101: 2013/10/23(水) 21:54:58 ID:AGINa52g

アニ「氷と私」

お題:訓練所に雪が降ったら(2/4話目)

102: 2013/10/23(水) 21:55:48 ID:AGINa52g

ベルトルト「…何してるの?」

アニ「見てわかんない?」

ベルトルト「わかるけど…」

アニ「氷柱、落としてる」

ベルトルト「………」

アニ「…割れたんだよ、途中で」

ベルトルト「うん」

アニ「…届かないんだよ」

ベルトルト「うん。貸して」

103: 2013/10/23(水) 21:56:43 ID:AGINa52g

ベルトルト「よっと…」

アニ「………」

ベルトルト「…取れたよ」

アニ「…どうも」

ベルトルト「無理なら、助け呼んでもいいんじゃないかな」

アニ「そこであんたを呼んだら不自然じゃない?」

ベルトルト「僕じゃなくても、背の高い人なら…フランツとか」

アニ「やだね。無理なら無理で、放っておいてもいいだろ」

104: 2013/10/23(水) 21:57:38 ID:AGINa52g

ベルトルト「…当番はしっかりしないと」

アニ「それを言うなら、昨日はあんたら仲良く昼から出かけてたじゃないか」

ベルトルト「2人とも強引に連れられたんだよ。雪かきならひと段落ついたから」

アニ「肩入れしすぎるのは良くないっていつも言ってるくせに」

ベルトルト「ただの付き合いだよ。彼は…どうか知らないけど」

アニ「………」

105: 2013/10/23(水) 21:58:54 ID:AGINa52g

ベルトルト「…ごめん。断るべきだったよね」

アニ「知らない。私も人のこと言えないし」

ベルトルト「ミーナのこと?」

アニ「来週、あいつの実家に邪魔することになった。1泊だけだけど」

ベルトルト「…トロスト区出身、だしね。年末は家に帰るのか」

アニ「……今年は断れなかった」

ベルトルト「………」

アニ「…ごめん」

106: 2013/10/23(水) 21:59:44 ID:AGINa52g

ベルトルト「…いいんじゃないかな。任務さえ忘れてなければ」

アニ「いや…」

ベルトルト「?」

アニ「来週は…」

ベルトルト「…ああ」

アニ「ごめん…」

ベルトルト「いいよ、自分でも忘れてたくらいだし」

107: 2013/10/23(水) 22:00:25 ID:AGINa52g

ベルトルト「それに、この歳になってって話だよ」

アニ「………」

ベルトルト「気にしないで。気持ちだけで嬉しいから」

アニ「うん…」

ベルトルト「…氷柱、残り取ろうか」

アニ「ん…」

108: 2013/10/23(水) 22:00:57 ID:AGINa52g

アニ「これね」

ベルトルト「うん?」

アニ「こうして雪の中に投げるとちょっとおもしろいんだ」

ベルトルト「…穴が出来たね」

アニ「ナイフ投げみたい」

ベルトルト「怖いこと言わないでよ」

アニ「危険だから取るんでしょ」

ベルトルト「そうだけど」

109: 2013/10/23(水) 22:02:29 ID:AGINa52g

アニ「なんかにあったよね、氷柱で人を頃す話」

ベルトルト「証拠隠滅?」

アニ「結局濡れた服が原因で分かっちゃうんだけど」

ベルトルト「ここでやったら、探偵役は…」

アニ「あいつだろうね」

ベルトルト「だろうね」

アニ「そうなったら、氷で身を守るしかないのかな」

ベルトルト「…そうならない事を祈るよ」

110: 2013/10/23(水) 22:04:12 ID:AGINa52g

アニ「さて、おかげで氷柱も取り除いたし。あいつら手伝ってやるか…」

ベルトルト「グラウンドは広いからね…」

アニ「なんか声が聞こえるけど」

ベルトルト「あ、待って」

111: 2013/10/23(水) 22:05:13 ID:AGINa52g

アニ「………」

ベルトルト「………」

アニ「だめだね」

ベルトルト「残念ながら」

アニ「あいつらには悪いけど」

ベルトルト「先に戻ろうか…」

アニ「たまには一緒に食べる?」

ベルトルト「たまにはね」

112: 2013/10/23(水) 22:06:02 ID:AGINa52g

氷柱手裏剣!!…俺はやった。
明日はライナー・エレン・その他大勢の話。

引用: アニ「もし私に何かあったら」