241: 2013/09/29(日) 22:40:04 ID:xav1n5/Y


前回:俺提督「俺提督、榛名ト出会ウ」

俺提督、霧島ト出会ウ

俺「眼鏡キャラ・・・?」

妖精 っ「しかも戦艦、金剛型」

望月「それなら私いるじゃーん、ほら、司令官、肩揉んで」

俺「はっはいぃ」モミモミ

鳥海「提督、先程の書類、ここの記入ミスがありました。訂正しておいてください」

俺「す、すみません!」モミモミ(方や真面目眼鏡女子、方や不真面目眼鏡女子どっちも需要はあるな)

榛名「眼鏡・・・多分その子は霧島ですね」

 「マイクあります?」

俺「・・・ん?あ、はい。これですっ!?」スッ


霧島「マイク音量大丈夫…?チェック、1,2……。よし。はじめまして、私、霧島です」クイッ
海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-
242: 2013/09/29(日) 22:44:43 ID:xav1n5/Y
榛名「これで部屋も寂しくないです!提督、有難う御座います」

俺「そ、そんな!産んだわけでもないのに・・・」

霧島「書庫はある?」

俺「あ、ここのエレベーターの3階に・・・」

霧島「連れて行ってくれますか?」

榛名「あ、なら私も!ご案内するね」

霧島「有難う、榛名」

俺(やはり真面目系眼鏡女子・・・!)

俺(真面目系女子を分裂するとすれば、おとなしいおどおど眼鏡タイプとクールなきっちり眼鏡タイプ・・・おそらく後者の方か)

霧島「提督?どうかなさいました?」クイ

俺「いえ、な、なんでもっ?」クイ

榛名(提督・・・どうして眼鏡を・・・?PCとTV以外では付けないのに)

243: 2013/09/29(日) 22:46:21 ID:xav1n5/Y
俺「ど、どっスか?実家から持ってきたり、艦娘の皆さんに寄付してもらって」

霧島「中々良い本もありますね・・・おや?」

霧島「ここの一覧がけ何かおかしい・・・・・電撃マークやFのマーク・・・みたことないマークですね」

俺(あっ、それ俺のラノベや西尾維新、村上春樹欄!!たまにちゃんとした本)

霧島「これはっ!」カッ

俺「え、な、なんか知ってるものありました?」

霧島「何故攻略本まで・・・・・?」

榛名「提督はサイトより攻略本に頼る派らしいの」

霧島「ふむ・・・普通は自力でやるものですが公式攻略本にはその特典がついている場合もあります」

俺「そうですね、サイトに頼る者は情弱のすることですから」クイッ

榛名(わ、私も眼鏡かけたほうがいいのかな?)

244: 2013/09/29(日) 22:54:45 ID:xav1n5/Y
執務室

霧島「私はまだここに来て3日なのですが・・・もう秘書艦なのですか?」

俺「え、ええ。秘書って感じがするので」

榛名「ふふっ、似合ってる」

霧島「スーツは着たくありませんよ・・・」


榛名「はぁ、私はお払い箱ですか」

俺「えっそ、そんな!秘書艦は全ての子達にしてもらおうっておもって・・・」

榛名「ふふっ、冗談ですよ」

俺「うぐ・・・」(やっぱり榛名さんは何考えてるかわからん・・・・・本当この手の女子怖い)

