1: 2017/08/09(水)22:06:32 ID:iQx
2: 2017/08/09(水)22:06:50 ID:iQx
女子寮 食堂
光「ごちそうさま!」
麗奈「ごちそうさま」
光「よし! 食べ終わったしお風呂行こう!」
麗奈「そんな張り切ってどうしたのよ、たかがお風呂でしょ」
光「ふっふっふ! 新しいシャンプー買ったんだ!」
麗奈「あー、なるほど。早く使いたいのね」
麗奈「まったく光はお子ちゃまね」
光「ヒーローってのは夢見る気持ちを忘れないんだ!」
麗奈「はいはい」
麗奈「じゃあ、アタシも部屋に戻って準備してくるわ」
光「おう! 先に入ってる!」
麗奈「えぇ、そうしといて」
光「ごちそうさま!」
麗奈「ごちそうさま」
光「よし! 食べ終わったしお風呂行こう!」
麗奈「そんな張り切ってどうしたのよ、たかがお風呂でしょ」
光「ふっふっふ! 新しいシャンプー買ったんだ!」
麗奈「あー、なるほど。早く使いたいのね」
麗奈「まったく光はお子ちゃまね」
光「ヒーローってのは夢見る気持ちを忘れないんだ!」
麗奈「はいはい」
麗奈「じゃあ、アタシも部屋に戻って準備してくるわ」
光「おう! 先に入ってる!」
麗奈「えぇ、そうしといて」
3: 2017/08/09(水)22:07:21 ID:iQx
◆
女子寮 お風呂
光「ふんふんふーん♪」
麗奈「ホントにご機嫌ね」
光「あ、早かったなレイナ」
麗奈「アタシもご飯食べたらすぐにお風呂行くつもりだから用意だけはしてたのよ」
光「お風呂は気持ち良いもんな!」
麗奈「そうね。その通りだわ」
麗奈「で? アンタはどんなシャンプー買ってきたのよ」
光「これだっ!」
麗奈「えっ……?」
麗奈「こ、これって……!」
光「ああ、そうだ! 仮面ラ○ダーシャンプーだっ!」
麗奈「待って、待って」
光「レジに持って行く時から早く使いたくてウズウズしてたんだ!」
光「これでアタシもライダーの仲間入りだっ!」
麗奈「待ちなさいってば!」
光「な、なんだ……? どうしたんだ、レイナ」
麗奈「アンタこれ使うの? 正気?」
光「う、うん……」
女子寮 お風呂
光「ふんふんふーん♪」
麗奈「ホントにご機嫌ね」
光「あ、早かったなレイナ」
麗奈「アタシもご飯食べたらすぐにお風呂行くつもりだから用意だけはしてたのよ」
光「お風呂は気持ち良いもんな!」
麗奈「そうね。その通りだわ」
麗奈「で? アンタはどんなシャンプー買ってきたのよ」
光「これだっ!」
麗奈「えっ……?」
麗奈「こ、これって……!」
光「ああ、そうだ! 仮面ラ○ダーシャンプーだっ!」
麗奈「待って、待って」
光「レジに持って行く時から早く使いたくてウズウズしてたんだ!」
光「これでアタシもライダーの仲間入りだっ!」
麗奈「待ちなさいってば!」
光「な、なんだ……? どうしたんだ、レイナ」
麗奈「アンタこれ使うの? 正気?」
光「う、うん……」
4: 2017/08/09(水)22:07:55 ID:iQx
麗奈「アンタ、歳はいくつよ」
光「14……だけど……」
麗奈「そうよ、14歳よ」
光「それがどうかしたのか……?」
麗奈「いい? 14歳の乙女なのよ?」
光「お、乙女って……」
麗奈「そこ、照れない」
光「はいっ!」
麗奈「14歳にもなって子供用シャンプーを愛用しているって乙女失格よ!」
光「失格……!?」
麗奈「アタシ達は確かにまだ子供よ」
麗奈「でも、このシャンプーを使うほど子供じゃない。わかる?」
光「だ、駄目なのか……?」
麗奈「対象年齢のとこ見なさいよ」
光「6歳……」
光「14……だけど……」
麗奈「そうよ、14歳よ」
光「それがどうかしたのか……?」
麗奈「いい? 14歳の乙女なのよ?」
光「お、乙女って……」
麗奈「そこ、照れない」
光「はいっ!」
麗奈「14歳にもなって子供用シャンプーを愛用しているって乙女失格よ!」
光「失格……!?」
麗奈「アタシ達は確かにまだ子供よ」
