1: 2015/07/09(木) 22:57:43.943 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「イラッ…赤は?」
やすな「とまれだよ 当たり前でしょう?」
ソーニャ「はたしてそうかな」ニヤッ
やすな「えぇ!?」
ソーニャ「今から信号の常識を言葉の上で覆す。赤は勧め青はとまれにしてみせる」
やすな「やってみてよ 絶対無理だよぉ~」ニヤニヤ
やすな「とまれだよ 当たり前でしょう?」
ソーニャ「はたしてそうかな」ニヤッ
やすな「えぇ!?」
ソーニャ「今から信号の常識を言葉の上で覆す。赤は勧め青はとまれにしてみせる」
やすな「やってみてよ 絶対無理だよぉ~」ニヤニヤ
3: 2015/07/09(木) 22:58:35.392 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「まず赤と青平等に扱うために中立の状態から話を始める」
やすな「どゆこと?」
ソーニャ「つまり今お前は交差点の真ん中にいます」
やすな「はい」
ソーニャ「その時、信号が青だったら?」
やすな「進めだよ」
ソーニャ「赤だったら?」
やすな「とまれだよ…ん?危ない進まなきゃあぶない!」
ソーニャ「ほら見ろ、赤はすすめだ」
やすな「ほ、ほんとだぁ!!」
やすな「どゆこと?」
ソーニャ「つまり今お前は交差点の真ん中にいます」
やすな「はい」
ソーニャ「その時、信号が青だったら?」
やすな「進めだよ」
ソーニャ「赤だったら?」
やすな「とまれだよ…ん?危ない進まなきゃあぶない!」
ソーニャ「ほら見ろ、赤はすすめだ」
やすな「ほ、ほんとだぁ!!」
4: 2015/07/09(木) 23:00:00.264 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「その信号に交差してる車は?青だけど?」
やすな「危ない!とまれ!」
ソーニャ「はい、青はとまれだ」
やすな「ほんとだぁ…!!」
ソーニャ「つまりだ、赤だからとまるんじゃない、赤の時は危ないからとまるんだよ」
ソーニャ「青だから進むんじゃない、青でも危ないなら進んじゃだめなんだ」
ソーニャ「路上駐車をしないのは駐禁のマークがあるからじゃない、迷惑だからだ」
ソーニャ「酒飲んだら運転しないのは検問してるからじゃない、危ないからだ」
ソーニャ「ルールを守るということはその言葉の表面にだけ従うといういみではない」
ソーニャ「大事なのは、そのルールがもってる言葉の意味を理解するということなんだよッ!!」
やすな「どしたのソーニャちゃん!?」
やすな「危ない!とまれ!」
ソーニャ「はい、青はとまれだ」
やすな「ほんとだぁ…!!」
ソーニャ「つまりだ、赤だからとまるんじゃない、赤の時は危ないからとまるんだよ」
ソーニャ「青だから進むんじゃない、青でも危ないなら進んじゃだめなんだ」
ソーニャ「路上駐車をしないのは駐禁のマークがあるからじゃない、迷惑だからだ」
ソーニャ「酒飲んだら運転しないのは検問してるからじゃない、危ないからだ」
ソーニャ「ルールを守るということはその言葉の表面にだけ従うといういみではない」
ソーニャ「大事なのは、そのルールがもってる言葉の意味を理解するということなんだよッ!!」
やすな「どしたのソーニャちゃん!?」
6: 2015/07/09(木) 23:01:29.907 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「ハァハァ…悪いついアツくなった」
やすな「なるほどねぇ…赤はすすめ、青はとまれってことだったんだねぇ…」ウンウン
ソーニャ「ん?…ちがうぞ!ちがうちがうちがう、青はすすめ、赤はとまれってことだ!」
やすな「何言ってるのソーニャちゃん」プークスクス
やすな「交差点の真ん中で赤になったらどうするの?」
ソーニャ「ん…そりゃ進まなきゃな」
やすな「車は?」
ソーニャ「とまれ! …ほんとだぁ」
やすな「でしょう~??」
ソーニャ「赤は進め、青はとまれだったのかぁ~…とはならないからな?」
やすな「え!?」
やすな「なるほどねぇ…赤はすすめ、青はとまれってことだったんだねぇ…」ウンウン
ソーニャ「ん?…ちがうぞ!ちがうちがうちがう、青はすすめ、赤はとまれってことだ!」
やすな「何言ってるのソーニャちゃん」プークスクス
やすな「交差点の真ん中で赤になったらどうするの?」
ソーニャ「ん…そりゃ進まなきゃな」
やすな「車は?」
ソーニャ「とまれ! …ほんとだぁ」
やすな「でしょう~??」
ソーニャ「赤は進め、青はとまれだったのかぁ~…とはならないからな?」
やすな「え!?」
7: 2015/07/09(木) 23:02:54.176 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「まぁでも、やすなを論破(ころ)すには色すらいらないかもな」
やすな「何なのさ!バカにしちゃってぇー!」プンスカ
やすな「おもちゃにするのもいい加減にしてよねっ!そのうち『透明人間はいる』なんて言い出さないでよねっ!」
ソーニャ「……お前何言ってるんだ?透明人間はいるぞ?」
やすな「ソーニャちゃん… 何か変なものでも食べたの?…」ドンビキ
ソーニャ「いやいるさ透明人間は!」
やすな「もぉ!さすがにこれは説得されないよ!いるわけないもん!」
やすな「何なのさ!バカにしちゃってぇー!」プンスカ
やすな「おもちゃにするのもいい加減にしてよねっ!そのうち『透明人間はいる』なんて言い出さないでよねっ!」
ソーニャ「……お前何言ってるんだ?透明人間はいるぞ?」
やすな「ソーニャちゃん… 何か変なものでも食べたの?…」ドンビキ
ソーニャ「いやいるさ透明人間は!」
やすな「もぉ!さすがにこれは説得されないよ!いるわけないもん!」
8: 2015/07/09(木) 23:03:57.041 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「なんで決め付けるんだ?」
やすな「そりゃあ見たことないからだよ」
ソーニャ「馬鹿か、透明人間なんだから誰も見たことねぇよ?透明なんだからな」ヤレヤレ
やすな「だってだっておかしいじゃん常識的に考えてさ」
ソーニャ「プッ常識(笑)お前の口から常識なんて言葉がでるなんてな」
やすな「むぅ~ そんなこと言われても、見えない透明に元信じろなんていう方が変だよ!」
ソーニャ「じゃあお前は見えないものは信じないのか?」
やすな「どゆこと?」
やすな「そりゃあ見たことないからだよ」
ソーニャ「馬鹿か、透明人間なんだから誰も見たことねぇよ?透明なんだからな」ヤレヤレ
やすな「だってだっておかしいじゃん常識的に考えてさ」
ソーニャ「プッ常識(笑)お前の口から常識なんて言葉がでるなんてな」
やすな「むぅ~ そんなこと言われても、見えない透明に元信じろなんていう方が変だよ!」
ソーニャ「じゃあお前は見えないものは信じないのか?」
やすな「どゆこと?」
9: 2015/07/09(木) 23:04:50.258 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「例えばだな、昼間に星は見えないけど、お前は存在を疑うのか?」
やすな「う、、それとこれとは違う話だよ!だって星見たことあるし!」
やすな「でも透明人間は見たことないもん!」
ソーニャ「あのなぁ…そりゃ透明人間なんだもん、誰も見たことねえよ?透明だからな」
やすな「じゃあなんでいるって言いきれるのさ?」
ソーニャ「いないって言いきれないからだよ」ニヤッ
やすな「…何その理論!?」
やすな「う、、それとこれとは違う話だよ!だって星見たことあるし!」
やすな「でも透明人間は見たことないもん!」
ソーニャ「あのなぁ…そりゃ透明人間なんだもん、誰も見たことねえよ?透明だからな」
やすな「じゃあなんでいるって言いきれるのさ?」
ソーニャ「いないって言いきれないからだよ」ニヤッ
やすな「…何その理論!?」
13: 2015/07/09(木) 23:05:36.273 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「例えばサッカーな、なでしこ対アメリカ なでしこが負けたことがわかりました」
ソーニャ「それでもお前はアメリカが勝ったとは限らないって言うのか?ん?」
やすな「…?…んんんんっ??…もうっ!例えが遠すぎてわかんないよ!!」
やすな「じゃあさ、証明してみせてよ!」
ソーニャ「ん?」
やすな「だから、透明人間が見えないことはわかりました、見ること以外にその存在を証明する方法ないの??」
ソーニャ「ふむ、よしじゃあこう聞こう。 やすなは透明か?不透明か?」
やすな「…不透明だよ?見えてるでしょ?」
ソーニャ「不透明人間か?」
やすな「まぁそうだねっ」
ソーニャ「はい、今ので透明人間の存在を証明したぞ」
やすな「ええ!?!?」
ソーニャ「それでもお前はアメリカが勝ったとは限らないって言うのか?ん?」
やすな「…?…んんんんっ??…もうっ!例えが遠すぎてわかんないよ!!」
やすな「じゃあさ、証明してみせてよ!」
ソーニャ「ん?」
やすな「だから、透明人間が見えないことはわかりました、見ること以外にその存在を証明する方法ないの??」
ソーニャ「ふむ、よしじゃあこう聞こう。 やすなは透明か?不透明か?」
やすな「…不透明だよ?見えてるでしょ?」
ソーニャ「不透明人間か?」
やすな「まぁそうだねっ」
ソーニャ「はい、今ので透明人間の存在を証明したぞ」
やすな「ええ!?!?」
14: 2015/07/09(木) 23:06:27.903 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「だって不透明人間っていうのは、透明人間の存在を肯定したうえでの表現だろ?」
やすな「…ェー?ちょ、ちょ、ちょっとタイム!えっと、だから認めたのは概念としての透明人間であって!」
やすな「実際にいるかどうかはまた別の話だよ!」
ソーニャ「じゃあお前は不透明人間ってことを認めないのか?」
やすな「もちろん!断固認めないよ!」
ソーニャ「不透明人間ということを認めないということは?…お前は透明人間だな」
やすな「……あっ!!」
ソーニャ「どぉだぁ~~!!」ババーン
やすな「…ェー?ちょ、ちょ、ちょっとタイム!えっと、だから認めたのは概念としての透明人間であって!」
やすな「実際にいるかどうかはまた別の話だよ!」
ソーニャ「じゃあお前は不透明人間ってことを認めないのか?」
やすな「もちろん!断固認めないよ!」
ソーニャ「不透明人間ということを認めないということは?…お前は透明人間だな」
やすな「……あっ!!」
ソーニャ「どぉだぁ~~!!」ババーン
17: 2015/07/09(木) 23:07:25.774 ID:8wpHFAS00.net
やすな「すごいよソーニャちゃん見事に証明されたよ!しかも自分が透明人間!」
ソーニャ「フッフッフッ」
やすな「いやでも意外だなぁ、そっかぁわたしは透明人間だったんだぁ~!」
ソーニャ「…いや違うぞ?」
やすな「へっ?」
ソーニャ「お前は透明人間じゃないぞ?」
やすな「何言ってるの?ソーニャちゃんが証明したんだよ?わたしが透明人間だって」
ソーニャ「見えてるぞ」
やすな「…あっ!…違った…えぇがっかりだよぉ…で、でもいるにはいるんだよねっ!?」
ソーニャ「なにが」
やすな「透明人間!!!」
ソーニャ「ふっ(笑)」
ソーニャ「フッフッフッ」
やすな「いやでも意外だなぁ、そっかぁわたしは透明人間だったんだぁ~!」
ソーニャ「…いや違うぞ?」
やすな「へっ?」
ソーニャ「お前は透明人間じゃないぞ?」
やすな「何言ってるの?ソーニャちゃんが証明したんだよ?わたしが透明人間だって」
ソーニャ「見えてるぞ」
やすな「…あっ!…違った…えぇがっかりだよぉ…で、でもいるにはいるんだよねっ!?」
ソーニャ「なにが」
やすな「透明人間!!!」
ソーニャ「ふっ(笑)」
