ピッ…ピピッ…ピピピッ…ピピピピピピｶﾞｼｬｯ

男「…朝か……」

男「……飯は…コンビニでも行くかな…」

男「公園かどっかで食って学校行くかあー！」ｾﾉﾋﾞｰ

男「いってきまーす」ﾊﾞﾀﾝ

男「よっ」

友「おう、おはよう男！」

男「おう、おはよう」

友「お前課題終わってるだろ？見せて」

男「ったく、自分でやってこいっつーの」ピラッ

友「お、さんきゅ」

男「…つーか、女がいるだろ？」

友「そう思うだろ？」

女「……男、私も見せて…」

男「てめーもかよ…」

先生「よし、課題集めるぞー」

クラス「ｶﾞﾔｶﾞﾔ」

女「あ、男？課題見せてもらってありがとうね」

男「ああ、次からは自分でやってこいよ？」

女「それと、言い忘れてたんだけど…」

女「あんたの課題、答え一つずつずれてるわよ」

男「え……はっ！？」

女「残念だったわねー」

男「なっ………おま、それを早く…」

友「え？ずれてんの？」

男「お前も被害者だったか……」

男「ったく、あのアマ……」

男「次からは見せてやんねーからなくそっ……」

男「ただいまーっと」ｶﾞﾁｬ

美少女「あ、おかえりです。ポテトチップスいただいてます」

男「おう、賞味期限大丈夫だったか？」

美少女「あはい。ギリギリでしたよ？買ったらちゃんと食べないと」

男「あーうん…何で居るんだお前！？」

美少女「え？」

美少女「あ、ちゃんとつっこむんですね流す感じかと思いましたよ」

男「いや、ツッコミじゃねえ！不法侵入か！？」

美少女「ちゃんと鍵使って入りましたよ？ほら」

男「いつの間に合鍵を！？」

美少女「お母さんからいただきました」

男「や、奴か……！」

美少女「一人暮らしさせるのは不安だったようですよ？たまには顔見せてあげてくださいね」

男「で、何でだ…どうしてうちにいる」

美少女「…実は、ついこの間両親が氏にました」

男「…」

美少女「親戚も見つからず、一人で…」

男「…」

美少女「………お願いします。二週間でいいです。食費は払います…だから…」

男「…ったく、仕方ねーな…すぐ出てけよ」

美少女「……！はい、ありがとうございますっ！」

ピピピピ……ｶﾞｼｬ

男「……朝か」

男「………そうか、なんか居たな…飯でも作ってやるか…」

男「……」

美少女「あっ、男さん！おはようございますっ」

男「……？何だそれ？」

美少女「作りました、多少の食材は持ってたので」

男「へえ」

男「…」

美少女「あ、あのっ美味しいですか？」

男「……ふむ…」

美少女「……」

男(まあ、こういうのもアリかな…？)