麗奈「でも、このシャンプーを使うほど子供じゃない。わかる?」
光「だ、駄目なのか……?」
麗奈「対象年齢のとこ見なさいよ」
光「6歳……」
5: 2017/08/09(水)22:08:56 ID:iQx
麗奈「そう、少なくともアンタの半分くらいの子供が使うために作られてるのよ」
光「で、でも! 良い物はどんな年齢の人が使ったって……!」
麗奈「そうね。確かにその通りだわ」
麗奈「アタシにはこれが悪い物と言うだけの権限はない。それは認める」
麗奈「でも、少なくともアンタにとって良い物ではないわよ」
光「良い物ではない……」
麗奈「確かに髪を洗うと言う目的ならこれでも問題は無いわ」
光「じゃ、じゃあっ!」
麗奈「最後まで聞きなさい」
麗奈「アタシ達アイドルは……いえ、女子にとっての髪を洗うってのは汚れを落とすのが目的じゃないの」
麗奈「女子にとっての髪を洗うって行為は、汚れを落とす以上にヘアケアの一環なのよ!」
光「へ、へあけあ……!」
麗奈「光、アンタ、今までヘアケアを意識して髪の毛を洗った事ある?」
光「……ない」
麗奈「だからこんな子供用シャンプーを喜々として使うのね」
光「で、でも! 良い物はどんな年齢の人が使ったって……!」
麗奈「そうね。確かにその通りだわ」
麗奈「アタシにはこれが悪い物と言うだけの権限はない。それは認める」
麗奈「でも、少なくともアンタにとって良い物ではないわよ」
光「良い物ではない……」
麗奈「確かに髪を洗うと言う目的ならこれでも問題は無いわ」
光「じゃ、じゃあっ!」
麗奈「最後まで聞きなさい」
麗奈「アタシ達アイドルは……いえ、女子にとっての髪を洗うってのは汚れを落とすのが目的じゃないの」
麗奈「女子にとっての髪を洗うって行為は、汚れを落とす以上にヘアケアの一環なのよ!」
光「へ、へあけあ……!」
麗奈「光、アンタ、今までヘアケアを意識して髪の毛を洗った事ある?」
光「……ない」
麗奈「だからこんな子供用シャンプーを喜々として使うのね」
6: 2017/08/09(水)22:09:22 ID:iQx
麗奈「……と言うか、こんなシャンプー使ってるのによくそれだけ綺麗な髪が維持出来るわね」
光「?」
麗奈「まぁいいわ」
麗奈「光。このシャンプーを見てみなさい」
光「これは?」
麗奈「アタシのよ。アタシが愛用しているシャンプー」
光「なんかボトルが綺麗だな」
麗奈「そういう事じゃないわよ!」
麗奈「ほら! 見なさい! ノンシリコンシャンプーでしょ?」
光「のんしりこん……?」
麗奈「ア、アンタ……! まさかノンシリコンシャンプー知らないの!?」
光「う、うん」
麗奈「アンタ本当に女子?」
光「アタシも確かにちょっと男の子っぽいかなって思う時はあるけど……」
麗奈「えぇい! へこむな! めんどくさい!」
光「ごめん……」
光「?」
麗奈「まぁいいわ」
麗奈「光。このシャンプーを見てみなさい」
光「これは?」
麗奈「アタシのよ。アタシが愛用しているシャンプー」
光「なんかボトルが綺麗だな」
麗奈「そういう事じゃないわよ!」
麗奈「ほら! 見なさい! ノンシリコンシャンプーでしょ?」
光「のんしりこん……?」
麗奈「ア、アンタ……! まさかノンシリコンシャンプー知らないの!?」
光「う、うん」
麗奈「アンタ本当に女子?」
光「アタシも確かにちょっと男の子っぽいかなって思う時はあるけど……」
麗奈「えぇい! へこむな! めんどくさい!」
光「ごめん……」
7: 2017/08/09(水)22:09:43 ID:iQx
麗奈「わかったわ。このレイナ様が説明してあげるからありがたく聞きなさい!」
光「うん! メモとか取った方がいいか?」
麗奈「アンタもアタシも素っ裸でしょ。どこにメモすんのよ。覚えなさい」
光「わかった!」
麗奈「じゃあノンシリコンシャンプーについて説明するわよ」
光「おう!」
