蒼星石「それは・・・・？」

翠「水銀燈の寝泊りしている教会ですぅ！」

金「ほぅ・・・確かにそれは名案かしらー」

紅「けど、あの水銀燈がOKするとは考えられないのだわ」

金「そうかしら。翠星石、何か策はあるかしら？」

翠「完璧ですぅ！この翠星石を舐めては困るですよ！」

水銀燈「みんなぁ～、乳酸菌摂ってるぅ？」

蒼「噂をすれば何とやらだね」

紅「全くね」

銀「なによぉ・・何の話をしてたのぉ？」

翠「・・・実は、水銀燈の家でお泊り会をしたいですぅ！」

金（うわ直接かしら・・搦め手ぐらい使うかしら・・）」

銀「嫌よぉ・・・何で私の家にわざわざ・・・」

翠「ダメですか・・・そりゃそーですよね。人には見せられないあんなものやこんなものがあるに決まってるですよねぇ・・」

銀「・・・！！」

紅「水銀燈・・まさか本当にそんな卑猥なものを・・」

蒼「本当だとしたら最低だね」

金「もう氏んでもらっても構わないかしらー！」

銀「そっ・・・そんなわけないじゃなぁい！」

翠「じゃあ泊まりにいってもかまわねーですよね？」

銀「うっ・・・・分かったわよぉ」

翠「じゃあ早速教会に行くですぅ！」

蒼「・・・せっかく泊まりに行くんだ、せめて何か買出しくらいはしておいた方が良いんじゃないかな？」

翠「じゃあ近くのスーパーで夕食の材料を買ってから教会に向かうです」

紅「分かったわ、それじゃ準備をしてくるから時間を少し頂戴」

雛「ヒナもいろいろ持っていくのー！」

銀「前もって決めてあったかの様なスピードね・・・」

金「腹を括るかしら、水銀燈」

－－－スーパー－－－
翠「それじゃ、翠星石は今日の夕食の買い物をするですから、みんな適当にうろついててくれです」

銀「私も一緒に買い物していい？」

翠「もちろんですぅ！」

雛「うにゅー買いに行くのー！」

紅「あっ！待ちなさい雛苺！」

蒼「僕も見たいものがあったんだ、ちょっといってくるよ」

翠「それじゃあ、終わったらここに集合ですよ」

翠「今日は何にするですかね・・」

銀「今日は私が特製カレーを振舞ってあげるわよぉ」

翠「え！？本当ですか？助かるですぅ」

銀「・・・・それじゃあまずは野菜から見ていくわよぉ」

翠「にんじん・・・ジャガイモ・・いたって普通です・・」

銀「そして・・これねぇ」

翠「ホタテ・・・シーフードカレーですか？」

銀「いいえ、ちゃんとお肉も使うわぁ」

翠「贅沢すぎるですぅ・・・」

銀「たまには良いじゃなぁい」

翠「・・・水銀燈がカレーを作るなら、翠星石はサラダを作ってやるです」

銀「へーぇ、どんなの作るの？」

翠「そうですね・・・・」

銀「イカ墨のスパゲティ？・・・スモークサーモン？」

翠「出来てからのお楽しみですぅ！」

銀「ふぅん・・・。楽しみにしてるわぁ」

－－－集合場所－－－
紅「遅いのだわ。二人とも」

翠「すまねーですぅ・・・って何ですかその山は！？」

雛「ぜんぶうにゅーなのー！」

蒼「見るだけで胸焼けを起こしそうだよ」

銀「あれ？金糸雀は？」

金「ここかしら・・・」

銀「袋に潰されてるわぁ・・・大丈夫？」

金「何とかかしら・・・」

>>17　何がですか？ちょっと今回はモチベーションが上がらないってのもあると思う

－－－教会－－－
蒼「ここが・・・」

紅「随分大きいのだわ」

金「早速入るかしらー！」

紅「中は中で・・まさに教会って感じなのだわ・・・」

翠「それじゃ、水銀燈と翠星石は料理を作るですから、蒼星石達はゆっくりしてるですぅ」

蒼「そう・・じゃ、分かったよ」

－－－台所－－－
銀「・・・ふぅ。さて、作るわよぉ！」

翠「すごい気合ですね。まぁ、美味しければいいですけど」

銀「まずは野菜から切っていくわよぉ」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

翠「結構包丁捌きが上手いですね・・」

銀「当然よぉ・・」

翠「翠星石もサラダを作るですよぉ・・・！」

翠「うっ・・ふぅ・・。料理は力仕事ですねぇ・・」

銀「・・・そうよぉ。カレーが良い感じになってきたわねぇ･･･」

翠「どれどれ・・・良い匂いですぅ・・」

銀「味見してみるぅ？」

翠「・・・美味しいですぅ！」

銀「隠し味にヤクルトを使ってるのよ。だから甘みが増すのよぉ」

銀「よし・・・もう少しグツグツ煮たら・・・完成よぉ」

>>25 すいません・・・orz
－－－残った四人－－－
蒼「あの二人が料理しているのに・・僕たちは６４なんかやってていいのかな？」

金「仕方ないかしら。・・あっ、後ろにつかれたかしら！」

紅「だわだわだわだわ！！」

金「・・・必殺宙返りかしら！」

紅「えっ？そんなのアリなのだわ！？」

金「今度はこっちのターンかしらぁ！」

雛「鬱陶しいのー！ボム！」

蒼「ちょ・・・！！うぎゃああああああああ！！」

金「まずは蒼星石が氏んだかしらー！」

金「かしらぁぁぁぁぁぁぁ！」

紅「結局雛苺が勝ったのだわ」

雛「ヒナ強いのー！」

蒼「何だか・・良い匂いがしてきたね」

紅「この匂いは・・・カレー？」

金「おなかが空いたかしらー！」

銀「みんなー！ごはんよぉ！」

雛「わーい！」

銀「ちゃんとご飯の前には手を洗ってくるのよぉ」

蒼「まるでお母さんみたいだね、水銀燈」

銀「うっ・・・うるさいわねぇ///」

翠「水銀燈が照れてるですぅ」

金「珍しいかしらー」

銀「とっ・・とにかく、ご飯にするわよぉ！」

金「カレーが美味しすぎるかしらぁ・・・」

蒼「今まで食べたカレーの中で一番美味しいよ！」

紅「悔しいけど・・・・美味しいのだわ」

雛「これはいいお嫁さんになるのー！」

蒼「お婿さんはいないけどね」

銀「ちょっと蒼星石！今のは聞き捨てならないわよぉ！」

金「その性格を何とかするかしらぁ・・・・」

>>32　まぁ・・・ご容赦下さい
蒼「でも、好きな人くらい居ないの？」

銀「・・・私にだってぇ・・好きな人くらい居るわよぉ・・///」

翠「えーっ！誰ですか？」

金「詳しく聞かせるかしらー！」

紅「きっとトンでもない魔獣なのだわ」

蒼「君以上の魔獣は存在しないよ」ﾎﾞｿｯ

紅「・・・・・」

蒼「・・・無言でフォークを突きつけるのは止めて下さい」

銀「そ・・それは・・」ｶﾞﾁｬﾝ

雛「あー！お水こぼしちゃったのー！」

蒼「あーあー・・水銀燈、何をやってるんだい・・」

翠「早く拭いてやるですぅ」

銀「ごめんなさぁい・・・」

スイマセン、今から再開します

紅「ふぅ・・・ごちそうさま」

蒼「とっても美味しかったよ、二人ともありがとう」

翠「それほどでも・・・あるですぅ！」

金「何を言ってるかしら・・」

雛「ご飯も食べたしお風呂はいるのー！」

蒼「時間もたっぷりあるし、二人ずつ入っていこうよ」

蒼「じゃあ、最初は水銀燈と翠星石がお風呂に入ってよ」

銀「あらぁ、一番風呂貰って良いのぉ？」

蒼「当然、働いてくれたからね」

紅「私達はスマブラDXでもやって待つのだわ」

雛「やるのー！」

金「カナに勝てるかしら？」

蒼「当然だよ。君になんて負けてられないからね」

－－－スマブラ中－－－
蒼「とぅ！やっ！」

紅「ちょっと蒼星石！私のマリオが！」

蒼「僕のマルスの前では無力だね」

金「ルイージロケットかしら！・・・あ！誤爆かしら！」

雛「すきありなのー！」

金「WOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!・・・氏んじゃったかしら・・・」」

紅「そんな・・・触らせても貰えなかった・・」

－－－浴室－－－
翠「ふぅぅ・・人の家のお風呂もいいですぅ・・・」

銀「幸せそうな顔ねぇ・・」

翠「そう言う水銀燈もですよ」

銀「・・・・///」

翠「水銀燈」

銀「何？」

翠「そ・・その・・・背中流してやるですから、とっとと出るですぅ！」

銀「ふふ・・・ありがとう・・じゃあ、頼むわぁ」

翠「・・・・・水銀燈」ｺﾞｼｺﾞｼ

銀「・・何よぅ？」

翠「・・・一人暮らしは、寂しくねーですか？」

銀「別に、寂しくなんかないわよぉ。めぐも居るし、寂しくなったら貴方達の所に遊びに行けばいいから」

翠「・・そうですか。･･･ついでに頭も洗ってやるですから、ありがたく思うですよ！」

銀「ちゃんと洗ってよぉ」

翠「分かってるですぅ」

