117: 2018/03/28(水) 00:36:08.50 ID:UioAnjEB0
前回:第三話 セクハラ司令官
......
....
..
.
長門達の基地
青葉「はぁー・・・今回はある意味今までで一番最悪でした」
明石「そうですね・・・ドローンを執務室に侵入させるや否やその場で自爆させようかと思いましたよ」
提督「あれ全部はがしたのも、全裸で気絶するあいつに服着せたのも俺だったんだからな・・・?」
長門「その辺は・・・申し訳なかった。提督」
提督「困ったときはお互い様だ・・・」
明石「て・・・提督は・・・ああいうポスターとかに興味は無かったんですか?」
提督「・・・本能はちゃんとコントロールできる。心配しなくても、君たちにそんな目はむけないさ」
青葉(あ、無いわけではないんですね)
提督「今回はギリギリだったうえに、彼女たちの精神状態もひどかった。ただのセクハラだと見くびっていたよ」
提督「もう何が来ても、油断も侮りもしない」
長門「だな・・・次はなんだ?鬼でも蛇でもなんでもござれだ」
青葉「そうですね・・・危なそうなのは・・・」
125: 2018/03/28(水) 01:06:14.33 ID:UioAnjEB0
駆逐艦を子ども扱いして出撃させないブラック?鎮守府
被害艦娘:睦月 水無月 島風
被害艦娘:睦月 水無月 島風
129: 2018/03/28(水) 22:37:15.26 ID:UioAnjEB0
ピピピッ ピピピッ ピピピッ
青葉「!」
提督「この音は・・・!」バッ
明石「睦月ちゃんからの救難信号ですね・・・!」
長門「あの腕時計型の奴か!」
青葉「そんな・・・!あそこには新しい司令官が配属されたばかりですよ・・・!」
提督「発信源は?」
明石「元捨て艦提督鎮守府の資材置き場です」
長門「そこに来てくれということか」
提督「よし、直ぐ向かおう。青葉はまた鎮守府の内部の調査を頼む」
青葉「うわぁ・・・またあそこの鎮守府を覗くことになるなんて・・・」カタカタ...
130: 2018/03/28(水) 22:37:45.51 ID:UioAnjEB0
......
....
..
.
長門達出動より数刻前・・・
元捨て艦鎮守府 会議室
新提督「作戦会議は以上。各自解散してくれ」
ワイワイ...
ゾロゾロ...
新提督「さて・・・作戦計画書をまとめるか・・・」
水無月「ちょっとまった司令官。あのさ、今・・・話できるかな?」
新提督「水無月か。どうした?」
水無月「どうしたもこうしたも、どうして水無月達・・・というか、駆逐艦全員になんの仕事もないの?」
島風「ふっまーん!わたし、ここしばらくずっと出撃してないんだけどー?」
新提督「ははは、君たち子供にはまだ戦場は早いよ。訓練しててくれ」
島風「もー!私たちだって戦えるのにー!子供扱いはやめてよー!」
睦月「そ、そうですよー!訓練ばかりじゃかえって鈍っちゃうにゃしぃ!」
水無月「せめて資材集めでもいいから何かさせてよ!」
新提督「駄目なものはだめだ。君たち駆逐艦は訓練!もう決定している。それじゃ俺は計画書をまとめるから、解散解散」
スタスタ...
水無月「そ、そんなぁ・・・」
島風「つっまんなーい・・・」
睦月「なんかおかしいよ・・・こんなの・・・」
....
..
.
長門達出動より数刻前・・・
元捨て艦鎮守府 会議室
新提督「作戦会議は以上。各自解散してくれ」
ワイワイ...
ゾロゾロ...