麗奈「この、ノンシリコンシャンプーって言うのは名前の通り『シリコンが入っていない』シャンプーの事よ」
光「『シリコンが入っていない』って事は『シリコンが入ってる』シャンプーもあるのか?」
麗奈「えぇ、その通り。主に市販されているシャンプーはシリコン入りよ。パ○テーンとかラッ○スとか」
光「よくCMで見る奴だな!」
光「ん? じゃあパ○テーンとかラッ○スはダメなシャンプーなのか?」
麗奈「違うわよ」
光「でも、シリコン入りって……」
麗奈「なにもシリコンが全て悪いわけじゃないの」
麗奈「シリコンが入ったシャンプーのはそれなりのメリットも存在してるわ」
光「メリット? シャンプーの?」
麗奈「利点よ! 利点!」
光「あ、うん」
光「うん! メモとか取った方がいいか?」
麗奈「アンタもアタシも素っ裸でしょ。どこにメモすんのよ。覚えなさい」
光「わかった!」
麗奈「じゃあノンシリコンシャンプーについて説明するわよ」
光「おう!」
麗奈「この、ノンシリコンシャンプーって言うのは名前の通り『シリコンが入っていない』シャンプーの事よ」
光「『シリコンが入っていない』って事は『シリコンが入ってる』シャンプーもあるのか?」
麗奈「えぇ、その通り。主に市販されているシャンプーはシリコン入りよ。パ○テーンとかラッ○スとか」
光「よくCMで見る奴だな!」
光「ん? じゃあパ○テーンとかラッ○スはダメなシャンプーなのか?」
麗奈「違うわよ」
光「でも、シリコン入りって……」
麗奈「なにもシリコンが全て悪いわけじゃないの」
麗奈「シリコンが入ったシャンプーのはそれなりのメリットも存在してるわ」
光「メリット? シャンプーの?」
麗奈「利点よ! 利点!」
光「あ、うん」
8: 2017/08/09(水)22:10:11 ID:iQx
麗奈「はぁ……」
麗奈「いい? シリコンを入れる主な理由はコーティングよ」
光「コーティング?」
麗奈「そう。シリコンによって髪の毛をコーティングする事でツヤを出したりするの」
光「へー。じゃあツヤが出るならシリコンの入ったシャンプーの方がいいんじゃないのか?」
麗奈「ところがそうもいかないのよ」
麗奈「さっき、髪を洗うのはヘアケアが目的って言ったでしょ?」
光「うん」
麗奈「でも、そのヘアケアのメインの部分はシャンプーじゃなくてトリートメントやコンディショナーなの」
光「うん?」
麗奈「髪を洗うってのは、汚れを落とす、ダメージの補修、髪の保護って具合にいくつか行程があるの」
麗奈「そのいくつかの工程の中でもトリートメントやコンディショナーを使ってするのがヘアケアなのよ」
光「えっと……じゃあ、汚れを落とすのはヘアケアじゃない?」
麗奈「それもヘアケアよ」
光「んん……?」
麗奈「いい? シリコンを入れる主な理由はコーティングよ」
光「コーティング?」
麗奈「そう。シリコンによって髪の毛をコーティングする事でツヤを出したりするの」
光「へー。じゃあツヤが出るならシリコンの入ったシャンプーの方がいいんじゃないのか?」
麗奈「ところがそうもいかないのよ」
麗奈「さっき、髪を洗うのはヘアケアが目的って言ったでしょ?」
光「うん」
麗奈「でも、そのヘアケアのメインの部分はシャンプーじゃなくてトリートメントやコンディショナーなの」
光「うん?」
麗奈「髪を洗うってのは、汚れを落とす、ダメージの補修、髪の保護って具合にいくつか行程があるの」
麗奈「そのいくつかの工程の中でもトリートメントやコンディショナーを使ってするのがヘアケアなのよ」
光「えっと……じゃあ、汚れを落とすのはヘアケアじゃない?」
麗奈「それもヘアケアよ」
光「んん……?」
9: 2017/08/09(水)22:10:38 ID:iQx
麗奈「汚れを落としてからじゃないと、ヘアケアしても意味がないのよ」
麗奈「汚れの上から新しく色々付けても綺麗にはならないの」
麗奈「だから、髪の毛を一度リセットするのも立派なヘアケア。むしろ最初の一歩よ」
