348: 2013/10/16(水) 18:25:33 ID:Lp3ZOpxI


前回:俺提督「俺提督、長門の悩み相談に乗る」

その頃 _海

俺「え、ここにいればその艦娘って奴等くんの?っつーかお前等同じ奴多くね!!?」
 
ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ ヲッ
  
俺「クローンって奴!?俺の子種でも作れるっ!!?」

タ級「こいつ等は海で氏んだ亡霊の全テダガ」

俺「・・・・は?そ、それってどーゆう」

空母姫「ふん、今更気づいたのか」

空母鬼「もう遅い・・・奴等が来る・・・貴様には指示してもらわんとなぁ?」

俺「お、おう。つーかお前カッコイイの乗ってるな。俺も乗せて乗せてー。こんな妊婦みてぇな球体貞子に乗りたくねぇし」

ワ級「!」ガーン

空母鬼「良いか?下」

空母鬼下 コクッ

空母鬼「ならよいぞ。ほら、はようのれ」

俺「下って表記じゃ可哀想だ・・・イビルシュナイダーって名前にしてやろう、ぜっ!」スタッ

イビル「!?」ブンブンッ
海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-
349: 2013/10/16(水) 18:29:05 ID:Lp3ZOpxI
俺「・・・ねぇ、日焼けしないの?お前等」ジリジリ

俺「こんな海の上で・・・・なんかクリーム塗ってんの?はっ!そ、その白肌はクリームやったんか!」プニプニ

タ級「亡霊だと言った筈ダ。そして触ルナ」

俺「・・・そ」ジリジリ

ヲ級「ヲッ!」ザバァーーンッ

俺「うおっ!やったなぁ!」ザバァーンッ

キャッキャ キャッキャ キャッキャ アハ、アハハハッ アハ? アハハ? オ、オマエシャベッテ・・・!

空母姫「奴等と出会って・・・すぐに思い出すんじゃないか?記憶を」

タ級「思い出シタとシテモ・・・・ヲ級ト奴をミろ」

ヲ級「ヲッ!ヲッ!」ダダッ

俺「おいイビル!やつを追え!胸揉んでやる!!」

タ級「私達と過ごシタ記憶も残ってイル・・・果たして奴の判断はドウナルカ・・・」ニヤッ

350: 2013/10/16(水) 18:30:23 ID:Lp3ZOpxI
俺「ははっ、んふっ、うふひっw」

イビル「グオッ」

ヲ級「・・・・」

俺「ん?どうかしたか?ほら、もっと遊ぼうぜっ」ニコッ

ヲ級「ヲ・・・・ヲー!」

俺「おー!」

イビル「シャアアアアアアアアア!!!」

俺「うるせぇ!」

351: 2013/10/16(水) 18:35:37 ID:Lp3ZOpxI
   ブゥーーーーン   ブーーーーーンッ

俺「!?」バッ(この気配・・・何か覚えが)

空母鬼「もうか、はやいな・・・彩雲がきたぞ・・・」

俺「アレは索敵機だっ!戦闘準備!皆、陣形を固めろ!」(あ、あれ?体が勝手に・・・)

ヲ級「ヲッ!」

俺「空母は全機発艦!目標は多分・・・だけど・・・多分はやい駆逐艦が先陣を切ってるからやっちゃって!!」


島風「ふっふ~ん!私が一番速く速く!提督を助けっ」

島風「え」

      バァーーンッ!!!

俺「なんかうさぎみたいのがいたな~・・・ぐっ!」(あっ頭が・・!)

俺「はぁっ・・はっ・・まだだ!」

352: 2013/10/16(水) 18:38:29 ID:Lp3ZOpxI
雪風「双眼鏡で・・・ってええっ!?」

雪風「司令官が変な生き物の上にいる・・・」

島風「うぅっ!ぐっ・・!はぁっはぁっ!」

雪風「だ、大丈夫ですか!?何で司令官はあんな場所に・・・」

島風「て、提督が深海の奴等を操ってたの・・・」

朝潮「えっ?ほ、本当なの!?」

島風「うん、動き読まれてたみたいで・・この私がやられるなんて・・・」中破

長門「下がっていろ・・・!」ギリ

長門「私が行く!空母は私に続け!」

353: 2013/10/16(水) 18:41:50 ID:Lp3ZOpxI
俺「あり?なんか飛行機飛んできたけ、どぉっ!?」

   ボォーーンッ

俺「あ、ありがとな、イビル・・・もう少しで粉々に・・・」 ヒュッ

   バコーーンッ!!!

