1: 2009/03/21(土) 20:59:37.45 ID:mFokkXrOO
翠星石「むぅーっ、そこのチビ苺よりは強いですぅ!」
JUM「いや、でも雛苺は今は誰とも契約してないし」
真紅「私の下僕なのだわ」
雛苺「苺わだちなの~」
翠星石「そ、それくらい翠星石でも出来るですぅ」
JUM「いや、でも雛苺は今は誰とも契約してないし」
真紅「私の下僕なのだわ」
雛苺「苺わだちなの~」
翠星石「そ、それくらい翠星石でも出来るですぅ」
3: 2009/03/21(土) 21:06:41.92 ID:mFokkXrOO
翠星石「こ、この庭師の如雨露があれば……」
JUM「でもさ、如雨露があっても出来る事は雛苺とそんなに変わらないんだよな。むしろ何も出さなくても良い雛苺の方が便利だろ」
翠星石「で、でもこの如雨露で接近戦だって出来るですぅ!」
ガッ
雛苺「痛いの~」
JUM「何千発殴るつもりだよ」
JUM「でもさ、如雨露があっても出来る事は雛苺とそんなに変わらないんだよな。むしろ何も出さなくても良い雛苺の方が便利だろ」
翠星石「で、でもこの如雨露で接近戦だって出来るですぅ!」
ガッ
雛苺「痛いの~」
JUM「何千発殴るつもりだよ」
4: 2009/03/21(土) 21:12:48.71 ID:mFokkXrOO
JUM「真紅、本当の接近戦と言う物を見せてやれ」
真紅「私に命令しないでちょうだい。ふふふ、見るのだわ翠星石。これが生氏を分ける一撃なのだわ。コオォォォォ」
ゴゴゴゴゴ
翠星石「(うおおっ、真紅からただならぬ気配がしやがるですぅ。っておい、翠星石を狙うなですぅ)」
真紅「フンッ」
ドスッ
翠星石「げふうっ」バタッ
JUM「おーい翠星石~、生きてるかー?」
真紅「私に命令しないでちょうだい。ふふふ、見るのだわ翠星石。これが生氏を分ける一撃なのだわ。コオォォォォ」
ゴゴゴゴゴ
翠星石「(うおおっ、真紅からただならぬ気配がしやがるですぅ。っておい、翠星石を狙うなですぅ)」
真紅「フンッ」
ドスッ
翠星石「げふうっ」バタッ
JUM「おーい翠星石~、生きてるかー?」
5: 2009/03/21(土) 21:19:24.54 ID:mFokkXrOO
ザバアッ
翠星石「はっ。こ、ここはどこですぅ」
JUM「お、水をかけたら目を覚ましたぞ」
雛苺「一発KOだったの~」
翠星石「危うくお花畑の中の川を渡る所だったですよ」
雛苺「翠星石弱いの」
翠星石「くっ、てめえら覚えておきやがれですぅ。次に会う時はギッタギタのメッタメタにしてやるですぅ」
ダダダダダ
JUM「あーあ、どっか行っちゃった。真紅、後で謝っとけよ」
真紅「あの程度耐えられないあの子が悪いのだわ」
翠星石「はっ。こ、ここはどこですぅ」
JUM「お、水をかけたら目を覚ましたぞ」
雛苺「一発KOだったの~」
翠星石「危うくお花畑の中の川を渡る所だったですよ」
雛苺「翠星石弱いの」
翠星石「くっ、てめえら覚えておきやがれですぅ。次に会う時はギッタギタのメッタメタにしてやるですぅ」
ダダダダダ
JUM「あーあ、どっか行っちゃった。真紅、後で謝っとけよ」
真紅「あの程度耐えられないあの子が悪いのだわ」
7: 2009/03/21(土) 21:28:50.40 ID:mFokkXrOO
蒼星石「……なるほど。そういう訳で桜田家を飛び出して僕の所に来た、と」
翠星石「そうですよ。チビ人間もひでぇ事を平然と言いやがるですぅ。それに真紅も真紅ですぅ。何も本気でぶん殴らなくても……」
蒼星石「いやぁ、流石に真紅は手加減したんじゃないかな?」
翠星石「いーや、あの目とオーラは翠星石を殺る気満々でしたよ」
蒼星石「まあ、無事で何よりだよ。でも、翠星石の戦闘力は薔薇乙女の中でも一、二を争う低さじゃないのかな」
翠星石「!!!」
翠星石「そうですよ。チビ人間もひでぇ事を平然と言いやがるですぅ。それに真紅も真紅ですぅ。何も本気でぶん殴らなくても……」
蒼星石「いやぁ、流石に真紅は手加減したんじゃないかな?」
翠星石「いーや、あの目とオーラは翠星石を殺る気満々でしたよ」