光「んー……なんとなくわかったような」
麗奈「……ま、大丈夫でしょ」
麗奈「で、このリセットするのに使うのがシャンプーなの」
麗奈「じゃあこの汚れを落とすためのシャンプーにシリコンが入ってるとどうなると思う?」
光「えっと……シリコンはツヤを出すんだから……」
麗奈「ツヤの出し方は『コーティング』よ」
光「あっ! もしかして汚れも一緒にコーティングしてしまう……?」
麗奈「その通り」
麗奈「だから、『シリコンの入っている』シャンプーでは汚れが充分に落とせない」
光「なるほど! だから『シリコンの入っていない』シャンプーを使う必要があるのか!」
麗奈「そういう事」
麗奈「汚れの上から新しく色々付けても綺麗にはならないの」
麗奈「だから、髪の毛を一度リセットするのも立派なヘアケア。むしろ最初の一歩よ」
光「んー……なんとなくわかったような」
麗奈「……ま、大丈夫でしょ」
麗奈「で、このリセットするのに使うのがシャンプーなの」
麗奈「じゃあこの汚れを落とすためのシャンプーにシリコンが入ってるとどうなると思う?」
光「えっと……シリコンはツヤを出すんだから……」
麗奈「ツヤの出し方は『コーティング』よ」
光「あっ! もしかして汚れも一緒にコーティングしてしまう……?」
麗奈「その通り」
麗奈「だから、『シリコンの入っている』シャンプーでは汚れが充分に落とせない」
光「なるほど! だから『シリコンの入っていない』シャンプーを使う必要があるのか!」
麗奈「そういう事」
10: 2017/08/09(水)22:10:57 ID:iQx
麗奈「ま、ノンシリコンシャンプーにもデメリットはあるんだけど、これは実際に試した方が早いわね」
麗奈「光、このシャンプー使ってみなさい」
光「いいのか!? ありがとな、レイナ!」
麗奈「あ、シャンプーの仕方わかる?」
光「それは大丈夫! 死んだ魚の目をした晴ちゃんから前に聞いたから!」
麗奈「晴……? あぁ、梨沙あたりが教えたのね」
光「えっと……確かこうやって……」
光 シャンプー中
光「あれ……なんか髪の毛がごわごわするというかなんというか……」
麗奈「そうなの。ノンシリコンシャンプーはシリコンが入っていないから洗った後に髪の毛がキシむのよ」
光「えぇ……。じゃあノンシリコンシャンプーってダメなんじゃ……」
麗奈「言ったでしょ。シャンプーは汚れを落とすのが目的だって」
光「うん?」
麗奈「光、このシャンプー使ってみなさい」
光「いいのか!? ありがとな、レイナ!」
麗奈「あ、シャンプーの仕方わかる?」
光「それは大丈夫! 死んだ魚の目をした晴ちゃんから前に聞いたから!」
麗奈「晴……? あぁ、梨沙あたりが教えたのね」
光「えっと……確かこうやって……」
光 シャンプー中
光「あれ……なんか髪の毛がごわごわするというかなんというか……」
麗奈「そうなの。ノンシリコンシャンプーはシリコンが入っていないから洗った後に髪の毛がキシむのよ」
光「えぇ……。じゃあノンシリコンシャンプーってダメなんじゃ……」
麗奈「言ったでしょ。シャンプーは汚れを落とすのが目的だって」
光「うん?」
11: 2017/08/09(水)22:11:41 ID:iQx
麗奈「シャンプーの後に必須なのがこれ、トリートメントよ」
光「あ、トリートメントはアタシも使ってる!」
麗奈「あら、ホントね」
麗奈「じゃあそのトリートメントを使ってみて」
光「うん!」
光 トリートメント中
麗奈「どう?」
光「あ、さっき程キシまない」
麗奈「でしょ? なんでかわかる?」
光「え? うーん……?」
麗奈「正解はシリコンが入ってるからよ」
光「えっ!? じゃあこれってダメなトリートメントなのか……」
麗奈「違うわよ」
光「でもシリコンが入ってるって……」
麗奈「だーかーらー! さっきも言ったでしょ。シリコンにもメリットはあるって」
光「メリットってシャン――」
麗奈「それはもういい!」
