91: 2012/04/10(火) 20:18:04.81 ID:23j4e2RTO
見崎「…榊原君は私のこと可愛いと思う?」

榊原「うん、可愛いと思うよ」

見崎「」///

赤沢「そんな…わ、私は!?」

榊原「うん、赤沢さんも可愛いと思うよ」

赤沢「」///

榊原「あ、でも」

見崎、赤沢「?」

榊原「一番可愛いのは小椋さんだよなあ…」

見崎、赤沢「」

誰か書けよ

Facetoface<二人>

117: 2012/04/10(火) 21:03:41.43 ID:23j4e2RTO
勅使河原「うちのクラスって女子のレベル高くねーか?」

望月「同世代には興味ないけど、確かにレベルは高いよね」

勅使河原「サカキはどう思う?」

榊原「うーん、言われて見れば確かにレベル高いかも」

女子「」ガタッ

119: 2012/04/10(火) 21:10:38.72 ID:23j4e2RTO
見崎「榊原君」

榊原「! どうしたの見崎?」

見崎「…私のこと可愛いと思う?」

榊原「え!? いきなりどうして?」

見崎「いいから答えて」

榊原「そうだね…見崎は無口で無愛想なのは残念だけど、小柄で可愛いと思うよ。守りたくなるようなタイプかな」

見崎「」///

122: 2012/04/10(火) 21:15:43.82 ID:23j4e2RTO
赤沢「こ、恒一君!」

榊原「赤沢さん?」

赤沢「わ、私は!?」

榊原「え?」

赤沢「だから! 私が可愛いかって聞いてるの!」

中尾(赤沢さん可愛い)

榊原「うーん、赤沢さんは可愛いというよりは綺麗な感じかなあ…」

赤沢「」///

126: 2012/04/10(火) 21:21:10.25 ID:23j4e2RTO
綾野「こういっちゃん、私はー?」

榊原「綾野さんまで」

綾野「私、可愛くない…?」シュン

榊原「ううん、そんなことないよ」

綾野「ほんと…?」

榊原「可愛いよ。綾野さんほど笑顔が似合ってる子はいないよ。だから悲しい顔しないで?」

綾野「」///

129: 2012/04/10(火) 21:27:27.44 ID:23j4e2RTO
多々良「榊原君…」

榊原「まさか…多々良さんも?」

多々良「…うん」

榊原「うーん、多々良さんは可愛いって感じじゃないかな…」

多々良「え…」ジワッ

榊原「いや、違う違う。綺麗って言った方が合ってるってこと。多々良さんは人形みたいな美しさがあるからさ」

多々良「」///

137: 2012/04/10(火) 21:35:36.89 ID:23j4e2RTO
勅使河原「サカキ…誰にでも良い顔してるとろくなこと無いぞ?」

榊原「? 僕は思ってることを言っただけだけど」

勅使河原「もう何も言えねーよ……てかサカキはみんな可愛いって言うけどさ、正直なところ誰が一番可愛いと思ってんだよ」
榊原「え?…それはさすがに…恥ずかしいというか」テレッ

見崎、赤沢、綾野、多々良「聞きたい!」
榊原「」ビクッ


143: 2012/04/10(火) 21:46:11.15 ID:23j4e2RTO
勅使河原「ほら、諦めて言っちまえ」

榊原「う、うーん、悩むけど…」

見崎、赤沢、綾野、多々良「」ドキドキ

榊原「やっぱり小椋さんかな」///

小椋「え? 私?」///

見崎、赤沢、綾野、多々良「」

151: 2012/04/10(火) 21:56:47.60 ID:23j4e2RTO
俺もう書かなくても良いな
風呂入って寝る

後は頑張れー、応援してるぞー

188: 2012/04/10(火) 22:33:48.73 ID:23j4e2RTO
乙ー

200: 2012/04/10(火) 22:48:04.81 ID:23j4e2RTO
勅使河原「なんでだよ! 今まで話題にすら出てねーぞ!」

榊原「え? でも転校してきた時から可愛いなーって思ってたし」///

小椋「さ、榊原君…」///

小椋「わ、私も…」

ガシッ

榊原「!?」

小椋「始めて見た時からずっと気になってた…」///

202: 2012/04/10(火) 22:55:10.02 ID:23j4e2RTO
榊原「小椋さん…」

榊原(小椋さんが近い///)

