85: 2013/09/16(月) 01:12:56 ID:LNKaK0Q.


前回:俺提督「お、俺提督!ちっ鎮守府に着任します!」


提督着任前

上層部「深海棲艦の奴等も徐々に力をつけている。近年では空母や戦艦の人間体もしばしば見つかっています」

上層部「やはり、私達開発部が作った技術を使うしかないと思われます」

お偉い「異議あり、その技術は・・・本当に女性にしか使えないのか?」

上層部「ええ、この技術を『艦娘』と名づけます」

お偉いB「失礼、私はその事をまだ聞いてないのですが・・・」

上層部「それは私の助手が説明致します、ほらっ来い」

俺「はっ初めまして!こっ・・・え~とあ、これから艦娘の説明を致します!」

俺「ってうわぁぁ!落としちった」バサバサッ  

クスクス  クスクス  クスクス  クスクス ケラケラ ワラワラ

俺「あ、あわわっ」アタフタ

上層部「申し訳ありません。彼はまだ新人なのもので」

お偉いC「クックッ、助手が新人など笑い話にもならんな」

俺「で、では説明します!」(チッ、じじい共め・・・・老害が、さっさと保険かけてシネ)
海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-
86: 2013/09/16(月) 01:15:51 ID:LNKaK0Q.
俺「この艦娘とは、本来第二次世界大戦中に活躍した軍艦の記憶を直接、」

お偉いB「記憶・・・?」

俺「軍艦の戦闘記録や設計時、轟沈した時の頃のデータの事です。も、もちろん戦闘データもあります」

俺「続けます。それら軍艦の記憶を事前に訓練を受けている彼女達に実装してもらいます」

お偉い「事前・・・だと?その彼女達の年はいくつだ!?」ガタッ

上層部「失礼、実を言うとこの計画は何十年も前から計画をしていました」

お偉い「計画だと!?貴様・・・私達に発表する前から計画を勝手に『進行』してきたんだろう!」

上層部「はい、そのために当時の生き残りの孫や、軍艦に適応している・・・つまり姉妹艦に適応している子供を

    児童養護施設から引き取り、現在まで訓練してきてもらっています」

お偉い「で、では本州の各鎮守府にある児童養護サービスは・・・」

上層部「勿論、このためです・・・いかなる罰も覚悟しています・・・」

87: 2013/09/16(月) 01:18:26 ID:LNKaK0Q.
俺(えっ・・・マジで!?な、なにこの状況・・・かなりシリアスなんすけど)

お偉いD「そういえば養護施設の子供は女子しかいないと思ったら・・・そのためか」

俺(気づけよ!男がいない時点でこ、こいつもしかして口リコン?とか思えよ!)

上層部「続けてくれ」

俺「あ、はい」

俺「現時点では資材の都合上一体駆逐艦を建造しようと思います。ちなみに用語は軍艦に対してのものと同じにします」

お偉いC「彼女達の名前は・・・」

俺「適任した軍艦の名前です」(言わばキラキラネームって奴ですな・・・)

お偉い「彼女たちはそのことをどう思っているのだ」

上層部「彼女達は自分が艦娘になれることを誇りに思っています」

お偉いD「そのように、考えさせたのではないか?」

上層部「いえ、闇雲に艦娘にする人材を決めたのではありませんので、あしからず」

88: 2013/09/16(月) 01:19:09 ID:LNKaK0Q.
俺「と、取り敢えず決まりましたね・・・これで深海棲艦と戦える!」

上層部「ああ、だが私は責任を背負わねばならない」

俺「えっ・・・そ、そうです・・・よね。俺も計画を進めていたのは初耳でしたし」

上層部「艦娘の事を詳しく知っているのはお前しかいない、どの兵よりもだ」

俺「ま、まぁそうですね」

上層部「勿論、そして私はこれから投獄されるであろう」

俺「へっ!?捕まるんですか?計画は認めたくせに・・・あのじじいども・・・!」

上層部「フッ、何年も昔から承知の上だ」

89: 2013/09/16(月) 01:20:11 ID:LNKaK0Q.
上層部「お前にはこれを渡しておく、工廠で建造する艦娘のデータだ」

上層部「現在、資材の都合上駆逐艦の娘しか建造できないのは存じてるな?建造できるのは5対のうち一人だな」

俺「あ、はい。で、でもなんで俺に・・・」

上層部「言っただろう、艦娘の事をよく知っているのはお前だけ、扱えるのもお前だけだろう」

上層部「私の最後のプレゼントだ。これを着ろ」スッ

俺「えっ、お、重いっ!な、なんすかこれ・・・白い・・・帽子に服・・・」

俺「って提督の服じゃないっすか!!!?」

90: 2013/09/16(月) 01:20:53 ID:LNKaK0Q.
俺「ちょwちょっと待ってくださいよ!じょ、冗談っすよね?」

俺「て、提督って艦隊の総司令官じゃないっすか」

上層部「無論だ」

俺「だ、だって俺開発部の研究生ですよ!?」

上層部「だな、半分アルバイトだった」

俺「上層部さんが部下がいないって泣いてたから入ったのに・・・提督なんて聞いてないっすよー!」

俺「そういう指揮なんて俺にはないし体力もないし・・・そ、それに俺コミュ症っすよ!?」

上層部「私には随分慣れてきたじゃあないか」

俺「そ、そりゃあ何月か経てば慣れますけど」

憲兵「上層部の者だな、署までご同行願う」スタスタ

上層部「フッ・・・もう時間のようだ」スタスタ

俺「け、憲兵・・・さん?ま、待ってまだ待ってください!上層部さんはこの日本帝国のために!」ガシッ

憲兵「反発か?なら貴様も牢獄いきだ」

上層部「止めろ、お前にはこの日本を任せなければならない」

91: 2013/09/16(月) 01:21:53 ID:LNKaK0Q.
上層部「お前ならよくやれる・・・と思う」

俺「おもう?」

上層部「これだけは誓え!艦娘を轟沈だけはさせるな!!させたら私がお前を頃しに脱獄するからな!!!」

上層部「そ、それと彼女達に妙な気をあまり起こすなよ!」

俺「えっ可愛いんですか!?」

上層部「可愛い!」

憲兵「おい、ゆくぞ」ガシッ

俺「あっ・・・ま、待って!俺、やっぱり」

上層部「狼狽えるな!!!」

俺「!」

上層部「俺提督、鎮守府に着任だ・・・敬礼!」ビシッ

上層部「これからよろしく頼むぞ、それと・・・・・さようならだ」スタスタ

俺「じょ、上層部さん!お、俺!!俺この国を守ります!!!」

俺「だから安心していてください!」

俺「お、俺提督!ちっ鎮守府に着任します!」

93: 2013/09/16(月) 19:51:38 ID:sET99KjI
俺「上層部さん・・・」

俺「よ、良し!艦娘を選ぼう」

俺「え、え~と・・・どの子の写真も皆制服着てるなぁ・・・制服によって型が違うって聞いたけども」

俺「取り敢えず一番漢字の読みとか簡単そうなこの子でいっか!」

工廠

ピョンッピョンッ

俺「うわっ!?な、なんだこの生き物って・・・ああ、妖精さんか・・・」

俺「確か上層部さんが趣味で作った高性能ロボットだっけ・・・」

妖精  ?

俺「あ、ああ・・・えっえ~とぉ・・この吹雪って子建造して欲しいんですが」

妖精 コクッ

94: 2013/09/16(月) 19:56:09 ID:sET99KjI
吹雪「はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!」

俺「えっ?」クルッ

吹雪「もしかして提督ですか!?これからよろしくお願いします!」(良かった!普通の人だ!)

吹雪(皆、提督は怖い人だなんて言うからドキドキしちゃった)

俺「あ、あの・・お、俺、俺提督です!」

俺「こっこれからよろしくおおおお願いします!」ペコペコ

吹雪「わわっ!?あ、頭を下げないでくださいよ!」

吹雪「どっちが上だかわからないじゃないですかぁ!」

俺「えっそ、そうか・・・な?あははっ」(地味な子だなぁ・・・くぁわいいけどね)

吹雪「ふふっ、あははっ!」(挙動不審でおもしろいなぁ)

95: 2013/09/16(月) 19:56:46 ID:sET99KjI
俺「あ、あの・・・吹雪ちゃん」

吹雪「なんでしょう?」

俺「これから俺・・・どうすればいいのかな」

吹雪「ええっ!?提督でしょう!」

俺「でも俺そういう知識無いのに強制的に提督にされたの・・・」

吹雪「しおらしくなっても駄目です!分かった!取り敢えず出撃しましょう!」

俺「しゅ、しゅちゅげき?」

吹雪「しゅつげき!、そのために私達は訓練をしてきたんですから!」

俺「そ、そうだよね・・・怪我とかしないでね?行ってらっしゃ~い」

吹雪「提督も行くんですよ!」

俺「俺も!?」

96: 2013/09/16(月) 19:59:26 ID:sET99KjI
出撃開始!

俺「お、俺提督しゅちゅげきしまふ!」

吹雪「行きましょう!」

イ級「シュアアアアッ!」ザバァンッ

俺「でっでたぁ!?マグロ!?」

吹雪「イ級です!こいつなら私でも、提督!指示を出してください!」

俺「し、指示!?」(ポケモンみたいにいうのかな?)

俺「と、とりあえず一斉掃射!」

吹雪「てやぁっ!」ババンッ!

イ級「イイイイイイッ!!!」LOST

俺「か、勝ったッ!」

吹雪「や、やりましたね!提督!わーいわーい!」

俺「わーいわーい!」

99: 2013/09/17(火) 23:34:27 ID:Vipxd0Js
間宮「配給艦の間宮です。どうぞよろしくお願いいたします」ペコッ

俺・吹雪「よろしくお願いします」

俺「あ、あのこのオムライスを一つ」

吹雪「吹雪もそれでいいです」

俺「じゃあ二つ」ピース

間宮「はーい」

俺「ふぅ、初出撃は緊張したぁ・・・」

吹雪「そうですね・・・私も深海棲艦と戦いを交えたのはこれが初めてですよ」

俺「う、うん・・・あ、吹雪型って他にもいるのかな?」

吹雪「はい!養護時代からの子達です!え~といちにいさんしい」

俺「そっその子達も建造して浸水できるようにこれから任務とか頑張らないとね・・・」

吹雪「はい!がんばりましょう!」

100: 2013/09/17(火) 23:37:48 ID:Vipxd0Js
俺「もぐもぐ・・・旨い!」

吹雪「ケチャップケチャップです」ビュー

妖精 ピョンッピョンッ

俺「え?2体建造できたって?あ、今食べてからいきます」ガツガツ

吹雪「おいひぃです・・・!」モグモグ

吹雪「って2体も建造したのですか!?」ガタッ

俺「え?あ、あぁうん・・・一つは1時間くらい?でもう一つは20分くらいだったよ」

吹雪「へぇ・・・じゃあ軽巡洋艦さんかもしれませんね!」

俺「軽巡?ん~誰だろうな~・・・」

俺「・・・・・」ダラダラ(実際俺軍艦の事何にも知らないんだよな・・・艦娘計画だけはしってるけど・・・)

吹雪「提督・・・黙らないでくださいよ」

俺「あ、ご、ごめ・・・食事中は親に静かにと教わってて・・ね?」(「俺君黙りすぎ~www」って時にリアルで対処した台詞だ!)

101: 2013/09/17(火) 23:42:10 ID:Vipxd0Js
白雪「白雪です。よろしく願いします」ペコッ

吹雪「白雪さん!」ダキッ

白雪「おや、吹雪さんもいたのですか」

俺「ぁっ・・・えっ・・あぁあの」

白雪「貴方が提督?よろしくです」

俺「よ、よろしくっす」

白雪「吹雪さん・・・この人は・・・」

吹雪「て、提督ですって!!これでも!!」

俺「え」(これでもってなんだよ!!!)

102: 2013/09/17(火) 23:49:01 ID:Vipxd0Js
改装

俺「ど、どうですかね?10cm連装高角砲って・・・」

吹雪「わわっ!かっこいいです!」ガシャッガシャッ

白雪「嬉しい・・・!・・・有難う御座います」ペコッ

俺「そっそっすか」(喜んでもらえて何より)

吹雪「でもぉ~・・・ところで提督?」

俺「ん?なに?」

吹雪「開発資材も結構かかったんじゃ・・・」

俺「ん?なに?」アセアセ

吹雪「な、なんでもないです・・・」

103: 2013/09/17(火) 23:50:09 ID:Vipxd0Js
工廠

天龍「俺の名前は天龍・・・フフ、怖いか?」

俺「あー・・・あ、いや、あ、あの」オドオド(やべぇよこいつ・・・失敗してるやつだよこいつ・・・)

天龍「フッ、まぁビビるも仕方ねぇよ・・・俺は世界水準超えてっからなー」

俺「う、うんそっか・・・よろしくデス・・・」(しかも俺っ娘やん・・・いてーwwwいてーwww)

吹雪「吹雪です!演習ではお世話になりました!」

白雪「左に同じく・・・」

天龍「あ?何だ吹雪型の駆逐艦も先に来てんのか、おう、これからもヨロシクな」グッ

俺「ね、ねぇ・・・」コショコショ

吹雪「なんです?」

俺「世界水準超えたって言ってるけど・・・それって世界で一番凄いってこと?」ゴニョゴニョ

吹雪「・・・少しは勉強してください・・・」

吹雪「完成当初は確かに世界水準超えてました・・・けど」コショコショ

天龍「ああ!?なに二人でゴニョゴニョいってんだぁ?」

104: 2013/09/17(火) 23:52:31 ID:Vipxd0Js
俺「え、何その刀」マジマジ(かっけー)

天龍「フッ、どうだ?凄いだろ?実際に使ってみっか」スッ

吹雪「そうですね!出撃しましょう!」

俺「ええっ!?ま、また!?」

白雪「おかしなことではありませんよ・・?」

天龍「おう!俺がいればなんとかなるだろ」

俺「じゃ、じゃあ・・・」

俺「俺提督!出撃します!」(あ)

俺「噛まずに言えたー!」グッ

天龍「フッ、決め台詞なら練習したらどうだ?」

105: 2013/09/17(火) 23:56:46 ID:Vipxd0Js
出撃開始!

俺「羅針盤回していい?」

天龍「さっさと回せ、俺はうずうずしてんだよ」ウズウズ

吹雪「私がやっつけちゃうんだから!」ガチャコン

妖精「羅針盤まわすねー」ガララー

俺「・・・!??!?」(シャベッタアアアアアアアアアアアアアア!!!?)

俺「ってあ!俺が回そうと思ってたのに!」

白雪「羅針盤は妖精さんが回す仕組みです・・・さっきも出撃したのではなかったんですか?」

俺「だ、たって・・・」チラッ

吹雪「はっはしゃぎすぎて・・・」テヘ

106: 2013/09/17(火) 23:57:57 ID:Vipxd0Js
イ級「イイイイイイ!!」ザバッ

ロ級「ロ」ザバッ

ハ級「シュアアァッ!!!」ザバッ

俺「ひぃぃっ!!?さ、三体も来たよ!?」ガシッ

天龍「バカ!離せ!今から殺るとこなんだからよ!」ガチャ

天龍「俺が一撃で終わらせてやるぜ・・・」ゴゴゴ

俺(お、や、やっぱりすごいの!?)

俺「じゃあ駆逐艦の二人は天龍の援護に!」

天龍「はぁ?援護なんていらねぇって!!俺一人で十分だっての!」

天龍「見てろ~・・・はぁっ!!」バババンッ

ロ級「ロォ?」miss

俺「ミスってんじゃん!!!」

107: 2013/09/18(水) 00:00:34 ID:0uyt2Ev2
天龍「ち、チゲぇよ!!!今のは運の問題だよ!!運だって!!!うんうん!!!///」カァァ

吹雪「やぁっ!」ガガガンッ

ロ級「グゴッ」critical LOST

俺「おお!」

白雪「手法で弾幕はります」ズドドッ

ハ級「グガッ・・・!」大破

俺「おおー!」パチパチ

天龍「・・・・・」

俺「・・・・・」チラッ

天龍「あ、あ~昨日は2時間しか寝てなかったからな~・・・」

俺「うん・・・そっか・・・」

天龍「てめぇも轟沈させてやるぅ・・!!!」

俺「えっwちょwwwやめw」ブクブク

108: 2013/09/18(水) 00:01:33 ID:0uyt2Ev2
完全勝利!S

俺「ま、待って・・・びとりばいはしてんすけろ・・・」ボコボコ

天龍「いやぁ、まぁなんだ。無事でよかったな」

吹雪「はい!この調子で明日も頑張りましょう!」

白雪「はい・・・お疲れ様でした」

ゾロゾロ

俺「ま、まっ待て・・・待って・・・」

俺「あっ・・・足捻挫してるよーーっ」

俺「おーい・・・おーい・・・」

拝啓、上層部さん

     僕が先に轟沈しそうです

111: 2013/09/19(木) 00:48:39 ID:TNf2sZ7A
朝  執務室

俺「むにゃ・・・zzzちょw・・・俺氏漢字できないwwwwzzzz」

俺「んんwww・・・浸水ちゃうw・・・・zzzz進水や・・zzz」

俺「・・・・・お」パチッ

俺「ここ・・・ぁ」

俺「ぁ・・・ダンボール・・・そっか、俺」

俺「提督になったんだっけ」

俺「・・・だる」

俺「確か・・・任務受けないと」ヨロヨロ

112: 2013/09/19(木) 00:56:31 ID:TNf2sZ7A
任務嬢「提督さん、お疲れ様です」

俺「ぁっ、お、お」(にっ任務嬢さんだ!遠くから眺めてただけなのに・・・)

任務嬢「?」

俺「つっかれさまですっぅ!」ビシッ

任務嬢「俺さんは、いや、提督さんはまだ鎮守府での提督の仕事を知りませんよね?」

俺「そっそっスね」

任務嬢「ふふっ、そんな緊張しないでください」クスクス

俺「えっ?あぅとえっとあいやそんなんじゃなくて」

任務嬢「あ、時間がない。提督の朝のお仕事からご説明させていただきますね」

俺「はいっ!」

113: 2013/09/19(木) 00:59:14 ID:TNf2sZ7A
1、艦娘ヲ起コス事

俺「あ、あの~・・・」コンコン

吹雪「あっ!提督さん!おはようございます!」ガチャ

白雪「おはようございます」

俺「よ、良かった。二人共起きてたんだね」

吹雪「はい!」

白雪「起こしたのは私です・・・」

吹雪「え、えへへ」

俺(この子達は大丈夫そうだな。相部屋みたいだし、お互いに支えあってけば)

115: 2013/09/19(木) 01:02:47 ID:TNf2sZ7A
俺「て、天龍さーん」コンコン

俺「あり?」

俺「天龍さ~ん」コンコン

 「うっせーよ!黙れ!」

俺「で、っでも朝起こすのが提督の仕事らしくて・・・」

 「今、着替えてる途中なんだよ!起きてっからどっか行け!」

 「キモ提督!」

俺「きっきも・・・」(キモいって言われたキモいって言われたキモいって言われたキモいって言われたキモいって言われた)

俺「・・・・・」(キモいって言われたキモいって言われたキモいって言われたキモいって言われたキモいって言われたキモキオキモ)

俺「・・・・・」(ふざけんな、俺は仕事だからわざわざお前みたいな不良起こしてやってんだよ。キモいってなんだよキモいって・・・)

天龍「あ、お前まだ居たのかよ。無言でドアの前いんじゃねぇーよ馬鹿」ガチャ

116: 2013/09/19(木) 01:04:39 ID:TNf2sZ7A
2、体操第一、健康ヲ維持セヨ

タンターラタタ タンタータタタ  テテテテテテンテンテン 

俺「ぃっちに・・・さんしー・・・」(これが・・・仕事・・・)

天龍「聞こえねーよ!なよなよしてきめーな」

俺「ごっごめ・・・」

俺「つ、次の体操なんだっけ?」

白雪「深呼吸です」

俺「すぅ・・・ぶはっ・・・すぅ~~~・・・ぶはっ」

俺「いっちに・・・さんしーっ」

吹雪「あっそこ違います!そこ肩入れです」

俺「えっ?そ、そだっけ・・・ごめん」

117: 2013/09/19(木) 01:06:04 ID:TNf2sZ7A
3、朝ノ会議ニ出席セヨ

俺「・・・・・」ダラダラ

お偉い「昨日の鎮守府生面海域出撃、ご苦労だった」

お偉いA「そして南東諸島沖の敵艦隊主力を撃破したようだな」

お偉いB「中々の指揮だ。これからもその調子で頼むぞ」

お偉いC「全く、昨日までの用紙をバラバラにする君とは大違いだなww」

俺「あ、ありゃとす!」

お偉いB「どうやら言語は深海棲艦そのもののようだw」

     ゲラゲラ

俺「えっ、し、深海棲艦って喋るのですか?」(耐えろ、俺。無視だ無視)

お偉い「そんなこともわからないのか」

お偉いC「全く、一般海兵の方が優秀なんじゃあないのか?」

俺「・・・は、ハハ・・」

118: 2013/09/19(木) 01:07:17 ID:TNf2sZ7A
4、執務室ニテ艦隊司令情報ヲ閲覧セヨ

俺「ちっ・・・プリント見るだけじゃねぇか・・・」パラパラ(あのじじい・・・頃す)

俺「吹雪、吹雪型一番艦・・・まぁとにかくベースって訳か」

俺「白雪、吹雪型二番艦・・・なんかクラスにいそうだよな」

俺「天龍、天龍型一番艦・・・世界水準超え、ふ~んあっそ」

俺「戦績とか・・・勝ちまくりんぐだっつの」

俺「何?秘書艦?そ、その子決めてなかったなぁ・・・」

俺「ま、まぁそれは後でいいや・・」(や、やだなぁ・・・近くに女の子がいるだけで軽く意識朦朧とするのに)

俺「そろそろ朝の仕事も終わりかな?」

119: 2013/09/19(木) 01:09:09 ID:TNf2sZ7A
5、艦娘ト今日ノ出撃作戦ヲ考工口

俺「ってことなんだけど・・・」

天龍「まぁ、ガンガンいこうぜ」

俺「お、俺としては命令させろなんだけど・・」(くそがっ・・・・)

白雪「え?」

俺「と、とにかく・・・え、えと」

俺「今日の作戦は海上護衛作戦だから、とにかく輸送ラインを守ろうね!」

吹雪「よぉ~しがんばりますよ~!」

俺「う、うん・・・アハ、ハ」

天龍「何笑ってんだよキメーな」

120: 2013/09/19(木) 01:10:25 ID:TNf2sZ7A
俺「とりま建造せな」

妖精 ピョンッ ストッ

俺「じゃあ燃料とか色々結構あるんで奮発しちゃおっかな」

妖精 ~♪

俺「じゃあ高速でやりましょ、ね?」

妖精

俺「えっめ、メンドくさい?って・・・誰だろうこれ?」

俺「いつもより長い気が・・・」

121: 2013/09/19(木) 01:12:32 ID:TNf2sZ7A
高雄「高雄です。貴方が私の提督さん?」

愛宕「ぱんぱかぱ~ん!」

俺「!」(でかい)

俺「あ、お、俺っす、あ、あれ」

愛宕「ん?なあに?というか高雄ちゃんと一緒に進水できて嬉しい」

高雄「私もです」

俺「お、俺提督ッス!」ビシッ

高雄「あ、す、素敵な提督で良かったです」

愛宕「素敵というよりおもしろそうですねー」

俺「こっこれからがんあばりやしょ!そ!あ、がんばりましょ!」(揉みたいあっ・・・やばい・・・)ムクムク

愛宕「はい!大事なことだから二回言ったのですね?頑張りましょう!」

高雄「あれ?提督、何故屈んでいるのですか?」

俺「こっ腰いたくぅ!?てっ・・あっ」(痛い痛い!いてっいててっ・・・この服ピチピチすぎるぅっ)

124: 2013/09/22(日) 13:19:14 ID:7bVghzoQ
現在  深海

俺「はぁ・・・色々あったなぁ・・・」シミジミ

タ級「まだオキテたのか」スタスタ

俺「お・・・俺」

俺「俺!やっぱり帰ろうと思いまいます!」 

俺「俺が嫌われてるのはいつものことだし、というか俺がいないとあの子達はっがぁっ!?」  グサッ

俺「え゛!?」

グサッ   ズシュッ   グシュッ  バタッ...


タ級「テートク、還サナイ」

125: 2013/09/22(日) 13:23:15 ID:7bVghzoQ
「提督!」  「司令官!」  「ゴミ!」  「カス!」 「人間のクズ!」

 「あぁ・・・これ走馬灯だ・・・俺氏ぬのかな」

 「お母さん・・・お父さん・・・勝手にタンスの引き出し開けてごめんなさい」

 「上層部さん・・・俺、艦娘より先に轟沈しちゃったみたいです・・・」

 「あ、これ吹雪と最初に会った場面だ・・・懐かしいな・・・」

 「こっからどんどん建造してって・・・みんなと会えて・・・」

127: 2013/09/22(日) 13:30:44 ID:8bxr4mKI
氏ぬなよ俺!!

夕張ちゃん!

俺提督「俺提督、夕張ト出会ウ」

引用: 俺提督「お、俺提督!ちっ鎮守府に着任します!」