光「あ、トリートメントはアタシも使ってる!」
麗奈「あら、ホントね」
麗奈「じゃあそのトリートメントを使ってみて」
光「うん!」
光 トリートメント中
麗奈「どう?」
光「あ、さっき程キシまない」
麗奈「でしょ? なんでかわかる?」
光「え? うーん……?」
麗奈「正解はシリコンが入ってるからよ」
光「えっ!? じゃあこれってダメなトリートメントなのか……」
麗奈「違うわよ」
光「でもシリコンが入ってるって……」
麗奈「だーかーらー! さっきも言ったでしょ。シリコンにもメリットはあるって」
光「メリットってシャン――」
麗奈「それはもういい!」
12: 2017/08/09(水)22:12:16 ID:iQx
麗奈「シリコンはシャンプーの場合はデメリットにしかならないけど、髪の毛の補修やケアって言う目的で使うトリートメントの場合はメリットになるのよ」
麗奈「ノンシリコンシャンプーで髪の毛をリセットした状態はいわば裸みたいなもの」
麗奈「そこにトリートメントやコンディショナーをする事で服を着せてあげるのよ」
光「スーツを着て強くなるみたいなことか?」
麗奈「ハァ? よくわかないけどそんなもんよ」
麗奈「トリートメントやコンディショナーをする事で、今度はシャンプーの時とは違って髪の毛をコーティングする。これがヘアケアのメインよ」
光「なるほど! だからコーティング出来るシリコンが必要なのか!」
麗奈「そういう事」
麗奈「まぁ、アタシのトリートメントみたいにノンシリコンのトリートメントも存在はするけど、アンタは普通にシリコンが入ってるトリートメントで充分よ」
光「アタシとレイナじゃ違うのか?」
麗奈「そうよ。アタシの場合は髪の毛が細いからボリュームが欲しいの。だからトリートメントもノンシリコン」
麗奈「でも、アンタは髪の毛しっかりしてるからボリュームは必要ないでしょ?」
光「よくわかんないけど、うん!」
麗奈「わかんないなら返事するんじゃないわよ」
光「わかった!」
麗奈「ノンシリコンシャンプーで髪の毛をリセットした状態はいわば裸みたいなもの」
麗奈「そこにトリートメントやコンディショナーをする事で服を着せてあげるのよ」
光「スーツを着て強くなるみたいなことか?」
麗奈「ハァ? よくわかないけどそんなもんよ」
麗奈「トリートメントやコンディショナーをする事で、今度はシャンプーの時とは違って髪の毛をコーティングする。これがヘアケアのメインよ」
光「なるほど! だからコーティング出来るシリコンが必要なのか!」
麗奈「そういう事」
麗奈「まぁ、アタシのトリートメントみたいにノンシリコンのトリートメントも存在はするけど、アンタは普通にシリコンが入ってるトリートメントで充分よ」
光「アタシとレイナじゃ違うのか?」
麗奈「そうよ。アタシの場合は髪の毛が細いからボリュームが欲しいの。だからトリートメントもノンシリコン」
麗奈「でも、アンタは髪の毛しっかりしてるからボリュームは必要ないでしょ?」
光「よくわかんないけど、うん!」
麗奈「わかんないなら返事するんじゃないわよ」
光「わかった!」
13: 2017/08/09(水)22:12:28 ID:iQx
麗奈「ま、とりあえずは今のをちゃんと覚えてればとりあえずは大丈夫よ」
麗奈「もっとやり出すとキリがなくなるし、今のアンタじゃ無理でしょ」
光「うん……正直、覚えられたか自信ない……」
麗奈「わからなくなったらいつでも聞きなさい。このレイナ様が教えてあげる」
光「ありがとな! レイナ!」
麗奈「はいはい。じゃあさっさとお風呂出て明日の打ち合わせするわよ」
光「おう!」
麗奈「もっとやり出すとキリがなくなるし、今のアンタじゃ無理でしょ」
光「うん……正直、覚えられたか自信ない……」
麗奈「わからなくなったらいつでも聞きなさい。このレイナ様が教えてあげる」
光「ありがとな! レイナ!」
麗奈「はいはい。じゃあさっさとお風呂出て明日の打ち合わせするわよ」
