親戚おじさん「たかしー！3万やるから降りてこーい！」ニート俺「！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ : SSまにあっくす！

働け

パチOコ俺「残り1万…」

おじさん「おうたかし、やっぱりここにいたか」

俺「あ…これはその…」

おじさん「好きなもんに使えばいいって言ったろ？どれ、俺も打つか」

俺「おじさん…！」

子　　供　　銀　　行　　券

おじさん「たかしやったな！」

俺「うん…6万になった」

おじさん「どうした？嬉しくないのか？」

俺「嬉しいけど、なんか違う」

おじさん「そりゃあお前、自分で稼いだゼニじゃないからだよ」

俺「…」

おじさん「若いころ汗水垂らしてさ、やっと手に入れた給料握りしめて行くパチ屋は格別だったもんだ」

俺「おじさん…」

おじさん「おう」

俺「俺働くよ。働いて自分の金でまた打ちに来るよ！」

おじさん「ふっ…分かってんだろうな？」

俺「うん！男に二言はない！！！」

完

しかし現実はそう甘くは無かった

頼むから世間に干渉するな

バイトの面接官にそう言われた俺は

汗水垂らして稼いだ金でパチOコ行くおじさんもどうかと思うけどな