1: 2024/10/08(火) 17:00:40 ID:???Sd
海上

侑「どういうことなの…?」プカプカ

侑「周りの陸見えないんだけど。ベッドの上にはスマホとモンスターエナジーだけ。もう終わったよ」

侑「ん?」

サメ「しゃぁぁぁぁ!!!!」

侑「さ、サメだァァァァァァァ!!!??」

サメ「シャッシャッ!!」ドスンドスン

侑「や、やばいよ!!ベッドに頭突きかましてくる!」

侑「モンエナでも飲んでて!」ドボドバ

サメ「しゃっ!ゴクゴクゴク」

サメ「」プカ~

侑「氏んだ!どんだけ強いんだモンエナ」

2: 2024/10/08(火) 17:01:06 ID:???Sd
6時間後

侑「あぁ神よ…今だに陸のひとつも見えないのは何故でしょう?しかも日も落ちてきました…。先ほどからサメがシャチか分かりませんが魚影をいくつも確認できました。もう私は氏ぬのでしょうか?」

侑「当然スマホの通信も繋がらない。果林さんの太ももでも見て落ち着こう」スッスッ

侑「だめだ…緊張と恐怖が勝って情報が頭に入ってこない…スマホバッテリーも残り35%か…」

フオオオオオオオオオオオンンン

侑「うわっ!?なんの音!!!?」

フオオオオオオオオオオオンンン!!

侑「鳴き声?遠くの方で聞こえるな」

クジラ「キャオオオオオオンンンン!!!」ドバッシャァァァァァァン

侑「ぎゃぁ!?クジラがジャンプしてる!!!??」

侑「水飛沫がすごい!!!野生で鯨を見ることがあるなんて…」

侑「なんて神々しい…と思いたいけど今は大自然に対して何も対抗できないことに恐怖しかないよ」

3: 2024/10/08(火) 17:01:25 ID:???Sd


侑「こわいこわいこわい!!真っ暗で目の前が全く見えないよ!!」

ポツ…ポツ…

侑「まさか…」

ザァァァァァ

侑「雨まで降ってきた!!すごく冷たい雨だ!!」

ザァァァァァ…

侑「氏ぬほど喉乾いているから今は感謝しよう。モンエナの缶にも貯蔵しておこう…」トポトポ

侑「運良くベッドに折り畳み傘あったからこれで凌ぐよ」

4: 2024/10/08(火) 17:11:52 ID:???Sd
次の日

侑「はぁ、目覚めたら夢なら良かったのに。今日も水平線の向こうまで見渡せるね」

侑「あれ?なんかベッドが止まった?」

侑「いでっ!!」コテン

侑「え?砂だ…!ということは…おぉ!後ろに島があった!陸地に流されたんだ!!」

侑「民家もたくさんある!助かったんだ!」
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侑「とにかく喉が渇いたよ。そこの家にある水道を少し拝借しようかな」

ダイヤ「あら…そこのお嬢さん、どうかされましたか?」
 
侑「ひっ!盗もうと思ったわけではないんです!」

ダイヤ「落ち着いて…身なりもボロボロですわね。何かあったのですか?」

侑「信じてもらえないかもしれないけどかくかくしかじかなんです」

ダイヤ「それは苦労されましたわね」

5: 2024/10/08(火) 17:19:36 ID:???Sd
侑「私は黒澤ダイヤという女性に家に招き入れられお風呂を借りた上にご飯まで用意してもらえたんだ!」

ルビィ「誰に言ってるの?」

侑「ルビィちゃん!黒澤家の和食は美味しいね!生き返るよ!」パクパク

ルビィ「ルビィはもっとハンバーグとか食べたいんだけどね」

侑「結構厳格なんだ?」

ルビィ「黒澤家は由緒あるらしいから。テレビもNHK以外禁止なんだよ!」

侑「それはそれで思想とか固まりそうだね…」

ダイヤ「侑さん、申し訳ありませんが荷物を運ぶの手伝ってくれませんか?」ガララ

侑「はい!今行きまーす!」

ルビィ「(心なしかお姉ちゃん…侑さんが来てから嬉しそう)」

6: 2024/10/08(火) 17:50:42 ID:???Sd
~一ヶ月後~

私はそのままずるずると黒澤家に居候することになったのです。事件が起きたのは一ヶ月を過ぎたタイミングででした。
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ダイヤ「侑さん…私の部屋に今日の夜9時に来てくれませんか?」

侑「いいですよ!」

特に疑うこともなく、ご飯を食べてお風呂に入りダイヤさんの部屋に向かいました。

侑「そういえばダイヤさんの部屋に入るのは初めてかも」

侑「ダイヤさん?いますかー」コンコン

「どうぞ」

7: 2024/10/08(火) 17:52:10 ID:???Sd
侑「失礼します!…ってわぁっ!?」

中に入るととんでもない光景が広がっていました。
なんとダイヤさんはエOチなお店で着るようなバニーガール姿で私を待っていたのです。

真面目な彼女にそぐわない、しかし雄を興奮させるその格好に私は釘付けになりました。

侑「わ…わ…」

ダイヤ「侑さん。黒澤家は世継ぎ候補がいなくて問題になっていたのです。それは私がことごとくお見合い相手を振ってきたから…。けど侑さんは違う。あなたを見た瞬間、侑さんの子を産みたいとずっと考えていたのです」

侑「フゥフゥ……」ギンギン

ダイヤ「ふふ…返事を聞くまでもないそうですね。良いですわよ…いらして?」

侑「ダイヤさんーーーー!!!」

後日

侑「で、できたのが私たちの子って訳」

ランジュ「オギャアオギャア!」

ダイヤ「ふふ、おっOい欲ちいでちゅかー?」

ランジュ「オギャ!」コクン
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.
.

しずく「みたいな小説を書いたんですが…歩夢さん、どうでしたか!?」

歩夢「ふんっっっ!!!!」ビリビリビリ

しずく「あーーーーー!!!!!!!!!」

~happy end~

9: 2024/10/08(火) 18:28:41 ID:???00
展開が早すぎる

引用: 「SS】侑「起きたらベッドと一緒に海に漂流していた」