光「おう!」
14: 2017/08/09(水)22:13:21 ID:iQx
◆
脱衣所
光「うーん」
麗奈「どうしたのよ」
光「アイドルって……いや、女の子って大変なんだなぁって」
麗奈「アンタも女でしょ」
光「晴ちゃんが死んだ魚の目になるのも納得できた」
光「こんなに大変な思いをしてまで、綺麗になろうとするのってすごく大変だと思う」
麗奈「何言ってんのよ。アンタの好きなヒーローもそうでしょ」
麗奈「ヒーローだって大変な思いをしてでもみんなを守りたいって思ってるから続けられるんでしょ? それと同じよ」
光「レイナ……!」
麗奈「アタシ達のはそりゃ自己満足と言うか自分のためだから比べるのは失礼かもしれないけど」
光「ううん! そんなことない!」
光「ありがとな、レイナ!」
麗奈「……どういたしまして」
脱衣所
光「うーん」
麗奈「どうしたのよ」
光「アイドルって……いや、女の子って大変なんだなぁって」
麗奈「アンタも女でしょ」
光「晴ちゃんが死んだ魚の目になるのも納得できた」
光「こんなに大変な思いをしてまで、綺麗になろうとするのってすごく大変だと思う」
麗奈「何言ってんのよ。アンタの好きなヒーローもそうでしょ」
麗奈「ヒーローだって大変な思いをしてでもみんなを守りたいって思ってるから続けられるんでしょ? それと同じよ」
光「レイナ……!」
麗奈「アタシ達のはそりゃ自己満足と言うか自分のためだから比べるのは失礼かもしれないけど」
光「ううん! そんなことない!」
光「ありがとな、レイナ!」
麗奈「……どういたしまして」
15: 2017/08/09(水)22:13:44 ID:iQx
光「にしてもレイナがそこまでヒーローの事を思ってくれてるなんて……!」
麗奈「へ?」
光「よし! 明日一緒に劇場版エ○ゼイド見に行こう!」
麗奈「ちょっと待って!? なんで!? なんでそうなったの!?」
光「? だってヒーローについて語ってたじゃないか!」
麗奈「アタシはただ似てるって話をしただけよ!」
光「似てるなら大丈夫!」
麗奈「あーもう! 話を聞きなさいよ!」
光「わかった! じゃあ明日は一緒に映画に行ってくれたらその後はレイナに付き合うから!」
麗奈「ちょ……ちがっ……!」
麗奈「へ?」
光「よし! 明日一緒に劇場版エ○ゼイド見に行こう!」
麗奈「ちょっと待って!? なんで!? なんでそうなったの!?」
光「? だってヒーローについて語ってたじゃないか!」
麗奈「アタシはただ似てるって話をしただけよ!」
光「似てるなら大丈夫!」
麗奈「あーもう! 話を聞きなさいよ!」
光「わかった! じゃあ明日は一緒に映画に行ってくれたらその後はレイナに付き合うから!」
麗奈「ちょ……ちがっ……!」
16: 2017/08/09(水)22:14:07 ID:iQx
麗奈「……はぁ。まぁいいわ」
光「本当か!? 楽しみだな!」
麗奈「その代わり!」
光「ん?」
麗奈「アタシにもちゃんと付き合いなさいよ!」
光「おう!」
光「どこ行くんだ?」
麗奈「アンタのシャンプーやらなんやら買いに行くわよ!」
麗奈「それで一からじっくりと教え込んでやるわ!」
麗奈「アーッハッハッハッげほっごほっ!」
光「あぁー! もう、急に高笑いなんてするから……!」
End
光「本当か!? 楽しみだな!」
麗奈「その代わり!」
光「ん?」
麗奈「アタシにもちゃんと付き合いなさいよ!」
光「おう!」
光「どこ行くんだ?」
麗奈「アンタのシャンプーやらなんやら買いに行くわよ!」
麗奈「それで一からじっくりと教え込んでやるわ!」
麗奈「アーッハッハッハッげほっごほっ!」
光「あぁー! もう、急に高笑いなんてするから……!」
End
引用元: ・南条光「お風呂で」小関麗奈「うふふ」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります