324: 2018/04/05(木) 02:13:51.15 ID:oOD9NTOZ0

前回:第八話 キャバクラ鎮守府

ブラック鎮守府:鎮守府内の規則でパンツを穿くことを禁止してる

被害艦:長波、吹雪、叢雲




海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-


328: 2018/04/06(金) 00:32:59.66 ID:3ug2t4wD0
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ノーパン鎮守府





ノーパン提督「さて、今日はゲームでもしないかい?君たち」

吹雪「ゲーム・・・?」

長波「退屈だしなぁ、いいぞ!乗った!」

叢雲「子供じゃあるまいし・・・」

ノーパン提督「なら叢雲はいいか」

叢雲「やらないとは言ってないでしょ!ほら、何のゲームか言いなさいな!」

ノーパン提督「ノーパンゲームだよ」

叢雲「・・・は?」

ノーパン提督「だから・・・ノーパンゲームだよ」

長波「さすがに・・・引く・・・」

吹雪「司令官・・・」

ノーパン提督「まぁそう身構えないでくれよ。ゲームなんだから」

吹雪「そういう問題じゃないと思います・・・」

叢雲「暖かくなって頭の中おかしくなったんじゃない?」

叢雲「私は部屋に帰るわ」スタスタ...

長波「私も・・・提督、少し頭冷やせよ?」スタスタ...

吹雪「あっ・・・し、司令官?冗談ですよね?私、信じていますから!」スタスタ...

ノーパン提督「・・・」

 
    ガチャガチャ


叢雲「・・・あれっ?ドアが・・・」ガチャガチャ...

長波「あかない・・・」

吹雪「な、なんで!?」

ノーパン提督「さて・・・まずはゲームルールの説明かな・・・」スッ...


329: 2018/04/06(金) 00:36:43.26 ID:3ug2t4wD0
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青葉「司令官!こんな鎮守府を見つけたのですが・・・」

提督「どれどれ・・・」

提督「『鎮守府内で長期間の生活を行ったにも関わらず、着任していた艦娘達が全員唐突に別鎮守府へ異動願いを出した。要調査』・・・」

青葉「不思議じゃないですか?」

提督「たしかに・・・何があったんだ?」

青葉「さらに不思議なことに、異動願いを出した艦娘達はひたすら黙秘を続けているとか・・・」

提督「艦娘達が唐突に異動し、なおかつその理由を喋らない・・・」

明石「不気味ですね・・・」

長門「・・・嫌な予感がするな?」

提督「青葉、調査を頼む」

青葉「任せてくださいな!」

330: 2018/04/06(金) 00:37:27.98 ID:3ug2t4wD0
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ノーパン鎮守府




ノーパン提督「ルールは簡単。君らはパンツを脱ぐ」

吹雪「意味が解らないですよぉ!!」

ノーパン提督「まだ最後まで説明してないから当然だよ。落ち着いて?」

叢雲「あんたとは長い付き合いだけど、こんな一面は初めて見たわ!それが本性なの!?」

ノーパン提督「話を続けさせてもらうよ。まず、君たちはパンツを脱ぐ・・・」

長波「“脱ぐ・・・”じゃねぇよ、脱がねぇよ・・・やべぇだろこの男・・・」

ノーパン提督「代わりに・・・吹雪と長波にはロングスカートを、叢雲にはとびきり厚くて濃い黒タイツを渡すよ」

ノーパン提督「有難く履いてくれよ?」

ノーパン提督「そして・・・ここからが本番だ。今日から一週間のうちに、君らがなにかドジやミスをするたび・・・」















ノーパン提督「君らのスカートは丈が短く、タイツは薄くなっていく」


     「!?」

331: 2018/04/06(金) 00:41:10.97 ID:3ug2t4wD0
ノーパン提督「以前よりスカートの丈が短くなれば君たちの負けだ」

叢雲「冗談じゃないわよ!」 

ノーパン提督「まだ話は終わってないとも」

ノーパン提督「一週間たった時点で以前より丈が長かったら、タイツが濃かったら・・・君たちの勝ちだ」

ノーパン提督「言うことをなんでも一つ聞いてやろう」

長波「な・・・なんでも・・・?」

ノーパン提督「ああ。しかし・・・負けたら君たちには・・・一か月は負けた状態のままで生活してもらうよ?」

吹雪「いやああああ!!」

長波「例えなんでも言うこと聞くとしても嫌に決まってんだろ!」

ノーパン提督「チャーハンを作ろうとして鎮守府を火事にしかけたのは誰だったかな・・・?」

長波「うっ・・・!」

ノーパン提督「大切な報告書をコーヒーで汚されたり、私の制服を蕎麦だらけにされたこともあったなぁ・・・?」

叢雲・吹雪「うっ・・・!」

ノーパン提督「普通なら罰を与えられるはずなのに、その時優しく許してあげた男は・・・」

叢雲「わかったわよ!やるわよ!やればいいんでしょ!?」

長波「うぅ・・・やるしかねぇのか・・・?」

吹雪「えぇっ・・・?」

ノーパン提督「どうしたんだい吹雪?君は・・・やらないの?二人はやることにしたのに?」

吹雪「わ、わかりましたよ!やります・・・!」

ノーパン提督(ふふふ・・・こうでなくちゃな・・・!)