イビル「ギュアアアアアアアッ!!」

俺「ぐぁっ!」ザバンッ

俺「んぐっぷはっ!い、イビル!お・・・俺をかばって・・・!」

俺「あいつ・・・か・・・あの矢と飛行機が艦載機か・・・」ギリッ

加賀「あら残念、寝返った提督を爆撃で元に戻せると思ったのに・・・」

翔鶴「とっ捕まえて後で痛いほど懲らしめてやろうかしら」ニヤッ

俺「誰だ?アンタ等・・・!」ビクッ

加賀「!・・・記憶が・・・」

俺「そこだっ!ヨ級!魚雷をうてぇーーっ!」(なんかポケモンみたい)

ヨ級「シュアッ!あああああ!」ブシャァァッ

加賀「ぐっ・・・!」バァーン 小破(提督が私に攻撃を・・・・・)

354: 2013/10/16(水) 18:43:16 ID:Lp3ZOpxI
俺「ハッw、もう少しで服が脱げっ・・・」キィンッ

俺「かはっ・・・!」(「はぁ・・・今日も初戦闘後写真で中破した皆で抜くか・・・」)

俺「ぐっ・・・な、なんか変な思い出が・・・!」

タ級「速く指示をシロ!」

北上「ふふん、最強だよねん!」

大井「私達の魚雷で・・・潰す・・・」ニタァ

俺「!?」ゾワッ(な、なんだこの鳥肌はっ)

 「あらぁ~、提督ったら懲りずに人外にまで浮気だなんて」

俺「む、む、武者震いが・・・」ブルブルッ

俺「何かが・・・何かを思い出せそうだ・・・」

355: 2013/10/16(水) 18:44:58 ID:Lp3ZOpxI
 「俺君?いや、別に好きじゃないよ?ただ単に話しかけてみただけ」

 「え~アイツかわいそ~wwww」


俺「ぐっ、こ、こんな思い出なんて思い出さないでよろしいっ!」


 「提督ですか?べ、別にそのような気は・・・・・上司ですし・・・」

榛名「榛名は提督の事好きですけど・・・そのような恋愛的な意味では・・・」

 「FOooooo!!!提督かわいそーwwww!!!!」

榛名「あ、い、いや!だからといって嫌いなんかでは・・・っ!」


俺「片思いの思い出かよ!」

タ級「何を考えテイルッ!指示をシロッ!」

俺「ってあれ?榛名って・・・?」

359: 2013/10/19(土) 13:12:23 ID:e1XGl16k
赤城「加賀さん、休んでて・・・」

赤城「一航戦、赤城!」

翔鶴「五航戦、翔鶴!」

 「「行きます!」」

俺「くっ・・・あぁっ!頭がっ・・・つか輸送艦!お前だけは轟沈すんなよ!俺が沈む!」

俺「くぅっ・・・・・た、確かあのふたりは・・・」

龍驤「あっ、いたで!コイツゥ~~寝返ったな!」

俺「ま、まな板・・・そうだ!

 「ウチは一航戦の奴等に負けへん!」

 「いくで!龍驤パンチ!」ポコッ

 「・・・・・」

 「りゅ、流産パンチ!?あ、赤城さんが妊娠してたなんて・・・・・確かに最近お腹が」

 「提督、少し海に行きましょうか」ニッコリ

360: 2013/10/19(土) 13:23:09 ID:e1XGl16k
俺「龍驤・・・」

龍驤「お?き、記憶戻ったんか?」

龍驤「ウチの記憶が先に・・・・・ソ、それって」

俺「貧Oエセ関西人龍驤!」

龍驤「沈めたろ」

赤城「提督!皆、提督をっ・・・ぐっ!」

空母鬼「フハハハハハッ!つまらんなぁ!もっと楽しませろっ!!」

赤城「一航戦の誇り・・・!」グググ  パァンッ!

