320: 2015/03/01(日) 19:18:08.57 ID:mmZRoseg0
【戦士達の旅路】

「喉乾いたなぁ…こんな時間じゃあどこの店も閉まっちまってるだろうしな…」

ホテルの一室でポルナレフは呟いた

「ふぅむ…ルームサービスでも頼むか?」

「おっ、奢りかよ流石ジョースターさん!太っ腹だなぁ」

「お前が出せポルナレフ…ま、ワシはビールでも貰うかな。お前らは飲まんのか?」

ジジイが備え付けの受話器に手をかけながら他の三人に尋ねた

「私もビールを…たまには酒も悪くない」

タロットカードを切る手を止め、アヴドゥルは答えた

「俺もビールで良いぜジジイ」

俺は海洋学の本から目を離すこと無く言った

「ジョジョ、君は未成年だろ?不味いから適当なジュースにでもしておきなよ。ジョースターさん、僕らはコーラで」

花京院は俺を疎めるとジジイにそう言った
ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
321: 2015/03/01(日) 20:38:07.55 ID:mmZRoseg0
「ルームサービスは10分はかかるらしい…まぁそれまでゆったりしてれば良いだろうな」

注文を終えたジジイがそう告げた

「ならトランプしようぜ!」

ポルナレフは意気揚々とトランプを取り出した

「じゃあ何か賭けるとするか…何が良いかのぉ」

「ならこのトランプで負けた奴がルームサービスの料金を払うってのでどうだ?」

スター・プラチナでカードをシャッフルしながら提案した

「おっ、良いじゃあねぇか承太郎。でもこう言うのは言い出しっぺが負けるんだけどな!」

「じゃあゲームは大富豪で良いですね」

「「「………大富豪って…何?」」」

「やれやれだぜ。大富豪知らねぇのかこいつら」

思わずため息がこぼれた

322: 2015/03/01(日) 23:26:35.38 ID:mmZRoseg0
この三人が全く知らないのも無理はない!
何故ならばあまり知られていないが大富豪とは日本発祥のゲームだからだ!

と言うわけで花京院の奴がざーっとルールを説明し終えた。ルールは八切りのみの超初心者で行うことになった

「かァーッ!日本人は細かいルールの決まったゲームを良く作り出すのォー!」

ジジイは早いことにもうルールの難解さを読み解いたらしい。頭の回転は耄碌してないと言うことか

「ま、やってる内に何とかなんだろ。さっ、やろーぜ皆」

ポルナレフはポルナレフで納得していた
相変わらず軽いとこの多い男だ

「むぅ…私は出来るだろうか…」

こうして五人全員が席に着き、スター・プラチナがディーラーとしてカードを振り分けていく

「…おいジジイ。足の所にある鏡を自分で取るか叩き割られるかどっちが良い?」

「アレ…バレちった?」

ジジイの奴、みみっちいことに他人のカードを盗み見ようとしやがった
呆れてモノも言えねぇぜ

326: 2015/03/03(火) 17:21:56.01 ID:vyoy8ABj0
「……おい花京院…」

「どうしたんですポルナレフ。僕の方を睨んだりして」

「なんで俺の足元にお前のハイ工口ファント・グリーンが巻き付いてんだよ!こっそりカード見ようとしてるしよ!」

紐状になったハイ工口ファント・グリーンがソロソロと花京院の方へと戻っていった

「だってルール上じゃあスタンド禁止とは言ってないじゃないですかポルナレフ」

しれっと花京院が言い放った後、全員がハッとした。そして花京院は後悔した

(不味い……僕がこの理由を言ったら他の人もスタンドによるイカサマがOKになってしまう…)

ポルナレフに見破られたことによる精神的動揺からの痛恨のプレミである

327: 2015/03/03(火) 17:31:24.62 ID:vyoy8ABj0
「ダメだダメダメ。スタンドでの行為なんて禁止に決まってるだろ」

意外ッ!禁止を唱えたのは一番イカサマを画策しそうなポルナレフ!

それもそのはず、ポルナレフのシルバー・チャリオッツは戦闘に向いてはいるもののその他では何も出来ないと言えるスタンドだからだ

(っぶねー…俺のシルバー・チャリオッツじゃあ精々タンスの裏のモノぐらいしか取れないからな…それにイカサマをしないと言う提案は白だ…俺は正義の白の中にいるってはっきりわかるぜ)

ポルナレフにとってはアドバンテージを潰した結果となった
ついでに言うと燃やすことが出来ても何の得もないアヴドゥルも無言で賛同した

「スタンドは無し。次やった奴は見つけた瞬間にスター・プラチナぶちこむからな?」

承太郎はタバコを加えながらそう忠告した
いつの間にかタバコを加えていると言うのはいつでも顔面に拳を叩き込めることの証明だろう

もう一度カードを切り直し、この五人の大富豪大会が始まった

329: 2015/03/03(火) 17:44:14.12 ID:vyoy8ABj0
「最初はスペードの3を持つ人からだな」

「おっ私からですな。始まりの暗示を持つが所以…とでも言えそうですね」

アヴドゥルがスペードの3を出した後、スペードの4を出した
今回のルールに色縛りも階段も無いので問題はない
順番はアヴドゥル→花京院→ポルナレフ→ジジイ→承太郎である

「うぅむ…花京院が7なら私は…10だな」

が自信なさげに置くとジジイはニヤッと笑いながらエースを出した
序盤でのエースに四人は驚きを隠せない

(序盤からガンガン攻める…このジョセフ・ジョースター、まだまだ衰えちゃおらんのぉ…!)

全員が流せばまた自分のターンが回ってくるのでアドバンテージを稼ぎやすい
最もその分強いカードを使っていけば後半にツケが回ってくるものだが

331: 2015/03/03(火) 18:10:43.51 ID:vyoy8ABj0
「最初はスペードの3を持つ人からだな」

「おっ私からですな。始まりの暗示を持つが所以…とでも言えそうですね」

アヴドゥルがスペードの3を出した後、スペードの4を出した
今回のルールに色縛りも階段も無いので問題はない
順番はアヴドゥル→花京院→ポルナレフ→ジジイ→承太郎である

「うぅむ…花京院が7なら私は…10だな」

が自信なさげに置くとジジイはニヤッと笑いながらエースを出した
序盤でのエースに四人は驚きを隠せない

(序盤からガンガン戦うッ…このジョセフ・ジョースター、まだまだ衰えちゃおらんのぉ…!)

全員が流せばまた自分のターンが回ってくるのでアドバンテージを稼ぎやすい
最もその分強いカードを使っていけば後半にツケが回ってくるものだが

332: 2015/03/04(水) 01:09:58.40 ID:WdVH9wlI0
訂正
誤「うぅむ…花京院が7なら私は…10だな」

が自信なさげに置くとジジイはニヤッと笑いながらエースを出した

正「うぅん…花京院が7なら俺は…10辺りにしとこっかなァ~」

ポルナレフが自信なさげに置くとジジイはニヤッと笑いながらエースを出した

333: 2015/03/04(水) 01:25:42.60 ID:WdVH9wlI0
「パス」

俺とアヴドゥルがパスを続ける

(ここはアドバンテージを稼ぐか…?僕の手札には2は二枚揃っていることだし飛ばしても良さそうだ)

花京院は2をスッと出した
ジジイは小さく舌打ちをして悪態をついている

「なら俺は…うーん…やっぱやーめたっと」

ポルナレフの言葉に衝撃が走った
やっぱやーめた…つまりポルナレフはこの状況で出せるカードがある可能性が出てきたのだ
すなわちjokerの存在である

(やれやれ…揺さぶりとはたまげたものだなポルナレフ…これぞ大富豪の醍醐味だがな…)

全員がパスをしたことにより花京院のターンになる

「二枚出しとさせて貰いますよ」

花京院の出した二枚のカードの数字は3

「うっ…パスだぜ」

「ワシも…」

ジジイとポルナレフは嫌そうな顔をしてパスを宣言した

335: 2015/03/05(木) 02:18:22.37 ID:nzMYkblf0
承太郎が真剣にこの状況を考え抜いている最中
花京院典明はこの状況に喜びを感じていた
何気ないこの大富豪をしていると言う瞬間に

(いつ以来だろう…こんなにも気楽にトランプなんてしているのは…)

スタンドを持つ身が故に他人と壁を感じていた僕は他人に隠しているスタンドと言うものの後ろめたさのせいで本当に心から他人と打ち解けたり出来なかった

でも今は違う
ここにいる皆はスタンドを持っているが故に壁も何も感じないで良い
実の家族にすら感じていた圧倒的な壁がここにはない
たったそれだけでこうも嬉しいのだと、花京院は一人笑みを溢した

「俺はがっぷりよつといかせてもらうぜ…花京院」

承太郎はにやりと口角を上げながら5を二枚出した

337: 2015/03/05(木) 22:10:23.18 ID:nzMYkblf0
「ふっ…そう来るなら迎え撃つだけさジョジョ」

ジョジョの言うことに笑みで返す

「私も出させてもらいますよ…除け者にはされたくなくてね」

アヴドゥルが出したのは10を2枚
流石に10以上は複数持っていなかったので全員がパス

「そんなつえーの2枚も持ってねぇよ卑怯だぜアヴドゥル!」

ポルナレフがごねたが全員が一笑に伏した

こうして何気無い時間は流れていく

残りの手札は花京院が四枚、アヴドゥルが三枚、ポルナレフが六枚、ジジイは六枚そして俺が三枚
手札的には俺は枚数的にも俄然有利なのだが…
ジジイの考えが気になる。何か気を伺うかのように見える

そしてそれはjokerを切ったポルナレフの次の番に起こった

338: 2015/03/05(木) 22:28:39.02 ID:nzMYkblf0
「やーりぃ…こりゃ俺の勝ちっぽいな!」

自信満々に八切りをした後に5を出したポルナレフは勝ちを確信していた
恐らく残りの三枚は強めのカードであろうことがポルナレフの自信満々な顔から伺える

「ふっふっふ…甘いのぉ…まだまだあまっちょろいなポルナレフ!」

ジジイは不敵な笑みを浮かべながらカードを四枚出した

「こっ…これは!」

アヴドゥルが瞠目しながらカードを指差す

「「「「革命ィ!?」」」」

土壇場に出てきた革命
それは9が四枚と言う奇跡のような光景
全員がKやAを持つ中での革命はドラマのような展開そのもの

「jokerさえ切らせちまえばこっちのもんよ!」

ジジイは勝利を確信しきった
6を出してしまえばあと手札は一枚
勝ちを確信してもおかしくはない状況だ

339: 2015/03/05(木) 22:44:38.43 ID:nzMYkblf0
「よっしゃァーッ!1抜けたーッ!……って何ィ!?」

最後の一枚を出す寸前のジジイは驚きで止まった
自分の6の上に5が乗っていたからだ

「Sun of a Bich!!これじゃァワシ出せないじゃあ無いか!」

「俺が5を出した…ジジイが出そうとした寸前でな…」

学帽をきっちりと被り直してキメてみせた

「さあジジイ…そのカードを出すのか…出さねぇのか…出さねぇなら俺の番だな」

全員がパスを宣言したので、俺はパパっと八切りからの2を切って上がった

「くそぅ…まさか孫に負けるとは…」

ジジイは二着抜け
その次を花京院が抜け、ポルナレフとアヴドゥルの一騎討ちとなった

「これで…終わりだな」

「ぬぉーっ!ドベかよ!途中までは良かったんだけどなぁ…」

カードを投げ出しポルナレフは本気で悔しがっていた
如何せん手札に強いのを温存したポルナレフは為す術もなく負け、僅か七分ばかりだが白熱しきった大富豪は終わった


大富豪完全決着…一位、空条承太郎
ドベ、ポルナレフ。完全敗北の末に18ドル払った
(この後ポルナレフがごねたのでもう一度大富豪をやり、ハマッたせいか夜通しで大富豪大会が行われた)

341: 2015/03/05(木) 23:02:16.28 ID:nzMYkblf0
それからあくる日のことホテルにて…

ジジイは移動の手配とやらで朝からいない

「暇だなぁ…しりとりは腐るほどやったし大富豪は懲り懲り…何やるかねぇ…」

「一人でしりとりはまだやってないんじゃないんですかポルナレフ」

ポルナレフもたまには女のけつばかりじゃなくて本でも読めば良いと言うのに
だがまたうるさくなるのも面倒なのでちょいと隠し芸でも披露するかな

「ポルナレフ、花京院。今から一回しかやんねぇ隠し芸を見せてやるぜ…」

5本タバコに火をつけると一度にくわえる
そしてそのまま口の中に運んでいく…

「なっ…危ないぞ承太郎!熱くないのか!?」

「おぉ…ブラボー!ブラボー!すげぇよ承太郎!」

そしてポルナレフにジュースを取らせてタバコを口の中にいれたまま飲み干す
そしてタバコをまたもとに戻すとポルナレフに教えてくれとせがまれた
やれやれ…やらなきゃよかったななんて思いながらも満更でもなかった

「アチィーッ!舌が焼けちまった!」

案の定ポルナレフは失敗してベロをやけどしていたが

343: 2015/03/06(金) 01:22:55.96 ID:OHHV9Y7e0
「あっち…ベロ火傷しちまったぜ…」

舌を冷やしながらポルナレフはうんざりと呟いた

「全く…いきなり5本から挑戦するからだ。無謀すぎるぞポルナレフ…ん?この写真は?」

花京院が拾い上げた写真にはポルナレフに寄り添う美しい女性が写っていた
二人ともカメラに向かい幸せそうな笑顔を浮かべている

「ガールフレンドかいポルナレフ?美人な娘じゃあないか」

ポルナレフに写真を手渡しながら花京院は冷やかした

「あぁそうだろ?世界で一番の美女さ。気立ても良くてスタイルも良い…最高の女性さ」

ポルナレフはしみじみと写真を眺めながら呟いた

「もしかしてこの子がお前の妹か?」

俺はポルナレフにふとそう尋ねた

344: 2015/03/06(金) 01:30:57.79 ID:OHHV9Y7e0
「そうだぜ承太郎。俺の妹は、シェリーは世界で一番大切な女性さ」

ポルナレフは自慢するかのようにその写真をヒラヒラさせていた
どうだい?素晴らしい女性だろう?羨ましいだろと言わんばかりだ

「そうだったのか…。すまない、そんな辛いことを思い出させてしまって」

「気にすんなよ花京院!謝るこたぁないさ」

ケラケラと快活にポルナレフは笑った

「ま、たまに写真を眺めてるときがあるとは知ってたがまさか妹だったとはな…やれやれ深い兄妹愛だぜ」

「えっ!?見てたのかよ承太郎!頼むからジョースターさんには言わないでくれよ、どんな冷やかし言われるかわかんねぇからさぁ」

ポルナレフは照れたのか頬をかきながらそう懇願した

346: 2015/03/06(金) 22:53:54.64 ID:OHHV9Y7e0
「そうだ。お前らこの旅が終わったらどうしたいよ?」

「まずはあのアマが治ったかどうか調べねぇとな…その後はまただりぃ学校に通うことになるだろうよ」

日本に戻ったらまたガタガタやかましい女に囲まれるのか…と思うと少し嫌気がさした
嫌いではないのだが付きまとわれるのも面倒なもんがある

「僕も学校に通おうかな…承太郎と同じ学校に転校してからまだ一日も通ってないしね」

「花京院…出席日数って知ってるか?」

「パパっと追試でもなんでも受ければ何とかなるだろうしね。ポルナレフはどうするんだ?」

「俺か?うーん…フランスに帰って知り合いのやってる本屋でも手伝うかなぁ…」

ポルナレフが本屋の店員なんて似合わなすぎて笑ってしまった
本を読まないのに本屋とはな…たまげたもんさ

348: 2015/03/06(金) 23:03:58.68 ID:OHHV9Y7e0
「そうだ。この旅が終わったらよ。お前らフランス来いよ!良いとこだぜフランスは。バクシーシバクシーシ五月蝿くねぇし飯も旨い」

ポルナレフみたいなのがいっぱい居れば五月蝿いことに代わりはないと思うんだがな

「是非行かせて貰うよ。ポルナレフも日本に来てみたらどう?僕の家広いしね」

「え?花京院ってボンボンなの?」

そう言えば花京院の家族は謎に包まれている
本人も言わないので特に聞きもしなかったがいざとなると気になるものだ

「ボンボンじゃあないさ…精々古いお寺の跡継ぎってとこかな」

「なるほど…意外だぜ」

この後、三人で自分達の帰る場所について話していたらジジイが帰ってきた
どうやら船の手配が出来たらしい。そこでアイツと落ち合う予定らしい…刺客に襲われないと良いんだがな
あと船が沈没しないことを祈った

349: 2015/03/06(金) 23:22:45.59 ID:OHHV9Y7e0
エジプトに入る前の最後の夜
何となくだが夜空を見上げていた
星が澄んだ空気の中で燦然と輝いている神秘的な光景に目を奪われながら

「眠れないのか承太郎」

制服に身を包んだ花京院が出てきた
花京院もどうやら眠れないらしい

「もうすぐDIOとの決戦だからな…」

緊張ではなく意志の昂りを体の底から感じる
この旅の終わりはもうすぐ近くなのだ

「安心しろよ承太郎。敗けやしねぇさ」

何処からともなく欠伸しながらポルナレフが現れた

「そうさ承太郎。これまでの旅を乗り越えてきた僕らなら何とか出来るに決まってる…そうだろ?」

花京院の言葉に微笑みを返す
三人を穏やかな笑みが包んだ

「DIOを倒せば全て終わるんだよな…この旅も俺の復讐ってやつも」

「僕はこの旅が終わったらまずは父さんとと母さんに謝らなきゃならないなぁ…話し合わなきゃって気付いたんだ」

「もし親と喧嘩なんてことになったら、俺の家にでも来れば良い。あのアマも一人や二人増えようと問題ないだろうしな」

花京院にそう告げ、もう寝ようぜと呟いた
二人も無言でうなずき、三つの影がホテルへと消えていった
その後ろでは無数の星星の中で一際強く輝く五つの星と一つの流れ星があった

350: 2015/03/06(金) 23:32:47.09 ID:OHHV9Y7e0
「………夢か…」

電車の進む音に目を覚ます
花京院の墓参りの後だからなのか、少し懐かしい日々を思い返したのかも知れない

あの旅は終わり、多くの犠牲を払って、今俺は全てにケリをつけて帰ってきた

胸ポケットから取り出したあの時の写真は色褪せずにここに残っている
辛く厳しく、けれど笑みの絶えることのなかった日々がここには確かにあった
共に試練を乗り越えた強い絆で結ばれた友は確かにここにいた

電車は音をたてて静かに日常へと還っていく
車輪の音を少しだけ寂しそうに、名残惜しそうに遺しながら…静かに


END

351: 2015/03/06(金) 23:37:20.36 ID:OHHV9Y7e0
【戦士達の旅路】完結です!
ついでに【THE・WORLDは止められない】も完結です!

誤字脱字に二重投稿やったり等ミスが多くなってしまいましたが読んでくださった方々には有り難うございますと言う言葉しか思い浮かびません…

何か質問があれば受け付けます!

引用: 【THE・WORLDは止められない】