ノーパン提督「さ、スカートとタイツは用意してある・・・どうぞ持って行って」

叢雲「なんで持ってるのよぉ・・・」

ノーパン提督「扉はもう開くようになっている。さぁ、早く着替えてきなよ。さぁさぁ・・・」

ノーパン提督(楽しいゲームの始まりだ!)

340: 2018/04/07(土) 01:15:16.87 ID:Luk/tNM60
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ノーパン鎮守府 執務室




    コンコン...


ノーパン提督(お?来た来た・・・)ニヤァ...

ノーパン提督「どーぞー」


   ガチャ...


吹雪「着替えてきまし---」


パリンッ!


ノーパン提督「あ」

吹雪「・・・え?」    

吹雪「な・・・なんでドアの前にティーカップが!?」

ノーパン提督「きみ・・・早速やっちゃったね?☆」

ノーパン提督「やっちゃったねぇ・・・」

吹雪「なんで二回もいうんですか!?」

ノーパン提督「だって大事なことだから」

ノーパン提督「なんたって君は・・・今からスカート短くなっちゃうんだからね?」

ノーパン提督「ノーパンなのに・・・」

吹雪「うぅぅ・・・///」

341: 2018/04/07(土) 01:16:35.98 ID:Luk/tNM60

吹雪「そもそもなんでドアの前にカップがおいてあるんですか!?」

ノーパン提督「さぁ・・・?たまたまじゃない?」

吹雪「司令官なんて・・・だいっきらいです・・・」

ノーパン提督「今のも・・・上官に対する侮辱っていうミスじゃない?」

吹雪「!?」

ノーパン提督「冗談だよ。そんな泣きそうな顔で見ないでくれよ」

ノーパン提督「それじゃ、ここに10cm短くしたスカートがあるから渡しとくね?」

吹雪「わざわざ短くしたスカートまで用意してあるんですか・・・?」

ノーパン提督「当然」

吹雪「きもちわるいよぉ・・・」ガタガタ...


   キャァァァッ
  ウワアアッ!


吹雪「叢雲ちゃんと長波ちゃんの悲鳴!?」

ノーパン提督「おーっと、どうやら彼女たちもトラップ・・・じゃない、ドジを踏んでいってるようですねぇ」

ノーパン提督「さーて、吹雪と同じくあの二人にも罰を与えないとなぁ?」

342: 2018/04/07(土) 01:18:22.73 ID:Luk/tNM60
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長門達の基地


提督「なにかわかったか?」

青葉「うーん・・・一応監視カメラをハッキングして調べてはいるのですが・・・」

青葉「仕掛けてあるカメラが旧式なので、内蔵マイクが無くて音声を拾えないんですよ・・・」

提督「PCの中身は?」

青葉「覗いてみましたが・・・特にないですね」

提督「鎮守府内でなにかおかしなところはないか?」

青葉「・・・その鎮守府の子たちのスカートが妙に長い事くらいしか・・・」

提督「妙に・・・長い?」

青葉「本来は太ももくらいの位置のはずなのですが、なぜかスネ辺りまで・・・」

提督「まったく意味が解らない・・・」

343: 2018/04/07(土) 01:19:31.87 ID:Luk/tNM60
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5日後 ノーパン鎮守府


ノーパン提督「意外や意外の・・・もう前とほぼ変わらなくなってきたね?」

吹雪「すっごいスースーするよぉ・・・///」

長波「なんで私たちがこんな目に・・・///」

ノーパン提督「叢雲に至っては・・・」チラ

叢雲「みないでよっ!///」

ノーパン提督「Oh!damn! タイツどころかストッキングじゃないか!見えそう!」

叢雲「目ん玉突くわよ!?」

ノーパン提督「そうやってすぐムキになるからドジしすぎちゃうんじゃない?」

叢雲「あんたが罠を仕掛けてきたくせにぃ・・・」ギリギリ...

吹雪「叢雲ちゃんやめて!思うツボだよ!!」

ノーパン提督「このままいくと今日には吹雪と長波も負けになりそうだね?」

吹雪「絶対勝つんだから!」

長波「今にみてろよ・・・!」

344: 2018/04/07(土) 01:22:25.94 ID:Luk/tNM60

ノーパン提督「太ももを?見てるよ?」

長波「・・・ッッ!!ッ!」

吹雪「長波ちゃん!気持ちはわかるけど落ち着いて!暴れないで!ホントに見えちゃうよ!?」

ノーパン提督「正直これ以上ドジられてもこっちが困るんだけどね」

叢雲「何言ってるのよ?ここまでしておいて」

ノーパン提督「見えそうで見えないのがいいからに決まっているだろ?」

ノーパン提督「ふとした動きで見えそうになって、顔を真っ赤にしながらスカートを、服の裾を抑えるの良いんだろぉ!?」

ノーパン提督「でもちょっと隠しきれてなくて側面の太ももの付け根近くまで見えたり、お尻の一部分が見えちゃうのが良いんだろォオ!?」

叢雲「本当に・・・何言っているのよ・・・?」

ノーパン提督「宇宙の真理だよ」

吹雪「叢雲ちゃん、彼はもうだめなの。私たちが知っている司令官は五日前にしんだんだよ」

ノーパン提督「さ、あと二日頑張れよ!俺は応援しているからね!」

吹雪・叢雲・長波「・・・」

345: 2018/04/07(土) 01:24:16.65 ID:Luk/tNM60
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ノーパン鎮守府 廊下


叢雲「ほんっと信じられない!セクハラよ!こんなの!」

長波「勝たなきゃ・・・勝たなきゃ・・・」ブツブツ...

吹雪「叢雲ちゃん大丈夫だよ!私たちが勝った時のお願い事は司令官にパンツを返させることにするから!」

叢雲「ありがとう吹雪・・・自分が情けないわ」

吹雪「待っかせといて!」

叢雲「頼りにしてるわ。それじゃ、へやに戻りましょう」スタスタ...

吹雪「あっそこはあぶな----」

    ガッ...

叢雲「きゃっ---」


   ズッテーン!


叢雲「い、いたた・・・なんで床が・・・」

長波「提督が新しく作りやがった罠だ・・・床の一部を踏むと丁度つま先あたりの位置の床が少しだけせり上がるんだ・・・」

叢雲「忍者屋敷か何かなの!?」

吹雪「それより叢雲ちゃん・・・あの、見えちゃってるから早く立った方が・・・」

叢雲「ッ!?///」バッ

ノーパン提督「そうだッ!その反応だッ!!」

叢雲「なぁっ!?あんたいつの間に執務室から出てきたのよ!?」

ノーパン提督「おおっと安心してくれ。君のタイツの下は見ていない、目をつぶったからな。でも・・・」

ノーパン提督「吹雪が立ってって言った時に、君が服の裾を押さえながら立ち上がる瞬間はぁ・・・」ググッ...













ノーパン提督「め っ ち ゃ く ち ゃ ガ ン 見 し た ぁ ・ ・ ・」グンニャァ...


長波「キモイ・・・キモ過ぎる・・・」ガタガタ...

叢雲「あんた・・・もう・・・心底ガッカリよ・・・」ポロポロ...

吹雪「うぅっ・・・どうしてこうなってしまったんですかぁ・・・司令かぁん・・・」ポロポロ..

358: 2018/04/08(日) 00:23:09.65 ID:eymdwNBP0
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同時刻 長門達の基地 



青葉「んー・・・スカートの長さが元に戻った以外で特に異変が・・・」

青葉「徐々に戻っていったことが奇妙だけど・・・それとあとここの子たちのドジがやたら多いのも目立つ・・・みんなドジっ子なのかな?」

青葉「あっ、叢雲さんがまた転ん・・・・」

青葉「!?!?!?!?!?///」ガタタッ

提督「青葉!?一体どうした!?」

青葉「司令官はこっち来ちゃだめです!!」

提督「・・・?」

明石「落ち着いてください青葉さん、一体どうしたんですか?」

青葉「叢雲さんが・・・パンツを履いていませんでした・・・」

明石「・・・はい?」

青葉「言葉の通りですよ!叢雲さんがノーパンだったんです!叢雲ちゃんがノーパンだったんです!」

青葉「おまけにそれを見たそこの司令官がイナバウアー張りにのけぞってなんか叫んでいますよ・・・」

長門「それは・・・すっごく気持ちが悪いな・・・」

提督「訳が分からないが・・・異常なのはわかった。すぐに向かおう」


359: 2018/04/08(日) 00:24:46.16 ID:eymdwNBP0
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ノーパン鎮守府


ノーパン提督(やっぱりアドバイス通りに異動できることを彼女たちに伏せておいて正解だった・・・)

ノーパン提督(前の子たちには伝えてしまったせいで逃がしちまったからなぁ・・・)ヒヒヒ...