蒼星石「まあ、無事で何よりだよ。でも、翠星石の戦闘力は薔薇乙女の中でも一、二を争う低さじゃないのかな」
翠星石「!!!」
9: 2009/03/21(土) 21:38:51.49 ID:mFokkXrOO
翠星石「やっぱり蒼星石もそう思ってたですか。もう良いですぅ、人のいない所でひっそりと氏んで来るですぅ」
蒼星石「ちょ、ちょっと待ってよ翠星石!」
翠星石「止めるなです蒼星石。翠星石は所詮雑魚なんですよ」
蒼星石「確かに今は弱くても、頑張れば強くなれるかもしれないじゃないか!」
蒼星石「そうだよ、修行をして強くなれば良いんだよ!」
翠星石「修行ですか?」
蒼星石「ちょ、ちょっと待ってよ翠星石!」
翠星石「止めるなです蒼星石。翠星石は所詮雑魚なんですよ」
蒼星石「確かに今は弱くても、頑張れば強くなれるかもしれないじゃないか!」
蒼星石「そうだよ、修行をして強くなれば良いんだよ!」
翠星石「修行ですか?」
14: 2009/03/21(土) 21:50:25.80 ID:mFokkXrOO
蒼星石「そう、修行だよ。古来から漫画の登場人物達は、修行や特訓で強くなってきたんだ」
翠星石「修行で、強くですか……。何だか出来る気がして来たですぅ」
蒼星石「(我が姉ながら単純で良かったよ)」
蒼星石「良し!そうと決まれば早速指導教官を呼んで来よう」
翠星石「あれ、蒼星石が鍛えてくれるんじゃないんですか?」
蒼星石「僕だけじゃ教えきれない事もあるからね。じゃあ、ちょっとまってて」
翠星石「判ったですぅ」
~~~~~10分後~~~~~
蒼星石「さあ、先生の登場だよ」
金糸雀「ふふふ、全部このカナ先生に任せるかしら!」
翠星石「(うわぁ、早速不安になって来たですよ)」
翠星石「修行で、強くですか……。何だか出来る気がして来たですぅ」
蒼星石「(我が姉ながら単純で良かったよ)」
蒼星石「良し!そうと決まれば早速指導教官を呼んで来よう」
翠星石「あれ、蒼星石が鍛えてくれるんじゃないんですか?」
蒼星石「僕だけじゃ教えきれない事もあるからね。じゃあ、ちょっとまってて」
翠星石「判ったですぅ」
~~~~~10分後~~~~~
蒼星石「さあ、先生の登場だよ」
金糸雀「ふふふ、全部このカナ先生に任せるかしら!」
翠星石「(うわぁ、早速不安になって来たですよ)」
15: 2009/03/21(土) 21:56:05.33 ID:mFokkXrOO
金糸雀「……何いきなりガッカリした顔をしているかしら」
翠星石「言いたくはねーですけど、必要以上に強くなれるか不安を感じるですぅ」
蒼星石「まあまあ、そう言わないで。金糸雀を誘ったのも、最近彼女が新しい技を覚えたからなんだ」
翠星石「なんと!新しい技ですか!?」
金糸雀「えっへん、かしら」
翠星石「言いたくはねーですけど、必要以上に強くなれるか不安を感じるですぅ」
蒼星石「まあまあ、そう言わないで。金糸雀を誘ったのも、最近彼女が新しい技を覚えたからなんだ」
翠星石「なんと!新しい技ですか!?」
金糸雀「えっへん、かしら」
20: 2009/03/21(土) 22:04:10.47 ID:mFokkXrOO
蒼星石「じゃあ、早速金糸雀に新しい技を見せて貰おうか」
金糸雀「ふふふ、あまりの凄さに体の穴という穴から色んな汁を垂れ流すが良いかしら」
翠星石「ドキドキですぅ」
金糸雀「刮目して見るがいいかしら」
ゴゴゴゴゴ
翠星石「(これは、真紅と似た様な気配がするですぅ)」
金糸雀「必殺!」
翠星石・蒼星石「(ワクワクテカテカ)」
金糸雀「太陽拳!!!かしら」
金糸雀「ふふふ、あまりの凄さに体の穴という穴から色んな汁を垂れ流すが良いかしら」
翠星石「ドキドキですぅ」
金糸雀「刮目して見るがいいかしら」
ゴゴゴゴゴ
翠星石「(これは、真紅と似た様な気配がするですぅ)」
金糸雀「必殺!」
翠星石・蒼星石「(ワクワクテカテカ)」
金糸雀「太陽拳!!!かしら」
28: 2009/03/21(土) 22:13:42.00 ID:mFokkXrOO
シュバァッ!!!!