245: 2013/09/29(日) 22:57:10 ID:xav1n5/Y
それから

霧島「提督、そろそろ翌日の東部オリョール海の作戦を・・・」

俺「霧島さん、コイツ硬いです!」つPSP

霧島「なら武器を変えましょう。備えあれば患いなしです。短剣ではなく貴方が以前やりやすいと言っていた太刀で・・・って!」

霧島「ここ最近貴方はゲームしかしないじゃないですか!」

俺「ぇっ・・・だ。だって」

霧島「だってもこうもありません!」

俺「うぅ・・・」

霧島「さ、作戦会議です。作戦室に行きますよ」

俺「あぁっ、待って、ま、まだセーブしてない!」ズルズル

246: 2013/09/29(日) 22:59:03 ID:xav1n5/Y
作戦室

俺「・・・この東武おりょっ・・おりょ?おりょっ」

俺「オリョール!オリョール海の輸送ラインを防衛しましょう。メ、メンバーは」

俺「な、長門さん、加賀さん、赤城さん、霧島さん、夕張さん、島風で行きましょう」

霧島「それで、陣形の方は」

俺「あ、あっとぉ・・・ん~、どしよ」

霧島「どうしようじゃありません!先のことを考えてください!」

俺「す、スマセン!」


赤城「なんか学校の先生みたいよね」モグモグ

加賀「提督には必要な人材かも・・はむっ・・・しれません」パクパク

247: 2013/09/29(日) 23:00:47 ID:xav1n5/Y
改装

霧島「私の想像以上の改装です。さすが司令!データ以上の方ですね!」パァァ

俺「き、気に入っていただけて光栄です」(で、データ?)

俺「ちなみにデータだと俺はどのくらいだったんですあ?た?」

霧島「総合点において限度が100点だとして、一般人は60点です」

霧島「提督は初見、48点でしたね」

俺「よっよじゅ」

霧島「そして今50点に上がりました!」

俺「あんまり変わってない!?」

248: 2013/09/29(日) 23:03:30 ID:xav1n5/Y
俺「俺って50っ点かぁ、あ~でも昔から『お前は何をしても中途半端な奴だな』って言われてきたしなぁ」

俺「・・・・・」ズキッ

俺「あ、やべ」(自分で言ってて氏にたくなってきた・・・くっ、古傷がっ・・・!)ズキズキ


霧島「あら?提督、先に執務室に行っててと言ったのに」

霧島「どうかなさいましたか?」

俺「うぐ・・・うぅ、いや俺ってダメだなぁ・・・って思って」

霧島「ダメなんかじゃありません!」カツッ

俺「えっ」

霧島「聞いたところによると提督は全くの無知らしいではないですか!」

霧島「それなのに仕事を投げ出さず今もこうして命が問われる戦いの海に身を投じている・・・」

霧島「素晴らしい事なんですよ?」

俺「・・・・・!」(眼鏡さん・・・)

249: 2013/09/29(日) 23:04:08 ID:xav1n5/Y
俺 ♂
(Lv,0) 成長の見込みなし

職業 提督

HP 25/25 (HP1あたりボクシング選手にガチで殴られた感じ、一般平均男性HP80 女性HP35)

MP 999/999 (ただし使うことはない、清純のまま30代を迎えれば魔法使いに転職)


俺「な、なに書いてるんですか・・・」

霧島「提督が艦娘のパラメーター表が欲しいと申し付けてきたので」

霧島「これなら分かりやすいと思うのですが」クイッ

俺「おっ俺は関係ないじゃないですか!艦娘じゃないし!」

霧島「結構いいと思ったんですけど・・・なぁ」

俺「け・・・消してください・・・」(ふ、ふざけるなよっ!俺は魔法使いにはならないから!船乗りなんだから!)

250: 2013/09/29(日) 23:06:09 ID:xav1n5/Y
榛名「最近仲がよろしいようで嬉しいです」

榛名「あの子、昔は結構毒のある子でしたから・・・」ウツムキ

俺「毒・・・?」

榛名「う、ううん。霧島だけじゃない、私もお姉さま達も・・・」

俺「毒・・・」(インフルエンザかな・・・)

榛名「でも、こんなクセのある女の子達じゃあ私達も目立たなそうで安心です」

俺「クセ・・・」(確かに隼鷹さんの髪の毛のクセ具合はやばいけど・・・)

霧島「二人で何を話してるのですか?」

榛名「ふふっ、いえ、なんでも」

霧島「あっ、提督・・・・後で書庫に来てください」

251: 2013/09/29(日) 23:07:29 ID:xav1n5/Y
俺「きっ来ましたよー」(こ、これは告白パターン!?)

俺「・・・・・」キョロキョロ(思えばここは図書館っぽいし・・・・・窓から漏れる夕焼け具合もマッチしている・・・・)

霧島「あっ、来てくれたのですね」

俺「きっきりきり霧島さん!お、俺はっ!」(残念だが・・俺には・・・!誰もいないけど・・・!)

霧島「はい!」ドスッ

俺「・・・・・」

俺「なんです?この分厚いの」

霧島「いくらなんでも戦闘に無知は困るので、戦争の歴史を振り返ってもらおうと」

霧島「私は予習をかねて・・・と、言いたいとこですが実際に体験した軍艦の記憶が直接脳内に入っているので・・・」

俺「・・・・・」

俺「あ、こ、これ読みません?漫画ですけど、今日本と外国を繋いでるのはこのような漫画やアニメなども加わっていると僕はおも」

霧島「さぁ、音読をして」ビシッ

252: 2013/09/29(日) 23:09:52 ID:xav1n5/Y
俺(ムチとか持ってたらやる気でるんだけどなぁ・・・・はっいかんいかん!俺はSだもん!ドSだもん!)

霧島「さ、今日はこれくらいでよろしいでしょう」

俺「あぁ~~~終わったぁ~~~~」グタリ(塾みたいだったぁ)

俺「霧島さんは自分が建造される前の歴史も知っているのですね」

霧島「昔も今も、です」

俺「き、霧島さんはなんでも知ってるんですね」ナガイマエガミヲキタロウヘアスタイルニシナガラ

霧島「ほ・・・褒めすぎですよ、もう!」バシッ

俺「んげぉっ!?」(クッ!そんなリアクションが聞きたかったのではない!)

霧島「あ、いけない。どこのページだったかしら」パラパラ

霧島「・・・・・私がなんでも知ってそうにみえるなら」

253: 2013/09/29(日) 23:11:21 ID:xav1n5/Y
霧島「比べて提督は何も知らなさそうな顔をしてますね」

俺「へ?」キョトン(そ、それって工口いこと?も・・・もしや俺の知らないもっとえぐいのがっ・・)

霧島「例えば」パタンッ

霧島「私達の氏、とか」

俺「・・・・・」


俺「えっ・・?」(や、やめろよ・・・何言ってるんだ・・?)

254: 2013/09/29(日) 23:12:17 ID:xav1n5/Y
霧島「青ざめないでください・・・・。これは通らなければならない関門なのかもしれません」

霧島「私達は戦氏してしまう可能性が常、日頃からあります。毎日の出撃は綱渡りなんです」

霧島「当たり前ですよね。言うならば頃し合いですもの・・私達『艦娘』と『深海棲艦』との」

俺「お、俺はっ・・・!!!」ガタッ

俺「君達を轟沈なんてさせないし頃しもしない!!氏ぬなら俺も一緒に氏ぬ覚悟なんだ!!!」

俺「だ、だから・・・だからそんなこと言わないで・・・」ポロポロ

俺「いつも震えてるんだ・・・・今日は誰かが氏ぬかもしれないって・・・」ポロポロ

霧島「な、泣かないでくださいよ!女々しいったら!」

俺「だってぇ・・・だって、ぞ、そ゛ん゛あ゛こ゛と゛い゛わ゛な゛い゛で゛く゛れ゛よ゛お゛お゛お゛お゛!」

霧島「じょ、冗談に決まっているでしょう!私達は氏にません!!」

霧島「な、なんせ暁の水平線に勝利を刻むんですからね!」

俺「き゛、゛き゛り゛し゛ま゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!」グワッ

霧島「触るな!」バシッ

255: 2013/09/29(日) 23:13:22 ID:xav1n5/Y
執務室

俺「・・・・・」カチカチ

 「眼鏡とかwwww需要なしwww」

俺「!」カタカタカタカタカタッ ッタンーンッ

 「あぁ!_?お前ダメだな、なんもわかってないわクズ」

俺「全く・・・時折みせる眼鏡外しがいいというのに」○ー○

霧島「提督、何を閲覧なさっているのです?」・・

俺「あ、あれ!?眼鏡は・・・?」

霧島「少しコンタクトに挑戦してみようと思って」

俺「くぁいい・・・!」

霧島「えっ?」

俺「あ、ああぁ!いえ!いつもの眼鏡の霧島さんのほうが似合ってます!」

霧島「本当?なら明日はいつも通りで・・・」

霧島「これからもよろしくお願い致しますね」ニコッ

256: 2013/09/29(日) 23:16:31 ID:xav1n5/Y
現在 深海

俺「だーかーらー!『オレ』!オレテイトク!」

ヲ級「ヲレッ!」ペシッ

俺「いてっ」

俺「はぁ・・・何で日本語が通じへんのや」

タ級「元々は話せてたガナ、こうなってしまったのは全ての艦娘って奴等の仕業ダ」

俺「・・・・・」

ヲ級「ヲ?」キョトン

俺「そうか・・・それが本当なら許せないな・・・」

 「テートクー!ドコー!?」

俺「・・・!!?」

タ級「この波の荒れデモ来るとはな・・・皆、隠レロ!」

257: 2013/09/29(日) 23:17:52 ID:xav1n5/Y
金剛「いないネ・・・」

霧島「やはり私達だけでは・・・深海にいるかもしれないですし」

榛名「・・・・・」ギリ

比叡「やっぱり戻って明日体勢を立て直しましょう・・・!」

金剛「それじゃ遅いヨ・・・・・提督・・・」

霧島「比叡お姉さまの言うとおりです。明日の備えましょう」

榛名「・・・・・」


金剛「て、提督ー!!!Can you hear me now!?」

金剛「必ず!絶対に助けるから!待っててネ!!!」

258: 2013/09/29(日) 23:18:50 ID:xav1n5/Y
俺「何言ってんだ・・・あいつ?きゃんゆーひあみーなう?」

タ級「さぁな、奴等の言うことはワカラン」

俺「・・・・・」ナデナデ

ヲ級「ヲッ!?ヲ・・・ヲヲ」フニャ

俺「ひとつ聞きたいんだが、あの派手な連中頃してお前等は何を得る」

リ級「フクシュウにキマッテイル。人間達ニナ」

ル級「奴等をコロセバ私達のナカマになる」

俺「ふぅん・・・」サワサワ(ゾンビみたいなもんか)

ヲ級「ヲッ!!?ヲッ!ヲッ!」ポカポカ

タ級「お前もキヅイテイルだろう。私達がニンゲンではないってことを」

俺「まぁね、でも俺も肌白いよ、なんせ仕事も室内、高校も帰宅部だったからね・・・仕事?シツナイ?」ピキッ

俺「ぐあぁっ・・・!」ガクッ

259: 2013/09/29(日) 23:20:00 ID:xav1n5/Y
俺「くっ・・・また、頭が・・・!やっぱり俺になにかしただろ!!なんなんだお前らは!」

ル級「私達ハ海に沈んだ亡霊」

俺「はぁ・・・っ・・・はぁっ・・・」

リ級「身勝手な人間の都合デ沈ンダ亡霊」

俺「人間を頃してどうする・・・!俺も人間のようなんだが・・・があっ!?」

タ級「お前ハ違ウ・・・君はちがうんだよ」

俺「答えろ・・・俺はどうしてここにいる・・・何故お前らの仲間になっている・・・!」

タ級「お前がソウ志願したんだ。他に理由がイルカ?」

俺「・・・・くっ!」(「貴様!それでも___!」 「お前も中々やるようになったな。褒めよう」)

俺「いいぜ、どうせ過去に思い出なんか一つもないんだ・・・最後までお供してやるよ」ヤレヤレ

俺「亡霊さん達」

俺提督「俺提督、長門ト出会ウ」

引用: 俺提督「お、俺提督!ちっ鎮守府に着任します!」