れないもんでorz
男祖母「ごめんねえ、男ちゃん。おばあちゃんの家にはテレビゲームなんていいもんないからつまんないでしょ?」
男「ううん!全然!おばあちゃんとこうして折り紙するの、すっごく楽しい!」
男祖母「・・・、本当に良い子だねえ、男ちゃんは」
男「そ、そうかな・・・えへへ、そんなことないよ。・・・おばあちゃん、大好き!!」
男祖母「男ちゃん・・・」ジーン
男「ほら、見ておばあちゃん!折り紙で家が出来た!」
男祖母「あらあら、本当に住めそうなくらい立派なお家じゃない!素敵だねえ」
文章書くの慣れないもんでorz
男祖母「ごめんねえ、男ちゃん。おばあちゃんの家にはテレビゲームなんていいもんないからつまんないでしょ?」
男「ううん!全然!おばあちゃんとこうして折り紙するの、すっごく楽しい!」
男祖母「・・・、本当に良い子だねえ、男ちゃんは」
男「そ、そうかな・・・えへへ、そんなことないよ。・・・おばあちゃん、大好き!!」
男祖母「男ちゃん・・・」ジーン
男「ほら、見ておばあちゃん!折り紙で家が出来た!」
男祖母「あらあら、本当に住めそうなくらい立派なお家じゃない!素敵だねえ」
733: 2012/04/03(火) 23:50:12.86 ID:C+SOFFdp0
---3年後
男「ど、どうかな・・・」
男祖母「とっても似合ってるじゃない!学ランが似合う男の子はかっこいいねえ」
男「あ、ありがと///・・・じゃあ、行ってきます!」
男祖母「気をつけるんだよ!」
男「はーい!」
カラララ ガチャン
男「はーー、今日から中学生かー・・・緊張するなあ」
男「ここにきて3年、はやいなあ・・・」チラッ
男「(・・・俺が辛いときは、いつもおばあちゃんとこの自転車が励ましてくれたな)」
男「・・・よし、頑張るぞ!」
741: 2012/04/03(火) 23:59:26.94 ID:C+SOFFdp0
男「ただいまー!」
男祖母「おかえりなさい。学校はどうだった?」
男「うん、すごく緊張したけど、みんな優しそうでうまくやっていけそう!」
男祖母「それはよかったねえ。さ、ごはん出来てるから食べようか」
男「ただいま!おばあちゃん聞いて!俺、テニス部に入ったよ!」
男祖母「おかえりなさい。テニスかい、素敵じゃないか!一生懸命頑張るんだよ?」
男「うん!」
男「おばあちゃーん!!大会優勝したよ!!俺一番とったよ!!!」
男祖母「おかえりなさい・・・あらあら、泥だらけじゃないか、ふふふ。
男ちゃん、よく頑張ったね。立派だよ。男ちゃんはおばあちゃんの自慢の息子だよ」
749: 2012/04/04(水) 00:03:33.91 ID:MGdhmGoO0
男「ふーっ、今日も部活疲れた。
それにしても、調理実習のカツ丼、うまくつくれてよかった!
今度おばあちゃんに絶対つくってあげよう!」
ガラララ
男「おばあちゃん、ただいまー!」
シーーーン
男「・・・おばあちゃん?いないのー?」
男「よいしょっと。おばあちゃーん?」
テクテク
男「あ、おばあちゃんいるじゃん、寝てたの?帰ってきたよ、ただいま!」
男祖母「・・・」
男「おばあちゃん、かえって来たよ?起きてー」ユサユサ
男祖母「・・・」
男「おーい、おばあちゃんったら」ユサユサ
男祖母「・・・・・・おばあちゃん?」
それにしても、調理実習のカツ丼、うまくつくれてよかった!
今度おばあちゃんに絶対つくってあげよう!」
ガラララ
男「おばあちゃん、ただいまー!」
シーーーン
男「・・・おばあちゃん?いないのー?」
男「よいしょっと。おばあちゃーん?」
テクテク
男「あ、おばあちゃんいるじゃん、寝てたの?帰ってきたよ、ただいま!」
男祖母「・・・」
男「おばあちゃん、かえって来たよ?起きてー」ユサユサ
男祖母「・・・」
男「おーい、おばあちゃんったら」ユサユサ
男祖母「・・・・・・おばあちゃん?」
764: 2012/04/04(水) 00:10:09.50 ID:MGdhmGoO0
(お葬式)
お坊さん「ほにゃらら云々なんたらかんたら(ry」
--------
親戚1「男くん、どうするんだろうねえ・・・」ヒソヒソ
親戚2「うちは嫌よ?ただでさえ3人も子供がいるのに」ヒソヒソ
男「・・・・・・(おばあちゃん、おとうさん・・・)」
親戚3「やっぱり親戚1のとこしかないだろ・・・」ヒソヒソ
親戚1「え!いやよぉ・・・かわいそうだけどうちは無理」ヒソヒソ
親戚3「でもほっとくわけにはいかないだろ?」ヒソヒソ
親戚1「・・・わかったわよ・・・もう・・・」
お坊さん「ほにゃらら云々なんたらかんたら(ry」
--------
親戚1「男くん、どうするんだろうねえ・・・」ヒソヒソ
親戚2「うちは嫌よ?ただでさえ3人も子供がいるのに」ヒソヒソ
男「・・・・・・(おばあちゃん、おとうさん・・・)」
親戚3「やっぱり親戚1のとこしかないだろ・・・」ヒソヒソ
親戚1「え!いやよぉ・・・かわいそうだけどうちは無理」ヒソヒソ
親戚3「でもほっとくわけにはいかないだろ?」ヒソヒソ
親戚1「・・・わかったわよ・・・もう・・・」
774: 2012/04/04(水) 00:18:10.77 ID:MGdhmGoO0
親戚1「お、男くん?もしよかったら家くる?(断ってくれ・・・)」
男「・・・・・・・・」
男「・・・・・いえ、大丈夫です」
親戚1「そ、そう?ならいいけど・・・(ホッ・・・)」
男「(俺には、お父さんから貰った勇気や、おばあちゃんから貰った知恵がある)」
男「お父さん、おばあちゃん、今までありがとう。俺、これからは一人で生きていくから・・・」
-----------
男「というわけで俺は館を作って暮らし始めた」
女「・・・・・・大変だったんだね」
男「いや、なんてことはないさ。学校へは問題なく通えたし、時々学友の母の家を泊まることもあった。
なにより、ゴミ捨て場に捨てられている漫画を読むのが毎日の楽しみだったしな」
女「(・・・それでこんな話し方になったのかな)」
779: 2012/04/04(水) 00:23:53.52 ID:MGdhmGoO0
男「館に住むようになって、確かにいじめられるようになった。
でも、あの経験は決して無駄ではない。俺には憎むものもなければ、悔いることもないのだ」
女「(男くん・・・)」
男「む、もうこんな時間ではないか。日が落ちる前にブランコに乗るぞ」
女「ブランコはまったんだね」
(女宅)
女「ただいまー!」
男「只今」
女母「おかえりなさい・・・ってあら!服どろだらけじゃない!いっぱい遊んできたのねー」
男祖母『おかえりなさい・・・あらあら、泥だらけじゃないか、ふふふ。』
男「・・・・・・・」
男「・・・ああ、沢山遊んできたぞ。こんなに楽しいのは久々だった」
788: 2012/04/04(水) 00:28:27.92 ID:MGdhmGoO0
男「それにしても腹が減ったぞ」
女母「今日はカツ丼よ!いっぱい食べてね!」
男「おお、カツ丼・・・なんてうまそうなんだ。頂きます」
女「いただきます!」
女父「二人ともこんな時間まで遊んでくるなんて元気だなー」
女「いやー、私はもうクタクタだよぉ・・・」
男「この程度でクタクタだと?貴様は普段から動かないからだ」
女「そうかなー、男くんの体力が異常なんだと思うけど・・・」
女「はーー!食べた食べた!おいしかった!」
男「ふぅ、俺は寝るとするか」
女「私もねよーっと・・・明日バイトだし・・・みんなおやすみなさい!」
女父・女母「おやすみなさい」
男「御夜栖美」
792: 2012/04/04(水) 00:30:19.61 ID:MGdhmGoO0
(月曜日)
女「じゃあ、いってきます!」
男「逝ってきます」
女父・女母「「いってらっしゃい」」
ガチャン
テクテク
女「ねえ、男くん」
男「なんだ」
女「男くんは今、幸せ?」
男「なんだ急に。昨日のことまだ覚えているのか」
女「うっ・・・ご、ごめん」
797: 2012/04/04(水) 00:34:44.53 ID:MGdhmGoO0
男「・・・幸せ?か・・・。愚問だな」
女「え?」
男「寝る場所にも不自由せず、学校にも普通に通えてる。
なにより、毎日おいしいカツ丼が食べれる。こんなに幸せなことはない」
女「そっか・・・そうだよね。こうして当たり前の生活を送れることが幸せなんだもんね」
男「それに・・・・・・毎日、隣に愛しい者がいるのだからな・・・」ボソッ
女「え?」
男「・・・///」
女「男くん?何ていったの?ちょっとよく聞こえなかっr男「うるさい!!俺は先に行く!!!」
女「え!?男くん急にどうしたの!?ちょっと待ってよー!」
男「うるさい!!俺についてくるな!!」
女「男くーーん!!」
END
806: 2012/04/04(水) 00:36:55.20 ID:MGdhmGoO0
あと工口なくてごめんちゃい
837: 2012/04/04(水) 00:44:02.70 ID:MGdhmGoO0
後日談か、今日も午後から暇だからもしかしたらスレ立てるかも
その時はまた付き合ってくれ
とりあえず今日6時起きだから寝るわ
御夜栖美
その時はまた付き合ってくれ
とりあえず今日6時起きだから寝るわ
御夜栖美
891: 2012/04/04(水) 04:58:51.59 ID:MGdhmGoO0
寝れなくて結局vip戻ってきたら残っててわろた
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります