822: 2018/05/01(火) 00:05:59.47 ID:f3SMH+9y0
826: 2018/05/03(木) 23:16:22.89 ID:tpOhGaag0
魚雷崇拝鎮守府 廊下 真夜中
カンッ…
カンッ… カカンッ…
カルト鎮守府提督(こんな真夜中に・・・一体なんの音だ・・・?)スタスタ…
カンッ カンカンッ… カカンッ…
カルト鎮守府提督(・・・この部屋からだ・・・)ガチャッ…
カンッ… カンカン… カカンッ…
早霜「すべては・・・九十三式酸素魚雷の御心のままに・・・」カンッ…
早霜「ああ、父よ・・・上部構造から見てくださっているのを感じます」
清霜「父よ・・・あなたのご遺志は・・・私たちが必ず・・・引き継ぎます・・・」カンッ…
カルト鎮守府提督(早霜・・・?清霜・・・?一体何をしているんだ・・・?)
カルト鎮守府提督(な・・・なんだ・・・?あれは・・・何かを祀っているのか・・・?)
カルト鎮守府提督(まだ気が付いてないみたいだ・・・もう少し・・・近くで・・・)ソロ~…
キィッ…
カルト鎮守府提督(!・・・まずい・・・ドアが・・・!!)サッ…
バタンッ…!
827: 2018/05/03(木) 23:17:13.73 ID:tpOhGaag0
早霜・清霜「!」バッ
カルト鎮守府提督(しまった・・・!)
早霜「司令・・・官・・・?」
カルト鎮守府提督「君たちは・・・ここで何をしているんだい・・・?」
清霜「祈りの時間です・・・」
カルト鎮守府提督「祈り・・・?」
清霜「えぇ、この世で最も美しき武器・・・それは魚雷・・・」
早霜「どんな敵も貫き、打ち崩す必殺の槍・・・」
カルト鎮守府提督「君たち二人共・・・なんかおかしいぞ・・・?」
カルト鎮守府提督「後ろに祀ってあるデカいのも・・・手に持っているその棒も・・・魚雷なのか・・・?」
早霜「“棒”・・・?神聖な魚雷を・・・“棒”呼ばわり・・・?」
清霜「あぁ・・・駄目・・・この司令官は駄目です・・・」
清霜「以前の父には・・・遠く及ばない・・・あなたは・・・足りません」ユラッ…
早霜「でも・・・信仰が足りないことを嘆く必要はありません・・・」ユラッ…
828: 2018/05/03(木) 23:18:36.04 ID:tpOhGaag0
清霜「足りないものは・・・増やせます・・・」スタスタ…
カルト鎮守府提督「おい・・・来るな・・・!」
早霜「まずは理解を深めることから・・・」スタスタ…
カンッ… カンカンッ…
清霜「まずは信じることから・・・」スタスタ…
カカンッ… カンッ…
カルト鎮守府提督「こ・・・来ないでくれ・・・!」
ジャキッ…
「「始めましょう」」
829: 2018/05/03(木) 23:19:13.80 ID:tpOhGaag0
......
....
..
.
長門達の基地
提督「無人島に行っていた間に新しい依頼がいくつか届いているな・・・」
青葉「どれどれ・・・」
長門「深刻そうなのは?」
青葉「あ・・・なんだか変わった者が一つ・・・」
青葉「だいぶ前に・・・とある鎮守府が深海棲艦の攻撃を受けて崩壊した話を覚えていますか?」
提督「もちろん覚えている。確か・・・深海棲艦の攻撃があまりにも過剰・・・だったとか?」
青葉「その原因なんですが・・・どうやらその鎮守府ではカルトが流行っていたみたいで・・・」
明石「カ、カルト・・・?」
青葉「魚雷を信仰し、敵深海棲艦に魚雷で特攻させたり・・・」
明石「うわ・・・」
....
..
.
長門達の基地
提督「無人島に行っていた間に新しい依頼がいくつか届いているな・・・」
青葉「どれどれ・・・」
長門「深刻そうなのは?」
青葉「あ・・・なんだか変わった者が一つ・・・」
青葉「だいぶ前に・・・とある鎮守府が深海棲艦の攻撃を受けて崩壊した話を覚えていますか?」
提督「もちろん覚えている。確か・・・深海棲艦の攻撃があまりにも過剰・・・だったとか?」
青葉「その原因なんですが・・・どうやらその鎮守府ではカルトが流行っていたみたいで・・・」
明石「カ、カルト・・・?」
青葉「魚雷を信仰し、敵深海棲艦に魚雷で特攻させたり・・・」
明石「うわ・・・」
830: 2018/05/03(木) 23:19:49.69 ID:tpOhGaag0
青葉「その原因なんですが・・・どうやらその鎮守府ではカルトが流行っていたみたいで・・・」
明石「カ、カルト・・・?」
青葉「魚雷を信仰し、敵深海棲艦に魚雷で特攻させたり・・・」
明石「うわ・・・」
青葉「壊滅に伴い、他の鎮守府へ転属となった艦娘達の話によると・・・巨大な魚雷を祀ってあった・・・とか・・・」
青葉「結果として、深海棲艦にかなり恨まれたらしく・・・鎮守府は跡形もなく消滅、そこにいた司令官は氏亡・・・」
明石「ヤバそうですが・・・もう壊滅したんですよね?」
青葉「そのはずなんですが・・・転属にならず、新しく立て直された鎮守府にそのまま着任した子達がいるんですよ」
提督「またカルトが復活していないか調べろ・・・ということか」
青葉「そういうことです」
長門「魚雷を信仰するカルト教団か・・・今回もきつそうだな・・・」
提督「青葉、調査を頼む」
青葉「オーバーウォッチにお任せあれ!」
831: 2018/05/03(木) 23:20:30.85 ID:tpOhGaag0
......
....
..
.
魚雷崇拝鎮守府 食堂
妙高「あの、初風・・・ちょっと相談したいことがあるの・・・」
初風「妙高姉さん?どうしたんですか?」
妙高「私、提督の秘書艦なんだけどね・・・」
妙高「その・・・提督のご様子が今朝から変なの・・・なんだか上の空というか・・・」
妙高「ブツブツつぶやいていたり・・・遠くを見ていたり・・・魚雷がどうのとか・・・」
初風「あの真面目な提督が・・・?不思議ですね・・・一体なにがあったんだろ」
ガチャッ…
早霜「彼は見つけたのです・・・真の道を・・・」
カルト鎮守府提督「お父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さん」
カルト鎮守府提督「送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば」
カルト鎮守府提督「行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば」
カルト鎮守府提督「向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう」
....
..
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魚雷崇拝鎮守府 食堂
妙高「あの、初風・・・ちょっと相談したいことがあるの・・・」
初風「妙高姉さん?どうしたんですか?」
妙高「私、提督の秘書艦なんだけどね・・・」
妙高「その・・・提督のご様子が今朝から変なの・・・なんだか上の空というか・・・」
妙高「ブツブツつぶやいていたり・・・遠くを見ていたり・・・魚雷がどうのとか・・・」
初風「あの真面目な提督が・・・?不思議ですね・・・一体なにがあったんだろ」
ガチャッ…
早霜「彼は見つけたのです・・・真の道を・・・」
カルト鎮守府提督「お父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さんお父さん」
カルト鎮守府提督「送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば送らねば」
カルト鎮守府提督「行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば行かねば」
カルト鎮守府提督「向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう向こう」
832: 2018/05/03(木) 23:21:30.49 ID:tpOhGaag0
妙高「てい・・・とく・・・?」
初風「あんたっ・・・!どうしちゃったのよ・・・!?」
清霜「今日より司令官は新たな作戦指揮をとります。理想の作戦指揮を」
清霜「司令官、トアピ第六十一章五節は?」
カルト鎮守府提督「よりよい世界へ、まっすぐに、ただ真っすぐに」
カルト鎮守府提督「その先には聖なる火柱が赤々と天まで突き上り、我らの前に立ち塞がるものを灰に、助けを求めし者に祝福を与えん」
早霜「さすがですね・・・司令官。一日にしてそこまで覚えるなんて・・・」
初風「あ、あなた達・・・一体提督に何をしたのよ!?」
早霜「あなたたちもわかりますよ・・・提督が見たものと同じものを見たら・・・」
清霜「あなたたちも見ましょう?」
カルト鎮守府提督「一緒に見よう。素晴らしい世界を」
妙高「・・・」フラッ…
初風「妙高姉さん!?近づいちゃだめですよ!何かおかしい!」
妙高「私は・・・提督の事を・・・とても尊敬申し上げていて・・・」フラフラ…
初風「彼らとてもまともに見えないわ!!妙高姉さん!行っちゃ駄目!!」
833: 2018/05/03(木) 23:23:23.85 ID:tpOhGaag0
妙高(提督のご決断は・・・いつも正しくて・・・優しくて・・・)
妙高(彼が素晴らしいというのであれば・・・)
妙高「・・・興味が・・・あります」
カルト鎮守府提督「行きましょう、妙高。あなたも光りを目指して向こうへ」
清霜「初風もどう?来ませんか・・・?」
初風「うぅ・・・!」タジッ…
清霜「機会はまたあります・・・いずれ・・・また・・・」ガチャッ…
バタンッ…
初風「妙高姉さんが・・・提督が・・・」
初風「おかしい・・・なんでこんな・・・」
初風「わ・・・私が・・・私が何とかしないと・・・!」
妙高(彼が素晴らしいというのであれば・・・)
妙高「・・・興味が・・・あります」
カルト鎮守府提督「行きましょう、妙高。あなたも光りを目指して向こうへ」
清霜「初風もどう?来ませんか・・・?」
初風「うぅ・・・!」タジッ…
清霜「機会はまたあります・・・いずれ・・・また・・・」ガチャッ…
バタンッ…
初風「妙高姉さんが・・・提督が・・・」
初風「おかしい・・・なんでこんな・・・」
初風「わ・・・私が・・・私が何とかしないと・・・!」
834: 2018/05/03(木) 23:24:15.76 ID:tpOhGaag0
......
....
..
.
長門達の基地
青葉「あー・・・司令官・・・何と言ったらよろしいのでしょう」
提督「何を見た?」
青葉「見えちゃいけないものって感じです・・・」
青葉「結論から言うと、例の鎮守府ではまだカルトが残っていたみたいです」
明石「うへぇ・・・」
青葉「それで・・・そこの司令官を洗脳したのか、それとも司令官が自ら入信したのかは分かりませんが・・・」
青葉「とりあえずだいぶ危機的状況です。カルトに一切関係のない妙高さんに初風ちゃんが巻き込まれています」
提督「まずいな・・・長門!」
長門「用意する」バッ
提督「よし、俺もすぐさま向かう。青葉、その鎮守府の見取り図等を俺の端末に送っておいてくれ」
青葉「了解です!!」
....
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長門達の基地
青葉「あー・・・司令官・・・何と言ったらよろしいのでしょう」
提督「何を見た?」
青葉「見えちゃいけないものって感じです・・・」
青葉「結論から言うと、例の鎮守府ではまだカルトが残っていたみたいです」
明石「うへぇ・・・」
青葉「それで・・・そこの司令官を洗脳したのか、それとも司令官が自ら入信したのかは分かりませんが・・・」
青葉「とりあえずだいぶ危機的状況です。カルトに一切関係のない妙高さんに初風ちゃんが巻き込まれています」
提督「まずいな・・・長門!」
長門「用意する」バッ
提督「よし、俺もすぐさま向かう。青葉、その鎮守府の見取り図等を俺の端末に送っておいてくれ」
青葉「了解です!!」
835: 2018/05/03(木) 23:25:31.66 ID:tpOhGaag0
......
....
..
.