小椋「榊原君…」

小椋(もうこのまま…///)

見崎「はい、ストップ」

榊原「み、見崎」

榊原(あ、危ない…みんなの前でキスするとこだった…)

小椋「…」///


204: 2012/04/10(火) 23:01:13.26 ID:23j4e2RTO
赤沢「ねぇ、恒一君」

榊原「な、何?」

赤沢「小椋が一番可愛いと決めつけるのは早いと思うの」

榊原「え?」

赤沢「現時点では小椋が一番可愛いと思ってるかも知れない」

赤沢「でも恒一君は私たちの全てを知っているわけじゃないでしょう?…だから」

榊原「?」

208: 2012/04/10(火) 23:08:35.72 ID:23j4e2RTO
赤沢「私たちの全てを知ってから一番を決めて欲しい」

榊原「!?」

赤沢「恒一君にはこれから5日間の間私たちと順番に付き合って貰うわ」

榊原「何に付き合うの?買い物?」

210: 2012/04/10(火) 23:14:50.42 ID:23j4e2RTO
赤沢「恋人同士のお付き合いよ!1人に与えられる時間は1日。順番は公平にクジで決めるわ」

見崎「異議なし」

綾野「私も」

多々良「私も」

小椋「そ、そんな…榊原君は私が一番だって言ったよ!そんなことしても結果は変わらない!」

見崎「なら何でそんなに焦ってるの?」

212: 2012/04/10(火) 23:20:25.76 ID:23j4e2RTO
小椋「…」

見崎「負けるのが怖いの?」ニヤリ

小椋「…分かった。私もやる!」

榊原「僕の意思は?」

赤沢「さぁ、クジを引きましょ。クジには1~5の数字が書いてあるから」

榊原「…」


クジ結果
1日目 綾野
2日目 赤沢
3日目 多々良
4日目 見崎
5日目 小椋

216: 2012/04/10(火) 23:26:58.46 ID:23j4e2RTO
1日目

榊原「ふあぁ……昨日は色々ありすぎて全然寝れなかったよ…」

榊原(学校に行くの、嫌だな…)

榊原「でも行かない訳にはいかないからなあ…」

ピンポーン

榊原「?」

榊原(誰だろう…?)

ガチャ

綾野「こういっちゃん♪」

榊原「」

222: 2012/04/10(火) 23:33:21.74 ID:23j4e2RTO
綾野「来ちゃった」///

榊原「あ、綾野さん!? 何で朝から僕の家に!?」

綾野「一緒に学校行くからだよ?」

榊原「なんで!?」

綾野「私たち付き合ってるんだから当たり前じゃん!」///

榊原「あ、はは、そうだったね」

榊原(まさか朝から始まるなんて…)

226: 2012/04/10(火) 23:42:00.19 ID:23j4e2RTO

学校


榊原「お、おはよう」

勅使河原「おう、サカキ!…と綾野…」

綾野「ふふっ♪」ダキッ

勅使河原「朝から仲がよろしいこった…」

榊原「なんかごめん…」

綾野「こういっちゃん♪」ムギュッ

228: 2012/04/10(火) 23:45:25.81 ID:23j4e2RTO
榊原「うっ」///

榊原(綾野さん柔らか…って僕は何を…)

赤沢「…これ見てる方は辛いわね…」ギリッ
見崎「今は我慢」

多々良「仕方ないよね…」

小椋(榊原君…)


231: 2012/04/10(火) 23:51:50.79 ID:23j4e2RTO

昼休み


榊原「ふぅ」

榊原(なんか今日はいつもより疲れたよ…)
綾野「こういっちゃん?」

榊原「はいっ!?」

綾野「どうしたの?ボーっとしてたけど」
榊原「な、何でもないよ!綾野さんこそどうしたの?」

綾野「お昼ご飯一緒に食べよーよ!」

榊原「あ、うん」

綾野「じゃ、屋上いこっ♪」


232: 2012/04/10(火) 23:58:59.09 ID:23j4e2RTO
屋上


綾野「2人っきりだね♪」ギュッ

榊原「ちょ、ちょっと駄目だよ」

榊原(色々と当たってるし///)

