1: 2009/12/17(木) 10:38:32.31 ID:o2yFVsZW0
律「それは浅打といって下級の氏神に渡される名前のない斬魄刀だ」

唯「あ、りっちゃん隊長!」

紬「律隊長とお呼びしなさい」
けいおん!college (まんがタイムKRコミックス)

31: 2009/12/17(木) 14:13:13.93 ID:d2NJ+TbfO
梓「皆さん、早く警邏に行くです!」

律「大丈夫だって。虚なんて出ないよ、どうせ」

唯「空坐町で他の隊長さん達と戦ってるもんねぇ、破面さん達」

紬「梓ちゃんもお茶いかが?」

澪「馬鹿言ってないでさっさと現世行くぞ。虚が出るのはなにも空坐町だけじゃないんだからな」

唯律「はぁ~い……」

33: 2009/12/17(木) 14:51:31.53 ID:8xI3sB4eO
唯「吠えろ"戯威陀"!」

唯「封鯨」←多分飛び道具

唯「グォログォロシュタイナー!」←なんかクインシーっぽくね?

34: 2009/12/17(木) 15:03:29.85 ID:d2NJ+TbfO
現世~桜高~

律「くあ~……相変わらずこの義骸にゃ慣れねえなぁ」

紬「仕方ないわよ。隊長・副隊長格の霊圧は義骸にでも封じ込めないと、他の霊なる者に影響を与えちゃうし」

唯「りっちゃん隊長!」

律「いつも通りりっちゃんでいいよ」

唯「じゃありっちゃん。私達、なんで現世に来たんだっけ?」

澪「おいぃ!?」

梓「唯先輩らしいです……」

35: 2009/12/17(木) 15:14:52.16 ID:BnLYoDLB0
唯「ねえねえ、いっちー」

一護「あん?誰だお前」

唯「真央霊術院の生徒の平沢唯です」

一護「ふーん。で、その生徒が俺に何のようだ?」

唯「いやー実はあたしってすっごく弱くて」

律「あ!おーい唯~、こんなとこで何してんだ?」

唯「りっちゃん!今ね、いっちーに修行して貰おうと思ってたの?」

律「いっちー?」

唯「うん、黒崎一護だからいっちー」

律「あーあ、あのりょかから氏神代行になった人?」

36: 2009/12/17(木) 15:29:21.86 ID:d2NJ+TbfO
澪「虚退治に遣わされた他の氏神が皆、行方不明になってるんだよ」

梓「その中に五席の実力を持つ人もいましたからね」
紬「他の隊は破面対策にかかりっきりだから、閑職である私達の隊にその調査の任が下ったのよ」

唯「そうなんだ~」

梓「緊張感0ですね」

律「いいんじゃないか、私達らしくってさ」

40: 2009/12/17(木) 15:37:30.02 ID:BnLYoDLB0
唯「うんそうだよ、りっちゃんも一緒に修行しない?この人すごい強いって噂だし」

律「おっそれいーねー、スゲー技教えてもらって澪達に差を着けてやろうぜ」

一護「ちょちょっと待てお前ら!俺がいつ修行なんかつけるって言ったよ」

唯・律「「え~、つけてくれないの?」」

一護「だからつけるもつけねーもそんな事を俺は一言も言ってねーんだよ!」

一護「そもそもお前らのこと俺知らねーし、修行なら他当たってくれ」

唯「何かいっちー感じ悪いなあー」

律「ねー」

一護「つーか言い忘れてたけど誰がいっちーって呼んでいいっていったよ」

律「まーまーいーじゃん一護」

一護「てめーは呼び捨てかよ」

一護「たく…しょうがねーから少しだけな」

唯・律「「やたー!」」

41: 2009/12/17(木) 15:39:10.79 ID:d2NJ+TbfO
梓「じゃあ早速……」

律「お茶にするか」

澪「調査は!?」

律「まあそう慌てんなって。なんのために私ら隊長格が出張ってきたと思ってんだよ」

澪「何か考えがあるのか?」

43: 2009/12/17(木) 15:51:02.16 ID:d2NJ+TbfO
紬「恐らく犯人は虚だと思うんだけど、この地域の住民や浮遊霊には霊的被害はあまり観測されてないの」
梓「その虚の狙いは氏神だけってことですか?」

律「あぁ。しかも五席を狙うほどの自信家だ。そこに隊長格の氏神がやってくれば……」

澪「餌に釣られてやってくるというわけか。律にしては考えたな」

唯「そんなのりっちゃんのキャラじゃないよー……」
律「うおぉいッ! 私隊長だよ!?」

45: 2009/12/17(木) 15:59:15.72 ID:BnLYoDLB0


一護「それでお前らは始解はできんのか?」

唯「それくらいはできるよ、私たちもあと少しで入隊するんだし」

律「ただなー実戦経験が少ないから入隊試験の実技とか心配なんだよな」

一護「へー、氏神になるのも色々大変なんだな」

唯「いっちーだって氏神じゃん」

一護「そうだけど、俺はそういうの一切受けてねーからな」

律「そういえば一護は現世の人だったっけ」

一護「あーまあな、つーかそれよりも修行始めんぞ」

唯「え~もう少しいっちーの話聞きたいなあ」

律「私も私もー、修行はその後で少しやればいーじゃん」

46: 2009/12/17(木) 16:03:39.67 ID:BnLYoDLB0
一護「は?修行するために俺に話しかけたんじゃねーのかよ」

唯「そうだけど…このままいっちーの話聞くのもいいかなって」

一護「いやいやよくねーだろ!とっとと修行はじめっぞ」

唯「ぶーぶー」

律「うへー、修行かよ」

一護「ガタガタうるせえ!いいから構えろ!!」

律「仕方ない、やるか唯!」

唯「そうだねりっちゃん」

一護「そんじゃあ実戦風にやるからとりあえず二人で斬り掛かって来い」

唯「はい師匠」

律「それじゃあ行くぜ」

一護「おう」

48: 2009/12/17(木) 17:01:33.62 ID:BnLYoDLB0
唯「たあああああああああああああ」スカ

律「そりゃあああああああああああ」スカ

一護「…」

唯「てえええええええええええええ」スカ

律「おおおおおおおおおおおおおお」スカ

一護「…」

唯「あれ?」

律「おかしいなあ」

一護「おいおい何だよ今のは、いくら何でも動きが遅すぎるぞ」

一護「いいか、斬りかかるってのは」バッ

一護「はっ」ブン

ズドーン

50: 2009/12/17(木) 17:11:18.95 ID:BnLYoDLB0
唯「おー」

律「木が何本も一気に倒れた…!」

一護「今みたいにこう勢いよくだな」

唯「すごいすごーい!もっと何かやっていっちー」

律「もっとカッコイイ必殺技とか見せてくれよ!」

一護「そ、そうか?」

唯「うん!いっちーすごいよ、こんなの私見たことない」

一護「そこまで言うなら少しだけな?」

51: 2009/12/17(木) 17:57:37.38 ID:BnLYoDLB0


ルキア「おい一護!!」

一護「ル、ルキア!?お前こんなとこで何して?」

ルキア「それはこっちの科白だ、たわけ!!」

ドカッバキ

一護「いたっ!いてーじゃねーかよ!何すんだよてめえ」

ルキア「バカには殴ってわからせないとダメなんでな」

一護「誰がバカだ」

ルキア「貴様だ!き さ ま !」

一護「だから俺が何したってんだよ!」

ルキア「はあ~…周りをよく見てみろ」

52: 2009/12/17(木) 17:59:14.25 ID:BnLYoDLB0
一護「あ?」

・・・

一護「何もなくなってる?」

ルキア「今の貴様が暴れればこうなるのはわかってただろう一護」

ルキア「騒がしいと思ってきてみればこの有様だ」

一護「わ、悪かったな」

ルキア「ああ、それよりもさっきはお前の他にも二人いたみたいだったが一体何をしてたのだ?」

一護「それはなってあいつらがいない!?逃げやがったな!次あったら覚えてろよちくしょう!」

53: 2009/12/17(木) 18:00:50.61 ID:BnLYoDLB0

56: 2009/12/17(木) 18:43:46.49 ID:kBqEjOoTO
次回作にご期待下さい!っていうテロップが見えた

引用: 唯「これが斬魄刀かぁ」