魚雷崇拝鎮守府 礼拝堂
カルト鎮守府提督「妙高・・・これが今後新たな世界への扉を開ける鍵・・・」
妙高「魚雷・・・ですか・・・?」
早霜「その通り・・・魚雷は・・・どんな敵でも打ち砕きます・・・」
清霜「魚雷は小さなものが大きなものへ立ち向かう為にある最強の兵器・・・」
清霜「救世主にして・・・破壊の女神・・・下剋上の体現者・・・」
妙高「私には・・・まだ・・・理解が・・・」
清霜「誰でも最初は理解できないのです・・・」カンッ…
早霜「すべては無知から始まります・・・」カンカンッ…
カルト鎮守府提督「私も最初は知りませんでした」カカンッ…
妙高「私も・・・最初は無知・・・」
カルト鎮守府提督「でも新しい世界は目の前にあったのです」カンッ…
妙高「目の前に・・・」
カルト鎮守府提督「そして単純で深く、まっすぐなのです」
妙高「真っすぐ・・・」
カルト鎮守府提督「あなたもすぐにわかりますよ・・・まずは信じることから・・・」
「「「始めましょう」」」
....
..
.
魚雷崇拝鎮守府 礼拝堂
カルト鎮守府提督「妙高・・・これが今後新たな世界への扉を開ける鍵・・・」
妙高「魚雷・・・ですか・・・?」
早霜「その通り・・・魚雷は・・・どんな敵でも打ち砕きます・・・」
清霜「魚雷は小さなものが大きなものへ立ち向かう為にある最強の兵器・・・」
清霜「救世主にして・・・破壊の女神・・・下剋上の体現者・・・」
妙高「私には・・・まだ・・・理解が・・・」
清霜「誰でも最初は理解できないのです・・・」カンッ…
早霜「すべては無知から始まります・・・」カンカンッ…
カルト鎮守府提督「私も最初は知りませんでした」カカンッ…
妙高「私も・・・最初は無知・・・」
カルト鎮守府提督「でも新しい世界は目の前にあったのです」カンッ…
妙高「目の前に・・・」
カルト鎮守府提督「そして単純で深く、まっすぐなのです」
妙高「真っすぐ・・・」
カルト鎮守府提督「あなたもすぐにわかりますよ・・・まずは信じることから・・・」
「「「始めましょう」」」
836: 2018/05/03(木) 23:26:33.21 ID:tpOhGaag0
バンッ!
初風「そこまでよ!!」
初風「あんた達!妙高姉さんを離しなさい!!」
カルト鎮守府提督「初風ーーー・・・」
カルト鎮守府提督「真っすぐに・・・ひたすら・・・まっすぐに」
早霜「司令官・・・彼女は私達を勝手に危険因子だと決めつけて弾圧しようとする不信心者です・・・とらえて・・・教えを説かねばなりません・・・」
カルト鎮守府提督「はい・・・すべては・・・九十三式酸素魚雷の御心のままに・・・」ガバッ!
初風「きゃぁああ!?」
カルト鎮守府提督「初風・・・君もわかります。直に解ります」ググッ…
初風「離してよ!離して!!」ジタバタ
早霜「司令官・・・彼女をこの魚雷像の中へ・・・」ガチャッ…
カルト鎮守府提督「初風・・・解ります。直に解ります」
カルト鎮守府提督「私も解りました。あの中で解りました」グイッ
初風「嫌ッ・・・やめて・・・!いやぁあああ!!!」ジタバタ
清霜「どうか暴れないで・・・」グイッ…
初風「嫌ぁああ!!助けて!!誰かぁ!!!」
妙高「提督・・・これは・・・正しい事なんですか・・・?」
カルト鎮守府提督「正しい事。その先の答え」
妙高「・・・」
837: 2018/05/03(木) 23:28:12.81 ID:tpOhGaag0
初風「妙高姉さん!目を覚まして!!お願----」
バタン…
~~~~!!~~~~!
ドンドンッ!!
清霜「これより初風は外界と離れ、偉大なる父に会います」カンッ
早霜「そして、新たな世界を見るでしょう。知るでしょう」カンカンッ
カルト鎮守府提督「理解するでしょう」カカンッ
清霜「さぁ・・・旅立ちの為の準備を・・・」
「今すぐその子をそこから出せ」
清霜「・・・今日は・・・不信心者がいっぱい・・・」
838: 2018/05/03(木) 23:29:06.81 ID:tpOhGaag0
提督「全員おとなしくしろ・・・」
清霜「いつの時代でも開拓者は異端児扱いされるもの・・・我々はそれを乗り越え・・・」
早霜「砕き・・・」
カルト鎮守府提督「灰にします」
ダッ!
提督「来るぞ!!」ジャキッ
プシュッ…
早霜「ぐ・・・」グラッ…
ドシャッ…
提督「一人制圧!」
清霜「邪魔をしないでください」ドカッ
提督「っ!」パシッ
839: 2018/05/03(木) 23:29:52.66 ID:tpOhGaag0
カルト鎮守府提督「光を見失わないでください」ヒュッ…
ドガッ!
長門「ぐっ・・・!」
明石『提督!スタンガンなら傷付けずに無力化できます!』
提督「悪いが寝てもらう!」ヴァチチッ!
清霜「ぐうううっ!?」ビビビ…
ドシャッ…
提督「二人目制圧!N!大丈夫か!」バッ
長門「ハァッ!」ブォンッ
ドギャッ!
カルト鎮守府提督「うぐぇっ・・・」
長門「誰に言っているんだ?」
840: 2018/05/03(木) 23:30:29.44 ID:tpOhGaag0
提督「無事で何より」
長門「むしろ私があなたを心配していた。少女二人に負けたらこの先どんな顔していいかわからないだろうしな」
青葉『軽口は戻ってきてからにしてください』
提督「悪かった。今から救助を行う」
~~~~!! ~~~~!
長門「今開ける!」ガチャガチャ…
ガチャッ!
初風「うわあああ!」バッ
長門「安心しろ!君を助けに来た!怪我はないか!?」
初風「うぅっ・・・怖かった・・・!狭くて・・・真っ暗で・・・!」ボロボロ…
長門「もう大丈夫だ・・・」
841: 2018/05/03(木) 23:32:16.34 ID:tpOhGaag0
妙高「・・・」
提督「妙高だな?大丈夫か?君が巻き込まれたことは知っている。助けに来たぞ!」
妙高「わ、私は・・・何を・・・?」
提督「君は洗脳されかけていたんだ!もう大丈夫だ・・・」
妙高「提督が・・・」
提督「彼も・・・被害者だ・・・いずれ目が覚めるだろう・・・」
提督「それまでに・・・決めなくてはならないことがある・・・」
848: 2018/05/04(金) 00:43:45.31 ID:zMXB1qox0
......
....
..
.
カルト鎮守府提督「ここは・・・」
妙高「提督!よかった!」
カルト鎮守府提督「妙高・・・?一体何が起きたんだ?」
カルト鎮守府提督「棺桶のようなものに押し込まれ・・・そこから・・・恐ろしい思いをして・・・それから・・・」
初風「そこから先は思い出さなくて結構だわ、提督」
初風「それよりも問題は・・・」
早霜「連れて行かねば・・・連れて行かねば・・・」
清霜「理解から逃げないで」
初風「・・・こいつらよ」
カルト鎮守府提督「・・・この鎮守府に所属していた人の事は知っている・・・」
カルト鎮守府提督「だが・・・これほどまで・・・洗脳に長けていたなんて・・・」
長門「この子達はどうする?私達は・・・あなた達の意思を尊重する」
カルト鎮守府提督「・・・こういう子達の為の・・・施設がある」
カルト鎮守府提督「艦娘の更生のために作られた施設だ」
提督(彼も忙しくなりそうだな・・・なにか差し入れを持って行ってあげようか・・・)
長門「・・・わかった。そこなら大丈夫だろう」
....
..
