夢の中

アルセーヌ「…っと、動くのは夜からにしましょう」

アルセーヌ「夜までは自由行動とします」

ラット「な、なんだよ…」

ストーンリバー「いや、相手は腐っても探偵…白昼堂々動くのはリスクが高い、と言う事だろう」

トゥエンティ「さすがはアルセーヌ様！頭脳も美しく冴えていらっしゃる！」

アルセーヌ「私は自室にいますわ」ｽﾀｽﾀ


ホームズ探偵学院
　生徒会長の私室

アンリエット「さて…今のうちに寝だめをしておきましょうか」

アンリエット「きっと今夜は長い勝負になりますから…うふふ…」

アンリエット「おやすみなさい…」

アンリエット「…………」Zzz

アンリエット「…ん？」

アンリエット「ここは…」

アンリエット（私の部屋…ではないようですね）

アンリエット（しかし、移動した覚えはないのですけど…？）

アンリエット「…夢の世界？いや、まさかそんなわけ…」

アンリエット「でもここの風景…>>19にとてもよく似ていますわ」

警察

アンリエット「ここの風景、警察署によく似ていますわ…」ｽﾀｽﾀ

アンリエット「そうそう、この奥に留置場があって」

アンリエット「ミルキィホームズの四人がご飯にがっついていましたわね…ふふっ」ｽｯ

シャロ「白米ですー！！」ｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯ

ネロ「うおー！うまいー！」ﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸ

コーデリア「なんて豪華なの！」ﾑｯｼｬﾑｯｼｬ

エリー「おいしい…です」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

アンリエット「………」

シャロ「あ、アンリエットさん！」

アンリエット（これは…前に確かこんな事があったような）

アンリエット「やっぱり夢の中みたいですわね…」ﾊｧ

シャロ「はい？」

アンリエット「なんでもありませんわ、それよりも貴女たち…」

アンリエット「>>28」

私の恋人にならない？

アンリエット「私の恋人になりませんか？」

シャロ「えっ？」

コーデリア「えぇーっ！？」

アンリエット「毎度毎度…捕まってはそんな粗末な食事に舌鼓を打って…見ていられませんわ」

アンリエット「でも、私の恋人になればそんな生活から貴女たちを救ってあげられる…」

アンリエット「どうですか？」

ネロ「はいはいはーい！僕なりまーす！」

コーデリア「わ、私もなるわ！」

エリー「わ、私も…なります…」

シャロ「はいですー！なりまーす！」

アンリエット「そう、いい子ね…」

アンリエット「それじゃあ、私達の部屋へ帰りましょうか…」

アンリエット「今日からここが私たちの部屋ですわ」ｶﾞﾁｬｯ

ネロ「うわーい！冷蔵庫のなかにおやつがいっぱいあるぞー！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

コーデリア「すごいわ！窓の外は見渡す限りのお花畑…！」

エリー「珍しい本が…いっぱい…」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

シャロ「ベッドもふかふかですー！」

アンリエット「喜んでくれましたか？シャーロック」

シャロ「はい！最高です！」

シャロ「一生ここで暮らしたいですぅ…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

アンリエット「貴女達が望むのなら…ずっとここにいても構いませんわ」

ネロ「本当！？」

コーデリア「まるで～天国～だ～わ～♪」

エリー「ありがとう…ございます…」

シャロ「わーい！アンリエットさん大好きですー！」

アンリエット「…シャーロック、私のことはアンリエットとお呼びなさい」

シャロ「あ、アンリエット…？えへへ、なんだか恥ずかしいですねっ」

アンリエット「…そうですわ、私のことはアンリエットと…うふふ…」Zzz

アンリエット「…え？シャロって…？そう…」Zzz

アンリエット「シャロ…うふふ、確かに恥ずかしい…ですわ…」Zzz

アンリエット「あぁんシャロ、待って…うふふふ…」Zzz

石流「アンリエット様、アンリエット様」ｺﾝｺﾝ

アンリエット「……はっ」ﾑｸｯ

石流「夜も更けました、そろそろご準備を…」

アンリエット「…夢、でしたのね」ﾎﾟｹｰｯ

…

アルセーヌ「気を取り直して、行きますわよ！」ｻﾞﾝ!