綾野「私はこういっちゃんなら構わないよ?」

榊原「綾野さん…」///

綾野「彩」

榊原「え?」

233: 2012/04/11(水) 00:03:12.52 ID:24o1a7KeO
綾野「彩って呼んで?」

榊原「彩…」///

綾野「よろしい♪」

榊原(はっ、僕は何を)

榊原「…そろそろご飯食べない?」

綾野「もう!せっかくいい雰囲気だったのにー」

榊原「時間もないし、ね?」

綾野「むー」

240: 2012/04/11(水) 00:09:48.13 ID:24o1a7KeO
放課後


綾野「こういっちゃん、一緒に帰ろーよ!」

榊原「あ、うん」

勅使河原「結局1日中イチャイチャしやがって」ギリリッ

望月「勅使河原、顔、顔」


帰り道


綾野「…今日はありがとね」

榊原「えっ?」

綾野「無理やり付き合わせちゃってさ…ほとんど私が振りまわす感じになっちゃったし」

榊原「…」

綾野「やっぱりこんな女の子嫌だよね…」グスッ

243: 2012/04/11(水) 00:18:03.13 ID:24o1a7KeO
榊原「……ないよ」ボソッ

綾野「…え?」

榊原「そんなことないよ!」

綾野「こういっちゃん…」

榊原「確かに振り回されっぱなしで疲れたよ…でもさ」

綾野「…?」

榊原「それ以上に価値がある彩の笑顔が見られたから僕は嬉しかったよ」ニコッ

綾野「」///

綾野「…こういっちゃんー!!!!」ダキッ

榊原「わっ!?…飛びついてきたら危ないよ」

榊原「彩…」ギュッ

1日目終了

245: 2012/04/11(水) 00:23:59.04 ID:24o1a7KeO
2日目

榊原「最悪だ…」

榊原(思い出したら恥ずかしい!なんであんなこと言ったんだろ…)

榊原(また寝不足だし…大丈夫なのか僕は…)

ガチャ

榊原(今日は早くから学校に行こう。また家に来られたら嫌だし)

赤沢「おはよう、早いわね恒一君」

榊原「」

248: 2012/04/11(水) 00:29:49.08 ID:24o1a7KeO
赤沢「何してるの?ほら、学校行くわよ」
榊原「…赤沢さんは何してるのかな?」

赤沢「え?彼氏を迎えに行くぐらい当たり前でしょ」

榊原(なんかデジャヴ)

赤沢「ほら手」スッ

榊原「?」

赤沢「手を繋いでって言ってるの!言わせないでよ」///

榊原「あ、うん」

249: 2012/04/11(水) 00:36:08.88 ID:24o1a7KeO
学校


榊原「おはよう」

赤沢「お、おはよう」///

勅使河原「サカキ…いやもういいや」

榊原「?」

赤沢「ふふっ」///

中尾(これは夢だ)

多々良「いいなぁ…」

見崎「まだ我慢」

小椋(信じてるよ…榊原君)

綾野「こういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃん」ニヤニヤ

250: 2012/04/11(水) 00:41:28.20 ID:24o1a7KeO
昼休み

榊原「ふぅ」

榊原(授業は特に何事もなく終わったな。赤沢さんは楽に終わりそうだ)

赤沢「恒一君」

榊原「どうしたの、赤沢さん?」

赤沢「お昼ご飯食べましょう?」

榊原「あ、うん」

252: 2012/04/11(水) 00:46:43.71 ID:24o1a7KeO

屋上


赤沢「静かでいいわね」

榊原「うん、そうだね」

赤沢「早速食べましょうか」ムギュッ

榊原「うん、赤沢さん。近いよ」

赤沢「そ、そう? 恋人同士なら自然な距離でしょ?」///

榊原「…そうだね」

榊原(もう…諦めよう)