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カルト鎮守府提督「ここは・・・」
妙高「提督!よかった!」
カルト鎮守府提督「妙高・・・?一体何が起きたんだ?」
カルト鎮守府提督「棺桶のようなものに押し込まれ・・・そこから・・・恐ろしい思いをして・・・それから・・・」
初風「そこから先は思い出さなくて結構だわ、提督」
初風「それよりも問題は・・・」
早霜「連れて行かねば・・・連れて行かねば・・・」
清霜「理解から逃げないで」
初風「・・・こいつらよ」
カルト鎮守府提督「・・・この鎮守府に所属していた人の事は知っている・・・」
カルト鎮守府提督「だが・・・これほどまで・・・洗脳に長けていたなんて・・・」
長門「この子達はどうする?私達は・・・あなた達の意思を尊重する」
カルト鎮守府提督「・・・こういう子達の為の・・・施設がある」
カルト鎮守府提督「艦娘の更生のために作られた施設だ」
提督(彼も忙しくなりそうだな・・・なにか差し入れを持って行ってあげようか・・・)
長門「・・・わかった。そこなら大丈夫だろう」
849: 2018/05/04(金) 00:45:53.03 ID:zMXB1qox0
......
....
..
.
翌日 ハートマン提督鎮守府
阿賀野「ようこそ・・・あんたも災難ねぇ・・・」
早霜「・・・あなたは魚雷に導かれますか?」
阿賀野「あぁ・・・またとんでもないのが入ってきたんだなぁ・・・」
ハートマン提督「おい肉布団・・・!他人を心配する暇が貴様にはあるのか!!?」
阿賀野「ひゃい!走ります!!」ダッ
清霜「魚雷は・・・いつしか閉ざした道を切り開きます」
赤城「私が信じる者は提督だけですよ・・・?」
ハートマン提督「クソ売春婦!!誰が口からクソを出して良いといった!!?」
ハートマン提督「貴様の口に許されているのは息をすることと飯を入れること、そして血を吐くことだけだ!!走れ!!」
赤城「提督・・・提督・・・」ダッ
ハートマン提督「ヨハネ伝第五章でイエスが言ったのを知っているか!?厄介ごとを持ち込むなこの“アマ”だ!!!」
ハートマン提督「クソ虫共!ここには貴様らがラリっていられるようなものは一つもないぞ!!」
ハートマン提督「貴様がこれから祈りをささげるのは魚雷なんぞではなく俺だ!!」
早霜「は、はっ・・・?」
ハートマン提督「毎日許してくださいと祈るまでシゴいてやるからな!!」
ハートマン提督「聖母マリアが思わずクソをしたくなるくらい心を綺麗にしてもらう!!」
清霜「心に慈悲を・・・」
ハートマン提督「慈悲なんぞとうの昔に犬に食わせてクソになった!!!貴様らに与えるのは苦痛だけだ!!!」
ハートマン提督「さぁ・・・走れ!!!」
....
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翌日 ハートマン提督鎮守府
阿賀野「ようこそ・・・あんたも災難ねぇ・・・」
早霜「・・・あなたは魚雷に導かれますか?」
阿賀野「あぁ・・・またとんでもないのが入ってきたんだなぁ・・・」
ハートマン提督「おい肉布団・・・!他人を心配する暇が貴様にはあるのか!!?」
阿賀野「ひゃい!走ります!!」ダッ
清霜「魚雷は・・・いつしか閉ざした道を切り開きます」
赤城「私が信じる者は提督だけですよ・・・?」
ハートマン提督「クソ売春婦!!誰が口からクソを出して良いといった!!?」
ハートマン提督「貴様の口に許されているのは息をすることと飯を入れること、そして血を吐くことだけだ!!走れ!!」
赤城「提督・・・提督・・・」ダッ
ハートマン提督「ヨハネ伝第五章でイエスが言ったのを知っているか!?厄介ごとを持ち込むなこの“アマ”だ!!!」
ハートマン提督「クソ虫共!ここには貴様らがラリっていられるようなものは一つもないぞ!!」
ハートマン提督「貴様がこれから祈りをささげるのは魚雷なんぞではなく俺だ!!」
早霜「は、はっ・・・?」
ハートマン提督「毎日許してくださいと祈るまでシゴいてやるからな!!」
ハートマン提督「聖母マリアが思わずクソをしたくなるくらい心を綺麗にしてもらう!!」
清霜「心に慈悲を・・・」
ハートマン提督「慈悲なんぞとうの昔に犬に食わせてクソになった!!!貴様らに与えるのは苦痛だけだ!!!」
ハートマン提督「さぁ・・・走れ!!!」
850: 2018/05/04(金) 00:47:01.58 ID:zMXB1qox0
......
....
..
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魚雷崇拝鎮守府
カルト鎮守府提督「本当にすまない!何て言ったらいいのか・・・!」
妙高「いえ!私も危ないところでしたし・・・!」
初風「妙高姉さんも提督ももう何にもないようでよかったわ・・・」ヘナヘナ…
カルト鎮守府提督「迷惑かけたな、すまない。そして・・・」
提督・長門「・・・」
カルト鎮守府提督「本当にありがとう・・・君たちがいなかったら・・・俺も、妙高と初風も・・・おかしくなっていたかもしれなかった・・・」
提督「君たちが無事でよかった。洗脳の後遺症なんかも見当たらない」
長門「我々はこれで失礼する・・・が、その前に」
長門「これを渡しておこう。役に立つ日が来るかもしれない」スッ…
初風「これは・・・腕時計?」チャリッ…
長門「横のボタンを三回押せば私達に連絡が来る・・・連絡がくれば・・・駆けつける」
提督「使われないのがベストだが・・・なにかあったら押せ」
初風「ありがとう・・・」カチャッ…
初風「中々かっこいいじゃない!ねぇ、これ----」
「・・・・」
初風「いない・・・」ポカン
カルト鎮守府提督「もう行ったよ」
妙高「速いですね・・・」
....
..
.
魚雷崇拝鎮守府
カルト鎮守府提督「本当にすまない!何て言ったらいいのか・・・!」
妙高「いえ!私も危ないところでしたし・・・!」
初風「妙高姉さんも提督ももう何にもないようでよかったわ・・・」ヘナヘナ…
カルト鎮守府提督「迷惑かけたな、すまない。そして・・・」
提督・長門「・・・」
カルト鎮守府提督「本当にありがとう・・・君たちがいなかったら・・・俺も、妙高と初風も・・・おかしくなっていたかもしれなかった・・・」
提督「君たちが無事でよかった。洗脳の後遺症なんかも見当たらない」
長門「我々はこれで失礼する・・・が、その前に」
長門「これを渡しておこう。役に立つ日が来るかもしれない」スッ…
初風「これは・・・腕時計?」チャリッ…
長門「横のボタンを三回押せば私達に連絡が来る・・・連絡がくれば・・・駆けつける」
提督「使われないのがベストだが・・・なにかあったら押せ」
初風「ありがとう・・・」カチャッ…
初風「中々かっこいいじゃない!ねぇ、これ----」
「・・・・」
初風「いない・・・」ポカン
カルト鎮守府提督「もう行ったよ」
妙高「速いですね・・・」
851: 2018/05/04(金) 00:47:44.13 ID:zMXB1qox0
......
....
..
.
長門達の基地
青葉「カルト教団って怖いですね・・・カメラ越しでも凄まじい狂気を感じました・・・」
明石「魚雷をなんだと思っているのかしら・・・」ハァ…
長門「魚雷が嫌いになりそうだよ・・・」
提督「じかに突き立てられたこともあったしな?」
長門「はぁ・・・」
提督「それじゃ俺は・・・例の更生施設に差し入れを持っていくよ・・・」
提督「ここ最近で何人あそこにブチこまれたことやら・・・」
青葉「あぁ・・・きっと疲れている事でしょう・・・」
....
..
.
長門達の基地
青葉「カルト教団って怖いですね・・・カメラ越しでも凄まじい狂気を感じました・・・」
明石「魚雷をなんだと思っているのかしら・・・」ハァ…
長門「魚雷が嫌いになりそうだよ・・・」
提督「じかに突き立てられたこともあったしな?」
長門「はぁ・・・」
提督「それじゃ俺は・・・例の更生施設に差し入れを持っていくよ・・・」
提督「ここ最近で何人あそこにブチこまれたことやら・・・」
青葉「あぁ・・・きっと疲れている事でしょう・・・」
852: 2018/05/04(金) 00:48:48.27 ID:zMXB1qox0
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります