1: 2013/11/03(日) 17:43:02 ID:4tTfnbio
阿笠「そうじゃ。」
コナン「一体どうやるんだ、博士!!」
阿笠「なぁに、簡単なことじゃよ。ゴニョゴニョ…」
コナン「なるほど!サンキュー博士、ちょっと電話してくるぜ!」
阿笠「気をつけてな~」
コナン「一体どうやるんだ、博士!!」
阿笠「なぁに、簡単なことじゃよ。ゴニョゴニョ…」
コナン「なるほど!サンキュー博士、ちょっと電話してくるぜ!」
阿笠「気をつけてな~」
2: 2013/11/03(日) 17:45:57 ID:4tTfnbio
コナン「もしもし?あのお方さん?」
あのお方「わしじゃよ、何の用じゃ?」
コナン「あの、ボク、工藤新一についての情報を持っているんだけど。」
あのお方「何ホントか?」
コナン「あのね、帝丹小学校に通ってる、円谷光彦って人が工藤新一なんだって!」
あのお方「わしじゃよ、何の用じゃ?」
コナン「あの、ボク、工藤新一についての情報を持っているんだけど。」
あのお方「何ホントか?」
コナン「あのね、帝丹小学校に通ってる、円谷光彦って人が工藤新一なんだって!」
3: 2013/11/03(日) 17:48:01 ID:4tTfnbio
あのお方「ほほ~う!君、小さいのによく知ってるのぉ!ありがとな!そうじゃ、お礼をしよう。何か欲しいものあるかい?」
コナン「ううん、特にない!」
あのお方「欲がないのぉ!感心感心じゃ!」
コナン「じゃあね、あのお方さん!」
あのお方「おお、元気でな」
コナン「ううん、特にない!」
あのお方「欲がないのぉ!感心感心じゃ!」
コナン「じゃあね、あのお方さん!」
あのお方「おお、元気でな」
4: 2013/11/03(日) 17:52:54 ID:4tTfnbio
あのお方「…ジン、ウオッカ」
ジン「…お呼びでしょうか。」
あのお方「こいつを殺るんじゃ!」
ウオッカ「ええっ!?小学生ですぜ!」
ジン「ウオッカ!あのお方の前だぞ!慎め!」
あのお方「ハッハッハ、疑問に思うのも当然じゃ。」
ジン「…お呼びでしょうか。」
あのお方「こいつを殺るんじゃ!」
ウオッカ「ええっ!?小学生ですぜ!」
ジン「ウオッカ!あのお方の前だぞ!慎め!」
あのお方「ハッハッハ、疑問に思うのも当然じゃ。」
5: 2013/11/03(日) 17:54:24 ID:4tTfnbio
あのお方「…じゃが、こいつが工藤新一だとしたら…話は別じゃろう?」
ジン・ウオッカ「!!!!」
あのお方「子供だと油断せずに、慎重に殺るんじゃぞ!」
ジン・ウオッカ「ははーーっ!!」
ジン・ウオッカ「!!!!」
あのお方「子供だと油断せずに、慎重に殺るんじゃぞ!」
ジン・ウオッカ「ははーーっ!!」
6: 2013/11/03(日) 17:55:31 ID:4tTfnbio
――次の日
小林「ええ、皆さんに…大変悲しいお知らせがあります…」
小林「昨日、円谷君が…亡くなりました。」
ザワザワ
歩美「そんな!」
元太「うな重!」
灰原「…(なにか組織と関係ありそうね?)」
コナン(効果てきめんだぜ!!!)
小林「ええ、皆さんに…大変悲しいお知らせがあります…」
小林「昨日、円谷君が…亡くなりました。」
ザワザワ
歩美「そんな!」
元太「うな重!」
灰原「…(なにか組織と関係ありそうね?)」
コナン(効果てきめんだぜ!!!)
7: 2013/11/03(日) 17:56:40 ID:4tTfnbio
――放課後
歩美「…光彦君…どうして…」
元太「うな重……」
コナン「悲しいぜ(棒」
灰原「…」
歩美「…光彦君…どうして…」
元太「うな重……」
コナン「悲しいぜ(棒」
灰原「…」
8: 2013/11/03(日) 18:00:43 ID:4tTfnbio
コナン「博士いるか?」
阿笠「おお、新一か。」
コナン「博士!!これで俺は黒の組織から解放され、コナンとして生きていけるぜ!」
阿笠「そうかい、よかったのぉ!!」
コナン「ああ、光彦には感謝しねーとな!」
阿笠「ワシも頭がいいじゃろう。」
灰原「…なんだ、そういうことだったのね」
コナン・阿笠「「ゲッ」」
阿笠「おお、新一か。」
コナン「博士!!これで俺は黒の組織から解放され、コナンとして生きていけるぜ!」
阿笠「そうかい、よかったのぉ!!」
コナン「ああ、光彦には感謝しねーとな!」
阿笠「ワシも頭がいいじゃろう。」
灰原「…なんだ、そういうことだったのね」
コナン・阿笠「「ゲッ」」
9: 2013/11/03(日) 18:03:18 ID:4tTfnbio
コナン「バーロー、違うんだ、これはその」
阿笠「じゃよ!」
灰原「…なら私も身代りに氏んでもらおうかしら」ピポパポ
コナン「あ、あのお方の電話番号、知ってるか?」
灰原「大丈夫、もともとは私も組織のメンバーよ」
コナン「そっか、忘れてたwwww」
プルルルルルル
阿笠「電話じゃ。ちょっとワシは失礼するぞい。」
阿笠「じゃよ!」
灰原「…なら私も身代りに氏んでもらおうかしら」ピポパポ
コナン「あ、あのお方の電話番号、知ってるか?」
灰原「大丈夫、もともとは私も組織のメンバーよ」
コナン「そっか、忘れてたwwww」
プルルルルルル
阿笠「電話じゃ。ちょっとワシは失礼するぞい。」
10: 2013/11/03(日) 18:05:14 ID:4tTfnbio
灰原「もしもし、あのお方さんですか」
あのお方「わしじゃよ」
灰原「脱走したシェリーの行方が掴めました」
あのお方「なに、ホントか?たいしたもんじゃ!」
灰原「帝丹小学校の、小林という教師になりすましています」
あのお方「いやぁありがたいのお!礼はたっぷりさせてもらうぞい。」
あのお方「わしじゃよ」
灰原「脱走したシェリーの行方が掴めました」
あのお方「なに、ホントか?たいしたもんじゃ!」
灰原「帝丹小学校の、小林という教師になりすましています」
あのお方「いやぁありがたいのお!礼はたっぷりさせてもらうぞい。」
11: 2013/11/03(日) 18:06:31 ID:4tTfnbio
灰原「…ということにしたわ」
コナン「よかったなあwwwww」
灰原「ええ」
阿笠「いやあ、今の電話で急な用事が出来たわい。ワシは失礼するぞ。」スタコラ
コナン「よかったなあwwwww」
灰原「ええ」
阿笠「いやあ、今の電話で急な用事が出来たわい。ワシは失礼するぞ。」スタコラ
13: 2013/11/03(日) 18:10:16 ID:4tTfnbio
――次の日、学校
校長「ええ、みなさんに、大変悲しいお知らせがあります。」
校長「きのう私は、大事にしていた花瓶を…割ってしまいました。」
校長「違います。」
校長「飼いイヌの魔苦麟(マクリン)の去勢手術をしたら、元気がなくなってしまいました。」
校長「違います。」
校長「ええ、みなさんに、大変悲しいお知らせがあります。」
校長「きのう私は、大事にしていた花瓶を…割ってしまいました。」
校長「違います。」
校長「飼いイヌの魔苦麟(マクリン)の去勢手術をしたら、元気がなくなってしまいました。」
校長「違います。」
14: 2013/11/03(日) 18:15:27 ID:4tTfnbio
校長「私のじいちゃんの形見の腕時計が壊れてしまいました。」
校長「違います。」
校長「米花町のアイドル、米花川のべーちゃん(アザラシ、♂)が昨日から行方不明です。」
校長「違います。」
校長「米花水族館の、アデリーペンギンの堕露歐(たろう)くんが、氏んでしまいました。」
校長「違います。氏んでしまったのは小林先生です。」
一同「ええええええええええええええええええええええええっ!!!!!!!!!!!?????????????????」
校長「違います。」
校長「米花町のアイドル、米花川のべーちゃん(アザラシ、♂)が昨日から行方不明です。」
校長「違います。」
校長「米花水族館の、アデリーペンギンの堕露歐(たろう)くんが、氏んでしまいました。」
校長「違います。氏んでしまったのは小林先生です。」
一同「ええええええええええええええええええええええええっ!!!!!!!!!!!?????????????????」
15: 2013/11/03(日) 18:18:35 ID:4tTfnbio
――放課後、博士の家
コナン「これからは安心して眠れるwwww」
灰原「そうねwwww」
阿笠「おーい、新聞を見たか?」
コナン「バーロー、見るわけねぇだろ!?」
阿笠「大変なんじゃよ!」
コナン「これからは安心して眠れるwwww」
灰原「そうねwwww」
阿笠「おーい、新聞を見たか?」
コナン「バーロー、見るわけねぇだろ!?」
阿笠「大変なんじゃよ!」
16: 2013/11/03(日) 18:22:55 ID:4tTfnbio
「米花町路上に、赤ちゃん捨てられる」
「推定年齢3ヶ月、『僕はミツヒコです』と叫ぶ」
コナン「この赤ちゃんの写真って!!!」
灰原「どうやら、APTX4869の作用で円谷君が幼児化…いえ乳児化してしまったようね。」
コナン「バーロー…厄介な薬使いやがって…」
阿笠「どうしたものかの…」
灰原「…でも、先生は『円谷君が氏んだ』と言ったわ。幼児化したなら氏体は残らない筈なのに…」
阿笠「あのお方に聞いてみたらどうじゃ?」
「推定年齢3ヶ月、『僕はミツヒコです』と叫ぶ」
コナン「この赤ちゃんの写真って!!!」
灰原「どうやら、APTX4869の作用で円谷君が幼児化…いえ乳児化してしまったようね。」
コナン「バーロー…厄介な薬使いやがって…」
阿笠「どうしたものかの…」
灰原「…でも、先生は『円谷君が氏んだ』と言ったわ。幼児化したなら氏体は残らない筈なのに…」
阿笠「あのお方に聞いてみたらどうじゃ?」
17: 2013/11/03(日) 18:25:24 ID:4tTfnbio
コナン「おお!さすが博士!名案だぜ!」ピポパポ
阿笠「おっと電話じゃ。ちょっと失礼。」
コナン「もしもし?」
あのお方「わしじゃよ。あのときの坊やか。」
コナン「工藤新一、氏んでないみたいだよ?」
あのお方「何ッ!?じゃが、ジンとウオッカ…、つまり、ワシの部下が氏体を確認した筈じゃ。」
コナン「でも、新聞にそっくりな赤ちゃんが出てたんだよ!」
阿笠「おっと電話じゃ。ちょっと失礼。」
コナン「もしもし?」
あのお方「わしじゃよ。あのときの坊やか。」
コナン「工藤新一、氏んでないみたいだよ?」
あのお方「何ッ!?じゃが、ジンとウオッカ…、つまり、ワシの部下が氏体を確認した筈じゃ。」
コナン「でも、新聞にそっくりな赤ちゃんが出てたんだよ!」
18: 2013/11/03(日) 18:30:12 ID:4tTfnbio
あのお方「むぅ…そう言えばあの二人、新薬を使ったとか言っとったのオ~…。今までの毒薬がAPTX4869、新薬がAPTX4870じゃ。」
コナン「へぇ~!」
あのお方「何か副作用があるのかもしれんわい。調べるから待っとれ!」
チャララーラー チャララーラーララー
あのお方「すまんすまん、待たせて悪かったわい。あの薬は完璧じゃよ。実験では、1055匹のマウスのうち1055匹全部氏んどる。」
コナン「へーそうなんだー。おじさん、どうもありがとう!」
あのお方「君は礼儀正しいのオ。またいつでも電話してきなさい。」
コナン「へぇ~!」
あのお方「何か副作用があるのかもしれんわい。調べるから待っとれ!」
チャララーラー チャララーラーララー
あのお方「すまんすまん、待たせて悪かったわい。あの薬は完璧じゃよ。実験では、1055匹のマウスのうち1055匹全部氏んどる。」
コナン「へーそうなんだー。おじさん、どうもありがとう!」
あのお方「君は礼儀正しいのオ。またいつでも電話してきなさい。」
19: 2013/11/03(日) 18:34:42 ID:4tTfnbio
阿笠「やあやあお待たせ。何かわかったかの?」
コナン「…全くわかんねぇ…あのお方の奴、薬のせいじゃないって言うんだ!」
灰原「薬じゃなくて、円谷君の体に問題があるのかもしれないわね…」
阿笠「そうじゃ!以前に入手した、彼の身体データと遺伝子情報があったわい。これじゃ。」
コナン「さすがだぜ博士!」
コナン「…全くわかんねぇ…あのお方の奴、薬のせいじゃないって言うんだ!」
灰原「薬じゃなくて、円谷君の体に問題があるのかもしれないわね…」
阿笠「そうじゃ!以前に入手した、彼の身体データと遺伝子情報があったわい。これじゃ。」
コナン「さすがだぜ博士!」
20: 2013/11/03(日) 18:42:16 ID:4tTfnbio
コナン「…そうだったのか!分かったぜ、あいつの体に秘められた謎がよ!」
コナン「あいつ、どんなことやっても氏なないだろ?」
灰原「確かに」
阿笠「じゃの~」
コナン「あいつ、どんなことやっても氏なないだろ?」
灰原「確かに」
阿笠「じゃの~」
21: 2013/11/03(日) 18:46:57 ID:4tTfnbio
コナン「アイツは氏ぬと、体から魂が抜けだして、一番近くの、遺伝子が自分に一番近い人に乗り移ることができるんだ!!」
阿笠「その通りじゃ!!」
コナン「ところが氏に過ぎてもう乗り移れる体がなかった。そこで、たまたま近くに捨てられていた赤ん坊に乗り移ったってわけさ!」
阿笠「そうなんじゃよ!」
コナン「それを無意識のうちに行っていたんだな、光彦は。虐げられているうちに無意識にした進化だろう。」
阿笠「そうじゃ。実に理にかなっておるじゃろ。」
灰原「…博士、あなた何も言ってないじゃない」
阿笠「何を言うか!『その通りじゃ』とか『そうなんじゃよ』とか、『そうじゃ。実に理にかなっておるじゃろ』とか言ったわい!」
阿笠「その通りじゃ!!」
コナン「ところが氏に過ぎてもう乗り移れる体がなかった。そこで、たまたま近くに捨てられていた赤ん坊に乗り移ったってわけさ!」
阿笠「そうなんじゃよ!」
コナン「それを無意識のうちに行っていたんだな、光彦は。虐げられているうちに無意識にした進化だろう。」
阿笠「そうじゃ。実に理にかなっておるじゃろ。」
灰原「…博士、あなた何も言ってないじゃない」
阿笠「何を言うか!『その通りじゃ』とか『そうなんじゃよ』とか、『そうじゃ。実に理にかなっておるじゃろ』とか言ったわい!」
22: 2013/11/03(日) 18:57:58 ID:4tTfnbio
コナン「あいつは氏なない…そして蓄積した怒りパワーで、いつか世界を滅ぼすぜ…」
灰原・阿笠「「な、何だってー!!」」
灰原「ってか、何でそんなにわかるのよ。」
コナン「…知りたいか?」
コナン「それは…」
コナン「僕が光彦だからですよ!!」
灰原・阿笠「「な、何だってー!!」」
灰原「ってか、何でそんなにわかるのよ。」
コナン「…知りたいか?」
コナン「それは…」
コナン「僕が光彦だからですよ!!」
23: 2013/11/03(日) 19:06:29 ID:4tTfnbio
阿笠「何じゃと!?実はワシはあのお方じゃ!」
灰原「知ってるわよ」
光彦「阿笠博士!よくもいろんなスイッチを作ってくれましたね!覚悟してください!」
阿笠「いや待て光彦君!!」
灰原「知ってるわよ」
光彦「阿笠博士!よくもいろんなスイッチを作ってくれましたね!覚悟してください!」
阿笠「いや待て光彦君!!」
24: 2013/11/03(日) 19:18:34 ID:4tTfnbio
世界はほろび、光彦のソバカスだけが残った
完
完
25: 2013/11/04(月) 03:31:33 ID:OeSe.GPA
バーロー…
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