空母鬼「ぐあぁぁっっ!!?や、矢が我にッ!!!」

赤城「良し・・・当たった!当たりましたていと」

俺「食いしん坊赤城!」

赤城「・・・・・」

361: 2013/10/19(土) 13:25:01 ID:e1XGl16k
俺「そうだっ!俺は思い出したぞ!!」

俺「俺は情弱で流されるがままに着任したんだ!そんでもってなんやかんやで記憶を奪われ今に至る!」

俺「こんの深海棲艦!!良くも俺をだま・・・」

ヲ級「ヲッ、ヲ・・・アッ、グアアアアァァッァツ!!!」大破

俺「!?」

長門「ふっ、こんなものではないぞ!」チャキッ ババババババババッ

ヲ級「グッ!」ヒュッ パァンッ 

ヲ級「アアアアァァッァッ!!!」

俺「お、を、ヲ級・・・」ピクッ

俺「や、やめてくれ!!長門さん!!!」

長門「な・・・なんだと?」

362: 2013/10/19(土) 13:26:48 ID:e1XGl16k
蒼龍「提督、危険ですから下がって!」

俺「こ、コイツは違うんだって・・ヲ、ヲ級!大丈夫か?しっかりしろ!!」

飛龍「敵なんですよ!?」

長門「・・・」

長門「少しこの場を離れよう・・」

飛龍「し、しかし!」

長門「こちらに敵艦が来ないよう食い止めるぞ!」

蒼龍「・・・了解!」

飛龍「・・・わかった・・俺丸、そこでおとなしくしててね」

363: 2013/10/19(土) 13:28:38 ID:e1XGl16k
ヲ級「ヲッ・・・をあっ・・いやだ・・・」

俺「ヲ級、だ、大丈夫か!?そ、そうだ!俺の鎮守府に来れば!」

ヲ級「私はっ、私はもう氏にたくない!見捨てないで!」

俺「お、お前喋って・・・そ、それどころじゃないよな!ほ、ほら!」

俺「肩に乗れ!コイツ(輸送艦ワ級)も敵だけどドックに行けば治せる!ほら!速く進めよッ!!」

ヲ級「私は・・・私は忘れられた軍艦・・・・・捨てられた軍艦・・・」

ヲ級「・・・私はまた記憶を失って輪廻していく・・・あそこでた・・ぐふっ!」

俺「な、何喋ってんだよ!意味分かんねぇ!ほ、ほら!!」

ヲ級「あそこで戦ってる私は・・・違ウ私・・・記憶が消え邪念や呪怨だけが残り輪廻された私・・・」

ヲ級「そこで戦ってる加賀や赤城、正規空母もわタッ・・シ達・・・ノ元ノ姿アガッ!!ハァッ・・・ハァッ!」

ヲ級「ヲ・・ッ・・ハハ・・・楽しかったよ・・・テートク・・・」ギュウ

俺「ぁっ・・ああっ・・・や、止めろ!沈むなッ!!!」

364: 2013/10/19(土) 13:30:28 ID:e1XGl16k
俺「み、皆も手伝ってくれ!!コイツ!コイツだけは違うんだ!!!」

俺「コイツだけは気のいい奴でっ・・・」

ヲ級「・・・ワタシと・・あっ・・アナタは敵同士・・・仲間じゃないから・・・・・轟沈くらい・・・」

俺「やめろ!やめろよ!!!」

ヲ級「・・・・・」ニコッ

  スパンッ!!  ブシャァァァァッ!!! 

俺「えっ?」

俺「お、おい・・・なんだよこれ・・・・・」

俺「腕を切り落としてまで・・・・・そんなに沈みたかったのか・・・?」

俺「・・・おい・・・おい!!」ザブンッ

長門「お、おい!提督!海に潜るんじゃ」 ガキィンッ

タ級「ドコをミテイルッ」バゴォンッ!

長門「くっ・・・!」

366: 2013/10/20(日) 12:36:26 ID:ubmMK0H.
俺「ぷはっ!・・はぁっ・・・はぁっ・・・」

俺「あぁっ!!」バシャッ!

俺「うわあああぁっっ!!!」バシャッ! バシャッ!