翠星石「うおおっ、すげー眩しいですぅ」
金糸雀「どうかしら。金糸雀様に恐れおののいたかしら」
翠星石「でもこれ眩しいだけで攻撃力は0ですぅ」
蒼星石「(あーあ、言っちゃった)」
蒼星石「でも、この技で相手の目を潰せば凄く有利になるよ」
金糸雀「そんな事もあろうかと、ちゃんと攻撃力のある技もマスターしたかしら」
蒼星石「えっ!?(それは初耳だなぁ)」
翠星石「うおおっ、すげー眩しいですぅ」
金糸雀「どうかしら。金糸雀様に恐れおののいたかしら」
翠星石「でもこれ眩しいだけで攻撃力は0ですぅ」
蒼星石「(あーあ、言っちゃった)」
蒼星石「でも、この技で相手の目を潰せば凄く有利になるよ」
金糸雀「そんな事もあろうかと、ちゃんと攻撃力のある技もマスターしたかしら」
蒼星石「えっ!?(それは初耳だなぁ)」
34: 2009/03/21(土) 22:22:04.00 ID:mFokkXrOO
金糸雀「ピチカート!」
翠星石「鏡を取り出したですぅ」
金糸雀「見るかしら、カナ先生の最大究極奥義を!」
翠星石「ひ、光が鏡によって金糸雀のおデコに集まって行くですう」
蒼星石「こ、これはまさか……。危ないっ翠星石!伏せてっ!!!」
金糸雀「必殺!」
金糸雀「ソーラー・システム!!!かしら」
翠星石「鏡を取り出したですぅ」
金糸雀「見るかしら、カナ先生の最大究極奥義を!」
翠星石「ひ、光が鏡によって金糸雀のおデコに集まって行くですう」
蒼星石「こ、これはまさか……。危ないっ翠星石!伏せてっ!!!」
金糸雀「必殺!」
金糸雀「ソーラー・システム!!!かしら」
44: 2009/03/21(土) 22:37:05.47 ID:mFokkXrOO
ズバババババ
翠星石「うおおっ、お屋敷の半分近くが消し飛んだですぅ」
蒼星石「射線上の家々も薙ぎ倒されている……」
金糸雀「どうかしら!カナのおデコ技は108式まであるかしら」
翠星石「これはすげーですぅ。これがあればあの赤不人気も一撃ですぅ」
金糸雀「でも、この技はカナみたいなステキなおデコが無いと習得出来ないかしら」
翠星石「じゃあ、翠星石はどうすれば良いですか?」
翠星石「うおおっ、お屋敷の半分近くが消し飛んだですぅ」
蒼星石「射線上の家々も薙ぎ倒されている……」
金糸雀「どうかしら!カナのおデコ技は108式まであるかしら」
翠星石「これはすげーですぅ。これがあればあの赤不人気も一撃ですぅ」
金糸雀「でも、この技はカナみたいなステキなおデコが無いと習得出来ないかしら」
翠星石「じゃあ、翠星石はどうすれば良いですか?」
49: 2009/03/21(土) 22:46:14.53 ID:mFokkXrOO
蒼星石「フフフ判らないかい、翠星石。金糸雀と言えばデコ、デコと言えば金糸雀。つまりは自信の特長を活かせば良いんだよ」
金糸雀「(流石にデコデコ五月蠅いかしら)」
翠星石「特長、ですか……」
蒼星石「そう、ズバリ翠星石の特長は……」
金糸雀「(毒舌、かしら……)」
金糸雀「(流石にデコデコ五月蠅いかしら)」
翠星石「特長、ですか……」
蒼星石「そう、ズバリ翠星石の特長は……」
金糸雀「(毒舌、かしら……)」
52: 2009/03/21(土) 22:57:21.02 ID:mFokkXrOO
翠星石「溢れ出る愛らしさ、ですか?」
蒼星石・金糸雀「(うわぁ)」
翠星石「じ、冗談ですぅ。やっぱりこの如雨露ですぅ」
蒼星石「そうだね。じゃあ、それを活かした戦い方を伸ばして行こう」
金糸雀「カナ先生の指導はちょっと厳しいかしら」
翠星石「うおおおっ。見てやがれですよ、真紅」
ゴゴゴゴゴ
金糸雀「(このプレッシャー。これは期待出来るかしら)」
蒼星石・金糸雀「(うわぁ)」
翠星石「じ、冗談ですぅ。やっぱりこの如雨露ですぅ」
蒼星石「そうだね。じゃあ、それを活かした戦い方を伸ばして行こう」
金糸雀「カナ先生の指導はちょっと厳しいかしら」
翠星石「うおおおっ。見てやがれですよ、真紅」
ゴゴゴゴゴ
金糸雀「(このプレッシャー。これは期待出来るかしら)」
54: 2009/03/21(土) 23:10:18.01 ID:mFokkXrOO
~~~nのフィールド~~~
翠星石「くらえですぅ。タイダルウェイブ!」
どどどどぉーん
金糸雀「甘いかしら。太陽拳かしら」
翠星石「うおっ、眩しっ」
金糸雀「今かしら、(日傘で)ブラッディースクライドー」
ズガァッッッ
翠星石「アブねぇですぅ。くらえですぅ、10t如雨露アターック」
ドガァーン
蒼星石「二人とも頑張るなぁ」
翠星石「くらえですぅ。タイダルウェイブ!」
どどどどぉーん
金糸雀「甘いかしら。太陽拳かしら」
翠星石「うおっ、眩しっ」
金糸雀「今かしら、(日傘で)ブラッディースクライドー」
ズガァッッッ
翠星石「アブねぇですぅ。くらえですぅ、10t如雨露アターック」
ドガァーン
蒼星石「二人とも頑張るなぁ」
57: 2009/03/21(土) 23:21:09.66 ID:mFokkXrOO
~~~一か月後~~~
ズズゥン
翠星石「ハァハァ、ようやく金糸雀に一撃を入れられたですぅ」
金糸雀「フフフ、これで翠星石も一人前かしら……、もう教える事は無い……かし……ら………」ガクッ
翠星石「ししょおぉぉぉーーーー」
蒼星石「よしっ、翠星石。早速桜田家に殴り込みだ!」
翠星石「師匠の氏は無駄にはしねぇですよ。待っていやがれです、真紅」
金糸雀「(うぅ、カナはまだ氏んでいないかしら)」
ズズゥン
翠星石「ハァハァ、ようやく金糸雀に一撃を入れられたですぅ」
金糸雀「フフフ、これで翠星石も一人前かしら……、もう教える事は無い……かし……ら………」ガクッ
翠星石「ししょおぉぉぉーーーー」
蒼星石「よしっ、翠星石。早速桜田家に殴り込みだ!」
翠星石「師匠の氏は無駄にはしねぇですよ。待っていやがれです、真紅」
金糸雀「(うぅ、カナはまだ氏んでいないかしら)」
59: 2009/03/21(土) 23:28:11.31 ID:mFokkXrOO
~~~桜田家~~~
JUM「翠星石、何処に行ったんだろうな」
真紅「きっとギアナ高地かナメック星にでも修行に行ったのだわ」
雛苺「戦って強くなるの~」
JUM「ま、そのうち帰って来るだろ」
真紅「そうね。さあJUM、お茶を淹れてちょうだい」
翠星石「くぉらー真紅。とっとと出てきやがれですぅ」
JUM「お、噂をすれば何とやらだな」
真紅「まったく、お茶の時間を邪魔するなんて、無粋な娘なのだわ」
JUM「翠星石、何処に行ったんだろうな」
真紅「きっとギアナ高地かナメック星にでも修行に行ったのだわ」
雛苺「戦って強くなるの~」
JUM「ま、そのうち帰って来るだろ」
真紅「そうね。さあJUM、お茶を淹れてちょうだい」
翠星石「くぉらー真紅。とっとと出てきやがれですぅ」
JUM「お、噂をすれば何とやらだな」
真紅「まったく、お茶の時間を邪魔するなんて、無粋な娘なのだわ」
65: 2009/03/21(土) 23:39:16.22 ID:mFokkXrOO
~~~桜田家の庭~~~
翠星石「フフフ、この日の為に一か月修行してきたですよ。一月前のあの言葉を後悔させてやるです!」
真紅「どうやら、かなり功夫(クンフー)を積んで来たようね」
金糸雀「私達との修行で、翠星石の戦闘力はすでに53万かしら」
JUM「おいおい、どんだけ強くなったんだよ」
金糸雀「言ってみただけかしら」
雛苺「ヒドいハッタリなの~」
翠星石「さあ真紅、覚悟するですぅ」
真紅「望む所なのだわ……」
ズゴゴゴゴゴォッ
JUM「こ、これはっ!」
蒼星石「じ、地震!」
翠星石「フフフ、この日の為に一か月修行してきたですよ。一月前のあの言葉を後悔させてやるです!」
真紅「どうやら、かなり功夫(クンフー)を積んで来たようね」
金糸雀「私達との修行で、翠星石の戦闘力はすでに53万かしら」
JUM「おいおい、どんだけ強くなったんだよ」
金糸雀「言ってみただけかしら」
雛苺「ヒドいハッタリなの~」
翠星石「さあ真紅、覚悟するですぅ」
真紅「望む所なのだわ……」
ズゴゴゴゴゴォッ
JUM「こ、これはっ!」
蒼星石「じ、地震!」
71: 2009/03/21(土) 23:56:00.57 ID:mFokkXrOO
ドドドドドド(地震)
真紅「静かにしなさい。スウッ」
真紅「フンッ」
ドスッ
シーン
蒼星石「真紅が地面に拳を打ち込んだら……」
雛苺「地震が止まったの~」
JUM「なんという……」
真紅「さあ、始めるのだわ」
真紅「静かにしなさい。スウッ」
真紅「フンッ」
ドスッ
シーン
蒼星石「真紅が地面に拳を打ち込んだら……」
雛苺「地震が止まったの~」
JUM「なんという……」
真紅「さあ、始めるのだわ」
74: 2009/03/22(日) 00:05:37.11 ID:N4Q7wglNO
翠星石「流石は真紅。おっそろしいヤツですぅ」
金糸雀「ビビったら負けかしら」
翠星石「スィドリーム、新しい如雨露を出すですぅ」
翠星石「そして新技、木人形×2ですぅ」ザアッ
ニョキニョキ
JUM「おおっ。木の根が人の形になった」
ズオオオオッ×2
翠星石「さあっ、不人気をズタズタにするですぅ」
真紅「甘いっ」
パァン、パァン
蒼星石「髪ウイップで一蹴した……」
翠星石「なら今度はもっとデケェヤツですぅ」ザアァッ
金糸雀「ビビったら負けかしら」
翠星石「スィドリーム、新しい如雨露を出すですぅ」
翠星石「そして新技、木人形×2ですぅ」ザアッ
ニョキニョキ
JUM「おおっ。木の根が人の形になった」
ズオオオオッ×2
翠星石「さあっ、不人気をズタズタにするですぅ」
真紅「甘いっ」
パァン、パァン
蒼星石「髪ウイップで一蹴した……」
翠星石「なら今度はもっとデケェヤツですぅ」ザアァッ
77: 2009/03/22(日) 00:12:49.39 ID:N4Q7wglNO
ガシイッ
金糸雀「ガップリ四つになったかしら」
真紅「フンッ」
ムシイッ、ブチブチッ
金糸雀「一瞬で上半身が毟られたかしら」
翠星石「こうなったら、大量の水で押し流してやるですよ」
ドオオオオオッ
JUM「おい待て翠星石。僕や雛苺もいるんだぞ!」
翠星石「五月蠅いですぅ。問答無用ですぅ」
真紅「…………」
ドドドオオオオオッ
雛苺「にげるの~」
金糸雀「ガップリ四つになったかしら」
真紅「フンッ」
ムシイッ、ブチブチッ
金糸雀「一瞬で上半身が毟られたかしら」
翠星石「こうなったら、大量の水で押し流してやるですよ」
ドオオオオオッ
JUM「おい待て翠星石。僕や雛苺もいるんだぞ!」
翠星石「五月蠅いですぅ。問答無用ですぅ」
真紅「…………」
ドドドオオオオオッ
雛苺「にげるの~」
80: 2009/03/22(日) 00:22:14.50 ID:N4Q7wglNO
ドドドドドドドオオオオオッ
JUM「うわあー」雛苺「きゃ~っ」
蒼星石「ああ、二人が流されて行く……」
金糸雀「真紅は、真紅はどうなったかしら」
翠星石「流れて行ってるはずですぅ。これに耐えられるとも思えねぇですぅ」
ドォォォォ
蒼星石「水が、引いて行く……」
金糸雀「だ、誰か立っているかしら……」
翠星石「真紅……、化け物ですぅ」
真紅「……翠星石。貴女はアリスに真に必要な物が何か判っているかしら?」
翠星石「???」
JUM「うわあー」雛苺「きゃ~っ」
蒼星石「ああ、二人が流されて行く……」
金糸雀「真紅は、真紅はどうなったかしら」
翠星石「流れて行ってるはずですぅ。これに耐えられるとも思えねぇですぅ」
ドォォォォ
蒼星石「水が、引いて行く……」
金糸雀「だ、誰か立っているかしら……」
翠星石「真紅……、化け物ですぅ」
真紅「……翠星石。貴女はアリスに真に必要な物が何か判っているかしら?」
翠星石「???」
82: 2009/03/22(日) 00:32:57.84 ID:N4Q7wglNO
翠星石「何を言ってるかサッパリですぅ」
真紅「いいかしら。アリスに必要な物とは、戦闘力よ。国家、イデオロギー、その他何にも縛られない、己の五体のみを条件とした絶対の戦闘力」
ザッ(真紅が一歩踏み出す)
金糸雀「それは絶対に違うかしら」
ザッ、ザッ
真紅「……」ギロッ
金糸雀「ひっ……。翠星石、失礼するかしら。奥義、ソーラー・システムかしら」
ズバババババ
真紅「……」
真紅「いいかしら。アリスに必要な物とは、戦闘力よ。国家、イデオロギー、その他何にも縛られない、己の五体のみを条件とした絶対の戦闘力」
ザッ(真紅が一歩踏み出す)
金糸雀「それは絶対に違うかしら」
ザッ、ザッ
真紅「……」ギロッ
金糸雀「ひっ……。翠星石、失礼するかしら。奥義、ソーラー・システムかしら」
ズバババババ
真紅「……」
84: 2009/03/22(日) 00:46:07.58 ID:N4Q7wglNO
ズバババババ
金糸雀「ハァハァ、殺ったかしら……」
蒼星石「金糸雀、後ろっ!」
金糸雀「躱され……ハッ!」
真紅「……」
ドゴォン
翠星石「金糸雀が、地面にメリ込んじまったですぅ」
蒼星石「よくも金糸雀をー。うわあー!」
真紅「……」ガシッ
ゴキャアァッ
翠星石「蒼星石の腰が後ろに180度折れ曲がっちまったですぅ」
真紅「技とか技術とか、そう言った物は私以外の皆で共有すれば良いのだわ。さあ翠星石、貴女はどうするのかしら?」
翠星石「ううっ」
金糸雀「ハァハァ、殺ったかしら……」
蒼星石「金糸雀、後ろっ!」
金糸雀「躱され……ハッ!」
真紅「……」
ドゴォン
翠星石「金糸雀が、地面にメリ込んじまったですぅ」
蒼星石「よくも金糸雀をー。うわあー!」
真紅「……」ガシッ
ゴキャアァッ
翠星石「蒼星石の腰が後ろに180度折れ曲がっちまったですぅ」
真紅「技とか技術とか、そう言った物は私以外の皆で共有すれば良いのだわ。さあ翠星石、貴女はどうするのかしら?」