新提督「さて・・・作戦計画書をまとめるか・・・」
水無月「ちょっとまった司令官。あのさ、今・・・話できるかな?」
新提督「水無月か。どうした?」
水無月「どうしたもこうしたも、どうして水無月達・・・というか、駆逐艦全員になんの仕事もないの?」
島風「ふっまーん!わたし、ここしばらくずっと出撃してないんだけどー?」
新提督「ははは、君たち子供にはまだ戦場は早いよ。訓練しててくれ」
島風「もー!私たちだって戦えるのにー!子供扱いはやめてよー!」
睦月「そ、そうですよー!訓練ばかりじゃかえって鈍っちゃうにゃしぃ!」
水無月「せめて資材集めでもいいから何かさせてよ!」
新提督「駄目なものはだめだ。君たち駆逐艦は訓練!もう決定している。それじゃ俺は計画書をまとめるから、解散解散」
スタスタ...
水無月「そ、そんなぁ・・・」
島風「つっまんなーい・・・」
睦月「なんかおかしいよ・・・こんなの・・・」
131: 2018/03/28(水) 22:38:17.10 ID:UioAnjEB0
......
....
..
.
現在
元捨て艦鎮守府 倉庫
睦月「・・・」ソワソワ...
長門「我々を呼んだか?」
睦月「ひゃあああああ!?」ビクゥッ
提督「後ろから声をかけてすまないが、落ち着いてくれ。正面から入っていくわけにはいかなかったんだ」
提督「俺達を覚えているか?あの時君たちを助けた二人だ」
長門「少し・・・見た目が変わっているがな」
睦月「すいません、叫んじゃって・・・ビックリしちゃいました・・・」
提督「無理もないさ。それで・・・一体どんな目にあわされているんだ?」
睦月「えっと・・・その・・・」
睦月「新しい提督さんは・・・優しそうなのにゃ・・・でも・・・」
睦月「でも、睦月含めて・・・この鎮守府にいる駆逐艦全員を出撃させてくれにゃいんです・・・」
提督「それは・・・みんな何も言わないのか?」
睦月「いいました・・・でも駄目なんです。絶対に許してくれないのにゃ・・・理由も聞かせてくれにゃいし・・・」
長門「・・・謎だな」
提督「相手が悪党なのかどうかわからない以上、尋問するわけにもいかないな・・・」
提督「A、何か手はないか?」
青葉『それって青葉の事ですか?それとも明石さんの事ですか?』
提督(しまった・・・どっちも頭文字はAか)
提督「・・・デザイナーの方だ」
睦月「・・・?」
明石『私ですね!えーっと・・・長門さんのスーツの右腕には、自白剤が仕込んであるんですよ』
長門「なんでそんなものが・・・いや、今はいい。それで?」
明石『その自白剤、直接打っても飲ませても効くんです。なので、こっそりそれを飲ませるってのはどうでしょう?』
提督「なるほど・・・」
長門「あの鎮守府に潜入して中にいる提督に薬を飲ませるのは中々骨だぞ。どうする?」
提督「それなら・・・」
睦月「・・・?どうしたんですか?」
提督「睦月君、君に頼みたいことがあるんだが・・・」
睦月「・・・えっ?」
....
..
.
現在
元捨て艦鎮守府 倉庫
睦月「・・・」ソワソワ...
長門「我々を呼んだか?」
睦月「ひゃあああああ!?」ビクゥッ
提督「後ろから声をかけてすまないが、落ち着いてくれ。正面から入っていくわけにはいかなかったんだ」
提督「俺達を覚えているか?あの時君たちを助けた二人だ」
長門「少し・・・見た目が変わっているがな」
睦月「すいません、叫んじゃって・・・ビックリしちゃいました・・・」
提督「無理もないさ。それで・・・一体どんな目にあわされているんだ?」
睦月「えっと・・・その・・・」
睦月「新しい提督さんは・・・優しそうなのにゃ・・・でも・・・」
睦月「でも、睦月含めて・・・この鎮守府にいる駆逐艦全員を出撃させてくれにゃいんです・・・」
提督「それは・・・みんな何も言わないのか?」
睦月「いいました・・・でも駄目なんです。絶対に許してくれないのにゃ・・・理由も聞かせてくれにゃいし・・・」
長門「・・・謎だな」
提督「相手が悪党なのかどうかわからない以上、尋問するわけにもいかないな・・・」
提督「A、何か手はないか?」
青葉『それって青葉の事ですか?それとも明石さんの事ですか?』
提督(しまった・・・どっちも頭文字はAか)
提督「・・・デザイナーの方だ」
睦月「・・・?」
明石『私ですね!えーっと・・・長門さんのスーツの右腕には、自白剤が仕込んであるんですよ』
長門「なんでそんなものが・・・いや、今はいい。それで?」
明石『その自白剤、直接打っても飲ませても効くんです。なので、こっそりそれを飲ませるってのはどうでしょう?』
提督「なるほど・・・」
長門「あの鎮守府に潜入して中にいる提督に薬を飲ませるのは中々骨だぞ。どうする?」
提督「それなら・・・」
睦月「・・・?どうしたんですか?」
提督「睦月君、君に頼みたいことがあるんだが・・・」
睦月「・・・えっ?」
132: 2018/03/28(水) 22:45:07.27 ID:UioAnjEB0
......
....
..
.
元捨て艦鎮守府 執務室
コンコン
新提督「はいってくれ」
睦月「失礼するにゃぁ、提督!」
新提督「お、睦月か。どうしたんだい?」
睦月「お、お茶とお菓子持ってきたから、食べないかにゃー?」
新提督「それは嬉しいな。是非もらうよ」
睦月「はい、どーぞ♪」コトッ
新提督「ありがとう」ズズッ...
新提督「・・・あれ・・・?なんか眠く・・・酔った・・・?」
睦月「き、聞こえますか・・・?飲ませましたよ?」
提督『上出来だ。よくやった』
睦月「えへへ・・・ありがとにゃぁ」
提督『さて、早速だがそこの提督にいくつか質問してくれ』
睦月「は、はい・・・て、提督!ちょっと答えてほしいことがあるんですけどっ・・・!」
新提督「うーん・・・?なんだい・・・?」
睦月「えっと・・・どうして睦月たち駆逐艦を・・・出撃させてくれないんですか?」
新提督が出撃をさせない理由とは・・・?
↓3 の中で最もコンマの高いものを採用
....
..
.
元捨て艦鎮守府 執務室
コンコン
新提督「はいってくれ」
睦月「失礼するにゃぁ、提督!」
新提督「お、睦月か。どうしたんだい?」
睦月「お、お茶とお菓子持ってきたから、食べないかにゃー?」
新提督「それは嬉しいな。是非もらうよ」
睦月「はい、どーぞ♪」コトッ
新提督「ありがとう」ズズッ...
新提督「・・・あれ・・・?なんか眠く・・・酔った・・・?」
睦月「き、聞こえますか・・・?飲ませましたよ?」
提督『上出来だ。よくやった』
睦月「えへへ・・・ありがとにゃぁ」
提督『さて、早速だがそこの提督にいくつか質問してくれ』
睦月「は、はい・・・て、提督!ちょっと答えてほしいことがあるんですけどっ・・・!」
新提督「うーん・・・?なんだい・・・?」
睦月「えっと・・・どうして睦月たち駆逐艦を・・・出撃させてくれないんですか?」
新提督が出撃をさせない理由とは・・・?
↓3 の中で最もコンマの高いものを採用
137: 2018/03/28(水) 23:28:32.58 ID:UioAnjEB0
心配性提督「ほらだって・・・君たちの見た目が子供だからさ・・・」
睦月「えっ・・・?」
心配性提督「戦わせるのに・・・どうしても抵抗があるんだよ・・・」
睦月「あの・・・それが・・・理由・・・なんですか?」
心配性提督「あぁ、そうだよ。ただ、君たちが戦うというのがどうにも・・・見てられないのさ。怖くて」
睦月「・・・」
長門『提督・・・これは・・・』
提督『ブラックではないが・・・提督として少し問題があるな・・・気持ちは分からなくもないが・・・』
提督『睦月君。彼はどうやら単純に君達が心配なだけのようだ。俺たちが出る幕はおそらくない』
睦月「安心したような・・・より困るような・・・不思議な気分にゃしい・・・」
提督『そういうときは・・・怒れ。全力でその提督にぶつかるんだ』
睦月「え・・・えぇぇえ!?そ、そんなことをしたら・・・」
提督『大丈夫だ。不満は強く遠慮なしに言ってやれ、でなきゃ何も変わらない。そこの男が目を覚ますこともない』
提督『信頼も友情も、時にはぶつかり合ってこそ強くなる。怒りというのは、自分の心の底をさらけ出してくれるからだ』
提督『そこに裏も表もない。そこの心配性の男だって、きっと真っ向からぶつかってくれるさ。そういう優しさを持っている男に・・・俺は思える』
提督『それでも駄目なら・・・俺たちがまた対処する・・・今回のような形ではなくな』
睦月「・・・わかりました。色々と・・・ありがとうございました」
提督『ああ、無事な様でよかった。君たちの検討を祈っているよ』
睦月「はい!」
心配性提督「睦月・・・?誰としゃべっているんだ・・・?」
睦月「なんでもないです!提督!あの、後で話があるんですが・・・!」
138: 2018/03/29(木) 00:00:33.09 ID:ycVyKMqP0
......
....
..
.
長門達の基地
明石「ブラックになってなくてよかったですねー!」
青葉「救難信号が来たときは何事かと・・・ま、青葉たちの出番がないっていうのは、きっと良い事なんでしょうねー♪」
長門「どちらかといと問題は、人選ミスした上層部だろう。失礼だがあの男は・・・あの鎮守府の後釜に座れる器には思えなかったぞ」
提督「大器晩成という言葉があるだろう。まずは信じてみようじゃないか」
長門「・・・で、あなたが言った“対処”というのは・・・なんなんだ?」
提督「コスチュームを着た男ではなくて・・・“提督”として話すことさ」
長門「なるほどな」
青葉「そろそろ・・・青葉たちにコードネームが必要じゃないですか?頭文字がかぶってるので・・・」
明石「私はさっき提督が言ってくれたデザイナーって名前、気に入ってますよ!私の事は今後デザイナーと呼んでください!」
青葉「いいなぁー・・・青葉もなにか名前が欲しい・・・」
提督「そのうちな・・・何か考えておくよ」
青葉「約束ですよ!」
青葉「さーて、それじゃ次の仕事に取り掛かりますかぁ!」
第五話 イジメ鎮守府
....
..
.
長門達の基地
明石「ブラックになってなくてよかったですねー!」
青葉「救難信号が来たときは何事かと・・・ま、青葉たちの出番がないっていうのは、きっと良い事なんでしょうねー♪」
長門「どちらかといと問題は、人選ミスした上層部だろう。失礼だがあの男は・・・あの鎮守府の後釜に座れる器には思えなかったぞ」
提督「大器晩成という言葉があるだろう。まずは信じてみようじゃないか」
長門「・・・で、あなたが言った“対処”というのは・・・なんなんだ?」
提督「コスチュームを着た男ではなくて・・・“提督”として話すことさ」
長門「なるほどな」
青葉「そろそろ・・・青葉たちにコードネームが必要じゃないですか?頭文字がかぶってるので・・・」
明石「私はさっき提督が言ってくれたデザイナーって名前、気に入ってますよ!私の事は今後デザイナーと呼んでください!」
青葉「いいなぁー・・・青葉もなにか名前が欲しい・・・」
提督「そのうちな・・・何か考えておくよ」
青葉「約束ですよ!」
青葉「さーて、それじゃ次の仕事に取り掛かりますかぁ!」
第五話 イジメ鎮守府
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります