174: 2013/09/24(火) 19:42:50 ID:5Q1GcsuU


前回:俺提督「俺提督、翔鶴ト出会ウ」

俺提督、龍驤ト出会ウ

工廠にて

俺「妖精さん、え、また軽空母ですか?」

妖精 ピョンッピョンッ

俺「クセがある?・・・髪が?え、違う?性格に?」

妖精 テクテク

俺「あ、新しい人・・よ、よろです」

龍驤「軽空母、龍驤や。独特のシルエットでしょ?でも、艦載機を次々繰り出す、ちゃーんとした空母なんや。期待してや!」

俺「そ、そっスか・・・」(なんだあの帽子・・・ゴルフのおばちゃんみたい・・・)

龍驤「なんや、人の顔ジロジロみて・・・きっもいわー」

俺「えっ、そ、そんなんじゃ!」(こいつなんJかよ・・・)
海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-
175: 2013/09/24(火) 19:44:50 ID:5Q1GcsuU
龍驤「なぁ、提督」

俺「え、っとぉ・・・なんや?」

龍驤「キミ関西バカにしとんの?」イラッ

俺「ちゃ、ちゃいまんねんでー!」

龍驤「はぁ・・・もうええわ・・んで」

龍驤「この鎮守府、たこ焼きあらへんの?お好み焼きも見当たらんけど・・・」キョロキョロ

龍驤「ここに来て数日食してへんねん・・・」

俺「や、屋台ですか?お・・・俺、埼玉出身なんで・・・しかもここ京都だし、やし」

龍驤「・・・そっか」シュン

龍驤「まぁ、いいや。ほな艦載機作りに行こか!」

俺「・・・・・」

176: 2013/09/24(火) 20:25:04 ID:5Q1GcsuU
数日後

龍驤「てーとくはいっつも秘書艦とっかえひっかえしとるんやな~」グター

俺「すいません・・・建造された子中心なんですが・・・」

龍驤「むっ!なんでウチは建造された日からじゃないん!?」

俺「ひっ!?そ、それは・・・なんでやろなぁ・・・?」

龍驤「真面目にやってきたからやろな!」

俺「そ、それはな」

龍驤「なに!?」

俺「なんでもないっすふ・・・」ビクビク

加賀「提督」ガチャ

龍驤「げ、加賀」

177: 2013/09/24(火) 20:30:18 ID:5Q1GcsuU
俺「あ、はい。わかりましたー」

加賀「では私はこれで・・・」スタスタ

ガチャン


龍驤「あーええなー正規空母は胸があってー」

龍驤「提督もずっと胸みてたもんなぁ?」

俺「えっ?ち、ちがっ」(鉄板つけてるからみても工口ない!)

龍驤「うるさい!うるさい!もぉ怒った!これからも牛乳飲んだる!そんで背も・・・」

俺「え?背はそこまで・・・」チラッ

俺「あっ・・・」

龍驤「なんや!仕方ないやろ!スケートはこれくらいブーツっぽくないとあかんねん!!!」

178: 2013/09/24(火) 20:35:49 ID:5Q1GcsuU
執務室前

龍驤「ん?なにしてんの?」

俺「あっ、屋台です。こ・・・この鎮守府ってお祭り用具保管してるみたいで・・・」

俺「特別に許可もらいました・・へへっw」

 「え、あ、そ、そのっ・・・」

 「なんでしょう、提督」

 「こ。この屋台も、もろうてええ?」

 「何で関西弁・・・ええ、勿論いいですよ!」

俺「い、いやぁ、こ、これどうやって組み立てんですかね・・・いてっ!指挟んだ!痛い痛い!!」

龍驤「・・・・ぷっw」

龍驤「あはははっ!ウチも手伝うよ」

179: 2013/09/24(火) 20:36:52 ID:5Q1GcsuU
赤城「・・・・・」クンクン

赤城「この匂い!」ビクンッ


俺「こ、この材料龍驤さん用なんですが・・・」

龍驤「えっ、ウチのために買うてくれたん?」

俺「だ、だって食べたそうだったし・・・俺も食べたかったし」

龍驤「ん~ほな、もうちょい材料買ってきて」

俺「ええっ!?い、今から!?」

龍驤「お願い?」ウルウル

俺「くっ!・・・5分で買ってきます」ダダッ(くそっ!貧Oといえど上目遣いはアカン!)

180: 2013/09/24(火) 20:40:06 ID:5Q1GcsuU
俺「うぅ・・・」ドッサリ

龍驤「そ、それは買いすぎや」

赤城「ううん、丁度いいと思うわ」

俺・龍驤「げ、赤城さん(やん)!?」

赤城「ふふ、いい匂いですね~」ダラー

加賀「匂いにつられて」

ゾロゾロ

龍驤「げっ、て、提督!一緒に作るで!」

俺「あっ、はい!俺地味に器用なんで!」

龍驤「そんなん聞いてない!」

181: 2013/09/24(火) 20:43:49 ID:5Q1GcsuU
料理終了!

俺「結局食べられなかった・・・」

龍驤「ウチも・・・ってアレ」ガサゴソ

龍驤「あと6個作れるで!」

俺「あ~でも一人分ですね・・・龍驤さんが食べていいですよ」

龍驤「エエってエエって、3個に分けて食べよ」

俺「いいんですか?」

龍驤「うん!ウチはただ地元の匂いが嗅げて十分や・・・」

龍驤「ありがとな、提督」ニコッ

俺「・・ぁっ・・・」(いや、コイツの地元横浜だったような・・・まぁいっか)

俺「はい!」

182: 2013/09/24(火) 20:47:05 ID:5Q1GcsuU
現在

龍驤「wwwwww」

龍驤「じぶん何言うとんの?軍艦でもない提督がなんで撃沈すんねやwwww」

龍驤「wwwwww・・」

龍驤「あ~おっかし・・w・・」

 「ぃやったぁー!!やったで!ウチ大活躍や!褒めて褒めてぇ!」

 「え、偉いなぁ、龍驤はんわ」ナデナデ

 「それじゃ京都や!!ってコラ!あ、頭撫でるのやめぃ・・・」

 「やめっ・・・もう!ふふっあははっ」

龍驤「そんなんありえへんやろ・・・」

龍驤「ありえん・・・ありえん・・・」ポロポロ

龍驤「ウチは信じないで!そんなんあるわけない!!」

183: 2013/09/24(火) 20:49:52 ID:5Q1GcsuU
その頃 深海

俺「できた!百回!ヲ!ヲッ!」

ヲ級「ヲ」コクッ

俺「ヲ」

俺「はぁ・・・俺は本当にこんな生活をしてたのか?」

タ級「ああ」

俺「飯は?腹減ったみたいだ・・・」グ~

タ級「そこらへんのサカナを食べればいい」

俺「はぁ!?カルシウムだけ!?飲み物は?」

タ級「海水・・・とまでは言わない。水もある」

俺「もっとコッテリした奴が食いてーな・・・たこ焼きとかこうtyがぁっ!!?」

俺「かはっ!?ぐっ・・あぁっ・・・あああああッ!!!!」(頭がっ・・・「紅茶が飲みたいデース」・・・誰だ・・・誰だ・・・)

俺提督「俺提督、金剛ト出会ウ」

引用: 俺提督「お、俺提督!ちっ鎮守府に着任します!」