18: 2015/07/09(木) 23:08:39.333 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「あのな、いるわけないだろ透明人間なんて」
やすな「なんで決め付けるのさ!」
ソーニャ「そりゃ見たことねぇもん」
やすな「あのねソーニャちゃん透明人間だもん、誰も見たことないよ?透明だからね」
ソーニャ「だっておかしいだろそんなの、常識的に考えて」
やすな「うっわぁ出た~!常識(笑)ソーニャちゃん頃し屋なのに常識(笑)」プーックスクス
ソーニャ「あぁ!_? そんなこと言われても、見えないもん信じろっていう方が難しいだろ!」
やすな「なんで決め付けるのさ!」
ソーニャ「そりゃ見たことねぇもん」
やすな「あのねソーニャちゃん透明人間だもん、誰も見たことないよ?透明だからね」
ソーニャ「だっておかしいだろそんなの、常識的に考えて」
やすな「うっわぁ出た~!常識(笑)ソーニャちゃん頃し屋なのに常識(笑)」プーックスクス
ソーニャ「あぁ!_? そんなこと言われても、見えないもん信じろっていう方が難しいだろ!」
20: 2015/07/09(木) 23:09:44.842 ID:8wpHFAS00.net
やすな「じゃあソーニャちゃんは見えないものは信じないっていうの?」
やすな「例えば、今わたしの裏側は見えないけど、ソーニャちゃんは存在を疑うの?」
ソーニャ「…?……えっ?なんだって?」
やすな「んもぅ!ソーニャちゃんのわからずや!あっ、頃し屋かぁ!」
ソーニャ「ムッ、いいから続けろよ」
やすな「今ソーニャちゃんが見てるのは私の表側でしょ?」
ソーニャ「そうだな」
やすな「ソーニャちゃんは見えないからわたしの裏側はないって言ってるんだよ!!」
ソーニャ「……言ってないよ?」
やすな「」
やすな「例えば、今わたしの裏側は見えないけど、ソーニャちゃんは存在を疑うの?」
ソーニャ「…?……えっ?なんだって?」
やすな「んもぅ!ソーニャちゃんのわからずや!あっ、頃し屋かぁ!」
ソーニャ「ムッ、いいから続けろよ」
やすな「今ソーニャちゃんが見てるのは私の表側でしょ?」
ソーニャ「そうだな」
やすな「ソーニャちゃんは見えないからわたしの裏側はないって言ってるんだよ!!」
ソーニャ「……言ってないよ?」
やすな「」
21: 2015/07/09(木) 23:10:36.814 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「それとこれとは違う話だ、だってやすなの体が両面あるのを見たことあるからな」
ソーニャ「でも透明人間はみたことないからなぁ~」
やすな「透明人間だもん、誰も見たことないよ?透明なんだもん」
ソーニャ「はいはい、じゃあなんでいるって言いきれるんだ?」
やすな「フフフ…それはね!…感じるんだよ!!」
ソーニャ「」
ソーニャ「でも透明人間はみたことないからなぁ~」
やすな「透明人間だもん、誰も見たことないよ?透明なんだもん」
ソーニャ「はいはい、じゃあなんでいるって言いきれるんだ?」
やすな「フフフ…それはね!…感じるんだよ!!」
ソーニャ「」
22: 2015/07/09(木) 23:11:40.031 ID:8wpHFAS00.net
やすな「ソーニャちゃんは目と目の間に人差し指を近づけると、なんだかモヤァ…っと感じるでしょう?」スッ
ソーニャ「…感じないさ」
やすな「…」ジー
ソーニャ「…」イライラ
やすな「……」ジー
ソーニャ「…………うわあ!感じる…っ!!」バキッ
やすな「いったーい!ひどいよソーニャちゃんったら!今のでもわたしの指は遠いっていいはるの!?」
ソーニャ「いや指は近いけど、例えが遠すぎてわかんないよ!」
ソーニャ「…感じないさ」
やすな「…」ジー
ソーニャ「…」イライラ
やすな「……」ジー
ソーニャ「…………うわあ!感じる…っ!!」バキッ
やすな「いったーい!ひどいよソーニャちゃんったら!今のでもわたしの指は遠いっていいはるの!?」
ソーニャ「いや指は近いけど、例えが遠すぎてわかんないよ!」
24: 2015/07/09(木) 23:12:36.042 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「だったらさ、証明してみろよ」
やすな「どういうこと?」
ソーニャ「フッ… …だいたいわかるだろ!話の流れで!!!」
ソーニャ「だからさ、透明人間が見えないことはわかりました。その見ることと感じること」
ソーニャ「それ以外の方法で存在を証明することができるのかって言ってるんだよ!」
やすな「…え~?証明する必要なんてないよ!」
ソーニャ「…えっなんで?」
やすな「いるからだよ!!!!!!!」
やすな「どういうこと?」
ソーニャ「フッ… …だいたいわかるだろ!話の流れで!!!」
ソーニャ「だからさ、透明人間が見えないことはわかりました。その見ることと感じること」
ソーニャ「それ以外の方法で存在を証明することができるのかって言ってるんだよ!」
やすな「…え~?証明する必要なんてないよ!」
ソーニャ「…えっなんで?」
やすな「いるからだよ!!!!!!!」
25: 2015/07/09(木) 23:13:17.062 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「…いやお前にとってはそうかもしれないけど、私はほら…まだ、だから、な?」
ソーニャ「私はってか…お前以外全員まだだからな?証明が必要だろ証明が!」
やすな「も~証明証明って、ソーニャちゃんはしょうめい人間なの??」
ソーニャ「なんだよそれ」
やすな「照明さんだよ」
ソーニャ「…また話が見えなくなってきたぞ!?」
ソーニャ「私はってか…お前以外全員まだだからな?証明が必要だろ証明が!」
やすな「も~証明証明って、ソーニャちゃんはしょうめい人間なの??」
ソーニャ「なんだよそれ」
やすな「照明さんだよ」
ソーニャ「…また話が見えなくなってきたぞ!?」
27: 2015/07/09(木) 23:14:06.759 ID:8wpHFAS00.net
やすな「じゃあこう聞くよ!ソーニャちゃんは透明?不透明?」
ソーニャ「私は不透明だよ」
やすな「ってことは不透明人間なんだね?」
ソーニャ「ふっ来たな、ただし、透明人間の存在を肯定した上での不透明人間、という意味ではないからな?」
やすな「じゃあ非不透明人間ってことだね?」
ソーニャ「…んっ?!…ただし、巡り巡って透明人間という意味での非不透明人間ではないからな?」
やすな「じゃあ逆非不透明なんだね?」
ソーニャ「…!?…ん?ん?えっと??アッチデコッチデ…」
やすな「違うの?」
ソーニャ「私は不透明だよ」
やすな「ってことは不透明人間なんだね?」
ソーニャ「ふっ来たな、ただし、透明人間の存在を肯定した上での不透明人間、という意味ではないからな?」
やすな「じゃあ非不透明人間ってことだね?」
ソーニャ「…んっ?!…ただし、巡り巡って透明人間という意味での非不透明人間ではないからな?」
やすな「じゃあ逆非不透明なんだね?」
ソーニャ「…!?…ん?ん?えっと??アッチデコッチデ…」
やすな「違うの?」
28: 2015/07/09(木) 23:14:51.475 ID:8wpHFAS00.net
やすな「じゃあ逆非不透明人間以外ってことだね?」
ソーニャ「…逆…非……ん、ん?今どっちだ!?…ちょっと一回話を整理しよう」
ソーニャ「その逆非不透明人間以外ってのは一旦置いといて」
やすな「おっ脱逆非不透明人間以外ってことだね?」
ソーニャ「もう!お前の話が不透明になってきたよ!!なんなんだそれは!」
やすな「ナンダナンダ?脱逆非不透明人間以外に否定的だね??」
ソーニャ「もうわけがわからん…」
ソーニャ「…逆…非……ん、ん?今どっちだ!?…ちょっと一回話を整理しよう」
ソーニャ「その逆非不透明人間以外ってのは一旦置いといて」
やすな「おっ脱逆非不透明人間以外ってことだね?」
ソーニャ「もう!お前の話が不透明になってきたよ!!なんなんだそれは!」
やすな「ナンダナンダ?脱逆非不透明人間以外に否定的だね??」
ソーニャ「もうわけがわからん…」
30: 2015/07/09(木) 23:16:01.981 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「お前もどうせわかってないんだろ?」
やすな「えへへーー……///」
ソーニャ「やっぱりな」
やすな「じゃあさ、逆に証明してみてよ!」
ソーニャ「逆に証明ってどういうことだよ」
やすな「だから、透明人間はいないってことを証明してみてって言ってるんだよ!」
ソーニャ「…なんだか登ってもいない山を下山させられている気がする…」
やすな「えへへーー……///」
ソーニャ「やっぱりな」
やすな「じゃあさ、逆に証明してみてよ!」
ソーニャ「逆に証明ってどういうことだよ」
やすな「だから、透明人間はいないってことを証明してみてって言ってるんだよ!」
ソーニャ「…なんだか登ってもいない山を下山させられている気がする…」
31: 2015/07/09(木) 23:16:35.534 ID:8wpHFAS00.net
やすな「あれれ~?もしかしてできないの~??」
ソーニャ「んー…」
やすな「できないんだ!いる!!透明人間は絶対いるよ!!!」
ソーニャ「ちょっと待て、だって透明人間の存在はついさっき私から知ったんだぞ?」
やすな「ついさっきよりも前から透明人間はいるよ!」
ソーニャ「なんでお前がそんなこと知ってるんだよ!?」
やすな「見たもん!!!!!」
ソーニャ「嘘つけぇい!!!!!!!!」
ソーニャ「んー…」
やすな「できないんだ!いる!!透明人間は絶対いるよ!!!」
ソーニャ「ちょっと待て、だって透明人間の存在はついさっき私から知ったんだぞ?」
やすな「ついさっきよりも前から透明人間はいるよ!」
ソーニャ「なんでお前がそんなこと知ってるんだよ!?」
やすな「見たもん!!!!!」
ソーニャ「嘘つけぇい!!!!!!!!」
32: 2015/07/09(木) 23:17:14.705 ID:8wpHFAS00.net
やすな「嘘じゃないもん!見てないなんて証明できないでしょ?」
ソーニャ「ヤレヤレ…透明な透明人間をどうやって見たんだよ?」
やすな「透明っていっても、ちょっとは見えるんだもん」
ソーニャ「おまッ!?都合のいいこと言ってんじゃねえ!!」
やすな「どぉだぁ~~!!」ババーン
ソーニャ「いやいやまてまて!!」
ソーニャ「ヤレヤレ…透明な透明人間をどうやって見たんだよ?」
やすな「透明っていっても、ちょっとは見えるんだもん」
ソーニャ「おまッ!?都合のいいこと言ってんじゃねえ!!」
やすな「どぉだぁ~~!!」ババーン
ソーニャ「いやいやまてまて!!」
34: 2015/07/09(木) 23:17:52.507 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「じゃあ何だ?お前が言ってる透明人間は…その、どのくらいの透明人間なわけ?」
やすな「それは何?身長?」
ソーニャ「そんなわけないだろ!!」
やすな「…音域?」
ソーニャ「違う違う!…透明人間の歌唱力には興味ないよ」
ソーニャ「んー…その、透明度だよ透明度」
やすな「んえ?」
やすな「それは何?身長?」
ソーニャ「そんなわけないだろ!!」
やすな「…音域?」
ソーニャ「違う違う!…透明人間の歌唱力には興味ないよ」
ソーニャ「んー…その、透明度だよ透明度」
やすな「んえ?」
35: 2015/07/09(木) 23:18:29.298 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「だからよ、ペットボトルってあれ透明だろ?」
やすな「そうだね」
ソーニャ「でも見えるだろ?」
やすな「うん」
ソーニャ「ってことはこういう素材で出来てる人間がいたら、これは透明人間って言えるわけだ」
やすな「それは違うよソーニャちゃん、それはペットボトル人間だよ!」
ソーニャ「」
やすな「そうだね」
ソーニャ「でも見えるだろ?」
やすな「うん」
ソーニャ「ってことはこういう素材で出来てる人間がいたら、これは透明人間って言えるわけだ」
やすな「それは違うよソーニャちゃん、それはペットボトル人間だよ!」
ソーニャ「」
36: 2015/07/09(木) 23:19:16.683 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「ペットボトル人間ってなんだよ!」
やすな「え。そんなのいないよ?…」
ソーニャ「…ッ! 透明人間もいねえんだよ!!」
やすな「いるって言ってるでしょ!!!」プンスカ
ソーニャ「どこに!?」
やすな「…そこかしこにだよ!」
ソーニャ「どんだけいんだよ!?」
やすな「え。そんなのいないよ?…」
ソーニャ「…ッ! 透明人間もいねえんだよ!!」
やすな「いるって言ってるでしょ!!!」プンスカ
ソーニャ「どこに!?」
やすな「…そこかしこにだよ!」
ソーニャ「どんだけいんだよ!?」
37: 2015/07/09(木) 23:19:54.908 ID:8wpHFAS00.net
やすな「まぁ普通の人間の倍くらいかな」
ソーニャ「多い多い!!そんないたら普通の人間とぶつかって危ないだろ!」
やすな「えっ…ぶつかんないよ?すり抜けられるから」
やすな「ほぼ空気だからねっ」キリッ
ソーニャ「まてまてまて…」
ソーニャ「多い多い!!そんないたら普通の人間とぶつかって危ないだろ!」
やすな「えっ…ぶつかんないよ?すり抜けられるから」
やすな「ほぼ空気だからねっ」キリッ
ソーニャ「まてまてまて…」
38: 2015/07/09(木) 23:20:42.621 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「ほぼ空気つったお前今」
やすな「うん」
ソーニャ「…ほぼ空気つったお前今」
やすな「うんっ」
ソーニャ「……ほぼ空気つったお前今」
ソーニャ「ほぼ空気つったらさそれはもう、もはや…イコールいないってことなんじゃないの?」
やすな「いやいやイコールじゃないよ、いる大なりいないだよ」
ソーニャ「…?いやいや、だいなりってことは、かたやちょっといないかもしれないってことだぞ!?」
やすな「うん」
ソーニャ「…ほぼ空気つったお前今」
やすな「うんっ」
ソーニャ「……ほぼ空気つったお前今」
ソーニャ「ほぼ空気つったらさそれはもう、もはや…イコールいないってことなんじゃないの?」
やすな「いやいやイコールじゃないよ、いる大なりいないだよ」
ソーニャ「…?いやいや、だいなりってことは、かたやちょっといないかもしれないってことだぞ!?」
39: 2015/07/09(木) 23:21:34.965 ID:8wpHFAS00.net
やすな「いやいや大なりイコールじゃないよ?大なり!!なんだよ!!」
やすな「えっとね、透明人間いる>いないかもしれなくないなり、だよ!!」
ソーニャ「っはぁああ!?」
やすな「だからね!イコールじゃなくて……イールだよ!」
ソーニャ「っは?????」
やすな「いるから、イールだよ!!!!」
ソーニャ「……もうわけわかんねえよ」
やすな「えっとね、透明人間いる>いないかもしれなくないなり、だよ!!」
ソーニャ「っはぁああ!?」
やすな「だからね!イコールじゃなくて……イールだよ!」
ソーニャ「っは?????」
やすな「いるから、イールだよ!!!!」
ソーニャ「……もうわけわかんねえよ」
40: 2015/07/09(木) 23:22:12.543 ID:8wpHFAS00.net
やすな「ソーニャちゃんはバカだもんねー」ニタニタ
ソーニャ「あっはっはっはっは!」バギィ!
やすな「痛いっ!」
ソーニャ「わかったよ、、いるいる、いるでいいよもう」
やすな「認めるんだね!?」
ソーニャ「ああ、透明人間は」
やすな「イールね?」
ソーニャ「うんうん、いるいる」
ソーニャ「あっはっはっはっは!」バギィ!
やすな「痛いっ!」
ソーニャ「わかったよ、、いるいる、いるでいいよもう」
やすな「認めるんだね!?」
ソーニャ「ああ、透明人間は」
やすな「イールね?」
ソーニャ「うんうん、いるいる」
43: 2015/07/09(木) 23:22:48.576 ID:8wpHFAS00.net
やすな「イールね?」
ソーニャ「いる」
やすな「イール?」
ソーニャ「いる!」
やすな「イール」
ソーニャ「いるっ!」
やすな「イールって言って!!」」
ソーニャ「……イール」
やすな「ふっふーん」エッヘン
ソーニャ「いる」
やすな「イール?」
ソーニャ「いる!」
やすな「イール」
ソーニャ「いるっ!」
やすな「イールって言って!!」」
ソーニャ「……イール」
やすな「ふっふーん」エッヘン
44: 2015/07/09(木) 23:23:42.727 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「…透明人間は存在するよ」
やすな「まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「だって見たんだろ?」
やすな「バッチリ見たよ」
ソーニャ「…うんもうね、その時点でもうパラドックスは発生してるんだけどな?」
ソーニャ「まぁ結論としてはだ、透明人間ってのは不透明ってことだな?」
やすな「まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「…っはぁ」
やすな「まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「だって見たんだろ?」
やすな「バッチリ見たよ」
ソーニャ「…うんもうね、その時点でもうパラドックスは発生してるんだけどな?」
ソーニャ「まぁ結論としてはだ、透明人間ってのは不透明ってことだな?」
やすな「まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「…っはぁ」
46: 2015/07/09(木) 23:25:06.496 ID:8wpHFAS00.net
やすな「ただね、これだけは覚えておいてね」
ソーニャ「ん?」
やすな「透明人間っていうのは、いるとかいないとか、見えるとか見えないとかそういうものじゃないんだよ…!」
ソーニャ「…」
やすな「…透明人間ってのは…みんなの心のなかにいるんだよッ!!」
ソーニャ「…」 バギドゴボコボコベキッ!
やすな「いったいってぇ…!ひどいよ…」グスンッ
やすな「…でもね、そんなことをしても誰もわたし達から透明人間を奪うことはできないんだよっ!」
ソーニャ「ん?」
やすな「透明人間っていうのは、いるとかいないとか、見えるとか見えないとかそういうものじゃないんだよ…!」
ソーニャ「…」
やすな「…透明人間ってのは…みんなの心のなかにいるんだよッ!!」
ソーニャ「…」 バギドゴボコボコベキッ!
やすな「いったいってぇ…!ひどいよ…」グスンッ
やすな「…でもね、そんなことをしても誰もわたし達から透明人間を奪うことはできないんだよっ!」
47: 2015/07/09(木) 23:25:47.825 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「…それは何だ?サンタクロース的なものってことか?」
やすな「そうそうそうだよ!」
やすな「…何もくれないけどね」
ソーニャ「…いないからな」
やすな「まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「こいつ…」イライラ
やすな「でもさ、最近時々思うんだよねぇ…」
ソーニャ「?」
やすな「透明人間なんて、本当はいないんじゃないかって」
ソーニャ「」
やすな「そうそうそうだよ!」
やすな「…何もくれないけどね」
ソーニャ「…いないからな」
やすな「まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「こいつ…」イライラ
やすな「でもさ、最近時々思うんだよねぇ…」
ソーニャ「?」
やすな「透明人間なんて、本当はいないんじゃないかって」
ソーニャ「」
48: 2015/07/09(木) 23:26:22.850 ID:8wpHFAS00.net
ソーニャ「お前なぁ!?」
やすな「でもいいんだ!!もしも透明人間がいなかったとしても、私の人生にはなんっっの影響もないから!」
ソーニャ「それは心配に及ばない、なぜなら透明人間なんていないからな!!」
やすな「…まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「えー…これは満場一致ということでいいのか?」
やすな「…まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ…」
完
やすな「でもいいんだ!!もしも透明人間がいなかったとしても、私の人生にはなんっっの影響もないから!」
ソーニャ「それは心配に及ばない、なぜなら透明人間なんていないからな!!」
やすな「…まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ」
ソーニャ「えー…これは満場一致ということでいいのか?」
やすな「…まぁ、どうしてもそうなっちゃうねぇ…」
完
50: 2015/07/09(木) 23:28:02.819 ID:t00929sI0.net
乙
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