俺「くそっ!くそがっ!!あああぁぁぁああ!!」

タ級「フン、今まで普通に殺シタキタくせに何を悲しんでイル」

俺「・・・・・っ」

俺「あ、アイツは違うんだって!確かに今まで頃してきたヲ級と姿形は似ても・・・こ、心が」

タ級「お前ハ騙されてただけだ、そうやってヲ級を思う気持ちで艦娘との仲を崩壊し、指揮を劣らせる作戦ダッタノダガ」

俺「!?」

タ級「使えない奴め、すぐ氏ンダ」

俺「じゃ、じゃあ・・・そ・・・そんな・・・」

俺「あっ・・・!」(「記憶が消え邪念や呪怨だけが残り輪廻された私」)

367: 2013/10/20(日) 12:38:11 ID:ubmMK0H.
俺「輪廻ってどういうことだ・・・・・」

タ級「ソノママの意味だが?」

タ級「言ったダロ?そこらじゅうで戦っている同じ姿をした私や他は・・・皆、亡霊だ」

タ級「艦娘のナ」

俺「!?」

長門「くっ・・・だ、誰も氏んではおらぬぞ・・・!」

俺「な、長門さん!大丈夫ですか・・・?」(俺のせいだ・・・皆が傷ついてるのも俺のせい・・・)

タ級「この世界、ではな」

俺「なんだよその言い方・・・他にも世界があるみたいな」

タ級「実際にあるからそう言っている」

俺「ど・・どういう・・・」

369: 2013/10/20(日) 12:39:42 ID:ubmMK0H.
翔鶴「パラレルワールドと言うことね・・・」ググッ ピシッ

タ級「パラレル・・・?」

瑞鶴「翔鶴姉の言葉がわからないなんて、さすが人外ね」グググ

俺「翔鶴さん、瑞鶴さん、弓をおろしてくれ。コイツには聞かないといけないことがある」

タ級「平行世界ということか・・・まぁ近いナ」

タ級「違う世界での提督は貴様ではない・・・勿論鎮守府も違っている場合もある」

俺「は?違う世界・・・?何を言ってるんだ・・・?」

俺「俺が提督じゃない・・・?世界?」

370: 2013/10/20(日) 12:41:19 ID:ubmMK0H.
タ級「アア、他の提督は貴様のヨウニ轟沈をさせないものもいるが・・・」

俺「艦娘を沈めた提督の世界がある・・・ってことか・・・」

タ級「ああ、そういうこトダナ」

タ級「判断力が足りず沈めたり、無理をさせ沈めたり、興味本位で沈めたり・・・・様々にな・・・」

タ級「沈められてしまった各世界の艦娘はどうなると思う」

俺「そ、それは・・・おまえら・・・深海棲艦になって・・・」(「そこで戦ってる加賀や赤城、正規空母もわタッ・・シ達・・・ノ元ノ姿」)

タ級「言ったダロウ?復讐ダ・・・チガウ世界で輪廻され復讐をする・・・」

371: 2013/10/20(日) 12:42:38 ID:ubmMK0H.
 「あ~~バケツねぇしこのままいっちゃうかwww」

 「はぁ!?轟沈してんじゃねぇよ!使えねぇな!!!」ガン


 「あっ、やべっ・・・進撃しちゃった・・あ~・・・沈んだ」

 「まぁこいつ弱いし・・・まだレベル低いしいっか」


 「ここまでレベル上げて!轟沈させたとこネットにあげたらうけるぞwww」

 「おらっしね!しね!どうだ?あ?www」

俺「な、中には本当に悔やんでた奴だっている筈だ!」

 「くっ、うっうわああぁぁぁあぁ!!沈んだああああ」

 「ごめんね?ごめんね?も、もう誰も沈ませないから!」

タ級「ダカラナンダ?ソイツの判断ノモンダイダ・・・」

俺「くっ・・・」

372: 2013/10/20(日) 12:45:59 ID:ubmMK0H.
タ級「平行世界とイエド時間軸はぶれている・・・今こうしてるあいだにもミガッテな提督がアラワレル」

タ級「コレハ復讐だ・・・・・・」

俺「お前は・・・・戦艦・・・つまり元長門さんや金剛さん達であって・・・」

タ級「ソウダ」

俺「な、なら何故この子達に攻撃するんだよ!余計に仲間を増やすだけだろ!」

俺「そんなことしてたらこんなこと永遠に続くぞ!!」

タ級「ソレデイインダヨ・・・あはっ」

タ級「お前は彼女達を沈めない・・・・・だが、だがお前等のその笑顔を見ると・・・」

タ級「コワシタクナル、私達はコンナスガタニナッテイルノニ・・・お前等は笑顔で笑い合って・・」

俺「・・・・っ!」(「記憶が消え邪念や呪怨だけが残り輪廻された私」そういうことか・・)

タ級「ウラメシイ・・・ウラヤマシイ・・・お前らがネタマシイ・・・」

タ級「道連れニシテヤルンダ・・・!」ニヤッ

373: 2013/10/20(日) 12:47:08 ID:ubmMK0H.
俺「俺は・・・俺は・・・」(迷っちゃダメだ)

俺「俺は今ここで支持を下せばお前を殺せる・・・」(それでも・・・・!)