254: 2012/04/11(水) 00:50:44.20 ID:24o1a7KeO
赤沢「じゃ、じゃあ恒一君…あーん」

榊原「え?」

赤沢「え?じゃなくて口開けなさいよ!あーん!」///

榊原「あ、あーん」パク

赤沢「美味しい?」

榊原「う、うん」モグモグ

赤沢「良かった」ホッ

255: 2012/04/11(水) 00:54:12.59 ID:24o1a7KeO
放課後

榊原「赤沢さん、帰ろう?」

赤沢「ひ、ひゃい!?」

榊原「?」

赤沢(まさか恒一君から声をかけてくるなんて)

中尾「」

勅使河原「」

望月「ほら、2人とも帰るよ」ズルズル

258: 2012/04/11(水) 01:02:35.50 ID:24o1a7KeO
帰り道

赤沢「♪」ギュッ

榊原(機嫌良いな、赤沢さん。いつもムスッとしたイメージだから余計に可愛く感じる)

赤沢「ねぇ、恒一君?」

榊原「な、なに」

赤沢「…この場所覚えてる?」

榊原「…ここは」

赤沢「覚えてないならいいのよ」

榊原「僕と赤沢さんが出会った場所でしょ?」

赤沢「!」

259: 2012/04/11(水) 01:09:11.55 ID:24o1a7KeO
榊原「あの時の赤沢さんの泣き顔、今もはっきり覚えてるよ」

赤沢「な、なんで」

榊原「赤沢さん綺麗だったから」

赤沢「ふぇ?」///

榊原「忘れるわけないよ」

赤沢「恒一君…」

260: 2012/04/11(水) 01:11:50.17 ID:24o1a7KeO
榊原「でも赤沢さんは泣き顔より笑顔の方が何倍も綺麗で素敵だ」

榊原「今日そう思ったよ」

赤沢「」///

赤沢「ねぇ、恒一君最後に1つ良い?」

榊原「何?」

赤沢「…その、名前で…泉美って呼んで?」

榊原「…」

榊原「綺麗だよ、泉美」ニコッ

赤沢「…ありがと、恒一」ボソッ


2日目終了

264: 2012/04/11(水) 01:18:59.66 ID:24o1a7KeO
3日目

榊原「はぁ、僕は馬鹿だ」

榊原(何でまたあんなこと言ったかな。夜に思い出して顔真っ赤になったよ)

榊原「さてと」

榊原(どうせいるんだろうな)

ガチャ

シーン

榊原(いない!いないよ!やっと平穏な日々が!)

トントン

榊原「」

多々良「榊原君、おはよう」ニコッ

266: 2012/04/11(水) 01:23:56.81 ID:24o1a7KeO
多々良「どうかした…?」

榊原「いや、何も…」

多々良「ふふっ、それじゃ行こっか」スッ

榊原「あぁ、うん」ギュッ

多々良「ひゃう」ビクッ///

榊原「あ、あれ?嫌だった?」

多々良「う、ううん全然」///

多々良(普通に手を繋いでくるとは思わなかった…)ドキドキ

272: 2012/04/11(水) 01:29:39.01 ID:24o1a7KeO
学校


恒一「おはよう」

勅使河原「おう、サカキ! 今日は1人か!」

多々良「」ギュッ///

恒一「あはは…」

勅使河原「」

望月「いい加減学びなよ」

見崎「さすがにイライラしてきた」

小椋(榊原君は私が好きだから、大丈夫よね…大丈夫…)

赤沢「恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい」ニヤニヤ

綾野「こういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃん」ニヤニヤ

275: 2012/04/11(水) 01:33:56.88 ID:24o1a7KeO
昼休み


榊原「ふぅ」

榊原(なんかやけに授業中視線を感じたけど……気のせいかな)

多々良「榊原君?」

榊原「あっ、多々良さん。一緒にお昼ご飯食べよっか」ニコッ

多々良「あ、うん」///

勅使河原「」ガツガツ

望月「やけ食いはやめなよ」

276: 2012/04/11(水) 01:38:32.43 ID:24o1a7KeO
屋上

榊原「美味しそうだね、多々良さんのお弁当。手作り?」

多々良「うん、一応」テレッ

多々良「食べてみる?」

榊原「うん、ありがと。あーん」

多々良「ふぇ!?」///

榊原「え? 食べさせてくれないの?」

多々良「う、うん。別に良いけど」///

多々良(なんでこんなに積極的なんだろ…)ドキドキ

278: 2012/04/11(水) 01:44:01.35 ID:24o1a7KeO
多々良「はい、ど、どうぞ」ソー

榊原「ん」パク

榊原「美味しい!凄く美味しいよ」

多々良「えへへ…ありがとう」///

榊原「お返しに僕のも食べる?」

多々良「うん」

榊原「はい、あーん」

多々良「んっ」パク

多々良「美味しい…!」

榊原「ありがと」ニコッ

281: 2012/04/11(水) 01:47:57.90 ID:24o1a7KeO
放課後

榊原「一緒に帰ろう、多々良さん」

多々良「うん」

多々良「あ、あの」

榊原「?」

多々良「…手」スッ

榊原「…分かったよ」ギュッ

望月「あれ?勅使河原がいない」

284: 2012/04/11(水) 01:55:35.41 ID:24o1a7KeO
帰り道


榊原「多々良さんって何部だっけ?」

多々良「吹奏楽部だよ」

榊原「へー、今度部活の演奏見に行っても良いかな?」

多々良「うん、大歓迎だよ……でも」

榊原「でも?」

286: 2012/04/11(水) 01:59:33.53 ID:24o1a7KeO
多々良「なるべく私を見ててね?他の人ばっかり見てちゃ嫌だから…」///

榊原「ははっ、大丈夫だよ」

多々良「…?」

榊原「僕が見たいのは恵だけだから」

多々良「さ、榊原君!?」///

多々良「急に名前で呼ぶなんて…」///

榊原「違うよ」

多々良「え?」ドキドキ

榊原「恒一、だよね?」

多々良「…」///

多々良「…恒一君」///


3日目終了

290: 2012/04/11(水) 02:06:27.95 ID:24o1a7KeO
4日目

榊原「ふぅ」

榊原(何でだろう。もう恥ずかしいとすら感じなくなってきたよ…。でも結局昨日は夜中の多々良さんの電話のせいで全然寝れなかったよ)

榊原「眠い…」

榊原(布団から出たくない)

見崎「大丈夫?」

榊原「あぁ、多分大丈夫だよ」

見崎「そう。なら良かった」

榊原「…」

榊原「うん。ちっとも良くないよ。何で僕の部屋にいるのさ」

293: 2012/04/11(水) 02:11:23.26 ID:24o1a7KeO
見崎「私が榊原君の彼女だからでしょ?」

榊原「そんな当たり前みたいな顔しないでよ…」

見崎「それより早く起きて」

榊原「うん、目が覚めたし起きるよ…」

見崎「着替えて」

榊原「とりあえず出てってよ…」

296: 2012/04/11(水) 02:17:58.90 ID:24o1a7KeO
学校


榊原「おはよう…」

勅使河原「大丈夫か、サカキ?顔色が…」
榊原「ははっ、大丈夫だよ…」

見崎「…」ギュッ

榊原「見崎、痛いよ…」

勅使河原「サカキと見崎だとイライラしないから助かるわ」

小椋(榊原君、体調悪そう…大丈夫かな…)
多々良「恒一君のために頑張らなきゃ恒一君のために頑張らなきゃ恒一君のために頑張らなきゃ」ニヤニヤ

赤沢「恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい」ニヤニヤ

綾野「こういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃん」ニヤニヤ

299: 2012/04/11(水) 02:23:51.02 ID:24o1a7KeO
昼休み

榊原「ふぅ…」

榊原(駄目だ、フラフラする…相変わらず視線も感じるし…)

見崎「榊原君」

榊原「あぁ、見崎。お昼ご飯一緒に食べよっか」

見崎「」コクリ

勅使河原「いつもどおりじゃん」

望月「この2人だとね」

300: 2012/04/11(水) 02:29:58.18 ID:24o1a7KeO
屋上

榊原「なんかこうして見崎とご飯を食べるのも久しぶりな気がする」

見崎「最近私は1人で食べてたから」シュン

榊原「あぁ、ごめんね。今日は一緒だから」ナデナデ

見崎「ん」///

見崎「榊原君」

榊原「ん?」

見崎「それ頂戴。あーん」

榊原「はい」ヒョイ

見崎「」ジトー

榊原「冗談だよ…あーん」

見崎「ん」パク

見崎「おいひ」モグモグ

302: 2012/04/11(水) 02:34:12.79 ID:24o1a7KeO
放課後


榊原「見崎、帰ろう」

見崎「」コクリ

勅使河原「よっ、ラブラブだな! お二人さん!」

望月「なんだコイツ」

榊原「勅使河原ウザいよ」

見崎「うざっ」ボソッ


303: 2012/04/11(水) 02:41:36.50 ID:24o1a7KeO
帰り道


見崎「榊原君」

榊原「どうしたの?」

見崎「足が痛い」プルプル

榊原「知らないよ…」

見崎「おぶって」

榊原「まぁ、いいけど」ガシッ

見崎「ん、ありがとう」

305: 2012/04/11(水) 02:45:05.87 ID:24o1a7KeO
榊原「ほんとに見崎は僕がいないと全然駄目だよね」

榊原「僕がいなくなったらどうするの?」

見崎「榊原君はずっと一緒いてくれるから、考えるだけ無駄」///

榊原「はい、はい…」

見崎「…榊原君は私を見捨てないよね?」///

榊原「うん、そうだね」

榊原「…いつまでも僕が守ってあげるよ」

見崎「」///


4日目終了

308: 2012/04/11(水) 02:53:32.83 ID:24o1a7KeO
5日目


榊原「……」

榊原(頭が痛いよ…昨日なに言ったかもイマイチ思い出せないし……なんか電話も鳴り止まなかったし)

榊原「…今日で終わりなんだよね」

榊原(頑張ろう)

ガチャ

榊原「あれ、いない…」

榊原「…まぁ、いいか」

小椋「ま、待って!」ギュッ

榊原「あ、小椋さん…」

310: 2012/04/11(水) 03:00:24.60 ID:24o1a7KeO
榊原「何で電柱の裏に隠れてたの…?」

小椋「そ、それはその……恥ずかしくて」///

榊原「別に気にしなくも良いよ。気楽に行こーよ…」

小椋(緊張する…)///

榊原「手繋ぐ?」

小椋「え、え!?」

榊原「そんなに驚かなくても…」

小椋「い、いいの?」

榊原「全然いいよ。気にしないで本音を出しなよ」

小椋「うん…じゃあ繋ぐ」///

313: 2012/04/11(水) 03:06:25.05 ID:24o1a7KeO
学校

榊原「おはよう…」

勅使河原「おっす、サカキ…今日は小椋か…さすがだな」

小椋「」///ギュッ

望月「勅使河原、目が虚ろだよ」

見崎「榊原君と一生一緒榊原君と一生一緒榊原君と一生一緒榊原君と一生一緒榊原君と一生一緒」ニヤニヤ

多々良「恒一君のために頑張らなきゃ恒一君のために頑張らなきゃ恒一君のために頑張らなきゃ」ニヤニヤ

赤沢「恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい恒一かっこいい」ニヤニヤ

綾野「こういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃんこういっちゃん」ニヤニヤ

316: 2012/04/11(水) 03:14:10.90 ID:24o1a7KeO
昼休み

榊原「……」

榊原(あれ、なんかフラフラする……頭が痛いよ……小椋さんとお昼ご飯食べなきゃいけないのに)

榊原「小椋さ…」

ドサッ

小椋「さ、榊原君!?」

榊原「」

小椋「榊原君!!榊原君!!大丈夫!?」

サカキバラー ダイジョーブカー ホケンシツニツレテケー
マカセロー ワタシガヤルワ コウイチクーン

322: 2012/04/11(水) 03:23:43.04 ID:24o1a7KeO
保健室

榊原「んっ……あれ、ここは…」

小椋「榊原君!?」

榊原「あっ、小椋さん。どうしたの?」

小椋「……どうしたの?じゃないよ! 榊原君半日は寝てたんだよ!」

榊原「え!? 僕そんなに寝てたの!?」

小椋「ほんとに心配したのに…」グスッ

榊原「ご、ごめん」


328: 2012/04/11(水) 03:35:38.84 ID:24o1a7KeO
小椋「い、いいよ、謝らなくても…とにかく無事で嬉しかったから…」///

榊原「ありがとう……そんなに心配してもらえるだなんて嬉しいよ」テレッ

小椋「もう心配させないでね?」///

榊原「うん、分かったよ。」

榊原「ていうか、僕半日寝てたってことは今、夜中だよね?」

小椋「もう0時過ぎてるよ…」

榊原「小椋さん家に帰らなくて大丈夫なの?」

小椋「うん、大丈夫だよ。先生とお母さんに榊原君と一緒に保健室にいるって言ったから」


330: 2012/04/11(水) 03:43:23.92 ID:24o1a7KeO
小椋「榊原君は今晩とりあえず保健室で様子見らしいから」

榊原「そうなんだ、小椋さんは僕の付き添いって形で泊まるの?」

小椋「…うん、今晩は私もここで寝るから…」///

榊原「でもベッドは1つだよ?」

小椋「…一緒に寝るから」ボソッ

榊原「え?」

小椋「一緒に寝るの!」///

335: 2012/04/11(水) 03:58:31.03 ID:24o1a7KeO
榊原「う、うん。別にいいんじゃないかな」

小椋「」///

数分後


小椋「榊原君、狭くない?」ギュッ

榊原「うん、大丈夫だけど」

榊原「抱きつかれるのは恥ずかしいよ…」テレッ

小椋「でも、こうするしかないし…」ギュー

336: 2012/04/11(水) 04:05:31.53 ID:24o1a7KeO
榊原「さっきより強く抱きしめてない?」

小椋「き、気のせい!」///

榊原「そうかな…」

小椋「ごめん、嘘…さっきより強く抱きしめてる…」///

榊原「だ、大丈夫だよ、もう心配しなくても」テレッ

小椋「ううん、これは心配とかじゃなくてただ私が榊原君を抱きしめたいだけ…」///

榊原「小椋さん…」

338: 2012/04/11(水) 04:10:10.28 ID:24o1a7KeO
小椋「榊原君…」///

榊原「……」ジー

小椋「榊原君?」

榊原「うん、やっぱりそうだ」

小椋「何の話?」

榊原「小椋さん」ガシッ

小椋「ひゃあ!? な、なに急に」///


榊原「僕は君が好きだ」

342: 2012/04/11(水) 04:19:51.71 ID:24o1a7KeO
小椋「…え?」

榊原「僕は君が一番可愛いと思う。他の誰よりも」

小椋「え、え?」///

榊原「結局こんなことはやる必要は無かったよ。やっぱり小椋さん、君が一番だ」

小椋「榊原君…」

榊原「僕は何があろうと君を守り通すよ。だから、これからも僕の側にいていてください」

小椋「…」

榊原「へ、返事は…」ドキドキ



343: 2012/04/11(水) 04:32:58.05 ID:24o1a7KeO
小椋「こちらこそ、よろしく…」///

榊原「ありがとう、小椋さん…」ホッ

小椋「…でもその呼び方はいや」

榊原「え?」

小椋「由美っ」

榊原「ゆ、由美?」///

小椋「何?こ、恒一」///

榊原「ふふっ、これからもよろしくね、由美」

小椋「こちらこそ、恒一」


チュッ






349: 2012/04/11(水) 04:38:28.64 ID:a1Kh0xaO0
おつかれ

350: 2012/04/11(水) 04:41:33.69 ID:24o1a7KeO
読んでくれた人マジありがとう

初めてだったが書いてて
楽しかったです

354: 2012/04/11(水) 04:44:28.76 ID:24o1a7KeO
ホントはここから
あの4人にはヤンデレ化して貰う予定でした

357: 2012/04/11(水) 04:52:16.04 ID:24o1a7KeO
ごめんね
もう眠すぎて眠すぎてw

最後は自分でも何書いてるか分からなくなった

引用: 恒一「でもこのクラスで一番かわいいのは小椋さんだよなあ……」