男「さて、そろそろ出るか」

美少女「あ、わたしも」

男「？どこに？」

美少女「え？服装で気付いてくださいよ」

男「？バイト探し？」

美少女「いや、昼間からセーラー服で面接って完全に不良少女じゃなあですか」

男「……なんか流れが読めたわ…」

美少女「はい。今日から男さんと同じ高校に転入します」

男「…」

男「さて、おはよう…」

女「あら、男おはよう」

友「聞いたか男、今日からこのクラスに転校生来るらしいぜ？」

男「よりによって同じクラスかあー……」

友「え、何が」

美少女「美少女です、お願いしますっ」

男「…」

友「おお！クオリティたけーな！」

女「…へえ、悔しいけど可愛い子ね……」

友「悔しがる必要なくね？格が違うだろう」

女「……殺そうかしら」

男「……はあー……」

美少女「…」

友「美少女ちゃん、一緒に昼飯食わねー？」

美少女「あ、男さんっ、お弁当食べませんか？」

友「！？！？」

男「……はあ…」

女「男、どういう関係なの？」

男「…いや、赤の他人のはず…」

美少女「一緒に住んでます！」

女・友「ん！？」

男「はあー…………！」ｸﾞｯﾀﾘ

女「なるほどね、そういうことか」

友「いやまあツッコミ所は多いがね」

美少女「はい！」

男「うん、まじで疚しい事はねーぞ。まだ信用してねーから気すらな」

美少女「ひどいですねこの人」

男「正しい判断だけどなこれ」

友「あれ、美少女ちゃん昼御飯は？」

美少女「………コンビニで買ってきたのが……」

女「冷めてるじゃない、おかずあげるわよ」

美少女「わあ、ありがとうございますっ」

男「さて、帰るか」

美少女「はい、帰りましょう男さんっ」

男「なんで一緒に……」

美少女「いや、帰るとこ同じですし」

男「……」

美少女「かえりましょー♪かえりましょー♪」

男「くそ…」


女「あっ…あたしも…」

女「………」

友「…」

友(ま、見守らせてもらおうかね…)

男「そういえばお前、一文無しだよな？」

美少女「まあはいそうですね」

男「バイトとかどーすんの？」

美少女「今日から探します」

男「そうか」ｶﾞﾁｬ

男「ただいまー」

美少女「………えと…」

男「…ただいまでいいんじゃねーの」

美少女「……っ」

美少女「た、ただいまー！」

男「…さて、と。夜飯の準備完了」

美少女「た、ただいまー！」ｶﾞﾁｬッ

男「おかえり。バイト見つかったか？」

美少女「はい、早速今日から行ってきますね」

男「え？何時間もらったんだ？」

美少女「最大限もらいました。今日と明日からはまたシフト違いますけど…」

男「そうか、じゃあ飯食ってけ」

美少女「わ、作ってくれたんですね…ありがとうございます」

ピピピピ…ｶﾞｼｬ

男「朝か…朝かあー……」

男「はあ……」


男「美少女はまだ寝てんのか……うわ、朝飯作ってある…」

美少女「ふあ…あっ…おはようございます、男さん」

男「あ、ああ」

美少女「朝御飯食べましょー！」

友「おはよう美少女ちゃん！！」

美少女「おはようございます。友さん」

友「名前覚えてくれてんの！？もしかして俺に気があったりする！？」

男「あるわけねーだろバカ」

友「あ、男おはよ」

男「随分と差がついたもんだな…」

女「おはよー美少女ちゃん、男」

男「おはよう、女」

先生「つまりここはー…」

美少女「………なんじゃこれ…」

女「大丈夫？美少女ちゃん」

美少女「全然わかんないです、何してるんですかこれ…」

女「えっと、今してるのはね…」

友「………」

男「寝んなバカ」ﾊﾞｼｯ

友「いてえ、何すんだ！」

男「授業ちゃんと受けろよ、だからできねーんだぞお前」

友「ンだとこらあ！！」ｶﾞﾝｯ

男「あっ、こらてめえ！！」ﾄﾞｶｯ

先生「こら、何してる！」



美少女「何してるんですかあれ…」

女「あは、あははっ…バカねあいつら…」

美少女「…」

男「っと、帰るぞ美少女」

美少女「はーい」

女「あ、待って、あたしも帰る」

男「そうか、じゃあなー」

女「誘いなさいよ！」

男「いや、誘うも何もお前真逆だろ」

女「あー…いや、買い物頼まれてんのよ」

男「そうか」

美少女「そうなんですよー、まだ２日ですけど、色々とわかってきて…」

女「そうなのね、でも美少女？男に襲われたりしたらあたしに相談しなさい。プライバシーは守るから」

美少女「はいっ、ありがとうございます」

男「いやしねーよ」

女「じゃ、あたしこっちだから…バイバイ。男、美少女」

男「おーう」

美少女「はい、さよならです！」

男「お前女と仲良くなったなあ、たった二日で」

美少女「はい、お話ししてて楽しいです」

男「割と難しい性格な方だろあいつ」

美少女「そうですか？優しくて面白いじゃないですか」


美少女「女さん、男さんと居ると楽しそうですよねー」

男「えっ、いや別にそんな事ねーだろ」

美少女「ありますよ、２日しかですけどわかります」

男「いやー…流石に気のせいだな。そういえばお前バイト何時からなんだ？」

美少女「えっ？…あ、やばいですね。すいません直で行きます。でわ！」

男「おーう」

男「…朝飯のにおいがする」

男「よし、起きるか」

男「おはよう、美少女」

美少女「あ…おはようございます男さん…」ｳﾄｳﾄ

男「ああ……眠そうだな、大丈夫か？」

美少女「い、いえ！朝御飯食べましょう、男さん！お弁当も作りましたからお昼楽しみにしててくださいね？」

男「あ、ああ……(今日は美味いって言ってやるかな…)」

～そして時が過ぎ～

男「おはよう、美少女！」

美少女「はい、男さんおはようございます！」ｳﾄｳﾄ

男「今日はいい天気だな！」

美少女「はい、確かにですね！」

男「…」

美少女「…？」

男「じゃねえよ！！！」

男「なんで居んのお前！！何週間経ったよ！？」

美少女「え、ええ！？どどうしたんですか朝から！？」

男「おま、もう一月ちょい経ったぞ？二週間じゃねえのかよ！！」

美少女「な…なんとなく流してくれるものかと思ってました！いいじゃないですかもう！二人で！」

男「お前が言うな！！大体もう独り立ちできるだろ！金は！？」

美少女「えっほっとんど残ってませんよ？」

男「えっ！？」

男「なんで！？バイトしてるだろ！？それは！」

美少女「学費に入学金舐めてませんか？結構高いんですよ？」

男「な、だからって…！」

美少女「教材費制服費その他もろもろ含めればむしろマイナスですね！残念でしたここに居させてもらいまーす！！」

男「こいつ…居候の立場じゃねえ…！」

美少女「追い出すんですか？いたいけな少女をこんな真冬にー！？」

男「っ……そおおお！！！」

美少女「やりますか！？かかってきなさい！！」

女「おはよう」

男「あ、ああおはよう…」

美少女「おはようございます…」

女「遅かったわねー」

美少女「え、えと…はい…まあ…」

男「あ、ああ…い、色々とな…」

女「？？」

美少女「でわ、バイト行ってきますね」

男「ああ、行ってこい…」

ﾊﾞﾀﾝ

男「………一文無しかー…」

男「まじかあー！！！まじかあいつー……！」

男「さて、課題やるか」

ピピピッｶﾞｼｬｯｶﾞﾝｯｺﾞﾛｯ

男「………朝かあー…」

男「……っ、美少女ー。朝だぞー」

美少女「んむ………」

美少女「あ……おはようございます……」

男「ああ、朝飯食おうぜ…いや作ってくれたのお前だけど」

美少女「…はいっ」

男「よっ、友」

友「ああ、おはよう美少女ちゃん」

男「会話が噛み合わんな」

美少女「おはようございます友さん」

女「おはよー美少女、男ー」

男「おう、おはよう女…あれ、お前髪切った？」

女「あ、よくわかったわね。どうかしら」

男「いいんじゃないか？お前短いのも似合うんだな」

女「………に、似合うとか言うなあ…」


友「なんかお前上手くなったな…」

男「え、なにがだどうした」

美少女「女さん、今日なんだか元気ですね」

女「ん？そんなことないわよ？//」

美少女「…？」

友「そういえば男、お前体育委員だったろ？今日の一限目の体育何すんの？」

男「………！そうだ、今日の体育は……」

男「マラソンだ…」

女「はあっ、はあ……っ！」

友「うぇっほ、おえええ……」

男「っ………ふっ…」

女「あんた、はあっ、っ……随分と余裕あるのね……」

男「まあ一応体育委員だしな」

友「おえええええっ」

男「うるせえよ」


美少女「はあ、はあ……はあっ……っ…………」ﾄﾞｻｯ

男「美少女！？」女「美少女大丈夫！？」友「美少女ちゃん！？」

男「……っと」

男「軽かったな…貧血か、寝不足か……いや、両方か…」

美少女「あ、男さん………ごめんなさい、迷惑かけちゃって…」

男「ああ、それより大丈夫か？すげえ勢いで地面にめり込んでた……け…ど…」

男「お前それ…尻尾………？」

美少女「あ…いけない、油断しちゃいました………」

男「お前、いったい…」

美少女「ごめんなさい……嘘は、だめですよね……」

美少女「話させてください。わたしの、ほんとのこと……」

美少女「…以前。最初に会ったとき、動物を助けたことがあるかお聞きしましたよね」

男「あ、ああ」

美少女「わたしは、あのとき助けていただいた…」

美少女「猫です」

男「………ん？」

美少女「実は、わたしのほんとの姿。猫なんです…特別な約束でこっちに居させてもらってて…」

男「いやちょっと待って、猫？」

美少女「え？あ、はい」

男「……犬だけど」

美少女「え？」

男「俺が助けたの、犬なんだけど？」

美少女「え？」

男「うん、やっぱ犬だよあれ」

美少女「いや、多分それ猫ですよ。にゃーんって鳴きましたよね？」

男「いや絶対わんって言った」

美少女「え？いやマンホールに落ちた猫を助けて…」

男「トラックに轢かれそうなのを助けた」

美少女「…………変な冗談やめませんか、面白くないですよ？」

男「いや、いやいや……お前、もしかして…」

美少女「………」

男「人違い…？」

美少女「な、ななななんてことを！！？」

男「お、おうおう叫ぶなお前…具合悪いんだぞお前は」

美少女「いやいいですよ！残り３日しかありませんよ？探せませんよー！」

男「そういえば、どういうことなんだ？約束って」

美少女「人の姿で居られるのは５週間。恩人に恩を返せれば氏ぬまでずっとって契約です！」

男「あちゃー…で助けてもらったただ一人の恩人を探して俺んとこにたどり着いたと……」

男「あちゃー…」

美少女「……わたし、やらないといけないことあるのに…」

男「………よし、わかった」

男「付き合ってやるよ、そのやんなきゃなんねーこと」

美少女「……！」

男「後三日しかねーんだろ？学校くらいさぼってやら」

美少女「男さん……っ！」

男「じゃあ早速準備始めるか」

美少女「男さん、大好きですっ！」

男「っしゃ！とりあえず帰るか！」



女「………」


女「そっかあ、あたし……」

女「失恋しちゃったのかあ……っ」

男「で、何すんだ？」

美少女「わたしの母を探したいです」

男「具体的には」

美少女「B町に行きたいです」

男「電車乗り継ぐな」

美少女「え…切符買えません…」

男「いや買ってやるよ…」

美少女「大好きですっ！ 」

男「流石にこのタイミングは嘘っぽいな」

美少女「わあー……窓の外綺麗ですねー…」

男「ふむ、すっげえ山だな…」

美少女「なつかしいです。あの山…狸いるんですよ？」

男「さすが山山してる」

美少女「なんですかそれ……」

『次は～B町～B町ぃ』

男「そろそろ降りる準備始めろ」

美少女「はーい！」

美少女「わあ……なつかしいにおい……故郷の、いい香り」

男「……んで、どこ行くんですか？」

美少女「そうですね、ついてきてくださいっ」

男「ほいさ…………いい感じのとこだな、ここは……」

美少女「見てください、あの学校…よく忍び込んでました…」

美少女「…たまーに優しい子がパンとかくれたんですよ？」


美少女「この路地、あれ？なにこの道…」

美少女「わあー……変わってるもんですね、こんなとこにコンビニが……」


美少女「………」

美少女「…………」

美少女「……」

男「今日はそろそろ宿探すか」

美少女「はい……」

男「……明日は見つかるだろ」

美少女「…はい、ありがとうございます……」

美少女「行きましょ男さんっ！おはようございます！」

男「……朝から元気だなあ……」

美少女「はいっ！」

男「先に朝飯食うぞ」

美少女「はーい！！」

美少女「……」

男「…」

男「なあ、ここと俺たちの町じゃ、随分と離れてるけど…」

男「…？」

美少女「はい、その、保健所に捕まっちゃって」

美少女「ギリギリで飼い主様がわたしを見てくれて……」

美少女「でも、すぐ病気で亡くなりました…」

男「…」

美少女「それで、行くところもなかったところマンホールに落っこちて……」

美少女「ってかんじですね」

男「ふうん……」


猫「にゃあ。」

男「！おい、あれ……」

美少女「あの人は……」ﾀﾀﾀｯ

美少女「はい、はいえっと……そうですか……はい…ありがとうございます……」

猫「にゃあ」ﾑｸｯ…ﾀﾀﾀﾀ


男「どうだった？」

美少女「はい、あの方は昔お世話になった方で…………母は…半年前に亡くなったって……」

美少女「おかあさん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「……」

美少女「おかあさんっ……お母さんは、わたしのこと、ずっと心配してくれてたそうで…」

美少女「でも、同時に探しに、助けに行きたいジレンマと戦ってて……でもっ……」ぐすっ

美少女「猫としての幸せを、掴んで欲しいって、あったかいへやで撫でられるのは猫としての幸せだって……」

美少女「わたしの、わたしのことをっ………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「……いいお母さんなんだな」

美少女「はい…わたしの、わたしの誇りです……っ」

男「…落ち着いたか？」

美少女「はい…ごめんなさい。取り乱してしまって……」

男「……」

美少女「……男さん、明日の３日目は、みんなに会いたいです」

美少女「最後に、男さんの部屋で……」

男「…ああ」

男「帰ろうか」

美少女「……ですね、確かにです。……はい、はい……そうですねえ…あれは…」

友「なるほど？確かにね、じゃあ俺とデートしようか！」

美少女「いや、無しですね」

友「キッパリ！」


美少女「そうですね、参考にします！……でも、確かお味噌汁って…」

女「なるほど？そうね……ほんとに料理得意なのね」

美少女「えへへ…」



男「…」

男「…別れの挨拶しないで、よかったのか？」

美少女「はい。…少し大変かもしれませんが、上手く誤魔化してください」

男「ったく…」



・・
美少女「もう少しで、夜の１２時ですね……お別れ、です」

美少女「男さんには、ほんとにお世話になりました」

美少女「勘違いで突然押し掛けてしまって、迷惑もたくさんかけちゃって、ごめんなさい………でも」

美少女「ほんとに、ほんとに自分勝手だけど…男さんと一緒にいた短い間、わたし……とても、ほんとに楽しかったです……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「……美少女」

美少女「わたしのこと、忘れないでくださいね、きっと…きっとですよ…」

男「当たり前だ…ろ……ここは、お前の家だ。いつでも帰ってこいよ」ﾎﾟﾛ

美少女「はいっ…ありがとうございますっ。男さん、今まで…」

美少女「ありがとうございましたっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「………」

美少女「時間みたいです、さようなら男さんっ……」

男「……帰ってこいよ！！絶対だ、絶対帰ってこい！！」

美少女「……っ」

美少女「…はいっ」ﾆｺｯ

ﾊﾟｱｱｱｱｱ
ｼｭﾜｯ

男「……っ」ぐらっ

男「……………」

ピピピピピピ…………

男「………朝、か」

男「今日もう一日くらい、休んでもいいだろ」

男「………あいつの荷物の片付けでもするかな」

男「ん…？なんだこれ…」

男「腕時計……かな」

男「包装までしてある……俺がもらってもいいものなのかな……？」ｶﾁｯ

ﾊﾟｱｱｱｱｱ
ｼｭﾜｱｱｱｱｱｯ!!!

男「なっ…なんだ！？」

ﾊﾟﾝｯ

美少女「っ………えっ、なんですか、なんですかこれ？」

男「美少女！？なんで？！」

美少女「えっあっその腕時計……！あっ…なるほど……！」

男「えっ…あ…これで俺への“恩返し“が成立して…！？つまり…」

美少女「つまり……わたし、ここで暮らせるんですか！」

男「っ…………～～ッ、こ、今度こそはちゃんと独り立ちしろよ……あと、あんま無理すんな」

美少女「男さん…大好きですっ！」

～end～

男「さて、これにて終結です！」
美少女「男さんの泣き顔、可愛かったですね」
女「あ、あたしのバッドエンドは変わらないのね」
友「俺は結局ただのピ工口か…不満しか残らね…」

美少女「応援してくれた人、読んでくれた人、ありがとうございましたっ！なんか微妙な出来ですみませんっ！ではでは」

美少女「失礼しますっ」

オチニガッカリシタ…
オツカレ