ノーパン提督(彼女たちはもう逃げられない・・・さて、今度は何して遊んでやろうか)


   バンッ


ノーパン提督「執務室の扉はもっと静かに開けること。はい減点」

ノーパン提督「君たちひょっとしてノーパン主義に目覚めた?」

叢雲「んなわけないでしょ!」

吹雪「もう限界です」

長波「つきあいきれないぜ・・・」

叢雲「憲兵に手紙を出すことにしたわ!やめてほしければ・・・」

ノーパン提督「いいよ?別に出しても」

叢雲「えっ?」

ノーパン提督「だだし、どれだけ待たされるかは分からないけどね。何か月?もしかしたら1年以上かかるかも・・・?」

ノーパン提督「今憲兵は忙しいみたいだからね。こういう小さな所は後回しってことで好き勝手出来るのさ・・・!」

吹雪「そん・・・な」

ノーパン提督「君らはこれからはずっとゲームの遊び相手だ!!新しい遊びも考えたぞ!」

ノーパン提督「ほら、ここにパンツが一つある。ルールは単純、奪い合え」

ノーパン提督「一度パンツを身に着けたらそいつはその日一日の勝者。24時間パンツを履いてて良い」

ノーパン提督「そして・・・24時間経ったら・・・再び奪い合え!」

長波「んなことするわけねーだろ!いい加減にしろ!」

ノーパン提督「ならもう少し良心的なゲームにするか!ノーブラゲー・・・」

360: 2018/04/08(日) 00:30:09.43 ID:eymdwNBP0


   
 「ゲームの時間はもう終わりだ」
 

  パリーンッ!
   ヒュッ 
    ガンッ!


ノーパン提督「ぶほっ」ドシャッ

長門「まったく・・・どうしてそうも気色の悪いゲームばかり考えられるんだ・・・?」

ノーパン提督「きみは・・・レギンスを履いているのか・・・?つまんな・・・」ヨロヨロ...

長門「もう一発決めてやろうか・・・」

吹雪「あ、あの・・・あなたは一体」

長門「お前たちを助けに来た。事情は知っている。その・・・この男にされた仕打ちをな」

長波「味方・・・なんだな?」

長門「ああ、安心してくれ」

提督『N、俺も突入すべきか?』

長門「いや、おそらく来ないほうがいい。この男は私一人で対処できる」

提督『了解。なら任せた』

長門「さて、そこの変O。お前はまず憲兵の元へ送られる」

長門「だがその前に・・・お前が行った罪の懺悔と清算をしろ・・・!」


  ノーブラ提督の動機は?
 
↓3の中で最もコンマの高いものを採用
  
※補足で申し訳ありませんが、今現在のストーリーと完全に矛盾してしまうような安価はナシでお願いします

366: 2018/04/08(日) 01:06:52.72 ID:eymdwNBP0
ノーパン提督「そうは言われてもな・・・?趣味をいきなりやめろって言われてもそれは難しいわけで・・・」

叢雲「趣味・・・?」

ノーパン提督「そう、趣味。ノーパンの女の子が魅せる素敵な反応を見るのが最高に楽しい・・・」

ノーパン提督「だがなんだかんだ言って、君たちの為になったと思わないかい?」

ノーパン提督「君たちは前からドジっ子だった。それがどうだ、俺が何か仕掛けなかったら完璧に色々こなせるようになったじゃないか」

ノーパン提督「俺はね、嬉しいんだよ・・・君たちが成長してくれたことが・・・・」

ノーパン提督「提督である前に、一人の君たちの家族として・・・この成長を心から嬉しく思っているよ・・・」

ノーパン提督「君たちも・・・自分の成長を嬉しく思えてくるだろう・・・?」

ノーパン提督「湧き上がるこの感情は・・・俺だけのものではないと・・・信じているよ」

吹雪「・・・」

ノーパン提督「・・・思ってない?」

叢雲「・・・」

ノーパン提督「ここから『勘違いしていました!やっぱ提督のおかげで生まれ変わることができました!』って流れにはならない?」

長波「・・・」

ノーパン提督「ならないのか・・・そうか・・・じゃぁ・・」

ノーパン提督「逃げるッ!」ダッ!

