1: 2012/09/06(木) 22:07:47.56 ID:f1t4yeqTO
 二十八日目 MorningTime 日向のコテージ


日向「えっ」

左右田「えっ」

日向「えっ じゃなくて、今なんか言ったよなお前」

左右田「はあ? なんも言ってねーぞ?」

日向「いや、絶対に聞いたぞ俺は! 今からこの事件を最初から振り返って、ソレを証明してみせる!
   左右田……最後くらい、お前のこと信じさせてくれよ!」

左右田「日向……この暑さでとうとうおかしくなっちまったか ていうか今の今まで信じてなかったのかよ! オレのこと!」

2: 2012/09/06(木) 22:10:23.62 ID:f1t4yeqTO
 クライマックス推理――開始!


 事件のはじまりは今朝、オレが自分のコテージで壊れた―A―を発見した時から始まる

 空調の行き届いていない室内で汗を流しながら苦しむオレは
 超高校級のメカニックである―B―のコテージに赴き
 ―A―の修理を依頼したんだ

 快く引き受けてくれた―B―と共に、自分のコテージに戻ったオレは
 ―A―の修理を―B―に任せベッドに腰をかけていた
 だが、オレはそこで恐るべき言葉を聞く事になる

 そう、「―C―」と―B―は確かにそう呟いたのだ

 その「―C―」が何なのか、今となっては分からない……
 何を言ってるか分からないだろうが、俺も何を言ってるか分からない
 だが俺はお前が犯人だと確信しているんだ――


 再現パーツ
【右左田ッ! エアコン 左右田 オワコン
 破壊神暗黒四天王 ヒヨコン 日寄子タン】


―A―に入るのは>>3のパーツだ!
―B―に入るのは>>4のパーツだ!
―C―に入るのは>>5のパーツだ!

3: 2012/09/06(木) 22:12:55.94 ID:b29j/UVY0
オワコン

4: 2012/09/06(木) 22:13:34.69 ID:/ItQid2S0
左右田

5: 2012/09/06(木) 22:18:44.43 ID:SxUAN23O0
日寄子タン

6: 2012/09/06(木) 22:19:07.84 ID:f1t4yeqTO
日向「事件のはじまりは今朝、オレが自分のコテージで壊れたオワコンを発見した時から始まる」

左右田「オワコンってなに!?」

日向「終わったコンテンツ、ネットスラングだ つづけるぞ」

日向「空調の行き届いていない室内で汗を流しながら苦しむオレは
   超高校級のメカニックである左右田のコテージに赴き
   オワコンの修理を依頼したんだ」

左右田「されてねーよ! だから何なんだよオワコンって!」

日向「終わったコンテンツ、略してオワコン ネットスラングだ!」

左右田「お前まさかそれで押し切るつもりか!?」

7: 2012/09/06(木) 22:23:44.45 ID:f1t4yeqTO
日向「快く引き受けてくれた左右田と共に、自分のコテージに戻ったオレは
 オワコンの修理を左右田に任せベッドに腰をかけていた
 だが、オレはそこで恐るべき言葉を聞く事になる」

左右田「俺はお前から現在進行形で恐るべき言葉を聞いてるよ」

日向「そう、「日寄子タン」と左右田は確かにそう呟いたのだ」

左右田「あー、まー……それはアリ、か?」

日向「その「日寄子タン」が何なのか、今となっては分からない……
   何を言ってるか分からないだろうが、俺も何を言ってるか分からない
   だが俺はお前が犯人だと確信しているんだ――」

左右田「俺はお前が分からない」

8: 2012/09/06(木) 22:27:06.77 ID:b29j/UVY0
オワコンさんの修理(意味深)

9: 2012/09/06(木) 22:31:12.04 ID:f1t4yeqTO

日向「左右田和一! お前が犯人なんだろう!?」

左右田「安心しろ日向 事件は現場、もしくは会議室で起きてるんじゃない
    お前の脳内で起きてたんだ」

日向「っ……あ、はぁ……はぁ……!」

左右田「落ち着いたか? ――っし修理も終わりっと」

日向「あ、あぁ……スマン」

左右田「……でも良く思い出してみるとよ、お前に声かけられた時にちょうど
    日寄子タンの事は考えてた気がするぜ」

左右田「エアコンの修理と一緒くたにしちまって、ヒヨコンって呟いちまったのかもな ははっ」

日向「覚えてんじゃねぇか!」

左右田「いでっ!」

11: 2012/09/06(木) 22:36:56.87 ID:f1t4yeqTO
日向「いくら俺達が日寄子コンプレックスだからって、言って悪い事と良いことがあるだろう!?」

左右田「略す事イコール悪って図式!? あーもう! ツッコミ疲れたよ!」

左右田「エアコンつけて落ち着こうぜ」

日向「あぁ……度々、ゴメン」

左右田「気にすんな あー、生き返るわー」

日向「あぁ、オレもやっと頭が冷えたよ ところで左右田」

左右田「おー、どうした?」

日向「あのエアコンから日寄子のニオイ送風されてこないかな」

左右田「ぜんっぜん冷えてねーじゃんお前ッ!」

12: 2012/09/06(木) 22:42:05.29 ID:f1t4yeqTO
日向「いや、冷えてないのはお前のほうだぞ 左右田
   俺たちは何だ? 日寄子タンにぷちぷち踏まれたいファンクラブだろう?
   その情熱は、深夜の集会への参加や日寄子が目の前にいなけりゃ、全う出来ないモノなのか?」

左右田「そうか……そうだよな親友……俺たちの気持ちは、条件反射で植え付けられた呼吸や義務なんかじゃないんだよな!」

日向「そうだ 今こそ完成させよう! 全世界の日寄子ファンが夢見た究極の臭気装置! 日寄子コンディショナー
   名付けてヒヨコンを! 俺たちの手で!」

左右田「おう! そうだよな……情熱が自分からぶつかってくるわけねぇ、だったら
    情熱は自分からぶつけなきゃダメだろ……!」

14: 2012/09/06(木) 22:47:53.62 ID:f1t4yeqTO
日向「まずは現状の確認をしよう」

日向「現在、この島に存在しているヒヨコンは9人
   それら全員が、日寄子タンにぷちぷち踏まれたいファンクラブに所属している」

日向「日寄子タンを愛でるという点における意志統一はバツグンなんだけど
   日寄子タンはどんなニオイであるべきなのか、という議論のたびに内部分裂が起きる位だからな
   悪臭派と消臭派の対立は未だに根深いんだ」

左右田「んーと、ざっと分かってる中で俺と日向と田中、弐大と花村は悪臭派だったよな」

日向「あぁ 他の4人、日寄子の世話を焼く小泉はモチロン、九頭竜と十神は消臭派
   狛枝はよく分からないから中立派といった所だな」

左右田「少なくとも、この3人の協力は仰げねーか
    それに、日寄子タンとお出かけしてる弐大と花村も無理となると……少し面倒くせぇ事になりそうだな」

日向「あぁ、今日という休日を逃せば来週までチャンスがなくなる
   最短の手順で最良の結果を得よう」

16: 2012/09/06(木) 22:54:01.63 ID:f1t4yeqTO
左右田「最短か……それってよ、日向の部屋にあるエアコンをバラしていいって、解釈でいいんだよな
    でもよパーツをエアコンから賄ってヒヨコンに改造するとなると、多分
    いや、間違いなく冷房機能は無くなっちまうぞ」

左右田「お前はそれで平気なのかよ、日向」

日向「何を今更」

日向「日寄子のいない部屋を冷やすくらいなら、日寄子の臭いが残った部屋をオレは暖め続けたい」

日向「オレはいつだって、日寄子を感じていたいからだ!」

左右田「くぅう! さすがだぜ親友!
    そこまで言うなら俺はもう止めねぇ!」

左右田「超高校級のメカニックの存在の全てを賭けて、このエアコンをヒヨコンへと変えて見せるからよ!」

左右田「だからたまに部屋貸してね!」

18: 2012/09/06(木) 22:59:05.48 ID:f1t4yeqTO
 MorningTime ミライホテル敷地内


日向(ヒヨコンの開発は左右田に任せるとして、俺は日寄子のニオイの元となるモノを探しに行かなきゃな
   いうなれば、消臭元ではなく悪臭元)

日向(本人から採取するのが理想的だけど、日寄子を泣かせたくはないから問題外だ
   そうでなくとも、日寄子のニオイは小泉が甲斐甲斐しく管理してるから、悪臭がでるかどうかすら疑わしい)

日向「いきなり頓挫しそうだぞ……クソ……!」

田中「フッハッハ、どうした、浮かない顔をしているな
   ナイトメアの円環に導かれ夜も眠れなく衰弱していった、奴のような顔をしているぞ
   だが案ずることはない、我が左手を貴様の頭にかざせば、貴様を苛んでいたその悪夢はたちまち……くっくっく、どうする?」

日向(奴って誰だよ……まぁ、心配してくれてるって事だよな
   田中になら話しても大丈夫なはずだ)

20: 2012/09/06(木) 23:04:53.11 ID:f1t4yeqTO
日向「かくかくしかじかひよこひよこひよこって訳なんだ」

田中「なん……だと……! そのような永久機関の完成に着手しているだと!
   業深き人間ならではの愚行だな……だがしかし!
   文明の発展に役立つ糧として最も必要なモノが、人間のエゴであることは史実が証明してくれている!」

日向「なら手伝ってくれるんだな?」

田中「……そう言いたいのはやまやまなのだが、金色の姫君との約束があってな
   代わりと言ってはなんだが役立つ情報を提供しよう」

日向「頼む」

田中「あの日のことは今でも記憶に新しい 土に滲んだ鮮血が空に流れ出したかのような、月の赤い夜だった……」

日向「簡潔にな」

田中「(´・ω・`)」

22: 2012/09/06(木) 23:08:28.53 ID:f1t4yeqTO
田中「面妖な術式を錬る、あの魔兎ならあるいは」

日向「ウサミの事か? なるほど……! その線を見失っていた!
   ありがとう田中!」

田中「その計画が成就した暁にはいち早く我を呼べ 鼻を鍛え上げ破壊神暗黒四天王と共にお邪魔しようではないか! フッハッハ!」

23: 2012/09/06(木) 23:13:05.46 ID:f1t4yeqTO
 MorningTime ウサミの家


 ふー、みんなにらーぶらーぶ度を教える作業が終わったでちゅ!

 夜時間のアナウンスまでヒマだから何しちゃおっかなー
 七海さんから借りたゲームとか一人ジェンガとか一人トランプとか

 なんだかんだであちしって一人ぼっちでちゅね

 生徒も生徒で「先生、たまには俺と遊びに行きましょう」みたいな茶目っ気のある一言でも言ってくれればなー まぁ教師役の制約でどのみち無理でちゅけど

 ……ってあれ!? いま自然に男子限定で括っちゃってまちたか!?

 あわわわ、これが噂にきく教師と生徒の禁断の……キャー! キャー!

 いやいや、そんな訳ありまちぇんよねー あちしみたいなNPCにそんな感情が芽生えるわけ……

 で、でももし、彼らの中で一人を選ぶとしたら、あちしは誰を選ぶのでちょうか……?

24: 2012/09/06(木) 23:18:46.17 ID:f1t4yeqTO
 花村クンのような肉食系はウサギであるあちしには辛いでちゅね
 弐大クンのマッサージは、フェルト地のあちしには必要ないでちゅし 同じ理由で左右田クンの骨格ラブにはついて行けそうにありまちぇん

 田中クンは意外と本命かもでちゅね 彼の飼育法はウサギも許容できるでちょうから
 でも彼の口調は、人間語が理解できるウサギであるあちしには少し面倒……?

 九頭竜クンは普通に怖いでちゅし、極道的に口調を咎められそうで倍プッシュ怖いでちゅ
 十神クンのような精悍な顔つきは好きでちゅけど、あちしは豚より牛派でちゅから
 狛枝クンはなに考えてるか分かんない

 そうなるとやっぱり、あちしにピッタリなのは日――

日向「お邪魔します」

ウサミ「のっわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

日向「わぁあああああ!?」

27: 2012/09/06(木) 23:24:06.43 ID:f1t4yeqTO
日向「ビ、ビックリさせるなよ……」

ウサミ「日向クンこそ入る時にノック位してくだちゃい!
    驚かせたのは素直にごめんなちゃい」

日向「わかった、こっちこそゴメン」

ウサミ「それでどうかしまちたか? ま、まさか先生をお出かけのお誘いに!?
    だ、駄目でちゅよ? 生徒と先生だなんてそんな――」

日向「なんの話だよ……ちょっと日寄子の事で相談があって来たんだ」

ウサミ「そ、そうでちたか 日寄子さんの事となると、またファンクラブの活動でちゅか?」

日向「あー、ウサミは知ってたのか
   って当たり前か この島の中で起こる事は何でも頭に入ってくるって言ってもんな」

29: 2012/09/06(木) 23:29:29.66 ID:f1t4yeqTO
ウサミ「えへへー、まぁさすがのあちしも眠くなっちゃうから、眠りについた以降の教師権限は七ゲフンゲフン
    眠った以降は皆さんを見てあげられないんでちゅけどね ほら、フェルト地でちゅから」

日向「じゃあ……深夜に俺たちが何をしてるか、ウサミには分からないのか」

ウサミ「そうなりまちゅね 七みゲフンゲフンミナサンにいくら尋ねても、夜の出来事は教えてくれまちぇんから
    目に余るフェルト地でごめんなちゃい」

日向(睡眠するフェルト地が存在するほうがよっぽど目に余るけどな
   それに今、言いかけた事をはぐらかされたか……? まぁ気にする事でもないな、それより今は――)

31: 2012/09/06(木) 23:35:30.67 ID:f1t4yeqTO
日向「じゃあ、今朝から今までにしてた、俺たちのやり取りなら知ってるよな」

ウサミ「ヒヨコンの件なら了解しまちた! データの残滓から臭いだけをサルベージして調整してみまちゅ――でもー」

日向「でも?」

ウサミ「このヒヨコンで、共同生活に支障をきたすことは有りまちぇんよね? 作業とかー、採集とかー、らーぶらーぶとかー」

日向「あぁ、むしろ常時シャカリキになれるぞ まぁそれは追々に証明するから今は頼みます! 先生!」

ウサミ「先生、せんせいー せ、ん、せ、い! あーイイ響きでちゅね!
    分かりまちた! 日向君がコテージに戻るまでにでかしておきまちゅ! ――それとオマケに」

ウサミ「ウサミストラップをプレゼントー」

日向「それはいらない」

ウサミ「(´・ω・`)テッテケテー」

32: 2012/09/06(木) 23:42:02.14 ID:f1t4yeqTO
 MorningTime 日向のコテージ


日向「ただいま! おぉおおおお!」

日向「スゴい! この機体がヒヨコンか!」

左右田「どーよこの造形美は!」

左右田「日寄子タンのツインテールを思わせる勾玉型の曲線! 質感も弾力も忠実に再現したぜ、どっからどう見ても機械とは思えねーディティールだろぉ?
    色は忠実な黄金をあてがい、その上にあしらわれた着物の柄が見るもの全ての劣情をかきたてる!」

日向「ゴクリ」

左右田「お前も一度は思ったはずだ 日寄子タンの帯を引っ張り回すお代官ごっこをな……!
    そんなご要望にお答えするためにこのヒヨコンはなんと着脱式!
    手の届く位置まで垂れ下がったこの帯を引っ張れば、着物を模した外観は一時的にパージ、もういちど引っ張れば直るように出来てるのさぁ!」

日向「ノーベル賞モノだ……!」

35: 2012/09/06(木) 23:47:20.63 ID:f1t4yeqTO
左右田「まだまだそんなモンじゃないぜぇ! このヒヨコンを操作する日寄子型リモコン
    その名もヒヨコンのあるスイッチを押せば――」

日向「おぉおおお! ツインテールが……ポニーテールに変形した!?」

左右田「可変式って所だな! まだまだ驚くのは速いぜぇえ?
    日寄子タンと言えば日本舞踏、日本舞踏といえば日寄子タンだ!
    このヒヨコンにある赤いボタンを押すと――」

日向「ヒ、ヒヨコンが踊りだしたぁあああああああ!? しかもヒヨコンに穴が開いて、中から扇子を持ったアームが出て来て振り付けているぞ!?」

左右田「ケケケケッ! 動きまで完全にコピーすることは出来なかったけどな
    超高校級の模倣は難しい……さすがは日寄子タンだぜ!」

日向「あぁ! さすがは日寄子だ!」

37: 2012/09/06(木) 23:51:16.19 ID:f1t4yeqTO

左右田「そして、肝心の機能である臭気機能は……!」

日向「……」

左右田「コレだ!」

ヒヨコン「ワタシノニオイヲカギタイー? ウワッチョーキモーイ!
     ネー、オニィタチハハズカシクナイノー? ワタシミタイナチイサイオンナノコノマエニヒザマヅイテ、ソンナタンガンスルナンテサー
     オンナヒトリスラマトモニトキフセラレナイナンテ、オトコトシテケッカンガアルトシカオモエナイヨー
     ネー イツマデソウシテンノー? ハ? ワタシガイイッテイウマデ?
     へー、ソンナニワタシノニオイヲカギタインダー……ジャアサ、ワタシノイウコトヲヒトツキイテヨ
     ボクハコノヨニイルノモオコガマシイアクガイセイメイタイデス チイサイオンナノコニミニクイヨクボウヲオシツケルコトシカデキナイクズデス
     ドウカゲレツデカトウナボクニ、ヒヨコサマノゴシヒヲクダサイマセ
     ッテイエバ、オニィノスキナトコロヲカガセテアゲル」

38: 2012/09/06(木) 23:51:57.48 ID:f1t4yeqTO

※ 私の臭いが嗅ぎたいー? うわっちょーキモーイ
 ねー、おにぃ達は恥ずかしくないのー? 私みたいな小さい女の子の前に跪いて、そんな嘆願するなんてさー
 女一人すらまともに説き伏せられないなんて、男として欠陥があるとしか思えないよー
 ねー いつまでそうしてんのー は? 私が良いって言うまで? へー、そんなに私のニオイを嗅ぎたいんだー……じゃあさ、私の言うこと一つ聞いてよ
 僕はこの世にいるのもおこがましい悪害生命体です 小さい女の子に醜い欲望を押し付ける事しかできないクズです
 どうか下劣で下等な僕に、日寄子様のご慈悲を下さいませ
 って言えば、おにぃの好きな所を嗅がせてアゲル


日向「……今のは?」

左右田「俺の趣味だ」

日向「趣味なら仕方ないな」

日向・左右田「HAHAHAHA!」

40: 2012/09/06(木) 23:57:34.64 ID:f1t4yeqTO
左右田「って訳でちょっとトイレ さっきのヒヨコンの音声命令に従わなきゃ、稼働しない基本設計にはなってるけどよ
    同じボタンを長押しすればちゃんと臭気はでるから んじゃ、後はよろしくな!」

日向「おー、色々ありがとなー ――よし、押すぞ……!」

日向「このヒヨコンを握ってると、学園に監禁され仲間とコロシアイを強いられながらも、希望をもちながら外に出たい
   大体そんな前向きな気持ちになれる気がしないでもないぜ」

日向「いくぞ……! ヒヨコン――ON!」

41: 2012/09/07(金) 00:02:20.04 ID:VH368avxO
 NightTime 日向のコテージ


花村「みんなー、日寄子タンの大好物とかその他いろいろ煮込んだコーンポタージュ
   略してヒヨコンが出来たよー」

左右田「待ってましたー! ヒヨコンの臭いを嗅ぎながら待ってましたぁー!」

日向「なぁ弐大、今日のヒヨコンはどうだった?」

弐大「日寄子タンのコンディション略してヒヨコンならバッチシじゃあ! マネージャーのワシが言うからには間違いないぞぉ!」

花村「僕も断言するよっ! 食欲も旺盛だったし、彼女のヒヨコンは完璧だったとね!
   あ、僕にもヒヨコン貸して左右田くん」

左右田「ほらよ、ヒヨコンを余りいじるとヒヨコンが誤作動おこすから気をつけてな」

弐大「にしてもこのヒヨコンは美味いのぉ! ほらお前らも飲め飲め!」

44: 2012/09/07(金) 00:07:11.33 ID:VH368avxO

田中「頂こう フフッ、この味わい……! 我が記憶を想起させるに充分な完成度だ!
   目を閉じればまぶたに浮かぶ、我のみが視覚できる日寄子タァンの固有結界-コンプトン- その名もヒヨコンの輝きがな」

日向「あははっ、お、そろそろ時間だな ヒヨコンのない部屋じゃ物足りないかもしれないけど
   そろそろファンクラブに行こう」

花村「物足りない……それ分かるなー 暑くて汗はどうしても出ちゃうんだけど、全身を包むネットリとした感触とヒヨコンの臭いが兼ねられるとさ
   まるで日寄子タンに包まれてる気がするんだよね!」

日向・弐大・左右田・田中「それに賛成だ!!!!」

48: 2012/09/07(金) 00:26:42.19 ID:VH368avxO

左右田「参加しねーわけにもいかねーだろ 今日あらたに出来た日寄子コンテンツ、略してヒヨコンを発表する意味でもな」

弐大「応っ! ヒヨコンさえあれば、ワシらの臭派に気持ちを動かす輩も、きっと現れるはずじゃあ!」

日向「よし、じゃあ行くか ヒヨコンによるヒヨコンのためのヒヨコンなる未来のために!」

田中「先陣は我に任せるがいい! 今ここに、日寄子の為の戦い……オペレーション日寄子コンバットの開始を宣言する!」

日向・花村・弐大・左右田「レッツ・ヒヨコン!」


 ここは日寄子タンにぷちぷち踏まれたいファンクラブの第一拠点オレの部屋

 時に日寄子タンのスメルをクンカクンカし、時には楽しみ、時には直に日寄子タンをクンカクンカしたいだけで済ます紳士の集いだ

日向「服に臭いが移っても日寄子の臭いであればいい、それと同じなのです!」

 それでも俺たちは生きていく

 日寄子タンにぷちぷち踏まれたいファンクラブとして生きていく

 俺たちの未来は、ここにある――Fin

50: 2012/09/07(金) 00:32:19.22 ID:QY6dpohF0
乙コン

52: 2012/09/07(金) 00:46:55.00 ID:VH368avxO

新コーナー! ナゾカケロンパ!

日寄子「もー、オマケコーナーになるまで私が登場しないとか頭湧いてるよねー」

日寄子「斬新とかじゃなくて斬首刑に処したいよー アハハハハ」

日寄子「じゃーもう問題を提示して、さっさとアリたん潰しにいこーっと」

問題
【超高校級の舞踏家とかけまして、かぐわしい日寄子タンのニオイと解きます その心は?
 どちらも>>53>>54>>55が必要です!】


日寄子「答えは二文字だから、早く当ててよねー 金平糖食べながら待ってるからさー」

53: 2012/09/07(金) 00:56:39.28 ID:eLqLCQZK0
ハナ? 華と鼻とか

54: 2012/09/07(金) 01:06:38.48 ID:VH368avxO

日寄子「わーい! >>53大好きー! これでアリたん潰しにいけるよー」

日寄子「じゃあ最後に次のスレタイって、は? オイコラ
    これぷちぷちファンクラブスレじゃないよねー?
    何様なのかなホントー」

日寄子「まぁいいやー、モブキャラ業界も需要があるんだよねきっとー モブは腐ってもモブだけど
    じゃー次回は――」


 左右田「甘噛みしてぇ」 日向「歯的に無理だろ」


日寄子「こーのヒヨコンどもめー! じゃあバイバーイ」

56: 2012/09/07(金) 01:17:38.41 ID:eLqLCQZK0
ばいばーい!

57: 2012/09/07(金) 01:25:37.65 ID:b5W56lDx0
くそwwwwwww面白かったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

引用: 左右田「ヒヨコン」