ラット「おう！」

トゥエンティ「イェス！」

ストーンリバー「はいっ！」

アルセーヌ「まず目指すのは…>>45ですわ！」

咲の家

アルセーヌ「まずは、Ｇ４遠山咲の家を攻め落としますわ！」

アルセーヌ「そして、そこから情報を盗みますわ」

ストーンリバー「そうか…Ｇ４の頭脳の要、遠山咲の家には…」

ラット「すげえ情報がたくさんあるに違いない！」

トゥエンティ「まずは情報収集…基本をおろそかにしないのがアルセーヌ様の美しいポイントの一つだッ！！」

アルセーヌ（シャーロックについて…他にも有益な情報があるならば全て盗ませて頂きますわ）


ヨコハマ市内
　咲の家

咲「ツイッターなうー」ｶﾀｶﾀ

咲「…………むっ」ﾋﾟｷｰﾝ

咲「この気配、これは…」ｶﾀｶﾀ

咲「索敵システムに反応あり、侵入者？」

咲「誰かが私の城に入りこんでいる…」

咲「…ふふっ、>>59で片づけてやるなう」

麻雀

ラット「なんだよ、楽勝だったな」ﾀﾞｯ

ストーンリバー「うむ、一般の住宅以下の防犯機能だ」

トゥエンティ「おっと、油断は美しくないな？もしかしたらもうすでに…」

アルセーヌ「どうやら…トゥエンティの言うとおりみたいですわね」ｻﾞｯ

咲「…侵入者は、怪盗帝国か」

ストーンリバー「くっ…！遠山咲！？」

アルセーヌ「やはり…一筋縄でいかないようですわね」

咲「四人とも、ここで逮捕するんでよろしく」

ストーンリバー「ふっ…！我々の侵入に気づいたのには誉めてやろう！だが…！」ﾁｬｷｯ

ラット「四人相手に勝つつもりかよ！？舐められたもんだな！！」

咲「…いいよ、席につきなよ」

咲「全員まとめて倒すからさ、麻雀で」ﾊﾞﾝｯ

ラット「はぁ！？」

アルセーヌ「その勝負、乗りましたわ」

ラット「えぇ！？」

咲「国士無双十三面ライジングサン」ﾄﾞﾝｯ!

ストーンリバー「なっ…！？」

トゥエンティ「くっ…！美しくないな…！」

アルセーヌ「………」

ラット（くっ…！ルールが分からないぜ！！）

咲「…で、まだやる？」

ストーンリバー「おのれ！こんな遊びで勝負するくらいならば…！」

アルセーヌ「刃を収めなさい、ストーンリバー」

アルセーヌ「完全に私たちの負けですわ」

ストーンリバー「ぐうぅっ…！」

咲「大口叩いてたわりには拍子抜け、弱いねー」

アルセーヌ「…………」

アルセーヌ（麻雀のルール、分からないですわ…）

咲「さ、全員手首だしなよ、逮捕するから」ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ

アルセーヌ「幻惑のトイズ……！！」ｼｬｷｨﾝ!!

咲「あ、飴がない…！なうー！なうー！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

アルセーヌ「最初からこうすればよかったですわ」

トゥエンティ「流石はアンリエット様！」

アルセーヌ（でも、このやり方は正直逃げと同じ…次は負けませんわ）

ラット「なぁなぁ、俺にもルール教えてくれよー」

ストーンリバー「待て、まずは情報を盗んでからだ」

アルセーヌ「これが、遠山さんのパソコンですわね」

トゥエンティ「ふん…なかなか強いプロテクトだが、美しい僕の前では無意味だっ！！」ｶﾀｶﾀ

アルセーヌ「ご苦労さま、トゥエンティ」

アルセーヌ（さて…何のデータを…）ｶﾀｶﾀ

アルセーヌ「>>86の情報を盗みますわ」

シャーロックホームズ

アルセーヌ（これは…名探偵シャーロック・ホームズのデータ？）ｶﾀｶﾀ

アルセーヌ（なぜ警察である彼女がこんなものを…）ｶﾀｶﾀ

アルセーヌ「…………！」ｷﾞｮｯ

アルセーヌ「そう、これは…ふふふ…！」

ストーンリバー「アルセーヌ様？」

アルセーヌ「ふふ…まさかここでこんな情報が手に入るとは思いませんでしたわ」

アルセーヌ（これはシャーロック・シェリンフォードの秘密にもつながる有力情報…いいものを手に入れましたわ）

アルセーヌ「さて肝心のミルキィホームズのデータは…」ｶﾀｶﾀ

アルセーヌ「…私が知っている以上の情報はありませんわね」

アルセーヌ「ここはもういいでしょう、次に行きますわよ」

ラット「はっ！アルセーヌ様！」

アルセーヌ様「次の目標は…>>95ですわ！」

サテライト

アルセーヌ「サテライトへ行きますわ」

ラット「どこ？」

ストーンリバー「ヨコハマの隣、ネオドミノシティの貧民街だな」

トゥエンティ「正直、美しいアルセーヌの行く場所ではないような…」

アルセーヌ「まぁ、確かにそうですわね」

アルセーヌ「でもサテライトには、ミルキィホームズを倒すために必要なあるモノがある…」

ラット「なるほど！それを盗み出すってわけか！」

ストーンリバー「しかしアルセーヌ様、その必要なモノとは…？」

アルセーヌ「>>111ですわ」

絆

アルセーヌ「それは…絆の力！」

アルセーヌ「ミルキィホームズの四人の強さは絆…繋がる心の力！」

アルセーヌ「それを超える力を手に入れるためには同じ絆の力が必要不可欠ですわ」

アルセーヌ「正直なところ、あなた達からは絆の力は微塵も感じませんわ」

ラット「うっ…！」

ストーンリバー「が、確かに…」

トゥエンティ「事実だ…！」

ストーンリバー「仕方あるまい…！スリーカードよ！ここで真に結束し、アルセーヌ様の牙となるぞ！！」

トゥエンティ「絆か…！美しい響きだ、美しい僕が手に入れる価値がある！」

ラット「いいぜ！やってやるっ！」

アルセーヌ「期待していますわ…三人とも」

ラット「で？どうやったら絆の力ってのが出せるんだ？」

アルセーヌ「サテライトに、蟹っぽい人が住んでいますわ」

アルセーヌ「その方に>>123で勝てば教えてもらえるでしょう」

ボーグバトル

ネオドミノシティ
　サテライト

ラット「ここがサテライトか…」

トゥエンティ「思っていた以上に荒れ果てている…帰りたいな」

ストーンリバー「しかし、ここにいる蟹っぽい男にボーグバトルで勝たねば絆の力は…」

蟹っぽい人「あんたらか、スリーカードっていうのは」ｻﾞｯ

ラット「うおっ！？蟹！？」

ストーンリバー「い、いつの間に…！？」

王っぽい人「キングたる者！人に気づかれずに後ろに立つなど簡単な事だ！」

鉄砲玉っぽい人「俺たちの絆の力、見せてやるぜ！」

トゥエンティ「囲まれている…！」

ラット「へっ！どうやらバトルに勝つしかないみたいだな！？」

蟹「そうだ、アンリエットからお前らを鍛えてやるように頼まれている」

玉「俺たちの絆の力を破らないかぎり、ここからは出られないぜ！」

王「キングは一人！この、俺だ！」

トゥエンティ「王！？美しさの王の座はこの僕！トゥエンティのものだッ！！」ﾊﾞｯﾊﾞｯ

蟹「おい、服着ろよ」

ストーンリバー「倒さねばならないと言うのなら…容赦はしない！」

王「凡人どもは常に王を下から見上げ、吠えるものだ！！」

ラット「てっめえ！言いやがったな！？勝負しろ！！」

玉「いいぜ！さぁカブトボーグをだしな！」

　「ライディング・ボーグバトル！！アクセラレーション！！」

ラット「まずは俺が行く！」

玉「鉄砲玉のク○ウ様のブラック・バード号に勝てるかな！？」ｽﾞｷﾞｬﾝｯ

ラット「行けえ！ラット・ファイヤー！」ｺﾞｫｯ!

ストーンリバー「なんというチャージ力…あの鉄砲玉の男…」

トゥエンティ「あぁ…相当の実力者のようだ」

鉄砲玉っぽい男のＤ－ホイ…カブトボーグ、ブラック・バード号に襲い掛かる！
対するラットのボーグ、ラット・ファイヤーは試合開始早々、ステージのスミに追い詰められていた
この窮地、ラットはどう乗り切るのか！？


ラット「ぐっ…！こいつ強ええ！」

玉「そんな実力で俺に勝てるのかよ！？」

ラット「うるせえ！黙ってろ！いけー！ラット・ファイヤー！」ｽﾞｶﾞｶﾞｯ

玉「おっ、結構やるじゃねーか！」

ラット「よし！あいつのボーグを追い詰め…！」

玉「それくらいでいちいち喜んでんじゃねえ！フライングモード！」ｶﾞｼｬﾝｯ

ラット「なに！？あいつのＤ－ホイ…カブトボーグが変形して…！」

ラット「うわああああああああ！！！」ｶﾞｯｼｬｱｧ

玉「へへっ、楽勝楽勝！」

ストーンリバー「ラット！」

トゥエンティ「次は美しい僕が出よう！」

王「キングのバトルは常にエンターテイメントでなければならない！俺が出る！」

サテライトの王と、美しさの王！ある意味同類の二人がついにぶつかり合う！
王っぽい男のホイール・オブ・フォーチュンと、
トゥエンティのビューティフォー・トゥエンティ号！
勝ったのはトゥエンティだった！やったなトゥエンティ！


王「ぐっ…キングゆえの、敗北か…」ﾄﾞｯｼｬｧ

ストーンリバー「次は、私か…」

蟹「…俺の出番だな」

ストーンリバー「ふん、貴様などこのアルセーヌ様の忠実なる牙、ストーンリバーが軽く…」

蟹「お前ら、最初の目的を忘れてるんじゃないか？」

ストーンリバー「…なに？」

蟹「眼の前の勝利に囚われて、絆…心の繋がりを忘れている」

蟹「それじゃあ俺には一生勝てはしない！仲間と…チーム○D'sと心で通じ合っている俺には！」ｷｲｨｲﾝ

ラット「あ、あいつの腕が光ってやがる！」

蟹「新たな境地！オーバートップ・クリアマインド！！」ﾊﾞｼｭｳｳｳ

トゥエンティ「奴の体が…金色に！？」

ストーンリバー「そうだったな…絆の力…」

ストーンリバー「お前たち…お前たちの力を貸してくれ！」

ストーンリバー「いまこそ、チーム・スリーカードの絆の力を使う時だ！」

ラット「…おう！」

トゥエンティ「…力を貸そうじゃないか！」

蟹「そうだ…それでいい！」

ストーンリバー「ぬおおおおおお！！」ﾍﾟｶｰｰｰ

ラット「これが…！」

トゥエンティ「僕たちの絆の力！」

ストーンリバー「>>157だッ！！」

オーバートップクリアマインド

ストーンリバー「これが私たちのオーバートップ・クリアマインドだッ！！！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

蟹「辿り着いたのか…！その境地に！！」

蟹「…合格だ！」

ストーンリバー「なに！？」

蟹「お前たちは絆の力を手に入れ…目的を達成した、そうだろう？」

ストーンリバー「…まんまとハメられた、ということか」

ラット「お前ら、最初から戦う気なんてなかったんだな！？」

玉「へへっ！悪ぃな！でも絆の力が手に入ったんだしいいじゃねーか！」

王「キングは常に全力で眼前の獲物を狩る！」

蟹「そうか…」

蟹「ともかく、これでお前らの絆はつながった！さぁ行くんだ…アンリエットの元へ！」

ストーンリバー「そうだ、アンリエット様…」

ラット「急ごうぜ！」

トゥエンティ「さらばだ！サテライトの美しき戦士たちよっ！」

ヨコハマ
　ホームズ探偵学院

アンリエット「…どうやら、絆の力を手に入れたようですわね」

スリーカード「「「はい！」」」

アンリエット「さて、いよいよ屋根裏部屋へ攻め込みますわよ…」

ラット「いよいよか…」

ストーンリバー「私達の絆でシャーロックを盗み出す…」

トゥエンティ「美しい僕のＴＩ☆ＫＵ☆ＢＩが踊るッ！！」ﾋﾞﾖﾝﾋﾞﾖｰﾝ

アルセーヌ「作戦は！>>171！！」

アルセーヌ「さぁついてきなさい、スリーカード！！」

アルセーヌ「作戦名は！シャーロックを盗み隊作戦！」

ラット「……つまり！？」

アルセーヌ「シャーロックを、盗みなさい！」

ストーンリバー「はっ！」

トゥエンティ「美しいことだから二回言いましたッ！！」


屋根裏部屋

シャロ「うーん、かまぼこ…」Zzz

ネロ「僕の…うまうま…棒…」Zzz

ストーンリバー「…全員寝ているな」ｶﾁｬｯ

ラット「まぁ深夜だしな…」

アルセーヌ「ちょうどいいですわ、この隙に…」

エリー「…誰、ですか！？」

ラット「！？」

ストーンリバー「くっ！見つかった！？」

エリー「あ…怪盗帝国…！？」

コーデリア「な、なんですって！？」ｶﾞﾊﾞｯ

アルセーヌ「エルキュール・バートン…！こんな時間に起きているなんて悪い子ですわね！」

コーデリア「ネロ！シャロ！起きて、怪盗よ！」

ネロ「解凍！？お肉かっ！！？」ｶﾞﾊﾞｯ

シャロ「かまぼこ！？かまぼこですか！？」ｶﾞﾊﾞｯ

アルセーヌ「仕方ない…！お行きなさいスリーカード！」ﾊﾞｯ!

ラット「おりゃあっ！！」ｻﾞｯ

ネロ「ぐ…！」

トゥエンティ「今の僕たちの美しい絆を持ってすれば…！」

コーデリア「きゃあっ…！？」

ストーンリバー「貴様等など、敵ではない！」

エリー「来ないで…！」

アルセーヌ「さて…！」

シャロ「あわわ…！」

アルセーヌ「久しぶりですわね、シャーロック・シェリンフォード！」

シャロ「あ、アルセーヌ…！！」

アルセーヌ「貴女の相手はこの私がしてあげますわ！」

シャロ「あたしだって負けません！絶対にあなたを逮捕します！」

アルセーヌ「うふふ…！」ﾆﾔｧ

アルセーヌ（あぁ…そそりますわ、その表情…！）

アルセーヌ（恐れと緊張、そして勇気が混じった貴女の顔…！）

アルセーヌ（この私が絶対に盗んでみせますわ…！）

アルセーヌ（>>185で！）

トイズ

アルセーヌ「くらいなさい！幻惑のトイズ…！」ｼｬｷｨﾝ!

シャロ「あ、う、うああああああああ…！！」

…

アルセーヌ１「ほーら、かまぼこですわー」

アルセーヌ２「かまぼこ、かまぼこー」

シャロ「ぐうぅっ…！か、かまぼこに屈したりなんかしません！」ｸﾞｳｩ

アルセーヌ３「ふふ、おなかが鳴っていますわよ？」

アルセーヌ４「さっさとかまぼこをお食べなさい？シャーロック・シェリンフォード！」

シャロ「や、やめてください…！あたし、かまぼこなんて…！」

アルセーヌ５「いいのかしら？ほら、かまぼこが貴女を待っていますわ…」

かまぼこ「シャロちゃーん！かまぼこですよー！」

…

シャロ「かまぼこー！！」ﾄﾞｼｬｱｧｯ

ネロ「しゃ、シャロがやられた！！」

アルセーヌ「シャーロックは頂いていきます、さらばですわ歴戦のミルキィホームズたち…」ﾋｮｲｯ

シャロ「かまぼこ…かまぼこ…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

コーデリア「ま、待ちなさい！」

エリー「シャロを、どこに…！？」

ネロ「シャロを連れて行くなんて、許さないぞー！」

ラット「おっとぉ！」

ストーンリバー「貴様等の相手は…！」

トゥエンティ「僕たちだッ！！」

アルセーヌ「それではまた会いましょう…？うふふ…！」ﾊﾞｯ

ネロ「ど、どけ！どけよ！！くそぉッ…！！シャロ！シャローーーーー！！！」

…

アルセーヌ「遂に…！遂に！シャーロックを手に入れましたわー！！」ｷｬﾊｰ

アルセーヌ「ああぁ…！かわいい、ぷにぷにほっぺ…！」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

アルセーヌ「シャーロックを手に入れたらずっとしたい事がありましたの…」

アルセーヌ「ずばり！>>200ですわ！！」

SMプレイ（Mがアルセーヌ）

アルセーヌ「シャーロック、起きなさいシャーロック」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

シャロ「んはっ…！？かまぼこは！？」ｶﾞﾊﾞｯ

シャロ「…って！アルセーヌ！！」

アルセーヌ「ふふ…ようやく二人きりになれましたわね」

アルセーヌ「さぁ、私と遊びましょう？」

アルセーヌ「うまく遊べたらおうちに帰してあげてもいいですわよ？」

シャロ「遊び…！？あなたは、戦いをなんだと思って…！」

アルセーヌ「さ、シャーロック、これを」ｽｯ

シャロ「え？これは…鞭、ですか？」

アルセーヌ「さぁ！私の体を思いっっっきり！！ひっぱたきなさい！！」ﾊﾞｰﾝ

シャロ「分かりました！！」ｼﾞｬｰﾝ

アルセーヌ「物わかりのいい子は好きですわ！！」ﾄﾞｰﾝ

シャロ（これなら知ってます！王女様ごっこです！）

シャロ（王子からちゃんと習ったんです！いける！！）ｸﾞｯ

シャロ「そうと決まれば…とぅっ！」ﾊﾞｯ

シャロ「ご主人様っ！シャロ、本気でいくにゃ！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

アルセーヌ「全力でかかって来なさい！シャーロック！！」

シャロ「えいにゃ！えいにゃ！えいにゃー！！」ﾋﾞｯｼｨﾊﾞﾁﾝﾊﾞﾁﾝﾊﾞｼｰﾝ

アルセーヌ「はあぅっ…！あ、いいですわっ…！シャーロックぅぅ！！」

シャロ「ド変Oご主人さまめ！シャロの鞭で昇天するがいいにゃ！えいにゃ！」ﾊﾞｼｰﾝﾊﾞｼｰﾝ

アルセーヌ「あぁっ！！シャーロック…！そんなに激しくしたらっ…私、わたくしぃぃぃっ…！！！」

シャロ「ほらほらぁ！さっさとイッちまえにゃ！変O！変O！変O！」ﾊﾞﾁﾝﾊﾞﾁﾝﾋﾞｼｨｯ

アルセーヌ「あぁ…！綺麗、シャーロック…綺麗…！」

シャロ「おらおらーっ！もっといい声で鳴きやがれにゃー！！」ﾊﾞｯﾁｨｲｰｰﾝ

アルセーヌ「しゃ、シャーロックぅ！！あぁっ、もうぅ…！だめええぇぇーーーっ！！」

…

アルセーヌ「な、なかなかやりますわね…！」ｾﾞｪｾﾞｪ

シャロ「やりました！アルセーヌに大ダメージです！」

アルセーヌ「でもまだ行けますわ…！次は>>218で遊びましょう？シャーロック！！」

シャロ「……うぅ」ｸﾞｯﾀﾘ

アルセーヌ「ふふ…！さぁ次は…！」

シャロ「も、もう止めてください！！」

シャロ「一体何が目的ですか！？あたしを連れ去ったりして…！」

シャロ「あたしだって探偵です！こんなことに負けたりしません！！」

シャロ「正々堂々かかってきてください！」ﾋﾞｼｨ!

アルセーヌ「…………」

アルセーヌ「そうですわね…お話しておきましょうか」

シャロ「…？」

アルセーヌ「私が何故こんな事をしたか…そしてなぜ貴女に固執するのかを！」

アルセーヌ「それは…！」

シャロ「そ、それは…！？」

アルセーヌ「……>>253ですわ！！」

朝

そう、全ては夢だったのだ…

アルセーヌ「今こそすべてを話しましょう、シャーロック」

アルセーヌ「そう！それは…！」

…

アンリエット「……ん？」ﾊﾟﾁｯ

アンリエット「……」ﾑｸｯ

アンリエット「……あ、あさ…？」ﾁｭﾝﾁｭﾝ

アンリエット「え、えーっと私は…」

石流「アンリエット様、失礼したします」ｺﾝｺﾝ　ｶﾞﾁｬｯ

アンリエット「あ、ストーンリバー…私は…」

石流「昨日、自由行動だと仰られたあとにアンリエット様は眠ってしまいまして…」

石流「その…あまりにも深く眠っていたようですので…つい、起こすのがはばかられて…」

アンリエット（あぁ…そういえば私、ベッドに入ってそれから…）

アンリエット「…………夢！？」ｶﾞｰﾝ

石流「で、シャーロックを盗むと言う話はいかがなさいますか…？」

アンリエット（ゆ、夢…全部夢…）

アンリエット「……今夜ですわ」

アンリエット「今夜、実行しますわ！…他の二人にも伝えておきなさい！」

石流「はっ！」

アンリエット（待っていなさい…シャーロック！）

アンリエット（今度こそ夢の中ではなく、この現実で貴女を…！）











ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…ｶﾞﾁｬｯ

アンリエット「もしもし…あ、未来デパートですか？はい、えぇ…はい、うつつまくらを…えぇ」


おしまい

乙