タ級「貴様の器で、殺セルノカ?」

俺「・・蒼龍、放て!」

パァンッ ブシュッ  バアアァンッ!!!

タ級「かはっ!」ブシャッ ブシャァッ

俺「飛龍、放て!」グググ

パァンッ ブシュッ グシュッ グシュッ ドガァァアーン!!!!

タ級「くぁっ・・・あ・・ごはッ」ブシャァッ

俺「俺はそれでも戦う。沈めさせる提督がいる限り・・・戦うよ」

俺「彼女達の亡霊だとしても構わない」

俺「この海に深海棲艦が現れなくなるまで、戦ってやる!」

タ級「・・・!・・フッ、さすがは提督だな・・・」LOST

374: 2013/10/20(日) 12:54:33 ID:ubmMK0H.

俺「・・・・・」

飛龍「終わった・・」

飛龍「良かったの?俺丸」

俺「俺は・・君達を沈めれば・・・敵を作るということになるんだよな」

飛龍「そんなの・・あるわけないと思いますけどね」

俺「深海棲艦を最初に作り出したのは他でもない人間だ・・・まさか増殖の原因はそれだったなんて・・・・」

俺「やっぱり敵は・・ううん。こんなこと考えても仕方がないよな」

俺「・・・・・」

俺「ヲ級・・じゃあな・・・」

375: 2013/10/20(日) 13:01:58 ID:ubmMK0H.

俺「・・・・・」

飛龍「終わった・・」

飛龍「良かったの?俺丸」

俺「俺は・・君達を沈めれば・・・敵を作るということになるんだよな」

飛龍「そんなの・・あるわけないと思いますけどね」

俺「深海棲艦を最初に作り出したのは他でもない人間だ・・・まさか増殖の原因はそれだったなんて・・・・」

俺「やっぱり敵は・・ううん。こんなこと考えても仕方がないよな」

俺「・・・・・」

俺「ヲ級・・じゃあな・・・」

377: 2013/10/20(日) 13:05:07 ID:ubmMK0H.
俺の周りで起きた戦闘以外、派手な戦闘は起きていなかったようだ
 
 「あれ、提督?泣いているの?」

俺「・・・・・」ゴシゴシ

俺「えっ・・・いや・・・」

俺「目に海水が入ってさ」

俺「皆、お礼は後でいい・・かな?」

俺「帰ろうか」


俺「俺達の鎮守府に」

378: 2013/10/20(日) 13:10:27 ID:ubmMK0H.
鎮守府

俺「いやぁ、一時はどうなるかと思ったよ~~~!」

神通「あ、あの・・・」

俺「え、なに?」

那珂「なんだかいつもの私のファン一号じゃな~~い!」

川内「本当だよ!いつもなら夜戦なのに!もう!だから助けるのは夜でいいって私は!」

神通「そ、そうじゃなくて・・・」

俺「えっ?なんかあったっけ?www」

榛名「わ、笑ってる・・・・・提督じゃないのかも」ジロジロ

俺「え」

379: 2013/10/20(日) 13:11:31 ID:ubmMK0H.
俺「なぁ~に言ってんだよ!榛名さん!」

俺「どこをどう見たって俺じゃないか俺オレ俺ェ!」

榛名「む~~。なにかが足りない・・・」ジロジロ

俺「やれやれ・・・・・そんなに何も思われてなかったのか・・・」

榛名「えっ!?そ、そんなこと・・・・・ってあー!」

金剛「て、提督がやれやれ系ヒーローになってるヨー!」

俺「はぁ?」

漣「ホントだwwwラノベの主人公っぽいwww」

俺「なあに言ってんだよ。バカなこと言ってないで宴会しようぜ!」

俺「ってあー!」

380: 2013/10/20(日) 13:12:37 ID:ubmMK0H.
俺「えっ・・・そういえば・・・どもってない・・・」

俺「な、なんか思ったこと本音で言っちゃってるよ俺!」

比叡「ってことはそれが本心?」

霧島「だとしたら提督の本当の提督は陽気な方だったのですね。まぁ前から陽気でしたが」

龍田「う~ん」

龍田「ねぇ、提督?私のことどう思ってますか~?」

俺「えっと」

俺「ヤンデレドSレO」

龍田「・・・・・」


龍田「あら~」

381: 2013/10/20(日) 13:16:33 ID:ubmMK0H.
数時間後

俺「・・・・・」ブルブル

天龍「うおっ?ど、どうしんたんだよ小鹿みたいな震え方してよ」

俺「うぉっ・・おっ・・・」ブルブル

__すっかり人間不信に戻されました__

俺「ひっ!?さ、触るなァ!」ブンッ

天龍「きゃっ、な、なにすんだよ!!」ゲシッ

俺「ぐあばっ!?」

俺「フヒッw・・・・フヒイイイイイイイ!!」ダダッ

天龍「な、なんなんだあいつ・・・」

龍田「戻そうと思ったんだけど・・・・余計にひどくしちゃった☆」テヘペロ

384: 2013/10/24(木) 01:58:39 ID:ogtyNOIU
俺「んふっ・・・んんwww」ビクビク

任務嬢「だ、大丈夫ですか?」

俺「あ、ああー大丈夫でしゅっ」ブルブル

任務嬢「そ、そうですか・・・・あっ、それより。はいどうぞ」

俺「えっ、なんですか?これ?ロックシード?」

任務嬢「いえ、ハートロックといって気に入った艦娘さんに付けてもらおうかと」

任務嬢「ご要望があればピアスでもネックレスでも色々と改造できますよ?」

俺「きっ、き、気に入ったって・・・・」ソワソワ

任務嬢「好きな人、とか?」

俺「あっそ、そんなのいまへん!じゃ、じゃあ」

俺「この鎮守府にいる皆さん全てにお配りしていいですか?」

385: 2013/10/24(木) 02:03:15 ID:ogtyNOIU
 「ナニコレ・・・ハートの鍵?ださーい」

 「ありがとう!司令!大事に使うからね!」

俺「いや、いいんだよ。君達を轟沈させない証って事にしておいてね」

 「なにこれ~だっさ~」

 「こんなん何に使うんや~女子に送るプレゼントならもっと考えて!」

俺「さ、サセンっす・・・あ、いや、あ、あの轟沈させないための証っつーかなんつーか」

 「なんだ?これは」

 「わお!ハートのロックデース!日本だと婚約指輪は鍵で渡すのデスねー!?」

俺「あ、いえ、違います」

俺「き、気に入ってくれたなら・・・な、何よりっす・・・あ、そ、それ絶対に沈めないたゃめの証でつ・・っす!」

 「あら、これは?やだ、ハート・・・・・」

 「鍵・・・心臓の鍵かしら?」

俺「あ、そ、そっす。命を守るって意味です・・・・あ、嘘です。それ今考えました」

389: 2013/10/30(水) 16:58:57 ID:W5N9frtA
_その後

島風「ふんふふっ~~~ん!」タッタッタ(みんなに自慢してこよ!)


雪風「へ?ハートの鍵?それなら、ほら!私も司令にもらいましたよ!」

島風「え?だ、だってこれは提督が私にって・・・」(私だけじゃなかったの?)

暁「皆に配布してるみたいよ。ま、まぁあんなダサい錠前捨てたのだけれど」フンス

響「фальшь」

島風「なんて?」

響「嘘つき、今だってほら。大事に懐にしまっているじゃないか」スッ

暁「あ!か、返しなさいよ!!」

390: 2013/10/30(水) 17:02:33 ID:W5N9frtA
金剛「ま、まっまままっ!!マイシスターズよ!」

榛名「どうかなさいました?お姉様」

金剛「提督がプロポーズのロックをくれたネ!」カチャ

金剛「フッ、金剛の結婚式には招待状送ってあげるネー」ニヤニヤ

榛名「あ、それなら」カチャ

霧島「私も」カチャ

比叡「もらってますよ!ほら!ほらほら金剛お姉様!私のはイヤリングにデザインしてもらいまぶはぁっ!!?」ボコッ

金剛「・・・・・ど」

金剛「どういう事なの提督ゥーーーー!!!」

391: 2013/10/30(水) 17:06:29 ID:W5N9frtA
俺「クシュ、もうすぐ冬じゃけぇ・・さっむ」ブルブル

加賀「提督、この前の錠前。有難う御座いました」

赤城「美味しかったですよ」ニコ

俺「え」

赤城「嫌だなぁ冗談ですよ!うふふ」

俺「そ、そうですよねー!んふっwふふっ・・・え、本当に?」

赤城「だ、だから冗談ですって!」

俺「ぼっボーキで出来てませんよ?」

赤城「な、な、なんですかその疑いの目は!」カァァ

392: 2013/10/30(水) 17:07:40 ID:W5N9frtA
赤城「最近私のことを大食いのような言い方をして!一航戦の誇りが・・・ゆ、許せません!」