翠星石「ううっ」
86: 2009/03/22(日) 00:57:03.43 ID:N4Q7wglNO
翠星石「まるで真紅が史上最強の生物の様ですぅ」
翠星石「でも、蒼星石が殺られちまった以上おずおずと逃げる訳にもいかねーですよ」
真紅「良い覚悟なのだわ。いいわ、見せてあげるのだわ」
ゴゴゴゴゴ
翠星石「ひっ……」
JUM「ま、待ってくれ真紅!!!」
翠星石「でも、蒼星石が殺られちまった以上おずおずと逃げる訳にもいかねーですよ」
真紅「良い覚悟なのだわ。いいわ、見せてあげるのだわ」
ゴゴゴゴゴ
翠星石「ひっ……」
JUM「ま、待ってくれ真紅!!!」
89: 2009/03/22(日) 01:05:23.81 ID:N4Q7wglNO
翠星石「JUM、生きてたですか(流したのは翠星石ですけど)」
JUM「ハァハァ、真紅止め……」
JUM「(真紅の服が背中だけ綺麗に破れて……)」
JUM「(鬼が……背中に鬼がいるっ!!!)」
真紅「翠星石、何か言い残す事はないかしら?」
ドドドドドド
JUM「待てよ真紅。翠星石は強くなった、認めるから。真紅も止めるんだ!」
翠星石「そ、そうですぅ。翠星石は今JUMを許したですぅ。だから拳を引くです…………」メキャッ
ズドオォォォン
JUM「ハァハァ、真紅止め……」
JUM「(真紅の服が背中だけ綺麗に破れて……)」
JUM「(鬼が……背中に鬼がいるっ!!!)」
真紅「翠星石、何か言い残す事はないかしら?」
ドドドドドド
JUM「待てよ真紅。翠星石は強くなった、認めるから。真紅も止めるんだ!」
翠星石「そ、そうですぅ。翠星石は今JUMを許したですぅ。だから拳を引くです…………」メキャッ
ズドオォォォン
95: 2009/03/22(日) 01:16:27.25 ID:N4Q7wglNO
ズウウゥゥン
真紅「ふぅ、終わったのだわ」
真紅「さあJUM、お茶を淹れて服を繕ってちょうだい」
JUM「それよりも、流された雛苺とこの庭の氏屍累々どうするんだよ。翠星石の顔面が陥没しちゃってるじゃないか」
真紅「貴方がマエストロの力で直せば良いのだわ。それよりも先ずお茶なのだわ」
JUM「はーい(逆らったらこうなりそうだしな)」
~~~桜田家上空~~~
水銀燈「フンフ~ン(鼻歌)。今日も真紅に嫌がらせをしようかしら」
水銀燈「あらっ、庭にあるのは……」
水銀燈「…………。今日は帰った方が良さそうねぇ。フンフ~ン(鼻歌)」
~~~~~おしまい~~~~~
真紅「ふぅ、終わったのだわ」
真紅「さあJUM、お茶を淹れて服を繕ってちょうだい」
JUM「それよりも、流された雛苺とこの庭の氏屍累々どうするんだよ。翠星石の顔面が陥没しちゃってるじゃないか」
真紅「貴方がマエストロの力で直せば良いのだわ。それよりも先ずお茶なのだわ」
JUM「はーい(逆らったらこうなりそうだしな)」
~~~桜田家上空~~~
水銀燈「フンフ~ン(鼻歌)。今日も真紅に嫌がらせをしようかしら」
水銀燈「あらっ、庭にあるのは……」
水銀燈「…………。今日は帰った方が良さそうねぇ。フンフ~ン(鼻歌)」
~~~~~おしまい~~~~~
96: 2009/03/22(日) 01:22:25.54 ID:XGmHeTC90
乙
引用: JUM「翠星石って弱くね?」
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