キョン「オセロやろうぜ」
翠星石「翠星石にオセロを挑むなんて命知らずですね!」
キョン「じゃあ、俺黒な」






●６４―○０


翠星石「・・・・・・・・・・・ううう」
キョン「やりすぎちゃったかな」

キョン「翠星石」
翠星石「なんです？」
キョン「俺のプリン食べた？」
翠星石「た、食べてないですよ!!」
キョン「そうか」


そうかーがっかーい♪

翠星石「もみもみもみもみもみ人間っ♪もみもみもみもみもみ人間っ♪」
サンボマスター山口「俺たちいつかどこかでッッ!!氏んじまうんだぜッッ!？だから」
古泉「アッー!アッー!アッー!」
山口「だからぼくらは!」
古泉「アッー!アッー!アッー!」
山口「こう叫ぶのさ!」

キョン「耳かきってさ」
翠星石「はい」
キョン「耳掃除したい時に見付からないよな」
翠星石「耳かきならここにありますよ」
キョン「いや、今は耳掃除したい訳じゃないんだ」
翠星石「そうですか」
キョン「うん」

キョン「お茶いれるけど、飲む？」
翠星石「頂きますですぅ」


ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾎﾞﾎﾞ・・・・・・



キョン「あちゃー。ポットのお湯が切れた」
翠星石「あるあるですぅ」

―ﾌｪｲﾀﾞｳｪｼﾞｬﾝﾌﾟｼｭｰﾄﾔｰ!



キョン「池上ってさ」
翠星石「はい」
キョン「ディフェンスに定評があるらしいけど」
キョン「誰から定評を受けてるんだろうな」
翠星石「翠星石は陵南は仙道と魚住しか知らないですぅ」
キョン「そうか」

翠星石「今日ははなまるハンバーグですぅ」
キョン「・・・・・・・・・・」
翠星石「どうしたですぅ？」
キョン「いや、よく皿のライスを石田純一はフォークの背に乗せるだろ？」
翠星石「もごもご・・・・・・・そほでひゅねぇ」
キョン「あれは間違ったマナーなんだよ。欧米の人はあんな風に食べないんだって」
翠星石「ふーん。そうなんですかぁ。もぐもぐ」
キョン「逆に『日本人は器用な食べ方をするＮＡ』なんて思われているらしい」
翠星石「もぐもぐ」
キョン「おっと。翠星石、口にソース付いてるぜ」
翠星石「翠星石とした事が・・・・・うっかりですぅ」

キョン「チューペット食べる？」
翠星石「頂くですぅ」
翠星石「あっ!翠星石は出っ張ってる方がいいですぅ!ずるいですぅ!」
キョン「最近のチューペットは両方に出っ張りがついてるんだって。
いつの間にか進化してるんだな」
翠星石「ちゅーちゅー美味しいですぅ。ちゅーちゅー」

キョン「翠星石、服洗濯しとくから、洗濯カゴに入れとけよ」
翠星石「はいはい、なのですぅ」
翠星石「あれ？もみ人間。洗濯はお風呂の後の残り湯でするんじゃねぇですか？」
キョン「ああ。前まではそうしてたけどさ。
実際の所水道料金で見ると大して節約にならないんだ。」
翠星石「へぇ～」
キョン「じゃあ、俺は風呂入るから、さっさと着替えちまいな」
翠星石「翠星石もお風呂入るですぅ!」
キョン「えぇ？お前、風呂入っても大丈夫なのか？」
翠星石「入るですぅ!入るですぅ!」

キョン「お前は髪長いから洗うのも乾かすのも面倒だな」
翠星石「翠星石は何もしなくていいから楽チンですぅ」
翠星石「ねぇ、もみ人間。」
キョン「なんだ」
翠星石「お風呂に入りながらどらいやーって奴で髪を乾かせばいいんじゃねぇーですか？」
キョン「そんなことしたら、コードが湯船に入りでもしたら感電しちまうだろ」
翠星石「翠星石はドールですから大丈夫ですよ？」
キョン「俺が感電するだろ」

翠星石「えへへーなのですぅ」
キョン「コラコラ、体が濡れたまま走り回るな。ホラ、タオル」
翠星石「翠星石は手が塞がってるんですぅ」
キョン「なんだ？俺に拭けってことか？
・・・・・・・・・仕方ねぇな」




ブォー
翠星石「櫛は丁寧に入れるですよ」
キョン「へいへい」
翠星石「もっみもみもみもみ人間っ♪
キョン「もじぴったんかッッッ!」

キョン「ホラ、風呂入ったんだからさっさと寝るぞ」
翠星石「翠星石はまだ眠くないですぅ!」
キョン「俺は眠いんだが・・・・・・」
翠星石「退屈ぅ!退屈ぅ!ですぅ」
キョン「仕方ねぇな・・・・・・・・」





翠星石「チューペットですぅ!」
翠星石「・・・・・・・・いいんですぅ？一日はんぶんまでっていってたのに」
キョン「母さんには内緒だぞ」
翠星石「内緒ですぅ。チューチュー」
キョン「やれやれ」

キョン「じゃあ、電気消すぞ」
翠星石「・・・・・・・・・・・・・はいですぅ」






もぞもぞ



キョン「んんん？・・・・・・・・・どうした」
翠星石「・・・・・・・・・・・・」
キョン「・・・・・・・分かったよ。ここ座れ(膝を叩く)」
翠星石「・・・・・・・!!はいですぅ!」

キョン「サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にも・・・・・こんな本でいいのか？」
翠星石「いいんですぅ。この主人公がクドい説明口調で面白いんですぅ」
キョン「そうか」







キョン「信じるも何も、俺は朝比奈さんのホクロの位置なんざ覚えて・・・・・・」
翠星石「スー・・・・・・スー・・・・・・・」
キョン「寝ちまったのか。やれやれ・・・・・・・」

*「・・・・・・・きるでｓ・・・・・」
キョン「ん・・・・・・・・・」
翠星石「起きるですぅ!」
キョン「んあ・・・・・・・・」
キョン「・・・・・・・・・朝か」
翠星石「全く!もみ人間はだらしなさすぎるですぅ!

早起きはサンコンの得という諺を知らないですか!？」
キョン「・・・・・・・・・・サンコンはオスマンだろ」
翠星石「オスマンだかサンコンなんかはどーでもいいですぅ!
まったく・・・・翠星石がいないと何も出来ねーんですから!」
キョン「へいへい・・・・・・・・・・」

キョン「お・・・・・・・芳ばしい臭いが・・・・・」
翠星石「もみ人間があまりにも起きるのが遅いので
翠星石が朝御飯を用意したんですぅ!感謝するですぅ」
キョン「おお。サンキュー、サンキュー。
じゃあ食いに降りようぜ」
翠星石「待つです」
翠星石「・・・・・起きるのが遅かった罰として翠星石をだっこして連れていけですぅ」
キョン「罰だぁ？」
翠星石「早くするですぅ!」
キョン「へいへい・・・・・・ホラよっ」
翠星石「ヒャアッ!」
翠星石「・・・・・・もっとレディは丁重に扱うですよ!」
キョン「分かったから早く行くぞ」

キョン「お、スコーンか」
翠星石「翠星石が丹誠込めて生地から作ったんですぅ。
有難く食いやがれですぅ」
キョン「もぐもぐ・・・・・・・・」
翠星石「・・・・・・・ど、どうですぅ？」

キョン「・・・・・・!!ゲホッゲホッ!!」
翠星石「だだだだ大丈夫ですか!？」
キョン「ゲホッ・・・・・・・・ケホッ」
翠星石「しっかりするですぅ!!
・・・・・・・何か変なもんが入ってたですぅ？(背中さすさす)」
キョン「・・・・・・・・・・いや、朝だから口が乾いてて。粉っぽいもの食べたらむせてさ」
翠星石「!!」
翠星石「全く・・・・・・・もみ人間は人騒がせですね!」

翠星石「ホラ、お水ですぅ。いくら翠星石の手料理だからって
がっつき過ぎですぅ」
キョン「悪いな。でも味は中々だったぜ」
翠星石「い、いまさら褒めても説得力がないですぅ!」
キョン「そうか？もしかしてこのジャムもお前が？」
翠星石「・・・・・そうですよ。マーマレードも翠星石の手作りですぅ」
キョン「へー・・・・・・・・・」
翠星石「・・・・・・・・・さ、さっさと食べるですぅ!遅刻するですよ!!」

キョン「じゃ、行ってくるぜ」
翠星石「・・・・・・・・・・・」
キョン「心配すんな。今日はハルヒに言って早めに帰って来るからさ」
翠星石「!!」
翠星石「・・・・べっ別に翠星石はもみ人間が帰ってこようと帰ってこまいと全然関係ないですぅ!
寧ろ面倒な奴がいなくてせいせいするですぅ～」
キョン「そうか」
翠星石「・・・・・・・そ、そうですぅ!」
キョン「わかった。じゃあ早めに帰って来るからな。約束だ」
翠星石「・・・・・・・・・行ってらっしゃいですぅ!」
キョン「行ってきます」


バタン



翠星石「・・・・・・・・・・・」

ガチャ


キョン「・・・・・・・・・・・」
翠星石「!!ど、どうしたですぅ？忘れ物ですか？全く幾らなんでも帰って来るのが早すぎでｓ・・・」

キョン「・・・・・・・・・・曜日」
翠星石「え？」









キョン「今日は土曜日」


おわり

翠星石は俺の嫁

乙

>>66
これで終わりなのかｗｗ