俺「え、あ、いやっそんなことは!」アタフタ(本当のことじゃねぇか!!!!!)

赤城「加賀さん。弓」

加賀「どうぞ」

俺「え、ちょタンマ!タンマ!打たないでぇえええええええ!!!!」ダダッ

393: 2013/10/30(水) 17:09:04 ID:W5N9frtA
金剛「み、見つけたネ提督・・・」ゴゴゴ

大井「北上さんにまで変なモノを送るなんて・・・よっぽどソレをお尻に入れてほしいんですね~」

俺「え、な、なになに!!?」(なんで兵装装備してんの?)

愛宕「提督~~~」バインバイン

俺「あ、愛宕さん!どうかなさtt」

愛宕「嬉しい!提督からプロポーズしてくれるなんて!」ギュウ

俺「んふぁぇ?お、お、お、おぁっ」

俺「ふひっw」(え、あ、え、ああ)

394: 2013/10/30(水) 17:13:11 ID:W5N9frtA
_____

妖精 っ「どうして逃げてるの?」ヒョコッ

俺「う、後ろ見てくださいよ!あんなにうわあああああ!!!」

ドドドドドドドド

俺「なんで怒ってるの!!?も、もしかして俺のことが・・」

妖精 っ「モテモテだね」

俺「ないない!w」

俺「俺がモテたら世界が終了しますよ!ど、どっか逃げ切る場所は!」

妖精 っ「そこを曲がったところにある資料室」

俺「アジャマス!」

395: 2013/10/30(水) 17:13:56 ID:W5N9frtA
資料室

俺「こ、ここなら・・・」バタン パサッ

   パラリラリ パラパラ

俺「うわっ、お、俺の秘蔵コレクションが!」

妖精 っ「なにそれ?工口いの?」

俺「ち、違いますよ!青葉さんと協力して撮った力作です」

妖精(盗撮じゃねぇか)

俺「ほら!皆笑顔な写真でしょ?」ニヤニヤ

俺「長門さんはレアだなぁ・・・いつか新しく建造した子の写真も撮ってみたい・・・」

妖精 っ「写真これくしょんですか」

俺「いや・・・これは・・・」

俺「艦隊これくしょん、かな?略して艦これ!」ドヤァ...

397: 2013/10/31(木) 21:07:57 ID:tSv0esiw
妖精 っ「そういえば昨日何書いてたの?」

俺「え?あ、あぁ~・・・いや・・」

俺「ちょっとしたボトルメールを・・・」

俺「・・・・・」

バンッ!!

 「見つけたネ~」

俺「ひぃっ!?」ビクッ

398: 2013/10/31(木) 21:08:39 ID:tSv0esiw
拝啓

各鎮守府、各泊地、各基地の司令官及び提督の皆様

寒くて毛布にずっと包まっていたくなる季節がやってきましたが、お変わりなくお過ご

しのことと存じます。

 さて、貴方の艦隊の皆様はどうお過ごしですか?楽しそうですか?悲しそうですか?

え?そんなのわからない?そんな馬鹿な。

僕の艦隊は以前変わりなく楽しく過ごしています。普通すぎてなんともないくらい

 では最後に、新しい海域や深海棲艦、出撃の回数も大きくなっていくでしょう。

そのことで、これだけは守って欲しいことがあります

艦娘を、貴方の部下を、沈めないでください。

                                 糸冬

399: 2013/10/31(木) 21:10:02 ID:tSv0esiw
終わりです

みんなイベント頑張ってね

400: 2013/10/31(木) 21:21:17 ID:Auc6ebLI

俺も沈めないように気を付けよっと……

401: 2013/11/01(金) 11:38:58 ID:.vGsEW8E
乙乙乙



引用: 俺提督「お、俺提督!ちっ鎮守府に着任します!」