長門「逃げられると思っているのか!この間抜けが!」ガシッ

ノーパン提督「うおおお!!離せ!まだやり足りないんだ!見足り無いんだ!ノーパン桃源郷をこの手で作るんだ!」

長門「なんて腐った野望をしてるんだ!観念しろ!!」ブンッ

ノーパン提督「くそがあああ!」ドシャァッ!

長門「さて・・・清算の時間だ。三人とも、お前らはこの腐りきった男を許せるか?」


↓3 このノーパン提督を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください

370: 2018/04/08(日) 01:27:36.41 ID:eymdwNBP0
叢雲「あんたにはもう・・・何も言うことはないわ」

吹雪「さようなら、司令官。いままでありがとうございました」ペコリ

長波「当然の報いだ、さっさといなくなっちまえ」

ノーパン提督「おい、冗談じゃないぞ・・・!なんでここまで怒ってるんだよ・・・?」

叢雲「なぜ起こったかはそのうちわかるわ・・・。あなたも同じ目にあうんだから・・・」

長門「T、また汚れ仕事だ。頼めるか?」

提督『ああ、わかったよ。君に引き受ける仕事じゃないんだろう?』

長門「こいつの両親や知人にめでたくムショ仲間になりましたと記念写真を送ることになった」

長門「・・・下半身裸でな」

ノーパン提督「おい・・・おいおいおいおい・・・何本当にとんでもない考えだしてやがんだよ・・・?」

提督『さすがにどうなんだ?それは・・・そんなものが送られる家族や知人がかわいそうだ』

長門「大丈夫だ、派手にモザイクを入れればいいさ」

提督『なるほど・・・今そっちに行くよ』

ノーパン提督「やめてくれ!!両親や友達にはめっちゃ頭がよくて将来有望な男として認知されてんだよ!!」

長門「そうか。さ、全員今の内に部屋から出たほうがいい。記念撮影の邪魔になってしまうからな」

ノーパン提督「吹雪!叢雲!長波!俺が悪かった!俺が悪かったから今だけでも味方してえええ!!」


371: 2018/04/08(日) 01:33:59.11 ID:eymdwNBP0
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ノーパン鎮守府 執務室


提督「ほら、そこで笑え。にっこりな」パシャパシャ

ノーパン提督「・・・・」ニコッ...

提督「酷い笑顔だな。家族に見せる顔がそんなんでいいのか?」

ノーパン提督「はは・・・」

提督「悲哀の混じった笑顔だが、撮っておこうか」パシャパシャ

青葉『司令官・・・その写真の加工を青葉に依頼したら縁を切りますからね・・・』

提督「もちろんそんなことはしないさ。俺がやっておくよ。はいチーズ」

ノーパン提督「父さん・・・母さん・・・さようなら・・・」

372: 2018/04/08(日) 01:39:43.39 ID:eymdwNBP0
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憲兵基地前


吹雪「ほんとうにありがとうございました!」

長門「気にするな。我々も発見が遅れてすまない」

叢雲「あの・・・聞きにくいんだけど、発見した経緯ってのは・・・」

長門「・・・聞かないほうが良い」

叢雲「そ、そうね、そうよね・・・」

長波「あんたら強いんだなー。あたしびっくりしたよー!窓を破って突入してパーンチ!かっこいいね」

長門「真似はするんじゃないぞ?」

長波「た、頼まれてもやんないよ!」

長波「でもさ、応援はしてるから・・・なにか必要になったら言ってくれよ!できることならなんでも手伝うからさ!」

長門「ありがとう。ではまたな」

長門「次に会う提督が善人であることを願っているよ・・・」

373: 2018/04/08(日) 01:56:24.89 ID:eymdwNBP0
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青葉「はぁー、変Oばかりでまいっちゃいますね!」

提督「狂人相手よりはマシさ・・・」

明石「あれもだいぶ狂っていましたが・・・」

長門「ところで提督、撮った写真はどうしたんだ?」

提督「憲兵が押収していった。俺が加工した写真をさらに加工して上手く家族に送るはずだ」

青葉「き、気の毒に・・・!」

提督「大丈夫さ、大きな文字とかモザイクで隠してある。凝視しないと下半身裸であることもわからないくらいにな」

提督「家族への確認用に使われる写真になるだろう」

明石「へ、編集お疲れ様でした・・・」


374: 2018/04/08(日) 01:59:13.42 ID:eymdwNBP0
ノーパン鎮守府編、これで終わりです
夜遅いですが、次回のブラック鎮守府を決めていきたいと思います

第十話 自分をインディジョーンズの子孫だと思い込んでる提督

引用: 提督「ブラック鎮守府バスターズ?」