4: 2009/05/22(金) 20:30:48.81 ID:C+4xJT5n0
翠星石「パンツじゃねーからはずかしくねーです!」

JUM「な、何を言ってるんだ!パンツ丸出しで・・・!みっともないから何かはけよ!」

翠星石「パンツじゃねーからはずかしくねーです!パンツじゃねーから恥ずかしくねーです!」ポカポカ

JUM「ぐおおお・・・これはいったい・・・」

真紅「これは・・・打撃魔女症候群なのだわ」

8: 2009/05/22(金) 21:00:46.19 ID:C+4xJT5n0
JUM「打撃魔女症候群・・・!?それはいったい!?」

真紅「これは病気とは違う、ある一種の洗脳みたいなものでこれにかかってしまうとパンツをパンツと理解できなくなるのだわ!」

JUM「つまりどういうことだよ」

真紅「今、翠星石はパンツを露出させている状態が普段の自分だとおもいこんでいるのだわ」

JUM「な、なんということだ・・・」

翠星石「パンツじゃねーからはずかしくねーんですぅ!」

10: 2009/05/22(金) 21:12:08.61 ID:C+4xJT5n0
JUM「どうしたら元に戻るんだ?」

真紅「現在の医学ではどうしようもないのだわ・・・もし方法があるとしたら」

JUM「・・・!何か考えがあるのか!?」

真紅「この鞄の角で思いっきりぶん殴る」

JUM「なるほど、ショック療法か。いい考えだな」

翠星石「・・・・・・」

13: 2009/05/22(金) 21:28:26.73 ID:C+4xJT5n0
JUM「いくぞ!翠星石!」

真紅「2階の窓から翠星石に向かって体ごとジャンプ・・・空中で翠星石に直撃するタイミングを見計らって鞄を振り下ろす!これなら確実に・・・!」

翠星石「やめるですぅ!JUM!正気に戻るですぅ!」

JUM「そこを動くなよ!翠星石!俺が必ず元に戻してやるからな!いくぞ、真紅!僕を突き落とせ!」

真紅「がってん!」ドン

JUM「うおおおおおおお!!」グオオオオオオオオオ       ガツン

翠星石「ぬわーーーっっ!!」

JUM「やったか・・・?」

17: 2009/05/22(金) 21:45:52.44 ID:C+4xJT5n0
翠星石「・・・・ふ、ふふっ・・・・」

JUM「な、にぃ?」

真紅「そんな・・・・」

雛苺「失敗!?」

翠星石「そんな攻撃じゃあ翠星石は倒せねーですぅ。ま、健闘は認めるですぅ。次頑張れですぅ」

真紅「だめなのだわ・・・翠星石はパンツ姿のまま・・・」

JUM「くっ・・・!」

真紅「JUM!」

JUM「くそ・・・ここまでか決氏の覚悟で2階から飛び降りたが・・・」

真紅「JUM!あなた足を・・・・」

JUM「僕としたことが・・・ざまぁないぜ・・・・」

18: 2009/05/22(金) 22:03:05.97 ID:C+4xJT5n0
JUM「真紅!他に方法はないのか!」

真紅「ざ、残念だけど・・・」

雛苺「諦めてはダメなの!」

JUM「雛苺!?お前いつからそこに!」

雛苺「物質的ダメージがダメなら!精神的ダメージを与えればいいの!」

JUM「なるほど・・・でもどうやって!」

真紅「JUM!たまには自分で考えないとダメよ!翠星石が標準としている羞恥心をこえるのだわ!」

JUM「そういうことか・・・!」

翠星石「な、何をする気ですか・・・」

JUM「翠星石!大人の時間だ・・・!!」

19: 2009/05/22(金) 22:26:55.38 ID:C+4xJT5n0
翠星石「く・・・!ここは退かせてもらうですぅ!」ダダッ

JUM「くそ・・・逃がしたか」

真紅「JUM・・・その足では無理よ!」

雛苺「無理しちゃダメなのー!」

JUM「でもあいつをこのまま見逃すわけには行かないじゃないか!」

真紅「確かに早く手を打っておくべきだわ・・・あれが流行りだしたら豚フルよりも厄介」

雛苺「世界中の人達がパンツで外を歩き回るようになってしまうの・・・」

JUM「ゴクリ」

真紅「翠星石はきっとまた戻ってくるのだわ・・・それまでに罠を仕掛けておきましょう」

21: 2009/05/22(金) 22:45:54.00 ID:C+4xJT5n0
JUM「それにしても世の中には変わった病気があるものだな・・・・」

真紅「でも正直、翠星石がパンツ丸出しでも気にならないのだわ、このまま治らなかったら外に出さないように縛っておきましょう」

雛苺「それは可愛そうなの・・・押入れに隔離しておくの・・・」

真紅「とにかく奴らがズボンと称すこのパンツを餌に落とし穴を作るのだわ」

水銀燈「ほんとにおばかさんなのねぇ、真紅?」

JUM「あ、おまえ・・・!何しにきた!」

水銀燈「おバカさんたちに助言をしてあげましょうか?」

真紅「どういう風の吹き回しかしら・・・。それにその格好」

水銀燈「パンツじゃないから恥ずかしくないわぁ・・・」

23: 2009/05/22(金) 23:03:41.18 ID:C+4xJT5n0
JUM「なんてことだ・・・水銀燈お前まで」ゴクリ

真紅「お父様が見たらどんなに悲しむでしょうね」

水銀燈「残念ね・・・あなたにはこれがパンツに見えるようだけどこれはパンツではなくズボンよ」

雛苺「寝言は寝て言え」

JUM「だったらお前から見て俺の履いているこれは何に見えるんだよ!」

水銀燈「ズボンねぇ・・?」

JUM「じゃあお前の履いているのは!?」

水銀燈「ズボンよぉ」

JUM「ぬおおおお!!!フォおおおおおぅぅううううう!!!らぁぁぁ!」

真紅「落ち着くのだわ、JUM」

26: 2009/05/22(金) 23:16:18.53 ID:C+4xJT5n0
真紅「ところで助言はどうしたの?」

水銀燈「ふふ、感染を断つには感染源を絶たないとねぇ」ササッ

JUM「いっちまいやがった・・・!!」

真紅「わかったのだわ、水銀燈や翠星石は誰かに感染されたのだわ!」

JUM「じゃあ、その感染源とやらを探さないと・・・!」

雛苺「あ、蒼星石なのー!」

JUM「例によって」

蒼星石「パンツじゃないから恥ずかしくないよ」

27: 2009/05/22(金) 23:23:41.98 ID:C+4xJT5n0
JUM「くそ・・・どいつもこいつもなんだか無性に腹が立ってきた」

蒼星石「JUM君、今日はなんだか顔色が悪いね。パンツじゃないから恥ずかしくないけど」

JUM「おめーらのせいだよおお!!ん?まてよ?」

真紅「何か気付いたの?」

JUM「こいつら・・・あれをズボンと言い張るならあの下にはパンツと呼べるのもを履いているんじゃあ・・・!!」

真紅「JUMにしては上出来なのだわ!雛苺!」

雛苺「あいよっ!苺轍」シュルシュル

蒼星石「くっ、何をするんだ!」

JUM「おめーのズボンをひっぺがす」

蒼星石「・・・!!」

JUM「お前等を正気に戻すにはこれしかないんだ。しょうがなくやっているんだ・・・だが不思議と気分は悪くない」

真紅「・・・・」

28: 2009/05/22(金) 23:33:06.75 ID:C+4xJT5n0
JUM「さーて、パンチラかもーん?」

蒼星石「この変O!!」

JUM「お前には言われたくないぜ!それ!」ババッ

真紅「な、これは・・・」

JUM「パンツの下に・・・パンツ・・・だと?」

蒼星石「パンツじゃないよ、ズボンだよ」

JUM「ぬおおお!!ふざけるなァ!もう一枚はいでやる!」ババッ

真紅「・・・・」

JUM「さらにその下にパンツだとぉ・・・?」

蒼星石「だからズボンっていってるじゃあないか!」

JUM「おめーはきんにくマンか!期待に応えろよ!」バッバッバッバッバ・・・

雛苺「ああ、部屋がズボンで埋まっちゃうのー!」

29: 2009/05/22(金) 23:35:10.45 ID:C+4xJT5n0
おしまい

30: 2009/05/22(金) 23:44:47.13 ID:aqz76kvs0
おいまて続きを

引用: 翠星石「パンツじゃねーから恥ずかしくねーです」