1: 2013/10/07(月) 07:33:10 ID:mi9gvNrQ
ユミル「…は?」

エレン「だから…クリスタはお前が支えてやるんだろ?…なら、ユミルは俺が支えてやる」

ユミル「………」

エレン「…ダメ…か?」

ユミル「いや…ダメ…っていうか…」

エレン「………」

ユミル「………」



進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)
4: 2013/10/07(月) 13:36:35 ID:mi9gvNrQ
エレン「………」

ユミル「………あの…さ…」

エレン「ん…?」

ユミル「…何で急にそんなこと言いだしたんだよ」

エレン「………」

ユミル「………?」


エレン「…よくわかんねぇ」

ユミル「はぁ?ふざけてんのか?」

エレン「いや、別にふざけてねぇよ。ただ…なんかユミルのこと、ほっとけないって言うか…」

ユミル「………」





6: 2013/10/07(月) 14:15:44 ID:mi9gvNrQ
エレン「ユミルのために、なんか…俺がしてやれることないかな…って…」

ユミル「………エレン、お前さ…」

エレン「な、なんだ?」



ユミル「私のこと、好きなのか?」



エレン「……はぁ!?なんでそうなるんだよ!?」

ユミル「じゃあ、違うってのか?」

7: 2013/10/07(月) 14:26:06 ID:mi9gvNrQ
エレン「ち、違うに決まって………あれ…?違わない…の……か…?」

ユミル「………」

エレン「あ……いや、その……ッ…本当によくわかんねぇんだよ。…こんな気持ちになんの初めてで…」


ユミル「………」

エレン「………ごめん…」



ユミル「…ぷっ…」

エレン「?」

ユミル「あは、あははははっ!」

エレン「な!?なんで笑うんだよ!?」

13: 2013/10/08(火) 11:57:25 ID:xHIl3dwE
ユミル「わ、悪い…だって…あははは」

エレン「ッ……やっ、やっぱさっき言ったこと取り消す!」

ユミル「お…?」

エレン「自分でもなに言ってんだ、って思うようになってきた…。…だからさっきのは無しだ!」

ユミル「…へぇ~…」

エレン「そ…そういう事だから…じ、じゃあな…」






ユミル「待てよエレン」

エレン「ッ!?何だよ離せよ!」



ユミル「自分ばっかり勝手な事言ってんじゃねぇよ、この馬鹿」

14: 2013/10/08(火) 12:03:42 ID:xHIl3dwE
エレン「は、離せって言って…」

ユミル「お前に支えてほしい…って、言ったらどうする?」


エレン「……え…」

ユミル「どうする?」

エレン「…あ…いや…えっと…」

ユミル「………」

エレン「あ、あんま顔近付けんなよ…」

ユミル「…なんでだ?」

エレン「なんでって…だから…その……」

ユミル「………」

エレン「ッ…」

17: 2013/10/08(火) 12:18:25 ID:xHIl3dwE
ユミル「………」

エレン「ッ…わかった!わかったからそれ以上顔を近付けんな!」

ユミル「随分酷い言い方だな」

エレン「うっ……た、頼むからもう許してくれよ…」

ユミル「………」

エレン「うぅ…」



ユミル「お前も天使みたいだな」

エレン「はぁ!?」

ユミル「まあいいや、じゃあそういう事で…これからもよろしくな」

エレン「お、おい!お前いま何て言ったんだよ!?」



ユミル「おやすみ~」

18: 2013/10/08(火) 12:24:47 ID:xHIl3dwE
エレン「ま、待てよユミル!!」



タッタッタッ…










ミーナ「こ…これは……凄いものを見てしまった…」

19: 2013/10/08(火) 12:36:03 ID:xHIl3dwE
翌日

ー食堂ー

ユミル「エレン、ちゃんと飯食えよ?」

エレン「食べてるだろ」

ユミル「なんなら私が食べさせてやろうか?」

エレン「…子供扱いすんな」

クリスタ「???」

クリスタ(あれ…二人ってこんなに仲良かったっけ?)





ミーナ「むふふ~」

アニ「…なに変な顔してんのあんた」

20: 2013/10/08(火) 12:53:59 ID:xHIl3dwE
アルミン「珍しいね。エレンがユミル達と一緒に食事なんて」

ミカサ「そう?」

アルミン「ミカサはそうは思わないの?」

ミカサ「エレンはユミルが好き…ので、別に不思議ではない」

アルミン「え!?」

ミカサ「もぐもぐ…」









アルミン「え!?」

21: 2013/10/08(火) 13:07:31 ID:xHIl3dwE
エレン「…ごちそうさま」

ガタッ

ユミル「ん?おい、もう行くのか?」

エレン「そうだけど、なんだ?」

ユミル「まさか私とクリスタを置いて行く気か?」

クリスタ「へ?」

エレン「…待ってほしいのか?」

ユミル「どうだと思う?」

クリスタ「…ユミル?」

エレン「……わかった。待てばいいんだろ」

ユミル「ふっ」

エレン「なに笑ってんだよ」

ユミル「さあ、なんでだろうな」

エレン「…ハァ……」

クリスタ「???」

22: 2013/10/08(火) 13:19:19 ID:xHIl3dwE
ーーー
ーー



エレン「で、こん時はこうすれば…」

ユミル「…なるほどな。わかったかクリスタ?」

クリスタ「う、うん」

エレン「で、次はこうする…」

ユミル「ほぉ…」

クリスタ「な、なるほど…」

23: 2013/10/08(火) 13:25:56 ID:xHIl3dwE
ーーー
ーー


ユミル「おいクリスタ!そうじゃねぇって!」

クリスタ「えぇ!?」

ユミル「ったく、こうだって言ってんだろうが…」

クリスタ「あ…そ、そっか…」

エレン「ユミル、お前もここ間違えてんぞ」

ユミル「は?……ちげぇよお前が間違えてんだろ」

エレン「は?………あ…」

ユミル「この馬鹿が」

エレン「す、すまん」

クリスタ「だ、大丈夫だよエレン。私も間違えたから…」

ユミル「全然大丈夫じゃねぇよ」

クリスタ「うぅ…」

24: 2013/10/08(火) 13:36:07 ID:xHIl3dwE
ーーー
ーー


クリスタ「スゥ…スゥ…」

ユミル「ん?……クリスタ?」

エレン「…寝てるだろ、肩に寄り掛かってるし」

ユミル「めちゃくちゃ軽い」
エレン「へぇ」


ユミル「…私も眠くなってきた」

エレン「じゃあ寝ればいいだろ」

ユミル「肩貸せ」

エレン「好きにしたらいいだろ」

25: 2013/10/08(火) 13:39:22 ID:xHIl3dwE
ユミル「ん…」

エレン「………」

ユミル「…変なことすんなよ?」

エレン「し、しねぇよ!」

ユミル「………」

エレン「………」



クリスタ「………zzz」

ユミル「……zzz」

エレン(重い…)

26: 2013/10/08(火) 13:43:56 ID:xHIl3dwE
何番煎じだよって思うだろうが俺はエレユミ見たかったんだ

自己満足しました。

以上で終わります



引用: エレン「お前は俺が支えてやる」