488: 2010/07/23(金) 03:31:36.36 ID:dUAhXMg0
注意書き忘れ 「※タイトルほとんど関係ないです」


フレンダ「浜面は勿論、雑用・営業・人事・製造・奴隷をこなす訳よ。んで私は主に試食と開発」

浜面「俺頑張りすぎ!あと最後の『奴隷』ってなんだよ!?却下だ却下!」

フレンダ「えぇー。ぶー」

浜面「まさか本気だったのか?」

フレンダ「全然」

浜面「ま、そうだろうな。でなきゃ困るんだが」

フレンダ「ていうか、最近暇な訳よ」

浜面「仕事無いしな」

フレンダ「……その言い方って結局私が無職みたいじゃない……」

浜面「学生じゃなかったっけ?」

フレンダ「うん。紙の上ではぴっちぴちの高校生って訳よ!」

浜面「じゃあ学校行けばいいんじゃねぇの?つか行けよ」

フレンダ「超浜面には言われたくないですぅー」

浜面「ウザさ2割増しの絹旗物真似やめい」

フレンダ「でも、こういうまったり感たっぷりな日常も悪くないって訳よ」

浜面「まぁなー。フレンダとこうして話すのもなかなか楽しいしな」

フレンダ「……本当?」

浜面「あぁ」

フレンダ「……」

浜面「言っとくけど、別に他意はねぇぞ」

フレンダ「わかってるよバーカ!」

489: 2010/07/23(金) 03:34:14.97 ID:dUAhXMg0
浜面「バカって……」

フレンダ「バカ面!ヅラ!」

浜面「バカ面でもヅラでもなく浜面だっての」

フレンダ「でもさ、私と浜面ってなかなか無いカップリングだよね」

浜面「『カップリング』とか言うんじゃねぇ。『二人きりで喋ることが少ない』って意味ならその通りだけど」

フレンダ「結局、かなり新鮮な訳よ」

浜面「たしかになー」

フレンダ「それにしても他の人達おっそいにゃーん」

浜面「今度は麦野か?」

フレンダ「にゃー。にゃー、にゃー、にゃーん」

浜面「そんなにゃーにゃー言ってないだろ……」

フレンダ「ん?結構言うよ?」

浜面「マジで?それって結構イタくないか」

フレンダ「ネタなんだからいい訳よ。本気でにゃーにゃー言ってるヤツがいたら、一度見てみたいわ」

浜面「意外と近くにいる……かもな」

490: 2010/07/23(金) 03:36:44.23 ID:dUAhXMg0
フレンダ「結局、今日は一番最後の人がオゴリってのがルールな訳よ。今決めた!」

浜面「じゃあ俺は早速免除だな」

フレンダ「やっぱそういうのはよくない訳よ。ワリカンワリカン」

浜面「酷い!」

フレンダ「結局、浜面が得することは私が許さない訳よ。あ、メロンソーダお代わり。20秒以内!」

浜面「あぁぁぁわかったよぉ!」ガタッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フレンダ「結局本当に20秒で帰ってきた……」

浜面「あんだけドリンクバー往復させられれば慣れるってこった」

フレンダ「…………何か頼む?奢る訳よ……」

浜面「なんか同情されたッ!?でもしっかりいただきまーす!」

フレンダ「30円までね」

浜面「えぇ!?そんなリーズナブルなメニューは無くね!?」

フレンダ「じゃあ3ユーロ」

浜面「それってどうなんだ……もう普通に現金くれよ。ユーロじゃ使えないけどさ」

491: 2010/07/23(金) 03:39:47.02 ID:dUAhXMg0
フレンダ「……ふと思ってみたんだけど」

浜面「ん?」

フレンダ「結局、今日って本当に集まりある日?」

浜面「えっ……違うの?」

フレンダ「うわぁ……まさか……」

浜面「ちょっと待て。電話する」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

浜面「……」

フレンダ「……」

浜面「……帰るか」

フレンダ「結局、無駄な時間だった訳よ……」

浜面「いいじゃねぇか。俺は楽しかったし」

フレンダ「happa fumifumi?!」

浜面「言語がおかしくなるくらい嫌ですかねぇフレンダさんや」

フレンダ「あ、今日って暇?」

浜面「予定はねぇけど……?」

フレンダ「ちょいっと、私と面白いことしない?」

浜面「なんだよ……」

フレンダ「ずばり、」







フレンダ「私生活調査!色んな人の私生活を覗、おーい!」

浜面「さて、帰るかー」テクテク

492: 2010/07/23(金) 03:41:56.60 ID:dUAhXMg0
フレンダ「待てぃ!!」ガシッ

浜面「だって……ストーカー要素満載なんですもの」

フレンダ「あ~れ~足が~」フラリ





ドサッ





浜面「なな、何ッ!?」

フレンダ『帰っちゃうの?』ボソ

浜面「み、耳元で喋るな!」

フレンダ『フレンダ寂しいなー』ボソ

浜面「ぐぉぉ……(む、胸がッ!微かなやわらかさがッ!)」

フレンダ『ねぇ、一緒にイイことしよ?』フゥ

浜面「」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

浜面「(滝壺……ごめん……)」

フレンダ「まずは絹旗か麦野って訳よ。浜面、車出して」

浜面「了解でーす……」

493: 2010/07/23(金) 03:44:06.52 ID:dUAhXMg0
フレンダ「♪~♪~♪~」

浜面「不幸だ……今に始まったことじゃねぇけど」

フレンダ「お、おぉっ!?浜面!止めて!!」グイグイ

浜面「おわっ!? あ、あぶねぇから運転中に 「それどころじゃない訳よ!」な、なんだぁ?」キキッ

フレンダ「~♪ 結局、日頃の行いな訳よ!」ダッ

浜面「な、何だ……?公園に用事か?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フレンダ「う~どーれにしよっかな~」

浜面「で、何でわざわざ車止めたんだ?」

フレンダ「ん? ヒント!このクレープ屋の屋台!」

浜面「ほぇ……わかんねぇんだけど」

フレンダ「結局、浜面はもっと勉強した方が言い訳よ。この屋台は超超低確率でしか会えないのよ!」

浜面「へぇー……」

フレンダ「うぁ~悩むなぁ~」

浜面「(なんだかんだいって『女子高生』ぽいんだな、コイツ)」

494: 2010/07/23(金) 03:45:52.88 ID:dUAhXMg0
浜面「……で、どうして俺が奢ることに?」

フレンダ「え?」キョトン

浜面「何でそんな表情ができるのか俺は不思議で不思議でたまらないんだが」

フレンダ「はむっ。まーほまはいほほは(細かいことは)、んぐっ、気にしないって訳よ」

浜面「……はぁ」

フレンダ「浜面も食べたいなら買えば?」

浜面「俺はいいよ。クレープとかよくわからないし、浜面経済はもうすぐ崩壊しそうだし」

フレンダ「んー……」









フレンダ「じゃ、一口食べる?」スッ

浜面「……は?」

フレンダ「さぁさぁ、カプッっと一口」ズイッ

浜面「い、いや、その……」

フレンダ「あれぇー?結局私の食べかけだと何か問題があるのかなー?」ニヤニヤ

浜面「くっ……」

495: 2010/07/23(金) 03:47:34.75 ID:dUAhXMg0
フレンダ「私のクレープは食べれないとでも言うのかね浜面君!」

浜面「はいはい、いただきま「はむっ」えぇぇぇ!?」

フレンダ「結局浜面と間接キスなんかごめんな訳よ」モグモグ

浜面「クソッ!純情な男子心踏みにじりやがって!」

フレンダ「にししし!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フレンダ「おいしかったよーありがとね」

浜面「へいへい……」

フレンダ「んー?結局クレープ食べれなかったから拗ねてんの?」

浜面「まぁ……目の前であんだけ『おいしー』『あまーい』とか言いながら旨そうに食われればそうなるだろ」

フレンダ「それは悪いことをした訳よ。めんごめんご」

浜面「あと、お前との間接キスも惜しかった」

フレンダ「…………へ?」

浜面「?」

フレンダ「……ぁ……は、浜面!!」

浜面「な、何だよ!?」

フレンダ「のの、喉乾いたっ!30秒以内!」

浜面「ぐぁぁくそぉぉ!!自販機ーー!!」ダダッ




フレンダ「(浜面のクセに浜面のクセに浜面のクセに浜面のクセに浜面のクセにーーー!!)」ダンッダンッ


浜面「(うわー地団駄踏んでるし……急がなきゃマズいな……!)」

496: 2010/07/23(金) 03:49:23.42 ID:dUAhXMg0
浜面「ど、どうぞ……」スッ

フレンダ「『いちごおでん』……」

浜面「何故かそれが俺の視線を釘付けにしてな」

フレンダ「くぅ……まぁ結局飲むけどッ!」プシッ

浜面「頑張「ブハッ!? ゴホッゴホッ、はま、づらぁ……毒を盛ったなぁ……」いや、その商品自体が劇薬じゃないか?」

フレンダ「……結局この国の文化は理解できない訳よ……」ポイッ

浜面「わっ、とと、零れるっつの。あと『いちごおでん』一つで日本国を見るな」パシッ

フレンダ「もういらなーい。残り浜面にあげる訳よ」

浜面「ったく、ブルジョワジーな姫には『ジャパニーズモッタイナイ精神』がわからんのです……」

フレンダ「ふぅん。じゃあ浜面ならグイッっといける訳?」

浜面「あ、当たり前だろ!」

フレンダ「へぇー」ニヤニヤ

浜面「……、…………不良なめんな!」グビッ

フレンダ「あ、あぁっ!」

浜面「……?(つか、の、飲み込めねぇ……マズイとかの次元じゃねぇ!)」

フレンダ「か、間接キ「ぶほぉぉぉ!!」きゃぁぁぁ!?」

浜面「げほ、ごほ……へ、変なこと言うな……!」

フレンダ「ふ、ふんっ!浜面がそんなもの買ってくるから仕返しって訳よ!」

497: 2010/07/23(金) 03:51:42.08 ID:dUAhXMg0
浜面「あー……何か今日は疲れた」テクテク

フレンダ「それは今日一日一緒にいた私に対して失礼な訳よ」テクテク

浜面「疲れの原因の7割以上はお前なんだけどな」テクテク

フレンダ「でもでも結局超絶可憐な美少女と一日二人きりで過ごせたんだからこの上ない幸せって訳よ!」テクテク

浜面「自分で言うなっての」ペシッ

フレンダ「あぅ!」

浜面「ま、楽しかったからいいや。じゃあ俺は家に帰るけどお前は?」テクテク

フレンダ「今日は家に帰りたくないなー」チラッ

浜面「じゃあネカフェあたりにでも行けばいいんじゃ?」テクテク

フレンダ「うわぁ……」テクテク

浜面「え、えぇ!?俺が何か空気的なのを読めてないの!?」テクテク

フレンダ「冗談冗談。じゃ、私こっちだから」テクテク

浜面「おう。じゃあな」テクテク

フレンダ「あ、それと」

浜面「?」



フレンダ「今度は一緒に私生活調査やろうねー!ばいばい!」フリフリ

浜面「やらねーよ!!」




END


何で車で帰らないの? とかは受け付けませぬ(単にめんどくさかったからです)
少しでも心がほのぼのしてくれると嬉しいです。
ありがとうございました

498: 2010/07/23(金) 05:12:30.91 ID:3sA1mi.0
乙です!
浜フレ見たかったのよぉ!

引用: 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】