銀「あぁ・・・そこそこ・・」

翠「こ・・・こうですか？」

銀「あぁ・・・気持ちいいわぁ・・・」

翠「ただ頭を洗ってやってるだけですよ」

銀「人にしてもらうと、全然違うものなのよぉ」

翠「そうですか。じゃあ、水銀燈の髪を洗ったら、翠星石にもやって欲しいです」

銀「いいわよぉ」

銀「翠星石の髪も洗ったわよぉ」

翠「さっぱりしたですぅ。・・・後は１０数えて出るですよ」

銀「いーち、にー」

翠「さーん・・・じゅう！」

銀「さぁ、出るわぁ」

翠「風邪ひかねーように、しっかり体を拭くですよ」

銀「じゃあ、翠星石の体、私が拭いてあげるわぁ」

翠「ちょ・・水銀燈、くすぐったいですぅ///」

銀「我慢しなさい。風邪を引くわよぉ」

翠「そこは止めて・・・欲しいですぅ」

銀「・・ハイ、お終いよぉ」

翠「ひー・・くすぐったかったですぅ」

銀「蒼星石・・次いいわよぉ」

蒼「結構長風呂だったね」ﾆﾔﾆﾔ

翠「何ですかその笑いは・・」

金「じゃあカナと蒼星石で入るかしらー。真紅、雛苺、最後だけど良いかしら？」

紅「別に構わないわ」

雛「ヒナも別にいいのー！」

金「そうかしら・・行くかしら、蒼星石」

蒼「うん」

金「何で服を脱がないかしらー？」

蒼「いいから・・・先に入っててよ」

金「･･･分かったかしら・・」

蒼「・・・お待たせ///」

金「（何で顔赤くしてるかしらー？）」

蒼「・・・金糸雀」

金「ん？何かしら？」

蒼「その・・女の子らしさって・・・何かな？」

金「お・・・女の子らしさ？」

蒼「うん・・。僕って普段から男の子みたいだから・・その・・」

金「（あー・・これはアレかしら・・悩みってやつかしら）」

蒼「女の子らしく・・なりたいなって・・はは・・」

金「女の子らしさ・・それは恥じらいかしらー」

蒼「恥じらい？・・例えばどんな？」

金「そうかしらね・・・」ｽｽｯ

蒼「ひゃあっ！」

金「そう！今のかしらー！」

蒼「/////」

金「今の顔を赤らめ、瞳を潤ませたその顔！そして上目遣い！大抵の男はイチコロかしらー！」

蒼「・・・・これが・・女の子らしさ・・」

金「そうかしらー！普段は男の子っぽさが目立ってるから、より女の子らしさが強調されるかしらー！」

蒼「･････金糸雀・・・ありがとう」

金「どういたしまして」

金「体を洗いっこするかしらー！」

蒼「うわっ・・そこは・・ひゃっ！////」


＝＝＝省略＝＝＝


蒼「頭も洗ったし、さっぱりしたね」ﾎﾞｰ

金「そうかしら」

蒼「真紅、お風呂空いたよー」

紅「！！・・・一旦切り上げるのだわ！行くのだわ、雛苺！」

雛「うにゅ～・・・」

蒼「これは何があったの？翠星石」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

翠「真紅がこれで七連敗ですぅ」ｺｿｺｿ

金「ずっと四位って事かしらー？」ｺｿｺｿ

銀「そういう事になるわぁ・・」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

蒼「しっ！真紅がこっちを睨んでるよ！」

蒼「ちょ・・別に何にも言ってｎ・・・」ｶﾞｸｯ

金「蒼星石かしらー！」

翠「しっかりするですぅ！」

紅「侮辱は許さないのだわ！」

銀「ようやく行ったわぁ・・」

－－－浴室－－－
紅「あぁ～・・・」

雛「気持ち良いのー」

紅「ええ、そうなのだわ」

雛「ねーねー、しんくー？」

紅「何？」

雛「何で真紅は不人気なのー？」

>>79　真紅ファンか・・

紅「何で私に聞くの？」

雛「だって本人しか原因は分からないものなのー！」

紅「っ・・・！！」

雛「自分でも分からないの～？じゃあ一生不人気のままなのー！」

紅「っっ～！！！！！」

雛「みんなに人気を取られて、結果ヒロインの座も引き摺り下ろされて、一人さびしく氏んでいくのー？」

紅「もうやめてぇ！！」

紅「うっ・・・ぐすん」

雛「泣き出しちゃったのー。お詫びにヒナがどうしたら良いかアドバイスしてあげるのー」

紅「・・・本当？」

雛「本当なのよー」

紅「分かったわ、許してあげる。話しなさい」

雛「それはね・・・・・・

＝＝＝省略＝＝＝

紅「なるほど、こうすれば不人気からは逃れられるのね」

雛「そうなのー！」

紅「早速やってみるのだわ」

春厨の沸く季節か・・・


紅「よし・・・やってみるのだわ」

雛「頑張るのよー」

紅「ね・・・ねぇ・・蒼星石？」

蒼「何？真紅？」

紅「蒼星石～」ﾍﾞｯﾀﾘ

蒼「！？」

銀「はぁ？真紅どうしたのよぉ！」

紅「そうせいせき～」ﾍﾞｯﾀﾘ

蒼「やめてよ///」

金「どうしたかしらー！」

翠「真紅が発狂したですぅ！。チビ苺、何か真紅に入れ知恵したですね！」

雛「そうなのよ。真紅が不人気脱出を図りたいって言ったからアドバイスしたのー」

銀「なるほどねぇ・・」

雛「今の真紅に足りないものは『デレ』！！」

金「なるほどかしらー！！」

翠「けどこれはもう真紅の皮を被った別のものにしか見えないですぅ・・・」

銀「とりあえず、真紅を蒼星石から引き剥がすのよぉ！」

翠「離れるですー！！」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

紅「やめるのだわ！私は不人気でいたくないのだわ！」

銀「びくともしないわぁ・・・」

金「こうなったら・・雛苺！何か真紅の傷つく事を言うかしらー！」

雛「････分かったのー！」

蒼「・・・・・」ﾌﾞｸﾌﾞｸ

雛「真紅、お前一生不人気」

紅「！！！！！」

翠「やっと離れたですぅ・・・」

＊＊＊しばらくして＊＊＊
紅「・・・私、どうかしてたのだわ･･･」

翠「別に真紅は不人気じゃねーですから･･･少なくとも、翠星石はそう思ってるですぅ」

蒼「そうだって。真紅は不人気なんかじゃないよ」

銀「競っちゃだめよぅ・・持ち味を生かさないと」

紅「持ち･･･味････」

金「そうかしらー！真紅は『ツン』が持ち味かしらー！」

紅「ツ・・・ン・・・」

翠「今までどおり過ごせばいいんですよ」

紅「そう・・・よね・・・」

翠「じゃあ、翠星石は食器を片付けてくるですぅ」

蒼「あ、それは僕がやるからいいよ。翠星石はゲームでもしてなよ」

翠「・・それは助かるですぅ。ありがとうですぅ」

金「じゃあスマブラを続けるかしらー！」

雛「なのー！」

銀「私は見てるだけで良いわぁ･･･」

紅「今度こそ負けないのだわ！」

翠「翠星石のピーチ姫が火を噴くですぅ！」

＊＊＊ゲーム終了＊＊＊
紅「・・・・」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

翠「・・・・orz」

銀「圧倒的ねぇ･･･」

金「雛苺が強すぎるかしら・・・」

雛「ヒナ強いのー！カッコイイのー！」

蒼「フゥ･･･やっと終わったよ」

銀「お疲れ様ぁ、蒼星石。・・・ちょっと用事が出来たから、行って来るわぁ」

金「いってらっしゃいかしらー」

＊＊＊そしてまたしばらくして＊＊＊
翠「ふあぁぁ・・・もう眠たいですぅ」

蒼「そうだね・・」

雛「ヒナももう限界なのー」

銀「みんなー・・・寝る前にホットミルクでも飲むぅ？」

翠「用事ってそれのことだったですか。頂くですよ」

金「いただくかしらー！」

紅「･････私は紅茶の方がいいのだわ」

銀「そう思って、ハイ、ミルクティー」

紅「・・・・・ありがとう」

銀「じゃあ寝るわぁ・・おやすみ」

翠「って・・どこに行くですか？」

銀「自分の部屋に決まってるじゃなぁい」

翠「駄目ですぅ！お泊り会ってのはみんなで一緒に寝るから楽しいんですよ！」

銀「････分かったわよ」



蒼「じゃあみんな、お休み」

紅「おやすみなのだわ」ｚｚｚｚｚｚ

雛「・・くー・・・くー・・・」ｚｚｚｚ

金「あらあら、もう寝ちゃってるかしら」

雛「うにゅ～・・・・・」ｚｚｚｚ

紅「・・・ふー・・・ふー・・・」

金「・・・・かしらぁ・・・」ｚｚｚｚｚｚｚ

翠「・・・すー・・・・すー・・・」ｚｚｚｚ

蒼「大好きだよ・・・・・>>120・・・」ｚｚｚｚｚ

銀「みんな寝ちゃったわぁ・・・。・・・何だかんだで、今日はとても楽しかったわぁ。」

銀「・・・みんな、また明日ねぇ・・」



お終い